JP2006301012A - 温度検出装置、温度制御装置、画像形成装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 被加熱体の温度制御の精度を一定の範囲に維持し、第一の温度検出手段が汚れることで発生する弊害を防止可能とした温度検出装置、温度制御装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置は、感光ドラム14、サーモパイル式温度センサ902、サーミスタ903、制御回路904を備える。制御回路904においてコンパレータ1001よりコンパレータ1002が低い温度で動作する状態が発生した場合(非接触式サーミスタ903の検出情報が所定範囲を超えた場合)、サーモパイル式温度センサ902の汚れを警告する。また、ヒータ901による感光ドラム14の加熱を停止する。非接触式サーミスタ903の検出情報に基づきサーモパイル式温度センサ902の検出情報を補正する。また、非接触式サーミスタ903の検出情報の基準補正値をサーモパイル式温度センサ902の検出情報に基づき生成する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、加熱手段により加熱される被加熱体の温度の検出及び制御に関し、例えば、画像形成装置における感光体の温度制御、定着機構の温度制御に適用される温度検出装置、温度制御装置、画像形成装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、感光体を帯電器でコロナ帯電することにより感光体の表面を帯電させ、露光、現像、転写、定着の過程を経ることで用紙に画像形成を行うものであり、複写機、プリンタ、ファクシミリ等として広く使用されている。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体の表面にオゾン生成物が付着し、特に湿度が高い環境下では画像流れ(画像がぼける現象)が生ずることが知られている。有機感光体(OPC:Organic Photosensitive Compound)のように比較的表面が磨耗しやすい感光体の場合は、表面に付着したオゾン生成物等を研磨手段等によって研磨することで除去しやすい。しかし、あまり研磨効果を高めると、感光体としての機能が低下し、寿命を短くしてしまう。一方、アモルファスシリコン感光体のように、非常に硬いため、表面に付着したオゾン生成物等を研磨で除去しにくいものもある。
そこで、電子写真方式の画像形成装置では、感光体の内部または近傍に感光体用ヒータを配置し、感光体表面の温度を概略35℃〜45℃程度に制御する温度制御が行われている。感光体の温度制御は、様々な目的で行われているが、主要な目的は、高湿時に発生する画像流れの防止及び除去である。コロナ帯電器内で発生したオゾンが感光体表面を化学的に変質させるため親水基等が形成され、吸湿性をもつため、これが表面電位の横流れといった電子写真として致命的な現象を引き起こす。そこで、温度制御を行うことで水分を除去する。また、オゾンにより生成されたNOx等の物質が感光体表面に付着し、これが同様に吸湿性をもつため、同様に温度制御を行うことで水分を除去する。
図13は、従来例1に係る感光体の温度制御例を示す図である。
図13において、従来例1は、加熱源としてのヒータ2001、温度検出手段としてのサーミスタ2002、及び、ヒータ2001をサーミスタ2002の出力を基に制御するヒータドライバ2003を感光体2004の内部に配置した例である。2005はAC電源を示す。即ち、従来例1は、ヒータ2001の内部に配置されたサーミスタ2002により、ヒータ2001の温度を直接検出することで、感光体2004を温度制御する方法である。
図14は、従来例2に係る感光体の温度制御例を示す図である。
図14において、従来例2は、ヒータ3001は感光体3002の内部に配置するものの、非接触型のサーミスタ3003は、感光体3002の表面に近接させて配置した例である。3005はAC電源を示す。即ち、従来例2は、サーミスタ3003により感光体3002の表面の対流熱を検出し、感光体3002の外部に配置したヒータドライバ3004によりヒータ3001を制御することで、感光体3002を温度制御する方法である。
従来例2の温度制御方法は、感光体表面の温度を直接検出することで、画像形成装置の動作に伴う感光体表面温度の変動を即座に検知して、加熱源を制御できるという利点がある。しかし、この温度制御方法では、温度検出手段であるサーミスタが感光体表面に傷をつけてしまうことを防ぐため、感光体表面と非接触に対流熱を検出する方式のサーミスタを使用している。そのため、サーミスタ自体の精度を上げることが難しい上、感光体表面からの距離によっても温度検出値が影響を受けるため、温度検出精度を上げることが難しかった。また、サーミスタ自体の熱容量により、温度検出の応答速度が長くなるため、温度リップルが大きくなるという問題があった。
そこで、最近では、感光体表面から放射される赤外線量を検知することで感光体の温度を検出する赤外線検知方式の温度検出手段を使用することが検討されている。赤外線検知方式のセンサの代表的なものとして、図15に示すサーモパイル式温度センサがある。
図15は、従来例3に係るサーモパイル式温度センサの構成を示す図である。
図15において、サーモパイル式温度センサ4001は、二種類の異種金属もしくは半導体を多数直列に接続したサーモパイル素子4002を使用した温度センサである。サーモパイル素子4002の冷接点を基準となる熱容量の大きなヒートシンク4003に配置し、サーモパイル素子4002の温接点を熱容量が小さな部材に固定した上で、赤外線吸収部材4004で覆ったものである。
感光体(不図示)の表面から放出された赤外線は、サーモパイル式温度センサ4001のレンズ4005を通して集光するか、或いはレンズの代わりに配設したフィルタ(不図示)を通すことで、特定の赤外線波長のみが赤外線吸収部材4004に吸収される。これにより、サーモパイル素子4002が冷接点と温接点の温度差に相当する信号Saを出力する。また、冷接点に配設したサーミスタ4006で冷接点の絶対温度を検出し、温度に応じた信号Sbを出力する。信号Sa及び信号Sbが演算回路4007に入力され、感光体表面の絶対温度として信号Scが得られる。
