JP3885396B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば泥水等大気側のダスト条件が厳しいトラクター、田植機等の軸封部に用いられる密封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の泥水等大気側のダスト条件が厳しいところで用いられる密封装置としては、例えば図3に示すようなものがある。すなわち、この密封装置100は互いに同心的に相対回転自在に組み付けられるハウジング101と軸102間をシールするもので、軸102に取付けられる大気側Aに径方向外向きのフランジ部103を有する第1のシール部材であるスリーブ部104と、ハウジング101に取付けられる第2のシール部材であるオイルシール部105とをフランジ部103と軸方向所定間隔を有して設けられる保護部材としての保護板106を介して組み立て一体化したものである。
【0003】
スリーブ部104はスリーブ内環107を備えており、その大気側Aに径方向外向きのフランジ部103を有している。
【0004】
オイルシール部105はオイルシール内環108とシールリップ部109を備えている。 オイルシール内環108は大気側Aに径方向外向きの外向きフランジ部108Aを有し、密封流体側Oに径方向内向きの内向きフランジ部108Bを有する円筒状部材である。
【0005】
そして、オイルシール内環108の内向きフランジ部108Bの内端に、スリーブ内環107の円筒部107Aの外周面に摺接するシールリップ部109が設けられている。
【0006】
このシールリップ部109は内向きフランジ部108Bの内端から密封流体側Oに延びる断面楔状の第1リップ110と、大気側Aに延びる断面楔状の第2リップ111とから成っている。
【0007】
また、第1リップ110と第2リップ111の外周面には、それぞれスリーブ内環107の円筒部107Aの外周面に対して緊迫力を付与するためのガータスプリング112,113が設けられている。
【0008】
そして、保護板106はフランジ部103と軸方向所定間隔を有して、設けられるもので、保護板106の外周部画オイルシール内環108の外向きフランジ部108Aの大気側Aの端面に当接してカシメ部108Dにてカシメられるものである。
【0009】
また、保護板106の内周面には、内周曲げ部106Aを有しており、フランジ部103の大気側Aの端面に向かって曲げられている。
【0010】
一方、スリーブ内環107の内周面及びフランジ部103の大気側A端面には、ゴム状弾性体114が固定されている。フランジ部103の大気側Aのゴム状弾性体114には、保護部材106とフランジ部103との間に設けられる第3のシール部材である舌状の第1,第2ゴムリップ115,116が径方向所定間隔を有して設けられている。
【0011】
この第1,第2ゴムリップ115,116は保護板106側に延び、径方向内方に傾き、保護板106の密封流体側Oの端面に摺接するように形成されている。
【0012】
また、フランジ部103の根本部分近傍のゴム状弾性体114には、舌状のダストリップ117が連続して設けられている。このダストリップ117は大気側Aに延び、径方向外向きに傾き、保護板106の内周曲げ部106Aの内周面に摺接するように形成されている。 さらに、保護板106の内周曲げ部106Aの端面に対向するゴム状弾性体114には、その端面に向かって突出する第1ゴム突起118を有している。この第1ゴム突起118はスリーブ部104と保護板106との位置決めするためのものである。
【0013】
フランジ部103の外周端に当接する第2ゴム突起119をオイルシール部105が有している。この第2ゴム突起119はスリーブ部104とオイルシール部105との位置決めするためのものである。
【0014】
また、スリーブ部104の密封流体側O端部120が突き当たる例えばベアリング等のストッパ121を有している。このストッパ121に密封流体側O端部120が突き当たって位置決めされ、第1,第2ゴム突起118、119及びストッパ121によりスラスト方向にスリーブ部104が移動するのを防止している。
【0015】
上記構成の密封装置100にあっては、スリーブ部104に設けられたダストリップ117により、大気側Aからの泥水等が内部に侵入するのを防止し、さらに保護板106とフランジ部103の間の第1,第2ゴムリップ115,116によって泥水等が密封流体側O内部に漏れるのを防止している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術の密封装置100をハウジング101及び軸102間に組み付ける方法として、ハウジング101に密封装置100を組み付け、その後、大気側Aから軸102をスリーブ部104に圧入して組み付ける場合がある。この場合、軸102の圧入により第2ゴム突起119は変形してしまいスリーブ部104を位置決めすることはできないが、スリーブ部104はストッパ121に突き当てられることで位置決めされる。
【0017】
しかしながら、ストッパ121を用いていないと、軸102の圧入によりスリーブ部104が密封流体側Oに押し込まれ、第1,第2ゴムリップ115,116及びダストリップ117の摺接が減少し、本来のシール性が発揮できなくなる。
【0018】
このため、ストッパ121が配置できない場合には密封装置100を使用することができなかった。
【0019】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、シール性の向上、さらに密封装置の使用可能な適用範囲の拡大を図り得る密封装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、互いに同心的に相対回転自在に組み付けられるハウジングと軸間をシールする密封装置であって、
前記軸に取付けられ大気側にフランジ部を有する第1のシール部材と、
前記ハウジングに取付けられ、金属環と、前記第1のシール部材に摺接するシールリップ部と、を有する第2のシール部材と、を備え、
前記第2のシール部材は、前記第1のシール部材のフランジ部の密封流体側に突き当たる突き当て部を有し、
前記突き当て部は、前記金属環に設けられ前記突き当て部内部を内向きにフランジ状に延びる補強部により密封流体側への変形を抑えられるとともに、前記第1のシール部材のフランジ部に摺接する複数の環状突起を有するゴム状弾性部材から成る摺動部を備え
前記金属環は、密封流体側で折り返されると共に軸方向に延びる2重の円筒部を有し、内側の円筒部の大気側に前記補強部が連続し、
前記金属環に取付けられ、前記第1のシール部材のフランジ部と軸方向所定間隔を有して大気側に保護部材を設け、前記第1のシール部材のフランジ部と前記保護部材との隙間をシールするシール手段を設けたことを特徴とする。
【0021】
従って、ハウジングに密封装置を組み付け、その後、軸を大気側から第1のシール部材に圧入して組み付ける場合であっても、軸の圧入により第1のシール部材が密封流体側へ押し込まれていくことを、突き当て部が防止して、第1のシール部材を所定の取付位置に位置決めすることができる。
【0022】
よって、位置決めされた突き当て部は第1のシール部材とのシール性を向上し、さらに、軸の圧入により大気側から突き当て部にかなりの力がかかったとしても、第2のシール部材の金属環の補強部がこの突き当て部の剛性を補強して、第1のシール部材に位置ずれを生じることを防ぐ。
【0024】
これにより、突き当て部に備えられた摺動部の複数の環状突起が第1のシール部材のフランジ部の密封流体側に摺接することから、従来の1ケ所で摺接していたものよりも、シール性を向上すると共に、摩耗せず、耐摩耗性が向上し、シール耐久性が向上する。
【0026】
これにより、金属環の軸方向に延びる2重の円筒部にゴム状弾性体を固定することができるので、外周側でハウジングと第2のシール部材との間をシールできると共に、内周側でシールリップ部を固定することができる。
【0028】
これにより、より泥水等のダストが密封流体側に漏れるのを防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0030】
図1(a)は実施の形態に係る密封装置を示す断面図であり、図1(b)は図1(a)の密封装置の要部を示す要部断面図である。
【0031】
図1において、1は密封装置を示しており、泥水等大気側Aのダスト条件が厳しいところで用いられるもので、互いに同心的に相対回転自在に組み付けられるハウジング2と軸3間をシールするものである。
【0032】
密封装置1は軸3に取付けられる大気側Aにフランジ部4を有する第1のシール部材であるスリーブ部5と、ハウジング2に取付けられる第2のシール部材であるオイルシール部6と、フランジ部4と軸方向所定間隔を有して大気側Aに設けられる保護部材としての保護板7とを備えており、スリーブ部5とオイルシール部6とを保護板7を介して組み立て一体化したものである。
【0033】
スリーブ部5はスリーブ内環9を備えている。このスリーブ内環9は大気側Aに径方向外向きのフランジ部4を有している。
【0034】
オイルシール部6は第2のシール部材の金属環としてのオイルシール内環8とシールリップ部10と突き当て部11とを備えている。
【0035】
オイルシール内環8は保護板7をカシメるカシメ部8Dと、保護板7を当接させて位置決めする固定部8Cと、密封流体側Oで折り返され、軸方向に延びる2重の円筒部8Bと、密封流体側O端部に補強部としての内向きフランジ部8Aとを有している。
【0036】
このオイルシール内環8の2重の円筒部8Bの内,外周面及び内向きフランジ部8Aにゴム状弾性体12が一体的に焼き付け固定されている。2重の円筒部8Bの外周面側はハウジング2との嵌合部となっている。
【0037】
そして、オイルシール内環8の折り返された2重の円筒部8Bの内周側にスリーブ内環9の円筒部の外周面に摺接するシールリップ部10が設けられている。
【0038】
このシールリップ部10は密封流体側Oに延びる断面楔状の第1リップ13と、大気側Aに延びる軸方向複数段の断面楔状の第2リップ14とから成っている。また、第1リップ13の外周には、スリーブ内環9の円筒部の外周面に対して緊迫力を付与するためのガータスプリング15が設けられている。
【0039】
突き当て部11にはスリーブ部5のフランジ部4が突き当たるもので、突き当たる摺動部に複数の環状突起16が設けてある。また、オイルシール内環8の内向きフランジ部8Aがこの突き当て部11の剛性を補強している。
【0040】
保護板7は円環状部材でその外周に外周曲げ部7Aは密封流体側Oに向かって曲げられ、その端部をオイルシール部6のオイルシール内環8の固定部8Cに固定され、且つオイルシール内環8のカシメ部8Dにカシメられるものである。また、保護板の内周の内周曲げ部7Bは密封流体側Oに向かって曲げられている。
【0041】
一方、スリーブ内環9の内周面及びフランジ部4の大気側A端面には、ゴム状弾性体17が固定されている。フランジ部4の大気側Aのゴム状弾性体17には、保護板7とフランジ部4との間に設けられるシール手段である舌状の第1,第2,第3ゴムリップ18,19,20が径方向所定間隔を有して設けられている。
【0042】
この第1,第2,第3ゴムリップ18,19,20は保護板7側に延び、第1ゴムリップ18は保護板7の外周曲げ部7Aに摺接し、また、第2,第3ゴムリップ19,20は径方向内方に傾き、保護板7の密封流体側Oの端面に摺接するように形成されている。
【0043】
また、フランジ部4の根本部分近傍のゴム状弾性体17には、舌状のダストリップ21が連続して設けられている。このダストリップ21は大気側Aに延び、径方向外向きに傾き、保護板7の内周曲げ部7Bの内周面に摺接するように形成されている。
【0044】
上記構成の密封装置1は大気側Aから入り込んでくる泥水等のダストをダストリップ21、第1,第2,第3ゴムリップ18,19,20、突き当て部11、第1,第2リップ13,14にて、密封流体側Oの内部に侵入するのを防止している。
【0045】
また、突き当て部11に複数のゴム突起16が設けられていることから、ダストの侵入の防止をより高めることができる。
【0046】
突き当て部11の複数のゴム突起16がフランジ部4の密封流体側Oに摺接することから、従来の1ケ所で摺接していたものより摩耗せず、耐摩耗性が向上し、シール耐久性が向上する。
【0047】
また、上記構成の密封装置1をハウジング2及び軸3間に組み付ける方法として、ハウジング2に密封装置1を組み付け、その後、軸3を大気側Aからスリーブ部5に圧入して組み付ける場合であっても、軸3の圧入によりスリーブ部5が密封流体側Oへ押し込まれていくことを、突き当て部11が防止して、スリーブ部5を所定の取付位置に位置決めすることができる。
【0048】
さらに、軸3の圧入により突き当て部11に大気側Aからかなりの力がかかったとしても、オイルシール内環8の内向きフランジ部8Aがこの突き当て部11の剛性を補強しているので、位置ずれを生じることを防ぐ。
【0049】
従って、ベアリング等のストッパを必要とせずに密封装置1を使用できるので、密封装置1の使用可能な適用範囲を拡大することができる。
【0050】
本実施の形態の密封装置1では、従来技術のようにハウジング2に当接するオイルシール内環の外向きフランジ部を設けず、ハウジング内径よりも大径の部分を密封装置に設けていないため、これによっても密封装置1の使用可能な適用範囲を拡大することができる。
【0051】
尚、本実施の形態ではシール手段としてのゴムリップを設定するスペースに余裕があるので第3ゴムリップ20を設けて、更なるシール性の向上を図っているが、これはゴムリップ設定のスペースによって設けたり設けなくても良いし、さらに第4のゴムリップ等を設けても良い。
【0052】
