JP2008306120A - 分離装置及び分離方法 - Google Patents

分離装置及び分離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008306120A
JP2008306120A JP2007154084A JP2007154084A JP2008306120A JP 2008306120 A JP2008306120 A JP 2008306120A JP 2007154084 A JP2007154084 A JP 2007154084A JP 2007154084 A JP2007154084 A JP 2007154084A JP 2008306120 A JP2008306120 A JP 2008306120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
separation
tape
glass plate
supporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007154084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4733074B2 (ja
Inventor
Miki Nakada
幹 中田
Yoshiaki Sugishita
芳昭 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2007154084A priority Critical patent/JP4733074B2/ja
Publication of JP2008306120A publication Critical patent/JP2008306120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4733074B2 publication Critical patent/JP4733074B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

【課題】第1の板状部材に第2の板状部材を積層した処理対象物から、第1の板状部材を分離するに際し、第2の板状部材の破損を効果的に防止することのできる分離装置及び分離方法を提供すること。
【解決手段】ガラス板Pに両面接着シートSを介して半導体ウエハWが積層された板状体を処理対象物Aとし、ガラス板Pと半導体ウエハWとを分離する分離装置10であって、処理対象物Aを半導体ウエハW側から支持する支持手段11と、リングフレームRFに張設されたマウントテープMTを介してガラス板Pに当接可能な分離補助手段13とを備える。分離補助手段13は、ガラス板P上で転動可能な円弧状の当接面25を備え、リングフレームRFを支持手段11から離間させる引剥し手段12の動作と、当接面25の転動によって当該当接面25にガラス板Pを転着させて半導体ウエハWとの分離を行うようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は分離装置及び分離方法に係り、特に、半導体ウエハを極薄に研削する際に、当該半導体ウエハの平滑性を確保するガラス板を分離することに適合する分離装置及び分離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)は、裏面研削等の処理を行う場合に備え、例えば、ガラス板等、剛性を備えた板状体に積層し、その平滑性を利用してウエハを極薄に研削することが行われている。このガラス板は、研削工程以外の、例えばダイシング工程等では不要となるものであり、当該研削処理後、ガラス板は再利用するために分離される。
前述したウエハとガラスとの分離は、例えば、特許文献1に記載された処理装置を用いて行うことができる。同処理装置には分離装置が備えられおり、当該分離装置によりウエハからガラス板を分離してリングフレームに転着する構成が採用されている。
特開2006−156633号公報
前記特許文献1に開示された分離装置は、ガラス板と両面接着シートとの間に分離きっかけ部を形成した後、当該分離きっかけ部が形成された反対側、つまり、ウエハの径方向他端側を回転中心として当該ウエハを持ち上げることにより、ガラス板とウエハとの分離(剥離)を行う構成となっている。
しかしながら、ウエハを持ち上げることによって当該ウエハとガラス板とを分離する方法では、図6に概略的に示すように、ウエハWをリングフレームRFに一体化するためのマウントテープMTが分離抵抗によって延びる傾向をもたらし、ウエハWとガラス板Pとの分離縁部P1において、ウエハWが屈曲して当該屈曲部位で割れを発生してしまうリスクがある。かかるリスクは、特に、ウエハWが裏面研削済みで極薄(例えば、数十μm)となっている場合に一層顕在化する。
[発明の目的]
本発明の目的は、特に、ガラス板等からなる第1の板状部材に、ウエハ等の第2の板状部材を積層した板状体を処理対象物とし、前記第1の板状部材と第2の板状部材とを分離する際に、これら板状部材の破損を効果的に防止することのできる分離装置及び分離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、第1の板状部材に両面接着シートを介して第2の板状部材が積層された板状体を処理対象物とし、前記第1の板状部材にテープを貼付した状態で当該第1の板状部材をテープと共に前記第2の板状部材から分離する分離装置において、
前記処理対象物を第2の板状部材側から支持する支持手段と、前記テープを支持するとともに、前記支持手段に対して離間接近可能に設けられて前記第2の板状部材から第1の板状部材を引き剥がす引剥し手段と、前記テープを介して前記第1の板状部材の分離の補助を行う分離補助手段とを備え、
前記分離補助手段は、前記テープを介して第1の板状部材に当接する当接面を備え、この当接面によって第1の板状部材の曲げ変形を制限する、という構成を採っている。
