JP2006294291A - 制御弁式鉛蓄電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁構造を備えた液口栓を備えた制御弁式鉛蓄電池では、弁構造を備えるがために液口栓が専用のものとなり、弁構造を備えない液口栓と共用できず、鉛蓄電池の製造コスト低減の障害となっていた。
【解決手段】電池外装に設けた液口に、電池内部のガスを電池外部に排出するための通気孔を備えた液口栓を装着し、負極板が電解液から露出した制御弁式の鉛蓄電池において、液口栓の本体筒の内部に本体筒とは別体で設けられ、かつ電池内圧に応じ、一端から他の一端にかけて通気経路を形成する制御弁部を装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は鉛蓄電池に関するものである。
鉛蓄電池は、自動車の始動用をはじめ、様々な用途に用いられている。特に自動車始動用の鉛蓄電池は、正・負の両極板面がすべて電解液(希硫酸)に浸漬された状態とし、かつ電池内と電池外とを連通する液口栓(排気栓)を液口に装着した、いわゆる液式の鉛蓄電池が主流である。また一部では、電解液から露出させた負極板に電池内で発生した酸素ガスを吸収させる、負極吸収式の制御弁式鉛蓄電池も用いられている。
負極吸収式の制御弁式鉛蓄電池は、充電時に正極板から発生した酸素ガスを負極板上で吸収することにより、負極板上での水素発生が抑制されるため、電解液中の水分の電気分解と、これによる電解液中の水分減少が抑制される。
電解液量が制限された制御弁式鉛蓄電池では、液式の鉛蓄電池に比較して耐熱性に劣る傾向にあるものの、液式鉛蓄電池とは異なり、電池外への酸霧の排出が抑制され、また設置方向にも自由度があるため、高温となるエンジンルーム以外の車室内や、後部荷室内に搭載可能である。
制御弁式鉛蓄電池の制御弁構造は、液口を兼用した排気筒にキャップ状弁を装着したもの(特許文献1参照)や、同じく液口を兼用した排気口上に板状弁体を配置する構造が知られている(特許文献2参照)。
上記のような制御弁構造は、液口に制御弁構造を形成するため、液口と排気口とが兼用にならざるを得ない。電解液注液工程では、液口から電解液を注液するため、液口の開口面積を多くとることが好ましい。これにより、電解液の注液と、電池内部の気体との置換がスムーズに進行し、液溢れを抑制しながら、注液速度を高めることができる。
一方、制御弁の信頼性や部品コストの観点では、排気口(液口)の開口面積は、内部に滞留したガスが放出可能なものであればよく、制御弁の気密性を確保する目的においては、制御弁による封止面積を最小限に留めることが望ましい。また、排気口(液口)の開口面積が大きくなるにしたがい、キャップ状弁や板状弁体のサイズもより大きなものが必要となり、制御弁構造が大型化し、また、部品材料もより高価なものとなるため、排気口の開口面積はなるべく小とすることが好ましい。
特許文献3には、液口の開口面積を大きく確保し、制御弁構造を内蔵した液口栓を装着することが示されている。この方式によれば、注液工程での注液速度を高くでき、好都合である。また、化成効率改善を目的として、当初は、低比重電解液を注液して化成し、化成液を電池外に排出し、高比重電解液を注液する場合でも、開口面積が大きいため、電解液の排出がより容易となる。
一方で、液口栓内に設けた制御弁の排気口は、液口栓の本体筒内径を上限として、より小径に設定できるため、弁体寸法をより小さく設定することができる。したがって、弁体で封止すべき面積も少なくすむため、気密性のより高い、信頼性に優れた制御弁を得ることができる。
しかしながら、特許文献3に示されたような、制御弁構造を有した液口栓は、通常の液式鉛蓄電池に装着する液口栓とは別部品となるため、部品成型金型から製作する必要があり、従来の制御弁構造を含まない液口栓に比較して部品コストが大幅に増加し、これを装着する制御弁式鉛蓄電池の製造コストも高価なものとならざるを得なかった。
特開2001−102026号公報 特開昭62−147652号公報 特開2003−346781号公報
