JP2007171783A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007171783A
JP2007171783A JP2005372213A JP2005372213A JP2007171783A JP 2007171783 A JP2007171783 A JP 2007171783A JP 2005372213 A JP2005372213 A JP 2005372213A JP 2005372213 A JP2005372213 A JP 2005372213A JP 2007171783 A JP2007171783 A JP 2007171783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
unit
film thickness
electrostatic latent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005372213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4984525B2 (ja
Inventor
Toshio Hisamura
俊夫 久村
Toshiki Matsui
利樹 松井
Yasuhiro Arai
康裕 荒井
Kenji Koizumi
健司 小泉
Kazuhiro Hama
和弘 浜
Yuji Ono
裕士 小野
Kohei Shiotani
康平 塩谷
Hideki Kashimura
秀樹 樫村
Masaaki Fukuhara
政昭 福原
Kazuo Asano
和夫 浅野
Toru Misaizu
亨 美斉津
Takeshi Saito
武 齋藤
Akira Ishii
昭 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005372213A priority Critical patent/JP4984525B2/ja
Publication of JP2007171783A publication Critical patent/JP2007171783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4984525B2 publication Critical patent/JP4984525B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】細線の太りすぎを防ぎつつ細線の再現性を向上させる。
【解決手段】細線抽出部111Bは、入力される画像中の斜線を検出し、検出した斜線を構成する画素にTag情報を付加する。レーザ制御部220は、Tag情報が付加されている画素については、主走査方向に1画素分足された静電潜像が形成されるように光源部230を制御する。これにより、主走査方向に対して斜めの斜線は線幅が増すこととなり、感光体400を露光したときに静電潜像が連続し、静電潜像の電位がトナー像を現像するのに十分な電位となって細線の再現性が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置においては、静電潜像を坦持する感光体の寿命を長くするため、感光体の電荷輸送層の膜厚が厚膜化されている。このように厚膜化された感光体においては、新品時で電荷輸送層の膜厚が厚いときにレーザ光を照射すると、電荷発生層で発生した電荷が感光体の表面に達するまでに拡散してしまい、潜像がボケ気味になって細線が再現されにくくなる。一方、画像形成を重ねることにより電荷輸送層が削れて電荷輸送層の膜厚が薄くなると、電荷発生層で発生した電荷が拡散しなくなり、シャープな潜像を得ることができるようになって細線の再現性が感光体の新品時より向上することとなる。
感光体の新品時における細線の再現性を上げるために、現像性能を上げて細線の濃度を上げる方法があるが、この場合には細線以外の線が太くなってしまうという問題が発生する。また、この方法では、写真画像においては濃度が濃くなりすぎて良好な階調再現を実現できなくなるという問題が発生する。細線の再現性を向上させる技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2に開示された技術がある。これらの特許文献に開示された技術は、細線を検出し、抽出した細線にスムージングを行うことにより細線の再現性を向上させている。
特開平5−91299号公報 特開平6−169399号公報
特許文献1や特許文献2に開示された技術は、出力画像の解像度が入力画像の解像度より低い場合には、スムージングの効果がある。しかしながら、出力画像が600dpi等の高解像度である場合には、特許文献1や特許文献2の技術でスムージングを行うと、線が太くなりすぎて高精細な画像が得られなくなるという問題が生じてしまう。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、その目的は、細線の太りすぎを防ぎつつ細線の再現性を向上させることにある。
上述した課題を解決するために本発明は、光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、画像を表す画像データが入力される入力手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素については、第1露光量で前記像坦持体を露光して該第1画素に対応した静電潜像を形成し、前記特定手段により前記第2画素に特定された画素については、前記第1露光量より多い第2露光量で前記像坦持体を露光して該第2画素に対応した静電潜像を形成する露光手段とを有する画像形成装置を提供する。
また本発明は、光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、前記像坦持体の感光層の膜厚を検知する膜厚検知手段と、画像を表す画像データが入力される入力手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記膜厚検知手段により検知された膜厚が所定の膜厚未満である場合には、前記第1画素と前記第2画素とについて第1露光量で前記像坦持体を露光して各画素に対応した静電潜像を形成し、前記膜厚検知手段により検知された膜厚が所定の膜厚以上である場合には、前記第1画素については前記第1露光量で前記像坦持体を露光して該第1画素に対応した静電潜像を形成し、前記第2画素については前記第1露光量より多い第2露光量で前記像坦持体を露光して該第2画素に対応した静電潜像を形成する露光手段とを有する画像形成装置を提供する。