サーモパイル式温度センサ4001は、その製造の過程で、サーモパイル素子4002とサーミスタ4006が演算回路4007と組み合わせられ、実際に使用される検出温度に合わせて精度が得られるように調整される。そのため、対流熱を検知する非接触式サーミスタやサーミスタ式非接触温度センサと比較し、温度検出精度を高くすることができる。
温度検出精度が高ければ、感光体表面温度が低くなることで発生する画像流れを回避でき、感光体表面温度が高くなることで発生するトナーの溶融/固化による故障に対するラティチュードが広くなり、感光体表面温度が安定することで画像安定性の向上が見込まれる。また、サーモパイル式温度センサ4001では、温度検出が非常に微細に形成されたサーモパイル部で行われるため、非接触式サーミスタと比較して応答速度が速いという利点もある。
他方、サーモパイル式温度センサを使用した際の温度検出精度の改善方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、サーモパイル式温度センサのレンズの汚れによる検出温度ずれを判別するための接触式サーミスタを用意し、これに接触/離間機構を設けたものが提案されている。接触/離間機構により、通常動作中にはサーミスタを感光体から離間させ、検出温度ずれの判別時にはサーミスタを感光体に接触させることで判別を行う(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−28721号公報 特開2000−259033号公報
しかしながら、赤外線検知方式の温度検出手段としてサーモパイル式温度センサを使用した場合、レンズの清掃を含めた必要十分なメンテナンスが行われずに紙紛やトナーによりレンズが汚れると、レンズを透過する赤外線量が減り、検出温度が低い側にずれてしまう。検出温度が低い側にずれた状態で温度制御を行うと、感光体の実際の温度が高くなり、感光体に接する現像スリーブ上でトナーが溶けて固まったり、感光体表面温度の変動による電位変動により、画像の安定性が悪くなったりするという問題があった。
また、上記特許文献1記載の技術は、サーモパイル素子の他に使用するサーミスタを複数にして、基準温度(絶対温度)の検出精度を上げるもので、レンズの汚れによる検出温度ずれの問題に対しては効果がない。
また、上記特許文献2記載の技術は、接触式サーミスタの接触/離間機構が必要になるため、接触/離間機構の設置スペースやコストの問題が生ずる。
更に、サーモパイル式温度センサを定着機構の温度制御に使用すると共に、サーモパイル式温度センサのレンズを清掃するための清掃部材と該清掃部材を駆動するアクチュエータを装備した画像形成装置が開発されている。この技術は、サーモパイル式温度センサのレンズの汚れに対する対策にはなっているが、清掃部材やアクチュエータ等の機構の設置スペースやコストが問題となる。
本発明の目的は、被加熱体の温度制御の精度を一定の範囲に維持し、第一の温度検出手段が汚れることで発生する弊害を防止可能とした温度検出装置、温度制御装置、画像形成装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の温度検出装置は、被加熱体の温度を検出する温度検出装置であって、前記被加熱体から放射される赤外線の量に基づき、前記被加熱体の温度を検出する第一の温度検出手段と、前記被加熱体からの対流熱に基づき、前記被加熱体の温度を検出する第二の温度検出手段と、前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記第一の温度検出手段の異常と判断し警告を行う警告手段と、を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の温度制御装置は、前記何れかに記載の温度検出装置を備え、被加熱体の温度制御を行う温度制御装置であって、前記第一の温度検出手段の検出情報に基づき、加熱手段を制御して前記被加熱体の温度を制御する温度制御手段と、前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記加熱手段による前記被加熱体の加熱を停止する加熱停止手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、第一の温度検出手段の異常と判断し警告を行う。また、第二の温度検出手段の検出情報に基づき、第一の温度検出手段の検出情報を補正する。また、第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、被加熱体の加熱を停止する。これにより、被加熱体の温度制御の精度を一定の範囲に維持することができるため、第一の温度検出手段が汚れることで発生する弊害を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す構成図であり、(a)は、画像形成装置にステイプルソータを装備した場合の構成を示す図、(b)は、画像形成装置に製本装置(グルーバインダ)を装備した場合の構成を示す図である。
図1において、画像形成装置(複写機)1は、原稿自動送り装置2、CCDユニット8、コントローラ部12、感光ドラム14、一次帯電器16、レーザユニット17、現像器18、転写前帯電器19、転写帯電器20、分離帯電器21、定着器27、ステイプルソータ31(または製本装置32)等を備えている。
原稿自動送り装置2は、読取対象の原稿(不図示)を原稿台ガラス3上の所定位置に順次給送し、読取終了後に排紙する。原稿照明ランプ4は、例えばハロゲンランプ等から構成され、原稿台ガラス3上に載置された原稿の画像データを露光走査する。走査ミラー5、6、7は、原稿からの反射光像をCCDユニット8に導光する。原稿照明ランプ4、走査ミラー5〜7は、光学走査ユニットに保持されている。光学走査ユニットが紙面法線方向及び紙面水平方向への往復運動を繰り返すことにより、原稿の全画像データが原稿照明ランプ4により露光走査される。
