JP2001052378A - 情報ディスクの製作方法及び装置 - Google Patents

情報ディスクの製作方法及び装置

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JP2001052378A
JP2001052378A JP11327828A JP32782899A JP2001052378A JP 2001052378 A JP2001052378 A JP 2001052378A JP 11327828 A JP11327828 A JP 11327828A JP 32782899 A JP32782899 A JP 32782899A JP 2001052378 A JP2001052378 A JP 2001052378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD−18型光ディスクなどの製作工程に
おけるダミーディスクの引き剥がしの際に、ディスク基
板の記録膜や反射膜に実質的に悪影響を与えずに引き剥
がすことができ、かつ量産に適した方法と装置を提供す
ること。 【解決手段】 光を反射する第1の反射膜と第2の反射
膜を有する情報ディスク基板を製作する方法において、
片面に情報が記録されると共に前記第1の反射膜を有す
るディスク基板と、片面に情報が記録されると共に前記
第2の反射膜を有するダミーディスクとを接着剤により
貼り合わせる第1の工程と、それぞれ中央開口を有する
前記ディスク基板とダミーディスクとの間に、前記中央
開口から機械的な力を加えて前記第2の反射膜と前記ダ
ミーディスクとの間を部分的に剥離する第2の工程と、
その第2の工程により部分的に剥離された前記ディスク
基板とダミーディスクとの間に、前記中央開口から圧搾
気体を供給して前記ダミーディスクを前記第2の反射膜
から剥離させて除去する第3の工程とを備える情報ディ
スクの製作方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数の記録面を
有する光ディスクの製造方法及び光ディスクの製造装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 光ディスクにより、記録容量を増大さ
せる技術が発展普及してきており、さらにその記録容量
をより高密度化する傾向にある。例えば、4層の構造
で、両面から2層づつ記録している光ディスクでDVD
−18と称する17GBの記録容量のものがある。この種の
光ディスクの製造方法としては、例えば特開平10- 2836
82号公報又は特公平8-23941 号公報に示されているもの
がある。これらに示される光ディスクの製造方法におい
ては、いずれかの記録面の製造工程において、各層ごと
にスタンパを用い、このスタンパと接着層との界面を剥
離してその接着層にピット列による情報を転写し、その
ピットの形成された接着層面に反射膜を形成している。
【0003】 このような製造方法では、複数回のスタ
ンパによる工程を順次行わなければならないため、全製
造工程の長さがそれだけ長くなる。また、スタンパによ
る工程は、クリーンルームにおいて厳重な管理を行う必
要があり、工程の性質の異なる貼り合わせの工程と交互
にこのスタンパによる工程を設けることは効率的ではな
い。
【0004】 このような問題を解決するために、次の
ようなディスクの製造方法が提案されている。この製造
方法は、図9にディスクの断面を示すように、最終的に
情報ディスクの一方側となるディスク基板1と後の工程
で引き剥がされて除去されるダミーディスク2とを用い
る。ディスク基板1は通常のものと同じであり、ポリカ
ーボネイトのような透明性のあるプラスチック材料から
なり、一方の面に情報を記録するピット1aなどと金を
薄く蒸着してなる光半透過性の反射膜1bを備える。
【0005】 ダミーディスク2は、ポリメチル・メタ
クリレート樹脂のような材料を成型したものからなり、
その片面には情報を記録するピット2aなどとアルミニ
ウムを薄く蒸着してなる反射膜2bを備える。このダミ
ーディスク2は、ディスク基板1とほぼ同様な形状、大
きさ、厚みを有する。
【0006】 これらディスク基板1とダミーディスク
2は、それぞれの反射膜1bと2b面が紫外線硬化型の
接着剤からなる接着層3を介して接着されている。この
場合、ディスク基板1と反射膜1bとの界面の接着強度