また、本発明は、ガラス板に両面接着シートを介して半導体ウエハが積層された板状体を処理対象物とし、当該処理対象物をマウントテープを介してリングフレームに一体化させた状態で前記ガラス板をリングフレームと共に前記半導体ウエハから分離する分離装置において、
前記処理対象物を半導体ウエハ側から支持する支持手段と、前記リングフレームを支持するとともに、前記支持手段に対して離間接近可能に設けられて前記半導体ウエハからガラス板を引き剥がす引剥し手段と、前記マウントテープを介して前記ガラス板の分離の補助を行う分離補助手段とを備え、
前記分離補助手段は、前記マウントテープを介して前記ガラス板上で転動可能な円弧状の当接面を備え、この当接面によってガラス板の曲げ変形を制限する、という構成を採ることができる。
本発明において、前記当接面は、吸着面若しくは粘着面とされる、という構成を採っている。
また、更に含む、前記第1の板状部材若しくはガラス板と前記両面接着シートとの境界部分に分離のきっかけを形成するきっかけ形成手段を更に含む、という構成を採用することが好ましい。
更に、本発明は、第1の板状部材に両面接着シートを介して第2の板状部材が積層された板状体を処理対象物とし、前記第1の板状部材にテープを貼付した状態で当該第1の板状部材をテープと共に分離する分離方法において、
前記処理対象物を第2の板状部材側から支持する一方、前記テープを介して第1の板状部材に当接面を当接させておき、
前記テープを支持して前記第1の板状部材から第2の板状部材を引き剥がす動作と、前記当接面によって第1の板状部材の曲げ変形を制限して第1の板状部材と第2の板状部材とを分離する、という方法を採っている。
前記分離方法において、前記第1の板状部材若しくは第1の板状部材と前記両面接着シートとの境界部分に分離のきっかけを形成する工程を含むことが好ましい。
本発明によれば、第1の板状部材にテープを貼付した状態で、このテープ越しに分離補助手段によって第1の板状部材の曲げ変形を制限しつつ第1の板状部材と第2の板状部材とを分離する構成としたから、従来のように、ウエハ等の第1の板状部材を持ち上げる必要がなく、しかも、分離に際して、ガラス等の第1の板状部材の曲げ変形が制限されるため破損してしまうような不都合を効果的に防止することができる。
また、第1の板状部材と両面接着シートとの間に分離のきっかけを形成する構成とした場合には、分離動作の初期における分離抵抗を低減することができ、スムースなる分離を実現するとともに、第2の板状部材が第1の板状部材に引っ張られて分離方向に浮き上がる変形要因を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係る分離装置10の概略斜視図が示され、図2には、一部を断面した正面図が示されている。なお、図2では、図面の錯綜を回避して理解を容易とするために、構成の一部肉厚が図1に比べて厚く示されている。本実施形態における処理対象物Aは、図2に示されるように、第1の板状部材としてのガラス板Pに両面接着シートSを介して第2の板状部材としてのウエハWが積層された板状体であり、この処理対象物Aは、前記ガラス板PがリングフレームRFの内周側に張設されたマウントテープMTに接着されてリングフレームRFに一体化されている。また、両面接着シートSは、特に限定されるものではないが、本実施形態では、ベースシートの一方の面に紫外線硬化型の接着剤層を有し、他方の面に再剥離性の接着剤層を有する三層構造のものが用いられ、紫外線硬化型の接着剤層がガラス板Pに、再剥離性の接着剤層がウエハWに接着する状態となっている。なお、図1では、構成を見やすくするために、マウントテープMTは想像線(二点鎖線)で表わされている。
前記分離装置10は、前記処理対象物AをウエハW側から支持する支持手段11と、前記リングフレームRFを支持するとともに、支持手段11に対して離間接近可能に設けられて前記ウエハWからガラス板Pを引き剥がす引剥し手段12と、前記マウントテープMTを介してガラス板Pを保持可能に設けられた分離補助手段13と、ガラス板Pと両面接着シートSの外周部分における境界に分離のきっかけを形成するきっかけ形成手段14とを備えて構成されている。
前記支持手段11は、前記ウエハWを吸着して支持する略円形の内側テーブル15と、この内側テーブル15を受容する平面視略方形の外側テーブル16とからなる。内側テーブル15は、図示しないモータを介して上下移動可能に設けられており、ウエハWや両面接着シートS等の厚みに対応して上面高さ位置が調整できるように構成されている。
前記引剥し手段12は、外側テーブル16に設けられた一対の回転軸受18に支持された回転軸20と、この回転軸20の一端に連結されたモータMと、回転軸20に固定されるとともに、前記外側テーブル16の上面に配置されたスペーサ23に着座する引剥しテーブル21とからなる。引剥しテーブル21は、平面視略方形の外形を有するとともに、中央部に穴21Aを備え、当該穴21Aの内径は、内側テーブル15よりも大きく設けられて一定の隙間Cを形成するようになっている。なお、引剥しテーブル21は、前記回転軸20を回転中心とし、その反対側を自由端21Bとして前記支持手段11に対して離間接近可能に設けられており、図示しない吸引手段によってリングフレームRFを支持可能となっている。
前記分離補助手段13は、前記マウントテープMTを介して前記ガラス板P上で転動可能な円弧状の当接面25を有する当接体26と、この当接体26を転動させる変位手段27とを備えて構成されている。当接面25は、少なくともウエハWの大きさに略対応した平面サイズを備えたものが用いられる。また、当接面25は円弧状に形成され、ガラス板Pが密着して曲げ変形したとしても、当該ガラス板Pが割れることのないような曲率に設定されており、その円弧の中心は後述するスライダ30に設けられた軸30Aの軸心C1と一致するように設定されている。
前記変位手段27は、前記支持手段11の上方位置において、図示しないフレーム等に支持されて略水平方向に延びる単軸ロボット29と、この単軸ロボット29の下面側に位置するスライダ30に軸30Aを介して回転可能に支持されたアーム31と、このアーム31に支持された直動モータ32とにより構成され、当該直動モータ32のロッド33先端(下端)が前記当接体26の上面に固定されている。このような構成により、スライダ30が移動することにより、当接面25は、軸30Aの軸心C1を回転中心としてマウントテープMTを介してガラス板P上を転動可能となっている。
前記きっかけ形成手段14は、前記内側テーブル15の外周側の隙間C内に配置されたブレード部材35を含む。このブレード部材35は、図示しない移動手段に支持されて水平方向(図2中左右方向)に移動可能に設けられている。ブレード部材35は、ガラス板PをウエハWから分離する際の初期のきっかけ(隙間)を形成するものであり、従って、前記回転軸20とは反対側における内側テーブル15の上部外周側の隙間C内に配置されている。
次に、本実施形態における分離装置10による分離方法について、図2ないし図5をも参照しながら説明する。
まず、リングフレームRFにマウントテープMTを介して一体化された処理対象物Aは、前記支持手段11で支持する前の工程で、図示しない紫外線照射装置を介して両面接着シートSの紫外線硬化型の接着剤層を硬化させておく。
そして、図示しない移載アームを介して処理対象物AをリングフレームRFと共に、支持手段11に支持させる。この際、当接体26は、直動モータ32によって上方に退避した位置に保たれ、処理対象物Aの移載に要する空間を形成することができる。
次いで、内側テーブル15によりウエハWの吸着が行われるとともに、直動モータ32によって当接体26の当接面25がマウントテープMTに当接する。このときスライダ30は、ガラス板Pの中心位置の真上(図2の二点差線位置)に位置し、直動モータ32によって当接体26が下降される。次に、単軸ロボット29によって、スライダ30が移動して図2の実線に示されるように、当接面25の左端がガラス板Pの左端上に位置して分離を行う初期位置にセットされる。なお、当接面25による処理対象物Aへの押圧力は、所定の圧力となるように図示しない制御装置によってコントロールされている。この状態で、きっかけ形成手段14のブレード部材35が、ガラス板Pと両面接着シートSとの界面に向かって外縁から所定量入り込んで分離のきっかけを形成する。
この後、図3に示されるように、引剥しテーブル21の自由端21B側が外側テーブル16から上方に離間するように回転する。ここで、当接面25が転動していない状態では、引剥しテーブル21を離間させてもガラスPは両面接着シートSから分離することはなく、マウントテープMTに一定の延びが発生する。なお、引剥しテーブル21が離間する力は所定のトルクとなるようにモータMが図示しない制御手段によってコントロールされる。
そして、図4に示されるように、変位手段27のスライダ30が単軸ロボット29によって移動することで、前記分離のきっかけ部をきっかけとしてガラス板Pと両面接着シートSとの界面で分離が開始される。この際、ガラス板Pは、当接面25により、割ることのないように曲げ変形を制限されて分離されることとなる。
そして、更に引剥しテーブル21の自由端側が上昇する方向に当該引剥しテーブル21を離間させるとともに、変位手段27のスライダ30が右側に移動し、軸心C1が図5に示されるようにガラス板Pの右端の真上に位置したときに、ガラス板Pと両面接着シートSとの分離が完了する。
次いで、前記内側テーブル15を図示しない昇降手段を介して下降させることで、ガラス板Pを完全に分離することができる。このように当接面25が転動する過程において、ガラス板Pは、初期の平面形状から当接面25の円弧面に倣うように徐々に変形し、当接面25に沿う円弧状に変形した状態で分離される。その後、直動モータ32が当接体26を上昇させるとともに、引剥しテーブル21が初期位置に復帰することにより、ガラス板Pも初期形状に復帰して回収される。この一方、分離されたウエハWは移載アームで後工程に移載され、前記両面接着シートSの分離処理に付されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、ウエハWを吸着保持した状態で、ガラス板Pを当接面25によってその曲げ変形を制限しつつ徐々に分離動作させる構成であるため、ウエハW及びガラス板Pを割るリスクを回避した状態でガラス板PとウエハWとの分離を行うことができる、という効果を得る。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、ガラス板Pを分離する際に、分離のきっかけを形成するきっかけ形成部材14を備えた構成を示したが、当該きっかけ形成部材14は省略してもよい。
また、分離装置10は、処理対象物AとしてウエハWに両面接着シートSを介してガラス板Pが貼付された板状体を用いた場合を図示、説明したが、積層構造を有する他の板状体を分離する場合にも適用することができる。
更に、当接面25を有する当接体26及び/又は内側テーブル15にヒータを内蔵させる構成を採用してもよい。特に、当接体26がヒータ内蔵型であれば、第1の板状部材を当接面25に沿って円弧状に変形させる際の形状追従性を向上させることができる。
また、当接面25を吸着面若しくは粘着面とすることによって、ガラス板Pを分離する再にガラス板Pの脱落を防止することができる。
更に、前記実施例では、リングフレームRFを支持してガラス板Pを分離する場合を図示、説明したが、リングフレームRFは省略することができる。この場合、引剥し手段12が直接マウントテープを支持して引き剥がすように構成すればよい。
本実施形態に係る分離装置の概略斜視図。 前記分離装置によって分離を行う初期の段階を示す概略正面図。 図2の次の段階における動作を示す概略正面図。 図3の次の段階における動作を示す概略正面図。 分離の終了直前段階における動作を示す概略正面図。 従来の分離装置による不都合を説明するための概略断面図。
符号の説明
10 分離装置
11 支持手段
12 引剥し手段
13 分離補助手段
14 きっかけ形成手段
A 処理対象物
P ガラス板(第1の板状部材)
W 半導体ウエハ(第2の板状部材)
RF リングフレーム
S 両面接着シート
MT マウントテープ(テープ)

Claims (6)

  1. 第1の板状部材に両面接着シートを介して第2の板状部材が積層された板状体を処理対象物とし、前記第1の板状部材にテープを貼付した状態で当該第1の板状部材をテープと共に前記第2の板状部材から分離する分離装置において、
    前記処理対象物を第2の板状部材側から支持する支持手段と、前記テープを支持するとともに、前記支持手段に対して離間接近可能に設けられて前記第2の板状部材から第1の板状部材を引き剥がす引剥し手段と、前記テープを介して前記第1の板状部材の分離の補助を行う分離補助手段とを備え、
    前記分離補助手段は、前記テープを介して第1の板状部材に当接する当接面を備え、この当接面によって第1の板状部材の曲げ変形を制限することを特徴とする分離装置。
  2. ガラス板に両面接着シートを介して半導体ウエハが積層された板状体を処理対象物とし、当該処理対象物をマウントテープを介してリングフレームに一体化させた状態で前記ガラス板をリングフレームと共に前記半導体ウエハから分離する分離装置において、
    前記処理対象物を半導体ウエハ側から支持する支持手段と、前記リングフレームを支持するとともに、前記支持手段に対して離間接近可能に設けられて前記半導体ウエハからガラス板を引き剥がす引剥し手段と、前記マウントテープを介して前記ガラス板の分離の補助を行う分離補助手段とを備え、
    前記分離補助手段は、前記マウントテープを介して前記ガラス板上で転動可能な円弧状の当接面を備え、この当接面によってガラス板の曲げ変形を制限することを特徴とする分離装置。
  3. 前記当接面は、吸着面若しくは粘着面とされていることを特徴とする請求項1又は2記載の分離装置。
  4. 前記第1の板状部材若しくはガラス板と前記両面接着シートとの境界部分に分離のきっかけを形成するきっかけ形成手段を更に含むことを特徴とする請求項1又は2記載の分離装置。
  5. 第1の板状部材に両面接着シートを介して第2の板状部材が積層された板状体を処理対象物とし、前記第1の板状部材にテープを貼付した状態で当該第1の板状部材をテープと共に分離する分離方法において、
    前記処理対象物を第2の板状部材側から支持する一方、前記テープを介して第1の板状部材に当接面を当接させておき、
    前記テープを支持して前記第1の板状部材から第2の板状部材を引き剥がす動作と、前記当接面によって第1の板状部材の曲げ変形を制限して第1の板状部材と第2の板状部材とを分離することを特徴とする分離方法。
  6. 前記第1の板状部材若しくは第1の板状部材と前記両面接着シートとの境界部分に分離のきっかけを形成する工程を含むことを特徴とする請求項5記載の分離方法。
JP2007154084A 2007-06-11 2007-06-11 分離装置及び分離方法 Expired - Fee Related JP4733074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007154084A JP4733074B2 (ja) 2007-06-11 2007-06-11 分離装置及び分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007154084A JP4733074B2 (ja) 2007-06-11 2007-06-11 分離装置及び分離方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008306120A true JP2008306120A (ja) 2008-12-18
JP4733074B2 JP4733074B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=40234535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007154084A Expired - Fee Related JP4733074B2 (ja) 2007-06-11 2007-06-11 分離装置及び分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4733074B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011130586A2 (en) 2010-04-16 2011-10-20 Suss Microtec Lithography, Gmbh Improved debonding equipment and methods for debonding temporary bonded wafers
JP2012199454A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Toray Eng Co Ltd 把持用ハンド
WO2013064906A2 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Masahiro Lee Ultrathin wafer debonding systems
JP2013149657A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Tokyo Electron Ltd 剥離装置、剥離システム、剥離方法および剥離プログラム
KR20150004898A (ko) * 2009-09-01 2015-01-13 에베 그룹 게엠베하 캐리어 기판으로부터 생산 기판을 스트립하기 위한 장치 및 방법
KR101541643B1 (ko) 2013-03-28 2015-08-03 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 박리 장치
