JP3018240B2 - 枝豆もぎ取り装置 - Google Patents

枝豆もぎ取り装置

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JP3018240B2
JP3018240B2 JP9226298A JP22629897A JP3018240B2 JP 3018240 B2 JP3018240 B2 JP 3018240B2 JP 9226298 A JP9226298 A JP 9226298A JP 22629897 A JP22629897 A JP 22629897A JP 3018240 B2 JP3018240 B2 JP 3018240B2
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精一 百瀬
義雄 今井
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株式会社ミツワ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枝豆もぎ取り機に
採用する枝豆もぎ取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は枝豆もぎ取り機の製造メーカーで多くの枝豆もぎ取り
機及びその選別装置に係わるパテントを出願し、常に枝
豆を痛めずに能率良くもぎ取り、且つ、未熟豆や一粒豆
を正確に選別する方法を研究している。
【0003】本発明は軸体の外周長さ方向に螺旋形状の
枝豆もぎ取り歯を突設した枝豆もぎ取り回転体と枝豆も
ぎ取り回転体とを並設することにより枝豆を痛めずに連
続的に且つスムーズにもぎ取ることができる枝豆もぎ取
り装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】軸体1の外周長さ方向に螺旋形状の枝豆も
ぎ取り歯2を突設した枝豆もぎ取り回転体3と、この枝
豆もぎ取り回転体3に枝豆をもぎ取ることに適する間
隙を置いて枝豆もぎ取り回転体4を並設し、この対向す
る枝豆もぎ取り回転体3と枝豆もぎ取り回転体4とで枝
豆の茎bの根元を挟みつけて枝豆の茎bを体1に対し
て移動せしめることにより枝豆aのもぎ取りを行うよう
に設けたことを特徴とする枝豆もぎ取り装置に係るもの
である。
【0006】また、前記枝豆もぎ取り回転体4も前記
豆もぎ取り回転体3と同様な螺旋形状の枝豆もぎ取り歯
2を設けた構成としたことを特徴とする請求項1記載
枝豆もぎ取り装置に係るものである。
【0007】また、前記枝豆もぎ取り歯2の少なくとも
歯端部を柔軟材で形成し、並設した二本の前記枝豆もぎ
取り回転体3・4の並列間隙に枝豆aのもぎ取りを許容
する間隙を介存せしめたことを特徴とする請求項1,2
いずれか1項に記載の枝豆もぎ取り装置に係るもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を作用効果を
示して実施の一例である図面に基づいて説明する。
【0009】請求項1の実施の形態について説明する。
【0010】機体1の外周に枝豆もぎ取り歯2を突設し
た枝豆もぎ取り回転体3と枝豆もぎ取り回転体4との間
に枝豆の茎bの根元を適宜な方法、例えば、手で保持し
て挿入し枝豆もぎ取り回転体3と枝豆もぎ取り回転体4
とで枝豆の茎bの根元を挟みつけて枝豆の茎bを棒体1
に対して移動せしめながら手前に引くと、枝豆もぎ取り
回転体4と枝豆もぎ取り回転体3とは枝豆をもぎ取る
ことに適する間隙を置いて回転しているため、枝豆もぎ
取り回転体3の棒体1の外周及び枝豆もぎ取り回転体4
の外周とが枝豆の茎bや葉の部分を支承する役目を果た
しながら回転し、且つ、枝豆もぎ取り歯2を棒体1の外
周長さ方向に螺旋形状に突設したため枝豆aをもぎ取り
るに適する間隙が枝豆の茎bの根元側より穂先側にかけ
て連続的に移動し、枝豆もぎ取り歯2が枝豆の茎bから
枝豆aをしごき上げるように作動して枝豆aをもぎ取る
ため、常に枝豆aが確実に且つスムーズにもぎ取られ、
振動の少ない枝豆もぎ取り装置となる。
【0011】また、一対の枝豆もぎ取り回転体3・4を
水平方向に斜設し、その斜設状態を上方から見て枝豆の
茎bの導入側を手前側に、導出側においては前方になる
よう斜設し、枝豆の茎bの根元を適宜な方法で保持して
枝豆の茎bを枝豆もぎ取り回転体3・4に挿入し枝豆の
茎bを右若しくは左に払うように移動したり、また、一
対のもぎ取り回転体3・4を垂直方向に斜設し、その斜
設状態を水平方向から見て枝豆の茎bの導入側を上方
に、導出側においては下方になるよう斜設すると、枝豆
の茎bの根元を適宜な方法で保持して枝豆の茎bを枝豆
もぎ取り回転体3・4に挿入し枝豆の茎bをそのまま下
におろすように垂直移動することにより、枝豆の茎bを
手前に引かなくとも前記と同様のもぎ取り作動が実施で
きる。
【0012】請求項2の実施の形態について説明する。
【0013】枝豆もぎ取り回転体4にも枝豆もぎ取り回
転体3と同様の螺旋形状の枝豆もぎ取り歯2を設けた
成としたので、枝豆もぎ取り作動が枝豆の茎bの両側よ
り行われるため、より確実にもぎ損じのない作業能率の
向上する枝豆もぎ取り装置となる。
【0014】請求項3の実施の形態について説明する。
【0015】枝豆もぎ取り歯2の少なくとも歯端部を柔
軟材で形成したので、枝豆aを手でもぎ取ると同様に枝
豆aを痛めずに確実にもぎ取り作動が実施できる。
【0016】
【実施例】添付図面は本発明に好適な実施の一例を図示
したもので、図1は請求項1・請求項3の枝豆もぎ取り
回転体3・4の説明図断面図を、図2は請求項2・請求
項3の一部を切欠いた平面図、図3は請求項2・請求項
3の第一実施例を、図3・図4は同じく請求項2・請求
項3の第二実施例を、図5は同じく第三実施例を図示し
たものである。
【0017】軸体1の外周長さ方向に螺旋形状の枝豆も
ぎ取り歯2を突設した枝豆もぎ取り回転体3と、この枝
豆もぎ取り回転体3に枝豆をもぎ取ることに適する間隙
を置いて枝豆もぎ取り回転体4を並設し、この対向する
枝豆もぎ取り回転体3と枝豆もぎ取り回転体4とで枝豆
の茎bの根元を挟みつけて枝豆の茎bを棒体1に対して
移動せしめることにより枝豆aのもぎ取りを行うように
設ける。
【0018】また、枝豆もぎ取り回転体4も枝豆もぎ取
り回転体3と同様な螺旋形状の枝豆もぎ取り歯2を設け
た構成とする。
【0019】また、枝豆もぎ取り歯2の少なくとも歯端
部を柔軟材で形成し、並設した二本の枝豆もぎ取り回転
体3・4の並列間隙に枝豆aのもぎ取りを許容する間隙
を介存せしめる。
【0020】第一実施例について説明する。
【0021】図示した図3の第一実施例は本装置を使用
して枝豆aを枝豆の茎bから手扱きの状態で、もぎ取る
場合に適する枝豆もぎ取り装置を図示したものである。
【0022】機台6上の左右にL型機枠7・8を左右対
向状態に立設してその横いた板の他端を互いに上方に湾
曲状態に立ち上がらせて枝豆の茎bを挿入する挿入口9
を形成し、左右の横いた板のほぼ中央部の上面に上部軸
受部10・10を設け、この上部軸受部10・10に対応する機
台6の下面に下部軸受部11・11を設け、この上下・左右
の軸受部10・11,10・11に軸杆12・13を立設する。この
左側の軸杆12の周面を円筒形状の囲繞体で囲繞して軸体
1を形成し、この軸体1の周面長さ方向に螺旋形状の枝
豆もぎ取り歯2を突設して枝豆もぎ取り回転体3を形成
し、右側の軸杆13の周面を円筒形状の囲繞体で囲繞して
枝豆もぎ取り回転体4を形成するなど要は枝豆もぎ取り
回転体3と対応して枝豆aをもぎ取り得る構成の枝豆も
ぎ取り回転体4を採用する。例えば、図1はその一例を
示した断面説明図である。この枝豆もぎ取り回転体3と
枝豆もぎ取り回転体4とを枝豆aをもぎ取ることに適す
る間隙を置いて対設する。
【0023】図示した図3の実施例では軸体1の外周に
180°の間隔を置いて二本の枝豆もぎ取り歯2を軸体
1の外周長さ方向に左巻き螺旋形状に巻設し、右側の枝
豆もぎ取り回転体4にも左側の枝豆もぎ取り回転体3の
もぎ取り歯に対向状態に囲繞体の外周長さ方向に二本の
枝豆もぎ取り歯2を右巻き螺旋形状に巻設して枝豆もぎ
取り回転体4を形成し、この左右の枝豆もぎ取り歯2・
2の間隙を枝豆をもぎ取るに適する間隙になるよう並設
した場合を図示している。
【0024】夫々の軸杆12・13の下部端に同形の互いに
噛み合う一対の歯車14・15を止着し、左側のL型機枠7
の側面に電動機16を設けてこの電動機16の出力軸に駆動
プーリ17を止着し、この駆動プーリ17と左側の軸杆12の
延設下端に止着した従動プーリ18間にVベルト19を張設
して左右の枝豆もぎ取り回転体3と枝豆もぎ取り回転体
4のもぎ取り歯2・2の位相を合わせ、且つ、夫々のも
ぎ取り歯の歯先面間の間隙が枝豆aをもぎ取ることに適
する間隙を保つように設定して左右の枝豆もぎ取り回転
体3・4が同期して互いに反対方向に回転するように設
けた場合を図示している。
【0025】また、実施例では軸杆12・13の周面を枝豆
aを支承するとき痛めないよう柔軟体で囲繞したが、も
ぎ取り歯2・2の少なくとも歯端部を柔軟材で形成して
枝豆もぎ取り作業中枝豆aを痛めず確実にもぎ取るよう
設ける。
【0026】本発明の実施例を上記のように構成したの
で、請求項1の発明では、枝豆の茎bの根元を手で保持
して挿入口9より挿入して枝豆もぎ取り回転体3と枝豆
もぎ取り回転体4とで枝豆の茎bを挟みつけて枝豆の茎
bの棒体1に対して移動せしめながら手前にしごくよう
に引き抜くと、棒体1の外周と枝豆もぎ取り回転体4の
外周とが枝豆の茎bや小枝や葉の部分を支承する役目を
果たしながら互いに反対方向に回転し、且つ、枝豆もぎ
取り歯2を棒体1の外周長さ方向に螺旋形状に突設した
ため、枝豆aをもぎ取るに適する間隙が枝豆の茎bの根
元側より穂先側にかけて連続的に移動し、枝豆もぎ取り
歯2が枝豆の茎bから枝豆aをしごき上げるように作動
して枝豆aを連続的にもぎ取る。このとき枝豆aは枝豆
の茎bに垂れ下がった状態でついているため、枝豆もぎ
取り歯2が枝豆aを穂先側に起こし更に穂先側に押し曲
げ、常態に逆らって枝豆aをしごき上げるようなもぎ取
り作動を行うため、枝豆aを痛めないで極めて容易にも
ぎ取ることができる。
【0027】また、もぎ取り歯2を螺旋形状に形成した
ため、従来のように、もぎ取り回転体の回転体にもぎ取
り歯を板状に突設してもぎ取り回転体を形成したり、回
転軸に複数本の棒状のもぎ取り歯を周面長さ方向に突設
してもぎ取り回転体を形成した従来例のもぎ取り歯が間
欠的なもぎ取り作動を行ったため、枝豆もぎ取り装置に
断続的な負荷がかかったり、装置が振動したり、枝豆a
が痛んで枝折れし、折れた枝が装置に絡みついたり、動
力をいたずらに消費したりするような欠点がなく、秀れ
た実用性を発揮する枝豆もぎ取り装置となる。
【0028】図示した図面では、一対の枝豆もぎ取り回
転体3・4を縦方向に対設した場合を示しているが、横
方向に対設しても同様の効果が得られる。また、請求項
2の発明では、枝豆もぎ取り回転体4にも枝豆もぎ取り
回転体3の枝豆もぎ取り歯2に対向状態に右巻き螺旋形
状の枝豆もぎ取り歯2を設け、この左右の枝豆もぎ取り
歯2・2の位相を合わせて夫々の枝豆もぎ取り歯2・2
の歯先面を枝豆をもぎ取ることに適する間隙を置いて
歯車14・15により互いに同期し反対方向に回転せしめる
ように設けたので、枝豆もぎ取り作動が枝豆の茎bの両
側より行われ、より能率的に枝豆aのもぎ損じのない作
業能率の向上する枝豆もぎ取り装置となる。
【0029】また、請求項3の発明では、枝豆もぎ取り
歯2の少なくとも歯端部を柔軟材で形成したので、枝豆
aを手でもぎ取ると同様に枝豆aを痛めずに確実にもぎ
取ることができる。
【0030】次に第二実施例について説明する。
【0031】図4・図5の第二実施例は、自動送り機構
21により枝豆の茎bの根元を挾持して自動送りしながら
本枝豆もぎ取り装置を利用して枝豆aを枝豆の茎bから
自動的にもぎ取り、もぎ取った枝豆aや葉や小枝などを
コンベア22で移送し、その導出側に送風手段23を設けて
葉や小枝を機外へ強制的に排出して異物の混ざらない枝
豆を収穫する自動枝豆もぎ取り機を図示したものであ
る。
【0032】図示した自動送り機構21は、機体上部寄り
左右端部に軸着した上部プーリ24・24間に上部挾持無端
ベルト25を張設して上部コンベア部26を構成し、この上
部コンベア部26の下側の機体の左右端部に、前記上部コ
ンベア部26に平行に下部プーリ27・27を軸着してこの下
部プーリ27・27間に下部挾持無端ベルト28を対向状態に
張設して下部コンベア部29を構成し、上部挾持無端ベル
ト25の下側のベルト下面と下側挾持無端ベルト28の上側
のベルト上面間の間隙を枝豆の茎bの根元を挾持して搬
送可能な間隙に調節可能に設け、この上部挾持無端ベル
ト25と下部挾持無端ベルト28とを図示省略の駆動機構に
より同期して互いに反対方向に回転せしめるように構成
して自動送り機構21を構成する。
【0033】機体に自動送り機構21に対して本発明の枝
豆もぎ取り装置の枝豆もぎ取り回転体3・4を上下一対
に水平方向に斜設し、その斜設状態を一対の上下の枝豆
もぎ取り回転体3・4を上方から見て両者の対向距離を
導入側においては近接状態に導出側においては離反状態
に、且つ、挾持した枝豆の茎bの枝豆aが図3の平面図
の右方から左方にかけて上下の枝豆もぎ取り回転体3・
4により次第に根元部より穂先部に向けてしごき上げら
れるように設定する。
【0034】作業者が枝豆の茎bを掴んで根元を前方に
向け茎や枝や葉の部分を手前側にして枝豆の茎bを上下
の挾持無端ベルト25・28の間に挿入すると、自動送り機
構21により枝豆の茎bの根元が上下の挾持無端ベルト25
・28に挾持されて枝豆もぎ取り装置側へ移送される。
【0035】枝豆もぎ取り装置へ移送された枝豆の茎b
は根元部から先端の穂先部に向かって順次前記のような
連続した自動もぎ取り作動をうけ、もぎ取れた枝豆aや
葉や小枝などはコンベア22で搬送され、コンベア22より
導出された葉や小枝などは送風手段23の風により機外へ
排出され、異物の混ざらない枝豆aを収穫することがで
きる。
【0036】第三実施例について説明する。
【0037】図6の第三実施例は、畑に植えてある枝豆
から枝豆aを直接もぎ取る自走式の枝豆収穫機に本枝豆
もぎ取り装置を採用した場合を図示している。
【0038】自走式の枝豆収穫機(又はトラクターのよ
うな自走車の前側に図のような枝豆収穫装置を付設して
もよい)の前側に、スキー板状の左右の接地板32・32を
畑に植えてある枝豆の茎bに通過できる茎導入間隙を置
いて並設し、この接地板32・32により植えてある枝豆の
根元の両側の土を覆うように押さえ込むか、又は接地板
32・32の内側に挾持板のような挾持機構を立設して枝豆
の茎bを挾持するように設けるか、若しくはその両方に
より、植えてある枝豆の茎bから枝豆aを直接もぎ取る
ことを可能にする枝豆支持体33を設ける。この枝豆支持
体33の上方に本発明の枝豆もぎ取り装置の枝豆もぎ取り
回転体3・4を前進方向に対して後方側を高くした傾斜
状態で且つ挾持した枝豆の茎bの枝豆aを上方にしごき
上げる方向に斜設する。図中符号34は搬送板35を立設し
た搬送ベルト、36は後部搬送ベルトである。
【0039】本枝豆収穫機の枝豆もぎ取り回転体3・4
を回転作動させ乍ら機体を前進せしめると、枝豆支持体
33の接地板32・32が畑面を弾圧押圧して、若しくは枝豆
支持体33の挾持板が枝豆の茎bを挾持して枝豆もぎ取り
装置のもぎ取り作動によって枝豆の茎bが上方に引き抜
かれることを阻止し、枝豆もぎ取り回転体3・4が枝豆
aを上方に押し上げるように互いに反対方向に回転して
一対の枝豆もぎ取り回転体3・4が機体の前進に伴って
もぎ取り位置が枝豆の茎bに対して次第に高い位置に移
動し、枝豆aをしごくようにスムーズにもぎ取る。もぎ
取られた枝豆aや葉や小枝などは搬送ベルト34・後部搬
送ベルト36で移送し適宜な手段で補集する。
【0040】また、一方の枝豆もぎ取り回転体4を他方
の枝豆もぎ取り回転体3より少し高い位置で斜設する
と、他方の小枝もぎ取り回転体4の反対側に支持体がな
いから枝豆の茎bが枝豆もぎ取り回転体3の方に倒れる
ことになるので、もぎ取られた枝豆aや葉や小枝が枝豆
もぎ取り回転体3の側方に飛ばされ、枝豆もぎ取り回転
体3側に例えばコンベアを配すれば、枝豆aや葉の収集
が容易になり収穫や選別が容易になる。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、請
求項1の発明では、挿入された枝豆の茎の根元が一対の
枝豆もぎ取り回転体に挾持され、枝豆の茎や葉の部分が
棒体の外周と他方の枝豆もぎ取り回転体の外周とにより
支承され乍ら螺旋形状に形成した枝豆もぎ取り歯により
連続的に枝豆を根元側より穂先側に遂次しごきあげるよ
うにスムーズにもぎ取ることができるので、板状や棒状
の枝豆もぎ取り歯を突設した従来例のもぎ取り回転体の
ように間欠的なもぎ取り作動により負荷が断続的にかか
って機体が振動したり、枝豆を傷めて枝折れせしめ、折
れた枝が装置に絡みついたりする欠点がなくなる秀れた
実用性を発揮する極めて作業性のよい枝豆もぎ取り装置
となる。
【0042】また、請求項2の発明では、枝豆もぎ取り
作動が枝豆の茎の両側より行われ、より効率的に枝豆を
もぎ取るので、枝豆のもぎ損じのない作業能率の向上す
る枝豆もぎ取り装置となる。
【0043】また、請求項3の発明では、枝豆もぎ取り
歯の少なくとも歯端部を柔軟材で形成したので、枝豆を
手でもぎ取ると同様に枝豆を痛めずに確実にもぎ取るこ
とのできる秀れた効果を有する枝豆もぎ取る装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1・3の一対の枝豆もぎ取り回
転体の説明用断面図である。
【図2】本発明の請求項2・3の一対の枝豆もぎ取り回
転体の一部を切欠いた平面図である。
【図3】本発明の請求項2・3の第一実施例の斜視図で
ある。
【図4】本発明の請求項2・3の第二実施例の一部を切
り欠いた説明用断面図である。
【図5】上記の一部を切欠いた説明用平面図である。
【図6】本発明の請求項2・3の第三実施例の一部を切
欠いた説明用側面図である。
【符号の説明】
1 軸体 2 枝豆もぎ取り歯 3 枝豆もぎ取り回転体 4 枝豆もぎ取り回転体 a 枝豆 b 枝豆の茎
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−287675(JP,A) 特開 平5−64511(JP,A) 特開 平5−103526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 45/00 - 45/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸体の外周長さ方向に螺旋形状の枝豆も
    ぎ取り歯を突設した枝豆もぎ取り回転体と、この枝豆も
    ぎ取り回転体に枝豆をもぎ取ることに適する間隙を置い
    て枝豆もぎ取り回転体を並設し、この対向する枝豆もぎ
    取り回転体と枝豆もぎ取り回転体とで枝豆の茎の根元を
    挟みつけて枝豆の茎を体に対して移動せしめることに
    より枝豆のもぎ取りを行うように設けたことを特徴とす
    る枝豆もぎ取り装置。
  2. 【請求項2】 前記枝豆もぎ取り回転体も前記枝豆もぎ
    取り回転体と同様な螺旋形状の枝豆もぎ取り歯を設けた
    構成としたことを特徴とする請求項1記載の枝豆もぎ取
    り装置。
  3. 【請求項3】 前記枝豆もぎ取り歯の少なくとも歯端部
    を柔軟材で形成し、並設した二本の前記枝豆もぎ取り回
    転体の並列間隙に枝豆のもぎ取りを許容する間隙を介存
    せしめたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項
    に記載の枝豆もぎ取り装置。
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