JP2006511084A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

半導体装置の製造方法において、半導体本体(1)の表面(3)の単結晶シリコン領域(4)直近に位置するシリコン酸化物領域(5)内に非単結晶補助層(8)が形成される。補助層は二工程で形成される。第一の工程において、ガス状砒素化合物を有する雰囲気内で半導体本体が加熱され、第二の工程において、そのガス状砒素化合物の代わりにガス状シリコン化合物を有する雰囲気内で半導体本体が加熱される。従って、シリコン酸化物領域に、自己整合的に、アモルファス又は多結晶シリコンの種層が設けられる。

Description

本発明は半導体本体表面の単結晶シリコン領域直近に位置するシリコン酸化物領域上に非単結晶補助層が形成される半導体装置の製造方法に関する。
そのようなシリコン酸化物領域は、この場合、例えば、半導体本体上に位置するシリコン酸化物の層、又は、半導体本体内に設けられたフィールド絶縁領域等のシリコン酸化領域である。
補助層は、特に、シリコン含有層が堆積されるプロセスにおいて有用であり、そして、この補助層が、単結晶シリコン領域上に単結晶層として成長する、そして、シリコン酸化物領域上にアモルファス又は多結晶層として成長するプロセスにおいて有用である。この補助層はシリコン含有層がシリコン酸化物領域上に成長するのを促進させ、その結果、堆積処理中に活性領域中に与えられるドーパントの原子が拡散の結果移動するということがないような低温度で堆積処理が行えることになる。これは、特に、トランジスタが非常に小さい半導体装置の製造に重要である。
シリコン含有層はシリコンのみを含む層でも良いが、シリコンに加えてゲルマニウムを含む層でも良い。このシリコン含有層はさらに、一つの副層が他の副層上に堆積され、一つの副層が、例えば、シリコンのみを備え、他の副層がシリコンに加えてゲルマニウムを備える複数の副層を備えてもよい。さらに、副層の一つ又はそれ以上が通例のドーパントの原子でドープされてもよい。
単結晶シリコン領域上に形成される単結晶シリコン含有層内には、例えば、バイポーラトランジスタのベースが形成されても良く、このベースは、シリコン酸化物領域上に形成された近傍アモルファス又は多結晶層により電気的にコンタクトをとることができる。
WO00/17423に冒頭で述べられた種類の方法が記載されており、ここでは、シリコン窒化物の層が上記補助層として用いられている。この補助層はシリコン本体表面全体を覆うように設けられ、その上に、単結晶シリコン、ここでは、活性半導体領域と、シリコン酸化物領域、ここでは、フィールド絶縁領域とが境界を成し、シリコン窒化物の層を有し、その後、その内部では活性領域が覆われない開口部を有するフォトレジストマスクが設けられ、続いて、フォトレジストマスクにより覆われていないシリコン窒化層部分がエッチング除去される。次に、シリコンの層が表面上に堆積され、このシリコン層は、単結晶シリコン領域上の単結晶層として、そして、シリコン酸化物領域上の多結晶層として成長する。
シリコン本体表面を可能な限り効果的に用いるためには、活性領域からシリコン窒化物の補助層をエッチングにより完全に除去することが望ましく、さもなければ、これら領域は表面領域全体が単結晶層によって覆われなくなる。フォトレジストマスクが設けられる場合は配置許容差が考慮されなければならず、フォトレジストマスクには活性領域よりも大きい開口部が設けられなければならない。その結果、活性領域の直上で境界を成しているフィールド絶縁領域の端部がフォトレジストマスクによっても覆われず、従って、補助層もこの端部から除去される。従来技術の方法では、シリコン層の堆積中、この端部位置での成長が遅れ、その結果、この端部位置に単結晶材料の非常に薄い又は途切れた層が形成されうる。このシリコン層の堆積前に、実際は、HFエッチング工程が行われ活性領域の表面を清浄化させる。このエッチング工程により、フィールド絶縁領域のカバーされていない端部をもエッチングされてしまい、その結果、その位置に溝が形成されることになる。この溝は単結晶層と非単結晶層との接続に多大な影響を与える。この端部位置では、単結晶層と非単結晶層との間で望ましくない、電気的コンタクト不良が生じることにある。
上記問題を取り除くのが本発明の目的である。この目的のために、本発明の方法は、前記補助層が二処理工程で形成され、第一の処理工程において、砒素化合物を有する雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより前記単結晶シリコン領域上に砒素層が形成され、第二の処理工程において、ガス状砒素化合物の代わりにガス状シリコン化合物を有する雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより前記シリコン酸化物領域上に補助層として非単結晶シリコン層が形成されることを特徴とする。
