JP2006295008A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型であるとともに、低耐圧MOS型トランジスタとの同時形成に好適な高耐圧の半導体装置とその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る半導体装置は、第1導電型の半導体層に形成された素子分離絶縁膜により区分された領域に、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、第2導電型のソース領域及びドレイン領域とを有する。そして、前記ソース領域とドレイン領域の少なくとも一方が、第1の低濃度領域と高濃度領域とを有し、前記素子分離絶縁膜の下側に形成されたチャネルストッパ領域と、前記ソース領域及びドレイン領域との間に第2導電型の第2の低濃度領域を有する。また、前記ゲート電極直下の半導体層は、ゲート電極に沿って、チャネルストッパ領域側に突出し、当該半導体層とチャネルストッパ領域とが接触している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、高耐圧のMOS(Metal Oxide Semiconductor)型トランジスタと低耐圧のMOS型トランジスタとの混載に好適な半導体装置及びその製造方法に関する。
複数のMOS型トランジスタを同一の半導体基板上に形成する場合、隣接するトランジスタ間には酸化膜等からなる素子分離領域が設けられ、互いに絶縁分離されている。また、当該素子分離領域の下方には、ウェル領域と同一導電型の不純物領域からなるチャネルストッパ領域が設けられる。
上記構成において、上記チャネルストッパ領域が、MOS型トランジスタのソース領域やドレイン領域等を構成する高濃度の不純物領域と接触して形成されると、トランジスタが動作状態にあるときに、当該接触部に形成されたpn接合に逆バイアスが印加される。すなわち、当該pn接合に電界が集中し、ブレークダウン電圧が低下する等の逆方向特性の劣化が生じる。このため、高耐圧MOS型トランジスタでは、チャネルストッパ領域と、高濃度不純物領域とが直接接触することがないように、両領域の間に所定の間隔(オフセット領域)を設ける構造が採用されている。しかしながら、上記オフセット領域がゲート電極の直下に存在する場合、ゲート電極に動作電位が印加された際に、当該領域にも反転層が形成される。そして、ソース領域とドレイン領域との間に、当該領域を介したリーク電流(以下、ソース−ドレイン間リークという。)が流れる。
この対策として、後掲の特許文献1には、上記オフセット構造を採用する一方で、ゲート電極直下でのソース−ドレイン間リークを防止することが可能なMOS型トランジスタが提案されている。図11は、このような従来のnチャネル型のMOS型トランジスタの構造を示す図である。なお、図11(a)は、MOS型トランジスタの平面レイアウト図であり、図11(b)、(c)は、それぞれ図11(a)に示すA−A線、B−B線における断面図である。
図11に示すように、特許文献1に開示されたMOS型トランジスタは、n型のシリコン基板101に形成されたp型のウェル領域102(以下、pウェル102という。)の表面部に、素子分離領域であるフィールド酸化膜103を備えている。このフィールド酸化膜103により区分された領域のpウェル102の表面部には、n型の低濃度不純物領域106(以下、低濃度領域106という。)と高濃度不純物領域107(以下、高濃度領域107という。)からなるLDD(Lightly Doped Drain)構造のソース領域とドレイン領域とが、ゲート酸化膜104上に形成されたゲート電極105を挟んで互いに対向する位置に形成されている。
また、フィールド酸化膜103の下方には、p型の不純物領域からなるチャネルストッパ領域108が形成されている。当該チャネルストッパ領域108は、ゲート電極105の直下を除く領域では、ソース領域またはドレイン領域と直接接触することがないように、オフセット領域109を介在させて配置されている。
一方、ゲート電極105の直下では、チャネルストッパ領域108は、素子領域111に向けて突出形成され、チャネル領域110に接触している(図11(c)参照。)。ここで、チャネルストッパ領域108の表面濃度は、高濃度領域107の表面濃度よりも低濃度で、かつ低濃度領域106の表面濃度よりも高濃度であることが好ましいとされている。
上記構成によれば、チャネルストッパ領域108は、高濃度領域107と低濃度領域106に対してオフセット領域109が設けられているため、上述のオフセット構造の効果を得ることができる。また、ゲート電極105の直下では、チャネルストッパ領域108がチャネル領域110に接触しているため、チャネル領域110に隣接する領域において反転層が生じることがなく、ソース−ドレイン間リークの発生が防止される。
ところで、高耐圧MOS型トランジスタを実現する観点では、図12の断面図に示すように、ゲート長方向のチャネル端にフィールド酸化膜120を備え、フィールド酸化膜120の下方に形成したウェル領域102と逆導電型の不純物領域からなる電界緩和領域121を設けた構造を有するMOS型トランジスタ(図12は、nチャネル型)がある。本構造では、電界緩和領域121がドレイン領域のチャネル端部に集中する電界を緩和できるため、非常に高い耐圧を有するMOS型トランジスタを実現することができる。
特許第2800702号公報