本発明は、前記したような、正極板と負極板とセパレータ中に電解液が含浸保持され、かつ負極板面の一部が電解液から露出した負極吸収式の制御弁式鉛蓄電池において、液口栓内に弁構造を設ける際、従来の弁構造を有していない液口栓との部品の共用化を可能とし、鉛蓄電池の製造コストを低減するものである。
前記した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、電池外装に設けた液口に電池内部のガスを電池外部に排出するための通気孔を備えた液口栓を装着し、かつ正極板と負極板およびセパレータに電解液を含浸し、かつ負極板面の少なくとも一部が電解液から露出した制御弁式鉛蓄電池であって、前記液口栓の本体筒の内部に前記本体筒とは別体で設けられ、かつ電池内圧に応じ、一端に設けた排気口から他の一端に設けた通気口にかけて通気経路を形成する制御弁部を装着したことを特徴とする制御弁式鉛蓄電池を示すものである。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1の制御弁式鉛蓄電池において前記制御弁部は、排気孔を有した底壁と底壁周囲に設けられた側壁とからなる弁収納体と、前記弁収納体内において、前記排気孔を覆うよう配置された弁体と、前記弁体上に配置され、かつその一部が前記側壁と接合した押え板とからなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に係る発明は、請求項2の制御弁式鉛蓄電池において、前記弁体と前記押え板間に弾性体が介挿されたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に係る発明は、請求項1の制御弁式鉛蓄電池において、前記制御弁部は、排気孔を有した底壁と、前記底壁周囲に設けられた側壁と、前記排気孔開口部から前記側壁の突出方向と同方向に突出して設けた弁筒と、前記弁筒に装着されたキャップ状弁体と、前記キャップ状弁体の天面上方に配置され、かつその一部が前記側壁と接合された押え板とからなることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5に係る発明は、請求項1〜4の制御弁式鉛蓄電池において、本体筒内において、前記通気孔と前記制御弁部との経路上に通気性を有した多孔質フィルタを配置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る発明は、請求項2〜4に記載の制御弁式鉛蓄電池において、前記押え板は通気性を有した多孔質体としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る発明は、請求項1〜6の制御弁式鉛蓄電池において、前記本体筒内において、前記排気孔に対向した防沫板を配置し、かつ前記正極板、前記負極板および前記セパレータから遊離した遊離電解液を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、液口栓内に弁構造を設けたものと、設けないものの部品共用化が可能となり、制御弁式鉛蓄電池の製造コストを低減するという顕著な効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態による制御弁式鉛蓄電池の要部断面を示す図である。
本発明の制御弁式鉛蓄電池(以下、電池)10は、電池外装に設けた液口11に、電池内部のガスを電池外部に排出するための通気孔12を備えた液口栓13が装着されている。なお、図1に示した例では、電池外装としての蓋14に液口11を設けた例を示している。
電池10の電槽15内に収納された、正極板16、負極板17およびセパレータ18には希硫酸を主成分とする電解液が含浸され、充電時に正極板16上で発生する酸素ガスを負極板17で吸収させるため、負極板17は電解液から露出した構成を有している。
