JP2011181694A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】素子分離領域が低濃度拡散領域におけるゲート電極近傍の部分より浅い場合に半導体装置の平面寸法の大型化を抑制しつつ素子分離をより確実に行う。
【解決手段】半導体装置100は、第1導電型の不純物領域(N型ウェル領域51)と、第2導電型の低濃度拡散領域(P型オフセット拡散領域3)を有する複数のMOSトランジスタ(高圧PチャネルMOSトランジスタ11)と、素子分離領域6を有する。低濃度拡散領域は、素子分離領域6に接する第1部分3aは素子分離領域6と同じ深さであるか又はそれよりも浅く、第1部分3aよりもゲート電極1側の第2部分3bは素子分離領域6よりも深い。更に、第1導電型であり、不純物領域よりも不純物濃度が高く、素子分離領域6の底面と、素子分離領域6に隣接する低濃度拡散領域の各々とに接しているチャネルストッパー領域(N型チャネルストッパー領域9)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
MOSトランジスタの耐圧向上のために、オフセット拡散領域(低濃度ソース・ドレイン領域ともいう)等の低濃度拡散領域を形成することが知られている。
このような構造の場合に、隣り合うMOSトランジスタを相互に分離させる素子分離領域が、ゲート電極近傍における低濃度拡散領域よりも浅いと、素子分離が困難となる。なぜなら、隣り合うMOSトランジスタのうち少なくとも一方のMOSトランジスタのゲート電極にゲート電圧を印加したときに、低濃度拡散領域から空乏層が広がり、隣り合うMOSトランジスタの低濃度拡散領域どうしが電気的に繋がってしまうことがあるからである。
このため、特許文献1では、隣り合うMOSトランジスタの間に、2つの素子分離領域と、これら素子分離領域の間に配置されたチャネルストッパー領域(同文献ではチャネルカットと記載)と、を形成することにより、隣り合うMOSトランジスタを素子分離している。
なお、特許文献2には、素子分離とは関係ないが、オフセット拡散領域を複数段階の深さに設定したことが記載されている。
特開2004−311891号公報 特開2001−274390号公報
特許文献1の技術では、隣り合うMOSトランジスタの間に、2つの素子分離領域と、これら素子分離領域の間に配置されたチャネルストッパー領域と、が必要である。このため、半導体装置の平面寸法が大型化してしまう。
このように、素子分離領域が低濃度拡散領域におけるゲート電極の近傍の部分よりも浅い場合に、半導体装置の平面寸法の大型化を抑制しつつ、素子分離をより確実に行うことは困難だった。
本発明は、第1導電型の不純物領域を有する基板と、
ゲート電極と、前記不純物領域に形成された第2導電型の低濃度拡散領域と、前記低濃度拡散領域に形成された第2導電型の領域であって、前記低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高濃度でソース・ドレイン拡散領域となる高濃度拡散領域と、をそれぞれ有する複数のMOSトランジスタと、
隣り合う前記MOSトランジスタの前記低濃度拡散領域を相互に分離している素子分離領域と、
を有し、
前記低濃度拡散領域は、前記素子分離領域に接する第1部分と、平面視において前記第1部分よりも前記ゲート電極側に位置する第2部分と、を有し、
前記第1部分は、前記素子分離領域と同じ深さであるか又はそれよりも浅く、
前記第2部分は、前記素子分離領域よりも深く、
前記不純物領域には、更に、第1導電型であり、前記不純物領域よりも不純物濃度が高いチャネルストッパー領域が、前記素子分離領域の底面と、当該素子分離領域に隣接する前記低濃度拡散領域の各々と、に接するように形成されていることを特徴とする半導体装置を提供する。
この半導体装置によれば、低濃度拡散領域とは逆導電型のチャネルストッパー領域を有し、このチャネルストッパー領域は、素子分離領域の底面と、当該素子分離領域に隣接する低濃度拡散領域の各々と、に接している。そして、チャネルストッパー領域は、不純物領域よりも不純物濃度が高い。更に、低濃度拡散領域は、素子分離領域に接する第1部分では素子分離領域と同じ深さであるか又はそれよりも浅く、平面視において第1部分よりもゲート電極側に位置する第2部分では素子分離領域よりも深い(つまり、素子分離領域が低濃度拡散領域におけるゲート近傍の部分よりも浅い)。この構造により、隣り合うMOSトランジスタのうちの少なくとも一方のゲート電極にゲート電圧を印加したときの低濃度拡散領域からの空乏層の広がりを抑制でき、隣り合うMOSトランジスタの素子分離をより確実に行うことができる。
素子分離領域とその下のチャネルストッパー領域とにより素子分離ができるため、特許文献1の技術と比べて、半導体装置の平面寸法を縮小することが可能となる。
また、低濃度拡散領域からの空乏層の広がりを抑制できることにより、素子分離領域の幅も小さくすることができる。
このように、素子分離領域が低濃度拡散領域におけるゲート近傍の部分よりも浅い場合に、半導体装置の平面寸法の大型化を抑制しつつ、素子分離をより確実に行うことができる。
また、本発明は、素子分離領域を基板に形成して複数の素子形成領域を相互に分離させる工程と、
前記基板に第1導電型の不純物領域を前記素子形成領域及び前記素子分離領域よりも深く形成する工程と、
前記素子形成領域に、第2導電型の低濃度拡散領域を形成する工程と、
前記素子形成領域上にゲート電極を形成する工程と、
第2導電型であり、且つ、前記低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高濃度であり、ソース・ドレイン拡散領域となる高濃度拡散領域を、前記低濃度拡散領域に形成する工程と、
を含む手順によって複数のMOSトランジスタを形成し、
前記低濃度拡散領域は、前記素子分離領域に接する第1部分では該素子分離領域と同じ深さであるか又はそれよりも浅くし、平面視において前記第1部分よりも前記ゲート電極側に位置する第2部分では前記素子分離領域よりも深くし、
更に、第1導電型であり、前記不純物領域よりも不純物濃度が高いチャネルストッパー領域を、前記素子分離領域の底面と、当該素子分離領域に隣接し当該素子分離領域により相互に分離される前記低濃度拡散領域の各々と、に接するように前記不純物領域に形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、素子分離領域が低濃度拡散領域におけるゲート電極の近傍の部分よりも浅い場合に、半導体装置の平面寸法の大型化を抑制しつつ、素子分離をより確実に行うことができる。
実施形態に係る半導体装置の断面図である。 実施形態に係る半導体装置の平面図である。 実施形態に係る半導体装置の断面図であり、図1よりも広範囲を示す。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程の変形例を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程の変形例を示す断面図である。 実施形態に係る半導体装置の変形例の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
図1は実施形態に係る半導体装置100における高圧PチャネルMOSトランジスタ領域10(以下、領域10)の断面図である。図2は半導体装置100の平面図である。なお、図1は図2のA−A矢視断面図に相当する。図2においては、サイドウォール7及びシリサイド層8の図示を省略している。図3は半導体装置100の断面図であり、図1よりも広範囲を示す。
本実施形態に係る半導体装置100は、第1導電型の不純物領域(例えば、N型ウェル領域51、或いは、P型ウェル領域52)を有する基板(半導体基板50)と、複数のMOSトランジスタ(例えば、複数の高圧PチャネルMOSトランジスタ11、或いは、複数の高圧NチャネルMOSトランジスタ21)と、を有している。MOSトランジスタは、ゲート電極1と、低濃度拡散領域(例えば、P型オフセット拡散領域3、或いは、N型オフセット拡散領域23)と、高濃度拡散領域(例えば、P型ソース・ドレイン拡散領域4、或いは、N型ソース・ドレイン拡散領域24)と、をそれぞれ有する。低濃度拡散領域は、不純物領域に形成され、第2導電型である。高濃度拡散領域は、低濃度拡散領域に形成された第2導電型の領域であって、低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高濃度であり、ソース・ドレイン拡散領域となる。半導体装置100は、更に、隣り合うMOSトランジスタの低濃度拡散領域を相互に分離している素子分離領域6を有している。低濃度拡散領域は、素子分離領域6に接する第1部分3a、23aと、平面視において第1部分3a、23aよりもゲート電極1側に位置する第2部分3b、23bと、を有している。第1部分3a、23aは、素子分離領域6と同じ深さであるか又はそれよりも浅い。第2部分3b、23bは、素子分離領域6よりも深い。不純物領域には、更に、チャネルストッパー領域(例えば、N型チャネルストッパー領域9、或いは、P型チャネルストッパー領域29)が形成されている。チャネルストッパー領域は、第1導電型であり、不純物領域よりも不純物濃度が高く、素子分離領域6の底面と、当該素子分離領域6に隣接する低濃度拡散領域の各々と、に接している。以下、詳細に説明する。
図1に示すように、半導体装置100は、半導体基板(以下、基板)50を有している。半導体装置100の領域10においては、基板50には、例えば、複数の素子形成領域90と、素子分離領域6と、N型チャネルストッパー領域9と、N型ウェル領域51と、が形成されている。
N型ウェル領域51は、基板50に、素子分離領域6よりも深く形成されている。
図2に示すように、素子分離領域6は、素子形成領域90の各々の周囲を囲むように基板50の表層に形成され、素子形成領域90の各々を他の領域と分離させている。
領域10の素子形成領域90の各々には、例えば、高圧PチャネルMOSトランジスタ11(以下、高圧PMOSトランジスタ11)が形成されている。高圧PMOSトランジスタ11は、N型ウェル領域51の表層に形成されたゲート絶縁膜2と、ゲート絶縁膜2上に設けられたゲート電極1と、一対のP型拡散領域5と、シリサイド層8と、サイドウォール7と、を有している。
P型拡散領域5は、N型ウェル領域51の表層に形成されたP型オフセット拡散領域3と、P型オフセット拡散領域3の表層に形成されたP型ソース・ドレイン拡散領域4と、を含む。
領域10の素子形成領域90の各々には、ゲートを基準として、チャネル長方向B(図1)に相互に離間するように、一対のP型拡散領域5が形成されている。
P型オフセット拡散領域3は、P型ソース・ドレイン拡散領域4よりも不純物濃度が低い。
P型オフセット拡散領域3の底面の位置は、ゲート電極1及びゲート絶縁膜2の近傍では、素子分離領域6よりも深い。この構造により、高圧PMOSトランジスタ11の耐圧が確保されている。一方、素子分離領域6の近傍では、P型オフセット拡散領域3の底面の位置は、素子分離領域6の底面と同等であるか、又は、素子分離領域6の底面よりも高い。すなわち、P型オフセット拡散領域3は、素子分離領域6に接する第1部分3aと、平面視において第1部分3aよりもゲート電極1側に位置する第2部分3bと、を有している。第1部分3aは、素子分離領域6と同じ深さであるか又はそれよりも浅い。第2部分3bは、素子分離領域6よりも深い。
P型オフセット拡散領域3において、第1部分3aと第2部分3bとの間に位置する第3部分3cは、例えば、第1部分3a側から第2部分3b側に向けて徐々に深くなっている。
なお、隣り合う高圧PMOSトランジスタ11のP型拡散領域5(P型オフセット拡散領域3及びP型ソース・ドレイン拡散領域4)は、それらの間に位置する素子分離領域6に接している。
N型チャネルストッパー領域9は、N型ウェル領域51における素子分離領域6の下側の部分に形成されている。また、N型チャネルストッパー領域9は、N型ウェル領域51よりも不純物濃度が高い。
N型チャネルストッパー領域9は、例えば、P型オフセット拡散領域3よりも不純物濃度を高くすることができる。この場合、N型チャネルストッパー領域9の不純物濃度は、例えば、P型オフセット拡散領域3の不純物濃度の5倍以上とすることができる。なお、N型チャネルストッパー領域9の不純物濃度はP型オフセット拡散領域3と同等であっても良いし、P型オフセット拡散領域3の不純物濃度以下であっても良い。
N型チャネルストッパー領域9の不純物濃度は、例えば、1×1016cm−3以上1×1017cm−3以下とすることができる。
N型チャネルストッパー領域9は、例えば、P型オフセット拡散領域3の最深部(第2部分3bの底面)よりも深い位置にまで形成することができる。
N型チャネルストッパー領域9の上面は、例えば、素子分離領域6の底面と、当該素子分離領域6に隣接するP型オフセット拡散領域3の第1部分3a及び第3部分3cの底面と、に接している。
N型チャネルストッパー領域9は、例えば、P型オフセット拡散領域3の第2部分3bの下側およびゲート電極1の下側には存在していない。
製造上のばらつきによりN型チャネルストッパー領域9の上面の高さが変動してしまうことを考慮すると、N型チャネルストッパー領域9の上面は、素子分離領域6の底面よりも浅くなっていることが好ましい。この場合に、素子分離領域6の底面からN型チャネルストッパー領域9の上面までの高さは、例えば、素子分離領域6の高さの1/10以上であることが好ましい。
