JP2006269000A - 光ディスクの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ディスクの製造時にグルーブ形成のために樹脂層に貼り付けられたスタンパーを、ダメージ等を与えることなく樹脂層から剥離する。
【解決手段】 スタンパーが基板から所定幅はみだす状態とし、円盤状の基板裏面を吸着保持した状態で基板を回転させ、回転と同時にはみ出し部分と接触する該接触面に対して転動可能なローラを上昇させ、該はみ出し部分を基板から離す方向に働く力をスタンパー周方向に連続的に付加する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所謂DVD系のディスク或いはBlu-ray Discに代表される光ディスクの製造装置及び製造方法に関する。より詳細には、片面に2層の記録層を有するタイプの光ディスクを製造する際により好適な光ディスクの製造装置及び製造方法に関する。
光ディスクと呼称される光学的記録媒体である例えばBlu-rayディスクは、グルーブ及びピットが表面上に形成されたポリカーボネート等からなる基板、グルーブ等の上面に形成された例えばスパッタリング法による反射層、記録層、等からなるスパッタ層、該スパッタ層の上面を覆う光透過層、及び基板表面を覆う保護層から構成されている。また、更に記録容量を高めるために、記録層を複数層有するディスクも提唱されており、該ディスクにおいては、スパッタ層の上面にスペーサー層が形成され、該スペーサー層の上面にグルーブ及びピットが形成されている。これらグルーブ等の上面に更に上述のスパッタ層等を順次形成することにより複数の記録層を得ることとし、更なる記録容量の増加が図られている。
上述したBlu-rayディスクを製造する場合、光透過層及びスペーサー層は、粘着シートの貼り付け、或いはスピンコート法により形成された樹脂等の層を硬化させること、により得られている。両方法とも種々の特質を有するが、コスト及び生産性を考慮した場合、実用的にはスピンコート法がより好適であると考えられる。この場合、スペーサー上のグルーブ等は、予めネガパターンが形成されたスタンパーを、流動性を保持した樹脂層表面に加圧貼り付けし、該パターンを転写させた後にスタンパーを樹脂層表面より剥離することで得られている。
スタンパーの剥離工程では、従来は、スタンパーを治具により保持し、単にスペーサーの展延面に垂直な方向に力を加えて該スタンパーをスペーサー表面より引き剥がしていた(特許文献1参照)。しかし、当該方法では、スタンパーのみならずスペーサー層或いは基板に対しても損傷を生じさせる可能性があり、また、剥離に際して非常に大きな力の付加が必要とされていた。このため、剥離に要する力を低減し且つ円滑な剥離の開始を行うといった観点から、例えば、ディスク中心の穴に強制的に切り込みをいれ、部分剥離により生じた隙間より圧縮空気を挿入し、剥離を行う方法が提案されている。
また、本出願人は、更に該剥離工程を円滑且つ容易に行う方法として、スタンパーを基板面より大きなものとし、スタンパーの基板上面よりはみ出した部分を用いて該剥離工程を行う方法を提案している(特許文献2参照)。当該方法においては、基板を固定した状態において複数のピンにより該はみ出し部分を基板から離れる方向に押圧することとし、かつピンが基板を押圧する際に基板の外周に沿って各々のピンが時間差を設けて押圧を行うこととしている。このような構成の付加により、剥離の容易化と、剥離時にスタンパー等に対して与えられる負荷の低減を図っている。
特開2001−126322号公報 特開2003−326535号公報
記録媒体である光ディスクは、記録密度の向上に伴ってスペーサー層に転写されるグルーブの溝幅が狭くなり且つ溝形状を確実に転写することが求められる。従って該グルーブの転写に用いられるスタンパーは微細且つ形成精度の高いグルーブパターンを有することとなり、スタンパー自体の加工に要するコストが上昇しつつある。また、該スタンパーを介してUV光等をスペーサー層に照射して該層の硬化を実施することから、スタンパーはUV光を透過し且つUV光の強度を減衰しない十分な薄さを有することが求められている。