なお、図1に示した例では、電解液がすべて正極板16、負極板17およびセパレータ18に含浸保持され、正・負の両極板およびセパレータから遊離した電解液を有さない構成例を示している。
なお、セパレータ18は電解液を含浸保持する必要上、ポリプロピレン樹脂繊維マットガラス繊維マット等の電解液を含浸保持可能な繊維マットで構成する。例えばガラス繊維マットを用いる場合、従来から制御弁式鉛蓄電池に使用されている繊維径0.1〜10μmのものを用いることができる。
本発明の電池10では、液口栓13の本体筒20の内部には、本体筒20とは別体で設けられ、かつ電池内圧に応じ、一端に設けた排気孔22から他の一端に設けた通気口28にかけて通気経路を形成(開弁)する制御弁部21が装着されている。
本発明では、制御弁部21が本体筒20とは個別に設けられているために、本体筒20を制御弁部21を有さない液口栓と共用できる。そして、制御弁部を備えた液口栓を製造する際に専用の本体筒を必要としないため、鉛蓄電池の製造コストを顕著に低減することができる。また部品在庫管理の負担を低減することもできる。
なお、制御弁部21の開弁圧は、従来の制御弁式鉛蓄電池と同様、正極板で発生した酸素ガスを負極板で吸収させ、かつ、電池内圧による外装変形を生じない範囲(10kPa〜20kPa程度)で設定すればよい。
本発明の電池10では、大電流の過充電等により、正極板での酸素ガス発生速度が負極板でのガス吸収速度を大幅に上回り、電池内圧が制御弁部21の開弁圧に到達した時点で、制御弁部21が開弁し、一端に設けた排気孔22から他の一端部に設けた通気口28に通気経路が形成させる。酸素ガス・水素ガスは電池内部cから制御弁部21と通気孔12を通過して電池外dに放出される。
酸素ガス・水素ガスの放出により、電池内圧が制御弁部21の閉弁圧まで低下した時点で閉弁し、通気経路が閉じられる。なお、この閉弁圧も従来の制御弁式鉛蓄電池のそれと同様、開弁圧以下かつ少なくとも0kPaを超える値に設定される。
制御弁部21の本体筒20内の装着方式は様々な方式が考えられるが、制御弁部21の外径を本体筒20の内径よりも若干大きく設定し、制御弁部21を本体筒20内に圧入して装着することができる。本体筒20および制御弁部21の本体筒20と接する部分をポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂といった、圧入固定に適した弾性を有する合成樹脂材で構成すればよい。
また、他の方法としては、制御弁部21の外周に雄ネジ、本体筒20内周に雌ネジを形成し、両者を螺合して制御弁部21を本体筒内に装着してもよい。なお、液口栓13と蓋14との気密性確保や緩み防止のためのパッキン2を適宜用いることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態例では、前記した本発明の電池10における制御弁部21の好ましい構成を示す。
図2は、制御弁部21の断面を示す図、図3は制御弁部21の各構成要素を分解状態とした組立図である。
制御弁部21は、排気孔22を有した底壁23と底壁23の周囲に設けられた側壁24とからなる弁収納体25と、この弁収納体25内において、排気孔22を覆うよう配置された弁体26と、この弁体26上に配置され、かつその一部が側壁24と接合した押え板27とからなる。
弁体26はその厚み方向に弾性を有しており、押え板27によって、排気孔22と弁体26面とが密着している。また、押え板27の一部には通気用の切欠27aが設けられ、通気口28が提供される。
電池内部cの圧力が上昇した場合には、内圧により弁体26が圧縮され、排気孔22周囲の底壁23と弁体26との間に隙間が生じ、排気孔22−通気口28間、すなわち、制御弁部21の一端a−一端b間に通気経路が形成される。電池内部cに滞留したガスは通気経路を介して電池外bに散逸し、電池内圧が低下して、弁体26と排気孔22周囲の底壁との密着が復元する。
弁体26は厚み方向に弾性を有し、かつ耐酸性の素材、例えばクロロプレンゴム、シリコンゴム、フッ素系ゴムやEPDMゴムといった素材で構成される。また、弁体26は全体として厚み方向に弾性を有していればよいので、弁体26全体をこれらのゴム材料で構成することができる。
