JP2006276224A - レンズ駆動機構、レンズユニット及び撮像装置 - Google Patents

レンズ駆動機構、レンズユニット及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 機構の簡素化及びブレ補正に関する制御の適正化等を図る。
【解決手段】 通電により変形を生じ可動部10に移動力を付与する圧電素子24、25と、該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサー30とを設け、可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はレンズ駆動機構、レンズユニット及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、可動部を移動させる圧電素子に蓄積される電荷量を検出して該圧電素子に対する通電量を決定し、機構の簡素化及びブレ補正に関する制御の適正化等を図る技術分野に関する。
鏡筒に可動レンズ等の撮像光学系や可動レンズを移動させるレンズ駆動機構等が配置されて成るレンズユニットは、ビデオカメラやスチルカメラの他、携帯電話等の各種の撮像装置に組み込まれている。可動レンズは、これを保持するレンズホルダーとともに可動部を構成し、該可動部はレンズ駆動機構によって、例えば、ブレ補正を行うために光軸に直交する方向へ移動される。
このようなレンズ駆動機構には、駆動用コイルや駆動用マグネット等によって構成されたリニアアクチュエーターを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−66257号公報
ところが、上記した従来の撮像装置にあっては、レンズ駆動機構として駆動用コイルや駆動用マグネット等によって構成されたリニアアクチュエーターが設けられているため、駆動用コイルや駆動用マグネット等を必要とする分、構造が複雑であると共に配置スペースも大きくなり大型化を来たすという問題がある。
また、ブレを検出するための加速度センサー等に加え、可動部の位置検出を行うためのMR(Magneto Resistance)センサー等を有しているため、部品点数が多く、機構が複雑であるという問題もある。
さらに、加速度センサー等の検出手段によって検出された出力値に基づいて可動部のブレ量が算出され、このブレ量に応じたブレ補正量だけ可動部をレンズ駆動機構によって光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行っており、ブレ量に基づいてブレ補正量だけ可動部を移動させる制御が所謂オープンループ制御となってしまう。従って、リアルタイム応答性を有しないため、例えば、レンズ駆動機構において自励振動が生じた場合等にはブレ補正を適正に行うことができなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、機構の簡素化及びブレ補正に関する制御の適正化等を図ることを課題とする。
本発明レンズ駆動機構、レンズユニット及び撮像装置は、上記した課題を解決するために、通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを設け、可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにしたものである。
従って、本発明レンズ駆動機構、レンズユニット及び撮像装置にあっては、外力が付与された可動部の変位に伴う圧電素子の変形状態に応じて該圧電素子に通電が行われる。
本発明レンズ駆動機構は、可動レンズを有する可動部を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行うレンズ駆動機構であって、通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを備え、可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにしたことを特徴とする。
従って、機構の簡素化及び小型化を図ることができると共に容易にクローズドループ制御を行うことが可能でありブレ補正に関する制御の適正化を図ることができる。
本発明レンズユニットは、可動レンズを有する可動部と該可動部を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行うレンズ駆動機構とを備えたレンズユニットであって、レンズ駆動機構は、通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを備え、可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにしたことを特徴とする。
従って、機構の簡素化及び小型化を図ることができると共に容易にクローズドループ制御を行うことが可能でありブレ補正に関する制御の適正化を図ることができる。
本発明撮像装置は、可動レンズを有する可動部と該可動部を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行うレンズ駆動機構と撮像光学系によって結像された像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、レンズ駆動機構は、通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを備え、可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにしたことを特徴とする。
従って、機構の簡素化及び小型化を図ることができると共に容易にクローズドループ制御を行うことが可能でありブレ補正に関する制御の適正化を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。本発明は、携帯電話、ビデオカメラ、スチルカメラ等の動画撮影又は静止画撮影の機能を有する各種の撮像装置又はこれらの撮像装置に用いられた各種のレンズユニット、レンズ駆動機構に適用することができる。
先ず、撮像装置1の全体構成について説明する(図1参照)。
撮像装置1は、カメラブロック2、カメラDSP(Digital Signal Processor)3、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)4、媒体インターフェース5、制御ブロック6、操作部7、LCD(Liquid Crystal Display)8及び外部インターフェース9を備え、記録媒体100が着脱可能とされている。
記録媒体100としては、半導体メモリーを用いた所謂メモリーカード、記録可能なDVD(Digital Versatile Disk)や記録可能なCD(Compact Disc)等のディスク状記録媒体等の種々のものを用いることができる。
カメラブロック2は、可動部10、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子11、A/D変換回路12、第1のドライバー13、第2のドライバー14、タイミング生成回路15等を備えている。
可動部10は、例えば、フォーカスレンズやズームレンズ等の可動レンズ16と該可動レンズ16を保持するレンズホルダー17等を有している(図2参照)。
レンズホルダー17は、例えば、レンズ保持体18と可動ベース19と支持ベース20とによって構成されている。
レンズ保持体18には可動レンズ16が取り付けられて保持され、例えば、左右に突出されたアーム部18a、18aが設けられている。レンズ保持体18には、例えば、下方へ突出された突出部18bが設けられ、該突出部18bには上下に長い支持孔18cが形成されている。
可動ベース19には、例えば、上下に突出された腕部19a、19aが設けられている。可動ベース19には、例えば、右方へ突出された突部19bが設けられ、該突部19bには左右に長い摺動孔19cが形成されている。可動ベース19には左右に延びる支持軸21、21が設けられ、該支持軸21、21にそれぞれレンズ保持体18のアーム部18a、18aが摺動自在に支持されている。従って、レンズ保持体18は可動ベース19に対して左右方向(図2に示すX方向)へ移動可能とされる。
支持ベース20には上下に延びる摺動軸22、22が設けられ、該摺動軸22、22にそれぞれ可動ベース19の腕部19a、19aが摺動自在に支持されている。従って、可動ベース19は支持ベース20に対して上下方向(図2に示すY方向)へ移動可能とされる。可動ベース19が支持ベース20に対してY方向へ移動されるときには、レンズ保持体18も可動ベース19と一体となってY方向へ移動される。
支持ベース20にはそれぞれ外方へ突出された軸受け部20a、20aが設けられ、該軸受け部20a、20aが光軸方向に延びるガイド軸23、23に摺動自在に支持されている。支持ベース20はガイド軸23、23に案内されて光軸方向へ移動可能とされ、支持ベース20が光軸方向へ移動されるときには、レンズ保持体18及び可動ベース19も支持ベース20と一体となって光軸方向へ移動される。
撮像素子11は、図1に示すように、第2のドライバー14からの駆動信号に応じて動作し、可動レンズ16を介して取り込まれた被写体の画像を取り込み、制御ブロック6によって制御されるタイミング生成回路15から出力されたタイミング信号に基づいて、取り込んだ被写体の画像(画像情報)を電気信号としてA/D変換回路12に送出する。
尚、撮像素子11はCCDに限られることはなく、撮像素子11として、例えば、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の他の素子を使用することもできる。
A/D変換回路12は、入力された電気信号としての画像情報に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行っての良好なS/N比の保持、AGC(Automatic Gain Control)処理を行っての利得の制御、A/D(Analog/Digital)変換を行ってのデジタル信号としての画像データーの生成等を行う。
第1のドライバー13は、制御ブロック6の後述するCPUの指令に基づいて後述する圧電素子に対して駆動信号を送出する。
第2のドライバー14は、タイミング生成回路15から出力されたタイミング信号に基づいて撮像素子11に対して駆動信号を送出する。
タイミング生成回路15は、制御ブロック6による制御に応じて、所定のタイミングを提供するタイミング信号を生成する。
カメラブロック2には、可動部10を、例えば、光軸に直交するXY方向(図2参照)へ移動させる駆動手段として機能する圧電素子24、25が設けられている。圧電素子24は可動部10を、例えば、X方向へ移動させる駆動手段として機能し、圧電素子25は可動部10を、例えば、Y方向へ移動させる駆動手段として機能する。
圧電素子24、25は通電されることにより略曲率半径が一定の状態で変形する。このとき圧電素子24、25には電荷が蓄積される。圧電素子24、25はそれぞれ一端部が固定部26、27に固定され、それぞれXY方向に対応する方向へ変形する。尚、固定部26、27は支持ベース20上に配置されていてもよい。または、固定部26が可動ベース19上に配置され、固定部27が支持ベース20上に配置されていてもよい。
圧電素子24、25には、大別して、バイモルフ型とユニモルフ型とが存在するが、カメラブロック2には、例えば、バイモルフ型の圧電素子24、25が用いられている。尚、圧電素子24、25として、ユニモルフ型を用いることも可能である。
圧電素子24、25の他端部には、図2に示すように、それぞれ係合ピン28、29が取り付けられ、該係合ピン28、29がそれぞれレンズ保持体18の支持孔18cと可動ベース19の摺動孔19cに摺動自在に支持されている。
カメラブロック2には電荷量センサー30が設けられている。電荷量センサー30は、圧電素子24、25に蓄積される電荷量を検出し、例えば、図示しない検出回路に組み込まれている。電荷量センサー30からの出力は制御ブロック6の後述するCPUに入力される。
