JPH08135675A - 軸継手用ブーツ - Google Patents

軸継手用ブーツ

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JPH08135675A
JPH08135675A JP27668694A JP27668694A JPH08135675A JP H08135675 A JPH08135675 A JP H08135675A JP 27668694 A JP27668694 A JP 27668694A JP 27668694 A JP27668694 A JP 27668694A JP H08135675 A JPH08135675 A JP H08135675A
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JP
Japan
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valley
boot
diameter
small
diameter mounting
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JP27668694A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Sugiura
杉浦芳昭
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】軸継手の高速回転及び変動に対して、回転の遠
心力による変形を防止すると共に、変動に対する屈曲性
を向上させる。 【構成】一端に継手本体側に取付けられる大径取付部1
を有すると共に、他端に駆動軸に取付けられる小径取付
部2を有し、その間が蛇腹部3により連係されている。
そして、この蛇腹部が大径取付部側の第1山部から第1
谷部までの軸方向ピッチを最小にして各山部から谷部ま
での軸方向ピッチを小径取付部にむかって順次大きくな
るように構成されていると共に、大径取付部側の第1谷
部及び第2谷部の肉厚が最小取付部側の谷部の肉厚より
も薄肉に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸継手用ブーツに関す
る。特に、高速度用の駆動輪車軸の継手用ブーツに関す
るものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】車両の駆動軸には、一般
に、等速軸継手が採用されている。この軸継手に装備さ
れるブーツとして、例えば、特開平4−160228号
公報に示す形状のものが存在する。このブーツの断面図
は図7に示す通りである。
【0003】図7において、55は小径取付部であり、
この小径取付部55の他端には大径取付部53が設けら
れている。そして、その間は、蛇腹部54に形成されて
いる。この蛇腹部54は、小径取付部55側の山部58
および谷部59の形成角θ1、θ2 が、対応する大径取
付部53側の山部58、谷部59の形成角θ1 、θ2
りも大きくなるように形成されている。更に、大径取付
部53側の蛇腹部54の肉厚56は小径取付部55の蛇
腹部54の厚肉57よりも薄く形成されている。
【0004】このように構成されたブーツ50は、軸継
手の大径側の継手本体51と従動軸52とがジョイント
角を折曲げたときに、大径取付部53に近い蛇腹部54
は、山部58、谷部59の形成角θ1 、θ2 が小さく形
成されているから、伸縮の余裕があって、疲労を防止で
きる反面、遠心力により外方へ変形されることが認めら
れ、不具合を発生させる。
【0005】又、このようなブーツの大径取付部に近い
蛇腹部にホールダリング67を装着したものが存在す
る。その構成は、図8に示す通りである。
【0006】図8は、そのブーツ61を軸継手に取付け
た状態の断面図である。このブーツ61は、蛇腹部64
が遠心力により外方へ変形しないように、ホールダリン
グ67を蛇腹部64の谷部66外周に嵌合している。そ
して、大径取付部63を軸継手の大径部68に、又、小
径取付部62を駆動軸69に大バンド70および小バン
ド71により取付けられている。
【0007】このように構成されたブーツ61は、ホー
ルダリング67により外方への膨張が規制されるが、軸
継手の大径部68と駆動軸69との軸心が屈折されて回
転するときは、蛇腹部64の屈曲能力が低下すると共
に、ホールダリング67により蛇腹部64が強制的に押
えられるので、破損することがある。
【0008】本発明は、上述のような従来技術の問題点
に鑑み成されたものであって、その目的は、ブーツを装
着した軸継手が高速回転してもブーツの蛇腹部が遠心力
により変形して損傷するのを防止すると共に、ジョイン
ト角度の変化に対応して屈曲性を発揮するようにするこ
とにある。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上述の目的
を達成するために成されたものであって、その技術的手
段は以下のように構成されている。
【0010】すなわち、第1の発明に係るブーツは、大