CCDユニット8は、CCD等から構成される撮像素子9、走査ミラー5〜7により導光された反射光像を撮像素子9に結像する結像レンズ10、撮像素子9を駆動するCCDドライバ11を備えている。CCDユニット8は、反射光像に応じて撮像素子9から出力される出力信号を例えば8ビットのデジタルデータに変換した後、コントローラ部12に入力する。
感光ドラム14は、円筒状または円柱状の潜像坦持体である。前露光ランプ15は、感光ドラム14の外周面を除電し、次の画像形成に備える。一次帯電器16は、感光ドラム14の外周面を所定電位分布となるようコロナ帯電により帯電し、静電潜像の形成に備える。レーザユニット17は、半導体レーザと2つの光源を備え、一次帯電器16で帯電された感光ドラム14の外周面をコントローラ部12から入力されたデジタルデータに基づき露光し、与えられた画像データに応じた静電潜像を感光ドラム14の外周面上に形成する。現像器18は、感光ドラム14の外周面上に形成された静電潜像にトナーを付着させて現像し、顕像(トナー像)を形成する。
転写前帯電器19は、転写前に、感光ドラム14の外周面上のトナー像に高圧を付与する。転写帯電器20は、例えば公知のコロナ放電等によりトナー像を記録紙Pへ転写する。分離帯電器21は、転写処理の終了した記録紙Pを感光ドラム14の外周面から分離する。クリーナ22は、転写終了後に感光ドラム14の外周面上に残留した現像剤を除去して回収する。
ここで、転写動作を簡単に説明すると、感光ドラム14の外周面上に形成されたトナー像に、先ず転写前帯電器19により高圧を付与する。次に、複数枚の記録紙Pを例えばサイズ毎に分類して収納する給紙ユニット23、24、25のいずれかから、記録紙Pを、レジストローラ26によるタイミング設定等を経て、感光ドラム14と転写帯電器20との間の転写領域に搬送する。転写領域に達した記録紙Pは、転写帯電器20のコロナ放電等により感光ドラム14の外周面上のトナー像が転写された後、分離帯電器21により感光ドラム14の外周面から分離される。
搬送ベルト28は、トナー像が転写された記録紙Pを定着器27へ搬送する。定着器27は、定着ローラ等から構成されており、記録紙Pに対し熱供給及び圧力付与により定着処理を行う。フラッパ29は、コントローラ部12の制御に基づき、定着処理が終了した記録紙Pを中間トレイ30またはステイプルソータ31(画像形成装置1に製本装置32が装備されている場合は製本装置32)のいずれか一方に搬送する。
中間トレイ30は、多重転写モード(記録紙Pの同一面に複数の画像を形成するモード)による画像形成時は、搬送ローラ33〜36により搬送されてきた記録紙Pを表裏反転せずに再搬送ローラ37へ搬送する。一方、中間トレイ30は、両面複写モード(記録紙Pの両面に画像を形成するモード)による画像形成時は、記録紙Pを表裏反転して再搬送ローラ37へ搬送する。再搬送ローラ37は、記録紙Pをレジストローラ26へ搬送する。レジストローラ26に達した記録紙Pは、再度転写領域へ搬送されて転写処理され、搬送ベルト28により定着器27へ搬送されて定着処理された後、ステイプルソータ31(または製本装置32)に排紙される。
ステイプルソータ31は、連続複写モード(複数枚の記録紙Pを連続して画像形成するモード)による画像形成時などに、所定枚数の範囲内において、定着処理された複数枚の記録紙Pを各ビン31A毎に1枚ずつ仕分ける装置である。ステイプルソータ31が画像形成装置1に装備されている場合は(図1(a))、ステイプル部31Bがコントローラ部12の制御に基づきステイプルを実行するよう設定される。
一方、製本装置(グルーバインダ)32は、定着処理された複数枚の記録紙Pを製本する装置である。グルーバインダ32が画像形成装置1に装備されている場合は(図1(b))、バインダ部32Aがコントローラ部12の制御に基づき、複数枚の記録紙Pを束ねて紙束を形成すると共に紙束に背表紙を糊付けして製本し、スタッカ32Bに貯えるよう設定される。
図2は、コントローラ部12の構成を示すブロック図である。
図2において、コントローラ部12は、CPU38、ROM39、RAM40、I/Oポート41、画像処理部42、バスドライバ・アドレスデコーダ回路43を備えている。
CPU38は、画像形成装置全体の制御を主として司る。ROM39は、画像形成装置全体の制御手順(制御プログラム)等を格納している。RAM40は、データの記憶領域や作業領域等として用いられる主記憶装置である。I/Oポート41は、コントローラ部12と後述の各部との間のインタフェースを司る。画像処理部42は、使用者による操作パネル13の操作に基づき、CCDユニット8から入力されたデジタルデータを画像処理する。CPU38のアドレスバス及びデータバス(不図示)は、バスドライバ・アドレスデコーダ回路43を介して、ROM39、RAM40、I/Oポート41及び画像処理部42と接続されている。
I/Oポート41には、操作パネル13、モータ類44、電磁クラッチ類45、電磁ソレノイド類46、紙検知センサ類47、トナー残量検知センサ48、高圧ユニット51、ビーム検知センサ52が接続されている。モータ類44は、光学走査ユニットを駆動するモータ等、主な機構を駆動するモータ類である。紙検知センサ類47は、転写領域へ搬送される記録紙Pを検知するセンサを含むセンサ類である。トナー残量検知センサ48は、現像器18のトナーの残量を検知する。高圧ユニット51は、一次帯電器16、転写前帯電器19、転写帯電器20及び分離帯電器21へ高圧を出力する。ビーム検知センサ52は、感光ドラム14の外周面の非画像領域に設けられており、レーザユニット17から照射されたレーザLaを検知する。
図3は、コントローラ部12の画像処理部42の構成を示すブロック図である。
図3において、画像処理部42は、シェーディング回路53、変倍回路54、エッジ強調回路55、γ変換回路56、2値化回路57、合成回路58、画像用メモリ59、データ変換回路60、メモリ制御部61を備えている。