また、弁体26を弁板26aと弾性体26bで個別に構成することができる。弁板26aおよび弾性体26bは上記のゴムを用いることができるが、弾性体26bとしては、発泡ゴムとすることができる。特に独立発泡ゴムは弾性力の時間による低下が少ないので好ましい。
また、弁板26aを弾性に富まない、ポリエチレンシートや硬度の高いゴム板とし、その上に弾性に富んだ発泡ゴム等の弾性体26bを積層した構造としてもよく、また弁板26aと弾性体26bとを張り合わせたものであってもよい。
また、底壁23と弁体26との張り付く場合があり、このような張り付きを抑制するため、必要に応じてシリコンオイルやフッ素オイル等の液体潤滑剤をこれらの接触面に塗布する。
側壁24と押え板27との固定は、押え板27外周に嵌合用凸部27bと側壁24に嵌合用凹部25aとを設け、これらを嵌合して行うことができる。また、側壁24と押え板27を熱可塑性樹脂で形成し、これらを熱溶着によって固定することもできる。
なお、押え板27には通気口28を提供するための切欠27aを設けた例を示したが、通気口が得られればよいので、貫通孔としてもよい。但し、貫通孔とする場合は、後工程で穴あけ加工を要したり、成型により貫通孔を形成するとしても成型時のバリにより貫通孔が閉塞した状態となり、それを排除するための検査工程が必要となる場合もあるので、切欠27aとした方がより簡便で好ましい。
上記のような第2の実施形態による制御弁部21の構成は、弁体26として板状のものを用いるため、制御弁部21の厚み寸法を小さくできるため、液口栓13の小型化とこれによるコスト低減に有効である。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態の鉛蓄電池は、前記した第1の実施形態の鉛蓄電池において、制御弁部として図4に示す制御弁部41を備えた電池である。
制御弁部41は、排気孔42を有した底壁43と、この底壁43周囲に設けられた側壁44と、排気孔42の開口部から側壁44の突出方向と同方向に突出して設けた弁筒45と、この弁筒45に装着されたキャップ状弁体46と、キャップ状弁体46の天面上方に配置され、かつその一部が側壁44と接合された押え板27とからなる。
なお、押え板27の構成は第2の実施形態のものと同様のものを用いることができる。また必要に応じて、張り付き抑制のため、シリコンオイルやフッ素オイル等の液体潤滑剤をキャップ状弁体46と弁筒45の接触面に塗布する。
キャップ状弁体46を用いる第3の実施形態では、第2の実施形態の制御弁部21で用いたような、弾性体26bを用いることがない。弾性体26bを長期間圧縮状態とした場合、その反発力が低下し、弁体26と底壁23との密着性にばらつきが生じる場合がまれにあるが、第3の実施形態では、そのような密着性のばらつきとこれによる開弁圧のばらつきを第2の実施形態のそれに比較して、低く抑制できる。
しかしながら、弁筒45を形成する分、制御弁部41の厚み寸法が増加する傾向にあるので、制御弁部41の厚み寸法をより小型化したい場合には、第2の実施形態が好ましい。なお、上述の第2の実施形態および第3の実施形態として、板状やキャップ状の弁体を用いたものを示したが、他の構造の弁体を用いることもできる。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態の鉛蓄電池(以下、電池)50の要部断面を示す図である。本発明の電池50は、前記した第1〜第3の実施形態の鉛蓄電池において、液口栓13の本体筒20内において、通気孔12と制御弁部21(もしくは制御弁部41)との経路上に通気性を有した多孔質フィルタ51を配置したことを特徴とする。