前記第一の工程中に、砒素化合物を有する雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより前記単結晶シリコン領域上に砒素層が形成され、前記シリコン酸化物領域上には砒素は堆積されない。前記単結晶シリコン領域上に砒素原子層が閉じられて形成されるとこのプロセスは自動的に停止する。前記第二の工程中に、ガス状砒素化合物は有しないがガス状シリコン化合物を有する雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより前記シリコン酸化物領域上に補助層として非単結晶シリコン層が形成される。前記シリコン酸化物領域上でのシリコンのアモルファス又は多結晶層の堆積は直ちに開始され、ある核生成時間の間、砒素で覆われた単結晶シリコン領域上では堆積は起こらない。従って、アモルファス又は多結晶シリコンの補助層が自己整合的に形成でき、これは前記シリコン酸化物領域を完全に覆い、そして、前記単結晶シリコン領域は完全に露出させたままとする。続いて、このように形成された表面上にシリコン含有層が堆積されると、前記単結晶シリコン領域並びに前記シリコン酸化物領域上で成長が直ちに開始される。従って、前記堆積された単結晶層と非単結晶層とが継ぎ目無く一体となる。
前記補助層形成の間、前記ガス状砒素化合物に加えて、前記第二の処理工程で用いられたガス状シリコン化合物を備える雰囲気内で、前記第一の処理工程中に、前記半導体本体が加熱されると簡単な方法が得られる。この場合、前記第一の工程の後、前記ガス状砒素化合物の供給のみが停止されなければならない。意外にも、このシリコン化合物は前記砒素層の形成に影響を与えないことが分かった。
好ましくは、前記補助層形成の間に、前記単結晶シリコン領域上に形成された前記砒素層上で前記シリコン化合物から堆積が起きる前に前記第二の処理工程が終了する。この場合、核生成時間が終了する前に、前記補助層の堆積処理が停止する。この核生成時間の後、前記単結晶シリコン領域上でも層の形成が開始される。これららは単結晶シリコンの成長に障害を与える可能性があるのでエッチング除去されなければならない。堆積処理時間を、即ち、前記核生成時間で停止させるのは非常に簡単である。
前記補助層形成の間に、前記半導体本体が両処理工程中に400°Cと600°Cとの間の温度で500mTorr未満の圧力で加熱されると、上記の核生成時間は約5分を超え、この時間の間、約10nm厚みの低アモルファスシリコンの補助層が生成できる。
前記補助層形成の後、シリコン含有層が堆積される前に前記砒素の単結晶層が除去されてもよい。意外にも、シリコン化合物を有する雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより、前記砒素層及び前記近傍の非単結晶シリコンの補助層上にシリコン含有層が堆積され、これは、前記砒素層の存在にそのような層の成長が大きな影響を受けずに堆積されることが分かった。さらに、シリコン化合物及びゲルマニウム化合物を備える雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより、Si1−xGeの層が、ここでは、0.05<x<0.20で、0.2at%未満のカーボンが加えられて、前記砒素層及び前記近傍補助層に堆積されることが分かった。
前記補助層の形成において、前記単結晶シリコン領域内にn型半導体領域が形成されと、そのn型半導体領域上に前記砒素層が形成される。その結果、比較的高濃度にド−プされた表面を有して半導体領域が形成される。これは、特に、前記単結晶シリコン領域に、バイポ−ラトランジスタのn型コレクタ領域が形成され、その上に堆積された前記単結晶層内にこのトランジスタのp型ベース領域が形成されると効果的である。絶対項では、前記p型ベース領域が前記活性層内に形成された前記n型コレクタ領域より高濃度にド−ピングされる。前記コレクタ領域の表面の前記砒素層の存在により、前記堆積された単結晶層内のコレクタとベース間にpn接合が位置するようになる。前記砒素層が無いとこのpn接合が前記コレクタ領域内の前記堆積された単結晶層の下に形成され、その結果、ベースがより厚く形成され、従って動作の遅いトランシスタが形成されることになる。
本発明のこれら並びに他のアスペクトが以下に記載される(各)実施形態を参照shして明らかとなる。
図1乃至図8はバイポーラトランジスタを有する半導体装置の様々な製造工程を示す概略的横断面図である。簡略化のため、図では一つのトランジスタの製造を示している。実際には、集積回路を有する半導体装置は非常の多くのそのようなトランジスタ並びに異なる種類のトランジスタを備えることができることが理解されるところである。
シリコンの半導体本体1が基礎部として用いられ、図1に示すものは、約5.1015原子/ccでn型にドープされたエピタキシャル成長層2が設けられる。単結晶シリコン領域、ここでは、活性領域4,そして、活性領域4上に境界を成すシリコン酸化物領域、ここでは、フィールド絶縁領域5がその層2内に形成されて、その表面3上に対し境界を成す。さらに、約1020原子/ccでn型にドープされた埋め込み層6と、表面3に境界を成し、約1019原子/ccでn型にドープされたコンタクト領域7とが通常方法で形成される。活性領域4内では、さらに、約1018原子/ccでn型に深くドープされる(図示されない)。これは埋め込み層6までは到達するが、表面3近傍のエピタキシャル形成層2のドーピングは変わらない。このドーピングは表面3近傍に形成されるトランジスタのコレクタのコンタクト性を高める。
