JP2009126002A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光手段が持つ傾きや湾曲のプロファイル情報伝送用の信号線を追加することなしに露光手段内のプロファイル情報を伝送することができる画像形成装置の提供。
【解決手段】プロファイルデータをレーザ駆動信号に変換し、レーザドライバ505はプロファイルデータに応じてレーザダイオード506を駆動し、レーザダイオード506の光量を検知するフォトダイオード507のレーザ光量検知信号Yをシリアルデータとしてコントローラ部150で検知しプロファイルデータを取得する。
【選択図】図4

Description

本発明は、露光手段を使用した画像形成装置に関するものである。特に、露光手段においてミラーやレンズの傾き、湾曲による画像の色ずれを補正するための露光手段内のプロファイルデータを露光手段側に持ち、そのデータを画像形成装置本体に伝送する方式に関するものである。
電子写真方式の一般的なカラー画像形成装置として、いわゆるタンデム型の画像形成装置が知られている。タンデム型の画像形成装置は、例えばブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、の色毎に設けられた画像形成部が、転写対象(例えば中間転写体)に対向して並べて配置された画像形成装置である。このタンデム型の画像形成装置では、各々の画像形成部で形成される色の異なる画像が、走行する転写対象に順次転写されて多重化され、カラー画像が形成される。
このタンデム型の画像形成装置では、色毎に形成された画像を重ねてカラー画像を形成する。このため、画像形成部の各取り付け位置の誤差、各画像形成部の周速誤差、転写対象に対する露光位置の違い、転写対象の線速の変化等により形成された画像において色ずれが発生する場合がある。このうち、レーザ走査系の反射ミラーやf−θレンズ等の光学部品の組み立て誤差によりレーザ走査光が傾いたり湾曲したりすることにより発生する色ずれを補正するために、次のような提案がなされている。例えば、特許文献1や特許文献2に示されているような方法によりミラーやレンズの位置をモータ等のアクチュエータで調整することにより、光学的に色ずれの補正を行っている装置がある。
しかしながら、上記従来例ではミラーやレンズを高精度に位置制御するために高価なアクチュエータや複雑なメカ構成が必要となり、装置のコストアップにつながっていた。これを解決する手段として、レーザ光の傾きや湾曲のプロファイルに応じてあらかじめ画像データを逆補正することにより、最終的に紙に出力された画像の色ずれを補正する方法が提案されている。例えば特許文献3や特許文献4等に詳しく述べられている。また、傾きや湾曲のプロファイルデータはレーザ走査ユニット固有のものであるので、ユニット故障による交換等のことを考えると、レーザ走査ユニット側に持つことが合理的である。特許文献5には、走査露光ユニット側に上述のプロファイルデータを持つ例が示されている。
特開昭63−300261号公報 特開平2−308213号公報 特開2001−309139号公報 特開2006−289749号公報 特開2000−177170号公報
しかしながら、特許文献5に示す手段では、光学走査ユニットから画像形成装置本体に対して、傾き/湾曲のプロファイルデータを伝送する手段が必要になり、束線の本数が増えてしまう等の問題があった。
本発明は、以上の点に着目して成されたものであり、露光手段が持つ傾きや湾曲のプロファイル情報伝送用の信号線を追加することなしに露光手段内のプロファイル情報を伝送することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、露光手段内に傾きや湾曲のプロファイル情報を記憶する記憶手段を有する。そして、プロファイル情報に対応して露光手段内の発光手段を点滅させ、この点滅状態を露光手段内の光量検知手段によって検知することによってプロファイル情報を画像形成装置本体へ伝送するようにした。
すなわち、本発明の技術内容は以下の構成を備えることにより前記課題を解決できた。
