JP2006284580A - 時計用戻止脱進機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性部材と、停止ピンとを省略して、アセンブリの構造を相当程度簡略化し、フィンガ・ピースの信頼性を高めた脱進機を提供すること。
【解決手段】この脱進機は、インパルス・アンクル石5を担持し、第1フィンガ・ピース14が上に載る大きなローラ4と、ノッチ22が作られる小さなローラ23とを含む。ブロック部材は、一方でガンギ車2をロックする手段80と、他方で第1フィンガ・ピース14と協働するように配置された第2フィンガ・ピース11と担持し、前記ブロック部材は、突起部21で終端する従動子20も含み、前記突起部は小さいローラ、特にそこに作られたノッチ22に対して作用する。第1フィンガ・ピース14と第2フィンガ・ピース11は、それぞれテーブル・ローラとブロック部材に堅固に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯が設けられたガンギ車、インパルス・アンクル石が取り付けられ、第1作動フィンガ・ピースが上に載る大きなローラと、円形周囲部にノッチが作られる小さなローラとを含むローラがテン真に固定されるテンプ輪、およびピンに取り付けられたレバーの形態のブロック部材を含み、前記ブロック部材が、ガンギ車をロックする手段と、第2作動フィンガ・ピースと、小さなローラのノッチの立ち上がりエッジと協働するように構成された突起部で終端する従動子とを担持する、時計用戻止脱進機に関する。
上記の記述に応える戻止脱進機が、2003年12月4日に出願された欧州特許出願第03027929.3号で既に提案されている。しかしその特許出願では、弾性部材が、作動フィンガ・ピース、この場合テンプ輪のローラの一部を形成する第1フィンガ・ピースに作用し、それによってフィンガ・ピースは、ローラが第1方向に回転する時、ブロック部材を開放するように作動し、ローラが第1方向の反対の第2方向に回転する時、前記ブロック部材をガンギ車に係合された状態に保つ。この第2回転方向では、ローラに弾性的に取り付けられたフィンガ・ピースは、ブロック部材に固定されたフィンガ・ピースに面すると、引っ込む。上記の特許出願の脱進機は、上述の弾性部材を使用することに加えて、ブロック部材の遊びを制限するため、またローラがその振幅の補足円弧を実行する間、ブロック部材をそこで特定の形状に保つために、停止ピンの使用を必要とすることにも留意されたい。
欧州特許出願第03027929.3号 欧州特許出願第03028877.3号
一方で弾性部材と、上記段落で述べた脱進機に取り付けられる停止ピンとを省略することができれば、アセンブリの構造が相当程度簡略化されることが理解されようが、それが本発明の目的である。
弾性部材が無く、停止ピンを備えない戻止脱進機は、2003年1月16日に出願された欧州特許出願第03028877.3号で提案された。この特許出願では、脱進機は、第1フィンガ・ピースを担持する大きなローラと、第2フィンガ・ピースおよびロック・アンクル石を担持するブロック部材とを含む。第1、第2フィンガ・ピースの形状は、大きなローラが第1方向に回転する時、第1フィンガ・ピースが第2フィンガ・ピースを駆動し、第2フィンガ・ピースが前記第1フィンガ・ピースの第1側面の周りを通って、ロック・アンクル石をガンギ車から開放するように形作られる。第2フィンガ・ピースが、小さなローラ内に作られたノッチの立ち上がりエッジを登る時、再係合が起こる。大きなローラが、第1方向の反対の第2方向に回転する時、第1フィンガ・ピースが、第2フィンガ・ピースを駆動し、これが、前記第1フィンガ・ピースの第1側面の反対の第2側面の周りを通って、ガンギ車のロック・アンクル石を保持する。
第1フィンガ・ピースと第2フィンガ・ピースが接触する時に生じる衝撃は、ブロック部材の回転軸に対して垂直力を及ぼすことがここで理解されよう。さらに問題のフィンガ・ピースは、機構が不正確に調整された場合、衝突し、機構内で壊れる可能性のある縁部から作られている。信頼性を高めることが本発明の他の目的である。