しかし、ピンによってスタンパーの外周近傍を基板表面から押し上げることでスタンパーの剥離を行った場合、ピンとスタンパーとの接触部分に負荷集中が生じてしまう。また、該接触部分に生じるピン先端とスタンパー接触面との摩擦力も大きい。このため、スタンパーに損傷を与える可能性は依然として存在している。このため、高価なスタンパーを比較的僅かな使用回数で破棄し、新たなスタンパーを使用する必要がある。また、スタンパーが例えば0.6mm厚さと薄層化した場合、このような構成では薄層スタンパーに対処しきれない恐れもある。
本発明は以上の状況に鑑みて為されたものであり、例えば0.6mm厚さという薄いスタンパーを用いた場合であっても、該スタンパー及びスペーサー層に対して何ら損傷を与える恐れの無い、或いは損傷を与える可能性を低減したスタンパーの剥離装置及び剥離方法、即ち光ディスクの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光ディスクの製造装置は、円盤状基板の上面に対して樹脂層を介して円盤状基板と同心となるように貼り付けられた円盤状基板の外径よりも大きな外径を有する円盤状のスタンパーを、円盤状基板から剥離する光ディスクの製造装置であって、円盤状基板の下面と当接して基板を吸着保持する円盤状基板と同じ或いは小さい外径を有する円形面を上面に有するテーブルと、テーブルにける円形面の中心より等距離であってテーブルの周囲において等間隔となる位置に配置され、スタンパーの円盤状基板との対抗面であって円盤状基板との貼り合せ領域からはみ出した領域と当接し、スタンパーにおける当接面に対して転動可能なローラと、テーブルにおける円形面の中心を回転中心としてテーブルをローラに対して相対的に回転させる第一の駆動装置と、円形面に対して垂直な方向においてローラをテーブルの円形面に対して相対的に上昇させる第二の駆動装置と、を有することを特徴としている。
なお、上述した装置においては、テーブルは下面において第一の駆動装置と連結されており、第一の駆動装置はテーブルを回転させることが好ましい。また、ローラはローラを転動可能に支持するローラ支持アームを介して第二の駆動装置と連結され、第二の駆動装置はローラを上昇させることが好ましい。更には、テーブルの上方であって円形面から所定距離に位置して、剥離されたスタンパーを吸着保持する吸着パッドを更に有することが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る光ディスクの製造方法は、円盤状基板の上面に対して樹脂層を介して円盤状基板と同心となるように貼り付けられた円盤状基板の外径よりも大きな外径を有する円盤状のスタンパーを、円盤状基板から剥離する光ディスクの製造方法であって、円盤状基板の下面と当接して基板を吸着保持する円盤状基板と同じ或いは小さい外径を有する円形面を上面に有するテーブルの円形面上にスタンパーが貼り付けられた基板を吸着保持させ、テーブルにおける円形面の中心より等距離であってテーブルの周囲において等間隔となる位置に配置され、スタンパーの円盤状基板との対抗面であって円盤状基板との貼り合せ領域からはみ出した領域と当接し、スタンパーにおける当接面に対して転動可能なローラをはみ出した領域と当接させ、テーブルにおける円形面の中心を回転中心としてテーブルをローラに対して相対的に回転させると同時に、円形面に対して垂直な方向においてローラをテーブルの円形面に対して相対的に上昇させることを特徴としている。
