JP4562592B2 - ブーツ - Google Patents

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本発明は、ブーツに関し、特に、大径取付け部が屈曲することを防止して、シール性を確実に確保することができるブーツに関するものである。
一般に、等速ジョイントの連結部には、グリースが封入された蛇腹状のブーツが覆設される。かかるブーツは、大径側取付け部が一方(従動側又は伝動側)のシャフト端部に連設されるアウターケースに外嵌されると共に、小径側取付け部が他方(伝動側又は従動側)のシャフト外周に外嵌されて、連結部への水や塵埃等の侵入防止及びグリースの漏出防止を図っている。
また、連結部には、上述した1ピースのブーツと同様に、大径側取付け部とアウターケースとの間に介在するブッシュを備える2ピースのブーツも広く用いられている。
ここで、連結部への水や塵埃等の侵入及びグリースの漏出を確実に防止するためには、従動側シャフトの繰り返し上下揺動時においても大径側取付け部が所定位置に保持される位置決め機能及びシール性能が強く要望される。
そこで、特開2003−113858号公報には、大径筒部(大径側取付け部)の内周面に凸部を突設し、かつ、ブッシュの外周面に凸部と係合可能な溝(溝部)を凹設すると共にリング突条(リップ部)を突設する技術が記載されている。この技術によれば、凸部と溝との係合により大径筒部が所定位置に保持されると共に、リング突条とブッシュとの当接によりリング突条が弾性変形する。その結果、ジョイント用ブーツ(ブーツ)の位置決め機能及びシール性能を確保して、連結部への水や塵埃等の侵入及びグリースの漏出を確実に防止することができる。
特開2003−113858号公報(段落[0026]、図3など)
しかしながら、上述したブーツでは、各リング突条の間に溝が凹設されているため、大径筒部がブッシュに外嵌された状態において、凸部が溝と係合したか否かを確認することが困難である。そのため、凸部が溝に係合されていない場合には、凸部の上端面とアウターケースの外周面との当接により大径筒部が屈曲する。その結果、リング突条とアウターケースの外周面との間に隙間が形成され、シール性を確保することができないという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、大径取付け部が屈曲することを防止して、シール性を確実に確保することができるブーツを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のブーツは、等速ジョイントの一方の伝達軸のアウターケースに取り付けられる大径取付け部と、前記等速ジョイントの他方の伝達軸に取り付けられる小径取付け部と、前記大径取付け部と前記小径取付け部とを互いに連結すると共に谷部と山部とが反復的に連続して形成され軸芯方向に伸縮可能な蛇腹部とを備えるものであり、前記アウターケースは、前記アウターケースの外周面に凹設される溝部を備え、前記大径取付け部は、前記大径取付け部の内周面に突設され前記溝部に嵌合する凸部と、前記大径取付け部の内周面に周方向に連続して突設され前記アウターケースの外周面に押圧されるリップ部とを備え、前記凸部が前記リップ部よりも前記大径取付け部の開口側に位置するように構成され、前記凸部は、前記凸部の前記大径取付け部の開口側に面する側面が傾斜を有して構成されると共に、前記開口側の傾斜が前記凸部の突設方向先端に向かうに従い前記大径取付け部の開口側から離間するように構成され、前記凸部の前記蛇腹部側に面する側面が傾斜を有して構成されると共に、前記蛇腹部側の傾斜が前記凸部の突設方向先端に向かうに従い前記蛇腹部側から離間するように構成され、前記大径取付け部の開口側に面する側面と前記蛇腹部側に面する側面との間に上端面が配設され、
前記大径取付け部の開口側端部に位置すると共に前記大径取付け部の内周面に凹設される拡径内周部を備え、前記拡径内周部の内径寸法が前記大径取付け部の内周面の内径寸法よりも大きく設定され、前記拡径内周部に前記凸部の前記大径取付け部の開口側に面する側面が連設され、前記リップ部が突設される前記大径取付け部の内周面から前記凸部の上端までの突出寸法は、前記溝部の深さ寸法よりも小さく設定され、前記凸部の前記蛇腹部側に面する側面の長さ寸法が前記凸部の前記大径取付け部の開口側に面する側面の長さ寸法より小さく設定されている。
