JP2006508177A5 - - Google Patents

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なお、本発明の好ましい態様には以下のものが含まれる。
(1)式(RO)PXの化合物を含む組成物を製造するための方法であって、
Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択され、RはC〜C18アルキル、C〜C18アリールラジカル、またはC〜C18シクロアルキルラジカルであり、
前記方法は:
非プロトン性溶媒中に溶解させた所定量のPXを含む第1の溶液を、
(i)所定量のアルコールROH、および所定量のトリオルガノアミン(R’)(R’’)(R’’’)Nを含む第2の溶液、および
(ii)所定量の前記トリオルガノアミンおよび所定量の前記アルコールを含む第3の溶液と接触させる工程を含み、
R’、R’’およびR’’’は独立して、C〜C18アルキル、C〜C18アリールおよびC〜C18ヘテロアリールラジカルからなる群より選択され、そして前記アルコールの前記トリオルガノアミンに対するモル比が5よりも大きく、前記トリオルガノアミンの前記アルコールに対するモル比が5よりも大きいことを特徴とする方法であり、
前記方法において、前記第1の溶液に前記第2および第3の溶液を別個に、以下の
(a)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、いずれの時点においても、添加したアルコールの全モル量が、添加したトリオルガノアミンの全モル量を、前記添加したトリオルガノアミンの全モル量の25%以上超えないという条件で、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
(b)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
(c)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、トリオルガノアミンの部分量に続けてアルコールの部分量を添加するか、またはアルコールの部分量に続けてトリオルガノアミンの部分量を添加するかのいずれかを繰り返すことによって、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか、
のいずれかで添加して、
選択可能な(b)または(c)のいずれかにおいては、一連の非連続的な添加の中で、添加が同時並行的であるか順次的であるかにかかわらず、添加したトリオルガノアミンと添加したアルコールとの間のモル差が、PXに対して、0.5当量を超えないという条件で、式ROPXの化合物を含む組成物を製造する、
ことを特徴とする方法。
(2)前記第2の溶液におけるアルコールの、トリオルガノアミンに対するモル比が無限大であることを特徴とする(1)の方法。
(3)前記第3の溶液におけるトリオルガノアミンの、アルコールに対するモル比が無限大であることを特徴とする(1)の方法。
(4)前記第2の溶液におけるアルコールの、トリオルガノアミンに対するモル比が無限大であり、かつ、前記第3の溶液におけるトリオルガノアミンの、アルコールに対するモル比が無限大であることを特徴とする(1)の方法。
(5)(4)の方法の開始から添加の終了までにおける、添加した全トリオルガノアミンの、添加した全アルコールに対するモル比が、1〜1.1であり、そして、所定量のPXの、添加した全アルコール量に対するモル比が、0.8〜1.2であることを特徴とする方法。
(6)選択可能な(a)および(b)において、いずれの時点においても添加されたアルコールのモル量が、その時点において添加されたトリオルガノアミンのモル量を超えず、それにより、すべての時点において前記反応に非酸性環境を与えることを特徴とする(5)の方法。
(7)選択可能な(c)において、トリオルガノアミンの部分量を最初に添加し、その後にアルコールの部分量を添加することを特徴とする(5)の方法。
(8)前記トリオルガノアミンが、トリアルキルアミンまたは置換もしくは非置換の複素芳香族アミンであることを特徴とする(5)の方法。
(9)前記トリアルキルアミンが、トリメチルアミン、ジメチルエチルアミン、ジエチルメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルプロピルアミン、およびジメチルイソプロピルアミンからなる群より選択されることを特徴とする(8)の方法。
(10)前記トリアルキルアミンがトリエチルアミンであることを特徴とする(9)の方法。
(11)式(RO)(RO)PXの化合物を含む組成物を製造するための方法であって、
Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択され、RおよびRは独立して、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、およびC〜C18シクロアルキルラジカルからなる群より選択され、
前記方法は:
非プロトン性溶媒中に溶解させた所定量のROPXを含む第1の溶液を、
(i)所定量のアルコールROH、および所定量のトリオルガノアミン(R’)(R’’)(R’’’)Nを含む第2の溶液、および
(ii)所定量の前記トリオルガノアミンおよび所定量の前記アルコールを含む第3の溶液と接触させる工程を含み、
R’、R’’およびR’’’は独立して、C〜C18アルキル、C〜C18アリールおよびC〜C18ヘテロアリールラジカルからなる群より選択され、そして前記アルコールの前記トリオルガノアミンに対するモル比が5よりも大きく、前記トリオルガノアミンの前記アルコールに対するモル比が5よりも大きいことを特徴とする方法であり、
前記方法において、前記第1の溶液に前記第2および第3の溶液を別個に、以下の、
(a)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、(RO)PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、いずれの時点においても、添加したアルコールの全モル量が、添加したトリオルガノアミンの全モル量を、前記添加したトリオルガノアミンの全モル量の25%以上超えないという条件で、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
(b)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、(RO)PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
(c)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、(RO)PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、トリオルガノアミンの部分量に続けてアルコールの部分量を添加するか、またはアルコールの部分量に続けてトリオルガノアミンの部分量を添加するかのいずれかを繰り返すことによって、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか、のいずれかで添加して、
選択可能な(b)または(c)のいずれかにおいては、一連の非連続的な添加の中で、添加が同時並行的であるか順次的であるかにかかわらず、添加したトリオルガノアミンと添加したアルコールとの間のモル差が、ROPXに対して、0.5当量を超えないという条件で、式(RO)(RO)PXの化合物を含む組成物を製造する、
ことを特徴とする方法。
(12)前記第2の溶液におけるアルコールの、トリオルガノアミンに対するモル比が無限大であることを特徴とする(11)の方法。
(13)前記第3の溶液におけるトリオルガノアミンの、アルコールに対するモル比が無限大であることを特徴とする(11)の方法。
(14)前記第2の溶液におけるアルコールの、トリオルガノアミンに対するモル比が無限大であり、かつ、前記第3の溶液におけるトリオルガノアミンの、アルコールに対するモル比が無限大であることを特徴とする(11)の方法。
(15)前記方法の開始から添加の終了までにおける、添加した全トリオルガノアミンの、添加した全アルコールに対するモル比が、1〜1.1であり、そして、所定量のROPXの添加した全アルコール量に対するモル比が、0.8〜1.2であることを特徴とする(14)の方法。
(16)選択可能な(a)および(b)において、いずれの時点においても添加されたアルコールのモル量が、その時点において添加されたトリオルガノアミンのモル量を超えず、それにより、すべての時点において前記反応に非酸性環境を与えることを特徴とする(15)の方法。
(17)選択可能な(c)において、トリオルガノアミンの部分量を最初に添加し、その後にアルコールの部分量を添加することを特徴とする(15)の方法。
(18)前記トリオルガノアミンが、トリアルキルアミンまたは置換もしくは非置換の複素芳香族アミンであることを特徴とする(15)の方法。
(19)前記トリアルキルアミンが、トリメチルアミン、ジメチルエチルアミン、ジエチルメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルプロピルアミン、およびジメチルイソプロピルアミンからなる群より選択されることを特徴とする(18)の方法。
(20)前記トリアルキルアミンがトリエチルアミンであることを特徴とする(19)の方法。
(21)所定量の、式(RO)(RO)PXの化合物を含む組成物を、
(i)所定量のアルコールROHを含む第4の溶液と、
(ii)所定量の前記トリオルガノアミンを含む第5の溶液と、
に接触させ、式(RO)(RO)P(OR)の化合物を含む組成物を製造する請求項11に記載の方法であって、R、RおよびRは、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、およびC〜C18シクロアルキルラジカルからなる群より選択されることを特徴とする方法。
(22)RがRと同一であることを特徴とする(21)の方法。
(23)RがRと同一であることを特徴とする(22)の方法。

Claims (3)

  1. 式(RO)PXの化合物を含む組成物を製造するための方法であって、
    Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択され、RはC〜C18アルキル、C〜C18アリールラジカル、またはC〜C18シクロアルキルラジカルであり、
    前記方法は:
    非プロトン性溶媒中に溶解させた所定量のPXを含む第1の溶液を、
    (i)所定量のアルコールROH、および所定量のトリオルガノアミン(R’)(R’’)(R’’’)Nを含む第2の溶液、および
    (ii)所定量の前記トリオルガノアミンおよび所定量の前記アルコールを含む第3の溶液と接触させる工程を含み、
    R’、R’’およびR’’’は独立して、C〜C18アルキル、C〜C18アリールおよびC〜C18ヘテロアリールラジカルからなる群より選択され、そして前記アルコールの前記トリオルガノアミンに対するモル比が5よりも大きく、前記トリオルガノアミンの前記アルコールに対するモル比が5よりも大きいことを特徴とする方法であり、
    前記方法において、前記第1の溶液に前記第2および第3の溶液を別個に、以下の
    (a)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、いずれの時点においても、添加したアルコールの全モル量が、添加したトリオルガノアミンの全モル量を、前記添加したトリオルガノアミンの全モル量の25%以上超えないという条件で、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
    (b)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
    (c)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、トリオルガノアミンの部分量に続けてアルコールの部分量を添加するか、またはアルコールの部分量に続けてトリオルガノアミンの部分量を添加するかのいずれかを繰り返すことによって、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか、
    のいずれかで添加して、
    選択可能な(b)または(c)のいずれかにおいては、一連の非連続的な添加の中で、添加が同時並行的であるか順次的であるかにかかわらず、添加したトリオルガノアミンと添加したアルコールとの間のモル差が、PXに対して、0.5当量を超えないという条件で、式ROPXの化合物を含む組成物を製造する、
    ことを特徴とする方法。
  2. 式(RO)(RO)PXの化合物を含む組成物を製造するための方法であって、
    Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択され、RおよびRは独立して、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、およびC〜C18シクロアルキルラジカルからなる群より選択され、
    前記方法は:
    非プロトン性溶媒中に溶解させた所定量のROPXを含む第1の溶液を、
    (i)所定量のアルコールROH、および所定量のトリオルガノアミン(R’)(R’’)(R’’’)Nを含む第2の溶液、および
    (ii)所定量の前記トリオルガノアミンおよび所定量の前記アルコールを含む第3の溶液と接触させる工程を含み、
    R’、R’’およびR’’’は独立して、C〜C18アルキル、C〜C18アリールおよびC〜C18ヘテロアリールラジカルからなる群より選択され、そして前記アルコールの前記トリオルガノアミンに対するモル比が5よりも大きく、前記トリオルガノアミンの前記アルコールに対するモル比が5よりも大きいことを特徴とする方法であり、
    前記方法において、前記第1の溶液に前記第2および第3の溶液を別個に、以下の、
    (a)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、(RO)PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、いずれの時点においても、添加したアルコールの全モル量が、添加したトリオルガノアミンの全モル量を、前記添加したトリオルガノアミンの全モル量の25%以上超えないという条件で、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
    (b)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、同時並行的かつ非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、(RO)PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか;または
    (c)前記第2および第3の溶液のそれぞれを前記第1の溶液の中に、非連続的に、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれが、(RO)PXに対して1時間あたり4モル当量以下となるような速度で、アルコールが0.5モル当量以下しか含まれない前記第2の溶液の部分量として、そしてトリオルガノアミンが0.5モル当量以下しか含まれない前記第3の溶液の部分量として添加し、トリオルガノアミンの部分量に続けてアルコールの部分量を添加するか、またはアルコールの部分量に続けてトリオルガノアミンの部分量を添加するかのいずれかを繰り返すことによって、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで、前記アルコールおよびトリオルガノアミンのそれぞれの所定量が前記第1の溶液に添加されるまで添加を続けるか、のいずれかで添加して、
    選択可能な(b)または(c)のいずれかにおいては、一連の非連続的な添加の中で、添加が同時並行的であるか順次的であるかにかかわらず、添加したトリオルガノアミンと添加したアルコールとの間のモル差が、ROPXに対して、0.5当量を超えないという条件で、式(RO)(RO)PXの化合物を含む組成物を製造する、
    ことを特徴とする方法。
  3. 所定量の、式(RO)(RO)PXの化合物を含む組成物を、
    (i)所定量のアルコールROHを含む第4の溶液と、
    (ii)所定量の前記トリオルガノアミンを含む第5の溶液と、
    に接触させ、式(RO)(RO)P(OR)の化合物を含む組成物を製造する請求項11に記載の方法であって、R、RおよびRは、C〜C18アルキル、C〜C18アリール、およびC〜C18シクロアルキルラジカルからなる群より選択されることを特徴とする方法。
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