本発明によれば、剥離時にスタンパーに対して負荷が加えられる位置を、剥離の進行に伴って剥離に効果的に作用し得る位置に順次連続的にシフトさせてゆくことが可能となる。このため、ピン等を用いた場合と異なり、剥離に対する作用が低下した状態で(実際の剥離に対する寄与が低い位置で)スタンパーの局部に負荷集中することが無くなり、スタンパーに対する過剰な負荷集中が防止される。従って、より薄いスタンパーに対してもダメージ、損傷等を与えることなく剥離工程を行うことが可能となる。また、スタンパーと剥離用の治具との接点を、該接点の移動を低摩擦で行うことが可能となるように、スタンパー面に沿って転動するローラによって得ている。従って、ピン等を用いた場合と比較して、接点における摩擦力を低減することが可能となり、該摩擦力による剥離負荷も低減可能となる。
また、本発明によれば、剥離操作に伴って必要となる装置内の動作が、回転テーブルの回転動作、突き上げローラの上下動作、及び剥離アームの退避動作のみとなり、特許文献2に示した構成と比較して、構成要素の数が低減可能となる。また、動作自体も単純なものが多く、駆動系も簡易な駆動装置より構成することが可能となる。従って、剥離動作を安定化させることが容易となるとともに、装置自体を小型化することも容易である。また、上述した接点(突き上げ点)を連続的に移動することが可能であることから、剥離動作の速度を上昇させても、スタンパーに対する負荷の大幅な増加につながらず、タクトタイムを短縮化する効果も得られる。
以下に図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。図1〜図6は、各々本発明に係る光ディスク製造装置、具体的にはスタンパーの剥離装置の主要構成の概略を示しており、該装置に基板を載置した際における基板面に対して垂直な面による部分断面を含む側面図である。図1はスタンパー付き基板を装着しない状態を、図2はスタンパー付き基板を本装置に装着した状態を、図3から図6にかけては、基板よりスタンパーを剥離する一連の装置の状態を各々示している。
本装置1は、基板保持系10、スタンパー突上げ系30、及びスタンパー保持系50を主たる構成として有している。なお、本実施の形態において、本装置に装着される基板3の上面全面にはスペーサー層4が形成されており、該スペーサー層4の上面にはスタンパー6が貼り付けられている。基板3は中央部に貫通穴3aを有する円盤形状からなり、スタンパー6は基板3より大きな外径を有する円盤形状からなる。スタンパー6も中央部に貫通穴6aを有し、基板3に対して中心が一致するように貼り付けられている。従って、基板3の全周において、その外方にスタンパー6が突き出すこととなる。また、本実施形態において、基板3の延在面を水平面、基板3におけるスペーサー層4の形成面を上面とし、該水平面に垂直な方向を軸方向として定義する。
基板保持系10は、回転テーブル11、回転軸支持部13、及びテーブル回転モータ15を主たる構成として有している。回転テーブル11は、水平面内に延在する略円盤形状の本体部11aと、略円盤形状の一方の円形面(裏面)の中心より軸方向下方に延在する軸部11bとを有している。本体部11aの上面は、基板3と略同一の大きさを有する円形の略平面からなる基板受面11cとして作用し、該基板受面11cの中央部には基板3の貫通穴3a等に挿貫される突起部11dが配置される。また、基板受面11c内には吸着開口11eが複数設けられており、該吸着開口11eは本体部11a内部に設けられた真空経路12に連通している。
真空経路12は、本体部11a及び軸部11bの内部を通り、回転軸支持部13の内部を介して不図示の真空排気系と接続されている。該真空経路内部を排気することにより、吸着開口11eによる基板3裏面の吸着保持がなされる。回転軸支持部13は、装置1のフレームである基台8の水平方向延在面に固定されている。また、回転軸支持部13は内部にテーブル用ベアリング14を有し、該ベアリング14を介して、軸部11bを回転可能であって且つ軸部11bが垂直方向に延在するように支持している。テーブル回転モータ15は、回転軸が垂直方向(軸方向)に向かうように基台8によって支持されている。また、該モータ15の回転軸は回転テーブル11の軸部11bと同軸となるように連結されている。従って、テーブル回転モータ15が動作することにより、回転テーブル11が軸中心に回転することとなる。