以上に記載した基準および目的に応えるため、加えてこの記述の第1段落に応えるため、本発明の特徴は、第1作動フィンガ・ピースと第2作動フィンガ・ピースが、大きなローラとブロック部材にそれぞれ堅固に固定され、それらの配置が、ローラが第1方向に回転する時、第1フィンガ・ピースが第2フィンガ・ピースを駆動して、ガンギ車からロック手段を解放し、次いで従動子の突起部がノッチの立ち上がりエッジによって駆動されて、ロック手段をガンギ車で再係合させるように、また、ローラが第1方向の反対の第2方向に回転する時、第1フィンガ・ピースが第2フィンガ・ピースを駆動して、ロック手段がガンギ車で係合されるのを維持するように、相互に協働するようになされることである。
本発明を、例としてここに掲げるいくつかの実施形態によって次に詳しく説明するが、それらの実施形態は、添付図面によって示す。
添付図面は、本発明の課題を形成する戻止脱進機を示す。この戻止脱進機は、歯3が設けられたガンギ車2を含む。これはここでは示さないが、ガンギ車2は、香箱から駆動力を受け取る時計の歯車列によって駆動される。ローラ1は、図面で示さないテンプ輪のテン真16に取り付けられる。これらのローラ1は、インパルス・アンクル石5が取り付けられた大きなローラ4と、立ち上がりエッジ25を有するノッチ22が作られる円形周囲部24が設けられた小さなローラ23とを含む。第1作動フィンガ・ピース14が大きなローラ4上に載る。図面は、このフィンガ・ピース14が、ローラ4とローラ23の間に挟まれたディスク75から出ているのを示す。この脱進機は、ピン8に取り付けられたレバーの形態のブロック部材6をさらに含む。ブロック部材6は、ピン8によって固定して連結された第1部品と第2部品を含む。図面が示すのは、第1部品が、ガンギ車2の歯3と協働するロック手段80を含むこと、ならびに第2部品が、第1フィンガ・ピース14と、小さなローラ23に作られたノッチ22の立ち上がりエッジ25と協働するように配置された突出分21で終端する従動子20と協働するように配置された第2作動フィンガ・ピース11とを含むことである。
以上に掲げた記述から、戻止脱進機を作るのに必要な全ての構成要素が存在することが分かろう。この脱進機では、ローラが一方向に回転する時、ガンギ車は解放され、ローラが他方向に回転する時ロックされたままとなる。したがって、ガンギ車が1角度ステップ分回転する振幅毎に1回しか、インパルスはテンプ輪に与えられないが、レバー脱進機では、同じガンギ車が、振動毎に半ステップ分進む。これが戻止脱進機の利点の1つであるが、それは、ガンギ車の慣性によって空費されるエネルギーが、振動毎に1回ではなく、振幅毎に1回しか起こらないからである。
上記の欧州特許出願第03027929.3号に対して、本発明が注目に値するのは、第1作動フィンガ・ピース14と第2作動フィンガ・ピース11が、それぞれ大きなローラ4とブロック部材6に堅固に固定されるということであるが、最初に引用した出願では、弾性部材が作動フィンガ・ピースの1つに作用し、それによって、ローラが第1方向に回転する時そのフィンガ・ピースがブロック部材を駆動するのを、また前記ローラが第2方向に回転する時フィンガ・ピースが引き込まれるのを可能にする。したがって、本発明は、この弾性部材を関係のないものにするとともに、停止ピンの使用も余分のものとすることができる。
2番目の欧州特許出願第03028877.3号に対して、本発明が注目に値するのは、第1作動フィンガ・ピース14と第2作動フィンガ・ピース11が相互に協働するように配置され、それによって前記ローラ1が第1方向に回転する時、第1フィンガ・ピース14が前記第2フィンガ・ピース11を駆動して、ガンギ車2のロック手段80をロック解除し、次いで従動子20の突起部21が、ノッチ22の立ち上がりエッジ25によって駆動されて、ロック手段がガンギ車で再係合されるようになり、またローラ1が第1方向の反対の第2方向に回転する時、第1フィンガ・ピース14が第2フィンガ・ピース11を駆動して、ロック手段80をガンギ車2で係合された状態に保つようになることである。2番目に述べた特許出願では、ロック手段をガンギ車で再係合させるのに関与するのは第2作動フィンガ・ピース11であること、また突起部で終端する従動子が使用されないことが注目されよう。その結果、2つの駆動フィンガ・ピースの相対的な位置は、本発明で使用する位置とは極めて異なる。したがって、本発明では、2つのフィンガ・ピースの接触は、ローラの回転方向に関わらず、ブロック部材のピンに自然の回転力を生成し、その接触は、機構を破損する危険を生まない。