このようなN型チャネルストッパー領域9と、その上の素子分離領域6と、により隣り合う高圧PMOSトランジスタ11が素子分離されている。
サイドウォール7は、ゲート電極1の側壁に形成されている。シリサイド層8は、ゲート電極1上、並びに、P型ソース・ドレイン拡散領域4上に形成されている。
図3に示すように、半導体装置100は、上述した領域10の他に、高圧NチャネルMOSトランジスタ領域20(以下、領域20)と、低圧PチャネルMOSトランジスタ領域30(以下、領域30)と、低圧NチャネルMOSトランジスタ領域40(以下、領域40)と、を有している。
これらのうち、先ず、領域20の構成を説明する。
領域20は、各部の構成が領域10とは逆導電型である他は、領域10と同様に構成されている。
領域20においては、基板50には、例えば、複数の素子形成領域90と、素子分離領域6と、の他に、P型チャネルストッパー領域29と、P型ウェル領域52と、が形成されている。
領域20の素子形成領域90の各々には、例えば、高圧NチャネルMOSトランジスタ21(以下、高圧NMOSトランジスタ21)が形成されている。高圧NMOSトランジスタ21は、上述の高圧PMOSトランジスタ11とは逆導電型である他は、高圧PMOSトランジスタ11と同様に構成されている。
すなわち、高圧NMOSトランジスタ21は、P型ウェル領域52の表層に形成されたゲート絶縁膜2と、ゲート絶縁膜2上に設けられたゲート電極1と、一対のN型拡散領域25と、シリサイド層8と、サイドウォール7と、を有している。
N型拡散領域25は、P型ウェル領域52の表層に形成されたN型オフセット拡散領域23と、N型オフセット拡散領域23の表層に形成されたN型ソース・ドレイン拡散領域24と、を含む。
なお、本実施形態の場合、例えば、N型オフセット拡散領域23と、N型チャネルストッパー領域9と、は互いに略等しい深さに形成されている。つまり、N型オフセット拡散領域23は、例えば、P型オフセット拡散領域3よりも深い。
また、これに伴い、例えば、P型チャネルストッパー領域29の深さも、N型チャネルストッパー領域9よりも深い。
領域10のP型オフセット拡散領域3と同様に、N型オフセット拡散領域23は、素子分離領域6に接する第1部分23aと、平面視において第1部分23aよりもゲート電極1側に位置する第2部分23bと、を有している。第1部分23aは、素子分離領域6と同じ深さであるか又はそれよりも浅い。第2部分23bは、素子分離領域6よりも深い。N型オフセット拡散領域23において、第1部分23aと第2部分23bとの間に位置する第3部分23cは、例えば、第1部分23a側から第2部分23b側に向けて徐々に深くなっている。
領域10におけるのと同様に、P型チャネルストッパー領域29は、例えば、N型オフセット拡散領域23よりも不純物濃度を高くすることができる。例えば、N型チャネルストッパー領域9の不純物濃度は、例えば、1×1016cm−3以上1×1017cm−3以下とすることができる。
次に、領域30の構成を説明する。
領域30においては、基板50には、例えば、複数の素子形成領域90と、素子分離領域62と、N型ウェル領域53と、が形成されている。
素子分離領域62の深さは素子分離領域6と実質的に同じである。ただし、素子分離領域62の幅は、例えば、素子分離領域6よりも小さい。また、領域30における素子形成領域90の平面積は、領域10、20における素子形成領域90の平面積よりも小さい。
N型ウェル領域53は、基板50の表層に、素子分離領域62よりも深く、且つ、N型ウェル領域51及びP型ウェル領域52よりも浅く形成されている。
領域30の素子形成領域90の各々には、例えば、低圧PチャネルMOSトランジスタ31(以下、低圧PMOSトランジスタ31)が形成されている。低圧PMOSトランジスタ31は、N型ウェル領域53の表層に形成されたゲート絶縁膜32と、ゲート絶縁膜32上に設けられたゲート電極1と、一対のP型拡散領域35と、シリサイド層8と、サイドウォール7と、を有している。
ゲート絶縁膜32は、高圧PMOSトランジスタ11及び高圧NMOSトランジスタ21のゲート絶縁膜2よりも薄い。このため、低圧PMOSトランジスタ31は、高圧PMOSトランジスタ11及び高圧NMOSトランジスタ21よりも低耐圧である。ゲート絶縁膜32の膜厚は、例えば、15nm以下とすることができる。また、ゲート絶縁膜2の膜厚は、ゲート絶縁膜32の膜厚の105%以上である。ゲート絶縁膜32の膜厚に製造上のばらつきが生じることを考慮すると、ゲート絶縁膜2の膜厚は、各ゲート絶縁膜32を均一な膜厚に形成しようとした場合のゲート絶縁膜32の膜厚の最大値の105%以上である。
P型拡散領域35は、N型ウェル領域53の表層に形成されたP型ソース・ドレイン拡散領域34と、このP型ソース・ドレイン拡散領域34をゲート電極1側に拡張するP型LDD(Lightly Doped Drain)領域33と、を含む。P型LDD領域33は、P型ソース・ドレイン拡散領域34よりも不純物濃度が低い。
P型拡散領域35は、素子分離領域62よりも十分に浅く形成されている。このため、低圧PMOSトランジスタ31は、素子分離領域62のみによって隣接する素子(例えば、後述する低圧NチャネルMOSトランジスタ41)と素子分離されている。
領域30においても、サイドウォール7は、ゲート電極1の側壁に形成され、シリサイド層8は、ゲート電極1上、並びに、P型ソース・ドレイン拡散領域34上に形成されている。
なお、領域30と領域10との境界にも素子分離領域61が形成されている。
次に、領域40の構成を説明する。
領域40は、各部の構成が領域30とは逆導電型である他は、領域30と同様に構成されている。
領域40においては、基板50には、例えば、複数の素子形成領域90と、素子分離領域62と、の他に、P型ウェル領域54が形成されている。
領域40の素子形成領域90の各々には、例えば、低圧NチャネルMOSトランジスタ41(以下、低圧NMOSトランジスタ41)が形成されている。低圧NMOSトランジスタ41は、上述の低圧PMOSトランジスタ31とは逆導電型である他は、低圧PMOSトランジスタ31と同様に構成されている。
すなわち、低圧NMOSトランジスタ41は、P型ウェル領域54の表層に形成されたゲート絶縁膜32と、ゲート絶縁膜32上に設けられたゲート電極1と、一対のN型拡散領域45と、シリサイド層8と、サイドウォール7と、を有している。
N型拡散領域45は、P型ウェル領域54の表層に形成されたN型ソース・ドレイン拡散領域44と、このN型ソース・ドレイン拡散領域44をゲート電極1側に拡張するN型LDD(Lightly Doped Drain)領域43と、を含む。
上述のように、半導体装置100には、高耐圧のMOSトランジスタ(高圧PMOSトランジスタ11及び高圧NMOSトランジスタ21)と、低耐圧のMOSトランジスタ(低圧PMOSトランジスタ31及び低圧NMOSトランジスタ41)と、が混載されている。
このように高耐圧と低耐圧のMOSトランジスタが混載されている場合、素子分離領域6の深さは、図3に示すように、低耐圧のMOSトランジスタ用の深さに設定される。しかし、高耐圧のMOSトランジスタにおいては、上述のように耐圧を確保するため、オフセット拡散領域(P型オフセット拡散領域3及びN型オフセット拡散領域23)を深く形成するので、図3に示すように、オフセット拡散領域が素子分離領域6よりも深く形成されることがある。このようにオフセット拡散領域が素子分離領域6よりも深い場合に、上述のチャネルストッパー領域(N型チャネルストッパー領域9及びP型チャネルストッパー領域29)を素子分離領域6の下側に形成することにより、高耐圧のMOSトランジスタの素子分離を好適に行うことができる。
また、上述のように、半導体装置100は、例えば、複数の高圧PMOSトランジスタ11及び複数の高圧NMOSトランジスタ21よりも低耐圧の低圧PMOSトランジスタ31及び低圧NMOSトランジスタ41と、素子分離領域6と同じ深さに形成され、低圧PMOSトランジスタ31及び低圧NMOSトランジスタ41を他の領域と分離させる素子分離領域62と、を有する。そして、低圧PMOSトランジスタ31及び低圧NMOSトランジスタ41のP型拡散領域35及びN型拡散領域45は、素子分離領域62よりも浅い。
次に、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。図4乃至図11はこの製造方法の一連の工程図であり、それぞれ図3と同じ範囲の断面を示す。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、以下の工程を有している。先ず、素子分離領域6を基板50に形成して複数の素子形成領域90を相互に分離させる。次に、基板50に第1導電型の不純物領域(例えば、N型ウェル領域51、或いは、P型ウェル領域52)を素子形成領域90及び素子分離領域6よりも深く形成する。次に、素子形成領域90に、第2導電型の低濃度拡散領域(例えば、P型オフセット拡散領域3、或いは、N型オフセット拡散領域23)を形成する。次に、素子形成領域90上にゲート電極1を形成する。次に、第2導電型であり、且つ、低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高濃度であり、ソース・ドレイン拡散領域となる高濃度拡散領域(例えば、P型ソース・ドレイン拡散領域4、或いは、N型ソース・ドレイン拡散領域24)を、低濃度拡散領域に形成する。この製造方法では、これらの工程を含む手順によって複数のMOSトランジスタ(例えば、複数の高圧PチャネルMOSトランジスタ11、或いは、複数の高圧NチャネルMOSトランジスタ21)を形成する。低濃度拡散領域は、素子分離領域に接する第1部分3a、23aでは該素子分離領域6と同じ深さであるか又はそれよりも浅くし、平面視において第1部分3a、23aよりもゲート電極1側に位置する第2部分3b、23bでは素子分離領域6よりも深くする。この製造方法は、更に、第1導電型であり、不純物領域よりも不純物濃度が高いチャネルストッパー領域(例えば、N型チャネルストッパー領域9、或いは、P型チャネルストッパー領域29)を不純物領域に形成する工程を含む。チャネルストッパー領域は、素子分離領域6の底面と、当該素子分離領域6に隣接し当該素子分離領域6により相互に分離される前記低濃度拡散領域の各々と、に接するように形成する。以下、詳細に説明する。
先ず、図4(a)に示すように、基板50の表層に素子分離領域6、61、62を形成する。このためには、先ず、基板50上において素子分離領域6、61、62の形成箇所以外の部分(素子形成領域90)の上にマスクパターン(図示略)を形成する。次に、このマスクパターンをマスクとして基板50の表層をエッチングする。これにより、基板50の表層を選択的に除去し、素子分離領域6、61、62の形成用の溝50aを形成する。なお、溝50aは、領域10及び領域20では相対的に幅広に、領域30及び領域40では相対的に幅狭に形成する。次に、これら溝50aを埋め込むように基板50の表面上に酸化膜(SiO)を形成する。次に、基板50の表面を研磨して、この酸化膜を溝50a内に残留させる一方で溝50a以外の基板50上からは除去することにより、素子分離領域6、61、62を形成する。
次に、図4(b)に示すように、領域10における基板50にN型ウェル領域51を形成する。このためには、先ず、領域10と対応する開口71aを有するマスクパターン71を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン71をマスクとして基板50にN型の不純物(例えば、リン)のイオン注入91を行うことにより、N型ウェル領域51を形成する。次に、マスクパターン71を除去する。
次に、図5(a)に示すように、領域20における基板50にP型ウェル領域52を形成する。このためには、先ず、領域20と対応する開口72aを有するマスクパターン72を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン72をマスクとして基板50にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入92を行うことにより、P型ウェル領域52を形成する。次に、マスクパターン72を除去する。
次に、図5(b)に示すように、N型ウェル領域51に各P型オフセット拡散領域3を形成する。このためには、先ず、各P型オフセット拡散領域3の形成箇所と対応する開口73aを有するマスクパターン73を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン73をマスクとして基板50にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入93を行うことにより、P型オフセット拡散領域3を形成する。すなわち、領域10の各素子形成領域90に、ゲートの形成箇所を基準としてチャネル長方向Bに相互に離間する一対のP型オフセット拡散領域3を形成する。ここで、P型オフセット拡散領域3が素子分離領域6よりも深くなるように、イオン注入93での注入エネルギーを調節する。次に、マスクパターン73を除去する。