請求項2記載のブーツは、請求項1記載のブーツにおいて、前記大径取付け部の外周面に形成され、締め付け部材が外嵌される締め付け部を備え、前記リップ部は、前記締め付け部の外嵌領域内に位置すると共に、前記凸部は、前記外嵌領域外に位置するように構成されている。
請求項記載のブーツは、請求項1又は2に記載のブーツにおいて、前記大径取付け部は、前記大径取付け部の外周部を形成する外周大径取付け部と、前記外周大径取付け部が外嵌されると共に前記大径取付け部の内周部を形成する内周大径取付け部とを備えて構成され、前記外周大径取付け部が前記蛇腹部に連結されると共に、前記内周大径取付け部の内周面に前記凸部と前記リップ部とが配設され、前記凸部が前記外周大径取付け部の開口側端部よりも前記蛇腹部から離間するように配置されている。
請求項1記載のブーツによれば、等速ジョイントの一方の伝達軸のアウターケースに取り付けられる大径取付け部と、等速ジョイントの他方の伝達軸に取り付けられる小径取付け部と、大径取付け部と小径取付け部とを互いに連結すると共に谷部と山部とが反復的に連続して形成され軸芯方向に伸縮可能な蛇腹部とを備えるものであり、大径取付け部は、その内周面にアウターケースの外周面に凹設される溝部に嵌合する凸部と、大径取付け部の内周面に周方向に連続して突設されアウターケースの外周面に押圧されるリップ部とを備え、凸部がリップ部よりも大径取付け部の開口側に位置するように構成されているので、大径取付け部がアウターケースに取り付けられる際に、リップ部により阻害されることなく凸部が溝部に嵌合されたか否かを確認することができるという効果がある。
即ち、凸部が溝部に嵌合されていない場合に、凸部の上端面とアウターケースの外周面との当接により大径取付け部が屈曲することで、リップ部とアウターケースの外周面との間に隙間が形成されることを防止して、シール性を確保することができるという効果がある。
また、凸部の大径取付け部の開口側に面する側面の傾斜は、凸部の突設方向先端に向かうに従い大径取付け部の開口側から離間するように構成されているので、大径取付け部をアウターケースに取り付ける際に、アウターケースの挿入方向先端部が凸部の傾斜面に沿いつつ大径取付け部を外方へ拡径させて、案内性の向上を図ることができるという効果がある。
また、大径取付け部の開口側端部に位置すると共に大径取付け部の内周面に凹設される拡径内周部を備え、その拡径内周部の内径寸法が大径取付け部の内周面の内径寸法よりも大きく設定されているので、アウターケースの挿入方向先端部と凸部とが当接する位置までアウターケースが大径取付け部にスムーズに外嵌され、その結果、軸芯と直交する方向におけるアウターケースの位置決めがなされ、挿入性の向上を図ることができるという効果がある。
更に、大径取付け部がアウターケースに取り付けられる際に、拡径内周部とアウターケースの外周面との間に隙間が形成されるので、かかる隙間を介して凸部が溝部に嵌合されたか否かの確認を容易とすることができるという効果がある。
請求項2記載のブーツによれば、請求項1記載のブーツの奏する効果に加え、大径取付け部の外周面に形成され、締め付け部材が外嵌される締め付け部を備え、リップ部は、締め付け部の外嵌領域内に位置するように構成されているので、締め付け部材の締め付けによりアウターケースの外周面に押圧されて、確実にシール性を確保することができるという効果がある。
また、凸部は、外嵌領域外に位置するように構成されているので、例えば、凸部が溝部に嵌合されていない場合においても、締め付け部材の締め付けによりリップ部のみをアウターケースの外周面に押圧させることができる。その結果、リップ部とアウターケースとのシール面積を確保して、リップ部のシール性を確実に確保することができるという効果がある。
請求項記載のブーツによれば、請求項1又は2に記載のブーツの奏する効果に加え、大径取付け部は、大径取付け部の外周部を形成する外周大径取付け部と、外周大径取付け部が外嵌されると共に大径取付け部の内周部を形成する内周大径取付け部とを備えて構成されるものであり、外周大径取付け部が蛇腹部に連結されると共に、内周大径取付け部の内周面に凸部とリップ部とが配設され、凸部が外周大径取付け部の開口側端部よりも蛇腹部から離間するように配置されている、即ち、凸部に対応する内周大径取付け部の外周面は外周大径取付け部に外嵌されていないので、内周大径取付け部の凸部周辺が外方へ広がる自由度を確保することができるという効果がある。