実施されるロック手段80において本質的に異なる本発明のいくつかの実施形態を次に述べる。
第一実施形態を、図1と、図6から17とで示す。ロック手段80は、相互の横に配置された第1アンクル石50と、第2アンクル石51とを有する。これらのアンクル石はそれぞれ、第1ロック面34と第2ロック面35を有する。これらのロック面は、相互に対して傾斜されてロック線36を形成する。以下で分かるように、この脱進機の動作段階の詳しい分析に従って、従動子20がノッチ22の立ち上がりエッジ25によって駆動され、ローラ1が第1方向に回転する時、第1平面34は、ガンギ車2の歯62を遮断する。この後、歯62がロック線35上に載る。次いで、第1フィンガ・ピース14が第2フィンガ・ピース11を駆動して、第1ローラ1が第2方向に回転する時、同じ歯62が第2平面35を登る。最後に、第2フィンガ・ピースが第1フィンガ・ピースから離れる時、歯62はロック線35に戻る。
テンプ輪の完全な1振幅を図6から17に示す。動作の様々な段階を次に分析する。
図6では、ローラ4、23が矢印aの方向に回転する。大きなローラ4の上に載る第1フィンガ・ピース14が、ブロック部材6の第2フィンガ・ピース11と接触する。ロック・アンクル石50とロック・アンクル石51は、ロックされたガンギ車2の歯60で完全に係合される。これが、ローラとブロック部材の接触の始まりであるので、これはロック解除の始まりである。
ロック解除の終了を図7に示す。ローラ4とローラ23が矢印aの方向に未だ回転している時、フィンガ・ピース14は、フィンガ・ピース11を駆動するとともに、ブロック部材6を矢印fの方向に傾け、それがロック・アンクル石50と51を歯60からロック解除し、同時にガンギ車2に対して矢印gの方向に僅かに後ろ向きの動きを与える。従動子20の突起部21が、小さなローラ23のノッチに進入し始める。
インパルスの開始を図8に示す。ロック・アンクル石50、51から解放されたガンギ車2は、香箱が歯車列に伝える駆動力に動かされて、矢印eの方向に回転し始める。ガンギ車2の歯61は、大きなローラ4に取り付けられたインパルス・アンクル石5と接触、ローラ1を矢印aの方向に送り戻す。
図9は、進行中のインパルスを示す。ローラ1とガンギ車2は、引き続きそれぞれ矢印aと矢印eの方向に回転する。ローラとブロック部材の接触の終わりに到達するが否や、フィンガ・ピース14は、歯11の先端の上を通過しようとする。矢印fの方向に傾いていたブロック部材6は、他の方向(矢印h)に傾こうとしている。
図10では、ガンギ車2は引き続き矢印eの方向に回転し、従動子20の突起部21が小さなローラ23の立ち上がりエッジ25と接触する瞬間まで、引き続きローラ1を、歯61のインパルス・アンクル石5への作用によって駆動する。それから以降ブロック部材6は、矢印hの方向に駆動される。
図11は、アンクル石5に対する歯61のインパルスの終了を示す。この状況で、ローラ1の矢印aの方向への回転に続いて、突起部21が、小さなローラ23に作られたノッチ22の立ち上がりエッジ25の上を通過し、次いで小さなローラの円形周囲部24に当接する。ブロック部材6は、矢印hの方向に引き続き駆動され、その回帰運行の終点に到達する。矢印eの方向に駆動される歯62が、ロック手段80によって遮断されようとしているのが分かるであろう。
図12はロック位置を示す。歯62は、第1ロック・アンクル石50の第1ロック面34に対して当接する。
図13は、ここでは第1ロック・アンクル石50と第2ロック・アンクル石51から形成されるロック手段に対する、歯62の完全なロックを示す。ガンギ車2の運動エネルギーによって突き出された歯62の先端が、ロック線36に収容されるが、それは第1ロック・アンクル石50と第2ロック・アンクル石51にそれぞれ属する第1ロック面34と第2ロック面35の傾斜によって形成される。これは、時計製造者によく知られている引寄効果であるが、この効果は、欧州特許第03027929.3号で開示される脱進機の適切な作動に必要であった停止ピンを、省略することを可能にする。