多孔質フィルタ51は電池外部から、制御弁部21(41)への埃や砂粒等の異物の落下を防止し、制御弁の開弁動作を安定化することができる。また、電池外dで発生した炎や電気スパークが排気孔22周辺に存在する酸素・水素ガスに引火した場合、引火炎が制御弁部21(41)まで到達し、制御弁部を損傷する場合があるが、多孔質フィルタ51を配置することにより、引火炎の制御弁部21(41)への到達が抑制され、引火炎による制御弁部の損傷を抑制することができる。
なお、多孔質フィルタ51の孔径として、埃や砂粒等の異物による目詰まりや、引火炎の透過抑制効果および酸素・水素ガスの透過速度を勘案して決定すればよく、例えば、平均径が数十〜数百μmのものを用いることができる。また、材質としては、アルミナ粉やポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂あるいはこれら樹脂の共重合体の粉体を焼結し、必要に応じて、撥水処理を施したものを用いることができる。
多孔質フィルタ51の寸法形状としては制御弁部21(41)とほぼ同径の円盤状とし、本体筒20内に多孔質フィルタ51を装着し、その後、制御弁部21(41)を本体筒20内に装着固定すればよい。このような構成では、制御弁部21(41)が多孔質フィルタ51の本体筒20からの脱落を防止する固定部材としての作用を有するため、多孔質フィルタを別途固定する必要がなく、好ましいものである。
また、多孔質フィルタ51をあらかじめ、押え板27上に接着や溶着等により固定しておくこともできる。
(第5の実施形態)
図6は、本発明の第5の実施形態による鉛蓄電池の制御弁部61の断面を示す図である。本発明の第5の実施形態による鉛蓄電池は、第2から第3の実施形態による鉛蓄電池において、押え板27として多孔質フィルタ62を用いるものである。
この場合、多孔質フィルタ62は、第4の実施形態における多孔質フィルタ51の防爆防塵機能と、弁体を保持する押え板27としての機能を有するため、これらを個別に設ける必要がなく、部品点数削減による、顕著なコスト削減効果が得られ、極めて好ましい構造である。
なお、この場合、多孔質フィルタ62として、前記した多孔質フィルタ51と同様のものを用いることができる。
また、多孔質フィルタ62はそれ自身が通気性を有しているため、押え板27に通気経路を設定するために設けた切欠27aを設ける必要はない。また、この場合、多孔質フィルタ62の外側が通気口28として作用する。
(第6の実施形態)
図7は、本発明の第6の実施形態による鉛蓄電池(以下、電池)70の断面を示す図である。本発明の第6の実施形態による電池70は、本発明の第1〜第5の実施形態による鉛蓄電池において、本体筒20内において、排気孔22に対向した防沫板71を配置し、、かつ正極板16、負極板17およびセパレータ18から遊離した遊離電解液19を有することを特徴とする。なお、図7では、第2の実施形態による鉛蓄電池に適用した例を示している。
本発明の第6の実施形態では、極板群から遊離した電解液を殆ど有さない制御弁式鉛蓄電池と異なり、正極板16および負極板17の一部が遊離した電解液19に浸漬され、残りの部分が電解液19より露出した状態となっている。
このような構成では、負極板17の電解液19から露出した部分で酸素ガス吸収反応が進行する。また、正負の両極板およびセパレータから遊離した電解液を有さない電池に比較して、電解液量をより多くすることができるため、高温耐久性および低温放電特性に優れた制御弁式鉛蓄電池を得ることができる。
一方、遊離した電解液を有するため、電池に加えられる振動によって、液面が揺動し、電解液が制御弁部21(41,61)に付着する場合がある。
このような場合、制御弁部21(41,61)の開弁動作が阻害される場合がある。すなわち、電解液中の硫酸分により弁体26(キャップ状弁体46)が底壁23(43)と張り付き、開弁圧が異常に高くなったり、固着する場合である。また、付着した電解液量が多量の場合、制御弁部の気密性が低下する場合がある。
上記したような構成によれば、制御弁部21(41,61)への硫酸の付着を抑制することにいより、電解液中の硫酸分による弁体26(キャップ状弁体46)と底壁23(43)との張り付きを抑制し、開弁圧を安定させることができ、好ましい。また、同時に遊離電解液の存在により、高温耐久性と低温放電特性が向上する効果とを両立して得ることができる。
