JP4941868B2 - 半導体装置、並びに半導体装置の設計方法、設計装置、および故障検出方法 - Google Patents

半導体装置、並びに半導体装置の設計方法、設計装置、および故障検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、微細CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)集積回路等の半導体装置に関し、特に、スキャンテストが可能なように構成された半導体装置に関するものである。
近年CMOS集積回路の微細化が進み、CMOS集積回路のゲート規模が増大している。ゲート規模が大きなCMOS集積回路に対してテストを行うのに有効な手段として、スキャンテスト手法が挙げられる。
スキャンテストの具体的な特長としては、任意の内部論理ゲートに対して、容易に任意の値を与えることができること(可制御性が高い)、また、任意の内部論理ゲートに対して、容易にその状態を観測することができること(可観測性が高い)が挙げられる。
この特徴により、スキャンテストを行うことで容易に高品質なテストを行うことが可能となっている。
また、この特徴を用いて、スキャンテストを行うことはもとより、スキャン回路を用いたIDDQテスト(内部論理回路の可制御性を使用)や、スキャン回路を用いたBURN−INテスト(内部論理回路の可制御性を使用)や、またスキャン回路ベースのBIST(自己診断テスト)などのさまざまなスキャンテストベースのテスト手法が開発されている。
ここで、集積回路の通常動作時に集積回路内の各フリップフロップ回路を駆動するクロック信号は、1つとは限らず、種々の周波数や位相のクロック信号が用いられることがある。特に、近年の微細化技術による大規模CMOS集積回路などでは、クロック系統が数百におよぶ場合もある。このような場合、スキャンテストする際に各フリップフロップ回路に供給されるクロック信号は、セレクタによる切り替えによって、例えば1つのクロック系統にまとめられるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−307167号公報
しかしながら、上記のように複数系統のクロック信号が1つのクロック系統などにまとめられると、通常動作時に互いに異なるクロック信号を伝達するクロック信号配線どうしがショートするブリッジ故障が発生している場合でも、スキャンテストは正常に行われる。それゆえ、クロック信号配線自体のブリッジ故障を検出できないという問題点を有していた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、スキャンテストが可能なように構成された半導体装置において、通常動作時に互いに異なるクロック信号を伝達するクロック信号配線間に発生したブリッジ故障を容易に検出できるようにすることを目的としている。
上記の課題を解決するため、
本発明の例の半導体装置は、
複数の保持回路を有し、スキャンテストが可能に構成された半導体装置であって、
通常動作時に、周波数および位相の少なくとも一方が互いに異なる通常動作クロック信号が供給される第1、および第2のクロック信号配線と、
テスト時に、上記第2のクロック信号配線に、上記第1のクロック信号配線に供給されるのと同一の第1のテストクロック信号を供給する状態と、上記第1のテストクロック信号を反転または位相をずらした第2のテストクロック信号を供給する状態とに切り換わるテストクロック信号制御回路と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、第1、第2のクロック信号配線に発生しているブリッジ故障は、スキャンテストやIDDQテストの不成功として、これらのテストと同時に検出され得る。
本発明によれば、スキャンテストが可能なように構成された半導体装置において、通常動作時に互いに異なるクロック信号を伝達するクロック信号配線間に発生したブリッジ故障を容易に検出できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《発明の実施形態1》
図1は実施形態1の半導体装置におけるスキャンテストに関連するスキャン回路100を含む部分の回路図である。同図では、半導体装置に設けられた複数のフリップフロップ回路101によって、スキャンテスト等の際に2本のスキャンパス100a・100bが構成されている状態を示す。
各スキャンパス100a・100bを構成するフリップフロップ回路101には、セレクタ102の選択により、半導体装置の通常動作時には、クロック信号104・105が供給される一方、スキャンテストの際には、スキャンクロック信号106がXOR回路200・201(Exclusive OR回路)を介して供給されるようになっている。
上記XOR回路200・201は、ブリッジ検出のためのクロック信号制御回路として機能するもので、例えば半導体装置の故障検出装置などから制御信号端子204・205に入力される制御信号202・203が“L”(Lowレベル)の場合には、スキャンクロック信号106をそのまま出力する一方、“H”(Highレベル)の場合には、スキャンクロック信号106を反転させた(位相を180°異ならせた)反転スキャンクロック信号を出力するようになっている。
上記のように構成された半導体装置におけるクロック信号配線のブリッジ故障の検出は、スキャンテストや、IDDQテストによって他の信号配線や回路の故障を検出するのと同時に行うことができる。
