JP2006279830A - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力画像データを適切に2値化することにより画像形成装置による良好な階調表現を可能にする画像処理装置、及び、その画像処理装置を備えた画像形成装置の提供。
【解決手段】 (A)に示すような25%濃度のベタ画像に対しては、一般の誤差拡散処理では(B)に示すように、4分の1の頻度で「1」の値をとる2値化データが得られる。これに対して、ドットを安定して形成するために50%の太らせ処理を施すと、(C)に示すように、全体としては37.5%濃度となってしまい、画像が全体的に黒っぽくなる。そこで、本実施の形態では、(D)に示すような25%濃度のベタ画像に対しては、(E)に示すように5つおきに(すなわち6分の1の頻度で)「1」の値をとる2値化データを作成し、これに対して、太らせパラメータ50%で太らせ処理を施す。すると、(F)に示すように、全体としては25%濃度となって、所望の濃度の画像が得られる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、入力された入力画像データを少なくとも2値化する画像処理装置、及び、その画像処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、コピー機,レーザプリンタなど各種画像形成装置が知られているが、これらの多くは、ドットを形成する/しないのいずれかを選択して実行することを繰り返すことによって、記録紙等の被記録媒体に所望の画像を形成するものである。これに対して、画像形成装置に入力される入力画像データは、中間色のデータを含んでいる場合も多い。
このため、中間色を含んだ入力画像データを適切に2値化することにより、上記のようにドットを形成する/しないのいずれかを選択して実行する画像形成装置によっても、良好な階調表現を可能にする提案がなされている。例えば、各画素の濃淡を表す入力画像データを順次積算し、その積算結果が閾値を超えたか否かに基づいて上記2値化を行う、いわゆる誤差拡散法によって画像データを2値化し、その画像データに基づいてプリンタエンジンを駆動することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−156070号公報
ところが、注目画素が、周囲の画素と上記2値化後の値が異なる孤立点である場合、その注目画素を安定して形成することが困難な場合があった。例えば、モノクロのレーザプリンタにおいて、黒の孤立点を形成する場合、本来その孤立点を形成するはずのトナーが記録紙にのらなかったり、仮にのったとしても安定してトナーがのらなかったりして、低濃度の階調表現が充分にできない場合があった。このような課題は、2値化後の画像データの解像度に比べて、レーザプリンタが安定して形成可能なドットの大きさ(以下、最小ドットサイズという)の方が大きい場合に発生し易い。
これを防止するために、解像度を低下させることが考えられるが、解像度を低下させると形成された画像の粒状感が増すので好ましくない。また、ディザ法を使用することも考えられるが、この場合、ディザマトリクスの当たり具合によって文字がぶつぶつと切れた状態になるなど、必ずしも良好な画像が得られない。
更に、黒孤立点を形成するレーザのパルス幅を若干広め、その黒孤立点を太らせることも考えられる。この場合、孤立点を安定して形成することができるが、このようないわゆる太らせ処理を施した孤立点が存在すると画像全体が黒っぽくなってしまう。逆に、白孤立点が存在する場合は、その周囲の画素に対して細らせ処理を施すこともあるが、この場合、細らせ処理を施したドットが存在すると画像全体が白っぽくなってしまう。
入力画像データを2値化して各種画像形成装置による画像形成を行う場合、このような孤立点の課題以外にも種々の課題が考えられ、画像形成装置による階調表現には未だ改善の余地があった。そこで、本発明は、入力画像データを適切に2値化することにより画像形成装置による良好な階調表現を可能にする画像処理装置、及び、その画像処理装置を備えた画像形成装置を提供することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明は、入力された入力画像データを、誤差拡散法を用いて2値化する2値化手段と、該2値化手段により2値化された画像データに基づき、画像形成用の駆動パルスを生成する駆動パルス生成手段と、を備えた画像処理装置であって、注目画素が上記駆動パルスのパルス幅の修正を要する画素であるか否かを、上記2値化手段により2値化された画像データに基づいて判断する判断手段と、該判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、その画素に対して上記駆動パルス生成手段が生成する駆動パルスのパルス幅を修正する駆動パルス修正手段と、上記判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、その画素に関する修正情報を上記2値化手段による2値化に反映させる2値化修正手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明では、2値化手段が、入力された入力画像データを誤差拡散法を用いて2値化し、その2値化された画像データに基づき、駆動パルス生成手段が画像形成用の駆動パルスを生成する。