JP3053498B2 - 枝豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機 - Google Patents
枝豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機Info
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Description
の茎を挾持装置により挾持して枝豆の茎を畑から連続的
に引抜き、枝豆もぎ取り装置へ搬送する枝豆収穫機の搬
送装置を備えた枝豆収穫機に係るものである。
は枝豆収穫機の開発メーカーであるが、米作りにおける
コンバインのように畑に植えてある枝豆から収穫の枝豆
だけを直接もぎ取ることを可能にした枝豆収穫機の開発
に成功し、既に特願平3−271576号の特許出願を
行ったがその後の度重なるテストの結果、畑に植えてあ
る植生枝豆から収穫の枝豆だけをもぎ取ったのでは、後
日畑から枝豆の茎を引き抜かねばならない作業が残り作
業能率が悪いことに着目し、畑に植えてある枝豆を直接
畑から連続的に引き抜き枝豆もぎ取り装置へ搬送する枝
豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備
えた枝豆収穫機を完成した。
明の要旨を説明する。
可撓帯1・2の先端側を左右に立設した縦軸3・4によ
り夫々迂回掛架せしめて枝豆の茎aを挾持する縦導入帯
部5・6を形成し、この無端可撓帯1・2の後端側を上
下に並設した横軸7・8により夫々迂回掛架せしめて横
導出帯部9・10を形成し、前記縦導入帯部5・6から導
入させて無端可撓帯1・2で挾持した枝豆の茎aをこの
無端可撓帯1・2の捩れによって横導出帯部9・10より
水平状態で導出するように設けた搬送装置Aを走行機体
前方に配設し、この搬送装置Aの前記横導出帯部9・10
より水平搬出する枝豆の茎aを上下から挾持して後方へ
水平搬送する枝豆もぎ取り挾持移送装置54を前記搬送装
置Aの後方に配設し、上方から見て一端が枝豆もぎ取り
挾持移送装置54の導入部寄りに近接し且つ他端が挾持移
送装置54の導出部より離反する状態で前記枝豆もぎ取り
挾持移送装置54により水平搬送する枝豆の茎aの枝豆を
もぎ取る枝豆もぎ取り装置55をこの枝豆もぎ取り挾持移
送装置54に並設したことを特徴とする枝豆収穫機用搬送
装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機
に係るものである。
枝豆の茎aは左右の無端可撓帯1・2に挾持された状態
で無端可撓帯1・2の捩れによって次第に縦方向の挾持
状態から横方向の挾持状態に移行しながら搬送され横導
出帯部9・10より水平状態で導出される。
部が枝豆もぎ取り挾持移送装置54に よって挾持されて水
平搬送され、この水平搬送される枝豆の茎aの枝豆が枝
豆もぎ取り装置55によってもぎ取られて収穫される。
ので、履帯を装備した自走式枝豆収穫機を図示している
が、半装軌型であっても車輪型であっても良い。
装置Aに導入する無端帯チェーン11・12を左右に垂設し
た挾持装置Bを設け、この挾持装置Bの先端部を低く、
後端部を高く傾斜状態に設ける。
を架設し、この横軸7の左右に腕杆16の基部を枢着して
他端を前方下方に斜設し、腕杆16の他端部の内側寄りに
対向状態に挾持腕17の基部を止着して先端部を前方下方
に斜設し、挾持腕17の先端部の上面に支持腕18を付設
し、支持腕18の先端にスキー形状の接地板19を左右に枝
豆の茎aが通過される間隔Lを置いて立設する。
設け、この液圧シリンダ21の頭部を機体14に、液圧シリ
ンダ21のピストンロッド21'の頭部を腕杆16に軸着し、
液圧シリンダ21を作動させて腕杆16の他端部を前記横軸
7を支軸として上下回動自在ならしめる。
立設し、立設板22に複数個のボルト孔を穿孔し、このボ
ルト孔の1つを選択して支持腕18に穿孔した係止孔と立
設板22とを支持ボルト23で軸着し、立設板22の地上との
高さを調整する。
ス24を設け、ベベルギヤボックス24の出力軸25を上方に
突設して突設軸端に挾持用スプロケット26を止着し、左
右の支持腕18の前後方向の中央部に左右対向状態に軸受
部27を設け、この軸受部27にアイドル軸28を垂設し、ア
イドル軸28に外周縁が無端帯チェーン11・12のローラに
当接し、左右のチェーンリンクプレート11'・11',12'