は、ダミーディスク2が反射膜2bに対して剥がれ易い
ポリメチル・メタクリレート樹脂のような材質でできて
いるので、ダミーディスク2とその反射膜2bとの境界
の接着強度、接着層3とディスク基板1の反射膜1bと
の界面の接着強度、接着層3と反射膜2bとの境界の接
着強度のいずれよりも小さく、剥がれ易くなっている。
なお、4はディスク基板1とダミーディスク2の中央穴
を示す。
【0007】 このようにディスク基板1とダミーディ
スク2とを貼り合わせた後、これらの間に引き剥がし力
を加えて、ダミーディスク2とその反射膜2bとの間で
ダミーディスク2を引き剥がし、除去する。この状態で
は、ディスク基板1の一方の面に順に、ピットなどの記
録層1a、反射膜1b、接着層3、記録層2a、及び反
射膜2bが備えられる。このような構造のディスク基板
を2枚、記録層や反射膜が内側に位置するよう貼り合わ
せることにより、冒頭で述べたようなDVD−18と称
する17GBの記録容量のDVDが得られる。
【0008】 しかしながら、ダミーディスク2と反射
膜2bとの界面の接着強度を十分に小さくすることは現
実問題として不可能であるので、ある程度以上の大きさ
の引き剥がし外力との間に加えなければならない。この
際、ダミーディスク2の引き剥がし時にディスク基板1
に悪影響を与えず、しかも量産に適した引き剥がし方法
でなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明
は、前述のようなダミーディスクの引き剥がしの際に、
ディスク基板の記録膜や反射膜に実質的に悪影響を与え
ず、かつ量産に適した情報ディスクの製造方法とその製
造方法を実現する製造装置を提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】 この課題を解決するた
めに、第1の発明に係る方法は、光を反射する第1の反
射膜と第2の反射膜を有する情報ディスク基板を製作す
る方法において、片面に情報が記録されると共に前記第
1の反射膜を有するディスク基板と、片面に情報が記録
されると共に前記第2の反射膜を有するダミーディスク
とを接着剤により貼り合わせる第1の工程と、それぞれ
中央開口を有する前記ディスク基板とダミーディスクと
の間に、前記中央開口から機械的な力を加えて前記第2
の反射膜と前記ダミーディスクとの間を部分的に予備剥
離する第2の工程と、第2の工程により部分的に予備剥
離された前記ディスク基板とダミーディスクとの間に、
前記中央開口から圧搾気体を供給して前記ダミーディス
クを前記第2の反射膜から剥離させて除去する第3の工
程とを備えたことを特徴とする情報ディスクの製作方法
提案するものである。
【0011】 第2の発明に係る方法は、請求項1にお
いて、前記第2の工程及び第3の工程による予備剥離と
剥離は前記ディスク基板とダミーディスクの中央開口側
から行うことを特徴とする情報ディスクの製作方法を提
案するものである。
【0012】 第3の発明に係る方法は、光を反射する
第2の反射膜と第2の反射膜を有する情報ディスク基板
を製作する装置において、片面に情報が記録されると共
に前記第1の反射膜を有するディスク基板と、片面に情
報が記録されると共に前記第2の反射膜を有するダミー
ディスクとを接着剤により貼り合わせる貼り合わせ装置
と、その貼り合わせ装置から貼り合わされた前記ディス
ク基板とダミーディスクを受け取って前記ディスク基板
を吸着する手段をもつ受け台と、前記ディスク基板とダ
ミーディスクとの間をそれらの中央開口側から押し開い
て前記第2の反射膜から前記ダミーディスクを部分的に
剥離する予備剥離手段と、部分的に剥離された前記ディ
スク基板とダミーディスクとの間に圧搾気体を供給して
前記第2の反射膜から前記ダミーディスクを剥離し、除
去する剥離手段とを備えたことを特徴とする情報ディス
クの製造装置を提案するものである。
【0013】 第4の発明に係る方法は、請求項3にお
いて、前記予備剥離手段は、間欠的に回転して前記ディ
スク基板とダミーディスクを順次各ポジションに送るタ
ーンテーブルの停止時に該ターンテーブルの開口を通し
て上昇し、前記予備剥離動作を行い、しかる後に下降す
ることを特徴とする情報ディスクの製造装置を提案する
ものである。
【0014】 第5の発明に係る方法は、請求項3又は
請求項4において、前記予備剥離手段は、前記ディスク
