JP2014009515A - ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプリングの組付け性を向上することができるドアロック装置を提供する。
【解決手段】ストライカを係脱可能なラッチ機構と、ラッチ機構を操作可能なアンロック位置と操作不可能なロック位置とに移動可能、かつ、アンロック位置においてドアハンドルの操作により初期位置から作動位置に移動し、ストライカの係止を解除するリンクを有するロック機構と、ハウジング11と、ハウジング11に設けられた支持軸21周りに配設され、一端側がハウジング11に係止されると共に、他端側にリンクに係止されるリンク係止部63を有し、リンクを作動位置から初期位置に向かって付勢するスプリング60とを備えたドアロック装置において、ハウジング11のリンク係止部63の付勢方向対向位置に、スプリング60の付勢力に抗してリンク係止部63をリンクと連結可能な組付位置に仮保持する仮保持部26を設けた。
【選択図】図9

Description

本発明は、ドアロック装置に関する。
特許文献1(図14参照)のドアロック装置は、車体に設けられたストライカを離脱可能に係止するラッチ機構と、このラッチ機構を開放操作可能なアンロック位置と操作不可能なロック位置とに移動可能なリンク112と、このリンク112をアンロック位置およびロック位置に移動させるロックプレートと、ドアに配設したドアハンドルの操作力をリンク112に伝達するオープンレバー115とを備えている。
前記オープンレバー115は、ケース113に設けられた軸部116に回動可能に軸支されており、一端側がロッドを介してドアハンドルに連結されると共に、他端側がリンク112の下端部に設けられた連結孔に挿通連結されている。
オープンレバー115を軸支する軸部116には、一端部がケース113に係止されると共に、他端部がリンク112の下端に設けられたスプリング連結孔117に挿通連結された付勢スプリング110が装着されている。これにより、リンク112およびオープンレバー115は、ドアハンドルの操作が解除されると、付勢スプリング110の付勢力によって作動位置からドア開放作動前の初期位置に自動で復帰する。
このドアロック装置では、付勢スプリング110の端部111は、リンク112に組付ける前の状態において、付勢スプリング110の付勢力でケース113の対向位置に当接した状態となっている。このため、付勢スプリング110の端部111をリンク112に組付けられない。従って、付勢スプリング110の端部111を治具114などでケース113から浮かせた状態にしてリンク112を組付ける必要があり、組付けに手間が掛かるという問題があった。
特開2010−084464号公報
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、スプリングの組付け性を向上することができるドアロック装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のドアロック装置は、
ストライカを係脱可能なラッチ機構と、
前記ラッチ機構を操作可能なアンロック位置と操作不可能なロック位置とに移動可能で、前記アンロック位置においてドアハンドルの操作により初期位置から作動位置に移動し、前記ストライカの係止を解除するリンクを有するロック機構と、
前記ロック機構を配設するハウジングと、
前記ハウジングに設けられた支持軸周りに配設され、一端側が前記ハウジングに係止されると共に、他端側に前記リンクに係止されるリンク係止部を有し、前記リンクを作動位置から初期位置に向かって付勢するスプリングとを備えたドアロック装置において、
前記ハウジングの前記リンク係止部の付勢方向対向位置に、前記スプリングの付勢力に抗して前記リンク係止部を前記リンクと連結可能な組付位置に仮保持する仮保持部を設けたものである。
上記構成により、ドアロック装置を組み立てる際に、ハウジングに設けた仮保持部によってスプリングのリンク係止部をハウジングから浮かせた状態に保持できる。従って、スプリングとリンクとの組付けが容易となる。すなわち、組付け時に、治具などによってスプリングのリンク係止部を浮かせておく作業が不要となり、スプリングの組付け性を向上できる。
前記仮保持部に、前記リンク係止部の前記支持軸に沿った方向への移動を規制する規制部を設けることが好ましい。
この構成により、スプリングのリンク係止部のズレを防止でき、リンク係止部と仮保持部との係合を確実に維持できる。また、スプリングのリンク係止部にリンクを組付ける際に、リンク係止部が支持軸の軸方向に大きく動くことを防止でき、組付け性を向上できる。
前記支持軸に回動可能に支持され、前記リンクと連結されるリンク連結部を有し、前記ドアハンドルの操作に連動して前記リンクを初期位置から作動位置に移動させるオープンレバーを備え、
前記リンクの前記組付位置と作動位置との間に、前記初期位置を設定し、
前記ハウジングに、前記オープンレバーを前記初期位置に位置決めする位置決め部を設けることが好ましい。
上記構成により、組付け後の状態において、オープンレバーおよびリンクが初期位置にあるときには、スプリングのリンク係止部は仮保持部に係合しない。このため、スプリングの付勢力が制限されることはなく、この付勢力で確実にオープンレバーおよびリンクを初期位置に位置決めできる。その結果、オープンレバーのがたつきを防止できる。
前記組付位置は、前記初期位置よりも、前記リンクをアンロック位置およびロック位置に移動させるロックプレートから離れる方向側に位置することが好ましい。
これにより、リンクを組付位置から初期位置に向かってロックプレートに近づけるように操作して、スプリングのリンク係止部、および、オープンレバーのリンク連結部を順次連結する。そして、最後にロックプレートに連結する、という一連の流れでリンクと各部材との組付けができるため、各部材の組付け性を向上できる。
本発明のドアロック装置によれば、ハウジングに仮保持部を設けたので、スプリングのリンク係止部をハウジングから浮かせることができ、リンク係止部とリンクとの組付け性を向上できる。
本発明のドアロック装置をドアに配設した状態を示す概略図。 図1に示すドアロック装置のハウジングを背面から見た斜視図。 ドアロック装置のラッチ機構を示し、(A)はドア開放状態を示す側面図、(B)はドア閉塞状態を示す側面図。 図1のドアロック装置がアンロック状態にある状態を示す正面図。 図4のドアロック装置がロック状態にある状態を示す正面図。 図5のIII−III線断面図。 図4に示すドアロック装置の仮保持部周辺の部分拡大正面図。 アウターレバーを取り外した状態の図7のVIII−VIII線断面図。 図7のVIII−VIII線断面図。 図9のスプリングのリンク係止部をリンクのスプリング連結孔に組付けた状態を示す断面図。 図10のアウターレバーのリンク連結部をリンクのアウターレバー連結孔に組付けた状態を示す断面図。 図11のリンクをロックプレートに組付けてリンクが初期位置にある状態を示す断面図。 ドアハンドルを操作することで図12のアウターレバーが支持軸周りに回動して作動位置にある状態を示す断面図。 従来の付勢スプリングをケースに組付けた状態を示す断面図。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る実施形態のドアロック装置10を示す。このドアロック装置10は、車両のドア1の内部に装着され、ドア1を開放可能なアンロック状態と開放不可能なロック状態とに切り換える。本発明は、仮保持部26を設けることで、リンク41と、リンク41に連結するスプリング60との組付け作業性を向上する。
ドアロック装置10は、樹脂製のハウジング11を備えている。図2に示すように、ハウジング11は、ドア1のヒンジ接続部の反対側の端面に沿って延びるように配置されるラッチ機構配設部12と、ドア1に沿って延びるように配置されるロック機構配設部19(図6参照)とを有する平面視L字形状である。ラッチ機構配設部12には、ドア1に配設したストライカ2を離脱可能に係止するラッチ機構が配設される。ロック機構配設部19にはカバー29が装着され、ラッチ機構によるストライカ2の係止を解除可能なアンロック状態と解除不可能なロック状態とに切り換えるロック機構が配設されている。
ラッチ機構は、図3(A),(B)に示すように、フォーク33とクロー35とを備え、樹脂製のケース本体、および、その開口を閉塞する金属製のリッドによって構成されたラッチ機構ケース30内に配設されている。このラッチ機構は、ドア1を閉じることによりフォーク33の係止溝内にストライカ2が侵入されると、ドア1の閉じ力に伴うストライカ2の押圧で、図3(A)に示す開放位置から図3(B)に示す係止位置に回動する。そうすると、クロー35の係止部39がフォーク33に係止することにより、フォーク33によるストライカ2の係止状態を維持する。この状態で、クロー35の操作受部37が上向きに作動されると、クロー35が時計回りに回動されることにより、フォーク33とクロー35の係止が解除される。その結果、フォーク33がスプリング(図示せず)の付勢力で図3(A)に示す開放位置に回動し、ストライカ2の係止を解除する。なお、クロー35の操作受部37は、ロック機構配設部19内に突出するように構成される。
ロック機構は、リンク41とロックプレート66とを備えている。ロックプレート66は、リンク41の上方に回動可能に配設され、リンク41のロックプレート連結部44と連結している。
リンク41は、ラッチ機構の操作受部37を操作可能なアンロック位置と操作不可能なロック位置とに移動可能である。また、リンク41は、ラッチ機構を作動させない初期位置と作動させる作動位置との間を移動可動である。リンク41は、アンロック位置においてドアに配設されたドアハンドルの操作により初期位置から作動位置に移動し、操作受部37を上方に押圧してストライカ2の係止を解除する。リンク41は、操作部43を間に受動部42とロックプレート連結部44とを備えている。操作部43は、図4に示すアンロック位置では、クロー35の操作受部37に係合して、クロー35を係止解除方向に作動させる。このため、ラッチ機構によるストライカ2の係止を解除できる。受動部42は、後述するインナーレバー50またはアウターレバー56の作動力を受けることにより、上方向に作動位置に移動する。受動部42は、アウターレバー56のリンク連結部59を挿通して連結するアウターレバー連結孔46と、スプリング60のリンク係止部63を挿通して連結するスプリング連結孔47とを有している。また、リンク41は、ロックプレート66が回動することにより、ロックプレート連結部44を介してアンロック位置およびロック位置に移動される。図5に示すロック位置では、操作部43がクロー35の操作受部37と係合不可能な位置に離間する。このため、リンク41は、アウターレバー56またはインナーレバー50によって上方向に移動されても、クロー35を係止解除方向に作動できない。よって、ラッチ機構によるストライカ2の係止を解除できない。
ロック機構は、切換機構によってロックプレート66が回動され、リンク41がロック位置またはアンロック位置に切り換えられる。この切換機構は、外側ロックユニットと、内側ロックユニットと、電動ロックユニットとを備える。
外側ロックユニットは、車両外側から手動でリンク41のロック位置とアンロック位置とを切り換える。具体的には、図1に示すシリンダ錠83を回動することで、キーロータ81がシリンダ錠83に従動して回動する。そして、キーロータ81がロック方向に回動することにより、キーリンク76を介してキースイッチレバー73が時計回りに回動される。このため、キースイッチレバー73はロックプレート66を介してリンク41をロック位置に移動させる。また、キーロータ81がアンロック方向に回動することにより、キーリンク76を介してキースイッチレバー73が反時計回りに回動され、ロックプレート66を介してリンク41をアンロック位置に回動させる。
内側ロックユニットは、車両内側から手動でリンク41のロック位置とアンロック位置とを切り換える。ノブレバー86はロックノブ(図示せず)によって反時計回りに回動されることにより、ロックプレート66を介してリンク41をロック位置に回動させる。また、時計回りに回動されることにより、ロックプレート66を介してリンク41をアンロック位置に回動させる。
電動ロックユニットは、リモコン(図示せず)を用いて、リンク41のロック位置とアンロック位置とを切り換える。リモコンをロック操作することにより、電動アクチュエータである駆動モータ90が駆動する。そして、出力軸91が回転することによりカム部材92が回転する。ノブレバー86の受け部87がカム部材92の中心側に移動されることにより、ノブレバー86が反時計回りに回動する。その結果、ロックプレート66を介してリンク41がロック位置に切り換えられる。また、リモコンをアンロック操作することにより、駆動モータ90が逆転する。このため、カム部材92およびノブレバー86が逆向きに動作し、ロックプレート66を介してリンク41がアンロック位置に切り換えられる。
リンク41を介してラッチを解錠操作する開放機構は、車両内側からリンク41を介しフォーク33によるストライカ2の係止状態を解除するインナーオープンレバー(以下、インナーレバーと称する)50と、車両外側からリンク41を介しフォーク33によるストライカ2の係止状態を解除するアウターオープンレバー(以下、アウターレバーと称する)56と、を備えている。
インナーレバー50は、インナードアハンドルが操作されると、図4中、反時計方向に回動し、リンク41と当接してリンク41を上向きに初期位置から作動位置に移動させる。
アウターレバー56は、図1および図2に示すように、ラッチ機構ケース30の下方にハウジング11に設けられた矩形筒状のアウターレバー装着部20内に配設されている。アウターレバー56は、アウターレバー装着部20の一方側の側壁にカシメ固定された支持軸21(図9参照)により、アウターレバー装着部20の内壁に回動可能に軸支されている。アウターレバー56は、支持軸21が貫通する円形の軸孔57と、一端に形成されたロッド連結部58と、他端に形成されたリンク連結部59とを備えている。ロッド連結部58は、斜め上方に屈曲し、ロッドホルダ55を介してロッド(図示せず)に連結される。リンク連結部59は、下方に突出し、リンク41のアウターレバー連結孔46に連結される。また、アウターレバー56の略中央上縁は、ハウジング11の位置決め部23に当接して位置決めされるようになっている。ドアの車外側に設けたアウタードアハンドル(図示せず)が操作されると、ロッドを介してアウターレバー56が支持軸21を中心に図9中、時計方向に回動する。このため、受動部42内に連結される先端のリンク連結部59は上向きに移動して、リンク41を上向きに作動位置に移動させる。
スプリング60は、ハウジング11に取り付けられた支持軸21周りに配設され、リンク41を作動位置から初期位置に向かって付勢する。図8に示すように、スプリング60は、一端側がハウジング11に係止されると共に、他端側にリンク41に係止可能なリンク係止部63を有している。スプリング60は、巻回部61と、被係止部62と、リンク係止部63とを備えたキックバネである。円筒形状の巻回部61は、支持軸21と同心円上にハウジング11に一体形成されたスプリング装着筒部24に嵌め込まれ、ハウジング11の壁部16、およびアウターレバー56に狭持されて、スプリング装着筒部24の軸方向への移動が規制されている。被係止部62は、スプリング60の一端側に巻回部61の接線方向に延びるように形成され、後述するスプリング係止部22に係止している。スプリング60の被係止部62と反対側には、巻回部61の接線方向に延び、アウターレバー56に向かって略直角に屈曲する第1屈曲部64が形成されている。スプリング60の他端には、第1屈曲部64からアウターレバー56に向かって延び、支持軸21の径方向外方に屈曲する第2屈曲部65の先端に設けられたリンク係止部63が形成されている。リンク係止部63は、リンク41のアウターレバー連結孔46に連結される。第1屈曲部64は、スプリング60をハウジング11に装着した状態で、仮保持部26に係止している。
ハウジング11のスプリング係止部22は、アウターレバー装着部20の開口部上縁に一体的に形成されている。スプリング係止部22の下面には、位置決め部23が形成されている。仮保持部26は、ハウジング11のリンク係止部63の付勢方向対向位置に形成され、スプリング60の付勢力に抗してリンク係止部63をリンク41と連結可能な組付位置に仮保持する。仮保持部26は、ハウジング11の下端15から略水平方向に突出するアウターレバー装着部20の底部20aの内面に設けられている。仮保持部26は、支持軸21よりも下方に位置し、底部20aよりも上方に位置して、支持軸21と対向している。また、仮保持部26は、底部20aに沿って水平方向に延びる長方形の板状である。仮保持部26には、リンク係止部63の支持軸21に沿った方向への移動を規制する規制部27を設けている。規制部27は、仮保持部26の壁部16と反対側、すなわち、スプリング装着筒部24の先端側の縁から上方に突出し、支持軸21の軸方向と直交する方向に延びている。仮保持部26と規制部27とは、正面視がL字形状であり(図7参照)、ハウジング11と一体に形成されている。仮保持部26は、第1屈曲部64が係止してスプリング60を仮保持することで、リンク係止部63と下端15との間に隙間Lを設けることができる。
次に、ハウジング11へのリンク41の組付について説明する。
まず、図8に示すように、スプリング60をスプリング装着筒部24に装着し、被係止部62をスプリング係止部22に係止する。本実施形態のドアロック装置では、スプリング60を装着するスプリング装着筒部24と、底部20aとの間隔が近くなっている。このため、第1屈曲部64をスプリング60の付勢力に抗して仮保持部26に係止することで、スプリング60のリンク係止部63は、仮保持部26によってハウジング11の下端15から距離Lだけ浮かせた組付位置に仮保持されている。組付位置は、後述する初期位置よりも、リンク41をアンロック位置およびロック位置に移動させるロックプレート66から離れる方向側に位置している。第1屈曲部64を仮保持部26に係止すると、第1屈曲部64は壁部16と規制部27との間に位置する。
この状態で、アウターレバー56をアウターレバー装着部20内に挿入して、図9に示すように、軸孔57をスプリング装着筒部24の中心に位置決めし、支持軸21をアウターレバー56の軸孔57に挿通する。そして、支持軸21の端部をかしめることで、アウターレバー56をハウジング11に回動可能に保持する。
次に、図10に示すように、リンク41のスプリング連結孔47にスプリング60のリンク係止部63を挿入し、スプリング60の付勢力に抗してリンク41を上方に持ち上げる。このとき、リンク係止部63は、ハウジング11の下端15から距離Lだけ浮いているので、リンク41とスプリング60との組付けが容易となる。すなわち、組付け時に、治具などによってスプリング60のリンク係止部63を浮かせる作業が不要となり、リンク41とスプリング60の組付け性を向上できる。また、スプリング60のリンク係止部63が、図10中、支持軸21の軸方向手前側にずれても、第1屈曲部64が規制部27に係止する。従って、スプリング60のリンク係止部63が大きくずれることを防止でき、スプリング60と仮保持部26との係合を確実に維持できる。これにより、リンク41とリンク係止部63との組付け性を向上できる。なお、スプリング60は、その巻回部61がハウジング11の壁部16、およびアウターレバー56に狭持されているため、図10中、支持軸21の軸方向にずれることはない。
そして、図11に示すように、リンク41のアウターレバー連結孔46にアウターレバー56のリンク連結部59を挿入し、更にリンク41を持ち上げて、リンク41をロックプレート66に連結する。これにより、ハウジング11へのリンク41の組付けが完了する。リンク41をハウジング11に組付けた状態では、図12に示すように、アウターレバー56は、スプリング60の付勢力で位置決め部23に当接して初期位置に位置決めされる。
以上のように、リンク41を組付位置から初期位置に向かってロックプレート66に近づけるように操作して、スプリング60のリンク係止部63、および、アウターレバー56のリンク連結部59を順次連結する。そして、最後にリンク41をロックプレート66に連結する、という一連の流れでリンク41と各部材との組付けができるため、各部材の組付け性を向上できる。また、アウターレバー56およびリンク41が初期位置にあるときには、スプリング60のリンク係止部63は仮保持部26に係合しない。このため、スプリング60の付勢力が制限されることはなく、この付勢力で確実にアウターレバー56およびリンク41を初期位置に位置決めできる。その結果、アウターレバー56のがたつきを防止できる。
そして、ドアハンドルを操作すると、図13に示すように、スプリング60の付勢力に抗してアウターレバー56が時計周り方向に作動位置まで回動すると共に、リンク41が上方に移動してクロー35の操作受部37を操作する。これにより、ラッチ機構が作動してストライカ2の係止が解除され、ドアが開放可能となる。
なお、本発明の仮保持部26および規制部27は、アウターレバー装着部20の底部20aに正面視L字形状に設けた。しかし、スプリング60を確実に仮保持できる限り、その形状および配置場所は限定されない。また、本実施形態ではアウターレバー56をリンク41に連結したが、これに代えて、インナーレバー50をリンク41に連結する構成を採用してもよい。
1 ドア
2 ストライカ
10 ドアロック装置
11 ハウジング
21 支持軸
23 位置決め部
26 仮保持部
27 規制部
33 フォーク(ラッチ機構)
35 クロー(ラッチ機構)
41 リンク
56 アウターレバー(アウターオープンレバー)
59 リンク連結部
60 スプリング
63 リンク係止部
66 ロックプレート

Claims (4)

  1. ストライカを係脱可能なラッチ機構と、
    前記ラッチ機構を操作可能なアンロック位置と操作不可能なロック位置とに移動可能で、前記アンロック位置においてドアハンドルの操作により初期位置から作動位置に移動し、前記ストライカの係止を解除するリンクを有するロック機構と、
    前記ロック機構を配設するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられた支持軸周りに配設され、一端側が前記ハウジングに係止されると共に、他端側に前記リンクに係止されるリンク係止部を有し、前記リンクを作動位置から初期位置に向かって付勢するスプリングとを備えたドアロック装置において、
    前記ハウジングの前記リンク係止部の付勢方向対向位置に、前記スプリングの付勢力に抗して前記リンク係止部を前記リンクと連結可能な組付位置に仮保持する仮保持部を設けたことを特徴とするドアロック装置。
  2. 前記仮保持部に、前記リンク係止部の前記支持軸に沿った方向への移動を規制する規制部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
  3. 前記支持軸に回動可能に支持され、前記リンクと連結されるリンク連結部を有し、前記ドアハンドルの操作に連動して前記リンクを初期位置から作動位置に移動させるオープンレバーを備え、
    前記リンクの前記組付位置と作動位置との間に、前記初期位置を設定し、
    前記ハウジングに、前記オープンレバーを前記初期位置に位置決めする位置決め部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のドアロック装置。
  4. 前記組付位置は、前記初期位置よりも、前記リンクをアンロック位置およびロック位置に移動させるロックプレートから離れる方向側に位置していることを特徴とする請求項3に記載のドアロック装置。
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