また、判断手段は、注目画素が上記駆動パルスのパルス幅の修正を要する画素であるか否かを、2値化手段により2値化された画像データに基づいて判断する。そして、この判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、駆動パルス修正手段は、その画素に対して上記駆動パルス生成手段が生成する駆動パルスのパルス幅を修正する。このため、安定して画像を形成することができる。
また、上記判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、2値化修正手段は、その画素に関する修正情報を上記2値化手段による2値化に反映させる。このため、上記のようにパルス幅を修正しても、その修正によって画像が全体的に濃くなったり薄くなったりするのを防止することができる。従って、本発明の駆動パルス生成手段が生成する駆動パルスによって画像を形成すれば、極めて良好に階調表現を行うことができる。
なお、本発明では、入力画像データの形態や、2値化の形態は特に限定されないが、上記入力画像データは、走査方向に沿って配列された各画素の濃淡を表すもので、上記2値化修正手段は、上記2値化後の誤差情報に上記修正情報を加算または減算する場合、次のような更なる効果が生じる。
この場合、2値化修正手段は、上記2値化後の誤差情報に修正情報を加算または減算するので、その修正情報を駆動パルスのON/OFFの分布状態に良好に反映させることができる。従って、この場合、上記パルス幅の修正によって画像が全体的に濃くなったり薄くなったりするのを一層良好に防止することができる。
このような2値化修正手段の具体例としては、例えば、上記パルス幅を拡大する修正が必要な場合、上記2値化修正手段は、上記誤差情報から上記修正情報を減算してもよい。すなわち、パルス幅を拡大するいわゆる太らせ処理が実行された場合に、誤差情報から修正情報を減算すれば、駆動パルスの出現頻度が低下する。従って、この場合、駆動パルス修正手段がパルス幅を拡大したことによって画像が全体的に濃くなるのを、一層良好に防止することができる。
また、上記判断手段の形態としても種々の形態が考えられるが、例えば、上記判断手段は、上記注目画素またはその前後の画素が、周囲の画素と上記2値化後の値が異なる孤立点である場合に、上記パルス幅の修正を要すると判断してもよい。ドットを形成すべき画素が孤立点である場合は、その画素に係るパルス幅を拡大してドットを太らせることにより、その画素の画像を安定して形成することができる。また、ドットを形成すべきでない画素が孤立点である場合は、その画素の前後の画素に係るパルス幅を縮小して前後のドットを細らせることにより、その画素が潰れるのを良好に防止することができる。従って、判断手段による判断基準を上記のように設定すれば、極めて安定して画像を形成することができる。
更に、上記判断手段は、上記2値化修正手段側の第1の判断手段と、上記駆動パルス修正手段側の第2の判断手段とから構成されてもよい。この場合、2値化修正手段、及び、駆動パルス修正手段が個々に判断手段を備えているので、2値化修正手段から駆動パルス修正手段への判断結果の受け渡しを必要とせず、受け渡すデータ量を少なくすることができると共に、判断結果を記憶するメモリを必要としない。また、信号線の引き回しなどを簡略化することができる。
また更に、上記入力画像データがカラー画像を表すデータである場合には、上記駆動パルス修正手段におけるパルス幅の修正量及び上記2値化修正手段における修正情報を色素によって異ならせてもよい。画像が安定して形成可能な最小ドットサイズは、例えばトナーによる画像形成の場合、トナーの組成配分の比率の違いなどによる帯電量の違いにも影響を受ける。従って、このように、上記パルス幅の修正量及び修正情報を色素によって異ならせた場合、各色の画像をそれぞれ安定して形成することができる。
また、本発明の画像形成装置は、上記いずれかに記載の画像処理装置と、露光により表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体と、上記駆動パルス生成手段が生成した駆動パルスに基づき、上記静電潜像坦持体を露光する露光手段と、上記静電潜像担持体の表面に現像剤を付着させて上記静電潜像を現像する現像手段と、該現像手段により上記静電潜像担持体の表面に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明では、上記駆動パルス生成手段が生成した駆動パルスに基づき、露光手段が静電潜像坦持体を露光する。この露光によって静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像に、現像手段は現像剤を付着させて現像し、転写手段は、現像手段により上記静電潜像担持体の表面に付着された現像剤を被記録媒体に転写する。本発明の画像形成装置では、静電潜像担持体の露光が上記駆動パルスに対応してなされるので、安定して画像を形成すると共に画像が全体的に濃くなったり薄くなったりするのも防止することができ、ひいては、極めて良好に階調表現を行うことができる。