防沫板71の配置方法としては、様々な方式が考えられるが、図7に示したように、ベース部74から支柱75を設け、この支柱75に防沫板71を設けた防沫部材を本体筒20内に挿入し、ベース部74と本体筒20の内壁で嵌合係止する構成を用いることができる。
なお、排気孔22に対向した防沫板71に加えて、傾斜した傾斜防沫板72a,72b,72cを設けることも有効である。このような傾斜した防沫板は、電解液の上昇を阻害するとともに、一旦上昇した電解液を下部に還流する作用を有する。還流した電解液は開口部73より液口栓13から排出される。
なお、図7では傾斜防沫板を3対配置した例を示したが、必要に応じて枚数を増減することができる。なお、防沫板71は排気孔22に近接させて配置することにより、電解液ミストの散逸による減液を抑制することができる。
しかしながら、近接しすぎると、防沫板71表面で電解液ミストが結露することによって生じた電解液滴が排気孔22に付着するため、液滴の成長を勘案し、防沫板71と排気孔22との間に距離を設けることが必要である。液滴のサイズは、電解液比重や、電解液中の添加物(硫酸ナトリウム)の有無およびその濃度、あるいは防沫素材とその表面状態により変動する防沫板表面の濡れ性によって異なるため、事前評価により、適切な隔離距離を置くことが必要である。通常は0.5mm〜1.0mm程度の距離で設定することができる。
以上、本発明によれば、制御弁部と本体筒を別部品で構成するため、制御弁構造の有無にかかわらず、本体筒を共用できるため、部品単価を低減でき、鉛蓄電池の製造コストを削減することができる。
本発明の効果は、上述の本体筒共用を可能とすることによる製造コスト削減効果であるが、特に、第7の実施形態においては、高温耐久性および低温放電特性向上を目的として、遊離電解液を有した構成とした場合において発生する、電解液の制御弁部21(41)への付着と、これによる制御弁動作弁圧のばらつきを顕著に抑制する効果を有する。
以下に示す比較例および本発明例の鉛蓄電池(JIS D5301における55B24形始動用鉛蓄電池)を作成し、車両用として用いられた場合を想定して、鉛蓄電池に振動を加えながら充放電を行った後、電池を放置した。そして、充放電開始前の初期状態の制御弁の開弁圧および、放置後の制御弁の開弁圧の計測を行った。
また、試験前の電池を−15℃中で300A放電(終止電圧6.0V)を行った時の放電持続時間を測定した。
(本発明例の電池A)
本発明例の電池Aは図1および図2に示した本発明の第2の実施形態の電池10である。
(本発明例の電池B)
本発明例の電池Bは本発明例の電池Aの液口栓本体筒内に図7で示した形状の防沫板71を装着した電池である。
(本発明例の電池C)
本発明例の電池Cは、図1および図2に示した第2の実施形態による電池10に電解液を補充し、正極板および負極板下部の高さ寸法の50%に相当する部分が遊離電解液に浸漬した構成である。
(本発明例の電池D)
本発明例の電池Dは、図7に示した第6の実施形態による電池10であり、正極板および負極板下部の高さ寸法の50%に相当する部分が遊離電解液に浸漬した構成である。
上記の各試験電池はいずれも多孔質フィルタを有さないものとし、初期状態の開閉弁圧を測定した後、以下に示す条件で連続加振中に充放電を行った後、60℃雰囲気下で7日間電池を放置した後の開閉弁圧を計測した。
試験温度:75℃
振動条件:上下方向、スイープ加振(振動周波数5Hz〜40Hz/5分)
加速度を1G
充放電条件:放電25A×1分、充電14.8V×10分(最大充電電流25A)
の充放電サイクルを480サイクル
上記の開弁圧測定結果および低温高率放電試験結果を表1に示す。なお、低温高率放電試験については、電池Aでの放電持続時間に対する百分率で示した。また、開弁圧値については、n=12で測定して最大値、平均値および最小値を求めた。
Figure 2006294291
表1に示した結果から、本発明例の電池Cおよび本発明の第6の実施形態による好ましい本発明例の電池Dは、本発明例の電池A、Bに比較して、遊離電解液の存在により、低温高率放電持続時間が顕著に増大する。そして、また特に防沫板71を配置した電池Dでは、開弁圧の変動が電池Aおよび電池Bと同等まで抑制され、ばらつきが非常に小さい。
一方、電池Cでは他の電池に比較して開弁圧の変動量が増大する傾向にあった。これは制御弁部に電解液が付着し、開弁圧が変動したものと考えられる。したがって、特に低温高率放電特性を重視して遊離電解液を有する構成とする場合には、本発明の第6の実施形態が最も好ましい。
以上、本発明によれば、弁構造を備えた液口栓とこれを備えた制御弁式鉛蓄電池をより安価に提供することができ、始動用鉛蓄電池に好適である。
本発明の制御弁式鉛蓄電池の要部断面を示す図 制御弁部の断面を示す図 制御弁部の各構成要素を示す組立図 第3の実施形態による制御弁式鉛蓄電池の制御弁部の断面を示す図 第4の実施形態による制御弁式鉛蓄電池の要部断面を示す図 第5の実施形態による制御弁式鉛蓄電池の制御弁部の断面を示す図 第6の実施形態による制御弁式鉛蓄電池の要部断面を示す図
符号の説明
1 ストラップ
2 パッキン
10 電池
11 液口
12 通気孔
13 液口栓
14 蓋
15 電槽
16 正極板
17 負極板
18 セパレータ
19 電解液
20 本体筒
21 制御弁部
22 排気孔
23 底壁
24 側壁
25 弁収納体
25a 嵌合用凹部
26 弁体
26a 弁板
26b 弾性体
27 押え板
27a 切欠
27b 嵌合用凸部
28 通気口
41 制御弁部
42 排気孔
43 底壁
44 側壁
45 弁筒
46 キャップ状弁体
50 電池
51 多孔質フィルタ
61 制御弁部
62 多孔質フィルタ
70 電池
71 防沫板
72a,72b,72c 傾斜防沫板
73 開口部
74 ベース部
75 支柱

Claims (7)

  1. 電池外装に設けた液口に電池内部のガスを電池外部に排出するための通気孔を備えた液口栓を装着し、
    かつ正極板と負極板およびセパレータに電解液を含浸し、かつ負極板面の少なくとも一部が電解液から露出した制御弁式鉛蓄電池であって、
    前記液口栓の本体筒の内部に前記本体筒とは別体で設けられ、かつ電池内圧に応じ、一端に設けた排気口から他の一端に設けた通気口にかけて通気経路を形成する制御弁部を装着したことを特徴とする制御弁式鉛蓄電池。
  2. 前記制御弁部は、排気孔を有した底壁と底壁周囲に設けられた側壁とからなる弁収納体と、
    前記弁収納体内において、前記排気孔を覆うよう配置された弁体と、
    前記弁体上に配置され、かつその一部が前記側壁と接合した押え板とからなることを特徴とする請求項1に記載の制御弁式鉛蓄電池。
  3. 前記弁体と前記押え板間に弾性体が介挿されたことを特徴とする請求項2に記載の制御弁式鉛蓄電池。
  4. 前記制御弁部は、排気孔を有した底壁と、
    前記底壁周囲に設けられた側壁と、
    前記排気孔開口部から前記側壁の突出方向と同方向に突出して設けた弁筒と、
    前記弁筒に装着されたキャップ状弁体と、
    前記キャップ状弁体の天面上方に配置され、かつその一部が前記側壁と接合された押え板とからなることを特徴とする請求項1に記載の制御弁式鉛蓄電池。
  5. 前記本体筒内において、前記通気孔と前記制御弁部との経路上に通気性を有した多孔質フィルタを配置したことを特徴とする請求項1〜4に記載の制御弁式鉛蓄電池。
  6. 前記押え板は通気性を有した多孔質体からなる請求項2〜4に記載の制御弁式鉛蓄電池。
  7. 前記本体筒内において、前記排気孔に対向した防沫板を配置し、かつ前記正極板、前記負極板および前記セパレータから遊離した遊離電解液を有することを特徴とする請求項1〜6に記載の制御弁式鉛蓄電池。
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