カメラDSP3は、A/D変換回路12から入力した画像データーに対して、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)等の信号処理を行う。AF、AE、AWB等の信号処理が行われた画像データーは、所定の方式でデーター圧縮され、制御ブロック6を介して記録媒体100に出力され、該記録媒体100にファイルとして記録される。
カメラDSP3には、SDRAMコントローラー31が設けられ、該SDRAMコントローラー31の指令によりSDRAM4に対して高速でデーターの読み書きが行われる。
制御ブロック6は、CPU(Central Processing Unit)32、RAM(Random Access Memory)33、フラッシュROM(Read Only Memory)34、時計回路35等の各部がシステムバス36を介して接続されて構成されたマイクロコンピュータであり、撮像装置1の各部を制御する機能を有する。
CPU32は第1のドライバー13やタイミング生成回路15を介して第2のドライバー14等に指令信号を送出し、これらの各部を動作させる。CPU32には、電荷量センサー30によって検出され圧電素子24、25に蓄積された電荷量の情報が入力され、CPU32によって入力された電荷量の情報に基づいて第1のドライバー13に対して指令信号が出力される。
図3は、圧電素子24、25の変位量(変形量)と電荷量センサー30により検出された電荷量との関係を示すグラフ図である。
図3に示すように、圧電素子24、25の変位量は、該圧電素子24、25に蓄積される電荷量に対して比例関係にある。また、圧電素子24、25はこれによる変形が生じると、生じた変形量に比例する量の電荷が蓄積されるという特性を有している。
従って、圧電素子24、25に蓄積された電荷量を検出し、この検出された電荷量から印加される駆動電圧に応じて圧電素子24、25に注入又は放出される電荷量を差し引くことにより、外力によって圧電素子24、25に蓄積された電荷量を算出することができる。尚、圧電素子24、25に印加されていた駆動電圧より高い駆動電圧が印加されたときには圧電素子24、25に電荷が注入され、圧電素子24、25に印加されていた駆動電圧より低い駆動電圧が印加されたときには圧電素子24、25から電荷が放出されることになる。
このように、圧電素子24、25を用いることにより、手ブレが生じたときの慣性力によって可動部10に付与された外力の大きさ、即ち、ブレ量を、可動部10の変位に伴って変形される圧電素子24、25に蓄積された電荷量を検出することにより推測することができる。従って、圧電素子24、25は可動部10をXY方向へ移動させるための駆動手段として機能する他、可動部10に生じるブレ量を検出するブレ検出手段としても機能する。
撮像装置1にあっては、「圧電素子24、25に注入又は圧電素子24、25から放出される電荷量と電荷量センサー30によって検出され圧電素子24、25に蓄積された電荷量との差」と「「可動部10に生じると推測されるブレ量」との関係が、予め、マップ情報としてフラッシュROM34等に記憶されている。従って、撮像装置1による撮影時には、常時、電荷量センサー30によって圧電素子24、25に蓄積された電荷量が検出され、この検出結果がCPU32に電荷量の情報として入力される。このとき上記したマップ情報が読み出されてCPU32から可動部10に生じたブレ量を補正するための補正量に応じた指令信号が第1のドライバー13に対して出力され、CPU32の指令に基づいて第1のドライバー13から圧電素子24、25に対して駆動信号が出力されて該圧電素子24、25に対して必要な駆動電圧が印加される。
RAM33は処理の途中結果を一時記憶する等、主に作業領域として用いられる。
フラッシュROM34には、CPU32において実行する種々のプログラムや各処理に必要となるデーター等が記憶される。
時計回路35は、現在年月日、現在曜日、現在時刻、撮影日時等を出力する回路である。
操作部7は撮像装置1の筐体に設けられたタッチパネルやコントロールキー等であり、操作部7に対する操作に応じた信号がCPU32に入力され、該CPU32によって入力した信号に基づいて各部に指令信号が送出される。
LCD8は、例えば、筐体に設けられ、システムバス36に接続されたLCDコントローラー37によって制御される。LCD8には、LCDコントローラー37の駆動信号に基づいた画像データー等の各種の情報が表示される。
外部インターフェース9はシステムバス36に接続されている。外部インターフェース9を介して外部機器200、例えば、外部のパーソナルコンピューターと接続し、このパーソナルコンピューターから画像データーを受け取って記録媒体100に記録したり、記録媒体100に記録されている画像データーを外部のパーソナルコンピューター等に出力することができる。尚、記録媒体100はシステムバス36に接続された媒体インターフェース5を介して制御ブロック6に接続される。
また、外部インターフェース9に外部デバイス200、例えば、通信モジュールを接続することにより、例えば、インターネット等のネットワークに接続し該ネットワークを通じて種々の画像データーやその他の情報を取得し、これらのデーターや情報を記録媒体100に記録したり、記録媒体100に記録されているデーターを、ネットワークを通じて目的とする相手先に送信したりすることができる。
尚、外部インターフェース9は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)等の有線用インターフェースとして設けることも可能であり、また、光や電波による無線用インターフェースとして設けることも可能である。
一方、記録媒体100に記録された画像データーは、ユーザーによって行われた操作部7に対する操作に応じた操作信号に基いて記録媒体100から読み出され、媒体インターフェース5を介してカメラDSP3に送出される。
カメラDSP3は、記録媒体100から読み出されて入力された圧縮されている画像データーについて、データー圧縮の解凍処理(伸張処理)を行い、解凍後の画像データーをシステムバス36を介してLCDコントローラー37に送出する。LCDコントローラー37は、この画像データーに基づいた画像信号をLCD8に送出する。LCD8には画像信号に基づいた画像が表示される。
以上のように構成された撮像装置1において、圧電素子24、25と係合ピン28、29と電荷量センサー30は可動部10の移動制御を行うレンズ駆動機構38の構成要素とされ、該レンズ駆動機構38と可動部10はレンズユニット39の構成要素とされる(図1参照)。
撮像装置1において、上記したように、CPU32の指令により第1のドライバー13から圧電素子24、25に対して駆動信号が出力されると、図示しない電源回路から圧電素子24、25に対して駆動電圧が印加される。
圧電素子24、25に対して駆動電圧が印加されると圧電素子24、25が変形され、この変形に伴って可動部10がXY方向へ移動されブレ補正動作が行われる(図4及び図5参照)。このとき圧電素子24、25に取り付けられた係合ピン28、29は、それぞれレンズ保持体19の支持孔19c、可動ベース20の摺動孔20c内を摺動される。
以上に記載した通り、撮像装置1にあっては、レンズ駆動機構38に圧電素子24、25を用いているため、機構の簡素化を図ることができると共に及び配置スペースが少なくて済むため小型化を図ることができる。
また、可動部10を移動させる駆動手段と可動部10に生じるブレ量を検出するブレ検出手段とを圧電素子24、25によって兼用しているため、容易にクローズドループ制御(フィードバック制御)を行うことが可能であり、リアルタイムにブレを補正することができ、ブレ補正に関する制御の適正化を図ることができる。
尚、上記には、可動部10をXY方向へ移動させてブレ補正を行う例を示したが、ブレ補正はX方向又はY方向の何れかの方向とすることも可能であり、この場合には一方の圧電素子24又は圧電素子25を用いればよい。
また、上記には、光軸方向へ移動されるズームレンズ又はフォーカスレンズを有する可動部10を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行う例を示したが、ブレ補正用のレンズとして、光軸方向へ移動せず光軸に直交する方向にのみ移動可能な専用のレンズを用いることも可能である。この場合のブレ補正用のレンズは、ガイド軸23、23に支持されている必要はない。
尚、上記に示した上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の適用においては、これらの方向に限定されることはない。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図5と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 圧電素子が変形される前の状態を可動部とともに一部を断面にして示す拡大正面図である。 圧電素子の変位量と電荷量センサーにより検出された電荷量との関係を示すグラフ図である。 圧電素子が変形され可動部がX方向へ移動された状態を一部を断面にして示す拡大正面図である。 圧電素子が変形され可動部がY方向へ移動された状態を一部を断面にして示す拡大正面図である。
符号の説明
1…撮像装置、10…可動部、11…撮像素子、16…可動レンズ、24…圧電素子、25…圧電素子、30…電荷量センサー、38…レンズ駆動機構、39…レンズユニット

Claims (3)

  1. 可動レンズを有する可動部を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行うレンズ駆動機構であって、
    通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、
    該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを備え、
    可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにした
    ことを特徴とするレンズ駆動機構。
  2. 可動レンズを有する可動部と該可動部を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行うレンズ駆動機構とを備えたレンズユニットであって、
    レンズ駆動機構は、
    通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、
    該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを備え、
    可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにした
    ことを特徴とするレンズユニット。
  3. 可動レンズを有する可動部と該可動部を光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行うレンズ駆動機構と撮像光学系によって結像された像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    レンズ駆動機構は、
    通電により変形を生じ可動部に移動力を付与する圧電素子と、
    該圧電素子に蓄積される電荷量を検出する電荷量センサーとを備え、
    可動部を光軸に直交する方向へ移動させるときに、圧電素子に注入又は圧電素子から放出される電荷量と電荷量センサーによって検出され圧電素子に蓄積された電荷量との差に基づいて可動部に付与された外力を推測して圧電素子に対する通電量を決定するようにした
    ことを特徴とする撮像装置。
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