また、本発明の画像処理装置は、入力された入力画像データを、誤差拡散法を用いて2値化する2値化手段と、注目画素が画像形成用の駆動パルスのパルス幅を修正する必要がある画素であるか否かを、上記2値化手段により2値化された画像データに基づいて判断する判断手段と、該判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、その画素に関する修正情報を上記2値化手段による2値化に反映させる2値化修正手段と、を備えたことを特徴とするものであってもよい。
このように構成された本発明では、2値化手段が、入力された入力画像データを誤差拡散法を用いて2値化する。また、判断手段は、注目画素が画像形成用の駆動パルスのパルス幅の修正を要する画素であるか否かを、2値化手段により2値化された画像データに基づいて判断する。そして、この判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、2値化修正手段は、その画素に関する修正情報を上記2値化手段による2値化に反映させる。このため、画像形成装置やその制御装置において前述のようにパルス幅が修正されても、その修正によって画像が全体的に濃くなったり薄くなったりするのを防止することができる。従って、本発明の2値化手段により2値化された画像データに基づいて画像形成装置により画像を形成すれば、極めて良好に階調表現を行うことができる。
なお、本発明では、入力画像データの形態や、2値化の形態は特に限定されないが、上記入力画像データは、走査方向に沿って配列された各画素の濃淡を表すもので、上記2値化修正手段は、上記2値化後の誤差情報に上記修正情報を加算または減算する場合、次のような更なる効果が生じる。
この場合、2値化修正手段は、上記2値化後の誤差情報に修正情報を加算または減算するので、その修正情報をドットの分布状態に良好に反映させることができる。従って、この場合、画像形成装置やその制御装置における上記パルス幅の修正によって画像が全体的に濃くなったり薄くなったりするのを一層良好に防止することができる。
このような2値化修正手段の具体例としては、例えば、上記パルス幅を拡大する修正が必要な場合、上記2値化修正手段は、上記誤差情報から上記修正情報を減算してもよい。すなわち、パルス幅を拡大するいわゆる太らせ処理が実行される場合に、誤差情報から修正情報を減算すれば、駆動パルスの出現頻度が低下する。従って、この場合、画像形成装置やその制御装置によりパルス幅が拡大されることによって画像が全体的に濃くなるのを良好に防止することができる。
また、上記判断手段の形態としても種々の形態が考えられるが、例えば、上記判断手段は、上記注目画素またはその前後の画素が、周囲の画素と上記2値化後の値が異なる孤立点である場合に、上記パルス幅の修正を要すると判断してもよい。ドットを形成すべき画素が孤立点である場合は、その画素に係るパルス幅を拡大するいわゆる太らせ処理が、画像形成装置またはその制御装置によりなされることがある。また、ドットを形成すべきでない画素が孤立点である場合は、その画素の前後の画素に係るパルス幅を縮小するいわゆる細らせ処理が、画像形成装置またはその制御装置によりなされることがある。従って、判断手段による判断基準を上記のように設定すれば、パルス幅の修正の要否を的確に判断することができる。
更に、上記入力画像データがカラー画像を表すデータである場合には、上記2値化修正手段における修正情報を色素によって異ならせてもよい。画像が安定して形成可能な最小ドットサイズは、例えばトナーによる画像形成の場合、トナーの組成配分の比率の違いなどによる帯電量の違いにも影響を受ける。このため、画像形成装置またはその制御装置では、パルス幅の修正量を色素によって異ならせる場合がある。そこで、上記のように、上記修正情報を色素によって異ならせた場合、画像形成装置によって形成される画像の色合いを良好に維持することができる。
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、プリンタエンジン4やイメージセンサ5を有し、電話回線11を介して受信した画像データを記録紙P(被記録媒体に相当)に記録したり、原稿から読み取った画像データを電話回線11を介して送信するなどの通常のファクシミリ機能に加えて、原稿から読み取った画像データを記録紙Pに記録するコピー機能、外部のコンピュータから送信された画像データを記録紙Pに記録するプリンタ機能、原稿から読み取った画像データを外部のコンピュータに送信するスキャナ機能など、種々の機能を実行可能ないわゆる複合機1に本発明を適用した場合のものである。