次に、図6(a)に示すように、領域10の素子分離領域6の下側にN型チャネルストッパー領域9を形成するとともに、領域20のP型ウェル領域52に各N型オフセット拡散領域23を形成する。このためには、先ず、各N型チャネルストッパー領域9の形成箇所と対応する開口74aと、各N型オフセット拡散領域23の形成箇所と対応する開口74bと、を有するマスクパターン74を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン74をマスクとして基板50にN型の不純物(例えば、リン)のイオン注入94を行う。これにより、領域10にはN型チャネルストッパー領域9が、領域20にはN型オフセット拡散領域23が、それぞれ形成される。ここで、N型チャネルストッパー領域9がP型オフセット拡散領域3よりも深い位置にまで形成されるように、イオン注入94での注入エネルギーを調節する。これに伴い、N型オフセット拡散領域23は、P型オフセット拡散領域3よりも深い位置にまで形成される。次に、マスクパターン74を除去する。
次に、図6(b)に示すように、領域20の素子分離領域6の下側にP型チャネルストッパー領域29を形成する。このためには、先ず、各P型チャネルストッパー領域29の形成箇所と対応する開口75aを有するマスクパターン75を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン75をマスクとして基板50にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入95を行うことにより、領域20にP型チャネルストッパー領域29を形成する。ここで、P型チャネルストッパー領域29がN型オフセット拡散領域23よりも深い位置にまで形成されるように、イオン注入95での注入エネルギーを調節する。次に、マスクパターン75を除去する。
次に、図7(a)に示すように、領域30における基板50にN型ウェル領域53を形成する。このためには、先ず、領域30と対応する開口76aを有するマスクパターン76を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン76をマスクとして基板50にN型の不純物(例えば、リン)のイオン注入96を行うことにより、N型ウェル領域53を形成する。次に、マスクパターン76を除去する。
次に、図7(b)に示すように、領域40における基板50にP型ウェル領域54を形成する。このためには、先ず、領域40と対応する開口77aを有するマスクパターン77を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン77をマスクとして基板50にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入97を行うことにより、P型ウェル領域54を形成する。次に、マスクパターン77を除去する。
次に、図8(a)に示すように、基板50の表層において、素子分離領域6、61、62の形成箇所以外の部分に、酸化膜78を形成する。酸化膜78は、熱酸化或いはCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成することができる。なお、CVDにより酸化膜78を形成する場合、素子分離領域6、61、62上にも酸化膜78が形成される。この酸化膜78は、後に、高圧PMOSトランジスタ11及び高圧NMOSトランジスタ21のゲート絶縁膜2を構成するものである。
次に、図8(b)に示すように、領域30及び領域40における酸化膜78を除去する。このためには、先ず、領域30及び領域40と対応する開口79aを有するマスクパターン79を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン79をマスクとして領域30及び領域40における酸化膜78をウェットエッチングにより除去する。次に、マスクパターン79を除去する。
次に、図9(a)に示すように、領域30及び領域40における基板50の表層において、素子分離領域62の形成箇所以外の部分に、酸化膜80を形成する。酸化膜80は、熱酸化或いはCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成することができる。なお、CVDにより酸化膜80を形成する場合、素子分離領域62上にも酸化膜80が形成される。この酸化膜80は、後に、低圧PMOSトランジスタ31及び低圧NMOSトランジスタ41のゲート絶縁膜32を構成するものである。このため、酸化膜80は、例えば、15nm以下の膜厚に形成する。なお、酸化膜80の形成方法が熱酸化の場合、酸化膜78は、酸化膜80よりも厚くする(例えば、酸化膜80を均一に形成しようとした場合の最大膜厚の105%以上にする)。また、酸化膜80の形成方法がCVDの場合、酸化膜78と酸化膜80の合計膜厚が高圧PMOSトランジスタ11及び高圧NMOSトランジスタ21のゲート絶縁膜2の膜厚となる。この膜厚は酸化膜80を均一に形成しようとした場合の最大膜厚の105%以上にする。
次に、図9(b)に示すように、領域10及び20の各素子形成領域90の酸化膜78上、並びに、領域30及び40の各素子形成領域90の酸化膜80上に、それぞれゲート電極1を形成する。このためには、先ず、ポリシリコン膜(図示略)を全面(酸化膜78上、酸化膜80上、素子分離領域6上、素子分離領域61上、及び、素子分離領域62上)に成膜する。次に、ポリシリコン膜においてゲート電極1となる部位の上にそれぞれマスクパターン(図示略)を形成する。次に、このマスクパターンをマスクとするエッチングを行うことによって、ポリシリコン膜をゲート電極1の形状に加工する。次に、マスクパターンを除去する。
次に、図10(a)に示すように、領域30の素子形成領域90の表層にP型LDD領域33を形成する。このためには、先ず、領域30と対応する開口81aを有するマスクパターン81を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン81、素子分離領域61、領域30の素子分離領域62、及び、領域30のゲート電極1をマスクとして、領域30の素子形成領域90にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入98を行う。これにより、P型LDD領域33が形成される。ここで、P型LDD領域33が素子分離領域62よりも浅く形成されるように、イオン注入98での注入エネルギーを調節する。次に、マスクパターン81を除去する。
