JP4358067B2 - 磁気記録媒体および磁気記録装置 - Google Patents

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    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier

Description

本発明は、パターンドサーボ型の磁気記録媒体、およびこの磁気記録媒体を有する磁気記録装置に関する。
近年、磁気記録媒体のさらなる高密度化に対応するために、隣接する記録トラックを溝または非磁性材料からなるガードバンドで分離し、隣接トラック間の磁気的干渉を低減するようにしたディスクリートトラック媒体が注目を集めている。このようなディスクリートトラック媒体を製造する際には、スタンパを用いたインプリント法によって記録トラックをなす磁性体と非磁性体のパターンとともにサーボ領域の信号に相当する磁性体と非磁性体のパターンを形成するパターンドサーボ形状であれば、サーボトラックライトの工程をなくせるのでコスト低減につながる。
従来、たとえば記録トラックに沿って溝状の凹部が形成され、凹部間の凸部上に信号が記録される情報記録領域と、サーボ信号に対応した凹凸が形成され、凹部と凸部とが互いに逆極性に磁化されたサーボ領域とを有し、サーボ領域における凸部の面積が凹部の面積よりも大きい磁気ディスクが提案されている(特許文献1)。
特開平11−161944号公報
上述した従来の磁気ディスクは、凹凸を形成した基板上に長手記録層を成膜したものであり、サーボ領域の凹部と凸部を互いに逆極性に磁化するには成膜後にフォーマット動作が必要になる。また、このような磁気ディスクに垂直記録層を用いようとしても、凹部と凸部を逆極性に磁化することは困難であり、媒体全体をDC消磁した後に記録ヘッドで再フォーマットするなど高コストプロセスが必要になるため、問題となる。
一方、インプリント法によって記録トラックをなす磁性体パターンとともに、サーボ信号に相当する磁性体パターンも形成すれば、磁性体の有無をサーボ信号として利用することができる。このような磁気ディスクでは、垂直磁気記録層を用いても、外部から一挙に磁界をかけるDC消磁だけでフォーマットが完了するので、高密度化およびコスト低減に有利である。
しかし、このようなディスクリートトラック型の磁気ディスクにおいて、記録磁化の熱的安定性が低下する場合があることがわかってきた。
本発明の目的は、記録磁化の熱的安定性が高いディスクリートトラック型の磁気記録媒体、およびこのような磁気記録媒体を有する磁気記録装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る磁気記録媒体は、サーボ信号として利用される磁性体または非磁性体のパターンを含むサーボ領域を有し、前記サーボ領域の偏差検出用バースト部のバーストマークが、磁性体によって囲まれた孤立した非磁性体で形成され、前記磁性体は垂直磁気記録層でありDC消磁されていることを特徴とする。本発明の媒体はパターン化されたサーボ領域とともに記録トラックをなす磁性体パターンと前記記録トラックを分離する非磁性体のガードバンドとを含むデータ領域を持っていてもよい。
本発明の他の態様に係る磁気記録装置は、上記の磁気記録媒体と、磁気ヘッドとを有することを特徴とする。
本発明によれば、バーストマークが磁性体によって囲まれた孤立した非磁性体で形成されているので、記録磁化の熱的安定性の劣化を防止できる。
図1〜図4を参照して本発明の実施形態に係る磁気ディスクを説明する。
図1に本発明の実施形態に係る磁気ディスク1の概略的な平面図を示す。図1にはデータ領域11とサーボ領域12を示している。データ領域11にはユーザデータが記録される。この磁気ディスクは同心円状の磁性体パターンで形成されたディスクリートトラックを有する、いわゆるDTR(discrete track recording)メディアであるが、記録トラックについては後に図2を参照して説明する。ディスクのサイズは直径20.6mmであり、最内周の記録トラックの半径位置は4.7mm、最外周の記録トラックの半径位置は9.7mmである。サーボ領域12には、ヘッド位置決めのためのサーボ情報が、磁性体/非磁性体のパターンとして形成されている。ディスク面上でのサーボ領域12の形状は、ヘッドスライダがアクセスする際に描く軌跡に対応する円弧状となっている。サーボ領域12の周方向長さは、半径位置が外周側になるほど長くなるように形成されている。
図2に本発明の実施形態に係る磁気ディスクのデータ領域の斜視図を示す。基板21上に軟磁性裏打ち層22が形成されている。軟磁性裏打ち層22上に、半径方向に沿って、記録トラック23をなす磁性体パターンと非磁性体からなるガードバンド24とが交互に形成され、記録トラック23はガードバンド24によって分断されている。記録トラック23の径方向幅をTw、トラックピッチをTpで表す。Twはガードバンド24の幅よりも大きくなるように形成されている。本実施形態では、磁性体と非磁性体の径方向の比を2:1、すなわち磁性体の占有率を67%としている。記録トラック23上に、ヘッドスライダに形成されたリードヘッドのGMR素子31およびライトヘッドの単磁極32が位置決めされる。
基板21としては平坦なガラス基板を用いている。基板21は、ガラス基板に限らずアルミ基板であってもよい。記録トラック23を形成する強磁性体としてはCoCrPtを用いている。ガードバンド24を形成する非磁性体としてはSiO2を用いている。記録トラック23間の溝にSiO2を埋め込んだ後、平坦化することによりガードバンド24が形成されている。図示しないが、記録トラック23およびガードバンド24の表面にはダイヤモンドライクカーボン(DLC)の保護膜が形成され、その表面に潤滑剤が塗布される。なお、本発明の実施形態においては、記録トラック23間の溝にSiO2を埋め込まずに、記録トラック23の凹凸面に直接保護層を形成してもよい。
図3および図4を参照してサーボ領域およびデータ領域のパターンを説明する。図3に概略的に示すように、サーボ領域12は、プリアンブル部41、アドレス部42、偏差検出用バースト部(以下、バースト部という)43を含む。
図4に示すように、データ領域11は、磁性体パターンからなる記録トラック23と、非磁性体からなるガードバンド24を含む。サーボ領域12のプリアンブル部41、アドレス部42およびバースト部43には、サーボ信号を与える磁性体と非磁性体のパターンが形成されている。これらの部分は以下のような機能を有する。
プリアンブル部41は、メディアの回転偏心などにより生ずる時間ズレに対してサーボ信号再生用クロックを同期させるPLL処理や、信号再生振幅を適正に保つAGC処理を行うために設けられている。プリアンブル部41では、半径方向に分断されることなく連続して放射状に略円弧をなす磁性体および非磁性体のパターンが、周方向に繰返して形成されている。プリアンブル部41における磁性体/非磁性体の面積比はほぼ1:1、すなわち磁性体の占有率は約50%である。
アドレス部42は、サーボマークと呼ばれるサーボ信号認識コードや、セクタ情報、シリンダ情報などが、プリアンブル部41の周方向ピッチと同一ピッチで、マンチェスタコードにより形成されている。特に、シリンダ情報は、サーボトラック毎にその情報が変化するパターンとなるため、シーク動作時のアドレス判読ミスの影響が小さくなるように、隣接トラックとの変化が最小となるグレイコードに変換してから、マンチェスタコード化して記録されている。アドレス部42における磁性体の占有率も約50%である。
バースト部43は、シリンダアドレスのオントラック状態からのオフトラック量を検出するためのオフトラック検出用領域で、径方向にパターン位相をずらした4種のマーク(A、B、C、Dバーストと呼ばれる)が形成されている。各バーストには、周方向に複数個のマークがプリアンブル部と同一のピッチで配置されている。各バーストの径方向周期は、アドレスパターンが変化する周期、換言すればサーボトラック周期に比例する。本実施形態の各バーストは、周方向に10周期分形成され、径方向にサーボトラック周期の2倍長の周期で繰返すように形成されている。バースト部43における磁性体の占有率は約75%である。
本発明の実施形態においては、個々のバーストマークが孤立した非磁性体で形成され、個々のバーストマークの周囲を磁性体で取り囲むようにする。個々のバーストマークの形状は長方形または厳密にはヘッドアクセス時のスキュー角を考慮した平行四辺形になるように設計されるが、スタンパ加工精度や転写形成などの加工性能によっては多少丸みを帯びた形状になる。バースト部43から位置を検出する原理については詳細を省略するが、各ABCDバーストの再生信号の平均振幅値を演算処理してオフトラック量を算出する。
次に、本発明の実施形態に係る磁気ディスクの製造プロセスを簡単に説明する。磁気ディスクの製造プロセスは、転写工程、磁性体加工工程、仕上げ工程からなる。
これらの工程を説明する前に、転写工程において使用するスタンパの製造方法から説明する。スタンパの製造工程は、描画、現像、電鋳、仕上げに細分化される。パターン描画では、原盤上に電子線レジストを塗布し、原盤回転型の電子線描画装置を用い、磁気ディスクの非磁性体部に対応する部分を内周から外周まで描画する。電子線レジストを現像し、RIEなどの処理をして、凹凸パターンを持つ原盤を形成する。この原盤の表面を導電化処理(Ni薄膜の成膜)し、その表面にNiを電鋳した後、電鋳膜を剥離する。電鋳膜の裏面を研磨して膜厚調整および平坦化処理を行う。最後に内径/外径を打ち抜き加工してディスク状のNiスタンパを作製する。このスタンパでは、磁気ディスクの非磁性体部に対応する部分が凸部となっている。
転写工程では、両面同時転写型のインプリント装置を用い、インプリントリソグラフィーを行う。具体的には、ディスク基板の両面に、軟磁性裏打ち層および垂直磁気記録層を成膜し、SOGレジストを塗布する。このディスク基板を裏面用および表面用の2つのスタンパで挟み込み、全面を均等に押圧してレジスト表面にスタンパの凹凸パターンを転写する。この転写工程により形成されるレジストの凹部が、最終的には磁気ディスクの非磁性体部となる。
磁性体加工工程では、凹部の底にあるレジスト残渣を除去して磁性体表面を露出させる。この段階で、磁性体を残す部位の上部にはSiO2が残っている。このSiO2をマスクとしてイオンミリングにより露出した磁性体を除去し、所望の磁性体パターンに加工する。スパッタリングにより十分な厚さのSiO2を成膜した後、SiO2を磁性層表面まで逆スパッタすることにより、磁性体パターン間の凹部を非磁性体で埋め込んで平坦化する。
仕上げ工程では、表面を研磨仕上げし、DLC保護層を形成し、潤滑剤を塗布する。これらの工程により本発明の実施形態に係る磁気ディスクを製造する。
図5に本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置(ハードディスクドライブ)の斜視図を示す。この磁気記録再生装置は、筐体70の内部に、磁気ディスク71と、磁気ヘッドを含むヘッドスライダ76と、ヘッドスライダ76を支持するヘッドサスペンションアッセンブリ(サスペンション75とアクチュエータアーム74)と、ボイスコイルモータ(VCM)77と、回路基板とを備える。
磁気ディスク(ディスクリートトラック媒体)71はスピンドルモータ72に取り付けられて回転され、垂直磁気記録方式により各種のディジタルデータが記録される。ヘッドスライダ76に組み込まれている磁気ヘッドはいわゆる複合型ヘッドであり、単磁極構造のライトヘッドと、シールド型MR再生素子(GMR膜、TMR膜など)を用いたリードヘッドとを含む。アクチュエータアーム74の一端にサスペンション75が保持され、サスペンション75によってヘッドスライダ76を磁気ディスク71の記録面に対向するように支持する。アクチュエータアーム74はピボット73に取り付けられる。アクチュエータアーム74の他端にはボイスコイルモータ(VCM)77が設けられている。ボイスコイルモータ(VCM)77によってヘッドサスペンションアッセンブリを駆動して、磁気ヘッドを磁気ディスク71の任意の半径位置に位置決めする。回路基板はヘッドICを備え、ボイスコイルモータ(VCM)の駆動信号、および磁気ヘッドによる読み書きを制御するための制御信号などを生成する。
図6に本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置(ハードディスクドライブ)のブロック図を示す。この図では磁気ディスクの上面にのみヘッドスライダを示しているが、上述したように磁気ディスクの両面にディスクリートトラックを有する垂直磁気記録層が形成されており、この磁気ディスクの上下面にダウンヘッド/アップヘッドがそれぞれ設けられる。
ディスクドライブは、ヘッド・ディスクアセンブリ(HDA)100と呼ばれる本体部と、プリント回路基板(PCB)200とからなる。
ヘッド・ディスクアセンブリ(HDA)100は、図5に示したように、磁気ディスク(ディスクリートトラック媒体)71と、磁気ディスクを回転させるスピンドルモータ72と、リードヘッドおよびライトヘッドを含むヘッドスライダ76と、サスペンション75およびアクチュエータアーム74と、ボイスコイルモータ(VCM)77と、図示しないヘッドアンプ(HIC)を有する。ヘッドスライダ76には、図2に示したGMR素子31を含むリードヘッドおよび単磁極32を含むライトヘッドが形成されている。
ヘッドスライダ76はサスペンション75に設けられたジンバルを介して弾性支持され、サスペンション75はアクチュエータアーム74に取り付けられ、アクチュエータアーム74はピボット73に回転自在に取り付けられている。ボイスコイルモータ(VCM)77はアクチュエータアーム74にピボット73周りの回転トルクを発生させ、ヘッドを磁気ディスク71の半径方向に移動させる。ヘッドの入出力信号を増幅するためのヘッドアンプ(HIC)がアクチュエータアーム74上に固定され、フレキシブルケーブル(FPC)120を通してプリント回路基板(PCB)200に接続されている。なお、上記のようにヘッドアンプ(HIC)をアクチュエータアーム74上に設ければヘッド信号のノイズを有効に低減できるが、ヘッドアンプ(HIC)はHDA本体に固定してもよい。
上述したように磁気ディスク71には両面に垂直磁気記録層が形成され、両面のそれぞれにおいて、ヘッドが移動する軌跡に一致するようにサーボ領域が円弧をなして形成されている。磁気ディスクの仕様は、ドライブに適応した外径および内径、記録再生特性などを満足する。サーボ領域がなす円弧の半径は、ピボットから磁気ヘッド素子までの距離として与えられる。
プリント回路基板(PCB)200は、4つの主要なシステムLSIを搭載している。これらは、ディスクコントローラ(HDC)210、リード/ライトチャネルIC220、MPU230およびモータドライバIC240である。
MPU230はドライブ駆動システムの制御部であり、本実施形態に係るヘッド位置決め制御システムを実現するROM、RAM、CPUおよびロジック処理部を含む。ロジック処理部はハードウェア回路で構成された演算処理部であり、高速演算処理が行われる。また、その動作ソフト(FW)はROMに保存されており、このFWに従ってMPUがドライブを制御する。
ディスクコントローラ(HDC)210はハードディスク内のインターフェース部であり、ディスクドライブとホストシステム(例えばパーソナルコンピュータ)とのインターフェースや、MPU、リード/ライトチャネルIC、モータドライバICとの情報交換を行い、ドライブ全体を管理する。
リード/ライトチャネルIC220はリード/ライトに関連するヘッド信号処理部であり、ヘッドアンプ(HIC)のチャネル切替えやリード/ライトなどの記録再生信号を処理する回路で構成される。
モータドライバIC240は、ボイスコイルモータ(VCM)77およびスピンドルモータ72の駆動ドライバ部であり、スピンドルモータ72を一定回転に駆動制御したり、MPU230からのVCM操作量を電流値としてVCM77に与えてヘッド移動機構を駆動したりする。
図7を参照して、ヘッド位置決めの制御機構を説明する。図7はヘッド位置決め制御のブロック図であり、C、F、P、Sはそれぞれシステムの伝達関数を意味する。制御対象Pは具体的にはVCMを含むヘッド移動手段に相当する。信号処理部Sは具体的にはリード/ライトチャネルICとMPU(オフトラック量検出処理の一部を実行する)により実現される要素である。
制御処理部は、フィードバック制御部C(第1コントローラ)および同期抑圧補償部F(第2コントローラ)により構成され、具体的にはMPUにより実現される。
信号処理部Sでの動作詳細は後述するが、ヘッド位置(HP)直下のディスクのサーボ領域からのアドレス情報などを含む再生信号に基づいてディスク上のトラック現在位置(TP)情報を生成する。
第1コントローラは、ディスク上の目標トラック位置(RP)とヘッドのディスク上現在位置(TP)との位置誤差(E)とに基づいて位置誤差が小さくなる方向にFB操作値U1を出力する。
第2コントローラは、ディスク上のトラック形状やディスク回転に同期した振動などを補正するためのFF補償部であり、事前に較正した回転同期補償値をメモリテーブルに保存している。第2コントローラは、通常、位置誤差(E)を使用せず、信号処理部Sから与えられる図示しないサーボセクタ情報に基づいてテーブルを参照してFF操作値U2を出力する。
制御処理部は、第1および第2のコントローラ出力U1およびU2を加算し、制御操作値Uをディスクコントローラ(HDC)210を介してVCM77に供給し、ヘッドを駆動する。
なお、同期補償値テーブルは初期動作時に較正処理されるが、位置誤差(E)が設定値以上に大きくなると再較正処理を開始し、同期補償値を更新する処理がなされる。
サーボ領域の再生信号から位置偏差を検出する方法を簡単に説明する。磁気ディスクはスピンドルモータにより一定回転速度で回転される。ヘッドスライダは、サスペンションに設けられたジンバルを介して弾性支持され、かつ磁気ディスクの回転に伴う空気圧とのバランスで微小な浮上量を保持するように設計されている。こうして、再生ヘッドに含まれるGMR素子は所定の磁気スペーシングを隔てて磁気ディスクの記録層からの漏れ磁束を検出する。磁気ディスクのサーボ領域は、磁気ディスクの回転により一定周期でヘッド直下を通過する。サーボ領域からの再生信号に基づいてトラック位置情報を検出することにより、サーボ処理を実行できる。
ディスクコントローラ(HDC)は、一旦、サーボマークと呼ばれるサーボ領域の識別フラグを認識すると、サーボ領域の周期性から、ヘッド直下をサーボ領域が通過するタイミングを予測可能となる。そこで、ディスクコントローラ(HDC)はヘッド直下にプリアンブル部が来るタイミングで、チャネルにサーボ処理開始を促す。
図8のブロック図を参照して、チャネルにおけるアドレス再生処理部を説明する。ヘッドアンプIC(HIC)からの再生出力信号は、チャネルICに読み込まれ、等化器でアナログフィルタ処理(長手信号等化処理)され、アナログディジタルコンバータ(ADC)でデジタル値としてサンプリングされる。
本実施形態に係る磁気ディスクからの漏れ磁束は垂直磁界で磁性体/非磁性体のパターンに対応するが、ヘッドアンプ(HIC)の持つハイパス特性とチャネルIC前段部の等化器での長手等化処理とにより、DCオフセット成分が完全に除去され、プリアンブル部からのアナログフィルタ後の出力はほぼ疑似正弦波となる。従来の垂直磁気記録媒体との違いは、信号振幅の大きさが半減している程度である。
なお、本実施形態に係るディスクリートトラック媒体に限るものではないが、サーボ領域の漏れ磁束方向をどちらに取るかで、1、0を誤認して、チャネルでのコード検出失敗を引起すことになるので、ヘッド極性はパターン漏れ磁束に合わせて適正に設定される。
チャネルICでは、その再生信号フェーズに応じて、処理を切替える。具体的には、再生信号クロックをメディアパターン周期に同期させる同期引込み処理、セクタ・シリンダ情報を読み取るアドレス判読処理、オフトラック量を検出するためのバースト部処理などが行われる。
同期引込み処理の詳細は省略するが、ADCサンプリングするタイミングを正弦波状の再生信号と同期させ、かつデジタルサンプル値の信号振幅をあるレベルに揃えるAGC処理とを行う。メディアパターンの1、0周期を4点でサンプリングする。
アドレス判読処理では、サンプリング値をFIRでノイズ低下させ、最尤推定に基づくビタビ複合処理やグレイコード逆変換処理により、セクタ情報・トラック情報に変換する。これにより、ヘッドのサーボトラック情報を取得できる。
次いで、チャネルはバースト部でのオフトラック量の検出処理に移行する。この処理については図示していないが、バースト信号パターンA、B、C、Dの順に、各信号振幅をサンプルホールド積分処理して、平均振幅相当の電圧値をMPUに出力し、MPUへサーボ処理割込みを発行する。MPUは、この割込みを受けると、内部ADCにて各バースト信号を時系列に読み込み、DSPでオフトラック量に変換する処理を行う。このオフトラック量と、サーボトラック情報とにより、ヘッドのサーボトラック位置が精密に検出される。
(実施例および比較例)
図9は本発明の実施例におけるディスクリートトラック媒体のサーボ領域のバースト部を示す平面図である。本実施例では個々のバーストマークが孤立した非磁性体52で形成され、これらのバーストマークの周囲が磁性体51で囲まれている。
図10に比較例におけるディスクリートトラック媒体のサーボ領域のバースト部を示す平面図である。比較例では個々のバーストマークが孤立した磁性体51で形成され、これらのバーストマークの周囲が非磁性体52で囲まれている。
図11に、図9(実施例)に示したバーストマークの周囲の磁性体51中に生じる粒界53を示す。図12に、図10(比較例)に示したバーストマークを形成する磁性体51中に生じる粒界53を示す。粒界53は磁性体の成膜中に磁性体51中のランダムな位置に直線的に生じ、こうして発生した粒界53は障壁として働くため磁性体51は分断された磁性体微粒子となる。ディスクリートトラック媒体では磁性体をパターニングする工程があるため、直線状の粒界53の一部を除去するように磁性体51が加工されることがある。したがって、粒界53によって分断された磁性体微粒子が、加工断面によりさらに細分化される。
図12(比較例)に示すように、バーストマークが孤立した磁性体51で形成されている場合、バーストマーク中に微小磁性領域54が生じる。この微小磁性領域54は体積が小さいため、記録後の磁化が熱的に不安定になり、媒体ノイズの原因となる。特に、バーストマークが高密度で形成されるディスクの内周部では、バーストマーク中での微小磁性領域54の発生が特に顕著になる。
たとえば図13に、本発明の実施形態に係るディスクリートトラック媒体の最内周(半径位置5mmの近傍)におけるバーストマークを示す。この図に示されるように、最内周のバーストマークのサイズは、トラック方向に約60nm(ピッチ約120nm)、クロストラック方向に約150nm(ピッチ約300nm)となる。
このような微小なバーストマークが磁性体で形成され、さらに粒界と加工断面によって磁性体が細分化されると、10nm以下のサイズの微小磁性領域54が形成される確率が高くなるため、媒体ノイズが極めて発生しやすくなる。
一方、図11(実施例)に示すように、バーストマークが孤立した非磁性体52で形成され、その周囲が磁性体51で囲まれている場合、磁性体51が粒界と加工断面によって細分化されたとしても、熱安定性の悪い微小磁性領域を生じにくい。したがって、磁性体51に記録された磁化が熱的に不安定となることはなく、媒体ノイズは低く抑えられる。
非磁性体バーストマークを有するディスクリートトラック媒体を用いた実施例の磁気記録装置と、磁性体バーストマークを有するディスクリートトラック媒体を用いた比較例の磁気記録装置とを作製した。これらの磁気記録装置について、内周部、中間部、外周部でのSN比を、室温(30℃)および70℃において測定した。図14にその結果を示す。
図14に示されるように、比較例の装置については、室温下で外周部および中間部に比較して内周部でのSN比の劣化が顕著であった。また、70℃雰囲気下では内周部でのSN比の劣化がさらに顕著になり、中間部でもSN比の劣化が見られた。これに対して、実施例の装置については、室温でも70℃でも、半径位置による信号強度の顕著な変化は認められなかった。
なお、以上においては図4に示したABCDバースト部43のバーストマークを孤立した非磁性体で形成する場合について説明したが、本発明はナル型バースト部にも同様に適用できる。図15にナル型バースト部を有する磁気ディスクのサーボ領域およびデータ領域を示す。
図4ではABCDバースト部43が1つの領域として形成されていたのに対し、図15のナル型バースト部では第1バースト部(AB)45と第2バースト部(CD)46の2つの領域に分けている。図15の第1バースト部45および第2バースト部46でも、バーストマークを孤立した非磁性体で形成し、その周囲を磁性体で囲むことにより、上記と同様に記録磁化の熱的安定性を得ることができる。
本発明の実施形態に係る磁気ディスクの概略的な平面図。 本発明の実施形態に係る磁気ディスクのデータ領域を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る磁気ディスクのサーボ領域およびデータ領域を示す模式図。 本発明の実施形態に係る磁気ディスクのサーボ領域およびデータ領域のパターンを示す平面図。 本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置の斜視図。 本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置のブロック図。 本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置のヘッド位置決めの制御機構を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置のチャネルにおけるアドレス再生処理部を示すブロック図。 本発明の実施例におけるディスクリートトラック媒体のサーボ領域のバースト部を示す平面図。 比較例におけるディスクリートトラック媒体のサーボ領域のバースト部を示す平面図。 図9に示したバーストマークの周囲の磁性体中に生じる粒界を示す模式図。 図10に示したバーストマークを形成する磁性体中に生じる粒界を示す模式図。 本発明の実施形態に係るディスクリートトラック媒体の最内周におけるバーストマークを示す平面図。 実施例および比較例の磁気記録装置について、内周部、中間部、外周部でのSN比を、室温および70℃において測定した結果を示す図。 本発明の他の実施形態に係る磁気ディスクのサーボ領域およびデータ領域のパターンを示す平面図。
符号の説明
1…磁気ディスク、11…データ領域、12…サーボ領域、21…基板、22…軟磁性裏打ち層、23…記録トラック、24…ガードバンド、31…GMR素子、32…単磁極、41…プリアンブル部、42…アドレス部、43…バースト部、45…第1バースト部、46…第2バースト部、70…筐体、71…磁気ディスク、72…スピンドルモータ、73…ピボット、74…アクチュエータアーム、75…サスペンション、76…ヘッドスライダ、77…ボイスコイルモータ(VCM)、100…ヘッド・ディスクアセンブリ(HDA)、120…フレキシブルケーブル(FPC)、200…プリント回路基板(PCB)、210…ディスクコントローラ(HDC)、220…リード/ライトチャネルIC、230…MPU、240…モータドライバIC。

Claims (5)

  1. サーボ信号として利用される磁性体または非磁性体のパターンを含むサーボ領域を有し、前記サーボ領域の偏差検出用バースト部のバーストマークが、磁性体によって囲まれた孤立した非磁性体で形成され、前記磁性体は垂直磁気記録層でありDC消磁されていることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 前記バースト部がシリンダアドレスのオントラック状態からのオフトラック量を検出するためのオフトラック検出用領域で、径方向にパターン位相をずらした4種のマークが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 前記バースト部がナル型バースト部であることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。
  4. 最内周の記録トラックが媒体中心から5mm以内の半径位置にあることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の磁気記録媒体。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の磁気記録媒体と、磁気ヘッドとを有することを特徴とする磁気記録装置。
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