JP2006511256A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 血管の管腔長にわたって血塊を破壊する装置であって、
   基端部と、先端部と、該端部間に延びる少なくとも１つの管腔と、先端開口部と、先端開口部の基端側の少なくとも１つの側方開口部とを有するカテーテル本体であって、該先端側開口部および該少なくとも１つの側方開口部は管腔に流体連通する、カテーテル本体と、
   該カテーテル本体上の該先端開口部と該少なくとも１つの側方開口部の間の、第１の径方向に展開可能な閉鎖体と、
   該カテーテル本体管腔内に脱着挿入可能な回転可能な攪拌機であって、該攪拌機が、該カテーテル本体の少なくとも一部を偏心的に変形させて該攪拌機が回転するときに攪拌を提供する、攪拌機と
   を含む、装置。
2. 前記先端開口部は、該開口部を介する流れを妨害して、前記管腔からの流れが前記少なくとも１つの側方開口部に優先的に通るようにする、請求項１に記載の装置。
3. 前記少なくとも１つの管腔を通過する流体流を妨害するために、前記先端開口部と前記少なくとも１つの側方開口部の間に、流れ抵抗をさらに含む、請求項２に記載の装置。
4. 前記流れ抵抗は、約０．１％〜約２０％の流体流が前記先端開口部を通り、約８０％〜約９９．９％の流体流が前記少なくとも１つの側方開口部を通るように流れを妨害する、請求項３に記載の装置。
5. 前記流れ抵抗は、少なくとも１つの流路を有する円筒材を備える、請求項３または４に記載の装置。
6. 前記流れ抵抗は、少なくとも１つの開口を有する膜を備える、請求項３または４に記載の装置。
7. 前記流れ抵抗は、少なくとも１つの管腔を介する流体の流れを部分的に遮断するためのボールバルブを備え、該ボールバルブは少なくとも１つの流路と、ボールと、該ボールを変位させて流路内におけるガイドワイヤ通過を可能にする流路内の広くなった領域とを有する、請求項３または４に記載の装置。
8. 前記流れ抵抗は、前記少なくとも１つの管腔に連結された従順な膜を備え、該従順な膜はインフレーション管腔と連通し、該インフレーション管腔はインフレーションポートと連通し、インフレーションポートとインフレーション管腔を介して膨らませることにより、該従順な膜を動かして、カテーテル本体の少なくとも１つの管腔を介する流体流を部分的または完全に遮断する、請求項３または４に記載の装置。
9. 前記少なくとも１つの側方開口部は、カテーテル本体の側壁内の１つの開口部で構成される、請求項１〜８のいずれか一項に記載の装置。
10. 前記少なくとも１つの側方開口部は、カテーテル本体の側壁内の複数の間隔を空けた開口を備える、請求項１〜９のいずれか一項に記載の装置。
11. 前記攪拌機を１〜２０，０００ヘルツの周波数で駆動する駆動装置をさらに含む、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の装置。