歯62はこのようにロック線36に収容され、第2ロック面35は歯の前に立ち、それがその経路を進むのを防止する。図9も、従動子20の突起部21が、小さなローラ23の円形周囲部24から解放されて、テンプ輪が完全に自由にその補足的円弧を続け、また矢印aによって示す方向に沿った第1振動を終わらすことができるようにすることを示す。この瞬間から以降、この脱進機が、時計に影響を及ぼす可能性のある衝撃に対して抵抗力があることにも留意されたい。実際、衝撃が、突起部が小さなローラ23の周囲部24に対して当接する可能性を引き起こしても、アンクル石50とアンクル石51がロック解除されないが、それは歯62が、上述の引寄のために直ちにロック線36に戻るからである。一旦第1振動が完了すると、テンプ輪はその方向を逆転し、矢印bの方向に回転する。
図14は、逆の補足的円弧の終点での、即ち第2振動の終点に向かった脱進機を示す。ローラ1は矢印bの方向に回転する。図は、大きなローラ4の上に載る第2フィンガ・ピース14が、ブロック部材6に取り付けられた第1フィンガ・ピース11と接触する瞬間の状況を示す。後者は依然不動であり、ガンギ車2の歯62はアンクル石50とアンクル石51のロック線36に未だ収容される。
図15では、ローラ1はそれらの運行を矢印bの方向に継続し、第2フィンガ・ピース14は、第1フィンガ・ピース11の終点で作られる斜面90の上をスライドし、それがブロック部材6の矢印hの方向への回転を引き起こす。その結果、ガンギ車2の歯62が、第2ロック・アンクル石51の第2ロック面35を登り、それがガンギ車2を、ここで矢印gによって示す僅かに後ろ向きの動きに駆動する。
図16では、第1フィンガ・ピース11と第2フィンガ・ピース14が分離しており、ローラ1は依然矢印bの方向に回転している。これからは、矢印eの方向に回転しているガンギ車2の運動エネルギーによって突き出された歯62の先端が、アンクル石51の第2ロック面35を再度降りて、図17に示すようにロック線36に収容される。これは、図13を参照して述べたのと同じ引寄効果であるが、アンクル石51の面35に作用する。この効果は、「反引寄」と呼ぶことができる。
図17に示す状況からは、テンプ輪、それとともにローラ1が、矢印bの方向にそれらの補足的円弧を終了し、次いで方向を変えて(矢印a)、新たな振幅を再開し、第2振動は完了する。
以上に説明した詳細全てがはっきりと示しているのは、フィンガ・ピース11とフィンガ・ピース14の接触は、ブロック部材6の回転軸の周りでトルクを起こし、それによってブロック部材の自然の回転運動を作り出すということである。上述の欧州特許出願第03028877.3号ではそうではなく、この場合の接触は、ブロック部材の軸に対して垂直の力を作り出す。
本発明の第2実施形態を図2および18、図18aから21で示す。ここでロック手段80は、単一のロック・アンクル石52しか有さず、それには突起部40が設けられ、アンクル石は第1ロック面37を有する。ガンギ車2の各歯3、60、62は、第2ロック面38を含み、これがロック線39を有する。アンクル石52の第1ロック平明37は、従動子20の突起部21がノッチ22の立ち上がりエッジ25によって駆動されると、またローラ1が第1方向aに回転している時に、ガンギ車2の歯62を遮断する。この後、アンクル石52の突起部がロック線39でロックされる。フィンガ・ピース14が第2フィンガ・ピース11を駆動する時、またローラ1が第2方向bに回転する時、次いで同じ突起部40が第2ロック面38を登る。最後に、第2フィンガ・ピースが第1フィンガ・ピースから離れると、アンクル石52の突起部40はロック線39に戻る。
本発明の第2の実施形態の様々な動作段階を、図18、図18aから21を参照して、またテンプ輪振幅の第2振動に限定して次に概説する。
図18および18aは、補足的逆円弧の終点、即ち第2振動の終点に向かう脱進機を示す。この図が示すのは、大きなローラ4の上に載る第2フィンガ・ピース14が、ブロック部材6に取り付けられた第1フィンガ・ピース11と接触する時の状況である。後者は未だ不動であり、アンクル石52の突起部40は、ロック面38のロック線39上にある。
