JP4923568B2 - 豆類収穫機 - Google Patents
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Description
さらに、特許文献2,3記載の発明では、豆類の根部付近を挟持して搬送するため、搬送中の豆類が倒れるなどして搬送姿勢が乱れると、豆類の後方への搬送が停滞し、作業能率が低下する問題がある。
請求項1記載の発明は、メインフレーム(1)の後部にエンジン(3)とミッションケース(4)を設け、該ミッションケース(4)から駆動力を受けて駆動回転する左右の後輪(9,9)を設け、前記ミッションケース(4)の前側にベベルケース(19)を設け、該ベベルケース(19)に回転伝動軸(22)を設け、該回転伝動軸(22)の上部に伝動ケース(25)を後上り傾斜姿勢で設け、該伝動ケース(25)の上部に挟持部フレーム(27)を設け、該挟持部フレーム(27)の後部側に前記伝動ケース(25)から駆動力を受けて回転する駆動スプロケット(31b)を設け、前部側に従動スプロケット(31a)と伝動スプロケット(31c)を設け、該駆動スプロケット(31b)と従動スプロケット(31a)と伝動スプロケット(31c)に挟持搬送チェーン(32)を巻回して挟持搬送部(C)を構成して設け、前記挟持部フレーム(27)の前端部にプレート(37)を設け、該プレート(37)に小径支柱(38a)を設け、該小径支柱(38a)に差込可能な支柱(38)を備えた上下一対の台形プレート(41,46)を機体外側に長辺部が位置するように設け、前記伝動スプロケット(31c)に伝動軸(40a)を装着し、該伝動軸(40a)に差込可能な回転軸(40)を備えた駆動ローラ(43)を前記上下の台形プレート(41,46)の外側後端部に設け、台形プレート(41,46)の外側前端部に従動ローラ(44)を設け、台形プレート(41,46)の内側部にテンションローラ(45)を設け、該駆動ローラ(43)と従動ローラ(44)とテンションローラ(45)に亘って幅広な弾性体ベルト(48)を巻回して引抜部(B)を構成して設けたことを特徴とする豆類収穫機とする。
請求項3記載の発明は、前記弾性体ベルト(48)を上側ほど厚くなる構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の豆類収穫機とする。
そして、プレート(37)に設けた小径支柱(38a)に、上下の台形プレート(41,46)に設けた支柱(38)を差し込めることにより、引抜部(B)を自在に着脱することができるので、圃場条件や豆類の品種に合わせた作業を行うことができ、作業能率が向上する。
また、挟持搬送部(C)の伝動スプロケット(31c)に伝動軸(40a)を装着すると共に、該伝動軸(40a)に引抜部(B)の駆動ローラ(43)に設けた回転軸(40)を差し込める構成としたことにより、引抜部(B)の駆動力を挟持搬送部(C)から供給することができるので、機体の構成が簡潔になる。
さらに、機体外側に長辺部が位置する上下の台形プレート(41,46)の外側前後端部に駆動ローラ(43)と従動ローラ(44)を設けると共に、機体内側の短辺部にテンションローラ(45)を設けたことにより、引抜部(B)の始端部がV字形になるため、豆類を引抜部(B)の中心に寄せることができ、確実に引き抜くことができる。
また、引抜部(B)から挟持搬送部(C)への豆類の引継ぎ口がV字形になるため、引継ぎ時に豆類が引抜部(B)から解放されやすく、引継ぎが円滑に行われるため、作業能率が向上する。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、引抜部(B)の弾性体ベルト(48)の厚みを機体上側ほど厚くなる構成としたことにより、莢の多い豆類の下部側の挟持力を弱めることができるので、圃場から引き抜く際に莢が潰されることが防止される。
また、弾性体ベルト(48)の上部側の挟持力を強めることができるので、豆類を挟持して確実に圃場から引き抜くことができ、作業能率が向上する。
図1〜3に示すように、この豆類収穫機は、畝に植えられた豆類を莢の付着する茎部ごと挟み、根部ごと引き抜き収穫するように構成されたものであり、後輪駆動である四輪走行式の走行部Aに、後上がり傾斜姿勢の引抜部Bと挟持搬送部Cが装備されるとともに、後方に操作部Dを設ける構造である。以下、この機体の構成を詳述する。
次に、操作部Dの構成について説明する。前記挟持搬送部Cの回転伝動軸22の側面にカバー80とフレーム81を固定し、該カバー80をフレーム81で固定する。そして、フレームの後部終端にハンドル82やサイドクラッチレバー83、ハンドクラッチレバー84、操作クラッチレバー85を取り付けることによって、操作部Dが構成される。
まず、走行部Aの前記エンジン3を始動させてミッションケース4が各出力軸より駆動力を出力できる状態にし、操作部Dのサイドクラッチレバー83を入位置にすることによって、該ミッションケース4の出力軸に左右一対取り付けたスプロケット6b,6bが回転し、該スプロケット6b,6bとスプロケット6a,6aの間に無端状に巻き掛けられたチェーン7,7が回転力を伝達することにより、前記スプロケット6a,6aが回転し、該スプロケット6a,6aに取り付けられた後輪9,9を回転させることにより、機体が前方へと進行する。
根部に付着した泥土を落とされた豆類は、さらに後方に挟持搬送され、挟持搬送部Cの終端部で作業者の手で回収され、荷台66に積載されるコンテナ等に収穫される。
まず、前述の走行部Aのように、前輪14と後輪9を左右一対に間隔を空け、四輪として設けることによって、走行を安定させると共に畝を跨いで作業をすることができる。また、機体後方に燃料タンク2やエンジン3やミッションケース4などの重い部品を設けることによって、重心が機体の後方側となるため、引抜収穫作業を行う機体前方に異常な荷重がかかった際に、前傾を抑えることができる。
また、引抜部Bの先端にマルチ押さえ体57を設けることによって、マルチを敷設した圃場で豆類を引き抜く場合に、該マルチ押さえ体57が圃場に敷設したマルチを押さえるため、豆類だけを引き抜き収穫することができる。
以下、本件作業方法及び作業装置の別実施例を記載する。
また、図10,11に示すように、ベルト48をベルト48c,d,e,fと複数段に分割して取り付けることによって、豆類を挟む位置に応じてベルト48の硬度を選択することができ、圃場条件や豆類に応じて、莢の潰しを防止しつつ効率よく引抜作業を行うための最適な構成を選択することができる。
また、図12,13で示すように、複数設けられる回転体45を凹凸のある形状の回転体45aとし、対向する該回転体45a同士がぶつかりあわないように配置することによって、挟持力を上げることなく引抜力だけを向上させることができる。
3 エンジン
4 ミッションケース
9 後輪
19 ベベルケース
22 回転伝動軸
25 伝動ケース
27 フレーム(挟持部フレーム)
31a スプロケット(従動スプロケット)
31b スプロケット(駆動スプロケット)
31c スプロケット(伝動スプロケット)
32 チェーン(挟持部チェーン)
37 プレート
38 支柱
38a 支柱(小径支柱)
40 回転伝動軸(回転軸)
40a 回転軸(伝動軸)
41 プレート(台形プレート)
43 ローラ(駆動ローラ)
44 ローラ(従動ローラ)
45 テンションローラ
46 プレート(台形プレート)
48 ベルト(弾性体ベルト)
B 引抜部
C 挟持搬送部
Claims (3)
- メインフレーム(1)の後部にエンジン(3)とミッションケース(4)を設け、該ミッションケース(4)から駆動力を受けて駆動回転する左右の後輪(9,9)を設け、前記ミッションケース(4)の前側にベベルケース(19)を設け、該ベベルケース(19)に回転伝動軸(22)を設け、該回転伝動軸(22)の上部に伝動ケース(25)を後上り傾斜姿勢で設け、該伝動ケース(25)の上部に挟持部フレーム(27)を設け、
該挟持部フレーム(27)の後部側に前記伝動ケース(25)から駆動力を受けて回転する駆動スプロケット(31b)を設け、前部側に従動スプロケット(31a)と伝動スプロケット(31c)を設け、該駆動スプロケット(31b)と従動スプロケット(31a)と伝動スプロケット(31c)に挟持搬送チェーン(32)を巻回して挟持搬送部(C)を構成して設け、
前記挟持部フレーム(27)の前端部にプレート(37)を設け、該プレート(37)に小径支柱(38a)を設け、該小径支柱(38a)に差込可能な支柱(38)を備えた上下一対の台形プレート(41,46)を機体外側に長辺部が位置するように設け、
前記伝動スプロケット(31c)に伝動軸(40a)を装着し、
該伝動軸(40a)に差込可能な回転軸(40)を備えた駆動ローラ(43)を前記上下の台形プレート(41,46)の外側後端部に設け、台形プレート(41,46)の外側前端部に従動ローラ(44)を設け、台形プレート(41,46)の内側部にテンションローラ(45)を設け、該駆動ローラ(43)と従動ローラ(44)とテンションローラ(45)に亘って幅広な弾性体ベルト(48)を巻回して引抜部(B)を構成して設けたことを特徴とする豆類収穫機。 - 前記駆動スプロケット(31b)に第二回転軸(71)を設け、該第二回転軸(71)の上部に第一プーリ(70)を設け、前記回転軸(40)の上部に第二プーリ(69)を設け、該第一プーリ(70)と第二プーリ(69)に亘って搬送補助ベルト(72)を巻回すると共に、該第一プーリ(70)から第二プーリ(69)の上方に亘って前記補助搬送ベルト(72)を張るテンションプレート(73)を設けたことを特徴とする請求項1記載の豆類収穫機。
- 前記弾性体ベルト(48)を上側ほど厚くなる構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の豆類収穫機。
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