径取付部と小径取付部とが蛇腹部により連係されている
弾性プラスチック材製のブーツであって、前記蛇腹部が
大径取付部側の第1山部から第1谷部までの谷部傾斜膜
部の軸方向寸法を最小ピッチ寸法として小径取付部に向
って各谷部傾斜膜部の軸方向ピッチが順次大きく形成さ
れていると共に、大径取付部側の第1および第2谷部の
肉厚が小径取付部側の直近の谷部の肉厚よりも厚く形成
されているものである。
【0011】更に、第2の発明に係るブーツは、第1の
発明に係るブーツにおいて、一端に大径取付部と密封的
に結合する小径連結部を有すると共に小径連結部と反対
の他端側に継手本体と固着可能にされた大径固定部を有
するアダプタを具備するものである。
【0012】
【作用】本発明のブーツは、取付けられる軸継手が、継
手本体と駆動軸とを相対的にスライドさせると共に軸心
がベアリングを介して屈折できるように構成されている
場合であっても、それに対応して作動できるものであ
る。
【0013】すなわち、ブーツの両端の取付部が軸継手
に取付けられて、軸継手のベアリング部を密封的にカバ
ーする。
【0014】そして、軸継手が相対的に軸方向にスライ
ドするときには、小径取付部側の軸方向ピッチが大きく
形成されていると共に谷部の肉厚が薄く形成されている
ことにより、このスライドに対し蛇腹部の小径取付部側
が伸縮自在に対応する。更に、駆動軸がジョイント角を
屈折するときには、小径取付部側の蛇腹部の軸方向ピッ
チが大きいことと谷部の肉厚が薄いことによる屈曲対応
能力によって、無理なく順応する。更に、軸継手が高速
回転するときには、大径取付部側の蛇腹が軸方向ピッチ
を小さくして、しかも、その谷部の肉厚が厚く形成され
ているから、遠心力に対して変形しないように対抗す
る。そして、軸継手内の摺動部を密封して保護する。
【0015】
【実施例】以下、本発明のブーツの実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0016】図1は、本発明に係る一実施例のブーツの
半断面図である。図1において、1は大径取付部であ
る。大径取付部1の他端側には小径取付部2が形成され
ている。そして、大径取付部1と小径取付部2とは蛇腹
部3により連係されて一体に形成されている。このブー
ツ4の材質は弾性プラスチックである。
【0017】大径取付部1には、外周面がバンド26に
より締付けられるように、大径バンド取付溝10を有す
る。又、継手本体28に嵌着してシールするように、内
周面にシールリップ9を有する。
【0018】小径取付部2には、外周面に小径バンド取
付溝10aが形成されている。この小径取付部2の内周
面にもシール部9aが設けられている。このシール部9
aはシール能力を発揮させるもので、ブーツ4の材質に
よっては設けなくとも良い。
【0019】大径取付部1と小径取付部2とは蛇腹部3
により連係されているが、この蛇腹部3には、大径取付
部1から小径取付部2に向って第1の山部51 、第2の
山部52 、第3の山部53 、第4の山部54 、第5の山
部55 、および第6の山部56 が形成されている。この
山部5の外径は小径取付部2に向って略順次小径になる
ように形成されている。山部5の肉厚は、第1の山部5
1 が第6の山部56 より厚肉に形成されており、第2の
山部52 から第5の山部55 までは略同じである。その
関係は、12:11:11:11:11:10の割合で
ある。ただ、一般的には、山部5の肉厚はすべて、略同
一であっても良い。
【0020】谷部6は、大径取付部1から小径取付部2
に向って順次に第1の谷部61 、第2の谷部62 、第3
の谷部63 、第4の谷部64 、第5の谷部65 に形成さ
れている。谷部6の外周面には谷溝7が形成されてい
る。尚、この谷溝7は、必要に応じて設けられるもので
あって、必ず必要とする要件ではない。この谷溝7の半
径は、第1の谷部61 の谷溝7から順に10:7.5:
7.5:5:5の割合に形成されている。谷部6の肉厚
は、第1の谷部61 から順に14:13:12:11:
10の割合である。
【0021】以上に述べた寸法関係は、一例であって、
これに限るものではない。山部5の肉厚は、一般には、
符号51 >52 ≧53 ≧54 ≧55 >56 にすることが
好ましい。又、谷部6の肉厚は、一般的に、符号61
2 >63 >64 >65 の関係にすると良い。
【0022】又、第1の山部51 から第1の谷部61
連続する谷部傾斜膜部81 の軸方向ピッチL1 、第2の
山部52 から第2の谷部62 に連続する谷部傾斜膜部8
2 の軸方向ピッチL2 、第3の山部53 から第3の谷部
3 に連続する谷部傾斜膜部83 の軸方向ピッチL3
第4の山部54 から第4の谷部64 に連続する谷部傾斜
膜部84 の軸方向ピッチL4 および第5の山部55 から
第5の谷部65 に連続する谷部傾斜膜部85 の軸方向ピ
ッチL5 の寸法関係は、L1 <L2 <L3 <L4 <L5
であるが、ブーツ4の材質によってはL2 ≦L3 又はL
2 ≦L3 ≦L4とすることができる。
【0023】更に、前述と同様に第1の谷部61 から第
2の山部52 への山部傾斜膜部111 の軸方向ピッチl
1 、第2の谷部62 から第3の山部53 への山部傾斜膜
部112 の軸方向ピッチl2 、第3の谷部63 から第4
の山部54 への山部傾斜膜部113 の軸方向ピッチ
3 、第4の谷部64 から第5の山部55 への山部傾斜
膜部114 の軸方向ピッチl4 および第5の谷部65
ら第6の山部56 への山部傾斜膜部115 の軸方向のピ
ッチl5 の寸法関係はl1 <l2 <l3 <l4 <l5
関係にすることが好ましい。この場合も、ブーツ4の材
質によっては、l2≦l3 ≦l4 としても良いことが認
められる。
【0024】ブーツ4の材質は、弾性プラスチックが好
ましい。この例として、ポリエステル系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂等の熱可塑性エラストマーが好材質であ
る。又、クロロプレンゴムであっても硬質にすると良い
場合がある。
【0025】成形方法としては、熱可塑性エラストマー
の場合、ブロー成形、インジエクション成形あるいは、
インジエクション、ブロー成形が採用される。又、ブロ
ー成形であっても、肉厚関係を精密に形成することを発
明者は実験により案出している。
【0026】このようにして形成されたブーツ4は大径
取付部1を軸継手の継手本体28にバンド26を利用し
て締付け固着される。又、小径取付部2は、駆動軸27
にバンド26を利用して嵌着される。そして、軸継手内
部の摺動部を密封的にカバーするものである。
【0027】図2は、本発明に係る更に他の実施例のブ
ーツの断面図である。このブーツ4も弾性プラスチック
材製である。
【0028】ブーツ4の符号個所および寸法関係は図1
と略同じである。ただ、全体の肉厚は、図1のブーツ4
よりも薄肉に構成されている。それは、アダプタ25の
小径連結部23が、大径固定部24より小径に形成でき
るため、ブーツ4の大径取付部1が小径に形成でき、ブ
ーツ全体の外径が小径になるからである。アダプタ25
の一端にある小径連結部23は、ブーツ4の大径取付部
1を狭持するようにして連結している。
【0029】その拡大図は図3に示す通りである。図3
はブーツ4の大径取付部1とアダプタ25の小径連結部
23との結合状態を示す断面図である。Oリング22
は、ブーツ4が弾性プラスチックであるため、ゴム材製
にして接合面のシール能力を付与するためである。
【0030】アダプタ25の小径連結部23と反対側の
大径固定部24は、継手本体に嵌着できるように、スリ
ット21が形成されて、カシメ可能に成されている。
【0031】アダプタ25は、鉄板にメッキされている
が、ステンレス板を加工したもの、アルミ板を加工した
もの等が利用できる。
【0032】図1および図2に示すブーツ4は、谷部6
に谷溝7が形成されているが、その拡大図は図4に示す
通りである。この谷溝7は底面が断面半円形に形成され
ているが、断面四角形状、Ω形状等、種々のものも適用
できる。
【0033】又、図1および図2のブーツは、谷部6に
谷溝7を設けることなく、谷部6の内周面と略同一の形
状に形成しても良い。
【0034】図5は、本発明の実施例1に類似のブーツ
4を軸継手29に取付けた半断面図である。軸継手29
はスライドジョイントであって、継手本体28と駆動軸
27が相対的に軸心方向にボール20を介して移動自在
に構成されているものである。又、軸継手内のジョイン
ト角度はベアリングを介して折曲自在に構成されてい
る。
【0035】そして、図5は駆動軸27がX→方向に移
動してブーツ4が収縮した状態である。図5に示す符号
は図1に示すブーツ4の符号部と同一である。
【0036】本発明に係るブーツ4は、弾性プラスチッ
クで構成されているため、強度が大きく、軽量である。
このため、谷部の形状を特に改良することにより、耐膨
脹性、耐屈曲性、耐疲労性を向上させることが見い出さ
れた。
【0037】弾性プラスチック材製のブーツは、遠心力
などに対する変形防止能力がすぐれているが、高速回転
すると、大径取付部側の蛇腹部の谷部側から、山部の遠
心力の作用と協働する形で、外方への変形を開始する。
しかし、大径取付部側の第1山部と第1谷部との傾斜膜
部の軸方向ピッチを最小にして、小径取付部側に向かっ
てこの谷部傾斜膜部の軸方向ピッチを順次大きくなるよ
うに構成すると共に、第1谷部の肉厚と第2谷部の肉厚
を小径取付部側の谷部の肉厚よりも厚肉に構成すると、
遠心力に対する変形防止能力が向上することが認められ
る。
【0038】本発明の図1に示すブーツと図6に示す従
来品のブーツとを同一回転試験機でテストした結果は、
下記の通りである。図6のブーツ40は、41が大径取
付部で、その他端に小径取付部42が形成されている。
又、43は谷部で、その反対に山部44を有する。更
に、この両者は傾斜膜部45により連係されている。
尚、A、Bは山部44間のピッチ寸法である(A:B=
20:22)。又、Cは谷部43の肉厚(各部略同一)
である。
【0039】下記のデータは、ブーツを取付けた回転試
験機の回転数を増大していき、ブーツの外形が、遠心力
により変形を生じさせる回転数である(膨脹変形開始の
回転数)。
【表1】 尚、テストした図1と図5に示すブーツの材質は、共に
ポリエステル樹脂である。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るブーツは、大径
取付部側の第1山部と第1谷部とを連係する谷部傾斜膜
部の軸方向ピッチを最小にして小径取付部へ向かって順
次蛇腹部の各谷部傾斜膜部の軸方向ピッチを大きく形成
すると共に、第1谷部と第2谷部との肉厚を小径取付部
側の谷部の肉厚よりも大きくしたので、大径取付部に保
持された第1山部に連係する谷部傾斜膜部の支持力と径
方向に支持力を構成する軸方向ピッチの小寸法とによ
り、回転遠心力を最も受ける大径側の膨脹変形を防止す
る効果が期待できる。
【0041】又、小径取付部側は、谷部傾斜膜部の軸方
向ピッチが大きく、更に、谷部の肉厚が、大径取付部側
の谷部の肉厚よりも薄く構成されているから、駆動軸の
スライドおよびジョイント角度の屈曲に対して容易に対
応し、屈曲に対する損傷防止の能力を向上することがで
きる。
【0042】この遠心力による蛇腹部の外方への変形防
止と伸縮屈曲に対応する能力は、大径取付部側の谷部傾
斜膜部の軸方向ピッチの小寸法と谷部の厚肉とに対する
小径取付部側の谷部傾斜膜部の軸方向ピッチの大寸法と
谷部の薄肉との相対関係が良好に作用して耐疲労能力を
飛躍的に向上させることが期待できる。
【0043】本発明の請求項2に係るブーツは、大径取
付部がアダプタの小径連結部に密封的に結合されて、ア
ダプタの大径固定部が継手本体の取付部に結合している
から、ブーツの大径取付部を小径に形成することができ
る。その結果、遠心力を最も受ける蛇腹部の大径部を最
小にすることが可能となり、遠心力による外方への変形
を効果的に防止できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るブーツの半断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例に係るブーツの断面図であ
る。
【図3】図2のブーツの大径取付部とアダプタの連結部
の結合部の断面図である。
【図4】本発明のブーツの谷部外周面に形成された谷溝
の一実施例の拡大図である。
【図5】図1のブーツを軸継手に取付けた作動状態の半
断面図である。
【図6】回転試験機でテストした従来品のブーツの断面
図である。
【図7】従来例のブーツの断面図である。
【図8】他の従来例のブーツの断面図である。
【符号の説明】
1……大径取付部 2……小径取付部 3……蛇腹部 4……ブーツ 5……山部 6……谷部 7……谷溝 8……谷部傾斜膜部 9……シールリップ 9a……シール部 10……大径バンド取付溝 10a……小径バンド取付溝 11……山部傾斜膜部 20……ボール 21……スリット 22……Oリング 23……小径連結部 24……大径固定部 25……アダプタ 26……バンド 27……駆動軸 28……継手本体 29……軸継手 40……ブーツ 41……大径取付部 42……小径取付部 43……谷部 44……山部 45……傾斜膜部 50……ブーツ 51……継手本体 52……従動軸 53……大径取付部 54……蛇腹部 55……小径取付部 56……肉厚 57……厚肉 58……山部 59……谷部 61……ブーツ 62……小径取付部 63……大径取付部 64……蛇腹部 65……山部 66……谷部 67……ホールダリング 68……大径部 69……駆動軸 70……大バンド 71……小バンド A……第1ピッチ B……第2ピッチ C……谷部肉厚 θ1 ……山形成角 θ2 ……谷形成角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の大径取付部(1)と他端の小径取
    付部(2)との間が蛇腹部(3)により連係されている
    環状の弾性プラスチック材製のブーツであって、前記蛇
    腹部(3)が大径取付部(1)側の第1山部(51 )か
    ら第1谷部(61 )までの谷部傾斜膜部(81 )の軸方
    向ピッチ(L1 )寸法を最小ピッチ寸法とすると共に前
    記小径取付部(2)に向って前記蛇腹部(3)の各谷部
    傾斜膜部(81 、82 、83 、84 )の軸方向ピッチ
    (L1 、L2 、L3 、L4 )寸法が順次大きくなるよう
    に形成され、かつ、前記大径取付部(1)側の第1及び
    第2谷部(61 、62 )の肉厚が前記小径取付部(2)
    側の谷部(65 )の肉厚よりも厚く形成されている軸継
    手用ブーツ。
  2. 【請求項2】 前記大径取付部(1)と密封に結合する
    小径連結部(23)を有すると共に前記小径取付部
    (2)側と反対の他端に継手本体(28)と取付可能に
    された大径固定部(24)を有するアダプタ(25)を
    具備する請求項1に記載の軸継手用ブーツ。
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