図1は、複合機1の構成を概略的に表すブロック図である。複合機1は、図1に示すように、CPU,ROM,RAMを中心とした制御部10と、制御部10に接続された操作パネル3、プリンタエンジン4、イメージセンサ5、スピーカ6、モデム7、インタフェース8などとから構成されている。なお、操作パネル3は、ディスプレイ3a及びキーボード3bを備え、使用者による各種設定及び指示がなされるものである。また、モデム7は、電話回線11及びハンドセット12が接続されたNCU13に接続され、外部のファクシミリ装置との間で画像データの送受信を行ったり、外部の電話機との間で音声データの送受信を行ったりするものである。更に、インタフェース8は、セントロニクス通信用インタフェースや拡張通信用インタフェースを備え、外部のパーソナルコンピュータ14との間でデータの送受信を可能にするものである。
また更に、プリンタエンジン4は、いわゆる電子写真方式により記録紙Pに画像を形成する画像形成手段で、概略、図2に示すように構成されている。すなわち、図2に示すように、プリンタエンジン4は、レーザ光Lの露光により表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体としての感光体ドラム41と、その感光体ドラム41の表面をレーザ光Lにより露光する露光手段としてのスキャナユニット42とを備えている。なお、スキャナユニット42は、図示しないレーザダイオードとポリゴンミラーとを備え、感光体ドラム41を回転軸方向に走査露光する周知の構成を有している。
また、感光体ドラム41は、図2に矢印で示す方向に回転し、その周囲には、スキャナユニット42による露光に先立ち、感光体ドラム41の表面を一様に帯電させるスコロトロン帯電器43、トナーカートリッジ44に収容された現像剤としてのトナーTを感光体ドラム41の表面に付着させて上記静電潜像を現像する現像手段としての現像ローラ45、感光体ドラム41との間に記録紙Pを挟んで矢印方向に搬送し、現像ローラ45が感光体ドラム41の表面に付着させたトナーTを記録紙Pに転写する転写手段としての転写ローラ46、などが配設されている。更に、トナーTの転写により画像が形成された記録紙Pは、加熱ローラ47と圧力ローラ48との間に搬送され、上記転写されたトナーTが記録紙Pに定着される。
なお、図2では図示を省略したが、プリンタエンジン4は、感光体ドラム41をC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)の各色毎に備えたいわゆるタンデム式のレーザプリンタであり、上記4色のトナー画像が形成された後、加熱ローラ47及び圧力ローラ48による定着がなされる。
ここで、本実施の形態の複合機1では、図3に外観を示すように、記録紙Pを保持したトレイ(図示せず)が複数収納された本体61の前面に、複数開閉自在なMPトレイ(マルチパーパストレイ)63が設けられており、このMPトレイ63を開けば任意のサイズの記録紙Pを最大100枚程度まで積層状に保持して画像形成に供することができる。また、複合機1の天板にはFAX送信処理やコピー処理を実行させる際に原稿を載置するための原稿載置台64が設けられ、その手前(MPトレイ63側)には前述の操作パネル3が設けられている。
原稿載置台64に原稿を載置し、操作パネル3によりコピー処理を指示すると、イメージセンサ5により原稿を読み取って、読み取った画像を適宜のトレイに保持された記録紙Pにプリンタエンジン4にて形成するコピー処理が実行される。次に、制御部10のうち、このコピー処理に関わるコピー処理回路80の構成及びその処理について説明する。
図4は、コピー処理回路80の構成を概略的に表すブロック図である。図4に示すように、コピー処理回路80は、イメージセンサ5から送られるアナログの入力画像データをデジタルデータに変換するA/D変換器81と、A/D変換器81でデジタルデータに変換された入力画像データに各種補正を行うスキャナ処理回路82と、スキャナ処理回路82により処理された入力画像データを一時記憶するメモリ83と、を備えている。
更に、コピー処理回路80は、メモリ83に記憶された入力画像データに各種画像処理を施す画像処理回路84と、画像処理回路84により処理された入力画像データ(各画素の濃淡を表す多値データ)をドットを形成する/しないに応じた2値データに変換する2値化処理回路85と、その2値化された画像データを記憶するページメモリ86と、ページメモリ86に記憶された画像データに基づき、プリンタエンジン4を制御する記録制御回路87と、を備えている。
図5は、このコピー処理回路80で実行される処理を表すデータフロー図である。図5に示すように、イメージセンサ5からの入力画像データはA/D変換器81によりデジタルデータに変換された後、スキャナ処理回路82によるスキャナ補正処理が施される(ステップS1)。このスキャナ補正処理とは、シェーディング、黒補正、ガンマ補正などの周知の補正処理である。
このような補正がなされた後、メモリ83に一旦記憶された入力画像データには、画像処理回路84により、フィルタ処理(ステップS2)、及び色変換処理(ステップS3)が施される。ここで、フィルタ処理とは、MTF補正、強調処理、平滑処理などの周知の処理であり、色変換処理とは、イメージセンサ5によって得られたR(赤),G(緑),B(青)のデータを、プリンタエンジン4を駆動するためのC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)のデータに変換する処理である。