・12'の内側面をガイドとして回動する挾持用アイドル
ホイール29を水平回動自在に軸着し、前記左右の挾持用
スプロケット26・挾持用アイドルホイール29間に無端帯
チェーン11・12を環設して挾持装置Bの先端部の挾持用
アイドルホイール29・29部を低く、後端部の挾持用スプ
ロケット26・26部を高く傾斜状態に設け、この無端帯チ
ェーン11・12のチェーンリンクプレート11'・12'で枝豆
の茎aを挾持して先端部から後端部へ移行するように設
ける。
個の貫通孔を穿孔し、夫々の貫通孔に係止ボルト30を挿
入して基端をナット31で止着し他端を機体14の中央部に
向けて突設し、この突設端に側断面形状チャンネル形の
軸受体32を開口部を機体14の内側に向けて溶接し、この
軸受体32の上下の横板間に軸杆33を垂設し、この軸杆33
にガイドローラ34を軸着してガイドローラ34を軸杆33に
対し水平回動自在に設ける。
ン12の両側のチェーンリンクプレート12'の外側がガイ
ドローラ34の上下の外周突設部の内縁をガイドとし、無
端帯チェーン12のチェーンリンクプレート12'がガイド
ローラ34の外周凹部を前後方向にスライドするよう外周
形状を凹形形状に形成し、軸受体32の縦板・挾持腕17間
の係止ボルト30の胴部に弾圧発条35を挿入してガイドロ
ーラ34の外周部を無端帯チェーン12のチェーンリンクプ
レート12'に当接せしめて無端帯チェーン12を機体14の
中央部に向けて付勢せしめる。
間隔で複数個の貫通孔を穿孔し、夫々の貫通孔に調節受
ボルト36を挿入して基端をナット31で止着し、他端を機
体14の中央部に向けて突設し、この突設端に凹型断面形
状のガイド杆37の基部を溶接し、無端帯チェーン11の両
縁のチェーンリンクプレート11'の外側がガイド杆37の
上下の突設部の内縁をガイドとし、無端帯チェーン11の
リンクプレート11'がガイド杆37の凹部を前後方向にス
ライドするよう設け、調節受ボルト36のナット31を螺動
することによりガイド杆37を機体14中央に対して左右調
節移動自在ならしめ左右の無端帯チェーン11・12で枝豆
の茎aを適切な挾持力で弾圧挾持せしめる。
共働して左の挾持腕17に固定せしめる止ナット、符号39
は左右の無端帯チェーン11・12により枝豆の茎aを挾持
して移送するに便ならしめるため、無端帯チェーン11・
12のリンクプレート端縁部に設けた挾持用刻み目であ
る。
を挾持するように対設した左右の無端可撓帯1・2の先
端側導入部を左右に立設した縦軸3・4により迂回せし
めて枝豆の茎aを挾持する縦導入帯部5・6を形成し、
後端側導出部を横軸7・8により迂回せしめて横導出帯
部9・10を形成し、前記縦導入帯部5・6で挾持した枝
豆の茎aを左右の無端可撓帯1・2の捩れによって横導
出帯部9・10より水平状態で導出するように設ける。
に係止板42を設け、この係止板42に左右対向状態に断面
チャンネル形状のブラケット43の開口部を夫々内側に向
けて止着し、ブラケット43の上下の横板間に縦軸3・4
を付設し、この左右の縦軸3・4に導入ローラ44・45を
回動自在に被嵌する。
横軸8を機体14に対して回動自在に架設し、横軸7と上
部の横軸8に導出ローラ48・47を止着し、横軸7・上部
の横軸8に一対のベルト車49・49を対向状態に止着し、
このベルト車49・49にベルト50をクロス掛けをして横軸
7の回転方向を機体14の左側より見て時計回りに上部横
軸8の回転方向を反時計回りに回転するように設ける。
の無端可撓帯1・2の左側の無端可撓帯1の先端側導入
部を左側の導入ローラ44に時計回りに迂回せしめて後端
側導出部の導出ローラ47に下側より上側に迂回導出し、
無端可撓帯2の先端側導入部を右側の導入ローラ45に反
時計回りに迂回せしめて後端側導出部の導出ローラ48の
上側から下側に迂回導出せしめるように設け、左右の無
端可撓帯1・2の縦導入帯部5・6で挾持した枝豆の茎
aを左右の無端可撓帯1・2の捩れによって横導出帯部
9・10より水平状態で導出するように設ける。
を作動して左右の接地板19・19の間に植えてある枝豆の
茎aが入るようにセットして機体14を前進せしめると、
挾持装置Bの先端部の挾持用アイドルホイール29・29に
環設された左右の無端可撓帯チェーン11・12で枝豆の茎
aの根元寄りを挾持して次第に後端部を高く斜設した挾
持スプロケット26・26側へ移送すると、植えてある枝豆
の茎aが畑より引抜かれ挾持機構Bの導出部より導出さ
れる。
ルホイール29・29の傾斜した先端部を土中に臨接するよ
うセットすると、この挾持用アイドルホイール29・29の
回転により枝豆の茎aの根回りの土がほぐされるので植
えてある枝豆の茎aの畑よりの引抜きが容易となる。
茎aは導出部の上方の左右の無端可撓帯1・2の縦導入
帯部5・6に導入され、左右に対設した無端可撓帯1・
2により枝豆の茎aの根元寄りより上方の部分が挾持さ
れ、左右の無端可撓帯1・2の捩れによって縦方向の挾
持状態から次第に横方向の挾持状態で搬送され横導出部
帯9・10より水平状態で導出されるので、そのままの姿
勢で通常の枝豆もぎ取り機のもぎ取り機構に適用するこ
とが可能となる。
水平状態に上下の無端チェーン環52・53を対設した枝豆
もぎ取り挾持移送装置54を設け、この枝豆もぎ取り挾持
移装置54の右方に水平状態に上方から見て一端が枝豆も
ぎ取り挾持移送装置54の導入部寄りに近接し他端が挾持
移送装置54の導出部より離反する状態に一対の枝豆もぎ
取り装置55を設ける。
もぎ取り装置55について詳述すると、前記搬送装置の後
方に上下に対向状態に一対のスプロケット56・56,下部
スプロケット57・57を設け、この上部スプロケット56・
56間及び下部スプロケット57・57間に無端チェーン環52
・53を張設し、搬送装置より導出された枝豆の茎aの根
元寄りを上下の無端チェーン環52・53の導入部で挾持し
て導出部へ移動回動するように設ける。
ャンネル型受桟60を設け、このチャンネル型受桟60の開
口部にガイド杆61を嵌入し、このガイド杆61の断面形状
を短形形状に形成して無端チェーン環53の両側がチャン
ネル型受桟60の左右の縦板60'をガイドとしてガイド杆6
1の上部を前後方向にスライドするように設け、上部の
無端チェーン環52の上部に下向きチャンネル型ガイド桟
62を設け、このチャンネル型ガイド桟62にレール体63を
嵌入し、レール体63の断形形状を下方に凹部を有する凹
形形状に形成し、無端チェーン環52の両側がレール体63
の左右突設縁部内縁をガイドしてレール体63の凹部内を
前後方向にスライドするように設け、レール体63の上部
面とチャンネル型ガイド桟62の上板62'間に複数個のバ
ネ64を挿入してレール体63を常に下方に押圧するように
設ける。
茎aは上下の無端チェーン環52・53に挾持されるので、
バネ64は茎の太さが異なる場合にも適切に枝豆の茎aを
挾持して後方に移送する。
面を柔軟体で形成した円柱状回転体66と、この円柱状回
転体66の母線に沿って線状接近状態に対設したもぎ取り
歯67を設けた枝豆もぎ取り体68を設け、自走車の動力を
適宜な設計により動力を分取して両者を夫々反対回転せ
しめて、上下の無端チェーン環58・59間に挾持された枝
豆の茎aを根元寄り上部から枝先まであたかも枝豆を丁
度手でしごくように枝豆をしごいてもぎ取り、残った根
がついた枝豆の茎aは枝豆もぎ取り挾持移送装置54の導
出部より機外に排出される。
ア69により機体14の右方に送られ、移送コンベア69の終
端部に風送選別部70を設け選別用ファン71により葉や細
かい枝類は唐箕により機外に風送され、枝豆は枝豆受箱
72により選別収集される。
方に軸73'に沿って多数枚の円板を並設し、この軸を回
転させて移送コンベア69より搬出される折れた枝等を機
外に排出せしめる小枝排出装置である。
れる収穫の枝豆をもぎ取られた裸の枝豆の茎aは機体14
の後部に設けた排出板74上で、ある程度蓄積した後カム
機構によりこの排出板74を下方に回動させて裸の枝豆の
茎を小束にまとめて機外に排出するように設けても良
い。
ジン収納部で駆動力伝達機構の図示は省略しているが、
歯車伝達機構やベルト伝達機構,チェーン伝達機構など
を採用して挾持装置の挾持用スプロケット26・26の回
転,搬送装置の無端可撓帯1・2を回転せしめる横軸7
の回転,枝豆もぎ取り挾持移送装置54,枝豆もぎ取り装
置55,移送コンベア69,選別用ファン71,小枝排出装置
73などを回転せしめる。
枝豆の茎を縦導入帯部で挾持すると、枝豆の茎は無端可
撓帯に挾持された状態で無端可撓帯の捩れによって横導
出部より水平状態で導出し、そのままの姿勢で通常の枝
豆もぎ取り機のもぎ取り機構によって自動的に枝豆がも
ぎ取られて収穫できる。即ち、横導出帯部より水平状態
で導出され、この水平搬出された枝豆の茎は、その基部
が枝豆もぎ取り挾持移送 装置によって挾持されて水平搬
送され、この水平搬送される枝豆の茎の枝豆が枝豆もぎ
取り装置によってもぎ取られて収穫される。
出させるだけでなく、植えてある枝豆の茎を走行しつつ
機体上方へ水平搬送することで、そのままの姿勢で搬送
しつつ既存の枝豆もぎ取り機のもぎ取り機構によっても
ぎ取り収穫までできるもので、この水平搬出する構成を
利用することで簡易な構成によって走行しつつ枝豆の茎
を収穫しながらもこの走行機体に搭載した枝豆もぎ取り
挾持移送装置と枝豆もぎ取り装置によって自動的に枝豆
のもぎ取り収穫まで行われる極めて画期的な枝豆収穫機
用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆
収穫機となるものです。
9−10231号(実開昭60−125830号)のよ
うなビーンハーベスタの水平搬出搬送する構成を採用す
ると共に、この水平搬出部に例えば既存の枝豆もぎ取り
挾持移送装置,枝豆もぎ取り装置を搭載することで、極
めて簡易な構成で複雑な設計を要さずして畑を走行させ
ることで枝豆の自動もぎ取り収穫を実現でき、畑に茎も
残さない画期的な枝豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫
機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機が実用可能となる画
期的な発明である。
もぎ取り装置の要部の平面図である。
ぎ取り装置,移送コンベア,風送選別部,小枝等排出装
置の要部の一部を切りかける正面図である。
送装置の挾持状態を示す一部を省略した要部の側面図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 枝豆の茎を挾持するように対設した無端
可撓帯の先端側を左右に立設した縦軸により夫々迂回掛
架せしめて枝豆の茎を挾持する縦導入帯部を形成し、こ
の無端可撓帯の後端側を上下に並設した横軸により夫々
迂回掛架せしめて横導出帯部を形成し、前記縦導入帯部
から導入させて無端可撓帯で挾持した枝豆の茎をこの無
端可撓帯の捩れによって横導出帯部より水平状態で導出
するように設けた搬送装置を走行機体前方に配設し、こ
の搬送装置の前記横導出帯部より水平搬出する枝豆の茎
を上下から挾持して後方へ水平搬送する枝豆もぎ取り挾
持移送装置を前記搬送装置の後方に配設し、上方から見
て一端が枝豆もぎ取り挾持移送装置の導入部寄りに近接
し且つ他端が挾持移送装置の導出部より離反する状態で
前記枝豆もぎ取り挾持移送装置により水平搬送する枝豆
の茎の枝豆をもぎ取る枝豆もぎ取り装置をこの枝豆もぎ
取り挾持移送装置に並設したことを特徴とする枝豆収穫
機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝
豆収穫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232267A JP3053498B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 枝豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232267A JP3053498B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 枝豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678620A JPH0678620A (ja) | 1994-03-22 |
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Family
ID=16936573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4232267A Expired - Lifetime JP3053498B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 枝豆収穫機用搬送装置並びに枝豆収穫機用引抜き装置を備えた枝豆収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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