また本発明は、光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、画像を表す画像データが入力される入力手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体をレーザ光で露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素と前記第2画素に特定された画素とでは、前記レーザ光の出力波形を異ならせるようにする露光手段とを有する画像形成装置を提供する。
また本発明は、光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、画像を表す画像データが入力される入力手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光し、該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素については、前記第1画素に対応した領域を第1露光量で露光して該第1画素に対応した静電潜像を形成し、前記特定手段により前記第2画素に特定された画素については、前記第2画素に対応した領域を第1露光量で露光するとともに、前記第1露光量で露光される領域の周辺領域を前記第1露光量より少ない第2露光量で露光して該第2画素に対応した静電潜像を形成する露光手段とを有する画像形成装置を提供する。
また本発明は、光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、画像を表す画像データが入力される入力手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において主走査方向に対して角度を持った細線を構成していない第1画素と、該画像中において主走査方向に対して角度を持った細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素については、該第1画素に対応して第1の領域の静電潜像が形成されるように前記像坦持体を露光し、前記特定手段により前記第2画素に特定された画素については、前記第1の領域より広い第2の領域の静電潜像が形成されるように前記像坦持体を露光する露光手段とを有する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、細線の太りすぎを防ぎつつ細線の再現性を向上させることが可能となる。
[第1実施形態]
[実施形態の構成]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の要部の構成を示したブロック図である。図1に示したように、画像形成装置1の各部は、バス101に接続されており、このバス101を介して各部間で通信を行う。
ROM103は、CPU102により実行されるプログラムを記憶している。CPU102は、ROM103に記憶されているプログラムを読み出し、RAM104を作業エリアにしてプログラムを実行し、画像形成装置1の各部を制御する。記憶部105はハードディスク装置を具備しており、画像データ等の各種データを記憶する。
画像入力部108は、文書を光学的に読み取るスキャナ機構や、文書をスキャナ機構に搬送するADF(Auto Document Feeder)を具備している。ADFにセットされた文書は、スキャナ機構が具備するプラテンガラス上に一枚づつ搬送される。スキャナ機構は、ADFによってプラテンガラス上に搬送された文書に光を照射する。そして文書で反射した光をCCD(Charge Coupled Device)により読み取り、読み取った文書を表す画像データを生成する。この画像データは記憶部105に記憶される。
入力部106は、テンキーや矢印キー等、画像形成装置1を操作するための各種キーを備えている。ユーザがこれらのキーを操作することにより、画像形成装置1に対する各種指示の入力や画像形成装置1の各種設定が行われる。表示部107は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示デバイスを有しており、CPU102の制御の下、画像形成装置1を操作するためのメニュー画面や各種メッセージ等を表示する。
通信部110は、LAN(Local Area Network:図示略)に接続されており、同じくLANに接続されているパーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置(図示略)と通信を行う通信インターフェースとして機能する。通信部110は、LANを介して送られた画像データや、画像データが表す画像を形成する際の書式を表す書式データを受信する。この受信されたデータは記憶部105に記憶される。
画像処理部111は、入力される画像データが表す画像に階調補正やスクリーン処理、細線の補正処理等の画像処理を施す。そして、画像処理が施された画像からY(Yellow),M(Magenta),C(Cyan),K(黒)各色の画像信号を生成して画像形成部109へ出力する。画像処理部111の詳細については後に説明する。
画像形成部109は、電子写真方式によって記録シートにトナー像を形成する画像形成エンジン(図示略)を具備している。この画像形成エンジンは中間転写方式を採用しており、Y(Yellow),M(Magenta),C(Cyan),K(黒)の各色のトナー像を形成する画像形成ユニットを備えている。各画像形成ユニットは、画像処理部111から出力された対応する色の画像信号に従って感光体上に静電潜像を形成した後、感光体上にトナーを付着させてYMCKの各色のトナー像を形成する。そして、このトナー像を中間転写ベルトに転写した後、中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙トレイから搬送される記録シートに転写する。そして、記録シートに転写されたトナー像に熱と圧力を加えて定着させた後、トナー像が形成された記録シートを画像形成装置1外へ排出する。
[画像処理部111の構成]
次に画像処理部111と画像処理部111に係わる部分の構成について説明する。図2は、画像処理部111と、画像処理部111に係わる部分の構成を示したブロック図である。インターフェース部111Aには、多値のカラーの画像データが入力される。インターフェース部111Aは、入力される画像データを解釈し、Y,M,C,K各色のビットマップの画像G1を生成する。このビットマップ画像G1は、細線抽出部111Bへ出力される。
