JPH06195907A - 磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ信号書き込み方法 - Google Patents
磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ信号書き込み方法Info
- Publication number
- JPH06195907A JPH06195907A JP35906892A JP35906892A JPH06195907A JP H06195907 A JPH06195907 A JP H06195907A JP 35906892 A JP35906892 A JP 35906892A JP 35906892 A JP35906892 A JP 35906892A JP H06195907 A JPH06195907 A JP H06195907A
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- JP
- Japan
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- recording medium
- magnetic recording
- servo
- magnetic
- servo signal
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスク等の磁気記録媒体の高密度化に
対応できるとともに、充分な再生出力が得られるように
する。 【構成】 基板6と、この基板6の上面に積層される磁
性層7とから構成される磁気ディスク5の表面にレジス
ト8を形成し、次いで、磁気ディスク5の最外周のレジ
スト8を、クロックパルスにオン/オフの周期を同期さ
せながらレーザ光でカッティングし、これにより露出し
た磁性層7の各部分をエッチング処理し、次いで、レジ
スト8の全てを除去した後、残った磁性層7に上記クロ
ックパルスに同期させてサーボ信号を書き込む。
対応できるとともに、充分な再生出力が得られるように
する。 【構成】 基板6と、この基板6の上面に積層される磁
性層7とから構成される磁気ディスク5の表面にレジス
ト8を形成し、次いで、磁気ディスク5の最外周のレジ
スト8を、クロックパルスにオン/オフの周期を同期さ
せながらレーザ光でカッティングし、これにより露出し
た磁性層7の各部分をエッチング処理し、次いで、レジ
スト8の全てを除去した後、残った磁性層7に上記クロ
ックパルスに同期させてサーボ信号を書き込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクや光磁気
ディスク等の磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ
信号書込み方法に関する。
ディスク等の磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ
信号書込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置等のデータ記
録装置の高密度化および小型化が進んでいる。特に高密
度化は、ディスクのトラック幅を狭くすることと、トラ
ックの本数を多くすることで実現している。
録装置の高密度化および小型化が進んでいる。特に高密
度化は、ディスクのトラック幅を狭くすることと、トラ
ックの本数を多くすることで実現している。
【0003】一方、ディスクには工場出荷前にサーボ信
号を書き込むようにしている。周知の如くサーボ信号と
は、ヘッドを目的とするトラックの中央に移動させるた
めのものである。この書き込みにはサーボライタ装置が
用いられている。
号を書き込むようにしている。周知の如くサーボ信号と
は、ヘッドを目的とするトラックの中央に移動させるた
めのものである。この書き込みにはサーボライタ装置が
用いられている。
【0004】ここで、図7は従来のディスクのフォーマ
ット状態を示す平面図であり、また図8はその一部拡大
図である。図8において、符号Spで示す部分がサーボ
パターン部であり、符号Dpで示す部分がデータ部であ
る。なお、実際のディスクでは、サーボパターン部Sp
とデータ部Dpの1セットが1000セット程度設けら
れている。
ット状態を示す平面図であり、また図8はその一部拡大
図である。図8において、符号Spで示す部分がサーボ
パターン部であり、符号Dpで示す部分がデータ部であ
る。なお、実際のディスクでは、サーボパターン部Sp
とデータ部Dpの1セットが1000セット程度設けら
れている。
【0005】ところで、上述したサーボライタ装置は、
高密度記録化に対応するために高精度な位置決め機構を
備えているため高価格であるという問題点がある。ま
た、高密度記録ではサーボ信号の書き込みに要する時間
が長くなる傾向にあるので、製造コストが割高になると
いう問題点もある。一方、記録のより高密度化に伴い、
さらに高精度な位置決め機構を持つサーボライタ装置の
開発も期待されている。
高密度記録化に対応するために高精度な位置決め機構を
備えているため高価格であるという問題点がある。ま
た、高密度記録ではサーボ信号の書き込みに要する時間
が長くなる傾向にあるので、製造コストが割高になると
いう問題点もある。一方、記録のより高密度化に伴い、
さらに高精度な位置決め機構を持つサーボライタ装置の
開発も期待されている。
【0006】これらの問題点を解決するために、従来は
図9に示すように予めディスク1にサーボパターン部S
pをエッチングによって残しておき、その上を大型の磁
気ヘッド2により直流磁化してサーボ信号を書き込む方
法が案出されている。なお、この図において、符号SC
pで示す部分はサーボクロックパターン部である。ま
た、矢印Aは磁気ヘッド2の走行方向を示す。
図9に示すように予めディスク1にサーボパターン部S
pをエッチングによって残しておき、その上を大型の磁
気ヘッド2により直流磁化してサーボ信号を書き込む方
法が案出されている。なお、この図において、符号SC
pで示す部分はサーボクロックパターン部である。ま
た、矢印Aは磁気ヘッド2の走行方向を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のサーボ信号書き込み方法により得られるディスク等
の磁気記録媒体では、図10に示すように同じ磁化の向
きをもつ磁区2,2,…だけになってしまうことから、
互いに逆向きになる磁区を有する場合と比べて再生出力
が半分になるという問題点がある。
来のサーボ信号書き込み方法により得られるディスク等
の磁気記録媒体では、図10に示すように同じ磁化の向
きをもつ磁区2,2,…だけになってしまうことから、
互いに逆向きになる磁区を有する場合と比べて再生出力
が半分になるという問題点がある。
【0008】そこで本発明は、高密度化に対応できると
ともに、充分な再生出力が得られる磁気記録媒体および
この磁気記録媒体へのサーボ信号の書き込み方法を提供
することを目的としている。
ともに、充分な再生出力が得られる磁気記録媒体および
この磁気記録媒体へのサーボ信号の書き込み方法を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の磁気記録媒体は、情報信号を磁気的に書き込
みが可能な磁気記録媒体において、一定周波数のサーボ
信号が書き込まれた連続のディスクリートトラックを有
することを特徴とする。
項1記載の磁気記録媒体は、情報信号を磁気的に書き込
みが可能な磁気記録媒体において、一定周波数のサーボ
信号が書き込まれた連続のディスクリートトラックを有
することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の磁気記録媒体は、請
求項1記載の磁気記録媒体におけるサーボ信号の周波数
をクロックパルスの周波数と同一にしたことを特徴とす
る。
求項1記載の磁気記録媒体におけるサーボ信号の周波数
をクロックパルスの周波数と同一にしたことを特徴とす
る。
【0011】また、請求項3記載の磁気記録媒体は、請
求項1又は請求項2いずれかの項記載の磁気記録媒体に
サーボパターン形成用パルスを発生させるためのサーボ
パターン形成用パターンを設けたことを特徴とする。
求項1又は請求項2いずれかの項記載の磁気記録媒体に
サーボパターン形成用パルスを発生させるためのサーボ
パターン形成用パターンを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の磁気記録媒体のサーボ信号
の書き込み方法は、基板と、該基板の一方の面に積層さ
れる磁性層とから構成される磁気記録媒体の表面にレジ
ストを形成し、次いで、クロックパルスにオン/オフを
同期させながら前記レジストをレーザ光でカッティング
し、これにより露出した前記磁性層の部分をエッチング
し、次いで、前記レジストの全てを除去した後、前記磁
性層に前記クロックパルスに同期させてサーボ信号を書
き込むことを特徴とする。
の書き込み方法は、基板と、該基板の一方の面に積層さ
れる磁性層とから構成される磁気記録媒体の表面にレジ
ストを形成し、次いで、クロックパルスにオン/オフを
同期させながら前記レジストをレーザ光でカッティング
し、これにより露出した前記磁性層の部分をエッチング
し、次いで、前記レジストの全てを除去した後、前記磁
性層に前記クロックパルスに同期させてサーボ信号を書
き込むことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、サーボ信号を、従来の連続メディ
ア上に書き込むのではなく、ディスクリート・トラック
上に記録する。しかも、従来言われているようなパター
ンドディスクリート・トラックではなく、連続のディス
クリート・トラックにクロックパルスと同期させてサー
ボ信号を書き込むようにした。
ア上に書き込むのではなく、ディスクリート・トラック
上に記録する。しかも、従来言われているようなパター
ンドディスクリート・トラックではなく、連続のディス
クリート・トラックにクロックパルスと同期させてサー
ボ信号を書き込むようにした。
【0014】したがって、従来の連続メディアに書き込
むサーボ方式のような高精度位置決め機構を持つサーボ
信号書き込み装置が不要になる。また、パターンドディ
スクリート・トラックを使う方法に比べて出力が2倍に
