JPH11190358A - 等速自在継手用ブーツ - Google Patents
等速自在継手用ブーツInfo
- Publication number
- JPH11190358A JPH11190358A JP35794997A JP35794997A JPH11190358A JP H11190358 A JPH11190358 A JP H11190358A JP 35794997 A JP35794997 A JP 35794997A JP 35794997 A JP35794997 A JP 35794997A JP H11190358 A JPH11190358 A JP H11190358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boot
- diameter portion
- shoulder
- band
- universal joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/703—Bellows
Abstract
(57)【要約】
【課題】 等速自在継手の外輪とシャフトの間に装着さ
れるブーツに、ブーツの回転膨張を抑制するために一体
化した金属環が、コスト高の要因となり、組付性の改善
を難しくしている。 【解決手段】 全体が同一の可撓性材料のゴム材か樹脂
材で構成されたブーツ１で、外輪Ｈに嵌挿されてバンド
２で締付固定される大径部１ａと、シャフトＳに嵌挿さ
れてバンド３で締付固定される小径部１ｄと、小径部１
ｄから大径部１ａへと延在する屈曲部１ｃと、屈曲部１
ｃから大径部１ａに延在するブーツ肩部１ｂを有し、ブ
ーツ肩部１ｂを構成するフランジ部１ｆと円筒部１ｇの
外面コーナ部分に等間隔で放射状に一体に突設された三
角断面のリブ１ｅがブーツ肩部１ｂを補強し、この補強
でブーツ肩部１ｂと屈曲部１ｃのブーツ回転時の回転膨
張を抑制して、金属環を不要にする。
れるブーツに、ブーツの回転膨張を抑制するために一体
化した金属環が、コスト高の要因となり、組付性の改善
を難しくしている。 【解決手段】 全体が同一の可撓性材料のゴム材か樹脂
材で構成されたブーツ１で、外輪Ｈに嵌挿されてバンド
２で締付固定される大径部１ａと、シャフトＳに嵌挿さ
れてバンド３で締付固定される小径部１ｄと、小径部１
ｄから大径部１ａへと延在する屈曲部１ｃと、屈曲部１
ｃから大径部１ａに延在するブーツ肩部１ｂを有し、ブ
ーツ肩部１ｂを構成するフランジ部１ｆと円筒部１ｇの
外面コーナ部分に等間隔で放射状に一体に突設された三
角断面のリブ１ｅがブーツ肩部１ｂを補強し、この補強
でブーツ肩部１ｂと屈曲部１ｃのブーツ回転時の回転膨
張を抑制して、金属環を不要にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のプロペラ
シャフトや各種産業機械に用いられる等速自在継手を被
覆するブーツに関する。なお、等速自在継手には内輪と
外輪が軸方向に相対移動（プランジング）可能なスライ
ド式とプランジングをしない固定式とがあるが、以下で
は固定式のものを例にとって説明する。
シャフトや各種産業機械に用いられる等速自在継手を被
覆するブーツに関する。なお、等速自在継手には内輪と
外輪が軸方向に相対移動（プランジング）可能なスライ
ド式とプランジングをしない固定式とがあるが、以下で
は固定式のものを例にとって説明する。
【０００２】
【従来の技術】自動車等に使用される等速自在継手のブ
ーツは、外部から継手内部に砂塵等が侵入するのを防止
し、継手内部のグリース等が継手外部に漏洩するのを防
止する機能を有するゴム材或いは樹脂材の可撓製品が一
般的である。また、自動車のプロペラシャフトのように
作動角が小さくて高速回転するシャフトと外輪を備えた
等速自在継手のブーツは、上記可撓製品の高速回転時の
膨張を抑制する剛性の金属環を一体化した可撓製品が通
常で、その具体例を図７乃び図８に示す。
ーツは、外部から継手内部に砂塵等が侵入するのを防止
し、継手内部のグリース等が継手外部に漏洩するのを防
止する機能を有するゴム材或いは樹脂材の可撓製品が一
般的である。また、自動車のプロペラシャフトのように
作動角が小さくて高速回転するシャフトと外輪を備えた
等速自在継手のブーツは、上記可撓製品の高速回転時の
膨張を抑制する剛性の金属環を一体化した可撓製品が通
常で、その具体例を図７乃び図８に示す。
【０００３】図７に示される等速自在継手のブーツ１１
は、等速自在継手の駆動軸であるシャフトＳに取り付け
られるもので、これに等速自在継手の外輪Ｈに固定され
る円筒状の金属環１２が一体化される。ブーツ１１はゴ
ム材で成形された可撓製品で、金属環１２の開口端部に
加締結合される大径部１１ａと、シャフトＳに圧入され
てワンタッチ式等のブーツバンド１３で締付固定される