細線抽出部111Bは、入力されるビットマップ画像G1を解析し、主走査方向に対して角度を持った細線であって予め定められた幅以下の細線を検出する。そして、検出した細線を構成する画素について、光源部230から出力されるレーザ光を制御するためのTag情報を付加する。そしてTag情報が付加された画像G2をデジタルフィルタ部111Cへ出力する。なお、細線抽出部111Bは、線の幅が1画素分の細線を検出するようにしてもよいし、幅が2画素分の細線を検出するようにしてもよい。
デジタルフィルタ部111Cは、出力画像の鮮鋭度を向上させるため、細線抽出部111Bから出力された画像G2にエッジ強調処理を施す。そして、エッジ強調処理を施した画像G3をTRC部111Dへ出力する。
TRC(Tone Reproduction Curve)部111Dは、画像形成のジョブ中に発生する濃度変動や画像形成部109の経時変化によって発生する濃度変動が記録シートに形成される画像に影響を与えないようにするために、デジタルフィルタ部111Cから出力された画像G3に対して濃度補正処理を施す。TRC部111Dは、濃度補正を施した画像G4をスクリーン部111Eへ出力する。
スクリーン部111Eは、TRC部111Dから出力された多値のビットマップ画像G4にスクリーン処理を施し、YMCK各色の多値画像を2値画像G5に変換する。ここで、スクリーン部111Eは、YMCKの各色の画像において、Tag情報が付加された画素に対応する画素にTag情報を付加する。スクリーン部111Eは、各色の2値画像G5をROS制御部111Fへ出力する。
ROS(Raster Output Scanner)制御部111Fは、スクリーン部111Eから出力されたYMCKの各色の2値画像G5や、ROS部200のAPC(Auto Power Control)制御を行うためのAPC信号S1を、ROS部200から出力されるSOS(Start Of Scan)信号S2に基づいてROS部200へ出力する。
ROS部200は、画像形成部109が具備するYMCKの各色の画像形成ユニットに設けられており、レーザ制御部210、レーザ駆動部220、光源部230、モニタ部300、同期センサ部310とを備えている。なお、図2においては、図面が繁雑になるのを防ぐために、YMCKの4色に対応して4つあるROS部のうち、一つのROS部のみを図示している。
レーザ制御部210には、スクリーン部111Eから出力された2値画像G5とAPC信号S1とが入力される。レーザ制御部210は、入力された2値画像G5をレーザ駆動部220へ出力する。また、レーザ制御部210は、ROS制御部111Fから出力されたAPC信号S1と、後述するモニタ信号S4に基づいて、光源部230から出力されるレーザ光の光量を制御するための光量設定信号S3を出力する。
レーザ駆動部220は、入力される2値画像G5に対応した静電潜像が感光体400に形成されるように、光源部230を制御する。具体的には、レーザ光の出力を指示する駆動信号S5を、入力される2値画像とTag情報とに従って生成する。そして生成した駆動信号の電流値を光量設定信号S3に従って決定し、決定された電流値の駆動信号S5を光源部230へ出力する。
光源部230は、レーザ光を感光体400へ照射する装置である。光源部230は、レーザ駆動部220から出力された駆動信号S5に従ってレーザ光を出力し、感光体400を露光する。また、光源部230は、レーザ駆動部220から出力された駆動信号S5の電流値に従って、出力するレーザ光の光量を制御する。光源部230が感光体400へレーザ光を出力すると、感光体400上に静電潜像が形成される。
モニタ部300は、光源部230から出力されたレーザ光を検知するセンサを備えており、レーザ光を検知すると、レーザ光の強度を示すモニタ信号S4を出力する。
同期センサ部310は、レーザ光が透過するセンサを備えている。このセンサは、光源部230から出力されるレーザ光の光路上に設けられており、レーザ光の透過に基づいて主走査の開始を検出し、走査が開始されたことを示すSOS(Start Of Scan)信号S2をROS制御部111Fへ出力する。
感光体400は、積層型(機能分離型)のOPC(Organic Photoconductor)感光体であり、感光体400を一定の電位に帯電させる帯電器(図示略)により帯電させられる。図3は、感光体400の断面を例示した図である。なお、図3においては、感光体400の構成を分かりやすくするために、感光体のサイズや感光体を構成する各層の厚さについては実際のサイズとは異ならせてある。感光体400は、図3に示したように、円筒状の導電性支持体400Aを具備し、この上に下引き層400B、電荷発生層400C、電荷輸送層400Dが積層されている。下引き層400Bは、導電性支持体側から電荷が注入されないようにするために、導電性支持体の表面に設けられている。電荷発生層400Cは、下引き層400Bの上に積層されており、感光体400が帯電されている状態で光が照射されると、正と負の電荷のキャリアを生成する。電荷輸送層400Dは、電荷発生層400Cの上に積層されており、電荷発生層で発生したキャリアを輸送する。
[実施形態の動作]
次に本実施形態の動作について説明する。LANに接続されたコンピュータ装置から画像形成装置1へ多値の画像データが送信されると、この画像データは通信部110にて受信される。通信部110にて受信された画像データは記憶部105に一旦記憶された後、CPU102によって画像処理部111へ供給される。
画像処理部111においては、この供給された画像データがインターフェース部111Aに入力される。インターフェース部111Aは、入力される多値の画像データを解釈し、Y,M,C,Kの各色毎に画像データが表すビットマップ画像G1を生成し、生成したビットマップ画像G1を細線抽出部111Bへ出力する。
細線抽出部111Bは、インターフェース部111Aから出力された多値のビットマップ画像G1を解析して主走査方向に対して角度(例えば、主走査方向に対する細線の角度が30度から60度の角度)がある細線(斜線)を検出する。そして、細線抽出部111Bは、主走査方向に角度を持った細線を構成する画素にTag情報を付加する。例えば、図4に例示したように、主走査方向に対して角度がある細線の各画素にTag情報を付加する。一方、細線を構成する画素であっても、図5に示したように主走査方向に沿った細線を構成する画素や図6に示したように副走査方向に沿った細線を構成する画素についてはTag情報は付加されない。
