JP4851466B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

シート剥離装置及び剥離方法 Download PDF

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Description

本発明は接着シートを介してリングフレームに一体化された半導体ウエハ等の板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置及び剥離方法に関する。
従来より、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する)は、裏面研削等を行う際に、リングフレームの内周領域に張設された接着シートを介して一体化させることが一般に行われている。この接着シートは、最終的にはウエハ及びリングフレームから剥離除去されるものである。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開平11−16862号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置は、剥離用のシート若しくはテープを接着シートに貼付し、当該剥離用のシートを引っ張ることで接着シートを剥離する構成であり、剥離専用のシートが別途必要となり、ランニングコストがかかる不都合がある。しかも、剥離用のシートを供給する装置や、シート切断装置も必要となり、装置が複雑化する、という不都合もある。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、剥離のためのシート若しくはテープを不要とし、しかも、装置構成の簡易化を図ることのできるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、リングフレームの内周領域に接着シートを介して一体化された板状部材を支持した状態で、前記リングフレーム及び板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置において、
前記リングフレームを保持する保持手段と、前記接着シートの一部をリングフレームから剥離する剥離きっかけ部形成手段と、前記剥離きっかけ部形成手段で形成された剥離きっかけ部を掴んで前記接着シートをリングフレームから剥離する剥離手段とを備え、
前記剥離きっかけ部形成手段は、前記リングフレームの内周縁部分に沿う位置で前記接着シートの一部をリングフレームから浮き上がらせる方向に変位させる剥離力付与部材を備え、当該剥離力付与部材は、前記リングフレームの径方向に沿って位置する回転軸に取り付けられて前記接着シートの一部を浮き上がらせる片部材により構成され、当該片部材の外縁形状は、前記リングフレームの内周縁に沿う円弧状端縁を含んで構成されている。
また、本発明は、リングフレームの内周領域に接着シートを介して一体化された板状部材を支持した状態で、前記リングフレーム及び板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置において、
前記リングフレームを保持する保持手段と、前記接着シートの一部をリングフレームから剥離する剥離きっかけ部形成手段と、前記剥離きっかけ部形成手段で形成された剥離きっかけ部を掴んで前記接着シートをリングフレームから剥離する剥離手段とを備え、
前記剥離きっかけ部形成手段は、前記リングフレームの内周縁部分に沿う位置で前記接着シートの一部をリングフレームから浮き上がらせる方向に変位させる剥離力付与部材を備え、当該剥離力付与部材は、前記リングフレームの径方向に沿って位置する回転軸に取り付けられた片部材と、前記シートの一部に気体を吹き付けるノズルとにより構成されている。
更に、本発明は、リングフレームの内周領域に接着シートを介して一体化された板状部材を支持した状態で、前記リングフレーム及び板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置において、
前記リングフレームを保持する保持手段と、前記接着シートの一部をリングフレームから剥離する剥離きっかけ部形成手段と、前記剥離きっかけ部形成手段で形成された剥離きっかけ部を掴んで前記接着シートをリングフレームから剥離する剥離手段とを備え、
前記剥離きっかけ部形成手段は、前記リングフレームの内周縁部分に沿う位置で前記接着シートの一部をリングフレームから浮き上がらせる方向に変位させる剥離力付与部材を備えて構成され、
前記剥離きっかけ部の形成領域近傍に剥離きっかけ部の有無を検出するセンサが設けられ、当該センサが剥離きっかけ部を検出しないときに前記リングフレームを平面内で所定角度回転させて前記剥離きっかけ部形成手段を再動作させる構成となっている。
また、本発明は、リングフレームの内周領域に接着シートを介して支持された板状部材から前記接着シートを剥離するシート剥離方法において、
前記リングフレームを保持した状態で、当該リングフレームの内周縁に沿う位置に剥離きっかけ部を形成するための片部材を接着シートと略平行に位置させておき、
前記片部材の一端側を回転中心として他端側を回転させて前記接着シートをリングフレームから部分的に浮き上がらせて剥離きっかけ部を形成し、
次いで、前記剥離きっかけ部を掴んで接着シートを剥離する、という方法を採ることができる。
本発明のシート剥離装置及び剥離方法によれば、剥離力付与部材を用い、当該剥離力付与部材がリングフレームの内周縁部分に沿う位置で接着シートを浮き上がらせる方向に変位させる構成であるため、初期剥離を行うための別途のシート若しくはテープを用いる必要を一掃することができ、剥離装置の構成の簡易化を図ることが可能となる。
また、前記剥離力付与部材を片部材及び又はノズルにより構成し、前記片部材がリングフレームの内周縁に沿う円弧状端縁を一部に含み、また、ノズルから接着シートの一部に気体が吹き付けられるため、接着シートの外縁に最も近い位置で剥離力を付与し得るので、剥離力を効果的に付与せしめることができる。
更に、前記剥離力付与部材を構成する片部材を一対配置とした構成では、各部材の負荷を軽減することができる一方、強い剥離力を及ぼすことも可能となる。
また、剥離きっかけ部の有無を検出するセンサを設け、剥離力付与部材が回転して剥離動作を完了しているにもかかわらず剥離きっかけ部を検出しないときに、リングフレームの位置変更を行って再度剥離きっかけ部の形成動作を行うことができるので、接着シートがリングフレームに対して強く接着している場合があっても、剥離漏れを生ずるおそれを防止することができる。
本実施形態に係るシート剥離装置の概略斜視図。 一部構成部品を省略した図1の概略平面図。 図2の右側面図。 一部の構成部品を省略した図1と同様の概略斜視図。 シート剥離を行う初期状態を示す要部側面図。 シート剥離の中間段階を示す要部側面図。 変形例を示す図4と同様の概略斜視図。 変形例を示す図5と同様の要部側面図。
符号の説明
10 シート剥離装置
11 保持手段
12 剥離きっかけ部形成手段
15 剥離手段
16 センサ
30 回転軸
32 片部材(剥離力付与部材)
32A 円弧状端縁
50 ノズル(剥離力付与部材)
RF リングフレーム
S 接着シート
S1 剥離きっかけ部
W ウエハ(板状部材)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書において、「左右」とは、図2中X軸に沿う方向であり、「前後」は、Y軸、「上下」は、Z軸に沿う方向について用いられる。
図1には、本発実施形態に係るシート剥離装置の概略斜視図が示され、図2には、概略平面図が示され、図3は図2の概略側面図が示されている。ここで、図3は、図面の錯綜を回避するために、上下方向における一部の構成部品相互を離した状態で示されている。これらの図において、シート剥離装置10は、リングフレームRFに接着シートSを介して一体化された板状部材としてのウエハWを保持する保持手段11と、接着シートSの一部をリングフレームRFから剥離する剥離きっかけ部形成手段12と、当該剥離きっかけ部形成手段12で形成された剥離きっかけ部S1(図5参照)を掴んで剥離する剥離手段15と、前記剥離きっかけ部S1の有無を検出するセンサ16(図5参照)とを備えて構成されている。
前記接着シートSは、ウエハWの支持面(図1中下面)側に紫外線硬化型接着剤層を備えて構成されたものであり、後述するシート剥離の前段階で、図示しない紫外線照射装置を介して紫外線照射されるようになっている。
前記保持手段11は、図2ないし図4にも示されるように、平面視略方形のベース20と、このベース20の中央部に位置するモータMを介して平面内で回転可能に設けられたテーブル21と、このテーブル21の中央部に設けられてウエハWの下面側を吸着する吸着面を備えた吸着テーブル22と、テーブル21の左右上面側に前後一対の支柱23,23を介してそれぞれ固定された左右一対の下押さえ板24と、これら下押さえ板24に相対する上方位置にそれぞれ配置された一対の上押さえ板26と、当該上押さえ板26の上部中央に位置して上押さえ板26をそれぞれ昇降可能に支持する一対のシリンダ27とを備えて構成されている。シリンダ27は、前記テーブル21に固定される図示しないフレームに支持されるようになっている。
前記剥離きっかけ部形成手段12は、本実施形態では一対構造とされている。具体的には、前記テーブル21回りの上方位置に図示しない支持部材を介して支持される一対のモータM1と、これらモータM1の出力軸に連結された回転軸30と、各回転軸30の自由端側に固定された剥離力付与部材としての片部材32とにより構成されている。片部材32は、図2に示されるように、外縁形状が、前記リングフレームRFの内周縁に沿う円弧状端縁32Aと、この円弧状端縁32Aの先端に連なる直線部32Bと、当該直線部32Bと回転軸30の先端部との間に位置する湾曲縁部32Cとを備えた形状に設けられ、片部材32の直線部32Bがそれぞれ向き合う状態で、図2中左右対称配置とされている。従って、この片部材32は、前記回転軸30を中心として前記直線部32B側が回転変位するときに、接着シートSをリングフレームRFから浮き上がらせるように左右対称的に変位することとなる。
前記剥離手段15は、前記片部材32間の上方に配置された前後一対のチャック部材40により構成されている。これらチャック部材40は、相互に離間、接近可能に設けられているとともに、フレーム等を介してリングフレームRFの上方位置に配置される図示しないガイド部材に支持されてY軸方向、すなわち、リングフレームRFの径方向に沿って移動可能に設けられているとともに、昇降可能に設けられている。
前記センサ16は、図5に示されるように、接着シートSの剥離きっかけ部S1の有無を検出するものであって光センサにより構成されており、剥離きっかけ部形成手段12の片部材32が回転動作を行う際に、図5に示す位置に移動する一方、剥離きっかけ部S1を検出したときに、以後の剥離動作の妨げとならない位置に退避するよう所定のガイド部材に支持されている。
次に、本実施形態におけるシート剥離動作について、図5及び図6をも参照しながら説明する。ここでは、リングフレームRFと接着シートSとの接着領域、及び、接着シートSとウエハWとの接着領域に紫外線が予め照射されて接着力が低下した状態にあるものとする。
図4に示されるように、接着シートSを介してウエハWが一体化されたリングフレームRFが所定のストッカから図示しない移載ロボットを介して取り出され、図示しないアライメント装置によってアライメント後当該移載ロボットにより、リングフレームRFの外周部分が前記下押さえ板24に乗るように移載される。次いで、上押さえ板26がシリンダ27の作動によって下降し、リングフレームRFを下押さえ板24との間に挟み込む。このとき、吸着テーブル22がウエハWの吸着を行い、また、剥離きっかけ部形成手段12の片部材32は、略水平姿勢を保った状態で、接着シートSの下面側に位置するとともに、円弧状端縁32AがリングフレームRFの内周縁に沿う位置で待機することとなる。
剥離動作開始信号が図示しない制御装置から与えられると、前記片部材32が回転軸30を回転中心として直線部32Bが上方に位置するように回転変位し、これによって片部材32の上面側に位置する接着シートS領域が上方(Z軸方向)に押し上げ力を受け、リングフレームRFから浮き上がるように剥離されて剥離きっかけ部S1(図5参照)が形成される。この際、剥離きっかけ部S1の両面側にセンサ16が位置するようになっており、当該センサ16により、剥離きっかけ部S1が検出されると、センサ16が退避移動を行う一方、チャック部材40が図5中二点鎖線で示される位置から実線で示される位置に相互接近して剥離きっかけ部S1を掴む。この後、チャック部材40が、図6に示されるように、左側に移動することで、順次接着シートSがウエハW及びリングフレームRFから剥離され、完全に剥離が終わった状態で、図示しない回収ボックスに接着シートSが回収される。
前記剥離きっかけ部S1の形成に際し、片部材32が回転して剥離動作が完了したにもかかわらず、センサ16が前記剥離きっかけ部S1を検知することができない場合、テーブル21がモータMの駆動によって水平面内で所定角度回転し、剥離きっかけ部の形成領域を変更するように動作し、再度剥離きっかけ部形成動作を片部材32が行い、センサ16が前記剥離きっかけ部S1を検知するまで同様の動作を繰り返す。なお、動作回数に制限を付与しておくことで剥離不良と判断してオペレータに伝えるようにすることも可能である。
従って、このような実施形態によれば、片部材32を回転動作させるだけで剥離きっかけ部S1を形成することができるので、ランニングコストを極力抑えて接着シートSをリングフレームRFから確実に剥離することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、図7及び図8に示されるように、前記一対の片部材32間の下方に、剥離力付与部材としてのノズル50を設ける構成を採用することができる。このノズル50には、図示しない気体供給源が接続されており、当該ノズルの先端から吐出される気体を剥離きっかけ部の形成領域に吹き付けることで、前記片部材32と共に剥離力を付与するように構成されている。このような構成を採用した場合には、更に確実に剥離きっかけ部S1を形成することができる。なお、本発明は、前記片部材32を省略し、ノズル50から接着シートSに気体を吹き付けて剥離力を付与するだけの構成とすることを妨げない。更に、吹き付ける気体は空気のみならず、窒素ガス等の不活性ガスや、他のガスであってもよい。
また、前記実施形態では、チャック部材40をY軸方向、すなわち、リングフレームRFの径方向に沿って移動させることで剥離を行う構成としたが、ベース20を適宜なガイドレールに支持して走行可能に設けることでテーブル側をガイドレールに沿ってY軸方向に移動させる構成としてもよい。
更に、板状部材がウエハである場合を図示、説明したが、その他の板状をなす電子部品や、硝子、樹脂基板、金属板等であってもよい。
また、剥離きっかけ部形成手段12は一対構造としたが、単一構造としてもよい。つまり、一つの片部材が回転軸を回転中心として回転可能に設けられた構成であってもよい。要するに、本発明は、接着シートSに浮き上がり力を付与するように設けられていればよい。

Claims (4)

  1. リングフレームの内周領域に接着シートを介して一体化された板状部材を支持した状態で、前記リングフレーム及び板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置において、
    前記リングフレームを保持する保持手段と、前記接着シートの一部をリングフレームから剥離する剥離きっかけ部形成手段と、前記剥離きっかけ部形成手段で形成された剥離きっかけ部を掴んで前記接着シートをリングフレームから剥離する剥離手段とを備え、
    前記剥離きっかけ部形成手段は、前記リングフレームの内周縁部分に沿う位置で前記接着シートの一部をリングフレームから浮き上がらせる方向に変位させる剥離力付与部材を備え、当該剥離力付与部材は、前記リングフレームの径方向に沿って位置する回転軸に取り付けられて前記接着シートの一部を浮き上がらせる片部材により構成され、当該片部材の外縁形状は、前記リングフレームの内周縁に沿う円弧状端縁を含んで構成されていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. リングフレームの内周領域に接着シートを介して一体化された板状部材を支持した状態で、前記リングフレーム及び板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置において、
    前記リングフレームを保持する保持手段と、前記接着シートの一部をリングフレームから剥離する剥離きっかけ部形成手段と、前記剥離きっかけ部形成手段で形成された剥離きっかけ部を掴んで前記接着シートをリングフレームから剥離する剥離手段とを備え、
    前記剥離きっかけ部形成手段は、前記リングフレームの内周縁部分に沿う位置で前記接着シートの一部をリングフレームから浮き上がらせる方向に変位させる剥離力付与部材を備え、当該剥離力付与部材は、前記リングフレームの径方向に沿って位置する回転軸に取り付けられた片部材と、前記シートの一部に気体を吹き付けるノズルとにより構成されていることを特徴とするシート剥離装置。
  3. リングフレームの内周領域に接着シートを介して一体化された板状部材を支持した状態で、前記リングフレーム及び板状部材から接着シートを剥離するシート剥離装置において、
    前記リングフレームを保持する保持手段と、前記接着シートの一部をリングフレームから剥離する剥離きっかけ部形成手段と、前記剥離きっかけ部形成手段で形成された剥離きっかけ部を掴んで前記接着シートをリングフレームから剥離する剥離手段とを備え、
    前記剥離きっかけ部形成手段は、前記リングフレームの内周縁部分に沿う位置で前記接着シートの一部をリングフレームから浮き上がらせる方向に変位させる剥離力付与部材を備えて構成され、
    前記剥離きっかけ部の形成領域近傍に剥離きっかけ部の有無を検出するセンサが設けられ、当該センサが剥離きっかけ部を検出しないときに前記リングフレームを平面内で所定角度回転させて前記剥離きっかけ部形成手段を再動作させることを特徴とするシート剥離装置。
  4. リングフレームの内周領域に接着シートを介して支持された板状部材から前記接着シートを剥離するシート剥離方法において、
    前記リングフレームを保持した状態で、当該リングフレームの内周縁に沿う位置に剥離きっかけ部を形成するための片部材を接着シートと略平行に位置させておき、
    前記片部材の一端側を回転中心として他端側を回転させて前記接着シートをリングフレームから部分的に浮き上がらせて剥離きっかけ部を形成し、
    次いで、前記剥離きっかけ部を掴んで接着シートを剥離することを特徴とするシート剥離方法。
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