次に、図10(b)に示すように、領域40の素子形成領域90の表層にN型LDD領域43を形成する。このためには、先ず、領域40と対応する開口82aを有するマスクパターン82を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン82、素子分離領域61、領域40の素子分離領域62、及び、領域40のゲート電極1をマスクとして、領域40の素子形成領域90にN型の不純物(例えば、リン)のイオン注入99を行う。これにより、N型LDD領域43が形成される。ここで、N型LDD領域43が素子分離領域62よりも浅く形成されるように、イオン注入99での注入エネルギーを調節する。次に、マスクパターン82を除去する。
次に、図11(a)に示すように、酸化膜を例えばCVDで全面に形成した後でエッチバックすることにより、各領域10、20、30、40のゲート電極1の側壁にサイドウォール7を形成する。
また、このエッチバックにより、酸化膜78及び酸化膜80において、ゲート電極1及びサイドウォール7から露出する部分が選択的に除去される。すなわち、領域10及び領域20では、ゲート電極1及びサイドウォール7の下側の酸化膜78がゲート絶縁膜2として残留し、領域30及び領域40では、ゲート電極1及びサイドウォール7の下側の酸化膜80がゲート絶縁膜32として残留する。
次に、図11(b)に示すように、高濃度P型領域(P型ソース・ドレイン拡散領域4及びP型ソース・ドレイン拡散領域34)と、高濃度N型領域(N型ソース・ドレイン拡散領域24及びN型ソース・ドレイン拡散領域44)と、を何れかの順序で形成した後、シリサイド層8を形成する。
すなわち、例えば、先ず、領域20及び40を覆い、領域10及び30にそれぞれ対応する開口を有するマスクパターン(図示略)を基板50上に形成する。次に、このマスクパターンをマスクとしてP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入を行う。これにより、領域10ではP型オフセット拡散領域3にP型ソース・ドレイン拡散領域4が形成され、領域30ではN型ウェル領域53にP型ソース・ドレイン拡散領域34が形成される。次に、そのマスクパターンを除去する。
次に、例えば、領域10及び30を覆い、領域20及び40にそれぞれ対応する開口を有するマスクパターン(図示略)を基板50上に形成する。次に、このマスクパターンをマスクとしてN型の不純物(例えば、リン)のイオン注入を行う。これにより、領域20ではN型オフセット拡散領域23にN型ソース・ドレイン拡散領域24が形成され、領域40ではP型ウェル領域54にN型ソース・ドレイン拡散領域44が形成される。次に、そのマスクパターンを除去する。
次に、基板50上にスパッタリング等によってNi、Co、Tiなどの金属を成膜した後、熱処理を加えることにより、その金属とシリコンとを相互に反応させて、シリサイド層を形成する。次に、SPM(Sulfuric acid/hydrogen Peroxide Mixture:硫酸過酸化水素混合液)或いはHPM(Hydrochloric acid/hydrogen Peroxide Mixture:塩酸過酸化水素混合液)などの薬液処理を行うことにより、素子分離領域6、61、62の上及びサイドウォール7上に堆積した未反応の金属を除去する。これにより、ゲート電極1上、P型ソース・ドレイン拡散領域4、34上、N型ソース・ドレイン拡散領域24、44上に選択的にシリサイド層8を残留させる。
その後、基板50上に多層配線層(図示略)を形成する。
こうして、半導体装置100を製造することができる。
以上のような実施形態によれば、領域10においては、P型オフセット拡散領域3とは逆導電型のN型チャネルストッパー領域9を有し、このN型チャネルストッパー領域9は、素子分離領域6の底面と、当該素子分離領域6に隣接するP型オフセット拡散領域3の各々と、に接している。そして、N型チャネルストッパー領域9は、その下側のNウェル領域51よりも不純物濃度が高い。更に、P型オフセット拡散領域3は、素子分離領域6の近傍では素子分離領域6と同等以下の深さであり、ゲート電極1及びゲート絶縁膜2の近傍では素子分離領域6よりも深い。この構造により、隣り合う高圧PMOSトランジスタ11のうちの少なくとも一方のゲート電極1にゲート電圧を印加したときのP型オフセット拡散領域3からの空乏層の広がりを抑制でき、隣り合う高圧PMOSトランジスタ11の素子分離をより確実に行うことができる。
素子分離領域6とその下のN型チャネルストッパー領域9とにより素子分離ができるため、特許文献1の技術と比べて、半導体装置100の平面寸法を縮小することが可能となる。
また、P型オフセット拡散領域3からの空乏層の広がりを抑制できることにより、素子分離領域6の幅も小さくすることができる。
このように、素子分離領域6がP型オフセット拡散領域3におけるゲート近傍の部分よりも浅い場合に、半導体装置100の平面寸法の大型化を抑制しつつ、素子分離をより確実に行うことができる。
なお、領域20においても、領域10におけるのと同様に、素子分離領域6の底面に接するP型チャネルストッパー領域29を形成したことにより、高圧NMOSトランジスタ21の素子分離をより確実に行うことができる。
また、チャネルストッパー領域(N型チャネルストッパー領域9、P型チャネルストッパー領域29)の不純物濃度を、P型オフセット拡散領域3、N型オフセット拡散領域23の不純物濃度よりも高く(好ましくは5倍以上高く)することにより、より確実に素子分離を行うことができる。
また、チャネルストッパー領域(N型チャネルストッパー領域9、P型チャネルストッパー領域29)をゲート近傍におけるオフセット拡散領域(P型オフセット拡散領域3、N型オフセット拡散領域23)の最深部よりも深い位置にまで形成することにより、より確実に素子分離を行うことができる。
また、チャネルストッパー領域(N型チャネルストッパー領域9、P型チャネルストッパー領域29)がゲートの下側には存在していない構造とすることにより、高圧PMOSトランジスタ11、高圧NMOSトランジスタ21の耐圧をより確実に確保することができる。
また、高圧NMOSトランジスタ21と、複数の高圧PMOSトランジスタ11と、を形成し、高圧NMOSトランジスタ21のN型オフセット拡散領域23を形成するためのイオン注入と、複数の高圧PMOSトランジスタ11の間のN型チャネルストッパー領域9を形成するためのイオン注入と、を同一のイオン注入(イオン注入94(図6(a)))とすることにより、工程数を削減することができる。
なお、上記の実施形態において、チャネルストッパー領域(N型チャネルストッパー領域9、P型チャネルストッパー領域29)の形成用のイオン注入(イオン注入94(図6(a))、イオン注入95(図6(b)))を実施するタイミングは、ゲート絶縁膜2となる酸化膜78の形成前であればいつでも良い。素子分離領域6を形成する前にチャネルストッパー領域を形成することも可能である。
<P型オフセット拡散領域3の形成工程の変形例>
図12及び図13はP型オフセット拡散領域3の形成工程の変形例を示す断面図である。
上記の実施形態では、図5(b)の工程で、一度のイオン注入によってP型オフセット拡散領域3を形成する例を説明したが、以下に説明するように、P型オフセット拡散領域3を形成する工程では、P型オフセット拡散領域3がゲート側で相対的に深く、素子分離領域6側で相対的に浅くなるように、複数回に分けてイオン注入を行うようにしても良い。
例えば、先ず、図12(a)に示すように、各P型オフセット拡散領域3の第2部分3bと対応する開口101aを有するマスクパターン101を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン101をマスクとして基板50にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入111を行う。次に、マスクパターン101を除去する。
次に、図12(b)に示すように、各P型オフセット拡散領域3の全体と対応する開口102aを有するマスクパターン102を基板50上に形成する。次に、このマスクパターン102をマスクとして基板50にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入112を行う。ここで、イオン注入112はイオン注入111よりも低エネルギーに設定する。次に、マスクパターン102を除去する。
次に、熱処理を行うことにより、イオン注入111、112で注入した不純物を熱拡散させる。これにより、図13に示すように、ゲート側の第2部分3bが相対的に深く、素子分離領域6側の第1部分3aが相対的に浅いP型オフセット拡散領域3が形成される。
<チャネルストッパー領域を用いて素子分離するMOSトランジスタの変形例>
図14はチャネルストッパー領域を用いて素子分離するMOSトランジスタの変形例の断面図である。
本変形例では、MOSトランジスタがLDMOS(Laterally Diffused MOS)である場合に、その素子分離にチャネルストッパー領域を用いる例を説明する。
図14に示すように、本変形例の場合、半導体装置200は、例えば、P型半導体基板230(以下、P型基板230)を有し、このP型基板230にはNチャネル型の複数のLDMOS210が形成されている。
LDMOS210は、素子分離領域6aと素子分離領域6cとの間の素子形成領域220に形成されている。LDMOS210は、ゲート電極1と、ゲート絶縁膜2と、N型ソース拡散領域231と、N型ドレイン拡散領域232と、P型ウェル233と、N型ウェル(低濃度拡散領域)234と、を有している。
素子形成領域220には、N型ドレイン拡散領域232とゲート電極1とを分離させる分離領域6bが形成されている。分離領域6bは、素子分離領域6a及び素子分離領域6cと同様に構成されている。
素子分離領域6a、素子分離領域6c及び分離領域6bの深さは、例えば、1μm程度である。
N型ウェル234は、素子分離領域6aから素子分離領域6cに亘って形成されている。N型ウェル234は、素子分離領域6a及び素子分離領域6cに接する第1部分234aは素子分離領域6a及び素子分離領域6cと同じ深さであるか、素子分離領域6a及び素子分離領域6cよりも浅い。N型ウェル234は、分離領域6bの形成箇所を含む第2部分234bにおいては、分離領域6bよりも深い。N型ウェル234の第2部分234bの深さは、例えば、5μm以上10μm以下である。
P型ウェル233は、N型ウェル234において、素子分離領域6aと分離領域6bとの間の部分の表層に、例えば、素子分離領域6a及び分離領域6bよりも浅く形成されている。
N型ソース拡散領域231は、P型ウェル233の表層に形成されている。
N型ドレイン拡散領域232は、N型ウェル234において、素子分離領域6cと分離領域6bとの間の部分の表層に、素子分離領域6c及び分離領域6bよりも浅く形成されている。
N型ソース拡散領域231及びN型ドレイン拡散領域232は、N型ウェル234よりも不純物濃度が高濃度である。
半導体装置200は、更に、素子分離領域6a、6cの下側に形成されたP型チャネルストッパー領域235を有している。このP型チャネルストッパー領域235は、P型基板(不純物領域)230よりも不純物濃度が高い。P型チャネルストッパー領域235は、素子分離領域6a、6cの底面と、当該素子分離領域6a、6cに隣接するN型ウェル234の各々と、に接している。
本変形例の場合、隣り合うLDMOS210は、素子分離領域6a、6cと、その下側のP型チャネルストッパー領域235と、により素子分離されている。
LDMOS210のN型ウェル234は非常に深いため、P型チャネルストッパー領域235の形成は、以下のようにして行う。
先ず、P型チャネルストッパー領域235の形成箇所と対応する開口を有するマスクパターン(図示略)をP型基板230上に形成する。次に、このマスクパターンをマスクとしてP型基板230にP型の不純物(例えば、ボロン)のイオン注入を行い、注入領域236を形成する。次に、熱処理を行って、注入領域236の不純物の拡散(drive−in)を行う。この拡散により、P型チャネルストッパー領域235が形成される。
本変形例の場合、P型基板230を作成する工程が、基板に第1導電型の不純物領域を素子形成領域220及び素子分離領域6a、6cよりも深く形成する工程に相当する。また、N型ウェル234を形成する工程が低濃度拡散領域を形成する工程に相当する。
なお、本変形例では、LDMOS210がNチャネル型である例を説明したが、LDMOS210はPチャネル型であっても良い。
1 ゲート電極
2 ゲート絶縁膜
3 P型オフセット拡散領域
3a 第1部分
3b 第2部分
3c 第3部分
4 P型ソース・ドレイン拡散領域
5 P型拡散領域
6、6a、6c 素子分離領域
6b 分離領域
7 サイドウォール
8 シリサイド層
9 N型チャネルストッパー領域
10 高圧PチャネルMOSトランジスタ領域
11 高圧PチャネルMOSトランジスタ
20 高圧NチャネルMOSトランジスタ領域
21 高圧NチャネルMOSトランジスタ
23 N型オフセット拡散領域
23a 第1部分
23b 第2部分
23c 第3部分
24 N型ソース・ドレイン拡散領域
25 N型拡散領域
29 P型チャネルストッパー領域
30 低圧PチャネルMOSトランジスタ領域
31 低圧PチャネルMOSトランジスタ
32 ゲート絶縁膜
33 P型LDD領域
34 P型ソース・ドレイン拡散領域
35 P型拡散領域
40 低圧NチャネルMOSトランジスタ領域
41 低圧NチャネルMOSトランジスタ
43 N型LDD領域
44 N型ソース・ドレイン拡散領域
45 N型拡散領域
50 半導体基板
50a 溝
51 N型ウェル領域
52 P型ウェル領域
53 N型ウェル領域
54 P型ウェル領域
61 素子分離領域
62 素子分離領域
71、72、73、74、75、76、77、79、81、82、101、102 マスクパターン
71a、72a、73a、74a、74b、75a、76a、77a、79a、81a、82a、101a、102a 開口
78、80 酸化膜
90、220 素子形成領域
91、92、93、94、95、96、97、98、99、111、112 イオン注入
100、200 半導体装置
210 LDMOS
230 P型半導体基板
231 N型ソース拡散領域
232 N型ドレイン拡散領域
233 P型ウェル
234 N型ウェル
234a 第1部分
234b 第2部分
235 P型チャネルストッパー領域
236 注入領域

Claims (12)

  1. 第1導電型の不純物領域を有する基板と、
    ゲート電極と、前記不純物領域に形成された第2導電型の低濃度拡散領域と、前記低濃度拡散領域に形成された第2導電型の領域であって、前記低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高濃度でソース・ドレイン拡散領域となる高濃度拡散領域と、をそれぞれ有する複数のMOSトランジスタと、
    隣り合う前記MOSトランジスタの前記低濃度拡散領域を相互に分離している素子分離領域と、
    を有し、
    前記低濃度拡散領域は、前記素子分離領域に接する第1部分と、平面視において前記第1部分よりも前記ゲート電極側に位置する第2部分と、を有し、
    前記第1部分は、前記素子分離領域と同じ深さであるか又はそれよりも浅く、
    前記第2部分は、前記素子分離領域よりも深く、
    前記不純物領域には、更に、第1導電型であり、前記不純物領域よりも不純物濃度が高いチャネルストッパー領域が、前記素子分離領域の底面と、当該素子分離領域に隣接する前記低濃度拡散領域の各々と、に接するように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記チャネルストッパー領域は、前記低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記チャネルストッパー領域の不純物濃度は、前記低濃度拡散領域の不純物濃度の5倍以上であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記チャネルストッパー領域は、前記低濃度拡散領域の最深部よりも深い位置にまで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記チャネルストッパー領域は、前記ゲート電極の下側には存在していないことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記低濃度拡散領域は、前記ゲート電極を基準としてチャネル長方向に相互に離間する一対のオフセット拡散領域であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記MOSトランジスタはLDMOS(Laterally Diffused MOS)であり、
    前記低濃度拡散領域はウェル領域であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の半導体装置。
  8. 当該半導体装置は、
    前記複数のMOSトランジスタよりも低耐圧の第2MOSトランジスタと、
    前記素子分離領域と同じ深さに形成され、前記第2MOSトランジスタを他の領域と分離させる第2素子分離領域と、
    を有し、
    前記第2MOSトランジスタは、ソース・ドレイン拡散領域を有し、
    前記ソース・ドレイン拡散領域は、前記第2素子分離領域よりも浅いことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の半導体装置。
  9. 素子分離領域を基板に形成して複数の素子形成領域を相互に分離させる工程と、
    前記基板に第1導電型の不純物領域を前記素子形成領域及び前記素子分離領域よりも深く形成する工程と、
    前記素子形成領域に、第2導電型の低濃度拡散領域を形成する工程と、
    前記素子形成領域上にゲート電極を形成する工程と、
    第2導電型であり、且つ、前記低濃度拡散領域よりも不純物濃度が高濃度であり、ソース・ドレイン拡散領域となる高濃度拡散領域を、前記低濃度拡散領域に形成する工程と、
    を含む手順によって複数のMOSトランジスタを形成し、
    前記低濃度拡散領域は、前記素子分離領域に接する第1部分では該素子分離領域と同じ深さであるか又はそれよりも浅くし、平面視において前記第1部分よりも前記ゲート電極側に位置する第2部分では前記素子分離領域よりも深くし、
    更に、第1導電型であり、前記不純物領域よりも不純物濃度が高いチャネルストッパー領域を、前記素子分離領域の底面と、当該素子分離領域に隣接し当該素子分離領域により相互に分離される前記低濃度拡散領域の各々と、に接するように前記不純物領域に形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 一の導電型の複数の前記MOSトランジスタと、前記一の導電型とは逆導電型の前記MOSトランジスタと、を形成し、
    前記一の導電型の複数の前記MOSトランジスタの間の前記チャネルストッパー領域を形成するためのイオン注入と、前記一の導電型とは逆導電型の前記MOSトランジスタの前記低濃度拡散領域を形成するためのイオン注入と、は同一のイオン注入であることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記低濃度拡散領域を形成する工程では、前記ゲート電極の形成箇所を基準としてチャネル長方向に相互に離間する一対のオフセット拡散領域を形成することを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記低濃度拡散領域を形成する工程ではウェル領域を形成し、
    前記MOSトランジスタとしてLDMOS(Laterally Diffused MOS)を形成することを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
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