小径部１１ｃと、小径部１１ｃと大径部１１ａを連結す
る湾曲断面の屈曲部１１ｂで構成される。金属環１２は
鉄板等の金属製品で、外輪Ｈの外周にＯリング１４を介
して圧入され、外輪Ｈの外周に形成された掛止溝１５に
ローリング法等で加締められて固定される。Ｏリング１
４はゴム等のシール材で、外輪Ｈと金属環１２の金属同
士の間からグリース等が外部に漏洩するのを防止する。
は、等速自在継手の駆動軸であるシャフトＳに取り付け
られるもので、これに等速自在継手の外輪Ｈに固定され
る円筒状の金属環１２が一体化される。ブーツ１１はゴ
ム材で成形された可撓製品で、金属環１２の開口端部に
加締結合される大径部１１ａと、シャフトＳに圧入され
てワンタッチ式等のブーツバンド１３で締付固定される
小径部１１ｃと、小径部１１ｃと大径部１１ａを連結す
る湾曲断面の屈曲部１１ｂで構成される。金属環１２は
鉄板等の金属製品で、外輪Ｈの外周にＯリング１４を介
して圧入され、外輪Ｈの外周に形成された掛止溝１５に
ローリング法等で加締められて固定される。Ｏリング１
４はゴム等のシール材で、外輪Ｈと金属環１２の金属同
士の間からグリース等が外部に漏洩するのを防止する。
【０００４】なお、図７の等速自在継手に示される部材
Ｒは内輪、部材Ｂはボール、部材Ｃはケージで、図８の
等速自在継手、及び、図１乃至図６の本発明実施例に示
される等速自在継手の各部材にも同様の符号を付して、
説明の重複を避ける。
Ｒは内輪、部材Ｂはボール、部材Ｃはケージで、図８の
等速自在継手、及び、図１乃至図６の本発明実施例に示
される等速自在継手の各部材にも同様の符号を付して、
説明の重複を避ける。
【０００５】図８に示されるブーツ２１は、金属環２２
の開口端部に一体成形された大径部２１ａと、シャフト
Ｓに圧入されてワンタッチ式等のブーツバンド２３で締
付固定される小径部２１ｃと、小径部２１ｃと大径部２
１ａを連結する湾曲断面の屈曲部２１ｂで構成される。
この場合の金属環２２は、ブーツ２１と反対の端部の内
面に円筒状のゴム材２４が一体成形され、このゴム材２
４を外輪Ｈの外周に圧入することで、金属環２２が外輪
Ｈに固定され、ゴム材２４が金属環２２と外輪Ｈの間を
シールする。
の開口端部に一体成形された大径部２１ａと、シャフト
Ｓに圧入されてワンタッチ式等のブーツバンド２３で締
付固定される小径部２１ｃと、小径部２１ｃと大径部２
１ａを連結する湾曲断面の屈曲部２１ｂで構成される。
この場合の金属環２２は、ブーツ２１と反対の端部の内
面に円筒状のゴム材２４が一体成形され、このゴム材２
４を外輪Ｈの外周に圧入することで、金属環２２が外輪
Ｈに固定され、ゴム材２４が金属環２２と外輪Ｈの間を
シールする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上のような金属環と
一体化された可撓製品のブーツは、金属環の補強効果で
もって高速回転時の膨張が確実に抑制されて、高速回転
する等速自在継手のブーツとして好適であるが、金属環
のために構成部品点数や組付工程数が増えてコスト高と
なる。
一体化された可撓製品のブーツは、金属環の補強効果で
もって高速回転時の膨張が確実に抑制されて、高速回転
する等速自在継手のブーツとして好適であるが、金属環
のために構成部品点数や組付工程数が増えてコスト高と
なる。
【０００７】例えば図７のブーツ１１の場合、金属環１
２の開口端部に大径部１１ａを挿入して金属環１２の開
口端部をローリング加締めする加締工程と、この加締工
程のための特別な設備が必要である。また、外輪ＨにＯ
リング１４を介して金属環１２を圧入し加締めている
が、この構造では外輪ＨにＯリング１４が嵌着する溝を
加工する必要があり、Ｏリング１４のために構成部品点
数が多くなる。さらに、外輪Ｈに金属環１２を圧入して
加締める特別な設備が必要である。
２の開口端部に大径部１１ａを挿入して金属環１２の開
口端部をローリング加締めする加締工程と、この加締工
程のための特別な設備が必要である。また、外輪ＨにＯ
リング１４を介して金属環１２を圧入し加締めている
が、この構造では外輪ＨにＯリング１４が嵌着する溝を
加工する必要があり、Ｏリング１４のために構成部品点
数が多くなる。さらに、外輪Ｈに金属環１２を圧入して
加締める特別な設備が必要である。
【０００８】図８のブーツ２１の場合は、金属環２２と
一体成形されていて、上記の加締工程が無くなる有利さ
があるが、外輪Ｈと金属環２２の間をシールするゴム材
２４のシール性は、外輪環２２の締め代だけで決まるた
め、ゴム材２４が劣化するとシール性が劣化し、脱落す
る不安がある。また、外輪Ｈに金属環２２をゴム材２４
を介して圧入するのに特別な設備が必要である。
一体成形されていて、上記の加締工程が無くなる有利さ
があるが、外輪Ｈと金属環２２の間をシールするゴム材
２４のシール性は、外輪環２２の締め代だけで決まるた
