JP2006307871A - 分割式ブーツ - Google Patents

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Seiichi Takahashi
誠一 高橋
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Abstract

【課題】接着剤を使用せずに容易に組み付けることができ、しかも分割面でのシール性および耐久性に優れた分割式ブーツを提供する。
【解決手段】蛇腹状のブーツ本体2を軸心方向に延びる単一の分割面5をもって分割し、分割面5を形成することになる分割端面5a,5b同士を突き合わせてスライド可能に凹凸嵌合させる。一方の分割端面5aには根元側係止片8と先端側係止片9とからなる段付き係止片構造の凸状部6を、他方の分割端面5bには口元側係止溝12と奥部側係止溝13とからなり且つ凸状部6を受容しつつそれと嵌合する段付き係止溝構造の凹溝部7を長手方向に沿ってそれぞれに形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、気密性や水密性の確保および防塵等を目的として使用される蛇腹状のブーツの構造に関し、特に自動車のドライブシャフトの等速ジョイント部においてその軸直角方向から包み込むようにして装着できるように考慮された分割式のブーツの構造に関するものである。
この種の従来のいわゆる分割式ブーツの構造として例えば特許文献1,2に記載のものが提案されている。
特許文献1に記載のものでは、互いに正対することになる一方の分割面に先端部から根元部に向かって漸次細くなる凸部を設ける一方、他方の分割面には入口部から奥部に向かって漸次広くなる凹部を設け、分割面同士を突き合わせて両者を凹凸嵌合させながら接着剤を併用して接合するようにしてある。
また、特許文献2に記載のものでは、特許文献1に記載のものと同様に分割面同士を凹凸嵌合させながら接着接合することを前提としつつも、凹部の一部を貫通穴として形成するとともに凸部の一部を貫通穴から突出させて、外部から速乾性のある接着剤にて固定するようにしてある。
特開平11−173420号公報 特開2004−28166号公報
このような従来の構造では、いずれも接着剤の使用を前提としていることから組付作業性の面で難点があるばかりでなく、強度不足のために例えばブーツ自体の屈曲時に接着してある分割面が口開きしてシール不良を起こす可能性があり、信頼性の面で必ずしも十分でない。このようなことから、接着剤を使用せずに容易に組み付けることができ、しかも分割面でのシール性および耐久性に優れた分割式ブーツが強く要望されている。
本発明はこのような背景のもとになされたものであり、上記の要請に応えることができる分割式ブーツの構造を提供しようとするものである。
請求項1に記載の発明は、可撓性材料により形成された蛇腹状のブーツ本体を軸心方向に延びる単一の分割面をもって分割し、その分割面を形成することになる双方の分割端面同士を突き合わせて凹凸嵌合させるようにした分割式ブーツの構造として、一方の分割端面には凸状部を、他方の分割端面には凸状部を受容しつつそれと嵌合する凹溝部を長手方向に沿ってそれぞれに形成し、上記凸状部と凹溝部をブーツ本体の縮拡径方向にスライド可能に嵌合させるようにしたことを特徴とする。
この場合、上記凸状部は、請求項2に記載のように、ブーツ本体の一般部の肉厚よりも小さな根元側係止片とこの根元側係止片の先端側に当該根元側係止片よりも小さな肉厚をもって付帯している先端側係止片とで段付き係止片構造のものとして形成する一方、上記凹溝部は、根元側係止片を受容する口元側係止溝とこの口元側係止溝寄りも奥部側にあって先端側係止片を受容する奥部側係止溝とで段付き係止片構造に対応する段付き係止溝構造のものとして形成することが、全体の肉厚を大きくすることなくスライド自由度を確保し、且つまた分割面でのシール性や剛性を確保する上で望ましい。
また、上記に凸状部や凹溝部はその全てを分割面の全長にわたって形成するのではなく、剛性等を考慮しつつ請求項3に記載のように、上記根元側係止片と口元側係止溝を分割面のほぼ全長にわたって形成する一方、上記先端側係止片と奥部側係止溝を分割面の長手方向に沿って間欠的に形成することが望ましい。
より望ましくは、請求項4に記載のように、上記先端側係止片と奥部側係止溝を蛇腹形状の山部および谷部に相当する部分の分割面に形成するものとする。
また、特にシール性を重要視する場合には、請求項5に記載のように、上記先端側係止片の先端には当該先端側係止片よりも肉厚の大きなアンカー部を形成する一方、上記口元側係止溝と奥部側係止溝との間には奥部側係止溝よりも幅狭の狭窄部を形成し、相互嵌合状態におけるアンカー部と奥部側係止溝との間および先端側係止片と狭窄部との間にはそれぞれに締め代を設定することが望ましい。
より望ましくは、請求項6に記載のように、上記口元側係止溝の開口縁に根元側係止片に圧接するリブを形成したり、あるいは請求項7に記載のように、上記根元側係止片の先端に口元側係止溝に圧接するリブを形成するものとする。
そして、上記のシール性能を長期にわたって維持するためには、請求項8に記載のように、想定されるブーツ本体の最大屈曲時においてもアンカー部と狭窄部およびリブ同士が共に接触することがないように上記凸状部と凹溝部の相対スライドストロークを設定してあることが望ましい。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、凸状部と凹溝部とがブーツ本体の縮拡径方向にスライド可能に凹凸嵌合していることから、両者の接触部においてシール性が確保され、水や塵埃あるいは異物等の内部側への侵入が未然に防止され、同時に外部側へのグリス等の油脂分の漏洩も未然に防止できることになる。また、上記のようにスライド自由度を有しているが故に、ブーツ本体の屈曲時にそれ自体の可撓性をもって弾性変形したとしても応力集中もなければ分割面に負荷もかからず、耐久性の面でも良好なものとなる。
請求項1に記載の発明によれば、分割面での結合をスライド式の凹凸嵌合としたことで、接着剤を使用することなしに容易に組み付けることができ、組付作業性に優れることはもちろんのこと、結合部がスライド自由度を有するために、ブーツ本体が屈曲等によって弾性変形したとしても応力集中もなければ分割面に負荷もかからず、シール性とともに耐久性が大幅に向上する。
特に請求項2に記載の発明によれば、凸状部を段付き係止片構造とする一方で凹溝部を段付き係止溝構造としたことから、いわゆる二重シール構造となってシール性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、凸状部の一部である先端側係止片と凹溝部の一部である奥部側係止溝を間欠的に設定したことにより、分割面でのスライド自由度を確保しつつ、剛性も併せて確保できる利点がある。
特に請求項4に記載の発明によれば、上記先端側係止片と奥部側係止溝を蛇腹形状の山部および谷部に相当する部分に設定したことにより、蛇腹状のブーツが屈曲したときに、分割面でのスライド量が最も多く且つ機能上重要な山部及び谷部のシール性が大幅に向上する。
請求項5に記載の発明によれば、先端側係止片の先端にはアンカー部を、口元側係止溝と奥部側係止溝との間には狭窄部をそれぞれ形成した上で、それら相手側部材との間に締め代を設定したことにより、分割面でのスライド自由度を確保しつつ凸状部と凹溝部との間のシール性が一段と向上する。
請求項6,7に記載の発明によれば、リブを設定することによって、凸状部と凹溝部との間のシール性がさらに一段と向上する。
請求項8に記載の発明によれば、ブーツ本体の最大屈曲時においてもアンカー部と狭窄部およびリブ同士が当接することはないから、ブーツ本体の屈曲時にリブに無理な力がかからず、本来のシール性を長期にわたって維持できる利点がある。
図1〜6は本発明の好ましい実施の形態を示す図であり、先に述べた自動車の等速ジョイント用分割式ブーツの例を示している。
図1,2に示すように、分割式ブーツ1の主体となるブーツ本体2は、ゴムあるいは樹脂等の可撓性材料をもってその小径開放端部3から大径開放端部4側に向かって漸次直径が大きくなる蛇腹状のものとして形成してある。そして、拡径方向に口開きさせることができるように軸心方向に延びる単一の分割面5をもって分割してあるとともに、分割面5となるべき双方の分割端面5a,5b同士を互いに突き合わせることができるようになっている。
図1,2のほか図3,4に示すように、一方の分割端面5aはその長手方向に沿って舌片状の凸状部6を突出形成してあり、それに対応する他方の分割端面5bには連続した凹溝部7を長手方向に沿って形成してある。これにより、双方の分割端面5a,5b同士を突き合わせたときには図3に示すように凸状部6と凹溝部7が互いに噛み合うようにして縮拡径方向にスライド可能に凹凸嵌合することになる。
上記凸状部6は、図3のほか図5,6の(A)に示すように、一般部の肉厚よりもわずかに小さい肉厚をもって分割端面5aの長手方向のほぼ全長にわたって形成した舌片状の根元側係止片8と、その根元側係止片8の先端面から当該根元側係止片8の肉厚よりもわずかに小さい肉厚をもって突出形成した先端側係止片9とから形成してある。そして、根元側係止片8は分割端面5aのほぼ全長にわたって蛇腹形状に沿うように形成してあるのに対して、先端側係止片9は分割端面5aの長手方向の全長にわたることなく長手方向の一部に間欠的に、本実施の形態では蛇腹形状の山部と谷部に相当する部分に先端側係止片9をV字状もしくは逆V字状に形成してあり、これにより根元側係止片8と先端側係止片9とが併存する部分ではいわゆる二段の段付き係止片構造のものとして形成してある。
さらに、同図から明らかなように、根元側係止片8の先端にはそれよりもわずかに肉厚の大きなリブ10を全長にわたってビード状に形成してあるとともに、先端側係止片9の先端にはそれよりもわずかに肉厚の大きないわゆる丸頭状のアンカー部11を同様にビード状に形成してある。
他方、凹溝部7は上記の凸状部6を受容するべくその凸状部6の形状を反転した溝状空間として形成してある。すなわち、凹溝部7は、分割端面5bそのものを開口面としてその分割端面5bの長手方向のほぼ全長にわたって形成した口元側係止溝12と、その口元側係止溝12の底面からそれよりもわずかに小さな溝幅をもってさらに奥部側に向けて形成した奥部側係止溝13とから形成してある。そして、口元側係止溝12は上記根元側係止片8と同様に分割端面5bのほぼ全長にわたって蛇腹形状に沿うように形成してあるのに対して、奥部側係止溝13は上記先端側係止片9と同様に分割端面5bの長手方向の全長にわたることなく長手方向の一部に間欠的に、本実施の形態では蛇腹形状の山部と谷部に相当する部分に奥部側係止溝13をV字状もしくは逆V字状に形成してあり、これにより口元側係止溝12と奥部側係止溝13とが併存する部分ではいわゆる二段の段付き係止溝構造のものとして形成してある。
その上で、図5,6の(A)から明らかなように、口元側係止溝12の開口縁には内側に向けてその溝幅を狭めるような形態でリブ14を全長にわたって互いに対向するように形成してあるとともに、口元側係止溝12と奥部側係止溝13との間、すなわち奥部側係止溝13の入口側開口縁には内側に向けてその溝幅を狭めるような形態でリブ15を全長にわたって互いに対向するように形成してある。つまり、リブ15は口元側係止溝12と奥部側係止溝13との間でその奥部側係止溝13よりも局部的に溝幅を狭めるべく狭窄部16を形成している。
凸状部6および凹溝部7をそれぞれこのような形状とすることにより、図5,6の(B)から明らかなように、凸状部6と凹溝部7を最大限まで凹凸嵌合させたときに両者が全面接触のかたちとなることなく、アンカー部11とリブ10,14,15においてのみ両者が互いに接触するように設定してあるとともに、アンカー部11とリブ10,14,15がそれぞれ相手側部位に圧接するように、アンカー部11と奥部側係止溝13との間、リブ10と口元側係止溝12との間、リブ14と根元側係止片8との間、およびもう一方のリブ15と先端側係止片9との間にはそれぞれ所定に締め代を予め設定してある。