スタンパー突上げ系30は、基台8に固定された突上げモータ31、該突上げモータ31により軸方向に上下動可能に支持される突上げフレーム33、突上げフレーム33から軸方向に立ち上がる突上げアーム35、及び突上げアーム35に支持される突上げローラ37とから構成される。突上げアーム35は、複数本(本実施例においては3本)存在し、各々回転テーブル11の回転中心を中心として等距離且つ各々の配置の間が等角度となるように(即ち等間隔で)配置される。突上げローラ37は個々の突上げアーム37に対応して配置されている。
また、突上げローラ37は、略円柱形上を有し、該円柱形上の軸心を貫通する貫通ピン38を介して、軸心中心に回転可能となるように突上げアーム37に支持される。なお、軸心は基板受面11cと平行となるように設定される。図7は、突上げローラ37を基板中心から見た状態を示している。突上げローラ37の円柱形状の側面であって、最も上方に位置する領域がスタンパー6のはみ出し部分(下面側)と接触する。基板3が軸心を中心として回転する際には、突上げローラ37も貫通ピン38を中心として回転し、スタンパー6との接触領域を順次連続的に移動させていく。
スタンパー保持系50は、剥離されたスタンパー6を吸着保持する吸着パッド51、吸着パッド51と基板保持系10との位置関係を規定する位置決め回転ピン53、一端において吸着パッド51及び位置決め回転ピン53を保持する略棒状の保持アーム55、保持アーム55の他端において該保持アームを略水平面内に回転可能に指示するアーム回転シリンダ57、及びアーム回転シリンダ57と共に保持アーム55等を上下方向(軸方向)に駆動可能に支持するアーム上下シリンダ59を有している。位置決め回転ピン53は略棒形状を有し、下端部53aの中心部において回転テーブル11の突起部11dの中心部と係合可能な形状を有している。具体的には突起部11dの中央部には凹部が形成され、下端部53aの中心は下方に凸となる錐形状を有している。該錐形状の頂部が該凹部に嵌合することにより、これら部材の位置決めが為される。
位置決め回転ピン53は、上端部において、回転ピン用ベアリング61を介して保持アーム55に支持されている。吸着パッド51は位置決め回転ピン53を中心として複数本配置されている。該吸着パッド51略棒形状からなり、下端部に吸着面を有し、上端部において保持アーム55に支持されている。吸着パッド51は不図示の真空源と接続されており、該真空源を通じてスタンパー6を実際に吸着保持する。なお、該吸着パッド51によってスタンパー6が吸着される際には、弾性にて跳ね上がったスタンパー6が吸着パッド51の下端部と衝突する場合がある。このため、吸着パッド51、特に下端部は比較的柔らかで衝突時の衝撃を和らげる軟性のゴム等から構成されることが好ましい。
実際に、本装置に基板が搭載された状態においては、図2から図6に示すような配置に吸着パッド51及び位置決め回転ピン53が位置している。しかし、基板を本装置に供給する際及び本装置から排出する際には、アーム上下シリンダ59及びアーム回転シリンダ57の作用により、吸着パッド51等は基板保持系10の上部空間より退避している。
なお、突上げローラ37とスタンパー6とは常に接触し且つその接触位置を移動させている。このため、これら部材の摩擦等によって静電気が発生し、この静電気がスタンパー6或いは基板3を帯電させる恐れがある。これら部材が帯電した場合、静電気によってごみ、塵等が個々の部材の表面に付着し、これが光ディスク上に欠陥を生じさせる可能性も考えられる。このため、例えば、保持アーム55等に除電用の所謂窒素ガン等の除電用の構成を付加し、除電雰囲気中にて剥離操作を行えるようにすることが好ましい。
以上に述べた装置を用いて実際に基板3からスタンパー6を剥離する工程について、図1から図6を参照して以下に説明する。図1に示される状態にある本発明に係る装置に対して、スタンパー6が貼り付けられ且つ樹脂層4の硬化が終了した基板が搭載される。実際には、不図示の搬送装置によって該基板3が回転テーブル11の基板受面11c上に載置される。その際、基板3等の貫通穴に突起部11dが挿貫され、基板3と回転テーブルとの位置決めが為される。続いて、真空経路12を介して吸着開口11eによる基板3の吸着保持が為される。この段階で、アーム回転シリンダ57が動作し、位置決め回転ピン53を突起部11dの直上まで移動させる(図2参照)。
更に、アーム上下シリンダ59を動作させ、位置決め回転ピン53等を下降させる。位置決め回転ピン53の下端部先端53aと突起部11dの先端部とが当接、嵌合することでアーム上下シリンダ59の動作は停止される。なお、突上げローラ37は、基板3が回転テーブル11によって吸着保持された状態において、その最上部領域がスタンパー6のはみ出し部分と当接或いは僅かに下方に離れるように予め設定されている。スタンパー突上げ系30は、基板吸着時において当該状態で待機している。
ここで、テーブル回転モータ15によって回転テーブル11の回転動作が開始される。このとき、位置決め回転ピン53は突起部11dと当接し一体化しているが、回転ピン用ベアリング61に作用により、位置決め回転ピン53は回転テーブル11と共に回転動作を行う(図3参照)。回転テーブル11の回転動作開始と共に、突上げモータ31が作動し始め、突上げアーム35を上方(軸方向)に駆動し始める。当該動作によって突上げローラ37も上昇し、円筒部の最上面がスタンパー6のはみ出し部分と当接する。回転テーブル11の回転動作、及び突上げローラ37の上昇は継続される。回転テーブル11の回転に伴って、突上げローラ37と当接するスタンパー6の当接部分は順次その周方向に移動する。しかし、該ローラは回転可能であり、当接部分の移動に伴って突上げローラ37自身が回転し、突上げローラ37側の当接部分を移動させていく。従って、ローラ-スタンパー間に生じるこすれ、摩擦等は最小限とされる。
突上げローラ37の上昇量がある程度以上となった際に、該ローラの最も近傍のスタンパー-樹脂層間から剥離が生じ始める。回転テーブル11の回転に伴って、生じた剥離はスタンパーの周方向に拡張される(図4参照)。突上げローラ37の上昇が更に続けられることにより、剥離の周方向の拡張と共に、剥離の径方向の拡張も進行する。なお、剥離の開始領域及び剥離の拡張が最も顕著に進行する領域はスタンパー6の弾性変形が最も大きい領域、即ち突上げローラ37とスタンパー6との接触点に最も近い貼り合せ部分となる。本発明においては、この接触点が、低い摩擦力でスタンパー6の周方向に連続的に移動することから、局部的に大きな変形をスタンパー6の特定部分に集中して生じさせることが防止される。
剥離の進行がスタンパー-樹脂層間の貼り合せ領域全域に及ぶことにより、スタンパー6は樹脂層4より完全に剥離される。その際、スタンパー6自身の弾性(復元性)によりスタンパー6は曲げ変形を修復し、平坦な板材として突上げローラ37に支持されることとなる。吸着パッド51下端の吸着面は、予めこのときのスタンパー6の平坦面と当接する位置となるようにして保持アーム55に固定されている。このように剥離が終了し、スタンパー6が吸着パッド51に吸着保持された状態を図5に示す。
ここで、突上げアーム35等の上昇動作は停止される。その後、スタンパー6を保持した吸着パッド51は、アーム上下シリンダ59によって更に上方に運ばれ(図6参照)、アーム回転シリンダ57によってスタンパーの収容位置にまで搬送される。同時に、不図示の基板搬送系により、スタンパー剥離済みの基板3は更なる工程に搬送される。その後、突上げアーム35等は元の待機位置まで退避し、次の基板の剥離工程に備える。
以上の工程の実施により、より薄いスタンパーに対してもダメージ、損傷等を与えることなく剥離工程を行うことが可能となる。なお、本実施の形態においては、基板を保持するテーブル側を回転させ且つ突上げローラ側を上昇させることとしている。しかし、本発明は当該形態に限定されず、テーブル側を下降させ、突上げローラ側を基板中心が中心となるように回転させることとしても良い。従って、突上げローラの動作及び回転テーブルの動作は各々相対的な上昇及び相対的な回転として把握されることが好ましい。
本実施形態においては、テーブルの中心を回転中心としてテーブルをローラ(突き上げローラ)に対して相対的に回転させる第一の駆動装置にはテーブル回転モータが対応する。該駆動装置はテーブルの下面と連結される。また、テーブル上面の円形面に対して垂直な方向においてローラをテーブルに対して相対的に上昇させる第二の駆動装置には突上げモータが対応する。当該駆動装置はローラを転動可能に支持する突上げアーム、即ちローラ支持アームを介して該ローラに連結される。また、回転テーブルの基板保持面は円形面であって、その外径は基板の外径と同じか或いは小さいことが好ましい。これにより、突上げローラの一制度にマージンを与えることが可能となり、突上げローラはスタンパーにおけるはみ出し領域と容易に当接可能となる。
なお、突上げローラは、数が少なすぎる場合には該ローラとスタンパーとの接点が少なく負荷集中の度合いが大きくなることから好ましくない。また、数が多すぎる場合には、剥離開始時に貼り合せ面にかかる力が大きくなり、基板を回転テーブルに確実に吸着保持することが困難となり好ましくない。従って、突上げローラの数は、3個以上6個未満とすることが好ましく、装置構成の簡略化及び複数のローラの位置合わせ精度等の観点から3個或いは4個とすることがより好ましい。
また、本実施形態では、装置構成が簡略化し得ることから、諸構成の動作を水平面内及び該面に垂直な方向に限定し、各構成もこれら面等を基準として構築されている。しかし、本装置に基板等を搬送する搬送系、或いは本装置自体のフットプリント、或いはスタンパーの保持の容易さ等を考慮して、例えば上下方向を逆に配置する、垂直面を基準とする等の変形が可能である。また、各駆動系についても、要求される動作精度、動作範囲、動作速度等の条件に応じ、適宜変更されることが望ましい。また、基板としては通常の貫通穴を有する円盤状基板を用いているが、本出願人が提唱する中央部に円筒状の突起を有する略円盤状の基板等、種々の形状の基板を対象とすることが可能である。
次に、実際に本発明に係る剥離装置を用いて樹脂層とスタンパーとの剥離を実施結果について述べる。本実施例において用いた装置の基本構成は、上述した実施形態と特に異なることが無いことからここでの説明は省略する。本実施例においては、厚さ1mm、径120mm、中心穴径15mmのポリカーボネート基板を用いている。該基板表面に対して、スパッタリングによって各種膜を形成し、更に厚さおよそ20μmのUV光硬化性の樹脂層を形成し、0.6mm厚さのUV光透過性のスタンパーを貼り付けて、スタンパーのグルーブを樹脂層に転写形成した。
このようにして得られたスタンパー付き基板を本装置に搭載し、スタンパーの剥離を行った。なお、本実施例においては、突上げローラ37が3個となる構成を採用している。その結果、従来装置においてスタンパーを交換していた使用回数を大幅に上回る回数まで該スタンパーを使用したにもかかわらず、該スタンパーには変形等何ら生じなかった。以上述べたように、本発明の実施により、より薄いスタンパーに対してもダメージ、損傷等を与えることなく剥離工程を行うことが可能となった。
以上の実施形態及び実施例については主にBlu-rayディスクにおけるスペーサー層を対象として述べている。しかしながら、本発明の適用対象はこれら層に限定されず、DVDにおけるグルーブ形成、円盤状基板表面に対するスタンパーによるパターン形成時等、種々の樹脂層からのスタンパー剥離工程に対して適用可能である。
本発明の一実施形態に係る光ディスクの製造装置であって、スタンパー付き基板が搭載される前の状態を示す側面図である。 図1に示す装置において、スタンパー付き基盤が搭載された状態を示す図である。 図1に示す装置において、スタンパーの剥離操作を開始した状態を示す図である。 図1に示す装置において、スタンパーが途中まで剥離された状態を示す図である。 図1に示す装置において、スタンパーが完全に剥離された状態を示す図である。 図1に示す装置において、剥離されたスタンパーを別装置に移動する直前の状態を示す図である。 図1等に示した装置における突上げローラ及びその周辺の構成を示す図である。
符号の説明
1:光ディスク製造装置、 3:基板、 4:樹脂層(スペーサー層)、 6:スタンパー、 8:基台、 10:基板保持系、 11:回転テーブル、 12:真空経路、 13:回転軸支持部、 14:テーブル用ベアリング、 15:テーブル回転モータ、 30:スタンパー突上げ系、 31:突上げモータ、 33:突上げフレーム: 35:突上げアーム、 37:突上げローラ、 38:貫通ピン、 50:スタンパー保持系、 51:吸着パッド、 53:位置決め回転ピン、 55:保持アーム、 57:アーム回転シリンダ、 59:アーム上下シリンダ、 61:回転ピン用ベアリング

Claims (5)

  1. 円盤状基板の上面に対して樹脂層を介して前記円盤状基板と同心となるように貼り付けられた前記円盤状基板の外径よりも大きな外径を有する円盤状のスタンパーを、前記円盤状基板から剥離する光ディスクの製造装置であって、
    前記円盤状基板の下面と当接して前記基板を吸着保持する前記円盤状基板と同じ或いは小さい外径を有する円形面を上面に有するテーブルと、
    前記テーブルにおける前記円形面の中心より等距離であって前記テーブルの周囲において等間隔となる位置に配置され、前記スタンパーの前記円盤状基板との対抗面であって前記円盤状基板との貼り合せ領域からはみ出した領域と当接し、前記スタンパーにおける当接面に対して転動可能なローラと、
    前記テーブルにおける前記円形面の中心を回転中心として前記テーブルを前記ローラに対して相対的に回転させる第一の駆動装置と、
    前記円形面に対して垂直な方向において、前記ローラを前記テーブルの前記円形面に対して相対的に上昇させる第二の駆動装置と、を有することを特徴とする光ディスクの製造装置。
  2. 前記テーブルは下面において第一の駆動装置と連結されており、前記第一の駆動装置は前記テーブルを回転させることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの製造装置。
  3. 前記ローラは前記ローラを転動可能に支持するローラ支持アームを介して前記第二の駆動装置と連結され、前記第二の駆動装置は前記ローラを上昇させることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの製造装置。
  4. 前記テーブルの上方であって前記円形面から所定距離に位置して、剥離された前記スタンパーを吸着保持する吸着パッドを更に有することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの製造装置。
  5. 円盤状基板の上面に対して樹脂層を介して前記円盤状基板と同心となるように貼り付けられた前記円盤状基板の外径よりも大きな外径を有する円盤状のスタンパーを、前記円盤状基板から剥離する光ディスクの製造方法であって、
    前記円盤状基板の下面と当接して前記基板を吸着保持する前記円盤状基板と同じ或いは小さい外径を有する円形面を上面に有するテーブルの前記円形面上に前記スタンパーが貼り付けられた基板を吸着保持させ、
    前記テーブルにおける前記円形面の中心より等距離であって前記テーブルの周囲において等間隔となる位置に配置され、前記スタンパーの前記円盤状基板との対抗面であって前記円盤状基板との貼り合せ領域からはみ出した領域と当接し、前記スタンパーにおける当接面に対して転動可能なローラを前記はみ出した領域と当接させ、
    前記テーブルにおける前記円形面の中心を回転中心として前記テーブルを前記ローラに対して相対的に回転させると同時に、前記円形面に対して垂直な方向において前記ローラを前記テーブルの前記円形面に対して相対的に上昇させることを特徴とする光ディスクの製造方法。
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