JP2006266026A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ロックレバーの組み立て性を向上させること。
【解決手段】
筐体6に設けられ、メインレバー41、サブレバー42及びねじりばね43に挿通される支持シャフト61と、メインレバー41に設けられ、ねじりばね43の一端側43aを保持する保持部41eと、サブレバー42に設けられ、ねじりばね43の他端側43bを係止する係止面42cと、メインレバー41にてサブレバー42の係止面42cから一方向に離れて設けられ、ねじりばね43の他端側43bを保持可能な仮保持部41fと、サブレバー42にて係止面42cに連続して設けられ、仮保持部41fに保持されたねじりばね43の他端側43bを付勢力に抗して係止面42cに導く押動面42dと、をドアロック装置1が備える構成としたこと。
【選択図】 図10
ロックレバーの組み立て性を向上させること。
【解決手段】
筐体6に設けられ、メインレバー41、サブレバー42及びねじりばね43に挿通される支持シャフト61と、メインレバー41に設けられ、ねじりばね43の一端側43aを保持する保持部41eと、サブレバー42に設けられ、ねじりばね43の他端側43bを係止する係止面42cと、メインレバー41にてサブレバー42の係止面42cから一方向に離れて設けられ、ねじりばね43の他端側43bを保持可能な仮保持部41fと、サブレバー42にて係止面42cに連続して設けられ、仮保持部41fに保持されたねじりばね43の他端側43bを付勢力に抗して係止面42cに導く押動面42dと、をドアロック装置1が備える構成としたこと。
【選択図】 図10
Description
本発明は、車両用ドアロック装置に関する。
公知の車両用ドアロック装置が、後述の特許文献1に記載されている。このドアロック装置は、車両のドアをボデーに対して開放可能な状態とすべく作動するオープン機構と、ドアの施錠又は解錠を行うロック機構と、ロック機構とオープン機構との間に設けられるロックレバーとを備えている。ロックレバーは、ロック機構に連係されるメインレバーと、メインレバーに対して回転可能に設けられ、オープン機構に連係されるサブレバーと、メインレバーとサブレバーとの間に組み付けられるねじりばねとを備えている。
特開2004−44360号公報
上述したドアロック装置のロックレバーにおいて、ねじりばねの一端は、メインレバーに係止され、ねじりばねの他端は、サブレバーに係止されている。サブレバーは、ねじりばねの付勢力により、メインレバーに対して一方向に付勢されている。この構造においては、ねじりばねをメインレバーとサブレバーとの間に組み付ける時に、ねじりばねを付勢された状態で予め保持しておく必要がある。つまり、ロックレバーが組み立てられる間、メインレバー、サブレバー及びねじりばねは、各々で独立して保持されていなければならなかった。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ロックレバーの組み立て性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、車両のドアをボデーに対して開放可能な状態とすべく作動するオープン機構と、前記ドアの施錠又は解錠を行うロック機構と、該ロック機構に連係されるメインレバーと、該メインレバーに対して回転可能に設けられ、前記オープン機構に連係されるサブレバーと、前記メインレバーと前記サブレバーとの間に設けられ、該サブレバーを前記メインレバーに対して一方向に回転付勢する付勢部材とを備えるロックレバーと、前記オープン機構、前記ロック機構及び前記ロックレバーを収容する筐体と、を備える車両用ドアロック装置において、前記筐体に設けられ、前記メインレバー、前記サブレバー及び前記付勢部材に挿通される支持シャフトと、前記メインレバーに設けられ、前記付勢部材の一端側を保持する第1保持部と、前記サブレバーに設けられ、前記付勢部材の他端側を係止する係止部と、前記メインレバーにて前記サブレバーの係止部から前記一方向に離れて設けられ、前記付勢部材の他端側を保持可能な第2保持部と、前記サブレバーにて前記係止部に連続して設けられ、前記第2保持部に保持された前記付勢部材の他端側を該付勢部材の付勢力に抗して前記係止部に導くガイド部と、を備える構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記ガイド部は、前記係止部に対して傾斜する傾斜面であると良い。