近年のシステムLSIでは、上述のような高耐圧MOS型トランジスタにより構成されるアンプ回路等が、ロジック回路等のスイッチング回路とともに1つの半導体基板上に形成されている。一般に、スイッチング回路を構成するMOS型トランジスタは、高い耐圧は必要とされず、低消費電力であることが要求される。そして、このような低消費電力のMOS型トランジスタ(以下、低耐圧MOS型トランジスタという。)は、その構造が小型である程、消費電力が小さくなる。
近年の微細加工プロセスの進歩に伴って、このような低耐圧MOS型トランジスタの加工には、浅い不純物拡散層及び薄いゲート絶縁膜が採用され、また、ゲート電極の加工精度を高めるために、より薄いポリシリコン膜により、ゲート電極が形成されるようになっている。このため、図11に示す高耐圧MOS型トランジスタを、低耐圧MOS型トランジスタと同一の基板上に同時に形成する場合には、以下の課題が生じることになる。
上記従来構造の低濃度領域106及び高濃度領域107を形成する一つの手法に、リンと砒素の熱拡散係数の差を利用して、リンと砒素をシリコン基板表面からそれぞれ異なる深さに不純物を熱拡散させる方法がある。当該方法では、熱拡散のために高温の熱処理が行われる。
しかしながら、本手法を用いて、高耐圧MOS型トランジスタを、低耐圧MOSトランジスタと同時に形成する場合、低耐圧MOS型トランジスタの浅い不純物拡散層が熱処理の影響を受けて深く形成され、低耐圧MOS型トランジスタの特性が劣化する。逆に、熱処理の温度や時間を、低耐圧MOS型トランジスタの浅い不純物拡散層を形成する条件に制限すると、高耐圧MOS型トランジスタの高濃度領域107の周囲に、高耐圧化のための十分な幅の低濃度領域106を形成することができない。
また、低濃度領域106及び高濃度領域107を形成する他の手法として、イオン注入法を利用することも考えられる。この場合、低濃度の不純物イオンを高い加速エネルギーで注入することにより低濃度領域106が形成され、高濃度の不純物イオンを低い加速エネルギーで注入することにより高濃度領域107が浅く形成される。このとき、低濃度領域106及び高濃度領域107を、ゲート電極105に対して高精度に位置合わせして形成するためにイオン注入のマスクの一部にゲート電極105が使用される。
しかしながら、上述のように、低耐圧MOS型トランジスタの微細化とともに、ゲート電極105には、より薄いポリシリコン膜が使用される。このため、加速エネルギーが高いとマスクであるゲート電極105を貫通し、ゲート電極105の直下のチャネル領域110にイオンが注入されてしまい、高耐圧MOS型トランジスタの特性が劣化する。
このような特性劣化を避けるためには、高耐圧MOS型トランジスタのチャネル領域110にイオンが注入されることがない加速エネルギーで、低濃度領域106及び高濃度領域107を形成する必要がある。特に、低濃度領域106の形成のための加速エネルギーを、ゲート電極105を貫通することのない加速エネルギーに制限すると、高耐圧MOS型トランジスタの高濃度領域107の周囲に高耐圧化のための十分な幅の低濃度領域106を形成することができない。この場合、上記オフセット構造を採用しても、オフセット領域109に電界集中が生じ、上述の逆方向特性が劣化してしまう。
一方、図12に示す高耐圧MOS型トランジスタによれば、高い耐圧を実現することが可能であるが、チャネル端のフィールド酸化膜120、及び電界緩和領域121を微細な構造で形成することできず、小型化が困難であるという課題がある。
本発明は、上記従来の事情を鑑みて提案されたものであって、小型であるとともに、低耐圧MOS型トランジスタとの同時形成に好適な高耐圧の半導体装置とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記従来の課題を解決するために以下の手段を採用している。まず、本発明に係る半導体装置は、第1導電型の半導体層上に形成された素子分離絶縁膜により区分された領域の表面部に、所定間隔離れて形成された第2導電型のソース領域及びドレイン領域と、当該ソース領域とドレイン領域との間の前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記素子分離絶縁膜下に形成された第1導電型のチャネルストッパ領域とを有する半導体装置を前提としている。
そして、本発明に係る半導体装置は、上記ソース領域とドレイン領域との少なくとも一方が、第2導電型の高濃度不純物領域と、当該高濃度不純物領域の周囲に設けられた第2導電型の第1の低濃度不純物領域とを備える。また、上記チャネルストッパ領域と上記第1の低濃度不純物領域との間の上記素子分離絶縁膜下に、第2導電型の第2の低濃度不純物領域を備えた構成を採用している。
ここで、上記ゲート電極直下の半導体層は、ゲート電極に沿って、チャネルストッパ領域側に突出して形成されるとともに、当該半導体層とチャネルストッパ領域とが接触して形成されることが好ましい。あるいは、上記ゲート電極直下のチャネルストッパ領域が、ゲート電極に沿って、ソース領域とドレイン領域との間の半導体層側に突出し、当該チャネルストッパ領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の半導体層とが接触して形成されてもよい。
上記第1の低濃度不純物領域の表面濃度、上記第2の低濃度不純物領域の表面濃度、及び、上記チャネルストッパ領域の表面濃度は、上記高濃度不純物領域の表面濃度に比べて低濃度であれば、任意の表面濃度を採用することができる。