基板とダミーディスクの中央開口において拡縮動作を行
う複数に分割された楔部材を備え、予備剥離を行うとき
には前記楔部材が径を拡大する動作を行って前記楔部材
の先端が前記ディスク基板とダミーディスクとの間に入
り込むことを特徴とする情報ディスクの製造装置を提案
するものである。
【0015】 第6の発明に係る方法は、請求項3ない
し請求項5のいずれかにおいて、前記剥離手段は、前記
ディスク基板とダミーディスクの中央開口からそれら基
板間に通じる圧力チャンバ、及び該圧力チャンバに圧搾
気体を供給する圧搾気体供給源を備えたことを特徴とす
る情報ディスクの製造装置を提案するものである。
【0016】 第7の発明に係る方法は、光を反射する
第1の反射膜と第2の反射膜を有する情報ディスク基板
を製作する方法において、片面に情報が記録されると共
に前記第1の反射膜を有するディスク基板と、片面に情
報が記録されると共に前記第2の反射膜を有するダミー
ディスクとを接着剤により貼り合わせる第1の工程と、
それぞれ中央開口を有する前記ディスク基板とダミーデ
ィスクとの間に、前記中央開口から機械的な力を加えて
前記第2の反射膜と前記ダミーディスクとの間を部分的
に拡げた状態で前記中央開口から圧搾気体を前記第2の
反射膜と前記ダミーディスクとの間に供給して前記ダミ
ーディスクを前記第2の反射膜から剥離して除去する第
2の工程とを備えたことを特徴とする情報ディスクの製
作方法を提案するものである。
【0017】 第8の発明に係る方法は、光を反射する
第2の反射膜と第2の反射膜を有する情報ディスク基板
を製作する装置において、片面に情報が記録されると共
に前記第1の反射膜を有するディスク基板と、片面に情
報が記録されると共に前記第2の反射膜を有するダミー
ディスクとを接着剤により貼り合わせる貼り合わせ装置
と、その貼り合わせ装置から貼り合わされた前記ディス
ク基板とダミーディスクを受け取って前記ディスク基板
を吸着する手段をもつ受け台と、前記ディスク基板とダ
ミーディスクとの間をそれらの中央開口側から押し開い
て前記第2の反射膜から前記ダミーディスクを部分的に
剥離する機械的剥離手段と、その機械的剥離手段により
部分的に剥離され拡げられた状態の前記ディスク基板と
ダミーディスクとの間に圧搾気体を供給して前記第2の
反射膜から前記ダミーディスクを剥離する気体剥離手段
とを備えたことを特徴とする情報ディスクの製造装置を
提案するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】 図1から図6は、本発明に係る
光ディスクの製造方法の第一の実施例を実現するための
装置の実施の形態を示す図である。以下これらの図に基
づいて説明する。
【0019】 先ず図1は本発明に関連する製造装置の
全体図の概略を示すものであり、10は図9に示したデ
ィスク基板1とダミーディスク2とを接着層3で貼り合
わせる通常の貼り合わせ装置、11はこれから述べる複
数の機能ポジションを有するターンテーブル、12は貼
り合わされたディスク基板1とダミーディスク2を貼り
合わせ装置10からターンテーブル11のディスク受領
ポジション11aに移載するディスク移載機構、13
は、ターンテーブル11の回転に伴ってディスクが受領
ポジション11aから接着剤除去ポジション11bにき
たとき、ディスク基板1とダミーディスク2との間から
はみ出している接着剤を除去する接着剤除去機構、14
はクリーニングポジション11cでディスクに付着した
ホコリなどを除去する除電・クリーニング機構、15は
ディスクがターンテーブル11上を受領ポジション11
aから反転ポジション11dに至るまでに損傷を受けな
いようダミーディスク2を下側に、ディスク基板1を上
側にして搬送するため、これらを反転ポジション11d
で反転してダミーディスク2を上側にする反転機構であ
る。
【0020】 次に、16は本発明の主要な部分である
機械的予備剥離機構であり、後で詳述するように予備剥
離ポジション11eでディスク基板1とダミーディスク
2との間に機械的に力を加えて部分的に剥離させる。1
7は機械的予備剥離機構16により部分的に剥離された
ディスク基板1とダミーディスク2との間に圧搾気体を
吹き込んで完全にそれらを剥離させ、剥離されたダミー
ディスク2を剥離ポジション11fからリサイクルボッ
クス18に排出する気体圧剥離機構、19はディスクの
帯電電荷やホコリを除電ポジション11gで除去するた
めの除電・クリーニング機構、20はディスク基板1の
内周部、外周部の接着剤を処理して、前述のように2枚
のディスク基板1を貼り合わせたときDVDとして支障
ないようにする接着剤処理機構である。
【0021】 以下、図2ないし図6により機械的予備
剥離機構16の具体的な構成と予備剥離方法について説
明する。なお、図3、図4で示される三つの楔部分16
a1,16a2,16a3は同一構成で等しい動作を行
うので、説明の都合上、他の図面では楔部分16aとし
て扱う。図2は予備剥離ポジション11eの状態を示
し、ターンテーブル11が予備剥離ポジション11eで
停止したとき、ターンテーブル11の開口(図示せず)
を通してディスク受台21と機械的予備剥離機構16が
上昇し、ターンテーブル上の貼り合わされたディスク基
板1とダミーディスク2とがディスク受台21に支承さ
れ、この状態では機械的予備剥離機構16の頭部である
楔部分16aがディスク基板1とダミーディスク2の中
央穴4内に位置するようになっている。機械的予備剥離
機構16の楔部分16aの先端部16a’レベルはディ
スク基板1とダミーディスク2の中央穴4内においてそ
れらの間隙の範囲にあるように設定される。
【0022】 機械的予備剥離機構16の主要部分は図
3及び図4に示すような同一構成の三つの拡縮動作可能
な楔部分16a1,16a2,16a3から構成され、
これら楔部はそれぞれ120度の角度で広がる扇形とな
る平面図形をもつ。三つの楔部分16a1,16a2,
16a3はそれぞれ対応する支柱部分16bと一体的に
構成されて支承される。そして、三つの支柱部分16b
は図示していない通常の駆動機構に結合され、拡縮動作
と上昇・下降動作を行えるようになっている。また、三
つの楔部分16a1,16a2,16a3が縮径、つま
り互いに当接している状態ではそれら楔部分の最大径は
ディスク基板1とダミーディスク2の中央穴4及びディ
スク受台21の開口の内径よりも小さくなるように製作
されている。
【0023】 ここで、ディスク基板1の三つの楔部分
16aの角度θは、例えば30度であり、ディスク基板
1の中央穴4の直径を考慮すると25度から45度の範
囲が好ましい。しかし、楔部分16aの楔形状を図示の
ものに限る必要はなく、ほぼ上下対称の角度のものでも
良い。
【0024】 ターンテーブル11が予備剥離ポジショ
ン11eで停止したとき、図示していないが、縮径状態
の三つの楔部分16aはターンテーブル11とディスク
受台21の開口を通して上昇し、各楔部分16aの先端
16a’がディスク基板1とダミーディスク2の内周面
1a,2aに接触することなく、図2に示すようにター
ンテーブル上のディスク受台21に支承された、貼り合
わされたディスク基板1とダミーディスク2との間の空
隙Xに楔部分の先端16a’が位置するレベルで停止す
る。この状態では、ディスク受台21に設けられた吸引
通路22を通して吸引が行われているので、ディスク基
板1はディスク受台21に吸着され、安定に位置してい
る。
【0025】 次に、図示されていない駆動装置によ
り、三つの楔部分16aは、図4及び図5に示すように
拡径動作、つまり放射外方向に動作を行い、それぞれの
楔部分の先端16a’がディスク基板1とダミーディス
ク2との間の空隙Xに入り込み、押し広げる力を与え
る。この結果、図5の左側だけを拡大した図6で示すよ
うに、ディスク基板1とその反射膜1bとの境界の接着
強度、接着層3とディスク基板1の反射膜1bとの界面
の接着強度、接着層3と反射膜2bとの境界の接着強度
のいずれよりも接着強度の小さいダミーディスク2と反
射膜2bとの界面の内周部分で剥がれYが生じる。
【0026】 ここで大切なことは、拡径状態の三つの
楔部分16aの円弧状外周がほぼ仮想の同一円周上に存
在する点である。これにより、三つの楔部分16aがデ
ィスク基板1とダミーディスク2との間の空隙Xに内周
に沿ってほぼ均一な力を与えることができ、ディスク基
板1の一部分だけに外力が集中したり、外力が強くなる
ことがないので、ディスク基板1とダミーディスク2と
の間でその内周に沿ってほぼ均一な剥がれが生ずる。こ
のことは、ディスク基板1に悪影響を与えずに済み、か
つ次に説明するディスク基板1とダミーディスク2との
完全な引き剥がしを容易なものにする。
【0027】 次に、前述のように機械的に予備引き剥
がしされたディスク基板1とダミーディスク2は、図7
に示すような装置により完全に引き剥がされる。断面図
である。この引き剥がし装置25は、大別して、ディス
ク基板1とダミーディスク2を載せるヘッド26とヘッ
ドピン27とから構成される。ヘッド26は、いわゆる
レコード用のターンテーブルに似た円盤状の上面構造を
有する金属性の円筒型物体であり、中央上部に加圧チャ
ンバ26Aが設けられている。この加圧チャンバ26A
に接続されて空気圧を与えるための空気通路として作用
するインレット26Bを設ける。ヘッド26の上面に
は、加圧チャンバ26Aを囲む環状のリム26Cがあ
り、このリム26Cの外円周は、ディスク基板1の中心
穴4が内接する。そして、リム26Cの外周には環状の
逃げ溝26Dが設けられる。逃げ溝26Dのさらに外側
の円盤部には、例えば前記中心穴と同心円状の45°間
隔の位置に吸着穴26Eが垂直に貫通している。このヘ
ッド26の底部は、真空チャンバ28を形成しながら、
相互の嵌合部29において図示しないボルトにて締め付
けられて、ベースブロック30と気密嵌合している。
【0028】 ヘッドピン27は、金属性のコマ状の物
体で、直径がディスク基板1とダミーディスク2の中央
穴4の径よりも若干だけ小さい頭部27Aと,頭部27
Aを軸承する軸部27Bと、軸部27Bをヘッド26の
加圧チャンバ26Aの底部に、図示しないネジ部により
固定する固定部27Cとからなる。軸部27Bは、ディ
スク基板1とダミーディスク2の中央穴4の径よりも小
さな直径の円柱状で、ヘッド26の垂直内壁との間に加
圧チャンバ26Aを形成する。
【0029】 また、頭部27Aは、ディスク基板1と
ダミーディスク2の中央穴4の内周壁に対して、滑動で
きる寸法とする。したがって、ヘッドピン27の上方か
らディスク基板1とダミーディスク2の中央穴4を通し
てヘッド26の上に載置することができ、このとき頭部
27Aがガイドとして役割をするとともに、ダミーディ
スク2の中心穴の縁が頭部27Aと接しているため、加
圧チャンバ26Aはほぼ気密室を構成する。
【0030】 このように構成された引き剥がし装置2
5を用いてダミーディスク2を引き剥がすに当たり、先
ずベースブロック30に形成された気流通路30Aから
図示しない真空源によって真空引きして、これに接続さ
れた真空チャンバ28を真空引きすることにより、ディ
スク基板1とダミーディスク2は各吸着穴26Eにより
吸引され、ヘッド26の上面に吸着固定される。
【0031】 しかる後、図示しない圧縮空気源からイ
ンレット26Bを通して、例えば5kg/平方センチメ
ートルの空気圧が印加されると、この圧縮空気は矢印の
経路を通って加圧チャンバ26Aの中に供給される。図
7からも分かるように、ディスク基板1とダミーディス
ク2の中心穴4側には、その中心穴から所定寸法だけ情
報記録層及び接着層が形成されていないために、双方の
ディスク間に空間が存在し、加圧チャンバ26Aからの
圧縮空気はその空間に入ってディスク基板1とダミーデ
ィスク2との間を中心穴側から拡げるように作用する。
【0032】 そして、前述したように機械的な予備剥
離により、ディスク基板1とダミーディスク2の中心穴
4側の間隙Yは、既にダミーディスク2そのものの面と
反射膜2bとの界面の内周部分で部分的に剥がれている
から、このような圧縮空気の押し拡げる力によりダミー
ディスク2は反射膜2bから容易に剥がれる。この界面
剥離は、まず加圧チャンバ26Aの接する付近の剥離し
ている界面から剥離して、順次ほぼ同心円状に放射外方
向に急速に広がる。この剥離は空気圧により行われるた
め、界面の反射膜2bに損傷を与える可能性は、極めて
小さい。
【0033】 しかる後、図示していない駆動機構によ
りベースブロック30及びヘッド26が降下し、その降
下過程でディスク基板1とダミーディスク2をターンテ
ーブル11上に載置する。そして、引き剥がされたダミ
ーディスク2はリサイクルボックス18に排出され、反
射膜1bと接着剤3の表面に残された反射膜2bを有す
るディスク基板1がターンテーブル11上に残され、次
の除電・クリーニングポジション11gに送られる。
【0034】 なお、図示しないが,このように形成さ
れた2枚のディスク基板1を接着剤により反射膜2b同
士が向き合うように貼り合わすことにより,DVD−1
8型光ディスクを得ることができる。
【0035】 次に本発明の別の実施例について説明す
る。この実施例は前記実施例における機械的な予備剥離
と流体による剥離を同一ポジションで行い、機械的な力
による部分剥離によってディスク基板1とダミーディス
ク2の中央開口周辺を機械的な力で拡げた状態で圧搾気
体をディスク基板1とダミーディスク2との間に吹き込
んでダミーディスク2をその反射膜から引き剥がすもの
である。
【0036】 図8によりこの実施例について説明す
る。この実施例は図5と図6に示したような機械的な部
分剥離機構16’に加えて、その機械的な部分剥離機構
16’を加圧空間S内に選択的に保持できるブローヘッ
ド31を備えている。ブローヘッド31は図示していな
い圧搾空気供給源に接続される圧搾空気供給路31a、
通常の吸着パッド31b、吸着パッド31bにダミーデ
ィスク2を吸着させるための吸引通路31c、及び機械
的部分剥離機構16’が納まり、拡縮径動作ができるよ
うな空間Sを形成するために断面台形状の凹所を有して
いる。圧搾空気供給路31aは図示されていないノズル
に結合されている。
【0037】 そのノズルは、機械的部分剥離機構1
6’の3個の楔部16’aが図4に示したように拡径状
態にあるとき、3個の各楔部16’a間の間隙に入る三
つの方向に向いた小径のノズル先端部を有する。その等
間隔に三つの方向に向いたノズル先端部は圧搾空気を直
接ディスク基板1とダミーディスク2との間に吹き込め
るレベルにある。そして、ブローヘッド31は図示して
いないスプリングコイル、空気シリンダのような弾性装
置を介して図示していない駆動機構に結合され、その駆
動機構の働きによって上下動できるようになっている。
【0038】 前に述べたように、機械的な部分剥離機
構16’の3個の楔部16’aとその支柱部分16’b
はディスク受台21の中央穴の中で拡縮径動作を行うの
で、圧搾空気がディスク受台21の下部などから逃げな
いようにする必要がある。したがって、この実施例では
鎖線で示すように部分剥離機構16’を拡径動作させる
エアシリンダのような駆動機構32を、上方を除いて閉
じられたディスク受台21の下部16’cの内部に収納
している。そして、駆動機構32を駆動するためのエア
供給管が下部16’cの側壁に設けられたパッキング
(図示せず)を通して外部に導出される。
【0039】 次に引き剥がし動作について説明する。
先ず前に述べたように、駆動機構32により機械的な部
分剥離機構16’を動作させ、3個の楔部16’aを拡
径させてディスク基板1とダミーディスク2との間にそ
れら先端を割り込ませて内側を部分的に剥離する。一
方、部分剥離機構16’が動作してその楔部16’aが
拡径した後にブローヘッド31をダミーディスク2の上
面に当接させて図示しない前記ノズル及びそのノズル先
端部を楔部16’a間に入れる。この状態で吸引通路3
1cから吸引を行うことにより吸着パッド31bがダミ
ーディスク2を吸着する。次に圧搾空気が圧搾空気供給
路31aから供給され、ノズル先端部から圧搾空気がデ
ィスク基板1とダミーディスク2との間に吹きつけられ
る。ここでブローヘッド31がダミーディスク2に与え
る加圧力は、圧搾空気の圧力よりも小さなものであり、
前記弾性装置の弾性力はこのように設定されている。
【0040】 前記圧搾空気は、機械的な部分剥離機構
16’の複数の楔部16’aの拡径動作によりディスク
基板1とダミーディスク2との間の剥離された空間に入
り込み、ブローヘッド31とそれに吸着されているダミ
ーディスク2を押し上げながらダミーディスク2をその
反射膜2bから剥離する。しかる後にブローヘッド31
はダミーディスク2を吸着保持した状態で上昇し、ダミ
ーディスク2を除去する。このときブローヘッド31の
上昇による機械的な力でダミーディスク2をその反射膜
2bから剥離させないのが良い。
【0041】 なお、この実施例において、ブローヘッ
ド31が図示していないスプリング又はシリンダのよう
な弾性装置を介して図示していない駆動機構に結合され
ておらず、その駆動機構に直接結合されている場合に
は、ブローヘッド31がダミーディスク2の上面に当接
した状態で圧搾空気を圧搾空気供給路31aに供給し、
この後にブローヘッド31を上昇させるるような向きの
弱い力を与えることにより、ダミーディスク2の剥離に
伴い圧搾空気がダミーディスク2とその反射膜2b間を
通ってダミーディスク2を剥離する。
【0042】 また、機械的な部分剥離機構16’の楔
部16’aは必ずしも3分割されたものではなくても良
く、4分割以上でも良い。さらに、ノズルは必ずしも必
要ではなく、ノズルが無くとも空間Sの圧力を圧搾空気
により適当に高めることでダミーディスク2の剥離は可
能である。
【0043】
【発明の効果】 以上述べたように本発明によれば、D
VD−18型光ディスクなどの製作工程におけるダミー
ディスクの引き剥がしの際に、ディスク基板の記録膜や
反射膜に実質的に悪影響を与えずに引き剥がすことがで
き、かつ量産に適した情報ディスクの製造方法とその方
法を実現する製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構を含
む光ディスクの製造装置の実施の形態を説明するための
図である。
【図2】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実
施の形態を説明するための一部断面図(縮径状態)であ
る。
【図3】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実
施の形態を説明するための上面図(縮径状態)である。
【図4】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実
施の形態を説明するための上面図(拡径状態)である。
【図5】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実
施の形態を説明するための一部断面図(拡径状態)であ
る。
【図6】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実
施の形態を説明するための一部拡大断面図(拡径状態)
である。
【図7】 本発明を説明するための気体による引き剥が
し機構の一部断面を示す図である。
【図8】 本発明に係る光ディスクの剥離機構の別の実
施の形態を説明するための一部断面図(拡径状態)であ
る。
【図9】 本発明の実施の形態を説明するための光ディ
スクを示す図である。
【符号の説明】
1・・・ディスク基板 2・・・ダミ
ーディスク 3・・・接着剤 4・・・デイ
スクの中央穴 10・・・貼り合わせ装置 11・・・タ
ーンテーブル 12・・・ディスク移載機構 13・・・接
着剤除去機構 14・・・除電・クリーニング機構 15・・・反
転機構 16・・・機械的予備剥離機構 16’・・機
械的部分剥離機構 16a・・楔部分 16b・・支
柱部分 17・・・気体圧剥離機構 18・・・リ
サイクルボックス 19・・・除電・クリーニング機構 20・・・接
着剤処理機構 21・・・ディスク受台 22・・・吸
引通路 25・・・引き剥がし装置 26・・・ヘ
ッド 26A・・加圧チャンバ26A 26B・・イ
ンレット 26C・・リム 26D・・逃
げ溝 26E・・吸着穴 27・・・ヘッドピン 28・・・真
空チャンバ 29・・・嵌合部 30・・・ベ
ースブロック 31・・・ブローヘッド 32・・・機
構16’の駆動装置 31a・・圧搾空気供給路 31b・・吸
着パッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を反射する第1の反射膜と第2の反射
    膜を有する情報ディスク基板を製作する方法において、 片面に情報が記録されると共に前記第1の反射膜を有す
    るディスク基板と、片面に情報が記録されると共に前記
    第2の反射膜を有するダミーディスクとを接着剤により
    貼り合わせる第1の工程と、 それぞれ中央開口を有する前記ディスク基板とダミーデ
    ィスクとの間に、前記中央開口から機械的な力を加えて
    前記第2の反射膜と前記ダミーディスクとの間を部分的
    に予備剥離する第2の工程と、 該第2の工程により部分的に予備剥離された前記ディス
    ク基板とダミーディスクとの間に、前記中央開口から圧
    搾気体を供給して前記ダミーディスクを前記第2の反射
    膜から剥離させて除去する第3の工程と、を備えたこと
    を特徴とする情報ディスクの製作方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2の工程及び第3の工程による予備剥離と剥離は
    前記ディスク基板とダミーディスクの中央開口側から行
    うことを特徴とする情報ディスクの製作方法。
  3. 【請求項3】 光を反射する第2の反射膜と第2の反射
    膜を有する情報ディスク基板を製作する装置において、 片面に情報が記録されると共に前記第1の反射膜を有す
    るディスク基板と、片面に情報が記録されると共に前記
    第2の反射膜を有するダミーディスクとを接着剤により
    貼り合わせる貼り合わせ装置と、 該貼り合わせ装置から貼り合わされた前記ディスク基板
    とダミーディスクを受け取って前記ディスク基板を吸着
    する手段をもつ受け台と、 前記ディスク基板とダミーディスクとの間をそれらの中
    央開口側から押し開いて前記第2の反射膜から前記ダミ
    ーディスクを部分的に剥離する予備剥離手段と、 部分的に剥離された前記ディスク基板とダミーディスク
    との間に圧搾気体を供給して前記第2の反射膜から前記
    ダミーディスクを剥離しする剥離手段と、を備えたこと
    を特徴とする情報ディスクの製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記予備剥離手段は、間欠的に回転して前記ディスク基
    板とダミーディスクを順次各ポジションに送るターンテ
    ーブルの停止時に該ターンテーブルの開口を通して上昇
    し、前記予備剥離動作を行い、しかる後に下降すること
    を特徴とする情報ディスクの製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4において、 前記予備剥離手段は、前記ディスク基板とダミーディス
    クの中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された
    楔部材を備え、予備剥離を行うときには前記楔部材が径
    を拡大する動作を行って前記楔部材の先端が前記ディス
    ク基板とダミーディスクとの間に入り込むことを特徴と
    する情報ディスクの製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれかにお
    いて、 前記剥離手段は、前記ディスク基板とダミーディスクの
    中央開口からそれら基板間に通じる圧力チャンバ、及び
    該圧力チャンバに圧搾気体を供給する圧搾気体供給源を
    備えたことを特徴とする情報ディスクの製造装置。
  7. 【請求項7】 光を反射する第1の反射膜と第2の反射
    膜を有する情報ディスク基板を製作する方法において、 片面に情報が記録されると共に前記第1の反射膜を有す
    るディスク基板と、片面に情報が記録されると共に前記
    第2の反射膜を有するダミーディスクとを接着剤により
    貼り合わせる第1の工程と、 それぞれ中央開口を有する前記ディスク基板とダミーデ
    ィスクとの間に、前記中央開口から機械的な力を加えて
    前記第2の反射膜と前記ダミーディスクとの間を部分的
    に拡げた状態で前記中央開口から圧搾気体を前記第2の
    反射膜と前記ダミーディスクとの間に供給して前記ダミ
    ーディスクを前記第2の反射膜から剥離する第2の工程
    と、を備えたことを特徴とする情報ディスクの製作方
    法。
  8. 【請求項8】 光を反射する第2の反射膜と第2の反射
    膜を有する情報ディスク基板を製作する装置において、 片面に情報が記録されると共に前記第1の反射膜を有す
    るディスク基板と、片面に情報が記録されると共に前記
    第2の反射膜を有するダミーディスクとを接着剤により
    貼り合わせる貼り合わせ装置と、 該貼り合わせ装置から貼り合わされた前記ディスク基板
    とダミーディスクを受け取って前記ディスク基板を吸着
    する手段をもつ受け台と、 前記ディスク基板とダミーディスクとの間をそれらの中
    央開口側から押し開いて前記第2の反射膜から前記ダミ
    ーディスクを部分的に剥離する機械的剥離手段と、 該機械的剥離手段により部分的に剥離され拡げられた状
    態の前記ディスク基板とダミーディスクとの間に圧搾気
    体を供給して前記第2の反射膜から前記ダミーディスク
    を剥離する気体剥離手段と、を備えたことを特徴とする
    情報ディスクの製造装置。
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