なる。さらに、従来の連続メディアに書き込むサーボ方
式に比べてオフトラック時のS/Nの劣化が少なくて済
む。
むサーボ方式のような高精度位置決め機構を持つサーボ
信号書き込み装置が不要になる。また、パターンドディ
スクリート・トラックを使う方法に比べて出力が2倍に
なる。さらに、従来の連続メディアに書き込むサーボ方
式に比べてオフトラック時のS/Nの劣化が少なくて済
む。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。ま
ず、本発明は、磁気ディスク(磁気記録媒体)のサーボ
パターン部をエッチングにより残すのではなく、サーボ
信号を書き込むためのサーボトラック(正確には連続の
ディスクリート・トラック)をエッチングにより残し、
その上にクロックパルスに同期させたある周波数(例え
ばクロックパルスの2倍の周波数)の信号を書き込むよ
うにしたものである。
ず、本発明は、磁気ディスク(磁気記録媒体)のサーボ
パターン部をエッチングにより残すのではなく、サーボ
信号を書き込むためのサーボトラック(正確には連続の
ディスクリート・トラック)をエッチングにより残し、
その上にクロックパルスに同期させたある周波数(例え
ばクロックパルスの2倍の周波数)の信号を書き込むよ
うにしたものである。
【0016】図1は本発明に係る磁気記録媒体である磁
気ディスクの一実施例を示す平面図である。また、図2
は該磁気ディスクの磁化の向きおよび再生出力波形を示
す図である。図1に示すように、磁気ディスク5のサー
ボ領域Spにはサーボトラックのみがエッチングにより
残されている。この場合、サーボトラックはクロックパ
ルスを基準にして形成される。他方、サーボ領域Spに
は、前記クロックパルスに同期させて同一の周波数の信
号が磁気ディスク5の前面に書き込まれている。
気ディスクの一実施例を示す平面図である。また、図2
は該磁気ディスクの磁化の向きおよび再生出力波形を示
す図である。図1に示すように、磁気ディスク5のサー
ボ領域Spにはサーボトラックのみがエッチングにより
残されている。この場合、サーボトラックはクロックパ
ルスを基準にして形成される。他方、サーボ領域Spに
は、前記クロックパルスに同期させて同一の周波数の信
号が磁気ディスク5の前面に書き込まれている。
【0017】このように、サーボ信号が従来のように連
続トラック上に書き込まれるのではなく、ディスクリー
ト・トラックに書き込まれる。しかも、従来から言われ
ているディスクリート・トラックではなく、連続のディ
スクリート・トラックを用いて、これにクロックパルス
に同期させて書き込まれる。
続トラック上に書き込まれるのではなく、ディスクリー
ト・トラックに書き込まれる。しかも、従来から言われ
ているディスクリート・トラックではなく、連続のディ
スクリート・トラックを用いて、これにクロックパルス
に同期させて書き込まれる。
【0018】この場合、ディスクリート・トラックは、
連続トラックと比べてS/N比のオフトラック特性が優
れているという特徴を有している。ここで、図3は連続
トラックとディスクリート・トラックのS/N比のオフ
トラック特性を示す図である。ここでは信号Sとして信
号再生電圧(dBm)のピークからピークまでの値を用
い、ノイズNは測定した全ノイズ成分から機器ノイズを
除いたものを用いている。「△」により線は横軸をオフ
トラック量としたときのディスクリート・トラックの理
論的なS/N比を表しており、以下のようにして求める
ことができる。なお、媒体ノイズは粒子性ノイズのみか
ら成っているものと仮定してある。
連続トラックと比べてS/N比のオフトラック特性が優
れているという特徴を有している。ここで、図3は連続
トラックとディスクリート・トラックのS/N比のオフ
トラック特性を示す図である。ここでは信号Sとして信
号再生電圧(dBm)のピークからピークまでの値を用
い、ノイズNは測定した全ノイズ成分から機器ノイズを
除いたものを用いている。「△」により線は横軸をオフ
トラック量としたときのディスクリート・トラックの理
論的なS/N比を表しており、以下のようにして求める
ことができる。なお、媒体ノイズは粒子性ノイズのみか
ら成っているものと仮定してある。
【0019】νを単位時間当りに再生に関与する磁性粒
子の数とすると、このνは、 ν=αν0Wv2/f で与えられる。この場合、Wはトラック幅、vは相対速
度、fは記録周波数、ν0は単位体積当りの粒子数、α
は比例定数である。
子の数とすると、このνは、 ν=αν0Wv2/f で与えられる。この場合、Wはトラック幅、vは相対速
度、fは記録周波数、ν0は単位体積当りの粒子数、α
は比例定数である。
【0020】信号Sは粒子数νに比例し、ノイズはその
標準偏差(ν/2)1/2に比例するので、S/N比は、 v(αν0W)1/2/(f)1/2 なる式に比例することとなり、結局、S/N比は磁気ヘ
ッドのオントラック幅の平方根に比例することになる。
したがって、図3の曲線のようになる。
標準偏差(ν/2)1/2に比例するので、S/N比は、 v(αν0W)1/2/(f)1/2 なる式に比例することとなり、結局、S/N比は磁気ヘ
ッドのオントラック幅の平方根に比例することになる。
したがって、図3の曲線のようになる。
【0021】一方、図2に示すように、各磁区2,2,
…における磁化の向きが互いに逆向きになっているの
で、磁化遷移領域では従来と比べて2倍の再生出力が得
られることになる。
…における磁化の向きが互いに逆向きになっているの
で、磁化遷移領域では従来と比べて2倍の再生出力が得
られることになる。
【0022】次に、図4を参照しながら、図1に示した
磁気ディスク5の作成方法について説明する。まず、図
4(a)に示す第1工程で、磁気ディスク5の上面にレ
ジスト8を形成する。磁気ディスク5は図示のように基
板6と、この基板6の上面に形成される磁性層7とから
構成される。
磁気ディスク5の作成方法について説明する。まず、図
4(a)に示す第1工程で、磁気ディスク5の上面にレ
ジスト8を形成する。磁気ディスク5は図示のように基
板6と、この基板6の上面に形成される磁性層7とから
構成される。
【0023】次いで、図4(b)に示す第2工程で、レ
ジスト8をアルゴンレーザ等のレーザ光を発振するレー
ザ発振装置9を用いてカッティングする。この場合、レ
ーザ光のオン/オフをクロックパルスに同期させる。こ
こで、カッティング用レーザのオン/オフパルスは以下
のようにして生成される(図5参照)。
ジスト8をアルゴンレーザ等のレーザ光を発振するレー
ザ発振装置9を用いてカッティングする。この場合、レ
ーザ光のオン/オフをクロックパルスに同期させる。こ
こで、カッティング用レーザのオン/オフパルスは以下
のようにして生成される(図5参照)。
【0024】ターンテーブルのPG(パルスジェネレ
ータ)をPLL(フェーズロックループ)でn倍の周波
数のクロックパルスに変換する。得られたクロックパ
ルスを所望のパターン長になるように、カウンタで計数
し、レーザオン/オフパルスを作成する。図5ではPL
Lで作成したパルスの2個分がレーザオン/オフパルス
の長さになっている。
ータ)をPLL(フェーズロックループ)でn倍の周波
数のクロックパルスに変換する。得られたクロックパ
ルスを所望のパターン長になるように、カウンタで計数
し、レーザオン/オフパルスを作成する。図5ではPL
Lで作成したパルスの2個分がレーザオン/オフパルス
の長さになっている。
【0025】このようにして作成したパルスでレーザを
オン/オフさせ、磁気ディスク5の最外周にパターン
(サーボパターン形成用パターン)をカッティングする
(図6参照)。なお、図4において符号10はクロック
パルス発生器である。
オン/オフさせ、磁気ディスク5の最外周にパターン
(サーボパターン形成用パターン)をカッティングする
(図6参照)。なお、図4において符号10はクロック
パルス発生器である。
【0026】次いで、図4(c)に示す第3工程で、レ
ジストをカッティングして露出した磁性層の部分をイオ
ンビームエッチング等によりエッチングを行う。この第
3工程の終了後、図4(d)に示す第4工程に進み、レ
ジスト8を除去する。レジスト8の除去後、図4(e)
に示す第5工程で、磁気ディスク5の磁性層7にサーボ
信号を書き込む。この場合、この書き込みでは第2工程
で使用したクロックパルスに同期させて行う。
ジストをカッティングして露出した磁性層の部分をイオ
ンビームエッチング等によりエッチングを行う。この第
3工程の終了後、図4(d)に示す第4工程に進み、レ
ジスト8を除去する。レジスト8の除去後、図4(e)
に示す第5工程で、磁気ディスク5の磁性層7にサーボ
信号を書き込む。この場合、この書き込みでは第2工程
で使用したクロックパルスに同期させて行う。
【0027】すなわち、磁気ヘッド12で、PLLでn
倍した周波数の信号を再生する。そして、再生した信号
を磁気ヘッド11の記録電流発生器のトリガとする。こ
れにより、レーザのオン/オフ信号とサーボ信号記録と
の同期をとることができる。
倍した周波数の信号を再生する。そして、再生した信号
を磁気ヘッド11の記録電流発生器のトリガとする。こ
れにより、レーザのオン/オフ信号とサーボ信号記録と
の同期をとることができる。
【0028】なお、上記実施例では、磁気記録媒体を磁
気ディスクとしたが、その他、例えば光磁気ディスクで
あっても良い。
気ディスクとしたが、その他、例えば光磁気ディスクで
あっても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、サーボ信号をクロック
パルスと同期させて連続のディスクリート・トラックに
書き込んだので、従来の連続メディアに書き込むサーボ
方式のような高精度位置決め機構を持つサーボ信号書き
込み装置が不要になる。また、パターンドディスクリー
ト・トラックを使う方法に比べて出力が2倍になり、さ
らに従来の連続メディアに書き込むサーボ方式に比べて
オフトラック時のS/Nの劣化が少なくて済むという効
果が得られる。
パルスと同期させて連続のディスクリート・トラックに
書き込んだので、従来の連続メディアに書き込むサーボ
方式のような高精度位置決め機構を持つサーボ信号書き
込み装置が不要になる。また、パターンドディスクリー
ト・トラックを使う方法に比べて出力が2倍になり、さ
らに従来の連続メディアに書き込むサーボ方式に比べて
オフトラック時のS/Nの劣化が少なくて済むという効
果が得られる。
【図1】本発明に係る磁気記録媒体の一実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】同実施例の磁化の向きおよび再生出力波形を示
す図である。
す図である。
【図3】ディスクリート・トラックと連続トラックのS
/N比のオフトラック特性の違いを示す特性図である。
/N比のオフトラック特性の違いを示す特性図である。
【図4】本発明に係る磁気記録媒体へのサーボ信号書き
込み方法によるサーボ信号書き込み工程の一例を示す図
である。
込み方法によるサーボ信号書き込み工程の一例を示す図
である。
【図5】同実施例におけるレーザオン/オフパルスの生
成方法の一例を示す波形図である。
成方法の一例を示す波形図である。
【図6】同実施例におけるレーザのオン/オフパルスと
サーボ信号記録との同期をとるための一例を説明するた
めの図である。
サーボ信号記録との同期をとるための一例を説明するた
めの図である。
【図7】従来のディスクのフォーマット状態を示す平面
図である。
図である。
【図8】同ディスクの一部拡大図である。
【図9】従来の磁気記録媒体へのサーボ信号書き込み方
法を説明するための図である。
法を説明するための図である。
【図10】同サーボ信号書き込み方法の問題点を説明す
るための図である。
るための図である。
5 磁気ディスク(磁気記録媒体) 6 基板 7 磁性層 8 レジスト 9 レーザ発振装置 10 クロックパルス発生器 11,12 磁気ヘッド
Claims (4)
- 【請求項1】 情報信号を磁気的に書き込みが可能な磁
気記録媒体において、 一定周波数のサーボ信号が書き込まれた連続のディスク
リート・トラックを有することを特徴とする磁気記録媒
体。 - 【請求項2】 前記サーボ信号は、その周波数がクロッ
クパルスの周波数と同一であることを特徴とする請求項
1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 前記磁気記録媒体は、サーボパターン形
成用パルスを発生させるためのサーボパターン形成用パ
ターンを有していることを特徴とする請求項1又は請求
項2いずれかの項記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 基板と、該基板の一方の面に積層される
磁性層とから構成される磁気記録媒体の表面にレジスト
を形成し、次いで、クロックパルスにオン/オフを同期
させながら前記レジストをレーザ光でカッティングし、
これにより露出した前記磁性層の部分をエッチングし、
次いで、前記レジストの全てを除去した後、前記磁性層
に前記クロックパルスに同期させてサーボ信号を書き込
むことを特徴とする磁気記録媒体へのサーボ信号書き込
み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35906892A JPH06195907A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ信号書き込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35906892A JPH06195907A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ信号書き込み方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06195907A true JPH06195907A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18462574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35906892A Pending JPH06195907A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 磁気記録媒体及び磁気記録媒体へのサーボ信号書き込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06195907A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008171490A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 垂直記録ディスクリートトラックメディアおよびそのサーボパターン磁化方法 |
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JP2011141949A (ja) * | 2011-04-20 | 2011-07-21 | Toshiba Corp | 磁気記録媒体、その製造方法、インプリント用スタンパ、及びその原盤 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35906892A patent/JPH06195907A/ja active Pending
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