なお、上記半導体装置を製造する際には、上記素子分離絶縁膜の形成前に、上記第2の低濃度不純物領域及び上記チャネルストッパ領域が形成される。
一方、他の観点では、本発明は、半導体基板上に第1の電界効果トランジスタと、前記第1の電界効果トランジスタに比べて高耐圧の第2の電界効果トランジスタとを備えた半導体装置の製造方法を提供することができる。ここで、第2の電界効果トランジスタのソース領域とドレイン領域との少なくとも一方の領域は、高濃度不純物領域と当該高濃度不純物領域の周囲に設けられた第1の低濃度不純物領域とを有する。
そして、本発明に係る半導体装置の製造方法は、まず、上記第2の電界効果トランジスタの形成領域の外周に第1導電型のチャネルストッパ領域を形成するとともに、当該チャネルストッパ領域により区分された領域内に、第2導電型の第2の低濃度不純物領域が形成される。続いて、上記チャネルストッパ領域上及び前記低濃度不純物領域上、並びに、上記第1の電界効果トランジスタの形成領域の外周表面に、素子分離絶縁膜が形成される。
また、第1の電界効果トランジスタ形成領域と、第2の低濃度不純物領域により区分された第2の電界効果トランジスタ形成領域には、各トランジスタに対応するゲート絶縁膜を介して共通の導電膜が形成され、当該導電膜を加工することにより、前記第1及び第2の電界効果トランジスタのゲート電極が形成される。
そして、上記第2の低濃度不純物領域により区分された領域内に、上記第2の電界効果トランジスタの第2導電型のソース領域と第2導電型のドレイン領域が形成され、上記第1の電界効果トランジスタ形成領域に第1の電界効果トランジスタのソース領域とドレイン領域が形成される。
本発明によれば、少なくともドレイン領域が、高濃度不純物領域と第1の低濃度不純物領域を有し、当該第1の低濃度不純物領域とチャネルストッパ領域との間に第2の低濃度領域が設けられている。このため、チャネルストッパ領域を高濃度に形成した場合であっても、チャネルストッパ領域と第1の低濃度不純物領域との間に形成されるpn接合の逆方向特性の劣化を抑制することができる。
このとき、ゲート電極の直下において、ゲート電極に沿って、チャネルストッパ領域がチャネル領域側に突出し、チャネルストッパ領域がチャネル領域に接触する構造とする。これにより、チャネル領域に隣接する半導体層に反転層が形成されることがなく、ソース−ドレイン間リークの発生を防止することが可能である。また、ゲート電極の直下において、ゲート電極に沿って、チャネル領域がチャネルストッパ領域側に突出し、チャネル領域が、チャネルストッパ領域に接触する構造としてもよい。
さらに、本発明に係る半導体装置の製造方法によれば、素子分離絶縁膜が形成される前にチャネルストッパ領域及び第2の低濃度不純物領域の形成を行うため、素子分離絶縁膜形成時の熱処理により、第2の低濃度不純物領域とチャネルストッパ領域との間の不純物濃度勾配を緩やかにすることができる。このため、当該領域に形成されるpn接合に電界集中が発生することを抑制することができ、当該pn接合の逆方向特性を向上させることができる。
加えて、本発明の高耐圧半導体装置は、例えば、浅い不純物領域や、薄い導電膜からなるゲート電極を備える低耐圧の電界効果トランジスタと同時に形成することが可能である。このため、高耐圧の電界効果トランジスタと低耐圧の電界効果トランジスタとが混載されたシステムLSIを小型に構成することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は、本実施の形態の半導体装置の平面レイアウト図であり、図1(b)、(c)はそれぞれ、図1(a)に示すA−A線、B−B線における断面図である。また、図2及び図3は、図1に示す半導体装置の製造工程を示す工程断面図である。ここで、図2、図3に示す工程断面図は、図1(a)に示すA−A線における断面に相当する。さらに、図4は図2に対応する平面図であり、図5は図3に対応する平面図である。なお、図1〜図5では、図11で説明した従来の半導体装置とは異なり、pチャネル型のMOS型トランジスタを例示している。加えて、図1(a)では、フィールド酸化膜3は、外形のみを図示しており、フィールド酸化膜3の端部を破線で示している。同様に、図1(a)では、ゲート電極5は外形のみを太線で示している。
図1に示すように、本実施の形態に係る半導体装置は、p型のシリコン基板1に形成されたn型のウェル領域2(以下、nウェル2という。)の表面部に、素子分離絶縁膜であるフィールド酸化膜3を備える。このフィールド酸化膜3により区分された領域11(図1(a)の破線内部の領域。以下、素子領域11という。)のnウェル2の表面部には、ゲート酸化膜4上に形成されたゲート電極5を挟んで互いに対向する位置に、p型の低濃度不純物領域6(第1の低濃度不純物領域)が形成されている。そして、低濃度不純物領域6の表面部にはp型の高濃度不純物領域7が形成されている。なお、これらの低濃度不純物領域6と高濃度不純物領域7は、LDD(Lightly Doped Drain)構造のソース領域とドレイン領域として機能する。また、以下では、低濃度不純物領域6を低濃度領域6と呼称し、高濃度不純物領域7を高濃度領域7と呼称する。