JP2016106416A (ja) * 2016-01-28 2016-06-16 エーファウ・グループ・エー・タルナー・ゲーエムベーハー キャリア基板を外すための屈曲可能なキャリア台、デバイス、および方法
US9472437B2 (en) 2009-04-16 2016-10-18 Suss Microtec Lithography Gmbh Debonding temporarily bonded semiconductor wafers
US9508586B2 (en) 2014-10-17 2016-11-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Debonding schemes
WO2017065155A1 (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 旭硝子株式会社 積層体の剥離装置及び剥離方法並びに電子デバイスの製造方法
JP2018520508A (ja) * 2015-06-09 2018-07-26 ロイヨール コーポレーション 可撓性電子機器の製造装置
JP2020161509A (ja) * 2018-12-07 2020-10-01 ▲東▼泰高科装▲備▼科技有限公司 ウェハ取り出し分離装置及び方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059861A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Lintec Corp 脆質部材の転着装置
JP2006216844A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sharp Corp 半導体ウエハの処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059861A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Lintec Corp 脆質部材の転着装置
JP2006216844A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sharp Corp 半導体ウエハの処理方法

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9583374B2 (en) 2009-04-16 2017-02-28 Suss Microtec Lithography Gmbh Debonding temporarily bonded semiconductor wafers
US9472437B2 (en) 2009-04-16 2016-10-18 Suss Microtec Lithography Gmbh Debonding temporarily bonded semiconductor wafers
KR101595692B1 (ko) 2009-09-01 2016-02-18 에베 그룹 게엠베하 캐리어 기판으로부터 생산 기판을 스트립하기 위한 장치 및 방법
KR20150004898A (ko) * 2009-09-01 2015-01-13 에베 그룹 게엠베하 캐리어 기판으로부터 생산 기판을 스트립하기 위한 장치 및 방법
KR101592137B1 (ko) 2009-09-01 2016-02-04 에베 그룹 게엠베하 캐리어 기판으로부터 생산 기판을 스트립하기 위한 장치 및 방법
US8366873B2 (en) 2010-04-15 2013-02-05 Suss Microtec Lithography, Gmbh Debonding equipment and methods for debonding temporary bonded wafers
US8551291B2 (en) 2010-04-15 2013-10-08 Suss Microtec Lithography, Gmbh Debonding equipment and methods for debonding temporary bonded wafers
WO2011130586A3 (en) * 2010-04-16 2012-04-19 Suss Microtec Lithography, Gmbh Improved debonding equipment and methods for debonding temporary bonded wafers
WO2011130586A2 (en) 2010-04-16 2011-10-20 Suss Microtec Lithography, Gmbh Improved debonding equipment and methods for debonding temporary bonded wafers
EP2559057A4 (en) * 2010-04-16 2016-11-30 Suss Microtec Lithography Gmbh IMPROVED TAKE-OFF EQUIPMENT AND METHODS FOR LAUNCHING TEMPORARILY BONDED WAFERS
JP2012199454A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Toray Eng Co Ltd 把持用ハンド
WO2013064906A2 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Masahiro Lee Ultrathin wafer debonding systems
WO2013064906A3 (en) * 2011-10-31 2013-07-25 Masahiro Lee Ultrathin wafer debonding systems