図19では、ローラ1は、矢印bの方向にその運行を継続しており、第2フィンガ・ピース14は、第1フィンガ・ピース11の端部に作られた斜面90の上をスライドしており、それによってブロック部材6を矢印hの方向に回転させる。その結果、アンクル石52の突起部40が、第2ロック面38を登り、これがガンギ車2を、矢印gによってここに示す僅かに後ろ向きの動きに駆動する。
図20では、第1フィンガ・ピース11と第2フィンガ・ピース14が分離しており、ローラ1が依然矢印bの方向に回転する。ここから以降、矢印eの方向に回転するガンギ車2の運動エネルギーによって突き出されたアンクル石52の突起部40が、図21に示すように、第2ロック面38を降りて、ロック線39に収容される。これは図17に関連して述べた反引寄効果である。
図21に示す状況から、テンプ輪、それとともにローラ1は、矢印bの方向のそれらの補足的円弧を完了し、方向を変更して(矢印a)、新たな振幅を開始し、第2振動は完了している。
本発明のこの第2実施形態が有する利点は、単純な形状を有する、製造し易い単一のアンクル石52にそれが依存するということである。ロック面38から影響を受けるガンギ車2も、製造上の困難をなんら呈さない。
本発明の第3実施形態を、図3を参照して次に説明する。ロック手段80は、ここで相互上に配置された第1アンクル石53と第2アンクル石54を備え、それぞれ第1ロック面42と第2ロック面43を有する。これらの平面は、相互に対して傾斜されて、ロック線44を形成する。従動子20の突起部21がノッチ22の立ち上がりエッジ25によって駆動される時、またローラ1が第1方向aに回転する時に、第1ロック線42が、ガンギ車2の歯62を遮断する。次いで歯62が引寄効果によってロック線39に載る。この後、第1フィンガ・ピース14が第2フィンガ・ピース11を駆動する時、またローラ1が第1方向bに回転する時に、歯62が第2ロック面43を登る。最後に、第2フィンガ・ピースが反引寄効果によって第1フィンガ・ピースを離れる時、歯62がロック線44に戻る。
本発明の第4実施形態は図4に関する。ロック手段80は単一のロック・アンクル石7を備える。このロック・アンクル石は、アンクル石の正面に位置する第1ロック面31と、前記アンクル石の後部に位置する第2ロック面32とを有する。第1ロック面と第2ロック面は、相互に対して傾斜して、ロック線33を形成する。従動子20の突起部21がノッチ22の立ち上がりエッジ25によって駆動される時、またローラ1が第1方向aに回転する時、第1ロック線31は、ガンギ車2の歯62を遮断する。歯62は次いでロック面33に載る。この後、第1フィンガ・ピース14が第2フィンガ・ピース11を駆動する時、またローラ1が第2方向bに回転する時、歯62は第2ロック面32を登る。最後に、第2フィンガ・ピースが第1フィンガ・ピースを離れる時、歯62は、ロック線3に戻る。
上述のロック手段80は、単一部品で作られるアンクル石7を除いて、図1で説明した手段と同様である。しかし、このような単一部品のアンクル石を製造することは容易ではないことに留意されたく、それをこの記述で述べるのは、単にロック手段の完全なリストを提示するためである。
本発明の第5実施形態は、図5に関係する。ロック手段80は、第1ロック・アンクル石55と第2ロック・アンクル石56を含む。これらの後者はそれぞれ、ガンギ車2の第1歯62と第2歯63と協働する。これらの第1アンクル石55と第2アンクル石56はそれぞれ、第1ロック面70と第2ロック面71を有する。従動子20の突起部21がノッチ22の立ち上がりエッジ25によって駆動される時、またローラ1が第1方向aに回転する時、第1ロック面70は、ガンギ車2の歯62を遮断する。第1フィンガ・ピース14が第2フィンガ・ピース11を駆動する時、またローラ1が第2方向bに回転する時、ガンギ車2の第2歯63は、アンクル石56の第2ロック面70を登る。前記第1ロック面70と前記第2ロック面71は相互に対して傾斜し、それによって、第1歯62が第1アンクル石55によって遮断された後、また第2フィンガ・ピース11が第1フィンガ・ピース14によって駆動された後で、第2歯63が、第2アンクル石567の第2ロック面71に位置するロック線72に載る。
