JP2008082432A - 等速ジョイント用ブーツ締結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランプ締結によるブーツの締結部の広がりを抑制し、ブーツ内周面に形成したシールリブのシール性に優れた等速ジョイント用ブーツ締結構造を提供。
【解決手段】従動側シャフト8及び駆動側シャフト9を連結するジョイント4と、ジョイント4の外周面41に保持されジョイント部4を被覆するブーツ30と、ブーツ30の外周面100を締結するクランプ5とをもつ。ブーツ30は、ジョイント部4の一部材であるアウターケース41に固定される大径嵌着部1を有する。大径嵌着部1の外周面100には、クランプ5により締結される締結部10が形成されている。大径嵌着部1の内周面101には、軸方向に所定の間隔を隔てて形成されアウターケース41の外周面411に弾接する複数のシールリブ14〜16と、締結部10から径内方向に向けて形成された肉抜き溝13とが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のドライブシャフトなどに用いられている等速ジョイントを被覆して、封入されたグリースの漏出や外部からの異物の侵入を防止する等速ジョイント用ブーツ締結構造に関する。
車両のドライブシャフトなどに用いられている等速ジョイントは、グリースが封入された蛇腹形状のブーツで覆われ、水や埃の侵入を阻止することによって大角度で滑らかな回転が維持されている。この等速ジョイント用ブーツは、ゴムなどの合成樹脂製で、例えば、大径嵌着部と、大径嵌着部よりも小径の小径嵌着部と、大径嵌着部と小径嵌着部との間を連結する蛇腹部とから構成されている。大径嵌着部は、駆動側または従動側の一方のシャフトに設けられたアウターケースの外周面に、クランプにて固定される。小径嵌着部は、アウターケース内に揺動可能に保持された駆動側または従動側の他方のシャフトに、クランプで固定される。
従来、図8に示すように、大径嵌着部1の外周面100は、クランプ5で締結される締結部10と、締結部10から径内方向に向けて形成されたリング状の肉抜き溝13とを有する。大径嵌着部1の内周面101は、アウターケース41の外周面411に弾接するシールリブ14〜16を有する。肉抜き溝13は、大径嵌着部1の径方向の厚みによって成形後の収縮に起因するシールリブ14〜16のヒケを防止するために形成されている。
しかしながら、大径嵌着部1は、その軸方向の略中央に肉抜き溝13が形成されているため、その軸方向の内方(図中の左側)の内方部171とその外方(図中の右側)の外方部172に分断されている。外方部172は、内方部171に対して、肉抜き溝13の底部の薄肉部で連結されている。このため、大径嵌着部1の締結部10をクランプ5でかしめると、大径嵌着部1の軸方向の外方部172が、肉抜き溝13の外側方向Fに倒れ込み、締結部10が軸方向に広がってしまう。このため、クランプ5による径内方向の締結力がシールリブ14〜16に伝達されにくくなり、シールリブ14〜16のシール性が低下する。特に、大径嵌着部1の外方部172に位置するシールリブ16のシール性の低下が大きい。
特許文献1には、肉抜き溝を横切る連結壁を形成して、肉抜き溝の両側の側壁の倒れを防止することが開示されている。
特開2006−97881号公報
本発明は上記特許文献とは異なる手段により、クランプ締結によるブーツの締結部の広がりを抑制し、ブーツ内周面に形成したシールリブのシール性に優れた等速ジョイント用ブーツ締結構造を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決する本発明の等速ジョイント用ブーツ締結構造は、駆動側シャフト及び従動側シャフトを連結するジョイントと、ジョイントの外周面に保持されジョイントを被覆するブーツと、ブーツの外周面を締結するクランプと、をもち、ブーツは、互いに離間して同軸的に配置された第一筒部及び第二筒部と、第一筒部と第二筒部を一体的に連結する伸縮性の蛇腹部とをもつブーツとを有し、第一筒部及び第二筒部の少なくとも一方は、その外周面に形成されクランプにより締結されている締結部と、その内周面に形成されジョイントの外周面に弾接しているシールリブと、締結部から径内方向に向けて形成された肉抜き溝とを有する等速ジョイント用ブーツ締結構造において、クランプには、径内方向に屈曲した複数の係合爪が形成されており、係合爪は肉抜き溝の両側の締結部に対して係合していることを特徴とする。
上記構成によれば、肉抜き溝の両側の締結部にはクランプの係合爪が係合しているため、締結部の肉抜き溝の両側の形状が保持される。このため、締結部が軸方向に広がることを防止できる。したがって、クランプの締結力をシールリブに確実に伝達することができる。ゆえに、シールリブは優れたシール性を発揮できる。
ここで、本明細書において、「軸方向」とは、クランプにて相手部材に固定された、第一筒部及び第二筒部の少なくとも一方の筒部の軸方向をいう。「径内方向」とは、該筒部の径内方向をいい、「径外方向」とは、該筒部の径外方向をいう。
以上のように、本発明によれば、クランプ締結によるブーツの締結部の広がりを抑制し、ブーツ内周面に形成したシールリブのシール性に優れた等速ジョイント用ブーツ締結構造を提供することができる。
クランプは、第一筒部及び第二筒部の少なくとも一方の締結部をかしめ締結している。クランプは、締結部の外周面に沿ったリング形状であり、その周方向の少なくとも一部に複数の係合爪を有している。複数の係合爪は、肉抜き溝の両側の締結部に係合する位置であって、クランプの軸方向の少なくとも外方部側の位置に形成する。
好ましくは、係合爪は、クランプの軸方向の両側に形成されている。この場合には、締結部の広がりを効果的に抑制できる。
係合爪は、締結部をもつ第一筒部及び第二筒部の少なくとも一方の軸方向の端部に係合されていることが好ましい。これにより、締結部の広がりを効果的に抑制できる。更に好ましくは、係合爪は筒部の軸方向の両端部に係合されていることである。これにより、締結部の広がりを確実に抑制できる。
また、係合爪を一方の端部に係合させる場合には、筒部の軸方向における蛇腹部と連結されていない側の外方部の端部に係合させるのが好ましい。外方部は、肉抜き溝によって内方部と分断されているため、クランプ締結により軸方向の外側へ倒れ込みやすい部分である。このため、外方部の端部に係合爪を係合させることにより、外方部の端部の倒れ込みを確実に抑制できる。
ブーツにおける第一筒部及び第二筒部の少なくとも一方の筒部は、該筒部の外周面に形成されクランプにより締結されている締結部と、該筒部の内周面に形成されジョイントの外周面に弾接している1または2以上のシールリブと、締結部から径内方向に向けて形成された肉抜き溝とを有する。
たとえば、締結部は、クランプの係合爪を係合する係合溝を有する。この場合、係合溝の深さは、係合爪の長さよりも大きいことが好ましい。これにより、係合爪が係合溝の底部に当接してクランプが締結部から離間することが抑制され、クランプが締結部を確実に締結することができる。
シールリブは、クランプの係合爪が係合されている係合部に対して、軸方向位置が異なることが好ましい。係合部は、係合爪が係合溝の底部に当接しないようになっている。このため、係合部がシールリブと軸方向が同じ位置に形成されていると、クランプの締結力が低下する場合がある。したがって、シールリブは、係合部に対して軸方向の位置をずらして、クランプの締結力を十分に伝達させることがよい。
シールリブの軸方向の位置は、係合爪の間であることが必要である。この場合には、クランプによる締結力がシールリブに確実に伝わる。このため、シールリブの軸方向位置が係合爪の間であることが、シールリブのシール性を確保するためには必要である。
ブーツは、合成樹脂からなり、たとえば、TPE(ポリエステル系熱可塑性エラストマー)、TPO(ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー)などの熱可塑性エラストマー樹脂、ゴムを用いて、ブロー成形、インジェクションブロー成形などの公知の方法で成形することができる。クランプは、たとえば、ステンレスなどの剛性材料からなる。
シールリブが弾接するジョイントは、一般的には、等速ジョイントの駆動側及び従動側のうちの一方のシャフトに固定されたアウターケースであるが、駆動側及び従動側のうちの他方のシャフトの軸部でもよい。いずれの場合にも、クランプにおける筒部の径方向の肉厚が厚い部分に対応する部分に係合爪を形成することにより、筒部の外方部の外側への倒れこみを防止でき、シールリブのシール性を効果的に高めることができる。
以下、実施例及び比較品により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
本発明の一実施例にかかる等速ジョイント用ブーツ締結構造は、図1〜図3に示すように、駆動側シャフト9及び従動側シャフト8を連結するジョイント4と、ジョイント4の構成部材であるアウターケース41の外周面411に保持されジョイント部4を被覆するブーツ30と、ブーツ30の外周面100を締結するクランプ5とをもつ。
ブーツ30は、図1、図2に示すように、第一筒部としての筒状の大径嵌着部1と、大径嵌着部1から離間して配置され大径嵌着部1よりも小さい径をもつ第二筒部としての筒状の小径嵌着部2と、大径嵌着部1と小径嵌着部2とを一体に連結する略円錐台形状の伸縮性の蛇腹部3とからなる。
図2に示すように、大径嵌着部1の外周面100には、クランプ5により締結されるリング状の締結部10が形成されている。大径嵌着部1の内周面101には、軸方向に所定の間隔を隔てて形成されアウターケース41の外周面411に弾接する複数のシールリブ14,15,16と、締結部10から径内方向に向けて形成された肉抜き溝13とが形成されている。
クランプ5は、大径嵌着部1の締結部10をかしめている。クランプ5は、締結部10の形状に沿ったリング形状であり、その周方向の一部に3つの係合爪51,52を有している。
係合爪51,52は、肉抜き溝13の両側の締結部10に係合している。係合爪51,52は、クランプ5の軸方向の両側に形成されている。一方の係合爪51は、締結部10をもつ大径嵌着部1の軸方向の外方側(図中の右側)の端部11に係合されている。他方の係合爪52は、締結部10に設けられた係合溝12に係合されている。係合爪51,52は、大径嵌着部1の肉厚部19に対応する部分及び、肉薄部18と肉厚部19との間の中肉部191に形成されている。
係合爪51と係合爪52の間の距離は、クランプ締結前の締結部10の端部11と係合溝12の間の距離とほぼ等しい。
図4に示すように、係合爪52を係合している係合溝12の深さL2は、係合爪52の長さL1よりも大きい。このため、係合爪52は係合溝12の底部129に当接しないようになっている。また、係合溝12の幅H2は、係合爪51の幅H1よりも大きい。
図2に示すように、締結部10は、幅広の略平坦部分である。締結部10の幅は、クランプ5の幅とほぼ等しい。
図2に示すように、締結部10の軸方向の略中央部には、径内方向に大きく窪む肉抜き溝13が形成されている。肉抜き溝13は、大径嵌着部1の周方向全体にリング状に形成されている。肉抜き溝13の幅は、底部132から開口周縁139に向けて広がっている。
大径嵌着部1の内周面101には、3つのシールリブ14、15、16が形成されている。シールリブ14〜16は、クランプ5の係合爪51,52が係合されている端部11及び係合溝12に対して、軸方向位置が異なる。シールリブ14〜16の軸方向の位置は、係合爪51,52が係合する端部11と係合溝12との間に位置している。3つのシールリブ14〜16のうちの中央のシールリブ15は肉抜き溝13の底部132に位置している。シールリブ14〜16の突出量は互いに同じである。
図1、図3に示すように、大径嵌着部1は、トリポートタイプのアウターケース41の外周面411に固定される。トリポートタイプのアウターケース41は、周方向の3カ所が径方向に突出している。このような形状のアウターケース41に固定される大径嵌着部1は、その内周面101がアウターケース41の外形に沿った非円形断面であり、その外周面100は円形断面である。したがって、大径嵌着部1における、アウターケース41の突出部418に対向する部分は、肉薄部18となり、アウターケース41の窪み部419に対向する部分は、肉薄部18よりも肉薄の肉厚部19となる。アウターケース41の内部には、先端に3個のローラ45が回動自在に保持された従動側シャフト8が、ローラ45側から挿入される。
小径嵌着部2は、大径嵌着部1と同様に、クランプ57で締結される締結部22と、従動側シャフト8の軸部85に固定されるシール部24とを有する。小径嵌着部2を締結するクランプ57には係合爪はない。これは、小径嵌着部2の径方向の肉厚が薄いため、クランプ締結の際に締結部が広がりにくいため、係合爪の必要性が低いためである。もっとも、小径嵌着部2が肉厚である場合には、係合爪を有するクランプで締結することにより、外側へ広がろうとする締結部の形状を保持しシール性を向上させることができる。
図2に示すように、ブーツ30が被覆しているジョイント4は、駆動側シャフト9に一体に固定されたアウターケース41と、アウターケース41の内部に回動自在に連結されたローラ45と、ローラ45を連結した従動側シャフト8の後方部80とを有する。
ブーツ30を作製するにあたっては、たとえば、TPE、TPOなどの熱可塑性エラストマー樹脂を用いて、ブロー成形する。クランプ5はステンレス材料から公知の方法で作製される。
図3に示すように、ブーツ30は、ジョイント4を被覆し、ジョイント4のアウターケース41には大径嵌着部1を、従動側シャフト8の軸部85には小径嵌着部2を嵌め込む。そして、大径嵌着部1及び小径嵌着部2の締結部10、22にクランプ5、57をかしめて締結する。
等速ジョイント用のブーツ30は、従動側シャフト8と駆動側シャフト9とのジョイント部4を覆うことにより、その内部のグリースの漏れを防止するとともに内部に水や埃の侵入を防止する。ブーツ30の大径嵌着部1の内周面101には、ジョイント4の一部材であるアウターケース41を弾接させて、その外周面側からクランプ5により締結することにより固定する。アウターケース41は、駆動側シャフト9の端部に固定されており、その形状は軸方向の一方に開口するカップ形状である。また、小径嵌着部2は、従動側シャフト8の軸部85に固定する。アウターケース41の内部には、同軸的に従動側シャフト8が挿入されている。駆動側シャフト9のアウターケース41と従動側シャフト8との間には3つのローラ45が介在されていて、駆動側シャフト9と従動側シャフト8とを揺動自在に連結し、従動側シャフト8から駆動側シャフト9へ回転トルクが等速で伝達される。
(変形例)
実施例1のクランプ5の一方の係合爪52は、締結部10に形成された係合溝12に係合されているが、図5に示すように、両方の係合爪51,52とも、大径嵌着部1の軸方向の両方の端部11,121に係合されていてもよい。
また、図6に示すように、一方の係合爪52は大径嵌着部1の軸方向の内方部171の端部121に係合され、他方の係合爪51は締結部10に形成された係合溝111に係合されていてもよい。
さらに、図7に示すように、クランプ5の軸方向の端部以外の中間部50に係合爪52を形成してもよい。いずれの場合にも、係合爪51,52は肉抜き溝13を軸方向にまたいで肉抜き溝13の両側の締結部10を挟持しているため、締結部10の広がりが防止される。
なお、実施例1では大径嵌着部1が固定されるアウターケース41は駆動側シャフト9に固定され、小径嵌着部2は従動側シャフト8の軸部85に固定されているが、大径嵌着部1が固定されるアウターケース41は駆動側シャフトに固定され、小径嵌着部2は従動側シャフトの軸部に固定されていてもよい。
(比較例)
本比較例に係る等速ジョイント用ブーツ締結構造では、図8に示すように、クランプ5に係合爪が形成されていない。また、大径嵌着部1の締結部10には係合溝が形成されていない。その他の点は、実施例1と同様である。
(実験例)
実施例1と比較例の等速ジョイント用ブーツのシールリブのシール面圧を測定した。肉抜き溝の溝幅は3mm、肉厚部における肉抜き溝の溝深さは7.8mm、周方向の溝長さは25mm、肉薄部における肉抜き溝の溝深さは0.6mmとした。実施例1のクランプの幅は12mm、比較例のクランプの幅は10mmとした。
シールリブの面圧は、圧力センサを用いて測定した。シールリブ14、15,16の全体の面圧を記録した。測定結果を図9に示した。
同図より知られるように、実施例1ではシール面圧が35MPaであり、比較例では17MPaであった。このことから、実施例のブーツ締結構造では、比較例のブーツ締結構造に比べてシール面圧が格段に向上したことが明らかになった。これは、図2に示すように、肉抜き溝13の両側の締結部10にはクランプ5の係合爪51,52が係合しているため、締結部10の肉抜き溝13の両側の形状が保持される。このため、締結部10が軸方向に広がることが防止され、クランプ5の締結力をシールリブ14〜16に確実に伝達することができたため、高いシール圧が得られたものと考えられる。
これに対して、比較例では、大径嵌着部1の締結部10をクランプ5でかしめると、大径嵌着部1の軸方向の外方部172が、軸方向の外方側に変形する。このため、クランプ5による径内方向の応力がシールリブ14〜16に伝達されにくくなり、シールリブ14〜16のシール性が低下したものと考えられる。
実施例1の等速ジョイント用ブーツを相手部材に固定する方法を示す斜視図である。 実施例1のブーツの大径嵌着部の締結構造の軸方向断面図である。 実施例1のブーツ締結構造の断面説明図である。 実施例1のクランプの係合爪とブーツの係合溝の形状を説明する断面説明図である。 変形例としての実施例1のブーツの大径嵌着部の締結構造の軸方向断面図である。 変形例としての実施例1のブーツの大径嵌着部の締結構造の軸方向断面図である。 変形例としての実施例1のブーツの大径嵌着部の締結構造の軸方向断面図である。 比較例の等速ジョイント用ブーツの大径嵌着部の軸方向断面図である。 実施例1と比較例の等速ジョイント用ブーツのシール面圧の測定結果を示す説明図である。
符号の説明
1:大径嵌着部、10:締結部、11,121:端部,12、111:係合溝、12締結部、13:肉抜き溝、14、15,16:シールリブ、18:肉薄部、19:肉厚部、100:外周面、101:内周面、2:小径嵌着部、3:蛇腹部、30:等速ジョイント用ブーツ、4:ジョイント部、41:アウターケース、5:クランプ、51,52:係合爪。

Claims (5)

  1. 駆動側シャフト及び従動側シャフトを連結するジョイントと、該ジョイントの外周面に保持され該ジョイントを被覆するブーツと、該ブーツの外周面を締結するクランプと、をもち、
    前記ブーツは、互いに離間して同軸的に配置された第一筒部及び第二筒部と、該第一筒部と第二筒部を一体的に連結する伸縮性の蛇腹部とをもつブーツとを有し、
    前記第一筒部及び前記第二筒部の少なくとも一方は、その外周面に形成され前記クランプにより締結されている締結部と、その内周面に形成され前記ジョイントの外周面に弾接しているシールリブと、前記締結部から径内方向に向けて形成された肉抜き溝とを有する等速ジョイント用ブーツ締結構造において、
    前記クランプには、前記径内方向に屈曲した複数の係合爪が形成されており、該係合爪は前記肉抜き溝の両側の前記締結部に対して係合していることを特徴とする等速ジョイント用ブーツ締結構造。
  2. 前記締結部は、前記クランプの前記係合爪を係合する係合溝を有することを特徴とする請求項1記載の等速ジョイント用ブーツ締結構造。
  3. 前記係合爪は、前記クランプの軸方向の両端に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の等速ジョイント用ブーツ締結構造。
  4. 前記係合爪は、前記締結部をもつ前記第一筒部及び前記第二筒部の少なくとも一方の端部に係合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の等速ジョイント用ブーツ締結構造。
  5. 前記シールリブの軸方向の位置は、前記係合爪の間であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の等速ジョイント用ブーツ締結構造。
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