JP2006330084A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置の画面内の位置に依存する輝度むらを低減する。
【解決手段】補正の特性を決定する複数の基準電圧を生成する基準電圧生成回路16と、複数の基準電圧を分圧して基準電圧よりも多い数の電圧を生成する電圧生成回路10と、入力されるデジタル映像信号に基づき、電圧生成回路10で生成された複数の電圧から一つの電圧を選択してデータ線の駆動信号として出力するDAC回路13a〜13dとを備える。DAC回路13a〜13dは、入力されるデジタル映像信号をデコードするデコーダ11a〜11dと、デコーダの出力によって、電圧生成回路10から供給される複数の電圧の内の一つを選択してアナログ信号として出力するセレクタ12a〜12dと、を含む。液晶表示装置に1画面分の映像信号を書き込む垂直期間内に基準電圧を変化させることで、DAC回路13a〜13dの入出力特性を変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置およびその駆動方法に関する。
R,G,Bの光の3原色毎に液晶表示装置を用い、それらの画像を合成して投射する3板式液晶プロジェクタ装置は、高輝度、高精細の投射画像が得られることからプレゼンテーション用途を中心に幅広く使われている。この3板式液晶プロジェクタ装置の構成を図24に示す。光源用ランプ101から照射される白色光は、色分離ミラー102a、102bによりR,G,Bの成分に分離されて、それぞれR,G,B用の液晶表示装置103a、103b、103cに入射される。各液晶表示装置では色毎の映像が表示され、その像が合成プリズム104で合成されることでフルカラーの映像となり、投射レンズ105を通してスクリーンに投影される。この図24では特に図示していないが、光源の光を均一化する光学装置、偏光変換装置、偏光板などが含まれている。
このような3板式液晶プロジェクタ装置で用いられる液晶表示装置の構成を図25に示す。図25の液晶表示装置は、縦横に配置されたデータ線D1〜Dnとゲート線G1〜Gmの各交点に配置された画素Pと、データ線を駆動するデータドライバ回路111と、ゲート線を駆動するゲートドライバ回路112とで構成される。図26は、画素Pの等価回路を示したもので、各画素は、画素TFT、蓄積容量Cs、画素容量Clcとで構成されている。通常この液晶表示装置は、P−Si(ポリシリコン)TFT(Thin Film Transistor)プロセスによって作製される。その理由は、P−Si TFTは、a−Si(アモルファスシリコン)TFTに比べ電流駆動能力が高く、画素TFTの他にゲートドライバ回路112や、データドライバ回路111の一部をTFTで構成することが可能となり、液晶表示装置の小型化を実現できるからである。液晶表示装置の小型化は、プロジェクタ装置のコスト低減のためには必要不可欠な事項であり、現状用いられる液晶表示装置の表示画面サイズは、対角1インチ以下である。
このような液晶表示装置に用いられるデータドライバ回路の構成として次の2つの方法が考えられる。第一の方法は、外部から供給されるアナログ映像信号を液晶表示装置内に設けられたアナログスイッチで順次サンプリングする回路構成であり、現状最も多く用いられている。第二の方法は、データ線に供給するアナログ映像信号を液晶表示装置の基板上に配置されたデータ線駆動ICで生成し、その出力を複数のデータ線にアナログスイッチによりサンプリングする回路構成である。以下図面を用いてそれぞれの方法について説明する。
図27に第一の方法による液晶表示装置の構成を示す。この液晶表示装置のデータドライバ回路は、走査回路113とアナログスイッチ114とで構成されている。また、ゲートドライバ回路112は、走査回路で構成されている。図28は、この液晶表示装置の動作を示したタイミングチャートである。データドライバ回路の走査回路113は、スタート信号DSTとクロックDCLKで制御され、クロックDCLKに同期したサンプリングパルスSP1〜SPnを順次各出力端子に出力する。走査回路の出力は、アナログスイッチ114のそれぞれのゲートに接続され、図27の例では1本のサンプリングパルスに3つのアナログスイッチが接続されている。そのため、ビデオ信号線V1〜V3に供給される映像信号が、それぞれ同時に3本のデータ線にアナログスイッチを介して書き込まれることになる。つまり、一つのサンプリングパルスによって制御されるアナログスイッチに接続されるデータ線を1つのブロックとして、そのブロック単位で映像信号が書き込まれるのである。よって、液晶表示装置1行分の画素に映像信号を書き込む期間THにおいて、データ線3本ずつのブロック単位で順次映像信号がデータ線に書き込まれ、その間にゲートドライバ回路112がゲート線G1〜Gmの1つに画素TFTが導通状態となる電位を書き込むことで、1行分の画素に映像信号を書き込むことが出来る。この動作を全てのゲート線G1〜Gmに対して行うことで、1画面分の映像信号を表示することが可能となる。このように、ブロック単位で映像信号を書き込む動作をブロック分割駆動といい、この方式の液晶表示装置は、外部回路と液晶表示装置との電気的接続数を少なくできるというメリットがある。例えば現在主流である横1024画素×縦768画素の解像度を有する液晶表示装置の場合、外部から供給される映像信号は、6〜24本であり、データドライバ回路の制御信号は、電源を含め10本程度である。またゲートドライバ回路の制御信号も電源を含め10本未満であり、対向電極への接続端子、プリチャージ回路への信号端子などを含めても合計30〜50本程度の配線で液晶表示装置を駆動させることが出来る。
図29に第二の方法による液晶表示装置の構成を示す。この液晶表示装置のデータドライバ回路は、液晶表示装置の基板上にCOG(チップオングラス)接続された単結晶シリコンによるデータ線駆動回路IC116と、データ線駆動回路IC116の各出力を複数のデータ線D1〜Dnに接続するスイッチ117とで構成される。ゲートドライバ回路112の構成は、第一の方法による液晶表示装置と同一の構成を用いることができる。この構成は、小型携帯端末用液晶表示装置によく用いられているが、近年のデータ線駆動ICの小型化、高精度化によりプロジェクタ用液晶表示装置にも適用できるスペックを有するようになってきた。図29で示した例では、データ線駆動回路ICの各出力端子は、それぞれ、3つのアナログスイッチを介して3本のデータ線に接続されており、その3つのアナログスイッチは、個別のサンプリングパルスSPa1〜SPa3で制御されている。
