JP4703398B2 - 半導体集積回路およびその試験方法 - Google Patents

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Description

この発明は、スキャン診断システムを有する半導体集積回路およびその試験方法に関する。
半導体集積回路の不良を診断するシステムとして、スキャン診断システムが知られている。図6は、スキャン診断システムを構築した半導体集積回路の構成を概略的に示す回路図である。
この半導体集積回路600の通常モードでは、スキャンイネーブル信号SEが、ノンアクティブレベルに設定される。スキャンイネーブル信号SEがノンアクティブレベルのとき、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、端子Dに供給された信号を、クロックCLKが与えるタイミングでラッチして、端子Qから出力する。初段の組み合わせ回路LC(1,1),・・・,LC(m,1)には、信号パッドIN1〜INmから、信号が供給される。これにより、組み合わせ回路LC(1,1),・・・,LC(m,1)の論理演算結果が、対応するフリップフロップFF(1,1)〜FF(m,1)に、クロックによりラッチされる。ラッチされた信号は、二段目の組み合わせ回路LC(1,2),・・・,LC(m,2)に供給される。二段目〜n段目の組み合わせ回路LC(1,2)〜LC(m,n)も、同様にして、前段のフリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n−1)から供給された信号を用いて演算処理を行い、次段のフリップフロップFF(1,2)〜FF(m,n)に出力する。これらのフリップフロップFF(1,2)〜FF(m,n)も、クロックCLKのタイミングで、入力信号をラッチする。最終段の組み合わせ回路LC(1,n+1)〜LC(m,n+1)は、前段のフリップフロップFF(1,n)〜FF(m,n)から供給された信号を用いて論理演算処理を行い、演算結果を信号パッドOUT1〜OUTmに出力する。
一方、スキャン診断モードでは、スキャンイネーブル信号SEが、アクティブレベルに設定される。スキャンイネーブル信号SEがアクティブレベルのとき、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、端子SIに供給された信号を、クロックCLKが与えるタイミングでラッチして、端子SOから出力する。スキャン診断モードでは、信号パッドSINからテストパターンが順次入力され、初段のフリップフロップFF(1,1)にラッチされる。そして、このラッチ信号は、クロックCLKの次のタイミングで、二段目のフリップフロップFF(2,1)にラッチされる。以下同様にして、フリップフロップFF(3,1),・・・,FF(m,1),FF(m,2),FF(m−1,2),・・・,FF(1,n)の順でテストパターンが転送されて、信号パッドSOUTから出力される。そして、図示しない試験装置で、信号パッドSINに供給されたテストパターンと、信号パッドSOUTから出力されたテストパターンとを比較することにより、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)の良否が診断される。
このように、スキャン診断システムによれば、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)で構成したシフトレジスタを用いて、半導体集積回路600の動作を診断することができる。
しかし、スキャン診断システムには、クロックCLKの品質が悪い場合に正確な診断を行うことができないという欠点がある。
例えば、図7(A)に示したように、クロックスキュー(クロックの配線遅延)のばらつきに起因して、クロックタイミングのずれが発生する場合がある。図7(A)において、クロックCLK1〜CLKmは、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)の各行に入力されるクロックのタイミングを示している(図6参照)。スキャン診断モードにおいて、クロックCLK1〜CLKmのタイミングがずれている場合、前段のフリップフロップの出力が切り替わる前に、後段のフリップフロップがラッチを行ってしまうおそれがある。したがって、フリップフロップ自体は正常であるにも拘わらず不良であると診断されてしまう場合が生じ、スキャン診断の信頼性を低下させる。
また、図7(B)に示したように、クロックCLKの波形が劣化して立ち上がり時間が長くなったような場合にも、フリップフロップのラッチタイミングがずれることになるので、スキャン診断の信頼性を低下させることになる。
さらに、図7(C)に示したように、クロックCLKの立ち上がり/立ち下がりでオーバーショート/アンダーショートが発生した場合には、フリップフロップの誤動作を発生させるおそれがある。このような場合にも、フリップフロップ自体は正常であるにも拘わらず不良であると診断されてしまう場合が生じ、スキャン診断の信頼性を低下させる。
図7(A)〜(C)に示したようなクロック品質低下は、設計上の問題や製造ばらつき等に起因して発生する。クロック品質に影響を与えやすい設計パラメータとしては、例えば、クロック配線の幅や長さ、ファンアウト数等が考えられる。通常の設計作業では、これらの設計パラメータの許容範囲を、シミュレーションによって決定・確認する。しかし、シミュレーション結果が現実の動作と完全に一致するとは限らず、このために、シミュレーションでは適切な設計パラメータであると判断されたにも拘わらず、現実の動作では誤動作が発生する場合がある。また、製造ばらつきのために、設計値どおりの集積回路が製造されない場合もある。加えて、半導体集積回路の設計過程で通常モードでの動作を優先させたために、スキャン診断モードでのクロック品質を向上させるための十分な対策が採れない場合もある。
クロック品質の低下を防止するための技術としては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1の技術では、外部から低周波数のクロックを入力し、この入力クロックを用いて内部回路で動作周波数のクロックを生成している(例えば、特許文献1の段落0033、図1等参照)。これにより、LSIテスターに接続されたクロック供給プローブとクロック入力用信号パッドとの接触面におけるインダクタンスや浮遊容量の影響を抑制して、信頼性の高いスキャン診断を可能にしている。
しかしながら、特許文献1の技術では、プローブと信号パッドとの接触面に起因するクロック品質低下を防止することはできるものの、設計上或いは製造上の問題に起因するクロック品質低下を防止することはできない。したがって、この技術によっては、スキャン診断の信頼性を十分に高くすることはできない。
特開平8−201481号公報
この発明の課題は、クロック品質低下に起因してスキャン診断の信頼性が低下することのない半導体集積回路およびその試験方法を提供する点にある。
(1)第1の発明に係る半導体集積回路は、通常モードでは対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし且つスキャン診断モードではテストパターンを動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する複数の順序回路と、動作クロックを分岐して対応する1個または複数個の順序回路に供給する複数の分岐クロック配線と、スキャン診断モードにおいて、動作クロックを分岐クロック配線から入力して外部に出力する複数の信号パッドとを備える。
(2)第2の発明に係る半導体集積回路は、通常モードでは対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし且つスキャン診断モードではテストパターンを動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する複数の順序回路と、動作クロックを分岐して対応する1個または複数個の順序回路に供給する複数の分岐クロック配線と、スキャン診断モードにおいて、分岐クロック配線毎に設けられ、テストクロックが与えるタイミングで対応する分岐クロック配線から入力した動作クロックをラッチする複数のクロック用ラッチ回路とを備える。
(3)第3の発明は、通常モードでは対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし且つスキャン診断モードでは、テストパターンを動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する複数の順序回路と、動作クロックを分岐して対応する1個または複数個の順序回路に供給する複数の分岐クロック配線と、スキャン診断モードにおいて、動作クロックを分岐クロック配線から入力して外部に出力する複数の信号パッドとを設けた半導体集積回路の試験方法に関する。
そして、信号パッドから出力された動作クロックを観察することにより、クロック品質を診断することを特徴とする。
(4)第4の発明は、通常モードでは対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし且つスキャン診断モードでは、テストパターンを動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する複数の順序回路と、動作クロックを分岐して対応する1個または複数個の順序回路に供給する複数の分岐クロック配線と、動作クロックを分岐クロック配線から入力して外部に出力する複数の信号パッドとを設けた半導体集積回路の試験方法に関する。
そして、スキャン診断モードにおいて、信号パッドから出力された動作クロックをそれぞれテストクロックが与えるタイミングでラッチし、これらのラッチ信号を観察することにより、クロック品質を診断することを特徴とする。
(5)第5の発明は、通常モードでは対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし且つスキャン診断モードでは、テストパターンを動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する複数の順序回路と、動作クロックを分岐して対応する1個または複数個の順序回路に供給する複数の分岐クロック配線と、動作クロックを分岐クロック配線から入力して外部に出力する複数の信号パッドとを設けた半導体集積回路の試験方法に関する。
そして、スキャン診断モードにおいて、信号パッドから出力された動作クロックをそれぞれテストクロックが与えるタイミングでラッチし、これらのラッチ信号の論理積を示す値を所定のタイミングで観察することにより、クロック品質を診断することを特徴とする。
第1〜第5の発明によれば、分岐クロックを直接観察することにより或いはこれらの分岐クロックを相互に比較することにより、クロック品質を診断することが可能になる。したがって、第1〜第5の発明によれば、クロック品質の低下に起因する動作不良と順序回路の異常に起因する動作不良とを区別することが容易になり、これによって、スキャン診断の信頼性を高めることができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
第1の実施形態
この発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路について、図1を用いて説明する。
図1は、この実施形態に係る半導体集積回路の要部構成を概略的に示す回路図である。
図1に示したように、この実施形態に係る半導体集積回路100は、組み合わせ回路LC(1,1),・・・と、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)と、スキャンイネーブル線110と、分岐クロック配線120−1〜120−mと、出力制御回路130−1〜130−mとを有する。
組み合わせ回路LC(1,1),・・・は、1または複数の論理ゲートを有しており、所定の入力信号を用いて所定の論理演算を行う。論理演算の内容は、組み合わせ回路LC(1,1),・・・毎に定められ、同一である必要はない。
フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、通常モードでは、対応する組み合わせ回路LC(1,1),・・・から入力した信号を、対応する分岐クロックCLK1〜CLKmが与えるタイミング(この実施形態では立ち上がりタイミングを用いる)でラッチして、出力する。また、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、スキャン診断モードでは、対応する分岐クロックCLK1〜CLKmの立ち上がりタイミングでテストパターンをシフトさせるための、シフトレジスタを構成する(後述)。なお、テストパターンは、内部で格納或いは生成されたものであってもよいが、ここでは信号パッドSINから入力されるものとする。
スキャンイネーブル線110は、信号パッドSEから入力したスキャンイネーブル信号SEを、各フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)および出力制御回路130−1〜130−mに供給する。
分岐クロック配線120−1〜120−mは、信号パッドCLKから入力されたクロックCLKを分岐する。これにより、図1に示したような分岐クロックCLK1〜CLKmが得られる。分岐クロックCLK1〜CLKmは、対応するフリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)のクロック入力端子に供給される。信号パッドCLKと分岐クロック配線120−1〜120−mとの間には、当該信号パッドと当該分岐クロック配線との配線距離等に応じて、バッファBUFが適宜配置されている。なお、この実施形態ではクロックCLKを外部から入力することとしたが、内部で生成されたクロックCLKを使用してもよい。
出力制御回路130−1〜130−mは、対応する分岐クロック配線120−1〜120−mから分岐クロックCLK1〜CLKmを入力するとともに、対応する通常動作信号NS1〜NSmを入力する。そして、出力制御回路130−1〜130−mは、対応する信号パッドOUT1〜OUTmに、スキャンイネーブル信号SEがアクティブレベルのときは分岐クロックCLK1〜CLKmを出力し、スキャンイネーブル信号SEがノンアクティブレベルのときは通常動作信号NS1〜NSmを出力する。出力制御回路130−1〜130−mを設けることにより、信号パッド数の低減を図ることができる。但し、出力制御回路130−1〜130−mを設けずに、信号パッドOUT1〜OUTmを分岐クロックCLK1〜CLKmの出力専用としてもよいことはもちろんである。
次に、図1に示した半導体集積回路100の動作について説明する。
最初に、通常モードにおける半導体集積回路100の動作を説明する。
通常モードでは、スキャンイネーブル信号SEが、ノンアクティブレベルに設定される。これにより、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、端子Dに供給された信号を、分岐クロックCLK1〜CLKmが与えるタイミングでラッチして、端子Qから出力するようになる。
初段の組み合わせ回路LC(1,1),・・・,LC(m,1)には、信号パッドIN1〜INmから、信号が供給される。組み合わせ回路LC(1,1),・・・,LC(m,1)は、所定の論理演算を行い、演算結果を出力する。初段のフリップフロップFF(1,1)〜FF(m,1)は、分岐クロックCLK1〜CLKmが与えるタイミングで、この演算結果をラッチする。ラッチされた信号は、二段目の組み合わせ回路LC(1,2),・・・,LC(m,2)に出力される。
二段目以降の組み合わせ回路LC(1,2),・・・は、前段のフリップフロップから入力した信号を用いて所定の演算処理を行い、次段のフリップフロップに出力する。これらのフリップフロップは、分岐クロックCLK1〜CLKmが与えるタイミングで、入力信号をラッチする。
最終段のフリップフロップFF(1,n)〜FF(m,n)は、ラッチした演算結果を、図示しない他の回路に出力する。
続いて、スキャン診断モードにおける半導体集積回路100の動作を説明する。
スキャン診断モードでは、スキャンイネーブル信号SEが、アクティブレベルに設定される。これにより、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、対応する分岐クロックCLK1〜CLKmの立ち上がりタイミングで、端子SIに供給された信号をラッチして端子SOから出力するようになる。このようにして、これらのフリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)は、テストパターンをシフトさせるためのシフトレジスタを構成する。
続いて、信号バッドSINに、テストパターンが入力される。初段のフリップフロップFF(1,1)は、分岐クロックCLK1の立ち上がりタイミングで、このテストパターンを順次ラッチする。フリップフロップFF(1,1)のラッチ信号は、分岐クロックCLK2の立ち上がりタイミングで、二段目のフリップフロップFF(2,1)に順次ラッチされる。以下同様にして、フリップフロップFF(3,1),・・・,FF(m,1),FF(m,2),FF(m−1,2),・・・,FF(1,n)が、対応する分岐クロックCLK1〜CLKmのタイミングにしたがって、テストパターンを順次ラッチする。その後、テストパターンは、信号パッドSOUTから出力される。信号パッドSOUTから出力されたテストパターンは、従来のスキャン診断と同様、図示しない試験装置で、信号バッドSINに供給されたテストパターンと比較され、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)の良否の判断に使用される。
また、スキャンイネーブル信号SEがアクティブレベルのとき、出力制御回路130−1〜130−mは、分岐クロック配線120−1〜120−mから入力された分岐クロックCLK1〜CLKmを出力する。これにより、該分岐クロックCLK1〜CLKmが、信号パッドOUT1〜OUTmから出力される。信号パッドOUT1〜OUTmから出力された分岐クロックCLK1〜CLKmは、上述の試験装置によって、診断実施者に観察される。そして、診断実施者は、分岐クロックCLK1〜CLKm間のクロックスキューの状況や、各分岐クロックCLK1〜CLKmの波形劣化の程度、オーバーショート/アンダーショートの大きさなどを判定する(図7参照)。これにより、診断実施者は、分岐クロックCLK1〜CLKmの品質に応じてスキャン診断結果の信頼性を評価したり、スキャン診断における分岐クロックCLK1〜CLKmのタイミングマージンを評価したりすることが可能になる。
以上説明したように、この実施形態に係る半導体集積回路によれば、分岐クロックCLK1〜CLKmを外部に出力させて直接観察することができるので、これらの分岐クロックCLK1〜CLKmのクロック品質を診断することが可能になる。したがって、この実施形態によれば、クロック品質の低下に起因する動作不良と順序回路の異常に起因する動作不良とを区別することが容易になり、これによって、スキャン診断の信頼性を高めることができる。
なお、この実施形態では、すべての分岐クロック配線120−1〜120−mから分岐クロックCLK1〜CLKmを出力させることとしたが、一部の分岐クロック配線のみから分岐クロックを出力させて観察することとしてもよい。このとき、分岐クロックの観察対象となる分岐クロック配線は、例えば、クロック品質の低下が激しいと思われる分岐クロック配線を適宜選択すればよい。また、同じレイアウトの回路ブロックを複数個有する半導体集積回路では、それらのうちの一部の回路ブロックについてのみ、分岐クロックの出力・観察を行ってもよい。
この実施形態では、簡単化のために、組み合わせ回路およびフリップフロップがマトリクス状に配列され、且つ、各組み合わせ回路および各フリップフロップが一対一に対応づけられている場合を例に採って説明した。しかし、例えば、組み合わせ回路やフリップフロップがマトリクス状に配列されていない半導体集積回路や、1個の組み合わせ回路の出力信号が複数個のフリップフロップにラッチされるような半導体集積回路であっても、この発明を適用することができる。
第2の実施形態
この発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路について、図2、図3を用いて説明する。
図2は、この実施形態に係る半導体集積回路の要部構成を概略的に示す回路図である。
図2に示したように、この実施形態に係る半導体集積回路200は、各分岐クロック配線120−1〜120−mに対応させてテスト用フリップフロップ210−1〜210−mを設けた点で、上述の第1の実施形態と異なる。
テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは、テストクロックTCKが与えるタイミング(ここでは立ち上がりタイミングを使用する)で、対応する分岐クロック配線120−1〜120−mから入力した分岐クロックCLK1〜CLKmをラッチする。ラッチされた分岐クロックCLK1〜CLKmは、対応する出力制御回路130−1〜130−mに送られる。
テストクロックTCKは、信号パッドTCKを介して外部から入力される。但し、半導体集積回路200の内部でテストクロックTCKを生成することとしてもよい。後述するように、テストクロックTCKの位相は、分岐クロックCLK1〜CLKmに許されるクロックスキューに応じて設定される。
以下、この実施形態に係る半導体集積回路200の動作を説明する。
この実施形態に係る半導体集積回路200において、通常モードでは、テストクロックTCKが入力されない。したがって、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは、分岐クロック配線120−1〜120−m上の分岐クロックCLK1〜CLKmをラッチしない。他の動作は、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
一方、スキャン診断モードでは、テストクロックTCKが、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mに供給される。そして、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mが、テストクロックTCKの立ち上がりタイミングで、分岐クロックCLK1〜CLKmをラッチする。これらのラッチ信号は、出力制御回路130−1〜130−mを介して信号パッドOUT1〜OUTmに供給され、外部に出力される。
ここで、テストクロックTCKの立ち上がりタイミングは、分岐クロックCLK1〜CLKmに許されるクロックスキューに応じて設定される。図3(A)は、クロックCLK,CLK1〜CLKm,TCKの位相関係の一例を示している。また、図3(B)は、信号パッドOUT1〜OUTmから出力された信号(テスト用フリップフロップ210−1〜210−mのラッチ信号)の一例を示している。
図3(A)に示したように、分岐クロックCLK1〜CLKmに許されるクロックスキューの最大値SKEWは、信号パッドCLKに供給されるクロックCLKとのタイミング差で与えられる。テストクロックTCKの立ち上がりタイミングは、この許容最大値SKEWと一致するように、設定される。これにより、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは、入力した分岐クロックのクロックスキューが許容範囲内である場合には、ハイレベル信号をラッチすることになる。一方、入力した分岐クロックのクロックスキューが許容範囲を超えている場合、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは、ローレベル信号をラッチする。図3(A)の例では、分岐クロックCLK1〜CLKm−1のクロックスキューは許容範囲内(すなわち、最大値SKEWよりも小さい)であるが、分岐クロックCLKmのクロックスキューは許容範囲を超えている。したがって、図3(B)に示したように、出力信号OUT1〜OUTm−1はハイレベルになるが、出力信号OUTmはローレベルになる。これにより、診断実施者は、出力信号OUT1〜OUTmの信号値を観察するだけで、クロックスキューの可否を判定することができる。
なお、スキャン診断モードでの、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)の動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、この実施形態に係る半導体集積回路によれば、出力信号OUT1〜OUTmの信号値を観察するだけで、クロック品質を診断することが可能になる。したがって、この実施形態によれば、クロック品質の低下に起因する動作不良と順序回路の異常に起因する動作不良とを区別することが上述の第1の実施形態よりもさらに容易になり、これによって、スキャン診断の信頼性を高めることができる。
なお、一部の分岐クロック配線の分岐クロックのみを選択的に用いてクロック品質を診断してもよい点は、上述の第1の実施形態と同様である。
加えて、組み合わせ回路およびフリップフロップがマトリクス状に配列されていない半導体集積回路や、各組み合わせ回路および各フリップフロップが一対一に対応づけられていない半導体集積回路に適用できる点も、上述の第1の実施形態と同様である。
また、この実施形態では、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mを、半導体集積回路200内に設けたが、半導体集積回路200外に設けてもよい。例えば、半導体集積回路の構成を第1の実施形態と同様にし(図1参照)、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mを図示しない試験装置内に設けて信号パッドOUT1〜OUTmに接続してもよい。
第3の実施形態
この発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路について、図4、図5を用いて説明する。
図4は、この実施形態に係る半導体集積回路の要部構成を概略的に示す回路図である。
図4に示したように、この実施形態に係る半導体集積回路400は、プリセットカウンタ410とAND回路420とを設けた点等で、上述の第2の実施形態と異なる。
プリセットカウンタ410は、外部から入力された所定のプリセット値を保持する。そして、プリセットカウンタ410は、計数クロックCCKを入力するたびにプリセット値に「+1」ずつ加算していくことにより、該計数クロックCCKの数をカウントする。そして、カウント値がオーバーフローすると、プリセットカウンタ410は、オーバーフロー信号OVFをハイレベルに設定する。また、プリセットカウンタ410は、クリア信号CLRを入力すると、カウント値をプリセット値に戻すとともに、オーバーフロー信号OVFをローレベルに戻す。後述するように、プリセット値は、分岐クロックCLK1〜CLKmのクロックスキューを検査するタイミングに応じて決定される。計数クロックCCKは、信号パッドCCKを介して外部から入力される。但し、半導体集積回路400の内部で計数クロックCCKを生成することとしてもよい。
AND回路420は、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mの各ラッチ信号およびプリセットカウンタ410のオーバーフロー信号OVFの論理積SIGOUTを出力する。
以下、この実施形態に係る半導体集積回路400の動作を説明する。
この実施形態に係る半導体集積回路400において、通常モードでは、テストクロックTCKおよび計数クロックCCKは、入力されない。したがって、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは分岐クロック配線120−1〜120−m上の分岐クロックCLK1〜CLKmをラッチせず、また、プリセットカウンタ410は計数動作を行わない。他の動作は、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
一方、スキャン診断モードでは、まず、プリセットカウンタ410のプリセット値が設定される。このプリセット値は、テストクロックTCKの立ち上がりよりも後でプリセットカウンタ410がオーバーフローするように、設定される。
続いて、クリア信号CLRを供給することにより、プリセットカウンタ410の計数値がクリアされる。
次に、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mへのテストクロックTCKの供給と、プリセットカウンタ410への計数クロックCCKの供給とが、開始される。
テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは、テストクロックTCKの立ち上がりタイミングで、分岐クロックCLK1〜CLKmをラッチする。これらのラッチ信号は、AND回路420に出力される。第2の実施形態と同様、テストクロックTCKの立ち上がりタイミングは、分岐クロックCLK1〜CLKmに許されるクロックスキューに応じて設定される。したがって、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mは、入力した分岐クロックのクロックスキューが許容範囲内である場合にはハイレベル信号をラッチするが、該クロックスキューが許容範囲を超えている場合にはローレベル信号をラッチする(図5(A)参照)。
プリセットカウンタ410は、上述のように、カウント値がオーバーフローするまではオーバーフロー信号OVFとしてローレベルを出力し、且つ、カウント値がオーバーフローするとオーバーフロー信号OVFをハイレベルに切り替える。
AND回路420は、オーバーフロー信号OVFがハイレベルになると、テスト用フリップフロップ210−1〜210−mが出力するラッチ信号の論理積SIGOUTを出力する。この論理積SIGOUTは、かかるラッチ信号がすべてハイレベルの場合(分岐クロックCLK1〜CLKmのクロックスキューがすべて許容範囲内である場合)はハイレベルになるが、ローレベルのラッチ信号が1個以上存在する場合(クロックスキューが許容範囲を超えている分岐クロックが1個以上存在する場合)はローレベルになる(図5(B)参照)。診断実施者は、図示しない試験装置によって、この論理積SIGOUTの値を観察する。これにより、診断実施者は、クロックスキューの可否を判定することができる。
なお、スキャン診断モードでの、フリップフロップFF(1,1)〜FF(m,n)の動作は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、この実施形態に係る半導体集積回路400によれば、論理積SIGOUTの信号値をモニタするだけで、クロック品質を診断することが可能になる。したがって、この実施形態によれば、クロック品質の低下に起因する動作不良と順序回路の異常に起因する動作不良とを区別することが上述の第1の実施形態よりもさらに容易になり、これによって、スキャン診断の信頼性を高めることができる。
加えて、この実施形態に係る半導体集積回路400によれば、論理積SIGOUTが出力されるタイミングを、プリセットカウンタ410のプリセット値によって任意に設定することができる。これにより、論理積SIGOUTを観察する際の自由度が増して、試験作業が容易になる。
なお、一部の分岐クロック配線の分岐クロックのみを選択的に用いてクロック品質を診断してもよい点は、上述の第1、第2の実施形態と同様である。
加えて、組み合わせ回路およびフリップフロップがマトリクス状に配列されていない半導体集積回路や、各組み合わせ回路および各フリップフロップが一対一に対応づけられていない半導体集積回路に適用できる点も、上述の第1、第2の実施形態と同様である。
また、この実施形態では、テスト用フリップフロップ210−1〜210−m、プリセットカウンタ410およびAND回路420を、半導体集積回路400内に設けたが、半導体集積回路400外に設けてもよい。例えば、半導体集積回路の構成を第1の実施形態と同様にし(図1参照)、これらの回路210−1〜210−m,410,420を図示しない試験装置内に設けて信号パッドOUT1〜OUTmに接続してもよい。
さらに、この実施形態では、プリセットカウンタ410を用いて論理積SIGOUTの出力タイミングを設定したが、カウント値が固定されたカウンタを用いることも可能である。
第1の実施形態に係る半導体集積回路の要部構成を示す回路図である。 第2の実施形態に係る半導体集積回路の要部構成を示す回路図である。 第2の実施形態に係る半導体集積回路のスキャン診断を説明するためのタイミングチャートである。 第3の実施形態に係る半導体集積回路の要部構成を示す回路図である。 第3の実施形態に係る半導体集積回路のスキャン診断を説明するためのタイミングチャートである。 従来の半導体集積回路の要部構成を示す回路図である。 従来の半導体集積回路のスキャン診断を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
LC(1,1),・・・ 組み合わせ回路
FF(1,1)〜FF(m,n) フリップフロップ
110 スキャンイネーブル線
120−1〜120−m 分岐クロック配線
130−1〜130−m 出力制御回路
BUF バッファ
SE,CLK,IN1〜INm,OUT1〜OUTm,TCK 信号パッド
210−1〜210−m テスト用フリップフロップ
410 プリセットカウンタ
420 AND回路

Claims (8)

  1. 通常モードでは、対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし、且つ、スキャン診断モードでは、テストパターンを該動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する、複数の順序回路と、
    前記動作クロックを分岐して、対応する1個または複数個の前記順序回路に供給する、複数の分岐クロック配線と、
    前記スキャン診断モードにおいて、前記動作クロックを前記分岐クロック配線から入力して外部に出力する、複数の信号パッドと、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記分岐クロック配線毎に設けられ、前記スキャン診断モードでは分岐された前記動作クロックを前記信号パッドに出力し、前記通常モードでは他の信号を該信号パッドに出力する複数の出力制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 通常モードでは、対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし、且つ、スキャン診断モードでは、テストパターンを該動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する、複数の順序回路と、
    前記動作クロックを分岐して、対応する1個または複数個の前記順序回路に供給する、複数の分岐クロック配線と、
    前記スキャン診断モードにおいて、前記分岐クロック配線毎に設けられ、テストクロックが与えるタイミングで、対応する前記分岐クロック配線から入力した前記動作クロックをラッチする複数のクロック用ラッチ回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記分岐クロック配線毎に設けられ、前記スキャン診断モードでは前記クロック用ラッチ回路でラッチされた信号を前記信号パッドに出力し、前記通常モードでは他の信号を該信号パッドに出力する複数の出力制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. それぞれの前記クロック用ラッチ回路のラッチ信号の論理積に応じた値を、所定のタイミングで出力する判定回路をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  6. 通常モードでは、対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし、且つ、スキャン診断モードでは、テストパターンを該動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する、複数の順序回路と、
    前記動作クロックを分岐して、対応する1個または複数個の前記順序回路に供給する、複数の分岐クロック配線と、
    前記スキャン診断モードにおいて、前記動作クロックを前記分岐クロック配線から入力して外部に出力する、複数の信号パッドと、
    を半導体集積回路に設け、
    前記信号パッドから出力された前記動作クロックを観察することにより、クロック品質を診断することを特徴とする半導体集積回路の試験方法。
  7. 通常モードでは、対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし、且つ、スキャン診断モードでは、テストパターンを該動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する、複数の順序回路と、
    前記動作クロックを分岐して、対応する1個または複数個の前記順序回路に供給する、複数の分岐クロック配線と、
    前記動作クロックを前記分岐クロック配線から入力して外部に出力する、複数の信号パッドと、
    を半導体集積回路に設け、
    前記スキャン診断モードにおいて、前記信号パッドから出力された前記動作クロックをそれぞれテストクロックが与えるタイミングでラッチし、これらのラッチ信号を観察することにより、クロック品質を診断することを特徴とする半導体集積回路の試験方法。
  8. 通常モードでは、対応する組み合わせ回路から入力した信号を動作クロックが与えるタイミングでラッチし、且つ、スキャン診断モードでは、テストパターンを該動作クロックが与えるタイミングでシフトさせるためのシフトレジスタを構成する、複数の順序回路と、
    前記動作クロックを分岐して、対応する1個または複数個の前記順序回路に供給する、複数の分岐クロック配線と、
    前記動作クロックを前記分岐クロック配線から入力して外部に出力する、複数の信号パッドと、
    を半導体集積回路に設け、
    前記スキャン診断モードにおいて、前記信号パッドから出力された前記動作クロックをそれぞれテストクロックが与えるタイミングでラッチし、これらのラッチ信号の論理積を示す値を所定のタイミングで観察することにより、クロック品質を診断することを特徴とする半導体集積回路の試験方法。
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