すなわち、例えばスキャンテストにおいては、クロック信号に同期してスキャンパス100a・100bにシフト動作を行わせることにより、各フリップフロップ回路101へのテストデータのセットや、その後のキャプチャー動作によって取り込まれた半導体装置内の信号状態の読み出しが行われ、正しく動作したかどうかが検査される。
上記シフト動作を行わせる際に、制御信号202・203の一方だけ、例えば制御信号202だけを“H”にすると、XOR回路200から出力されるクロック信号は図2に示すように反転し、XOR回路200・201から出力されるクロック信号は互いに逆のレベルになる。この場合でも、クロック信号配線にブリッジ故障が発生していない場合には、スキャンパス100a・100bのシフト動作自体は、一方がクロック周期の1/2ずれるだけで正常に行われるので、キャプチャーされた信号状態が読み出されて期待値と比較され、回路動作が正常に行われたかどうかが判定される。
ところが、例えば図1に示すようなクロック信号配線のブリッジ故障103が生じていたとすると、クロック信号配線の電位が干渉しあって共に例えば中間の電位となる。この場合、シフト動作が正常に行われないので、もし回路動作は正常でキャプチャーされた信号状態も正常であったとしても、読み出された信号状態は、期待値とは一致しない。
したがって、読み出された信号状態が期待値と一致すれば、回路動作は正常で、クロック信号配線のブリッジ故障も生じていないと判定できる一方、一致しなければ、少なくとも、キャプチャーの際の回路動作が正常でないか、またはクロック信号配線にブリッジ故障が生じていることを検出することができる。また、制御信号202・203を共に“H”または“L”にしたときのスキャンテストをパスし、一方だけを“H”にしたときにパスしない場合には、ブリッジ故障だけが生じていると検出することもできる。
また、IDDQテストは、クロック信号を完全には停止させず、十分に低い周波数のクロック信号を供給して行われることがある。そのような場合に、やはり、図3に示すように制御信号202・203の一方だけを“H”にすることによって、他の故障と併せて、クロック信号配線のブリッジ故障をIDDQテストとして検出することができる。すなわち、クロック信号配線にブリッジ故障が生じていれば、クロック信号配線の電位が干渉しあってクロック信号配線自体に短絡電流が流れる。また、双方のクロック信号配線の電位が例えば中間の電位となる。この中間電位がフリップフロップ回路101に印加されると、フリップフロップ回路101に貫通電流が流れる。そこで、電源電流を観測することにより、少なくとも、クロック信号配線を含む配線にブリッジ故障が生じているか、または回路不良箇所があるか等の故障が生じていることを検出することができる。なお、制御信号202・203を共に“H”または“L”にしたときの電源電流に比べて、一方だけを“H”にしたときの電源電流が増大すれば、ブリッジ故障が生じている可能性が高いと検出することもできる。
上記のように、クロック信号の位相をずらして供給することにより、スキャンテストやIDDQテストをすることによって、クロック信号配線のブリッジ故障を含む半導体装置の不良を検出できる。もっとも、スキャンテストやIDDQテストとは別個に、クロック信号配線のブリッジ故障だけを検出したりすることもできる。具体的には、例えばスキャンテストと同様のシフト動作だけを行わせて、入力したとおりのデータが出力されるかどうかを観測するなどしてもよい。また、スキャンテストのシフト動作時の動作電源電流を観測することも有効である。
《変形例》
なお、上記の例では、各スキャンパス100a・100bのクロック信号配線にXOR回路200・201が設けられる例を示したが、例えば図4に示すように一方だけに設けて、反転クロック信号を供給し得るスキャンパスが一方に定まるようにしてもよい。また、説明の簡単化のためにスキャンパス100a・100bが2本の例を示したが、3本以上でもよく、その場合にも、各クロック信号配線にXOR回路を設けて何れのスキャンクロック信号106を反転できるようにしてもよいし、一部のクロック信号配線にだけXOR回路を設けてもよい。すなわち、全てのクロック信号配線、または1本以外の他の全てのクロック信号配線にXOR回路を設ければ、何れのクロック信号配線のブリッジ故障も独立して検査できる。また、後述するように故障発生確率の予測等に基づいて一部のクロック信号配線だけにXOR回路を設けるようにして、実用上十分な検査を可能にすることもできる。
また、上記の例ではクロック信号の位相をずらすためにXOR回路200・201を用いた例を示したが、これに限らず、例えば、NOT回路またはフリップフロップ回路とセレクタや、遅延素子とセレクタを用いるなどしてもよく、また、位相のずれは必ずしも180°でなくてもよい。
また、スキャンテストにおいて、キャプチャー後に位相をずらす例を示したが、ブリッジ故障検出のためには、キャプチャー前や、これらの一部の期間だけずらしたり、また、キャプチャーの前後に亘るなど長期間ずらして検出確率をより高めるようにしてもよい。ただし、キャプチャー前のテストデータのセット時に位相をずらす場合であって、テストデータのセットが完了した直後に、遅延していない方のスキャンクロック信号に同期してキャプチャー動作が行われる場合、スキャンクロック信号を遅延させた方のスキャンパスに含まれるフリップフロップ回路は、セットアップ時間がスキャンクロック信号の1/2周期となるために入力信号を確実に保持できない場合があり得る。そのような場合には、例えば、スキャンクロック信号の周波数を低く、例えば1/2の周波数にしてスキャンクロック信号を遅延させていない場合と同じセットアップ時間が確保されるようにしたり、テストデータのセット完了後、キャプチャーが行われるまでの時間をセットアップ制約が満たされるように設定したりすればよい。もっとも、キャプチャー後にだけ位相をずらす場合には、スキャンパスからキャプチャーされた信号状態の出力されるタイミングがずれるだけなので、上記のようなセットアップ制約の問題は生じない。
また、上記の例では、XOR回路200・201がセレクタ102の入力側に設けられた例を示したが、出力側に設けてもよい。すなわち、出力側に設けられる場合でも、通常動作時には、必ず反転されないクロック信号104・105が出力されるようになっていれば、特に通常動作に差し支えることはない。もっとも、厳密には、セレクタ102の前後何れに設けられる場合でも、XOR回路200・201による遅延が介在することになるが、この遅延を含めてスキュー等のクロック信号の遅延調整をすればよい。このことは、逆に、XOR回路200・201が所定の区間の信号伝播遅延を所定の範囲に調整する遅延調整における遅延素子として兼用できることも意味する。すなわち、バッファなどで構成するタイミング調整用のゲートを削減するのに利用できる。
《発明の実施形態2》
上記のようにスキャンクロック信号を反転させるXOR回路は、通常、数多く設けられる。そこで、これらのXOR回路を制御する制御信号を、図5に示すような制御信号生成回路210によって生成されるようにして、半導体装置の端子数を低減できるようにしてもよい。
制御信号生成回路210は、具体的には、例えば制御信号保持回路211と、シフトレジスタ213とを用いて構成されている。シフトレジスタ213は、シフトクロック信号220に同期してデータ信号が入力されることにより、入力データを取り込むようになっている。制御信号保持回路211は、シフトレジスタ213の出力信号をラッチクロック信号219に同期して保持するようになっている。
このように構成することにより、例えば図6に示すように、2クロックのシフトクロック信号220に同期してデータ信号が入力されると、シフトレジスタ213に入力データが取り込まれる。次に、ラッチクロック信号219が“H”になると、シフトレジスタ213の出力が制御信号保持回路211に保持されて、例えば制御信号202だけが“H”になり、XOR回路200から出力されるスキャンクロック信号106が反転される。
上記のように、1ビットのデータ信号によって、シフトクロック信号220のパルス数だけの制御信号を設定することができる。それゆえ、スキャンパスの数が多い場合でも、半導体装置の端子数を少なく抑えることができる。
なお、図6の例では、ラッチクロック信号219が“H”になるタイミングでは、スキャンクロック信号106が1クロック分“L”に保たれる例を示している。このようにすることは、XOR回路200・201から幅の狭いパルスが出力されるのを容易に防止できる点で一般に望ましいが、これに限るものではない。
また、図6においては、スキャンクロック信号106が反転する際にキャプチャー動作が行われない例を示しているが、図2に示したのと同様にキャプチャー動作が行われるようにしてもよい。また、その場合、キャプチャー動作が行われた後にラッチクロック信号219が“H”になって、図2と同様のタイミングでスキャンクロック信号106が反転されるようにしてもよい。
また、所定のデータがシフトレジスタ213にセットされた後にシフトクロック信号220を止めるようにして、シフトレジスタ213の保持信号をそのまま制御信号202・203として用いるなどしてもよい。ただし、データ信号がシフトされる間の制御信号202・203の変動を抑制する必要がある場合や、スキャンクロック信号106が反転されるタイミングを制御する必要がある場合には、シフトレジスタ213の出力信号をアンドゲートを介して制御信号202・203とするなどしてもよい。
《変形例1》
上記シフトレジスタ213に代えて、図7に示すようにカウンタ216を用いてもよい。この場合には、データ信号を入力しなくても、図6に併せて示すようにカウンタ216に入力されるカウントクロック信号222のパルス数が所望の数(同図の例では1つ)になったタイミングでラッチクロック信号219を“H”にすることによって、制御信号202・203のパターンを設定することができる。
《変形例2》
また、図8に示すように、圧縮データデコーダ218を設けて圧縮データ信号を入力し、データ信号のビット数よりも多い数の制御信号202・203を設定できるようにしてもよい。このような構成は、制御信号202・203のパターンが限られる場合、具体的には、例えば、制御信号202・203の“H”“L”の組み合わせは4通りあるが、そのうち、共に“L”かまたは一方だけが“H”になる2通りのパターンに設定すればよい場合に、データ信号のビット数を1ビットに抑えることができる。また、圧縮データを用いることによって、データ信号の入力(転送)時間を短縮することもできる。
《変形例3》
また、図9に示すように、実施形態2(図5)のシフトレジスタ213と、上記変形例2(図8)の圧縮データデコーダ218とを組み合わせて用い、シフトクロック信号220に同期してシフトレジスタ213に保持された圧縮データをデコードして、制御信号202・203が設定されるようにしてもよい。この場合には、シフトレジスタ213に転送されるデータ信号のビット数よりも多い数の制御信号202・203を設定できるので、シフトレジスタ213の段数を少なく抑えるとともに、データ信号の転送時間を短縮することができる。
《変形例4》
また、図10に示すように、上記変形例1(図7)のカウンタ216と、上記変形例2(図8)の圧縮データデコーダ218とを組み合わせて用い、カウンタ216に保持されたカウント値をデコードして、制御信号202・203が設定されるようにしてもよい。この場合には、カウンタ216のカウント値に応じた数だけ制御信号202・203のパターンを設定できるので、カウンタ216に入力されるカウントクロック信号222のパルス数を少なくして設定時間を短縮することができる。
《変形例5》
また、図11に示すように、ランダムパターンジェネレータ217を用いてもよい。上記ランダムパターンジェネレータ217は、例えば、CRC回路のような生成多項式で表現できる回路などを用いて構成され、パターンクロック信号223のパルスが入力されるごとに、ランダムなデータを出力するようになっている。そこで、図6に併せて示すようにパターンクロック信号223が“H”になった後にラッチクロック信号219を“H”にすることによって、制御信号202・203をランダムに設定することができる。このようなランダムパターンに基づいた制御信号202・203によって繰り返し行われるスキャンテスト等にパスすれば、クロック信号配線のブリッジ故障が生じている確率は非常に低いことを確認できる。
《発明の実施形態3》
上記実施形態2の構成に加えて、図12に示すように、シーケンス制御部214を設け、シーケンスクロック信号215に基づいて、シフトクロック信号220等が生成されるようにしてもよい。より具体的には、例えば、シーケンス制御部214はカウンタとデコーダを備えて構成され、シーケンスクロック信号215のパルスをカウントして、カウント値に応じて、図13に示すように、前記図6と同様のタイミングでシフトクロック信号220、ラッチクロック信号219、およびスキャンクロック信号106を出力するようになっている。
このようにシーケンスクロック信号215とデータ信号を入力するだけで、実施形態2(図5、図6)と同じ動作を行わせることができるので、半導体装置の端子数を一層低減したり検査の容易化を図ったりすることができる。
《変形例1〜5》
また、同様に、実施形態2の変形例1〜5の各構成に加えて、図14〜図18に示すようにシーケンス制御部214を設けて、図13に併せて示すように、やはり前記図6と同様のタイミングで、カウントクロック信号222、ラッチクロック信号219、シフトクロック信号220、パターンクロック信号223、およびスキャンクロック信号106を発生させるようにして、半導体装置の端子数の低減や検査の容易化を図ったりしてもよい。
《発明の実施形態4》
上記実施形態2、3における制御信号202等を“H”“L”に設定する設定パターンについて説明する。
上記の例では、説明の簡単化のためにクロック系統が2つの例を示したが、多くのクロック系統がある場合、ブリッジ故障が生じている箇所を故障解析により特定するためには、各制御信号を1つずつ順に“H”または“L”にする設定パターンを用いればよい。
一方、ブリッジ故障の有無を検出すれば足りる場合には、例えば“H”にする制御信号と“L”にする制御信号との組み合わせを適当に設定すれば、設定パターンの数を少なくして、検査時間を短くすることも容易にできる。
《発明の実施形態5》
(XOR回路200等の配置箇所について)
スキャンクロック信号106を反転させるためのXOR回路200等や、これらの制御信号202等を保持する制御信号保持回路211(または制御信号端子204等)は、必ずしも通常動作時に周波数や位相が互いに異なるクロック信号104・105・111・112が供給される全てのクロック信号配線に設けなくてもよい。すなわち、ブリッジ故障が発生する可能性があるのは、クロック信号配線が交差または近接していたり、並行する距離が比較的長い箇所などなので、そのような箇所を求め、または予測し、主にそのような箇所が存在するクロック信号配線について、XOR回路200等を設ければ、回路規模を小さく抑えるとともに検査時間も短縮することができる。
具体的には、例えば、図19に示すクロック系統113のようにフリップフロップ回路101の数(5個)が他のクロック系統(2個)よりも多い場合は、クロック系統113のクロック信号配線が長い場合が多いので、他のクロック信号配線との間にブリッジ故障103を生じる可能性が高いと推定できる。そこで、クロック系統113にスキャンクロック信号106を供給するクロック信号配線にだけ、XOR回路200、制御信号保持回路211、および制御信号202を設け、他のクロック信号配線に対しては同図に破線で示すようにこれらを設けないようにしても、高い確率でブリッジ故障103を検出できる。
なお、例えば図20に示すように、クロック系統113以外のクロック信号配線についても、ダミーXOR回路231および/またはダミー制御信号保持回路232を設ける一方、制御信号配線は設けずにダミーXOR回路231の一方の入力端子を接地するなどしてもよい。この場合でも、制御信号配線を設けないことによる配線混雑度の緩和を図ることができる。また、上記のようなダミーXOR回路231を遅延調整用のバッファ等に代えて機能させるようにしてもよい。
また、フリップフロップ回路101の数に限らず、クロック信号が供給される論理回路や素子の数なども考慮に入れてブリッジ故障が発生する可能性のある箇所を予測してもよい。
《発明の実施形態6》
(XOR回路200等の配置箇所の決定方法について)
上記のようなXOR回路200等の配置箇所の決定は、実際上は、コンピュータ等を用いた設計装置によって行わせることができる。ここで、半導体装置の設計装置においては、一般に、例えば、回路動作仕様等の回路情報に基づいて論理回路等の回路素子やこれらの接続関係等の回路構成を決定する回路設計工程と、決定された回路構成に従って回路素子や配線の配置を決定するレイアウト設計工程とが行われる。以下、それぞれの工程でXOR回路200等の配置箇所が決定される例を説明する。
(回路設計工程で行われる配置箇所の決定)
回路設計工程においては、図21のフローチャートに示すように、例えば前記のようにクロック系統ごとのフリップフロップ回路の数に応じて、XOR回路200等の配置箇所を決定することができる。
(S300)まず、回路動作仕様等の回路情報が設計装置に入力され、上記回路情報に従って、回路素子や接続関係等の回路構成が決定される。より具体的には、例えばRTLレベルでの回路設計などが行われる。
(S301)そこで、クロック系統ごとのフリップフロップ回路の数が求められる。
(S302)求められたフリップフロップ回路の数が多いクロック系統から順に所定数のクロック系統が選択され、またはフリップフロップ回路の数が所定以上のクロック系統が選択され、これらのクロック系統に対する、例えば前記実施形態5で説明したようなXOR回路200等が上記(S300)で設計された回路に追加される。
(S310)その後、通常と同様のレイアウト設計工程によって、XOR回路200等を含む回路素子や配線の配置が決定される。
(レイアウト設計工程で行われる配置箇所の決定)
レイアウト設計工程においては、図22のフローチャートに示すように、具体的なクロック信号配線の配置が決定されるので、クロック信号配線が近接しているかどうかなどに基いて、ブリッジ故障が発生する可能性をより高い確率で予測することができる。
(S400)まず、上記図21の(S300)と同様に、回路動作仕様等の回路情報が設計装置に入力され、回路素子や接続関係等の回路構成が決定される。ここで、XOR回路200や、制御信号保持回路211を含む制御信号生成回路210等は、あらかじめダミー回路等として含めておけば、クロック信号配線のXOR回路200と制御信号保持回路211との間の制御信号202の配線を追加することにより、レイアウト設計後に大幅なレイアウトの変更をすることなく、ブリッジ故障を検出可能にすることができる。具体的には、例えばXOR回路200における制御信号202の入力端子を接地したり、制御信号保持回路211における制御信号202の出力端子をオープンにしておけばよい。
なお、上記のようなダミー回路は、クロック系統の数よりも少なく設けておいてもよい。すなわち、多くの場合、ブリッジ故障の発生する可能性が高いクロック系統は、全クロック系統のうちの一部なので、これに見合った数だけ設けるようにして、回路規模を小さく抑えられるようにしてもよい。
(S410)上記(S400)で設計された回路構成に基づき、回路素子や配線の配置が決定される。
(S411)次に、決定された回路素子や配線の配置に対して、DRC(Design Rule Check)が行われ、一般的な、物理的設計基準を満たしているかどうかの検証に加えて、ブリッジ故障103を生じる可能性の高いと推定される箇所(ブリッジ故障モデル箇所)が検出される。このような検出は、例えば、DRCのルール中に、クロック配線間の交差箇所やクロック配線間のセパレーション(配線間距離と配線長さ)に関するルール等のブリッジ故障モデル箇所検出ルールを設定し、上記(S410)で決定された配置を上記ルールに基づいてチェックすることにより行われる。
(S412)上記(S411)で検出されたブリッジ故障モデル箇所について、実際にブリッジ故障が生じるブリッジ故障を検出するためのXOR回路200と制御信号保持回路211との間の制御信号202の配線が追加される。具体的には、例えば図20に示したように、ブリッジ故障103に対応する、通常動作時にクロック信号104(またはクロック信号105)が供給されるクロック信号配線に対して、XOR回路200と制御信号保持回路211とが接続される。一方、上記ブリッジ故障の検出に用いられないXOR回路200は、例えば制御信号202の入力端子が接地される。なお、図19に示したようにXOR回路200や制御信号保持回路211が削除されるなどしてもよい。
《発明の実施形態7》
上記実施形態6においては、説明の簡単化のためにブリッジ故障が生じる箇所を1箇所として説明したが、ブリッジ故障の発生する可能性が高いと推定される箇所が複数ある場合、XOR回路200を設ける箇所を最適化して回路規模を低減することもできる。
具体的に、例えば図23に示すように、5箇所のブリッジ故障103・121・131・132・133が生じる場合について説明する。
上記ブリッジ故障103・133は、何れも、通常動作時にクロック信号111・105が供給されるクロック信号配線間で発生するブリッジ故障である。そこで、ブリッジ故障が発生しているかどうかだけを検出するためには(これらの2つのブリッジ故障103・133を区別する必要がない場合には)、クロック信号111・105が供給されるクロック信号配線について1回だけスキャンクロック信号106の反転状態を異ならせて検査すればよい。
同様に、ブリッジ故障131・132については、クロック信号111・104が供給されるクロック信号配線についてスキャンクロック信号106の反転状態を異ならせて検査すればよい。
さらに、ブリッジ故障121は、クロック信号111・112が供給されるクロック信号配線間で発生する故障モデルであり、したがって、上記5つのブリッジ故障103・121・133・131・132は、何れもクロック信号111が供給されるクロック信号配線と他のクロック信号配線とのブリッジ故障である。そこで、結局、クロック信号111が供給されるクロック信号配線と他のクロック信号配線について、スキャンクロック信号106の反転状態を異ならせて検査すれば、何れのブリッジ故障が生じている場合でも検出できることになる。したがって、クロック信号111に対応するクロック信号配線(またはその他の全てのクロック信号配線)にだけXOR回路200を設ければよい。
上記のように、ブリッジ故障に対応するクロック信号配線が同一であるブリッジ故障をマージ処理することにより、重複した検査を排除することが容易にできる。また、スキャンクロック信号106を反転させるクロック信号配線を最適化処理することによって、XOR回路200を設ける箇所を少なく抑えることが容易にできる。
《発明の実施形態8》
上記実施形態6、7で説明したような一部のクロック系統にだけXOR回路200等を設ける手法は、前記実施形態2、3で説明したように複数の制御信号202等を“H”“L”にするパターンを決定する際にも適用できる。すなわち、例えば全てのクロック系統に対してXOR回路200等が設けられている場合でも、スキャンクロック信号106の反転状態を異ならせる様々なパターンを網羅しなくても上記DRCの結果等に基づいて、ブリッジ故障の発生する可能性が高いと推定されるクロック系統について、スキャンクロック信号106の反転状態を異ならせるようなパターンでスキャンテスト等を行うようにすれば、少ないパターンデータで、すなわち短い検査時間で高い検出確率を得ることができる。
本発明にかかる半導体装置は、スキャンテストが可能なように構成された半導体装置において、通常動作時に互いに異なるクロック信号を伝達するクロック信号配線間に発生したブリッジ故障を容易に検出できる効果を有し、微細CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)集積回路等の半導体装置に関し、特に、スキャンテストが可能なように構成された半導体装置等として有用である。
実施形態1の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態1の半導体装置のスキャンテスト時の動作を示すタイミングチャートである。 実施形態1の半導体装置のIDDQテスト時の動作を示すタイミングチャートである。 実施形態1の変形例の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態2の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態2の半導体装置のテスト時の動作を示すタイミングチャートである。 実施形態2の変形例1の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態2の変形例2の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態2の変形例3の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態2の変形例4の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態2の変形例5の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態3の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態3の半導体装置のテスト時の動作を示すタイミングチャートである。 実施形態3の変形例1の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態3の変形例2の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態3の変形例3の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態3の変形例4の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態3の変形例5の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態5の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態5の変形例の半導体装置の要部の回路図である。 実施形態6の設計工程の例を示すフローチャートである。 実施形態6の設計工程の他の例を示すフローチャートである。 実施形態7の半導体装置の要部の回路図である。
100 スキャン回路
100a・100b スキャンパス
101 フリップフロップ回路
102 セレクタ
103・121・131・132・133 ブリッジ故障
104・105・111・112 クロック信号
106 スキャンクロック信号
113 クロック系統
200・201 XOR回路
202・203 制御信号
204・205 制御信号端子
210 制御信号生成回路
211 制御信号保持回路
213 シフトレジスタ
214 シーケンス制御部
215 シーケンスクロック信号
216 カウンタ
217 ランダムパターンジェネレータ
218 圧縮データデコーダ
219 ラッチクロック信号
220 シフトクロック信号
222 カウントクロック信号
223 パターンクロック信号
231 ダミーXOR回路
232 ダミー制御信号保持回路

Claims (22)

  1. 複数の保持回路を有し、スキャンテストが可能に構成された半導体装置であって、
    通常動作時に、周波数および位相の少なくとも一方が互いに異なる通常動作クロック信号が供給される第1、および第2のクロック信号配線と、
    テスト時に、上記第2のクロック信号配線に、上記第1のクロック信号配線に供給されるのと同一の第1のテストクロック信号を供給する状態と、上記第1のテストクロック信号を反転または位相をずらした第2のテストクロック信号を供給する状態とに切り換わるテストクロック信号制御回路と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1の半導体装置であって、
    上記通常動作クロック信号と、上記第1、または第2のテストクロック信号とのうちの一方を選択して、上記第1、および第2のクロック信号配線に供給するセレクタを備え、
    上記テストクロック信号制御回路は、上記セレクタの入力側、または出力側の一方に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1の半導体装置であって、
    上記テストクロック信号制御回路は、排他的論理和回路を有し、上記排他的論理和回路の一方の入力端子に上記第1のテストクロック信号が入力される一方、他方の入力端子に、切換え制御信号が入力されるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1の半導体装置であって、
    上記テストクロック信号制御回路が、上記通常クロック信号、第1のテストクロック信号、または第2のテストクロック信号における遅延調整素子として用いられていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1の半導体装置であって、
    通常動作時に、周波数および位相の少なくとも一方が互いに異なる通常動作クロック信号が供給される複数のクロック信号配線を有し、
    上記テストクロック信号制御回路は、上記複数のクロック信号配線のうちの一部に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1の半導体装置であって、
    通常動作時に、周波数および位相の少なくとも一方が互いに異なる通常動作クロック信号が供給される複数のクロック信号配線を有し、
    上記複数のクロック信号配線のうちの一部に設けられた上記テストクロック信号制御回路は、上記第1のテストクロック信号を供給する状態に固定されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1の半導体装置であって、
    上記テストクロック信号制御回路の切換え状態を制御する切換え制御信号を生成する制御信号生成回路を備え、
    上記制御信号生成回路は、上記テストクロック信号制御回路と1対1に対応する制御信号保持回路を有していることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7の半導体装置であって、
    上記制御信号生成回路は、シフトレジスタを有し、上記シフトレジスタに取り込まれたデータが上記制御信号保持回路に転送されるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項7の半導体装置であって、
    上記制御信号生成回路は、カウンタを有し、上記カウンタによってカウントされたカウントクロックパルス数に応じたデータが上記制御信号保持回路に転送されるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項7の半導体装置であって、
    上記制御信号生成回路は、デコード回路を有し、入力信号が上記デコード回路によってデコードされたデコードデータが上記制御信号保持回路に転送されるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項7の半導体装置であって、
    上記制御信号生成回路は、ランダムデータ生成回路を有し、上記ランダムデータ生成回路によって生成されたランダムデータが上記制御信号保持回路に転送されるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項7から請求項11のうち何れか1項の半導体装置であって、
    さらに、シーケンス制御部を有し、
    上記シーケンス制御部は、シーケンス制御クロック信号のパルス数に基づいて、上記制御信号保持回路、シフトレジスタ、カウンタ、デコード回路、またはランダムデータ生成回路の動作タイミングを制御するように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項5の半導体装置であって、
    上記テストクロック信号制御回路が設けられているクロック信号配線に接続されている上記保持回路または論理回路の数が、
    上記テストクロック信号制御回路が設けられていないクロック信号配線に接続されている上記保持回路または論理回路の数よりも多いことを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項13の半導体装置を設計する設計方法であって、
    上記テストクロック信号制御回路が設けられているクロック信号配線に接続されている上記保持回路または論理回路の数を抽出する接続回路数抽出工程と、
    抽出された接続回路数に基づいて、上記クロック信号配線に上記テストクロック信号制御回路を設けるテストクロック信号制御回路設置工程と、
    を設計装置に実行させることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  15. 請求項5の半導体装置を設計する設計方法であって、
    回路素子および配線のレイアウトを決定するレイアウト工程と、
    上記レイアウト工程によってレイアウトされたクロック信号配線どうしの相対的配置関係に基づいて、ブリッジ故障が生じる可能性を予測する予測工程と、
    上記予測に基づいて、上記クロック信号配線に上記テストクロック信号制御回路を設けるテストクロック信号制御回路設置工程と、
    を設計装置に実行させることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  16. 請求項15の半導体装置の設計方法であって、
    上記レイアウト工程は、上記クロック信号制御回路が仮に設置された回路に対して行われ、
    上記テストクロック信号制御回路設置工程は、上記仮に設置されたクロック信号制御回路に切換え制御信号を接続することにより、上記テストクロック信号制御回路を設けることを特徴とする半導体装置の設計方法。
  17. 請求項13の半導体装置を設計する設計装置であって、
    上記テストクロック信号制御回路が設けられているクロック信号配線に接続されている上記保持回路または論理回路の数を抽出する接続回路数抽出部と、
    抽出された接続回路数に基づいて、上記クロック信号配線に上記テストクロック信号制御回路を設けるテストクロック信号制御回路設置部と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の設計装置。
  18. 請求項5の半導体装置を設計する設計装置であって、
    回路素子および配線のレイアウトを決定するレイアウト部と、
    上記レイアウト部によってレイアウトされたクロック信号配線どうしの相対的配置関係に基づいて、ブリッジ故障が生じる可能性を予測する予測部と、
    上記予測に基づいて、上記クロック信号配線に上記テストクロック信号制御回路を設けるテストクロック信号制御回路設置部と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の設計装置。
  19. 請求項18の半導体装置の設計装置であって、
    上記レイアウト部は、上記クロック信号制御回路が仮に設置された回路に対して行われ、
    上記テストクロック信号制御回路設置部は、上記仮に設置されたクロック信号制御回路に切換え制御信号を接続することにより、上記テストクロック信号制御回路を設けることを特徴とする半導体装置の設計装置。
  20. 請求項5の半導体装置の故障を検出する故障検出方法であって、
    上記テストクロック信号制御回路が複数設けられている半導体装置に対して、
    各テストクロック信号制御回路を1つずつ、順次、上記第1、および第2のテストクロック信号のうち他の全てのテストクロック信号制御回路と異なる切換え状態にして、ブリッジ故障を検出することを特徴とする半導体装置の故障検出方法。
  21. 請求項5の半導体装置の故障を検出する故障検出方法であって、
    上記テストクロック信号制御回路が複数設けられている半導体装置に対して、
    上記テストクロック信号制御回路のうちの一部である複数のテストクロック信号制御回路を、他の全てのテストクロック信号制御回路と異なる切換え状態にして、ブリッジ故障を検出することを特徴とする半導体装置の故障検出方法。
  22. 請求項21の半導体装置の故障検出方法であって、
    上記テストクロック信号制御回路が複数設けられている半導体装置に対するブリッジ故障検出テストが、
    上記の全てのテストクロック信号制御回路と異なる切換え状態にするテストクロック信号制御回路の組み合わせの数が、最も少ない数で、あらかじめ設定されたブリッジ故障発生候補箇所における全てのブリッジ故障が検出されるように最適化された組み合わせに対して行われることを特徴とする半導体装置の故障検出方法。
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