JP2006245216A - 半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法 - Google Patents

半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 クロック信号を供給および制御する半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法に関し、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。
【解決手段】 クロック信号100の伝播を制御するクロック制御回路204,205を備えたクロック回路からなり、前記クロック制御回路204,205は、バーンイン制御信号202を入力するバーンイン制御信号入力端子を有し、前記バーンイン制御信号入力端子にバーンイン制御信号202を入力することで、前記クロック制御回路204,205のクロック制御信号出力端子におけるクロック信号100の伝播を制御するものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、クロック信号を供給および制御する半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法に関する。
ロジック回路を含んだ半導体集積回路の多くは、外部から供給されたクロック信号、あるいは、外部から供給された信号に基づき内部で生成したクロック信号に同期して動作する。一般に半導体集積回路は、複数のフリップフロップと、与えられたクロック信号に基づき各フリップフロップに供給されるクロック信号を生成する回路(以下、クロック回路という)とを備えている。半導体集積回路を正しく動作させるためには、各フリップフロップにクロック信号を正しく供給することが必要である。
また、半導体集積回路の消費電力を低減するためには、動作させない回路ブロックに対するクロック信号の供給を停止することが有効である。そのために、クロック信号の供給を停止させる回路(クロック制御回路)をクロック回路中に挿入する。そして、クロック制御回路の動作モード毎に切り替えることで、クロック信号の伝播を停止する箇所が異なるように設計する。
さらに、半導体集積回路の微細化の進行に伴い、クロック回路に含まれる論理セルを構成するトランジスタのサイズは小さくなり、経年劣化に伴う遅延時間変動を無視することができなくなった。トランジスタの経年劣化特性は、初期段階での変動が大きく、その後の変動量は小さくなる特性がある。そのため、トランジスタを動作(ゲートがONの状態。Pチャネルトランジスタの場合はlow電位、Nチャネルトランジスタの場合はhi電位の状態)させた状態でバーンイン(以下、BIと示す)処理を実施し、十分トランジスタを劣化させる。各トランジスタを十分劣化させることで、その後の経年劣化の変動は小さくなる。この状態で回路動作を確認し、製品として出荷することで、市場において経年劣化のトラブルが発生することを防いでいる。
しかしながら、半導体集積回路の低消費電力を実現するため、クロック制御回路の挿入箇所が大量、かつ、複雑となった結果、クロック回路中の全経路にクロック信号を伝播させる動作モードの作成が困難となった。このため、クロック信号が伝播していない状態で、BI処理を実施した場合、トランジスタが動作していない部分(ゲートがOFF)に対し、十分な劣化処理を実施することができなくなる。その結果、BI処理で十分な劣化処理ができなかったトランジスタが存在する状態で動作テストされ、市場に出荷されたものが、実動作により経年劣化し、大幅な遅延時間変動が発生し、市場不良を起こしてしまうという問題があった。
そこで、回路が複雑な状況において十分なBIを行うために、複数の動作モード毎にBI処理を実施することが考えられる。このように、複数の動作モード毎にBI処理を実施することで、クロック回路中の全てのトランジスタを動作させた状態でBI処理を実施することができるが、BI処理の処理時間が増大し、検査コストが増加するという新たな問題が発生する。
このような課題に対し、特許文献1には、メモリ回路のBI処理の処理時間短縮を目的とし、チップ内の全てのメモリセルトランジスタのゲート酸化膜に昇圧された信号を送ることで、ストレスを加える方法が提案されている。
特開平6−325597号公報
特許文献1の手法は、メモリ回路のようなアレイ状に並んだ各メモリセルに対して、各メモリセルに直接接続したワード線を、BI信号により多重選択することにより直接ストレスを加える方法であった。しかしクロック回路のようなバッファ、インバータ、クロック制御回路等がシリアルに接続されたランダムロジックには、ワード線のような各セルに直接接続した信号線が無いため、この方法を使うことができなかった。また、特許文献1のように各セルに対してBI信号を接続した場合、接続用の配線が膨大となり現実的ではなかった。さらに、特許文献1の手法では、ロウアドレス線を変化させることで、各セルにストレスを与えるためロウアドレス線の数に比例した処理時間がかかるという問題があった。
本発明の半導体集積回路は、クロック信号の伝播を制御するクロック制御回路を備えたクロック回路からなる半導体集積回路において、前記クロック制御回路は、バーンイン制御信号を入力するバーンイン制御信号入力端子を有し、前記バーンイン制御信号入力端子にバーンイン制御信号を入力することで、前記クロック制御回路のクロック制御信号出力端子におけるクロック信号の伝播を制御するものである。
前記バーンイン制御信号入力端子にバーンイン制御信号を入力することで、前記クロック制御信号出力端子からhi電位、low電位、クロック信号波形のいずれかを出力する。
前記クロック制御回路は、バーンイン制御信号を出力するバーンイン制御信号出力端子を有していてもよい。
前記バーンイン制御信号入力端子に入力したバーンイン制御信号を、同一論理もしくは論理変更して前記バーンイン制御信号出力端子から出力する。
前記バーンイン制御信号入力端子と前記バーンイン制御信号出力端子を有する複数のクロック制御回路からなり、一のクロック制御回路のバーンイン制御信号出力端子と、他のクロック制御回路のバーンイン制御信号入力端子とを接続することで、前記複数のクロック制御回路をチェーン状に接続する。
前記チェーン状の接続状態の一部に分岐接続状態が混在していてもよい。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、前記バーンイン制御信号入力端子と前記バーンイン制御信号出力端子を有する複数のクロック制御回路を準備する準備工程と、一のクロック制御回路のバーンイン制御信号出力端子と、他のクロック制御回路のバーンイン制御信号入力端子とを接続することで、前記複数のクロック制御回路をチェーン状に接続するチェーン接続工程とを含むものである。
また、クロック制御回路を発見するクロック制御回路発見工程と、前記クロック制御回路発見工程にて発見したクロック制御回路を、バーンイン制御信号入力端子を有するクロック制御回路に置換する工程とを含むものである。
さらに、バーンイン制御信号入力端子を有するクロック制御回路を配置する配置工程と、バーンイン制御信号の入力部に最も近いバーンイン制御信号入力端子を有するクロック制御回路から順次クロック制御回路をチェーン状に再接続するチェーン再接続工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、クロック回路の動作率を計測し、動作率の高い動作モードを判定するトグル率計測工程と、動作率の高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路情報を取得する置換対象クロック制御回路判定工程と、動作率の高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路のみを、BI制御信号入力端子付クロック制御回路に置換するクロック制御回路置換工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、配線工程と、クロック回路の動作率を計測し、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モードを判定するトグル率計測工程と、前記配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路情報を取得する置換対象クロック制御回路判定工程と、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路のみを、BI制御信号入力端子付クロック制御回路に置換するクロック制御回路置換工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法によると、クロック制御回路のバーンイン制御信号入力端子にバーンイン制御信号を入力することで、クロック制御回路のクロック制御信号出力端子におけるクロック信号の伝播を制御し、全てのトランジスタを劣化させることができる。また、一度の処理でトランジスタを劣化させることができ、処理時間の増大を招かない。さらに、クロック制御回路にのみバーンイン制御信号入力端子、および、配線を追加しているため、配線の増加を防ぐことができる。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、フリップフロップ駆動時動作トランジスタを検出するフリップフロップ駆動時動作トランジスタ検出工程と、クロック信号供給停止時動作トランジスタを検出するクロック信号供給停止時動作トランジスタ検出工程と、前記フリップフロップ駆動時動作トランジスタ検出工程で検出したフリップフロップ駆動時動作トランジスタと、前記クロック信号供給停止時動作トランジスタ検出工程で検出したクロック信号供給停止時動作トランジスタの一致を確認する確認工程と、前記確認工程で、フリップフロップ駆動時動作トランジスタとクロック信号供給停止時動作トランジスタの不一致が確認された箇所から、クロック制御回路の信号固定方向を変更する変更工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路は、クロック信号の伝播を制御するクロック制御回路を備えたクロック回路と、フリップフロップとからなる半導体集積回路において、フリップフロップ駆動時動作トランジスタと、クロック信号供給停止時動作トランジスタが全て一致しているものである。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、フリップフロップが動作状態となるクロック入力信号の混在を確認する工程と、前記フリップフロップが動作状態となるクロック入力信号毎にフリップフロップを分ける工程と、前記分けたフリップフロップ毎にクロック制御回路を変更する工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法によると、クロック制御回路の信号固定方向を変更することで、配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。また、一度の処理でトランジスタを劣化させることができ、処理時間の増大を招かない。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、置換が必要なクロック制御回路を発見する置換必要クロック制御回路発見工程と、アンテナダメージ量を検出するアンテナダメージ検出工程と、アンテナダメージが適正値であるクロック制御回路を置換処理の対象外とする置換必要箇所削除工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路の設計方法は、置換が必要なクロック制御回路を発見する置換必要クロック制御回路発見工程と、アンテナダメージ量を検出するアンテナダメージ検出工程と、アンテナダメージを適正値とするアンテナダメージ要因追加工程と、アンテナダメージが適正値であるクロック制御回路を置換処理の対象外とする置換必要箇所削除工程とを含むものである。
本発明の半導体集積回路は、アンテナダメージ要因追加物を有したものである。
本発明の半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法によると、クロック制御回路のアンテナダメージを適正値とすることで、配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。また、一度の処理でトランジスタを劣化させることができ、処理時間の増大を招かない。
本発明の半導体集積回路およびその設計方法によると、クロック信号を供給および制御するクロック回路に対して、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を、図1ないし図9を用いて説明する。
図1,2はクロック制御回路を備えたクロック回路の説明図、図3,4はBI制御信号入力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路の説明図、図5〜9はBI制御信号入力端子付クロック制御回路の説明図である。
図1において、100はクロック信号、101はクロック制御信号、103はAND回路、104,105はインバータ回路、106は立ち上がり信号動作フリップフロップを示す。
図2は、図1のAND回路103およびインバータ回路104,105をトランジスタ表記した図であり、116〜121はAND回路103を構成するトランジスタ、122,123はインバータ回路104を構成するトランジスタ、124,125はインバータ回路105を構成するトランジスタを示す。
図3は、図1のAND回路103を、OR回路とAND回路に置換した回路であり、202はBI制御信号、204はOR回路、205はAND回路を示す。
図4は、図3のOR回路204、AND回路205、インバータ回路104,105をトランジスタ表記した図であり、217〜222はOR回路204を構成するトランジスタ、223〜228はAND回路205を構成するトランジスタを示す。
図5において、304はBI制御信号入力端子付クロック制御回路であり、300はクロック信号端子A、301はクロック制御信号入力端子B、302はBI制御信号入力端子C、303はクロック制御信号出力端子Zを示す。
図6は、図5の内部論理を示す回路であり、308はOR回路、309はAND回路を示す。
図7は、図6のOR回路308、AND回路309をトランジスタ表記した図であり、314〜319がOR回路308を構成するトランジスタ、320〜325がAND回路309を構成するトランジスタを示す。
図8は、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304の真理値表を示す。
図9は、BI制御信号入力端子付クロック制御回路の変形例の真理値表を示す。図9において、326はクロック信号端子A、327はクロック制御信号入力端子B、328,329はBI制御信号入力端子C,D、330はクロック制御信号出力端子Zを示す。
図1の回路において、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック信号供給を停止(以降、クロック信号供給停止)する場合、クロック制御信号101をlow電位とすることで、AND回路103の出力信号がlow固定となり、立ち上がり信号動作フリップフロップ106の動作が停止する。その結果、図2のトランジスタ123,124がクロック信号供給停止時に動作するトランジスタ(以降、クロック信号供給停止時動作トランジスタ)となる。
一方、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック信号供給時には、クロック制御信号101をhi電位とすることで、クロック信号100の波形がAND回路103の出力信号に伝播する。その結果、立ち上がり信号動作フリップフロップ106がデータ取得時に動作するトランジスタ(以降、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ)は、トランジスタ119,120,118,122,125となる。
特に、AND回路103以降において、クロック信号供給停止時動作トランジスタ123,124と、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125が異なるため、AND回路103をクロック信号供給停止状態にして、BI処理を実施すると、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125を劣化させることができない。その結果、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック回路において、市場出荷後、クロック回路動作時にトランジスタ122,125が劣化し、回路が誤動作する恐れがある。
そこで、AND回路103をBI制御信号入力端子付クロック制御回路304に変更する。BI制御信号入力端子付クロック制御回路304は、図5に示すように、BI制御信号入力端子C302を制御することで、クロック信号端子A300の信号がクロック制御信号出力端子Z303に伝播するように構成されている。図6は、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304の内部論理の一例であり、BI制御信号入力端子C302をhi電位にすることで、クロック信号端子A300の信号がクロック制御信号出力端子Z303に伝播する。
図3は、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304を用いたクロック回路である。ここでは、BI制御信号入力端子付クロック制御回路接続の理解を容易にするため、BI制御信号入力端子付クロック制御回路は、図6の構造(OR回路204,AND回路205)で図示している。
図3のクロック回路において、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へクロック信号の供給を停止する際、クロック制御信号101をlow電位にすると、AND回路205の出力信号がlow固定となり、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へクロック信号の供給が停止し、図4のトランジスタ123,124がクロック信号供給停止時動作トランジスタとなる。しかし、クロック制御信号101の電位に関らず、BI制御信号202をhi電位にすることで、フリップフロップ駆動時動作トランジスタと同じトランジスタ122,125が動作する。よって、BI制御信号202をhi電位に設定する動作モード(以降、BIモード)を作成し、BIモードを用いてBI処理を実施することで、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125を市場出荷前に劣化させることができる。
このように構成された半導体集積回路によると、クロック回路内のクロック制御回路に、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304を用い、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304のBI制御信号入力端子C302の値を、フリップフロップ駆動時動作トランジスタが動作する値に制御するBIモードを用いてBI処理を実効することで、クロック信号供給停止状態であっても、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122、125を劣化させることができ、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。
なお、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304の構成は一例である。本例では、図6に示すように、BI制御信号入力端子C302を1ピンだけ設定し、図8に示すように、BI制御信号入力端子C302がhi電位の時に、クロック信号端子A300から入力された信号をクロック制御信号出力端子Z303より出力しているが、図9に示すように、BI制御信号入力端子を複数設定し(BI制御信号入力端子C328,BI制御信号入力端子D329)、クロック制御信号出力端子Z330から常にhi電位を出力する、常にlow電位を出力する、クロック信号端子A326から入力された波形を出力するという状態制御を行う構成としてもよい。さらに、上記常にhi電位、常にlow電位、クロック信号端子A326から入力された波形の内の一動作だけを行うBI制御信号入力端子付クロック制御回路構成としてもよい。
このように、出力端子の状態を、hi電位、low電位、クロック信号波形の出力の任意に設定できるようにすることで、任意のトランジスタを劣化させることができる。具体的には、BI制御信号入力端子付クロック制御回路から常にhi電位を出力することで、立ち上がり信号動作フリップフロップの駆動に影響するPチャネル型トランジスタに電荷を掛け続けることになり、短期間でPチャネル型トランジスタの劣化を促進することができる。また、BI制御信号入力端子付クロック制御回路から常にlow電位を出力することで、立下り信号動作フリップフロップの駆動に影響するNチャネル型トランジスタに電荷を掛け続けることになり、短期間でNチャネル型トランジスタの劣化を促進することができる。さらに、BI制御信号入力端子付クロック制御回路から常にクロック波形を出力することで、クロック制御回路が挿入されていないクロック回路と同程度にPチャネル型,Nチャネル型トランジスタを劣化することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を、図10ないし図18を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図10はBI制御信号入力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路の説明図、図11〜14はBI制御信号入出力端子付クロック制御回路の説明図、図15はBI制御信号入出力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路の説明図、図16,17はチェーン状接続方法の手順を示す図、図18はBI制御信号入出力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路の変形例の説明図である。
図10において、400はBI制御信号、401〜405はBI制御信号入力端子付クロック制御回路、406は配線を示す。
図11において、500はBI制御信号入出力端子付クロック制御回路、501はBI制御信号出力端子SOを示す。
図12は、図11の内部論理を示す回路であり、502はバッファ回路を示す。
図13は、図12のOR回路308、AND回路309、バッファ回路502をトランジスタ表記した図であり、503〜506はバッファ回路502を構成するトランジスタを示す。
図14は、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500の真理値表を示す。
図15において、600はBI制御信号の出力部、601〜605はBI制御信号入出力端子付クロック制御回路を示す。
図16において、700はクロック制御回路発見工程、701はクロック制御回路置換工程、702はチェーン接続工程を示す。
図17において、703は配置工程、704はチェーン再接続工程を示す。
図10は、クロック回路上の全クロック制御回路にBI制御信号入力端子付クロック制御回路304(図5参照)を用いた場合で、BI制御信号入力端子付クロック制御回路401〜405を構成するOR回路のBI制御信号入力端子Cを全てBI制御信号400の入力部に接続すると(以降、一点集中接続)、BI制御信号400の入力部付近において局所的に配線406が混雑する。
そこで、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304を、図11に示すBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換する。
図12は、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500の内部論理の一例であり、図6の例に比べ、BI制御信号入力端子C302の信号値を伝播するBI制御信号出力端子SO501,バッファ回路502が増加している。
クロック回路上の一のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を選択し、その回路のBI制御信号入力端子C302に対して、BI制御信号400の入力部を接続する。次に、先のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500のBI制御信号出力端子SO501に、残りのBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500のBI制御信号入力端子C302を接続するというように、クロック回路上の全てのBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を順に接続(以降、チェーン状)する。
図15に、クロック回路上の全BI制御信号入出力端子付クロック制御回路601〜605にBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を用いた例を示す。図15では、BI制御信号400の入力部がBI制御信号入出力端子付クロック制御回路601のBI制御信号入力端子Cにのみ接続され、順次、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路602〜605に伝播され、一点集中接続のようにBI制御信号400の入力部付近において局所的に配線406が混雑するのを回避できる。なお、BI制御信号400は、トランジスタを十分に劣化させるための信号であり、伝送速度には制約がなく、チェーン状に接続することによる信号伝播速度上の問題は生じない。
次に、図15に示したチェーン状接続方法の手順を、図16を用いて説明する。
まず、クロック回路上のクロック制御回路もしくはBI制御信号入力端子付クロック制御回路304を、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換するために、クロック制御回路発見工程700で、置換するクロック制御回路を発見する。
次に、クロック制御回路発見工程700で発見したクロック制御回路を、クロック制御回路置換工程701にてBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換する。
その後、チェーン接続工程702で、クロック回路内の各BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500のBI制御信号入力端子C302とBI制御信号出力端子SO501をチェーン状に接続する。
なお、クロック制御回路置換工程701にてBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換するに当たり、クロック制御回路とBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500の各遅延値が同じ回路を準備し、置換することで、置換によるクロックスキュー発生を抑制できる。
しかし、図16の手順では、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500の配置座標に基づいて、BI制御信号400の入力部とBI制御信号入力端子C302とBI制御信号出力端子SO501とを接続していないため、回路内で配線の行き来が生じ、配線長が増加する恐れがある。
そこで、より好ましくは、図16に示した手順に、配置工程703,チェーン再接続工程704を追加した、図17に示す手順を用いる。図17の手順で、配置位置を考慮して、BI制御信号400の入力部とBI制御信号入力端子C302とBI制御信号出力端子SO501を再接続することで配線長の増加を防ぐ。
まず、クロック制御回路発見工程700,クロック制御回路置換工程701,チェーン接続工程702は、図16の手順と同様に実施する。次に、配置工程703で回路の配置を行い、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路601〜605の配置位置を決定する。その後、チェーン再接続工程704でBI制御信号400の入力部に最も近いBI制御信号入力端子C302を有するBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を決定して接続し、かつ、当該BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500のBI制御信号出力端子SO501に最も近いBI制御信号入力端子C302を有するBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を決定して接続する。本工程を繰り返し実施し、最短の経路でBI制御信号400の入力部とBI制御信号出力端子SO501とBI制御信号入力端子C302を再接続する。
このように構成された半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法によると、クロック回路上のクロック制御回路にBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を用いて、BI制御信号400の入力部から順に各BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を、BI制御信号入力端子C302とBI制御信号出力端子SO501とを接続して、チェーン状に接続を行うことで、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができ、かつ、BI制御信号配線406による配線混雑および配線長を低減することができる。
なお、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500の構成は一例である。第1の実施形態の図9に示したように、BI制御信号入力端子を複数設定し、クロック制御信号出力端子Zから出力する値をhi電位、low電位、クロック信号波形の出力の任意に設定できるようにしてもよい。さらに、その内の一動作だけを行うBI制御信号入出力端子付クロック制御回路構成としてもよい。
また、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500のBI制御信号入力端子C302からBI制御信号出力端子SO501への接続をバッファ回路502としているが、インバータ回路にして論理を反転させて伝播してもよい。すなわち、クロック回路中に立ち上がり信号動作フリップフロップと立ち下がり信号動作フリップフロップが混在している場合で、BI制御信号入力端子C302をlow電位とすることで、立ち下がり信号動作フリップフロップの劣化に適した信号を出力するBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500が存在した場合、BI制御信号400は立ち上がり信号動作フリップフロップの劣化に適した信号とするが、回路内に一部存在する立ち下がり信号動作フリップフロップの劣化に適したBI制御信号を作り出すために、BI制御信号入力端子C302からBI制御信号出力端子SO501へ信号伝播する論理をインバータ回路にて反転させて、クロック回路内の全立ち上がり信号動作フリップフロップならびに立ち下がり信号動作フリップフロップを劣化させることができる。
また、図15では、BI制御信号配線406を一本のチェーン状にしているが、1本のチェーン状にするものに限らない。すなわち、図18のBI制御信号分岐配線406のように、チェーン状の接続状態の一部に分岐接続状態が混在してもよい。
また、クロック回路内に、BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500(図11)と、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304(図5)を混在させてもよい。
また、図16,17中で、クロック制御回路発見工程700,クロック制御回路置換工程701において、クロック制御回路をBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換しているが、ネットリスト作成当初から予めBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500を利用してもよい。
また、図15,18に示すBI制御信号の出力部600は、次ブロックへのBI制御信号の伝播が不要な場合は無くてもよい。
さらに、図10,15,18に示すBI制御信号400は、内部生成された信号でもよい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態を、図19および図20を用いて説明する。
図19,20はクロック回路の一部にBI制御信号付制御回路を備える設計方法の説明図である。
図19において、800はCTS工程、801はトグル率計測工程、802は置換対象クロック制御回路判定工程、803はクロック制御回路置換工程、804はバーンイン工程を示す。
図20において、805は配線工程、806はトグル率計測工程、807は置換対象クロック制御回路判定工程、808はクロック制御回路置換工程、809はバーンイン工程を示す。
図19に示す設計手順について説明する。
図10に示したクロック回路の設計において、フリップフロップへのクロック信号到達時間差(以降、クロックスキュー)を削減するために、バッファもしくはインバータ等を用いてクロックスキューを調整するクロックツリーシンセシス(以降、CTS)が必要となる。CTSを行うと、バッファもしくはインバータ等がクロック回路上に多数挿入されることから、クロック回路上のトグル率を計測するためには、CTSを予め実施することが重要となり、CTS工程800を実施する。
次に、CTS工程800を実施した後の回路に対して動作モード毎にシミュレーションを実施し、クロック回路の動作率を計測し、最も動作率の高い動作モード(以降、動作率の高い動作モード)を判定するために、トグル率計測工程801を実施する。
次に、置換対象クロック制御回路判定工程802において、トグル率計測工程801で判定された動作率の高い動作モード時に、動作しないクロック制御回路およびクロック制御信号によってクロック信号固定されているクロック制御回路情報を取得する。
その結果を元に、クロック制御回路置換工程803において、動作率の高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路のみを、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換する。なお、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304,BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500は、BI制御信号入力端子無しのクロック制御回路と同様の遅延値になるように設計しておくことで、回路置換後のクロックスキュー発生を防止することができる。
以上のように置換が完了した後、BI工程804でBI処理を実施する。なお、BI処理を実施する際に利用するBIモードには、最も動作率の高い動作モードの動作条件と、置換したBI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500から所望の信号を出力させる動作条件を含んだものとする。
次に、図20に示す設計手順について説明する。
図19の設計手順で述べたように、図10に示したクロック回路の構成においては、CTS工程800が必要となる。
次に、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500の利用による配線混雑の影響を考慮するために、配線工程805を実施する。配線工程805では、AND回路、バッファ回路等の各回路間を、接続ルールに基づき物理的に結線する。配線後、配線混雑度を算出する。配線混雑度は、例えば、単位面積当たりを通過する、配線の数等から算出することができる。
そして、図19と同様に動作モード毎にシミュレーションを実施し、クロック回路における回路の動作率が高く、かつ、配線混雑度が低い箇所に存在するクロック制御回路において、動作率が最も高い動作モード(以降、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モード)を見つけるために、トグル率計測工程806を実施する。
トグル率計測工程806で判定された、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モードにおいて、置換対象クロック制御回路判定工程807で、動作しないクロック制御回路およびクロック制御信号によってクロック信号固定されているクロック制御回路情報を取得する。
その結果を元に、クロック制御回路置換工程808において、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路のみを、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換する。なお、BI制御信号入力端子付クロック制御回路304,BI制御信号入出力端子付クロック制御回路500は、BI制御信号入力端子無しのクロック制御回路と同様の遅延値になるように設計しておくことで、回路置換後のクロックスキュー発生を防止することができる。
以上のように置換が完了した後、BI工程809でBI処理を実施する。なお、BI処理を実施する際に利用するBIモードには、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モードの動作条件と、置換したBI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500から所望の信号を出力させる動作条件を含んだものとする。
このように構成された半導体集積回路の設計方法によると、図19の設計手順では、クロック回路中の全クロック制御回路をBI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換することに比べ、面積削減が図れる。また、図20の設計手順では、面積削減に加え、クロック回路中の全クロック制御回路をBI制御信号入力端子付クロック制御回路304もしくはBI制御信号入出力端子付クロック制御回路500に置換することに比べ、配線混雑を低減できる。
なお、BI制御信号の配線は、図15,18のように、チェーン状,分岐混在状態で接続してもよく、さらに図17のように配置情報に基づいてチェーンの再接続を実施してもよい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態を、図21ないし図25を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図21,22はクロック制御回路を備えたクロック回路の説明図、図23はクロック制御回路を変更する手順を示す図、図24,25はクロック制御回路を備えたクロック回路の説明図である。
図21のクロック回路において、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック信号供給停止する場合、クロック制御信号101をlow電位とすることで、AND回路103の出力信号がlow固定となり、立ち上がり信号動作フリップフロップ106の動作が停止する。その結果、図22のトランジスタ123,124がクロック信号供給停止時動作トランジスタとなる。
一方、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック信号供給時には、クロック制御信号101をhi電位とすることで、クロック信号100の波形がAND回路103の出力信号に伝播する。その結果、フリップフロップ駆動時動作トランジスタは、トランジスタ122,125となる。
このように、クロック信号供給停止時動作トランジスタ123,124と、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125が異なるため、AND回路103をクロック信号供給停止状態にして、BI処理を実施すると、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125を劣化させることができない。その結果、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック回路において、市場出荷後、クロック回路動作時にトランジスタ122,125が劣化し、回路が誤動作する恐れがある。
そこで、図23に示す手順によりクロック制御回路の変更を実施する。
図23において、ステップ900はフリップフロップ駆動時動作トランジスタ検出工程、ステップ901はクロック信号供給停止時動作トランジスタ検出工程、ステップ902はステップ900,901で検出した動作トランジスタの一致を検出する工程、ステップ903はステップ902で動作トランジスタが一致しない箇所からクロック制御回路の信号固定方向を変更する工程を示す。
図21のクロック回路について、図23の手順を実施する。
ステップ900で、立ち上がり信号動作フリップフロップ106の動作時において、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125を検出する。なお、クロック制御回路でAND回路103内部のトランジスタは、動作トランジスタとしての検出対象から除外している。
ステップ901で、AND回路103の出力信号がlow固定であり、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック信号供給停止時において、クロック信号供給停止時動作トランジスタ123,124を検出する。なお、クロック制御回路であるAND回路103内部のトランジスタは、動作トランジスタとしての検出対象から除外している。
ステップ902で、クロック信号供給停止時動作トランジスタ123,124と、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125が異なることを検出する。
ステップ903で、クロック制御回路(AND回路103)の信号固定方向をlow電位からhi電位に変更するため、AND回路103をOR回路に変更し、クロック制御信号の入力部との間にインバータ回路を挿入する回路に変更した。
図21のクロック回路の変更後のクロック回路を図24に示す。
図24において、1001はOR回路、1002はインバータ回路を示す。
図25は、図24のOR回路1001、インバータ回路1002をトランジスタ表記した図であり、1003〜1008がOR回路1001を構成するトランジスタ、1009,1010がインバータ回路1002を構成するトランジスタを示す。
回路変更により、図25に示すように、クロック信号供給停止時も、トランジスタ122,125がクロック信号供給停止時動作トランジスタとなり、フリップフロップ駆動時動作トランジスタと一致する。
このように構成された半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法によると、クロック信号供給停止状態において、BI処理を実施しても、フリップフロップ駆動時動作トランジスタを劣化させることができ、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態を、図26および図27を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図26,27はクロック制御回路を備えたクロック回路の説明図である。
図26において、1100は立下り動作フリップフロップを示す。
図27において、1101はOR回路、1102はインバータ回路を示す。
図26のクロック回路において、立ち上がり信号動作フリップフロップ106へのクロック信号供給停止状態とする場合、クロック制御信号101をlow電位とすることで、AND回路103の出力信号がlow電位となり、立ち上がり信号動作フリップフロップ106の動作が停止する。
図26において、クロック信号供給停止時動作トランジスタと、立ち上がり動作フリップフロップ106におけるフリップフロップ駆動時動作トランジスタとは異なるが、立下り動作フリップフロップ1100におけるフリップフロップ駆動時動作トランジスタとは一致する。
このように、立ち上がり動作フリップフロップ106と、立下り動作フリップフロップ1100が混在している場合に、第4の実施形態で示したように、クロック信号供給停止時動作トランジスタとフリップフロップ駆動時動作トランジスタを一致させるためには、立ち上がり動作フリップフロップにはhi電位で信号固定をするように回路変更し、かつ、立下り動作フリップフロップにはlow電位で信号固定をするように回路変更すればよい。
そこで、図23に示すクロック制御回路を変更する手順において、ステップ903で、立ち上がり動作フリップフロップにはhi電位で信号固定し、立下り動作フリップフロップにはlow電位で信号固定する回路に変更する。
この変更は、立ち上がり動作フリップフロップと立下り動作フリップフロップを分別する処理と、hi電位で信号固定できる回路への変更と、low電位で信号固定できる回路への変更により容易に実現することができる。
具体的には、図27に示すように、立ち上がり動作フリップフロップ106におけるクロック制御回路としては、クロック信号100と、インバータ回路1102を介してクロック制御信号101を、それぞれ入力するOR回路1101にて構成する。また、立下り動作フリップフロップ1100におけるクロック制御回路としては、クロック信号100とクロック制御信号101を、それぞれ入力するAND回路103にて構成する。
このように構成された半導体集積回路の設計方法によると、立ち上がり動作フリップフロップ106におけるフリップフロップ駆動時動作トランジスタのように、クロック信号供給停止時動作トランジスタとは異なるものと、立下り動作フリップフロップ1100におけるフリップフロップ駆動時動作トランジスタのように、クロック信号供給停止時動作トランジスタと一致するものが同時に存在する場合でも、クロック信号供給停止状態において、BI処理により、フリップフロップ駆動時動作トランジスタを劣化させることができ、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態を、図28および図32を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図28は置換必要箇所削減方法の手順を示す図、図29,30はクロック制御回路を備えたクロック回路の説明図、図31,32はトランジスタのアンテナダメージの説明図である。
図28において、1200は置換必要クロック制御回路発見工程、1201はアンテナダメージ検出工程、1202はアンテナダメージ要因追加工程、1203は置換必要箇所削除工程を示す。
図31,32において、1301〜1305はビア、1306,1307は配線を示す。
半導体装置のビア,メタル配線の製造工程において、ドライエッチング等のプラズマを用いた処理が必要となる。
例えば、絶縁層にビアを作成する場合、絶縁層の上にビア部分以外をマスクするレジスト膜を付加し、プラズマによるドライエッチング処理でビア部分の絶縁膜を削除し、削除した部分に導体をプラズマ注入することで実現している。配線を作成する場合も同様の処理で実現する。
このビア,配線の作成工程ではプラズマを使用しているが、ビア,配線が拡散層に繋がっていない場合には、ビア,配線にプラズマ電荷が蓄積し、繋がっているトランジスタのゲート酸化膜に電流が流れ込むようになる。この電流により、ゲート酸化膜が破壊されたり、ゲート酸化膜の膜質変化によりトランジスタ特性が変化したり、ホットキャリア寿命が劣化するなどの不具合が生ずる。このような現象は「アンテナ効果」と呼ばれており、一般的にはこのアンテナ効果を一定値以下とすることで、ゲート酸化膜の破壊等の不具合を防いでいる(以下、アンテナ効果によるゲートへのダメージを「アンテナダメージ」と呼ぶ)。
しかし、プラズマ電荷によりトランジスタのゲート酸化膜に電流が流れ込むことは、トランジスタのゲートがON状態と同じ状態であり、かつ、高温処理であるため、適切な量のプラズマ電荷を蓄積させる(アンテナダメージを与える)ことで、BIによるトランジスタの経年劣化と同等の効果を得ることができる。
すなわち、アンテナダメージが適正値であるトランジスタに対しては、BIによる経年劣化処理をする必要が無く、経年劣化処理が必要なトランジスタに対しても、アンテナダメージが適正値となるようにビア,配線を修正することで、経年劣化処理を不用にできる。
なお、アンテナダメージの量は、ビア形状や個数、配線層、配線パターン、プラズマ処理の時間等から容易に算出することができる。
そこで、本実施形態では、図28に示す手順により回路変更を実施する。
ステップ1200では、図16,17の手順におけるステップ700に示したように、置換が必要と判定されているクロック制御回路を発見する。図29のクロック回路では、クロック信号供給停止時におけるクロック制御回路(AND回路103)はlow電位となり、フリップフロップ動作時と動作トランジスタが異なるため、AND回路103を専用セルに置き換える必要があることを発見する。
ステップ1201では、フリップフロップ駆動時動作トランジスタ122,125のアンテナダメージ量を検出する。本実施形態では、トランジスタ125はアンテナダメージが適正範囲であり、トランジスタ122はアンテナダメージが適正値以下であるとする。
ステップ1202では、ステップ1201でアンテナダメージが適正値以下であるトランジスタ122に接続している配線に対し、適正値となるまで冗長ビアを挿入する。
ステップ1203では、ステップ1202までの処理により、クロック制御回路以降の全動作トランジスタのアンテナダメージが適正値となっている場合は、置換処理の対象外とすることで、クロック制御回路の置換箇所を削減する。
図31は、図30のクロック回路のトランジスタ122部分を示しており、図32は、アンテナダメージが適正値以下であるトランジスタ122に接続している配線に対して冗長ビア1303〜1305を挿入した状態を示している。
このように構成された半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法によると、クロック制御回路のアンテナダメージを適正値とすることで、処理時間の増大ならびに配線の増加を招くことなく、全てのトランジスタを劣化させることができる。さらに、置換するクロック制御回路数を削減することができ、セル面積削減、配線混雑削減が図れる。
なお、本実施形態では、アンテナダメージ要因追加物として冗長ビアを挿入することでアンテナダメージを増加させているが、冗長配線を追加することでも同様の効果を得ることができる。
本発明は、ロジック回路を含んだ半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法として有用である。
クロック制御回路を備えたクロック回路図 クロック制御回路を備えたクロック回路図 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路図 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路図 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路図 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路図 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路図 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路の真理値表 第1の実施形態のBI制御信号入力端子付クロック制御回路の変形例の真理値表 BI制御信号入力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路図 第2の実施形態のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路図 第2の実施形態のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路図 第2の実施形態のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路図 第2の実施形態のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路の真理値表 第2の実施形態のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路図 第2の実施形態のチェーン状接続方法の手順を示す図 第2の実施形態のチェーン状接続方法の手順を示す図 第2の実施形態の変形例のBI制御信号入出力端子付クロック制御回路を備えたクロック回路図 第3の実施形態のクロック回路の一部にBI制御信号付制御回路を備える設計方法の説明図 第3の実施形態のクロック回路の一部にBI制御信号付制御回路を備える設計方法の説明図 クロック制御回路を備えたクロック回路図 クロック制御回路を備えたクロック回路図 第4の実施形態のクロック制御回路を変更する手順を示す図 第4の実施形態のクロック制御回路を備えたクロック回路図 第4の実施形態のクロック制御回路を備えたクロック回路図 クロック制御回路を備えたクロック回路図 第5の実施形態のクロック制御回路を備えたクロック回路図 第6の実施形態の置換必要箇所削減方法の手順を示す図 第6の実施形態のクロック制御回路を備えたクロック回路図 第6の実施形態のクロック制御回路を備えたクロック回路図 第6の実施形態のトランジスタのアンテナダメージの説明図 第6の実施形態のトランジスタのアンテナダメージの説明図
符号の説明
100 クロック信号
101 クロック制御信号
104,105 インバータ回路
106 立ち上がり信号動作フリップフロップ
122〜125 インバータ回路を構成するトランジスタ
202,400 BI制御信号
204,308 OR回路
205,309 AND回路
217〜222,314〜319 OR回路を構成するトランジスタ
223〜228,320〜325 AND回路を構成するトランジスタ
300,326 クロック信号端子A
301,327 クロック制御信号入力端子B
302,328,329 BI制御信号入力端子C,D
303,330 クロック制御信号出力端子Z
304 BI制御信号入力端子付クロック制御回路
406 配線
500,601〜605 BI制御信号入出力端子付クロック制御回路
501 BI制御信号出力端子SO
502 バッファ回路
503〜506 バッファ回路を構成するトランジスタ
1001,1101 OR回路
1002,1102 インバータ回路
1100 立下り動作フリップフロップ
1301〜1305 ビア
1306〜1307 配線

Claims (17)

  1. クロック信号の伝播を制御するクロック制御回路を備えたクロック回路からなる半導体集積回路において、
    前記クロック制御回路は、バーンイン制御信号を入力するバーンイン制御信号入力端子を有し、
    前記バーンイン制御信号入力端子にバーンイン制御信号を入力することで、前記クロック制御回路のクロック制御信号出力端子におけるクロック信号の伝播を制御する、ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記バーンイン制御信号入力端子にバーンイン制御信号を入力することで、前記クロック制御信号出力端子からhi電位、low電位、クロック信号波形のいずれを出力するか制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記クロック制御回路は、バーンイン制御信号を出力するバーンイン制御信号出力端子を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記バーンイン制御信号入力端子に入力したバーンイン制御信号を、同一論理もしくは論理変更して前記バーンイン制御信号出力端子から出力する、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記バーンイン制御信号入力端子と前記バーンイン制御信号出力端子を有する複数のクロック制御回路からなり、
    一のクロック制御回路のバーンイン制御信号出力端子と、他のクロック制御回路のバーンイン制御信号入力端子とを接続することで、前記複数のクロック制御回路をチェーン状に接続した、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  6. 前記チェーン状の接続状態の一部に分岐接続状態が混在している、ことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記バーンイン制御信号入力端子と前記バーンイン制御信号出力端子を有する複数のクロック制御回路を準備する準備工程と、
    一のクロック制御回路のバーンイン制御信号出力端子と、他のクロック制御回路のバーンイン制御信号入力端子とを接続することで、前記複数のクロック制御回路をチェーン状に接続するチェーン接続工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  8. クロック制御回路を発見するクロック制御回路発見工程と、
    前記クロック制御回路発見工程にて発見したクロック制御回路を、バーンイン制御信号入力端子を有するクロック制御回路に置換する工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  9. バーンイン制御信号入力端子を有するクロック制御回路を配置する配置工程と、
    バーンイン制御信号の入力部に最も近いバーンイン制御信号入力端子を有するクロック制御回路から順次クロック制御回路をチェーン状に再接続するチェーン再接続工程と、
    をさらに含む請求項7に記載の半導体集積回路の設計方法。
  10. クロック回路の動作率を計測し、動作率の高い動作モードを判定するトグル率計測工程と、
    動作率の高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路情報を取得する置換対象クロック制御回路判定工程と、
    動作率の高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路のみを、BI制御信号入力端子付クロック制御回路に置換するクロック制御回路置換工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  11. 配線工程と、
    クロック回路の動作率を計測し、配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モードを判定するトグル率計測工程と、
    前記配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路情報を取得する置換対象クロック制御回路判定工程と、
    配線混雑度が低い箇所の動作率が高い動作モード時に信号固定されているクロック制御回路のみを、BI制御信号入力端子付クロック制御回路に置換するクロック制御回路置換工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  12. フリップフロップ駆動時動作トランジスタを検出するフリップフロップ駆動時動作トランジスタ検出工程と、
    クロック信号供給停止時動作トランジスタを検出するクロック信号供給停止時動作トランジスタ検出工程と、
    前記フリップフロップ駆動時動作トランジスタ検出工程で検出したフリップフロップ駆動時動作トランジスタと、前記クロック信号供給停止時動作トランジスタ検出工程で検出したクロック信号供給停止時動作トランジスタの一致を確認する確認工程と、
    前記確認工程で、フリップフロップ駆動時動作トランジスタとクロック信号供給停止時動作トランジスタの不一致が確認された箇所から、クロック制御回路の信号固定方向を変更する変更工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  13. クロック信号の伝播を制御するクロック制御回路を備えたクロック回路と、フリップフロップとからなる半導体集積回路において、
    フリップフロップ駆動時動作トランジスタと、クロック信号供給停止時動作トランジスタが全て一致している、ことを特徴とする半導体集積回路。
  14. フリップフロップが動作状態となるクロック入力信号の混在を確認する工程と、
    前記フリップフロップが動作状態となるクロック入力信号毎にフリップフロップを分ける工程と、
    前記分けたフリップフロップ毎にクロック制御回路を変更する工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  15. 置換が必要なクロック制御回路を発見する置換必要クロック制御回路発見工程と、
    アンテナダメージ量を検出するアンテナダメージ検出工程と、
    アンテナダメージが適正値であるクロック制御回路を置換処理の対象外とする置換必要箇所削除工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  16. 置換が必要なクロック制御回路を発見する置換必要クロック制御回路発見工程と、
    アンテナダメージ量を検出するアンテナダメージ検出工程と、
    アンテナダメージを適正値とするアンテナダメージ要因追加工程と、
    アンテナダメージが適正値であるクロック制御回路を置換処理の対象外とする置換必要箇所削除工程と、
    を含む半導体集積回路の設計方法。
  17. 請求項15または請求項16に記載の半導体装置の設計方法により作成された半導体集積回路であって、
    アンテナダメージ要因追加物を有したことを特徴とする半導体集積回路。


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