め、ゴム材２４が劣化するとシール性が劣化し、脱落す
る不安がある。また、外輪Ｈに金属環２２をゴム材２４
を介して圧入するのに特別な設備が必要である。
【０００９】本発明は、金属環に伴う上記課題を解決す
べく提案されたもので、構成部品点数と組付工程数の低
減化と低コスト化、シール性等のブーツ機能の安定化を
達成することを目的としている。
べく提案されたもので、構成部品点数と組付工程数の低
減化と低コスト化、シール性等のブーツ機能の安定化を
達成することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する技術的手段は、等速自在継手の外輪に嵌挿されてブ
ーツバンドで締付け固定される大径部と、等速自在継手
のシャフトに嵌挿されてブーツバンドで締付け固定され
る小径部と、小径部から大径部へと延在する屈曲部と、
屈曲部から大径部にかけて延在して、外周に屈曲部の回
転膨張を抑制する複数の補強用リブを一体に有するブー
ツ肩部を有する構造で、これら大径部と小径部と屈曲部
とブーツ肩部の全体を同一の可撓性材料で一体成形した
ことを特徴としたものである。
する技術的手段は、等速自在継手の外輪に嵌挿されてブ
ーツバンドで締付け固定される大径部と、等速自在継手
のシャフトに嵌挿されてブーツバンドで締付け固定され
る小径部と、小径部から大径部へと延在する屈曲部と、
屈曲部から大径部にかけて延在して、外周に屈曲部の回
転膨張を抑制する複数の補強用リブを一体に有するブー
ツ肩部を有する構造で、これら大径部と小径部と屈曲部
とブーツ肩部の全体を同一の可撓性材料で一体成形した
ことを特徴としたものである。
【００１１】また、本発明においては、上記ブーツ肩部
を、大径部から延在して等速自在継手の外輪の端面に当
接するフランジ部と、フランジ部から屈曲部に延在する
円筒部と、円筒部とフランジ部の外面コーナ部分に、等
間隔で放射状に、一体に突設されたリブで構成すること
が望ましい。
を、大径部から延在して等速自在継手の外輪の端面に当
接するフランジ部と、フランジ部から屈曲部に延在する
円筒部と、円筒部とフランジ部の外面コーナ部分に、等
間隔で放射状に、一体に突設されたリブで構成すること
が望ましい。
【００１２】ここで、ブーツ全体を構成する可撓性材料
はゴム材、又は、樹脂材であり、このようなゴム材又は
樹脂材のブーツの大径部を金属の外輪に、小径部を金属
のシャフトに嵌挿してブーツバンドで締付固定すると、
ブーツを外輪とシャフトにシール性良く、かつ、組付性
良く取り付けることができる。このブーツ取付けに使用
されるブーツバンドとしては既存のワンタッチ式バンド
やオメガバンド等でよい。また、全体がゴム材や樹脂材
のブーツは、回転時の膨張を抑制する特別な金属環を有
しないが、回転時に膨張しやすい部所であるブーツ肩部
（屈曲部の大径側端部に相当）に形成した補強用リブが
ブーツ肩部の回転膨張を抑制し、これにより金属環を省
略することができたものである。
はゴム材、又は、樹脂材であり、このようなゴム材又は
樹脂材のブーツの大径部を金属の外輪に、小径部を金属
のシャフトに嵌挿してブーツバンドで締付固定すると、
ブーツを外輪とシャフトにシール性良く、かつ、組付性
良く取り付けることができる。このブーツ取付けに使用
されるブーツバンドとしては既存のワンタッチ式バンド
やオメガバンド等でよい。また、全体がゴム材や樹脂材
のブーツは、回転時の膨張を抑制する特別な金属環を有
しないが、回転時に膨張しやすい部所であるブーツ肩部
（屈曲部の大径側端部に相当）に形成した補強用リブが
ブーツ肩部の回転膨張を抑制し、これにより金属環を省
略することができたものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１実施例を図１
乃至図３に、第２実施例を図４乃至図６に示し説明す
る。
乃至図３に、第２実施例を図４乃至図６に示し説明す
る。
【００１４】図１（Ａ）、（Ｂ）に示されるブーツ１は
全体が同一の可撓性材料、例えばゴム材で構成されたゴ
ム製品で、外輪Ｈに嵌挿されてワンタッチ式ブーツバン
ド２で締付固定される大径部１ａと、シャフトＳに嵌挿
されてワンタッチ式ブーツバンド３で締付固定される小
径部１ｄと、小径部１ｄから大径部１ａへと延在する湾
曲断面の屈曲部１ｃと、屈曲部１ｃの大径側端部から大
径部１ａに延在するブーツ肩部１ｂを有する。かかるゴ
ム材のブーツ１の成形は、型に溶融ゴムを充填して行え
ばよい。
全体が同一の可撓性材料、例えばゴム材で構成されたゴ
ム製品で、外輪Ｈに嵌挿されてワンタッチ式ブーツバン
ド２で締付固定される大径部１ａと、シャフトＳに嵌挿
されてワンタッチ式ブーツバンド３で締付固定される小
径部１ｄと、小径部１ｄから大径部１ａへと延在する湾
曲断面の屈曲部１ｃと、屈曲部１ｃの大径側端部から大
径部１ａに延在するブーツ肩部１ｂを有する。かかるゴ
ム材のブーツ１の成形は、型に溶融ゴムを充填して行え
ばよい。
【００１５】ブーツ１の大径部１ａは、外輪Ｈの外周面
に少し拡径して嵌挿されると自己の弾性で外輪Ｈの外周
面に弾圧接触する程度の肉厚で形成される。この大径部
１ａの外周面にはブーツバンド２が嵌着されるバンド取
付溝４が形成され、大径部１ａの内周面には掛止凸部５
が一体に形成される。バンド取付溝４は、ブーツバンド
２の厚さ程度の深さの溝で、ここにブーツバンド２を埋
設するように締め付けることで、ブーツ１の最大外径が
不必要に大きくならないようにしてある。大径部１ａの
内周の掛止凸部５に対応して外輪Ｈの外周面には、掛止
凸部５が嵌着される掛止凹部６が形成される。大径部１
ａを外輪Ｈの外周に嵌挿し、掛止凸部５を掛止凹部６に
嵌着してブーツバンド２で締め付けることで、大径部１
ａが外輪Ｈにシール性良く強固に固定される。
に少し拡径して嵌挿されると自己の弾性で外輪Ｈの外周
面に弾圧接触する程度の肉厚で形成される。この大径部
１ａの外周面にはブーツバンド２が嵌着されるバンド取
付溝４が形成され、大径部１ａの内周面には掛止凸部５
が一体に形成される。バンド取付溝４は、ブーツバンド
２の厚さ程度の深さの溝で、ここにブーツバンド２を埋
設するように締め付けることで、ブーツ１の最大外径が
不必要に大きくならないようにしてある。大径部１ａの
内周の掛止凸部５に対応して外輪Ｈの外周面には、掛止
凸部５が嵌着される掛止凹部６が形成される。大径部１
ａを外輪Ｈの外周に嵌挿し、掛止凸部５を掛止凹部６に
嵌着してブーツバンド２で締め付けることで、大径部１
ａが外輪Ｈにシール性良く強固に固定される。
【００１６】ブーツバンド２、３は既存のワンタッチ式
バンド、例えば、図示しないが環状に湾曲させたバンド
の両端部を掌合させ、この掌合部分に手動で簡易に開閉
されるレバーと止め金具等を取付けた構造のものを使用
することができる。ブーツバンド２は大径部１ａを外輪
Ｈにワンタッチで強固に締め付け、また、締付けをワン
タッチで解除することができるので、大径部１ａを外輪
Ｈに小さな力で圧入できるようにして、ブーツ１の外輪
Ｈへの取付性を良好なものにすることが可能である。こ
のことは小径部１ｄにおいても同様である。
バンド、例えば、図示しないが環状に湾曲させたバンド
の両端部を掌合させ、この掌合部分に手動で簡易に開閉
されるレバーと止め金具等を取付けた構造のものを使用
することができる。ブーツバンド２は大径部１ａを外輪
Ｈにワンタッチで強固に締め付け、また、締付けをワン
タッチで解除することができるので、大径部１ａを外輪
Ｈに小さな力で圧入できるようにして、ブーツ１の外輪
Ｈへの取付性を良好なものにすることが可能である。こ
のことは小径部１ｄにおいても同様である。
【００１７】ブーツ１の小径部１ｄの外周面には、ブー
ツバンド３が嵌着されるバンド取付溝７が形成される。
小径部１ｄの肉厚は、シャフトＳに小さな力で圧入でき
る程度に設定される。小径部１ｄの内側端から一体に延
在する屈曲部１ｃの肉厚は、シャフトＳの最大作動角に
追従して弾性変形できる程度に設定される。この屈曲部
１ｃの最大外径の端部から大径部１ａに延在するブーツ
肩部１ｂは、屈曲部１ｃの回転膨張を抑制する役割を担
う部所で、外周の複数箇所に補強用リブ１ｅを一体に有
する。
ツバンド３が嵌着されるバンド取付溝７が形成される。
小径部１ｄの肉厚は、シャフトＳに小さな力で圧入でき
る程度に設定される。小径部１ｄの内側端から一体に延
在する屈曲部１ｃの肉厚は、シャフトＳの最大作動角に
追従して弾性変形できる程度に設定される。この屈曲部
１ｃの最大外径の端部から大径部１ａに延在するブーツ
肩部１ｂは、屈曲部１ｃの回転膨張を抑制する役割を担
う部所で、外周の複数箇所に補強用リブ１ｅを一体に有
する。
【００１８】即ち、ブーツ肩部１ｂの構造例を図２及び
図３に示すと、大径部１ａから延在して外輪Ｈの端面に
当接するフランジ部１ｆと、フランジ部１ｆから屈曲部
１ｃの大径側の端部まで延在する円筒部１ｇと、円筒部
１ｇとフランジ部１ｆの外面コーナ部分に、等間隔で放
射状に、一体に突設された略三角形のリブ１ｅで構成さ
れる。したがって、ブーツ肩部１ｂはリブ１ｅの在る箇
所だけが肉厚となり、リブ１ｅが円筒部１ｇを補強して
円筒部１ｇの剛性を高め、これにより屈曲部１ｃの回転
膨張が抑制される。
図３に示すと、大径部１ａから延在して外輪Ｈの端面に
当接するフランジ部１ｆと、フランジ部１ｆから屈曲部
１ｃの大径側の端部まで延在する円筒部１ｇと、円筒部
１ｇとフランジ部１ｆの外面コーナ部分に、等間隔で放
射状に、一体に突設された略三角形のリブ１ｅで構成さ
れる。したがって、ブーツ肩部１ｂはリブ１ｅの在る箇
所だけが肉厚となり、リブ１ｅが円筒部１ｇを補強して
円筒部１ｇの剛性を高め、これにより屈曲部１ｃの回転
膨張が抑制される。
【００１９】ブーツ肩部１ｂにおけるリブ１ｅの数が多
い程に、また、各リブ１ｅの幅が大きい程に、ブーツ肩
部１ｂの補強がより効果的となるが、逆にブーツ肩部１
ｂの重量が増して回転時の遠心力が大きくなり、屈曲部
１ｃの回転膨張抑制効果が低減することがある。そこ
で、リブ１ｅの数と個々のリブの幅は、円筒部１ｇの肉
厚、外径を考慮した適値に設定する必要がある。
い程に、また、各リブ１ｅの幅が大きい程に、ブーツ肩
部１ｂの補強がより効果的となるが、逆にブーツ肩部１
ｂの重量が増して回転時の遠心力が大きくなり、屈曲部
１ｃの回転膨張抑制効果が低減することがある。そこ
で、リブ１ｅの数と個々のリブの幅は、円筒部１ｇの肉
厚、外径を考慮した適値に設定する必要がある。
【００２０】以上のようにブーツ１の全体をゴム材で成
形することで、従来の金属環があるものよりもブーツ原
価の大幅な低減が可能となる。このゴム単品製品のブー
ツ１の両端部をワンタッチ式ブーツバンド２、３で外輪
ＨとシャフトＳに固定することで、取付性が一段と改善
され、等速自在継手の組立コストの低減も可能となる。
また、回転膨張しがちであったブーツ肩部１ｂを補強す
るリブ１ｅも同一材料のゴム材であるので、高速回転時
にリブ１ｅが他の部分を破損する心配が無くて、良好な
シール性が確保される。
形することで、従来の金属環があるものよりもブーツ原
価の大幅な低減が可能となる。このゴム単品製品のブー
ツ１の両端部をワンタッチ式ブーツバンド２、３で外輪
ＨとシャフトＳに固定することで、取付性が一段と改善
され、等速自在継手の組立コストの低減も可能となる。
また、回転膨張しがちであったブーツ肩部１ｂを補強す
るリブ１ｅも同一材料のゴム材であるので、高速回転時
にリブ１ｅが他の部分を破損する心配が無くて、良好な
シール性が確保される。
【００２１】次に、図４乃至図６の第２実施例のブーツ
１’を説明すると、このブーツ１’は、全体が同一の可
撓性樹脂材で構成された樹脂製品である。この樹脂製品
のブーツ１’の基本構造は図１のブーツ１と同様でよ
く、例えば図４（Ａ）、（Ｂ）に示すように外輪Ｈに嵌
挿されオメガバンド等のブーツバンド２’で締付固定さ
れる大径部１ａ’と、シャフトＳに嵌挿されオメガバン
ド等のブーツバンド３’で締付固定される小径部１ｄ’
と、小径部１ｄ’から大径部１ａ’へと延在する略Ｖ字
形断面の屈曲部１ｃ’と、屈曲部１ｃ’の大径側端部か
ら大径部１ａ’にかけて延在するブーツ肩部１ｂ’で構
成される。かかる樹脂材のブーツ１’の成形は、型に溶
融樹脂材を射出して硬化させる射出成形法で行えばよ
い。
１’を説明すると、このブーツ１’は、全体が同一の可
撓性樹脂材で構成された樹脂製品である。この樹脂製品
のブーツ１’の基本構造は図１のブーツ１と同様でよ
く、例えば図４（Ａ）、（Ｂ）に示すように外輪Ｈに嵌
挿されオメガバンド等のブーツバンド２’で締付固定さ
れる大径部１ａ’と、シャフトＳに嵌挿されオメガバン
ド等のブーツバンド３’で締付固定される小径部１ｄ’
と、小径部１ｄ’から大径部１ａ’へと延在する略Ｖ字
形断面の屈曲部１ｃ’と、屈曲部１ｃ’の大径側端部か
ら大径部１ａ’にかけて延在するブーツ肩部１ｂ’で構
成される。かかる樹脂材のブーツ１’の成形は、型に溶
融樹脂材を射出して硬化させる射出成形法で行えばよ
い。
【００２２】樹脂のブーツ１’の場合は、全体を薄肉化
して軽量化し、薄肉円筒状の大径部１ａ’と小径部１
ｄ’に対応する外輪ＨとシャフトＳの外周面に図６に示
すような食込み凸部８、９を一体に形成することが望ま
しい。すなわち、薄肉円筒状の大径部１ａ’は少し拡径
されて外輪Ｈの外周に嵌挿された後、ブーツバンド２’
で締め付けられ、このときに大径部１ａ’の内面が食込
み凸部８に食い込んで密着するようにして、大径部１
ａ’を外輪Ｈにシール性良く、かつ、強固に取り付ける
ようにする。同様に薄肉円筒状の小径部１ｄ’を少し拡
径させてシャフトＳの外周に嵌挿し、ブーツバンド３’
で締め付けたときに小径部１ｄ’の内面が食込み凸部９
に食い込んで密着するようにして、小径部１ｄ’をシャ
フトＳにシール性良く、かつ、強固に取り付けるように
する。
して軽量化し、薄肉円筒状の大径部１ａ’と小径部１
ｄ’に対応する外輪ＨとシャフトＳの外周面に図６に示
すような食込み凸部８、９を一体に形成することが望ま
しい。すなわち、薄肉円筒状の大径部１ａ’は少し拡径
されて外輪Ｈの外周に嵌挿された後、ブーツバンド２’
で締め付けられ、このときに大径部１ａ’の内面が食込
み凸部８に食い込んで密着するようにして、大径部１
ａ’を外輪Ｈにシール性良く、かつ、強固に取り付ける
ようにする。同様に薄肉円筒状の小径部１ｄ’を少し拡
径させてシャフトＳの外周に嵌挿し、ブーツバンド３’
で締め付けたときに小径部１ｄ’の内面が食込み凸部９
に食い込んで密着するようにして、小径部１ｄ’をシャ
フトＳにシール性良く、かつ、強固に取り付けるように
する。
【００２３】また、樹脂製のブーツ１’の屈曲部１ｃ’
は略Ｖ字形断面に成形したものを例示したが、略Ｕ字形
断面の屈曲部とすることも可能である。この屈曲部１
ｃ’の回転膨張を抑制するため、ブーツ肩部１ｂ’は、
大径部１ａ’から延在して外輪Ｈの端面に当接するフラ
ンジ部１ｆ’と、フランジ部１ｆ’から屈曲部１ｃ’の
大径端に延在する円筒部１ｇ’と、円筒部１ｇ’とフラ
ンジ部１ｆ’の外面コーナ部分に、等間隔で放射状に、
一体に突設された略三角形のリブ１ｅ’で形成される。
この場合もブーツ肩部１ｂ’は、リブ１ｅ’の在る箇所
だけが肉厚となり、このリブ１ｅ’が円筒部１ｇ’を補
強して円筒部１ｇ’の剛性を高め、これにより屈曲部１
ｃ’の回転膨張が抑制される。また、このように屈曲部
１ｃ’の回転膨張が抑制されるように、円筒部１ｇ’の
肉厚を考慮してリブ１ｅ’の数、幅が設定される。
は略Ｖ字形断面に成形したものを例示したが、略Ｕ字形
断面の屈曲部とすることも可能である。この屈曲部１
ｃ’の回転膨張を抑制するため、ブーツ肩部１ｂ’は、
大径部１ａ’から延在して外輪Ｈの端面に当接するフラ
ンジ部１ｆ’と、フランジ部１ｆ’から屈曲部１ｃ’の
大径端に延在する円筒部１ｇ’と、円筒部１ｇ’とフラ
ンジ部１ｆ’の外面コーナ部分に、等間隔で放射状に、
一体に突設された略三角形のリブ１ｅ’で形成される。
この場合もブーツ肩部１ｂ’は、リブ１ｅ’の在る箇所
だけが肉厚となり、このリブ１ｅ’が円筒部１ｇ’を補
強して円筒部１ｇ’の剛性を高め、これにより屈曲部１
ｃ’の回転膨張が抑制される。また、このように屈曲部
１ｃ’の回転膨張が抑制されるように、円筒部１ｇ’の
肉厚を考慮してリブ１ｅ’の数、幅が設定される。
【００２４】なお、本発明は上記実施例に限らず、例え
ばブーツの屈曲部は蛇腹形状のものであってもよい。
ばブーツの屈曲部は蛇腹形状のものであってもよい。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、ブーツの全体がゴム材
や樹脂材の可撓性材料で一体成形された可撓単品製品で
あり、ブーツ肩部に一体成形したリブが屈曲部の高速回
転時の膨張を抑制する金属環の機能を発揮してブーツか
ら金属環の省略を可能にするので、高速回転するブーツ
に有効な軽量化が図れると共に、大幅な原価低減が図れ
る高信頼度の等速自在継手用ブーツが提供できる。ま
た、可撓性材料だけのブーツの大径部と小径部を外輪と
シャフトにブーツバンドで締付固定するため、外輪とシ
ャフトとのシール性の良好なブーツ取付けが可能であ
り、ブーツバンドにワンタッチ式バンドを使用すること
でブーツの脱着が作業性良く行えるようになる。
や樹脂材の可撓性材料で一体成形された可撓単品製品で
あり、ブーツ肩部に一体成形したリブが屈曲部の高速回
転時の膨張を抑制する金属環の機能を発揮してブーツか
ら金属環の省略を可能にするので、高速回転するブーツ
に有効な軽量化が図れると共に、大幅な原価低減が図れ
る高信頼度の等速自在継手用ブーツが提供できる。ま
た、可撓性材料だけのブーツの大径部と小径部を外輪と
シャフトにブーツバンドで締付固定するため、外輪とシ
ャフトとのシール性の良好なブーツ取付けが可能であ
り、ブーツバンドにワンタッチ式バンドを使用すること
でブーツの脱着が作業性良く行えるようになる。
【００２６】また、ブーツ肩部のフランジ部と円筒部の
外面コーナ部分に等間隔で放射状にリブを一体成形する
ことで、ブーツ肩部が剛性を損なうことなく軽量化され
て回転膨張抑制性能が一段と良好に発揮され、ブーツの
耐久性が増す効果がある。
外面コーナ部分に等間隔で放射状にリブを一体成形する
ことで、ブーツ肩部が剛性を損なうことなく軽量化され
て回転膨張抑制性能が一段と良好に発揮され、ブーツの
耐久性が増す効果がある。
【図１】図１（Ａ）は本発明の第１実施例を示すブーツ
の断面図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＴ1 −Ｔ1 線に沿
う断面図。
の断面図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＴ1 −Ｔ1 線に沿
う断面図。
【図２】図１のブーツの部分拡大斜視図。
【図３】図１（Ｂ）のＴ2 −Ｔ2 線に沿う断面図。
【図４】図４（Ａ）は本発明の第２実施例を示すブーツ
の断面図、図４（Ｂ）は図４（Ａ）のＴ3 −Ｔ3 線に沿
う断面図。
の断面図、図４（Ｂ）は図４（Ａ）のＴ3 −Ｔ3 線に沿
う断面図。
【図５】図４のブーツの部分拡大斜視図。
【図６】図４（Ｂ）のＴ4 −Ｔ4 線に沿う拡大断面図。
【図７】従来の等速自在継手用ブーツの断面図。
【図８】別の従来の等速自在継手用ブーツの断面図。
Ｈ 外輪 Ｓ シャフト １ ブーツ １’ ブーツ １ａ 大径部 １ｂ ブーツ肩部 １ｃ 屈曲部 １ｄ 小径部 １ｅ リブ １ｆ フランジ部 １ｇ 円筒部 １ａ’ 大径部 １ｂ’ ブーツ肩部 １ｃ’ 屈曲部 １ｄ’ 小径部 １ｅ’ リブ １ｆ’ フランジ部 １ｇ’ 円筒部 ２ ブーツバンド ２’ ブーツバンド ３ ブーツバンド ３’ ブーツバンド
Claims (2)
- 【請求項１】 等速自在継手の外輪に嵌挿されてブーツ
バンドで締付け固定される大径部と、等速自在継手のシ
ャフトに嵌挿されてブーツバンドで締付け固定される小
径部と、小径部から大径部へと延在する屈曲部と、屈曲
部から大径部にかけて延在し、外周に屈曲部の回転膨張
を抑制する複数の補強用リブを一体に有するブーツ肩部
とを有し、これら大径部と小径部と屈曲部とブーツ肩部
の全体を同一の可撓性材料で一体に成形したことを特徴
とする等速自在継手用ブーツ。 - 【請求項２】 上記ブーツ肩部は、大径部から延在して
等速自在継手の外輪の端面に当接するフランジ部と、フ
ランジ部から屈曲部に延在する円筒部と、円筒部とフラ
ンジ部の外面コーナ部分に、等間隔で放射状に、一体に
突設された放射状のリブを有することを特徴とする請求
項１の等速自在継手用ブーツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35794997A JPH11190358A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 等速自在継手用ブーツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35794997A JPH11190358A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 等速自在継手用ブーツ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11190358A true JPH11190358A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18456775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35794997A Withdrawn JPH11190358A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 等速自在継手用ブーツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11190358A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009155956A1 (en) * | 2008-06-27 | 2009-12-30 | Gkn Driveline International Gmbh | Boot with an axially displaced first fastening region |
| JP2010078159A (ja) * | 2010-01-15 | 2010-04-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ブーツ |
| JP2011523002A (ja) * | 2008-06-27 | 2011-08-04 | ゲーカーエン ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング | 移行領域を有する横揺れブーツ |
| JP2015516558A (ja) * | 2012-05-16 | 2015-06-11 | ゲーカーエン ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツングＧｋｎ Ｄｒｉｖｅｌｉｎｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｇｍｂｈ | 移行領域を備えるロールブーツ |
| WO2018020991A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | Ntn株式会社 | 等速自在継手 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35794997A patent/JPH11190358A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009155956A1 (en) * | 2008-06-27 | 2009-12-30 | Gkn Driveline International Gmbh | Boot with an axially displaced first fastening region |
| CN102084160A (zh) * | 2008-06-27 | 2011-06-01 | Gkn动力传动系统国际有限责任公司 | 具有轴向地移位的第一紧固区域的保护罩 |
| JP2011523002A (ja) * | 2008-06-27 | 2011-08-04 | ゲーカーエン ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング | 移行領域を有する横揺れブーツ |
| JP2011525230A (ja) * | 2008-06-27 | 2011-09-15 | ゲーカーエン ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング | 軸方向にずれた第１締付領域を備えるブーツ |
| US8393624B2 (en) | 2008-06-27 | 2013-03-12 | Gkn Driveline International Gmbh | Boot with an axially displaced first fastening region |
| JP2010078159A (ja) * | 2010-01-15 | 2010-04-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ブーツ |
| JP2015516558A (ja) * | 2012-05-16 | 2015-06-11 | ゲーカーエン ドライブライン インターナショナル ゲゼルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツングＧｋｎ Ｄｒｉｖｅｌｉｎｅ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｇｍｂｈ | 移行領域を備えるロールブーツ |
| US9494199B2 (en) | 2012-05-16 | 2016-11-15 | Gkn Driveline International Gmbh | Rolling boot with transition region |
| WO2018020991A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | Ntn株式会社 | 等速自在継手 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4456269A (en) | Sealing boot for universal joint assembly | |
| US5332232A (en) | Sealing system for bearings, particularly radial-type bearings | |
| WO2005068277A1 (ja) | ステアリングシャフト用ダストカバー | |
| JPS6211235B2 (ja) | ||
| JP2002213484A (ja) | 等速自在継手用ブーツ | |
| WO2004076881A1 (ja) | 等速ジョイント用ブーツ | |
| JPH11190358A (ja) | 等速自在継手用ブーツ | |
| US20090104999A1 (en) | Joint structure and boot for joint | |
| JPH09242775A (ja) | ブーツ用マウント | |
| JP2004245354A (ja) | 等速継手 | |
| JP2007211927A (ja) | 等速自在継手用ブーツ | |
| JPH06185532A (ja) | 機械軸継手用ブーツ | |
| JP4512476B2 (ja) | 継手用ブーツ | |
| JPH11159538A (ja) | 等速自在継手用ブーツ | |
| JP4562592B2 (ja) | ブーツ | |
| JP3815697B2 (ja) | 等速ジョイントのブーツ構造 | |
| JP3417425B2 (ja) | 等速自在継手用のブーツ | |
| JP3885396B2 (ja) | 密封装置 | |
| JP4527578B2 (ja) | 等速自在継手および等速自在継手用ブーツ | |
| JPH10299789A (ja) | 等速ジョイント用フレキシブルブーツ | |
| JP2566324Y2 (ja) | プロペラシャフト用等速ジョイントのブーツ | |
| JP2007056947A (ja) | 等速自在継手用フレキシブルブーツ | |
| JP2001208215A (ja) | 等速自在継手 | |
| JPH08135675A (ja) | 軸継手用ブーツ | |
| JPH0810713Y2 (ja) | 密封装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |