JP4134066B2 - ヘッド位置検出方法および記録媒体駆動装置 - Google Patents

ヘッド位置検出方法および記録媒体駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、記録媒体上の記録トラックにヘッドを位置決めする記録媒体駆動装置に関する。
いわゆるディスクリートトラック媒体は広く知られる。こうした媒体には、隣接する記録トラック同士を隔てる分離トラックが区画される。記録トラックでは、データ領域とサーボセクタ領域とが交互に区画される。ヘッドの位置決めにあたって、サーボセクタ領域から位置決め用の磁気情報が読み出される。
特開平06−195907号公報
以上のような媒体の製造にあたって、まず、基板上に記録トラックおよび分離トラックが形成される。その後、サーボセクタ領域には磁気情報が書き込まれる。しかしながら、記録トラックおよび磁気情報の相対的な位置決めは難しい。正確な位置決めにあたって作業時間は増大してしまう。製造コストは増大する。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、比較的に簡単に正確な位置決めを実現することができる記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法および記録ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、隣接する記録トラック同士を隔てる分離トラックおよび記録トラックの境界上で記録トラックの幅方向に振動に基づきヘッドを移動させる工程と、記録トラックに基づきヘッドから供給される出力の最大値から最大値までの間隔 とこの間隔t に隣接する最大値から最大値までの間隔t との差分を検出する工程と、検出された差分に基づき、ヘッドの位置を特定する位置情報を生成する工程とを備えることを特徴とする記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法は提供される。
こうしたヘッド位置検出方法では、ヘッドは記録トラックおよび分離トラックの境界上で移動する。記録トラックに基づきヘッドから供給される出力は、記録トラックの幅方向の位置すなわち時間とともに変化する。こうした出力の変化に基づきヘッドの位置情報は生成される。こうして生成された位置情報に基づき比較的に簡単に正確な位置決めは実現されることができる。しかも、記録媒体では位置決め用の情報の確立は省略されることができる。記録媒体の製造にあたって作業は簡略化されることができる。作業時間は短縮されることができる。
こういったヘッド位置検出方法は、位置情報に基づき、記録トラックの中心線に向かってヘッドを移動させる工程をさらに備えてもよい。こうして位置情報に基づきヘッドが記録トラックの中心線に向かって移動すれば、いわゆるトラッキングサーボ制御が実現されることができる。トラッキングサーボ制御に基づきヘッドは記録トラックの中心線を辿り続けることができる。
こうしたヘッド位置検出方法は、ヘッドの移動にあたって、記録トラック上で第1領域にヘッドを配置する工程と、記録トラック上で第1領域に隣接する第2領域にヘッドを配置し、ヘッドの書き込み動作を許容する工程とをさらに備えてもよい。こうして第1領域でヘッドの正確な位置決めが実現された後、第2領域で書き込み動作が実施されればよい。その結果、ヘッドの書き込み動作は正確な位置に高い精度で実施されることができる。第2領域には位置決め用の磁気情報が書き込まれてもよい。前述されるように、第1領域で正確な位置決めが実現されれば、第2領域では正確な位置に高い精度で位置決め用の磁気情報は書き込まれることができる。こうして位置決め用の磁気情報が書き込まれる記録媒体では、トラッキングサーボ制御は高い精度で実現されることができる。
第2発明によれば、隣接する記録トラック同士を隔てる分離トラックを区画する記録媒体と、記録媒体に向き合わせられるヘッドと、ヘッドを支持し、記録トラックの幅方向に振動に基づきヘッドを移動させる駆動機構と、分離トラックおよび記録トラックの境界上で記録トラックの幅方向に移動するヘッドから供給される出力の最大値から最大値までの間隔t とこの間隔t に隣接する最大値から最大値までの間隔t との差分を検出し、検出された差分に基づき前記駆動機構の動きを制御する制御回路を備えることを特徴とする記録媒体駆動装置は提供される。
こうした記録媒体駆動装置では、駆動機構の働きでヘッドは記録トラックおよび分離トラックの境界上で移動する。記録トラックに基づきヘッドから供給される出力は、記録トラックの幅方向の位置すなわち時間とともに変化する。こうした出力の変化に基づき制御回路は駆動機構の動きを制御することができる。その結果、比較的に簡単に正確な位置決めは実現されることができる。しかも、記録媒体では位置決め用の情報の確立は省略されることができる。記録媒体の製造にあたって作業工程は簡略化されることができる。作業時間は短縮されることができる。
以上のように本発明によれば、比較的に簡単に正確な位置決めを実現することができる記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法および記録ディスク駆動装置は提供されることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明に係る記録ディスク駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は箱形の筐体すなわちエンクロージャ12を備える。エンクロージャ12は、例えば平たい直方体の内部空間すなわち収容空間を区画する箱形の筐体本体13を備える。筐体本体13は例えばアルミニウムといった金属材料から鋳造に基づき成形されればよい。筐体本体13には蓋体すなわちカバー(図示されず)が結合される。カバーと筐体本体13との間で収容空間は密閉される。カバーは例えばプレス加工に基づき1枚の板材から成形されればよい。
筐体本体13の外側にはプリント基板(図示されず)が取り付けられる。プリント基板には、CPU(中央処理演算装置)やHDC(ハードディスクコントローラ)といったLSIチップのほか、コネクタが実装される。CPUやHDCの働きでHDD11の動作は制御される。コネクタには、例えばホストコンピュータのメインボードから延びる制御信号用ケーブルや電源用ケーブルが受け入れられる。CPUやHDCは電源用ケーブルから供給される電力に基づき動作する。
エンクロージャ12の収容空間には記録媒体としての1枚以上の磁気ディスク14が収容される。磁気ディスク14はスピンドルモータ15の回転軸に装着される。スピンドルモータ15は例えば5400rpmや7200rpm、10000rpmといった高速度で磁気ディスク14を回転させることができる。
収容空間には駆動機構すなわちヘッドアクチュエータ16がさらに収容される。このヘッドアクチュエータ16は、垂直方向に延びる支軸17に回転自在に支持されるアクチュエータブロック18を備える。アクチュエータブロック18には、支軸17から水平方向に延びる剛体のアクチュエータアーム19が規定される。アクチュエータアーム19は磁気ディスク14の表面および裏面ごとに配置される。アクチュエータブロック18は例えば鋳造に基づきアルミニウムから成型されればよい。
アクチュエータアーム19の先端にはヘッドサスペンション21が取り付けられる。ヘッドサスペンション21は、アクチュエータアーム19の先端から前方に向かって延びる。周知の通り、ヘッドサスペンション21の前端には浮上ヘッドスライダ22が支持される。浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の表面に向き合わせられる。
浮上ヘッドスライダ22にはいわゆる磁気ヘッドすなわち電磁変換素子(図示されず)が搭載される。この電磁変換素子は、例えば、スピンバルブ膜やトンネル接合膜の抵抗変化を利用して磁気ディスク14から情報を読み出す巨大磁気抵抗効果(GMR)素子やトンネル接合磁気抵抗効果(TMR)素子といった読み出しヘッドと、薄膜コイルパターンで生成される磁界を利用して磁気ディスク14に情報を書き込む薄膜磁気ヘッドといった書き込みヘッドとで構成されればよい。
浮上ヘッドスライダ22には、磁気ディスク14の表面に向かってヘッドサスペンション21から押し付け力が作用する。磁気ディスク14の回転に基づき磁気ディスク14の表面で生成される気流の働きで浮上ヘッドスライダ22には浮力が作用する。ヘッドサスペンション21の押し付け力と浮力とのバランスで磁気ディスク14の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ22は浮上し続けることができる。周知の通り、複数枚の磁気ディスク14が筐体本体13内に組み込まれる場合には、隣接する磁気ディスク14同士の間で2本のアクチュエータアーム19すなわち2つのヘッドサスペンション21が配置される。
アクチュエータブロック18には動力源すなわちボイスコイルモータ(VCM)23が接続される。このVCM23の働きでアクチュエータブロック18は支軸17回りで回転することができる。こうしたアクチュエータブロック18の回転に基づきアクチュエータアーム19およびヘッドサスペンション21の揺動は実現される。浮上ヘッドスライダ22の浮上中に支軸17回りでアクチュエータアーム19が揺動すると、浮上ヘッドスライダ22は半径方向に磁気ディスク14の表面を横切ることができる。
図2は本発明の第1実施形態に係る磁気ディスク14の構造を概略的に示す。磁気ディスク14の表裏面には磁気ディスク14の周方向に沿って複数筋の記録トラック25、25…が延びる。記録トラック25は同心円状に形成される。記録トラック25は磁性体から構成される。記録トラック25に磁気情報は書き込まれる。隣接する記録トラック25、25同士は非記録トラックすなわち分離トラック26で隔てられる。分離トラック26は、記録トラック25と同様に、磁気ディスク14の周方向に沿って同心円状に延びる。分離トラック26は非磁性体から構成される。
磁気ディスク14の表裏面には、磁気ディスク14の半径方向に沿って湾曲しつつ延びる複数筋(例えば60本)の第1領域すなわちサーボセクタ領域27が規定される。サーボセクタ領域27では、いわゆるサーボパターンの確立は省略される。サーボセクタ領域27の湾曲は電磁変換素子の移動経路に基づき設定される。隣接するサーボセクタ領域27の間には第2領域すなわちデータ領域28が確保される。データ領域28内で記録トラック25に磁気情報は書き込まれる。こうして各記録トラック25にはサーボセクタ領域27およびデータ領域28が交互に区画される。
図3に示されるように、磁気ディスク14は基板31を備える。基板31には例えばガラス基板が用いられればよい。基板31の表面には磁性膜32が積層される。この磁性膜32に記録トラック25は確立される。磁性膜32には溝33が形成される。溝33には非磁性材料が埋め込まれる。こうして分離トラック26は確立される。ここでは、記録トラック25のトラック幅は分離トラック26のトラック幅の4倍程度に設定されればよい。記録トラック25および分離トラック26の表面には平坦面34が規定される。平坦面34は、例えばダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜といった保護膜35や、例えばパーフルオロポリエーテル(PFPE)膜といった潤滑膜36で被覆されればよい。こうした磁気ディスク14はいわゆる面内磁気記録媒体として構成される。磁性膜32では磁化容易軸は面内方向に設定される。サーボセクタ領域27の記録トラック25では、一定の周波数でS極とN極とが交互に確立されればよい。
図4に示されるように、HDD11には制御回路すなわちトラッキング制御回路37が組み込まれる。トラッキング制御回路37は、電磁変換素子の読み出しヘッドから供給される再生信号に基づきいわゆるトラッキングサーボ制御を実現する。トラッキングサーボ制御では、浮上ヘッドスライダ22上の電磁変換素子と予め決められた軌道との乖離量に基づき支軸17回りでヘッドアクチュエータ16の回転量は決定される。ヘッドアクチュエータ16は浮上ヘッドスライダ22を記録トラック25の中心線に向かって移動させる。こういったトラッキングサーボ制御の働きに基づき、電磁変換素子は磁気ディスク14の1記録トラック25上を辿ることができる。
トラッキング制御回路37には読み出し回路38から読み出しヘッドの再生信号が供給される。読み出し回路38は読み出しヘッドにセンス電流を供給する。読み出しヘッドの抵抗変化はセンス電流の電圧変化に現れる。電圧変化に基づき検出された再生信号は出力演算回路39に供給される。出力演算回路39は、読み出し回路38から供給される再生信号の出力の変化を検出する。検出された出力の変化に基づき、出力演算回路39では、電磁変換素子の位置を特定する位置情報が生成される。位置情報に基づき制御信号は生成される。制御信号はVCM23に供給される。VCM23は制御信号の大きさに基づき支軸17回りでヘッドアクチュエータ16を回転させる。ヘッドアクチュエータ16の回転に基づき電磁変換素子と記録トラック25の中心線との乖離は解消される。こうしてトラッキングサーボ制御は実現される。
高周波生成回路41は、トラッキング制御回路37で生成される制御信号に高周波信号を間欠的に重畳させる。この高周波信号では、トラッキングサーボ制御に用いられるサーボ帯域よりも十分に高い周波数が設定されればよい。こうした制御信号に基づきVCM23はヘッドアクチュエータ16を回転させることができる。その一方で、高周波信号に基づきヘッドアクチュエータ16に振動が引き起こされることができる。こうして高周波信号でサーボ帯域よりも高い周波数が設定されれば、トラッキングサーボ制御に対する高周波信号の影響は回避されることができる。
読み出しヘッド42がその全体で1記録トラック25から磁界を受ける場合には、読み出しヘッド42の出力は最大値を示す。ここでは、図5に示されるように、読み出しヘッド42の外周側エッジ42aおよび内周側エッジ42bが1記録トラック25上に留められる限り、読み出しヘッド42は最大値の出力を維持する。外周側エッジ42aや内周側エッジ42bが1記録トラック25から離れるにつれて読み出しヘッド42の出力は減少していく。その一方で、図6に示されるように、読み出しヘッド42が2つの記録トラック25から同時に磁界を受ける場合には、読み出しヘッド42は最大限に非磁性の分離トラック26の影響を受ける。ここでは、外周側エッジ42aおよび内周側エッジ42bのいずれか一方が境界44、45上に留められる場合にも、読み出しヘッド42は最小値の出力を維持する。記録トラック25から漏れ出る磁界の磁界分布に応じて、出力の最小値や最大値を示す半径方向位置は変位する。
いま、磁気ディスク14の回転中に読み出しヘッド42の中心線CHが記録トラック25の中心線CR上に位置決めされる場面を想定する。例えば図7に示されるように、磁気ディスク14の回転に基づき読み出しヘッド42は記録トラック25上を辿る。読み出しヘッド42がサーボセクタ領域27上に配置されると、高周波生成回路41は制御信号に高周波信号を重畳させる。こうしてヘッドアクチュエータ16は振動する。浮上ヘッドスライダ22はサーボセクタ領域27で磁気ディスク14の半径方向に振動する。その結果、読み出しヘッド42は例えば移動軌跡43に沿って移動する。このとき、読み出しヘッド42は最初に磁気ディスク14の外周側に向かって移動する。振動の幅は記録トラック25の中心線CRを基準に外周側および内周側で同一に設定される。
読み出しヘッド42は記録トラック25および分離トラック26の境界44、45上で記録トラック25の幅方向に移動する。読み出しヘッド42が外周側から内周側に分離トラック26上から記録トラック25の中心線CR上に向かって移動すると、読み出しヘッド42の出力値は最小値から最大値に向かって増大する。このとき、読み出しヘッド42はその全体で記録トラック25から磁界を受ける限り、最大値は所定の時間にわたって維持される。読み出しヘッド42が外周側から内周側に向かってさらに移動すると、読み出しヘッド42の出力値は最大値から最小値に向かって減少する。このとき、読み出しヘッド42が2つの記録トラック25から磁界を受ける限り、最小値は所定の時間にわたって維持される。
図8は読み出しヘッドの出力値の波形を示す。波形の検出にあたって、出力演算回路39では読み出しヘッド42の再生信号に基づき出力振幅が算出される。図8から明らかなように、外周側から内周側に向かう移動の際の出力値は、内周側から外周側に向かう移動の際の出力値と同一の波形を有する。その結果、振動に基づき出力値では同一の波形が繰り返し検出される。出力演算回路39では、最大値から最大値までの間隔すなわち時間tおよび時間tが算出される。時間tおよび時間tの差分は算出される。読み出しヘッド42は記録トラック25の中心線CRを基準に振動することから、同一の時間tおよび時間tが算出される。こうして時間tおよび時間tの差分「0」が算出される。このときの時間tおよび時間tは基準時間に相当する。したがって、差分「0」が検出される限り、読み出しヘッド42の中心線CHは記録トラック25の中心線CR上に位置決めされていることが確認される。
例えば浮上ヘッドスライダ22や磁気ディスク14の振動その他の要因に基づき記録トラック25の中心線CRから半径方向に微妙に読み出しヘッド42のずれが観察される。例えば図9に示されるように、読み出しヘッド42の中心線CHが記録トラック25の中心線CRから外周側にずれて位置決めされる場面を想定する。前述と同様に、磁気ディスク14の回転に基づき読み出しヘッド42は記録トラック25上を辿る。読み出しヘッド42がサーボセクタ領域27上に配置されると、高周波生成回路41は制御信号に高周波信号を重畳させる。ヘッドアクチュエータ16は振動する。読み出しヘッド42は例えば移動軌跡43aに沿って移動する。
図9から明らかなように、読み出しヘッド42は分離トラック26上から外周側に隣接する記録トラック25上に進入する。外周側から内周側に向かって移動する際、最大値に達する時間は遅れる。その結果、例えば図10に示されるように、前述の基準時間に比べて、時間tは減少する一方で、時間tは増大する。読み出しヘッド42の中心線CHが記録トラック25の中心線CR上からさらに外周側にずれて位置決めされると、例えば図11に示されるように、前述の基準時間に比べて、時間tはさらに減少する一方で、時間tはさらに増大する。出力演算回路37では時間tおよび時間tの差分が算出される。算出される差分は読み出しヘッド42の中心線CHと記録トラック25の中心線CRとの乖離量に相当する。こうして出力演算回路37では、読み出しヘッド42の位置を特定する位置情報が生成される。
生成された位置情報に基づき制御信号は生成される。制御信号はVCM23に供給される。VCM23は制御信号の大きさに基づき支軸17回りでヘッドアクチュエータ16を回転させる。こうして読み出しヘッド42の中心線CHは記録トラック25の中心線CR上に位置決めされる。読み出しヘッド42がデータ領域28上に配置されると、高周波生成回路41では高周波信号の重畳は停止する。その結果、読み出しヘッド42は記録トラック25の中心線CR上を辿り続けることができる。データ領域28では、書き込みヘッドの書き込み動作が許容される。書き込みヘッドはデータ領域28で記録トラック25に情報を書き込む。同様に、読み出しヘッドは、データ領域28で記録トラック25に書き込まれるビットデータ列を読み取ってもよい。こうして読み出しヘッド42は、サーボセクタ領域27で位置決めされつつ、データ領域28で書き込み動作や読み出し動作を実施する。
次に、例えば図12に示されるように、読み出しヘッド42の中心線CHが記録トラック25の中心線CRから内周側にずれて位置決めされる場面を想定する。前述と同様に、磁気ディスク14の回転に基づき読み出しヘッド42は記録トラック25上を辿る。読み出しヘッド42がサーボセクタ領域27上に配置されると、高周波生成回路41は制御信号に高周波信号を重畳させる。ヘッドアクチュエータ16は振動する。読み出しヘッドは例えば移動軌跡43bに沿って移動する。
図12から明らかなように、読み出しヘッド42は分離トラック26上から内周側に隣接する記録トラック25に進入する。外周側から内周側に向かって移動する際、最大値に達する時間は早まる。その結果、例えば図13に示されるように、前述の基準時間に比べて、時間tは増大する一方で、時間tは減少する。読み出しヘッド42の中心線CHが記録トラック25の中心線CR上からさらに内周側にずれて位置決めされると、例えば図14に示されるように、前述の基準時間に比べて、時間tはさらに増大する一方で、時間tはさらに減少する。出力演算回路37では、時間tおよび時間tの差分が算出される。出力演算回路37では、差分に基づき読み出しヘッド42の位置を特定する位置情報が生成される。生成された位置情報に基づき、前述と同様に、ヘッドアクチュエータ16のVCM23に対して制御信号は生成される。
以上のようなHDD11では、トラッキングサーボ制御にあたって、読み出しヘッド42は記録トラック25および分離トラック26の境界44、45上を移動する。読み出しヘッド42は記録トラック25に基づき再生信号を出力する。読み出しヘッド42の半径方向移動に基づき再生信号の出力は半径方向位置すなわち時間とともに変化する。こうした出力の変化に基づき読み出しヘッド42の位置情報は生成されることができる。生成された位置情報に基づきヘッドアクチュエータ16の制御信号は生成される。読み出しヘッド42は例えば記録トラック25の中心線CR上を辿り続けることができる。こうしてHDD11では比較的に簡単に正確な位置決めは実現されることができる。しかも、サーボセクタ領域27では、位置決め用の磁気情報すなわちサーボパターンの確立は省略されることができる。磁気ディスク14の製造にあたって作業は簡略化されることができる。作業時間は短縮されることができる。
その他、例えば図15に示されるように、本発明は磁気ディスク14aにも適用されることができる。この磁気ディスク14aでは、前述の磁性膜32に代えて基板31の表面に非磁性膜51が積層される。非磁性膜51には複数のナノホール52、52…が形成される。ナノホール52は例えば磁気ディスク14aの半径方向に延びればよい。各ナノホール52には複数の磁性体53が例えば等間隔に配列される。ナノホール52内では、磁性体53同士は非磁性体54で隔てられる。前述の記録トラック25は、磁気ディスク14aの周方向に延びるナノホール52の配列に基づき形成されればよい。ここでは、非磁性膜51や非磁性体54は例えばAl(アルミナ)から構成されればよい。磁性体53に磁気情報は書き込まれる。
図16に示されるように、磁気ディスク14aでは、基板31の表面に軟磁性層すなわち裏打ち層55が積層される。裏打ち層55の表面に前述の非磁性膜51が積層される。ここでは、ナノホール52は裏打ち層55に到達する。非磁性膜51の表面には平坦面34が規定される。平坦面34は前述の保護膜35や潤滑膜36で被覆されればよい。こうした磁気ディスク14aはいわゆる垂直磁気記録媒体として構成される。磁性体53では磁化容易軸は、基板31の表面に直交する垂直方向に設定される。サーボセクタ領域27の磁性体53では、極性はS極またはN極のいずれか一方に設定される。浮上ヘッドスライダ22の電磁変換素子にはいわゆる単磁極ヘッドが用いられればよい。
図17は、本発明の第2実施形態に係る磁気ディスク14bの構造を概略的に示す。この磁気ディスク14bの表裏面には、磁気ディスク14bの半径方向に沿って湾曲しつつ延びる複数筋(例えば60本)の第2領域すなわちサーボセクタ領域56が規定される。記録トラック25および分離トラック26はサーボセクタ領域56で分断される。サーボセクタ領域56は磁性体から構成される。サーボセクタ領域56には、位置決め用の磁気情報すなわちサーボパターンが確立される。サーボセクタ領域56の湾曲は読み出しヘッド42の移動経路に基づき設定される。隣接するサーボセクタ領域56の間には第1領域すなわちデータ領域57が確保される。データ領域57内で記録トラック25に磁気情報は書き込まれる。
こうした磁気ディスク14bは、磁気ディスク14と同様に、基板31や保護膜35、潤滑膜36を備える。磁性膜32に記録トラック25は確立される。同様に、磁性膜32にサーボセクタ領域56は確立される。この磁気ディスク14bは、いわゆる面内磁気記録媒体として構成される。記録トラック25では磁化容易軸は面内方向に設定される。こうしたHDD11には、周知のトラッキング制御回路や読み出し回路、出力演算回路(図示されず)が組み込まれればよい。その一方で、前述の高周波生成回路41の組み込みは省略されればよい。その他、前述の第1実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
磁気ディスク14bの回転中、読み出しヘッド42はトラッキングサーボ制御に基づき記録トラック25を追従し続ける。このトラッキングサーボ制御では、磁気ディスク14b上のサーボパターンに基づき読み出しヘッド42から再生信号が出力される。再生信号の位相ずれに基づき出力演算回路はVCM23の位置情報を生成する。位置情報に基づき制御信号が生成される。制御信号はVCM23に供給される。ヘッドアクチュエータ16の回転に基づき電磁変換素子と記録トラック25の中心線との乖離は解消される。こうしてトラッキングサーボ制御は実現される。
次に、磁気ディスク14bにサーボパターンを確立する方法を説明する。サーボパターンの確立に先立って、磁気ディスク14bが用意される。磁気ディスク14bでは、予め記録トラック25や分離トラック26が形成される。同様に、サーボセクタ領域56やデータ領域57が形成される。ただし、データ領域57の記録トラック25では、一定の周波数でS極とN極とが交互に確立されればよい。こうした磁気ディスク14bはHDD11内に組み込まれる。
HDD11では、スピンドルモータ15は磁気ディスク14bを回転させる。電磁変換素子58の書き込みヘッドは磁気ディスク14bの記録トラック25上を辿る。このとき、電磁変換素子58の読み出しヘッドがデータ領域57上に配置されると、VCM23に供給される制御信号にHDD11の外部から高周波信号が重ね合わせられる。高周波信号に基づきヘッドアクチュエータ16は振動する。浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14bの半径方向に振動する。こうして、図18に示されるように、電磁変換素子58は移動軌跡43cに沿って移動する。
このとき、出力演算回路では、電磁変換素子58の読み出しヘッドから再生信号の出力が供給される。前述の第1実施形態と同様に、トラッキングサーボ制御が実施される。出力演算回路では、時間tおよび時間tの差分に基づき書き込みヘッドの位置を特定する位置情報が生成される。生成された位置情報に基づき制御信号は生成される。制御信号はVCM23に供給される。VCM23は制御信号の大きさに基づき支軸17回りでヘッドアクチュエータ16を回転させる。こうして電磁変換素子58の中心線CHは記録トラック25の中心線CR上に位置決めされる。こうしたトラッキングサーボ制御にあたって、HDD11には例えば制御用ソフトウェアプログラムが組み込まれればよい。制御用ソフトウェアプログラムに基づき、トラッキング制御回路および出力演算回路は動作すればよい。
電磁変換素子58がサーボセクタ領域56上に配置されると、書き込みヘッドの書き込み動作は許容される。書き込みヘッドはサーボセクタ領域56の所定の領域で位置決め用の磁気情報を書き込む。こうしてサーボセクタ領域56では磁化反転領域59aが確立される。その後、トラッキングサーボ制御に基づき、電磁変換素子58の中心線CHは例えば磁気ディスク14bの半径方向に外周側に向かって所定のずれ量でずらされる。このとき、サーボセクタ領域56の所定の領域に位置決め用の磁気情報が書き込まれる。こうして磁化反転領域59bが確立される。同様に、トラッキングサーボ制御に基づき、電磁変換素子58の中心線CHは例えば磁気ディスク14bの半径方向に内周側に向かって所定のずれ量でずらされる。このとき、サーボセクタ領域56の所定の領域に位置決め用の磁気情報が書き込まれる。こうして磁化反転領域59cが確立される。こうしてサーボセクタ領域56ではサーボパターン61が確立される。
以上のようなHDD11では、サーボパターンの確立にあたってトラッキングサーボ制御が実施される。前述と同様に、浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14bの半径方向に振動することから、再生信号の出力は半径方向位置すなわち時間とともに変動する。こうして出力の変化が検出されれば、電磁変換素子58の位置情報は生成されることができる。生成された位置情報に基づきヘッドアクチュエータ16の制御信号は生成される。書き込みヘッドは例えば記録トラック25上で所定の位置に位置決めされることができる。このとき、サーボセクタ領域56でサーボパターン61が確立される。サーボパターン61は規定の領域に正確に確立されることができる。しかも、HDD11にはアクチュエータ駆動用挿入ピンが差し込まれる必要はない。HDD11では、アクチュエータ駆動用挿入ピンの挿入孔はエンクロージャ12から省略されることができる。
その他、図19に示されるように、本発明は磁気ディスク14cにも適用されることができる。磁気ディスク14cは、磁気ディスク14aと同様に、基板31の表面に非磁性膜51が積層されればよい。サーボセクタ領域56では、ナノホール52は例えば磁気ディスク14bの外周側から内周側に向かって半径方向に連続して延びればよい。ナノホール52には複数の磁性体53が等間隔に配列される。ナノホール52内では磁性体53同士は非磁性体54で隔てられればよい。サーボパターン61はサーボセクタ領域56内の磁性体53に確立されればよい。こうした磁気ディスク14cは、いわゆる垂直磁気記録媒体として構成されればよい。なお、前述の実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
その他、以上のようなHDD11では、ヘッドサスペンション21および浮上ヘッドスライダ22の間にマイクロアクチュエータ(図示されず)が挟み込まれてもよい。マイクロアクチュエータには例えばピエゾ素子(PZT)が用いられればよい。このマイクロアクチュエータは、制御信号に基づきヘッドサスペンション21および浮上ヘッドスライダ22の間で相対変位を引き起こすことができる。こういった相対変位は、例えばヘッドサスペンション21の先端で支軸17に平行な揺動軸回りに実現される。なお、前述の実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
図20に示されるように、マイクロアクチュエータには前述のトラッキング制御回路37が接続される。トラッキング制御回路37では、浮上ヘッドスライダ22上の電磁変換素子と予め決められた軌道との乖離量に基づき、支軸17回りでヘッドアクチュエータ16の回転量と、揺動軸回りで浮上ヘッドスライダ22の回転量とが決定される。こうして、ヘッドアクチュエータ16の粗動と浮上ヘッドスライダ22の微動とが組み合わせられる結果、電磁変換素子の読み出しヘッドや書き込みヘッドは一層高い精度で1記録トラック25上を辿り続けることができる。
出力演算回路39では、前述と同様に、読み出し回路38から供給される再生信号の出力の変化を検出する。検出された出力の変化に基づき、出力演算回路39では、電磁変換素子の位置を特定する位置情報が生成される。この位置情報に基づき制御信号は生成される。制御信号はVCM23およびマイクロアクチュエータに供給される。VCM23は制御信号の大きさに基づき支軸17回りでヘッドアクチュエータ16を回転させる。同時に、マイクロアクチュエータは制御信号の大きさに基づき揺動軸回りで浮上ヘッドスライダ22を回転させる。
高周波生成回路62は、マイクロアクチュエータに供給される制御信号に間欠的に高周波信号を重畳させる。こうした高周波信号に基づき浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の半径方向に振動する。こうした振動に基づき、前述と同様に、出力演算回路39では、電磁変換素子の位置を特定する位置情報は生成されることができる。位置情報に基づき生成される制御信号はVCM23およびマイクロアクチュエータに供給される。こうしてトラッキングサーボ制御は実現される。
本発明の記録媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)の内部構造を概略的に示す平面図である。 磁気ディスクの部分平面図である。 図2の3−3線に沿った拡大部分断面図である。 トラッキングサーボの制御系を概略的に示すブロック図である。 電磁変換素子の半径方向位置と読み出しヘッドの出力との関係を示す磁気ディスクの部分平面図である。 電磁変換素子の半径方向位置と読み出しヘッドの出力との関係を示す磁気ディスクの部分平面図である。 電磁変換素子の移動軌跡を概略的に示す磁気ディスクの部分平面図である。 読み出しヘッドの出力値の波形を示すグラフである。 電磁変換素子の移動軌跡を概略的に示す磁気ディスクの部分平面図である。 読み出しヘッドの出力値の波形を示すグラフである。 読み出しヘッドの出力値の波形を示すグラフである。 電磁変換素子の移動軌跡を概略的に示す磁気ディスクの部分平面図である。 読み出しヘッドの出力値の波形を示すグラフである。 読み出しヘッドの出力値の波形を示すグラフである。 一変形例に係る磁気ディスクの部分平面図である。 図15の16−16線に沿った拡大部分断面図である。 磁気ディスクの部分平面図である。 サーボパターンの確立の様子を概略的に示す磁気ディスクの部分平面図である。 磁気ディスクの部分平面図である。 一変形例に係るトラッキングサーボの制御系を概略的に示すブロック図である。
符号の説明
11 記録媒体駆動装置(ハードディスク駆動装置)、14 磁気ディスク、14a〜14c 記録媒体(磁気ディスク)、16 駆動機構(ヘッドアクチュエータ)、25 記録トラック、26 分離トラック、27 第1領域(サーボセクタ領域)、28 第2領域(データ領域)、42 ヘッド(読み出しヘッド)、44 境界、45 境界、56 第2領域(サーボセクタ領域)、57 第1領域(データ領域)、58 ヘッド(電磁変換素子)、59 位置決め用の磁気情報(サーボパターン)、CR 中心線。

Claims (5)

  1. 隣接する記録トラック同士を隔てる分離トラックおよび前記記録トラックの境界上で前記記録トラックの幅方向に振動に基づきヘッドを移動させる工程と、前記記録トラックに基づき前記ヘッドから供給される出力の最大値から最大値までの間隔 とこの間隔t に隣接する最大値から最大値までの間隔t との差分を検出する工程と、検出された前記差分に基づき、前記ヘッドの位置を特定する位置情報を生成する工程とを備えることを特徴とする記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法。
  2. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法において、前記位置情報に基づき、前記記録トラックの中心線に向かって前記ヘッドを移動させる工程をさらに備えることを特徴とする記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法。
  3. 請求項2に記載の記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法において、前記ヘッドの移動にあたって、前記記録トラック上で第1領域に前記ヘッドを配置する工程と、前記記録トラック上で第1領域に隣接する第2領域に前記ヘッドを配置し、ヘッドの書き込み動作を許容する工程とをさらに備えることを特徴とする記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法。
  4. 請求項3に記載の記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法において、前記第2領域には、位置決め用の磁気情報が書き込まれることを特徴とする記録媒体駆動装置のヘッド位置検出方法。
  5. 隣接する記録トラック同士を隔てる分離トラックを区画する記録媒体と、前記記録媒体に向き合わせられるヘッドと、前記ヘッドを支持し、前記記録トラックの幅方向に振動に基づき前記ヘッドを移動させる駆動機構と、前記分離トラックおよび前記記録トラックの境界上で前記記録トラックの幅方向に移動する前記ヘッドから供給される出力の最大値から最大値までの間隔 とこの間隔t に隣接する最大値から最大値までの間隔t との差分を検出し、検出された前記差分に基づき前記駆動機構の動きを制御する制御回路を備えることを特徴とする記録媒体駆動装置。
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