JP2006511238A - 紙巻たばこを製造するための材料、設備、および、方法 - Google Patents

紙巻たばこを製造するための材料、設備、および、方法 Download PDF

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Abstract

紙巻たばこは修正自動紙巻たばこ作成装置を使用して製造される。それらの紙巻たばこは、パターンとして塗布された添加物材料を有する紙製巻包み材料を有する喫煙可能棒体を持つ。(例えば、澱粉または加工澱粉を組み込んだ水性調合物などの)液体またはペーストの調合物の形態を有することができる添加物材料は、紙巻たばこ作成装置上で連続ペーパーウェブに塗布される。調合物はローラを持つ塗布装置を使用してペーパーウェブに塗布される。例えば、添加物材料は、転写ローラの転がり面に、その転写ローラの巻上げローラとの相互作用により塗布され、転写ローラの塗布ローラとの転がり相互作用は添加物材料の転写ローラから塗布ローラへの転写を引き起こし、塗布ローラからの添加物材料は塗布ローラと巻上げローラの間を通過するペーパーウェブに転写される。自動紙巻たばこ作成機の飾り付け構成部分はフィンガレール組立体および入口コーンを含み、ペーパーウェブおよび添加物材料がフィンガレールに接触することを防止するために空気流分配を含むように修正することができる。輻射乾燥機はペーパーウェブに塗布された添加物材料を乾燥させるために使用される。輻射乾燥機は、紙巻たばこを製造するために使用される2つの構成部分組立体の1つの構成部分上に位置する。2つの構成部分組立体の第1の構成部分はペーパーウェブの供給源を提供し、その巻取り体に添加物材料をパターンに塗布し、かつ、ペーパーウェブを乾燥させる一方、第2の構成部分はペーパーウェブを受け取り、タバコ葉充填物を供給し、かつ、ペーパーウェブおよびタバコ葉充填物から紙巻たばこ棒体を製造する。代案組立体システムはペーパーウェブの供給源を提供し、その巻取り体に添加物材料をパターンに塗布し、ペーパーウェブを乾燥させ、かつ、処理されたペーパーウェブをボビン上に巻く。また、このボビンは、このボビンを巻き出し、このボビンから処理済みペーパーウェブを受け取り、タバコ葉充填物を供給し、かつ、ペーパーウェブおよびタバコ葉充填物から紙巻たばこ棒体を製造する紙巻たばこ作成機上でペーパーウェブの供給源を提供するために後に使用される。分光測定技術は、このように製造された紙巻たばこ棒体上の添加物材料の位置合わせを確実にするため、および、それらの紙巻たばこの適切な品質を確実にするために使用される。

Description

本発明は喫煙品に関し、特にそれらの喫煙品の製造のために使用される設備、材料、および、技術に関する。より詳細には、本発明は紙巻たばこ棒体の製造に関し、特に効率的、効果的、かつ、所望の方法で紙巻たばこの巻包み材料の所望の位置に添加物材料を塗布するためのシステムおよび方法に関する。
紙巻たばこなどの喫煙品は実質的に円筒形の棒状構造を有し、かつ、巻包み紙により取り囲まれた、刻まれたタバコの葉などの喫煙可能な材料の装入物、ロール、または、柱状体を含み、「紙巻たばこ棒体」、「喫煙可能棒体」、または、「たばこ棒体」を形成している。通常、紙巻たばこは、たばこ棒体と端部同士が接する関係に位置合わせされた円筒形フィルタ要素を有する。典型的に、フィルタ要素は「充填物巻包み体」として知られている紙材料により周囲を巻かれた可塑化酢酸セルロース細線を含む。特定の紙巻たばこは、例えば活性炭粒子を含むフィルタ要素を組み込んでいる。典型的に、フィルタ要素は「吸い口紙」として知られている周囲を取巻く巻包み材料を使用してたばこ棒体の1つの端部に装着されている。
紙巻たばこは、その紙巻たばこの1つの端部に点火し、たばこ棒体を燃焼させることにより喫煙者により使用される。続いて、喫煙者は、紙巻たばこの反対側の端部を吸引することにより喫煙者の口腔内に主流煙を受け取る。紙巻たばこが喫煙者により吸引されていない間でも、その紙巻たばこは燃え続けている。
紙巻たばこが吸引されていない時の紙巻たばこの燃え方を制御するために数多くの試みが行われている。例えば、紙巻たばこ紙は、これらの紙を組み込んだ紙巻たばこに、それらの紙巻たばこが点火されながらも積極的には吹かされていない間に自ら消火させるために、様々な材料を使用して処理されてきた。ある処理法は、円周上で帯状に、または、縦方向に縞状に用紙に材料を塗布し、その紙巻たばこ用紙を組み込んだ紙巻たばこの燃焼速度に影響を及ぼす領域を作成することを含む。例えば、Cohnへの米国特許第3030963号明細書、Cohnへの同第4146040号明細書、Simonへの同第4489738号明細書、Weinertへの同第4489650号明細書、および、Durocherへの同第4615345号明細書、Crooks他への米国特許出願公開第2002/0185143号明細書、Kitao他への米国特許出願公開第2003/0145869号明細書、Kitao他への米国特許出願公開第2003/0150466号明細書、および、2001年6月27日に出願の米国特許出願番号第09/892834号明細書を参照されたい。加えて、数多くの参照文献がたばこ棒体の紙製巻包み材料にフィルムを塗布することを開示している。例えば、Schweitzerへの米国特許第1909924号明細書、Dashleyへの同第4607647号、および、Milford他への同第5060675号、ならびに、Ashcraft他への米国特許出願公開第2003/0131860号を参照されたい。
紙巻たばこの製造に対して使用されている「帯付き」紙製巻包み材料は、それらの巻包み材料内の様々な材料の組成、位置、および、特性により規定された区画を持っている。数多くの参照文献は様々な帯付き巻包み材料構成を提案する開示を含んでいる。例えば、Seamanへの米国特許第1996002号明細書、Seamanへの同第2013508号明細書、Norman他への同第4452259号明細書、Baldwin他への同第5417228号明細書、Peterson他への同第5878753号明細書、Perterson他への同第5878754号明細書、および、Bokelman他への同第6198537号明細書、ならびに、PCT WO 02/37991号明細書を参照されたい。帯付きタイプの巻包み材料を製造するための方法も開示されている。例えば、Hample,Jr.他への米国特許第4739775号明細書、および、Allen他への同第5474095号明細書、ならびに、PCT WO 02/44700号明細書、および、PCT WO 02/055294号明細書を参照されたい。これらの参照文献のいつくかは、紙、繊維セルロース系材料、または、ペーパーウェブに接着された微粒子状材料のいくつかの区画を有する帯付き用紙を説明している。Baldwin他への米国特許第5263999号明細書、Baldwin他への同第5417228号明細書、および、Collins他への同第5450863号明細書、ならびに、Suzukiの米国特許出願公開第2002/0092621号明細書を参照されたい。処理された巻包み材料を有する紙巻たばこを製造するための方法はMyracle,Jr.他への米国特許第5191906号明細書およびPCT WO 02/19848号明細書に述べられている。
添加物材料は、紙巻たばこ用の紙製巻包み材料に、それらの巻包み材料が紙巻たばこ製造のために使用されている時間内に(すなわち、所謂「オンライン」方式で)塗布することができる。しかし、それらの添加物を含有した水系調合物、および、添加物が塗布された紙製巻包み材は、添加物処理された巻包み材が紙巻たばこ作成機の飾り付け部区間に到達しても湿ったままでいる傾向を有する。その結果、例えば、ペーパーウェブに塗布された添加物材料は紙から、および、紙巻たばこ作成機の吸引棒体コンベヤの飾り付け部端部の近くに位置するフィンガレール上に、ならびに、紙巻たばこ作成機の飾り付け部領域内に位置するトングおよびフォルダ構成部分上に擦り取られる傾向にある。紙巻たばこ作成機の特定の領域上への添加物材料の堆積は紙巻たばこ棒体形成上の問題、紙の破損、および、清掃のための機械停止時間をもたらすことがある。添加物材料がペーパーウェブから紙巻たばこ機の表面へ転写するこのような不要な傾向は、連続紙巻たばこ棒体の製造速度の増加に従って強められる。
いくつかの参照文献は、紙巻たばこ作成機の飾り付け部領域に対する修正を提案している。それらの参照文献のいくつかは、紙巻たばこ棒体の製造中に紙巻たばこ作成機内に特定の物質を導入することを提案している。例えば、Labbeへの米国特許第4186754号明細書は、特定のタイプのタバコ葉の流れに接触するトング上に堆積すると報告されているゴム状物質の問題に対処するために、このトングの表面に水またはアルコールを供給することを開示している。Nicholsへの米国特許第4409995号明細書は、紙巻たばこ作成機のトング領域を介して紙巻たばこ棒体に微粒子または液体状の香料を塗布することを開示している。Albertson他への米国特許第4619276号明細書は、紙巻たばこ作成機のトング領域を介して紙巻たばこ棒体に泡状香料を塗布することを開示している。Davis他への米国特許第4899765号明細書は、液体排出口開口部における飾り付け部トングに液体を導入するための方法を開示している。
喫煙可能な棒体の製造のために使用されているタイプの巻包み材料の連続ストリップに(例えば、帯などの)所定のパターンとして制御された形で添加物材料を塗布することは望ましい。これにおいて、ロールからペーパーウェブの連続ストリップを供給し、その紙ストリップに添加物材料を塗布し、かつ、自動紙巻たばこ作成機でのその後の使用のためにロールに結果として得られたその処理済みペーパーウェブを巻き取ることが望ましい(すなわち、所謂「オフライン」方式で処理済み巻包み材料を供給することが望ましい)。紙巻たばこの製造中に、特にオンライン工程を使用して、紙巻たばこの巻包み材料に対して所望の位置に塗布された(例えば、帯などの)添加物材料の所定のパターンを有する紙巻たばこを提供することも非常に望ましい。たばこ棒体の製造中に、効率的かつ効果的な形でたばこ棒体の巻包み材料の連続ウェブに添加物材料を塗布することも望ましい。添加物材料を使用してこのように処理された巻包み材料がそれらのたばこ棒体の製造業者により所望された品質の規格を満たすことを確実にすることも望ましい。紙巻たばこ作成機表面へのペーパーウェブ上の添加物材料の転写を最小に抑えるか、または、防止するための方法を提供することも望ましく、ならびに、商業的な品質の紙巻たばこを生産するために使用されるタイプの従来の自動紙巻たばこ作成機内でこのような方法が効果的に動作し、かつ、容易に実施されることも望ましい。
本発明は紙巻たばこなどの喫煙品を製造するためのシステム、装置、および、方法を提供する。
本発明の特定の好ましい態様は水系、澱粉系の調合などの適した添加物材料に関する。本発明の特定の好ましい態様は、喫煙品の製造に対するその後の使用のために、ロールに巻かれた(例えば、紙製巻包み材ウェブなどの)巻包み材料の所望の位置に添加物材料を転写し、かつ、添加物材料を保持するための形態および方法に関する。本発明の特定の好ましい態様は、紙巻たばこ作成機を使用して、(例えば、紙製巻包み材ウェブなどの)喫煙品の製造に対する使用に適した巻包み材料から喫煙品を製造する際に、それらの巻包み材料の所望の位置に添加物材料を転写し、かつ、添加物材料を保持するための形態および方法に関する。すなわち、本発明の好ましい態様は(例えば、連続紙巻たばこ棒体を生産するように設計された機械などの)自動紙巻たばこ作成機システムの1つの領域内でペーパーウェブの連続した走行中のストリップに(例えば、粘着タイプの調合物などとしての)添加物材料を塗布するための装置の様々な実施形態を含む。本発明の非常に好ましい態様において、添加物材料はオンライン方式にて(すなわち、紙巻たばこの製造工程中に紙巻たばこ作成機または紙巻たばこ作成機組立体の1つの構成部分を使用して)ペーパーウェブに塗布される。本発明の最も非常に好ましい態様において、自動紙巻たばこ作成機は、連続紙巻たばこ棒体の製造に対して使用される紙製巻包み材料の連続ストリップ上に、所望の位置に、所望の構成で、所望の量だけ所望の添加物材料を塗布するために動作することができ、紙製巻包み材料のこのストリップは毎分約350mを越える速度で、かつ、しばしば毎分約400mを超える速度で供給され(かつ、したがって、連続紙巻たばこ棒体が製造され)る。
本発明の特定の紙巻たばこ作成装置およびシステムは単一構成部分のシステムとして特徴付けられる。連続ペーパーウェブは(例えば、このシステムの巻出しスピンドル組立体などの)このシステムの1つの構成部分に連結された(例えば、ボビンなどの)供給源から供給される。タバコ葉充填物、ならびに、タバコ葉充填物および連続ペーパーウェブから連続紙巻たばこ棒体を製造するための構成要素は、(例えば、コンベヤシステムおよび飾り付けシステムにそれぞれ結合された上方に移動する空気流を使用するなどして)このシステムの同じ構成部分を使用して供給される。このような紙巻たばこ作成装置は、オンライン方式で連続ペーパーウェブに(例えば、コーティング調合物などの)添加物材料を塗布するための方法を提供する添加物塗布装置を組み込むように構成することができる。
本発明の特定の紙巻たばこ作成装置およびシステムは多構成部分システム、特に2−構成部分システムとして特徴付けられる。連続ペーパーウェブはこのようなシステムの第1の構成部分である供給源から供給される。タバコ葉充填物、ならびに、タバコ葉充填物および第1の構成部分により供給される連続ペーパーウェブから連続紙巻たばこ棒体を製造するための構成要素はこのシステムの第2の構成部分を使用して供給される。好ましい2−構成部分システムの場合、この2つの構成部分は独立した自立型のユニットとなっている。このような紙巻たばこ作成装置は、オンライン方式で連続ペーパーウェブに(例えば、コーティング調合物などの)添加物材料を塗布するための方法を提供する添加物塗布装置を組み込むように構成することができる。
1つの態様において、本発明は紙巻たばこの製造のための巻包み材料として使用されるペーパーウェブなどの基材に添加物材料を塗布するための設備および方法に関する。それらの設備および方法は、自動紙巻たばこ作成機の動作に関して、かつ、ペーパーウェブの連続ストリップに添加物材料の所定のパターンを塗布する目的のために特に適している。添加物塗布装置は、(例えば、液状のコーティング調合物などの)添加物材料を受け取るように構成された第1のローラ、および、第1のローラから(例えば、用紙巻き取り体などの)基材に添加物材料を転写するように構成された第1のローラに隣接した第2のローラを含む。この装置は、添加物材料を収容するため、および、第1のローラに添加物材料を供給するための第1のローラに隣接した添加物材料貯蔵部も含む。このように供給された添加物材料は第1のローラの転がり面内のポケット、溝、または、凹み内に位置決めされる。この装置の場合、第2のローラの転がり面は1つの位置において第1のローラの転がり面と転がり接触し、第2のローラの転がり面は他の位置においてペーパーウェブと接触し、したがって、2−ステップで添加物材料の所定の転写を可能にする。すなわち、添加物材料が第1のローラの転がり面内のポケットに供給されると、その添加物材料は第2のローラの転がり面に転写され、また、走行中のペーパーウェブに第2のローラが接触すると、添加物材料は第2のローラの転がり面から転写され、かつ、走行中のペーパーウェブに供給される。
前述の添加物塗布装置の場合、個々のローラの転がり面間の適切な転がり接触は、第2のローラの第1のローラとの接触を確実にするための押圧板、または、他の適した手段により促進される。このように、第1のローラは第2のローラとの動作可能な回転係合に移動、または、その他で配列もしくは位置決めされる。したがって、第1および第2のローラがともにペーパーウェブの同じ側に位置する時、および、第1および第2のローラが適切な転がり接触にある時などの特定の実施形態において、添加物材料は、第1のローラ上のポケットの位置により指定されたパターンと事実上は同じタイプのパターンに、第1のローラから第2のローラに転写される。第2のローラのペーパーウェブとの接触は第2のローラのペーパーウェブとの接触を促進するためのローラリフトブラケット、または、他の適した手段を使用して提供されている。ローラリフトブラケットは複数の案内ローラを含み、同ブラケットは、それらのローラの動きをペーパーウェブとの回転転がり接触させ、かつ、ペーパーウェブを第2のローラと接触させるように、(例えば、好ましくは上下に滑動可能であるなど)可動である。したがって、ペーパーウェブが第2のローラと接触すると、添加物材料は、第1のローラ上のポケットの位置により指定されたパターンと根本的に同じパターンに第2のローラからペーパーウェブに転写される(すなわち、パターンは第1のローラの転がり面上のポケットのパターンに相当する)。これにおいて、最も好ましくはオンライン方式で、添加物材料を巻包み材料のウェブに塗布するための適した方法が提供される。
添加物塗布装置の他の実施形態において、(例えば、ペースト状のコーティング調合物などの)添加物材料は、(i)添加物材料貯蔵部から添加物材料を受け取り、かつ、(ii)(例えば、ペーパーウェブなどの)基材にその添加物材料を塗布するように構成された第1のローラを採用するシステムを使用して基材に塗布される。好ましくは、第1のローラは、このローラの転がり面上のパターンの形に位置合わせまたは配列された複数のポケット、溝、または、凹みを含む。添加物材料が第1のローラに供給されると、所定量の添加物材料が複数のポケットの各々に収容される。第2のローラは第1のローラと転がり接触し、それら2つのローラが転がり接触する位置または領域をペーパーウェブが通過する。このような転がり接触は第1のローラからペーパーウェブへの添加物材料の転送を促進する。
前述の添加物塗布装置の場合、第2のローラはローラリフトブラケットに接続され、かつ、したがって、第1のローラの反対側のペーパーウェブの側に配置配置されている。ローラリフトブラケットは好ましくは可動であり、そのため、第2のローラの動きに、ペーパーウェブと第1のローラの双方と回転接触させる、または、接触から外すための手段を提供する。このようにして、ローラリフトブラケットは(i)第2のローラの第1のローラとの接触を提供する方法、および、(ii)第2のローラのペーパーウェブとの接触を提供する方法の双方を提供する。したがって、ペーパーウェブが、第1と第2のローラの間の挟み込みの領域または位置でこれらのローラの間に接触すると、添加物材料は、第1のローラ上のポケットの位置により指定されたパターンと本質的に同じパターンで第1のローラからペーパーウェブに転写される(すなわち、パターンは第1のローラの転がり面上のポケットのパターンに相当する)。これにおいて、巻包み材料のウェブに添加物材料を、最も好ましくはオンライン方式で塗布するための適した方法が提供される。
他の添加物塗布装置は(例えば、液状のコーティング調合物などの)添加物材料を受け取るように構成された第1のローラ、および、第1のローラから(例えば、走行中の連続した用紙巻き取り体などの)基材に添加物材料を転写するように構成された第1のローラに隣接した第2のローラを含む。この装置は、添加物材料を収容するため、および、添加物材料を第1のローラに供給するための第1のローラに隣接した添加物材料貯蔵部も含む。このように供給された添加物材料は第1のローラの転がり面上に位置決めされる。この装置の場合、第2のローラから延長している突出ダイの転がり面は1つの位置で第1のローラの転がり面と転がり接触し、第2のローラの突出ダイの転がり面は他の位置においてペーパーウェブと接触し、したがって、2−ステップで添加物材料の所定の転写を可能にする。すなわち、添加物材料が第1のローラの転がり面に供給されると、その添加物材料は第2のローラの突出ダイの転がり面に転写され、また、転がり面上に添加物材料を保持するそれらのダイが走行中のペーパーウェブに接触すると、添加物材料は第2のローラの突出ダイの転がり面から転写され、かつ、走行中のペーパーウェブに供給される。これにおいて、添加物材料を巻包み材料のウェッブに、最も好ましくはオンライン方式で塗布するための適した方法が提供される。
他の添加物塗布装置は(例えば、液状のコーティング調合物などの)添加物材料を転がり面の少なくとも一部上で受け取るように構成された第1のローラ、転がり面の少なくとも一部に添加物材料を受け取るように構成された第1のローラに隣接した第2のローラ、および、(i)第2のローラの転がり面から自身の転がり面上の所望の位置に添加物材料を受け取り、かつ、(ii)(例えば、走行中の連続したペーパーウェブなどの)基材にその添加物材料を塗布するように構成された塗布ローラを含む。この装置は、添加物材料を収容するため、および、添加物材料を(例えば、第1のローラの転がり面の一部の周囲を取り囲む連続した溝などの)この第1のローラの転がり面の所望の位置に供給するための第1のローラに隣接した添加物材料貯蔵部も含む。これにおいて、こうして供給された添加物材料は第1のローラの転がり面の所定の領域に連続して位置決めされ、第1および第2のローラの転がり交差の結果、添加物材料は第2のローラの転がり面の所定の領域に塗布される。塗布ローラから延長している突出ダイの転がり面は1つの位置で第2のローラの転がり面と転がり接触し、塗布ローラの突出ダイの転がり面は他の位置でペーパーウェブと接触している。したがって、多ステップでの添加物材料の所定の転写を実行するための方法が提供される。すなわち、添加物材料は、第2のローラの転がり面に、第1のローラとこの第2のローラの転がり交差の結果として供給され、第2のローラの転がり面上のこの添加物材料は塗布ローラの転がり面上の所定の位置に転写される。(例えば、転がり面上に添加物材料を保持するこれらのダイなどの)塗布ローラのそれらの位置は、走行中のペーパーウェブに結果的に接触し、添加物材料は塗布ローラの転がり面から転写され、かつ、走行中のペーパーウェブに塗布される。これにおいて、添加物材料を巻包み材料のウェブに、最も好ましくはオンライン方式で塗布するための適した方法が提供される。
他の添加物塗布装置は(例えば、液状のコーティング調合物などの)添加物材料を受け取るように構成され、かつ、(例えば、走行中の連続した紙ウェブなどの)基材に添加物材料を転写するように構成された第1のローラを含む。ペーパーウェブは第1のローラと第2のローラの転がり面間を通過する。この装置は、添加物材料を収容するため、および、添加物材料を第1のローラに供給するための第1のローラに隣接した添加物材料貯蔵部も含む。このように供給された添加物材料は第1のローラの転がり面上に位置決めされる。この装置の場合、第2のローラから延長している突出部またはカムの転がり面は第1のローラの転がり面と転がり接触し、ペーパーウェブは、双方のローラがペーパーウェブと周期的に接触するように、それらの転がり面間を通過し、したがって、第2のローラの突出カムの転がり面がペーパーウェブへの力の印加を引き起こすと、第1のローラの転がり面からペーパーウェブへの添加物材料の所定の転写を可能にする。すなわち、添加物材料が第1のローラの転がり面に供給されると、この添加物材料は、第2のローラの突出カムが、ペーパーウェブを、第1のローラの転がり面に対して押されるようにすると、ペーパーウェブの表面上の所定の位置に転写される。これにおいて、添加物材料を巻包み材料のウェブに、最も好ましくはオンライン方式で塗布するための適した方法が提供される。
本発明は、他の態様において、ペーパーウェブ上に、そのペーパーウェブに塗布されている添加物材料を保持するために有用なシステムに関する。添加物材料は、(例えば、所謂「オフライン」技術などを使用した)グラビア印刷技術などのその前の処理ステップにおいて、または、そのペーパーウェブが(例えば、オンライン技術などを使用した)紙巻たばこ作成機内での紙巻たばこの製造のために使用されている間に、ペーパーウェブに塗布された材料とすることができる。システムは、最も好ましくはたばこ作成機の飾り付け部入口領域に、および、特に紙巻たばこ作成機のフィンガレール領域に位置する。システムは、連続ペーパーウェブを受け取るように構成された紙巻たばこ作成機の領域に位置するフィンガレール組立体および飾り付け部入口コーンを含む。ペーパーウェブはフィンガレール組立体の下部領域と飾り付け部入口コーンの上部領域との間を走行する。システムは、走行中のペーパーウェブの上方に位置する少なくとも1つの空気室を含み(例えば、好ましくは、フィンガレール組立体の各フィンガレールは空気室を含む)、加圧または圧縮された(例えば、空気などの)ガスの供給量が(例えば、マニホルドまたはチューブ状流路などの)この空気室に送られる。空気室はシステムの下部表面の方に向けられた複数の空気分配取出し口または空気通路、および、それに従って、空気室から出る空気流を含む。空気の高速流が空気分配取出し口を外出し、かつ、一般に下方に向けられていると、走行中のペーパーウェブの上方に空気の乱流の区画が創出される。この乱流は、ペーパーウェブを、紙巻たばこ作成機のフィンガレール組立体から(例えば、間隔を空けるなどの)ある距離だけ離れて維持する下向きの力を供給する。その結果、添加物材料はペーパーウェブ上に保持され、かつ、紙巻たばこ作成機のフィンガレール構成部分(および、紙巻たばこ作成機の他の領域)への添加物材料の不要な転写は最小に抑えられ、回避され、または、防止される。
本発明は、他の態様において、ペーパーウェブ上に、そのペーパーウェブに塗布されている添加物材料を保持するために有用な他のシステムに関する。このシステムは(紙巻たばこ作成機内の走行中のペーパーウェブの下方に配置配置されるように設計された)飾り付け部入口コーンの修正を含む。本発明の1つの態様の入口コーンは空気室を保持するように構成されている。(例えば、マニホルドなどの)この空気室は加圧または圧縮された空気の供給量から(例えば、空気などの)ガスの大きなまたは小さな流れを受け取るように構成されている。空気取出し口または他の適切に構成された空気分配手段にともに供給している2つの空気流路は一般に縦方向に向けられ、かつ、一般に上向きに、かつ、一般に外向きに空気の流れを供給するように設計されている。その結果、この入口コーンを越えて通過するペーパーウェブの向かい合うエッジの各々(すなわち、ペーパーウェブの縦軸を基準としたこのウェブの左右の側面)について、各流路を外出する空気の流れは、そのペーパーウェブと入口コーンの上部面の間に低空気圧区画の区画を創出する。ペーパーウェブエッジの各々はこの低空気圧区画により影響を受け、各エッジは入口コーンに向かって、かつ、紙巻たばこ作成機のフィンガレール構成部分(および、紙巻たばこ作成機の他の領域)から離れるように推進される。その結果、ペーパーウェブおよび添加物材料の紙巻たばこ作成機の特定の構成部分との接触は最小に抑えられ、回避され、または、防止される。
前述したものの1つの実施形態において、紙巻たばこの製造のための装置は、ペーパーウェブに塗布された添加物材料のそのペーパーウェブからその装置の特定の構成部分の表面への転写を最小に抑え、回避し、または、防止するように構成されている。装置は、吸込み棒体コンベヤシステムの遠位または出口の端部に配置配置されたフィンガレールの対を含むフィンガレール組立体を含む。装置は、市販の自動紙巻たばこ作成機では根本的に従来のものであるように、フィンガレールの対の下方に配置配置された飾り付け部入口コーンも含む。フィンガレールの対および飾り付け部入口コーンは、走行中のペーパーウェブの連続ストリップをそれらの間に受け取るように構成されている。特定の状況において、走行中のペーパーウェブは、これに塗布された(例えば、帯状などの)所定のパターンの添加物材料を有する。各フィンガレールは空気室を含み、空気室は空気の高速流を受け取るように構成されている。各空気室は、入口コーンに向けた一般に下方に向けられた、同空気室の長さに沿った複数の空気分配取出し口を有する。これらの空気分配取出し口は、好ましくは各フィンガレールの下方に空気の乱流の流れを供給するために、無作為または所定のパターンのいずれかに配列することができる。好ましい実施形態において、空気流および空気取出し口パターンの設計は様々な空気分配取出し口の各々からの比較的一貫した空気流に備える。空気の流れが空気分配取出し口を外出すると、(例えば、乱流などの)空気の動きの区画が走行中のペーパーウェブの上方に創出され、この高速空気流の行動はペーパーウェブをフィンガレールからある距離だけ離れて維持するために機能する。好ましくは、出口コーンは空気室を含み、高速または加圧された空気がこの空気室内に送られる。空気取出し口または他の適切に構成された空気分配手段にともに供給している2つの空気室または溝孔は一般に縦方向に向けられ、かつ、一般に上方にかつ一般に外向きに空気の流れを供給するように設計されている。高速空気が入口の溝孔を出ると、ペーパーウェブと入口コーンの上部面の間に低圧の区画が創出される。ペーパーウェブの側面エッジの各々はこの低圧区画により影響を受け、かつ、入口コーン上部面に向け、かつ、フィンガレールから離れるように推進され、ペーパーウェブのフィンガレール組立体の構成部分との接触は最小に抑えられ、回避され、または、防止される。したがって、たばこなどの喫煙品の製造のための改良された方法が提供される。
さらに他の態様において、本発明は巻包み材料のウェブが曝される熱量を制御するためのシステムに関する。すなわち、このようなシステムは、紙製巻包み材料のウェブ、および、このペーパーウェブに塗布されているいかなる添加物材料も(例えば、加熱または冷却することにより)温度を制御するために使用することができる。1つの適したシステムは、マイクロ波放射である電磁放射を利用する輻射エネルギーシステムである。非常に好ましい実施形態において、移動しつつある連続したペーパーウェブは、根本的にこの用紙が(例えば、水系コーティング調合物などの)添加物材料を塗布された直後に、(最も好ましくは輻射加熱デバイスである)加熱/冷却デバイスを使用して処理に曝される。
本発明は、1つの態様において、巻包み材料上の添加物材料の(例えば、帯などの)塗布されたパターンの位置を、製造される喫煙品上のこのパターンの位置にオンライン方式で制御または位置合わせするためのシステムに関する。1つの実施形態において、各帯の塗布は紙巻たばこ作成機が稼動されている速度を基準として制御され、各帯の位置は、連続棒体を所定の長さの紙巻たばこ棒体に切断する(例えば、フライングナイフなどの)切断デバイスの動作とタイミングを取られている。他の実施形態において、ペーパーウェブ上の、したがって、紙巻たばこの所定の位置での(例えば、帯などの)パターンの位置合わせは、(i)(例えば、帯の位置決めおよび連続たばこ棒体の速度に関する情報などの)特定の紙巻たばこ作成機動作パラメータのフィードバックを提供するためのデジタル符号化器、および、(ii)ペーパーウェブ上の帯の存在に応答する検出器からのフィードバックと組み合わせたサーボ制御システムを利用したデジタル運動制御技術を使用して提供される。
他の態様において、本発明は、タバコ葉充填物供給のためのコンベヤベルト、ペーパーウェブの連続ストリップを走行させるための飾り付け部ベルト、および、連続紙巻たばこ棒体を所定の長さに再分割するための切断ナイフを有するタイプの適合型自動たばこ作成装置に関し、これら全ては単一の動力源を使用して稼動されている(例えば、これら全ては同じ主モータのベルトにより機械的に連結され、駆動されている)。適合型装置は、電源へのコンベヤベルト、飾り付け部ベルト、および、切断ナイフの各々の動作の接続を除去することにより完遂されるように、その動力源の動作を不能にすることにより提供される。切断ナイフの動作は(例えば、サーボシステムのモータなどの)第2の動力源により動力供給されるように構成されている。飾り付け部ベルトおよびコンベヤベルトの動作は第2の動力源とは独立している(例えば、サーボシステムのモータなどの)第3の動力源により提供されている。これにおいて、飾り付け部ベルトおよびコンベヤベルトの動作は互いに機械的に連結されている。適合型装置の動作中、第2および第3の動力源の各々からの出力信号が制御システムに供給され、制御システムは、互いを基準として第2および第3の動力源の動作の速度を変化させるためにそれらの動力源の各々に独立したフィードバックを供給することができる(例えば、第2の動力源は動作の速度を上げるように指示することができ、および/または、第3の動力源は動作を遅くするように指示することができる)。
さらに他の態様において、本発明は喫煙品の製造のための巻包み材料である基材を検査するためのシステムに関する。システムは、(例えば、パターンなどとしての)紙製巻包み材料の全部または一部への添加物材料の塗布により提供されるような不連続の性質を有するこの巻包み材料のウェブの検査のために特に良く適している。システムは、放射線が材料のウェブに当たり、かつ、吸収されるように、放射線を、パターンを含む材料のウェブとの接触に差し向けるための照射器を持つ。システムは、ウェブからの反射放射線を受光するための、および、(例えば、水などの)少なくとも1つの選択された成分を示すか、または、添加物材料の存在に相当する材料の質量の変化を示す電気信号を形成するための(例えば、近赤外センサもしくは検出器、または、非接触超音波トランスデューサなどの)検出器も持っている。システムは、ウェブ上のパターンの存在に関連した情報を決定するために前述の電気信号を処理するため、および、出力信号を発生するための回路をさらに含む。システムは、出力信号を受信するため、および、それらの信号がウェブ上の許容不可能な不規則なパターンまたは許容可能な所望のパターンを示すかどうかを決定するための計算論理をさらに含む。システムは、不規則なパターンに関する情報を受信するため、および、不規則パターンを持つと決定された添加物材料を持つ巻包み材料から製造された(例えば、形成されたたばこなどの)成分材料の拒否を信号で知らせるためのコンピュータ論理をさらに含む。
さらに他の実施形態において、本発明は「オフライン」方式で使用することができ、かつ、そのため、例えば、塗布された添加物材料を有する巻包み材料の(例えば、ボビンなどの)ロールを提供することができるシステムに関する。すなわち、システムは、第1の位置に位置する第1のシステムを使用して巻包み材料の連続ストリップに添加物材料の所望のパターンを塗布するために使用することができ、このように処理された巻包み材料は、第2の位置に位置する(例えば、自動紙巻たばこ作成装置などの)第2のシステムを使用して喫煙品を生産するために後に使用される。これにおいて、システムは必ずしも自動紙巻たばこ作成装置と一体に連結されてはいない。このようなオフラインシステムは、喫煙品の製造のための巻包み材料などの連続基材にコーティング調合物を塗布するために使用される添加物塗布器装置を持つ塗布システムを組み込んでいる。例えば、ペーパーウェブの連続ストリップは第1のボビンから供給され、添加物塗布器装置を通過し、添加物材料のパターンはコーティング調合物としてこのペーパーウェブに塗布される。ペーパーウェブは、そのペーパーウェブ上の各位置でのこの調合物の存在および量を検出することが可能である適切な検出システムにより任意で通過される。続いて、ペーパーウェブは、最も好ましくは、このペーパーウェブに塗布されている調合物を乾燥させるために、(例えば、マイクロ波乾燥システムなどの輻射乾燥システムなどの)熱制御システムを介して差し向けられる。ペーパーウェブの走行の速度および添加物塗布器装置の動作の速度は、調合物が適切な形で、適切な量だけ、かつ、ペーパーウェブ上の適切な位置に塗布されることを確実にするために制御することができる。続いて、塗布された乾燥した添加物材料を有するペーパーウェブは芯またはスプールに巻き取られ、これにより、第2のボビンを形成する。続いて、この第2のボビンはシステムから取外すことができ、かつ、保存することができる。続いて、この第2のボビンは、従来のタイプのたばこ作成機を使用した喫煙可能な連続棒体の製造のために、ペーパーウェブの連続ストリップを供給するために使用することができる。これにおいて、(i)自動紙巻たばこ作成設備を使用して連続紙巻たばこ棒体の製造に対する使用に適した組成および物理的構成の巻包み材料の連続ストリップのボビンを提供するため、(ii)添加物材料のパターンが巻包み材料に塗布されるように、自動化された方式でこの巻包み材料に添加物材料を塗布するため、(iii)ボビンを提供するために巻包み材料を巻き戻すため、および、(iv)自動紙巻たばこ作成設備を使用して連続紙巻たばこ棒体の製造に対する使用に適した形態および物理的構成で、塗布された添加物材料を有する巻包み材料の連続ストリップのボビンを提供するための方法が提供される。
さらに他の態様において、本発明は、巻包み材料に塗布することができる添加物材料の特定の調合物に関する。この点では、本発明は、(最も好ましくは制御された形で)塗布されたそのような調合物を有する巻包み材料、および、それらの巻包み材料から製造された紙巻たばこにも関する。添加物材料の好ましい調合物は少なくとも1つの澱粉および/または少なくとも1つの化工澱粉を組み込んでいる水系調合物である。(例えば、炭酸カルシウムおよび/または塩化ナトリウムなどの)水溶性および/または非水溶性の充填物材料もそれらの調合物に組み込むことができる。防腐剤および/または着色剤などの他の成分もそれらの調合物に組み込むことができる。
本発明の前述の態様および実施形態の特徴は、前述のものの1つまたは複数において単独に、または、組合せで完遂することができる。当業者により理解されるように、本発明は、以下に検討する様々な特徴および長所により示されるようないくつかの実用例において広範な利用性を有する。当業者により実現されるように、前述したものの多くの異なった実施形態が可能である。本発明の付加的な用途、目的、長所、および、新規な特徴は、以下に続く詳細な説明において述べられ、かつ、以下の説明の検討において、または、本発明の実施により当業者には明らかであろう。
本発明の態様および実施形態は、紙巻たばこの製造に対して有用であり、より詳細には、効率的、効果的、および、所望の形で紙製巻包みウェブ上に添加物材料を転写および保持するために有用である紙巻たばこ作成機およびその構成部分を含む。図1から30はそれらの態様および実施形態を示す。全図面を通じて、同じ構成部分には同じ番号指定が与えられている。
本発明を実施する際に有用である従来の自動紙巻たばこ棒体作成機はMolins PLCまたはHauni−Werke Korber & Co.KGから市販されているタイプのものである。例えば、(Molins PLCから市販されている)Mk8または(Hauni−Werke Korber & Co.KGから市販されている)PROTOSとして知られているタイプの紙巻たばこ棒体作成機を採用することができ、かつ、本発明により適切に修正することができる。PROTOS紙巻たばこ作成機の説明は、参照により本明細書に組み込まれているBrandへの米国特許第4474190号明細書の第5欄第48行から第8欄第3行に与えられている。紙巻たばこの製造に適した設備のタイプは、Holznagelへの米国特許第4844100号明細書、Holmes他への同第5156169号明細書、および、Myracle,Jr.他への同第5191906号明細書、Hartmanへの米国特許出願公開第2003/0145866号明細書、Kitao他への米国特許出願公開第2003/0145869号明細書、Kitao他への米国特許出願公開第2003/0150466号明細書、および、PCT WO 02/19848号明細書にも述べられている。紙巻たばこ作成機の様々な構成部分の設計およびそれらの構成部分を製造するために使用される様々な材料は、紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。
図1を参照すると、1−構成部分紙巻たばこ作成機組立体8は紙巻たばこ作成機10を含む。紙巻たばこ作成機10は、タバコ葉充填物20または他の喫煙材料の供給源を設けた煙突領域16を含む。タバコ葉充填物20は(矢印22により示す)上向きに移動する空気流内で連続して供給され、連続したコンベヤシステム28の下部外部表面上に吹きつけられる。コンベヤシステム28は、左ローラ36および右ローラ38により各端部において支持および駆動されているエンドレスの多孔性形成可能コンベヤベルト32を含む。有孔ベルト32内の低圧領域または吸込み室41は、コンベヤシステム28の底部に対してタバコ葉充填物20を引き寄せ、かつ、保持するために機能する。これにおいて、コンベヤベルト32の下方に位置するタバコ葉充填物20はこのベルトに向けて上方に引かれ、これにより、タバコ葉充填物をこのベルトの底部表面上でタバコ葉の流れまたはケーキに形成する。したがって、コンベヤベルト32はタバコ葉充填物20の流れを左に、すなわち、紙巻たばこ作成機10の飾り付け部区間45に向けて搬送する。エスクレチャまたはトリマディスク組立体48は、適切な量のタバコ葉充填物20の飾り付け部領域45への転送を提供するうえで役立つ。いくつかのタイプの煙突、タバコ葉充填物供給設備、および、吸込みコンベヤシステムの構成部分および動作の説明は、Molins他への米国特許第3288147号明細書、Rudszinatへの同第4574816号明細書、Heitmann他への同第4736754号明細書、Pinck他への同第4878506号明細書、Heitmannへの同第5060665号明細書、Keritsis他への同第5012823号明細書、および、Fagg他への同第6630751号明細書、ならびに、Mullerの米国特許出願公開第2003/0136419号に述べられている。
一方、紙製巻包み材料55の連続ウェブはボビン58から供給される。ボビンは巻出しスピンドル組立体59を使用して支持および回転されている。
ペーパーウェブ55は、任意の印刷組立体デバイス65を介して、かつ、最終的に飾り付け部領域45を介して、(ローラ60、61として示す)一連のアイドラローラおよび案内箱を使用して所望の経路上を送られる。典型的に、製品目印は印刷組立体65を使用してペーパーウェブ55に所定の領域に印刷される。(例えば、金色の印刷でのロゴなどの)製品目印を印刷するための印刷組立体は市販の機械の構成部分部品であり、それらの選択および動作は紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。最終的な紙巻たばこ製品上の印刷された製品目印の位置(例えば、その製品の吸い口材料にすぐ隣接した位置における紙巻たばこ棒体の紙製巻包み材上など)を位置合わせするための技術は、自動紙巻たばこ製造の当業者には知られている。
ペーパーウェブ55は、このウェブが飾り付け部区間45に到達する時に先立って塗布器システム70を介しても送られる。塗布器システム70はペーパーウェブ55に添加物材料73の所望のパターンを塗布するために採用されている。代表的なパターンは、ペーパーウェブ55の縦軸を横切って位置合わせされた間隔の空けられた帯を塗布することにより設けられる。代表的な添加物材料73は液体、シロップ、または、ペーストの形態のコーティング調合物である。
好ましいわけではないが、任意で、ペーパーウェブ55は、ペーパーウェブが塗布器システム70を通過する直前に(図示しない)加熱/冷却制御ユニットを介して送ることができる。適した加熱/冷却ユニットは(図示しない)赤外線加熱器の形態を有する加熱ユニットであり、この加熱器は、例えば約180℃から約220℃の温度などのいかなる所望の温度でも動作されることができる。加熱/冷却ユニットは、ペーパーウェブ55の表面に添加物材料調合物73の塗布の直前に(例えば、ペーパーウェブが予熱することができるなどの)所望の温度でこのペーパーウェブを供給するために使用することができる。
代表的な添加物塗布器70は巻上げローラ78および転写ローラ82を含む。巻上げローラ78は、所定量の添加物が堆積されている(図示しない)転がり面上の(例えば、均一に間隔を空けられて離れているなどの)パターンが形成された複数のポケットを含む。ポケットの配置、形状、および、数は変更することができ、かつ、典型的に、ペーパーウェブ55に塗布されることが所望されているパターンに依存する(例えば、間隔を空けて離れたポケットはウェブ上に添加物材料73の間隔を空けられた帯を設置するために使用することができる)。例えば、転写ローラ82の1つの実施形態において、7つのポケットの各々が、約46mm離れて各々が設置された横方向に配置された帯の形態を有する。深さを含む各ポケットの形状は、そのポケットにより搬送することができ、かつ、したがって、ペーパーウェブ55に塗布することができる添加物材料の量を決定することができる。
添加物材料73は、典型的に、(図示しない)供給源貯蔵部から(図示しない)チューブ配管または他の適した供給手段を介して巻上げローラ78の頭部(すなわち、送り込み領域)に近いポートまたは供給領域に供給される。添加物材料73は巻上げローラの頭部から巻上げローラのポケット内に送られる。
所望であれば、供給領域および巻上げローラ78の領域、ならびに、添加物塗布器70の他の関連領域には、(図示しない)適した加熱または冷却デバイスを使用する熱制御システムを設けることができる。これにおいて、加熱デバイスは、固体または非常に粘性の高いコーティング調合物を液体、シロップ、または、ペーストの形などの溶解した形に維持するうえで役立てるために使用することができる加熱された領域を提供することができる。代表的な加熱デバイスは、可変抵抗器により制御される電気抵抗加熱ユニットであり、加熱デバイスは、添加物塗布器70の様々な構成部分に所望の量の熱を転送するように適切に構成することができる。これにおいて、周囲の温度より高い温度において、例えば約120°Fから約180°Fの範囲内の温度でコーティング調合物を提供するために、十分な熱を供給することができる。所望であれば、紙巻たばこ作成機10の隣接領域に、この機械の他の領域への熱の転送が最小に抑えられるか、または、防止されるために、(図示しない)熱遮断材料を配置配置することができる。
巻上げローラ78および転写ローラ82の動作は紙巻たばこ作成機10の動作の速度を基準としてタイミングを取られ、かつ、制御されている。巻上げローラ78および転写ローラ82が転がり接触において係合し、かつ、制御された形でそれらの個々の周囲表面上で互いに接触して回転すると、添加物材料73は巻上げローラ78のポケットから転写ローラ82の(図示しない)転がり面表面の所定の領域に転写される。添加物材料73は、巻上げローラ78上の間隔を空けられて離れたポケットのパターンと根本的に同じパターンに、転写ローラ82表面上に転写される(すなわち、ペーパーウェブに塗布されたパターンは巻上げローラ78の転がり面のパターンの設計により指定される)。
ペーパーウェブ55は内部表面88および外部表面90の2つの主表面を含む。タバコ葉充填物20の流れは、最終的に、ペーパーウェブ55の内部表面88上に堆積され、添加物材料73は、最も好ましくは、このウェブの内部表面88にも塗布される。回転する転写ローラ82の表面を横切ってペーパーウェブ55が走行すると、転写ローラ82の表面上の添加物材料73は、巻上げローラ78の転がり面上に位置するポケットの位置に対応する位置に、ペーパーウェブ55の内部表面88に転写される。
添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された後、ウェブは(図示しない)位置合わせシステムおよび/または検査システムなどの測定システムのためのセンサまたは検出器95に曝すことができる。好ましくは、検出器95は紙巻たばこ作成機10のフレーム上に取り付けられ、かつ、添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された直後にこのペーパーウェブに関する情報を受け取るように位置決めされる。典型的に、検出器95は本発明の特定の位置合わせシステムおよび検査システムの構成部分である。適した検出器システムは図15を参照してより詳細に以下に説明する。代案となるセンサ、検出器、および、検査システム構成部分、ならびに、検査システム技術および動作の方法の説明は、参照により本明細書に組み込まれているWhite他への米国特許第4845374号明細書、Bokelman他への同第5966218号明細書、Struckhoff他への同第6020969号明細書、および、Bokelman他への同第6198537号明細書、ならびに、Kitao他の米国特許出願公開2003/0145869号明細書、Kitao他の米国特許出願公開第2003/0150466号明細書に述べられている。
代表的な検査システムは塗布器システム70の下流に配置配置された容量検出器を採用している。好ましい検出器は、ペーパーウェブの特定の領域への添加物材料の塗布の結果として得られるペーパーウェブの誘電場の変化を感知することができる非接触検出器である。代表的な検出器はHauni−Werke Korber & Co.KGから入手可能であるHauni Loose End Detector,Part Number2942925CD001500000である。検出器は信号処理のための適切な電子回路と組み合わされている。すなわち、検出器は電気信号を発生し、プログラムされている閾値レベルを基準としてその信号を比較するために、適切な電子回路が使用されている。このような信号は、ペーパーウェブの長さに沿った塗布された添加物材料のプロファイルの図形表示を可能にする。添加物材料の帯の塗布が所望したようには行われない(すなわち、ペーパーウェブ上で帯が失われる、または、塗布された添加物材料の量が所望の量ではない)と、信号が発生される。これにおいて、低品質棒体の拒絶、および、紙巻たばこ作成機の全体的な動作の調整を行うことができる。加えて、このような測定システムからの出力信号は、ペーパーウェブへの添加物材料の所望のレベルを維持するため、および/または、塗布器システムへのコーティング調合物の供給の所望の速度を維持するために、フィードバック制御システムにおいて使用することができる。
加えて、添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された後、ウェブは、任意の加熱/冷却デバイス120を通過させることができる。制御デバイス120は、ペーパーウェブ55および添加物材料73が(例えば、温度を上げる、または、下げることにより)曝される熱量を変化させるために使用することができる。例えば、加熱/冷却制御デバイスは、ペーパーウェブ55に塗布された添加物材料73からの(例えば、水分などの)溶媒の除去において役立つように構成された加熱または乾燥デバイスとすることができる。代案として、例えば、加熱/冷却制御デバイスは、加熱された添加物塗布器システム70を使用してペーパーウェブ55に塗布された溶解添加物材料73の硬化において役立つように構成された冷却デバイスとすることができる。典型的に、加熱/冷却制御デバイス120はペーパーウェブ55が通過されるトンネル型の構成を有し、このトンネル領域内にペーパーウェブが存在する間、ペーパーウェブは、対流または輻射加熱デバイスにより供給される加熱、または、寒剤型、固体二酸化炭素型、または、液体窒素型の冷却デバイスにより供給される冷却に曝される。
典型的に、加熱/冷却デバイス120が位置する紙巻たばこ作成機10の領域は、相当なサイズの加熱/冷却制御デバイス120も設けるための十分な余地を提供しない。この理由のために、紙巻たばこ作成機から偏った位置にこのような任意の加熱/冷却デバイス120を設置することが望ましい。例えば、適切に設置され、かつ、位置決めされた(図示しない)旋回棒はペーパーウェブ55を紙巻たばこ作成機10の前面から外向き(かつ、任意で上向きまたは下向き)に差し向けるために使用することができ、ペーパーウェブ55は(図示しない)フレームまたは他の適した支持手段により支持することができる加熱/冷却デバイス120を介して送ることができ、適切に設置され、かつ、位置決めされた(図示しない)旋回棒は、加熱または冷却にこのように曝されたペーパーウェブ55を紙巻たばこ製造工程での継続した使用のために紙巻たばこ作成機10に差し戻すために使用することができる。
好ましいわけではないが、任意で、目印印刷組立体65は、印刷インク以外の調合物を印刷するために修正することができ、かつ、製品目印以外の目的に対して意図することができる。例えば、印刷組立体65は製品目印以外の意図された目的を有するコーティング調合物を塗布するように構成することができる。例えば、(例えば、初期重合体成分を組み込んでおり、かつ、溶媒が基本的にないものか、または、水系であるものなどの)流体コーティング調合物は適切に構成された印刷組立体65を使用して、ペーパーウェブ55の内部表面または外部表面のいずれかに塗布することができる。このようなコーティング調合物は(図示しない)チューブまたは他の適した供給手段を介して(図示しない)貯蔵部から(図示しない)ポンプまたは他の適した手段を使用して供給することができる。塗布された(図示しない)水系添加物材料を有するペーパーウェブ55は、コーティング調合物を乾燥させ、かつ、添加物材料をペーパーウェブ上の所望の位置に固定するために、熱源126を使用して熱またはマイクロ波放射への露出を受ける。この放射源126を覆って(図示しない)反射性遮蔽物または覆いを配置配置することができる。既に説明された加熱/冷却制御デバイス120および/または放射源122も採用することができる。
ペーパーウェブ55は紙巻たばこ作成機10の飾り付け部領域45に向かって走行する。飾り付け部領域45はエンドレスの形成可能な飾り付け部コンベヤベルト130を含む。飾り付け部コンベヤベルト130は、フィンガレール組立体140の下方においてローラ132の周囲でペーパーウェブ55を搬送し、ならびに、このペーパーウェブを飾り付け部入口コーン144を超えて、かつ、これを介して走行させる。入口コーン144はフィンガレール組立体140を(例えば、下流に)超えて延長もしている。飾り付け部コンベヤベルト130の右端は、コンベヤベルト32により搬送されたタバコ葉充填物20の流れがこの領域でペーパーウェブ55上に堆積されるために、吸込みコンベヤシステム28の左端に隣接し、かつ、これの下に配置配置されている。フィンガレール組立体140および飾り付け部入口コーン144は、吸込みコンベヤ32から飾り付け部領域45への走行中のタバコ葉充填物ケーキ20の移動を案内するための道筋を提供するために共働する。フィンガレール組立体および飾り付け部入口コーンの選択および使用は紙巻たばこ製造の当業者には直ちに明らかであろう。代案として、図8から14を参照して以下により詳細に説明するフィンガレール組立体および/または飾り付け部入口コーンを採用することもできる。
コンベヤベルト32およびタバコ葉充填物ケーキ20がフィンガレール組立体140内を走行する間、コンベヤベルト32の内部領域に印加された真空吸引は解除される。その結果、タバコ葉充填物20はコンベヤベルト32との接触から解放され、フィンガレール組立体140内の(図示しない)縦方向に延長する走行路を介してこのコンベヤベルトから下向きに落下し、かつ、フィンガレール組立体のすぐ下の飾り付け部領域45の左側における走行中のペーパーウェブ55上に堆積される。コンベヤベルト32からの真空の解除と同時に、コンベヤベルト32からのタバコ葉充填物20の除去および移動中のペーパーウェブ55上へのこのタバコ葉充填物の堆積が、コンベヤベルト32の最左端の外部表面から走行中のタバコ葉充填物20を剥がす、または、その他で物理的に除去するために使用されているシューもしくはスクレーパ155または他の適した手段の使用を介して促進される。
飾り付け部区間45は、フィンガレール組立体140の遠位端に隣接し、かつ、飾り付け部コンベヤベルト130の頂部表面の上方のトング160を含む。トング160はペーパーウェブ55上に堆積されているタバコ葉充填物20の収縮の開始を提供する。一方、飾り付け部コンベヤベルト130はこのタバコ葉充填物の流れおよびペーパーウェブ55を連続棒体170に形成し始める。トング160は、ペーパーウェブ55がタバコ葉充填物のこの流れの周囲に確保される場所まで延長する。トング160および飾り付け部コンベヤベルト130は、堆積されたタバコ葉充填物の流れが、最終的に完成された連続紙巻たばこ棒体170に所望される実質的に円形の断面を漸進的に形成するように、タバコ葉充填物の流れの移動の方向において断面を漸進的に減少させる通路を規定する。
飾り付け部区間45は、トング160に隣接し、かつ、その下流に位置する飾り付け部コンベヤベルト130の各側の折畳み機構180も含む。折畳み機構180は充填物の流れの移動の方向において位置合わせされ、形成されつつある棒体内にタバコ葉充填物20を圧縮し、かつ、形成しつつある連続紙巻たばこ棒体170の走行中の構成部分の周囲にペーパーウェブ55を折畳む。トング160および折畳み機構180を出る形作られた連続タバコ葉棒体は、接着剤がペーパーウェブ55の露出された長さまたは重ね張り領域に塗布されるために、接着剤塗布器184を通過する。すなわち、ペーパーウェブ55の露出された長さは自身の上に重ねられ、タバコ葉充填物20の周囲にペーパーウェブを固定するために接着剤がその領域に載せられ、これにより、連続紙巻たばこ棒体170を形成する。連続棒体170は切断または再分割機構186を通過し、これは、各々が所望の長さの複数の棒体190、191に再分割される。適した再分割機構186およびその構成部分の選択および動作は、紙巻たばこ製造の当業者には直ちに明らかであろう。例えば、案内箱または他の適したガイド192内の(図示しない)ナイフの切断速度は、紙巻たばこ作成機10が動作される速度に対応するように制御されている。すなわち、(図示しない)角度付きフライングナイフが連続棒体170を各々が根本的に等しい長さの複数の棒体190、191に切断する位置は、紙巻たばこ作成機が連続棒体を供給する速度を基準としてこのナイフの動作の速度を制御することにより制御されている。
典型的に、案内箱192内のコンベヤベルト32、飾り付け部ベルト130、および、(図示しない)フライングナイフの動作の全ては、ベルトまたは他の適した手段により互いに連結され、かつ、(図示しない)同じ動力源で駆動されている。例えば、Hauni−Werke Korber & Co.KGから市販されているPROTOS80などの紙巻たばこ作成機の場合、この紙巻たばこ作成機の主モータはコンベヤベルト32、飾り付け部ベルト130、および、フライングナイフの動作を駆動するために使用されている。このようなタイプの紙巻たばこ作成機の代案となる設計は、(図示しない)サーボシステムのモータなどの1つの動力源からフライングナイフに動力を供給することにより提供することができ、飾り付け部ベルト130およびコンベヤベルト32への動力は(図示しない)第2のサーボシステムのモータなどの第2の動力源から供給することができる。典型的に、飾り付け部ベルト130の動作のための動力は第2の動力源への適した機械的接続により供給され、コンベヤベルト32の動作のための動力は、(図示しない)適切に構成されたタイミングベルトシステムまたは他の適した手段による飾り付け部ベルトの動作への適した連結により供給されている。(図示しない)第1および第2のサーボシステムに機械的に結合された(図示しない)符号化器は、紙巻たばこの製造速度および飾り付け速度にそれぞれ関して(図示しない)処理ユニットに情報を提供する。(例えば、非接触超音波検出器などの)検出器95も、ペーパーウェブ55に塗布されている添加物材料73の位置に関した情報を(図示しない)同じ処理ユニットに提供するように構成することができる。処理ユニットを使用して、ペーパーウェブ55上の塗布されたパターンの位置決めはそのパターンの指定された位置決めに比較することができ、処理ユニットは、仕様から外れた紙巻たばこ棒体190、191を仕様の範囲内に戻すために、2つのサーボシステムの動作の速度を互いを基準として変化させるために使用することができる。例えば、フライングナイフの動作の速度は上昇させることができ、および/または、飾り付け部ベルトの動作の速度は、紙巻たばこ棒体が許容誤差の所望の範囲内または仕様の範囲内に戻っていると決定されるまで低下させることができる。
サーボ制御システムおよびこれの動作は紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。代表的なサーボシステムはBosch Rexrothを介して入手可能なIndramatからのSingle Axis Controller P/N、DKC03.3−040−7FW/FWA−EDODR3−FGP−04VRS−MS,Motor P/N、MKD025−144−KP1−KN SERVO MOTOR、Allen BradlyからのUltra 5000 Single Axis P/N、2098−IPD−010 Motor P/N、Y−2012−1−H00AA、および、Pacific ScientificからのServo P/N、SC752A−001−01 Motor P/N、R34−GBNA−HS−NG−NV−00として直ちに入手可能である。
フライングナイフの動作の位置および速度に関した情報は多軸プログラミングユニットを組み込んでいるサーボ制御システムに送ることができる。このようなサーボシステムはBosch Rexrothを介したIndramatからのPPC−R02−2N−N−N1−V2−NN−FWとして入手可能である。これにおいて、サーボシステムは、フライングナイフを基準として知られている位置に転写ローラを観察および制御するために使用することができる。PROTOS機などの好ましい紙巻たばこ作成機は自動サーボ駆動印刷物変位制御システムならびにサーボ駆動用紙張力制御システムを持つことができる。したがって、塗布器システムと連続紙巻たばこ棒体切断ナイフの間のペーパーウェブの走行の距離は、例えば連続棒体における切込みを基準とした印刷物変位に対して補正するため、または、用紙の破損を回避するために用紙の張力を制御するために調整が行われると、変更することができる。ペーパーウェブの走行の距離のこのような変更は変化させることができ、例えば、用紙の走行の35mmほどの変更は印刷物変位に対する調整のために提供することができ、かつ、用紙の走行の20mmほどの変更は用紙の張力の調整のために提供することができる。したがって、塗布器ローラからフライングナイフへのペーパーウェブの走行の経路の長さの変化をもたらすなんらかの調整が行われる時、多軸制御システムを塗布器ローラの動作の速度に対して対応する調整を行うために使用することができる。最も好ましくは、塗布器ローラの動作の速度への調整は、塗布器ローラがペーパーウェブに添加物材料を塗布する工程中でない時毎に行われる。これにおいて、連続した各帯の塗布間に行われるようにプログラムされた調整は、ペーパーウェブ上での添加物材料のぼやけの回避、および、用紙の破損の回避をもたらす。拒絶紙巻たばこの数を最小に抑えるために、調整は単一の棒体に行うことができ、単一の拒絶紙巻たばこのみをもたらすか、または、いくつかの紙巻たばこ棒体にわたり小さな変化が広がっていると、所望の位置に塗布されたパターンを有する紙巻たばこを供給することに戻るように塗布システムが調整されるまで調整を行うことができる。
したがって、紙巻たばこ棒体190、191は、好ましくは、これに装着された(図示しない)フィルタ要素を有し、知られている構成部分、技術、および、(図示しない)設備を使用する。例えば、紙巻たばこ作成機10はHauni−Werke Korber & Co.KGのMAX、MAX S、または、MAX 80として入手可能な機械などの(図示しない)フィルタ吸い口機に適切に結合することができる。例えば、Erdmann他への米国特許第3308600号明細書およびReuland他への同第4280187号明細書を参照されたい。
図1を参照して説明した紙巻たばこ作成機組立体および構成は、タバコ葉充填物およびパターン形成されたペーパーウェブの双方をこの機械の飾り付け部領域に供給する単一の紙巻たばこ作成機を示す。タバコ葉充填物を1つの位置から飾り付け部領域に、および、パターン形成されたペーパーウェブを他の位置から飾り付け部領域に提供する機械(すなわち、多構成部分システム)を示す紙巻たばこ作成機組立体および構成は、図2を参照して説明する。
図2を参照すると、巻包み材料供給機200(例えば、第1の構成部分)を紙巻たばこ作成機10(例えば、第2の構成部分)と結合することにより構築されている2−構成部分自動紙巻たばこ作成機組立体8が示されている。
適した巻包み材料供給機200は、Hauni−Werke Korber & Co.KGからのSE 80として入手可能なウェブ供給ユニットを適切に修正することにより提供することができる。例えば、参照により本明細書に組み込まれているHolmes他への米国特許第5156169号明細書を参照されたい。Bokelman他への米国特許第5966218号明細書に述べられているタイプの構成部分を有するものなどの他の適した巻出しユニットも採用することができる。供給機200は、最も好ましくは、従来の(または、適切に修正された)紙巻たばこ作成機10に巻包み材料55のパターン形成されたウェブを供給することが可能である自立型機械である。供給機200は、第1のボビン224が上に取り付けられている少なくとも1つの巻出しスピンドル組立体220を支持するフレーム205を含む。好ましくは、供給機200は(図示しない)第2のボビンのための第2の巻出しスピンドル組立体228、および、ウェブスプライシング機構232を含む。
ペーパーウェブ55は張力センサ236を通過し、張力センサ236は巻出しスピンドル組立体のシャフトにブレーキ構成部分239と一緒に接続され、ボビン224からペーパーウェブ55が転送されている間にペーパーウェブ55にかかる所望の大きさの張力を維持する。
動作において、ボビン58から供給された連続ペーパーウェブ55は、一連のアイドラローラ245、247およびガイド支柱255、256により規定された経路を介して送られる。ペーパーウェブ55は、添加物材料73の所望のパターンをペーパーウェブ55に塗布するために使用される塗布器システム70を介しても送られる。代表的な添加物材料73は液体、シロップ、または、ペーストの形のコーティング調合物である。好ましいわけではないが、任意で、ペーパーウェブは、ペーパーウェブが塗布器システム70を通過する直前に(図示しない)加熱/冷却制御ユニットを介して送ることができる。
代表的な添加物塗布器70は巻上げローラ78および転写ローラ82を含み、図1を参照して既に説明した形と根本的には同じ形で動作することができる。添加物材料73は、典型的に、(図示しない)供給源貯蔵部から(例えば、Tygon型またはポリエチレンのチューブ配管などの)チューブ配管または(図示しない)他の適した供給手段を介して巻上げローラ78の頭部(すなわち、送り込み領域)に近いポートまたは供給領域に供給される。所望であれば、供給領域および巻上げローラの領域には、(図示しない)適した加熱デバイスを使用して熱を供給することができる。添加物材料73は巻上げローラの頭部から巻上げローラのポケットに送られる。巻上げローラ78と転写ローラ82が転がり接触で係合し、かつ、互いに接触して回転する間に、添加物材料73は巻上げローラ78のポケットから転写ローラ82の(図示しない)転がり面表面の所定の領域に転写される。添加物材料73は、巻上げローラ78上の間隔を空けられて離れた各ポケットのパターンと根本的には同じパターンに、転写ローラ82の表面上に転写される(すなわち、ペーパーウェブ上のパターンは巻上げローラの転がり面上のこのパターンにより規定される)。添加物材料73は、最も好ましくは、ペーパーウェブ55の内部表面88上の所定の位置にも塗布される。
添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された後、ウェブは(図示しない)位置合わせシステムおよび/または検査システムのためのセンサまたは検出器95に露出することができる。好ましくは、検出器95は添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された直後にこのペーパーウェブに関する情報を受け取るように位置決めされている。典型的に、検出器95は本発明の特定の位置合わせシステムおよび検査システムと共に使用されている。適した検出器システムは図15を参照して以下により詳細に説明する。代案となるセンサ、検出器、および、検査システム構成部分、ならびに、検査システムの技術および動作の説明は、参照により本明細書に組み込まれているWhite他への米国特許第4845374号明細書、Bokelman他への同第5966218号明細書、Struckhoff他への同第6020969号明細書、および、Bokelman他への同第6198537号明細書に述べられている。
加えて、添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された後(すなわち、塗布器装置70の下流で)、ウェブは、ペーパーウェブが曝される熱を制御するための非常に好ましいが任意の加熱/冷却制御デバイス280または他の適した手段を通過することができる。制御デバイス280は(例えば、温度を上昇または下降させることにより)ペーパーウェブ55および添加物材料が曝される熱量を変化させるために使用することができる。例えば、制御デバイスは、ペーパーウェブ55に塗布された添加物材料73からの(例えば、水分などの)溶媒の除去において役立つように構成された加熱または乾燥デバイスとすることができる。代案として、例えば、加熱/冷却制御デバイスは、加熱された添加物塗布器システム70を使用してペーパーウェブ55に塗布された溶解添加物材料73の硬化において役立つように構成された冷却デバイスとすることができる。典型的に、加熱/冷却制御デバイス280はペーパーウェブ55が(取入れ口端部282を介して取出し口端部283から)通過されるトンネル型の構成を有し、このトンネル領域内にペーパーウェブが存在する間、ペーパーウェブは、赤外線対流または輻射加熱デバイスを使用して供給される加熱、または、寒剤型、固体二酸化炭素型、または、液体窒素型の冷却デバイスを使用して供給される冷却に曝される。
加熱/冷却デバイス280のサイズは変更することができる。特に、なぜなら、このデバイスが、紙巻たばこ作成機10から物理的に分離され、かつ、間隔を空けられている構成部分200により位置決めされ、かつ、支持されているからである。すなわち、加熱/冷却デバイス280を使用した処理にペーパーウェブ55を曝すための十分な余地が提供されている。例示的な加熱/冷却デバイス280は約2フィートから約10フィートの長さを有し、約3フィートから約8フィートの長さが典型的であり、約4フィートから約7フィートの長さが望ましい。ペーパーウェブ55が加熱/冷却デバイス280を介して走行する距離(すなわち、デバイスを介した走行の長さ)は変更することができる。例えば、ペーパーウェブ55は適切に構成された(図示しない)ローラシステム構成を使用して加熱/冷却デバイス280内を前後に送ることができる。
最も好ましくは、加熱/冷却制御デバイス280はペーパーウェブ55に輻射加熱を供給するために使用される。例示的加熱および乾燥システム280はIndustrial Microwave Systems,Inc.からのIMS Model No.P24N002KA02 2kW、2450MHz Linear Drying Systemとして入手可能である。代表的なタイプの輻射乾燥システムは、全てが参照により本明細書に組み込まれているJoines他への米国特許第5958275号明細書、Joines他への同第5998774号明細書、Joines他への同第6075232号明細書、Joines他への同第6087642号明細書、Drozd他への同第6246037号明細書、および、Drozd他への同第6259077号明細書に述べられている。このようなタイプの輻射乾燥システムはアルミニウムおよびアルミニウム合金などの材料から製造することができる。同じく、参照により本明細書に組み込まれているIsganitis他への米国特許第5563644号明細書も参照されたい。
輻射型乾燥システムが好ましく、なぜなら、典型的な赤外線型乾燥システムは、ペーパーウェブ55から効果的な量の(例えば、水などの)溶媒または液体担体を適切に除去するために、比較的長い滞在時間を必要とするからである。紙巻たばこ作成機の定格速度で走行する速く移動するペーパーウェブ55の場合、十分な熱量の印加は比較的長い赤外線型乾燥装置に対する必要性を要求する。加えて、赤外線型乾燥システムからの十分な熱量は比較的高い温度の使用を必要とし、したがって、ペーパーウェブの特定の領域の焼き付きおよび褐色化の傾向ならびに火災の危険をもたらす。例えば、毎分約8千本の紙巻たばこ棒体を生産するように動作し、かつ、各個別の紙巻たばこ棒体に約1mgの水が塗布されるように走行中のペーパーウェブに塗布された添加物材料の帯を有する従来の紙巻たばこ作成機の場合、毎時約350から約700Whがペーパーウェブからこの水を除去するために現に必要とされる。
マイクロ波型乾燥システムが望ましく、なぜなら、現に大きな量の熱を制御された形で採用することができるからである。例示的なシステムは長さ約36インチ、約1.6インチの内部幅、および、約3.7インチの内部深さの平面導波管を採用するものである。好ましい導波管は最低次(すなわち、TE10)またはシングルモードの放射線のみの通過を許容する寸法のものである。例示的なシステムは双方とも約1.75インチの幅および約0.37インチの高さを有する取入れ口および取出し口端部282、283も持つことができる。乾燥システムの内部領域内には、取入れ口および取出し口端部282、283の各端部のすぐ内側には、システムからの放射線の逸脱または漏れの防止において役立つための(図示しない)チョークフランジ、ピンチョーク、または、他の手段が配置され、これらのフランジまたはピンは典型的に各個々の端部からシステム内に約3インチ延長している。
マイクロ波型乾燥システムは熱が必要であるペーパーウェブ55上の所望の位置に(すなわち、ペーパーウェブの印刷されている領域に)熱を印加することができる。1つの好ましい輻射型乾燥システムにおいて、マイクロ波エネルギーは導波管の1つの端部において発射され、かつ、この導波管の他の短部において反射され、延長された時間に効果的にわたりペーパーウェブに輻射エネルギーの経験をもたらす。精密な乾燥制御はマイクロ波エネルギーを減衰させることにより、および/または、マイクロ波乾燥システム内のペーパーウェブの経路により達成することができる。したがって、このような輻射型乾燥システムは、パターン形成された領域全体を通じて(例えば、塗布された添加物材料コーティング調合物の帯などに)マイクロ波エネルギーを均一に印加することにより、添加物材料調合物の溶媒または(例えば、水などの)液体担体を蒸発させるために使用することができる。
(例えば、マイクロ波制御および関連した安全システムなどの)輻射型乾燥機に対する制御は、最も好ましくは、監督制御用の(図示しない)プログラム可能な論理制御器系(PLC系)制御システムに一体化されている。(図示しない)PLC系システムは輻射エネルギーの生成を可能にし、(例えば、生成システムが停止しているか、または、ペーパーウェブが破損を経験している時など)輻射エネルギーが乾燥に必要ではない時に輻射エネルギーの生成を不能にする。乾燥領域のいくつかの部分における乾燥システムの導波管の頂部および底部領域は、(例えば、マイクロ波放射線などの)放射線が周囲に逸脱することを可能にせずに、水分の除去を可能にするための(図示しない)複数の穿孔で穿孔することができる。蒸発した水分をペーパーウェブから除去し、かつ、埃をシステムから除去するために、適切に設計された遮蔽板287および(図示しない)電気的に駆動される扇風機をこれらの穿孔の頂部を覆って設置することができる。所望であれば、(図示しない)扇風機はPLC系システムの制御下とすることができ、かつ、そのため、紙巻たばこ製造システム8の動作中にのみ動作する。
図2に示す実施形態に対する輻射加熱システム280の場合、輻射マイクロ波エネルギーはこのシステムの1つの端部に位置する電磁放射のための発生機290により供給されている。典型的に、より高いパワーの発生機はより多くの量の水分を除去するための熱を発生するために使用され、約10kWのパワーまで、および、通常は、約6kWのパワーまで生成する発生機はほとんどの実用例に適する。発生機により生成された放射線は適切な導波管および(図示しない)循環器を通過する。マイクロ波放射線は曲線状導波管292およびペーパーウェブ55に対する乾燥領域294を通過する。マイクロ波乾燥システムのための典型的な乾燥領域は約30インチの長さを有する。これにおいて、乾燥システムおよびペーパーウェブ55に供給された放射線はこの乾燥システムを介して同じ全体的な方向に進む。乾燥領域294を介して進行する放射線は乾燥システムの他の端部における適した反射器296(すなわち、短い板または反射器板)により反射される。この放射線は乾燥領域を介して反射し戻され、加熱システムの他の端部における経路を介して戻り、このように、反射された放射線およびペーパーウェブ55は互いを基準とした全体的に逆の流れの形で進行する。いかなる残存放射線も適切に位置決めされた導波管および循環器を介して乾燥空気冷却された負荷298または他の適した放射線放散手段に適切に再差し向けされる。これにおいて、放射線は熱に変換され、結果として得られる熱は(図示しない)電動扇風機または他の適した手段を使用して除去することができる。
(図示しない)好ましい実施形態において、図2に示す加熱デバイス280の位置決めは、ペーパーウェブ55が、反射器296を持つ加熱デバイスの端部において進入し、かつ、放射線が発生機290から経路292に進入する端部において外出するように(例えば、加熱デバイスが180度回転されるなど)反転されている。これにおいて、放射線の発生源から乾燥システムに進入する放射線およびペーパーウェブ55は互いを基準として全体的に逆の流れの形で走行する。
供給機200と共に使用される添加物塗布器70は、最も好ましくは、(図示しない)サーボ駆動制御システムまたは他の適した制御手段により駆動される。適したサーボ系システムおよびその動作は図15を参照して以下により詳細に説明する。これにおいて、ペーパーウェブ55上の添加物材料の位置決めは、第2の構成部分10を使用して製造された連続紙巻たばこ棒体170が所定の長さに切断される位置を基準として制御することができ、そのため、完成された紙巻たばこ上の添加物材料の塗布パターンの位置合わせを達成することができる。すなわち、連続棒体を所定の長さに再分割するための(図示しない)自動切断ナイフは、この連続棒体を供給するために使用されているペーパーウェブに添加物材料を塗布するために使用されているこれらの構成部分を基準として制御することができる。
ペーパーウェブ55は温度制御デバイス280を外出し、かつ、紙巻たばこ作成機10に送られる。ペーパーウェブ55の方向は適切に位置合わせされた一連のアイドラローラ312、314、316(または、第1の構成部分200から第2の構成部分10にペーパーウェブを差し向けるためのガイド支柱、方向転換バー、もしくは、他の適した手段)により与えられる。ペーパーウェブ55の走行のための適した通路は適切に設計された走行路または(図示しない)トンネルにより提供することができる。これにおいて、ペーパーウェブを第1の構成部分200から第2の構成部分10に差し向けるための方法が与えられる。
連続ペーパーウェブ55は第1の構成部分200から第2の構成部分10により受け取られる。典型的に、ペーパーウェブ55はアイドラローラ316から紙巻たばこ作成機10のローラ60または他の適した位置に差し向けられる。ペーパーウェブ55は、所望であれば目印をこのウェブの外部表面90上に印刷することができる印刷組立体65を通過する。続いて、ペーパーウェブ55は、タバコ葉充填物20をペーパーウェブ内に巻包むことにより連続紙巻たばこ棒体170を製造するための各構成部分が設けられている紙巻たばこ作成機10の飾り付け部領域45まで走行する。飾り付け部コンベヤベルト130はこの飾り付け部領域を介してそのペーパーウェブを進める。吸込みコンベヤシステム28の左端において、タバコ葉充填物20はそれの供給源から有孔ベルト32上でペーパーウェブ55上に堆積される。飾り付け部領域45はフィンガレール組立体140、飾り付け部入口コーン144、スクレーパ155、トング160、折畳み機構180、および、接着剤塗布器184を含み、これらは連続紙巻たばこ棒体170を供給するために採用されている。連続棒体170は(図示しない)知られている技術および設備を使用して、各々が所望の長さの(図示しない)複数の棒体に再分割される。それらの棒体は、最も好ましくは、(図示しない)知られている技術および設備を使用して装着されたフィルタ要素を有する。
図2を参照して説明した紙巻たばこ作成機組立体および構成は、タバコ葉充填物20を1つの位置から飾り付け部領域45に、および、パターン形成されたペーパーウェブ55を他の位置から飾り付け部領域に供給するために使用することができる紙巻たばこ作成機組立体および構成を示す。さらに、代表的な(すなわち、タバコ葉供給源および飾り付け部組立体を組み込んでいる構成部分の前および右に配置されたパターン形成されたペーパーウェブを供給する構成部分を備えた)紙巻たばこ作成機組立体は、巻包み材料供給機を介したペーパーウェブの走行の一般的な方向が紙巻たばこ作成機の飾り付け部領域を介したこのペーパーウェブの走行の方向と根本的に平行となるようにしたものである。しかし、紙巻たばこ作成機への巻包み材料供給機の位置決めは変更できる。例えば、巻包み材料供給機200は紙巻たばこ作成機の横または後ろに位置決めすることができるか、または、紙巻たばこ作成機10の飾り付け部領域に全体的に垂直に位置決めすることができる。このような状況において、巻包み材料供給機から紙巻たばこ作成機へのペーパーウェブの走行の経路は、適切に位置決めされたアイドラバーおよびローラガイドの使用を介して達成することができる。ペーパーウェブの走行の正確な経路は設計での選択肢の問題であり、それの選択は紙巻たばこ製造設備の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。
図3を参照すると、本発明の紙巻たばこ作成機組立体8の一部が示されている。特に、本発明の1つの態様を示す添加物塗布器装置70が示されている。このような添加物塗布器70は(例えば、約1,000センチポアズ未満の粘度を有する添加物材料の調合物などの)特に粘性のあるわけではない添加物材料をペーパーウェブ55に塗布するために特に有用である。
添加物塗布器70は、互いに隣接し、かつ、紙巻たばこ作成機組立体8の外部前面上の第1または前部ローラ支持板400を介して取り付けられている巻上げローラ78および転写ローラ82を含む組立体である。前部ローラ板400の平面内に、かつ、これに隣接して位置する第2の、または、後部ローラ支持板408は、添加物塗布器70の他の構造体が取り付けられている表面を提供する。ローラ78、82および支持板400、408を含む添加物塗布器装置70の構成部分はステンレス鋼または硬化炭素鋼などの材料から製造されている。いくつかの固定された、または、回転可能な案内ローラ420、422、424、426、428は、これらの案内ローラの所望の位置によっては、前部ローラ板408または後部ローラ板410のいずれかなどに適切に固定されて取り付けられている。これらの案内ローラは、ペーパーウェブ55が(図示しない)ボビンから添加物塗布器70を過ぎ、かつ、紙巻たばこ作成機組立体の下流の他の目的地に走行する経路を与える。
添加物塗布器70は、貯蔵部前部アーム452および貯蔵部後部アーム454の位置決めにより規定された添加物材料貯蔵部448の上方に配置されたマニホルド444も含む。これらのアーム452、454は巻上げローラ78の上方に配置されている。添加物材料の投入を貯蔵部448に、および、したがって、巻上げローラ78の転がり面に供給するために、チューブ配管458または他の適した供給手段はマニホルド444に接続され、かつ、(図示しない)添加物材料の供給源において始まっている。したがって、添加物塗布器組立体のこの部分は、添加物材料が巻上げローラ上に堆積される領域へのこの添加物材料の流れのための密封された経路を提供する。好ましくは、貯蔵部前部アーム452および後部アーム454は、各々、それらのアーム452、454の各々の底部側に位置する(図示しない)少なくとも1つのポートを含む。それらのポートの少なくとも1つは、添加物材料が巻上げローラ78の転がり面に供給される出力ポートである。少なくとも1つの他のポートは、(図示しない)吸込みポンプが巻き上げローラ78のエッジから過剰な添加物材料を吸込み、かつ、アーム452、454により規定された貯蔵部448内に過剰な添加物材料を汲み戻す入力ポートである。同組立体は巻上げローラ78に隣接し、かつ、これの僅かに下方に配置された回収ポット465も含む。回収ポット465は巻上げローラ78から除去された過剰な添加物材料に対する一時的な回収場所として機能する。
マニホルド444は、前部ローラ板400および後部ローラ板408に装着された糊付けマニホルド枢軸板470に装着されている。このような装着は、マニホルドに(図示しない)マニホルド枢軸ピンの周囲で上向きおよび下向きに動く能力を持たせたままにする。動作可能な位置から上向きのマニホルド444の動きはマニホルドの下方に位置する各領域への接触を可能にする。それらの領域への接触は、巻上げローラ78を挿入、除去、および、修理改良するために、ならびに、回収ポット465のメンテナンスおよび修理改良のために貯蔵部アーム452、454に接触を有するために望ましい。加えて、貯蔵部アーム452、454は巻上げローラ78および回収ポット465への接触を可能にするために(図示しない)貯蔵部枢軸シャフトの周囲で上向きおよび下向きに可動である。
転写ローラ82および巻上げローラ78は、ローラ押圧板480を使用して互いとの動作可能な係合に位置決めされている。ローラ押圧板480は、ローラ78、82に力を印加するための空気圧シリンダ484または他の適した手段に動作可能に接続されている。空気圧シリンダ484は、ローラ押圧板480を押圧板枢軸シャフト488の周囲で転写ローラ82との係合に強制的に設定および解除するために圧縮空気を利用する。巻上げローラ78を転写ローラ82と係合および係合解除するためのローラ押圧板480の動きはプログラムすることができ、これにおいて、紙巻たばこ作成機の動作と連動したマイクロプロセッサをこの板480の動きを制御するために使用することができる。
添加物塗布器70は前部ローラ板400に取り付けられているローラリフトブラケット495をさらに含み、このリフトブラケットは可動である。ローラリフトブラケット495は、ペーパーウェブ55の走行の経路を制御するための1対のローラ500、505、または、他の適した手段を含む。ローラリフトブラケット495はリフトブラケットに力を印加するための空気圧シリンダ510または他の適した手段に動作可能に接続されている。空気圧シリンダ510は空気チューブ512または他の適した接続および供給手段により加圧空気の供給源にも接続されている。空気シリンダ510は、ローラリフトブラケット495上の1対のローラ500、505を走行中のペーパーウェブ55内に、および、その外に移動させるために圧縮空気を利用する。例えば、ローラリフトブラケット495上のローラ500、505が下向きに移動してペーパーウェブ55と接触すると、このペーパーウェブは同じく移動して転写ローラ82の転がり面と回転接触する。ペーパーウェブ55の転写ローラ82との接触の結果、転写ローラに塗布されていた添加物材料はペーパーウェブの内部表面に所望のパターンまたは形に転写される。ペーパーウェブ55内およびその外へのローラリフトブラケット495およびローラ500、505の移動はプログラムすることができ、これにおいて、このブラケット495の移動を制御するために紙巻たばこ作成機の動作と連動したマイクロプロセッサを使用することができる。紙巻たばこ作成機が正常な動作をしていない時に様々なローラと接触しないように、ブラケットが後退することができ、かつ、ペーパーウェブ55が移動することができるために、ローラリフトブラケット495は紙巻たばこ作成機から受信された信号により制御することができ、これにおいて、塗布器装置70の様々な構成部分へのペーパーウェブのくっつきに伴う問題が最小に抑えられ、回避され、または、防止される。
動作において、紙巻たばこ製造の工程中に、巻上げローラ78は反時計方向に回転され、転写ローラ82は時計方向に回転される。これらのローラは押圧板480により印加された圧力により接触して噛み合っている。添加物材料は(図示しない)供給源からマニホルド444に、ならびに、マニホルドから貯蔵部448に、貯蔵部から巻上げローラ78の転がり面に、および、転写ローラ82上に送られる。続いて、回転中の転写ローラ82の表面を横切ってペーパーウェブが走行する間に添加物材料は転写ローラからペーパーウェブ55に転写される。すなわち、回転中の転写ローラ82の表面を横切ってペーパーウェブ55が走行する間にローラリフトブラケット495は下向きに動かされ、このローラリフトブラケットに装着されているローラ500、505は動かされて走行中のペーパーウェブ55と接触する。その結果、転写ローラ82の表面上の添加物材料は、走行中のペーパーウェブ55の内部表面に、転写ローラ82の転がり面上のパターンに対応する位置で転写される。続いて、塗布された添加物材料を有するペーパーウェブ55は紙巻たばこ作成機の下流の位置に進められる。
図4を参照すると、本発明の1つの態様を示す添加物塗布器装置70の一部が示されている。互いと転がり接触し、かつ、動作可能な係合にある巻上げローラ78および転写ローラ82が示されている。巻上げローラは、間隔を空けられた帯または他の所望のパターンの形態を有する凹んだ溝またはポケット535、537、539、541、543のパターンを有する転がり面を持つ。これらの凹んだ溝は、所定の量の添加物材料が堆積されるための位置を提供し、これらの溝のサイズおよび形状は設計の選択肢の問題である。巻上げローラ78は(切取図として示す)巻上げ駆動シャフト550を使用して回転され、転写ローラ82は(塗布器駆動シャフト箱558内の開口部556から延長するとして示す)塗布器駆動シャフト554を使用して回転される。駆動シャフト550、554は、後部ローラ支持板408に隣接する前部ローラ支持板400内の開口部560を介して延長する。巻上げローラ78および転写ローラ82は前部および後部ローラ板400、408の各々の前面を越えて延長するように構成されている。
塗布器駆動シャフト箱558は前部および後部ローラ板400、408の後ろ側に位置決めおよび固定されるように構成されている。巻上げローラギヤ580は巻上げ駆動シャフト550と動作可能に接続されている。転写ローラギヤ584は塗布器駆動シャフト554と動作可能に接続されている。双方のギヤ580、584はともに塗布器駆動シャフト箱558の外部に位置し、かつ、この駆動シャフト箱558の後ろ側に配置されている。これらのギヤ580、584は、1つの方向におけるこれらのギヤの1つの回転が逆方向における他のギヤの回転を引き起こすように、相互連動する歯を有する。転写ローラギヤ584は転写ローラプリー590に接続されている。ベルト595は転写ローラプリー590の周囲および(図示しない)動力源プリーの周囲に延長する。その結果、ベルト595の運動によるプリー590の回転により転写ローラシャフト550および転写ローラ82に回転運動に対する動力が供給され、ギヤ580、584の動作により回転される駆動シャフト550の方法により巻上げローラ78に制御された回転運動に対する動力が供給される。加えて、ベルト595はタイミングベルトとしても機能することができ、紙巻たばこ作成機の動作の速度を基準として塗布器駆動シャフト554の速度を制御するためのこのベルトの適した使用により、紙巻たばこ作成機の(図示しない)紙巻たばこ棒体再分割機構に積分タイミングを供給することが可能である。したがって、適切なギヤ機構を接続するためのベルト595の適切な使用は(図示しない)連続棒体から切断された(図示しない)各個別の完成紙巻たばこ棒体に対する(例えば、帯などの)パターン位置合わせを提供するための方法をもたらす。
本発明の塗布器組立体70は、巻上げローラ78と転写ローラ82の間の転がり係合の点の上方に位置する(図示しない)光電センサスィッチをさらに含むことができる。例示的センサはSick,Inc.からのWT12−2P430である。光電近接スィッチからの出力は(図示しない)この光電センサと連動した(図示しない)PLCまたは他の適したプロセッサに送られ、ローラ78、82のこの転がり係合の点の上方の領域における(図示しない)添加物材料の(例えば、レベルなどの)量をモニタする。したがって、マニホルド44および貯蔵部448から添加物材料の流れが供給されている間、これらのローラ78、82の間の係合の点において、ある量の添加物材料が形成される。この領域に供給されたある量のこの添加物材料が、転写ローラ82への添加物材料の十分な所望の転写のために所定のレベルより下に減少すると、光電センサにより感知および供給された情報は(図示しない)ポンプを起動するために、かつ、したがって、貯蔵部448により多くの添加物材料を供給するためにスィッチを制御する。同様に、所望のレベルの添加物材料が達成されると、ポンプの停止を制御することができる。
塗布器組立体70は、適切な量の添加物材料がペーパーウェブに転写されていることを確実にするうえで役立つ(図示しない)センサをさらに含むことができる。例えば、巻上げローラ78の領域に位置する(図示しない)誘導型センサは、巻上げローラ、および、塗布器組立体の他の関連構成部分が適切な位置にあることを感知できる。加えて、紙巻たばこ作成機は、巻上げローラが適切な位置にないことを誘導センサが検出すると、オペレータに適切な信号を提供するか、または、動作を停止することができるようにプログラムすることができる。加えて、ペーパーウェブが転写ローラ82を通過した後のこのペーパーウェブの位置で後部ローラ板408上に(図示しない)さらなるセンサを取り付けることができる。このさらなるセンサはペーパーウェブ55上の添加物材料の存在、または、存在の程度を検出するために使用することができる。ペーパーウェブ55上の添加物材料の十分な存在の検出は、添加物材料転写機構が適切に動作していることを示す。紙巻たばこ作成機は、ペーパーウェブ55上の添加物材料の不十分な存在をさらなるセンサが検出すれば、機械のオペレータに警告するか、または、ペーパーウェブ55の動きを停止するようにプログラムすることができる。
図5を参照すると、本発明の紙巻たばこ作成機組立体8の一部が示され、かつ、本発明の添加物塗布器装置70の他の代表的な実施形態の関連構成部分が示されている。このような塗布器70は、図3および4を参照して既に説明された実施形態よりも、より粘度の高い添加物材料をペーパーウェブ55に塗布するために特に有用である。紙巻たばこ用紙を含む実用例において有用なより粘度の高い添加物材料は、例えば、10万センチポアズより大きな粘度を有する添加物材料の調合物を含む。このようなより高い粘度を持つ添加物材料はペーストとして特徴付けることができる。
添加物塗布器70は、互いに隣接して、かつ、紙巻たばこ作成機の前方外部に固定された前部ローラ板730を介して取り付けられた主巻上げ/転写ローラ720および転写押圧ローラ725(または、バックアップローラ)を含む組立体である。複数のローラ422、426、428の各々は前部ローラ板730に固定されて取り付けられ、これらのローラは、ペーパーウェブ55が(図示しない)ボビンから添加物塗布器70に、および、さらに紙巻たばこ作成機8の他の領域に走行する経路に対する案内を提供する。
添加物材料のための貯蔵部740は主ローラ720に隣接して配置されている。貯蔵部は(図示しない)ボルトまたは他の適した接続手段により前部ローラ板730に所定の位置に維持され、かつ、固定されている。貯蔵部740は、貯蔵部740の頂部領域の近くのポート742を介して(例えば、ペーストの形態を有する調合物などの)添加物材料の(図示しない)供給源に接続されている。これにおいて、主ローラ720に対する添加物材料の供給源が設けられている。典型的に、添加物材料は、ポート742を介して貯蔵部740に供給するTygon型チューブ配管などの(図示しない)チューブ配管を介して供給される。添加物塗布器70は主ローラ720上への堆積の点への添加物材料の流れのための密封された経路を提供する。貯蔵部740は、その横に主ローラ720に隣接して(図示しない)少なくとも2つのポートを含む。1つのポートは貯蔵部740の中央の近くに配置され、これを介して、添加物材料が主ローラ720に供給される。少なくとも1つの他のポートは、これを介して過剰な添加物材料が主ローラ720のエッジから削り取られ、かつ、貯蔵部740内に送り戻される入力ポートである。
貯蔵部740は、この貯蔵部に圧力をかけるように設計された組立体に取り付けられる。このような加圧組立体は貯蔵部740に隣接して配置された貯蔵部パッド748を含む。貯蔵部パッド748は貯蔵部パッド748を包含する貯蔵部パッド保持部753により所定の位置に保持されている。圧縮バネ756、758は貯蔵部パッド保持部753と貯蔵部バネ保持部761の間に配置され、かつ、貯蔵部740に向かった貯蔵部バネ保持部761の締まりに対する抵抗を提供している。ネジ765、767、または、他の適した接続手段は、貯蔵部バネ保持部761の各側面を介して、各個々の圧縮バネ756、758の中心を介して、かつ、貯蔵部パッド保持部753の各側面における通路を介して配置されている。ネジ765、767は貯蔵部パッド保持部753の個々の通路770、772の内外に可動である。ネジ765、767のネジ山を切られている端部は、貯蔵部バネ保持部761に対して圧力がかけられると、貯蔵部パッド748に圧力の印加を供給するように、貯蔵部パッド748の通路770、772のネジ山を切られている壁面とネジ接触して位置決めされている。
調整ネジ取付け板778は貯蔵部バネ保持部761に隣接した前部ローラ板730に装着されている。調整ネジ781は、調整ネジ取付け板778を介してねじ込まれて貯蔵部バネ保持部761と接触する。調整ネジ781が貯蔵部バネ保持部761との圧縮接触に所定量内側に益々調整されると、ネジ765、767により貯蔵部パッド748に圧力が印加される。その結果、所定量の圧力がペースト貯蔵部740上にかけられる。添加物材料調合物は、上流の(図示しない)ポンプシステムまたは他の適した手段から供給された筒先圧力の印加により貯蔵部740に流される。添加物塗布器70には図4を参照して既に説明したタイプの(図示しない)センサおよび制御デバイスを設置することもできる。
スクレーパ板783は貯蔵部740に接続されている。圧縮バネ785は、スクレーパが主ローラ720の転がり面との動作可能な接触に推進されるように、スクレーパ783とスクレーパ板787の間に配置されている。これにおいて、主ローラ720の転がり面の表面上の過剰な添加物材料は、移動しつつある主ローラがスクレーパを通過する間にこの転がり面から削り取られ、その材料は貯蔵部740内に堆積し戻される。したがって、ペーパーウェブへの転写のために主ローラ720により搬送された添加物材料は所望の位置、すなわち、ローラの転がり面上に位置するポケット内に位置する。
ローラ790、792、794は転写押圧ローラ725と共にローラリフトブラケット798上に配置されている。ローラリフトブラケット798はリフトバラケット枢軸板806の周囲で空気シリンダ805により印加された力により下向きに動くように設計されている。空気シリンダ805は(図示しない)加圧空気の供給源に接続され、かつ、ローラリフトブラケット798の動きに備えるために採用されている。ローラリフトブラケット798はローラリフトブラケット枢軸ピン807を介してリフトブラケット枢軸板806の周囲で前部ローラ板730に1つの端部で装着され、リフトブラケット798は可動である。ローラリフトブラケット798は、リフトブラケット枢軸板806に枢軸ピン807の反対側の端部で滑動可能に装着されているリフトブラケット枢軸スリーブ808をさらに含む。
動作において、転写押圧ローラ725およびローラ790、792、794は、ペーパーウェブ55の上部表面との接触への、および、それから外れる位置決めを行われるように、枢軸ピン807の周囲で動くことができる。転写押圧ローラ725が主ローラ720との動作可能な接触に動かされると、転写押圧ローラ725は主ローラ720の動力に基づくが、主ローラの回転の方向とは逆の方向に回転する。好ましくは、主ローラ720は時計回りに回転し、転写押圧ローラ725は反時計回りに回転する。したがって、転写押圧ローラ725は、好ましくは、転写押圧ローラ725と主ローラ720の転がり面の係合点において走行中のペーパーウェブ55に接触する。ペーパーウェブ55が転写押圧ローラ725と主ローラ720の間を走行する間にペーパーウェブ55により経験される押圧接触の結果、添加物材料が所定のパターンでペーパーウェブ55に塗布される。ペーパーウェブ55との接触への、および、それから外れるローラリフトブラケット798、転写押圧ローラ725、および、ローラ790、792、794の動きはプログラムすることができ、これにおいて、このリフトブラケット798の動きを制御するために、紙巻たばこ作成機の動作と連動したマイクロプロセッサを使用することができる。紙巻たばこ作成機が正常な動作をしていない時に様々なローラと接触しないように、ブラケットが後退することができ、かつ、ペーパーウェブ55が移動することができるために、ローラリフトブラケット798は紙巻たばこ作成機から受信された信号により制御することができ、これにおいて、塗布器装置70の様々な構成部分へのペーパーウェブのくっつきに伴う問題が最小に抑えられ、回避され、または、防止される。
図6を参照すると、本発明の1つの態様を示す添加物塗布器装置70の一部の関連構成部分が示されている。主ローラ720は凹んだ溝またはポケット820、822のパターンを有する転がり面を持ち、したがって、ポケットの付いた輪を提供している。主ローラの直径は変更することができるが、適した主ローラは約104mmの直径を有する。例示的な溝は、ペーパーウェブの縦軸に垂直に延長し、かつ、このペーパーウェブの幅の一部を横切るように位置する間隔を空けられた帯を提供し、かつ、形状が一般に箱状である。溝の寸法は変更することができ、かつ、所望されている塗布のパターンなどの要因に依存するが、適した溝は約2ミルの深さ、約5mmの縦方向に延長する長さ、および、約23mmの横方向に延長する長さを有する。これらの溝820、822は、(図示しない)添加物材料を含み、かつ、(図示しない)ペーパーウェブが主ローラ720の転がり面を通過して走行する際にこの転がり面と接触するペーパーウェブにこの添加物材料を転写するように設計されている。これにおいて、示すパターンについて、間隔を空けられて離れた帯は連続ペーパーウェブの縦軸を横断して所定の間隔で塗布されている。すなわち、凹んだ溝820、822はペーパーウェブ上に堆積される所定の量の添加物材料のための位置を提供し、それらの溝のサイズおよび形状は設計の選択肢の問題である。主ローラ720はステンレス鋼、硬化炭素鋼などの材料から製造されている。
ローラリフトブラケット798はローラ790、792、794、および、バックアップローラ725を支持している。バックアップローラ725または「柔らかい面を持つ」ローラは、典型的に、ステンレス鋼または硬化炭素鋼から製造され、転がり面はゴム型またはゴム弾性を持つ材料などの適した材料でできた上に載った帯または輪により提供されている。適した「柔らかい面を持つ」ローラ725は従来の紙巻たばこ作成機の構成部分部品に対して一般に使用されているタイプから適合され、かつ、従来の紙巻たばこ作成機において一般に使用されている材料から製造されている。ローラリフトブラケットは空気シリンダ805および枢軸板806も支持している。バックアップローラ798の直径は変更することができるが、適したバックアップローラは約40mmの直径を有する。
添加物材料のための貯蔵部740は貯蔵部バネ保持部761、調整ネジ取付け板778、調整ネジ781、スクレーパ783、および、スクレーパ板787と共に組み立てられている。
複数のローラ422、426、428、および、開口部824が前部ローラ板730上に配置されている。主ローラ720は、開口部824を通過するローラ駆動シャフト828、および、続いてローラギヤ834に接続されている塗布器駆動シャフト箱830に接続されている。ベルト595はローラギヤ834の周囲、および、動力駆動組立体841に取り付けられているプリー838の周囲に延長する。回転動力は動力駆動組立体841からローラギヤ834、ローラシャフト828、および、主ローラ720に供給されている。タイミングベルトプリー842は紙巻たばこ作成機の動作の速度に関する入力を受け取るために使用することができ、かつ、そのため、塗布器装置70の他の構成部分の動作のタイミングを取るために(図示しない)ベルトと共に使用することができる。
図7を参照すると、本発明の1つの態様を示すさらに他の添加物塗布器装置70の一部の関連構成部分が示されている。添加物塗布器装置の他の構成部分、および、その全般的な動作は図5および6を参照して既に説明された。このような塗布器70はより粘度の高い添加物材料をペーパーウェブ55に塗布するために特に有用である。紙巻たばこ用紙に関する塗布において有用なより粘度の高い添加物材料は、例えば、10万センチポアズより大きな粘度を有する添加物材料のペーストタイプの調合物を含む。
添加物塗布器70は図5および6を参照して既に説明されたポケット付きローラと全般的に同様である主巻上げ/転写ローラ850を含む組立体である。例えば、主ローラ850の直径は約104mmとすることができ、主ローラはステンレス鋼、硬化炭素鋼などの材料から製造することができる。いくつかの(図示しない)ローラは前部ローラ板730に固定されて取り付けられ、それらのローラは、ペーパーウェブ55が(図示しない)ボビンから添加物塗布器70に、主ローラ850とバックアップローラ725の転がり面の間を、および、さらに紙巻たばこ作成機8の他の領域に走行する経路に対する案内を提供する。
添加物材料のための貯蔵部855は主ローラ850に隣接して配置されている。貯蔵部は(図示しない)ボルトまたは他の適した接続手段により前部ローラ板730に所定の位置に維持され、かつ、固定されている。貯蔵部855は、貯蔵部855の頂部領域を介して(例えば、ペーストの形態を有する調合物などの)添加物材料の(図示しない)供給源に接続されている。これにおいて、主ローラ850に対する添加物材料の供給源が設けられている。貯蔵部内の主ローラ850の一部の位置決めをより明確に示すために、および、主ローラのそれぞれ転がり面および側面に対するスクレーパ860、864の位置決めをより明確に示すために、貯蔵部855の一部は点線で示されている。典型的に、添加物材料は、(図示しない)ポートを介して貯蔵部850に供給するTygon型チューブ配管などの(図示しない)チューブ配管を介して供給される。添加物塗布器70は主ローラ850上への堆積の点への添加物材料の流れのための経路を提供する。
スクレーパ860は貯蔵部855の本体に接続されている。スクレーパ850は主ローラ850の転がり面との動作可能な接触に推進されている。これにおいて、主ローラ850の転がり面の表面上の過剰な添加物材料は、運動中の主ローラがスクレーパを通過する際にこの転がり面から削り取られ、この材料は貯蔵部855に堆積し戻される。したがって、ペーパーウェブへの転写のために主ローラ850により搬送された添加物材料は所望の位置、すなわち、このローラの転がり面上に位置するポケット内に位置する。スクレーパ864は主ローラ850の前側面に対して配置されている。(図示しない)対応するスクレーパは主ローラ850の後ろ側面に対して配置されている。これにおいて、転がり面および両側の面は、これらの面から不要な過剰添加物調合物を除去するように、かつ、それにより、それらの面をコーティング調合物の蓄積が比較的ないように維持することによりこれらの面を比較的清浄に維持するように、「U」字型配置構成に配列された3つのスクレーパ片により表面処理に曝される。
図8を参照すると、本発明の1つの態様を示すフィンガレール組立体の1つのフィンガレール925が示されている。このフィンガレール925は「外部」フィンガレールと呼ばれ、例示的なフィンガレールは約22cmの長さを有する。本発明の1つの態様により修正することができる例示的なフィンガレールおよびフィンガレール組立体は市販されており、紙巻たばこ作成機におけるフィンガレールおよびフィンガレール組立体の設計および使用は紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。
フィンガレール925は刃状下部面929を形成するために徐々に狭くなっている下向きに延長している外部フィンガレール突起または突出アーム928を含む。同突起またはアーム928の飾り付け部端部931において、フィンガレール925の底部は上向きに、および、飾り付け部端部先端931に向かって徐々に増大する角度で徐々に曲がっている。フィンガレール925はフィンガレール内の空気流の通路を配分かつ規定するための空気室もしくはマニホルド934または他の手段を含むように構成されている。典型的なマニホルド934は約15cmの長さ、約5mmの幅、および、約4mmの深さを有する。このようなマニホルド934は、ステンレス鋼、硬化炭素鋼、または、他の適した金属合金などの材料から製造された従来のフィンガレールのこの領域を穿孔するか、または、その他の成形を行うことにより提供することができる。好ましくは、示すように、マニホルドはフィンガレールの長さを規定する軸を基準として全体的に平行な形で長さ方向に延長するように位置合わせされる。フィンガレール925は、フィンガレールを介して、このフィンガレールの飾り付け部端部931の近くでマニホルド934内に延長する空気通路947も含み、これにおいて、空気通路はフィンガレールを全体的に介して延長している。空気通路937はフィンガレール925の後ろ側から(図示しない)チューブまたは他の適した接続手段を介して(図示しない)加圧空気の供給源から供給されているマニホルド934内への空気の流れのための経路を提供している(すなわち、空気通路937は空気分配手段に空気流を導入するための手段を提供している)。
いくつかの狭い空気流路940、941、942はマニホルド934から全般的に下向きに、かつ、フィンガレール925の外部面に沿って延長している。それらの空気流路、溝、または、通路はマニホルドの長さに沿ってフィンガレール925の下部領域において形成、穿孔、エッチング、切り出し、または、その他で成形されている。したがって、空気流通路940、941、942はマニホルドと空気流連絡し、かつ、これらの空気流通路はフィンガレールからの高速空気流の外出に備えている。空気流路の数は変更することができ、設計の選択肢の問題とすることができる。しかし、空気流通路の数は、典型的に、約15から約30までの範囲とすることができ、約18から約28が好ましい。典型的に、各空気流通路は6mm離れて間隔を空けられ、各空気流通路の幅は約20ミルである。複数の空気流路940、941、942は無作為または所定のパターンに位置決めされ、空気流路は全て(例えば、全体的に下向きなどの)同じ方向を向くことができるか、または、空気流路は(例えば、空気流路が全体的に下向き、下向きかつ内向き、下向きかつ外向きなどに向けることができるなど)本質的に多指向性とすることができる。
フィンガレール925は、通路937からの空気流がマニホルド934を通過し、フィンガレールの底部から差し向けられた複数の空気流路940、941、942から出るために、フィンガレールの外側を覆う(図示しない)マニホルドカバーをさらに含む。マニホルドカバーは、典型的に、エポキシ型セメント、点溶接、または、他の適した手段を使用してマニホルド934を覆ってフィンガレール925に所定の位置に固定されている金属板の形態を有する。マニホルド934を覆うことは、空気通路940、941、942の外への高速空気の所望の通過を確実にする。
図9を参照すると、本発明の1つの態様を示すフィンガレール組立体の1つのフィンガレール950が示されている。このフィンガレール950は「内部」フィンガレールと呼ばれ、かつ、図8を参照して既に説明された「外部」フィンガレールと同時に使用されるとフィンガレール組立体を形成するように設計されている。内部フィンガレール950の全体的な設計および外観は既に説明した外部フィンガレールのそれらに多くの点で全般的に同様である。しかし、対応するフィンガレールは、互いに幾分「鏡像」または「左利き/右利き」の関係を有するように設計されている。
その飾り付け部端部952において、フィンガレール950の底部部分は徐々に上向きに曲がっている。フィンガレール950は空気室954またはマニホルドを含むように構成されてもいる。フィンガレール950は、フィンガレールを介して、このフィンガレールの飾り付け部端部952の近くでマニホルド954内に延長する空気通路956も含む。いくつかの狭い空気流路960、961、962は、フィンガレール950の外部面に沿ってマニホルド954から下向きに延長している。それらの空気流路はマニホルドの長さに沿ってフィンガレール925の下部領域において形成、穿孔、切り出し、エッチング、または、その他で成形されている。最も好ましくは、これらの空気流路960、961、962はマニホルド954の下部領域に沿った互い違いのパターンに配置されている。フィンガレール950は(図示しない)マニホルドカバーをさらに含む。
図10を参照すると、本発明の他の態様を示すフィンガレール組立体の1つのフィンガレール980が示されている。このフィンガレール980は「外部」フィンガレールと呼ばれる。本発明のこの態様により修正することができる例示的なフィンガレールおよびフィンガレール組立体は市販されており、紙巻たばこ作成機におけるフィンガレールおよびフィンガレール組立体の設計および使用は紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。
フィンガレール980の全体的な設計および外観は図8を参照して既に説明した外部フィンガレールのそれらと多くの点で全般的に同様である。フィンガレール980は、フィンガレールの下部外部面に沿って切り出しまたはその他で成形された全般的に縦方向に延長している放出流路982を含むように構成されている。フィンガレール980は空気通路のためのチューブ985を含み、好ましくは、チューブは全般的に円形の断面形状を有する。チューブ985は放出流路982に沿って延長し、これにおいて、チューブはフィンガレールの長さを規定する軸を基準として全般的に平行な形で長さ方向に延長するように位置合わせされている。チューブ985はエポキシ型セメント、点溶接、または、他の適した装着手段を使用してフィンガレール980に固定されている。チューブ985は、フィンガレール980から比較的離れた領域から(図示しない)チューブまたは他の適した接続手段を介して(図示しない)加圧空気の供給源からこのチューブの他の端部に供給されている空気の流れのための経路を提供している。すなわち、チューブ985の1つの端部986は高速空気の供給源を受けるために開いており、チューブ985の他の端部987はここからの空気流の外出を防止するために密封または閉鎖されていることが好ましい。チューブ985の内径は変更することができるが、典型的に、このようなチューブは約2mmから約5mmの内径を有することができる。
チューブ985は、自身の長さに沿って、かつ、自身の下部領域内に延長している複数の空気分配取出し口988、989、990を、チューブを通過する空気がこれらの取出し口から流出し、かつ、全体的に下向きに差し向けられるように含む。これにおいて、チューブ985はフィンガレールと機能上の位置合わせがされている。典型的なチューブ985は自身の長さに沿って約15cm延長している空気分配取出し口を持つ。空気分配取出し口988、989、990は配列された一連の小さな開口部または狭い通路であり、これらの通路は所定の無作為または互い違いのパターンに位置合わせすることができる。「互い違い」により、様々な空気流路が非線形の形で配列されていることが意味され、個々の空気流路間の距離は必ずしも全て同じではないか、または、様々な空気流路は空気を異なった方向に差し向ける。空気流路の1つの代表的なパターンは、(例えば、ジグザグ型のパターンなどの)互いからずれている2つの縦方向に延長している列からなり、内側の列の開口部は空気流を全般的に真っ直ぐ下向きに差し向けるように設計され、外側の列の開口部は空気流を下向きかつ外向きに差し向けるように設計されている。
空気通路988、989、999の寸法は変更することができるが、適した空気通路は小さな開口部である。それらの開口部の断面形状は変更することができるが、一般的に円形の断面形状の適した開口部は直径が約20ミルである。通常、チューブ985から下向きに延長しているこれらの狭い空気流路の数は約15から約30の範囲であり、約18から約28が好ましい。
図11を参照すると、本発明の1つの態様を示すフィンガレール組立体の1つのフィンガレール995が示されている。このフィンガレール995は「内部」フィンガレールと呼ばれ、かつ、図10を参照して既に説明された「外部」フィンガレールと同時に使用されるとフィンガレール組立体を形成するように設計されている。内部フィンガレール995の全体的な設計および外観は図10を参照して既に説明された外部フィンガレールのそれらに多くの点で全般的に同様である。フィンガレール995は空気通路のためのチューブ998を含むように構成されてもいる。好ましくは互い違いの配列になったいくつかの狭い空気通路1005、1006、1007はチューブ998から下向きに延長している。これらの空気流路はチューブ998の長さの一部に沿ってフィンガレール995の下部領域に位置する。
図8から11を参照して説明されたフィンガレールは紙巻たばこ作成機上のフィンガレール組立体に適切に組み立てられる。動作において、これらのフィンガレール組立体には、フィンガレールの関連空気通路および空気室に流入する加圧空気の供給が提供される。続いて、この流動空気は、空気の流れを全体的に下向きに差し向ける数多くの空気分配取出し口から流出する。様々な空気分配取出し口の(例えば、内径などの)相対寸法は、空気流の所望の速度および関連する流体力学などの要因に依存する。ほとんどの実用例の場合、空気流速度は実験により決定され、所望の、または、最適な動作を提供するために採用される空気流の量は設計の選択肢の問題である。好ましい実施形態において、加圧空気の供給は、各空気分配取出し口からの空気流の実質的に等しい速度が達成されるように、空気供給チューブまたはマニホルドの長さに沿って各空気分配取出し口に到達するために十分な空気の連続流を提供する。互い違いのパターンになった各フィンガレール空気分配取出し口からの一定した空気流速度はフィンガレール組立体の下方に所望の乱流空気流パターンの形成を促進する傾向を有する。
図12を参照すると、本発明の他の態様の実施形態が示されている。修正された飾り付け部入口コーン144は(図示しない)フィンガレール組立体の下方の領域において紙巻たばこ作成機内に位置決めされるように設計されている。本発明の1つの態様により修正することができる例示的入口コーンは市販されており、紙巻たばこ作成機における入口コーンの設計および使用は、紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。例示的な飾り付け部入口コーンは長さ約23cm、約5cmの幅、および、約2cmの最大高さを有する。典型的に、入口コーンはステンレス鋼、硬化炭素鋼、アルミニウム合金などの材料から製造されている。修正された入口コーンは図12に示すものなどの多構成部分構成、または、単一構成部分構成とすることができる。
飾り付け部入口コーン144は下流区間1020、上流区間1022、および、上流区間の上部領域の一部に対する修正上部挿入部1024を含む。入口コーン144は全体的に凹型の上部表面1030を持つ。上部表面1030内には、向かい合って縦方向に延長している下部横方向側面1035、1037があり、上流区間1022内には、対応する向かい合った上部横方向側面1040、1042がある。下部横方向側面の各々および上部横方向側面の各々は、縦方向に延長している凹型上部表面1030の向かい合った側面上に位置決めされている。
本発明のタイプの入口コーン144は下部横方向側面1035と上部横方向側面1040の間に位置する第1の縦方向に延長している空気流通路細孔または隙間1050、および、下部横方向側面1037と上部横方向側面1042の間に位置する第2の縦方向に延長している前部空気流通路細孔または隙間1052も含む。好ましくは、入口コーンの上流区間1022の各側の上部部分上の2つの細孔の全体的な形状は、それらの細孔が互いに鏡像となるものである。典型的に、各細孔の幅は約0.5ミルから約3ミルの範囲にあり、約1ミルから約2ミルが好ましい。入口コーン144は入口コーンの底部側、または、いずれかの他の適した位置に空気入口室1060を含む。例示的空気入口室またはポート1060は直径が約9mmの全体的に円形の空気入口開口部を提供するチューブ状部材である。高速流動空気流に対する空気の供給源は(図示しない)実験室用加圧または圧縮空気供給源などの適した供給源から供給され、空気入口室1060はTygon型チューブ配管などの適した接続手段により加圧空気の供給源に適切に接続されている。空気入口室1060を介して導入された空気流は、好ましくは、入口コーン内に位置する(図示しない)マニホルドまたは通路システムを通過し、かつ、縦方向に延長している空気細孔1050、1052を通って出る。例示的な入口コーンに対して、これらの空気細孔1050、1052は、好ましくは、約14.5cm長さ方向に延長するように位置決めされている。これにおいて、空気細孔1050、1052は、紙巻たばこ作成機内の通常の組立体に基づいて構成された時に(図示しない)フィンガレール組立体がフィンガレールの上に横たわっている距離だけ入口コーン144に沿って延長している。しかし、空気細孔はより短い距離またはより長い距離を延長することができる。これらの細孔は、各々、上向きおよび外向きに延長している角度で位置決めすることもできる。典型的に、角度は入口コーン144の最上流端部において水平を基準として少なくとも約45度であり、角度は、これらの細孔の最下流端部において少なくとも約75度となるように、極端なコーンの長さに沿って徐々にきつくなっている。これにおいて、この空気流は細孔1050から上部横方向側面1040に向かって、ならびに、細孔1052から上部横方向側面1042に向かって上向きかつ外向きに差し向けられている。
図13を参照すると、代表的な飾り付け部入口コーン144は、上流区間1022と縦方向に位置合わせされている下流区間1020を含む。これらの区間は、共働するメス溝1054、1056内に挿入された(図示しない)オスぺグを使用して互いを基準として所定の位置に維持されている。好ましくは、全長約23mmの入口コーンに対して、上流区間は約14.5mmの長さを有する。典型的に、上部挿入部1024の長さおよび上流区間1022の全長は根本的に互いに等しい。通常、上流区間1022および上部挿入部1024の長さ、それらの区間の各々の位置決めは、これらの構成部分が(図示しない)紙巻たばこ作成機内で適切に組み立てられた時の(図示しない)フィンガレール組立体の上に横たわる部分のすぐ下に位置する入口コーン144の領域に対応する。上部挿入部1024は飾り付け部入口コーン144の上部表面の一部に、設計された凹型表面構造を設けるように設計されている。上部挿入部1024の下には、空気取入れ口1060を介して導入された空気流のためのあるタイプのマニホルドを提供する空洞1058が設けられている。約14.5cmの長さを有する代表的な上流区間1022に対して、適したマニホルド1058は約14.5cmの長さ、約0.5mmから約1mmの深さ、および、約7mmから約15mmの幅を有する。したがって、マニホルド1058に流入する空気は(i)上流区間1024の底部および側面と、(ii)上流区間1022の頂部およびサイズの間に位置する(図示しない)細孔または溝を通って出る。上部挿入部1024および上流区間1022は、適切に位置するぺグおよび溝ならびに(例えば、エポキシ型セメントなどの)適した接着材料を使用して互いを基準として所定の位置に維持されている。
図14を参照すると、図1および2を参照して既に説明されたタイプの紙巻たばこ作成機を示す紙巻たばこ作成機10の1つの領域が示されている。特に、紙巻たばこ作成機10の飾り付け部区間45の入口領域が示されている。本発明の1つの態様を示すフィンガレール組立体140および本発明の他の態様により構成された入口コーン144の端部断面図が示されている。加えて、(部分的に切り取られて示す)ローラ132により支持された有孔ベルト32により保持されたタバコ葉充填物20が示されている。飾り付け部コンベヤベルト130、および、1つの表面に塗布された添加物材料73を有するペーパーウェブ55も示されている。
フィンガレール組立体140は2つの相補的なフィンガレール、すなわち、前部フィンガレール925および後部フィンガレール950を含む。フィンガレール925、950は図8および9をそれぞれ参照して既に説明されたタイプのものである。すなわち、各フィンガレールは、間隔を空けられて、それぞれマニホルド934、954から下向きに延長している複数の空気通路を持つ。示す断面図について、空気通路の位置決めは互い違いであり、したがって、示す後部フィンガレール950の領域は下向きに延長している空気通路960を持つ一方、示す前部フィンガレール935の領域は下向きに延長している空気通路が位置決めされた領域ではない。マニホルドカバー1110、1112はそれぞれフィンガレール925、959の外部面の一部を覆っている。これらのマニホルドカバー1110、1112は点溶接またはエポキシ型セメントなどの適した手段により所定の位置に固定されている。
フィンガレール925、950はともに、これらのフィンガレールの形状により規定された下向きに突出するアームが、実質的に長方形の縦方向に延長している通路、流路、または、走行路1120の向かい合った側面を形成するように、入口コーン144の上方にこれらの通常の根本的に平行な、間隔を空けられて離れた位置合わせをされて配置されている。有孔ベルト32、および、このベルトにより支持され、かつ、搬送されたタバコ葉充填物ケーキ20はこの走行路1120の上部領域を介して走行する。
飾り付け部入口コーン144の一部は、下向きに凹んだか、または、半円形の上部表面の面1030を含む。これにおいて、通路1120は(有孔ベルト32により提供されている)上部領域または表面、(フィンガレール925、950の位置決めにより規定された)2つの側面表面、および、(入口コーン144の上部表面の面1030により提供されている)下部表面により規定されている。飾り付け部コンベヤベルト130は入口コーン144の上部表面1030を横切って巻包み材ウェブ55を搬送する。タバコ葉充填物20が走行中のペーパーウェブ55上に堆積された後、入口コーン144の上部表面1030の半円形構成部分は、ペーパーウェブ55およびこれの上のタバコ葉充填物20の流れを(例えば、全般的に円形などの)所望の断面形状を有する棒体状形状に形成することに役立つ。飾り付け部入口コーン144の上部表面1030は、所望であれば、化学的または物理的に表面処理することができる。例えば、飾り付け部入口コーン上部表面1030は小さな摩擦係数を有するセラミック材料の表面を有するように処理することができる。ペーパーウェブ55の内部表面88の各端部における向かい合ったエッジ1130、1132の各々は、フィンガレール組立体140の下部領域と、および、特に、各個々のフィンガレール925、950の下部領域または下向きに突出したアームもしくは部分と接触する傾向を有することができる。典型的に、ペーパーウェブ55の一部の内部表面88は入口コーン144の上方のフィンガレール組立体140の一部と接触する。ペーパーウェブ55の内部表面88が(粘着型コーティング調合物の形態を有することができる)添加物材料73でコーティングされ、かつ、ペーパーウェブ55の内部表面88が飾り付け部入口コーン144およびフィンガレール組立体140に到達した時に、この添加物材料は未だに湿潤、やや粘る、または、べとつくことがある。その結果、この添加物材料73の幾分かはフィンガレール組立体140の一部上にくっつく傾向を示すことがある。
高速流動中のガスの流れはフィンガレール925、950の底部部分の領域ではあるが、ペーパーウェブ55の上方でフィンガレール140組立体を出る。高速流動中のガスの流れは(図示しない)実験室用加圧または圧縮空気供給源などの適した供給源から供給されている。ガスの温度は変更することができ、根本的に周囲温度の空気、加熱された空気、または、冷却された空気を使用することができる。ほとんどの実用例には好ましくないが、ガスの流れは水蒸気を含むことができる。好ましくは、空気流は、空気が(図示しない)空気取入れ口通路に流入し、各フィンガレールの個々の背面を介して個々のマニホルド934、954内に流入するように、供給チューブに接続された(図示しない)T字型接続チューブを介して供給されている。空気流の下向きの力ならびに(例えば、(図示しない)互い違いのパターンの空気分配取出し口などの)フィンガレール組立体からの空気流の適切に設計されたパターンはペーパーウェブ55の上方の空気乱流の区画の創出をもたらす。このような空気流により創出された下向きの力はペーパーウェブ55、および、特に、フィンガレール組立体140の隣接する表面から間隔を空けられたペーパーウェブ55の向かい合ったエッジ1130、1132を維持するように作用する。結果的に、ペーパーウェブ55がフィンガレール組立体140の下方を走行する間に、ペーパーウェブ55の内部表面88上の添加物材料73はフィンガレール組立体140の下部領域に転写されることが効果的に防止される。その結果、ペーパーウェブ55上の空気は、フィンガレール925、950の下部表面からある距離だけ離れてペーパーウェブを維持するように十分に攪拌される。互い違いのパターンの空気分配取出し口は、走行中のペーパーウェブ55上での層状型空気流の形成を防止するうえで役立つ。(例えば、本質的に妨害とはならない特定のパターンなどの)特定の下向きに差し向けられた空気流のパターンは、ペーパーウェブ55の上方の低空気圧区画を生成する傾向を有することがあり、このようなタイプの空気流のパターンは、ペーパーウェブが、フィンガ組立体140の下部表面領域と接触するように引っ張られるようにする。
加えて、高速流動するガス流は入口コーン144の上部表面1030内に延長している縦方向に延長している細孔1050、1052を介してマニホルド1058を外出することができ、かつ、空気流がペーパーウェブ55のエッジ1130、1132に向けて差し向けられるように、位置合わせされて位置決めすることができる。高速流動するガス流は(図示しない)適した供給源から供給されている。ガスの温度は変更することができ、根本的に周囲温度の空気、加熱された空気、または、冷却された空気を使用することができる。ほとんどの実用例には好ましくないが、ガス流は水蒸気を含むことができる。修正されたフィンガレール組立体140から供給された空気流の既に説明した下向きの力、ならびに、入口コーン144からの空気流の適切に設計されたパターンは、ペーパーウェブ55の下方での低空気圧区画1200の創出をもたらす。このような空気流により創出された下向きの力は、ペーパーウェブ55、および、特に、フィンガレール組立体140の隣接する表面から間隔を空けられたペーパーウェブ55の向かい合ったエッジ1130、1132を維持するように作用する。すなわち、ペーパーウェブ55はフィンガレール組立体140から効果的に引き離されている。加えて、入口コーン空気取出し口1050、1052、または、他の適した空気出口もしくは分配手段は、この入口コーン上に横たわるペーパーウェブの向かい合ったエッジの各々に向けて差し向けられている。したがって、ペーパーウェブ55のエッジ1130、1132を基準とした入口コーンの縦方向の空気細孔1050、1052を介した空気流の方向は、ペーパーウェブ55の下方に低空気圧区画1200の形成をもたらす。ペーパーウェブ55のエッジ1130、1132は入口コーン凹型上部表面1030の個々の上部横方向側面1040、1042上に引っ張られることになる。これにより、これらのエッジ1130、1132は、フィンガレール組立体140の構成部分との接触から効果的に引き離される。その結果、ペーパーウェブ55の内部表面88からの添加物材料73の転写は、ペーパーウェブ55がこの組立体の下方を走行する間、フィンガレール組立体140への転写からは回避され、最小に抑えられ、または、防止される。
フィンガレール925、950、入口コーン144からの空気流、または、フィンガレール925、950および入口コーン144の双方からの空気流れの組合せは、ペーパーウェブ55の上方、下方、または、上方および下方の双方からの空気流速を可能にする。これにおいて、フィンガレール組立体140と入口コーン144の間でのペーパーウェブ55の望ましい円滑な動きが促進される一方、フィンガレール組立体の構成部分から望ましい距離だけ離れてペーパーウェブ55を維持する。最適な動作を達成するために十分であるフィンガレール925、950を介した、かつ、入口コーン144を介した空気流の程度は実験により決定することができ、かつ、設計の選択肢の問題とすることができる。
図15を参照すると、本発明の様々な態様を示す位置合わせおよび検査システム1500のブロック図が示されている。このようなシステム1500は、複数の帯1505、1506、1507、1508などの所定のパターンを持つ連続ペーパーウェブ55から製造されている(図示しない)紙巻たばこの製造の制御を検査し、かつ、これを支援するために有用である。ペーパーウェブ55は検出システム95の近くに送られる。検出システムは非接触超音波伝送システムまたは近赤外線(NIR)吸収システムなどの分光分析システムとすることができる。このような検出システムは非光学タイプの検出システムとして特徴付けることができる。典型的な検出システム95はトランスデューサ/センサ構成部分1510およびプロセッサ/分析器構成部分1512を含む。典型的な超音波検出システム95はトランスデューサおよび分析器を利用している。好ましい超音波検出システムはSecondWave System Corp.から入手可能なModel NCT210−P2 6.3mm 1MHzトランスデューサ1510およびNCA−1000 2 EN分析器1512として入手可能である。典型的なNIRシステム95はセンサおよびプロセッサを利用している。好ましいNIR検出システムはNordson Corporationから入手可能な100マイクロ秒の応答時間を備えたGD 100W NIRセンサ1510およびG−NET Verification Systemプロセッサ1512を利用している。典型的に、検出器システム95は従来の紙巻たばこ作成機上で慣例となっている速度で移動している連続ペーパーウェブ55に関した適切な情報を提供するために十分な応答時間を持つ。
NIR反射システムは、不透明であると考えられるペーパーウェブなどのサンプルを検査するための特に好ましい分光分析システムである。Phil WilliamsおよびKarl Norrisにより編集され、米国ミネソタ州セントポールのAmerican Association of Cereal Chemists,Inc.により出版された「Near−Infrared Technology in the Agricultural and Food Industries」を参照されたい。典型的に、放射線照射光源および検出器1510はセンサ本体に収容され、約3mmのスポットサイズを達成するために、光ファイバ束が入射光を合焦レンズを介してペーパーウェブに案内する。典型的に、反射放射線は同じレンズおよび光ファイバ束により収集され、かつ、検出器1510に差し向け戻される。このようなシステムのこのような構成部分は、典型的に、約100マイクロ秒の応答時間を有し、この応答時間は毎分約8,000本の、かつ、紙巻たばこ棒体当たり1または2本の帯を有する紙巻たばこ棒体を生産するために十分な速度で稼動している紙巻たばこ作成機上の帯を検出するために十分速い。例えば、60mmの長さのタバコ葉棒体、毎分8,000棒体の定格タバコ葉棒体作成速度、および、棒体当たり5mmの幅の接着剤の単一の帯の場合、各棒体に対する検出時間は約625マイクロ秒である。
NIR分光分析は約850nmから約2500nmの波長範囲におけるサンプル内の成分の化学的濃度を測定する。このような波長内の放射線は格子、帯域通過型干渉フィルタ、ダイオード、または、高速電子制御音響光学伝送フィルタ(AOTF)を使用して発生させることができる。NIR吸光分光分析システムで使用されている例示的な検出器は硫化鉛(PbS)、シリコン(Si)、および、インジウムガリウム砒素(InGaAs)検出器である。NIR系システムは水などの化学的成分、ペーパーウェブに塗布されたコーティング調合物の他の成分、または、コーティング調合物に組み込まれているマーカー材料の存在を検出するために使用することができる。本発明のオンライン塗布技術によりペーパーウェブに塗布されている多くの添加物調合物の場合、それらの調合物は水を組み込んでいる(例えば、多くの事例において、塗布されたコーティング調合物の少なくとも約40重量百分率、および、通常少なくとも約50重量百分率は水である)。水は1450nmおよび1940nmに強い吸収帯を有する。
PLC系制御システム1518は紙巻たばこ作成プロセスの全体的な監督制御を提供する。例えば、PLC系制御システム1518はペーパーウェブ55への添加物材料のパターンの塗布、ペーパーウェブの検査、ペーパーウェブに塗布された添加物材料の乾燥に関した条件、および、特定の仕様を満たさない紙巻たばこの拒絶に関する情報を受信し、処理し、かつ、工程管理を提供することができる。適したPLC系システムはSiemens Energy and Automation,Incorporatedから入手可能なSIMATIC S7−300制御装置モデル6ES7 315−2AF03−0AB0として入手可能である。
紙巻たばこの製造中、紙巻たばこ作成機が所定の速度に到達し、かつ、紙巻たばこの生産が進行中であると、紙巻たばこ作成機10はPLC1518に高速動作可能信号1522を送る。PLCはその信号を処理し、かつ、出力信号1524をサーボ制御システム1525に発生する。出力信号1524は今度は(図示しない)サーボモータに動作のために添加物塗布器装置70と係合するように指示する(すなわち、ローラシステムは、自身を動作可能な係合に位置決めし、かつ、添加物材料塗布のための動作を開始するように指示される)。検出システム95により感知されたパターンを示す出力信号1530は処理のためにPLC1518に送られ、PLCは、中でも、欠陥があるかどうか、および、紙巻たばこ棒体の排除が必要であるかどうかを決定する。加えて、検出システム95は、(例えば、帯幅の逸脱などの)パターンの逸脱が所定の許容誤差レベル内か、または、これを超えているかを示す第2の信号1533(すなわち、許容誤差欠陥)を送る。もし帯1507、1508が喪失しているか、または、許容誤差の外であれば(すなわち、正しくないサイズであれば)、このような事象は注目され、PLCは、紙巻たばこ作成機との通信により紙巻たばこを排除1536するか、または、紙巻たばこ作成機10を停止1538するかを決定する。PLC1518内の内部シフトレジスタ1541は、(図示しない)選択された下流の排除位置における排除タバコ葉棒体の排除のために、紙巻たばこ作成機制御システムに送られた排除紙巻たばこ棒体情報を追跡し続けるために使用されている。PLCは、システムの停止が必要かどうか(すなわち、設定値を超える連続した組の排除かどうか、これにより、機械のオペレータの介入を必要とする大きな、または、破局的な欠陥を示す)も決定し、停止信号1538が紙巻たばこ作成機10内の(図示しない)制御システムに送られる。拒絶信号1536は効率の情報を計算するために、記録するためのデータベース1545にも送られ、PLC1518により発生されたいずれの欠陥も機械のオペレータへのフィードバックのために(図示しない)紙巻たばこ作成機制御システムを介してグラフィック表示装置1550に送られる。紙巻たばこ作成機10からの情報1551もデータベース1545に送られる。
ペーパーウェブ55上の塗布されたパターン形成された帯1507、1508を検出するために設計されたシステム1500について、このような検出システムは2つの入力信号1560、1562を受信する。例えば、第1の信号1560は連続タバコ葉棒体のフライングナイフ切断位置1568と1:1の比で対応する(すなわち、1つの切断が1つのパルスにより表される)トリガ信号とすることができ、第2の信号1562は連続紙巻たばこ棒体の速度1575に対応する符号化器信号とすることができる。塗布された帯の存在または不在に加えて、棒体内のそのような帯の位置およびその帯の幅は、これらの2つの入力信号1560、1562の組合せにより決定することができる。
紙巻たばこ作成機の特定の構成部分はサーボ駆動制御システム1525または他の適した運動制御手段を使用して駆動することができる。サーボ制御システム1525を使用して、(図示しない)モータの速度、加速度、位置、および、トルクをデジタルでプログラムすることができる。内部符号化器1580は(図示しない)サーボモータに対する内部フィードバックのために(図示しない)モータ筐体内に一体化されている。サーボ系駆動制御システムは、制御装置/増幅器、および、最終的に各個別の紙巻たばこ棒体となるものの上に(例えば、1つまたは2つの帯などの)所望のパターンを塗布し、かつ、位置決めするために連続紙巻たばこ棒体の速度を適合または同期させるために使用されるサーボモータを含む。これは、符号化器1590からの入力信号1585、1587を使用することにより遂行される。紙巻たばこ作成機の(図示しない)適した回転シャフトに機械的に連結された符号化器1590からの信号1585は切断ナイフの速度および位置に関した情報を提供する。加えて、第2の信号1587は、各個別の紙巻たばこ棒体の切断位置を参照するために切断ナイフ1590の切断時点にタイミングを取っている。検出器95はペーパーウェブに塗布された添加物材料の存在を検出し、信号1530はサーボ制御装置1580にも送られる。この信号は処理1525され、その結果は既に決定された事前プログラムされた許容位置ウィンドウと比較される。すなわち、(例えば、ペーパーウェブ55上の帯1507の位置決めに関する情報などの)その検出された情報に関した出力信号1530は、所望の仕様内にあるペーパーウェブに対して期待されているものの情報と比較される。サーボ制御装置1525は、塗布器装置70の動作を紙巻たばこ作成機10の動作の速度と同期させるために符号化器1575からの信号1598も受信する。これにおいて、サーボ制御装置1525は塗布器装置70に(i)サーボ制御システムの位相調整により補正され、かつ、適切に位置合わせされた状態を提供するように塗布器装置の動作を補正し、かつ、(ii)PLC1518内のさらなる処理に、特定の指定仕様内にない紙巻たばこを排除するかどうか決定させるため、または、紙巻たばこ作成機を停止させるための位置合わせズレ障害1600を発生するように指令する。例えば、ペーパーウェブ55に塗布された帯1507が位置合わせズレしていると、サーボモータは、ペーパーウェブ上の添加物材料のパターンの位置決めが所望の、かつ、指定の位置合わせされた状態に戻ることを可能にするために、一時的に速度を上げるか、または、下げる。
許容誤差ウィンドウ内にするための連続ペーパーウェブ上の添加物材料の横方向に配置された帯の位置合わせは、これらの帯が低点火傾向基準に関した特定の規格を満たす紙巻たばこの生産のために使用されると、非常に望ましい特徴となる。本発明の1つの態様によれば、連続ペーパーウェブに塗布された(例えば、帯などの)パターンの許容誤差ウィンドウ内への位置合わせは、パターンが(例えば、事前印刷されたパターンとして)オフラインでも、または、(例えば、紙巻たばこ作成装置上で塗布されたパターンとして)オンラインで塗布されても実行することができる。特に、2−軸制御システム(すなわち、2つの独立したモータを制御するシステム)は、高速帯センサ(すなわち、定格紙巻たばこ作成速度に対応するために十分速いセンサ)と共に紙巻たばこ作成装置内で使用されている。第1のサーボモータは紙巻たばこ作成機のフライングナイフを駆動する。棒体切断位置におけるナイフ位置は切断ナイフに機械的に結合された符号化器により導出され、この信号は帯の位置を決定するための参照点として使用されている。第2のサーボモータは飾り付け部ベルトおよび有孔コンベヤベルトを駆動し、第2の符号化器は紙巻たばこ作成速度に関するフィードバックを供給する。検出器は帯、および、切断ナイフを基準としたその帯の位置を感知する。もし帯が紙巻たばこ棒体上の位置合わせから外れれば、サーボ制御システムは典型的に、連続タバコ葉棒体が位置合わせされた状態となるまで切断ナイフが一時的により短い棒体を切断するように、ナイフを基準として飾り付け部ベルトの速度を落とす。これは、切断ナイフの速度を上げること、または、飾り付け部ベルトの速度を落とすことのいずれかにより達成することができる。例えば、システムは、可能な限り円滑にシステムをゆっくりと位置合わせされた状態へと近づけるために、(例えば、棒体当たりの切断の変更当たり1mmなどの)棒体当たりの小さな調整を行うようにプログラムすることができる。しかし、より小さな調整については、紙巻たばこ棒体を許容誤差ウィンドウ内に取り戻すために、より長い時間が必要であり、そのため、短いより多くの紙巻たばこが排除される。このような位置合わせシステムは、ペーパーウェブの伸びなどの要因のために、(i)紙巻たばこ作成機の立ち上げ中、(ii)停止からの復帰後、または、ペーパーウェブの新しいボビンが機械に添え継ぎされた後の機械の動作中、(iii)通常の紙巻たばこ作成機の動作中に調整を行うために特に有用である。
図16を参照すると、連続ペーパーウェブ上の帯の位置合わせに対する添加物塗布制御システムのタイミング図が示されている。ペーパーウェブ上の帯はセンサにより検出され、対応する出力信号が発生される。紙巻たばこ棒体の切断位置に一致する信号も発生される。紙巻たばこ棒体上の切断ナイフの位置を基準とした棒体の位置に対応する関連信号も発生される。センサ出力は他の2つの信号と比較される。このような比較は感知された帯の位置の決定、および、その位置が許容可能な指定ウィンドウ内にあるという決定を可能にする。したがって、例えば、各々の紙巻たばこ棒体が、その各紙巻たばこ棒体の点火側端部から25mmに位置決めされた5mmの幅を有する1つの帯を持つ複数の紙巻たばこ棒体を一貫して生産することが可能である。代案として、例えば、各棒体が(例えば、各々が約7mmの幅を有するなどの)少なくとも2つの同一の帯を持ち、かつ、帯の隣接するエッジの内側から測定された帯間の間隔が15mm以上、かつ、25mm以下の複数の紙巻たばこ棒体を一貫して生産することが可能である。
図17を参照すると、連続ペーパーウェブ上の帯の位置合わせのための添加物塗布制御システムタイミング図が示され、2つの帯が位置を外れているとして示されている。ペーパーウェブ上の帯はセンサにより検出され、出力信号が発生される。紙巻たばこ棒体の切断位置に一致する信号も発生される。紙巻たばこ棒体上の切断ナイフの位置を基準とした棒体の位置に対応する関連信号も発生される。センサ出力は他の2つの信号と比較される。このような比較は感知された帯の位置の決定、および、その位置が許容可能な指定ウィンドウ内にはない(すなわち、帯が先行しているか、または、遅れている)という決定を可能にする。したがって、サーボ制御システムは塗布装置の動作を位相補正により位置合わせされた状態に調整し戻すために使用することができる。加えて、期待されている位置合わせウィンドウ内に適合しない先行している帯または遅れている帯の双方に対する障害信号は、全ての位置合わせズレ棒体に対して発生され、かつ、システムの適切な位置での拒絶のための処理のためにPLCに送られる。
図18を参照すると、連続ペーパーウェブ上の帯の位置合わせのための添加物塗布制御システムタイミング図が示され、この帯は仕様を満たすには狭すぎると示されている。ペーパーウェブ上の帯はセンサにより検出され、出力信号が発生される。紙巻たばこ棒体上の切断ナイフ位置を基準とした棒体の位置に対応する関連信号も発生される。センサ出力は他の2つの信号と比較される。このような比較は感知された帯の幅の決定、および、その幅が許容可能な指定ウィンドウ内にはないという決定を可能にする。この仕様外の帯に対する障害信号は、排除または紙巻たばこ作成機の停止のためのさらなる処理のためにPLCに送られる。
図19を参照すると、連続ペーパーウェブ上の帯の位置合わせのための添加物塗布制御システムタイミング図が示され、この帯は仕様を満たすには広すぎると示されている。ペーパーウェブ上の帯はセンサにより検出され、出力信号が発生される。紙巻たばこ棒体上の切断ナイフ位置を基準とした棒体の位置に対応する関連信号も発生される。センサ出力は他の2つの信号と比較される。このような比較は感知された帯の幅の決定、および、その幅が許容可能な指定ウィンドウ内にはないという決定を可能にする。この仕様外の帯に対する故障信号は、排除または紙巻たばこ作成機の停止のためのさらなる処理のためにPLCに送られる。
図20を参照すると、本発明の1つの態様を示すさらに他の添加物塗布器装置を有する紙巻たばこ作成機8の一部の概略図が示されている。ドイツ国のHauni−Werke Korber & Co.KGにより製造された従来のPROTOS紙巻たばこ作成機10の一部が示されている。作成機10は添加物塗布器装置70を含むように修正されている。紙巻たばこ作成機10は、ペーパーウェブまたは紙巻たばこ巻包み材のストリップ55が巻かれた大型ボビン58を含む。ボビン58は紙巻たばこ作成機飾り付け部45および印刷機区間1620の下方に時計方向の回転に対して取り付けられている。ペーパーウェブまたは巻包み材のストリップ55がボビン58から巻き出されると、ストリップ55は、ストリップ55のいかなる緩みも巻き上げ、かつ、用紙ストリップに特定の大きさの張力を維持するために、(ローラ60、61として示されている)ローラの配列の周囲を通過する。
用紙ストリップ55が印刷機区間1620を通過した後、ストリップ55は添加物塗布器装置領域1625に走行し、ここで、ストリップ55は用紙予備加熱器1628を先ず通過する。添加物塗布器70はボビン58と飾り付け部45の間に配列され、好ましくは、移動中の用紙ストリップ55に粘着タイプの材料の帯を塗布するために採用されている。予備加熱器1628は、好ましくは、ペーパーウェブ55を約180℃から約220℃の範囲の温度に予備加熱する赤外線加熱器である。ペーパーウェブ55の予備加熱は任意であるが、特に、用紙を予備加熱することがその後に塗布される添加物に対する溶媒を蒸発させるうえで有利に役立てることができる時に、高速紙巻たばこ作成機の場合に好ましいことがある。
次に、予備加熱されたペーパーウェブ55は、広義に「糊付けポット」と呼ばれる時もある添加物塗布器組立体70に走行する。添加物塗布器組立体70は矢印により示されている方向に逆回転する1対の逆回転ローラ78、82を含む。添加物塗布器組立体70は添加物供給シュー448をさらに含む。落下物箱465はローラから遠心力またはその他により滴下し、跳ね飛び、または、投げ出されたいかなる添加物も捕らえるためにローラ78、82の下部部分を包囲している。ローラ78、82は、ローラ82の周囲表面に用紙ストリップが接線方向で接触する点1638において用紙ストリップ55の速度にも対応している同一の周速度で逆回転するように係合している。従来の速度制御システムは精密な所定の速度で機械構成部分を移動および回転させるために、および、移動および回転している機械構成部分間の相対速度をゼロに維持するために有用である。
ローラ82は塗布ローラであり、ローラ78はパターンローラ、好ましくは、周上に間隔を空けられた横方向の複数の溝、または、ポケットが設けられたグラビアまたは凹版パターンローラである。添加物供給シュー448は、ローラ間の挟み込みのすぐ上流のパターンローラ78に添加物材料を供給するために逆回転しているローラ78、82の間に位置している。添加物材料は、紙巻たばこ重ね張り接着剤、充填物詰め物巻包み接着剤、吸い口用紙接着剤、または、以下に述べるタイプの添加物材料などの接着剤を含む。ローラ78、82が逆回転すると、添加物材料または接着剤が、パターンローラ78上の横方向のポケットまたは溝から塗布ローラ82に、塗布ローラの周表面上の周上に間隔を空けられた位置に転写される。塗布ローラ82は、添加物材料を任意で予備加熱された用紙ストリップ55に、所定の幅および間隔の縦方向に間隔を空けられた横方向の(図示しない)帯に転写するために、点1638で用紙ストリップ55に対する僅かに上向きの圧力を持ち応えるために配置されている。
添加物材料が用紙ストリップ55に塗布された後、用紙ストリップは添加物塗布器組立体70の下流および紙巻たばこ作成機10の飾り付け部45の上流の赤外線用紙乾燥機120を通過する。乾燥機120を通過した後、1つの表面上に用紙横方向の帯を備えた用紙ストリップ55はローラ1640の他の配列を介して飾り付け部45に走行し、飾り付け部45で、用紙ストリップ55はタバコ葉棒体の周囲に成形され、かつ、用紙ストリップ55の縦方向側面エッジにより形成されている重なり合った縦方向重ね張りに沿って固着される。添加物材料および用紙ストリップ55は、これに塗布された間隔を空けられた横方向の接着剤帯が飾り付け部45においてタバコ葉棒体の周囲を巻包んだ時に破断しないように、赤外線用紙乾燥機120内で、かつ、ローラ配列1640を介した通過中に十分に乾燥される。
添加物塗布器装置70は、添加物の帯が、好ましいように、紙製紙巻たばこ巻包み材の内部表面(すなわち、タバコ葉棒体に対接する表面)に塗布されるようにする。しかし、添加物塗布器装置70は、所望であれば、添加物材料の帯を紙製紙巻たばこ巻包み材の外部表面に塗布することができるように、紙巻たばこ作成機10に配列することもできる。
図21を参照すると、紙巻たばこ作成機組立体8の一部が示され、かつ、他の代表的な添加物塗布器装置70の関連構成部分も示されている。このような塗布器70は粘性を持つ特定のタイプの添加物材料をペーパーウェブ55に塗布するために特に有用である。紙巻たばこ用紙に関する塗布に有用なこのような添加物材料は、例えば、約50万センチポアズから約250万センチポアズの範囲の粘度を有する添加物材料のペースト状調合物を含む。
添加物塗布器70は、塗布ローラ1800の各側に取り付けられた巻上げローラ720および転写押圧ローラ725(または、バックアップローラ)を含む組立体である。これらのローラは紙巻たばこ作成機の前部外部領域に固定された前部ローラ板730を介して取り付けられている。複数のローラ426、428、430、432の各々は前部ローラ板730に固定して取り付けられ、これらのローラは、ペーパーウェブ55が(図示しない)ボビンから添加物塗布器70、および、紙巻たばこ作成機8の他の領域に走行する経路のための案内を提供する。
(点線で示す)巻上げローラ720は(図示しない)添加物材料のための貯蔵部740内に位置決めされている。貯蔵部はボルト1810、1812または他の適した接続手段により前部ローラ板730に所定の位置に維持され、かつ、固定されている。貯蔵部740は、貯蔵部740の頂部領域の近くのポート1820を介して(例えば、ペーストの形態を有する調合物などの)添加物材料の(図示しない)供給源に接続されている。これにおいて、巻上げローラ720に対する添加物材料の供給源が提供される。所望であれば、貯蔵部には、図4を参照して上記に説明したものなどのこの貯蔵部内に存在する添加物材料の量をモニタするためのデバイスを装備することができる。典型的に、添加物材料は、ポート1820を介して貯蔵部740に供給するTygon型またはポリエチレンのチューブ配管などの(図示しない)チューブ配管を介して供給される。添加物塗布器70の貯蔵部は巻上げローラ720上への堆積の点への添加物材料の受入れ口を設けている。
ドクターブレード1822は、巻上げローラ720の頂部領域の近くでこのローラの近くに位置決めされている。ドクターブレードはこのローラを基準とした固定位置に支持することができるか、または、ドクターブレードは、例えばマイクロメータ1824を使用して可動となるように取り付けることにより、調整可能とすることができる。これにおいて、ローラ720の転がり面を基準としたドクターブレード1822の位置決めは調整することができる。好ましくは、ドクターブレードは、巻上げローラの転がり面に塗布された添加物材料が所望の量で供給されるために、位置決めされている。典型的に、ドクターブレードは、転がり面の長さおよび幅の双方に沿って所望の厚さを有する巻上げローラの転がり面上の添加物材料の層を提供するように位置決めされている。典型的に、ドクターブレード1822は巻上げローラ720の転がり面の表面から約0.001から約0.002インチに位置決めされている。巻上げローラの転がり面上の添加物材料が所望の量で供給された後、この添加物材料は巻上げローラから塗布器ローラ1800の適切なダイ1840の面に転写される。
巻上げローラ720は、好ましくは、変更できる材料から製造されるが、好ましくは、ポリウレタンゴム型材料、天然ゴム状物質、エチレンプロピレンジエンモノマゴムなどのゴム弾性型材料から製造される。例示的な巻上げローラは約50mmから約100mmの直径を有する。示す実施形態の場合、巻上げローラは貯蔵部740内で反時計方向に回転し、貯蔵部内の添加物材料はこのローラの表面上に堆積される。
巻上げローラ720は塗布ローラ1800の複数の突出塗布器ダイ1840、1842、1844、1846と転がり接触している。塗布ローラダイは、好ましくは、ペーパーウェブ55に塗布されることを所望されている添加物材料のパターンの全体的寸法のものである。例示的な塗布ローラ1800はステンレス鋼、ゴム弾性材料、または、これらの材料の組合せから製造されている。例えば、塗布器ローラの大型ホィール部分はステンレス鋼から製造することができ、突出ダイは比較的柔らかいゴム弾性材料から製造された交換可能な挿入物として製造することができる。代案として、塗布器ローラのホィールおよびダイ構成部分部品はステンレス鋼などの硬質金属材料から製造することができる。例示的な塗布器ローラは約50mmから約100mm、かつ、典型的に約85mmの直径を有し、ならびに、各々が高さ約10mmから約15mm、幅が約22mmから約25mm、かつ、周長が5mmから8mmの4つの突出ダイを持つ。ダイの他のサイズおよび形状、ローラ上のダイの他の配置構成、他のローラサイズ、および、ローラを製造するために使用される成分の組成は設計の選択肢の問題とすることができる。示された実施形態の場合、塗布ローラ1800は時計方向に回転する。
好ましい実施形態において、各ローラ725、1800は独立に駆動されている。例えば、(図示しない)1つのサーボ駆動機構は転写ローラ725の回転を制御することができ、(図示しない)第2のサーボ駆動機構は塗布器ローラ1800を制御することができる。独立したサーボシステムで2つのローラ725、1800の動作を制御することはこれらの2つのローラの速度の独立した制御、および、したがって、これらの2つのローラを使用してペーパーウェブへの添加物材料の塗布に伴う許容誤差を厳しく制御する能力を可能にする。独立に調整可能なローラも、転がり接触中の個々のローラの転がり面の接触の程度が制御することができる点で好ましい。例えば、ローラリフトブラケット798は、ローラ725をペーパーウェブ55および塗布器ローラ1800の突出ダイ1840、1842、1844、1846との転がり接触に、および、これの外に移動するための空気シリンダ1805による作動の手段により枢軸板1806の周囲で滑動して調整可能である。
動作において、連続ペーパーウェブ55は転写ローラ725および塗布ローラ1800の転がり面間を通過する。ペーパーウェブ55が転写押圧ローラ725および塗布器ローラ1800の転がり面間を走行する間にペーパーウェブ55により経験される接触の結果、塗布器ローラ720の表面から突出ダイ1840、1842、1844、1846の表面に転写された添加物材料は、ペーパーウェブ55に所定のパターンに塗布される。これにおいて、ダイの面は移動中のペーパーウェブ上の所望の位置に添加物材料の一種のオフセット印刷を提供する。転写押圧ローラ725の移動は、紙巻たばこ作成機の動作に連動したマイクロプロセッサなどによりプログラムすることができる。紙巻たばこ作成機から受信された信号によるこのような制御は、紙巻たばこ作成機が正常な動作をしていない時に様々なローラとの接触しないように、ペーパーウェブ55からの押圧ローラの後退を可能にすることができ、これにおいて、塗布器装置70の様々な構成部分へのペーパーウェブのくっつきに伴う問題が最小に抑えられ、回避され、または、防止される。
図22を参照すると、紙巻たばこ作成機組立体8の一部が示され、かつ、他の代表的な添加物塗布器装置70の関連構成部分も示されている。このような塗布器70は粘性を持つ特定のタイプの添加物材料をペーパーウェブ55に塗布するために特に有用である。紙巻たばこ用紙に関する塗布に有用なこのような添加物材料は、例えば、約50万センチポアズから約250万センチポアズの範囲の粘度を有する添加物材料のペースト状調合物を含む。
添加物塗布器70は、塗布器ローラ1800と転がり接触している巻上げローラ720を含む組立体である。これらのローラは紙巻たばこ作成機の前部外部に固定された前部ローラ板730を介して取り付けられている。複数のローラ422、426の各々は前部ローラ板730に固定して取り付けられ、これらのローラは、ペーパーウェブ55が(図示しない)ボビンから添加物塗布器70、および、紙巻たばこ作成機8の他の領域に走行する経路のための案内を提供する。
(点線で示す)巻上げローラ720は(図示しない)添加物材料のための貯蔵部740内に位置決めされている。貯蔵部はボルト1810、1812または他の適した接続手段により前部ローラ板730に所定の位置に維持され、かつ、固定されている。貯蔵部740は、貯蔵部740の頂部領域の近くのポート1820を介して(例えば、ペーストの形態を有する調合物などの)添加物材料の(図示しない)供給源に接続されている。これにおいて、巻上げローラ720に対する添加物材料の供給源が提供される。典型的に、添加物材料は、ポート1820を介して貯蔵部740に供給するTygon型のチューブ配管またはポリエチレンのチューブ配管などの(図示しない)チューブ配管を介して供給される。
ドクターブレード1822は、巻上げローラ720の頂部領域の近くでこのローラの近くに位置決めされている。ドクターブレードはこのローラの転がり面を基準とした固定位置に取り付けることができる。ドクターブレードは、例えばマイクロメータ1824を使用して可動となるように位置決めすることにより、調整可能とすることもできる。これにおいて、ローラ720の転がり面を基準としたドクターブレード1822の位置決めは調整することができる。好ましくは、ドクターブレードは、巻上げローラの転がり面に塗布された添加物材料が所望の量で供給されるために位置決めされている。典型的に、ドクターブレードは、転がり面の長さおよび幅の双方に沿って所望の厚さを有する巻上げローラの転がり面上の添加物材料の層を提供するように位置決めされている。典型的に、ドクターブレード1822は巻上げローラ720の転がり面の表面から約0.001から約0.002インチに位置決めされている。巻上げローラの転がり面上の添加物材料が所望の量で供給された後、この添加物材料は巻上げローラの転がり面からペーパーウェブ55上の適切な位置に転写される。
巻上げローラ720は、好ましくは、変更できる材料(例えば、材料は柔らかい材料または硬い材料とすることができる)から製造されるが、好ましくは、ポリウレタンゴム型材料または他の適した材料などのゴム弾性型材料から製造される。例示的な巻上げローラは図21を参照して既に説明した。巻上げローラは貯蔵部740内で(示す実施形態については)時計方向に回転し、貯蔵部内の添加物材料はこのローラの転がり面の表面上に堆積される。
巻上げローラ720は塗布ローラ1800の突出塗布器カム1840、1842、1844、1846と転がり接触している。塗布ローラカムはペーパーウェブ55に塗布されることを所望されている添加物材料のパターンの全体的寸法のものである。例示的な塗布ローラ1800は図21を参照して既に説明した。示す実施形態の場合、塗布ローラ1800は反時計方向に回転する。
好ましい実施形態において、各ローラ725、1800は独立に駆動されている。例えば、(図示しない)1つのサーボ駆動機構は転写ローラ725の回転を制御することができ、(図示しない)第2のサーボ駆動機構は塗布器ローラ1800を制御することができる。独立したサーボシステムで2つのローラ725、1800の動作を制御することはこれらの2つのローラの速度の独立した制御、および、したがって、これらの2つのローラを使用してペーパーウェブへの添加物材料の塗布に伴う許容誤差を厳しく制御する能力を可能にする。
動作において、連続ペーパーウェブ55は巻上げローラ720および塗布ローラ1800の転がり面間を通過する。ペーパーウェブ55が巻上げローラ720と塗布器ローラ1800の間を走行する間にペーパーウェブ55により経験される接触の結果、塗布器ローラ720の表面から突出カム1840、1842、1844、1846の表面により転写された添加物材料は、ペーパーウェブ55に所定のパターンに塗布される。すなわち、巻上げローラおよび添加物材料に向かい合うペーパーウェブの側の突出塗布器ローラカムは、巻上げローラに向けたペーパーウェブの周期的な屈曲を引き起こし、これにおいて、塗布器ローラの端面振れ作用の結果として、添加物材料は巻上げローラの表面からペーパーウェブに制御された形で転写される。ペーパーウェブ55は、様々なカムがこのペーパーウェブを下向きに屈曲させていない時に、ペーパーウェブが塗布器巻上げローラの表面から上向きに、かつ、これから離れるように移動する傾向を有するような形に送られる。その結果、ペーパーウェブ上の添加物材料の塗布の位置の制御を実行することができる。
図23を参照すると、本発明の紙巻たばこ作成機組立体8の一部が示されている。特に、本発明の1つの態様を示す添加物塗布器装置70が示されている。このような添加物塗布器70は(例えば、液体から比較的厚いペーストにわたる範囲の形態を有すると考えることができる添加物材料の調合物などの)比較的広範な粘度を有することができる(図示しない)添加物材料をペーパーウェブ55に塗布するために特に有用である。
添加物塗布器70は、互いに隣接して取り付けられ、かつ、紙巻たばこ作成機組立体8の外部前面上のローラ支持板400を介して取り付けられている巻上げローラ78および転写ローラ82を含む組立体である。このような添加物塗布器装置70の様々な関連構成部分の説明は図3から7、21、および、22を参照して既に述べた。このような添加物塗布器70の様々な構成部分は鋳造もしくは機械加工されたアルミニウムまたはステンレス鋼などの適した金属から製造されている。巻上げローラ78および転写ローラ82は、好ましくは、硬化ステンレス鋼から製造される。例示的な巻上げローラは約80mmから約130mmの直径および約55mmから約80mmの総転がり面幅を有する。例示的な転写ローラは約80mmから約130mmの直径、約35mmから約50mmの総転がり面幅を有する。いくつかの固定ガイド支柱、空気バー、または、回転可能なガイドローラ420、422、424は、これらのガイド支柱またはローラの所望の位置によって、紙巻たばこ作成機組立体8の前部ローラ板400またはシャーシのいずれかなどに適切に固定して取り付けられる。これらのガイド支柱またはローラは、ペーパーウェブ55が(図示しない)ボビンから添加物塗布器70を通って紙巻たばこ作成機組立体の他の下流の目的地に矢印1900により示す方向において走行する経路を提供する。
添加物塗布器70は、(図示しない)添加物材料貯蔵部の上方に配置されたマニホルド444も含む。貯蔵部は巻上げローラ78および転写ローラ82の上方の転がり面挟み込み区画内に位置し、この貯蔵部の全般的なサイズおよび形状はそれらのローラおよび制御ブロック1902の配置構成により決定されている。これにおいて、添加物材料のあるタイプのパドルがそれらのローラの周囲の挟み込み区画に設けられている。制御ブロック1902の位置決めは貯蔵部前部アーム452および(図示しない)貯蔵部後部アームの位置決めを介して維持されている。これらの貯蔵部アームは巻上げローラ78の上方に位置決めされ、かつ、枢軸ピン1907の周囲で可動である。制御ブロック1902は調整可能な停止アーム1912の使用を介して上下に位置決めすることができる。貯蔵部の境界を提供することに加えて、制御ブロックは、(図示しない)外部供給源から(図示しない)添加物材料を供給するため、および、リサイクルまたは処分のための過剰な添加物材料の除去のための(図示しない)内部および外部ポートも提供する。
マニホルド444は、前部ローラ板400に装着された(図示しない)マニホルド枢軸板に装着されている。このような装着は、マニホルド444に(図示しない)マニホルド枢軸ピンの周囲で上向きおよび下向きに動く能力を持たせたままにする。マニホルド444は空気シリンダ1915により供給される力を介してシステムの動作中に所定の位置に維持することができる。Tygon型もしくはポリエチレンのチューブ配管などの(図示しない)チューブ配管または他の適した供給手段は、(図示しない)貯蔵部への添加物材料の投入を提供するために、マニホルド444に接続され、かつ、(図示しない)添加物材料の供給源において始まっている。同組立体は巻上げローラ78に隣接し、かつ、これの僅かに下方に配置された回収ポット465も含む。回収ポット465は巻上げローラ78から除去された過剰な添加物材料に対する一時的な回収場所として機能する。所望であれば、貯蔵部には図4を参照して上記に説明したもののようなこの貯蔵部内に存在する添加物材料の量をモニタするためのデバイスを装備することができる。添加物塗布器70の貯蔵部は巻上げローラ78上への堆積の点への添加物材料に対する受入れ口を設けている。
スクレーパ864は転写ローラ82の前側面に対して配置されている。(図示しない)対応するスクレーパは転写ローラ82の後ろ側面に対して配置されている。スクレーパは制御ブロック1902の下向きに延長しているアームとして形成されている。これにおいて、転写ローラ82の側面の表面上の過剰な添加物材料はこのローラがスクレーパを通過する間にこのローラから削り取られる。続いて、この材料は制御ブロック1902内に位置する(図示しない)少なくとも1つの取出し口ポートから出る。典型的に、転写ローラ82の前側および後ろ側の各々に1つの2つのポートが採用されている。続いて、過剰な材料はリサイクルまたは処分されるために(図示しない)チューブを介して除去される。真空の供給のための(図示しない)ダイアフラムポンプまたは他のタイプの適した手段はシステムから過剰な添加物材料を排除するために使用することができる。これにおいて、転写ローラ82の両側の面は、これらの面から不要な過剰添加物調合物を除去するように、かつ、それにより、それらの面をコーティング調合物の蓄積が比較的ないように維持することによりこれらの面を比較的清浄に維持するように、このローラの側面に沿って配列された2つのスクレーパ片により表面処理が行われる。所望であれば、空気流、水噴霧、スクレーパ、または、ブラシを使用した巻上げローラおよび転写ローラのいずれか、または、双方のさらなる表面処理を、それらのローラの表面を清浄に維持するうえで役立てるために、および、摩擦により引き起こされる熱の発生を低減するうえで役立てるために採用することができる。
転写ローラ82および巻上げローラ78はローラ押圧板480を使用して動作可能に係合するように位置決めされている。ローラ押圧板480は、ローラ78、82に力を印加するための空気圧シリンダ484または他の適した手段に動作可能に接続されている。空気圧シリンダ484は、ローラ押圧板480を押圧板枢軸シャフト488の周囲で転写ローラ82との係合に強制的に設定および解除するために圧縮空気を利用する。この板480は、回収ポットを巻上げローラ78のシャフト上の(図示しない)ベアリング筐体との係合に移動させるためにこの回収ポット465に圧力を印加する。したがって、転写ローラ82および巻上げローラ78の転がり面間での緊密な転がり接触が提供される。巻上げローラ78を転写ローラ82と係合、および、係合解除するためのローラ押圧板480の動きはプログラムすることができ、この板480の動きを制御するために、紙巻たばこ作成機の動作と連動したマイクロプロセッサを使用することができる。
動作において、巻上げローラ78は反時計方向に回転され、転写ローラ82は時計方向に回転される。したがって、回転中の巻上げローラ78と逆回転中の転写ローラ82の間の(例えば、貯蔵部などの)挟み込み領域内に導入された添加物材料は、巻上げローラの転がり面内の溝の付いた、または、凹んだ(図示しない)領域を満たし、かつ、その溝の付いた、または、凹んだ領域に隣接した転がり面の領域内で転写ローラの転がり面上に保持される。これにおいて、転写ローラ82の転がり面の所定の領域に添加物材料の所定の供給量を継続的に供給するための組立体および方法が提供される。
添加物塗布器70は、塗布ローラ82の各側面上に取り付けられた塗布ローラ1800および転写押圧ローラ725(または、バックアップローラ)も含む組立体である。典型的に、バックアップローラ725はゴム弾性材料から製造され、例示的なバックアップローラは市販の紙巻たばこ作成機において使用されているものである。これらのローラは紙巻たばこ作成機8の前部外部領域に固定された前部ローラ板400を介して取り付けられている。図5、6、および、21を参照して既に説明したタイプの配置構成などの他のバックアップローラの配置構成も採用することができる。移動中のペーパーウェブ55は塗布ローラ1800とバックアップローラ725の転がり面間を通過する。
様々なローラを配列し、かつ、取り付ける方法は変更することができる。例えば、ローラのいずれか、または、全ては先細りシャフトおよびスピンドル型の構成を使用して取り付けられるように設計することができる。
転写ローラ82は塗布ローラ1800の(例えば、12または他の選択された数の)複数の突出塗布器ダイ1840、1842、1844、1846と転がり接触している。塗布ローラダイは、好ましくは、ペーパーウェブ55に塗布されることを所望されている添加物材料のパターンの全体的寸法のものである。例示的な塗布ローラ1800はステンレス鋼、ゴム弾性材料、または、これらの材料の組合せから製造されている。例えば、塗布器ローラの大型ホィール部分1920はステンレス鋼から製造することができ、外部転がり面1925内の突出ダイは比較的柔らかい、または、柔軟なゴム弾性材料から成形し、かつ、製造することができる。代案として、突出しているダイは比較的柔らかい、または、柔軟なゴム弾性材料から製造された交換可能な挿入物として製造することができる。例示的なゴム弾性型材料はポリウレタンゴム型材料、天然ゴム状物質、シリコンゴム、および、エチレンプロピレンジエンモノマゴムなどの材料である。代表的な突出ダイおよびゴム弾性材料から成形された関連構成部分はCytec Inc.からのCytec Compound #TV−8070 Polyurethane 60−65 Durometer “A”、Cytec Compound #TV−8050 Polyurethane 40−45 Durometer “A”、および、Cytec Compound #TV−8090 Polyurethane 80−85 Durometer “A”として入手可能なタイプのポリウレタンゴム材料から提供することができる。代案として、塗布器ローラのホィールおよびダイ構成部分部品はステンレス鋼などの硬質金属材料から製造することができる。例示的な塗布器ローラは約100mmから約200mm、かつ、典型的に約130mmから約170mmの直径を有し、ならびに、各々が約1mmから約4mmの放射状高さ、約22mmから約25mmの幅、および、約5mmから約8mmの周長の約4から約16の突出ダイを持つ。このような塗布ローラは、ペーパーウェブの縦軸を横断するように向きを決定されている紙巻たばこ紙製巻包み材料の間隔を空けられた帯のウェブの1つの表面に塗布するために使用することができる。ダイの他のサイズおよび形状、ローラ上のダイの他の配置構成、他のローラサイズ、および、ローラを製造するために使用される成分の組成は設計の選択肢の問題とすることができる。示す実施形態の場合、塗布ローラ1800は反時計方向に回転する。
代表的な実施形態の場合、巻上げローラ78および転写ローラ82は各々約103mmの直径を有する。転写ローラ82は約40mmの幅を有する転がり面を有する。巻上げローラ78は約68mmの幅を有する転がり面を有し、約22.5mmの幅を有する溝がこのローラの各側面からほぼ等距離に位置し、このローラの転がり面全体に外接している。溝は変更することができる深さを有し、代表的な溝の深さは約0.001インチから0.003インチである。塗布ローラは約23mmの幅を有し、かつ、約130mmの直径を有する内部ローラおよび約7mmの放射状厚さを有するポリウレタン型ゴム材料の外部面を有し、外部面から延長しているのは各々が約2.5mmの放射状高さおよび約6mmの周長を有する12個の等しく間隔を空けられたダイである。このような塗布ローラ1800は、紙巻たばこ紙製巻包み材に、この巻包み材の幅の少なくとも一部を横切って延長するように配列され、かつ、約23mmの幅および約6mmの長さを有する間隔を空けられた帯の形になった接着剤調合物を塗布するために使用することができる。
他の代表的な実施形態の場合、添加物塗布器70は、各棒体が(例えば、各々が約5mmから約7mmの幅を有する)少なくとも2つの同一の帯を持ち、帯間の間隔が、帯の隣接する内部エッジから測定して、15mm未満にならず、かつ、25mmを超えない、複数の紙巻たばこ棒体を製造するためにこのように生産された巻包み材料を使用することができるように、自身に塗布および位置決めされた添加物材料を有する巻包み材料を一貫して生産することが可能であるように構成することができる。
好ましい実施形態において、転写ローラ82および塗布ローラ1800の各々は独立に駆動されている。例えば、(図示しない)1つのサーボ駆動機構は塗布ローラ1800の回転を制御することができ、(図示しない)第2のサーボ駆動機構は転写ローラ82を制御することができる。転写ローラ78の回転を基準とした巻上げローラ78の回転は図4を参照して既に説明した一般的な形で(例えば、タイミングを取った回転速度に関して)厳しく制御することができる。独立したサーボシステムで様々なローラの動作を制御することは、塗布ローラを基準とした(例えば、巻上げおよび転写ローラなどの)2つの供給ローラの速度の独立した制御、および、したがって、多ローラシステムを使用してペーパーウェブへの添加物材料の塗布に伴う許容誤差を厳しく制御する能力を可能にする。加えて、独立に調整可能なローラも、転がり接触中の個々のローラの転がり面の接触の程度が制御できる点で好ましい。所望であれば、塗布ローラ1800、転写ローラ82、および、巻上げローラ78の各々は3つの別個のサーボシステムを使用して独立に動作させることができる。
動作において、紙巻たばこ製造の工程中に、巻上げローラ78は反時計方向に回転され、転写ローラ82は時計方向に回転される。これらのローラは押圧板480により供給された圧力により接触して係合している。(図示しない)添加物材料は(図示しない)供給源からマニホルド444に、ならびに、マニホルドから(図示しない)貯蔵部に送られる。これにおいて、添加物材料は巻上げローラ78と転写ローラ82の転がり面間の上部挟み込み領域内に導入される。巻上げローラの転がり面内の(図示しない)連続溝により、添加物材料はこの溝を満たす傾向を有し、また、巻上げローラと転写ローラの間で転がり接触が維持されているため、添加物材料は、巻上げローラの溝に隣接した転がり面の領域内の転写ローラの転がり面の一部上に連続した縞として塗布される。転写ローラと転がり接触している塗布ローラ1800は反時計方向に回転する。したがって、化工澱粉および水を組み込んだ混合物などのコーティング調合物は、転写ローラの転がり面の適切な領域上に所望の量および所望の形で塗布することができ、続いて、この調合物は転写ローラから塗布ローラの適切な領域に効率的かつ効果的に転写することができる。連続ペーパーウェブ55は転写ローラ1800とバックアップローラ725の転がり面間を通過する。ペーパーウェブ55が転写押圧ローラ725と塗布器ローラ1800の転がり面間を走行する間にペーパーウェブ55により経験される接触の結果、塗布器ローラの表面から突出ダイ1840、1842、1844、1846の表面に転写された添加物材料は、ペーパーウェブ55に所定のパターンに塗布される。これにおいて、ダイの面は移動中のペーパーウェブ上の所望の位置に添加物材料の一種のオフセット印刷を提供する。その結果、塗布ローラ1800の表面上の添加物材料は、走行中のペーパーウェブ55の内部表面に塗布ローラの転がり面上のパターンに対応する位置に転写される。転写ローラ82および塗布ローラ1800の互いを基準とした動作および相互作用は、転写ローラが所望の量の添加物材料を塗布ローラのダイ面に供給するようになるものである。塗布ローラ1800およびペーパーウェブ55のダイ面の動作および相互作用は、連続したダイ面上の添加物材料がペーパーウェブの所定および所望の位置に塗布されるようになるものである。すなわち、ペーパーウェブ55は非常に速い速度で供給され、したがって、様々なローラも対応するように大きな速度で回転する。塗布された添加物材料を有するペーパーウェブ55は紙巻たばこ作成機の下流の位置または装置内の他の場所に進められる。
図24を参照すると、図24を参照して既に説明したタイプの巻上げローラを示す巻上げローラ78が示されている。巻上げローラ78は転がり面1950ならびに転がり面の周辺の完全に周囲に延長している周上に延長している溝1955を持つ。溝の幅は変更することができ、かつ、所望の量の(図示しない)添加物材料調合物を供給するように設計することができる。溝の深さも変更することができ、かつ、所望の量の(図示しない)添加物材料調合物を供給するように設計することができる。溝1955は、最も好ましくは、ローラの転がり面内の凹みが前部側面転がり面表面1960と後部側面転がり面表面1962の間に位置するように位置決めされている。これにおいて、動作では、(図示しない)転写ローラの(図示しない)転がり面は巻上げロール78の側面転がり面表面1960、1962と転がり接触にあり、巻上げローラの転がり面1950内の溝1955の存在により、(図示しない)中空領域がこれらのローラが転がり接触にある領域に形成される。好ましい実施形態は1つの連続した溝を持つが、他の溝の設計も採用することができる。例えば、一連の連続した溝、格子の形状を形成している溝、または、他のタイプのパターンも採用することができる。
図25を参照すると、図23を参照して既に説明したタイプの塗布ローラを示す代案となるタイプの塗布ローラ1800が示されている。このような塗布ローラは図21および22を参照して既に説明したタイプの塗布器システムにおける塗布ローラとして使用することができる。塗布ローラはローラ1800の(例えば、周辺表面などの)転がり面1965上の所望の位置に位置決めされた間隔を空けられた複数のダイ1840、1842、1844、1846を持つ。ダイは、ローラの大きな中央領域に形成された半円タイプの凹み内に位置決めされたゴム弾性材料のシリンダから提供されている。取外し可能な側面板1969はローラの転がり面上に所定の位置にダイを維持するうえでの支援に役立つ。
図26を参照すると、図23を参照して既に説明したタイプの塗布ローラを示す代案となるタイプの塗布ローラ1800が示されている。このような塗布ローラは図21および22を参照して既に説明したタイプの塗布システムにおいて塗布ローラとして使用することができる。塗布ローラはローラ1800の転がり面1965上の所望の位置に位置決めされた間隔を空けられた複数のダイ1840、1842、1844、1846を持つ。ダイ1840、1842、1844、1846は、ローラの大きな中央領域に形成された外向きに延長している挿入領域1980、1981、1982、1983にそれぞれ位置決めされたゴム弾性材料のシリンダから提供されている。(図示しない)取外し可能な側面板はローラの転がり面上に所定の位置にダイを維持するうえでの支援に役立つ。
図27を参照すると、図23を参照して既に説明したタイプの塗布ローラを示す代案となるタイプの塗布ローラ1800が示されている。このような塗布ローラは図21および22を参照して既に説明したタイプの塗布システムにおいて塗布ローラとして使用することができる。塗布ローラはローラ1800の転がり面1965上の所望の位置に位置決めされた間隔を空けられた複数のダイ1840、1842、1844、1846を持つ。ダイは、ローラの大きな中央領域に形成された対応する半円タイプの凹みに位置決めされたゴム弾性材料のシリンダから提供されている。取外し可能な側面板1969はローラの転がり面上に所定の位置にダイを維持するうえでの支援に役立つ。
図28を参照すると、図23を参照して既に説明したタイプの塗布ローラを示す塗布ローラ1800の代案となるタイプが示されている。このような塗布ローラは図21および22を参照して既に説明したタイプの塗布器システムにおいて塗布ローラとして使用することができる。塗布ローラはローラ1800の転がり面1965上の所望の位置に位置決めされた間隔を空けられた複数のダイ1840、1842、1844、1846を持つ。ダイはローラの大きな中央領域に形成された(例えば、楔形状のタイプの凹みなどの)対応する形成された凹み1980、1981、1982、1983に位置決めされたゴム弾性材料の形成片から提供される。(図示しない)取外し可能な側面板はローラの転がり面上に所定の位置にダイを維持するうえでの支援に役立つ。
図29を参照すると、巻包み材料供給機200が示されている。第1のボビン224から第2のボビン2100へのペーパーウェブ55のストリップの走行の経路が様々な矢印により示されている。このような機械200は第1のボビン224から供給されたペーパーウェブ55の連続ストリップに添加物材料73の所望のパターンを連続した形で塗布する能力、および、第2のボビン2100を形成するために、結果として得られたこのように処理されたウェブを巻き戻す能力を持つ。このような機械200はオフラインの形で連続ペーパーウェブ55に(例えば、水系澱粉系調合物などの)コーティング調合物を塗布するために使用することができる。続いて、塗布されたパターン形成された添加物材料を持つ巻包み材料を使用して(図示しない)紙巻たばこを製造するために、第2のボビン2100は機械200から取外し、必要に応じて保管され、かつ、(図示しない)従来タイプの自動紙巻たばこ作成装置に取り付けることができる。特に興味深いことは、塗布された添加物材料を持つパターン形成された巻包み材料を有する連続紙巻たばこ棒体を製造するための根本的に未修正の自動紙巻たばこ作成装置を採用する能力である。
適した巻包み材料供給機200はHauni−Werke Korber & Co.KGからのSE 80として入手可能なウェブ供給ユニットを適切に修正することにより提供することができる。例えば、参照として本明細書に組み込まれているHolmes他への米国特許第5156169号明細書を参照されたい。Bokelman他への米国特許第5966218号明細書に述べられているタイプの構成部分を有するものなどの他の適した巻出しユニットも採用することもできる。供給機200は、上に第1のボビン224が取り付けられている少なくとも1つの巻出しスピンドル組立体220を支持するフレーム205を含む。好ましくは、供給機200は(図示しない)第2のボビンに対する第2の巻出しスピンドル組立体228、および、ウェブ添え継ぎ機構232を含む。適した巻出しユニットおよび関連構成部分はHauni Maschinenban AG、Molins PLC、Goebel Schneid−und Wichelsystme、および、Dusenbery Worldwideなどの供給元から市販されている。ボビン224上に収容される巻包み材料の量は変更することができる。従来の自動紙巻たばこ作成装置に取り付けられている典型的なボビンは、長さ約6,500メートルの巻包み材料の連続ストリップをしばしば収容している。
ペーパーウェブ55は、巻出しスピンドル組立体のシャフトにブレーキ構成部分239と共に接続されている張力センサ236を介して通されている。これにおいて、張力センサ236とブレーキ構成部分239の組合せは、ペーパーウェブ55がボビン224から転送される間にペーパーウェブ55上に所望の大きさの張力を維持するために機能する。巻出しユニットに対するブレーキ構成部分システムは市販されており、このようなタイプのシステムの設計および運転は自動紙巻たばこ製造システムの設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。
動作において、ボビン224から供給された連続ペーパーウェブ55は一連のアイドラローラ、ガイド支柱、および、空気バー245、247、255、256により規定された経路を介して送られる。ペーパーウェブ55は、ペーパーウェブ55に所望のパターンの添加物材料73を塗布するために使用される塗布器システム70を介しても送られる。代表的な添加物材料73は液体、シロップ、または、ペーストの形のコーティング調合物である。好ましくはないが、任意で、ペーパーウェブは、ペーパーウェブが塗布器システム70を通過する直前に(図示しない)加熱/冷却制御ユニットを介して送ることもできる。
代表的な添加物塗布器70は構成部分を含み、ならびに、既に述べたタイプの塗布器システムと根本的に同じ形で動作することができ、かつ、それらから選択することができる。特に好ましい代表的な添加物塗布器70およびこれに対する駆動システムは図23を参照して既に説明した。添加物材料73は、最も好ましくは、ペーパーウェブ55の内部表面88であると考えられるものに所定の位置にも塗布される。
添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された後、巻取り体は(図示しない)検査システムのためのセンサまたは検出器95に露出することができる。好ましくは、検出器95は添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された直後にこのペーパーウェブに関する情報を受け取るように位置決めされている。(例えば、コーティング調合物の水の存在を検出するために使用することができる)容量性タイプの検出器が好ましく、1つの代表的なタイプの容量性検出器はLion PrecisionからのDMT 20として入手可能である。典型的に、検出器95は図15を参照して既に説明したタイプの特定の検査システムと共に使用される。例えば、Lion PrecisionからDMT 20として入手可能な容量性検出器は(例えば、National Instrumentから入手可能なPXI−1002などの)高速データ収集ボードに接続することができる。検出器からのデータはデータ収集ボードを使用して適切に分析され、連続ペーパーウェブに塗布されたパターンの仕様に関する情報が生成される。出力信号がデータ収集ボードからPLCに送られ、オペレータに、このように処理されたペーパーウェブが仕様から外れていることを知らせる。続いて、オペレータは機械の動作を停止できるか、または、仕様の許容誤差から外れている巻包み材料の生産に関した問題の原因を矯正するための手順を踏むことができる。代案となるセンサ、検出器、および、検査システムの構成部分、ならびに、検査システムの技術および動作の説明はWhite他への米国特許第4845374号明細書、Bokelman他への同第5966218号明細書、Struckhoff他への同第6020969号明細書、および、Bokelman他への同第6198537号明細書に述べられている。
加えて、添加物材料73がペーパーウェブ55に塗布された後(すなわち、塗布器装置70の下流で)、巻取り体は、ペーパーウェブが曝される熱を制御するための非常に好ましいが任意の加熱/冷却制御デバイス280または他の適した手段を通過することができる。制御デバイス280は、巻出しユニット245を支持しているフレーム2105またはフレーム205により支持することができ、塗布器装置70は制御デバイス280を支持するように構成することができる。制御デバイス280は(例えば、温度を上昇または下降させることにより)ペーパーウェブ55および添加物材料が曝される熱量を変化させるために使用することができる。例えば、制御デバイスは、ペーパーウェブ55に塗布された添加物材料73からの(例えば、水分などの)溶媒の除去において役立つように構成された加熱または乾燥デバイスとすることができる。代案として、例えば、加熱/冷却制御デバイスは、加熱された添加物塗布器システム70を使用してペーパーウェブ55に塗布された溶解添加物材料73の硬化において役立つように構成された冷却デバイスとすることができる。典型的に、加熱/冷却制御デバイス280はペーパーウェブ55が(取入れ口端部282を介して取出し口端部283から)通過されるトンネル型の構成を有し、このトンネル領域内にペーパーウェブが存在する間、ペーパーウェブは、赤外線対流または輻射加熱デバイスを使用して供給される加熱、または、寒剤型、固体二酸化炭素型、または、液体窒素型の冷却デバイスを使用して供給される冷却に曝される。
加熱/冷却デバイス280のサイズは変更することができる。例示的な加熱/冷却デバイス280は約2フィートから約10フィートの長さを有し、約3フィートから約8フィートの長さが典型的であり、約4フィートから約7フィートの長さが望ましい。ペーパーウェブ55が加熱/冷却デバイス280を介して走行する距離(すなわち、このデバイスを介した走行の長さ)は変更することができる。例えば、ペーパーウェブ55は適切に構成された(図示しない)ローラシステム構成を使用して加熱/冷却デバイス280内を前後に送ることができる。代表的な加熱/冷却制御システムは図2を参照して既に説明した。(例えば、マイクロ波型乾燥システムなどの)輻射型乾燥システムが好ましい。
ペーパーウェブ55は温度制御デバイス280を出て、巻き戻しユニット2120に進められる。これにおいて、ペーパーウェブ55はコア2125上に包まれ、これにより、第2のボビン2100を形成する。任意で、適した検出器2130は、ペーパーウェブが温度制御デバイス280を出た後、ペーパーウェブ55の検査に備えるように位置決めすることができる。例えば、検出器2130はペーパーウェブ55における破断を検出するために使用することができ、したがって、供給機200の動作の停止を誘導する。代表的な用紙破断検出器はBanner Engineering Inc.からのModel No.T18SP6FF50Qとして入手可能である。他のタイプの検出システムの選択および使用は紙巻たばこ作成機の設計および運転の当業者には直ちに明らかであろう。ペーパーウェブ55の差し向けは適切に位置合わせされた一連のアイドラローラ312、314、316(または、ガイド支柱、旋回バー、空気バー、または、供給機200全体を通じてペーパーウェブを差し向けるための他の適した手段により提供される。ペーパーウェブ55の走行のための適した通路は適切に設計された(図示しない)走行路またはトンネルにより提供することができる。これにおいて、ペーパーウェブを巻き戻しユニット2120またはその他の適した位置に差し向けるための方法が提供される。システムは、自動ボビン交換および添え継ぎの機能を可能にすることができる構成部分を含むこともできる。ボビンが従来タイプの(図示しない)自動紙巻たばこ作成機に取り付けられている時は、塗布された添加物材料を有する巻包み材料の表面がこのように製造された喫煙可能な棒体の内部表面を提供するように、巻包み材料が第2のボビン2100に巻かれることが非常に好ましい。
供給機200と共に使用される添加物塗布器70は、最も好ましくは、(図示しない)サーボ駆動制御システムまたは他の適した制御手段により駆動される。適したサーボ系システムおよびその動作は図1を参照して上記により詳細に説明した。塗布器装置70を動作させるための例示的なサーボシステムはBosch Rexrothから入手可能である。添加物塗布器70の動作の速度および供給ユニット220の動作の速度は互いを基準として制御することができる。したがって、連続ペーパーウェブ55の走行の速度を基準とした塗布器装置70の動作は互いを基準として制御することができる。これにおいて、ペーパーウェブ55上の所望の位置における添加物材料73の位置決めは制御することができる。加えて、塗布器装置70は所望のパターンの添加物材料をペーパーウェブの連続ストリップに塗布するように構成することができる。例えば、塗布器装置は、各棒体が(例えば、各々が約5mmから約7mmの幅を有する)少なくとも2つの同一の帯を持ち、帯間の間隔が、帯の隣接する内部エッジから測定して、15mm以上、かつ、25mm以下の、複数の紙巻たばこ棒体を製造するためにこのように生産された巻包み材料を使用することができるように、自身に塗布および位置決めされた添加物材料を有する巻包み材料を一貫して生産することが可能であるように構成することができる。
巻き戻しユニット2120は従来の自動紙巻たばこ作成機の巻出しシステムを構築するために使用されるタイプの構成部分を利用することもでき、この巻き戻しユニットは適切なモータ制御装置およびサーボシステムを組み込むことができる。典型的に、巻き戻しスピンドルはBaldor Electric Co.からのBaldor Industrial Motor、Catalogue No.CDP3330などのモータにより駆動される。直流駆動機構などのこのような駆動機構は(例えば、約0から約10ボルトなどの)参照電圧により旋回され、駆動機構が動作されると、駆動機構に結合された符号化器が動作される。代表的な適した符号化器はHeidenhaimからのID No.295466−12として入手可能である。符号化器の出力はサーボ駆動機構(例えば、および、Bosch RexrothからのModel No.MKD025B−144−GP0−KN)に送られ、サーボ駆動機構は今度は塗布器70の(例えば、塗布ホィールおよび供給ローラなどの)関連構成部分を駆動する。巻き戻しユニット2120の動作の速度は添加物塗布器70および供給ユニット220の動作の速度を基準として制御することができる。システムは自動ボビン交換機/添え継ぎ器および/または自動巻戻しボビン交換機などの構成部分を含むこともできる。
処理された十分なペーパーウェブ55が巻き戻しコア2125に巻かれると、連続ストリップは切断され、結果として得られた満杯のボビン2100は供給機200から取外される。添加物材料73の選択およびこの添加物材料の巻包み材料55への塗布の後の巻包み材料55の効果的な処理は、第2のボビン2100に巻かれた巻包み材料が自身にくっつく傾向を有さず、したがって、巻包み材料がこのボビンから直ちに取外すことができることを確実にする。
図30を参照すると、巻包み材料供給機200の他の代表的な代案となる実施形態が示されている。このような機械200はスピンドル組立体ユニット220、228、添え継ぎシステム232、塗布器装置70、検出器95、加熱/冷却制御デバイス280、および、前述の各要素を支持するフレーム205を持つ。機械200は(図示しない)ボビンから供給される(図示しない)ペーパーウェブの連続ストリップに(図示しない)添加物材料の所定のパターンを塗布する能力を持つ。このような機械200は(例えば、水系澱粉系調合物などの)コーティング調合物の形の添加物材料を連続ペーパーウェブに塗布するために使用することができる。様々な代表的タイプの塗布器システム70、および、図23を参照して上記に述べた特に好ましいタイプの塗布器装置が既に述べられた。塗布された添加物材料のパターンを有する連続ペーパーウェブは加熱/冷却制御デバイス280の入口領域282を通過することができ、続いて、この制御デバイス280の出口領域283を介して外出することができる。続いて、巻包み材料は、(例えば、ボビンの形で)処理された巻包み材料のロールを提供するために、機械200がオンラインの形で使用される状況か、または、巻包み材料が(図示しない)巻き戻しユニットに差し向けることができる状況で、機械200がオフライン方式で使用されている状況で(図示しない)紙巻たばこ作成機に差し向けることができる。フレーム205は、供給機200がオフライン方式で使用されている状況に対して、(図示しない)巻き戻しユニットを支持するために修正することができる。塗布器装置70はペーパーウェブの連続ストリップに添加物材料の所望のパターンを塗布するように構成することができる。例えば、添加物塗布器は、各棒体が(例えば、各々が約5mmから約7mmの幅を有する)少なくとも2つの同一の帯を持ち、帯間の間隔が、帯の隣接する内部エッジから測定して、15mm以上の、かつ、25mm以下、複数の紙巻たばこ棒体を製造するためにこのように生産された巻包み材料を使用することができるように、自身に塗布および位置決めされた添加物材料を有する巻包み材料を一貫して生産することが可能であるように構成することができる。
所望であれば、オフラインタイプのシステムは一度に1つの処理済みボビンを供給するように動作させることができる。代案として、オフラインタイプのシステムは、各々が所望の幅を持つ複数のボビンを提供するために後に細く切断することができる処理済みマスターロールを供給するようにこのシステムを構成することにより、採用することができる。代案として、オフラインシステムは一度にいくつかの処理済みボビンを同時に生産するように適切に構成することができる。例えば、システムは、適切に位置決めされたスペーサを有する長い巻き出しスピンドルユニット、多数の適切に位置決めされた用紙ガイド、多数の塗布器ユニット、大型マイクロ波発生機に結合された多数のマイクロ波導波管、多数の検出ユニット、および、適切に位置決めされたスペーサを有する長い巻き戻しスピンドルユニットを採用することによりいくつかのボビンを扱うように修正することができる。巻出しおよび巻き戻し設備は市販元から取得することができ、かつ、所望であれば、適切に修正することができる。ボビンの巻き出しおよび巻戻しユニットを動作させるための方法は用紙交換の当業者には直ちに明らかであろう。
様々な構成部分、システム、および、方法は個別に、または、互いとの組合せで採用することができる。1つの考慮において、紙巻たばこ作成機組立体は、ペーパーウェブに対するオンライン添加物塗布システム、修正されたフィンガレール組立体および/または修正された飾り付け部入口コーン、位置合わせシステム、検査システム、ならびに、加熱/冷却制御システムを組み込むことができ、これらの各々は本発明の様々な態様として説明したタイプのものである。他の考慮において、例えば、オンライン添加物塗布システムは、本発明の様々な態様として説明したこれらの他の構成部分のいずれか、または、全てがなくても、紙巻たばこ作成機組立体に組み込むことができる。他の考慮において、例えば、修正されたフィンガレール組立体および/または修正された飾り付け部入口コーンは、本発明の様々な態様として説明したこれらの他の構成部分または特徴のいずれか、または、全てを持たない紙巻たばこ作成機組立体に組み込むことができる。加えて、例えば、本発明のタイプのオンライン塗布システム、修正されたフィンガレール組立体および/または修正された飾り付け部入口コーン、ならびに、加熱/冷却制御システムを持つ紙巻たばこ作成機組立体は、位置合わせシステムおよび/または検査システムを使用せずに採用することができる。同様に、例えば、本発明のタイプの位置合わせシステムおよび/または検査システムを持つ紙巻たばこ作成機組立体は、本発明の様々な態様として説明した修正されたフィンガレール組立体、修正された飾り付け部入口コーン、および/または、加熱/冷却制御システムを使用せずに採用することができる。
個別にでも、何らかの組合せにおいても採用された本発明の様々な態様は、紙巻たばこ製造のための従来のシステムおよび方法にいくつかの長所および改良を提供する。本発明は、紙巻たばこ製造業者が、従来タイプの紙巻たばこ作成設備および方法を使用して連続紙巻たばこ棒体の製造中に、ペーパーウェブの走行中の連続ストリップに、このペーパーウェブの所望の位置に、添加物材料の所定および個別の量を塗布することを可能にする。特に興味深いことは、ペーパーウェブの縦軸に垂直に位置決めされた添加物材料の帯であり、これらの帯はペーパーウェブの全幅未満で横切って延長するように位置決めすることができる。これにおいて、添加物材料の位置は、(例えば、側面重ね張り接着剤が塗布されている部分など)連続紙巻たばこ棒体の重ね合わせ区画に位置しないように制御することができる。特定の好ましい帯付き紙巻たばこの生産のために、間隔を空けられた帯は、帯が各紙巻たばこの形成された喫煙可能柱体を実質的に完全に全周包囲するように巻包み材料上に塗布される一方、側面重ね張り領域の重複重ね張り区画を提供する巻包み材料のこの部分の内部表面が、これに塗布された添加物材料を必ずしも有さない。したがって、例えば、約27mmの幅を有し、かつ、約24.5mmの周長を有する(すなわち、重ね張り区画が約2.5mmの幅を有するように)紙巻たばこ棒体を提供するために使用される連続ペーパーウェブは、側面継ぎ目接着剤が塗布される重ね張り区画内には帯が位置しないようにこのウェブに塗布された帯を有することができ、これにおいて、このような帯は約22mmから約24.5mmだが、最も好ましくは約24.5mmの横方向に延長している長さを有することができる。本発明は、紙巻たばこ製造業者が、ペーパーウェブに、広範な化学的および物理的な特性を有し、かつ、(例えば、広範な粘度などの)非常に様々な形態の塗布のために提供された添加物調合物を塗布することを可能にする。本発明のフィンガレールの修正、飾り付け部入口コーンの修正、および、加熱/冷却制御システムは、紙巻たばこの製造業者に、紙巻たばこ棒体の製造中にオンラインの形態でそれらの紙巻たばこ棒体の巻包み材料に塗布された添加物材料を有する紙巻たばこを生産するための効率的かつ効果的な方法を提供する。すなわち、本発明は、ペーパーウェブ上に添加物材料を保持するため、および、紙巻たばこ作成機の様々な構成部分の表面への添加物材料の転写を防止するための手段を有利に提供する。加えて、本発明は、紙巻たばこの製造業者が、いかなる重大な程度にもペーパーウェブの物理的特性および完全性に悪影響を及ぼさずに、このペーパーウェブに添加物材料を塗布することを可能にする。タバコ葉棒体の紙製巻包み材料に塗布された(例えば、帯などの)パターンの位置合わせは、一貫した品質の紙巻たばこ棒体を供給するための紙巻たばこ製造業者の能力を促進し、オンライン生産技術を介した紙巻たばこの特性を制御する能力は、事前印刷された紙製巻包み材料を使用して製造された紙巻たばこを超える長所を提供する。本発明は、紙巻たばこの所望の位置に合わされた塗布パターンを備えた高品質紙巻たばこの生産を確実にする能力も紙巻たばこの製造業者に提供する。
本発明を実施する際に使用される特性の好ましい紙製巻包み材料は、低減された点火傾向を示すように設計された紙巻たばこの製造に対して有用である。すなわち、特定の巻包み材料を組み込んだ紙巻たばこは、可燃性の基材上に置かれると、その基材を燃焼させる前に自己消火する傾向にある。特に興味深いものは、特定の紙巻たばこ消化基準を満たす能力を有するように、適切な量の適切な成分からなる帯を持つ適切な巻包み材料を使用して製造されたタバコ葉棒体を持つ紙巻たばこである。同様に、特に興味深いものは、特定の紙巻たばこ消火設計基準を満たす能力を有するように、適切な特徴を有し、かつ、適切な位置に位置決めされた適切な数の帯を持つように設計された適切な巻包み材料を使用して製造されたタバコ葉棒体を持つ紙巻たばこである。
パターン形成された巻包み材料を提供するようにさらに処理されている紙製巻包み材料は、広範な組成および特性を有することができる。特定の巻包み材料の選択は紙巻たばこの設計および製造の当業者には直ちに明らかであろう。典型的な紙製巻包み材料は、所謂「ベースシート」を形成するための繊維性材料および任意の充填物材料から製造されている。本発明の巻包み材料は、それらの巻包み材料を製造するために使用される生産技術または処理設備への大幅な修正なしに、製造することができる。
紙巻たばこのためのタバコ葉棒体の外接巻包み材としての使用に適した典型的な巻包み材料ベースシートは、変更することのできる基本重量を有する。ベースシートの典型的な乾燥基本重量は少なくとも約15g/mであり、かつ、頻繁に少なくとも約20g/mである一方、典型的な乾燥基本重量は約80g/mを超えず、かつ、頻繁に約60g/mを超えない。多くの好ましい巻包み材料ベースシートは50g/m未満の、かつ、40g/m未満でさえある基本重量を有する。特定の好ましい紙製巻包み材料ベースシートは約20g/mと約30g/mの間の基本重量を有する。
紙巻たばこのためのタバコ葉棒体の外接巻包み材としての使用に適した典型的な巻包み材料ベースシートは、変更することができる固有の空孔率を有する。典型的なベースシートは少なくとも約5CORESTA単位であり、通常は少なくとも約10CORESTA単位であり、しばしば15CORESTA単位であり、かつ、頻繁に20CORESTA単位である固有の有孔率を有する。典型的なベースシートは約200CORESTA単位未満であり、通常は150CORESTA単位未満であり、しばしば約85CORESTA単位未満であり、かつ、頻繁に約70CORESTA単位未満である固有の有孔率を有する。CORESTA単位は、1センチバールの一定した圧力で1cmの面積の巻包み材料を通過する線形空気速度の測定値である。CORESTA Publication ISO/TC0126/SCIN159E(1986)を参照されたい。用語「固有の有孔率」は空気の流れに対するこの巻包み材料自体の有孔率を指す。特に好ましい紙製巻包み材料ベースシートは木材パルプおよび炭酸カルシウムからなり、かつ、約20から約50CORESTA単位の固有の有孔率を示す。
紙巻たばこのためのタバコ葉棒体の外接巻包み材としての使用に適した典型的な紙製巻包み材料ベースシートは、変更することのできる量で、少なくとも1つのタイプの繊維性材料を組み込んでおり、かつ、少なくとも1つの充填物材料を組み込むことができる。典型的なベースシートは、このベースシートの乾燥重量に基づいて、約55から100%の、しばしば約65から約95%の、かつ、頻繁に約70から約90%の(最も好ましくはセルロース系材料である)繊維性材料、および、約0から約45%の、しばしば約5から35%の、かつ、頻繁に約10から約30%の(最も好ましくは無機材料である)充填物材料を含む。
巻包み材料は繊維性材料を組み込んでいる。繊維性材料は変更することができる。最も好ましくは、繊維性材料はセルロース系材料であり、セルロース系材料はリグノセルロース系材料とすることができる。例示的セルロース系材料は亜麻繊維、広葉樹パルプ、針葉樹パルプ、麻繊維、エスパルト繊維、ケナフ繊維、黄麻繊維、および、シサル麻繊維を含む。2つ以上のタイプのセルロース系材料の混合物も採用することができる。例えば、巻包み材料は亜麻繊維および木材パルプの混合物を組み込むことができる。繊維は漂白する、または、漂白しないこともできる。巻包み材料内に組み込むことができる他の繊維性材料は、微小繊維材料および繊維性合成セルロース材料を含む。例えば、Durocherへの米国特許第4779631号明細書およびIshinoへの同第5849153号明細書を参照されたい。代表的な繊維性材料、および、これから巻包み材料を作成するための方法は、Schur他への米国特許第2754207号明細書、および、Allen他への同第5474095号明細書、ならびに、PCT WO01/48318号明細書に述べられている。
巻包み材料は充填物材料を通常組み込んでいる。特定のタイプの充填物材料はPCT WO03/043450号明細書に述べられている。好ましくは、充填物材料は本質的に非水溶性粒子の形態を有する。加えて、充填物材料は無機成分を通常組み込んでいる。カルシウム塩を組み込んでいる充填物材料は特に好ましい。1つの例示的な充填物材料は炭酸カルシウムの形態を有し、炭酸カルシウムは、最も好ましくは、微粒子の形態で使用される。例えば、Hamplへの米国特許第4805644号明細書、Sandersへの同第5161551号明細書、および、Baldwin他への同第5263500号明細書、ならびに、PCT WO01/48316号明細書を参照されたい。他の充填物材料は、凝集炭酸カルシウム粒子、カルシウム酒石酸塩粒子、酸化マグネシウム粒子、水酸化マグネシウムゲル、炭酸マグネシウム型材料、粘土、珪藻土材料、酸化チタニウム粒子、γ−アルミナ材料、および、硫酸カルシウム粒子を含む。例えば、Allegriniへの米国特許第3049449号明細書、Martinへの同第4108151号明細書、Clineへの4231377号明細書、Owensへの同第4450847号明細書、Durocherへの同第4779631号明細書、Kaufmanへの同第4915118号明細書、Bokelmanへの5092306号明細書、Haydenへの同第5109876号明細書、Paineへの同第5699811号明細書、Bensalemへの同第5927288号明細書、Bensalemへの同第5979461号明細書、および、Ymazakiへの同第6138684号明細書、ならびに、ヨーロッパ特許出願357359号明細書を参照されたい。巻包み材料に組み込むことができる特定の充填物型材料は繊維状の形態を有することができる。例えば、充填物材料の成分はガラス繊維、セラミック繊維、炭素繊維、および、硫化カルシウム繊維などの材料を含むことができる。例えば、Lammへの米国特許第2998012号明細書、Clineへの同第4433679号明細書、および、Hayden他への同第5103844号明細書、ならびに、PCT WO 01/41590号明細書、および、ヨーロッパ特許出願第1084629号明細書を参照されたい。充填物材料の混合物は使用することができる。例えば、充填物材料の組成は炭酸カルシウム粒子と沈降水酸化マグネシウムゲルの混合物、炭酸カルシウム粒子と硫化カルシウム繊維の混合物、または、炭酸カルシウム粒子と炭酸マグネシウム粒子の混合物を組み込むことができる。
様々な添加物成分がベースシートに添加、または、その他で組み込むことができる様々な方法がある。特定の添加物は、巻包み材料の生産に伴う用紙製造工程の一部として、その巻包み材料に組み込むことができる。代案として添加物はサイズプレス技術、噴霧技術、印刷技術などを使用して巻包み材料に組み込むことができる。「オフライン」技術として知られているこのような技術は、巻包み材料が製造された後にそれらの巻包み材料に添加物を塗布するために使用される。様々な添加物は、用紙製造工程中に、または、その後に、同時に、または、異なった段階に、巻包み材料に添加する、または、その他で組み込むことができる。
ベースシートはさらに処理することができ、それらのベースシートは、全体的な物理的特性に変化を与えるために、および/または、全体的な化学的組成に変化を導入するために処理することができる。例えば、ベースシートは静電気的に穿孔することができる。例えば、Perfetti他への米国特許第4924888号明細書を参照されたい。ベースシートは、例えば、主表面に質感を与えるためにエンボス加工することができる。添加物は様々な理由で巻包み材料に組み込むことができる。代表的な添加物、および、巻包み材料にそれらの添加物を組み込む方法は参照により本明細書に組み込まれているGentryへの米国特許第5220930号明細書に述べられている。同様に、Baldwin他への米国特許第5168884号明細書も参照されたい。アルカリ金属塩などの特定の構成部分は燃焼制御添加物として機能することができる。代表的な塩は、琥珀酸ナトリウム、琥珀酸カリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リンゴ酸ナトリウム、リンゴ酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリウム、プロピオン酸ナトリウム、プロピオン酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、グリコール酸ナトリウム、および、グリコール酸カリウムを含めたアルカリ金属の琥珀酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、リンゴ酸塩、炭酸塩、塩化物、酒石酸塩、プロピオン酸塩、硝酸塩、および、グリコール酸塩、ならびに、第一燐酸アンモニウムなどの他の塩類を含む。特定のアルカリ土類金属塩も使用することができる。例えば、参照により本明細書に組み込まれているMatthewsへの米国特許第2580568号明細書、Matthewsへの同第4461311号明細書、Matthewsへの同第4622983号明細書、Perfetti他への同第4941485号明細書、Perfetti他への4998541号明細書、および、PCT WO 01/08514号明細書を参照されたい。金属クエン酸塩などの特定の成分は灰調整剤または灰封止材として機能する。例えば、ヨーロッパ特許出願第1084630号明細書を参照されたい。他の代表的な成分はリンゴ酸、レブリン酸、ホウ酸、および、乳酸などの有機および無機の酸類を含む。例えば、Simonへの米国特許第4230131号明細書を参照されたい。他の代表的な成分は触媒性材料を含む。例えば、Frankenburgへの米国特許第2755207号明細書を参照されたい。典型的に、化学添加物の量は、化学的添加物が塗布される巻包み材料の乾燥重量に基づき、約3%を超えず、しばしば約2%を超えず、かつ、通常は約1%を超えない。特定の巻包み材料の場合、クエン酸カリウムおよび第一燐酸アンモニウムなどの可燃性化学物質などの特定の添加物塩類の量は、好ましくは、これらの添加物塩類が塗布される巻包み材料の乾燥重量に基づき、約0.5から約0.8%の範囲である。比較的高いレベルの添加物塩類は、特定のタイプの巻包み材料から製造された紙巻たばこの消火を引き起こすことに非常に効果的である印刷領域に印刷されたこの巻包み材料に使用することができる。比較的高いレベルの化学添加物を有する例示的な亜麻含有紙巻たばこ紙製巻包み材料はSchweitzer−Mauduit InternationalからのGrade Names512、525、527、540、605、および、664として入手可能となっている。比較的高いレベルの化学添加物を有する例示的な木材パルプ含有紙巻たばこ紙製巻包み材料はSchweitzer−Mauduit InternationalからのGrade Name406および419として入手可能となっている。
(例えば、バニラ配糖体および/またはエチルバニリン配糖体などの)香料添加剤、ならびに/または、香味および芳香の前駆物質も紙製巻包み材料に組み込むことができる。例えば、Herronへの米国特許第4804002号明細書、および、Dube他への同第4941486号明細書を参照されたい。香料添加剤は紙巻たばこ用紙上に印刷することもできる。例えば、Gutchoの「Tobacco Flavoring Substances and Methods」、Noyes Data Corp.(1972)、および、Leffingwell他の「Tobacco Flavoring for Smoking Products」、(1972)に述べられている紙巻たばこ製造において使用されるタイプの香料添加剤を参照されたい。
フィルムを紙に付けることができる。例えば、Adamsへの第4889145号明細書、Milford他への米国特許第5060675号明細書、ならびに、PCT WO 02/43513号明細書、および、PCT WO 02/055294号明細書を参照されたい。触媒性材料は用紙に組み込むことができる。例えば、PCT WO 02/435134号明細書、および、2003年1月15日出願の米国特許出願連続番号第10/342618号明細書を参照されたい。
本発明を実施する際に使用することができる典型的な紙製巻包み材料は、全体として全般に一貫した組成および物理的パラメータを有する巻包み材料の生産を目的とした仕様に基づき製造されている。それらのタイプの巻包み材料の場合、それらの組成およびパラメータは、好ましくは、それらの材料の主表面の各々にある領域に対して考えられた時に一貫している。しかし、典型的な巻包み材料は「二面性」の性質を有する傾向にあり、したがって、1つの主表面と他の主表面の間でそれらの材料の組成および特定の物理的パラメータに変化のある可能性がある。
さほど好ましくはないが、巻包み材料は多層のセルロース系材料を含むベースウェブを供給するように構成された製紙工程を使用して製造することができる。Rogers他への米国特許第5143098号明細書を参照されたい。
さらに好ましくはないが、紙製巻包み材料は、それらの主表面の各々にある異なった領域にわたって異なる組成および/または特性を有することができる。この巻包み材料は、充填物の量またはタイプを制御することなどによるこの材料の組成の制御により提供される増加または減少された間隙率を持つ領域を有することができる。この巻包み材料は、この材料をエンボス加工または穿孔することにより提供される増加または減少された空気透過性を持つ領域を有することができる。例えば、Mentzel他への米国特許第4945932号明細書を参照されたい。巻包み材料は、特定の前述の塩類などの添加物で処理された(例えば、帯などの所定の領域などの)領域を有することができる。しかし、パターン形成された性質を有する巻包み材料は、本発明の様々な態様がオンラインのパターン塗布技術を使用してそれらの巻包み材料にパターンを塗布するために使用される時には必要ない。
本発明を実施する際の使用に適した紙製巻包み材料は市販されている。代表的な紙巻たばこ紙製巻包み材料はEcusta Corpからの参照番号419、454、456、460、および、473、Miquelからの参照番号Velin 413、Velin 430、VE 825 C20、VE 825 C30,VE 825 C45、VE 826 C24、VE 826 C30、および、856 DL、TervakoskiからのTercig LK18、Tercig LK24、Tercig LK38、Tercig LK46、および、Tercig LK60、さらに、WattensからのVelin Beige 34、Velin Beige 46、Velin Beige 60、ならびに、参照番号454 DL、454 LV、553、および、556として入手可能となっている。他の代表的な紙巻たばこ紙製巻包み材料は、オーストリアにあるTrierenberg Holdingからの38CORESTA単位Printed Diagonal Lines、46CORESTA単位Printed Diagonal Lines、60CORESTA単位Printed Diagonal Lines、38CORESTA単位Longitudianl Verge Lines、46CORESTA単位Longitudianl Verge Lines、60CORESTA単位Longitudianl Verge Lines、46CORESTA単位Beige Velin、および、60CORESTA単位Beige Velinとして入手可能である。例示的な亜麻含有紙巻たばこ紙製巻包み材料はSchweitzer−Manduit InternationalからのGrade Names105、114、116、119、170、178、514、523、536、520、550、557、584、595、603、609、615、および、668として入手可能となっている。例示的な木材パルプ含有紙巻たばこ紙製巻包み材料はSchweitzer−Mauduit InternationalからのGrade Names404、416、422、453,454、456、465、466、および、468として入手可能となっている。
コーティング調合物または添加物材料は、ロールから、かつ、最も好ましくはボビンから供給される巻包み材料に典型的に塗布される。ボビン上の巻包み材料の量は変更することができるが、ボビン上の巻包み材料の連続ストリップの長さは典型的に約6,000メートルを超え、かつ、一般的に、ボビン上の巻包み材料の連続ストリップの長さは典型的に約7,000メートル未満である。巻包み材料の幅は、製造される喫煙可能な棒体の周長、および、側面継ぎ目に備える重なり合い領域区画の幅などの要因に依存して変更することができる。典型的に、巻包み材料の代表的な連続ストリップの幅は約24mmから約30mmである。
添加物材料またはコーティング調合物の組成は変更することができる。一般に、コーティングの組成はコーティング調合物の成分により決定される。好ましくは、コーティング調合物は、コーティング調合物が巻包み材料の選択された領域に塗布された時に巻包み材料の物理的完全性が悪影響を受けないように、全体的組成を有し、かつ、ある形である量で塗布される。コーティング調合物の成分が、このコーティング調合物で処理された巻包み材料を組み込んでいる喫煙品により発生された煙に、知覚上の不要な特徴を導入しないことも望ましい。したがって、様々な成分の適した組合せは使用中に喫煙品により発生される煙の知覚上の特長に対するコーティングの影響を低減するように機能する。好ましいコーティングは、それらのコーティングを組み込んだ巻包み材料から製造された紙巻たばこの所望の物理的特性を提供する。好ましいコーティングは接着剤であると考えることもできる。なぜなら、それらのコーティングが、巻包み材料の所望の位置と(例えば、接着するために、または、その他で固定されて留まるために)緊密に接触したままでいることが望ましいからである。
特定のタイプのコーティング調合物の例、および、それらの代表的なタイプの成分はAdamsへの米国特許第4889145号明細書、および、Milford他への同第5060675号明細書、Ashcraft他への米国特許出願第2003/0131860号明細書、Kitao他への同第2003/0145869号明細書、および、Kitao他への2003/0150466号明細書、ならびに、2001年6月27日出願の米国特許出願連続番号第09/892834号明細書、および、2003年5月16日出願の同第10/440290号明細書、PCT WO02/043513号明細書、PCT WO02/055294号明細書、ならびに、ヨーロッパ特許出願第1234514号明細書に述べられている。他のコーティング調合物は本明細書に説明されている。
コーティング調合物は最も好ましくはフィルム形成剤を含む。フィルム形成剤は最も好ましくは高分子材料または樹脂である。例示的なフィルム形成剤は(例えば、KelcoからのKelcosolとして入手可能なアルギン酸塩を含めたアルギン酸ナトリウムまたはアルギン酸アンモニウムなどの)アルギン酸塩、(例えば、TIC GumsからのTIC Pretested HMとして入手可能なものを含む)ペクチン、(例えば、Hercules IncorporatedからのAqualonナトリウムカルボキシメチルセルロースCMCを含むカルボキシメチルセルロース、ならびに、ヒドロキシプロピルセルロースおよびヒドリキシエチルセルロースなどの他の高分子材料などの)セルロースの誘導体、酢酸エチレンビニル共重合体、(例えば、FrutaromからのType M、Type MM、高粘度Type MM、および、TIC GumsからのTicagelなどの)ガーゴム、(例えば、KelcoからのKetrolを含む)キタンサンガム、(例えば、トウモロコシ澱粉およびコメ澱粉などの)澱粉、(例えば、デキストリン、酸化タピオカ澱粉、および、酸化トウモロコシ澱粉などの)加工澱粉、酢酸ポリビニル、ならびに、ポリビニルアルコールを含む。様々なフィルム形成剤の適した組合せも採用することができる。例示的な調合は酢酸エチレンビニル共重合体エマルジョンとポリビニルアルコールの水系調合を含む。他の例示的な調合は澱粉または加工澱粉をエマルジョン高分子または共重合体と混合することにより提供される水系調合である。
コーティング調合物に対する溶媒または液体担体は変更することができる。溶媒は水性の特性を有する液体とすることができ、かつ、比較的純粋な水を含むことができる。水性液体は、水系エマルジョン、澱粉系材料、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、アルギン酸アンモニウム、ガーガム、キタンサンガム、ペクチン、ポリビニルアルコール、および、ヒドロキシエチルセルロースなどのフィルム形成剤に対する適した溶媒または担体である。澱粉系材料は澱粉または澱粉から誘導された成分からなるフィルム形成剤である。溶媒は、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、トルエンなどの非水性溶媒ではないことが好ましい。溶媒が(例えば、巻包み材料の繊維を膨らませることにより、巻包み材料に皺を寄せることにより、または、巻包み座利用の縮緬皺を寄せることにより)巻包み材料の品質に悪影響を及ぼさないような量および形態でその溶媒を組み込んでいる調合物は特に好ましい。
一般に、溶媒の選択はフィルム形成高分子材料の性質に依存し、選択された特定の高分子材料は直ちに溶解し(すなわち、可溶性であり)、または、非常に好ましい溶媒において高い分散性を持つ。コーティング調合物の全ての成分が液体担体に必ずしも可溶性であるわけではないが、フィルム形成高分子材料がその液体に可溶である(または、少なくとも非常に分散性を持つ)ことが最も好ましい。液体溶媒に関してコーティング調合物の成分に言及する際の「可溶である」により、溶媒と組み合わされた時に熱力学的に安定な混合物に対する成分が、この溶媒に溶解される大きな能力を有し、かつ、この溶媒中に存在する時にいかなる大きな程度にも沈殿を形成しないことが意味されている。澱粉系材料などの適した高分子材料は、「ペースト」であると考えることができる調合物を生産するために、水性液体中で処理することができる。
コーティング調合物は充填物材料も含むことができる。例示的な充填物材料は、根本的に、既に説明した非水溶性タイプの充填物材料とすることができる。好ましい充填物材料は(例えば、微粒子などの)微細に分割された形態を有する。典型的な充填物は直径が約3ミクロン未満である粒子サイズを有するものである。適した充填物の典型的な粒子サイズは直径が約0.3ミクロンから2ミクロンの範囲にある。充填物材料は様々な形状を有する。例示的な充填物材料は、金属粒子およびヤスリ粉、(例えば、角柱状の形態を有するものを含めた沈殿タイプの充填物などの)炭酸カルシウム、燐酸カルシウム、(例えば、アタパルジャイト粘土などの)粘土、タルク、酸化アルミニウム、雲母、酸化マグネシウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、ならびに、二酸化チタニウムを含む無機材料からなるものである。例えば、Peterson他への米国特許第5878753号明細書に述べられているタイプの充填物材料を参照されたい。代表的な炭酸カルシウム充填物はSpecialty Minerals,Inc.からのAlbacar PCC、Albafil PCC、Albaglos PCC、Opacarb PCC、Jetcoat PCC、および、Calopake F PCCとして入手可能なものである。炭酸カルシウムの角柱状形態は特に好ましい。例示的な充填物材料は、澱粉、加工澱粉、および、(例えば、コメ粉などの)穀粉、ポリビニルアルコールの粒子、(例えば、タバコ葉屑などの)タバコ葉の粒子、(例えば、噴霧乾燥されたタバコ葉抽出物などの)タバコ葉の抽出物、ならびに、他の同様の材料を含む有機材料から構成することもできる。充填物材料は繊維性セルロース系材料とすることもできる。例えば、Baldwin他への米国特許第5417228号明細書を参照されたい。さほど好ましくはないが、代案となる充填物は(例えば、黒鉛型材料、炭素繊維材料、および、セラミックなどの)炭素系材料、(例えば、鉄の粒子などの)金属系材料などを含むことができる。充填物材料は(例えば、塩化カリウム、塩化ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸ナトリウム、塩化カルシウム、または、塩化マグネシウムなどの)水溶性塩とすることができる。他の例示的な水溶性塩類は、喫煙可能な棒体のための巻包み材料の適切な成分として上記に述べた様々なタイプの塩類である。充填物材料は、印刷された調合物に望ましい特性を提供するため、ウェブのコーティングの有効寿命を延長するため、調合物中に存在する水の量を低減するため、調合物の重量および固体含有物を増加させるため、乾燥の要件を減らすため、マイクロ波乾燥機の使用に関与する乾燥工程の各ステップを容易にするため、および、調合物が塗布されている巻包み材料の破断の傾向を低減するために使用されている。
コーティング調合物は、前述のコーティング材料に加えて、他の成分を組み込むことができる。これらの成分はコーティング調合物中に分散または懸濁させることができる。これらの他の成分は巻包み材料に特定の特性または特徴を提供するために採用することができる。これらの成分は(例えば、ソルビン酸カリウムなどの)防腐剤、(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、および、それらの誘導体などの)保湿剤、顔料、染料、着色剤、燃焼の促進剤および賦活剤、燃焼の抑制剤および阻害剤、(例えば、ジブチルフタレート、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、および、トリアセチンなどの)可塑剤、サイズ剤、(例えば、高フルクトーストウモロコシシロップなどの)シロップ、(例えば、エチルバニリンおよび酸化カリオレフィンなどの)香料添加剤、(例えば、ラムノースなどの)糖、香料前駆物質、望ましい芳香または匂いを提供する成分、消臭剤、光学的光沢剤および印刷されたパターンを検査するうえで役立てるために使用することができる他の薬剤、(例えば、ホウ砂、硫酸マグネシウムデカ水化物、珪酸ナトリウムペンタ水化物、および、硫酸ナトリウムデカ水化物などの)金属水化物などの水化物材料、油類、界面活性剤、消泡剤、(例えば、尿素などの)粘度低下剤、(例えば、ホウ酸などの無機酸およびクエン酸などの無機酸などの)酸類材料(例えば、アルカリ金属水酸化物などの)基本材料などとすることができる。特定のこれらの成分はコーティング調合物の溶媒に可溶である(例えば、特定の塩、酸、および、塩基は水などの溶媒に可溶である)。特定のこれらの成分はコーティング調合物の溶媒に不溶である(例えば、金属系材料の粒子はコーティング調合物に対して使用されている溶媒のほとんどに不溶である)。例えば、Ashcraft他への米国特許出願第2003/0131860号明細書に述べられているタイプの成分を参照されたい。適した水溶性塩類を含む様々なタイプの適した塩類はMatthewsへの米国特許第2580568号明細書、Matthewsへの同第4461311号明細書、Matthewsへの4622983号明細書、Perfetti他への同第4941485号明細書、Perfetti他への4998541号明細書、および、PCT WO 01/08514号明細書に述べられている。
コーティング調合物は典型的に液体、シロップ、または、ペーストの形態を有し、かつ、これにおいて塗布される。溶媒と組み合わされている実際の成分によっては、コーティング調合物は、分散された固体材料を有する溶液、(例えば、水系エマルジョンなどの)エマルジョン、または、液体の形態を有する。一般に、フィルム形成剤はコーティング調合物を形成するために適した溶媒中に溶解または分散されている。特定の他の任意の成分もその調合物中に溶解、分散、または、懸濁されている。加えて、任意の充填物材料も調合物中に分散されている。好ましくは、充填物材料は、少なくとも調合物が採用されている条件において、溶媒に根本的に不溶かつ根本的に化学的に非反応性である。特に興味深いものは、ペーストであると考えることができる形態を有するコーティング調合物である。典型的に、ペーストは(i)澱粉系材料を加水分解するために、水および澱粉系材料を十分に加熱することにより形成され、(ii)流動可能な可塑型流体の形態を有し、(iii)接着性の特性を示し、そのため、基材に塗布されると自身の位置を維持する傾向を示し、かつ、(iv)乾燥した時点で望ましいフィルムを形成する。
コーティング調合物の様々な成分の相対量は変更することができる。典型的に、コーティング調合物は、その調合物の総重量に基づき、少なくとも約30%の溶媒、通常は少なくとも約40%の溶媒、かつ、しばしば少なくとも約50%の溶媒を含む。典型的に、コーティング調合物中の溶媒の量は、その調合物の総重量に基づき、約95%を超えず、通常は約90%を超えず、かつ、しばしば約85%を超えない。最も好ましくは、コーティング調合物は、その調合物の総重量に基づき、少なくとも約0.5%のフィルム形成剤、通常は少なくとも約1%のフィルム形成剤、かつ、しばしば少なくとも約2%のフィルム形成剤を含む。典型的に、コーティング調合物中のフィルム形成剤の量は、その調合物の総重量に基づき、約60%を超えず、通常は約50%を超えず、かつ、しばしば約40%を超えない。典型的に、コーティング調合物は、その調合物の総重量に基づき、少なくとも約3%の任意の充填物材料を、通常は少なくとも約5%の充填物材料を、かつ、しばしば少なくとも約10%の充填物材料を含む。典型的に、コーティング調合物中の任意の充填物材料の量は、その調合物の総重量に基づき、約35%を超えず、通常は約30%を超えず、かつ、しばしば約25%を超えない。
コーティング調合物の他の任意の成分の量は変更することができる。可塑剤の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約0.5%から約5%、好ましくは約2から約3%の範囲にある。保湿剤の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約1%から約5%、好ましくは約2から約3%の範囲にある。加湿剤の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約0.5%から約2%、好ましくは約0.8から約1%の範囲にある。防腐剤の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約0.01%から約0.3%、好ましくは約0.5%の範囲にある。燃焼化学物質の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約1%から約15%、好ましくは約5から約10%の範囲にある。粘度低下剤の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約1%から約10%、好ましくは約2から約6%の範囲にある。燃焼化学物質の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約1%から約15%、好ましくは約5から約10%の範囲にある。金属水化物の量は、調合物の総重量に基づき、しばしば約3%から通常は少なくとも約5%、かつ、しばしば少なくとも約10%の範囲にあるが、金属水化物の量は、その調合物の総重量に基づいて、通常約35%を超えず、しばしば約30%を超えず、かつ、頻繁に約25%を超えない。
香料添加剤はコーティング調合物に組み込むことができる。好ましくは、香料添加剤は甘味系、森林系、フルーツ系、または、それらの何らかの組合せである味わいを有すると説明することができる知覚上の特徴を示す。香料添加剤は、好ましくは、それらの個別の検出閾値に依存した量で採用される。典型的に、香料添加剤は、燃焼中の用紙に伴う異味および異臭を覆い隠す、または、改善するために十分な量で採用される。(例えば、香味パッケージなどの)香料添加剤の組合せは、それらの香料添加剤を組み込んだ喫煙品から発生される煙に所望の全体的な知覚上の特徴を提供するために採用することができる。最も好ましくは、それらの香料添加剤はそれらの香料添加剤の知覚上の特徴が辛うじて検出可能となるような量および形で採用され、かつ、それらの香料添加剤はそれらが組み込まれている喫煙品の全体的な知覚上の特徴に悪影響を及ぼさない。好ましい香料添加剤は印刷調合物に組み込むことができ、低い蒸気圧を有し、通常の雰囲気環境下では移動または蒸発する傾向を持たず、かつ、本発明の巻包み材料により経験される処理条件下で安定である。甘味系の味わいを提供する例示的な香料添加剤はエチルバニリン、バニリン、ヘリオトロピン、メチルシクロペンテノロンを含み、これらの香料添加剤は典型的に、それらが組み込まれるコーティング調合物の総重量に基づき、0.001から約0.01%の量で採用される。森林系の味わいを提供する例示的な調味剤は酸化カリオフィレンを含み、この調味剤は典型的に、それが組み込まれるコーティング調合物の総重量に基づき、0.2から約0.6%の量で採用される。フルーツ系の味わいを提供する例示的な香料添加剤は4−ヒドロキシフェニル−2−ブタノンなどのケトン類およびγ−ドデカラクトンなどのラクトン類を含み、これらの香料添加剤は典型的に、それらが組み込まれるコーティング調合物の総重量に基づき、0.001から約0.1%の量で採用される。
特定の添加物材料は、所謂「固体重合体」のコーティング調合物として巻包み材料に塗布することができる。すなわち、酢酸エチレンビニル共重合体などのフィルム形成材料および特定の澱粉は、コーティング調合物の他の成分と混合し、かつ、適した溶媒中にそれらのフィルム形成材料を溶解する必要なしに、巻包み材料に塗布することができる。典型的に、固体重合体コーティング調合物は周囲温度を基準として高い温度で塗布され、それらの加熱されたコーティング調合物のフィルム形成材料の粘度は典型的に極端に広範な粘度を有する。
ペーパーウェブのための添加物材料に対する1つの適した調合物は、液体の形態で採用されている水系コーティングを組み込んでおり、このコーティングは、紙巻たばこ継ぎ目接着剤として使用され、かつ、CS−1242と呼ばれるR.J.Reynolds Tobacco Companyの接着剤調合物である。CS−1242調合物はNational Starch & Chemical CompanyによりResyn 32−0272の呼称のもとで販売されている約87から約88重量%の酢酸エチレンビニル共重合体エマルジョン、および、約12から約13重量%のAC−9として知られているR.J.Reynolds Tobacco Companyの接着性濃縮安定化剤から構成された水エマルジョン系接着剤である。AC−9接着性濃縮安定化剤は約92重量%の水、および、Celanese ChemicalsからのCelvol 205として入手可能な約8重量%のポリビニルアルコール樹脂から構成されている。このような調合物は約400センチポアズの粘度を示す。所望であれば、調合物は美観の目的のために、または、調合物が塗布された巻包み材料の自動検査を容易にするために、染料または顔料を含むことができる。このような調合物は図3および4を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。
特定の非常に好ましい調合物は少なくとも1つのタイプの澱粉系材料を組み込んでいる。典型的な調合物は、約25から約65、一般に約35から約55重量%の水、約30から55、一般に約35から約50重量%の澱粉系材料、および、約0から約35重量%の(例えば、既に説明したタイプの添加物調合物などの)他の成分を組み込んでいる。例えば、充填物材料は、このような調合物の約5から約30重量%を占めることができ、防腐剤はこのような調合物の約1重量%未満を占めることができ、かつ、着色剤は調合物の非常に小さな量を占めることができる。典型的に、適した調合物の(例えば、水などの)溶媒含有物は調合物の少なくとも約35から約50重量%とすることができ、調合物の澱粉系材料および他の非溶媒成分は調合物の少なくとも約50かつ最大約65重量%を占めることができる。特定の調合物の場合、水は調合物の約50%未満を占める。所望であれば、澱粉系材料とエマルジョン高分子の混合物、または、澱粉系材料とエマルジョン共重合体の混合物を採用することができる。例示的な調合物は、水中の澱粉系材料を(例えば、酢酸エチレンビニルなどの)ポリビニルアルコール−安定化エマルジョンの高分子または共重合体と混合することにより、または、水中の澱粉系材料を界面活性剤安定化エマルジョン高分子または共重合体と混合することにより提供することができる。例えば、重量で約70から約75%の固体含有物を有するものなどの界面活性剤安定化酢酸エチレンビニル共重合体エマルジョンは、調合物の総重量に基づき、約5から約25%の量で澱粉系ペースト調合物中に組み込むことができる。他の例として、重量で約50から約75%の個体含有物を有するエマルジョンを生産するための界面活性剤安定化酢酸ビニルエチレンエマルジョンまたはポリビニルアルコール安定化エマルジョンのいずれかへの低分子量ポリビニルアルコールの乾燥追加物は、調合物の総重量に基づき、約5から約25%の量で澱粉系ペースト調合物に組み込むことができる。
澱粉系材料のタイプは変更することができる。例示的な澱粉はタピオカ、蝋質トウモロコシ、トウモロコシ、ジャガイモ、小麦、米、および、サゴの澱粉を含む。加工澱粉も採用することができる。澱粉は、薄い沸騰澱粉を供給するために酸で処理、酸化澱粉を供給するために次亜塩素酸ナトリウムで処理、デキストリンを供給するために酸で処理して焙焼、架橋特殊澱粉を供給するために重合、または、化学的に置換することができる。澱粉と加工澱粉の組合せも採用することができ、これにおいて、適したコーティング調合物は少なくとも2つの澱粉系材料を組み込むことができる。例示的な澱粉系材料は、タピオカ澱粉から誘導された、蝋質トウモロコシから誘導された、および、デキストリンとして特徴付けられる材料を含む。例えば、通商小冊子「Corn Starch」、Corn Industries Research Foundation,Inc.(1955)を参照されたい。
典型的に、澱粉および/または加工澱粉は水中に分散され、かつ、この澱粉系材料が水和反応を行わせるために十分に加熱される。澱粉系材料を組み込んだ水性分散を加熱するために、様々な方法を使用することができる。適した澱粉系調合物は通常は、バッチ方式の工程を使用して製造されるが、ジェット調理および他のタイプの連続調理も採用することができる。澱粉系ペーストタイプの材料に所望の安定性および滑らかさを提供するための好ましい方法は、温度、加熱時間、攪拌、冷却、および、冷却時間の制御を含む。水系液体および澱粉系材料の混合物の処理は、調合物が塗布される巻包み材料上にあるタイプのフィルムを形成することが可能である形で澱粉系成分を持つ調合物を提供する。典型的な澱粉系ペーストは剪断応力に敏感であり、そのため、上記に説明したタイプの設備を使用して巻包み材料に塗布するために適する。加えて、澱粉系ペーストのゲル化特性は、それらの調合物に、それらの巻包み材料の表面領域上に望ましいフィルムを形成させる。
ペーストの形態を有する澱粉系調合物を調理するための好ましい方法は、冷却筒付きの調理装置に(例えば、周囲温度の水または約100°Fの温水などの)必要な量の水を測り取ることを含む。穏やかに攪拌しながら、(例えば、着色剤、塩化ナトリウム、および、ソルビン酸カリウムなどの)所望の成分が、続いて、所望の量の澱粉系材料が水に加えられる。典型的に、澱粉系材料はダマの形成を回避するために使用前に篩にかけられ、粉になったいかなる澱粉系材料も調理器の内部壁から液体混合物内に削り戻される。続いて、冷却筒付き水槽熱水循環システムが(例えば、約150°Fなどの)所望の温度に設定される。スラリが(例えば、130°Fなどの)所定の温度に到達すると、澱粉系材料の水性スラリを再循環するために再循環ポンプを使用することができる。このスラリに剪断タイプの混合を提供するために、(例えば、約100rpmから約300rpmで、しばしば約200rpmから約250rpmで動作される)プロペラ式のミキサを使用することができる。続いて、冷却筒付き水槽熱水循環システムは(例えば、約190°Fから約200°Fなどの)所望の温度に設定され、スラリはさらに調理される。調理は、少なくとも澱粉系材料が水和反応を行い、したがって、ゲルとして振舞い始める温度にスラリが到達するまで続けられる。このような調理時間は変更することができる時間の長さにわたり行われるが、典型的に、澱粉系材料がゲルを形成し始めるために十分な温度に約30から約90分以内でスラリが到達するような加熱速度である。その結果、スラリはペーストとしての挙動を示し始める。澱粉系材料が水和反応を行う温度は、特定の澱粉系材料の選択などの要因に依存して変更することができるが、典型的に、スラリは少なくとも約150°Fの温度に加熱され、かつ、頻繁に、スラリは約200°Fを超える温度には加熱されない。例えば、1つのタイプの澱粉系材料に対して、スラリは加熱され、約170°Fから約180°Fに維持され、他のタイプの澱粉系材料に対して、スラリは加熱され、約190°Fから約195°Fに維持される。上昇された温度にスラリが維持される形は、(例えば、冷却筒付き水槽熱水流は、ペーストの形態を有する澱粉系スラリを所望の温度範囲内に所望の時間の長さにわたり維持するために、オンおよびオフを反復することができるなど)変更することができる。典型的に、大量のスラリは、小さなバッチサイズのスラリよりも、より長い時間の長さにわたり上昇された温度に維持される。スラリが上昇された温度に維持される時間の長さは典型的に澱粉系材料が所望の程度の水和反応を行う時間である。典型的に、約20リットル未満の体積を有するスラリの場合、この時間は約30分を越えず、かつ、しばしばこの時間は約20分を越えない。続いて、結果として得られたペーストは冷却される。例えば、澱粉系ペーストを(例えば、約140°F以下などの)所望の温度未満に冷却するために、周囲温度の水が冷却筒付き水槽を介して循環される。典型的な調合物は(例えば、25℃における約60,000センチポアズから約150,000Brookfieldセンチポアズの粘度など)低下する温度と共に増大する粘度を示し、澱粉系ペーストがより液体性の形態における一方、上昇された温度において扱われることを望ましいものとする。続いて、結果として得られる澱粉系ペーストは、巻包み材料にパターンを塗布するために実質的に即座に使用することができるか、または、このように製造されたペーストは保持され、保管、出荷、および、その後の使用のために適した容器内に(例えば、ポンプ抽送などで)転送される。
澱粉系ペースト調合物を調理するための他の方法は、インライン水蒸気注入調理器の使用を含むことができる。適した水性澱粉系調合物はそのような調理器を使用して加熱され、かつ、混合され、調合物の加熱および冷却の速度の制御は(例えば、インライン熱交換システムの使用を介するなど)適切な手段を介して達成することができる。
澱粉系材料の混合物は、比較的多い個体含有物および少ない溶媒含有物を有する調合物を達成するために使用することができる。未加工または未調理の澱粉系材料はそれらの調合物に組み込むことができる。薄い沸騰澱粉系材料はそれらの調合物に組み込むことができる。澱粉系材料の混合物、および、(例えば、ココナツ油またはステアリン酸カリウムなどの)油類および界面活性剤などの特定の添加物材料は、比較的小さな量で調合物に組み込むことができ、これにおいて、調合物は退行性への低減された傾向を示すことができる。
適した例示的な澱粉系調合物は、中程度の粘度から大きな粘度を示す調合物を提供するためには、蝋質トウモロコシ系の加工澱粉、冷水に可溶である低分子量デキストリン、および、任意で他の適した添加物の水性スラリを調理することにより提供することができる。好ましい蝋質トウモロコシ系加工澱粉は架橋澱粉系材料であり、例示的な蝋質トウモロコシ系加工澱粉はNational Starch and Chemical CompanyからのNovation 9230、National 465、および、WNAとして入手可能である。このような調合物中の架橋澱粉系材料の量は変更することができるが、典型的に、調合物の総重量に基づき、約5%から約25%の範囲とすることができる。架橋澱粉系材料は、調合物に半ペースト状からペースト状の粘度を提供するために機能することができ、調合物に望ましい流体力学を与えることができる。これにおいて、好ましい調合物は望ましい剪断抵抗を示し、そのため、既に説明したタイプの塗布装置を使用してペーパーウェブの連続ストリップに塗布された時に、薄く剪断する(かつ、したがって、跳ね飛ぶ、または、筋になる)傾向は示さない。例示的な冷水可溶デキストリン澱粉系材料はNational Starch and Chemical CompanyからのN−Tack、Versa Sheen、および、Crystal Tex 627として入手可能である。調合物中の冷水可溶デキストリンの量は変更することができるが、典型的に、調合物の総重量に基づき、約10%から約35%の範囲とすることができる。冷水可溶デキストリン材料は(例えば、約5日間を超え、かつ、調合物が巻包み材料に塗布されるまでなどの)調合物の意図された保管寿命にわたり調合物にニュートン流体力学、および、ある程度の粘度の安定性を与えることができる、
ペーパーウェブのための添加物材料のための1つの適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約10重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約35重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、約20重量%の炭酸カルシウム、および、約34.5重量%の水を含む。このような調合物は25℃において約1,000センチポアズのBrookfield粘度を示す。所望であれば、調合物は美観の目的のために、または、調合物が塗布された紙製巻包み材料の自動検査を容易にするために、染料または顔料を含むことができる。このような調合物は図3および4を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約10重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約40重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、および、約49.5重量%の水を含む。好ましくは、混合物は望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、170°Fなどの)上昇された温度で加熱される。このような調合物の粘度は初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。製造および保管の後、このような調合物は25℃において約20万センチポアズから約200万センチポアズの範囲のBrookfield粘度を示す。所望であれば、調合物は美観の目的のために、または、調合物が塗布された紙製巻包み材料の自動検査を容易にするために、染料または顔料を含むことができる。このような調合物は図5から7を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約10重量%の塩化ナトリウム、約40重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、および、約50重量%の水を含む。好ましくは、混合物は(例えば、約10分間などの)短い時間の長さにわたり(例えば、約165°Fなどの)上昇された温度で加熱される。このような調合物は約2,000センチポアズから約10,000センチポアズ、かつ、しばしば(25℃において)約3,000から約6,000センチポアズの範囲の初期Brookfield粘度を示す。このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に増大する傾向を有することができ、典型的に(25℃において)10万センチポアズ以上に増大することができる。このような調合物の典型的な保管寿命は最大約2週間であり、この期間の後、調合物は非常に濃くなる。所望であれば、調合物は美観の目的のために、または、調合物が塗布された紙製巻包み材料の自動検査を容易にするために、染料または顔料を含むことができる。時間に従った粘度の増大を遅らせることに役立てるために、界面活性剤および石鹸もこのような調合物に組み込むことができる。このようなタイプの調合物の場合、調合物の固体含有物が少なくとも約44から約47重量%の範囲にあるように調合物を採用することが望ましい。このような調合物は図23を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約5重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約49.75重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、約0.25重量%の着色剤、および、約44.5重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約170°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造および保管の後、このような調合物は(25℃において)約20万センチポアズの初期Brookfield粘度および約5.0のpHを示す。このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。製造後の約24時間以内に、調合物は少なくとも約20万センチポアズの粘度を示す。しかし、調合物は(25℃において)約200万センチポアズを超える粘度に到達する前に約10日間にわたり保存することができる。調合物は美観の目的のために、または、調合物が塗布された紙製巻包み材料の自動検査を容易にするために、着色剤を含む。このような調合物は図5から7を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。調合物は、24時間にわたり、25℃において、約20万センチポアズから約70万センチポアズのBrookfield粘度を示すことができる。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約10重量%の塩化ナトリウム、約40重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、約0.25重量%の着色剤、および、約49.75重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、ペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約170°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造の後、調合物は、25℃において、約2,000センチポアズから約4,000センチポアズのBrookfield粘度を示す。約7日間にわたる保管の後、このような調合物は、25℃において、約4万センチポアズから約10万センチポアズの範囲のBrookfield粘度を示す。このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。調合物は約90日間にわたり保存することができ、かつ、滑らかなペーストの特性をそれでも保持することができる。製造の後間もなく、このような調合物は、図23を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。適切な期間にわたる保管の後、このような調合物は図5から7を参照して既に説明したタイプの塗布システムとの使用に特に適している。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約5重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約35重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlokote 64 Starchとして入手可能な酸化蝋質トウモロコシ澱粉、および、約59.75重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約180°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造および約2日間にわたる保管の後、このような調合物は、25℃において、約20万センチポアズのBrookfield粘度を示す。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約5重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約35重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、および、約59.5重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約170°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造および約30日間にわたる保管の後、このような調合物は、25℃において、約20万センチポアズのBrookfield粘度を示す。このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。調合物は約5ヶ月間にわたり保存することができ、かつ、滑らかなペーストの特性をそれでも保持することができる。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の適した調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約5重量%の塩化ナトリウム、約0.25重量%のソルビン酸カリウム、約10重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのWNAとして入手可能な加工蝋質トウモロコシ、約30重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのCrystal Tex 627として入手可能なタピオカ澱粉から精製したデキストリン、および、約54.75重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間から約30分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約180°Fから約190°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造の後、このような調合物は、25℃において、約5万センチポアズから約20万センチポアズのBrookfield粘度を示す。このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。調合物は約2週間にわたり保存することができ、かつ、滑らかなペーストの特性をそれでも保持することができる。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の代表的な調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約9.5重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約42.9重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、約0.2重量%の着色剤、約19重量%の炭酸カルシウム粒子、および、約27.9重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約170°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造の後、このような調合物は濃いペーストの形態を有し、このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。
ペーパーウェブのための添加物材料のための他の代表的な調合物は澱粉系水性調合物である。代表的な調合物は約10重量%の塩化ナトリウム、約0.5重量%のソルビン酸カリウム、約40重量%のNational Starch & Chemical CompanyからのFlo−Max 8として入手可能な酸化タピオカ澱粉、約0.2重量%の着色剤、約10重量%のトウモロコシシロップ、および、約39.3重量%の水を含む。好ましくは、混合物は、望ましいペーストの形成をもたらすために(例えば、約10分間などの)十分な時間の長さにわたり(例えば、約170°Fなどの)上昇された温度で加熱される。製造の後、このような調合物は濃いペーストの形態を有し、このような調合物の粘度は、初期製造の後、時間と共に徐々に増大する。
上記で所望されたタイプの水系コーティング調合物などのコーティング調合物は、最も好ましくは、それらの調合物が、巻包み材料のペーパーウェブの連続ストリップなどの適した基材に塗布された後に乾燥条件に曝される。好ましくは、巻包み材料と接触したまま残っている添加物材料がべとつく、または、粘つく特徴または性質を示さないように、十分な(例えば、水などの)溶媒は、この調合物が巻包み材料に塗布された後に調合物から除去される。好ましくは、巻包み材料と接触したまま残っている添加物材料が、巻包み材料と接触したまま残っている添加物材料の重量に基づき、約10%未満、より好ましくは約8%未満の(例えば、水分などの)溶媒含有量を示すように、十分な(例えば、水などの)溶媒は、この調合物が巻包み材料に塗布された後に調合物から除去される。典型的に、巻包み材料と接触したまま残っている添加物材料が、巻包み材料と接触したまま残っている添加物材料の重量に基づき、約4%から約6%の(例えば、水分などの)溶媒含有量を示すように、十分な(例えば、水などの)溶媒は、この調合物が巻包み材料に塗布された後に調合物から除去される。
巻包み材料に塗布されたコーティング調合物の量は変更することができる。典型的に、巻包み材料のコーティングは、コーティングの塗布の前のその巻包み材料の乾燥基本重量の少なくとも約1.05倍、しばしば少なくとも約1.1倍、かつ、頻繁に少なくとも約1.2倍の全体的乾燥基本重量(すなわち、コーティング済みおよび未コーティングの領域を含む巻包み材料全体の基本重量)を有するコーティング済み巻包み材料を提供する。一般に、巻包み材料のコーティングは、塗布されたコーティングを有する巻包み材料の乾燥基本重量の少なくとも約1.5倍、典型的に約1.4倍、かつ、しばしば約1.3倍を超えない全体的乾燥基本重量を有するコーティング済み用紙を提供する。それらの巻包み材料の典型的な全体的乾燥基本重量は約20g/mから約40g/m、好ましくは約25g/mから約35g/mである。例えば、約25g/mの乾燥基本重量を有する紙製巻包み材料は本発明によりコーティングすることができ、26g/mから約38g/m、頻繁に約26.5g/mから約35g/m、かつ、しばしば約28g/mから約32g/mの結果として得られる全体乾燥基本重量を有する。
本発明の巻包み材料のコーティングされた領域の乾燥重量は変更することができる。特定の紙巻たばこ消火試験基準を満たすために設計された紙巻たばこの製造のために使用される巻包み材料の場合、それらの巻包み材料に塗布された添加物材料の乾燥重量が合計で少なくとも約1ポンド/連、しばしば少なくとも約2ポンド/連、かつ、頻繁に少なくとも約3ポンド/連となる一方、この塗布された添加物材料の総乾燥重量が通常は約10ポンド/連を超えないために、巻包み材料が、適切な形状および間隔を備えた形で自身に塗布された十分なコーティング調合物を有することが望ましい。
紙巻たばこのためのタバコ葉棒体の外接巻包み剤としての使用に適している本発明の紙製巻包み材料の典型的なコーティング済み領域は変更できる固有の空孔率を有する。典型的に、巻包み材料のコーティング済み領域の固有の空孔率は約8.5CORESTA単位未満であり、通常は約8CORESTA単位未満であり、しばしば約7CORESTA単位未満であり、かつ、頻繁に約6CORESTA単位未満である。典型的に、巻包み材料のコーティング済み領域の固有の空孔率は少なくとも約0.1CORESTA単位であり、通常は少なくとも約0.5CORESTA単位であり、しばしば少なくとも約1CORESTA単位である。好ましくは、巻包み材料、特に特定の紙巻たばこ消火試験基準を満たすように設計された紙巻たばこの製造のために使用される巻包み材料のコーティング済み領域の固有の空孔率は約0.1CORESTA単位と約4CORESTA単位の間にある。
本発明の紙製巻包み材料は所定の形状を有するパターンを有することができ、かつ、このパターンにコーティングすることができる。コーティングは、帯、(巻包み材料の縦軸に垂直またはある角度にあるものを含む)横断方向の線または帯、縞、格子、縦に延長する線、円、中抜き円、水玉、楕円、チェック、螺旋、渦巻き、弦巻帯、対角交差する線または帯、三角形、六角形、ハチの巣、梯子型形状、ジグザグ形状の縞または帯、正弦波形状の縞または帯、矩形波形状の縞または帯、全般に「C」または「U」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「E」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「S」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「T」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「V」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「W」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「X」字型であるコーティング済み領域からなるパターン、全般に「Z」字型であるコーティング済み領域からなるパターンの形態を有することができる。前述の形状の組合せも所望のパターンを提供するために使用することができる。好ましいパターンは巻包み材料の縦軸に根本的に垂直である横断方向の線または帯である。
様々な形状およびデザインの相対的なサイズまたは寸法は所望により選択することができる。例えば、コーティング済み領域の形状、コーティング調合物の成分、または、コーティング材料の量もしくは濃度は、巻包み材料の長さにわたって変化することができる。印刷された領域の相対的な位置決めは所望により選択することができる。例えば、特定の紙巻たばこ消火試験基準を満たすように設計された紙巻たばこの生産のために使用される巻包み材料は、パターンが、最も好ましくは、巻包み材料の縦軸に横断的に、または、交差して位置合わせされた間隔を空けられ連続した帯の形態を有する。しかし、紙巻たばこは、間隔を空けられて離れた関係に位置決めされた不連続な帯を持つ巻包み材料から製造することができる。それらの紙巻たばこの巻包み材料の場合、(例えば、一連の水玉、格子、または、縞などのパターンからなる帯などの)不連続な帯が巻包み材料の帯の表面積または領域の表面の少なくとも約70%を覆うことが最も好ましい。
好ましい巻包み材料は、巻包み材料の縦軸に全般に垂直に、巻包み材料を横切って延長している帯の形態のコーティングを持つ。個々の帯の幅、ならびに、それらの帯間の間隔は変更することができる。典型的に、それらの帯は少なくとも約0.5mm、通常は少なくとも約1mm、頻繁に少なくとも約2mm、かつ、最も好ましくは少なくとも約3mmの幅を有する。典型的に、それらの帯は最大約8mm、通常は最大約7mmの幅を有する。好ましい帯は約4mmから約7mmの幅を有し、かつ、しばしば約6mmから約7mmの幅を有する。このような帯は、帯間の間隔が少なくとも約10mm、しばしば少なくとも約15mm、頻繁に少なくとも約20mm、しばしば少なくとも約25mm、特定の事例においては少なくとも約30mm、かつ、必要に応じて少なくとも約35mmとなるように間隔を空けられて離すことができるが、このような間隔は通常約50mmを超えない。特定の好ましい巻包み材料の場合、帯は帯間の間隔が約15mmから約25mmとなるように間隔を空けられて離される。
本発明の巻包み材料に対する特定のコーティングパターンを決定するいくつかの要因がある。巻包み材料に塗布されるコーティング調合物の成分が(i)それらの巻包み材料から製造された紙巻たばこの外観、(ii)それらの紙巻たばこにより発生される煙の性質または質、(iii)それらの紙巻たばこの燃焼の望ましい特徴、または、(iv)それらの紙巻たばこの性能の望ましい特徴にいかなる重大な程度にも悪影響を及ぼさないことが望ましい。塗布されたコーティング調合物を有する巻包み材料が、不要な異味、または、それらの巻包み材料を使用して製造された紙巻たばこにより発生される煙の知覚上の特徴に悪影響を及ぼすその他を導入しないことも望ましい。加えて、本発明の好ましい紙巻たばこは、点火された紙巻たばこが喫煙者の手に保持されている時、または、短時間にわたり灰皿に置かれた時などに、不完全な消火を行う傾向を有さない。
特定の紙巻たばこ消火試験基準を満たすように設計された紙巻たばこは本発明の巻包み材料から生産することができる。巻包み材料上の帯のある領域は、それらの領域内の巻包み材料の固有有孔率を低下させることに効果的である添加物材料を使用して生産される。それらの帯のある領域内の巻包み材料に塗布されたフィルム形成材料および充填物は、それらの領域内の巻包み材料の重量を増加させることに効果的である。それらの帯のある領域内の巻包み材料に塗布された充填物材料は、それらの領域内の巻包み材料の燃焼速度を低下させることに効果的である。典型的に、紙巻たばこを製造するために比較的大きな固有有孔率の巻包み材料が使用されると、それらの巻包み材料は、比較的小さな固有有孔率を帯のある領域に導入する比較的大きな重量の帯を持つ。フィルム形成材料は、それらの材料が充填物と一緒に使用されてもされなくても、巻包み材料の有孔率を低下させる傾向を有する。しかし、有孔率の低下を巻包み材料への追加されたコーティング重量と組み合わせるコーティングは、それらの巻包み材料から製造された紙巻たばこの消火を促進することに効果的である。巻包み材料の選択された領域の低い有孔率は、その巻包み材料中の喫煙可能な材料に対する燃焼のための酸素への接触の低減により、点火された紙巻たばこを消火させる。巻包み材料の増大した重量も、その巻包み材料を組み込んだ点火された紙巻たばこを消火させる。巻包み材料の固有有孔率が上昇するに従い、(a)巻包み材料のコーティング済み領域の固有有孔率を低下させるようにフィルム形成材料を選択すること、および/または、(b)巻包み材料のコーティング済み領域に比較的大きな量の追加重量を提供するコーティングを提供することも望ましくなる。
本発明の紙製巻包み材料は紙巻たばこなどの喫煙品の構成部分として有用である。好ましくは、本発明の巻包み材料の1つの層は喫煙可能な材料を外接する巻包み材料として使用され、それにより、紙巻たばこのタバコ葉棒体を形成する。1つの考慮において、巻包み材料はその「ワイヤ」側に位置するコーティング済み領域を有し、かつ、巻包み材料の「ワイヤ」側がタバコ葉棒体の外接巻包み材料の内部表面を形成することが好ましい。すなわち、巻包み材料が喫煙可能な棒体を製造するために使用されると、喫煙可能な材料を外接する巻包み材料の「ワイヤ側」主表面はその喫煙可能な材料に対面する。典型的に、巻包み材料の「フェルト」側はタバコ葉棒体の目で見える外部表面として使用される。用紙シートの主表面に言及する際の用語「ワイヤ側」および「フェルト側」は紙および紙巻たばこの製造の当業者の用語として直ちに理解される。
本発明の紙巻たばこは本発明の特定の適切に処理された巻包み材料を持つことができる。巻包み材料は所定の位置に位置決めされた所定の形状およびサイズのパターンを持つことができ、そのため、その巻包み材料から適切に製造された紙巻たばこは、それらの喫煙可能な棒体上の所定の位置に位置決めされた所定の形状およびサイズのパターンを持つことができる。巻包み材料は所定の位置に位置決めされた所定の組成のパターンを持つことができ、そのため、この巻包み材料から適切に製造された紙巻たばこはそれらの喫煙可能な棒体上の所定の位置に位置決めされた所定の組成のパターンを持つことができる。前述のタイプのパターンはそれらの喫煙可能な棒体の特定の領域に特定の特性または挙動を導入することができる(例えば、パターンは、重量の増加した特定の領域、透過率の低下、および/または、燃焼抑制剤成分の増加を巻包み材料に提供することができる)。例えば、喫煙可能棒体の喫煙可能材料の柱体を取り囲み、かつ、巻包み材料の透過率を低減する帯を持つ巻包み材料(例えば、巻包み材料は塗布された帯を有することができ、帯はそれらの上に位置決めすることができる)は、その巻包み材料から製造された各許容可能な喫煙可能棒体がタバコ葉柱体を取り囲む巻包み材料上に少なくとも2つの同一の帯を持つことができ、帯間の間隔は、帯の隣接する内部エッジから測定して、15mm未満とならず、かつ、25mmを超えないようにすることができる。