次にこの動作を図30に示したタイミングチャートを用いて説明する。HSYNCは、液晶表示装置の1本のゲート線に接続された画素に映像信号を書き込む水平期間THの区切りを示す信号であり、データ線駆動回路の各出力端子V1〜Vkは、水平期間THの中で3回に分けて映像信号を出力する。このとき、映像信号出力に同期してサンプリングパルスSPa1〜SPa3が時分割して与えられるため、3本のデータ線にアナログスイッチ117を介して時分割に映像信号が書き込まれる。この動作が全てのデータ線駆動回路の出力端子に対して行われるため、1水平期間内に全てのデータ線が3回に分けて映像信号が書き込まれることになる。この時ゲートドライバ回路112によりある1本のゲート線に画素TFTを導通状態とするパルスが出力されるため、データ線に書き込まれた映像信号が画素に書き込まれる。この動作を全てのゲート線G1〜Gmに対して行うことにより、1画面分の映像信号を書き込むことか出来る。
この方式による液晶表示装置では、先に説明したブロック分割駆動を行う液晶表示装置に比べて外部との接続数は増え、横1024×縦768の画素数の液晶表示装置の場合、数百程度となるが、アナログスイッチが映像信号を書き込むサンプリング期間を長く取ることが出来る。データ線駆動回路の1出力が駆動するデータ線の数は、データ線駆動回路IC116の接続ピッチと画素のピッチとで決まり、現状接続ピッチは50μm程度であり、液晶表示装置の表示対角を1インチとすると画素ピッチは20μm程度となり、データ線駆動回路の1出力が駆動するデータ線の数は、3本以上であれば接続できる。データ線駆動回路の1出力が3本のデータ線を駆動すると仮定すると、サンプリング期間は、7μs程度と十分な期間を取ることができ、アナログスイッチ117を構成するTFTの特性ばらつきが生じていても書き込み率の誤差を極めて小さくすることができ、均一な画像を表示させることが可能となる。
ところで表示装置は、印加電圧に対して出力が非線形となるガンマ特性を示している。このガンマ特性を補正する技術として、特許文献1に開示されている液晶素子駆動用ガンマ補正回路がある。図31にこの回路を示す。図31に示すように、この回路は複数の抵抗r1〜r64を直列に接続した抵抗ストリングの両端に電圧(V0、V64)を印加し、抵抗により分圧された複数の電圧の中の一つをデジタルデータに応じて選択して出力するというDAC回路(デコーダ33)で構成されている。ここで、抵抗ストリングによって分圧される電圧値が、映像信号をガンマ補正した後の電圧値と等しくなるように抵抗ストリングの各抵抗の値を選択することで、DAC回路の入出力特性にガンマ補正の機能を持たせることが可能となる。
このようにこの特許文献1の技術では、DAC回路の入出力特性にガンマ補正の機能を持たせることにより、別途ガンマ補正回路を設ける必要がなく、小型化が実現できるという特徴がある。
ところで、表示装置には、パネルの位置により印加電圧に対する出力特性が異なるという特性があり、この位置によるわずかな違いが表示画像の色むらと認識されてしまうという課題があった。
この課題を解決する技術として、特許文献2に記載の技術がある。特許文献2は、ルックアップテーブルでガンマ補正をする場合にパネルの位置に応じてガンマ特性を制御する方法を開示している。ここでは、パネルの位置に応じた補正波形データをメモリーに蓄えておき、この補正波形データに基づいてガンマ補正回路に入力する信号をパネル位置に応じて変化させている。具体的には、補正波形データをD/A変換した補正波形信号をA/D変換回路の基準電圧端子に入力することにより、A/D変換の直線性を変化させてガンマ補正特性を変化させるのと同等の効果を得ている。
特開平10−108040号公報(図1) 特開2000−267638号公報(図1)
しかしながら、特許文献2に記載の技術は、DAC回路の他にガンマ補正回路が必要であり、回路面積が増えてしまうという根本的問題がある。特許文献1に記載の技術では、DAC回路にガンマ補正の機能を持たせているために回路面積は小さくできるが、パネル位置に応じてガンマ補正特性を変えることができないという問題がある。
また、特許文献1の技術においても特許文献2の技術でガンマ補正回路への入力信号をパネル位置に応じて変化させているように、DAC回路への入力信号をパネル位置に応じて変化させることが考えられる。しかし、特許文献1のDAC回路は、非線形出力であるために単純に入力信号を変化させても色むらを解消することができない。
DAC回路が線形出力であれば、入力信号を変化させてパネル位置ごとに所望の出力を得ることはできるが、線形DAC回路で非線形DAC回路と同等の出力精度を出そうとすれば、DAC回路の規模を大きくせざるを得ないため、ICコストが上昇してしまう。例えば8bitの階調表示をさせる場合、非線形DAC回路では8bitの出力精度でよいが、線形DAC回路では10bit程度の出力精度がなければ表示できない。10bitDAC回路の回路面積は、8bitDAC回路の4倍程度となりICコストの上昇が避けられない。
そこで本発明の目的は、DAC回路の精度を増加させることなく、入出力特性の変更可能なDAC回路及びそのDAC回路を用いた表示装置の面内の輝度むらの発生を無くすことが可能なデータ線駆動回路を提供することである。また、そのデータ線駆動回路を用いることで面内輝度の均一なむらのない液晶表示装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、入出力特性を所望の特性に変化させる非線形DAC回路を提供する。
そのための第一の特徴は、複数の所望の基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、この基準電圧生成回路から供給される複数の基準電圧間に直列接続された複数の抵抗と、この複数の抵抗の各ノードの電位のうちひとつを選択してアナログ信号とするデコーダとを有するDAC回路である。
基準電圧生成回路により生成する基準電圧を調整することにより、複数の抵抗の各ノードの電位を所望の値に設定することができるので、DAC回路の入出力特性を所望の特性に変化させることのできる非線形DAC回路を得ることができる。
この非線形DAC回路をデータ線駆動回路に用いることで、表示装置の表示位置によりガンマ特性が異なっていたとしても、複数のノードの電位を表示位置ごとに異なるガンマ特性に合うように複数種類用意しておけば、表示位置による輝度のむらをなくすことができる。
本発明のデータ線駆動回路は、一つのアスペクトによれば、液晶表示装置の画素をデータ線を介して駆動するデータ線駆動回路において、デジタル映像信号を入力してデータ線の駆動信号を出力するデジタルアナログ変換回路(以下、DAC回路という)を備え、液晶表示装置が1画面分の信号を書き込む期間内にDAC回路の入出力特性を動的に変化させるように構成する。
第1の展開形態のデータ線駆動回路において、DAC回路の入出力特性を、液晶表示装置の1画素行分の映像信号を書き込む期間毎に変化させることが好ましい。
第2の展開形態のデータ線駆動回路において、DAC回路の入出力特性が非線形であることが好ましい。
本発明のデータ線駆動回路は、他のアスペクトによれば、液晶表示装置の画素をデータ線を介して駆動するデータ線駆動回路において、複数の基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、複数の基準電圧を分圧して基準電圧よりも多い数の電圧を生成する電圧生成回路と、入力されるデジタル映像信号に基づき、電圧生成回路で生成された複数の電圧から一つの電圧を選択してデータ線の駆動信号として出力するデジタルアナログ変換回路(以下、DAC回路という)とを備え、液晶表示装置に1画面分の映像信号を書き込む垂直期間内に基準電圧を変化させることで、DAC回路の入出力特性を変化させるように構成する。
第3の展開形態のデータ線駆動回路において、基準電圧生成回路は、液晶表示装置の画面内の位置を示す情報と、該位置における複数の基準電圧の選択情報とを記憶するメモリと、画面の走査信号に応じて対応する位置における複数の基準電圧をメモリから読み出して出力する出力回路と、を備えることが好ましい。
第4の展開形態のデータ線駆動回路において、DAC回路は、デジタル映像信号をデコードするデコーダと、デコーダの出力によって、電圧生成回路から供給される複数の電圧の内の一つを選択してアナログ信号として出力するセレクタと、を含むことが好ましい。
第5の展開形態のデータ線駆動回路において、データ線駆動回路は、液晶表示装置を構成する透明基板上に接続される半導体回路であることが好ましい。
本発明の液晶表示装置は、一つのアスペクトによれば、データ線駆動回路によって駆動される液晶表示装置において、液晶表示装置が1画面分の映像信号を表示させる期間内において、液晶表示装置の全ての画素に書き込まれた映像信号の対向電極電位に対する極性が等しい。
第1の展開形態の液晶表示装置において、液晶表示装置が1画面分の映像信号を表示させる周波数が120Hz以上であることが好ましい。
第2の展開形態の液晶表示装置において、液晶表示装置の画素が配置される基板および基板に対向して配置される対向基板の何れにも、カラーフィルターが付加されておらず、且つ、1画面分の映像信号を書き込む周期に同期して、波長域の異なる光を照射するように構成されることが好ましい。
本発明の液晶表示装置の表示方法は、一つのアスペクトによれば、液晶表示装置が画素をデータ線を介して駆動し、表示する方法であって、デジタル映像信号を入力してデータ線の駆動信号を出力するデジタルアナログ変換における入出力特性を、液晶表示装置が1画面分の信号を書き込む期間内に動的に変化させる。
[効果をもたらす手段の働き]
本発明のデータ線駆動回路では、DAC回路に電圧を供給する電圧生成回路の基準電圧を液晶表示装置のどの位置の画素に供給する信号かによって変化させることで、V−T特性(印加電圧に対する画素における透過率特性)の面内ばらつきに合致したV−T変換を行うことが出来る。
本発明によれば、V−T特性を決定する基準電圧を動的に変化させ、液晶表示装置のどの場所の画素に書き込まれる映像信号かに応じて、V−T特性を変化させる。したがって、液晶表示装置の面内の輝度むらを低減することが可能となる。液晶表示装置の面内輝度むらは、液晶表示装置のV−T特性に場所依存性が有るにも関わらず、液晶表示装置のどの場所の画素に書き込まれる映像信号に対しても同一のV−T変換を行う為に生じている。そのため、書き込まれる場所に応じて映像信号に施すV−T特性を変えることで輝度むらを減らすことが出来る。
また、本発明によれば、回路の規模を小さくすることが可能となる。従来のV−T特性を変化させることが可能なデータ線駆動回路は、DACの入出力特性を線形(あるいは直線的)にして、デジタル信号に算術的なV−T変換を行っていた。この場合、液晶表示装置の非線形なV−T特性に合致させて高精度な出力を得るには、10bit以上の精度を持つDAC回路を搭載しなければならなかった。これに対し本発明のデータ線駆動回路は、非線形な入出力特性を有するDAC回路を用い、その入出力特性を電圧生成回路の基準電圧を動的に変化させることで可変させており、液晶表示装置のV−T特性のばらつきに対応している。この構成の回路では、DAC回路に要求される精度は、8bit程度で十分であり、従来と比較し回路規模を小さくすることが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図1は、本発明のデータ線駆動回路の構成例を示したものである。本発明のデータ線駆動回路は、基準電圧から複数の電圧を生成する電圧生成回路10、デコーダ11a、11b、11c、11dとセレクタ12a、12b、12c、12dとでそれぞれ構成されるDAC13a、13b、13c、13d、外部から供給される映像信号をサンプリングして保持し、DAC13a、13b、13c、13dへ供給するラインメモリ14、DAC13a、13b、13c、13dの出力をそれぞれバッファリングするバッファ15a、15b、15c、15d、そして電圧生成回路10に基準電圧を供給する基準電圧生成回路16で構成される。ここで、DAC13a、13b、13c、13dおよびバッファ回路15a、15b、15c、15dの数は、データ線駆動回路の出力数と同数以上とする。電圧生成回路10は、供給される基準電圧を分圧する機能を有している。図1で示した例では、4つの基準電圧Vr0〜Vr3を分圧してVq0〜Vq15の16種類の電圧を出力している。ここで、液晶表示装置のある位置におけるV−T特性(印加電圧に対する透過率特性)が図2に示されるような場合、Vq0からVq15の電圧を透過率が0〜100%に16等分される電圧に設定する。するとDACの入出力特性として図3に示すような特性が得られる。ここではデジタル入力信号が0の時に黒が出力されることにしている。図3の特性は、図2に示したV−T特性の逆関数を示しており、これがV−T補正の特性となる。
[動作の説明]
ラインメモリ14には外部からデジタル化された映像信号VIDEOが供給され、それを液晶表示装置の1画素行分保持する。そして保持された映像信号は、デコーダ11a、11b、11c、11dに転送される。デコーダ11a、11b、11c、11dでは、入力されたデジタル信号に対応した16本のデコード信号を出力する。セレクタ12a、12b、12c、12dでは、16本のデコード信号に応じて電圧生成回路10から出力される16本の電圧線の一つを選択し、それぞれバッファ15a、15b、15c、15dに出力する。1水平期間の中で、ラインメモリ14に保持された映像信号を先述の方法で一斉に、あるいは複数回に分割してバッファ15a、15b、15c、15dから出力することで、液晶表示装置の1画素行分の信号書き込みを行うことが出来る。
図4は、液晶表示装置に1画面分の映像信号を書き込む期間である1垂直期間TVにおける基準電圧の変化を示したものである。ここでは水平期間の切り替わるタイミングに同期して基準電圧を垂直期間の始めから終わりにかけて変化させている。このように基準電圧を変化させると電圧生成回路10の出力も変化し、DACの入出力特性として図5に示すような特性が得られる。図5のV−T補正特性(a)は、図4の時刻aにおける基準電圧から生成されるDACの入出力特性であり、V−T補正特性(b)、(c)も同様にそれぞれ図4の時刻b、cにおける基準電圧から生成されるDACの入出力特性である。このように基準電圧を変化させることで、V−T補正の特性であるDACの入出力特性を垂直期間内に動的に変化させることが出来る。
基準電圧の設定の仕方は、次のようにして行うことが出来る。図6は、液晶表示装置の3カ所のV−T特性を示している。場所(a)の特性は、図4の時刻aに信号が書き込まれる画素行付近のV−T特性であり、場所(b)、(c)は、それぞれ時刻b、cに信号が書き込まれる画素行付近のV−T特性である。このデータ線駆動回路では、基準電圧として4つの電圧を必要としており、それぞれの基準電圧は、液晶表示装置の透過率が0%、33%、66%、100%付近になる電圧である。そこで、図6の3本のV−T特性がそれぞれ0%、33%、66%、100%の透過率となる電圧を求め基準電圧とする。例えば、場所(a)の0%、33%、66%、100%の電圧をVr0(a)、Vr1(a)、Vr2(a)、Vr3(a)とする。すると、図5に示したV−T補正の特性は、図6で示したV−T特性を直線的に補正する特性となる。電圧生成回路の分圧比を決める際には、場所(a)のV−T特性を基準にするのが望ましい。その理由は、V−T特性で電圧に対して透過率が最も急激に変化する状態が、場所(a)の部分に含まれる事が多いためである。
これまで説明を簡略化するために階調数が16の例を示してきたが、原理的にこの値に限定される理由はなく、自然画を表示させることを想定すると、256階調以上であることが望ましい。また、基準電圧の時間変動が直線的に変化するグラフを示しているが、これが直線的になるかどうかはパネルの特性により異なり、曲線的に変化しても原理上何ら問題にならない。
本発明のデータ線駆動回路では、液晶表示装置のV−T特性に場所依存性があった場合でも、輝度むらを大幅に抑制することができる。本発明のデータ線駆動回路ではDACに供給する電圧を生成する電圧生成回路の基準電圧を、垂直期間内に動的に変化させることでV−T補正の特性を変化させることができ、その結果として場所毎に異なるV−T特性に合致したV−T補正を行うことが出来るからである。
また、本発明のデータ線駆動回路では、回路規模を小さくすることが出来る。従来のV−T特性を動的に変化させる構成の回路では、DACの入出力特性を線形(あるいは直線的)にして、デジタル的に映像信号に補正処理を施すため、丸め込み誤差による影響を排除するためにDACの精度を10bit以上にする必要があった。これに対し、本発明の回路構成では非線形のDACを用いるため、DACの精度を8bitとしても従来の10bitと同程度以上の階調制御が出来る。その結果、回路規模を小さくすることが可能となる。
本発明の第1の実施例に基づくデータ線駆動回路を図7に示す。また、このデータ線駆動回路で駆動する液晶表示装置の構成を図8に示す。図8は、先に図29で説明した構成と同一である。すなわちデータ線駆動回路51とデータ線駆動回路IC116、スイッチ52とスイッチ117、ゲートドライバ回路53とゲートドライバ回路112が対応する。データ線駆動回路の各出力端子が液晶表示装置の3本のデータ線を時分割で駆動する例を示している。
次に図7における個々の回路構成について説明する。図7で示したデータ線駆動回路は、ラインメモリ20、DACを構成するデコーダ21〜2kとセレクタ31〜3k、バッファ41〜4k、そして電圧生成回路50で構成されている。
図9は、ラインメモリ20の構成例を示している。ラインメモリ20の機能として、液晶表示装置の1画素行分の映像信号を保持しつつ、次の画素行のデータをサンプリングできることが求められる。この機能を実現する回路として図9で示した例では、1画素行分の映像信号を保持できるメモリを2系統用いた構成を示している。メモリM1a〜MnaとメモリM1b〜Mnbとがそれぞれ1画素行分の映像信号を保持するメモリである。このメモリは、メモリ制御回路61により制御され、クロックDCLKに同期して供給されるデジタル化された映像信号VIDEOを順次メモリM1a〜Mnaに書き込んでいく。メモリM1a〜Mnaに書き込まれた映像信号は、制御信号DSTで規定される水平期間の最後に、一斉にメモリM1b〜Mnbに転送される。メモリM1b〜Mnbに転送された映像信号は、3本の制御信号SL1〜SL3で個別に制御されるスイッチ62により、隣接する3つのメモリの内のどれか一つの出力を選択し、入力信号DV1〜DVkとしてデコーダに出力される。
図10は、デコーダ21〜2kの構成例を示している。デコーダの機能としては、入力されるデジタル信号DV(0)〜DV(3)に対応して、セレクタ31〜3k内のスイッチを制御する制御線S0〜S15の1本に、セレクタスイッチが導通状態となる電位を供給する。ここではインバータINV1〜INV4とAND回路AND0〜AND15により構成した例を示した。もちろん論理的に入出力の関係が合致していれば、それを構成する手段は、本発明の本質に影響を与えるものではない。また、図示した例では、4bitのデジタル信号DV(0)〜DV(3)をデコードして16本の制御線S0〜S15の出力が得られる例を示したが、これらの数は、DACの精度により決まるもので、8bit精度の場合、8bitのデジタル信号から256本の出力を出す構成となる。
図11は、セレクタ31〜3kの構成例を示したものである。セレクタの機能としては、電圧生成回路50から入力される16本の電圧線Vq0〜Vq15のどれか一つを、デコーダから入力される16本の制御信号S0〜S15に応じて選択して信号線AVに出力することが求められる。ここでは、単純に16本の制御信号S0〜S15でそれぞれ駆動される16個のスイッチSW0〜SW15の一つによって選択する例を示した。デコーダ21〜2k及びセレクタ31〜3kに求められる機能は、ラインメモリ20から入力されるデジタル映像信号に対応して、電圧生成回路50から出力される複数の電圧線の一つを選択し出力することであり、上記例に示した以外の手段も多数存在する。本発明では、デコーダ及びセレクタの構成の如何は、重要ではなく、先に述べた機能を実現できるものであればどのような構成を用いても良い。
図12は、バッファ41〜4kの構成例を示したものである。バッファに求められる機能としては、デコーダ21〜2kとセレクタ31〜3kとでそれぞれ構成されるDACからの出力電圧を、容量性の負荷である液晶表示装置のデータ線に、要求される時間内に書き込むことである。ここでは、オペアンプOPによるボルテージフォロワ回路の例を示した。もちろん上記機能を実現できれば別の構成を用いても良い。
図13は、電圧生成回路50の構成例を示したものである。電圧生成回路の機能としては、供給される複数の基準電圧を分圧して、DACの出力精度に合致した数の電圧を出力することである。また、液晶をAC駆動(対向電極電位に対して、画素電極の極性が交互に変わる駆動)を行うための極性反転機能も必要となる場合がある。ここでは極性反転機能を含んだ例を示している。この電圧生成回路では4つの基準電圧Vr0〜Vr3を抵抗Rp1〜Rp15で分圧して、16種の電圧を生成している。また、基準電圧Vr0〜Vr3の極性をそれぞれ反転させ、極性の異なる4つの基準電圧−Vr0〜−Vr3を抵抗Rn1〜Rn15で分圧して負極性の16種の電圧を生成している。どちらの極性の電圧を出力するかは、制御信号INVでスイッチSWpあるいはスイッチSWnを開閉することにより行う。極性反転機能は、先に示したバッファ回路で実現しても良く、その場合は電圧生成回路にこの機能を持たせなくともよい。基準電圧を分圧する各抵抗の値は、実施の形態を説明する部分で述べたとおり、液晶表示装置のV−T特性から決定する。
図14は、別の構成の電圧生成回路50を示したものであり、図13の回路と異なる点は、基準電圧の分圧を抵抗Rn1〜Rn15、Rp1〜Rp15ではなく、代わりにそれぞれ容量Cn1〜Cn15、Cp1〜Cp15を用いている点である。図13の構成を用いた場合、消費電力を低減するために抵抗値を高く設定する必要があるが、回路を作製するプロセスによっては高抵抗金属を使用できない場合がある。このような場合、抵抗を形成する金属の配線長を延ばすことで対応するが、抵抗のための面積が大きくなってしまうという問題が生ずる。図14の回路構成では、抵抗を使用しないため小面積で基準電圧を分圧させる回路を作ることができる。ただし、分圧された電圧は、必ずバッファ回路Bufを介してDACに供給する必要があり、さらに基準電圧を変化させる際に一旦全ての容量の両端をショートさせ電荷をリセットする必要が生ずる場合もある。これは分圧に利用する容量に不要な電荷が保持されていると、正しく電圧を分圧できなくなるためである。図中Bufで示された部分は、分圧された電圧をバッファリングするバッファ回路であり、スイッチSWna、SWnb、SWpa、SWpbは、それぞれ、容量をリセットするためのスイッチである。リセット時にリセット信号RSTによってスイッチSWna、SWpaを導通状態に、スイッチSWnb、SWpbをオープンにすることでリセットが行われる。
図15は、基準電圧生成回路16の構成例を示したものである。この基準電圧生成回路16は、図7で示したデータ線駆動回路と独立して外部に設けても、データ線駆動回路の中に組み込んでも良い。基準電圧生成回路の機能としては、データ線駆動回路が液晶表示装置のどの位置の画素に信号を書き込んでいるかに応じて、基準電圧を変化させることが求められ、さらに水平期間が切り替わる直前に素早く出力を安定させる必要がある。ここでは、DAC71〜74と、DAC71〜74に供給するデータを保持するメモリ75と、メモリ75およびDAC71〜74を制御するコントローラ76と、DAC71〜74の出力をそれぞれバッファするバッファ回路77〜80とで構成される例を示している。コントローラ76は、液晶表示装置のゲート線を駆動するゲートドライバ回路を制御するクロックなどを用いて、液晶表示装置のどの画素行に映像信号を書き込んでいるかを判断する。図15で示した例は、ゲートドライバ回路の制御信号であるGSTとクロックGCLKを用いている。メモリ75は、信号が書き込まれる画素行毎の基準電圧データを保持しており、コントローラ76から現在の書き込み画素行を示す信号GPOSに応じた基準電圧データVRDATを出力する。コントローラ76は、メモリ75からのデータを各DAC71〜74に出力し、そのデータは、それぞれDAC71〜74により電圧に変換されてバッファ回路77〜80を介し、電圧生成回路50に出力される。
図16は、図8に示した液晶表示装置に内蔵されたゲートドライバ回路53の構成例を示している。ゲートドライバ回路に求められる機能は、水平期間毎に画素TFTを導通状態とするパルスをゲート線に順次出力することで、シフトレジスタが良く用いられる。図16では、2つのクロックGCLK、/GCLKとスタート信号GSTとで制御されるシフトレジスタの構成例を示している。図16で示されている回路は、シフトレジスタの2段分(出力G1、G2)の回路であり、段数は液晶表示装置のゲート線の数に応じて決められる。
次に動作について説明する。図17は、データ線駆動回路の動作を示したタイミングチャートである。期間THは、液晶表示装置に1画素行分の信号を書き込む水平期間を示している。この水平期間内において、データ線駆動回路のラインメモリ20は、クロックDCLKに同期して入力されるデジタル化された映像信号VIDEOをメモリM1a〜Mnaにサンプリングして保持する。そして、1画素行分の映像信号が全てサンプリングされた後、水平期間の最後にメモリM1a〜Mnaに保持された映像信号を一斉にメモリM1b〜Mnbに転送する。この信号サンプリングの動作と平行して、映像信号をサンプリングしている間に、既にメモリM1b〜Mnbに転送された映像信号が、時分割でデコーダに送られる。この時分割は、制御信号SL1〜SL3で制御され、制御信号SL1がハイレベルの期間では、制御信号SL1で制御されるスイッチ62に接続されたメモリの内容がデコーダとセレクタとで構成されているDACに転送される。同様に制御信号SL2、SL3がハイレベルの期間には、それぞれ、制御信号SL2、SL3で制御されるスイッチ62に接続されたメモリの内容がDACに転送される。