一方、フィールド酸化膜3の下側には、n型の不純物領域からなるチャネルストッパ領域8が形成されている。図1(a)及び(c)に示すように、ゲート電極5の直下の領域では、チャネルストッパ領域8は素子領域11に向けて突出して形成され、ソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域10と接触している。そして、本実施の形態に係る半導体装置では、低濃度領域6とチャネルストッパ領域8との間に、分離側低濃度不純物領域15(第2の低濃度不純物領域)が設けられている。
ここで、低濃度領域6の表面濃度、分離側低濃度不純物領域15の表面濃度、及びチャネルストッパ領域8の表面濃度は、高濃度領域7の表面濃度に比べて低濃度あれば、任意の表面濃度を採用することができる。なお、以下では、分離側低濃度不純物領域15を、分離側低濃度領域15と呼称する。
以下、本実施の形態に係る半導体装置のより詳細な構造を、製造工程とともに説明する。
まず、1E15〜1E16cm-3程度にボロンがドープされたp型シリコン基板1上に、5〜30nmのシリコン酸化膜20が熱酸化法等により形成される。また、当該シリコン酸化膜20上には、50〜200nmのシリコン窒化膜21がCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される。そして、公知のフォトリソグラフィ及びエッチング技術を適用して、図2(a)及び図4(a)に示すように、シリコン酸化膜20及びシリコン窒化膜21の積層膜からなる、素子領域11(図1(a)に破線で示す。)を被覆するパターンが形成される。
次に、図2(b)及び図4(b)に示すように、シリコン基板1上に、チャネルストッパ領域8の形成位置のみを被覆するレジストパターン22が、フォトリソグラフィにより形成される。そして、当該レジストパターン22とシリコン窒化膜21(及びシリコン酸化膜20)とをマスクとして、ボロンが1E13〜1E14cm-2程度のドーズ量でシリコン基板1にイオン注入され、表面濃度5E16〜3E17cm-3、深さ0.5〜1.0μm程度のp型の分離側低濃度領域15が形成される。このとき、ボロンの加速エネルギーを15〜30keV程度とすれば、シリコン窒化膜21で被覆された素子領域11にボロンが注入されない。
続いて、上記レジストパターン22を除去したシリコン基板1上に、チャネルストッパ領域8の形成位置に開口を有するレジストパターン23がフォトリソグラフィにより形成される。ここでは、図2(c)及び図4(c)に示すように、以下で形成されるゲート電極5の形成位置に対応する領域にはレジストパターン23が形成されておらず、シリコン窒化膜21が露出している。
そして、レジストパターン23と、シリコン窒化膜21(及びシリコン酸化膜20)をマスクとして、リンが5E12〜5E13cm-2程度のドーズ量でシリコン基板1に注入され、表面濃度が1E17〜5E17cm-3、深さ0.5〜1.0μm程度のn型のチャネルストッパ領域8が形成される。このとき、リンの加速エネルギーを50〜100keV程度とすれば、シリコン窒化膜21に被覆された領域にはリンが注入されない。
上記レジストパターン23が除去された後、図2(d)及び図4(d)に示すように、水蒸気雰囲気中でシリコン基板1の基板温度を1000℃程度に上昇させる熱処理が60〜120分間行われる。これにより、シリコン基板1が露出している領域(シリコン窒化膜21の非形成領域)に300〜700nmのフィールド酸化膜3が形成される。このとき、以下で形成されるゲート電極5の直下に対応する領域では、上記チャネルストッパ領域8の突出部の先端8a(図4(c)参照)に対して、フィールド酸化膜3が自己整合的に形成される。
この後、シリコン窒化膜21及びシリコン酸化膜20が順次エッチング除去された後、シリコン基板1の全面にリンがイオン注入され、図3(a)及び図5(a)に示すように、表面濃度1E16〜5E16cm-3、深さ1.5〜3.0μmのnウェル2が形成される。
さらに、図3(b)及び図5(b)に示すように、シリコン基板1の全面に、厚さ30〜60nm程度のゲート酸化膜4が形成され、当該ゲート酸化膜4上に、CVD法によりリンが1E19〜9E19cm-3程度にドープされたポリシリコン膜が0.2〜0.5μm程度の膜厚で形成される。そして、当該ポリシリコン膜に対して、フォトリソグラフィ及びエッチングが行われ、ゲート電極5のパターンが形成される。なお、本実施の形態では、ゲート電極5のゲート長は1.5〜3.0μm程度としている。
ゲート電極5の形成が完了した後、ゲート電極5及びフィールド酸化膜3をマスクとして、ボロンが、加速エネルギー40〜80keV、ドーズ量5E12〜5E13cm-2でシリコン基板1に注入され、表面濃度1E18〜1E19cm-3、深さ約0.3〜0.6μmのp型の低濃度領域6が形成される。なお、当該イオン注入は、シリコン基板1をイオン入射方向に垂直な面に対して20〜45度チルトさせた状態で、連続回転、あるいはステップ回転(例えば、90度回転×4ステップ)させながら注入が行われる。これにより、低濃度領域6は、ゲート電極5及びフィールド酸化膜3の下方に進入した状態に形成される。
続いて、ゲート電極5及びフィールド酸化膜3をマスクとして、フッ化ボロン(BF2)が、加速エネルギー20〜40keV、ドーズ量3E15〜8E15cm-2でシリコン基板1にイオン注入され、1E20cm-3以上の表面濃度を有する深さが約0.2〜0.3μm程度のp型の高濃度領域7が形成される。ここでは、フッ化ボロンの加速エネルギーを20〜40keV程度としているため、ゲート電極5で被覆されたチャネル領域10にフッ化ボロンが注入されることなく、高濃度領域7がゲート電極5に対して自己整合的に形成される。
この後、当該高濃度領域7に、オーミックコンタクトを構成する金属からなるソース電極及びドレイン電極が形成され、図1に示すpチャネル型のMOS型トランジスタが完成する。なお、以降の工程は、公知の半導体装置の製造方法と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上説明した製造方法によれば、当該製造方法により形成されるMOS型トランジスタ(以下、高耐圧MOS型トランジスタという。)が、ロジック回路等の微細な低耐圧MOS型トランジスタと混載する場合であっても、低耐圧MOS型トランジスタが要求する薄いゲート電極5を用いて、高耐圧MOS型トランジスタを形成することができる。
なお、高耐圧MOS型トランジスタと、低耐圧MOS型トランジスタとを混載する場合、上述の製造工程において、当該低耐圧MOS型トランジスタの形成領域は、フィールド酸化膜3の形成完了(図2(d)、図4(d))まで、シリコン酸化膜20及びシリコン窒化膜21に被覆される。そして、高耐圧MOS型トランジスタのnウェル2の形成(図3(a)、図5(a))に前後して、必要に応じてウェル領域が形成される。
この後、高耐圧MOS型トランジスタのゲート酸化膜4の形成後に、低耐圧MOS型トランジスタの形成領域のゲート酸化膜4がエッチング除去され、当該領域に、低耐圧MOS型トランジスタのゲート絶縁膜となる薄い酸化膜が形成される。続いて、シリコンウエハ1の全面に導電膜であるポリシリコン膜が形成され、当該共通の導電膜を加工することにより、低耐圧MOS型トランジスタ及び高耐圧MOS型トランジスタのゲート電極が形成される(図3(b)、図5(b))。
また、高耐圧トランジスタのソース領域及びドレイン領域の形成工程(図3(c)、(d)、図5(c)、(d))の間は、低耐圧MOS型トランジスタの形成領域は、レジストにより被覆される。
そして、低耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域は、ゲート電極の形成完了後、かつ、高耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の形成開始(図3(c)、図5(c))前、または、形成完了(図3(d)、図5(d))後に、イオン注入等により形成される。この低耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の形成工程では、高耐圧MOS型トランジスタの形成領域はレジストにより被覆される。また、この場合、低耐圧MOS型トランジスタの形成領域を区分するフィールド酸化膜3下のチャネルストッパ領域8、及び、分離側低濃度領域15は不要であるが、高耐圧MOS型トランジスタと隣接する場合等、その形成が必要な場合は適宜形成してもよい。
また、低耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域がLDD構造を有する場合、低耐圧MOS型トランジスタのLDD構造の高濃度領域と、高耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の高濃度領域7とは、同時に形成することもできる。この場合、低耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の低濃度領域は、ゲート電極の形成完了後、かつ、高耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の低濃度領域6の形成開始(図3(c)、図5(c))前、または、低濃度領域6形成完了後に形成される。そして、図3(d)及び図5(d)に示す高耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の高濃度領域7の形成工程において、低耐圧MOS型トランジスタのソース領域及びドレイン領域の高濃度領域も形成されることになる。
また、本発明によれば、チャネルストッパ領域8と、ソース領域及びドレイン領域(高濃度領域7及び低濃度領域6)との間に、分離側低濃度領域15が設けられているため、従来の構成に比べて、チャネルストッパ領域8の素子側端に形成されるpn接合の逆方向特性が劣化することを抑制することが可能である。
当該pn接合における電界分布を図6に示す。図6(a)は、図11に示した従来の半導体装置と同一の構造を有するpチャネルMOS型トランジスタの電界分布を、また、図6(b)は、図1に示した本発明に係る半導体装置の電界分布を示す模式図である。
なお、図6(a)に示す高濃度領域107、及び低濃度領域106はドレイン領域に対応し、ドレイン電圧として−17Vが印加された状態を示している。一方、図6(b)に示す高濃度領域7及び低濃度領域6で構成されるドレイン領域には、ドレイン電圧として−20Vが印加された状態を示している。また、図6に破線で示す領域は、チャネルストッパ領域8(108)、低濃度領域6(106)、高濃度領域7(107)、及び分離側低濃度領域15であり、分離側低濃度領域以外は、同一の条件としている。さらに、図6(a)、(b)において、不純物領域に実線で示す各等電界線は、同一の電界強度を示している。ここでは、最も高い電解強度の等電界線を太線で示している。
図6(a)から理解できるように、従来の半導体装置では、フィールド酸化膜103の直下に高電界領域(図6(a)に示すX部)が存在している。すなわち、当該領域において、ブレークダウンが生じやすい状態になっている。これに対し、図6(b)では、図6(a)に比べて、より大きな電界を生じる電位がドレイン領域に印加されているにもかかわらず、フィールド酸化膜3の直下に高電界領域は生じておらず、ゲート電極5直下のドレイン端にのみ高電界領域が形成されている。すなわち、本発明に係る半導体装置では、チャネルストッパ領域8側で不要な耐圧低下が生じておらず、耐圧は、チャネル領域のドレイン端により制限されることが理解できる。なお、図6では、ゲート電極5の側面にスペーサが設けられた構造を図示しているが、両半導体装置とも、同一の構造であり当該構造が、上述の電界分布の差異に関与するものではない。
このように、本発明によれば、チャネルストッパ領域8を、従来のオフセット構造を有する半導体装置と同一の濃度で形成した場合、pn接合に生じる電界集中を著しく緩和することができる。したがって、チャネルストッパ領域8を従来に比べて高濃度に形成することが可能となる。
加えて、上述のように、チャネルストッパ領域8を形成した後にフィールド酸化膜3を形成すると、フィールド酸化膜3のシリコン基板1の内部に向かう成長に伴って、フィールド酸化膜3とシリコン基板1との界面には、パイルアップ(偏析)により不純物(リン)が比較的高濃度な領域(パイルアップ領域)が生成される。しかしながら、本発明に係る半導体装置では、分離側低濃度領域15が設けられているため、低濃度領域6が、このようなパイルアップ領域に直接接触することがなく、当該パイルアップ領域に起因するpn接合の逆方向特性の劣化も抑制することができる。このため、チャネルストッパ領域8の表面濃度(不純物濃度)に関わらず、低濃度領域6を高濃度化してソース領域及びドレイン領域のLDD部分の抵抗(オン抵抗)を低下させ、トランジスタの電流能力を向上させることも可能である。
同様に、本発明に係る半導体装置では、分離側低濃度領域15が設けられているため、低濃度領域6の不純物濃度に関わらず、チャネルストッパ領域8の表面濃度(不純物濃度)を自由に設定することが可能である。例えば、チャネルストッパ領域8の素子側端に形成されるpn接合の耐圧を高める観点では、チャネルストッパ領域8の表面濃度を分離側低濃度領域15の表面濃度より低濃度に形成することが好ましい。また、フィールド酸化膜3上に配線等が形成され電位が印加された場合、フィールド酸化膜3がゲート絶縁膜として機能する寄生MOSトランジスタが構成されることになる。当該寄生MOSトランジスタが導通状態となる閾値電圧をより高くする観点では、チャネルストッパ領域8の表面濃度を分離側低濃度領域15の表面濃度より高濃度に形成してもよい。
またさらに、本発明では、分離側低濃度領域15を形成するための不純物導入を、フィールド酸化膜3を形成する形成前に行うため、フィールド酸化膜形成時の熱処理により分離側低濃度領域15とチャネルストッパ領域8との間の不純物濃度勾配が緩やかとなり、さらにpn接合の逆方向特性が劣化され難くなる。
ところで、本実施の形態の半導体装置では、ゲート電極5の直下では、チャネルストッパ領域8がゲート電極5に沿って素子領域11に向けて突出して形成されており、その先端はチャネル領域10に接触している。このため、ゲート電極5の直下において、チャネル領域10に隣接する領域に反転層が形成されることがなく、ソース−ドレイン間リークの発生も防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態の構成によれば、15V以上の高耐圧を有するMOS型トランジスタを小型に構成することが可能である。また、分離側低濃度領域15の濃度やサイズを変更することにより、様々な耐圧値を有する半導体装置を設計することが可能である。このため、サージ保護の観点から、同一基板上に異なる耐圧値を有する半導体装置を形成する場合であっても、所望の耐圧値を有する半導体装置を形成することが可能となる。
また、上述の構成では、ゲート電極を挟んでソース領域及びドレイン領域が、対称に形成されているため、ソース領域及びドレイン領域の電気的特性の対称性を利用して回路を構成する場合でも、半導体装置のレイアウトの自由度を高め、容易に回路設計を行うことが可能となる。
なお、上記では、ソース領域とドレイン領域のそれぞれに対して低濃度領域6及び低濃度領域15を形成した構造としているが、本発明は上記構造に限定されるものではない。例えば、図7に示すように、ソース領域或いはドレイン領域の一方(一般に、動作時に電圧が印加されるドレイン領域。)についてのみ低濃度領域6及び分離側低濃度領域15を形成し、これらにチャネルストッパ領域8を接触させる構成としてもよい。この場合、図3(c)、(d)及び図5(c)、(d)に示した工程において、ゲート電極5の一方の側に位置するフィールド酸化膜3の非形成領域が、レジストによりマスクされることになる。
また、上記では、p型のシリコン基板に構成されたnウェル内に形成されたpチャネル型のMOS型トランジスタを例示したが、n型のシリコン基板に形成されたpチャネル型のMOS型トランジスタであっても同様の効果を奏することができる。加えて、本発明は、nチャネル型のMOS型トランジスタに対しても適用可能である。この場合、図8に示すように、n型のシリコン基板31に設けられたpウェル32の表面部に、n型の高濃度領域17及びn型の低濃度領域16からなるソース領域及びドレイン領域が形成される。そして、フィールド酸化膜3の下側には、p型のチャネルストッパ18が設けられ、チャネルストッパ18と低濃度領域16との間に、n型の分離側低濃度領域35が設けられる。