以上が、本発明による戻止脱進機の適切な作動を保証することが可能なロック手段のリストである。この脱進機はバネには使用しないことは既に承知されているが、これは、欧州特許出願第03028877.3号で開示された脱進機と似ていながら、上記記述で説明した著しい改良を提案する。しかし当然ながら、上記特許出願で開示された脱進機を保留する場合も、前記脱進機には本発明で述べた様々なロック手段を取り付けることができる。
本発明による脱進機の一実施形態の斜視図である。 本発明による脱進機の第2実施形態の斜視図である。 本発明による脱進機の第3実施形態の平面図である。 本発明による脱進機の第4実施形態の平面図である。 本発明による脱進機の第5実施形態の平面図である。 本発明の第一実施形態による脱進機の動作段階を説明する平面図であり、これらの段階は、テンプ輪の1振幅の第1振動と第2振動を網羅する。 本発明の第2実施形態による脱進機の動作段階を説明する平面図であり、これらの段階は、テンプ輪の1振幅の第2振動を網羅する。 図18の区域XVIIの拡大図である。
符号の説明
1、4、23 ローラ、2 ガンギ車、3、60、62、63 歯、5、7、50、51、52、53、54、55、56 アンクル石、6 ブロック部材、8 ピン、11、14 フィンガ・ピース、16 テン真、20 従動子、21、40 突起部、22 ノッチ、24 円形周囲部、25 ノッチの立ち上がりエッジ、31、32、34、35、37、38、42、43、70、71 ロック面、33、36、39、44、72 ロック線、75 ディスク、80 ロック手段

Claims (6)

  1. 歯(3)が設けられたガンギ車(2)、インパルス・アンクル石(5)が取り付けられ、第1作動フィンガ・ピース(14)が上に載る大きなローラ(4)と、円形周囲部(24)にノッチ(22)が作られる小さなローラ(23)とを含むローラ(1)がテン真(16)上に固定されるテンプ輪、およびピン(8)に取り付けられたレバーの形態のブロック部材(6)を含み、前記ブロック部材が、ガンギ車(2)をロックする手段(80)と、第2作動フィンガ・ピース(11)と、小さなローラ(23)のノッチの立ち上がりエッジ(25)と協働するように構成された突起部(21)で終端する従動子(20)とを担持する、時計用戻止脱進機であって、前記第1作動フィンガ・ピースと第2作動フィンガ・ピースが、それぞれ前記大きなローラと前記ブロック部材に堅固に固定され、相互に協働するように配置され、それによって前記ローラ(1)が第1方向(a)に回転する時、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動して、前記ガンギ車(2)から前記ロック手段(80)を解放し、次いで前記従動子(20)の前記突起部(21)が、前記ノッチ(22)の前記立ち上がりエッジ(25)によって駆動されて、ロック手段が前記ガンギ車で再係合されるようになり、また前記ローラ(1)が第1方向の反対の第2方向(b)に回転する時、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動して、前記ロック手段(80)を前記ガンギ車(2)で係合された状態に保つようになることを特徴とする脱進機。
  2. 前記ロック手段(80)が、相互の横に配置される第1アンクル石(50)と第2アンクル石(41)を有し、それらがそれぞれ、相互に対して傾斜してロック線(36)を形成する第1ロック面(34)と第2ロック面(35)を有し、前記ローラ(1)が第1方向(a)に回転して、前記従動子(20)の前記突起部(21)が、前記ノッチ(22)の前記立ち上がりエッジ(25)によって駆動される時、前記第1平面(34)が、前記ガンギ車(2)の歯(62)を遮断し、その後、前記歯(62)が、前記ロック線(36)上に載り、前記ローラ(1)が第2方向(b)に回転して、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動する時、前記歯は最後に前記第2ロック面(35)を登り、前記第2フィンガ・ピースが前記第1フィンガ・ピースから離れる時、前記歯(62)が前記ロック線(36)に戻ることを特徴とする請求項1に記載の戻止脱進機。