(1)画像信号に応じて像担持体を露光する露光手段と、前記露光手段に前記画像信号を伝送する制御手段とを備える画像形成装置において、前記露光手段は、発光手段と、前記発光手段を前記画像信号に応じて駆動する駆動手段と、前記駆動手段により駆動された前記発光手段の光量を検知する光量検知手段と、前記露光手段のプロファイル情報を記憶する記憶手段とを有し、前記画像信号と前記記憶手段に記憶された前記プロファイル情報に基づく信号とのいずれか一方を選択し前記駆動手段へ伝送する選択手段を備え、前記駆動手段は、前記選択手段から前記プロファイル情報に基づく信号が伝送されたとき、前記プロファイル情報に基づく信号に応じて前記発光手段を駆動し、前記光量検知手段は、前記プロファイル情報に基づく信号に応じて駆動された前記発光手段の光量を検知し、前記プロファイル情報に基づく信号を前記制御手段に伝送し、前記制御手段は、前記光量検知手段により伝送された前記プロファイル情報に基づく信号を受信し、前記プロファイル情報を取得することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、露光手段が持つ傾きや湾曲のプロファイル情報伝送用の信号線を追加することなしに露光手段内のプロファイル情報を伝送することが可能である。これは、露光手段と画像形成装置本体との間で、元々接続されている光量検知手段を利用することにより実現可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下、図面を参照して実施例1を説明する。
図1は、本実施例に係る電子写真方式でタンデム型の中間転写ベルト(中間転写手段)を有するカラー画像形成装置(カラープリンタ)の一例を示す概略構成断面図である。
この画像形成装置は、イエロー色の画像を形成する画像形成部1Yと、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形成部1Cと、ブラック色の画像を形成する画像形成部1Bkを備えている。すなわち、4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えており、これら4つの画像形成部1Y,1M,1C,1Bkは一定の間隔において一列に配置される。さらにその下方に給紙ユニット(後述する17、20等)を配置し、用紙P(記録媒体)の搬送パス(後述する18,19等)を縦に配置し、その上方に定着ユニット16を備えている。
次に個々のユニットについて詳しく説明する。各画像形成部1Y,1M,1C,1Bkには、それぞれ像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)2a,2b,2c,2dが設置されている。各感光ドラム2a,2b,2c,2dの周囲には、次のような装置等が配置されている。まず、一次帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写手段としての転写ローラ5a,5b,5c,5d、ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ配置されている。また、一次帯電器3a,3b,3c,3dと現像装置4a,4b,4c,4dとの間の下方には、レーザ露光装置7が設置されている。なお、7aは後述するレーザスキャナユニットである。
各感光ドラム2a,2b,2c,2dは、負帯電のOPC(有機光導電体)感光体でアルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有しており、駆動装置(不図示)によって矢印方向(時計回り方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。一次帯電手段としての一次帯電器3a,3b,3c,3dは、帯電バイアス電源(不図示)から印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。感光ドラム2a,2b,2c,2d下方に配置されるレーザ露光装置7は、与えられる画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応した発光を行うレーザ発光部、ポリゴンレンズ、反射ミラー等で構成される。そして、各感光ドラム2a、2b、2c、2dに露光をすることによって、各一次帯電器3a,3b,3c,3dで帯電された各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成する。レーザ露光装置7の詳細構成に関しては後述する。
各現像装置4a,4b,4c,4dは、それぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、ブラックトナーが収納されている。そして、各感光ドラム2a,2b,2c,2d上に形成される各静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像として現像(可視像化)する。一次転写手段としての転写ローラ5a,5b,5c,5dは、各一次転写部32a〜32dにて中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a,2b,2c,2dに当接可能に配置されている。そして、各感光ドラム2a,2b,2c,2d上のトナー像を順次中間転写ベルト8上に転写し重ね合わせていく。ドラムクリーナ装置6a、6b、6c、6dは、クリーニングブレード等で構成され、感光ドラム2a,2b,2c,2d上の一次転写時の残留した転写残トナーを、感光ドラム2a,2b,2c,2dから掻き落としドラムの表面を清掃する。中間転写ベルト8は、各感光ドラム2a,2b,2c,2dの上面側に配置されて、二次転写対向ローラ10とテンションローラ11間に張架されている。そして、二次転写対向ローラ10は、二次転写部において、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接可能に配置されている。また中間転写ベルト8は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等のような誘電体樹脂によって構成されている。中間転写ベルト8に転写された画像は二次転写部において、給紙ユニット(後述する17等)から搬送され用紙P上に転写される。中間転写ベルト8の外側で、テンションローラ11の近傍には、中間転写ベルト8の表面に残った転写残トナーを除去して回収するベルトクリーニング装置(不図示)が設置されている。
以上に示したプロセスにより各トナーによる画像形成が行われる。
給紙ユニットは、次のように構成される。まず、用紙Pを収納するためのカセット17、手差しトレイ20、カセット17内もしくは手差しトレイ20から用紙Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ(不図示)から成る。そして、各ピックアップローラから送り出された用紙Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ、給紙ガイド18から成る。さらに、画像形成部1Y,1M,1C,1Bkの画像形成タイミングに合わせて用紙Pを二次転写部へ送り出すためのレジストローラ19から成る。
定着ユニット16は、次のように構成される。まず、内部にPTC(Positive Temperature Coefficient)素子を配列したセラミック基板などの熱源を備えた定着フィルム16aから成る。そして、セラミック基板に定着フィルム16aをはさんで加圧される加圧ローラ16b(このローラに熱源を備える場合もある)から成る。また、定着ユニット16搬送前後にはローラ対(定着フィルム16aと加圧ローラ16b)のニップ部31へ用紙Pを導くための搬送ガイド34、定着ユニット16から排出された用紙Pを画像形成装置の外部に導き出すための外排紙ローラ21が配設される。
制御ユニットは、画像形成部1Y,1M,1C,1Bkや給紙ユニット、定着ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板やモータドライバ基板(不図示)などから成る。
図2は画像形成装置におけるコントローラ部150および画像処理部300のブロック図である。
201は画像処理装置全体の制御を行うCPUであり、装置本体の制御手順(制御プログラム)を記憶した読み取り専用メモリ203(ROM)からプログラムを順次読み取り、実行する。CPU201のアドレスバスおよびデータバスは202のバスドライバ回路、アドレスデコーダ回路をへて各負荷に接続されている。また、204は入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダムアクセスメモリ(RAM)である。
206はI/Oインターフェースであり、次のような各負荷に接続される。すなわち、操作者がキー入力を行い、装置の状態等を液晶、LEDを用いて表示する151の操作パネルや給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うモータ類207、クラッチ類208、ソレノイド類209に接続される。さらにまた、搬送される用紙Pを検知するための、紙検知センサ類210等の装置の各負荷に接続される。現像装置4a,4b,4c,4dには現像装置内のトナー量を検知する211のトナー残検知センサが配置されており、その出力信号がI/Oインターフェース206のポートに入力される。さらに、各負荷のホームポジション、ドアの開閉状態等を検知するためのスイッチ類212の信号もI/Oインターフェース206のポートに入力される。213は高圧制御ユニットであり、CPU201の指示に従って、前述の一次帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写前帯電器(不図示)、転写帯電器(不図示)、分離帯電器(不図示)へ高圧を出力する。16cは定着フィルム16aが備える熱源であるところの、PTC素子を配列した基材で形成されるヒータで、オンオフ信号によってAC電圧が供給される。
300は画像処理部でありこの処理部にもCPU等を搭載しており、CPU201とシリアル信号などで接続されており通信を行い、エンジン部への出力タイミング等のやり取りを行う。また、接続されたパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンとする)106などから出力された画像信号が入力されると画像処理を行い、エンジン部へ画像データを出力する。画像処理部300からの画像データに従って、レーザスキャナユニット7aから出力されるレーザ光は感光ドラム2a,2b,2c,2dを照射し、露光する。そして、これとともに非画像領域において受光センサであるところの214のビーム検知センサによって発光状態が検知され、その出力信号がI/Oインターフェース206のポートに入力される。なお、215は画像信号に基づいてレーザスキャナユニット7aを駆動するパルス幅信号を生成するPWM回路、220はシリアルICである。
次に上記したカラー画像形成装置のエンジン部の画像形成動作について説明を行う。
画像形成装置に接続されたパソコン106などから画像形成開始信号が発せられると、選択されたカセット17もしくは手差しトレイ20から給紙動作を開始する。たとえばカセット17から給紙された場合について説明すると、まずピックアップローラにより、カセット17から用紙Pが一枚ずつ送り出される。そして用紙Pが給紙ローラ、給紙ガイド18の間を案内されてレジストローラ19まで搬送される。そのとき、レジストローラ19は停止されており、紙先端はレジストローラ19のニップ部に突き当たる。その後、画像形成部1Y,1M,1C,1Bkが画像の形成を開始するタイミング信号に基づいて、レジストローラ19は回転を始める。この回転時期は、用紙Pと画像形成部1Y,1M,1C,1Bkより中間転写ベルト8上に一次転写されたトナー画像とが二次転写部においてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
一方、画像形成部1Y,1M,1C,1Bkでは画像形成動作開始信号が発せられると、各色の感光ドラム2a,2b,2c,2d上に静電潜像が形成される。副走査方向の画像形成タイミングは中間転写ベルト8の回転方向において一番上流にある感光ドラム(本実施例の場合はY)から順に各画像形成部間の距離に応じて決定され、制御される。また各感光ドラム2a,2b,2c,2dの主走査方向の書き出しタイミングについては図示しない回路動作により1つのBDセンサ信号(本実施例ではBkに配置されている)を用いて、擬似BDセンサ信号を生成し制御する。形成された静電潜像は、前述したプロセスにより現像される。そして一番上流にある感光ドラム2a上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された転写ローラ5aによって一次転写部32aにおいて中間転写ベルト8に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写部32bまで搬送される。そこではタイミング信号により、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト8上において一次転写される。
その後、用紙Pが二次転写部(二次転写ローラ12)に進入し中間転写ベルト8に接触すると、用紙Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ12に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー画像が用紙Pの表面に転写される。二次転写後、用紙Pは搬送ガイド34によって定着ユニット16のニップ部31まで正確に案内される。そして定着フィルム16a,加圧ローラ16bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が用紙P表面に定着される。定着ユニット16の構成、温調制御に関しては後述する。その後、外排紙ローラ21により搬送され、用紙Pは機外に排出されて一連の画像形成動作を終了する。
本実施の形態では、上流側からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に配置したが、これは装置の特性で決定されるものでこの限りではない。
図3は本実施例におけるコントローラ部150(制御手段)とレーザスキャナユニット7aとの接続を示した図である。レーザスキャナユニット7a(露光手段)には、レーザドライバ基板500と501が接続されている。レーザドライバ基板500は、イエロー用のレーザ(Yレーザ)とマゼンタ用のレーザ(Mレーザ)が実装されており、レーザドライバ基板501にはシアン用レーザ(Cレーザ)とブラック用レーザ(Bkレーザ)が実装されている。また、コントローラ部150とレーザドライバ基板500が接続されており、レーザドライバ基板500を中継してレーザドライバ基板501とも接続されている。また、コントローラ部150とレーザドライバ基板500とを接続している信号は、次のようになっている。まず、コントローラ部150からレーザドライバ基盤方向の信号としては、次のようになる。すなわち、各色のレーザの動作モード切替信号(CTRL_Y/M/C/Bk[1:0]、計8本)、各色の画像信号(Video_Y/M/C/Bk[1:0]、計8本)とレーザ光量切替信号(Y/M/C/Bk、計4本)である。ここで、画像信号は差動信号であり、レーザ光量切替信号はアナログ信号である。また、レーザドライバ基板500からコントローラ部150方向の信号としては、各色用レーザの発光光量を検知するための信号(レーザ光量検知信号Y/M/C/Bk、計4本)である。
図4はレーザドライバ基板500の内部回路の一部を示したブロック図である。502は電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ(記憶手段)(図中、EEPROMと記す、以下、メモリと記す)であり、レーザスキャナユニット7aのプロファイルデータ(プロファイル情報)を格納している。503はASICであり、コントローラ部150から入力されるレーザドライバ制御信号たる動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]が接続されている。このレーザドライバ制御信号に基づいてメモリ502のデータをシリアルデータ(プロファイル情報に基づく信号)に変換してout端子に出力する。また、ASIC 503は、CTRL信号(動作モード切替信号CTRL_Y[1:0])をスルー出力している(図中、ASIC 503で、破線矢印で示す)。
504は2対1のセレクタ(SEL)(選択手段)である。ここで、Aは画像信号Video_Y[1:0]の入力端子、BはASIC 503のout端子からの信号の入力端子、Sは動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]の入力端子であり、表1に示す動作をする。すなわち、CTRL_Y信号=“01”(表中のS)のときはASICからの出力をout端子に出力し、それ以外の場合はコントローラ部150から入力される画像信号をout端子に出力する。
Figure 2009126002
505はYレーザ用のレーザドライバ(駆動手段)(LDrv)であり、inはセレクタ504のout端子からの信号の入力端子、SはASIC503でスルーされた動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]の入力端子であり、表2のように動作する。すなわちCTRL_Y=“00”のときはレーザをフルオフ(off)、“11”のときはフルオン(full_on)とし、それ以外の場合はセレクタ504からの入力を出力する。また、図示しないが、コントローラ部150から入力されるレーザ光量切替信号Yの電圧に応じてYレーザの発光光量を増減する機能を持つ。
Figure 2009126002
なお、506はレーザダイオード(発光手段)(LD)、507はフォトダイオード(光量検知手段)(PD)である。
図5は、レーザスキャナユニット7aの傾き、曲がりのプロファイルについての説明図である。レーザスキャナユニット7aは、反射ミラーやf−θレンズの取り付けの状態によって湾曲したり傾いたりする。このとき、主走査方向の直線を感光ドラム2a,2b,2c,2d上(像担持体上)に走査すると、例えば図5に示した“補正前の走査線(1ライン分)”のように曲がって走査されてしまう。フルカラーの画像形成装置においては、各色でこのプロファイルが異なるため、色ずれなどの画像不良を発生することになる。これを補正するために、あらかじめ画像の曲がりのプロファイルを取得して、1画素ずれるポイントで画像データの並べ替えを行うことにより主走査方向の直線を水平になるような補正を行う(図5の“補正後の走査線(1ライン分)”)。本実施例においては、図5に示すように主走査方向のY_a,Y_b,Y_c,Y_d,Y_eの各位置で画像データを1画素ずつずらし、Y_f,Y_g,Y_h,Y_iの位置では1画素ずつ逆方向にずらしている。
上述の動作をさせるためのプロファイルデータの格納方法を具体的に示したのが図6である。アドレス“0000〜0FFF”はYレーザ用、“1000〜1FFF”はMレーザ用、“2000〜2FFF”はCレーザ用、“3000〜4FFF”はBkレーザ用に割り当てており、1画素だけ画像データをずらす位置とその方向を格納している。たとえば、アドレス“0000”にはY_aの位置が格納されており、アドレス“0006”にはY_gの位置と補正方向が逆方向になることを示す“−”の符号が格納されている。
図7は画像を出力する際のYレーザの動作モードを説明するためのタイミングチャートである。回路ブロック図には図示しないBD信号を基準として、動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]は図のように変化する。CTRL_Y=“11”のときはレーザドライバ505のステータスは強制オン(表2参照)となっており、BD信号を検出すると同時にレーザ光量の調整を行う(APC(Automatic Power Control))。動作モード切替信号CTRL_Y=“00”のときは、レーザは強制オフされる(表2参照)。動作モード切替信号CTRL_Y=“10”のときは画像信号を出力するモードとなっており、レーザドライバ505のin端子に入力されたデータに応じてout端子から出力される。なお、動作モード切替信号CTRL_Y=“10”のとき、表1よりセレクタ504のout端子にはAに入力された信号が出力されるので、レーザドライバ505のin端子には画像信号Video_Y[1:0]が入力される。
図8はプロファイルデータをコントローラ部150に伝送するときの動作を示したタイミングチャートである。動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]=“01”とすると、ASIC 503はメモリ502のアドレス“0000”〜“3FFF”番地までのデータをシリアルデータとして順番に出力する(図6参照)。結果的には図8に示すようにASIC 503からはY_a、Y_b、・・・と順番に出力される。ASIC 503から出力されたプロファイルデータはセレクタ504でセレクトされレーザドライバ505に伝送される。レーザドライバ505はレーザダイオード506を発光させ、発光状態に応じた出力がフォトダイオード507を介してコントローラ部150に、レーザ光量検知信号Yとして伝送される。コントローラ部150では、図示しない受信回路でレーザ光量検知信号Yを入力し、シリアルデータを解釈してレーザスキャナユニット7aのプロファイルとして図示しない記憶装置(記憶手段)に記憶する。
ここで、プロファイルデータの検出時のレーザ光量は、感光ドラム2a〜2dに対して影響を与えないように画像形成時の光量以下とする。
このように本実施例によれば、レーザスキャナユニット7aが持つ傾き/湾曲のプロファイル伝送用の信号線を追加することなしにレーザドライバ基板500のメモリ502内のプロファイルデータを伝送することができる。
なお、本実施例の説明では、イエロー用のレーザドライバ505を介してプロファイルデータを伝送させる例を示した。このほか、複数有するレーザダイオード(Y/M/C/Bk用)を用いて、プロファイルデータ伝送時のエラーチェックを行うようにしてもよい。すなわち、複数のレーザダイオードにより同一のプロファイルデータを、フォトダイオード(Y/M/C/Bk用)を介してコントローラ部150に伝送する。そして、コントローラ部150は取得した複数のプロファイルデータを比較し、一致していれば正しいデータとして受信し、一致していなければエラーとし、レーザドライバ(Y/M/C/Bk用)にプロファイルデータの伝送を要求する構成としてもよい。
実施例1では、画像形成を行わないときにレーザダイオードの点滅によってレーザスキャナユニット7aのプロファイルデータをコントローラ部150に伝送する例を示した。この場合、レーザ光の位置が特定できないので、レーザ光が画像形成装置内の感光ドラム2a,2b,2c,2dの特定ポイントを連続的に照射してしまう可能性がある。このため、露光状態が固定されてしまい、感光ドラム2a,2b,2c,2dの特性が劣化してしまうなどの問題を招く可能性がある。本実施例では、このような問題を防止するためにレーザと感光ドラム2a,2b,2c,2dの間の光路をふさぐレーザシャッター(遮光手段)の開閉機構を設け、プロファイルデータ取得時にはレーザシャッターを閉じるようにする例について説明する。なお、画像形成装置等の構成は実施例1で説明したものと同じであり、同じ符号を用いて説明する。
図9は本実施例におけるレーザスキャナユニット7aのプロファイルデータを取得する際のフローチャートである。図9において、ステップS1でレーザシャッターを閉じる。このとき、レーザと感光ドラム2a,2b,2c,2d間の光路は遮断されるが、レーザと光量検知用のフォトダイオード507との間は遮断されないので、レーザ光量の検知は可能である。続いてステップS2で動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]を“01”とし、プロファイルデータ取得モードとする。またレーザの光量の設定を最大値に設定する。これは、フォトダイオード507での検知をしやすくし、データの伝送をより安定させて行うためである。ステップS3でプロファイルデータ取得の終了を待ち、ステップS4で動作モード切替信号CTRL_Y[1:0]を“00”とし、レーザを強制オフさせる。また、レーザ光量の設定を通常の設定値に戻す。その後ステップS5でレーザシャッターを開き、レーザと感光ドラム2a,2b,2c,2d間の光路を復活させ、画像形成動作可能な状態とする。
このように、本実施例によれば、プロファイルデータの伝送時に、レーザ光が感光ドラム2a,2b,2c,2dの特定ポイントを連続的に照射してしまうことを防止することができる。
本発明に係るカラー画像形成装置の概略構成断面図 本発明に係るコントローラ部および画像処理部のブロック図 本発明に係るコントローラ部とレーザスキャナユニットの接続を示す図 本発明に係るレーザドライバ基板の内部回路の一部を示したブロック図 本発明に係るレーザスキャナユニットの傾き、曲がりのプロファイルとその補正についての説明図 本発明に係るプロファイルデータ格納メモリのデータを示す図 本発明に係るレーザの動作タイミングチャート 本発明に係るレーザスキャナユニットのプロファイルデータ取得動作のタイミングチャート 本発明の実施例2に係る動作を示すフローチャート
符号の説明
1Y,1M,1C,1Bk 画像形成部
2a,2b,2c,2d 感光ドラム(像担持体)
3a,3b,3c,3d 一次帯電器(帯電手段)
4a,4b,4c,4d 現像装置(現像手段)
5a,5b,5c,5d 転写ローラ(一次転写手段)
7a レーザスキャナユニット(露光手段)
150 コントローラ部(制御手段)
502 メモリ(記憶手段)
504 セレクタ(選択手段)
505 レーザドライバ(駆動手段)
506 レーザダイオード(発光手段)
507 フォトダイオード(光量検知手段)

Claims (5)

  1. 画像信号に応じて像担持体を露光する露光手段と、前記露光手段に前記画像信号を伝送する制御手段とを備える画像形成装置において、
    前記露光手段は、発光手段と、前記発光手段を前記画像信号に応じて駆動する駆動手段と、前記駆動手段により駆動された前記発光手段の光量を検知する光量検知手段と、前記露光手段のプロファイル情報を記憶する記憶手段とを有し、
    前記画像信号と前記記憶手段に記憶された前記プロファイル情報に基づく信号とのいずれか一方を選択し前記駆動手段へ伝送する選択手段を備え、
    前記駆動手段は、前記選択手段から前記プロファイル情報に基づく信号が伝送されたとき、前記プロファイル情報に基づく信号に応じて前記発光手段を駆動し、
    前記光量検知手段は、前記プロファイル情報に基づく信号に応じて駆動された前記発光手段の光量を検知し、前記プロファイル情報に基づく信号を前記制御手段に伝送し、
    前記制御手段は、前記光量検知手段により伝送された前記プロファイル情報に基づく信号を受信し、前記プロファイル情報を取得することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記駆動手段は、前記選択手段から前記プロファイル情報に基づく信号が伝送されたとき、前記発光手段を画像形成時の光量以下で駆動することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記選択手段から前記プロファイル情報に基づく信号が伝送されたとき、前記露光手段の前記像担持体への露光を遮光する遮光手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記駆動手段は、前記選択手段から前記プロファイル情報に基づく信号が伝送されたとき、前記発光手段を画像形成時の光量に比べて高い光量で駆動することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記露光手段は、前記駆動手段と前記発光手段と前記光量検知手段と前記選択手段とを複数有し、
    前記制御手段は、前記複数の光量検知手段から取得した前記プロファイル情報を比較し、比較の結果、一致している場合は正しい情報とし、一致していない場合はエラーとして前記駆動手段に前記プロファイル情報に基づく信号の伝送を要求することを特徴とする画像形成装置。
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