JP2013149657A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Tokyo Electron Ltd 剥離装置、剥離システム、剥離方法および剥離プログラム
KR101541643B1 (ko) 2013-03-28 2015-08-03 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 박리 장치
KR101938490B1 (ko) * 2014-10-17 2019-01-14 타이완 세미콘덕터 매뉴팩쳐링 컴퍼니 리미티드 디본딩 방법
US9508586B2 (en) 2014-10-17 2016-11-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Debonding schemes
JP2018520508A (ja) * 2015-06-09 2018-07-26 ロイヨール コーポレーション 可撓性電子機器の製造装置
CN108140605A (zh) * 2015-10-16 2018-06-08 旭硝子株式会社 层叠体的剥离装置和剥离方法及电子器件的制造方法
WO2017065155A1 (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 旭硝子株式会社 積層体の剥離装置及び剥離方法並びに電子デバイスの製造方法
US10449755B2 (en) 2015-10-16 2019-10-22 AGC Inc. Device for delaminating laminate, delamination method, and method for manufacturing electronic device
TWI695807B (zh) * 2015-10-16 2020-06-11 日商Agc股份有限公司 積層體之剝離裝置及剝離方法與電子裝置之製造方法
CN108140605B (zh) * 2015-10-16 2022-06-07 Agc株式会社 层叠体的剥离装置和剥离方法及电子器件的制造方法
JP2016106416A (ja) * 2016-01-28 2016-06-16 エーファウ・グループ・エー・タルナー・ゲーエムベーハー キャリア基板を外すための屈曲可能なキャリア台、デバイス、および方法
JP2020161509A (ja) * 2018-12-07 2020-10-01 ▲東▼泰高科装▲備▼科技有限公司 ウェハ取り出し分離装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4733074B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4733074B2 (ja) 分離装置及び分離方法
CN103963421B (zh) 剥离装置以及剥离方法
JP6120748B2 (ja) 剥離装置、剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2008306119A (ja) 分離装置及び分離方法
TW200539296A (en) Sheet peeling apparatus and peeling method
JP2009141070A (ja) 剥離装置及び剥離方法
JP4796430B2 (ja) 保護テープ貼着方法
JP5643589B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP4971841B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP5113599B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP4746017B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP5433542B2 (ja) 両面粘着テープ剥離方法および両面粘着テープ剥離装置
JP5222756B2 (ja) 剥離装置及び剥離方法
JP4851466B2 (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP4988447B2 (ja) 剥離装置及び剥離方法
JP5789463B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法、並びに、シート製造装置及び製造方法
KR20160018402A (ko) 기판 접합 방법 및 기판 접합 장치
TW200804892A (en) System for removing dummy glass of panel and method thereof
JP3971429B2 (ja) 光ディスクの製造装置及び製造方法
JP5996347B2 (ja) シート剥離装置及び剥離方法、並びに、シート貼替装置及び貼替方法
JP5869245B2 (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法並びに転写装置
JP2011233697A (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP5346774B2 (ja) 半導体ウェハの凸部除去装置および除去方法
JP6349195B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP4836042B2 (ja) 剥離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110421

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4733074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees