JP3681353B2 - ディスク基板の剥離方法及び剥離装置、並びに光ディスクの製造装置 - Google Patents

ディスク基板の剥離方法及び剥離装置、並びに光ディスクの製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の記録面を有する光ディスクの製造の過程におけるディスク基板の剥離及び光ディスクの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクにより、記録容量を増大させる技術が発展普及してきており、さらにその記録容量をより高密度化する傾向にある。例えば、4層の構造で、両面から2層づつ記録している光ディスクでDVD−18と称する17GBの記録容量のものがある。この種の光ディスクの製造方法としては、例えば特開平10- 283682号公報又は特公平8-23941 号公報に示されているものがある。これらに示される光ディスクの製造方法においては、いずれかの記録面の製造工程において、各層ごとにスタンパを用い、このスタンパと接着層との界面を剥離してその接着層にピット列による情報を転写し、そのピットの形成された接着層面に反射膜を形成している。
【0003】
このような製造方法では、複数回のスタンパによる工程を順次行わなければならないため、全製造工程の長さがそれだけ長くなる。また、スタンパによる工程は、クリーンルームにおいて厳重な管理を行う必要があり、工程の性質の異なる貼り合わせの工程と交互にこのスタンパによる工程を設けることは効率的ではない。
【0004】
このような問題を解決するために、次のようなディスクの製造方法が提案されている。この製造方法は、図9にディスクの断面を示すように、最終的に情報ディスクの一方側となるディスク基板1と後の工程で引き剥がされて除去されるダミーディスク2とを用いる。ディスク基板1は通常のものと同じであり、ポリカーボネイトのような透明性のあるプラスチック材料からなり、一方の面に情報を記録するピット1aなどと金を薄く蒸着してなる光半透過性の反射膜1bを備える。
【0005】
ダミーディスク2は、ポリメチル・メタクリレート樹脂のような材料を成型したものからなり、その片面には情報を記録するピット2aなどとアルミニウムを薄く蒸着してなる反射膜2bを備える。このダミーディスク2は、ディスク基板1とほぼ同様な形状、大きさ、厚みを有する。
【0006】
これらディスク基板1とダミーディスク2は、それぞれの反射膜1bと2b面が紫外線硬化型の接着剤からなる接着層3を介して接着されている。この場合、ディスク基板1と反射膜1bとの界面の接着強度は、ダミーディスク2が反射膜2bに対して剥がれ易いポリメチル・メタクリレート樹脂のような材質でできているので、ダミーディスク2とその反射膜2bとの境界の接着強度、接着層3とディスク基板1の反射膜1bとの界面の接着強度、接着層3と反射膜2bとの境界の接着強度のいずれよりも小さく、剥がれ易くなっている。なお、4はディスク基板1とダミーディスク2の中央穴を示す。
【0007】
このようにディスク基板1とダミーディスク2とを貼り合わせた後、これらの間に引き剥がし力を加えて、ダミーディスク2とその反射膜2bとの間でダミーディスク2を引き剥がし、除去する。この状態では、ディスク基板1の一方の面に順に、ピットなどの記録層1a、反射膜1b、接着層3、記録層2a、及び反射膜2bが備えられる。このような構造のディスク基板を2枚、記録層や反射膜が内側に位置するよう貼り合わせることにより、冒頭で述べたようなDVD−18と称する17GBの記録容量のDVDが得られる。
【0008】
しかしながら、ダミーディスク2と反射膜2bとの界面の接着強度を十分に小さくすることは現実問題として不可能であるので、ある程度以上の大きさの引き剥がし外力との間に加えなければならない。この際、ダミーディスク2の引き剥がし時にディスク基板1に悪影響を与えず、しかも量産に適した引き剥がし方法でなければならない。また、必要に応じてダミーディスクと接着剤又反射膜と接着剤との間で引き剥がす場合も同様である。なお、ここでダミーディスクの厚みは任意であって良い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明は、前述のようなダミーディスクのようなダミー部材の引き剥がしの際に、ディスク基板の記録膜や反射膜に実質的に悪影響を与えず、かつ量産に適したディスクの剥離方法及び剥離装置、並びに情報ディスクの製造を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1に係る発明は、接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離方法において、前記ディスク基板と前記ダミー部材との間であって、前記中央開口側にある前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔状の部材を前記ディスク基板に対して水平方向に入れ込んで、前記中央開口側から機械的に押し開いて前記ディスク基板と前記ダミー部材とを剥離することを特徴とするディスク基板の剥離方法を提案するものである。
【0011】
請求項2に係る発明は、接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離方法において、前記ディスク基板と前記ダミー部材との間であって、前記中央開口側の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔状の部材を前記ディスク基板に対して水平方向に入れ込んで、前記中央開口側から機械的に押し開いて前記ディスク基板と前記ダミー部材との少なくとも一部分を剥離する第1の工程と、その第1の工程で部分的に剥離され拡げられた前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾空気を供給して前記ディスク基板と前記ダミー部材とを剥離する第2の工程と、からなることを特徴とするディスク基板の剥離方法を提案するものである。
【0012】
請求項3に係る発明は、接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離装置において、前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔部材を備え、前記楔部材が径を拡大する拡径動作を行って、前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、前記ディスク基板に対して水平方向に入り込むことにより、前記中央開口側から押し開いて前記ディスク基板から前記ダミー部材を部分的又は全体的に剥離する機械的剥離手段を備えたことを特徴とするディスク基板の剥離装置を提案するものである。
【0013】
請求項4に係る発明は、接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離装置において、前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔部材を備え、前記楔部材が径を拡大する拡径動作を行って、前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、前記ディスク基板に対して水平方向に入り込むことにより、前記中央開口側から押し開いて前記ディスク基板から前記ダミー部材を部分的又は全体的に剥離する機械的剥離手段と、該機械的剥離手段により部分的に剥離され拡げられた前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾気体を供給して前記ディスク基板から前記ダミー部材を剥離する気体剥離手段と、を備えたことを特徴とするディスク基板の剥離装置を提案するものである。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項4において、前記気体剥離手段は、前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口からそれら基板間に通じる圧力チャンバ、及び該圧力チャンバに前記圧搾気体を供給する圧搾気体供給源を備えたことを特徴とするディスク基板の剥離装置を提案するものである。
【0015】
請求項6に係る発明は、請求項4において、前記機械的剥離手段の一部分が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に入り込んだ状態で、前記圧搾気体供給源から前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾気体を供給することを特徴とするディスク基板の剥離装置を提案するものである。
【0016】
請求項7に係る発明は、請求項4において、前記気体剥離手段は、前記接着剤により貼り合わされた前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記ダミー部材側の中央開口の周囲に当接して吸着する吸着部材と、前記圧搾気体を供給する圧搾気体供給源と、該圧搾気体供給源に接続された圧搾気体供給路と、を備え、拡径動作を行った前記機械的剥離手段の複数の前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に入り込んだ状態で、前記気体剥離手段の前記吸着部材が前記ダミー部材の前記中央開口の周囲を吸着して、拡径状態にある複数の前記楔部材間の間隙を通って前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に前記圧搾気体を供給することを特徴とするディスク基板の剥離装置を提案するものである。
【0017】
請求項8に係る発明は、片面に情報が記録されたディスク基板と、片面に情報が記録され、前記ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材とを接着剤により貼り合わせる貼り合わせ装置と、該貼り合わせ装置から貼り合わされた前記ディスク基板と前記ダミー部材を受け取って前記ディスク基板を吸着する手段をもつ受け台と、前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔部材を備え、前記楔部材が径を拡大する拡径動作を行って、前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、前記ディスク基板に対して水平方向に入り込むことにより、前記中央開口側から押し開いて前記ディスク基板から前記ダミー部材を部分的に剥離する機械的剥離手段と、該機械的剥離手段により部分的に剥離され拡げられた前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾気体を供給して前記ディスク基板から前記ダミー部材を剥離する気体剥離手段と、を備えたことを特徴とする光ディスクの製造装置を提案するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1から図6は、本発明に係る光ディスクの製造時におけるディスク基板とダミー部材との剥離の実施例を実現するための剥離方法及び剥離装置の実施の形態を示す図である。以下これらの図に基づいて説明する。
【0023】
先ず図1は本発明に係る剥離装置が用いられる製造装置の全体図の概略を示すものであり、10は図9に示したディスク基板1とダミー部材2とを接着層3で貼り合わせる通常の貼り合わせ装置、11はこれから述べる複数の機能ポジションを有するターンテーブル、12は貼り合わされたディスク基板1とダミー部材2を貼り合わせ装置10からターンテーブル11のディスク受領ポジション11aに移載するディスク移載機構、13は、ターンテーブル11の回転に伴ってディスクが受領ポジション11aから接着剤除去ポジション11bにきたとき、ディスク基板1とダミー部材2との間からはみ出している接着剤を除去する接着剤除去機構、14はクリーニングポジション11cでディスクに付着したホコリなどを除去する除電・クリーニング機構、15はディスクがターンテーブル11上を受領ポジション11aから反転ポジション11dに至るまでに損傷を受けないようダミー部材2を下側に、ディスク基板1を上側にして搬送するため、これらを反転ポジション11dで反転してダミー部材2を上側にする反転機構である。
【0024】
次に、16は本発明にかかる機械的予備剥離機構であり、後で詳述するように予備剥離ポジション11eでディスク基板1とダミー部材2との間に機械的に力を加えて部分的に剥離させる。17は機械的予備剥離機構16により部分的に剥離されたディスク基板1とダミー部材2との間に圧搾気体を吹き込んで完全にそれらを剥離させ、剥離されたダミー部材2を剥離ポジション11fからリサイクルボックス18に排出する気体圧剥離機構、19はディスクの帯電電荷やホコリを除電ポジション11gで除去するための除電・クリーニング機構、20はディスク基板1の内周部、外周部の接着剤を処理して、前述のように2枚のディスク基板1を貼り合わせたときDVDとして支障ないようにする接着剤処理機構である。
【0025】
以下、図2ないし図6により機械的予備剥離機構16の具体的な構成と予備剥離方法の一実施例について説明する。なお、図3、図4で示される三つの楔部分16a1,16a2,16a3は同一構成で等しい動作を行うので、説明の都合上、他の図面では楔部分16aとして扱う。図2は予備剥離ポジション11eの状態を示し、ターンテーブル11が予備剥離ポジション11eで停止したとき、ターンテーブル11の開口(図示せず)を通してディスク受台21と機械的予備剥離機構16が上昇し、ターンテーブル上の貼り合わされたディスク基板1とダミー部材2とがディスク受台21に支承され、この状態では機械的予備剥離機構16の頭部である楔部分16aがディスク基板1とダミー部材2の中央穴4内に位置するようになっている。機械的予備剥離機構16の楔部分16aの先端部16a’レベルはディスク基板1とダミー部材2の中央穴4内においてそれらの間隙の範囲にあるように設定される。
【0026】
機械的予備剥離機構16の主要部分は図3及び図4に示すような同一構成の三つの拡縮動作可能な楔部分16a1,16a2,16a3から構成され、これら楔部はそれぞれ120度の角度で広がる扇形となる平面図形をもつ。三つの楔部分16a1,16a2,16a3はそれぞれ対応する支柱部分16bと一体的に構成されて支承される。そして、三つの支柱部分16bは図示していない通常の駆動機構に結合され、拡縮動作と上昇・下降動作を行えるようになっている。また、三つの楔部分16a1,16a2、16a3が縮径、つまり互いに当接している状態ではそれら楔部分の最大径はディスク基板1とダミー部材2の中央穴4及びディスク受台21の開口の内径よりも小さくなるように製作されている。
【0027】
ここで、ディスク基板1の三つの楔部分16aの角度θは、例えば30度であり、ディスク基板1の中央穴4の直径を考慮すると25度から45度の範囲が好ましい。しかし、楔部分16aの楔形状を図示のものに限る必要はなく、ほぼ上下対称の角度のものでも良い。
【0028】
ターンテーブル11が予備剥離ポジション11eで停止したとき、図示していないが、縮径状態の三つの楔部分16aはターンテーブル11とディスク受台21の開口を通して上昇し、各楔部分16aの先端16a’がディスク基板1とダミー部材2の内周面1a、2aに接触することなく、図2に示すようにターンテーブル上のディスク受台21に支承された、貼り合わされたディスク基板1とダミー部材2との間の空隙Xに楔部分の先端16a’が位置するレベルで停止する。この状態では、ディスク受台21に設けられた吸引通路22を通して吸引が行われているので、ディスク基板1はディスク受台21に吸着され、安定に位置している。
【0029】
次に、図示されていない駆動装置により、三つの楔部分16aは、図4及び図5に示すように拡径動作、つまり放射外方向に動作を行い、それぞれの楔部分の先端16a’がディスク基板1とダミー部材2との間の空隙Xに入り込み、押し広げる力を与える。この結果、図5の左側だけを拡大した図6で示すように、ディスク基板1とその反射膜1bとの境界の接着強度、接着層3とディスク基板1の反射膜1bとの界面の接着強度、接着層3と反射膜2bとの境界の接着強度のいずれよりも接着強度の小さいダミー部材2と反射膜2bとの界面の内周部分で剥がれYが生じる。
【0030】
ここで大切なことは、拡径状態の三つの楔部分16aの円弧状外周がほぼ仮想の同一円周上に存在する点である。これにより、三つの楔部分16aがディスク基板1とダミー部材2との間の空隙Xに内周に沿ってほぼ均一な力を与えることができ、ディスク基板1の一部分だけに外力が集中したり、外力が強くなることがないので、ディスク基板1とダミー部材2との間でその内周に沿ってほぼ均一な剥がれが生ずる。このことは、ディスク基板1に悪影響を与えずに済み、かつ次に説明するディスク基板1とダミー部材2との完全な引き剥がしを容易なものにする。
【0031】
次に、前述のように機械的に予備引き剥がしされたディスク基板1とダミー部材2は、図7に示すような装置により完全に引き剥がされる。断面図である。この引き剥がし装置25は、大別して、ディスク基板1とダミー部材2を載せるヘッド26とヘッドピン27とから構成される。ヘッド26は、いわゆるレコード用のターンテーブルに似た円盤状の上面構造を有する金属性の円筒型物体であり、中央上部に加圧チャンバ26Aが設けられている。この加圧チャンバ26Aに接続されて空気圧を与えるための空気通路として作用するインレット26Bを設ける。ヘッド26の上面には、加圧チャンバ26Aを囲む環状のリム26Cがあり、このリム26Cの外円周は、ディスク基板1の中心穴4が内接する。そして、リム26Cの外周には環状の逃げ溝26Dが設けられる。逃げ溝26Dのさらに外側の円盤部には、例えば前記中心穴と同心円状の45°間隔の位置に吸着穴26Eが垂直に貫通している。このヘッド26の底部は、真空チャンバ28を形成しながら、相互の嵌合部29において図示しないボルトにて締め付けられて、ベースブロック30と気密嵌合している。
【0032】
ヘッドピン27は、金属性のコマ状の物体で、直径がディスク基板1とダミー部材2の中央穴4の径よりも若干だけ小さい頭部27Aと,頭部27Aを軸承する軸部27Bと、軸部27Bをヘッド26の加圧チャンバ26Aの底部に、図示しないネジ部により固定する固定部27Cとからなる。軸部27Bは、ディスク基板1とダミー部材2の中央穴4の径よりも小さな直径の円柱状で、ヘッド26の垂直内壁との間に加圧チャンバ26Aを形成する。
【0033】
また、頭部27Aは、ディスク基板1とダミー部材2の中央穴4の内周壁に対して、滑動できる寸法とする。したがって、ヘッドピン27の上方からディスク基板1とダミー部材2の中央穴4を通してヘッド26の上に載置することができ、このとき頭部27Aがガイドとして役割をするとともに、ダミー部材2の中心穴の縁が頭部27Aと接しているため、加圧チャンバ26Aはほぼ気密室を構成する。
【0034】
このように構成された引き剥がし装置25を用いてダミー部材2を引き剥がすに当たり、先ずベースブロック30に形成された気流通路30Aから図示しない真空源によって真空引きして、これに接続された真空チャンバ28を真空引きすることにより、ディスク基板1とダミー部材2は各吸着穴26Eにより吸引され、ヘッド26の上面に吸着固定される。
【0035】
しかる後、図示しない圧縮空気源からインレット26Bを通して、例えば5kg/平方センチメートルの空気圧が印加されると、この圧縮空気は矢印の経路を通って加圧チャンバ26Aの中に供給される。図7からも分かるように、ディスク基板1とダミー部材2の中心穴4側には、その中心穴から所定寸法だけ情報記録層及び接着層が形成されていないために、双方のディスク間に空間が存在し、加圧チャンバ26Aからの圧縮空気はその空間に入ってディスク基板1とダミー部材2との間を中心穴側から拡げるように作用する。
【0036】
そして、前述したように機械的な予備剥離により、ディスク基板1とダミー部材2の中心穴4側の間隙Yは、既にダミー部材2そのものの面と反射膜2bとの界面の内周部分で部分的に剥がれているから、このような圧縮空気の押し拡げる力によりダミー部材2は反射膜2bから容易に剥がれる。この界面剥離は、まず加圧チャンバ26Aの接する付近の剥離している界面から剥離して、順次ほぼ同心円状に放射外方向に急速に広がる。この剥離は空気圧により行われるため、界面の反射膜2bに損傷を与える可能性は、極めて小さい。
【0037】
しかる後、図示していない駆動機構によりベースブロック30及びヘッド26が降下し、その降下過程でディスク基板1とダミー部材2をターンテーブル11上に載置する。そして、引き剥がされたダミー部材2はリサイクルボックス18に排出され、反射膜1bと接着剤3の表面に残された反射膜2bを有するディスク基板1がターンテーブル11上に残され、次の除電・クリーニングポジション11gに送られる。
【0038】
なお、図示しないが,このように形成された2枚のディスク基板1を接着剤により反射膜2b同士が向き合うように貼り合わすことにより,DVD−18型光ディスクを得ることができる。
【0039】
次に本発明の別の実施例について説明する。この実施例は前記実施例における機械的な予備剥離と流体による剥離を同一ポジションで行い、機械的な力による部分剥離によってディスク基板1とダミー部材2の中央開口周辺を機械的な力で拡げた状態で圧搾気体をディスク基板1とダミー部材2との間に吹き込んでダミー部材2をその反射膜から引き剥がすものである。
【0040】
図8によりこの実施例について説明する。この実施例は図5と図6に示したような機械的な部分剥離機構16’に加えて、その機械的な部分剥離機構16’を加圧空間S内に選択的に保持できるブローヘッド31を備えている。ブローヘッド31は図示していない圧搾空気供給源に接続される圧搾空気供給路31a、通常の吸着パッド31b、吸着パッド31bにダミー部材2を吸着させるための吸引通路31c、及び機械的部分剥離機構16’が納まり、拡縮径動作ができるような空間Sを形成するために断面台形状の凹所を有している。圧搾空気供給路31aは図示されていないノズルに結合されている。
【0041】
そのノズルは、機械的部分剥離機構16’の3個の楔部16’aが図4に示したように拡径状態にあるとき、3個の各楔部16’a間の間隙に入る三つの方向に向いた小径のノズル先端部を有する。その等間隔に三つの方向に向いたノズル先端部は圧搾空気を直接ディスク基板1とダミー部材2との間に吹き込めるレベルにある。そして、ブローヘッド31は図示していないスプリングコイル、空気シリンダのような弾性装置を介して図示していない駆動機構に結合され、その駆動機構の働きによって上下動できるようになっている。
【0042】
前に述べたように、機械的な部分剥離機構16’の3個の楔部16’aとその支柱部分16’bはディスク受台21の中央穴の中で拡縮径動作を行うので、圧搾空気がディスク受台21の下部などから逃げないようにする必要がある。したがって、この実施例では鎖線で示すように部分剥離機構16’を拡径動作させるエアシリンダのような駆動機構32を、上方を除いて閉じられたディスク受台21の下部16’cの内部に収納している。そして、駆動機構32を駆動するためのエア供給管が下部16’cの側壁に設けられたパッキング(図示せず)を通して外部に導出される。
【0043】
次に引き剥がし動作について説明する。先ず前に述べたように、駆動機構32により機械的部分剥離機構16’を動作させ、3個の楔部16’aを拡径させてディスク基板1とダミー部材2との間にそれら先端を割り込ませて内側を部分的に剥離する。一方、部分剥離機構16’が動作してその楔部16’aが拡径した後にブローヘッド31をダミー部材2の上面に当接させて図示しない前記ノズル及びそのノズル先端部を楔部16’a間に入れる。この状態で吸引通路31cから吸引を行うことにより吸着パッド31bがダミー部材2を吸着する。次に圧搾空気が圧搾空気供給路31aから供給され、ノズル先端部から圧搾空気がディスク基板1とダミー部材2との間に吹きつけられる。ここでブローヘッド31がダミー部材2に与える加圧力は、圧搾空気の圧力よりも小さなものであり、前記弾性装置の弾性力はこのように設定されている。
【0044】
前記圧搾空気は、機械的部分剥離機構16’の複数の楔部16’aの拡径動作によりディスク基板1とダミー部材2との間の剥離された空間に入り込み、ブローヘッド31とそれに吸着されているダミー部材2を押し上げながらダミー部材2をその反射膜2bから剥離する。しかる後にブローヘッド31はダミー部材2を吸着保持した状態で上昇し、ダミー部材2を除去する。このときブローヘッド31の上昇による機械的な力でダミー部材2をその反射膜2bから剥離させないのが良い。
【0045】
なお、この実施例において、ブローヘッド31が図示していないスプリング又はシリンダのような弾性装置を介して図示していない駆動機構に結合されておらず、その駆動機構に直接結合されている場合には、ブローヘッド31がダミー部材2の上面に当接した状態で圧搾空気を圧搾空気供給路31aに供給し、この後にブローヘッド31を上昇させるるような向きの弱い力を与えることにより、ダミー部材2の剥離に伴い圧搾空気がダミー部材2とその反射膜2b間を通ってダミー部材2を剥離する。
【0046】
また、機械的部分剥離機構16’の楔部16’aは必ずしも3分割されたものではなくても良く、4分割以上でも良い。さらに、ノズルは必ずしも必要ではなく、ノズルが無くとも空間Sの圧力を圧搾空気により適当に高めることでダミー部材2の剥離は可能である。さらにまた、上記実施例に限ることなく、剥離箇所はディスク基板とダミー部材間の比較的剥離し易い箇所ならばどこでも全く同様に剥離することができることは容易に理解できよう。また、ディスク基板1とダミー部材2との間が容易に剥がれ易い場合には、機械的予備剥離機構又は機械的部分剥離機構、あるいは気体圧剥離機構単独で剥離可能な場合もあることは容易に理解できよう。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、DVD−18型光ディスクなどの製作工程におけるダミー部材の引き剥がしの際に、ディスク基板の記録膜や反射膜に実質的に悪影響を与えずに自動的に引き剥がすことができ、かつ量産に適した情報ディスクの製造を実現する剥離方法及び剥離装置、並びに製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構を含む光ディスクの製造装置を説明するための図である。
【図2】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実施の形態を説明するための一部断面図(縮径状態)である。
【図3】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実施の形態を説明するための上面図(縮径状態)である。
【図4】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実施の形態を説明するための上面図(拡径状態)である。
【図5】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実施の形態を説明するための一部断面図(拡径状態)である。
【図6】 本発明に係る光ディスクの予備剥離機構の実施の形態を説明するための一部拡大断面図(拡径状態)である。
【図7】 本発明を説明するための気体による引き剥がし機構の一部断面を示す図である。
【図8】 本発明に係る光ディスクの剥離機構の別の実施の形態を説明するための一部断面図(拡径状態)である。
【図9】 本発明の実施の形態を説明するための光ディスクを示す図である。
【符号の説明】
1・・・ディスク基板 2・・・ダミー部材
3・・・接着剤 4・・・デイスクの中央穴
10・・・貼り合わせ装置 11・・・ターンテーブル
12・・・ディスク移載機構 13・・・接着剤除去機構
14・・・除電・クリーニング機構 15・・・反転機構
16・・・機械的予備剥離機構 16’・・機械的部分剥離機構
16a・・楔部分 16b・・支柱部分
17・・・気体圧剥離機構 18・・・リサイクルボックス
19・・・除電・クリーニング機構 20・・・接着剤処理機構
21・・・ディスク受台 22・・・吸引通路
25・・・引き剥がし装置 26・・・ヘッド
26A・・加圧チャンバ26A 26B・・インレット
26C・・リム 26D・・逃げ溝
26E・・吸着穴
27・・・ヘッドピン 28・・・真空チャンバ
29・・・嵌合部 30・・・ベースブロック
31・・・ブローヘッド 32・・・機構16’の駆動装置
31a・・圧搾空気供給路 31b・・吸着パッド

Claims (8)

  1. 接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離方法において、
    前記ディスク基板と前記ダミー部材との間であって、前記中央開口側にある前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔状の部材を前記ディスク基板に対して水平方向に入れ込んで、前記中央開口側から機械的に押し開いて前記ディスク基板と前記ダミー部材とを剥離することを特徴とするディスク基板の剥離方法。
  2. 接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離方法において、
    前記ディスク基板と前記ダミー部材との間であって、前記中央開口側の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔状の部材を前記ディスク基板に対して水平方向に入れ込んで、前記中央開口側から機械的に押し開いて前記ディスク基板と前記ダミー部材との少なくとも一部分を剥離する第1の工程と、
    その第1の工程で部分的に剥離され拡げられた前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾空気を供給して前記ディスク基板と前記ダミー部材とを剥離する第2の工程と、
    からなることを特徴とするディスク基板の剥離方法。
  3. 接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離装置において、
    前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔部材を備え、前記楔部材が径を拡大する拡径動作を行って、前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、前記ディスク基板に対して水平方向に入り込むことにより、前記中央開口側から押し開いて前記ディスク基板から前記ダミー部材を部分的又は全体的に剥離する機械的剥離手段を備えたことを特徴とするディスク基板の剥離装置。
  4. 接着剤により貼り合わされたディスク基板と該ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材との間を、それらの中央開口側から剥離するディスク基板の剥離装置において、
    前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔部材を備え、前記楔部材が径を拡大する拡径動作を行って、前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、前記ディスク基板に対して水平方向に入り込むことにより、前記中央開口側から押し開いて前記ディスク基板から前記ダミー部材を部分的又は全体的に剥離する機械的剥離手段と、
    該機械的剥離手段により部分的に剥離され拡げられた前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾気体を供給して前記ディスク基板から前記ダミー部材を剥離する気体剥離手段と、
    を備えたことを特徴とするディスク基板の剥離装置。
  5. 請求項において、
    前記気体剥離手段は、前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口からそれら基板間に通じる圧力チャンバ、及び該圧力チャンバに前記圧搾気体を供給する圧搾気体供給源を備えたことを特徴とするディスク基板の剥離装置。
  6. 請求項において、
    前記機械的剥離手段の一部分が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に入り込んだ状態で、前記圧搾気体供給源から前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾気体を供給することを特徴とするディスク基板の剥離装置。
  7. 請求項4において、
    前記気体剥離手段は、
    前記接着剤により貼り合わされた前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記ダミー部材側の中央開口の周囲に当接して吸着する吸着部材と、
    前記圧搾気体を供給する圧搾気体供給源と、該圧搾気体供給源に接続された圧搾気体供給路と、
    を備え、拡径動作を行った前記機械的剥離手段の複数の前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に入り込んだ状態で、前記気体剥離手段の前記吸着部材が前記ダミー部材の前記中央開口の周囲を吸着して、拡径状態にある複数の前記楔部材間の間隙を通って前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に前記圧搾気体を供給することを特徴とするディスク基板の剥離装置。
  8. 片面に情報が記録されたディスク基板と、片面に情報が記録され、前記ディスク基板とほぼ同様な形状、大きさ及び厚みを有する樹脂製の基板からなるダミー部材とを接着剤により貼り合わせる貼り合わせ装置と、
    該貼り合わせ装置から貼り合わされた前記ディスク基板と前記ダミー部材を受け取って前記ディスク基板を吸着する手段をもつ受け台と、
    前記ディスク基板と前記ダミー部材の前記中央開口において拡縮動作を行う複数に分割された25〜45度の範囲の角度からなる楔部材を備え、前記楔部材が径を拡大する拡径動作を行って、前記楔部材が前記ディスク基板と前記ダミー部材との間の前記接着剤が形成されていない円環状の空間内部に、前記ディスク基板に対して水平方向に入り込むことにより、前記中央開口側から押し開いて前記ディスク基板から前記ダミー部材を部分的に剥離する機械的剥離手段と、
    該機械的剥離手段により部分的に剥離され拡げられた前記ディスク基板と前記ダミー部材との間に圧搾気体を供給して前記ディスク基板から前記ダミー部材を剥離する気体剥離手段と、
    を備えたことを特徴とする光ディスクの製造装置。
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