請求項1に記載の発明によれば、メインレバーに設けられた第1保持部及び第2保持部により、付勢部材が予め保持される。この構造においては、メインレバーと付勢部材とが予め一体化されるので、これら部材を各々で保持しなくてよい。また、ロックレバーが組み立てられる場合には、一体化されたメインレバーと付勢部材とに、筐体の支持シャフトが一度に挿通される。この間、付勢部材を保持したメインレバーは、支持シャフトの軸方向に沿ってまっすぐ動かされることになる。続いて、サブレバーに支持シャフトが挿通される場合、メインレバーの第2保持部に保持された付勢部材の他端側は、サブレバーに設けられたガイド部により、付勢部材の付勢力に抗して、ガイド部に連続する係止部に導かれ、係止部に係止される。この間、サブレバーは、メインレバーと同様に、支持シャフトの軸方向に沿ってまっすぐ動かされることになる。以上の様に、本発明によれば、付勢部材をメインレバーに予め保持させる作業と、この付勢部材を保持したメインレバーとサブレバーとに支持シャフトを順に挿通させる作業、つまり、これら部材を筐体に対して同じ方向に動かす単純な作業とによって、ロックレバーが効率よく組み立てられる。
請求項2に記載の発明によれば、ガイド部は、係止部に対して傾斜する傾斜面であるので、付勢部材の他端側は、ガイド部を経由して、よりスムーズに係止部に係止される。これにより、ロックレバーがより効率よく組み立てられる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1及び図2は、本発明に係るドアロック装置1における要部の構造を示す図である。
ドアロック装置1は、車両のボデー(図示なし)に対して開閉されるドア(図示なし)に設けられる。ドアロック装置1は、ラッチ機構2と、オープン機構3と、ロックレバー4と、ロック機構5と、筐体6とを備えている。
ラッチ機構2は、ドアをボデーに対して閉状態(ドアが閉じられた状態)で保持するためのもので、ボデーに固定されたストライカ(図示なし)と係脱可能である。ラッチ機構2は、ストライカに係合することで、ドアを閉状態に保持する(ラッチ状態)。ドアの閉状態において、ラッチ機構2は、ストライカから離脱することで、ドアを閉状態から開状態(ドアがボデーに対して開放可能な状態)に移行させる(アンラッチ状態)。
オープン機構3は、ラッチ機構2をラッチ状態からアンラッチ状態に作動させるためのものである。オープン機構3には、オープンレバー31と、オープンリンク32とが設けられている。オープンレバー31は、ドアの室外側に設けられるアウトサイドハンドル(図示なし)に連係されており、アウトサイドハンドルの操作により作動する。オープンリンク32は、ドアを開状態にすべくラッチ機構2に係合可能で、オープンレバー31により、図1に示すアンロック位置と図2に示すロック位置との間で揺動自在に支持されている。オープンリンク32には、長孔32aが設けられている。この長孔32aは、後述するロックレバー4に相対移動可能に連係されている。オープンリンク32は、オープンレバー31の作動(アウトサイドハンドルの操作)を受けて、図1及び図2に示す位置から装置上方向(図1及び図2示上方)に動かされる。なお、オープンリンク32は、ドアの室内側に設けられるインサイドハンドル(図示なし)にレバー(図示なし)を介して連係されており、同ハンドルの操作によっても、図1及び図2に示す位置から装置上方向に動かされる。
ドアの閉状態において、アンロック位置(図1示)にあるオープンリンク32は、オープンレバー31の作動を受けて動かされた場合、ラッチ機構2に係合し、ラッチ機構2がラッチ状態からアンラッチ状態に作動する。これにより、ドアは、閉状態から開状態に移行する。つまり、オープンリンク32がアンロック位置にある時、ドアは解錠されている。
一方、ドアの閉状態において、ロック位置(図2示)にあるオープンリンク32は、オープンレバー31の作動を受けて動かされた場合であっても、ラッチ機構2には係合せず、ラッチ機構2がラッチ状態のまま保持される。これにより、ドアは、閉状態のまま保持される。つまり、オープンリンク32がロック位置にある時、ドアは施錠されている。
図3は、ロックレバー4の構造を示す図で、(a)はロックレバー4の正面図、(b)は(a)におけるA−A線に沿う断面図である。図4は、ロックレバー4の各構成要素を示す斜視図である。
ロックレバー4は、オープン機構3のオープンリンク32をアンロック位置とロック位置との間で作動させるためのものある。ロックレバー4は、筐体6に設けられた支持シャフト61(図1及び図2参照)に組み付けられ、この支持シャフト61により回転自在に支持されている。
ロックレバー4は、メインレバー41と、サブレバー42と、ねじりばね43とを備えている。メインレバー41には、挿通孔41aと、連結凹部41bと、連結凸部41c、41dとが設けられている。挿通孔41aには、筐体6の支持シャフト61が挿通される。連結凹部41b及び連結凸部41c、41dには、後述するロック機構5が連係される。サブレバー42には、挿通孔42aと、連結ピン42bとが設けられている。挿通孔42aには、筐体6の支持シャフト61が挿通される。連結ピン42bは、前述したオープンリンク32の長孔32aに挿通される。これにより、サブレバー42とオープンリンク32とが相対移動可能に連係されている。サブレバー42は、支持シャフト61が挿通される挿通孔42aを中心に、メインレバー41に相対回転自在に支持されている。
メインレバー41とサブレバー42との間には、ねじりばね43(付勢部材)が設けられている。ねじりばね43は、そのねじり方向に作用するトルクを一端側43a(他端側43b)に生じさせるためのものである。ねじりばね43において、環状を成すねじり部43cには、筐体6の支持シャフト61が挿通される。つまり、ロックレバー4においては、筐体6の支持シャフト61が、メインレバー41の挿通孔41a、ねじりばね43のねじり部43c及びサブレバー42の挿通孔42aに挿通される構造となっている。ロックレバー4において、サブレバー42は、ねじりばね43の付勢力により、メインレバー41に対して図3(a)示反時計周り方向(アンロック方向、一方向)に回転付勢されている。メインレバー41とサブレバー42とは、図3(a)示時計周り方向(ロック方向)に関しては一体に回転し、アンロック方向に関しては、ねじりばね43を介して回転する。
ねじりばね43の一端側43aは、メインレバー41に設けられた保持部41e(第1保持部)に保持されている。ねじりばね43の他端側43bは、サブレバー42に設けられた係止面42c(係止部)に係止されている。メインレバー41において、サブレバー42の係止面42cからアンロック方向に離れた位置には、仮保持部41f(第2保持部)が設けられている。この仮保持部41fは、ねじりばね43の他端側43bを保持可能となっている。サブレバー42には、係止面42cに連続するように押動面42d(ガイド部)が設けられている。押動面42dは、係止面42cに対して傾斜している。なお、本実施形態において、押動面42dは、係止面42cに対して傾斜する傾斜面となっているが、これに限定されず、例えば、押動面42dが、係止面42cから連続する曲面であっても良い。
図1においては、ロックレバー4に連係されたオープンリンク42がアンロック位置にあり、ドアが解錠されている(アンロック状態)。この状態で、ロックレバー4がロック方向(図1示時計周り方向)に回転すると、オープンリンク32は、オープンレバー31を支点にアンロック位置からロック位置(図2示)に揺動し、ドアが施錠される。逆に、図2においては、ロックレバー4に連係されたオープンリンク32がロック位置にあり、ドアが施錠されている(ロック状態)。この状態で、ロックレバー4がアンロック方向(図2示反時計周り方向)に回転すると、オープンリンク32は、オープンレバー31を支点にロック位置からアンロック位置(図1示)に揺動し、ドアが解錠される。
ロック機構5は、ドアの施錠又は解錠を行うべくロックレバー4をロック方向又はアンロック方向に回転させるためのものである。ロック機構5は、キーレバー51と、操作レバー52と、アクチュエータ53とを備えている。キーレバー51は、ドアの室外側に設けられるキーシリンダー(図示なし)へのメカニカルキー操作により作動するもので、ロックレバー4におけるメインレバー41の連結凸部41cに連係されている。キーレバー51が作動すると、ロックレバー4が回転する。このロックレバー4の回転がオープンリンク32に伝達されることで、ドアの施錠又は解錠が行われる。操作レバー52は、ドアの室内側に設けられるロックノブ(図示なし)の操作により作動するもので、ロックレバー4におけるメインレバー41の連結凸部41d(図3参照)に連係されている。ロックノブの操作を受けて操作レバー52が作動すると、ロックレバー4が回転する。このロックレバー4の回転がオープンリンク32に伝達されることで、ドアの施錠又は解錠が行われる。アクチュエータ53は、モータ53a、ウォーム53b、ウォームホイール53cとを備えた公知の機構であり、モータ53aの駆動力をウォームホイール53cの回転として出力する。ウォームホイール53cには、係合突起53dが設けられている。この係合突起53dは、ロックレバー4におけるメインレバー41の連結凹部41bに連係可能である。アクチュエータ53が作動すると、モータ53aの駆動力により、ウォームホイール53cが回転する。このウォームホイール53cの回転にともなって、ウォームホイール53cの係合突起53dが、ロックレバー4の連結凹部41bに連係され、ロックレバー4が回転する。このロックレバー4の回転がオープンリンク32に伝達されることで、ドアの施錠又は解錠が行われる。
次に、ロックレバー4が組み立てられる態様について、図5乃至図10を参照して説明する。
図5は、ラッチ機構2、オープン機構3、ロックレバー4及びロック機構5を収容する筐体6の構造を示している。ロックレバー4の組み立ては、その構成要素(メインレバー41、ねじりばね43及びサブレバー42)を筐体6に設けられた支持シャフト61に順に組み付けていくことで成される。筐体6の支持シャフト61は、装置幅方向(図5、図7乃至図9にて紙面に直交する方向)に延在し、円柱状を成している。なお、装置幅方向は、支持シャフト61の軸方向に相当する。
まず、図6に示す様に、ねじりばね43の一端側43a、他端側43bを、ロックレバー4のメインレバー41における保持部41e、仮保持部41fにそれぞれ保持させる。この段階で、メインレバー41とねじりばね43とが、筐体6の支持シャフト61への組み付け前に予め一体化(サブアッセンブリー化)されることとなる。
次に、図7に示す様に、ねじりばね43を保持したメインレバー41を支持シャフト61に組み付ける。この間、ねじりばね43を保持したメインレバー41は、支持シャフト61の軸方向に沿ってまっすぐ動かされる。
続いて、図8に示す様に、オープンレバー31及びオープンリンク32を備えたオープン機構3を、筐体6上の所定位置に組み付ける。この段階で、オープン機構3におけるオープンリンク31の一部が、支持シャフト61の軸方向に関して、既に組み付けられたメインレバー41に重なるように配置される。
そして、図9に示す様に、サブレバー42に設けられた連結ピン42bをオープンリンク32の長孔32aに挿通させながら、サブレバー42を支持シャフト61に組み付けると、ねじりばね43の他端側43bがサブレバー42の係止面42cに係止され、ロックレバー4の組み立てが完了する。この段階において、サブレバー42は、ねじりばね43の付勢力により、メインレバー41に対して図9示反時計周り方向(一方向)に付勢された状態にある。
図10は、サブレバー42を支持シャフト61に組み付ける間におけるねじりばね43の他端側43bの動きを模式的に示す図である。図10(a)は、サブレバー42を支持シャフト61に組み付ける前の段階を示している。この段階では、ねじりばね43の他端側43bが、メインレバー41の仮保持部41fに保持されている。図10(b)は、サブレバー42を支持シャフト61に組み付け始めた段階(サブレバー42の挿通孔42aに支持シャフト61を挿通させ始めた段階)を示している。この段階では、サブレバー42に設けられた押動面42dが、メインレバー41の仮保持部41fに保持されたねじりばね43の他端側43bに当接した状態にある。この状態で、サブレバー42の挿通孔42aに支持シャフト61をさらに挿通させると、サブレバー42の押動面42dが、図10(c)に示す様に、ねじりばね43の他端側43bに摺接しながら、この他端側43bを、ねじりばね43の付勢力に抗して、図10示左方(他方向、図8及び図9示時計周り方向に相当)に押動する。そして、サブレバー42の挿通孔42aに支持シャフト61をさらに挿通させると、サブレバー42の押動面42dが、ねじりばね43の付勢力に抗して、ねじりばね43の他端側43bをさらに押動し、最終的には、図10(d)に示す様に、サブレバー42の押動面42dに連続する係止面42cが、ねじりばね43の他端側43bを係止した状態(図9示の状態に相当)となる。つまり、ねじりばね43の他端側43bは、サブレバー42の押動面42dにより、ねじりばね43の付勢力に抗して、サブレバー42の係止面42cに導かれている。
図10(a)〜(d)から明らかな様に、サブレバー42を支持シャフト61に組み付ける間、サブレバー42は、支持シャフト61の軸方向に沿ってまっすぐ動かされることとなる。したがって、ロックレバー4の一連の組み立て作業においては、ねじりばね43を保持したメインレバー41と、サブレバー42とが、筐体6に対して同じ方向に動かされることとなる。つまり、ロックレバー4の組み立て作業において、各構成要素が筐体に対して一方向に組み付けられる(いわゆる一方向組み付け)こととなる。これにより、ロックレバーの組み立て作業においては、部品の自動組み付け機械等の導入も可能となる。
以上説明した様に、本発明のドアロック装置1によれば、メインレバー41に設けられた保持部41e及び仮保持部41fにより、ねじりばね43が予め保持される。この構造においては、メインレバー41とねじりばね43とが予め一体化されるので、これら部材を各々で保持しなくてよい。また、ロックレバー4が組み立てられる場合には、一体化されたメインレバー41とねじりばね43とに、筐体6の支持シャフト61が一度に挿通される。この間、ねじりばね43を保持したメインレバー41は、支持シャフト61の軸方向に沿ってまっすぐ動かされることになる。
続いて、サブレバー42に支持シャフト61が挿通される場合、メインレバー41の仮保持部41fに保持されたねじりばね43の他端側43bは、サブレバー42に設けられた押動面42d上を摺動しながら他方向に押動された後、押動面42dに連続する係止面42cに最終的に係止される。この間、サブレバー42は、メインレバー41と同様に、支持シャフト61の軸方向に沿ってまっすぐ動かされることになる。
以上の様に、本発明のドアロック装置1によれば、ねじりばね43をメインレバー41に予め保持させる作業と、このねじりばね43を保持したメインレバー41とサブレバー42とに支持シャフト61を順に挿通させる作業、つまり、これら部材を筐体6に対して同じ方向に動かす単純な作業とによって、ロックレバー4が効率よく組み立てられる。
また、本発明によれば、押動面42dは、係止面42cに対して傾斜する傾斜面であるので、ねじりばね43の他端側43bは、押動面42dを経由して、よりスムーズに係止面42cに係止される。これにより、ロックレバー4がより効率よく組み立てられる。
1 ドアロック装置
3 オープン機構
4 ロックレバー
5 ロック機構
6 筐体
41 メインレバー
41e 保持部(第1保持部)
41f 仮保持部(第2保持部)
42 サブレバー
42c 係止面(係止部)
42d 押動面(ガイド部)
43 ねじりばね(付勢部材)
43a 一端側
43b 他端側
61 支持シャフト
3 オープン機構
4 ロックレバー
5 ロック機構
6 筐体
41 メインレバー
41e 保持部(第1保持部)
41f 仮保持部(第2保持部)
42 サブレバー
42c 係止面(係止部)
42d 押動面(ガイド部)
43 ねじりばね(付勢部材)
43a 一端側
43b 他端側
61 支持シャフト
Claims (2)
- 車両のドアをボデーに対して開放可能な状態とすべく作動するオープン機構と、
前記ドアの施錠又は解錠を行うロック機構と、
該ロック機構に連係されるメインレバーと、該メインレバーに対して回転可能に設けられ、前記オープン機構に連係されるサブレバーと、前記メインレバーと前記サブレバーとの間に設けられ、該サブレバーを前記メインレバーに対して一方向に回転付勢する付勢部材とを備えるロックレバーと、
前記オープン機構、前記ロック機構及び前記ロックレバーを収容する筐体と、
を備える車両用ドアロック装置において、
前記筐体に設けられ、前記メインレバー、前記サブレバー及び前記付勢部材に挿通される支持シャフトと、
前記メインレバーに設けられ、前記付勢部材の一端側を保持する第1保持部と、
前記サブレバーに設けられ、前記付勢部材の他端側を係止する係止部と、
前記メインレバーにて前記サブレバーの係止部から前記一方向に離れて設けられ、前記付勢部材の他端側を保持可能な第2保持部と、
前記サブレバーにて前記係止部に連続して設けられ、前記第2保持部に保持された前記付勢部材の他端側を該付勢部材の付勢力に抗して前記係止部に導くガイド部と、
を備えることを特徴とする車両用ドアロック装置。 - 前記ガイド部は、前記係止部に対して傾斜する傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアロック装置。
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DE200660000788 DE602006000788T2 (de) | 2005-02-23 | 2006-02-15 | Türverriegelungseinrichtung für ein Fahrzeug |
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