図2には本実施の形態に係る密封装置の他の例として、ゴムリップ設定スペースが少ない密封装置を示した。このように、第1,第2ゴムリップ18,19だけを設けたものや、さらにゴムリップを減らしたものであっても、本発明を適用しうる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、第2のシール部材は第1のシール部材のフランジ部の密封流体側に突き当たる突き当て部を有し、突き当て部は第2のシール部材の金属環に設けられた補強部により、密封流体側への変形を抑えられたことにより、ハウジングに密封装置を組み付け、その後、軸を大気側から第1のシール部材に圧入して組み付ける場合であっても、軸の圧入により第1のシール部材が密封流体側へ押し込まれていくことを、突き当て部が防止して、第1のシール部材を所定の取付位置に位置決めすることができる。
【0054】
よって、位置決めされた突き当て部はシール性を向上し、さらに、軸の圧入により大気側からかなりの力が突き当て部にかかったとしても、第2のシール部材の金属環の補強部がこの突き当て部の剛性を補強して、密封流体側への変形を抑えて位置ずれが生じることを防ぐので、ベアリング等のストッパを必要とせずに密封装置を使用でき、密封装置の使用可能な適用範囲を拡大することができる。
【0055】
突き当て部は第1のシール部材のフランジ部に摺接する複数の環状突起を有するゴム状弾性部材から成る摺動部を備えたことで、突き当て部に備えられた摺動部の複数の環状突起が第1のシール部材のフランジ部の密封流体側に摺接することから、従来の1ケ所で摺接していたものよりも、シール性を向上すると共に、摩耗せず、耐摩耗性が向上し、シール耐久性が向上する。
【0056】
第2のシール部材の金属環は密封流体側で折り返され、軸方向に延びる2重の円筒部を有し、内側の円筒部に補強部が連続すると、金属環の2重の円筒部にゴム状弾性体を固定することができるので、外周側でハウジングと第2のシール部材との間をシールできると共に、内周側でシールリップ部を固定することができる。
【0057】
第2のシール部材の金属環に取付けられ、第1のシール部材のフランジ部と軸方向所定間隔を有して大気側に保護部材を設け、第1のシール部材のフランジ部と保護部材との隙間をシールするシール手段を設けたことで、泥水等のダストが密封流体側に漏れるのをより防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態に係る密封装置を示す断面図であり、図1(b)は図1(a)のS領域を拡大して示す要部断面図である。
【図2】図2は実施の形態に係る他の密封装置を示す断面図である。
【図3】図3は従来の密封装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 密封装置
2 ハウジング
3 軸
4 フランジ部
5 スリーブ部
6 オイルシール部
7 保護板
7A 外周曲げ部
7B 内周曲げ部
8 オイルシール内環
8A 内向きフランジ部
8B 2重の円筒部
8C 固定部
8D カシメ部
9 スリーブ内環
10 シールリップ部
11 突き当て部
12 ゴム状弾性体部
13 第1リップ
14 第2リップ
15 ガータスプリング
16 ゴム突起
17 ゴム状弾性体部
18 第1ゴムリップ
19 第2ゴムリップ
20 第3ゴムリップ
21 ダストリップ

Claims (1)

  1. 互いに同心的に相対回転自在に組み付けられるハウジングと軸間をシールする密封装置であって、
    前記軸に取付けられ大気側にフランジ部を有する第1のシール部材と、
    前記ハウジングに取付けられ、金属環と、前記第1のシール部材に摺接するシールリップ部と、を有する第2のシール部材と、を備え、
    前記第2のシール部材は、前記第1のシール部材のフランジ部の密封流体側に突き当たる突き当て部を有し、
    前記突き当て部は、前記金属環に設けられ前記突き当て部内部を内向きにフランジ状に延びる補強部により密封流体側への変形を抑えられるとともに、前記第1のシール部材のフランジ部に摺接する複数の環状突起を有するゴム状弾性部材から成る摺動部を備え
    前記金属環は、密封流体側で折り返されると共に軸方向に延びる2重の円筒部を有し、内側の円筒部の大気側に前記補強部が連続し、
    前記金属環に取付けられ、前記第1のシール部材のフランジ部と軸方向所定間隔を有して大気側に保護部材を設け、前記第1のシール部材のフランジ部と前記保護部材との隙間をシールするシール手段を設けたことを特徴とする密封装置。
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