細線抽出部111Bは、Tag情報を付加した画像の生成が終了すると、生成した画像G2をデジタルフィルタ部111Cへ出力する。細線抽出部111Bから出力された画像G2は、デジタルフィルタ部111Cにてエッジ強調処理を施された後、TRC部111Dにて濃度補正される。TRC部111Dにて濃度補正された画像G4は、スクリーン部111Eにてスクリーン処理が施される。これにより、YMCK各色の2値画像G5が生成される。スクリーン部111Eは、2値画像G5の生成が終了すると、生成した2値画像G5と、APC信号S1とを同期センサ部310から出力されるSOS信号S2に基づいて、ROS部200へ出力する。
YMCKの各色毎に設けられたROS部200においては、APC信号S1と、対応する色の画像とがレーザ制御部210に入力される。レーザ制御部210は、入力されたAPC信号S1と、モニタ部300から出力されるモニタ信号S4に基づいて、レーザ光の光量を制御するための光量設定信号S3を生成する。そして、生成された光量設定信号S3と、入力された2値画像G5とをレーザ駆動部220へ出力する。
レーザ駆動部220は、レーザ光の出力を指示する駆動信号S5を、入力される2値画像とTag情報とに従って生成する。そして生成した駆動信号S5の電流値を、光量設定信号S3に従って決定し、決定された電流値の駆動信号S5を光源部230へ出力する。具体的には、Tag情報が付加されていない画素については画素に対応して駆動信号を生成する。例えば、図7に示したように、光源部230が出力するレーザ光の主走査方向に沿った細線についてはTag情報が付加されていない。この場合、レーザ駆動部220は、画素の幅に対応して図7に示した波形の駆動信号S5を生成する。また、図8に示したように、光源部230が出力するレーザ光の副走査方向に沿った細線についてはTag情報が付加されていない。この場合、レーザ駆動部220は、図8に示した波形の駆動信号S5を生成する。
一方、図9に示したように主走査方向に対して角度を持った細線の画素にはTag情報が付加されている。レーザ駆動部220は、Tag情報が付加されている画素については、図9に示したように静電潜像において主走査方向に1画素分足されるように駆動信号S5を生成する。
光源部230は、レーザ駆動部220から出力された駆動信号S5に従ってレーザ光を感光体400へ出力する。ここで、図7に示したように主走査方向に沿っている細線については、図7に示した駆動信号に従ってレーザ光が主走査方向に連続して出力され、図10に示したように細線の静電潜像はきれいな直線となる。また、図8に示したように副走査方向に沿っている細線については、細線を構成する画素に対応して、図8に示した駆動信号に従って、図11に示したように点状の静電潜像が副走査方向に連続するようにレーザ光が照射されて細線の静電潜像が形成される。この場合、図11に示したように、静電潜像における細線はきれいな直線にならずに凹凸があるものの、細線は連続した直線となる。このように、主走査方向や副走査方向に沿った細線の場合、細線を表す静電潜像が連続した直線となり、感光体の静電潜像の電位はトナー像を現像するのに十分な電位となるため、細線が線として現像される。
また、図9に示したように、主走査方向に対して角度を有する細線については、図9に示したように1画素分補正された駆動信号に対応してレーザ光が出力され、図12に示したように線幅が太く補正された細線の静電潜像が感光体400に形成される。駆動信号S5に何ら補正を行わず、点状の静電潜像を斜めに連続させることにより斜めの細線の静電潜像を形成する場合、静電潜像は連続した直線にならず、図13に示したように凹凸が生じてしまう。そして、点と点の接する部分においては静電潜像の電位がトナー像を現像するのに十分な電位にならないため、現像されるトナー像は連続した直線にならずに切れ切れになってしまう。しかしながら、本実施形態では、斜めの細線については、図12に示したように、線幅が太く補正された細線の静電潜像が感光体400に形成されるため、主走査方向に対して斜めの斜線は線幅が増すこととなり、感光体400を露光したときに静電潜像が連続し、静電潜像の電位がトナー像を現像するのに十分な電位となる。
画像形成装置1は、静電潜像の形成が終了すると、感光体400上にトナーを付着させてYMCKの各色のトナー像を形成する。そして、このトナー像を中間転写ベルトに転写した後、中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙トレイから搬送される記録シートに転写する。そして、記録シートに転写されたトナー像に熱と圧力を加えて定着させた後、トナー像が形成された記録シートを画像形成装置1外へ排出する。
以上説明したように、本実施形態によれば、斜めの細線についてのみ細線が補正され、主走査方向や副走査方向に沿った細線については補正が行われないので、良好な画像を得ることができる。また、本実施形態では、画像に画素を加えるという補正を行わないので、記録シートに形成される画像において線が太くなりすぎることがない。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、光源部230を制御する駆動信号S5の電流を感光体400の電荷輸送層の厚さに対応して制御する点が第1実施形態と異なる。図14は、本実施形態に係わる画像処理部111と、画像処理部111に係わる部分の構成を示したブロック図である。なお、図14において、第1実施形態と構成が同じである部分については同じ符号を付し、以下の説明において、第1実施形態と同じ構成の部分については、その説明を省略する。
膜厚検出部500は、感光体400に電流を流し、感光体400に流れた電流の電流値を検知する。そして、検知した電流値を示す膜厚信号S6をCPU102へ出力する。感光体400に流す電流の電流値を一定にした場合、感光体400が使用されて膜減りし、感光体400の電荷輸送層400Dの厚さが変化すると、感光体400に流れる電流が変化する。このため、感光体400に流れる電流の電流値を測定することにより、電荷輸送層400Dの厚さを求めることができる。CPU102は、入力される膜厚信号S6に基づいて電荷輸送層400Dの厚さを求め、求めた感光層の厚さを示す膜厚情報を細線抽出部111Bへ出力する。
本実施形態に係わる細線抽出部111Bは、入力されるビットマップ画像G1を解析して細線を検出する。そして、細線を構成する画素について、光源部230から出力されるレーザ光の光量を制御するためのTag情報を付加する。具体的には、細線抽出部111Bは、入力される膜厚情報が表す膜厚が、所定の膜厚以上であるか否かを判断する。そして、細線抽出部111Bは、膜厚が所定の膜厚以上であると判断した場合には、細線を構成する画素にTag情報を付加する。一方、膜厚が所定の膜厚未満であると判断した場合には、細線を構成すると判断された画素であっても、Tag情報を付加しない。なお、膜厚が所定の膜厚以上であっても、細線を構成していない画素にはTag情報は付加されない。
スクリーン部111Eは、細線抽出部111BにてTag情報が付加された画像にスクリーン処理を施し、YMCK各色の2値画像を生成する。ここで、スクリーン部111Eは、YMCKの各色の画像において、Tag情報が付加された画素に対応する画素にTag情報を付加する。
レーザ駆動部220は、レーザ光の出力を指示する駆動信号S5を、入力される2値画像に従って生成する。そして生成した駆動信号S5の電流値を、光量設定信号S3と2値画像に付加されているTag情報とに従って決定し、決定された電流値の駆動信号S5を光源部230へ出力する。
[実施形態の動作]
次に本実施形態の動作について説明する。LANに接続されたコンピュータ装置から画像形成装置1へ多値の画像データが送信されると、この画像データは通信部110にて受信される。通信部110にて受信された画像データは記憶部105に一旦記憶される。CPU102は、画像データの記憶部105への記憶が終了すると、膜厚検出部500を制御して感光体400に電流を流す。膜厚検出部500は、感光体400に流れた電流の電流値を検知し、検知した電流値を示す膜厚信号S6をCPU102へ出力する。
CPU102は、入力される膜厚信号S6に基づいて、感光体400の電荷輸送層400Dの厚さを求める。そして、CPU102は、求めた電荷輸送層400Dの厚さを示す膜厚情報を細線抽出部111Bへ出力する。
CPU102は、膜厚情報を細線抽出部111Bへ出力した後、記憶部105に記憶された画像データを画像処理部111へ供給する。なお、画像処理部111に画像データが入力されてから、YMCK各色の多値のビットマップ画像G1が細線抽出部111Bへ出力されるまでの動作は、第1実施形態の動作と同じである。
細線抽出部111Bは、インターフェース部111Aから出力された多値のビットマップ画像G1を解析して細線を検出する。ここで、細線抽出部111Bは、CPU102から入力された膜厚情報が表す膜厚が、所定の膜厚以上であるか否かを判断する。そして、細線抽出部111Bは、膜厚が所定の膜厚以上であると判断した場合には、細線を構成する画素にTag情報を付加する。例えば、細線抽出部111Bは、図15に示した幅が1画素分の細線を検出すると、細線を構成する各画素にTag情報を付加する。一方、膜厚が所定の膜厚未満であると判断した場合には、細線を構成すると判断された画素であっても、Tag情報を付加しない。
細線抽出部111Bは、Tag情報の付加が終了すると、Tag情報が付加された画像G2をデジタルフィルタ部111Cへ出力する。細線抽出部111Bから出力された画像G2は、デジタルフィルタ部111Cにてエッジ強調処理を施された後、TRC部111Dにて濃度補正される。TRC部111Dにて濃度補正された画像G4は、スクリーン部111Eにてスクリーン処理が施される。これにより、YMCK各色毎にTag情報が付加された2値画像G5が生成される。デジタルフィルタ部111Cは、2値画像G5の生成が終了すると、Tag情報が付加された2値画像G5とAPC信号S1とを、同期センサ部310から出力されるSOS信号S2に基づいて、ROS部200へ出力する。
YMCK各色毎に設けられたROS部200においては、APC信号S1と、対応する色の画像とがレーザ制御部210に入力される。レーザ制御部210は、入力されたAPC信号S1と、モニタ部300から出力されるモニタ信号S4に基づいて、レーザ光の光量を制御するための光量設定信号S3を生成する。そして、生成された光量設定信号S3と、Tag情報が付加された2値画像G5とをレーザ駆動部220へ出力する。
レーザ駆動部220は、レーザ光の出力を指示する駆動信号S5を、Tag情報が付加された2値画像G5に従って生成する。そして生成した駆動信号S5の電流値を、光量設定信号S3と2値画像に付加されているTag情報とに従って決定し、決定された電流値の駆動信号S5を光源部230へ出力する。例えば、副走査方向に沿った細線について、細線を構成する画素にTag情報が付加されていない場合(電荷輸送層400Dの膜厚が薄く所定の膜厚未満である場合)、図15に示したように、細線の静電潜像を形成するための駆動信号S5の電流値を第1電流値とする。一方、細線を構成する画素にTag情報が付加されている場合(電荷輸送層400Dの膜厚が厚く所定の膜厚以上である場合)、図15に示したように、細線の静電潜像を形成するための駆動信号S5の電流値を、第1電流値より高い第2電流値とする。
光源部230は、レーザ駆動部220から出力された駆動信号S5に従ってレーザ光を感光体400へ出力する。ここで、駆動信号S5の電流値が第1電流値となっている場合には、光源部230から出力されるレーザ光の光量が所定の第1光量となる。一方、駆動信号S5の電流値が第2電流値となっている場合、駆動信号S5の電流値が第1電流値より高いため、光源部230から出力されるレーザ光の光量が第1光量より高い第2光量となる。このように、感光体400の電荷輸送層の膜厚が厚い場合には、細線を形成するために出力されるレーザ光の光量が高くなるため、静電潜像の電位がトナー像を現像するのに十分な電位となる。このように本実施形態によれば、画像を補正しなくとも細線の静電潜像がボケ気味にならず、感光体400の新品時においても細線が再現されるようになる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した第1実施形態において、出力する画像の解像度が入力される画像の解像度より高い場合(例えば、入力される画像の解像度が600dpiであり、出力する画像の解像度が1200dpiである場合)、斜線における画素と画素との間を、図16に示したように入力画像の画素より小さい画素で補完するようにしてもよい。この態様によれば、斜線が太くならずにすむ。また、感光体に照射するレーザ光の主走査方向のパルス幅変調を行うことが可能な場合、レーザ光の主走査方向のパルス幅変調を行い、図16に示した静電潜像を得るようにしてもよい。
OPC感光体を採用した画像形成装置においては、画像形成を行うにつれて感光体の表面が摩耗していき、新品時の感光体よりシャープな潜像を得ることができるようになって細線の再現性が向上することとなる。このように、シャープな潜像を得ることができるようになった場合、第1実施形態で述べた画像補正を行うと、斜線に対する補正が過剰となり、斜線が太くなってしまう。そこで、出力した画像の数(画像が形成された記録シートの数)をカウントし出力した画像の数に応じて、画像の補正方法を異ならせるようにしてもよい。例えば、出力した画像の数が所定の数に達するまでの間は、図16に示したように画素を補完し、出力した画像の数が所定の数を超えた場合には、図17に示したように画素を補完するようにしてもよい。
また、第1実施形態においては、デジタルフィルタ部111Cで画像の高周波成分を強調するように画像を補正してもよい。また、第1実施形態においては、LUT(Look Up Table)を用いて画像の濃度を補正するようにしてもよい。
第2実施形態においては、電荷輸送層400Dの膜厚を4段階で検知し、検知した4段階を表せるようにTag情報を2bitのデータとするようにしてもよい。そしてレーザ駆動部220は、2bitのTag情報に応じて、駆動電流の電流値を4段階で制御するようにしてもよい。例えば、細線抽出部111Bは、膜厚情報が示す膜厚が第1の厚さ以上である場合には、「00(Aパターン)」というTag情報を付加する。また、膜厚情報が示す膜厚が第1の厚さ未満であり且つ第2の厚さ(第1の厚さ>第2の厚さ)以上である場合には、「01(Bパターン)」というTag情報を付加する。また、膜厚情報が示す膜厚が第2の厚さ未満であり且つ第3の厚さ(第2の厚さ>第3の厚さ)以上である場合には、「10(Cパターン)」というTag情報を付加し、また、膜厚情報が示す膜厚が第3の厚さ未満である場合には、「11(Dパターン)」というTag情報を付加する。そして、レーザ駆動部220は、「00(Aパターン)」というTag情報が付加されている場合には、図18に示したように、駆動信号S5の電流値を第4電流値とし、「01(Bパターン)」というTag情報が付加されている場合には、駆動信号S5の電流値を第3電流値とする。また、レーザ駆動部220は、「10(Cパターン)」というTag情報が付加されている場合には、図18に示したように、駆動信号S5の電流値を第2電流値とし、「11(Dパターン)」というTag情報が付加されている場合には、駆動信号S5の電流値を第1電流値とする。このように、レーザ光の光量を決める電流値を電荷輸送層400Dの膜厚に応じて細かく制御すれば、より安定して細線を再現することができる。
上述した第2実施形態においては、画素にTag情報が付加されている場合、Tag情報が付加されている画素については、図19に示したように、駆動電流の波形をオーバーシュートさせるようにしてもよい。
また、上述した第2実施形態においては、細線の周囲の背景部分の画素を検知し、検知した画素についてTag情報を付加するようにしてもよい。そして、Tag情報が付加されている画素(本来、露光が行われない画素)については、弱い露光が行われるように、この画素の部分の駆動信号の電流値を図20に示したように制御するようにしてもよい。
スクリーン部111Eにおいては、Tag情報が付加された画素については、スクリーンの閾値を切り替えることにより、細線の再現性を最適化するようにしてもよい。
上述した第2実施形態においては、電荷輸送層400Dの膜厚を判断せず、細線を構成する画素にTag情報を付加し、細線を構成していない画素にTag情報を付加しないようにしてもよい。
上述した第2実施形態においては、細線抽出部111Bは膜厚情報を参照せず、細線を構成する画素にTag情報を付加するようにしてもよい。そして、膜厚情報をレーザ駆動部220へ供給し、レーザ駆動部220は、膜厚情報が示す膜厚が所定の膜厚以上であると判断した場合には、Tag情報が付加された画素の静電潜像を形成するための駆動信号S5の電流値を第2電流値とし、Tag情報が付加されていない画素の静電潜像を形成するための駆動信号S5の電流値を第1電流値とするようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図である。 同実施形態に係わる画像処理部111とROS部200の構成を示したブロック図である。 感光体400の断面を例示した図である。 主走査方向に対して斜めの細線を構成する画素を例示した図である。 主走査方向に沿った細線を構成する画素を例示した図である。 副走査方向に沿った細線を構成する画素を例示した図である。 主走査方向に沿った細線と駆動信号S5の波形を例示した図である。 副走査方向に沿った細線駆動信号S5の波形を例示した図である。 主走査方向に対して斜めの細線と駆動信号S5の波形を例示した図である。 主走査方向に沿った細線の静電潜像を例示した図である。 副走査方向に沿った細線の静電潜像を例示した図である。 主走査方向に対して斜めの細線の静電潜像を例示した図である。 駆動信号に補正をかけなかった場合の斜めの細線の静電潜像を例示した図である。 本発明の第2実施形態に係わる画像処理部111とROS部200の構成を示したブロック図である。 駆動信号S5の波形を例示した図である。 補正された斜めの細線の静電潜像を例示した図である。 補正された斜めの細線の静電潜像を例示した図である。 駆動信号S5の波形の変形例を示した図である。 駆動信号S5の波形の変形例を示した図である。 駆動信号S5の波形の変形例を示した図である。
符号の説明
102・・・CPU、103・・・ROM、104・・・RAM、105・・・記憶部、106・・・入力部、107・・・表示部、108・・・画像入力部、109・・・画像形成部、110・・・通信部、111・・・画像処理部、111A・・・インターフェース部、111B・・・細線抽出部、111C・・・デジタルフィルタ部、111D・・・TRC部、111E・・・スクリーン部、111F・・・ROS制御部、200・・・ROS部、210・・・レーザ制御部、220・・・レーザ駆動部、230・・・光源部、300・・・モニタ部、310・・・同期センサ部、400・・・感光体、500・・・膜厚検出部

Claims (7)

  1. 光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、
    画像を表す画像データが入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素については、第1露光量で前記像坦持体を露光して該第1画素に対応した静電潜像を形成し、前記特定手段により前記第2画素に特定された画素については、前記第1露光量より多い第2露光量で前記像坦持体を露光して該第2画素に対応した静電潜像を形成する露光手段と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記像坦持体の感光層の膜厚を検知する膜厚検知手段を備え、
    前記特定手段は、前記膜厚検知手段により検知された膜厚が所定の膜厚未満である場合には、前記第1画素と前記第2画素の特定を行わず、前記膜厚検知手段により検知された膜厚が所定の膜厚以上である場合には、前記第1画素と前記第2画素の特定を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、
    前記像坦持体の感光層の膜厚を検知する膜厚検知手段と、
    画像を表す画像データが入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記膜厚検知手段により検知された膜厚が所定の膜厚未満である場合には、前記第1画素と前記第2画素とについて第1露光量で前記像坦持体を露光して各画素に対応した静電潜像を形成し、前記膜厚検知手段により検知された膜厚が所定の膜厚以上である場合には、前記第1画素については前記第1露光量で前記像坦持体を露光して該第1画素に対応した静電潜像を形成し、前記第2画素については前記第1露光量より多い第2露光量で前記像坦持体を露光して該第2画素に対応した静電潜像を形成する露光手段と
    を有する画像形成装置。
  4. 光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、
    画像を表す画像データが入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体をレーザ光で露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素と前記第2画素に特定された画素とでは、前記レーザ光の出力波形を異ならせるようにする露光手段と
    を有する画像形成装置。
  5. 光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、
    画像を表す画像データが入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において細線を構成していない第1画素と、該画像中において細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光し、該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素については、前記第1画素に対応した領域を第1露光量で露光して該第1画素に対応した静電潜像を形成し、前記特定手段により前記第2画素に特定された画素については、前記第2画素に対応した領域を第1露光量で露光するとともに、前記第1露光量で露光される領域の周辺領域を前記第1露光量より少ない第2露光量で露光して該第2画素に対応した静電潜像を形成する露光手段と
    を有する画像形成装置。
  6. 光導電性を有する感光層を備えた像担持体と、
    画像を表す画像データが入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像を解析し、該画像中において主走査方向に対して角度を持った細線を構成していない第1画素と、該画像中において主走査方向に対して角度を持った細線を構成している第2画素とを特定する特定手段と、
    前記入力手段に入力された画像データが表す画像に従って前記像坦持体を露光して該画像に対応した静電潜像を前記像坦持体に形成する手段であって、前記特定手段により前記第1画素に特定された画素については、該第1画素に対応して第1の領域の静電潜像が形成されるように前記像坦持体を露光し、前記特定手段により前記第2画素に特定された画素については、前記第1の領域より広い第2の領域の静電潜像が形成されるように前記像坦持体を露光する露光手段と
    を有する画像形成装置。
  7. 前記静電潜像を現像して記録シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された記録シートの枚数をカウントするカウント手段とを備え、
    前記特定手段は、前記カウント手段によりカウントされた枚数が所定の数未満である場合には、前記第1画素と前記第2画素の特定を行わず、前記カウント手段によりカウントされた枚数が所定の枚数以上である場合には、前記第1画素と前記第2画素の特定を行うこと
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2005372213A 2005-12-26 2005-12-26 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4984525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005372213A JP4984525B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005372213A JP4984525B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007171783A true JP2007171783A (ja) 2007-07-05
JP4984525B2 JP4984525B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=38298395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005372213A Expired - Fee Related JP4984525B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4984525B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148610A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2016009144A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333769A (ja) * 1989-03-20 1991-02-14 Hitachi Ltd 光記録装置
JPH05207282A (ja) * 1991-11-28 1993-08-13 Ricoh Co Ltd 画像データ処理方法及びその装置
JPH05257361A (ja) * 1992-03-13 1993-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH07177355A (ja) * 1993-09-10 1995-07-14 Xerox Corp 放電領域現像部分の改良方法
JPH09146313A (ja) * 1995-11-28 1997-06-06 Konica Corp 画像制御方法
JP2000343756A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Sharp Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP2002341607A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真の印写制御方法ならびにこれを用いた記録装置
JP2002357933A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真印刷システムの運転方法
JP2003320706A (ja) * 2002-05-09 2003-11-11 Seiko Epson Corp 細線走査記録方式
JP2004029100A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Canon Inc 画像形成装置
JP2004334063A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333769A (ja) * 1989-03-20 1991-02-14 Hitachi Ltd 光記録装置
JPH05207282A (ja) * 1991-11-28 1993-08-13 Ricoh Co Ltd 画像データ処理方法及びその装置
JPH05257361A (ja) * 1992-03-13 1993-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH07177355A (ja) * 1993-09-10 1995-07-14 Xerox Corp 放電領域現像部分の改良方法
JPH09146313A (ja) * 1995-11-28 1997-06-06 Konica Corp 画像制御方法
JP2000343756A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Sharp Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP2002341607A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真の印写制御方法ならびにこれを用いた記録装置
JP2002357933A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真印刷システムの運転方法
JP2003320706A (ja) * 2002-05-09 2003-11-11 Seiko Epson Corp 細線走査記録方式
JP2004029100A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Canon Inc 画像形成装置
JP2004334063A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148610A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2016009144A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4984525B2 (ja) 2012-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4496239B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、画像読取装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体
JP5803268B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム
JP2007323024A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH09261497A (ja) 画像形成装置
JP4079046B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR100905630B1 (ko) 화상 형성 장치
JP2003032504A (ja) 画像形成装置
JP5073773B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
JP4984525B2 (ja) 画像形成装置
JP2003051946A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像処理装置を備えた画像形成装置、画像処理プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5023035B2 (ja) 画像処理装置、当該画像処理装置を含む画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び当該画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP5760426B2 (ja) 画像形成装置、画像処理方法及びプログラム
JP2000278533A (ja) 画像処理装置
US10657428B2 (en) Image processing unit, image forming apparatus, image processing method, and storage medium
JP2005005946A (ja) 画像処理装置
JP4133674B2 (ja) 画像処理装置、画像読取装置及びカラー複写装置
JP4956490B2 (ja) 画像形成装置
JP2005059444A (ja) カラー画像形成装置
JP2011253068A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3320093B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4247889B2 (ja) 画像処理装置
JP2752985B2 (ja) 画像処理機器の停止装置
JP2013078119A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2752986B2 (ja) 画像処理機器の停止装置
JP2008306459A (ja) 原稿サイズ補正装置、原稿サイズ補正方法、画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees