JP2003141833A - ヘッド位置決め装置、およびこれを用いたディスク装置 - Google Patents
ヘッド位置決め装置、およびこれを用いたディスク装置Info
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
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Abstract
装置において、振動や衝撃などの外乱を受けても、常に
安定な動作で位置決め制御が可能なヘッド位置決め装
置、およびそれを用いたディスク装置を提供する。 【解決手段】 振動検出部160は、微動アクチュエー
タ52の変位量に応じた相対変位信号y2を入力し、高
周波成分のみを抽出する。微動アクチュエータ52は、
位置誤差信号e2に基づき生成された微動制御信号u2
と上記高周波成分とを微動補正部164で合成した信号
に応じて駆動される。また、粗動アクチュエータ51
は、相対変位信号y2に基づき生成された粗動制御信号
u1と上記高周波成分とを粗動補正部163で合成した
信号に応じて駆動される。
Description
ュエータを有するヘッド位置決め装置、およびこれを用
いたディスク装置に関する。
ディスク状の記録媒体上で目標位置に高速にヘッドの位
置決めを行い、大容量の映像情報、音声情報、文字情報
などを高速で記録再生する高記録密度のディスク装置
が、市場から強く要請されており、ヘッドの高速高精度
な位置決め技術が種々提案されている。このような高速
高精度の位置決めを実現する技術として、主要な駆動機
構と、補助の駆動機構との二つの駆動機構が協働するよ
うに制御することでヘッドの位置決めを行う手法が注目
されている。
複数のトラックジャンプなどの大移動のために使用さ
れ、ボイスコイルモータ(以下、VCMと呼ぶ)などに
より、シャーシに取り付けられた軸を中心にヘッド支持
機構を回転させ、ヘッドおよびヘッドスライダを動か
す。補助の駆動機構は、主としてトラック追従や1トラ
ックジャンプなどの高速で微小な位置決めを行うために
使用され、圧電素子であるピエゾ素子などにより、主要
な駆動機構の先端部で、可動範囲は狭いが広帯域に制御
され、速い応答性でヘッドおよびヘッドスライダの位置
決めを行う。主要な駆動機構と補助の駆動機構とを有し
た駆動機構部を、一般に二重アクチュエータ、あるいは
ピギーバックアクチュエータと呼ばれる。また、主要な
駆動機構は粗動アクチュエータ、補助の駆動機構は微動
アクチュエータとそれぞれ呼ばれ、このような二重アク
チュエータによるヘッドの位置決め制御手法が高速高精
度な位置決め手法として提案されている(例えば、特開
平10−255418号公報)。
素子は、圧電効果と逆圧電効果の両機能を併せ持ってい
る。すなわち、逆圧電効果としての制御電圧によるひず
みを利用した微少な変位による位置制御と同時に、圧電
効果としての変位により発生する電圧を利用して、微少
な変位量を検出することができる。このため、この両機
能を利用したセルフセンシングアクチュエータと呼ばれ
るアクチュエータ制御手法も提案されている(例えば、
日本機械学会論文集64巻624号、2931〜293
7(1998−8)「仮想ブリッジ回路に基づくセルフ
センシング・アクチュエータを用いたはりの軌跡制御」
参照)。さらに、このようなアクチュエータ制御手法を
ディスク装置に応用した技術として、粗動アクチュエー
タで駆動されるヘッド支持機構上に、微動アクチュエー
タとしてピエゾ素子を搭載し、ピエゾ素子の圧電効果と
逆圧電効果の両機能を利用して高速高精度な位置決め制
御が可能な二重アクチュエータ制御手法も提案されてい
る(例えば、特開昭60−35383号公報)。
チュエータを、ディスク装置に加わる振動や衝撃を検出
するためのセンサとしても機能させ、振動や衝撃による
ヘッド位置の変動を補正する二重アクチュエータ制御手
法も提案されている(例えば、特開平4−330679
号公報)。
い、微動アクチュエータ自体を振動センサとして機能さ
せて、振動等によって生じるヘッド位置の変動を補正可
能としたヘッド位置決め装置の構成図である。以下、図
5を参照して、従来例としてのヘッド位置決め装置につ
いて説明する。
つである磁気ディスク11(以下、ディスクと呼ぶ)に
情報の記録再生を行う磁気ヘッド12(以下、ヘッドと
呼ぶ)は、ヘッドスライダ13の先端部分に一体的に取
り付けられている。ヘッドスライダ13は、微動アクチ
ュエータ52の先端部分に搭載され、さらに微動アクチ
ュエータ52はヘッド支持機構14の先端部に連結され
ている。ヘッド支持機構14は、ディスク装置本体に設
けた回転軸140を中心として粗動アクチュエータ51
により駆動され、微動アクチュエータ52と協働してヘ
ッド12の位置決めを行う。また、粗動アクチュエータ
51は、制御部96の粗動駆動信号d1により、目標位
置Rまでヘッド12を含むヘッド支持機構14を移動さ
せる。微動アクチュエータ52は、制御部96の微動駆
動信号d2により、ヘッド支持機構14の先端側に搭載
されたヘッド12が、ヘッド支持機構14の延長線上で
ある中心位置Y1から、変位量Y2だけ微少に変位する
ように制御される。ヘッド12は、ディスク11上にあ
らかじめ記録されたサーボ情報より、ヘッド12の現在
位置Yを示す現在位置信号yを読み取る。一方、微動ア
クチュエータ52による中心位置Y1からヘッド位置Y
までの変位量Y2は、ピエゾ素子等を用いて検出するこ
とができる。ここでは、微動アクチュエータ52の実際
の微小な変位量Y2を相対変位信号y2として検出して
いる。制御部96は、現在位置信号yと、相対変位信号
y2と、目標位置Rまで移動させるために指示された目
標位置信号rとを入力し、それぞれ演算し、粗動駆動信
号d1、および微動駆動信号d2を生成する。ヘッド1
2は、この演算結果より得られた駆動信号により目標位
置Rに位置決めされる。このような構成により、目標ト
ラックに向けての位置決め制御が行われる。
検出用ゲート信号gを入力している。制御部96は、こ
の振動検出用ゲート信号gの指令により外部からの振動
を検出し、振動等によるヘッド位置の変動の補正を行
う。
影響を補正する動作について説明するために示した動作
タイミングチャートである。図6に示すように、本従来
例のヘッド位置決め装置は、時刻0からT1までは、粗
動アクチュエータ51によって大まかな位置決めを行
う。時刻T1からT2までは、変位量Y2で示すような
微動アクチュエータ52の変位によって、目的のトラッ
クにヘッド12が位置するように位置決めを行う。続い
て、振動検出用ゲート信号gにより、そのゲート期間で
あるT2からT3において、微動アクチュエータ52を
一定変位量に保持し、微動アクチュエータ52からの振
動情報を検出する。すなわち、制御部96は、ヘッド1
2が目標位置Rに達した時点で、微動アクチュエータ5
2の変位量Y2を一定量に保持する。この間、微動アク
チュエータ52自体がセンサとして機能し、制御部96
は、相対変位信号y2を振動情報として利用する。さら
に、制御部96では、この間の振動情報を微動アクチュ
エータ52、および粗動アクチュエータ51の制御信号
にフィードバックして、振動による変動を打ち消すよう
に駆動する。
るヘッド位置の変動を補正することができる。さらに、
加速度センサなどの特別な振動検出の要素を設けず、も
ともとヘッド位置決め用として設けられている微動アク
チュエータ52を振動検出の手段として併用しているの
で、低コストに構成できる。
来例では、振動検出用ゲート信号gが指令された期間以
外は振動検出ができないため、例えばシーク動作中につ
いては、振動に対する補正が困難であるという課題を有
していた。
2からT3までの期間で示した、ほぼ目標位置に到達し
てからのフォロイング動作中においては、外部からの衝
撃や振動を検出してヘッド位置の変動を補正可能であ
る。しかし、時刻0からT2までの期間のようなヘッド
12が移動期間中は、微動アクチュエータ52を振動や
衝撃を検出するセンサとして利用できず、このような期
間において外部より衝撃や振動を受けたとき、ヘッド位
置の変動を十分に補正できず、位置決めを行うまでの時
間の増大を招く可能性があった。
移動しているときには、外部からの衝撃や振動により、
ヘッド12の位置が所定位置から大きくずれてしまい、
位置決め時間が増大するおそれがあった。
るためになされたもので、二重アクチュエータによる位
置決め制御系に簡易な要素を付加することにより、外部
から振動や衝撃を受けても、常に安定な動作で位置決め
制御が可能なヘッド位置決め装置、およびこれを用いた
ディスク装置を提供することである。
め、本発明のヘッド位置決め装置は、ヘッド移動手段と
して粗動アクチュエータおよび微動アクチュエータによ
るアクチュエータと、アクチュエータを協働させて目標
位置にヘッドを移動させ微動アクチュエータの変位量の
絶対値が最小となるように位置決め制御する制御手段と
を具備する。さらに、制御手段は、粗動アクチュエータ
および微動アクチュエータを位置決め制御するための制
御信号を生成する位置決め制御手段と、微動アクチュエ
ータの変位量に応じた信号に含まれる高周波成分のみを
抽出する振動検出手段と、制御信号と高周波成分とを合
成する外乱補正手段とを有した構成である。
クチュエータの変位量に応じた信号に含まれる高周波成
分のみを、外乱により振動する振動成分として抽出す
る。外乱補正手段は、この抽出された振動成分を利用し
て、外乱の影響を補正する。これにより、特別に加速度
センサなどを設ける必要はなく、もともと設けられてい
る微動アクチュエータを利用して、外乱を検出すること
ができる。さらに、振動検出手段は、微動アクチュエー
タの変位量に応じた信号に含まれる位置決め制御のため
の制御成分と外乱による振動成分とを、周波数的に分
離、抽出する。このため、本発明のヘッド位置決め装置
は、微動アクチュエータ52が一定変位量に保持される
期間というような、時間的制限を受けずに外乱による振
動成分を検出できる。従って、本発明によれば、ヘッド
位置決め装置が動作時は常に、外乱による位置決め制御
への影響を補正することができ、これによって、動作時
は常に外乱による位置決め精度の劣化を抑制することが
できる。
ィスク状の記録媒体に情報の記録再生を行うヘッドを搭
載し、ヘッドの微細な位置決めを行う微動アクチュエー
タと、微動アクチュエータを搭載したヘッド支持機構を
移動させ、ヘッドの粗い位置決めを行う粗動アクチュエ
ータと、微動アクチュエータの変位、および粗動アクチ
ュエータによるヘッドの移動を制御する制御部とを具備
する。さらに、制御部は、微動制御部と、粗動制御部
と、振動検出部と、微動補正部と、粗動補正部とを有す
る。微動制御部は、ヘッドを目標位置に位置決めするた
めの目標位置信号とヘッドにより再生された記録媒体上
のサーボ情報からの現在位置信号との差分を位置誤差信
号として入力し、位置誤差信号に基づいて微動アクチュ
エータの変位を制御するための微動制御信号を生成す
る。粗動制御部は、微動アクチュエータの変位量に対応
した相対変位信号を入力し、相対変位信号に基づいて粗
動アクチュエータによるヘッドの移動を制御するため粗
動制御信号を生成する。振動検出部は、相対変位信号を
入力し、相対変位信号に含まれる高周波成分を抽出し、
抽出した高周波成分を振動検出信号とし、振動検出信号
に所定の増幅率で増幅した信号を微動補正信号、および
粗動補正信号として出力する。微動補正部は、微動制御
信号と微動補正信号とを合成した信号を微動合成信号と
して出力する。粗動補正部は、粗動制御信号と粗動補正
信号とを合成した信号を粗動合成信号として出力する。
そして、微動アクチュエータは微動合成信号に応じて駆
動され、粗動アクチュエータは粗動合成信号に応じて駆
動される構成である。
チュエータからの相対変位信号に含まれる、外乱により
振動する振動成分のみを抽出する。外乱補正部は、この
抽出された振動成分を利用して、外乱の影響を補正す
る。これにより、特別に加速度センサなどを設ける必要
はなく、もともと設けられている微動アクチュエータを
利用することができる。さらに、振動検出部は、相対変
位信号に含まれる位置決め制御のための制御成分と外乱
による振動成分とを、周波数的に分離、抽出する。この
ため、本発明のヘッド位置決め装置は、微動アクチュエ
ータが一定変位量に保持される期間というような、時間
的制限を受けずに外乱による振動成分を検出できる。従
って、本発明によれば、ヘッド位置決め装置が動作時は
常に、外乱による位置決め制御への影響を補正すること
ができ、これによって、動作時は常に外乱による位置決
め精度の劣化を抑制することができる。
記微動アクチュエータが、圧電素子で構成される。
用して、微動アクチュエータの変位量に対応した相対変
位信号を検出できるとともに、逆圧電効果を利用して微
動合成信号に応じて微動アクチュエータを駆動すること
で、微動アクチュエータの変位を制御できる。
記振動検出部が、所定帯域幅内の高周波の信号成分を抽
出するバンドパスフィルタを有し、バンドパスフィルタ
により抽出された信号成分を振動検出信号として出力す
る構成である。
の相対変位信号に含まれる外乱による振動成分を容易
に、しかも常に抽出することができる。これにより、特
別に加速度センサなどを設ける必要はなく、もともと設
けられている微動アクチュエータからの相対変位信号を
利用して、時間的制限を受けずに外乱による振動成分を
検出できる。さらに、この検出した振動検出信号を利用
して、動作時は常に外乱による位置決め精度の劣化を抑
制することができる。
記振動検出部が、さらに、微小振幅の信号成分を除去す
る、非線形特性を有したコアリング回路を有し、コアリ
ング回路は、バンドパスフィルタにより抽出された高周
波の信号成分を入力し、非線形特性に基づき非線形処理
した信号を振動検出信号として出力する構成である。
号に含まれる位置決め制御のための制御成分と外乱によ
る振動成分とを分離し、外乱による振動成分を検出する
ことができる。これにより、この検出した振動検出信号
を利用して、動作時は常に、また精度よく、外乱による
位置決め精度の劣化を抑制することができる。
ド位置決め装置を有した構成である。
を設ける必要はなく、もともと設けられている微動アク
チュエータを利用して、外乱を検出することができる。
さらに、本発明のディスク装置は、時間的制限を受けず
に外乱による振動成分を検出できる。従って、本発明に
よれば、ディスク装置が動作時は常に、外乱による位置
決め制御への影響を補正することができ、これによっ
て、動作時は常に外乱による位置決め精度の劣化を抑制
することができる。
め装置の実施の形態について、磁気ディスク装置を例に
とり、図面を参照して説明する。
1の実施の形態であるヘッド位置決め装置の構成図であ
る。
つである磁気ディスク11(以下、ディスクと呼ぶ)に
情報の記録再生を行う磁気ヘッド12(以下、ヘッドと
呼ぶ)は、ヘッドスライダ13の先端部分に一体的に取
り付けられている。ヘッドスライダ13は、微動アクチ
ュエータ52の先端部分に搭載され、さらに微動アクチ
ュエータ52は、ヘッド支持機構14の先端部に連結さ
れている。ヘッド支持機構14は、ディスク装置本体に
設けた回転軸140を中心として粗動アクチュエータ5
1により駆動され、微動アクチュエータ52と協働して
ヘッド12の位置決めを行う。このように、本ヘッド位
置決め装置での位置決め機構の構成は、粗動アクチュエ
ータ51と微動アクチュエータ52との二重アクチュエ
ータの構成である。粗動アクチュエータ51は、ボイス
コイルモータなどによりヘッド支持機構14を回転駆動
することで、先端のヘッド12を動かし、主としてシー
ク動作や複数のトラックジャンプなどの大移動のために
使用される。一方、微動アクチュエータ52は、ピエゾ
素子などの圧電素子あるいは電歪素子により、可動範囲
は狭いが広帯域に制御され、速い応答性で先端のヘッド
12を動かし、主としてトラック追従や1トラックのジ
ャンプなどの高速で微小な位置決めに使用される。
機構は、制御手段としての制御部16からの制御信号に
基づいて駆動され位置決めする。制御部16は、微動ア
クチュエータ52の変位量に応じた信号、位置検出部6
6で生成された現在位置信号y、および所要の位置決め
動作をさせるため指示された目標位置信号rなどに基づ
いて制御信号を生成する。位置検出部66は、ヘッド1
2からディスク11に記録されたサーボ情報を読み出
し、ヘッド12の現在位置を示す現在位置信号yを生成
する。
位置信号yと目標位置信号rとを減算し、目標位置まで
の位置誤差を示す位置誤差信号e2を生成する。微動制
御部162は、位置誤差信号e2を入力し、位置誤差信
号e2に対して所定の伝達特性のフィルタ処理、および
増幅処理を行い、微動制御信号u2を生成する。微動制
御部162は、微動アクチュエータ52を位置決め制御
するための微動制御信号u2を生成する。微動補正部1
64は、微動制御信号u2と、後述する振動検出部16
0からの微動補正信号a2とを合成し、合成した信号を
微動合成信号ua2として出力する。微動駆動部64
は、この微動合成信号ua2に応じて微動アクチュエー
タ52を駆動できる微動駆動信号d2に変換し、微動駆
動信号d2により微動アクチュエータ52を駆動する。
また、本ヘッド位置決め装置は、微動アクチュエータ5
2の変位量を検出する。制御部16は、微動アクチュエ
ータ52の変位量に応じた検出信号を相対変位信号y2
として入力する。粗動制御部161は、相対変位信号y
2を入力し、相対変位信号y2に対して所定の伝達特性
のフィルタ処理、および増幅処理を行い、粗動アクチュ
エータ51を位置決め制御するための粗動制御信号u1
を生成する。粗動補正部163は、粗動制御信号u1
と、後述する振動検出部160からの粗動補正信号a1
とを合成し、合成した信号を粗動合成信号ua1として
出力する。粗動駆動部63は、この粗動合成信号ua1
に応じて粗動アクチュエータ51を駆動できる粗動駆動
信号d1に変換し、粗動駆動信号d1により粗動アクチ
ュエータ51を駆動する。また、微動補正部164、お
よび粗動補正部163により外乱補正部165が構成さ
れる。
160は、微動アクチュエータ52からの相対変位信号
y2を入力し、外部から加えられた振動や衝撃によって
発生した振動成分としての高周波成分を抽出し、この振
動成分に基づき振動や衝撃による影響を低減するための
微動補正信号a2、および粗動補正信号a1を生成す
る。制御部16は、微動制御信号u2に微動補正信号a
2を合成して微動アクチュエータ52を駆動し、粗動制
御信号u1に粗動補正信号a1を合成して粗動アクチュ
エータ51を駆動する。制御部16は、このような構成
により、粗動アクチュエータ51と微動アクチュエータ
52とを駆動して、両アクチュエータによるヘッド12
の位置決めを行う。すなわち、制御部16において、振
動検出部160は、微動アクチュエータ52の変位量に
応じた信号に含まれる高周波成分のみを抽出する振動検
出手段として機能し、また、外乱補正部165は、制御
信号と、振動検出部160で抽出した高周波成分とを合
成することで、振動や衝撃などの外乱によるヘッド位置
の変動を補正する外乱補正手段として機能する。
ータ52は、破線aで示したヘッド支持機構14の延長
線上の位置を中心位置Y1として、ディスク11の内周
方向や外周方向へ変位し、ヘッド12の微小な位置決め
を行う。ここでは、中心位置Y1からヘッド12の位置
までを、変位量Y2で示している。本ヘッド位置決め装
置は、粗動アクチュエータ51による位置、すなわち中
心位置Y1と、微動アクチュエータ52の変位量Y2と
を併せてヘッド12のヘッド位置Yとして、ヘッド12
を目標位置Rまで移動させ、目標位置Rで目標トラック
に追従させるような位置決めを行う。
クチュエータを制御する位置決め制御系のブロック図で
ある。
め制御動作について、この装置における位置決め制御系
をモデル化したブロック図を用いて説明する。
クチュエータ51によるヘッド12の位置Y1の仮想信
号y1と、微動アクチュエータ52による変位量Y2に
相当する相対変位信号y2とを、加算器99で加算して
現在位置信号yとしたモデルで示している。現在位置信
号yは、目標トラックまで移動させるために指示された
目標位置Rに相当する目標位置信号rより、減算器65
によって減算される。この減算による差分は、位置誤差
を示す位置誤差信号e2として出力される。この位置誤
差信号e2は、微動制御部162に入力され、通常は、
この位置誤差信号e2に基づいて微動アクチュエータ5
2が位置制御される。一方、微動アクチュエータ52に
よるヘッド位置の変位量Y2は、ピエゾ素子を用いるこ
とで検出可能である。本実施の形態では、微動アクチュ
エータ52の変位量Y2を相対変位信号y2として検出
している。この相対変位信号y2は、粗動制御部161
に入力され、通常は、この相対変位信号y2に基づいて
粗動アクチュエータ51によるヘッド12の移動が制御
される。このような構成により、目標トラックに向けて
トラック間の移動動作を行うシーク動作モードと、目標
トラックの中心にヘッドを追従させるフォロイング動作
モードとの二つの動作モードに対して、粗動アクチュエ
ータ51と微動アクチュエータ52との協働によってヘ
ッド12の位置決めをする、位置決め制御が行われる。
め動作時に振動や衝撃の影響を受けても、これらの影響
を抑制するため、振動や衝撃を検出する振動検出部16
0、および振動や衝撃の影響を抑制するための外乱補正
部165を備えている。外乱補正部165は、粗動補正
部163、および微動補正部164により構成される。
振動検出部160は、バンドパスフィルタ600、増幅
器601、および増幅器602により構成される。バン
ドパスフィルタ600は、微動アクチュエータ52から
の相対変位信号y2を入力し、相対変位信号y2に含ま
れる所定帯域幅内の高周波の信号成分を抽出し、抽出し
た信号成分を振動検出信号bとして出力する。振動検出
信号bは、それぞれ所定のゲインを有する増幅器60
1、および増幅器602で増幅される。増幅器602か
らは、微動補正信号a2が微動補正部164に出力さ
れ、増幅器601からは、粗動補正信号a1が粗動補正
部163に出力される。振動検出部160は、このよう
な構成により、ヘッド12の位置決め制御に影響する振
動や衝撃などの外乱によるヘッド位置の変動を信号とし
て検出する。さらに、振動検出部160は、検出した信
号に基づいて補正するための信号を生成する。本ヘッド
位置決め装置は、この生成した信号を粗動補正信号a
1、および微動補正信号a2として、振動や衝撃の影響
を抑制するために利用する。
は、微動アクチュエータ52の相対変位信号y2から外
乱に含まれる振動成分を抽出する振動検出部160、お
よび抽出した振動成分により振動や衝撃の影響を抑制す
るための外乱補正部165を有することを特徴とする。
とき、本実施の形態のヘッド位置決め装置によれば、常
に振動や衝撃の影響を抑制することが可能となり、これ
により常に安定な位置決め制御が可能となる動作につい
て説明する。
撃などの外乱を受けない場合の通常の位置決め動作につ
いて述べる。目標トラックが指示されると、現在位置を
示す現在位置信号yと目標位置信号rとの差が生じる。
この差は、位置誤差信号e2として微動制御部162に
入力される。微動制御部162は応答性が速いため、ま
ず微動アクチュエータ52が目標トラック方向に変位す
る。また、微動アクチュエータ52の変位量は相対変位
信号y2として検出され、粗動制御部161はこの相対
変位信号y2を入力する。このため、粗動アクチュエー
タ51により、ヘッド支持機構14も目標トラック方向
へ移動を始め、シーク動作が開始される。微動アクチュ
エータ52が目標方向に変位したままで、かつその変位
量に相当する相対変位信号y2で粗動アクチュエータ5
1が制御されながら、ヘッド12は、ほぼ定常速度で目
標トラック方向に向けて移動する。目標トラックに近づ
くに従い、位置誤差信号e2が減少してくるため微動ア
クチュエータ52の変位量も減少し、ヘッド12は、速
度を落としながら目標トラックに接近する。設定条件に
もよるが、通常は、微動アクチュエータ52が変位した
状態で、ヘッド12は一度目標トラックまで達する。そ
の後、微動アクチュエータ52の変位量がゼロとなるよ
うに、微動アクチュエータ52と粗動アクチュエータ5
1とにより、ヘッド12の位置は目標トラック位置を中
心にして振動する。この過渡時を経て、最終的には、微
動アクチュエータ52の変位量がほぼゼロの状態で、ヘ
ッド12は目標トラックに追従し、フォロイング動作に
入る。
アクチュエータ51および微動アクチュエータ52によ
る二重アクチュエータと、この二重アクチュエータを制
御する制御手段とを備えており、制御手段としての制御
部16は、この二重アクチュエータを協働させて目標位
置にヘッド12を移動させ、微動アクチュエータ52の
変位量の絶対値が最小、すなわちゼロとなるように位置
決め制御する。
置誤差信号e2に基づき微動アクチュエータ52を制御
し、微動アクチュエータ52の相対変位信号y2に基づ
き粗動アクチュエータ51を制御する。これにより、本
ヘッド位置決め装置は、微動アクチュエータ52と粗動
アクチュエータ51とが協働して、ヘッド12のトラッ
ク間の移動およびトラック追従動作を行う。さらに、シ
ーク動作などによりヘッド12が目標トラックに達した
とき、微動アクチュエータ52の変位量がゼロとなるよ
うに位置決め制御が行われる。よって、本ヘッド位置決
め装置は、フォロイング動作のようなトラック追従動作
において、微動アクチュエータ52の変位量がゼロを中
心とした、最も安定した状態でトラック追従動作を行う
ことができる。
合の位置決め動作において、相対変位信号y2の周波数
成分を考えた場合、この周波数成分は、直流成分に近い
ところに分布していると言える。すなわち、シーク動作
時は微動アクチュエータ52が目標位置方向に一定変位
したままで動作し、フォロイング動作時は変位量がほぼ
ゼロで動作しており、周波数の観点からすると直流成分
に近い。言い換えれば、本ヘッド位置決め装置は、シー
ク動作からフォロイング動作に入る過渡期を除いて、微
動アクチュエータ52が正負の変位を繰り返すような振
動的動作を行わない。これに対して、例えば、微動アク
チュエータが変位量ゼロを中心にランダムに目標位置に
向けて変位するようなヘッド位置決め手法であれば、正
負の変位を繰り返すような動作を含むため、相対変位信
号は高い周波数成分も含めて広帯域な周波数成分を有す
る。
を受けない通常の場合、相対変位信号y2の周波数成分
は直流成分付近に分布している。言い換えれば、この場
合、相対変位信号y2は、周波数的に直流成分付近に分
布する位置決め制御のための信号成分のみを有してい
る。よって、相対変位信号y2における位置決め制御の
ための信号成分は、バンドパスフィルタ600を通過せ
ず、その結果、通常の場合、本ヘッド位置決め装置は、
外乱補正部165がない状態と同等の動作を行う。すな
わち、本ヘッド位置決め装置は、上記説明のような通常
の位置決め動作を行う。
衝撃などの外乱を受けた場合、微動アクチュエータ52
やヘッド支持機構14はその外乱に応じて振動する。こ
のような外乱としては、ディスク装置内部で発生するス
ピンドルモータの軸ぶれや、位置決め機構の機構共振、
またディスク装置外部からの振動、衝撃等がある。これ
ら外乱は、その原因によりある周波数成分の近辺に分布
している。これらの周波数成分が位置決め制御系に振動
として加わるため、この振動が位置決めの精度に影響を
及ぼす。本ヘッド位置決め装置は、微動アクチュエータ
52をこのような振動成分を検出するセンサとしても利
用し、常に、検出した信号を利用して振動による位置決
め精度の劣化を抑制することを可能としている。
作について説明する。例えば、ディスク装置に振動や衝
撃が加わると、ヘッド12は、位置決め制御系で制御さ
れている所定の位置より強制的に外されることとなる。
ヘッド位置決め装置は、この影響を抑えるように目標位
置へ再度引き込む動作をする。しかし、振動や衝撃の強
度が大きいと、ヘッド位置決め装置による引き込み動作
に打ち勝って、振動や衝撃による強制的な振動が継続す
る。微動アクチュエータ52も、このような振動に合わ
せて強制的な意図しない変位が繰り返される。よって、
外乱が加わると、相対変位信号y2は、位置決め制御の
ための信号成分(以下、制御成分と呼ぶ)に加えて、外
乱により振動する信号成分(以下、振動成分と呼ぶ)が
重畳されることとなる。
め、周波数的にはある程度高い周波数成分である。この
ことより、外乱が加わったとき、バンドパスフィルタ6
00の出力には、ある程度高い周波数成分、すなわち振
動成分のみを抽出した信号が出力される。言い換えれ
ば、バンドパスフィルタ600は、外乱による振動成分
を抽出する動作を行う。特に、通常の動作で説明したよ
うに、相対変位信号y2の制御成分としては、シークや
フォロイングなどの位置決め動作にかかわらず、周波数
的には直流成分付近に分布する。このため、本発明によ
れば、バンドパスフィルタ600により、制御成分と外
乱による振動成分とを分離可能である。すなわち、本発
明は、バンドパスフィルタ600により、位置決め制御
のための信号成分と外乱により振動する信号成分とを周
波数的に分離しているため、位置決め動作の状態にかか
わらず、常に、外乱により振動する信号成分が検出可能
である。
ての振動検出信号bは所定のゲインで増幅されて微動補
正信号a2として加算器で構成される微動補正部164
に出力され、また粗動補正信号a1として加算器で構成
される粗動補正部163に出力される。微動補正部16
4は、位置決め制御のための微動制御信号u2に、さら
に振動や衝撃による強制的な振動を打ち消すための微動
補正信号a2を加える。よって、微動駆動信号d2は、
振動や衝撃により振動する微動アクチュエータ52の振
動を抑制するように駆動する。また、粗動補正部163
は、位置決め制御のための粗動制御信号u1に、さらに
振動や衝撃による強制的な振動を打ち消すための粗動補
正信号a1を加える。よって、粗動駆動信号d1は、振
動や衝撃により振動する粗動アクチュエータ51の振動
を抑制するように駆動する。なお図示してないが、制御
部16において適宜位相補正を行うことで、外乱補正部
165が振動成分を打ち消すように構成することは言う
までもない。
位置決め装置は、フォロイング動作時など微動アクチュ
エータが一定変位量に保持されるような期間に限定され
ず、常に外乱による位置決め精度の劣化を抑制すること
ができる。すなわち、本ヘッド位置決め装置は、外乱に
よる微動アクチュエータ52の振動を、相対変位信号y
2に含まれる振動成分としてバンドパスフィルタ600
により抽出することで、振動を検出した振動検出信号b
としている。これにより、本ヘッド位置決め装置が動作
しているときは常に、外乱による振動が検出可能であ
る。さらに、振動検出信号bを利用して外乱の影響を補
正することで、外乱による位置決め精度の劣化を抑制す
ることができ、常に安定な動作でヘッド12の位置決め
制御が可能となる。
おける振動検出部160の他の具体的な構成の一例を示
すブロック図である。図2の構成要素に対応する構成要
素については同一の符号を付しており、また、振動検出
部は振動検出部260で示している。本振動検出部26
0は、複数のバンドパスフィルタを有し、さらにコアリ
ング回路を有しているところが、図2で説明した振動検
出部160と異なっている。
は、微動アクチュエータ52から検出した相対変位信号
y2を入力する。振動検出部260のバンドパスフィル
タ600、610は、それぞれこの相対変位信号y2を
入力し、相対変位信号y2に含まれる所定の高周波の信
号成分を抽出し、抽出した信号成分をそれぞれ振動抽出
信号b0、b1として出力する。バンドパスフィルタ6
00とバンドパスフィルタ610とは、それぞれが異な
る中心周波数となるようにあらかじめ設定されている。
このため、それぞれが、異なる周波数の信号成分を抽出
して出力する。バンドパスフィルタ600、610から
の振動抽出信号b0、b1は、加算器603により加算
される。加算器603からの加算結果は、振動検出信号
bとして、非線形処理を行うコアリング回路604に入
力される。図3の(b)は、このコアリング回路604
の非線形特性の一例を示した特性図である。図3の
(b)において、横軸はコアリング回路604の入力信
号の入力レベルを示し、縦軸はコアリング回路604の
出力信号の出力レベルを示している。このような非線形
特性により、入力信号に含まれる微小振幅の信号成分は
除去され、比較的大きな振幅の信号成分のみが出力され
る。コアリング回路604より出力された信号cは、そ
れぞれ所定のゲインを有する増幅器601、および増幅
器602で増幅される。それぞれ増幅された信号は、図
2で説明した振動検出部160と同様に、増幅器602
から微動補正信号a2として微動補正部164に出力さ
れ、増幅器601から粗動補正信号a1として粗動補正
部163に出力される。
り、振動検出部160と同様に、外乱による微動アクチ
ュエータ52の振動成分を抽出し、抽出した振動成分と
しての信号を利用して、外乱の影響を補正するための微
動補正信号a2、および粗動補正信号a1を生成する。
明する。まず、振動検出部260は、バンドパスフィル
タ600とバンドパスフィルタ610との二つのバンド
パスフィルタを有している。これにより、二種類の外乱
に対しての周波数成分が検出可能としている。外乱とな
る振動や衝撃の要因はさまざまであり、特定の周波数と
して決まっていない。このため、振動検出部260に二
つのバンドパスフィルタを備えることで、それぞれの要
因により位置決め制御系に加わる外乱の振動成分を検出
可能としている。なお、ここでは二つのバンドパスフィ
ルタとしたが、これに限定されるものでなく複数のバン
ドパスフィルタを備えてもよい。また、逆に、振動検出
部160のように一つのバンドパスフィルタであって
も、周波数帯域を広帯域にして、より広範囲な外乱要因
に対応することも可能である。このように、振動検出部
260は、複数のバンドパスフィルタを備えることで、
種々の要因による外乱の振動成分を検出する。
路604を有している。これにより、検出した振動成分
に含まれる微小振幅の信号成分を除去し、比較的大きな
振幅の信号成分のみを出力している。すなわち、これま
での説明では、相対変位信号y2の制御成分は周波数的
には直流成分付近に分布するとしたが、より正確には、
この制御成分は微小振幅の高周波成分を含んでいる。例
えば、シーク動作からフォロイング動作に入る過渡期に
おいて、微動アクチュエータ52は、正負の変位、すな
わち振動を繰り返してフォロイング動作に移る。また、
フォロイング動作時においても、微動アクチュエータ5
2は微小な正負の変位をしながら目標トラックに追従す
る。このように、上記過渡期やフォロイング時には、相
対変位信号y2の制御成分が微小振幅の高周波成分を含
んでいる。このため、このような振動する制御成分が加
算器603の出力に混入して出力される。このような振
動する制御成分は外乱による振動成分ではないため、振
動検出部160のような構成では、通常の位置決め動作
において悪影響が生じる。このため、コアリング回路6
04は、上記過渡期やフォロイング時の振動する制御成
分を除去するために設置している。すなわち、このよう
な振動する制御成分は微小振幅であるため、図3の
(b)のような非線形特性により除去可能となる。一
方、振動や衝撃などによる外乱の振動成分は、大きな振
幅の信号であるため、除去されずにコアリング回路60
4から出力される。このように、振動検出部260は、
コアリング回路604を備えることで、振動や衝撃など
による外乱のみの振動成分をより精度よく抽出してい
る。
分を、精度よく分離、抽出された振動成分としての信号
cは所定のゲインで増幅されて微動補正信号a2として
微動補正部164に出力され、また粗動補正信号a1と
して粗動補正部163に出力される。これにより、本ヘ
ッド位置決め装置は、振動や衝撃により振動する微動ア
クチュエータ52、および粗動アクチュエータ51に対
してこの影響を打ち消すように作用し、動作時は常に外
乱による位置決め精度の劣化を抑制することができる。
は、図3の(b)のような特性としたが、他の特性も可
能である。すなわち、コアリング回路604の非線形特
性は、微小な振幅の信号成分を除去し、大きな振幅の信
号成分のみを出力するような非線形特性であればよい。
また、コアリング回路604は、加算器603の後段に
設置した構成で説明したが、それぞれのバンドパスフィ
ルタ600、610の後段にそれぞれコアリング回路を
設置し、それぞれコアリング回路の出力を加算するよう
な構成でも同様の効果が得られる。
2の実施の形態である磁気ディスク装置の構成図であ
る。本第2の実施の形態の磁気ディスク装置は、第1の
実施の形態で説明したヘッド位置決め装置を磁気ディス
ク装置に利用した一例である。
り回転するディスク状の記録媒体の一つである磁気ディ
スク11(以下、ディスクと呼ぶ)に情報の記録再生を
行う磁気ヘッド12(以下、ヘッドと呼ぶ)はヘッドス
ライダ13の先端部分に一体的に取り付けられている。
ヘッドスライダ13は、微動アクチュエータ52の先端
部分に搭載され、さらに微動アクチュエータ52はヘッ
ド支持機構14の先端部に連結されている。ヘッド支持
機構14は、磁気ディスク装置本体の回転軸140を中
心として粗動アクチュエータ51により駆動され、微動
アクチュエータ52と協働してヘッド12の位置決めを
行う。粗動アクチュエータ51、微動アクチュエータ5
2、およびヘッド支持機構14を併せて位置決め機構1
5と呼ぶ。このように、本実施の形態の位置決め機構1
5は、粗動アクチュエータ51と微動アクチュエータ5
2との二重アクチュエータの構成である。粗動アクチュ
エータ51は、ボイスコイルモータなどによりヘッド支
持機構14を回転させることで、先端のヘッド12を動
かし、主としてシーク動作や複数のトラックジャンプな
どの大移動のために使用される。一方、微動アクチュエ
ータ52は、ピエゾ素子の変位などにより可動範囲は狭
いが広帯域な位置制御をすることで、先端のヘッド12
を動かし、主としてトラック追従や1トラックのジャン
プなど高速で微少な位置決めに使用される。
た制御部6からの制御信号に応じて駆動され位置決めす
る。制御部6は、微動アクチュエータ52の変位量に対
応した相対変位信号y2、ヘッド12から読み出したサ
ーボ情報を利用して位置検出部66により生成された現
在位置信号y、および所要の位置決め動作をさせるため
指示された目標位置信号rなどにより制御信号を生成す
る。制御信号は、駆動回路で駆動信号d1およびd2に
変換して、粗動アクチュエータ51および微動アクチュ
エータ52を駆動して、両アクチュエータのサーボ制御
を行う。
説明した図1の制御部16を、振動検出部は図2の振動
検出部160、または図3の振動検出部260用いるこ
とができる。これにより、フォロイング動作時など微動
アクチュエータが一定変位量に保持されるような期間に
限定されず、常に外乱による位置決め精度の劣化を抑制
することを可能とした磁気ディスク装置が実現できる。
決めする制御手段としての制御部16の構成は、図1に
示すような構成により二重アクチュエータを制御する構
成として説明したが、二重アクチュエータを協働させて
目標位置にヘッド12を移動させ微動アクチュエータ5
2の変位量の絶対値が最小となるように位置決め制御す
るような制御手段であれば他の構成でもよい。
は、微動補正部164、および粗動補正部163の双方
で行う構成で説明したが、どちらか一方のみの補正でも
よい。
の記録再生を行うヘッド12として説明したが、一つの
ヘッドで情報の記録と再生とを行う構成であっても、あ
るいはヘッドスライダ13に二つのヘッドを有し、一方
が記録、他方が再生を行う構成であってもよい。
面に記録や再生を行う例を挙げて説明したが、ディスク
11の両面に記録や再生を行うためのヘッド位置決め装
置、およびディスク装置であっても、あるいは複数のデ
ィスクを有して一括して回転させ記録や再生を行うため
のヘッド位置決め装置、およびディスク装置であっても
よい。
を例として説明したが、本発明はそれに限定されるもの
ではなく、例えば光りヘッドを利用した形態の光ディス
ク装置などにも適用することができる。
置決め装置、およびこれを用いたディスク装置は、位置
決め動作時に振動や衝撃の影響を受けても、これらの影
響を抑制するため、振動や衝撃を検出する振動検出部、
および振動や衝撃の影響を抑制するための外乱補正部を
備えている。振動検出部は、バンドパスフィルタを有し
ており、バンドパスフィルタにより、微動アクチュエー
タからの相対変位信号に含まれる、外乱により振動する
振動成分のみを抽出する。外乱補正部は、この抽出され
た振動成分を利用して、外乱の影響を補正する。これに
より、特別に加速度センサなどを設ける必要はなく、も
ともと設けられている微動アクチュエータを利用するこ
とができる。さらに、振動検出部は、相対変位信号に含
まれる位置決め制御のための制御成分と外乱による振動
成分とを、周波数的に分離、抽出する。このため、本発
明のヘッド位置決め装置、およびディスク装置は、微動
アクチュエータが一定変位量に保持される期間というよ
うな、時間的制限を受けずに外乱による振動成分を検出
できる。従って、本発明によれば、ヘッド位置決め装
置、およびディスク装置は、常に外乱による位置決め制
御への影響を補正することができ、これによって、常に
外乱による位置決め精度の劣化を抑制することができ、
常に安定な動作で位置決め制御ができる。
置の構成図
置のブロック図
の他の構成を示すブロック図 (b)は、振動検出部におけるコアリング回路の非線形
特性の一例を示す特性図
の構成図
めの動作タイミングチャート
Claims (6)
- 【請求項1】 ヘッド移動手段として粗動アクチュエー
タおよび微動アクチュエータによるアクチュエータと、
前記アクチュエータを協働させて目標位置に前記ヘッド
を移動させ前記微動アクチュエータの変位量の絶対値が
最小となるように位置決め制御する制御手段とを具備し
たヘッド位置決め装置において、 前記制御手段は、 前記粗動アクチュエータおよび前記微動アクチュエータ
を位置決め制御するための制御信号を生成する位置決め
制御手段と、 前記微動アクチュエータの前記変位量に応じた信号に含
まれる高周波成分のみを抽出する振動検出手段と、 前記制御信号と前記高周波成分とを合成する外乱補正手
段とを有することを特徴とするヘッド位置決め装置。 - 【請求項2】 ディスク状の記録媒体に情報の記録再生
を行うヘッドを搭載し、前記ヘッドの微細な位置決めを
行う微動アクチュエータと、 前記微動アクチュエータを搭載したヘッド支持機構を移
動させ、前記ヘッドの粗い位置決めを行う粗動アクチュ
エータと、 前記微動アクチュエータの変位、および前記粗動アクチ
ュエータによる前記ヘッドの移動を制御する制御部とを
具備し、 前記制御部は、 前記ヘッドを前記目標位置に位置決めするための目標位
置信号と前記ヘッドにより再生された前記記録媒体上の
サーボ情報からの現在位置信号との差分を位置誤差信号
として入力し、前記位置誤差信号に基づいて前記微動ア
クチュエータの変位を制御するための微動制御信号を生
成する微動制御部と、 前記微動アクチュエータの変位量に対応した相対変位信
号を入力し、前記相対変位信号に基づいて前記粗動アク
チュエータによる前記ヘッドの移動を制御するため粗動
制御信号を生成する粗動制御部と、 前記相対変位信号を入力し、前記相対変位信号に含まれ
る高周波成分を抽出し、抽出した前記高周波成分を振動
検出信号とし、前記振動検出信号に所定の増幅率で増幅
した信号を微動補正信号、および粗動補正信号として出
力する振動検出部と、 前記微動制御信号と前記微動補正信号とを合成した信号
を微動合成信号として出力する微動補正部と、 前記粗動制御信号と前記粗動補正信号とを合成した信号
を粗動合成信号として出力する粗動補正部とを有し、 前記微動アクチュエータは前記微動合成信号に応じて駆
動され、前記粗動アクチュエータは前記粗動合成信号に
応じて駆動されることを特徴とするヘッド位置決め装
置。 - 【請求項3】 前記微動アクチュエータは圧電素子で構
成されることを特徴とする請求項2記載のヘッド位置決
め装置。 - 【請求項4】 前記振動検出部は、所定帯域幅内の高周
波の信号成分を抽出するバンドパスフィルタを有し、前
記バンドパスフィルタにより抽出された信号成分を前記
振動検出信号として出力することを特徴とする請求項2
または請求項3記載のヘッド位置決め装置。 - 【請求項5】 前記振動検出部は、さらに、微小振幅の
信号成分を除去するような非線形特性を有するコアリン
グ回路を有し、 前記コアリング回路は、前記バンドパスフィルタにより
抽出された前記高周波の信号成分を入力し、前記非線形
特性に基づき非線形処理した信号を前記振動検出信号と
して出力することを特徴とする請求項4記載のヘッド位
置決め装置。 - 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか一項に記
載のヘッド位置決め装置を有するディスク装置。
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