即ち、大径取付け部がアウターケースに取り付けられる際に、凸部とアウターケースとの当接により、内周大径取付け部の凸部周辺が外方へ広がり、作業性の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の第1実施の形態におけるブーツ1の縦断面図であり、図1(b)は、図1(a)の矢印Ib方向視におけるブーツ1の正面図である。
また、図2は、ブーツ1を等速ジョイントCVJの連結部に装着した状態を示す部分断面図であり、図3は、図2中のIII部分の部分拡大図である。なお、図2では、ブーツ1及び伝達軸50,60の軸芯O,P,Qが一致した状態を図示しており、図3では、蛇腹部4及びアウターケース61の一部分のみが図示されている。
ブーツ1は、等速ジョイントCVJの連結部に装着され、潤滑に必要なグリースを連結部内に封じ込めると共に、連結部への水や塵埃等の侵入を防止する役割を担うものである。
ここで、自動車の駆動軸(ドライブシャフト)や推進軸(プロペラシャフト)等に使用される等速ジョイントの一つに、軸芯方向に伸縮可能かつ回転力を伝達可能に構成されたトリポートタイプの等速ジョイントがある。
この等速ジョイントCVJは、図2に示すように、出力側(又は入力側)の伝達軸50から3本のトラニオン51が軸直角方向に突設され、各トラニオン51には、複数のニードルベアリング52を介して、リング状のローラ部材53が外嵌されている。
一方、入力側(又は出力側)の伝達軸60には、開口を有する筒状のアウターケース61が固着されている。このアウターケース61の内周面には、3本の案内溝61aが軸芯O方向(図2左右方向)に延設され、案内溝61aには、上記したローラ部材53が摺動可能に嵌め込まれている。また、アウターケース61の外周面には、溝部62が全周にわたって凹設され、後述する凸部25と嵌合可能に構成されている。
上記した等速ジョイントCVJの連結部に装着されるブーツ1は、図1及び図2に示すように、アウターケース61に取り付けられる大径取付け部2と、伝達軸50に取り付けられる小径取付け部3と、これら大径取付け部2と小径取付け部3とを互いに連結する蛇腹部4とを主に備え、これら各部位が熱可塑性エラストマー樹脂材料から一体に構成されている。
大径取付け部2は、図1から図3に示すように、外周面が後述する小径取付け部3と同心の円形に形成される一方、内周面がアウターケース61の外周面に対応した凸凹形状に形成されており、アウターケース61の外周面に密着可能に構成されている。
この大径取付け部2の内周面には、径方向内方へ膨出する3個の膨出部21と、それら各膨出部21に連接される密着内周部22と、その密着内周部22及び膨出部21の開口側(図1(a)、図2及び図3右側)端部に凹設される拡径内周部23と、膨出部21及び密着内周部22の内周面に突設されるリップ部24と、密着内周部22の内周面に突設される凸部25とが配設されている。
膨出部21は、大径取付け部2の内周面に周方向等間隔(120度間隔)に分散して配置されており、これら3個の膨出部21は、アウターケース61の外周面に凹設された3個の案内溝61aにそれぞれ外嵌される。また、膨出部21は、一端側(図1(a)右側)が開口した有底の複数の肉抜き穴21aを備える。
密着内周部22は、その内径寸法L1がアウターケース61の外径寸法よりもわずかに大きく設定されている。なお、詳細については後述する。
拡径内周部23は、その内径寸法L2が前記内径寸法L1よりも大きい、即ち、内径寸法L2がアウターケース61の外径寸法よりも大きく設定されている。なお、詳細については後述する。
リップ部24は、シール性を確保するための部位であり、密着内周部22及び膨出部21の内周面に全周にわたって突設されている。なお、詳細については後述する。
凸部25は、後述する溝部62と係合可能に構成される部位であり、密着内周部22の内周面に周方向に突設されている。また、凸部25の大径取付け部2の開口側を形成する傾斜面25aは、突設方向(図1(a)、図2及び図3上方向)に向かうに従い大径取付け部2の開口側から離間するように傾斜を有している。
また、大径取付け部2の外周面には、締め付け部材80の巻回部となる締め付け部26が全周にわたって凹設されており、この締め付け部26に外嵌された締め付け部材80の締め付けにより、大径取付け部2がアウターケース61に締め付け固定される。
小径取付け部3は、図1(a)及び図2に示すように、外周面には締め付け部材80の巻回部となる締め付け部31が全周にわたって凹設される一方、内周面にはシール性を確保するためのリップ部32が全周にわたって突設されている。
蛇腹部4は、図1(a)及び図2に示すように、軸芯O方向に反復的に連続して形成される谷部と山部とを備え、軸芯O方向に向けて伸縮可能に構成されると共に、大径取付け部2側から小径取付け部3側へ向かうに従って小径となるテーパ状に形成されている。この蛇腹部4により形成される内部空間がグリースの封入空間となる。
また、蛇腹部4と密着内周部22との間に連設される張出部41は、伝達軸50がアウターケース61内から抜け落ちることを防止するための部位であり、密着内周部22の内周面側から伝達軸50へ向けて張り出し形成されている。
ここで、等速ジョイントCVJは、まず、装着工程で、伝達軸50,60が互いに連結されると共に、その連結部にブーツ1が装着される。この際、上述したように、拡径内周部23の内径寸法L2は、密着内周部22の内径寸法L1よりも大きく設定されている(L1<L2)。
即ち、拡径内周部23の内径寸法L2は、アウターケース61の外径寸法よりも大きく設定されているので、アウターケース61の挿入方向先端部と凸部25とが当接する位置までアウターケース61が大径取付け部2にスムーズに外嵌される。その結果、軸芯Oと直交する方向(図2上下方向)におけるアウターケース61の位置決めがなされ、挿入性の向上を図ることができる。
また、上述したように、凸部25の大径取付け部2の開口側を形成する傾斜面25aは、突設方向に向かうに従い大径取付け部2の開口側から離間するように傾斜を有している。これにより、大径取付け部2がアウターケース61に取り付けられる際に、アウターケース61の挿入方向先端部が傾斜面25aに沿いつつ大径取付け部2を外方(図2及び図3下方)へ拡径させて、案内性の向上を図ることができる。
ここで、大径取付け部2は、図2及び図3に示すように、凸部25と溝部62との嵌合により、アウターケース61に対する位置決めがなされる。この際に、凸部25は、リップ部24よりも大径取付け部2の開口側に位置しているので、リップ部24により阻害されることなく凸部25が溝部62に嵌合されたか否かを確認することができる。
即ち、凸部25が溝部62に嵌合されていない場合に、凸部25の上端面とアウターケース61の外周面との当接により大径取付け部2が屈曲することで、リップ部24とアウターケース61の外周面との間に隙間が形成されることを防止して、シール性を確保することができる。
なお、上述したように、拡径内周部23の内径寸法L2は、アウターケース61の外径寸法よりも大きく設定されているので、ブーツ1が連結部に装着された際に、拡径内周部23とアウターケース61の外周面との間に隙間が形成される。その結果、かかる隙間を介して凸部25が溝部62に嵌合されたか否かの確認を容易とすることができる。
また、密着内周部22の外周面から凸部25の上端までの突出寸法H2は、溝部62の深さ寸法H1よりも小さく設定されている(H1>H2)。これにより、凸部25の上端面と溝部62の底面のみが当接して、後述するリップ部24とアウターケース61との間に隙間が形成されることを防止することができる。その結果、リップ部24とアウターケース61とのシール面積を確保して、リップ部24のシール性を確実に確保することができる。
また、リップ部24は、図3に示すように、締め付け部材80が外嵌される軸方向領域である外嵌領域Q内に位置しており、締め付け部材80の締め付けによりアウターケース61の外周面に押圧されてシール性を確保することができる。
なお、リップ部24の突出寸法H3は、上記突出寸法H2よりも小さく設定されている(H2>H3)。これにより、リップ部24がアウターケース61と当接した際に、凸部25と溝部62との嵌合を保持することができる、即ち、シール性の確保と位置決め機能の確保の両立を図ることができる。
また、凸部25は外嵌領域Q外に位置しているので、例えば、凸部25が溝部62に嵌合されていない場合においても、締め付け部材80の締め付けによりリップ部24のみをアウターケース61の外周面に押圧させることができる。その結果、リップ部24とアウターケース61とのシール面積を確保して、リップ部24のシール性を確実に確保することができる。
また、等速ジョイントCVJの伝達軸50,60が互いに離間する方向へ相対移動した際に、張出部41が伝達軸50のローラ部材51と当接可能に構成されているので、伝達軸50,60の上記相対移動を規制して、アウターケース61内から伝達軸50が抜け落ちることが防止される。
次に、図4を参照して、第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、大径取付け部2が1つの部品で構成される1ピースタイプの場合を説明したが、第2実施の形態では、大径取付け部102が2つの部品(外周大径取付け部120及びブッシュ130)で構成される2ピースタイプで構成されている。なお、上記した第1実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図4は、第2実施の形態におけるブーツ101の部分拡大図である。なお、図4では、蛇腹部4及びアウターケース61の一部分のみが図示されている。
第2実施の形態におけるブーツ101の大径取付け部102は、図4に示すように、蛇腹部4に連結する外周大径取付け部120と、その外周大径取付け部120とアウターケース61との間に介在するブッシュ130とを備えている。
外周大径取付け部120は、その外周面には締め付け部材80の巻回部となる締め付け部121が凹設されると共に、内周面には後述する係合凹部135と係合可能な係合凸部122が全周にわたって突設され、これら各部位が熱可塑性エラストマー樹脂材料から一体に構成されている。
係合凸部122は、ブッシュ130に対する位置決め機能を担う部位であり、外周大径取付け部120の内周面に全周にわたって突設されている。
ブッシュ130は、外周面が外周大径取付け部120と同心の円形に形成される一方、内周面がアウターケース61の外周面に対応した凸凹形状に形成されており、外周大径取付け部120の内周面及びアウターケース61の外周面に密着可能に構成されている。
即ち、ブッシュ130は、その内周面には、膨出部(図示せず)を連接する密着内周部131と、その密着内周部131及び膨出部の開口側(図5右側)に凹設される拡径内周部132と、膨出部及び密着内周部131の内周面に突設されるリップ部133と、そのリップ部133よりも開口側に突設される凸部134とが配設されると共に、外周面には係合凸部122と係合可能な係合凹部135が全周にわたって凹設され、これら各部位が熱可塑性エラストマー樹脂材料から一体に構成されている。
密着内周部131は、その内径寸法がアウターケース61の外径寸法よりもわずかに大きく設定されている。
拡径内周部132は、その内径寸法がアウターケース61の外径寸法よりも大きく設定され、かつ、密着内周部131の内径寸法よりも大きく設定されている。
リップ部133は、シール性を確保するための部位であり、ブッシュ130の内周面に全周にわたって突設されている。
凸部134は、溝部62と係合可能に構成される部位であり、密着内周部131の内周面に周方向に突設されている。また、凸部134の外周大径取付け部120の開口側(図4右側)を形成する傾斜面134aは、突設方向(図4上方向)に向かうに従い大径取付け部120の開口側から離間するように傾斜を有している。
係合凹部135は、外周大径取付け部120に対する位置決め機能を担う部位であり、ブッシュの内周面に全周にわたって凹設されている。
ここで、大径取付け部102が等速ジョイントCVJ(図2参照)に装着される装着工程では、まず、ブッシュ130が外周大径取付け部120に取り付けられる。この際、係合凸部122が係合凹部135と係合可能に構成されているので、外周大径取付け部120に対するブッシュ130の位置決めを行うと共に、ブッシュ130が外周大径取付け部120から脱落することを防止することができる。
次に、ブッシュ130が取り付けられた外周大径取付け部120(大径取付け部102)はアウターケース61に外嵌される。この際、上述したように、ブッシュ130の拡径内周部132の内径寸法がアウターケース61の外径寸法よりも大きく設定されているので、アウターケース61の挿入方向先端部と凸部134とが当接する位置までアウターケース61が大径取付け部102にスムーズに外嵌される。その結果、軸芯と直交する方向(図4上下方向)におけるアウターケース61の位置決めがなされ、挿入性の向上を図ることができる。
また、上述したように、凸部134の大径取付け部102の開口側を形成する傾斜面134aは、突設方向に向かうに従い大径取付け部102の開口側から離間するように傾斜を有している。これにより、大径取付け部102がアウターケース61に取り付けられる際に、アウターケース61の挿入方向先端部が傾斜面134aに沿いつつ大径取付け部102を外方(図4下方)へ拡径させて、案内性の向上を図ることができる。
ここで、大径取付け部120は、図4に示すように、凸部134が溝部62と嵌合することにより、アウターケース61に対する位置決めがなされる。この際に、凸部134は、リップ部133よりも大径取付け部102の開口側に位置しているので、リップ部133により阻害されることなく凸部134が溝部62に嵌合されたか否かを確認することができる。
即ち、凸部134が溝部62に嵌合されていない場合に、凸部134の上端面とアウターケース61の外周面との当接により大径取付け部102が屈曲することで、リップ部134とアウターケース61の外周面との間に隙間が形成されることを防止して、シール性を確保することができる。
なお、上述したように、拡径内周部132の内径寸法がアウターケース61の外径寸法よりも大きく設定されているので、ブーツ101が連結部に装着された際に、拡径内周部132とアウターケース61の外周面との間に隙間が形成される。その結果、かかる隙間を介して凸部134が溝部62に嵌合されたか否かの確認を容易とすることができる。
また、密着内周部131の外周面から凸部134の上端までの突出寸法H2は、溝部62の深さ寸法H1よりも小さく設定されている(H1>H2)。これにより、凸部134の上端面と溝部62の底面のみが当接して、後述するリップ部133とアウターケース61との間に隙間が形成されることを防止することができる。その結果、リップ部133とアウターケース61とのシール面積を確保して、リップ部133のシール性を確実に確保することができる。
また、リップ部133は、図4に示すように、外嵌領域Q内に位置しており、締め付け部材80の締め付けによりアウターケース61に押圧されてシール性を確保することができる。
なお、リップ部133の突出寸法H3は、上記突出寸法H2よりも小さく設定されている(H2>H3)。これにより、リップ部133がアウターケース61と当接した際に、凸部134と溝部62との嵌合を保持することができる、即ち、シール性の確保と位置決め機能の確保の両立を図ることができる。
また、凸部134は、図4に示すように、外嵌領域Q外に位置しているので、例えば、凸部134が溝部62に嵌合されていない場合においても、締め付け部材80の締め付けによりリップ部133のみをアウターケース61の外周面に押圧させることができる。その結果、リップ部133とアウターケース61とのシール面積を確保して、リップ部133のシール性を確実に確保することができる。
次に、図5を参照して、第3実施の形態について説明する。第1実施の形態では、大径取付け部2が1つの部品で構成される1ピースタイプの場合を説明したが、第3実施の形態では、大径取付け部202が2つの部品(外周大径取付け部220及びブッシュ130)で構成されると共に、外周大径取付け部220の軸方向寸法がブッシュ130の軸方向寸法よりも小さく設定されている。なお、上記した各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5は、第3実施の形態におけるブーツ201の部分拡大図である。なお、図5では、蛇腹部4及びアウターケース61の一部分のみが図示されている。
外周大径取付け部220は、図5に示すように、大径取付け部202の開口側(図5右側)の端部が、凸部134よりも蛇腹部4側(図5左側)に位置している、即ち、凸部130に対応するブッシュ130の外周面は外周大径取付け部220に外嵌されていないので、ブッシュ130の凸部134周辺が外方(図5下方)へ広がる自由度を確保することができる。その結果、大径取付け部202がアウターケース61に外嵌される際に、凸部134とアウターケース61との当接により、ブッシュ130の凸部134周辺が外方へ広がり、作業性の向上を図ることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、第2及び第3実施の形態では、係合凸部122が外周大径取付け部120,220の内周面に突設されると共に、係合凹部135がブッシュ130の外周面に凹設されて構成されているが、必ずしもこれに限られるものではなく、ブッシュ130の外周面に係合凸部を突設すると共に、外周大径取付け部120,220の内周面に係合凹部を凹設しても良い。
また、第2及び第3実施の形態におけるブッシュ130は、熱可塑性エラストマー樹脂材料により構成されているが、必ずしもこれに限られるものではなく、外周大径取付け部120,220よりも柔らかい材料、例えばクロロプレンゴムなどのゴム材料により構成しても良い。これにより、リップ部133の変形性を確保して、シール性の向上を図ることができる。更に、大径取付け部202がアウターケース61に外嵌する際に、ブッシュ130が径方向外方へ広がる自由度を確保して、作業性の向上を図ることができる。
(a)は、本発明の第1実施の形態におけるブーツの縦断面図であり、(b)は、図1(a)の矢印Ib方向視におけるブーツの正面図である。 等速ジョイントの連結部にブーツが装着された状態を示す部分断面図である。 図2中の部分IIIの部分拡大図である。 第2実施の形態におけるブーツの部分拡大図である。 第3実施の形態におけるブーツの部分拡大図である。
1,101,201 ブーツ
2,102,202 大径取付け部
3 小径取付け部
4 蛇腹部
22,131 密着内周部(大径取付け部の内周面)
23,132 拡径内周部
24,133 リップ部
25,134 凸部
26,121 締め付け部
50 伝達軸(他方の伝達軸)
60 伝達軸(一方の伝達軸)
61 アウターケース
62 溝部
80 締め付け部材
120,220 外周大径取付け部
130 内周大径取付け部(ブッシュ)
CVJ 等速ジョイント
L1 密着内周部の内径寸法(大径取付け部の内周面の内径寸法)
L2 拡径内周部の内径寸法(拡径内周部の内径寸法)
O 軸芯
Q 外嵌領域
H2 大径取付け部の内周面から凸部の上端までの突出寸法(密着内周部の外周面から凸部の上端までの突出寸法H2)
H1 溝部の深さ寸法(溝部の深さ寸法)

Claims (3)

  1. 等速ジョイントの一方の伝達軸のアウターケースに取り付けられる大径取付け部と、前記等速ジョイントの他方の伝達軸に取り付けられる小径取付け部と、前記大径取付け部と前記小径取付け部とを互いに連結すると共に谷部と山部とが反復的に連続して形成され軸芯方向に伸縮可能な蛇腹部とを備えるブーツにおいて、
    前記アウターケースは、前記アウターケースの外周面に凹設される溝部を備え、
    前記大径取付け部は、前記大径取付け部の内周面に突設され前記溝部に嵌合する凸部と、前記大径取付け部の内周面に周方向に連続して突設され前記アウターケースの外周面に押圧されるリップ部とを備え、
    前記凸部が前記リップ部よりも前記大径取付け部の開口側に位置するように構成され
    前記凸部は、前記凸部の前記大径取付け部の開口側に面する側面が傾斜を有して構成されると共に、前記開口側の傾斜が前記凸部の突設方向先端に向かうに従い前記大径取付け部の開口側から離間するように構成され、前記凸部の前記蛇腹部側に面する側面が傾斜を有して構成されると共に、前記蛇腹部側の傾斜が前記凸部の突設方向先端に向かうに従い前記蛇腹部側から離間するように構成され、前記大径取付け部の開口側に面する側面と前記蛇腹部側に面する側面との間に上端面が配設され、
    前記大径取付け部の開口側端部に位置すると共に前記大径取付け部の内周面に凹設される拡径内周部を備え、
    前記拡径内周部の内径寸法が前記大径取付け部の内周面の内径寸法よりも大きく設定され、
    前記拡径内周部に前記凸部の前記大径取付け部の開口側に面する側面が連設され、
    前記リップ部が突設される前記大径取付け部の内周面から前記凸部の上端までの突出寸法は、前記溝部の深さ寸法よりも小さく設定され、
    前記凸部の前記蛇腹部側に面する側面の長さ寸法が前記凸部の前記大径取付け部の開口側に面する側面の長さ寸法より小さく設定されていることを特徴とするブーツ。
  2. 前記大径取付け部の外周面に形成され、締め付け部材が外嵌される締め付け部を備え、
    前記リップ部は、前記締め付け部の外嵌領域内に位置すると共に、前記凸部は、前記外嵌領域外に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のブーツ。
  3. 前記大径取付け部は、前記大径取付け部の外周部を形成する外周大径取付け部と、前記外周大径取付け部が外嵌されると共に前記大径取付け部の内周部を形成する内周大径取付け部とを備えて構成され、
    前記外周大径取付け部が前記蛇腹部に連結されると共に、前記内周大径取付け部の内周面に前記凸部と前記リップ部とが配設され、
    前記凸部が前記外周大径取付け部の開口側端部よりも前記蛇腹部から離間するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブーツ。
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