さらに、図5の(B)の状態において、先端側係止片9のアンカー部11から狭窄部16を形成しているリブ15までの距離S1と、根元側係止片8側のリブ10から口元側係止溝12側のリブ14までの距離S2は共に等しく設定してあり、且つその距離S1,S2は分割式ブーツ1そのものの実際の使用状態下で想定される最大屈曲時の縮拡径ストロークよりも大きく設定してある。すなわち、実際の使用状態下において分割式ブーツ1が最大限度まで屈曲したとしても、図5,6の(C)のようにアンカー部11が相手側のリブ15に当接することがなく、且つリブ10,14同士もまた互いに当接することがないように予め設定してある。
したがって、このように構成された分割式ブーツ1の構造によれば、分割面5をもって分割式ブーツ1を一旦口開きさせた上で図示外の等速ジョイントを包み込むようにしてその等速ジョイントの外側に装着する。そして、図5,6の(A)に示すように、分割面5を形成することになる分割端面5a,5b同士を突き合わせるべく凸状部6と凹溝部7とを対向させた上で、同図(B)に示すように両者を奥部まで凹凸嵌合させる。この状態では、先端側係止片9のアンカー部11はリブ15をもって形成される狭窄部16を乗り越えて奥部側係止溝13の内部に挿入された上でその内壁面に圧接するとともに、リブ15は先端側係止片9に圧接するようになる。同時に、リブ10は分割端面5bの開口部側のリブ14を乗り越えて口元側係止溝12の内壁面に、リブ14は根元側係止片8にそれぞれ圧接するかたちとなる。
図5,6の(B)から明らかなように、凸状部6のうち先端側係止片7を有する部分では、アンカー部11と奥部側係止溝13の内壁面とが所定の締め代で圧接しているとともに、先端側係止片9の根元部とリブ15とが所定の締め代で圧接していて、さらに根元側係止片8の先端のリブ10と口元側係止溝12の内壁面とが所定の締め代で圧接しているとともに、根元側係止片8の根元部とリブ14とが所定の締め代で圧接していて、実質的に四重シール構造となっている。同様に、凸状部6のうち先端側係止片9を有していない部分では、根元側係止片8の先端のリブ10と口元側係止溝12の内壁面とが所定の締め代で圧接しているとともに、根元側係止片8の根元部とリブ14とが所定の締め代で圧接していて、実質的に二重シール構造となっている。これらの多重シール構造のために分割式ブーツ1としてのシール性が確保され、水や塵埃あるいは異物等の内部側への侵入が未然に防止され、同時に外部側へのグリス等の油脂分の漏洩も未然に防止される。
また、上記のように凸状部6と凹溝部7との凹凸係合部がスライド自由度を有しているため、分割式ブーツ1の屈曲時にそれ自体の可撓性をもって弾性変形した時には図5,6の(C)に示すように上記凹凸係合部がスライド変位しつつ、上記の多重シール構造を維持することになる。したがって、シール性能が低下することもなければ、分割面に応力集中による負荷もかからず、耐久性の面でも良好なものとなる。
その上、先にも述べたように上記凹凸係合部のスライドストロークS1,S2は、実際の使用状態下で想定される分割式ブーツ1の最大屈曲時の縮拡径ストロークを考慮して決定してあるため、最大屈曲時においてもアンカー部11とリブ15、およびリブ10,14同士が接触することはないから、最大屈曲時においても必要十分なシール性を確保できる。
本発明のより具体的な実施の形態として分割式ブーツの構造を示す側面図。 図1のA−A線に沿う断面図。 図2のC部拡大斜視図。 図3における一方の分割端面の拡大正面図。 図3における蛇腹形状の山部および谷部に相当する部分での拡大断面説明図であって、(A)は凹凸嵌合前の状態を示す図、(B)は凹凸嵌合させたときの図、(C)は蛇腹屈曲時にスライド変位した状態を示す図。 図3における蛇腹形状の山部および谷部以外の部分での拡大断面説明図であって、(A)は凹凸嵌合前の状態を示す図、(B)は凹凸嵌合させたときの図、(C)は蛇腹屈曲時にスライド変位した状態を示す図。