さらに、本発明は、図6及び図9に示すように、ゲート電極5の側面にスペーサ25を備える一般的なLDD構造のMOS型トランジスタに対しても適用することができる。当該スペーサ25は、よく知られているように、ゲート電極5のパターン形成及び低濃度領域6の形成が完了した際(図3(c)、図5(c))に、CVD法によりゲート電極5の表面に成膜されたシリコン酸化膜に対して、シリコン基板1の表面に垂直な方向にRIE(Reactive Ion Etching)等の異方性ドライエッチングを行うことで形成することが可能である。この場合、上述した低濃度領域6の注入工程におけるシリコン基板1のチルトは必要に応じて行えばよい。本構成では、ゲート抵抗やコンタクト対抗の低減に有効なサリサイド化を行うことも可能である。
加えて、上記各構成において、更なる高耐圧化のため、分離側低濃度領域15とチャネルストッパ領域8の間にオフセット領域を設けてもよい。また、フィールド酸化膜3を熱酸化法で形成することは必須ではなく、CVD法により形成することもできる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。図10(a)は本実施の形態の半導体装置の平面レイアウト図であり、図10(b)、(c)はそれぞれ、図10(a)のC−C線、B−B線における断面図である。なお、図10(a)のA−A線における断面は、図1(b)に示す断面図と同一である。また、図10は図1と同様に、pチャネル型のMOS型トランジスタを例示している。
本実施の形態に係る半導体装置は、図10(a)、(c)に示すように、ゲート電極5の直下の領域で、ソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域10が、ゲート電極5に沿ってチャネルストッパ領域8に向けて突出し(チャネルストッパ領域8は後退している。)、当該チャネル領域10がチャネルストッパ領域8に接触して形成されている点、及び当該チャネル領域10の突出部の形状と一致する状態にゲート電極5直下のフィールド酸化膜3の非形成領域11(図10(a)に破線で示す領域)が設けられている点が第1の実施の形態と異なる。他の点は、第1の実施の形態と同様である。
したがって、本実施の形態の半導体装置では、製造工程において、図4(a)に示すシリコン酸化膜20及びシリコン窒化膜21の形状が、矩形に代えて図10(a)の素子領域11の形状に一致する形状で形成される。
本実施の形態に係る構成によれば、上記第1の実施の形態と同様に、低耐圧MOS型トランジスタとの混載が可能である。また、本構成によれば、チャネルストッパ領域8と、ソース領域及びドレイン領域(p型高濃度領域7及びp型低濃度領域6)の間に分離側低濃度領域15が設けられているため、チャネルストッパ領域8をより高濃度に形成しても、pn接合の逆方向特性の劣化が抑制される。
さらに、ゲート電極5の直下では、チャネル領域10がチャネルストッパ領域8に向けて外方に突出してチャネルストッパ領域8及び分離側低濃度領域15に接触しているため、ゲート電極5の直下においてチャネル領域10に隣接する半導体層に反転現象が生じることはなく、ソース−ドレイン間リークの発生は防止される。
したがって、本実施の形態の構成によれば、15V以上の高耐圧を有するMOS型トランジスタを小型に構成することが可能である。また、分離側低濃度領域15の濃度やサイズを変更することにより、様々な耐圧値を有する設計することが可能である。
なお、上記では、ソース領域とドレイン領域のそれぞれに対して低濃度領域6及び低濃度領域15を形成した構造としているが、第1の実施の形態と同様に、ソース領域或いはドレイン領域の一方についてのみ低濃度領域6及び分離側低濃度領域15を形成し、これらにチャネルストッパ領域8を接触させる構成としてもよい。
また、本実施の形態に係る構成は、上記第1の実施の形態と同様に、p型のシリコン基板に形成されたpチャネル型のMOS型トランジスタ、及びnチャネル型のMOS型トランジスタに対しても適用可能である。
さらに、本実施の形態に係る構成は、ゲート電極5の側面にスペーサを備える一般的なLDD構造のMOS型トランジスタに対しても適用することができる。また、ゲート抵抗やコンタクト対抗の低減に有効なサリサイド化を行うことも可能である。
加えて、上記各構成において、更なる高耐圧化のため、分離側低濃度領域15とチャネルストッパ領域8の間にオフセット領域を設けてもよい。また、フィールド酸化膜3を熱酸化法で形成することは必須ではなく、CVD法により形成することもできる。
なお、上記各実施の形態で例示した、半導体装置の形成プロセスは、公知の等価なプロセスで置換可能であることはいうまでもない。
本発明は、小型であるとともに、低耐圧MOS型トランジスタとの同時形成に好適な高耐圧、かつ、ソース−ドレイン間リークを抑制した半導体装置及びその製造方法として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の電界分布を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の第1の変形例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の第2の変形例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の第3の変形例を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置を示す図。 従来の半導体装置を示す図。 従来の半導体装置を示す断面図。
符号の説明
1 p型シリコン基板
2 n型ウェル領域
3 フィールド酸化膜
4 ゲート酸化膜
5 ゲート電極
6 p型低濃度領域(第1の低濃度不純物領域)
7 p型高濃度領域
8 n型チャネルストッパ領域
10 チャネル領域
11 素子領域
15 p型分離側低濃度領域(第2の低濃度不純物領域)
16 n型低濃度領域(第1の低濃度不純物領域)
17 n型高濃度領域
18 p型チャネルストッパ領域
25 スペーサ
31 n型シリコン基板
32 p型ウェル領域
35 n型分離側低濃度領域(第2の低濃度不純物領域)
101 n型シリコン基板
102 p型ウェル領域
103 フィールド酸化膜
104 ゲート酸化膜
105 ゲート電極
106 n型低濃度領域
107 n型高濃度領域
108 チャネルストッパ領域
109 オフセット領域

Claims (8)

  1. 第1導電型の半導体層と、前記半導体層上に形成された素子分離絶縁膜により区分された素子領域の表面部に、所定間隔離れて形成された第2導電型のソース領域及びドレイン領域と、前記ソース領域とドレイン領域との間の前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記素子分離絶縁膜下に形成された第1導電型のチャネルストッパ領域と、を有する半導体装置において、
    前記ソース領域とドレイン領域との少なくとも一方が、第2導電型の高濃度不純物領域と、当該高濃度不純物領域の周囲に設けられた第2導電型の第1の低濃度不純物領域とを備え、
    前記チャネルストッパ領域と前記第1の低濃度不純物領域との間の前記素子分離絶縁膜下に、第2導電型の第2の低濃度不純物領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ゲート電極直下の前記半導体層が、前記ゲート電極に沿って、前記チャネルストッパ領域側に突出し、当該半導体層と前記チャネルストッパ領域とが接触して形成された請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ゲート電極直下のチャネルストッパ領域が、前記ゲート電極に沿って、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の半導体層側に突出し、当該チャネルストッパ領域と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域の間の半導体層とが接触して形成された請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記チャネルストッパ領域の表面濃度が、前記高濃度不純物領域の表面濃度よりも低濃度であり、
    前記第2の低濃度不純物領域の表面濃度が、前記第1の低濃度不純物領域の表面濃度よりも低濃度である請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記チャネルストッパ領域の表面濃度が、前記第2の低濃度不純物領域の表面濃度よりも低濃度である請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記チャネルストッパ領域の表面濃度が、前記第2の低濃度不純物領域の表面濃度よりも高濃度である請求項4に記載の半導体装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記素子分離絶縁膜の形成前に、前記第2の低濃度不純物領域及び前記チャネルストッパ領域が形成される半導体装置の製造方法。
  8. 半導体基板上に第1の電界効果トランジスタと、ソース領域とドレイン領域との少なくとも一方の領域が高濃度不純物領域と当該高濃度不純物領域の周囲に設けられた第1の低濃度不純物領域とを有する、前記第1の電界効果トランジスタに比べて高耐圧の第2の電界効果トランジスタとを備えた半導体装置の製造方法であって、
    前記第2の電界効果トランジスタの形成領域の外周に、第1導電型のチャネルストッパ領域を形成するステップと、
    当該チャネルストッパ領域により区分された領域内に、第2導電型の第2の低濃度不純物領域を形成するステップと、
    前記チャネルストッパ領域上及び前記第2の低濃度不純物領域上、並びに、前記第1の電界効果トランジスタの形成領域の外周表面に、素子分離絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1の電界効果トランジスタ形成領域と前記第2の電界効果トランジスタ形成領域とに、各トランジスタに対応するゲート絶縁膜を介して共通の導電膜を形成するステップと、
    前記共通の導電膜を加工することにより、前記第1及び第2の電界効果トランジスタのゲート電極を形成するステップと、
    前記第2の低濃度不純物領域により区分された領域内に、前記第2の電界効果トランジスタの第2導電型のソース領域と第2導電型のドレイン領域を形成するステップと、
    前記第1の電界効果トランジスタ形成領域内に第1の電界効果トランジスタのソース領域とドレイン領域を形成するステップと、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。

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