本発明の特定の適切に処理された巻包み材料を使用して製造されたタバコ葉棒体を持つ本発明の紙巻たばこは、10層のWhatman No.2フィルタペーパを使用して、「Cigarette Extinction Test Method by the National Institute of Standard and Technology(NIST)」、Publication 851(1993)に述べられている方法を使用して試験されると、試験された紙巻たばこの約50%を超え、好ましくは約75%を超え、かつ、最も好ましくは約100%の消火を必要とする基準を満たす。本発明の特定の適切に処理された巻包み材料を使用して製造されたタバコ葉棒体を持つ本発明の特定の紙巻たばこは、10層のWhatman No.2フィルタペーパを使用してASTM Designation: E 2187−02bに述べられている方法を使用して試験されると、試験された紙巻たばこの約50%を超え、好ましくは約75%を超え、かつ、最も好ましくは約100%の消火を必要とする基準を満たす。好ましくは、各紙巻たばこは、帯がその紙巻たばこにそれらの紙巻たばこ消火基準を満たす能力を提供することができるように、その紙巻たばこのタバコ葉棒体の領域に位置する少なくとも1つの帯を持つ。間隔を空けられて離された関係で巻包み材料の縦軸に横方向に位置合わせされた帯を持つ巻包み材料を組み込んだ特定の長さのタバコ葉棒体の場合、帯の幅と帯間の距離の和に対するタバコ葉棒体の長さの比は1から2であり、好ましくは約1.1から約1.4であり、かつ、最も好ましくは約1.2である。
特定の好ましい紙巻たばこは喫煙可能材料の柱体に対する帯付き巻包み材料を組み込んでいる。各好ましい喫煙可能棒体の巻包み材料は少なくとも1つの帯を持つことができる。代案として、各好ましい喫煙可能棒体の巻包み材料は少なくとも2つの帯を持つことができ、それらの帯は実質的に同一とすることができる。巻包み材料上の帯の間隔は変更することができる。典型的に、帯は約15mmから約60mmに間隔を空けられ離され、しばしば約15mmから45mmに離され、かつ、頻繁に約15mmから約30mmに離されている。特定の好ましい巻包み材料、喫煙可能棒体、および、紙巻たばこの場合、帯の間隔は、帯の隣接する内部エッジから測定して、15mm未満とならず、かつ、25mmを超えない。特定の紙巻たばこは、各紙巻たばこが、各紙巻たばこの各タバコ葉棒体上の根本的に同一の位置に所望の構成および組成の帯を持つように、それらの紙巻たばこの巻包み材料上に間隔を空けられた帯を持つ。約63mmのタバコ葉棒体長および約21mmのフィルタ要素長を有する例示的な完全香味紙巻たばこの場合、約6mm幅の横方向の帯は、それらの紙巻たばこを製造するために使用される巻包み材料上に約20mmの間隔で間隔を空けることができる。代案として、これらのタイプの紙巻たばこの場合、約4mm幅の帯はこれらの紙巻たばこを製造するために使用される巻包み材料上に約22mmの間隔で間隔を空けることができる。代案として、これらのタイプの紙巻たばこの場合、約6mm幅の帯は約39mmの間隔で間隔を空けることができる。約70mmのタバコ葉棒体長および約30mmのフィルタ要素長を有する例示的な完全香味紙巻たばこの場合、約6mm幅の横方向の帯は、それらの紙巻たばこを製造するために使用される巻包み材料上に約44mmの間隔で間隔を空けることができる。約57mmのタバコ葉棒体長および約27mmのフィルタ要素長を有する例示的な超低タール紙巻たばこの場合、約7mm幅の横方向の帯は約20mmの間隔で間隔を空けることができる。代案として、それらのタイプの紙巻たばこの場合、それらの紙巻たばこを製造するために使用される巻包み材料上で、約6mm幅の帯は約33mmの間隔で、または、約39mmの間隔で間隔を空けることができる。約68mmのタバコ葉棒体長および約31mmのフィルタ要素長を有する例示的な超低タール紙巻たばこの場合、約6mm幅の横方向の帯はこれらの紙巻たばこを製造するために使用される巻包み材料上で約44mmの間隔で間隔を空けることができる。完全香味紙巻たばこは約14mg以上のFTC「タール」を産生する紙巻たばことして分類されている。超低タール紙巻たばこは約7mg未満のFTC「タール」を産生する紙巻たばことして分類されている。これらの紙巻たばこは、前述の紙巻たばこ消火基準を満たす能力を有する適切な量の適切な成分からなる帯を持つ適切な巻包み材料を有するタバコ葉棒体を有する。
本発明の紙巻たばこは様々な構成部分から製造することができ、かつ、広範な形式および構成を有することができる。これらの紙巻たばこのタバコ葉棒体の巻包み材料に塗布された(例えば、これらの紙巻たばこの縦軸に実質的に垂直などの)横方向の帯を有する本発明の典型的な紙巻たばこは、これらの紙巻たばこの帯のない領域において、毎分約50から約60mgのタバコ葉棒体重量の静的燃焼速度(すなわち、吹かしていない状態でのそれらの紙巻たばこの燃焼速度)を有する。これらの紙巻たばこのタバコ葉棒体の巻包み材料に塗布された横方向の帯を有する本発明の典型的な紙巻たばこは、これらの紙巻たばこの帯の付いている領域において、毎分約50mg未満のタバコ葉棒体重量、好ましくは毎分約40から約45mgのタバコ葉棒体重量の静的燃焼速度(すなわち、吹かしていない状態でのそれらの紙巻たばこの燃焼速度)を有する。
本発明の紙巻たばこの製造に対して使用されるタバコ葉材料は変更することができる。様々なタイプのタバコ葉、栽培手法、収穫手法、および、乾燥手法の説明は、「Tobbaco Production,Chemistry and Technology」、Davis他、(Eds.)(1999)に述べられている。タバコ葉は通常は(例えば、約1/10インチから約1/60インチ、好ましくは約1/20インチから約1/35インチの幅に、かつ、約1/4インチから約3インチの長さにタバコ葉充填物を刻まれるか、または、撚られるなどで)切断充填物の形態で使用されている。紙巻たばこ中に通常使用されるタバコ葉充填物の量は約0.1gから約1gの範囲にある。タバコ葉充填物は通常は約100mg/cmから約300mg/cm、かつ、しばしば約150mg/cmから約275mg/cmの充填密度でタバコ葉棒体を充填するように採用されている。タバコ葉は、(例えば、切り押しまたは切り吹かし茎などの)加工タバコ茎、(例えば、プロパン膨張タバコ葉およびドライアイス膨張タバコ葉(DIET)などの吹かしタバコ葉などの)体積膨張タバコ葉、または、(例えば、製紙タイプもしくは鋳造シートタイプの工程を使用して製造された再構成タバコ葉などの)再構成タバコ葉などの加工された形態を有することができる。
典型的に、紙巻たばこ製造のためのタバコ葉材料は所謂「ブレンドされた」形で使用されている。例えば、一般に「アメリカンブレンド」と呼ばれる特定の普及タバコ葉ブレンドは、火力乾燥タバコ葉、Burleyタバコ葉、および、Orientalタバコ葉の、ならびに、多くの場合、再構成タバコ葉および加工タバコ茎などの特定の加工タバコ葉の混合物を含む。特定のタバコ葉銘柄の製造のために使用されるタバコ葉ブレンド中の各タイプのタバコ葉の精密な量は銘柄毎に変化する。例えば、「Tobbaco Encyclopedia」、Voges(Ed)44から45頁(1984)、Browne、「The Design of Cigarettes」、第3版、43頁、(1990)、および、「Tobacco Production,Chemistry and Technology」、Davis他(Eds.)346頁(1999)を参照されたい。他の代表的なタバコ葉ブレンドは、参照により本明細書に組み込まれているLawson他への米国特許第4836224号明細書、Perfetti他への同第4924888号明細書、Brown他への同第5056537号明細書、Brinkley他への5159942号明細書、Gentryへの同第5220930号明細書、Blakley他への同第5360023号明細書、および、Young他への同第5714844号明細書、米国特許出願公開第2002/0000235号明細書、同第2003/0075193号明細書、および、同第2003/0131859号明細書、PCT WO 02/37990号明細書、2002年10月31日出願の米国特許出願番号第10/285395号明細書、および、2003年6月17日出願の同第10/463211号明細書、ならびに、Bombick他、Fund.Appl.Toxicol.、39、11から17頁(1997)にも述べられている。
所望であれば、前述のタバコ葉材料に加えて、本発明のタバコ葉ブレンドは他の成分をさらに含むことができる。他の成分は、(例えば、糖分、グリセリン、ココア、および、リコリスなどの)外装材料、および、(例えば、薄荷などの調味材料などの)主味付け材料を含む。特定の外装および主味付け成分の選択は所望されている知覚上の特徴などの要因に依存し、それらの成分の選択は紙巻たばこの設計および製造の当業者には直ちに明らかであろう。Gutcho、「Tobacco Flavoring Substances and Methods」、Noyes Data Corp.(1972)、および、Leffingwell他、「Tobacco Flavoring for Smoking Products」、(1972)を参照されたい。
喫煙品はタバコ葉棒体の製造中に巻包み材料に塗布される側面継ぎ目接着剤中に少なくとも1つの調味成分を組み込むこともできる。すなわち、例えば、様々な調味剤はR.J.Reynolds Tobacco Companyからの側面継ぎ目接着剤CS−2201A中に組み込むことができ、かつ、巻包み材料の継ぎ目線に塗布することができる。これらの調味剤は、特定のセルロース系または澱粉系成分を塗布されて組み込んだコーティング調合物を有するこれらの巻包み材料などの本発明の巻包み材料の使用の結果として、喫煙品により発生される煙に提供されるいかなる異味または異臭も覆い隠す、または、改善するために採用される。例示的な調味料はメチルシクロペンテノロン、バニリン、エチルバニリン、4−パラメータヒドロキシフェニル−2−ブタノン、γ−ウンデカラクトン、2−メトキシ−4−ビニルフェノル、2−メトキシ−4−メチルフェノル、5−メチル−3−ヒドロキシ−4−メチルー2(5H)−フラノン、サリチル酸メチル、サルビアセージ油、および、ビャクダン油を含む。典型的に、このようなタイプの調味成分は、添加物および調味成分の総重量に基づき、約0.2%から約6.0%の量で採用される。
紙巻たばこは好ましくは棒体形状を持つ構造および縦軸を有する。このような紙巻たばこは、各々が本発明の巻包み材料により外接された喫煙可能材料の柱体を有する。好ましくは、巻包み材料は喫煙可能材料の柱体の縦方向に延長する外部表面を全周包囲し、紙巻たばこの各端部は開放され、喫煙可能材料を露出する。例示的な紙巻たばこ、ならびに、その例示的な成分、パラメータ、および、仕様は、参照により本明細書に組み込まれているGentryへの米国特許第5220930号明細書、PCT WO 02/37990号明細書、および、米国特許出願第2002/0166563号明細書に説明されている。代表的なフィルタ要素の構成部分および設計はBrowne、「The Design of Cigarettes」、第3版(1990)、「Tobacco Production,Chemistry and Technology」、Davis他(Eds.)1999、Bergerへの米国特許第4508525号明細書、Pryor他への同第4807809号明細書、Lawrence他への同第4920990号明細書、Thesing他への同第5012829号明細書、Rakerへの同第5025814号明細書、Jones,Jr.他への同第5074320号明細書、Jakob他への同第5101839号明細書、Saintsing他への同第5105834号明細書、White他への同第5105838号明細書、Arzonico他への同第5271419号明細書、Blakley他への同第5360023号明細書、Koller他への同第5595218号明細書、Banerjee他への同第5718250号明細書、および、Veiuzへの同第6537186号明細書、米国特許出願第2002/0014453号明細書、同第2002/0020420号明細書、および、2003/0168070号明細書、2003年6月23日出願のDube他への米国特許出願連続番号第10/600712号、Paine他へのPCT WO 03/059096号明細書、ならびに、ヨーロッパ特許第920816号明細書に説明されている。代表的なフィルタ材料は(例えば、酢酸セルロースまたはポリプロピレン牽伸材などの)牽伸材または(例えば、紙、酢酸セルロース、ポリプロピレン、または、ポリエステルの集合ウェブなどの)集合ウェブ材料から製造することができる。特定のフィルタ要素は主流煙の選択された気相成分に対して比較的高い除去効率を有することができる。
本発明は特定の実施形態を参照して説明されたが、これらの実施形態は本発明の原理を単に例示しているに過ぎないことを理解されたい。喫煙品の設計および製造の当業者は、様々なシステム、設備、および、方法が他の形および実施形態で構成および実施できることを理解されよう。したがって、本明細書中の説明は本発明を限定すると読み取られるべきではない一方、他の実施形態も本発明の範囲に該当する。
巻包み材料の供給源、タバコ葉充填物の供給源、および、連続紙巻たばこ棒体を生産するために使用される飾り付け部領域を示す紙巻たばこ作成機の一部の概略図である。 巻包み材料供給システムおよび紙巻たばこ作成機の組合せを含む紙巻たばこ作成機組立体の概略図である。 紙巻たばこ作成機組立体上の適切な位置に取り付けられている本発明の1つの実施形態の添加物塗布器装置の斜視図である。 図3に示すタイプの添加物塗布器装置の分解斜視図である。 本発明の1つの実施形態の添加物塗布器装置の概略図である。 図5に示すタイプの添加物塗布器装置の分解斜視図である。 本発明の1つの実施形態の添加物塗布器装置の概略図である。 フィンガレール組立体の外部フィンガレール部分の外部側面の概略図である。 フィンガレール組立体の内部フィンガレール部分の外部側面の概略図である。 フィンガレール組立体の外部フィンガレール部分の外部側面の概略図である。 フィンガレール組立体の内部フィンガレール部分の外部側面の概略図である。 飾り付け部入口コーンの斜視図である。 図12に示すタイプの飾り付け部入口コーンの分解斜視図である。 図1の線14に沿って取られた、フィンガレールの対および飾り付け部入口コーンの拡大概略断面図である。 位置合わせシステムおよび検査システムの構成部分および一般動作を示すブロック図である。 位置合わせシステムおよび検査システムに伴う様々なタイミング信号の概略表示グラフである。 位置合わせシステムおよび検査システムに伴う様々なタイミング信号の概略表示グラフである。 位置合わせシステムおよび検査システムに伴う様々なタイミング信号の概略表示グラフである。 位置合わせシステムおよび検査システムに伴う様々なタイミング信号の概略表示グラフである。 喫煙品および巻包み材を作成するための装置の概略側面図であり、より詳細には、巻包み材料の供給源、添加物塗布器装置、タバコ葉充填物の供給源、および、連続紙巻たばこ棒体を生産するために使用される飾り付け部領域を示す紙巻たばこ作成機の部分の概略図である。 本発明の実施形態の添加物塗布器装置の概略図である。 本発明の実施形態の添加物塗布器装置の概略図である。 紙巻たばこ作成機組立体上の適切な位置に取り付けられた本発明の1つの実施形態の添加物塗布器装置の斜視図である。 図23に示すタイプの添加物塗布器装置の一部の斜視図である。 図23に示すタイプの添加物塗布器装置の一部の斜視図である。 図23に示すタイプの添加物塗布器装置の一部の斜視図である。 図23に示すタイプの添加物塗布器装置の一部の斜視図である。 図23に示すタイプの添加物塗布器装置の一部の斜視図である。 巻包み材料を供給および巻き戻しするための装置の概略図であって、より詳細には、巻包み材料の供給源、添加物塗布器装置、巻包み材料に塗布された材料を乾燥させるための領域、および、処理された用紙をボビンに体裁付けするための巻き戻しユニットの概略図である。 紙巻たばこ作成機組立体に供給されるか、または、ボビンに巻かれることが可能な巻包み材料を供給するように構成された本発明の1つの実施形態の添加物塗布器装置の斜視図である。

Claims (57)

  1. 喫煙可能棒体を作成するための、塗布された添加物材料のパターンを有する巻包み材料をボビン上に生産するための装置であって、
    (a)前記巻包み材料のペーパーウェブの連続ストリップを第1のボビンから供給するための手段と、
    (b)添加物材料の所定のパターンをペーパーウェブに塗布するための手段と、
    (c)ペーパーウェブを制御された方法で熱に曝す手段と、
    (d)塗布された添加物材料を有する巻包み材料のペーパーウェブを第2のボビン上に巻くための手段とを含む、巻包み材料をボビン上に生産するための装置。
  2. 添加物材料の所定のパターンを塗布するための手段はローラ塗布装置を含む、請求項1に記載の装置。
  3. ペーパーウェブを熱に曝すための手段は輻射エネルギーを供給するための手段を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 巻包み材料の連続ストリップは縦軸を有し、装置は一連の実質的に同一の帯としてパターンを塗布するように構成され、各帯は内部エッジを有し、各帯は巻包み材料の縦軸に本質的に垂直であり、かつ、装置は、それらの帯の内部エッジから15mm以上、かつ、25mm以下の間隔で間隔を空けられてそれらの帯を塗布するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  5. 添加物材料がペーパーウェブに塗布された後、かつ、熱に曝される前に、ペーパーウェブを検査するための手段をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  6. 塗布された添加物材料を有する巻包み材料により外接される喫煙可能棒体を夫々有する複数の紙巻たばこを作成するための方法であって、
    第1の機械上に巻包み材料からなる第1のボビンを提供するステップと、
    第1の機械を使用して第1のボビンから巻包み材料を巻き出すステップと、
    添加物材料を巻包み材料にパターンに塗布するステップと、
    巻包み材料に塗布された添加物材料が固体の形態を有することを確実にするステップと、
    巻包み材料の第2のボビンを第1の機械上に形成するために巻包み材料を巻くステップであって、巻包み材料は塗布された添加物材料を有するステップと、
    第1の機械から第2のボビンを取外すステップと、
    自動紙巻たばこ作成装置上に第2のボビンを取り付けるステップと、
    複数の紙巻たばこが切り出される連続紙巻たばこ棒体を作成するために、タバコ葉充填物の周囲に、第2のボビンから供給された巻包み材料を巻包むために自動紙巻たばこ作成装置を使用するステップとを含む、複数の紙巻たばこを作成するための方法。
  7. 巻包み材料に塗布された添加物材料が固体の形態を有することを確実にするステップは、輻射エネルギーとして熱を印加するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 添加物材料が巻包み材料に塗布された後、かつ、熱が巻包み材料に印加される前に、巻包み材料を検査するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 添加物材料は水性液体からなる、請求項6に記載の方法。
  10. 添加物材料は少なくとも1つの澱粉系材料からなる、請求項6に記載の方法。
  11. ワイヤ側表面およびフェルト側表面と、
    巻包み材料のワイヤ側表面に塗布されたパターンであって、(a)少なくとも1つの澱粉系材料および少なくとも1つの充填物材料を含み、かつ、(b)水系調合物として巻包み材料に塗布されているパターンとを含む、喫煙可能棒体のための巻包み材料。
  12. 少なくとも1つの澱粉系材料の1つは蝋質トウモロコシ澱粉またはタピオカ澱粉から誘導された、請求項11に記載の巻包み材料。
  13. 少なくとも1つの充填物材料の1つは少なくとも1つの水溶性塩を含む、請求項11に記載の巻包み材料。
  14. 水系調合物は防腐剤または光学的光沢剤を含む、請求項11に記載の巻包み材料。
  15. 水系調合物は約50%未満の水を含み、かつ、調合物は、調合物の重量に基づき約10%未満の水分含有量を有するように、巻包み材料への塗布の後に乾燥される、請求項11に記載の巻包み材料。
  16. 巻包み材料は、巻包み材料のワイヤ側表面が喫煙可能材料に対面するように、紙巻たばこ棒体の喫煙可能材料の柱体を外接する、請求項11に記載の巻包み材料。
  17. 紙巻たばこ棒体は縦軸を有し、パターンは少なくとも2つの実質的に同一の帯を含み、各帯は、紙巻たばこ棒体の縦軸に本質的に垂直に喫煙可能材料の柱体を全周包囲し、ならびに、帯はそれらの帯の隣接する内部エッジから15mm以上25mm以下の間隔を空けられている、請求項16に記載の巻包み材料。
  18. (a)ペーパーウェブの連続ストリップの供給源と、
    (b)添加物材料をペーパーウェブに塗布するための手段と、
    (c)第2の構成部分にペーパーウェブを差し向けるための手段とを含む第1の構成部分と、
    (a)第1の構成部分からペーパーウェブを受け取るための手段と、
    (b)タバコ葉充填物の供給源と、
    (c)連続ペーパーウェブ内にタバコ葉充填物を巻包むことにより連続紙巻たばこ棒体を製造するための飾り付け手段と
    を含む第2の構成部分とを含む、紙巻たばこ作成装置。
  19. (a)連続棒体を所定の長さに再分割するための自動切断ナイフと、
    (b)添加物材料塗布手段を制御するための手段と、
    (c)切断ナイフを制御するための手段とをさらに含む、請求項18に記載の装置。
  20. ペーパーウェブを制御された方法で輻射エネルギーに曝すための手段をさらに含む、請求項18に記載の装置。
  21. ペーパーウェブを輻射エネルギーに曝すための手段は、
    電磁波のための経路であって、ペーパーウェブを電磁波に曝すための区間を有する経路を含み、
    区間は少なくとも2つの導波表面を有し、電磁波は2つの導波表面間に電磁場を創出し、かつ、
    区間はペーパーウェブを区間の内部領域に導入するための開口部を有し、開口部は、区間の内部領域に導入されたペーパーウェブの領域が2つの導波表面間の電磁場のピークではない領域に曝されるように位置される、請求項20に記載の装置。
  22. 開口部は、開口部を規定する側面、および、区間の内部領域からの電磁エネルギーの逸脱を防止するために、開口部の全ての側面において開放回路を創出するチョークフランジを有する、請求項21に記載の装置。
  23. ペーパーウェブの連続ストリップはパターンを含み、装置はパターンを含むウェブを検査するためのシステムをさらに含み、システムは、
    ウェブから情報を受け取り、かつ、これに応じて電気信号を形成するための検出器と、
    電気信号を処理し、ウェブ上のパターンの存在を決定し、かつ、出力信号を発生するための回路と、
    出力信号を受信し、かつ、パターンが好ましくないパターンを示すかどうかを決定するための計算論理回路とを含む、請求項18に記載の装置。
  24. 検出器により受け取られた情報は吸収の情報を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 放射線をウェブとの接触に差し向けるための照射器をさらに含み、放射線はウェブ上に当たり、かつ、ウェブにより少なくとも部分的に吸収され、検出器により受け取られた情報は放射線吸収の情報を含む、請求項23に記載の装置。
  26. ペーパーウェブ上に好ましくないパターンを有する紙巻たばこを排除するための手段をさらに含む、請求項23に記載の装置。
  27. 連続紙巻たばこ棒体の形成の速度を制御するための手段と、
    ペーパーウェブ上に添加物材料のパターンを提供するために、連続紙巻たばこ棒体の形成の速度を基準としてペーパーウェブへの添加物材料の塗布の位置を制御するための手段と、
    連続紙巻たばこ棒体を所定の長さの複数の紙巻たばこ棒体に再分割するための自動切断ナイフであって、各紙巻たばこ棒体は制御された位置で切断される自動切断ナイフと、
    複数の紙巻たばこ棒体の各々が切断される連続紙巻たばこ棒体上の位置を基準として、ペーパーウェブ上の添加物材料の位置を制御するための手段と、
    添加物材料が塗布された後、かつ、連続紙巻たばこ棒体を切断する前に、ペーパーウェブの走行の長さを基準としてペーパーウェブ上の添加物材料の位置を制御するための手段とをさらに含む、請求項18に記載の装置。
  28. 各紙巻たばこ棒体の巻包み材料上の添加物材料パターンの所望の位置を選択するための手段と、
    各紙巻たばこ棒体の巻包み材料上の添加物材料パターンの位置を検出するための検出器と、
    所望の位置にパターンを有する各紙巻たばこ棒体を受付け、かつ、所望の位置にではなくパターンを有する各紙巻たばこ棒体を排除するための手段とをさらに含む、請求項27に記載の装置。
  29. ペーパーウェブへの添加物材料の塗布、連続紙巻たばこ棒体の形成の速度、および、ペーパーウェブ上の添加物材料のパターンの存在に関するフィードバックを提供するための手段をさらに含む、請求項27に記載の装置。
  30. 第1の動力源により動力供給され、タバコ葉充填物の供給を提供するためのコンベヤ手段、および、連続紙巻たばこ棒体を所定の長さに再分割するための切断手段をさらに含み、切断手段は独立した第2の動力源により動力供給され、かつ、コンベヤ手段および飾り付け手段は独立した第3の動力源により動力供給される、請求項27に記載の装置。
  31. 切断手段、コンベヤ手段、および、飾り付け手段の各々の動作の速度を制御するために、第2および第3の動力源の各々の動作に関する出力を制御システムに供給するための手段をさらに含む、請求項30に記載の装置。
  32. 紙巻たばこ巻包み材料のペーパーウェブの連続ストリップの供給源、および、ペーパーウェブに添加物材料を供給するための手段を有する自動紙巻たばこ作成装置を設けるステップと、
    連続紙巻たばこ棒体の形成の速度を制御しつつ、タバコ葉充填物の周囲にペーパーウェブを巻包むことにより連続紙巻たばこ棒体を提供するステップと、
    ペーパーウェブ上に添加物材料のパターンを設けるために、連続紙巻たばこ棒体の形成の速度を基準としてペーパーウェブへの添加物材料の塗布の位置を制御するステップと、
    連続紙巻たばこ棒体を所定の長さの複数の紙巻たばこ棒体に切断するステップであって、各紙巻たばこ棒体は制御された位置で切断されるステップと、
    複数の紙巻たばこ棒体の各々が切断される連続紙巻たばこ棒体上の位置を基準としてペーパーウェブ上の添加物材料の位置を制御するステップと、
    添加物材料が塗布された後、かつ、連続紙巻たばこ棒体を切断する前に、ペーパーウェブの走行の長さを基準としてペーパーウェブ上の添加物材料の位置を制御するステップとを含む、紙巻たばこを作成するための方法。
  33. 各紙巻たばこ棒体の巻包み材料上の添加物材料パターンの所望の位置を選択するステップと、
    各紙巻たばこ棒体の巻包み材料上の添加物材料パターンの位置を検出するステップと、
    所望の位置にパターンを有する各紙巻たばこ棒体を受付け、かつ、所望の位置にではなくパターンを有する各紙巻たばこ棒体を排除するステップとをさらに含む、請求項32に記載の方法。
  34. 飾り付け手段は、外部フィンガレールおよび内部フィンガレールを含むフィンガレール組立体を含み、外部フィンガレールおよび内部フィンガレールは各々が、
    (a)その個々のフィンガレール内の空気流の通路を規定するための空気流分配手段と、
    (b)空気流分配手段に空気流を導入するための手段と、
    (c)空気流分配手段と空気流連絡している複数の空気流通路であって、その個々のフィンガレールからの空気流の出口を提供し、かつ、全般的に下向きの方向に空気流を差し向けるように配列されている空気流通路を含み、
    添加物材料を有するペーパーウェブがフィンガレール組立体の下方を走行する時、ペーパーウェブ上への空気の流量は、ペーパーウェブおよび添加物材料がフィンガレール組立体と接触することを防止するために十分である、請求項18に記載の装置。
  35. 飾り付け手段はフィンガレール組立体、および、上部表面を有する飾り付け部入口コーンを含み、飾り付け部入口コーンは、
    (a)飾り付け部入口コーン内の空気流の通路を規定し、かつ、上部表面内の空気分配細孔を介して空気流を供給するための空気流分配手段であって、空気流は飾り付け部入口コーン上部表面から全般的に上向きかつ外向きに差し向けられている空気流分配手段と、
    (b)空気流分配手段に空気流を導入するための手段とを含み、
    添加物材料を有するペーパーウェブが飾り付け部入口コーンを越えて、かつ、フィンガレール組立体の下方を走行する時、空気の流量はペーパーウェブおよび添加物材料がフィンガレール組立体と接触することを防止するために十分である、請求項18に記載の装置。
  36. 飾り付け手段はフィンガレール組立体および飾り付け部入口コーンを含み、
    フィンガレール組立体は外部フィンガレールおよび内部フィンガレールを含み、外部フィンガレールおよび内部フィンガレールは各々が、
    (a)その個々のフィンガレール内の空気流の通路を規定するための空気流分配手段と、
    (b)空気流分配手段に空気流を導入するための手段と、
    (c)空気流分配手段と空気流連絡している複数の空気流通路であって、その個々のフィンガレールからの空気流の出口を提供し、かつ、全般的に下向きの方向に空気流を差し向けるように配列されている空気流通路とを含み、
    飾り付け部入口コーンは上部表面を有し、かつ、
    (a)飾り付け部入口コーン内の空気流の通路を規定し、かつ、上部表面内の空気分配細孔を介して空気流を供給するための空気流分配手段であって、空気流は飾り付け部入口コーン上部表面から全般的に上向きかつ外向きに差し向けられている空気流分配手段と、
    (b)空気流分配手段に空気流を導入するための手段とを含み、
    添加物材料を有するペーパーウェブが飾り付け部入口コーンを越えて、かつ、フィンガレール組立体の下方を走行する時、空気の流量はペーパーウェブおよび添加物材料がフィンガレール組立体と接触することを防止するために十分である、請求項18に記載の装置。
  37. ペーパーウェブに添加物材料を塗布するための手段は、ペーパーウェブの連続ストリップの供給源と飾り付け手段の間に配列された1対の逆回転するローラを含む、請求項18に記載の装置。
  38. 第1のローラの転がり面の少なくとも一部上に添加物材料を受け取るように構成された第1のローラと、
    第2のローラの転がり面の少なくとも一部上に第1のローラから添加物材料を受け取るように構成された、第1のローラに隣接する第2のローラと、
    (a)第2のローラの転がり面から第3のローラの転がり面上の所望の位置に添加物材料を受け取り、かつ、(b)第3のローラの転がり面上の所望の位置からペーパーウェブの走行中の連続ストリップの所望の領域に添加物材料を塗布するように構成された第3のローラとを含む、紙巻たばこ作成機内でペーパーウェブの走行中の連続ストリップに添加物材料を塗布するための装置。
  39. 第3のローラは、
    (a)各ダイが転がり面を有する、自身の転がり面から外向きに突出しているダイを含み、
    (b)第2のローラの転がり面からダイの転がり面上に添加物材料を受け取るように構成され、
    (c)ダイの転がり面が第2のローラと転がり接触し、
    (d)ダイの転がり面がペーパーウェブと転がり接触し、かつ、
    (e)ダイの転がり面からペーパーウェブに添加物材料を転写するように構成され、
    装置は、
    第3のローラのダイの転がり面を第2のローラの転がり面と接触させるための手段と、
    第3のローラのダイの転がり面をペーパーウェブと接触させるための手段とをさらに含む、請求項38に記載の装置。
  40. ダイは、ダイパターン内に所定の距離だけ離されて位置決めされ、ダイの転がり面がペーパーウェブと接触すると、所定のダイパターンに対応する複数の間隔を空けられて離された帯のパターンを形成するように、各転がり面上の添加物材料がペーパーウェブに転写される、請求項39に記載の装置。
  41. 第1と第2のローラを転がり接触に維持するための手段と、第2と第3のローラを転がり接触に維持するための手段とをさらに含む、請求項38に記載の装置。
  42. 第1のローラの転がり面は幅および周囲周長を有し、第1のローラは自身の転がり面内に連続溝を含み、溝は転がり面の幅の一部を横切って延長し、かつ、転がり面の周囲周長に完全に外接する、請求項38に記載の装置。
  43. 紙巻たばこ作成機は、ペーパーウェブの連続ストリップを供給するためのボビン、および、飾り付け部領域を含み、添加物材料塗布装置は、ボビンにより供給されたペーパーウェブが、飾り付け部領域に進入する前に、塗布された添加物材料を有するようにボビンと飾り付け部領域の間に位置する、請求項38に記載の装置。
  44. (a)第3のローラと転がり接触する位置にある転がり面を有し、かつ、
    (b)ペーパーウェブの走行中の連続ストリップが第3と第4のローラの転がり面の間を通過するように位置された第4のローラをさらに含む、請求項38に記載の装置。
  45. (a)第3のローラと転がり接触する位置にある転がり面を有し、かつ、
    (b)ペーパーウェブの走行中の連続ストリップが第3と第4のローラの転がり面の間を通過するように位置された第4のローラをさらに含む、請求項39に記載の装置。
  46. ペーパーウェブは内部主表面および外部主表面を有し、装置はペーパーウェブの内部主表面に添加物材料を塗布するように構成された、請求項38に記載の装置。
  47. 第1のローラの転がり面の少なくとも一部上に添加物材料を受け取るように構成された第1のローラを設けるステップと、
    第2のローラの転がり面の少なくとも一部上に第1のローラから添加物材料を受け取るように構成された第2のローラを第1のローラに隣接して設けるステップと、
    (a)第2のローラの転がり面から第3のローラの転がり面上の所定の位置に添加物材料を受け取り、かつ、(b)第3のローラの転がり面上の所望の位置からペーパーウェブの走行中の連続ストリップの所望の領域に添加物材料を塗布するように構成された第3のローラを設けるステップと、
    第1、第2、および、第3のローラを回転させるステップと、
    第1のローラに隣接する添加物貯蔵部から第1のローラに添加物材料を供給するステップと、
    第1のローラの第2のローラとの転がり相互作用を介して第1のローラから第2のローラの転がり面に添加物材料を転写するステップと、
    第2のローラの第3のローラとの転がり相互作用を介して第2のローラから第3のローラの転がり面上の所定の位置に添加物材料を転写するステップと、
    ペーパーウェブに所定のパターンに添加物材料を転写するためにペーパーウェブの連続して走行しているストリップと第3のローラの転がり面を接触させるステップとを含む、紙巻たばこ作成機内でペーパーウェブの走行中の連続ストリップに添加物材料を塗布するための方法。
  48. (a)第3のローラから突出しているダイを有し、各ダイは転がり面を有し、
    (b)第2のローラの転がり面からダイの転がり面上に添加物材料を受け取るように構成され、
    (c)ダイの転がり面が第2のローラと転がり接触し、
    (d)ダイの転がり面がペーパーウェブと転がり接触し、かつ、
    (e)ダイの転がり面からペーパーウェブに添加物材料を転写するように構成された第3のローラを設けるステップと、
    第3のローラのダイの転がり面を第2のローラの転がり面と接触させることにより、第2のローラの転がり面からダイの転がり面に添加物材料を転写するステップと、
    第3のローラのダイの転がり面をペーパーウェブと接触させることにより、ペーパーウェブに添加物材料を転写するステップとを含む、請求項47に記載の方法。
  49. 飾り付け部と、
    紙巻たばこ棒体を形成するために、喫煙可能材料の周囲に巻包むために、飾り付け部にペーパーウェブのストリップを払い出すためのボビンと、
    ペーパーウェブに添加物材料の帯を塗布するための添加物材料塗布器であって、ボビンと飾り付け部の間に配列された1対の逆回転するローラを含む塗布器とを含む、紙巻たばこ作成装置。
  50. 添加物材料塗布器は、
    (a)周囲表面を有するパターンローラと、
    (b)周囲表面を有する塗布ローラと、
    (c)ローラ間の挟み込みのすぐ上流でパターンローラ上に添加物材料を堆積するために配列された添加物材料供給シューとを含み、
    両ローラは添加物材料をパターンローラから塗布ローラに転写するために互いに周囲表面に接触するように構成され、かつ、
    塗布ローラおよびペーパーウェブは、パターンローラからペーパーウェブ上の所定の位置に転写された添加物材料を塗布するために、塗布ローラの周囲表面をペーパーウェブと接触させるように構成されている、請求項49に記載の装置。
  51. 両ローラの周囲表面を係合させるための手段、および、塗布ローラの周囲表面をペーパーウェブと接触させるための手段をさらに含む、請求項50に記載の装置。
  52. パターンローラは、パターンローラの周囲表面の周辺に、パターンになって外周上に間隔を空けられた横方向の複数の溝をさらに含み、各溝は所定の量の添加物材料を含むように構成され、横方向の複数の溝は、パターンローラにおける横方向の溝のパターンに対応したパターンに添加物材料を塗布ローラに転写するように構成されている、請求項50に記載の装置。
  53. 帯は縦方向に間隔を空けられた横方向のパターンを含み、帯は所定の幅および間隔を有する、請求項49に記載の装置。
  54. 塗布ローラは、(a)パターンローラと隣接してパターンローラと転がり接触し、(b)自身の周囲表面が、パターンローラと転がり接触している位置でペーパーウェブのストリップと接触し、かつ、(c)パターンローラから直接にペーパーウェブへの添加物材料の転写を容易にするように構成されている、請求項50に記載の装置。
  55. ペーパーウェブに塗布された添加物材料を乾燥するための、添加物材料塗布器と飾り付け部の間に配列された乾燥機をさらに含む、請求項49に記載の装置。
  56. ペーパーウェブを予備加熱するための、ボビンと添加物材料塗布器の間に配列された加熱器をさらに含む、請求項49に記載の装置。
  57. 請求項1から56により作成される紙巻たばこ。
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