JP2006258694A - スキャンチェーンのホールドエラー解消方法 - Google Patents

スキャンチェーンのホールドエラー解消方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 データ保持回路のホールドエラーを解消するために、各データ保持回路間に挿入するバッファ回路数を抑制して、ホールドエラーの修正処理に要する処理時間を短縮し得るスキャンチェーンのホールドエラー解消方法を提供する。
【解決手段】 複数のデータ保持回路1a〜1fを接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、データ保持回路を接続する配線を、スキャンチェーンのホールドエラーを解消するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダーを行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スキャンチェーン上に発生するホールドエラーを解消するためのホールドエラー解消方法に関するものである。
近年、デジタル回路の設計に際し、回路規模の増大に対応して設計効率を向上させるために、設計ツールを使用した自動設計が採用されている。また、設計された論理回路の動作試験を行うためのテスト回路の設計も自動で行われる。テスト回路を利用した動作試験の一手法として、フリップフロップ回路等のデータ保持回路を直列に接続したスキャンチェーンを構成し、各データ保持回路をシフトレジスタとして動作させることにより、各回路が正常に動作するか否かを判定するスキャンシフトテストが行われる。このようなスキャンシフトテストを効率的に行うためには、スキャンチェーンを構成する各フリップフロップ回路でセットアップエラー及びホールドエラーが発生しないようにすることが必要である。
図11(a)は、スキャンチェーンの一例を示す。チップ上にレイアウトされる多数のスキャンフリップフロップ回路(以下スキャンFFという)1a〜1fは、スキャンイン端子SIとスキャンアウト端子SOとを備え、動作試験時には各スキャンFFのスキャンアウト端子SOが他のスキャンFFのスキャンイン端子SIに接続されて、多数のスキャンFFが直列に接続される。
動作試験時には各スキャンFFに入力されるクロック信号CKに基づいてスキャンイン端子SIに入力されるデータをラッチしてスキャンアウト端子SOから出力することによりシフトレジスタとして動作させる。そして、シフトレジスタとして正常に動作するか否かに基づいて、各スキャンFF1a〜1fが正常に動作するか否かが判定される。
通常動作時には、各スキャンFF1a〜1fに設けられる切換機能により、スキャンイン端子SIとスキャンアウト端子SOとの接続が遮断され、各スキャンFF1a〜1fがそれぞれ他の論理回路と接続されて、通常のフリップフロップ回路として動作する。
このようなスキャンチェーンは、各スキャンFFにおいて、セットアップエラー及びホールドエラーが発生しないように接続する必要があるため、スキャンチェーンの設計時に次に示すような処理が行われる。
すなわち、図13に示すように、スキャンチェーンで接続された各スキャンFFでセットアップエラーが発生しないようにスキャンFF1a〜1fの配置位置や配線長が調整され(ステップ1)、ホールドタイミングの検証が行われる(ステップ2)。
次いで、各スキャンFF1a〜1fにおいて、ホールドエラーが発生している箇所及びエラーを補正するために必要な遅延時間値を算出する(ステップ3)。そして、ホールドエラーが発生している箇所に所要の遅延時間を生成するためのバッファを挿入してEC処理を行い(ステップ4)、再度タイミング検証を行う(ステップ5)。
その後、ホールドエラーが解消していれば、セットアップタイミング及びホールドタイミングが正常なタイミングに収束したものとしてスキャンチェーンのレイアウト処理を終了し(ステップ6,7)、ホールドエラーが解消していなければ、ステップ4,5の処理を繰り返す。
図11(b)は、上記のような処理により、スキャンFF1a〜1f間にホールドエラーを解消するための7個のバッファ回路2a〜2gが挿入された例を示す。
図12(a)は、スキャンチェーンの別の従来例を示す。同図に示すスキャンFF3a〜3dは、出力端子Qでスキャンアウト端子を兼用するものである。そして、スキャンFF3aの出力端子Qは、スキャンFF3bのスキャンイン端子SIに接続されるとともに、バッファ回路2h,2iを介して論理セル4aに接続されている。
また、スキャンFF3cの出力端子Qは、スキャンFF3dのスキャンイン端子SIに接続されるとともに、インバータ回路5a〜5cを介して論理セル4bに接続されている。
図12(b)は、このようなスキャンチェーンにおいて、図13に示す処理により、スキャンFF3a,3b間及びスキャンFF3c,3d間にそれぞれバッファ回路2j,2k及び同2m,2nが挿入された例を示す。このような処理により、スキャンシフトテスト時のスキャンFF3a,3b間及びスキャンFF3c,3d間のホールドエラーが解消される。
特許文献1には、スキャンチェーンの配線長を短くするために、スキャンFFの繋ぎ替えを行い、スキャンFFの駆動能力不足に対処するために、バッファ回路を挿入する思想が開示されている。
また、特許文献2にはスキャンチェーンのセットアップタイミング及びホールドタイミングを調整するためにバッファ回路を挿入し、スキャンチェーンのリオーダリングを行う思想が開示されている。
また、特許文献3にはホールドエラーを解消するために、スキャンFFのスキャンデータ入力回路部に遅延素子を挿入する思想が開示されている。遅延素子は、しきい値を高くしたトランジスタを使用する。
また、特許文献4には二つのスキャンフリップフロップ回路を交互に動作させることにより、ホールドエラーを解消する思想が開示されている。
特開平11−203105号公報 特開2003−256488号公報 特開2003−167030号公報 特開2002−267723号公報
スキャンチェーンを構成するスキャンFFのホールドエラーを解消するために、図11(b)及び図12(b)に示すように、各スキャンFF間に所要のバッファ回路を挿入する。すると、挿入するバッファ回路数の増大により、このスキャンFFを搭載したチップの面積増大を招くとともに、図13に示すステップ4〜6の処理工数が増大し、設計効率が低下するという問題点がある。
この発明の目的は、データ保持回路のホールドエラーを解消するために、各データ保持回路間に挿入するバッファ回路数を抑制して、チップ面積の増大を抑制するとともに、ホールドエラーの修正処理に要する処理時間を短縮し得るスキャンチェーンのホールドエラー解消方法を提供することにある。
上記目的は、複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、前記データ保持回路を接続する配線を、スキャンチェーンのホールドエラーを解消するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダーを行うスキャンチェーンのホールドエラー解消方法により達成される。
また、上記目的は、複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される遅延素子を、スキャンチェーンのホールドエラーを解消するための遅延素子として利用するように、各データ保持回路を接続する配線の繋ぎ位置を変更するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法により達成される。
また、上記目的は、複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、前記スキャンチェーンのホールドエラー個所とホールドエラー値を検出する処理と、前記データ保持回路を接続する配線を、前記ホールドエラー値を縮小するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダーを行う処理と、前記リオーダー処理後のホールドエラーを解消するように、前記データ保持回路間に遅延素子を挿入する処理とを行うスキャンチェーンのホールドエラー解消方法により達成される。
また、上記目的は、複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、前記スキャンチェーンのホールドエラー個所とホールドエラー値を検出する処理と、前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される遅延素子を、前記ホールドエラー値を縮小するための遅延素子として利用するように、各データ保持回路を接続する配線の繋ぎ位置を変更する処理と、前記繋ぎ位置変更処理後のホールドエラーを解消するように、前記データ保持回路間に遅延素子を挿入する処理とを行うスキャンチェーンのホールドエラー解消方法により達成される。
また、上記目的は、複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、前記スキャンチェーンのホールドエラー個所とホールドエラー値を検出する処理と、前記データ保持回路を接続する配線を、前記ホールドエラー値を縮小するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダーを行う処理と、前記リオーダー処理後のホールドエラー個所とホールドエラー値を再検出する処理と、前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される遅延素子を、前記再検出処理で検出されたホールドエラー値を解消するための遅延素子として利用するように、各データ保持回路を接続する配線の繋ぎ位置を変更する処理と、前記繋ぎ位置変更処理後のホールドエラーを解消するように、前記データ保持回路間に遅延素子を挿入する処理とを行うスキャンチェーンのホールドエラー解消方法により達成される。
本発明によれば、データ保持回路のホールドエラーを解消するために、各データ保持回路間に挿入するバッファ回路数を抑制して、チップ面積の増大を抑制するとともに、ホールドエラーの修正処理に要する処理時間を短縮し得るスキャンチェーンのホールドエラー解消方法を提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施の形態を説明する。図1(a)は、スキャンチェーンの一例を示し、図11(a)に示すスキャンチェーンと同一である。各スキャンFF(データ保持回路)は、図11(a)に示すスキャンFFと同一構成であるので、同一符号を付して説明する。
各スキャンFF1a〜1fは、スキャンイン端子SIとスキャンアウト端子SOとを備え、動作試験時には各スキャンFFのスキャンアウト端子SOがスキャンイン端子SIに接続されて、多数のスキャンFFが直列に接続される。
動作試験時には、各スキャンFFは入力されるクロック信号CKに基づいてスキャンイン端子SIに入力されるデータをラッチしてスキャンアウト端子SOから出力することにより、シフトレジスタとして動作する。そして、スキャンチェーンがシフトレジスタとして正常に動作するか否かに基づいて、各スキャンFF1a〜1fが正常に動作するか否かが判定される。
通常動作時には、各スキャンFF1a〜1fに設けられる切換機能により、スキャンイン端子SIとスキャンアウト端子SOとの接続が遮断され、各スキャンFF1a〜1fがそれぞれ他の論理回路と接続される。
図1(b)は、上記スキャンチェーンにおいて各スキャンFF1a〜1f間においてホールドエラーが発生し、そのホールドエラーを解消するために、スキャンチェーンのリオーダー、すなわち接続順の変更を行ったものである。
このようなホールドエラーを解消するための設計ツールでの処理を図3に従って説明する。まず、スキャンチェーンとなるように接続された各スキャンFFでセットアップエラーが発生しないようにスキャンFF1a〜1fの配置位置や配線長が調整され(ステップ11)、ホールドタイミングの検証が行われる(ステップ12)。
次いで、ステップ13では、各スキャンFF1a〜1fにおいて、ホールドエラーが発生している箇所及びホールドエラーを補正するために必要な遅延時間値を算出し、各スキャンFF1a〜1fの配置位置を認識し、かつ各スキャンFF1a〜1fの出力端子に接続される論理セルを認識する。
次いで、ホールドエラーを解消するように、スキャンチェーンの繋ぎ直し処理を行う(ステップ14)。この繋ぎ直し処理は、スキャンFFのリオーダー処理と、既存のバッファ回路をスキャンチェーン内のバッファ回路として使用する繋ぎ位置変更処理を含む。
次いで、各スキャンFF1a〜1fにおいて、ホールドタイミングの再検証が行われ(ステップ15)、ホールドエラーが発生している箇所及びホールドエラーを補正するために必要な遅延時間値を再度認識する(ステップ16)。
そして、ホールドエラーが発生している箇所に所要の遅延時間を生成するためのバッファ回路を挿入してEC処理を行い(ステップ17)、再度ホールドタイミングのタイミング検証を行う(ステップ18)。
その後、ホールドエラーが解消していれば、ホールドタイミングが正常なタイミングに収束したものとしてスキャンチェーンのレイアウト処理を終了し(ステップ19,20)、ホールドエラーが解消していなければ、ステップ17,18の処理を繰り返す。
図1(b)は、ステップ14において、スキャンFF1a〜1fのリオーダー処理を行った場合を示す。すなわち、各スキャンFF1a〜1f間でホールドエラーが生じているとき、各スキャンFF1a〜1f間の配線長を調整することにより、各スキャンイン端子SIに入力されるスキャンデータの遅延時間を調整して、ホールドエラーを解消する。
具体的には、図1(a)に示す接続順を、スキャンFF1a→同1c→同1e→同1b→同1f→同1dというように繋ぎ直してホールドエラーを解消し、あるいはホールドエラー時間を短縮する。
図2(a)は、別のスキャンチェーンを示し、図12(a)に示すスキャンFFと同一構成であるので、同一符号を付して説明する。同図に示すスキャンFF3a〜3dは、出力端子Qでスキャンアウト端子を兼用するものである。そして、スキャンFF3aの出力端子Qは、スキャンFF3bのスキャンイン端子SIに接続されるとともに、バッファ回路2h,2iを介して論理セル4aに接続されている。
また、スキャンFF3cの出力端子Qは、スキャンFF3dのスキャンイン端子SIに接続されるとともに、インバータ回路5a〜5cを介して論理セル4bに接続されている。
このようなスキャンチェーンにおいて、スキャンFF3a,3b間及びスキャンFF3c,3d間でホールドエラーが生じている場合には、ステップ14において、図2(b)に示す繋ぎ位置変更処理を行う。
すなわち、スキャンFF3a,3b間では、バッファ回路2iの出力端子がスキャンFF3bのスキャンイン端子SIに接続されることにより、バッファ回路2h,2iがスキャンチェーン上のバッファ回路として利用される。スキャンFF3a,3b間に挿入されるバッファ回路の数は、ステップ13で算出されたホールドエラー値に基づいて決定される。
また、スキャンFF3c,3d間では、インバータ回路5bの出力端子がスキャンFF3dのスキャンイン端子SIに接続されることにより、インバータ回路5a,5bがスキャンチェーン上のバッファ回路として利用される。スキャンFF3c,3d間に挿入されるインバータ回路は、インバータ回路をバッファ回路として利用するので、偶数段に限定され、その数はステップ13で算出されたホールドエラー値に基づいて決定される。
上記ステップ14におけるリオーダーの処理を、図4〜図7にしたがってさらに詳細に説明する。図4は、A〜FのスキャンFFで構成されるスキャンチェーンについて、リオーダー処理を行う前のスキャンチェーンを示す。
上記ステップ13において、ホールドエラーが発生している箇所及びホールドエラーを補正するために必要な遅延時間値を算出し、かつホールドタイミングの余裕値を算出した結果を図4に示す。
すなわち、A−B間では、200psのホールドエラーが発生し、B−C間では300psのホールドエラーが発生し、C−D間では200psの余裕があり、D−E間では200psのホールドエラーが発生し、E−F間では100psの余裕がある。
次いで、図7に示すように、各スキャンFFとその他のすべてのスキャンFFとの仮想配線を想定し、その仮想配線の配線遅延時間をディレイ値として算出する(ステップ21)。そして、セットアップエラー及びスルーエラーがともに発生しないパスをリストアップする(ステップ22)。
次いで、上記仮想配線におけるホールドエラー値及びホールド余裕値を算出する(ステップ23)。その算出結果の一例を図6に示す。同図において、縦軸のA〜Fはデータ出力側のスキャンFFを示し、横軸のA〜Fはデータ入力側のスキャンFFを示す。同図において、+の値はホールド余裕値であり、−の値はホールドエラー値を示す。例えば、A→Bのパスは200psのホールドエラーが発生し、C→Aのパスは200psのホールド余裕値がある。また、Xで示すC→F及びE→Cのパスは、セットアップエラー及びスルーエラーが発生しているパスであり、このパスはスキャンチェーンとして利用不可であるので除外する。
次いで、図6に示す算出結果に基づいて、ホールドエラー数及びホールドエラー値が最小となるようにリオーダーを行う(ステップ24)。
図5は、リオーダー後のスキャンチェーンを示す。すなわち、スキャンチェーンは、D→A→E→B→F→Cの順に接続され、各パスにホールド余裕値を確保した状態となる。
上記ステップ14における繋ぎ位置変更処理を、図8〜図10にしたがってさらに詳細に説明する。図8は、G〜LのスキャンFFで構成されるスキャンチェーンについて、繋ぎ位置変更処理を行う前のスキャンチェーンを示す。G〜Lは、出力端子Qでスキャンアウト端子を兼用するスキャンFFである。
そして、G→H、I→J、K→Lがそれぞれスキャンチェーンを構成し、ステップ13において、G→Hのパスでは300psのホールドエラーが算出され、I→Jのパスでは400psのホールドエラーが算出され、K→Lのパスでは300psのホールドエラーが算出されている。
また、ステップ13において、各スキャンFFの配置位置が認識され、Gの出力端子Qはバッファ回路6a,6bを介して論理セル7aに接続され、Iの出力端子Qはインバータ回路8a〜8cを介して論理セル7bに接続され、Kの出力端子Qは論理セル7cに直接に接続されている。
ステップ14では、図10に示すように、ホールドエラーが発生しているH,J,LのスキャンFFにデータを出力しているG,I,KのスキャンFFの出力端子Qと論理セル7a〜7cとの間に接続される回路が、バッファ回路であるか、インバータ回路であるか、あるいは何も接続されていないかを認識する(ステップ31)。
そして、G→Hのパスのように、Gの出力端子Qにバッファ回路が接続されている場合には、図9に示すように、ホールドエラー値を考慮して繋ぎ位置の変更を行い(ステップ32)、ステップ15に移行する。
また、I→Jのパスのように、Iの出力端子Qに2個以上の連続したインバータ回路8a〜8cが接続されている場合には、偶数段のインバータ回路をバッファ回路として利用するように繋ぎ位置の変更を行い(ステップ33)、ステップ15に移行する。
また、K→Lのパスのように、Kの出力端子Qと論理セル7cとの間にバッファ回路もインバータ回路も接続されていない場合には、繋ぎ位置の変更をすることなく、ステップ15に移行する。
次いで、上記ステップ15でホールドエラー値を再計算する。そして、I→Jのパスでホールドエラーが解消していないとき、インバータ回路8bとJとの間に所要のバッファ回路6cを追加し、K→Lのパスではホールドエラーが解消されていないので、バッファ回路6d〜6fを挿入する。
上記のようなホールドエラー解消方法では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)スキャンチェーンのホールドエラーを解消するために、スキャンFF間の配線長による遅延を利用するように、スキャンチェーンのリオーダーを行う。従って、スキャンFF間にバッファを挿入することなく、ホールドエラーの解消あるいはエラー値の縮小を図ることができる。
(2)スキャンチェーンのホールドエラーを解消するために、スキャンFFの出力端子に接続される既存のバッファ回路あるいはインバータ回路をスキャンチェーンに取り込むように繋ぎ位置の変更を行う。従って、スキャンFF間に新たにバッファを挿入することなく、ホールドエラーの解消あるいはエラー値の縮小を図ることができる。
(3)スキャンチェーンのリオーダーを行った後、ホールドタイミングの再検証を行い、ホールドエラーが残っている個所にバッファ回路を挿入するので、ホールドエラーを解消するために挿入するバッファ回路の数を削減することができる。
(4)スキャンチェーンの繋ぎ位置の変更を行った後、ホールドタイミングの再検証を行い、ホールドエラーが残っている個所にバッファ回路を挿入するので、ホールドエラーを解消するために挿入するバッファ回路の数を削減することができる。
(5)スキャンチェーンのリオーダーを行い、さらに繋ぎ位置の変更を行うことにより、スキャンFF間に挿入するバッファの数を削減しながら、ホールドエラーを解消することができる。
(6)スキャンFF間に挿入するバッファ回路の数を削減することができるので、チップ面積の増大を防止することができる。
(7)スキャンFF間に挿入するバッファ回路の数を削減することができるので、ステップ17〜19の処理工数を削減することができる。
上記実施の形態は、次に示すように変更してもよい。
・フリップフロップ回路以外のデータ保持回路でスキャンチェーンを構成する場合にも応用可能である。
・リオーダー処理と繋ぎ位置変更処理を両方行って、ホールドエラーを解消するようにしてもよい。
・リオーダー処理と繋ぎ位置変更処理を両方行う場合、いずれを先に行ってもよい。
(a)(b)はリオーダー処理前及び処理後のスキャンチェーンを示す回路図である。 (a)(b)は繋ぎ位置の変更処理前及び処理後のスキャンチェーンを示す回路図である。 ホールドエラーの解消処理を示すフローチャートである。 リオーダー処理前のスキャンチェーンを示す回路図である。 リオーダー処理後のスキャンチェーンを示す回路図である。 仮想配線のホールドエラー値及びホールド余裕値の算出結果リストを示す説明図である。 ステップ14のリオーダー処理を示すフローチャートである。 繋ぎ位置変更処理前のスキャンチェーンを示す回路図である。 繋ぎ位置変更処理後のスキャンチェーンを示す回路図である。 ステップ14の繋ぎ位置変更処理を示すフローチャートである。 (a)(b)は従来のホールドエラー解消処理を示す回路図である。 (a)(b)は従来のホールドエラー解消処理を示す回路図である。 従来のホールドエラーの解消処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1a〜1f,3a〜3d データ保持回路(スキャンFF)
5a〜5c,8a〜8c インバータ回路
6a,6b バッファ回路

Claims (8)

  1. 複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、
    前記データ保持回路を接続する配線を、スキャンチェーンのホールドエラーを解消するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダー処理を行うことを特徴とするスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  2. 複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、
    前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される遅延素子を、スキャンチェーンのホールドエラーを解消するための遅延素子として利用するように、各データ保持回路を接続する配線の繋ぎ位置を変更することを特徴とするスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  3. 複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、
    前記スキャンチェーンのホールドエラー個所とホールドエラー値を検出する処理と、
    前記データ保持回路を接続する配線を、前記ホールドエラー値を縮小するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダーを行うリオーダー処理と、
    前記リオーダー処理後のホールドエラーを解消するように、前記データ保持回路間に遅延素子を挿入する処理と
    を行うことを特徴とするスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  4. 複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、
    前記スキャンチェーンのホールドエラー個所とホールドエラー値を検出する処理と、
    前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される遅延素子を、前記ホールドエラー値を縮小するための遅延素子として利用するように、各データ保持回路を接続する配線の繋ぎ位置を変更する繋ぎ位置変更処理と、
    前記繋ぎ位置変更処理後のホールドエラーを解消するように、前記データ保持回路間に遅延素子を挿入する処理と
    を行うことを特徴とするスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  5. 複数のデータ保持回路を接続したスキャンチェーンのホールドエラーを解消するスキャンチェーンのホールドエラー解消方法において、
    前記スキャンチェーンのホールドエラー個所とホールドエラー値を検出する処理と、
    前記データ保持回路を接続する配線を、前記ホールドエラー値を縮小するための遅延素子として利用するように各データ保持回路のリオーダーを行うリオーダー処理と、
    前記リオーダー処理後のホールドエラー個所とホールドエラー値を再検出する再検出処理と、
    前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される遅延素子を、前記再検出処理で検出されたホールドエラー値を解消するための遅延素子として利用するように、各データ保持回路を接続する配線の繋ぎ位置を変更する繋ぎ位置変更処理と、
    前記繋ぎ位置変更処理後のホールドエラーを解消するように、前記データ保持回路間に遅延素子を挿入する処理と
    を行うことを特徴とするスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  6. 前記リオーダー処理は、前記データ保持回路間のすべての仮想配線のホールドエラー値及びホールド余裕値を算出し、その算出結果に基づいてホールドエラーが解消する仮想配線にしたがってリオーダーすることを特徴とする請求項1、3または5記載のスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  7. 前記繋ぎ位置変更処理は、前記データ保持回路のスキャンアウト端子に接続される既存の遅延素子を検出し、前記ホールドエラー値に基づいて所要の遅延素子がスキャンチェーン上の遅延素子となるように繋ぎ位置を変更することを特徴とする請求項4または5記載のスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
  8. 前記繋ぎ位置変更処理は、既存の遅延素子がインバータ回路であるとき、偶数段のインバータ回路が前記スキャンチェーン上の遅延素子となるように繋ぎ位置を変更することを特徴とする請求項7記載のスキャンチェーンのホールドエラー解消方法。
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