先ず、CCDユニット8から、原稿の反射光像に応じたアナログデータから変換されたデジタルデータが画像処理部42に入力されると、シェーディング回路53によりデジタルデータに対し画素間のばらつきを補正する。次に、変倍回路54により、画像形成モードが縮小コピーモードの場合はデジタルデータの間引き処理を行い、画像形成モードが拡大コピーモードの場合はデジタルデータの補間処理を行う。
次に、エッジ強調回路55により、上記間引き処理或いは補間処理のいずれかが施されたデジタルデータに対し、例えば5×5のウインドウで2次微分を行う等の処理を施し、画像のエッジを強調する。エッジ強調されたデジタルデータは、輝度データであることから、レーザユニット17にデジタルデータを出力するためには濃度データに変換する必要があり、更に中間濃度等の階調表現を画像形成モードに応じて変更する必要がある。そこで、γ変換回路56のテーブルサーチにより、輝度データを濃度データに変換し、2値化回路57により2値化した後、合成回路58に入力する。
次に、合成回路58により、入力されたデジタルデータと、例えばDRAM等により構成される画像用メモリ59内の画像データとのうち、一方を選択或いは論理和をとったデータをデータ変換回路60へ出力する。尚、画像用メモリ59に対する画像データのリード/ライト制御はメモリ制御部61により行う。次に、データ変換回路60により、使用者による操作パネル13の操作に基づき設定された画像形成モードに応じたパルスを有し且つレーザユニット17の2つの光源に対応するデジタルデータを生成し、レーザユニット17へ出力する。
図4は、操作パネル13の構成を示す上面図である。
図4において、操作パネル13は、例えばタッチパネルから構成されており、転写及び定着に関するモード、記録紙Pの画像形成枚数、記録紙Pに形成する画像の濃度等を設定し、コントローラ部12に対し画像処理の指示を行う際に使用される。操作パネル13は、表示部63、テンキー64、スタートキー65、リセットキー66、ストップキー67、クリアキー68、#キー69、IDキー70、余熱キー71、割り込みキー72、電源表示ランプ73、電源スイッチ74を備えている。
表示部63は、使用者に対する指示メッセージ等を表示する。テンキー64は、複写枚数等の入力を行う際に操作する。スタートキー65は、画像形成装置1に画像形成の開始を指示する際に操作する。リセットキー66は、モード等の設定を初期設定に戻す際に操作する。ストップキー67は、画像形成装置1の全動作を中断させる際に操作する。クリアキー68は、入力された複写枚数等を初期設定値に戻す際に操作する。#キー69は、画像形成装置1の付属のオプションを使用する際に操作する。IDキー70は、特定の使用者のみに対して操作可能にするID機能を設定する際に操作する。
余熱キー71は、余熱モードのON/OFFを切り替える際に操作する。割り込みキー72は、複写動作中に割り込んで別の画像形成を実行させる際に操作する。電源表示ランプ73は、画像形成装置1への通電がなされていないことを光で報知する。電源スイッチ74は、画像形成装置1のOFF時に、不図示のDC電源及びDC電源に接続されている2次側回路を通電状態とし、且つDC電源に接続されている1次側回路及び表示部63をOFF状態とし、一方、電源スイッチ74は、画像形成装置1のON時に、DC電源、1次側回路、2次側回路、及び表示部63を全てON状態とする際に操作する。
図5は、レーザユニット17等の構成を示す概略図である。
図5において、レーザユニット17は、レーザ発光部101、ポリゴンミラー102、ポリゴンモータ103、結像レンズ104、反射ミラー105、BD反射ミラー106を備えている。
レーザ発光部(半導体レーザ)101は、例えば80μm間隔で2つの発光部を備えており、感光ドラム14上で2本のレーザ光(Aレーザ、Bレーザ)の走査線間隔が所定の値となるように傾けた状態で配置されている。ポリゴンミラー102は、ポリゴンモータ103により回転駆動され、レーザ光を反射する。反射ミラー105は、結像レンズ104を透過したレーザ光を反射し感光ドラム14に照射する。該レーザ光により感光ドラム14を露光走査し、コントローラ部12で生成されたデジタルデータに対応した潜像を感光ドラム14に形成する。BD反射ミラー106は、レーザ光をビーム検知センサ52に入射させる。
次に、本実施の形態の、温度検出装置及び温度制御装置としての感光ドラム温度制御系の構成を図6に基づき説明する。
図6は、画像形成装置の感光ドラム温度制御系の構成を示すブロック図である。
図6において、感光ドラム温度制御系は、サーモパイル式温度センサ902、非接触式サーミスタ903、制御回路904、スイッチ(SW)回路905、AC電源906を備えている。但し、本実施の形態の制御回路904は図7に示す構成を有し、後述の第2の実施の形態の制御回路904は図10に示す構成を有する。
感光ドラム14の内部にはヒータ901が配設されている。サーモパイル式温度センサ902と非接触式サーミスタ903は、感光ドラム14の表面温度を検出し、それぞれ出力信号902s、出力信号903sを制御回路904に入力する。制御回路904は、出力信号902sと出力信号903sに基づき、感光ドラム14の表面温度を把握(検出)する。また、制御回路904は、出力信号904sを出力してSW回路905を駆動し、AC電源906からヒータ901に対する電力の供給を制御し、感光ドラム14の表面温度を一定に保つ。
サーモパイル式温度センサ902は、相対温度を検出するサーモパイル素子と、絶対温度を検出するサーミスタから構成されており、感光ドラム14の表面から放射される赤外線をレンズを通して検出できるように、感光ドラム14に対向して非接触に配設されている。一方、非接触式サーミスタ903は、感光ドラム14近傍の対流熱(もしくは赤外線の量)により感光ドラム14の表面温度を検出できるように、感光ドラム14との間の距離が例えば1mm以内の極く近接した位置に非接触に配設されている。
ここで、サーモパイル式温度センサ902と非接触式サーミスタ903の代表的な温度検出精度とその条件について説明する。
サーモパイル式温度センサ902の受け回路も含めた初期的な温度検出精度は、おおよそ以下の2つの条件で決まり、その代表値は以下の通りである。
(1)サーモパイル式温度センサ203の温度検出精度:製造時の調整により±0.5℃
(2)受け回路の温度検出精度:±0.5℃
全体として±1.0℃のばらつきを持つ。
サーモパイル式温度センサ902は、感光ドラム14の表面から放出される赤外線をレンズにより集光しているため、通常の取り付け公差内の、感光ドラム及びセンサ間の距離のばらつきに対して検出温度のずれは発生しない。しかし、画像形成装置の稼動に伴う耐久後(経年変化後)を考えると、サーモパイル式温度センサ902のレンズ上の汚れが蓄積していくことで、レンズを透過する赤外線量が減り、検出温度が低い側にずれる。このずれ量は、レンズの汚れの程度に依存するので、適切なメンテナンスが行われなかった最悪状態を考えると、非常に大きなずれも考慮しなければならない。
一方、非接触式サーミスタ903は、単体のサーミスタを感光ドラム14との距離が例えば1mm以内になるように非接触に配置したものである。非接触式サーミスタ903の受け回路も含めた初期的な温度検出精度は、以下の3つの条件で決まり、その代表値は以下の通りである。
(1)非接触式サーミスタ903の温度検出精度:±0.5℃
(2)受け回路の温度検出精度:±0.5℃
(3)感光ドラム14と非接触式サーミスタ903との間の距離:±1℃(距離のばらつき0.6mm±0.2mmに対して)
全体として±2.0℃のばらつきを持つ。
非接触式サーミスタ903は、感光ドラム14近傍の対流熱を検出するものであるため、耐久による汚れの影響は無視される。よって、非接触式サーミスタ903の初期的な温度検出精度は、画像形成装置の稼動に伴う耐久後も変化しない。
このように、初期的な温度検出精度はサーモパイル式温度センサ902の方が非接触式サーミスタ903よりも良いものの、サーモパイル式温度センサ902では耐久に伴う温度ずれが発生してしまうことが分かる。
次に、本実施の形態の感光ドラム温度制御系の制御回路904の構成を図7に基づき説明する。
図7は、感光ドラム温度制御系の制御回路904の構成を示すブロック図である。
図7において、制御回路904は、受け回路を含むコンパレータ(以下コンパレータと略称)1001、受け回路を含むコンパレータ(以下コンパレータと略称)1002、OR回路1003を備えている。
サーモパイル式温度センサ902の出力信号902sは、コンパレータ1001に入力される。コンパレータ1001は、比較電圧が、サーモパイル式温度センサ902の出力信号902sが例えば39℃を示す値に相当する電圧になると、オフ信号1001sを出力するように構成されている。非接触式サーミスタ903の出力信号903sは、コンパレータ1002に入力される。コンパレータ1002は、比較電圧が、非接触式サーミスタ903の出力信号903sが例えば43℃を示す値に相当する電圧になると、オフ信号1002sを出力するように構成されている。
コンパレータ1001から出力されるオフ信号1001sと、コンパレータ1002から出力されるオフ信号1002sは、OR回路1003に入力され、OR回路1003の出力信号1003sは、SW回路905に入力される。SW回路905は、OR回路1003からの出力信号1003sに従い、AC電源906からヒータ901に対する電力の供給を制御する。
次に、制御回路904により行われる温度制御を図8及び図9に基づき説明する。
図8は、温度制御を説明するための図であり、図9は、温度制御の概略を示すフローチャートである。
図8及び図9において、初期的には、<(ア)初期状態>に示すように、コンパレータ1001の温度設定は39℃になっている。上述したようにサーモパイル式温度センサ902の温度検出精度のばらつきから、実際にはコンパレータ1001における閾値に相当するオフ出力範囲(38℃〜40℃)でオフ信号1001sが出力される。即ち、感光ドラム14の表面温度がコンパレータ1001のオフ出力範囲(38℃〜40℃)に達した時、制御回路904は、ヒータ901による感光ドラム14の加熱を停止する。
一方、コンパレータ1002の温度設定は44℃になっている。上述したように非接触式サーミスタ903の温度検出精度のばらつきから、実際にはコンパレータ1002における閾値に相当するオフ出力範囲(42℃〜44℃)でオフ信号1002sが出力される。即ち、感光ドラム14の表面温度がコンパレータ1002のオフ出力範囲(42℃〜44℃)に達した時、制御回路904は、ヒータ901による感光ドラム14の加熱を停止する。
このように、コンパレータ1002のオフ出力範囲(42℃〜44℃)よりコンパレータ1001のオフ出力範囲(38℃〜40℃)が低く設定されている。これにより、温度検出精度のばらつきを含めても、初期的には、コンパレータ1001のオフ信号1001sにより感光ドラム14の温度制御が行われる(ステップS1)。しかし、画像形成装置の耐久後は、サーモパイル式温度センサ902のレンズに汚れが付着し、検出温度が低い側にずれる。その状態は<(イ)耐久後1>に示され、感光ドラム14の実際の表面温度に対するサーモパイル式温度センサ902の出力ずれから、コンパレータ1001のオフ出力範囲にずれが生ずる(ステップS2)。
この状態では、サーモパイル式温度センサ902の温度検出精度のばらつきと、非接触式サーミスタ903の温度検出精度のばらつきによっては、コンパレータ1001よりコンパレータ1002が低い温度で動作する状態<領域Ter>が発生する。これは、サーモパイル式温度センサ902の適切なメンテナンスが行われた望ましい状態では無い。即ち、非接触式サーミスタ903の検出温度が所定範囲を超えた場合、制御回路904は、サーモパイル式温度センサ902の異常と判断し、ヒータ901による感光ドラム14の加熱を停止する。
更に、制御回路904は、コントローラ部12を介して操作パネル13の表示部63に警告メッセージを表示することにより、サービスマンや使用者に対してサーモパイル式温度センサ902のレンズが汚れたことを報知し(ステップS3)、レンズの清掃を促す。これにより、サービスマンや使用者はサーモパイル式温度センサ902のレンズの清掃を実施する(ステップS4)。
サーモパイル式温度センサ902の適切なメンテナンスを怠った結果、サーモパイル式温度センサ902のレンズの汚れが更に蓄積した最悪状態としては、全てのばらつきを含めてコンパレータ1001よりコンパレータ1002が低い温度で動作する状態<(ウ)耐久後2>を考えることができる。この状態においても、非接触式サーミスタ903による感光ドラム14の温度検出動作により、感光ドラム14は42℃〜46℃の間で制御され(ステップS5)、トナーの溶融/固化による画像形成装置故障を引き起こさない。
上記のように、サーモパイル式温度センサ902のレンズの汚れに伴い検出温度ずれが発生した時は、非接触式サーミスタ903による感光ドラム14の温度検出値に基づき感光ドラム14の温度制御を行う。即ち、非接触式サーミスタ903をリミッタとして作用させることで、サーモパイル式温度センサ902が汚れた際においても、感光ドラム14の表面温度が画像形成装置の故障を引き起こすような異常温度にならないように制御することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、コンパレータ1001よりコンパレータ1002が低い温度で動作する状態が発生した場合(非接触式サーミスタ903の検出情報が所定範囲を超えた場合)、サーモパイル式温度センサ902の汚れを警告する。また、ヒータ901による感光ドラム14の加熱を停止する。これにより、感光ドラム14の温度制御の精度を一定の範囲に維持することができるため、サーモパイル式温度センサ902のレンズが汚れることで発生する弊害を防止することが可能となる。
即ち、従来のような、的確な温度制御が行われないために、感光ドラムに接する現像スリーブ上でのトナーの溶融/固化や、感光ドラム表面温度の変動により画像の安定性が悪化する問題を解消することが可能となる。また、接触式サーミスタの接触/離間機構や、サーモパイル式温度センサのレンズの清掃部材及びその駆動機構が不要となり、設置スペースやコストの問題を解消することが可能となる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、非接触式サーミスタ903はリミッタとして使用するのではなくサーモパイル式温度センサ902の温度補正に使用する点と、制御回路904が図10に示す構成を有する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態(図1乃至図6)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
次に、本実施の形態の感光ドラム温度制御系の制御回路904の構成を図10に基づき説明する。
図10は、感光ドラム温度制御系の制御回路904の構成を示すブロック図である。
図10において、制御回路904は、受け回路1101、受け回路1102、A/D変換回路1103、マイクロコンピュータ(以下マイコンと略称)1104、メモリ1105を備えている。
サーモパイル式温度センサ902の出力信号902sは、受け回路1101に入力される。受け回路1101からは出力信号1101sが出力され、A/D変換回路1103に入力される。非接触式サーミスタ903の出力信号903sは、受け回路1102に入力される。受け回路1102からは出力信号1102sが出力され、A/D変換回路1103に入力される。
A/D変換回路1103に入力された出力信号1101sと出力信号1102sは、それぞれデジタル値に変換され、マイコン1104で読み取られる。マイコン1104は、これらのデジタル値に基づき、SW回路905を制御してAC電源906からヒータ901に対する電力の供給を制御する。メモリ1105は、マイコン1104に接続されており、2つの補正値(補正値1と補正値2)を記憶する。
次に、制御回路904により行われる温度制御を図11及び図12に基づき説明する。
図11は、温度制御を説明するための図であり、図12は、温度制御の概略を示すフローチャートである。
図11及び図12において、初期的には、<(ア)初期状態>に示すように、マイコン1104は、サーモパイル式温度センサ902の出力信号に基づき、例えば感光ドラム14の表面温度が目標温度T1(例えば39℃)になるように制御する(ステップS11)。
次に、マイコン1104は、感光ドラム14の温度制御時におけるサーモパイル式温度センサ902の検出温度T1と非接触式サーミスタ903の検出温度T2から、下記の(式1)により、
Th1=T2−T1 (式1)
非接触式サーミスタ903の検出温度ずれを補正値1(Th1)として算出する(ステップS12)。更に、マイコン1104は、補正値1(Th1)をメモリ1105に記憶する。
補正値1(Th1)算出処理により、上記第1の実施の形態で説明した非接触式サーミスタ903の検出温度の初期的なばらつきが、サーモパイル式温度センサ902の検出温度のばらつきに比較して大きい分を補正することが可能になる。補正値1(Th1)算出処理は、画像形成装置の出荷時にも当然実施可能であるが、メンテナンスにより感光ドラム14の交換等が行われた際に、感光ドラム14と非接触式サーミスタ903の距離がずれる場合があるため、メンテナンス時に実施するようにしても良い。
画像形成装置の耐久後は、サーモパイル式温度センサ902のレンズの汚れから検出温度ずれが発生する。ここで、サーモパイル式温度センサ902の制御目標温度の補正を行わなかった場合を<(イ)耐久後(補正無し)>に示す。サーモパイル式温度センサ902のレンズの汚れによる検出温度ずれが発生した分だけ、感光ドラム14の温度が上昇し、その結果、非接触式サーミスタ903の検出温度が上昇している(ステップS13)。
そこで、マイコン1104は、下記の(式2)により、
Th2=T2−T1−Th1 (式2)
非接触式サーミスタ903の検出温度の上昇分Th2を補正値2として算出する(ステップS14)。マイコン1104は、算出した補正値2(Th2)の分だけ、サーモパイル式温度センサ902の制御目標温度をずらすと(ステップS15)、<(ウ)耐久後(補正有り)>の状態になる。
マイコン1104は、新しい制御目標温度T2'を(式3)により算出する。
T2'=T1−Th2 (式3)
上記のように、サーモパイル式温度センサ902を用いて感光ドラム14の温度制御を行う際に、非接触式サーミスタ903で検出された画像形成装置の耐久による検出温度ずれの分を補正することで、耐久による変動が無く、感光ドラム14の温度を一定に保つことができる。
補正値2(Th2)は、耐久による変動分であるから、一定の時間間隔か、もしくは一定の画像形成枚数毎に補正値2(Th2)算出処理を行うことが望ましい。例えば、毎日最初の画像形成ジョブの前か、或いは所定枚数(例えば1000枚)の画像形成毎に補正値2(Th2)算出処理を行うことで、補正値2を更新すれば、耐久変動による感光ドラム14の温度の変化を小さく抑えることが可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、非接触式サーミスタ903の検出情報に基づきサーモパイル式温度センサ902の検出情報を補正する。また、非接触式サーミスタ903の検出情報の基準補正値をサーモパイル式温度センサ902の検出情報に基づき生成する。これにより、感光ドラム14の温度制御の精度を一定の範囲に維持することができ、サーモパイル式温度センサ902のレンズが汚れることで発生する弊害を防止することが可能となる。
即ち、従来のような、的確な温度制御が行われないために、感光ドラムに接する現像スリーブ上でのトナーの溶融/固化や、感光ドラム表面温度の変動により画像の安定性が悪化する問題を解消することが可能となる。また、接触式サーミスタの接触/離間機構や、サーモパイル式温度センサのレンズの清掃部材及びその駆動機構が不要となり、設置スペースやコストの問題を解消することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記第1及び第2の実施の形態では、第一の温度検出手段として、感光ドラム表面から放出される赤外線をレンズにより集光する方式のサーモパイル式温度センサを使用した場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。感光ドラム表面から放出される赤外線をフィルタによりフィルタリングする方式のサーモパイル式温度センサを使用してもよい。この場合も上記各実施の形態と同様の効果を奏する。
上記第1及び第2の実施の形態では、第二の温度検出手段として、非接触式サーミスタを使用した場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えばサーミスタ式非接触温度センサを使用してもよい。この場合も上記各実施の形態と同様の効果を奏する。
上記第1及び第2の実施の形態では、感光ドラムを温度制御する場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。定着器を構成する定着ローラ(定着部材)を温度制御する際にも適用することが可能である。この場合も上記各実施の形態と同様の効果を奏する。
上記第1及び第2の実施の形態では、画像形成装置として電子写真方式で画像形成を行う複写機を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。電子写真方式で画像形成を行うプリンタやファクシミリにも適用することが可能である。この場合も上記各実施の形態と同様の効果を奏する。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVDRAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す構成図であり、(a)は画像形成装置にステイプルソータを装備した場合の構成を示す図、(b)は画像形成装置に製本装置を装備した場合の構成を示す図である。 画像形成装置のコントローラ部の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の画像処理部の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の操作パネルの構成を示す上面図である。 画像形成装置のレーザユニット等の構成を示す概略図である。 画像形成装置の感光ドラム温度制御系の構成を示すブロック図である。 感光ドラム温度制御系の制御回路の構成を示すブロック図である。 温度制御を説明するための図である。 温度制御の概略を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る感光ドラム温度制御系の制御回路の構成を示すブロック図である。 温度制御を説明するための図である。 温度制御の概略を示すフローチャートである。 従来例1に係る感光ドラムの温度制御例を示す図である。 従来例2に係る感光ドラムの温度制御例を示す図である。 従来例3に係るサーモパイル式温度センサの構成を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
14 感光ドラム(被加熱体、感光体)
27 定着器(被加熱体、定着部材)
902 サーモパイル式温度センサ(第一の温度検出手段)
903 サーミスタ(第二の温度検出手段)
904 制御回路(警告手段、補正手段、生成手段、温度制御手段、加熱停止手段)

Claims (14)

  1. 被加熱体の温度を検出する温度検出装置であって、
    前記被加熱体から放射される赤外線の量に基づき、前記被加熱体の温度を検出する第一の温度検出手段と、
    前記被加熱体からの対流熱に基づき、前記被加熱体の温度を検出する第二の温度検出手段と、
    前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記第一の温度検出手段の異常と判断し警告を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする温度検出装置。
  2. 前記第二の温度検出手段の検出情報に基づき、前記第一の温度検出手段の検出情報を補正する補正手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  3. 前記第二の温度検出手段の検出情報の補正値を、前記第一の温度検出手段の検出情報に基づき生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  4. 前記被加熱体は、媒体に画像形成を行うための潜像が形成される感光体、媒体に形成された画像の定着を行う定着部材を含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  5. 前記第一の温度検出手段の検出方式は、赤外線を集光手段により集光した際の赤外線の量に基づき前記被加熱体の温度を検出する検出方式、赤外線をフィルタによりフィルタリングした際の赤外線の量に基づき前記被加熱体の温度を検出する検出方式を含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  6. 前記第一の温度検出手段は、前記被加熱体に非接触に配置されサーモパイル素子及び少なくとも1つのサーミスタを備えるサーモパイル式温度センサであることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  7. 前記第二の温度検出手段は、前記被加熱体に非接触に配置される非接触式サーミスタ、前記被加熱体に非接触に配置されるサーミスタ式非接触温度センサを含む群から選択されることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  8. 前記請求項1乃至7の何れかに記載の温度検出装置を備え、被加熱体の温度制御を行う温度制御装置であって、
    前記第一の温度検出手段の検出情報に基づき、加熱手段を制御して前記被加熱体の温度を制御する温度制御手段と、
    前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記加熱手段による前記被加熱体の加熱を停止する加熱停止手段と、
    を備えることを特徴とする温度制御装置。
  9. 前記請求項1乃至7の何れかに記載の温度検出装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記請求項8記載の温度制御装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 被加熱体の温度を検出する温度検出装置の制御方法であって、
    前記被加熱体から放射される赤外線の量に基づき、第一の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第一の温度検出ステップと、
    前記被加熱体からの対流熱に基づき、第二の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第二の温度検出ステップと、
    前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記第一の温度検出手段の異常と判断し警告を行う警告ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  12. 被加熱体の温度制御を行う温度制御装置の制御方法であって、
    前記被加熱体から放射される赤外線の量に基づき、第一の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第一の温度検出ステップと、
    前記被加熱体からの対流熱に基づき、第二の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第二の温度検出ステップと、
    前記第一の温度検出手段の検出情報に基づき、加熱手段を制御して前記被加熱体の温度を制御する温度制御ステップと、
    前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記加熱手段による前記被加熱体の加熱を停止する加熱停止ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  13. 被加熱体の温度を検出する温度検出装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記被加熱体から放射される赤外線の量に基づき、第一の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第一の温度検出モジュールと、
    前記被加熱体からの対流熱に基づき、第二の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第二の温度検出モジュールと、
    前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記第一の温度検出手段の異常と判断し警告を行う警告モジュールと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  14. 被加熱体の温度制御を行う温度制御装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記被加熱体から放射される赤外線の量に基づき、第一の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第一の温度検出モジュールと、
    前記被加熱体からの対流熱に基づき、第二の温度検出手段により前記被加熱体の温度を検出する第二の温度検出モジュールと、
    前記第一の温度検出手段の検出情報に基づき、加熱手段を制御して前記被加熱体の温度を制御する温度制御モジュールと、
    前記第二の温度検出手段の検出情報が所定範囲を超えた場合、前記加熱手段による前記被加熱体の加熱を停止する加熱停止モジュールと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
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