符号の説明
1…分割式ブーツ
2…ブーツ本体
5…分割面
5a…分割端面
5b…分割端面
6…凸状部
7…凹溝部
8…根元側係止片
9…先端側係止片
10…リブ
11…アンカー部
12…口元側係止溝
13…奥部側係止溝
14…リブ
15…リブ
16…狭窄部

Claims (8)

  1. 可撓性材料により形成された蛇腹状のブーツ本体を軸心方向に延びる単一の分割面をもって分割し、その分割面を形成することになる双方の分割端面同士を突き合わせて凹凸嵌合させるようにした分割式ブーツの構造であって、
    一方の分割端面には凸状部を、他方の分割端面には凸状部を受容しつつそれと嵌合する凹溝部を長手方向に沿ってそれぞれに形成し、
    上記凸状部と凹溝部をブーツ本体の縮拡径方向にスライド可能に嵌合させるようにしたことを特徴とする分割式ブーツ。
  2. 上記凸状部は、ブーツ本体の一般部の肉厚よりも小さな根元側係止片とこの根元側係止片の先端側に当該根元側係止片よりも小さな肉厚をもって付帯している先端側係止片とで段付き係止片構造のものとして形成してある一方、
    上記凹溝部は、根元側係止片を受容する口元側係止溝とこの口元側係止溝寄りも奥部側にあって先端側係止片を受容する奥部側係止溝とで段付き係止片構造に対応する段付き係止溝構造のものとして形成してあることを特徴とする請求項1に記載の分割式ブーツ。
  3. 上記根元側係止片と口元側係止溝を分割面のほぼ全長にわたって形成する一方、
    上記先端側係止片と奥部側係止溝を分割面の長手方向に沿って間欠的に形成したことを特徴とする請求項2に記載の分割式ブーツ。
  4. 上記先端側係止片と奥部側係止溝を蛇腹形状の山部および谷部に相当する部分の分割面に形成したことを特徴とする請求項3に記載の分割式ブーツ。
  5. 上記先端側係止片の先端には当該先端側係止片よりも肉厚の大きなアンカー部を形成する一方、
    上記口元側係止溝と奥部側係止溝との間には奥部側係止溝よりも幅狭の狭窄部を形成し、
    相互嵌合状態におけるアンカー部と奥部側係止溝との間および先端側係止片と狭窄部との間にはそれぞれに締め代を設定してあることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載に分割式ブーツ。
  6. 上記口元側係止溝の開口縁に根元側係止片に圧接するリブを形成してあることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の分割式ブーツ。
  7. 上記根元側係止片の先端に口元側係止溝に圧接するリブを形成してあることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の分割式ブーツ。
  8. 想定されるブーツ本体の最大屈曲時においてもアンカー部と狭窄部およびリブ同士が共に接触することがないように上記凸状部と凹溝部の相対スライドストロークを設定してあることを特徴とする請求項7に記載の分割式ブーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102537108A (zh) * 2012-03-06 2012-07-04 浙江欧迪恩传动科技股份有限公司 一种等速万向节用分体护套
CN103591286A (zh) * 2013-11-14 2014-02-19 十堰风神汽车橡塑制品有限公司 一种用于汽车发动机与散热器之间的柔性橡胶护封圈
CN109441989A (zh) * 2018-12-28 2019-03-08 贵州大学 一种具有防尘作用的越野叉车用阻尼元件保护装置

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