これらの動作で、メモリM1b〜Mnbに保持されたデータが、3回に分けてデコーダに転送されることになる。DACでは、データに応じて電圧生成回路で生成された電圧の一つを選択し、バッファを介して出力している。これに同期して液晶表示装置内のスイッチが制御信号SP1〜SP3で制御され、データ線駆動回路から出力された信号をデータ線に書き込んでいる。図17に示した例では、制御信号SL1に同期してSP1がハイレベルとなり、データ線D1、D4、D7などに書き込まれる。同様に制御信号SL2に同期してSP2が、SL3に同期してSP3がハイレベルとなることで、全てのデータ線に信号が書き込まれる。ここで、ゲート線の何れかに、ゲートドライバ回路により画素TFTを導通状態とするパルスが書き込まれることで、データ線に書き込まれた映像信号が画素TFTを通して画素及び蓄積容量に書き込まれる。この動作を全てのゲート線に対して行うことで、液晶表示装置に1画面分の映像信号を書き込むことが可能となる。
図18は、ゲートドライバ回路および基準電圧生成回路の動作を示したタイミングチャートである。ゲートドライバ回路は、スタート信号GSTをトリガにして、クロックGCLKに同期してパルスを順次次段に転送する。ここでクロックGCLKの1周期の期間が水平期間と合致しているため、ゲートドライバ回路は、水平期間毎に順次ゲート線にパルスを出力する。基準電圧生成回路では、GSTをトリガにしてGCLKをカウントすることで、現在どの画素行に映像信号が書き込まれているかを検知している。それに応じて、メモリから基準電圧データを読み出し、図18に示すように基準電圧Vr0〜Vr3を変化させている。
電圧生成回路に供給される極性反転制御信号INVは、液晶表示装置をゲート線反転駆動で駆動させる場合には水平期間毎にINVを反転させ、フレーム反転駆動で駆動させる場合は垂直期間毎にINVを反転させればよい。
この実施例で示したデータ線駆動回路を用いて液晶表示装置を駆動させると、液晶表示装置のV−T特性に場所依存性が有る場合であっても、輝度むらを大幅に抑制することができる。また、本発明のデータ線駆動回路では、回路規模を小さくすることが出来る。その理由は、既に実施の形態の箇所で述べたとおりである。
本発明の第2の実施例について説明する。図19は、本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置を駆動するシステムの構成を示した図である。このシステムは、本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置90と外部駆動回路91で構成される。外部駆動回路91は、映像信号を供給する信号源から、入力映像信号と同期信号を得て液晶表示装置に映像信号、制御信号を供給する。同時に液晶表示装置90で必要となる各種電源電圧も供給する。外部駆動回路91は、信号源から供給される映像信号を少なくとも1画面分以上保持できるメモリ92を有している。ここでは、1画面分のメモリを2組(フレームメモリ1、フレームメモリ2)設けた例を示している。さらに外部駆動回路91は、メモリ92を制御する信号MW、MR、液晶表示装置を制御する制御信号を生成する制御回路93、各種電源電圧を生成する電源回路94を少なくとも有している。液晶表示装置90の構成は実施例1で示した構成と同様である。
次に第2の実施例の動作について説明する。図20は、図19で示した外部駆動回路91の動作を示したタイミングチャートである。信号源から映像信号VIDEO_INは、同期信号VSYNCに同期して供給される。メモリ制御信号MW、MRは、2つ有るメモリのどちらに信号を書き込み、どちらから信号を読み出すかを決める信号である。ある期間において、フレームメモリ1に信号源からの入力映像信号が書き込まれ、フレームメモリ2から信号が読み出されるとすると、次の期間では、フレームメモリ2に入力映像信号が書き込まれ、フレームメモリ1から信号が読み出される。このような動作を行うことで、信号源から供給される入力映像信号を、別の周波数で読み出すという周波数変換が可能となる。ここで、信号源から供給される入力映像信号の垂直期間をTVとすると、ゲートドライバ回路のスタート信号であるGSTは、期間TVの中に3回のパルスを含んでいる。つまり、信号源の垂直期間を3分割したサブフレーム期間TSF内で、液晶表示装置に1画面分の映像を書き込む動作を行っている。また、液晶表示装置の各画素に書き込む映像信号の極性を制御する極性制御信号INVをサブフレーム期間毎に反転するようにする。すると、サブフレーム期間内では、全ての画素に同極性の信号V1〜Vkが書き込まれるようになる。図20で示した例では、サブフレーム期間を垂直期間の3分割した期間としたが、分割数は2以上であればよい。各サブフレーム内でのデータ線駆動回路および、液晶表示装置の動作は、実施例1で説明した動作と同じである。
第2の実施例のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置では、面内の輝度むらが無くコントラスト比の高い映像を、表示させることが可能となる。その理由を以下に説明する。
プロジェクタ装置用の液晶表示装置は、装置の小型化の要求からパネルサイズが小さく、画素ピッチが20μm以下のものが多く使われている。この程度の大きさの画素になると、液晶分子の配向の乱れであるディスクリネーションをブラックマトリクスで完全に覆うのが困難となってくる。その理由は、ブラックマトリクスの幅を広げると画素の開口率が大幅に低下して、画素を透過する光が低下するからである。ディスクリネーションを発生させないようにするには、隣接する画素に同極性の信号を書き込むフレーム反転駆動をすればよいことは広く知られている。しかしながら、フレーム反転駆動を行うと、フリッカの発生と、面内の輝度むらの発生という問題が起こる。フリッカに対する対応として考えられるのは、液晶表示装置が1画面分の信号を書き換える周期を短くすることである。我々の実験ではサブフレーム周波数120Hzで、フリッカを感じなくなった。
一方、面内の輝度むらの発生は、画素電圧のリーク電流による変動が原因である。このリーク電流は、画素TFTのソース・ドレイン間の電圧に依存し、その電位差が大きいほどリーク量が増える。フレーム反転駆動を行うと、フレームの最初に信号が書き込まれた画素では、画素電圧とデータ線の電位差が小さいが、フレームの最後に書き込まれた画素では、次のフレームにおいてデータ線に逆極性の信号が書き込まれるため電位差が大きくなる。すると、フレーム内で最初に信号が書き込まれた画素と最後に書き込まれた画素とで、リーク電流による画素電圧の変動値に差が生じて、輝度むらの発生原因となる。この現象も、サブフレームの周波数を高めれば、リーク時間が短くなることから低減されることが期待される。我々の行った実験では、図21に示すように180Hzで駆動しても、パネルの上部(信号が最初に書き込まれる位置)と下部(信号が最後に書き込まれる位置)とで、コントラスト比に差が生じていることがわかった。ただし、60Hzと120Hzでは大きな差が生じているが、180Hzは120Hzとあまり差がない。よって、少なくとも60Hzの2倍以上の周波数で液晶表示装置の映像を書き換え、パネル面内の輝度差を映像信号により補正すれば先に述べた2つの問題を解決できる。
図22は、120Hzでフレーム反転駆動を行った際のV−T特性を、パネルの上下方向に4カ所測定した結果である。図から明らかなように、面内の輝度むらは、V−T特性の場所依存として扱うことができ、実施例1で説明した手法で、パネルの位置によりV−T特性を変えれば、輝度むらを低減できることがわかる。よって、本発明のデータ線駆動回路を用い液晶表示装置を駆動させれば、面内の輝度むらが無くコントラスト比の高い映像を表示させることが可能となる。
本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置の第3の実施例について説明する。図23は、本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置の動作を示したタイミングチャートである。データ線駆動回路及び液晶表示装置の構成は、既に説明した第1、第2の実施例の液晶表示装置と同じであり、説明を省略する。図23の期間TVは、外部から液晶表示装置に供給される映像信号の1画面分の信号が供給される垂直期間を示している。第3の実施例の液晶表示装置は、期間TVを少なくとも3つのサブフレーム期間(TSVR、TSVG、TSVB)に分割し、各サブフレーム期間をそれぞれ少なくとも2つの期間(TWRおよびTLR、TWGおよびTLG、TWBおよびTLB)に分割する。期間TWRでは、液晶表示装置に表示させる映像信号の赤色の成分の信号を書き込み、期間TLRでは、信号RLEDによって液晶表示装置に赤色の光を照射する。同様に期間TWGでは緑色の成分の映像信号を書き込み、期間TLGで信号GLEDによって緑色の光を照射し、期間TWBでは青色の成分の映像信号を書き込み、期間TLBで信号BLEDによって青色の光を照射する。これは、液晶表示装置にカラーフィルターを設けずにカラー表示するフィールドシーケンシャル駆動を行うものである。各サブフレーム内での動作は実施例1で説明した動作と同じである。
本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置では、面内の輝度むらを大幅に低減することが可能となる。その理由を以下に説明する。フィールドシーケンシャル駆動では、サブフレーム内で最初に信号を書き込んだ画素と、最後に信号を書き込んだ画素とで、信号が書き込まれてから光源が点灯するまでの時間に差が生ずる。ここで、液晶分子の応答速度がサブフレーム期間と比べ遙かに短い場合は、問題が生じないが、同程度以上である場合、同じ信号を書き込んでも光源が点灯を開始する時点での液晶分子の配向に差が生ずる。液晶分子の配向は、画素の透過率の差となり、これが面内輝度むらの原因となっていた。しかしながら、この輝度差もパネル内のV−T特性の違いとして扱うことが出来る。よって、本発明のデータ線駆動回路を用いて液晶表示装置を駆動させれば、面内の輝度むらを低減することが可能となる。
本発明の液晶表示装置の活用例として、フロントタイプ液晶プロジェクタ装置、リアタイプ液晶プロジェクタ装置、携帯端末装置がある。
本発明のデータ線駆動回路の構成を示す図である。 液晶表示装置のV−T特性の例を示す図である。 V−T補正の特性であるDAC回路の入出力特性を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 V−T補正の特性の変化を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路の基準電圧の設定の方法を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路の構成を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置の構成を示す図である。 ラインメモリの構成例を示す図である。 デコーダの構成例を示す図である。 セレクタの構成例を示す図である。 バッファの構成例を示す図である。 電圧生成回路の構成例を示す図である。 電圧生成回路の別の構成例を示す図である。 基準電圧生成回路の構成例を示す図である。 ゲートドライバの構成例を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明のデータ線駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置の外部駆動回路の構成例を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置の外部駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 液晶表示装置のコントラストの場所依存性を示す図である。 液晶表示装置のV−T特性の場所依存性を示す図である。 本発明のデータ線駆動回路を用いた液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 液晶表示装置を用いたプロジェクタ装置の構成を示す図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す図である。 従来の液晶表示装置の画素の等価回路を示す図である。 従来の他の液晶表示装置の構成を示す図である。 従来の他の液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来のさらに他の液晶表示装置の構成を示す図である。 従来のさらに他の液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来の液晶素子駆動用ガンマ補正回路の回路図である。
符号の説明
10 電圧生成回路
11a、11b、11c、11d、21〜2k デコーダ
12a、12b、12c、12d、31〜3k セレクタ
13a、13b、13c、13d、71〜74 DAC
14 ラインメモリ
15a、15b、15c、15d、41〜4k バッファ
16 基準電圧生成回路
20 ラインメモリ
50 電圧生成回路
51 データ線駆動回路
52 スイッチ
53 ゲートドライバ回路
61 メモリ制御回路
62 スイッチ
75、92 メモリ
76 コントローラ
77〜80 バッファ回路
90 液晶表示装置
91 外部駆動回路
93 制御回路
94 電源回路
AND0〜AND15 AND回路
Cn1〜Cn15、Cp1〜Cp15 容量
M1a〜Mna、M1b〜Mnb メモリ
INV1〜INV4 インバータ
OP オペアンプ
Rn1〜Rn15、Rp1〜Rp15 抵抗
S0〜S15 制御線
SW0〜SW15、SWp、SWn、SWna、SWnb、SWpa、SWpb スイッチ
Vq0〜Vq15 電圧線

Claims (17)

  1. 液晶表示装置の画素をデータ線を介して駆動するデータ線駆動回路において、
    デジタル映像信号を入力して前記データ線の駆動信号を出力するデジタルアナログ変換回路(以下、DAC回路という)を備え、
    前記液晶表示装置が1画面分の信号を書き込む期間内に前記DAC回路の入出力特性を動的に変化させるように構成することを特徴とするデータ線駆動回路。
  2. 前記DAC回路の入出力特性を、前記液晶表示装置の1画素行分の映像信号を書き込む期間毎に変化させることを特徴とする請求項1に記載のデータ線駆動回路。
  3. 前記DAC回路の入出力特性が非線形であることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ線駆動回路。
  4. 液晶表示装置の画素をデータ線を介して駆動するデータ線駆動回路において、
    複数の基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記複数の基準電圧を分圧して前記基準電圧よりも多い数の電圧を生成する電圧生成回路と、
    入力されるデジタル映像信号に基づき、前記電圧生成回路で生成される複数の電圧から一つの電圧を選択して前記データ線の駆動信号として出力するデジタルアナログ変換回路(以下、DAC回路という)と、
    を備え、
    前記液晶表示装置に1画面分の映像信号を書き込む垂直期間内に前記基準電圧を変化させることで、前記DAC回路の入出力特性を変化させるように構成することを特徴とするデータ線駆動回路。
  5. 前記基準電圧生成回路は、
    前記液晶表示装置の画面内の位置を示す情報と、該位置における前記複数の基準電圧の選択情報とを記憶するメモリと、
    前記画面の走査信号に応じて対応する位置における前記複数の基準電圧を前記メモリから読み出して出力する出力回路と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載のデータ線駆動回路。
  6. 前記DAC回路は、
    前記デジタル映像信号をデコードするデコーダと、
    前記デコーダの出力によって、前記電圧生成回路から供給される複数の電圧の内の一つを選択してアナログ信号として出力するセレクタと、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のデータ線駆動回路。
  7. 前記データ線駆動回路は、前記液晶表示装置を構成する透明基板上に接続される半導体回路であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のデータ線駆動回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一に記載のデータ線駆動回路によって駆動される液晶表示装置において、
    前記液晶表示装置が1画面分の映像信号を表示させる期間内において、前記液晶表示装置の全ての画素に書き込まれた前記映像信号の対向電極電位に対する極性が等しいことを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項8に記載の液晶表示装置において、
    前記液晶表示装置が1画面分の映像信号を表示させる周波数が120Hz以上であることを特徴とする液晶表示装置。
  10. 請求項1乃至7のいずれか一に記載のデータ線駆動回路によって駆動される液晶表示装置または請求項8乃至9のいずれか一に記載の液晶表示装置を用いるプロジェクタ装置。
  11. 請求項1乃至7のいずれか一に記載のデータ線駆動回路によって駆動される液晶表示装置または請求項8乃至9のいずれか一に記載の液晶表示装置において、
    前記液晶表示装置の画素が配置される基板および前記基板に対向して配置される対向基板の何れにも、カラーフィルターが付加されておらず、且つ、1画面分の映像信号を書き込む周期に同期して、波長域の異なる光を照射するように構成されることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 請求項1乃至7のいずれか一に記載のデータ線駆動回路によって駆動される液晶表示装置または請求項8、9、11のいずれか一に記載の液晶表示装置を用いる端末装置。
  13. 液晶表示装置が画素をデータ線を介して駆動し、表示する方法であって、
    デジタル映像信号を入力して前記データ線の駆動信号を出力するデジタルアナログ変換における入出力特性を、前記液晶表示装置が1画面分の信号を書き込む期間内に動的に変化させることを特徴とする液晶表示装置の表示方法。
  14. 前記入出力特性を、前記液晶表示装置の1画素行分の映像信号を書き込む期間毎に変化させることを特徴とする請求項13に記載の液晶表示装置の表示方法。
  15. 前記入出力特性が非線形であることを特徴とする請求項13または14に記載の液晶表示装置の表示方法。
  16. 前記液晶表示装置が1画面分の映像信号を表示させる周波数が120Hz以上であることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一に記載の液晶表示装置の表示方法。
  17. 前記液晶表示装置の画素が配置される基板および前記基板に対向して配置される対向基板の何れにも、カラーフィルターが付加されておらず、且つ、1画面分の映像信号を書き込む周期に同期して、波長域の異なる光を照射することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載の液晶表示装置の表示方法。
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