このように変換された入力画像データは、走査方向に沿って配設された各画素の濃淡を表す多値データで、いわゆる中間色のデータも含んでいる。そこで、上記色変換処理後の入力画像データには、2値化処理回路85による2値化処理が施される(ステップS4)。この2値化処理は、いわゆる誤差拡散処理であり、中間色のデータは適宜の間隔で散在するドットのデータに変換される。
このように2値化された画像データは、ページメモリ86に一端記憶された後、プリンタエンジン4の動作に同期して記録制御回路87により読み出され、スキャナユニット42におけるレーザダイオードの駆動パルスとしてプリンタエンジン4に出力される。このとき、記録制御回路87は、ドットを安定して形成すべく次のようなレーザパルス幅調整処理を実行する(ステップS5)。
以下、2値化処理回路85及び記録制御回路87の構成及び処理について、詳細に説明する。なお、以下の説明では、便宜上、先ず黒色に対する処理についてのみ説明し、後にカラーへの応用を説明する。
図6は、2値化処理回路85及び記録制御回路87の構成を詳細に表すブロック図である。図6に示すように、画像処理回路84(図4参照)から出力された画像データ(入力画像データ)は、多値データとして加減算器85aに入力される。この加減算器85aは、後述の誤差演算部85bから入力される誤差値と上記多値データとを加算したものを、補正後データとして比較器85cに入力する。
比較器85cは、上記補正後データを閾値データと比較し、補正後データの値が閾値データの値以上であれば2値データとして「1」を、補正後データの値が閾値データの値未満であれば2値データとして「0」を、それぞれ出力する。また、比較器85cは、2値データとして「0」を出力した場合は、上記補正後データをそのまま誤差情報としての誤差データとして出力し、2値データとして「1」を出力した場合は、上記補正後データからドット形成に相当する濃度「100」(ドット形成に相当する濃度の値であれば他の値でもよい)を引いた値を誤差情報としての誤差データとして出力する。なお、制御部10における演算では、ドット形成に相当する濃度は実際には、例えば、入力画像データの濃淡を表す多値データが8ビットで構成されていれば、「255」(28 −1)として扱われるが、ここでは、便宜上「100」(%)として説明する。
比較器85cから出力された誤差データは、加減算器85dに入力され、必要に応じて後述の加減算パラメータ部85eに記憶された加減算パラメータ(修正情報に相当)を加算または減算された後、誤差演算部85bに入力される。誤差演算部85bは、加減算器85dからの入力値を誤差値として誤差メモリ85fに記憶すると共に、その誤差値を前述の加減算器85aに入力する。なお、誤差メモリ85fには1ライン分の誤差値が記憶され、次のラインの制御に利用可能となる。
また、比較器85cから出力された2値データは、ページメモリ86に一端記憶された後、記録制御回路87のレーザ出力制御部87aを介して上記レーザダイオードの駆動パルスとして出力される。更に、記録制御回路87は、上記2値データを分析して上記駆動パルスのパルス幅の修正の要否を判断する2値データ分析部87bを備え、レーザ出力制御部87aは、2値データ分析部87bによりパルス幅の修正が必要と判断された場合に、パルス幅調整パラメータ部87cに記憶されたパルス幅調整パラメータに基づいて上記駆動パルスのパルス幅を修正する。
また、2値化処理回路85も同様の2値データ分析部85gを備え、その2値データ分析部85gによりパルス幅の修正が必要とされた場合に、加減算器85dは、前述の加減算パラメータを加算または減算する。
ここで、2値化処理回路85が2値データ分析部85g及び加減算パラメータ部85eを備えていない場合を想定すると、2値化処理回路85の動作は次のようになる。表1は、この場合において、多値データとして25%濃度の中間色のデータが連続的に入力されたときの各種データの変化を表している。なお、ここでは、説明を簡略化するために、誤差データの配分を次画素のみへ配分した場合について説明するが、周辺画素へ配分を行うものであってもよい。
処理の開始時には、誤差メモリ85fに記憶された誤差値は0であるため、多値データの値「25」がそのまま補正後データとなる。閾値データが「50」であるとすると、この場合は2値データは「0」で、上記補正後データの「25」がそのまま誤差値となる。
次に多値データ「25」が入力されると、その「25」に誤差値の「25」を加算した「50」が補正後データとなり、閾値以上の値をとるので、2値データは「1」となり、誤差値は補正後データの「50」から「100」を引いた「−50」となる。以下、同様の演算が繰り返されることにより、2値データは「0,1,0,0,0,1,…」と、3つおきに「1」の値をとる。すなわち、ドットを形成すべき画素が、4分の1の頻度で現れる。2値化処理回路85では、このようないわゆる誤差拡散処理により、多値データを2値化する。
このような2値化を行う場合、プリンタエンジン4の最小ドットサイズが2値化処理回路85の解像度よりも小さい場合は問題ないが、最小ドットサイズの方が大きい場合、上記のようないわゆる孤立点の画像が安定して形成できない。そこで、孤立点に対して、次のように駆動パルスのパルス幅を修正し、その孤立点の画像を安定して形成することが考えられる。
例えば、図7(A)に示すように、注目画素が黒孤立点の場合、その注目画素に対する駆動パルスのパルス幅を次画素の領域の一部まで広げる太らせ処理を施すことが考えられる。また、図7(B)に示すように、注目画素の前画素が黒孤立点の場合、その前画素に対する駆動パルスのパルス幅を注目画素の領域の一部まで広げる太らせ処理を施すことが考えられる。
逆に、白孤立点が発生する場合は、いわゆる細らせ処理を施すことが考えられる。例えば図7(C)に示すように、注目画素が白孤立点の場合、その注目画素の前後の画素に対する駆動パルスのパルス幅を狭める細らせ処理を施すことが考えられる。また、図7(D)に示すように、注目画素の前画素が白孤立点の場合、その注目画素に対する駆動パルスのパルス幅を狭める細らせ処理を施すことが考えられる。
このような処理を施すことにより、黒孤立点を形成すべきトナーTが記録紙Pに安定して乗らなかったり、白孤立点が潰されてしまったりするのを防止することができる。ところが、このような処理を単純に施すと、次のような課題が生じる。
すなわち、図8(A)に示すような25%濃度のベタ画像に対しては、図8(B)に示すように、4分の1の頻度で「1」の値をとる2値化データが得られる。これに対して、50%の太らせ処理を施すと、図8(C)に示すように、全体としては37.5%濃度となってしまい、画像が全体的に黒っぽくなる。そこで、本実施の形態では、2値化処理回路85に2値データ分析部85g及び加減算パラメータ部85eを設け、次のように課題を解決している。
先ず、上記のような黒孤立点のみを考慮する場合は、図9に示すように、2値データ分析部85g,87bは黒孤立点の有無を検出する孤立点検出部185g,187bとみなすことができる。また、孤立点検出部187bが黒孤立点を検出したとき、レーザ出力制御部87aは太らせ処理を実行するため、パルス幅調整パラメータ部87cは、太らせ処理のための太らせパラメータを記憶した太らせパラメータ部187cとみなすことができる。更に、黒孤立点が検出された場合、次のように誤差情報としての誤差データから減算パラメータを減算する必要があるので、加減算パラメータ部85eはこの減算パラメータを記憶した減算パラメータ部185eとみなすことができる。
なお、孤立点検出部185g,187bによる黒孤立点の検出は、図10(A)に示すように、注目画素が「白」(2値データが「0」)であり、前画素が「黒」(2値データが「1」)であり、前々画素が「白」である場合に、前画素を黒孤立点と判定することによってなされる。同様に、図10(B)に示すように、注目画素が「黒」であり、前画素が「白」であり、前々画素が「黒」である場合に、前画素を白孤立点と判定することも可能である。
このような構成を有する本実施の形態の効果を、以下に説明する。減算パラメータ及び太らせパラメータがいずれも「50」の場合、多値データとして25%濃度の中間色のデータが連続的に入力されると、各種データは表2に示すように変化する。
処理の開始時には、誤差メモリ87fに記憶された誤差値は0であるため、多値データの値「25」がそのまま補正後データとなる。閾値データが「50」であるとすると、この場合は2値データは「0」で、上記補正後データの「25」がそのまま誤差値となる。
次に多値データ「25」が入力されると、補正後データは「50」となり、閾値以上の値をとるので、2値データは「1」となり、誤差値は補正後データの「50」から「100」を引いた「−50」となる。更に、次に多値データ「25」が入力されると、補正後データは「−25」となり、2値データは「0」となる。このため、前画素が黒孤立点であったことが検出され、補正後データの「−25」から減算パラメータの「50」を更に減算した「−75」が誤差値となる。
その後、誤差値は、多値データの「25」が入力される度に「25」ずつ増加し、誤差値が「25」となって更に多値データ「25」が入力されると、補正後データが「50」となって前述のように2値データが「1」となる。以下、同様の演算が繰り返されることにより、2値データは5つおきに「1」の値をとる。
このため、本実施の形態では、前述の太らせ処理に起因する課題を解消することができる。すなわち、図8(D)に示すような25%濃度のベタ画像に対しては、図8(E)に示すように5つおきに(すなわち6分の1の頻度で)「1」の値をとる2値化データが得られる。これに対して、太らせパラメータ50%で太らせ処理を施すと、図8(F)に示すように、全体としては25%濃度となって、所望の濃度の画像が得られる。
このように、本実施の形態では、安定して画像を形成すると共に画像が全体的に濃くなったり薄くなったりするのも防止することができ、ひいては、極めて良好に階調表現を行うことができる。
また、黒孤立点と白孤立点との両方を考慮する場合にも、同様に構成することができ、この場合は、図11に示すように、孤立点検出部185g,187bは黒孤立点,白孤立点,いずれでもないの3種類のうちのいずれかを検出することになる。また、加減算パラメータ部85eは、黒孤立点検出時用の減算パラメータと白孤立点検出時用の加算パラメータとを記憶し、パルス幅調整パラメータ部87cは、黒孤立点検出時用の太らせパラメータと白孤立点検出時用の細らせパラメータとを記憶することになる。前述した図6の2値データ分析部85g,87bは、更に、黒孤立点,白孤立点以外にもパルス幅の調整を要する状態を検出してもよい。
以上、本実施の形態の構成を黒色に対する処理に関連して説明したが、上記構成はC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)の各色毎に設けられてもよく、1組の2値化処理回路85及び記録制御回路87により各色のデータをシリアルに処理してもよい。
但し、上記最小ドットサイズは、トナーTの組成配分の比率の違いなどによる帯電量の違いにも影響を受け、各色毎に異なる可能性がある。また、最小ドットサイズが異なれば、前述の太らせパラメータ,細らせパラメータ,加減算パラメータ等の最適値も異なる。そこで、図12に示すように加減算パラメータ部85e,パルス幅調整パラメータ部87cを、色毎に4組設け、処理する画像データの色情報に基づき、加減算器85dまたはレーザ出力制御部87aへ入力するパラメータをセレクタ85h,87dで切り替えてもよい。この場合、各色の画像を安定して、しかも濃くなったり薄くなったりすることなく形成することができ、画像の色合いも良好に所望の色合いとすることができる。また、セレクタ87dを設ける代わりに、図13に示すように記録制御回路87を色毎に4組設けても、同様の効果が生じる。プリンタエンジン4が4サイクルの場合は図12の構成が適しており、プリンタエンジン4がタンデムの場合は図13の構成が適している。
なお、上記実施の形態において、加減算器85a,誤差演算部85b,及び比較器85cが2値化手段に、レーザ出力制御部87aが駆動パルス生成手段に、2値データ分析部85g,87b及び孤立点検出部185g,187bが判断手段に、パルス幅調整パラメータ部87c,太らせパラメータ部187c,及びレーザ出力制御部87aが駆動パルス修正手段に、加減算パラメータ部85e,減算パラメータ部185e,及び加減算器85dが2値化修正手段に、それぞれ相当する。また、2値データ分析部85g及び孤立点検出部185gが第1の判断手段に、2値データ分析部87b及び孤立点検出部187bが第2の判断手段に、それぞれ相当し、第1の判断手段と第2の判断手段は、それぞれ独立して存在せず、共用するものであってもよい。
更に、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、デジタルカメラ等からのデータをメモリ83に直接読み込み、そのデータを上記と同様に処理してもよい。また、プリンタエンジン4における最小ドットサイズが2値化後の画像データの解像度の2倍以上ある場合は、画像処理の解像度を低下させる処理を併用してもよい。
更に、本発明の画像処理装置は、必ずしもプリンタエンジンの駆動パルスを生成する機構を有していなくてもよく、例えば、上記実施の形態におけるイメージセンサ5から2値化処理回路85までの構成(図4参照)のみを備えたスキャナ装置であってもよい。
本発明が適用された複合機の構成を概略的に表すブロック図である。 その複合機のプリンタエンジンの構成を概略的に表す説明図である。 その複合機の外観を表す斜視図である。 その複合機のコピー処理回路の構成を概略的に表すブロック図である。 そのコピー処理回路で実行される処理を表すデータフロー図である。 そのコピー処理回路の2値化処理回路及び記録制御回路における黒色に関する構成を詳細に表すブロック図である。 太らせ処理及び細らせ処理を表す説明図である。 太らせ処理における上記2値化処理回路の効果を表す説明図である。 上記2値化処理回路及び記録制御回路の黒孤立点のみを考慮した構成を詳細に表すブロック図である。 黒孤立点及び白孤立点の検出処理を表す説明図である。 上記2値化処理回路及び記録制御回路の黒孤立点と白孤立点との両方を考慮した構成を詳細に表すブロック図である。 上記2値化処理回路及び記録制御回路における各色に関する構成を詳細に表すブロック図である。 上記記録制御回路における各色に関する構成の変形例を詳細に表すブロック図である。
符号の説明
1…複合機 4…プリンタエンジン 5…イメージセンサ 10…制御部
41…感光体ドラム 42…スキャナユニット 43…スコロトロン帯電器
44…トナーカートリッジ 45…現像ローラ 46…転写ローラ
47…加熱ローラ 48…圧力ローラ 80…コピー処理回路
81…A/D変換器 82…スキャナ処理回路 83…メモリ
84…画像処理回路 85…2値化処理回路 85a,85d…加減算器
85b…誤差演算部 85c…比較器 85e…加減算パラメータ部
85f…誤差メモリ 85g,87b…2値データ分析部 85h,87d…セレクタ
86…ページメモリ 87…記録制御回路 87a…レーザ出力制御部
87c…パルス幅調整パラメータ部 185e…減算パラメータ部
185g,187b…孤立点検出部 187c…太らせパラメータ部
L…レーザ光 P…記録紙 T…トナー

Claims (12)

  1. 入力された入力画像データを、誤差拡散法を用いて2値化する2値化手段と、
    該2値化手段により2値化された画像データに基づき、画像形成用の駆動パルスを生成する駆動パルス生成手段と、
    を備えた画像処理装置であって、
    注目画素が上記駆動パルスのパルス幅の修正を要する画素であるか否かを、上記2値化手段により2値化された画像データに基づいて判断する判断手段と、
    該判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、その画素に対して上記駆動パルス生成手段が生成する駆動パルスのパルス幅を修正する駆動パルス修正手段と、
    上記判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、その画素に関する修正情報を上記2値化手段による2値化に反映させる2値化修正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記入力画像データは、走査方向に沿って配列された各画素の濃淡を表すもので、
    上記2値化修正手段は、上記2値化後の誤差情報に上記修正情報を加算または減算することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 上記パルス幅を拡大する修正が必要な場合、上記2値化修正手段は、上記誤差情報から上記修正情報を減算することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 上記判断手段は、上記注目画素またはその前後の画素が、周囲の画素と上記2値化後の値が異なる孤立点である場合に、上記パルス幅の修正を要すると判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 上記判断手段が、上記2値化修正手段側の第1の判断手段と、上記駆動パルス修正手段側の第2の判断手段とから構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 上記入力画像データがカラー画像を表すデータである場合には、上記駆動パルス修正手段におけるパルス幅の修正量及び上記2値化修正手段における修正情報を色素によって異ならせたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置と、
    露光により表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体と、
    上記駆動パルス生成手段が生成した駆動パルスに基づき、上記静電潜像坦持体を露光する露光手段と、
    上記静電潜像担持体の表面に現像剤を付着させて上記静電潜像を現像する現像手段と、
    該現像手段により上記静電潜像担持体の表面に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 入力された入力画像データを、誤差拡散法を用いて2値化する2値化手段と、
    注目画素が画像形成用の駆動パルスのパルス幅を修正する必要がある画素であるか否かを、上記2値化手段により2値化された画像データに基づいて判断する判断手段と、
    該判断手段により上記パルス幅の修正が必要であると判断された場合、その画素に関する修正情報を上記2値化手段による2値化に反映させる2値化修正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  9. 上記入力画像データは、走査方向に沿って配列された各画素の濃淡を表すもので、
    上記2値化修正手段は、上記2値化後の誤差情報に上記修正情報を加算または減算することを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 上記パルス幅を拡大する修正が必要な場合、上記2値化修正手段は、上記誤差情報から上記修正情報を減算することを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 上記判断手段は、上記注目画素またはその前後の画素が、周囲の画素と上記2値化後の値が異なる孤立点である場合に上記パルス幅の修正を要すると判断することを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 上記入力画像データがカラー画像を表すデータである場合には、上記2値化修正手段における修正情報を色素によって異ならせたことを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の画像処理装置。
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