以下に記載されるように、シリコン含有層が表面3上に堆積され、このシリコン含有層は単結晶として単結晶活性領域4上に、そして、非単結晶(アモリファス又は多結晶)として絶縁領域5上に形成される。シリコンに加えて、この層はゲルマニウムを備えても良い。この層は、さらに、一副層が他副層上に堆積され、ここでは、一つの副層が、例えば、シリコンのみを備え、他の副層がシリコンに加えてゲルマニウムを備える複数の副層を備えてもよい。
堆積工程前に、補助層8が絶縁領域5上に形成され、そこでのシリコン含有層の成長を助長する。この補助層8のために、堆積工程が700°C未満の比較的低い温度で行うことができる。従って、活性領域内に与えられたドーパント原子が、活性領域4内のn型ドーピングの場合のような、拡散により移動することがなく、形成されるコレクタ領域のコンタクト性を高める。
補助層8は通常のLPCVDにより、400°Cと600°Cとの間の温度で700mTorr未満の圧力、この例では、550°Cの温度で600mTorrの圧力で二工程行われる。第一の処理工程では、半導体本体1がガス状砒素化合物と、この例では、ガス状シリコン化合物を備える雰囲気内で加熱され、第二の処理工程では、ガス状砒素化合物は含まないが第一の処理工程と同じガス状シリコン化合物を含む雰囲気内で加熱される。この例では、スライス1が反応チャンバ内に置かれ、第一の工程では、ヒ化水素及びシランを備える窒素のような非反応性キャリアガスである混合ガスが3分通され、第二の工程で、非反応性キャリアガスに加えシランのみを備える混合ガスが約10分反応チャンバ内を通される。
第一の工程では、反応チャンバを通る混合ガスはシリコン化合物を含む必要はない。しかし、この化合物は砒素の堆積に影響をあたえるものではない。この例では、非常に簡単な堆積処理が採用され、第一の工程の後、砒素化合物の供給のみが停止されなければならない。
第一の工程では、砒素の層が、図2で概略的に点線9で示されるように、活性領域4及びコンタクト領域7の単結晶シリコン上に形成され、砒素はシリコン酸化物5の絶縁領域上には堆積されない。活性領域4及びコンタクト領域7上に、約3分、砒素原子層が閉じられて形成されるとこのプロセスは自動的に停止する。第二の工程では、絶縁領域5上でのアモルファスシリコンの堆積が直ちに開始され、約10分の核生成時間の間、砒素で覆われた活性領域4,7上では堆積は起こらない。このようにして、補助層8が、自己整合的に、絶縁領域5上のみに形成される。
第一の工程で活性領域4上に形成された砒素層9上のシリコンの堆積前に第二の工程が終了する。核生成時間が終了する前に補助層の堆積工程が停止する。この核生成時間の後、アモルファスシリコン層の形成が活性領域上でも始まる。その10分の核生成時間の間に、図3に示されるように、約10nm厚みのアモルファスシリコンの補助層が絶縁領域5上に形成される。
補助層8の形成後、図4に見られるように、シリコン含有二重層10,11、そして、12,13が、通常の方法で、700°C未満の温度で50Torr未満の圧力で堆積される。この例では、最初に、約35nm厚みのSi1−xGeの層10,11、ここでは、0.05<x<0.20、が0.2at%未満のカーボンが加えられて堆積される。この目的のために、反応チャンバ内にシリコン本体が置かれ、非反応性キャリアガスに加え、シラン、ゲルマニウムそして二酸化炭素を備える混合ガスが反応チャンバ内を通される。幾らか時間経過後、短時間、シボランがこの混合ガスに加えられる。層10,11が堆積され、点線12により示されるように、ボロンイオンでp型にドープされた中間層が設けられる。活性領域4上に単結晶層10が形成され、絶縁領域5上に形成された補助層8上に多結晶層11が形成される。コンタクト領域7上にも単結晶層10が形成される。
Si1−xGeの層10,11の堆積後、この例では、約30nm厚みのシリコン層13,14が続いて堆積される。この目的のために、非反応性キャリアガスに加えシランを備える混合ガスがチャンバ内を通される。活性領域上4上に形成された単結晶層10上にシリコンの単結晶層13が形成され、補助層8上に形成された多結晶層11上にシリコンの多結晶層14が形成される。コンタクト領域7上に形成された単結晶層10上にもシリコンの単結晶層13が形成される。
活性領域上4上と絶縁領域5上の成長は同時に開始する。以上のように形成された単結晶層10と非単結晶層11とは実質的に等しい厚みで堆積され、従って、継ぎ目無く一体となる。その上に形成された層13,14も継ぎ目無く一体となる。
このように堆積された層10,13,11,14上に、図5に示されるように、シリコン酸化物の層15が堆積され、その中に、活性領域4の位置に、通常の方法で開口16がエッチングされ、開口内部に単結晶シリコン11の堆積された層が露出する。シリコン酸化物の層15上にn型のドープされた多結晶シリコンの導体トラック17が続いて設けられ、これは開口16を介して層13のコンタクトをとる。次に、図6に示されるように、導体トラック17をマスクとして用いてシリコン酸化物の絶縁層15がエッチング除去され、点線18に示されるように、導体トラック17をマスクとして用いてボロンイオンがシリコン層13内に注入される。
図7に示されるように、堆積された層10,11,13,14が続いて通常の方法でパターンニングされる。活性領域4上と、この領域上で境界を成す絶縁領域5の端部上において、層10,11,13,14が残され、一方で、それらは、その端部に続く位置で表面3から除去される。
スライスの短時間熱処理の間、この例では、スライスが900°Cで30秒間加熱され、図8に示されるように、層10,11,13,14内に与えられたイオン12,18の拡散により、それぞれ、ベース領域19とベース接続20が形成される。導体トラック17からのドーピング原子の拡散により、単結晶シリコンの層13内にエミッタ領域21が形成される。表面3直下に位置する活性層4部分がトランジスタのコレクタ領域22を形成する。導体トラック17、ベース接続領域20,そして、コンタクト領域7に、図示されていないが、二ケイ化チタンの上部層が設けられ、その後、図8に示されるように、形成された構造上にシリコン酸化物の比較的厚い層23が堆積され、続いて、その中に、開口24,25、26が、それぞれ、ベース領域19(ベース接続領域20を介して)、エミッタ領域21、コレクタ領域22(埋め込み層6及びコレクタ領域7を介して)のコンタクトために形成される。
補助層8の形成後であって、しかし、シリコン含有二重層10,11;13,14の堆積前に、砒素原子層9を除去することができる。これはこの例では行わない。シリコン含有二重層10,11;13,14が砒素原子層9上に堆積される。その結果、表面3上に境界を成し、そして、トランジスタのコレクタ領域22を形成する活性領域4により多少高濃度のn型ド−ピングが行われる。絶対項では、p型ベース領域19がn型コレクタ領域22より高濃度にド−ピングされる。コレクタ領域22の表面の砒素層の存在により、シリコン・ゲルマニウム層10内に形成されたベース領域19内にコレクタとベース間のpn接合が位置するようになる。この砒素層9が無いとpn接合がコレクタ領域22内に形成され、その結果、ベースがより厚く形成され、従って動作の遅いトランシスタになってしまう。
本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。 本発明の装置により製造されたバイポーラトランジスタを有する半導体装置の製造工程を示す概略的横断面図である。

Claims (7)

  1. 半導体本体表面の単結晶シリコン領域直近に位置するシリコン酸化物領域内に非単結晶補助層が形成される半導体装置の製造方法であって、
    前記補助層が二処理工程で形成され、
    第一の処理工程において、砒素化合物を有する雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより前記単結晶シリコン領域上に砒素層が形成され、
    第二の処理工程において、ガス状砒素化合物の代わりにガス状シリコン化合物を備える雰囲気内で前記半導体本体を加熱することにより前記シリコン酸化物領域上に補助層として非単結晶シリコン層が形成されることを特徴とする方法。
  2. 前記補助層形成の間、前記ガス状砒素化合物に加えて、前記第二の処理工程で用いられたガス状シリコン化合物を備える雰囲気内で、前記第一の処理工程中に、前記半導体本体が加熱されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記単結晶シリコン領域上に形成された前記砒素層上で前記シリコン化合物から堆積が起きる前に前記第二の処理工程が終了することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記補助層形成の間、400°Cと600°Cとの間の温度で500mTorr未満の圧力で、前記両処理工程中に、前記半導体本体が加熱されることを特徴とする請求項1、2又は3いずれかに記載の方法。
  5. 前記補助層形成の後、シリコン化合物を備える雰囲気内で前記半導体本体を加熱して前記砒素層及び前記補助層上にシリコン含有層が堆積されることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の方法。
  6. シリコン化合物及びゲルマニウム化合物を備える雰囲気内で前記半導体本体を加熱して、前記シリコン含有層として、Si1−xGeの層が、ここでは、0.05<x<0.20で、0.2at%未満のカーボンが加えられて堆積されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記単結晶シリコン領域に、バイポ−ラトランジスタのn型コレクタ領域が形成され、そして、その上に堆積された前記Si1−xGeの単結晶層内にこのトランジスタのp型ベース領域が形成されることを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
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