  3. 前記ロック手段(80)が、突起部(40)が設けられた、第1ロック面(37)を有する単一のロック・アンクル石(52)を含むことを特徴とし、かつ、前記ガンギ車(2)の各歯(3、60、62)が第2ロック面(38)を有し、これがロック線(39)を有し、前記ローラ(1)が第1方向(a)に回転して、前記従動子(20)の前記突起部(21)が、前記ノッチ(22)の前記立ち上がりエッジ(25)によって駆動される時、前記第1平面(37)が前記ガンギ車(2)の歯(62)を遮断し、その後、前記アンクル石(52)の突起部(40)が前記ロック線(39)上に載り、前記ローラ(1)が第2方向(b)に回転して、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動する時、前記突起部(40)が最後に前記第2ロック面(38)を登り、前記第2フィンガ・ピースが前記第1フィンガ・ピースから離れる時、前記突起部(40)が前記ロック線(39)に戻ることを特徴とする請求項1に記載の戻止脱進機。
  4. 前記ロック手段(80)が、相互上に配置される第1ロック・アンクル石(53)と第2ロック・アンクル石(54)を有し、それらがそれぞれ、相互に対して傾斜してロック線(44)を形成する第1ロック面(42)と第2ロック面(43)を有し、前記ローラ(1)が第1方向(a)に回転して、前記従動子(20)の前記突起部(21)が、前記ノッチ(22)の前記立ち上がりエッジ(25)によって駆動される時、前記第1平面(42)が、前記ガンギ車(2)の歯(62)を遮断し、その後、前記歯(62)が、前記ロック線(44)上に載り、前記ローラ(1)が第2方向(b)に回転して、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動する時、前記歯(62)が最後に前記第2ロック面(43)を登り、前記第2フィンガ・ピースが前記第1フィンガ・ピースから離れる時、前記歯(62)が前記ロック線(44)に戻ることを特徴とする請求項1に記載の戻止脱進機。
  5. 前記ロック手段(80)が単一のロック・アンクル石(7)を含み、これが前記アンクル石の正面に位置する第1ロック面(31)と、前記アンクル石の後部に位置する第2ロック面(32)とを有し、前記第2平面が、前記第1平面に対して傾斜して、ロック線(33)を形成し、前記ローラ(1)が第1方向(a)に回転して、前記従動子(20)の前記突起部(21)が、前記ノッチ(22)の前記立ち上がりエッジ(25)によって駆動される時、前記第1平面(31)が、前記ガンギ車(2)の歯(62)を遮断し、その後、前記ガンギ車の前記歯(62)が、前記ロック線(33)上に載り、前記ローラ(1)が第2方向(b)に回転して、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動する時、前記歯が最後に前記第2ロック面(32)を登り、前記第2フィンガ・ピースが前記第1フィンガ・ピースから離れる時、前記歯が前記ロック線(33)に戻ることを特徴とする請求項1に記載の戻止脱進機。
  6. 前記ロック手段(80)が、第1ロック・アンクル石(55)と第2ロック・アンクル石(56)を有し、それらがそれぞれ前記ガンギ車(2)の第1歯(62)と第2歯(63)と協働し、前記第1アンクル石と第2アンクル石がそれぞれ第1ロック面(70)と第2ロック面(71)を有し、前記ローラ(1)が第1方向(a)に回転して、前記従動子(20)の前記突起部(21)が、前記ノッチ(22)の前記立ち上がりエッジ(25)によって駆動される時、前記第1ロック面(70)が前記ガンギ車(2)の前記第1歯(62)を遮断し、前記ローラ(1)が第2方向(b)に回転して、前記第1フィンガ・ピース(14)が前記第2フィンガ・ピース(11)を駆動する時、前記ガンギ車(2)の前記第2歯(63)が次いで前記第2ロック面(71)を登り、前記第1ロック面と前記第2ロック面が相互に対して傾斜し、それによって、前記第1歯(62)が前記第1アンクル石(55)によって遮断された後、また前記第2フィンガ・ピース(11)が第1フィンガ・ピース(14)によって駆動された後、前記第2歯(63)が、前記第2アンクル石(56)の前記第2ロック面(71)に位置する前記ロック線(72)上に載るようになることを特徴とする請求項1に記載の戻止脱進機。
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