JP2008102045A - 半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法 - Google Patents

半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端子を増やさずに出力判定の期待値を外部から入力できるようにし、設計の容易性、テストパターンの拡張性を高めることができ、また、検査時間を短縮することができる半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法を提供する。
【解決手段】出力圧縮回路112で各スキャンチェーン111に含まれる最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路12の出力を集計して圧縮し、期待値判定回路114により、出力圧縮回路112から出力された各スキャンチェーン111からの出力の集計値と、期待値保持回路113に外部から書き込まれた期待値とを比較し、その比較による良否の判定結果を期待値判定回路114の1出力端子116から外部に出力するとともに、その判定結果をシステムリセットに関係なく保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェーハ一括プローブを用いてバーンインおよび検査を行う半導体検査工程における半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法に関するものである。
従来から、半導体デバイスやウェーハにおいては、製造初期に発生する不良品をスクリーニングするために、半導体デバイスやウェーハを高温、高電圧条件下で動作させることにより加速試験を行っているが、これをバーンインと呼ぶ。
近年では、ウェーハレベルで一括バーンインする技術(以降、ウェーハレベルバーンインと言う)が行なわれることが多くなっている。ウェーハレベルバーンインでは、デバイスの電源電極、複数の入出力電極に、それぞれ高電圧、信号を入力して動作させて検査を行う。
一方、半導体集積回路においては、プロセスの微細化による高集積化で、検査の複雑化、かつ多ピン化が進む中にあって、検査を容易に行うための回路工夫としてDFT(Design for Test)技術が進化しており、自走式検査回路としてBIST(Built in self test)も搭載され始めている。
この検査容易化技術は、ウェーハレベルでテストを行う際のピン数削減に大きく貢献する技術であり、本技術とウェーハレベルバーンインのプロービング技術とを合わせて、近年、プローブ検査やパッケージ状態の検査をウェーハレベルで一括して実行しようとする試みがされている。
ここで、従来のウェーハレベルバーンインにおけるDFTの構成について、図5を用いて説明する(例えば、特許文献1を参照)。
図5は従来の半導体集積回路におけるDFTの構成を示す回路図である。図5において、501はバーンインモード選択回路、502はスキャン機能付きフリップフロップ回路、503は組み合わせ回路、504は疑似乱数発生回路、505は出力判定回路、507は外部からリセット信号RSが入力されるリセット端子、508はスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子、509はバーンインモード選択回路501の切り替えを設定するバーンインモード設定端子、なお、図示していないが、各スキャン機能付きフリップフロップ回路502のクロック入力端子には同一のクロックが入力されるものとする。
図5における半導体集積回路は、複数の組み合わせ回路503と複数のスキャン機能付きフリップフロップ回路502とを有するスキャンチェーン保有部を、第1〜第mのm個備えている。なお、S1、S2、・・・・、Smはそれぞれ第1、第2、・・・・、第mのスキャンチェーン保有部における最終段のスキャン機能付きフリップフロップ回路502の出力である。
本従来例では、疑似乱数発生回路504を第1のスキャンチェーン保有部で設計を行ない、その疑似乱数発生回路504で生成された出力信号fを、図5に示すように、全てのスキャンチェーン保有部の初段のスキャン機能付きフリップフロップ回路502の入力に、バーンインモード選択回路501を介して供給するようにしている。
この構成により、全てのスキャンチェーン保有部に対し乱数を供給することができ、バーンインテスト時に回路全体に適切なストレスを印加することができ、また、内部で擬似乱数を発生させることで、外部からスキャン入力を行う必要がないため、少ない端子数で半導体集積回路を動作させることができる。
上記の出力判定回路505は、具体的には、図6に示すように構成される。各スキャンチェーン保有部の最終段のスキャン機能付きフリップフロップ回路502の出力信号S1、S2、・・・・、Smを一定期間ごとにモニターして、ストレスが正しく印加されていないか、もしくは回路が故障して誤動作をしている場合に、その状態がわかるような判定信号U1、U2、・・・・、Umを出力信号とする回路である。
EX−NOR回路616、617、618のそれぞれで比較されるタイミングにおける期待値がM11〜M23であり、予めシミュレーションにより出力信号S1〜Smの期待値を算出し、設定しておく。
以上の従来例によれば、複数のスキャンチェーンを構成しスキャン設計を行なう場合に、一つのスキャンチェーン保有部に疑似乱数発生回路14を設け、その出力信号fを、全てのスキャンチェーン保有部の初段のスキャン機能付きフリップフロップ回路502の入力に供給することにより、全てのスキャンチェーン保有部に対し乱数を供給することができ、バーンインテストを行う際に回路全体に適切なストレスを印加することができる。
さらに、出力判定回路505を設けたことにより、バーンインテストを行う際に、正しくストレス印加がされ、回路が故障なく正常に動作しているかどうかを判定することができ、信頼性テストの信頼度を向上させることができ、不具合のあるチップをそのまま次工程に持ち込むことを防ぐことができる。
なお、上記従来例における出力判定回路505では、図6に示すように、判定信号U1〜Umをそれぞれの判定信号出力端子620〜622から出力するようにしたが、それぞれの判定信号出力端子620〜622を設けずに、図7に示すように、各フリップフロップ回路615から出力される判定信号U1〜UmをAND回路703に入力し、そのAND回路703の出力を判定信号Uとして1つの判定信号出力端子704から出力するように構成してもよい。
この場合、判定信号Uが“H”のときは、ストレスが正しく印加され、第1〜第mのスキャンチェーン保有部を構成する回路が故障なく正常に動作していると判断でき、判定信号Uが“L”となったときは、ストレスが正しく印加されていないか、もしくは第1〜第mのスキャンチェーン保有部を構成する回路が故障していると判断できる。また、AND回路703の代わりにNAND回路を設けてもよく、この場合、判定信号Uの“H”と“L”の判定結果が逆になる。
更に、ウェーハレベルバーンインでは、ウェーハを一括してコンタクトし、動作させる特徴を持っているが、バーンイン装置によっては、判定信号を受信するコンパレータ数が少ない場合があり、コンパレータが少なくても、複数回に分けて検査装置が受信できるよう、出力制御端子707からの出力制御信号800を入力に持つトライステートバッファ705を介する回路が、出力を制御する回路として搭載される場合が多い。
次に、上記の半導体集積回路を設けたウェーハを、ウェーハ一括という形式でバーンインテストする従来の方法に関して図8を用いて説明する。なお、ウェーハに一括でコンタクトする手法に関しては、松下電器産業株式会社において3層構造の一括用プローブ等として実現化されている。また、図8では、ウェーハ上に構成された複数の半導体集積回路のうちで、2つの半導体集積回路C1、C2を一括で動作させることを想定している。
図8において、507は図5記載のリセット端子、508は図5記載のスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子、509は図5記載のバーンインモード設定端子、707は図7記載のトライステートバッファ705の出力を制御する出力制御信号800が入力される出力制御端子であり、C1側の出力制御端子707に入力される出力制御信号800−1によりC1の出力が制御され、C2側の出力制御端子707に入力される出力制御信号800−2によりC2の出力が制御される。
801〜804は2つの半導体集積回路に共通に接続される信号であって、801はバーンインモード設定信号であり、C1、C2のバーンインモード設定端子509に接続され、半導体集積回路のバーンインモードを設定する信号として、検査装置からウェーハ806に供給する。802はスキャンシフト/キャプチャー切り替え信号であり、C1、C2のスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子508に接続され、半導体集積回路のスキャン動作を設定する信号として、検査装置からウェーハ806に供給する。803はリセット信号であり、C1、C2のリセット端子507に接続され、半導体集積回路の初期化動作を行う信号として、検査装置からウェーハ806に供給する。804は基準クロックであり、C1、C2の当該端子からC1、C2内の各スキャン機能付きフリップフロップ回路のクロック入力端子に接続され、半導体集積回路の動作タイミングの基準になる信号として、検査装置からウェーハ806に供給する。805は良・不良出力信号であり、C1、C2の図7に示す出力端子706に接続され、C1、C2からおのおの個別に出力される判定結果を示す信号として、ウェーハ806から検査装置に転送する。
この構成によると、ウェーハ上の複数の半導体集積回路は、801〜804の信号により一括で動作させることができる。
更に、C1の動作が正しいかどうかを確認するためには、まず、C1に対する出力制御端子707の出力制御信号800−1がイネーブルになるように、出力制御端子707への出力制御信号800−1を制御する。このとき、出力制御信号800−2は、C2に対する出力制御端子707の出力制御信号800−2がディスエーブルになるように制御されている。出力制御端子707への出力制御信号800−1、800−2の信号状態で、リセット端子507へのリセット信号803により初期リセットをかけた以降、基準クロック804を供給し、バーンインテストを行う。バーンインテストの結果は、出力判定回路505ので判定後に、図7のAND回路で集約されて、出力される。
これで、C1が正しく動作していたかどうかを確認することができる。
次に、C2が正しく動作していたかどうかを確認するためには、まず、C2に対する出力制御端子707の出力制御信号800−2がイネーブルになるように、出力制御端子707への出力制御信号800−2を制御する。このとき、出力制御信号800−1は、C1に対する出力制御端子707の出力制御信号800−1がディスエーブルになるように制御されている。出力制御端子707への出力制御信号800−1、800−2の信号状態で、リセット端子507へのリセット信号803により初期リセットをかけた以降、基準クロック804を供給し、バーンインテストを行う。バーンインテストの結果は、出力判定回路505で判定後に、図7のAND回路で集約されて、出力される。
なお、本従来例では、2つの半導体集積回路で構成されたウェーハで説明しているが、n個の半導体集積回路が並ぶ場合、上記の内容をn回繰り返し実行し、ウェーハ全体の動作確認を実施する。
上記のように、動作が正しいかどうかを確認するフローとしては、図10に示すように、確認したい半導体集積回路の出力制御をイネーブルにし、動作試験を行い、判定を読み出すという行為をn回繰り返すことでウェーハ全体の動作確認を実行する。
本従来例では、2つの半導体集積回路C1、C2が、出力端子706から良・不良出力信号805を出力するための1つの配線に共通接続されているが、実際には、ウェーハには複数行列の半導体集積回路が構成されるので、図9のような複数行列(m、M)を接続するのが通常である。
上記のように、従来の半導体集積回路の構成によれば、少ない端子数で動作させて、動作確認まで行えることで、ウェーハ一括バーンインテストを容易に行うことができる。
特開2000−227458号公報
上記のような従来の検査容易化技術は、ウェーハレベルでテストを行う際のピン数削減に大きく貢献する技術であり、本技術と量産で適用を開始されているウェーハレベルバーンインのプロービング技術と合わせて、近年、プローブ検査やパッケージ状態の検査をウェーハレベルで一括して実施しようとする試みがされている。
しかし、上記の半導体集積回路では、半導体集積回路の良否を判定する出力判定回路の期待値を内部に設定していることから、半導体集積回路設計時にシミュレーションを行った結果に間違いがあると、再設計が必要になるという問題があった。
また、ウェーハバーンインを行う際に、動作確認を行うために、一括ではなくブロック単位で動作させる必要があり、また、判定を行うために毎回動作をさせる必要があることから、検査時間が長いという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、端子を増やさずに出力判定の期待値を外部から入力できるようにし、設計の容易性、テストパターンの拡張性を高めることができ、また、検査時間を短縮することができる半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の半導体集積回路は、組み合わせ回路と、複数のスキャンチェーンと、この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、前記期待値判定回路は、前記出力圧縮回路の圧縮出力と前記期待値保持回路の期待値を比較し、判定結果を1出力端子から外部出力する機能を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の半導体集積回路は、組み合わせ回路と、複数のスキャンチェーンと、この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、前記期待値保持回路は、前記外部からの期待値を前記スキャンチェーンの入力端子を介して書き込み、前記期待値判定回路は、前記出力圧縮回路の圧縮出力と前記期待値保持回路の期待値を比較し、判定結果を1出力端子から外部出力する機能を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の半導体集積回路は、組み合わせ回路と、複数のスキャンチェーンと、この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、前記期待値保持回路は、前記外部からの期待値を前記期待値判定回路の出力端子を介して書き込み、前記期待値判定回路は、前記出力圧縮回路の圧縮出力と前記期待値保持回路の期待値を比較し、判定結果を1出力端子から外部出力する機能を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載の半導体集積回路は、組み合わせ回路と、複数のスキャンチェーンと、この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、前記期待値判定回路は、専用に設けられた初期化端子を有し、前記初期化端子から初期化命令を受けるまでは、判定結果を保持し続けるとともに、出力命令により前記判定結果を出力する機能を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の半導体集積回路の検査方法は、請求項4記載の半導体集積回路が複数形成されたウェーハに対して、一括で前記半導体集積回路の検査用端子にコンタクトすることのできる検査用プローブを有する半導体検査装置を用い、前記検査用プローブを通じて、前記ウェーハ上の複数の前記半導体集積回路を検査する検査方法であって、前記半導体集積回路の検査用端子にコンタクトされた前記検査用プローブに一括で電圧もしくは信号を供給して、前記ウェーハ上の複数の前記半導体集積回路を一括に検査する工程と、前記検査工程の後に、同時に1つ以上の前記半導体集積回路の出力をモニターする工程とを有し、前記モニターする工程とともに、前記検査用プローブに一括で電圧もしくは信号を供給して検査を行ったごとに、前記半導体集積回路に対する前記判定結果を、前記半導体検査装置の良・不良判定受信部に出力することを特徴とする。
以上のように本発明によれば、出力圧縮回路で各スキャンチェーンに含まれる最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力を集計して圧縮し、期待値判定回路により、出力圧縮回路から出力された各スキャンチェーンからの出力の集計値と、期待値保持回路に外部から書き込まれた期待値とを比較し、その比較による判定結果を期待値判定回路の1出力端子から外部に出力することができるとともに、その判定結果をシステムリセットに関係なく保持することができる。
そのため、端子を増やさずに、出力判定の期待値を外部から入力することができ、ウェーハ一括でのコンタクト性を損なうこと無く、且つ、設計の容易性、テストパターンの拡張性を高めることができ、更には、動作を確認する時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態を示す半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法を、図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1は、半導体集積回路に関するものであり、図1を用いて、詳細に説明する。
図1において、101はテストモード設定端子、102はスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子、103はリセット端子、104は基準クロック入力端子、105〜108は期待値入力/スキャン入力端子、109は出力制御端子、110は期待値入力とスキャン入力を切り替える切替回路、111はスキャンチェーン、112は出力圧縮回路、113は期待値保持回路、114は期待値判定回路、115は出力制御端子109からの出力制御信号を入力に持つトライステートバッファ、116は出力端子である。
また、この半導体集積回路には、スキャンチェーン111を複数設けており、個々のスキャンチェーン111は、ブロックAに示すように、複数の組み合わせ回路K1と、組み合わせ回路K1を挟んで設けられた複数のスキャン機能付きフリップフロップ回路12とを有している。
そして、個々のスキャンチェーン111には、この半導体集積回路に対してスキャンテストを実行する際に、期待値入力/スキャン入力端子105〜108の各端子からそれぞれの切替回路110を通じて、期待値入力/スキャン入力信号126〜129の各スキャン入力信号が入力される。
また、スキャンチェーン111内の各スキャン機能付きフリップフロップ回路12は、スキャンシフト/キャプチャー切り替え端子102から入力されるスキャンシフト/キャプチャー切り替え信号により、シフトモードまたはキャプチャモードに設定される。スキャン機能付きフリップフロップ回路12は、シフトモードに設定されると、シフト動作時のデータ経路Tの信号を入力し、キャプチャモードに設定されると、組み合わせ回路K1が存在する通常動作時のデータ経路Nの信号を入力する。
一方、期待値保持回路113には、この半導体集積回路に対してスキャンテストを実行する際に、予め、期待値入力/スキャン入力端子105〜108の各端子からそれぞれの切替回路110を通じて、期待値入力/スキャン入力信号126〜129の各期待値入力信号が入力され、半導体集積回路の良・不良判定時において良品判定する場合に出力圧縮回路112での集計圧縮で得られるべき論理値が期待値として保持される。
ここで、上記の半導体集積回路に対してスキャンテストを実行する際には、まず、切替回路110により、期待値入力/スキャン入力端子105〜108を、それぞれ期待値保持回路113側に接続し、事前に、上記の期待値を、期待値入力/スキャン入力信号126〜129の各期待値入力信号として、期待値入力/スキャン入力端子105〜108から切替回路110を通じて、期待値保持回路113に転送しておく。
次に、外部から基準クロック入力端子104を通じて基準クロック125を入力し、この基準クロック125に同期して、個々のスキャンチェーン111に、期待値入力/スキャン入力端子105〜108の各端子からそれぞれの切替回路110を通じて、期待値入力/スキャン入力信号126〜129の各スキャン入力信号を入力することで、半導体集積回路の組み合わせ回路K1が活性化され、テストが行われる。
スキャンチェーンの最終段からは、基準クロック125に同期して、順次固有の“H”または“L”の値が、出力されるが、この出力は、出力圧縮回路112により時間軸で圧縮される。この出力圧縮回路112としては、例えばシグネチャ解析用のスペースコンパクタ/多入力シフトレジスタ(MISR)などがある。
次に、出力圧縮回路112から判定時点の論理値を期待値判定回路114に転送する。期待値判定回路114は、期待値保持回路113に保持されている期待値と出力圧縮回路112からの出力を比較して、それら各値の一致具合に応じて、当該半導体集積回路の電気動作的な良・不良を判定し、その判定結果を、トライステートバッファ115を通じて出力端子116から、良・不良出力信号305として外部に出力する。
上記に示すように、本実施の形態によれば、期待値入力/スキャン入力端子105〜108を用い、期待値を、外部から期待値入力/スキャン入力端子105〜108および切替回路110を通じて、期待値保持回路113に入力することによって、半導体集積回路に対して動作確認から良・不良の判定結果までを実行することができる。
これにより、半導体集積回路の端子数を増加すること無く、外部から期待値を入力することができ、半導体集積回路内に事前に期待値を持たせる場合と比較して、設計ミスを低減することができる。
また、本実施の形態では、期待値保持回路113に対して、期待値をスキャン入力端子から並列に入力することで、高速に動作させることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、半導体集積回路に関するものであり、図2を用いて、詳細に説明する。
図2において、101はテストモード設定端子、102はスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子、103はリセット端子、104は基準クロック入力端子、118〜121はスキャン入力端子、109は出力制御端子、111はスキャンチェーン、112は出力圧縮回路、113は期待値保持回路、114は期待値判定回路、115は入出力制御端子201からの入出力制御信号206を入力に持つトライステートバッファ、207は入出力端子、117は期待値入力バッファである。
また、この半導体集積回路には、スキャンチェーン111を複数設けており、個々のスキャンチェーン111は、ブロックAに示すように、複数の組み合わせ回路K1と、組み合わせ回路K1を挟んで設けられた複数のスキャン機能付きフリップフロップ回路12とを有している。
そして、個々のスキャンチェーン111には、この半導体集積回路に対してスキャンテストを実行する際に、スキャン入力端子118〜121の各端子を通じて、スキャン入力信号202〜205の各信号が入力される。
また、スキャンチェーン111内の各スキャン機能付きフリップフロップ回路12は、スキャンシフト/キャプチャー切り替え端子102から入力されるスキャンシフト/キャプチャー切り替え信号により、シフトモードまたはキャプチャモードに設定される。スキャン機能付きフリップフロップ回路12は、シフトモードに設定されると、シフト動作時のデータ経路Tの信号を入力し、キャプチャモードに設定されると、組み合わせ回路K1が存在する通常動作時のデータ経路Nの信号を入力する。
一方、期待値保持回路113には、この半導体集積回路に対してスキャンテストを実行する際に、予め、入出力端子207から期待値入力バッファ117を通じて、期待値入力/良・不良出力信号208の期待値入力信号が入力され、半導体集積回路の良・不良判定時において良品判定する場合に出力圧縮回路112での集計圧縮で得られるべき論理値が期待値として保持される。
ここで、上記の半導体集積回路に対してスキャンテストを実行する際には、まず入出力制御端子201からの入出力制御信号206をディスエーブル状態にしてトライステートバッファ115の動作を停止し、事前に、半導体集積回路の良・不良判定時において良品判定する場合に出力圧縮回路112での集計圧縮で得られるべき論理値としての期待値を、入出力端子207から期待値入力バッファ117を通じて、期待値保持回路113に転送しておく。
次に、外部から基準クロック入力端子104を通じて基準クロック125を入力し、この基準クロック125に同期して、個々のスキャンチェーン111に、スキャン入力端子118〜121の各端子を通じて、スキャン入力信号202〜205の各信号を入力することで、半導体集積回路の組み合わせ回路K1が活性化され、テストが行われる。
スキャンチェーンの最終段からは、基準クロック125に同期して、順次固有の“H”または“L”の値が、出力されるが、この出力は、出力圧縮回路112により時間軸で圧縮される。この出力圧縮回路112としては、例えばシグネチャ解析用のスペースコンパクタ/多入力シフトレジスタ(MISR)などがある。
次に、出力圧縮回路112から判定時点の論理値を期待値判定回路114に転送する。期待値判定回路は、期待値保持回路113に保持されている期待値と出力圧縮回路112からの出力を比較して、それら各値の一致具合に応じて、当該半導体集積回路の電気動作的な良・不良を判定し、その判定結果を、トライステートバッファ115を通じて入出力端子207から、期待値入力/良・不良出力信号208の良・不良出力信号として外部に出力する。
上記に示すように、本実施の形態によれば、入出力端子207を用い、期待値を、外部から入出力端子207および期待値入力バッファ117を通じて、期待値保持回路113に入力することによって、半導体集積回路に対して動作確認から良・不良の判定結果までを実行することができる。
これにより、半導体集積回路の端子数を増加すること無く、外部から期待値を入力することができ、半導体集積回路内に事前に期待値を持たせる場合と比較して、設計ミスを低減することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、半導体集積回路に関するものであり、実施の形態1、2では述べていないが、図1、2において、期待値判定回路114が、スキャンリセット信号などによりこのシステムがリセットされる状態でも、実施の形態1、2で説明した判定結果を保持し続ける機能を有する。
ここで、上記のように実施の形態1、2で説明した判定結果を保持し続ける機能を実現化する方法としては、例えば、期待値判定回路114に対するリセット信号をシステム全体のリセット信号と分離して、期待値判定回路114をシステムに対して個別にリセットできるようにしておき、保持している判定結果が不要になったときや保持している判定結果を強制的に消去するなど判定結果を消去する必要が発生したときにのみ期待値判定回路114に対してリセット信号を入力してリセットする方法でもかまわないし、システム全体のリセット信号の入力に関係なく、期待値判定回路114において新たに判定結果を上書きするまで保持するように機能させてもかまわない。
また、本実施の形態の半導体集積回路において、期待値判定回路114は、前記のように保持された判定結果を外部からの出力命令により任意に出力することができる機能を有する。
この機能を実現化するためには、例えば、半導体集積回路に対して、実施の形態1における出力制御信号130、または実施の形態2における入出力制御信号206を用い、これらの制御信号を入力することにより、その制御信号における信号状態に応じて任意に保持された判定結果を外部に出力するように機能させてもかまわない。
以上のように、期待値判定回路に対して、その判定結果がシステムリセットによらず保持されることと、その判定結果の出力制御が可能なことにより、ウェーハレベルバーンイン・テスト時に動作できていたかを確認する時間を大幅に削減することができる。なお、この期待値判定回路の判定結果が動作中保持された場合のウェーハレベルバーンイン・テスト時の検査方法に関しては、以下の実施の形態4で詳細に説明する。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4は、半導体集積回路に関するものであり、図3を用いて、詳細に説明する。なお、ウェーハに一括でコンタクトする手法に関しては、松下電器産業株式会社において3層構造の一括用プローブ等として実現化されている。また、図3では、ウェーハ上に構成された複数の半導体集積回路のうちで、2つの半導体集積回路C1、C2を一括で動作させることを想定している。
図3において、101は図1、2記載のテストモード設定端子、102は図1、2記載のスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子、103は図1、2記載のリセット端子、104は図1、2記載の基準クロック入力端子、109は図1記載の出力制御用のトライステートバッファ115を制御する出力制御端子であり、C1側の出力制御端子109に入力される出力制御信号130−1によりC1の出力が制御され、C2側の出力制御端子109に入力される出力制御信号130−2によりC2の出力が制御される。
また、122〜125、126〜129の各信号は、外部の検査装置から、C1およびC2を含む複数の半導体集積回路に対して共通に接続され入力される信号である。122はテストモード設定信号であり、C1、C2のテストモード設定端子101に接続され、半導体集積回路のバーンインやテストモードを設定する信号として、外部の検査装置からウェーハ306に供給する。123はスキャンシフト/キャプチャー切り替え信号であり、C1、C2のスキャンシフト/キャプチャー切り替え端子102に接続され、半導体集積回路のスキャン動作を行う信号として、外部の検査装置からウェーハ306に供給する。124はリセット信号であり、C1、C2のリセット端子103に接続され、半導体集積回路の初期化動作を行う信号として、外部の検査装置からウェーハ306に供給する。125は基準クロックであり、C1、C2の基準クロック入力端子104からC1、C2内の各スキャン機能付きフリップフロップ回路のクロック入力端子に接続され、半導体集積回路の動作タイミングの基準になる信号として、外部の検査装置からウェーハ306に供給する。
305は良・不良出力信号であり、C1、C2の出力端子116に接続され、C1、C2からおのおの個別に出力される判定結果を示す信号として、ウェーハ306から外部の検査装置に転送する。
この構成により、ウェーハ上の複数の半導体集積回路は、122〜125、126〜129の各信号により一括で動作させることができる。
ここで、C1が正しく動作していたかどうかを確認するためには、C1側の出力制御端子109における出力の信号状態がイネーブルになるように、出力制御信号130−1を入力制御する。このとき、出力制御信号130−2は、C2側の出力制御端子109における出力の信号状態がディスエーブルになるように入力制御されている。
前記の出力制御信号130−1、130−2の状態で、テスト動作を行うことなく、読み出し動作のみを行う。バーンインテストの結果は、期待値判定回路114で判定された後に出力される。これにより、C1が正しく動作していたかどうかを短時間に確認することができる。
次に、C2が正しく動作していたかどうかを確認するためには、C2側の出力制御端子109における出力の信号状態がイネーブルになるように、出力制御信号130−2を入力制御する。このとき、出力制御信号130−1は、C1側の出力制御端子109における出力の信号状態がディスエーブルになるように入力制御されている。
前記の出力制御信号130−1、130−2の信号状態で、テスト動作を行うことなく、読み出し動作のみを行う。バーンインテストの結果は、期待値判定回路114で判定された後に出力される。これにより、C2が正しく動作していたかどうかを短時間に確認することができる。
本実施の形態では、ウェーハ上に構成された複数の半導体集積回路のうちで、2つの半導体集積回路C1、C2のみを一括で動作させることについて説明しているが、複数の半導体集積回路としてn個の半導体集積回路が並ぶ場合、上記の内容をn回繰り返し実行し、ウェーハ全体の動作確認を実施することになる。
上記のように、ウェーハ上に構成された複数の半導体集積回路の各動作が正しいかどうかを確認するフローとして、図4に示すように、処理時間が長く所要時間が多く必要な電気動作試験をウェーハ一括で行い(ステップS401)、その後、確認したい半導体集積回路(チップ)を選択し(ステップS402)その半導体集積回路に対する出力制御信号をイネーブルにして判定結果を読み出す(ステップS403)という処理を、n回繰り返すことによりウェーハ全体の動作確認を実施する。
このように、期待値保持回路の期待値が動作中保持される半導体集積回路を用い、本実施の形態で検査することで、ウェーハレベルバーンイン・テスト時の動作できていたかの確認時間を大幅に削減することができる。
例えば、内部のスキャンテストに要する時間を1s、期待値を判定する時間を100μsとしてnを2とすると、図8、10の従来例では、

(1s+100μs)×2回=2.0002s

であるが、本発明では、

1s+100μs×2回=1.0002s

になる。
この結果から分かるように、判定回数nが多いほど、本発明の効果は大きくなる。
本発明の半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法は、端子を増やさずに、出力判定の期待値を外部から入力することができ、ウェーハ一括でのコンタクト性を損なうこと無く、且つ、設計の容易性、テストパターンの拡張性を高めることができ、更には、動作を確認する時間を短縮することができるもので、半導体集積回路の検査工程でウェーハ一括のプローブなどを用いて、複数の半導体集積回路を同時にテストし、装置の良・不良集計受付端子(コンパレータ)が同時にテストできる数より少ない半導体検査装置で実施する方法に有用である。
本発明の実施の形態1、3の半導体集積回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2、3の半導体集積回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4の半導体集積回路における検査方法の説明図 同実施の形態4の半導体集積回路における検査方法を示すフロー図 従来の半導体集積回路におけるDFTを示すブロック図 従来の半導体集積回路におけるDFTの出力判定回路の具体例を示す回路図 従来の半導体集積回路におけるDFTの出力判定回路の一部を示す回路図 従来の半導体集積回路における検査方法の説明図 従来の半導体集積回路における検査方法の別の説明図 従来の半導体集積回路における検査方法を示すフロー図
符号の説明
101 テストモード設定端子
102 スキャンシフト/キャプチャー切り替え端子
103 リセット端子
104 基準クロック入力端子
105〜108 期待値入力/スキャン入力端子
109 出力制御端子
130 出力制御信号
130−1 出力制御信号
130−2 出力制御信号
110 切替回路
111 スキャンチェーン
112 出力圧縮回路
113 期待値保持回路
114 期待値判定回路
115 トライステートバッファ
116 出力端子
117 期待値入力バッファ
118〜121 スキャン入力端子
201 入出力制御端子
202 スキャン入力信号
203 スキャン入力信号
204 スキャン入力信号
205 スキャン入力信号
206 入出力制御信号
207 入出力端子
208 期待値入力/良・不良出力信号
122 テストモード設定信号
123 スキャンシフト/キャプチャー切り替え信号
124 リセット信号
125 基準クロック
126〜129 期待値入力/スキャン入力信号
305 良・不良出力信号
306 ウェーハ
C1 半導体集積回路1
C2 半導体集積回路2
501 バーンインモード選択回路
502 スキャン機能付きフリップフロップ回路
503 組み合わせ回路
504 疑似乱数発生回路
505 出力判定回路
507 リセット端子
508 スキャンシフト/キャプチャー切り替え端子
509 バーンインモード設定端子
U1、U2、・・、Um 判定信号
615 フリップフロップ回路
616〜618 EX−NOR回路
M11〜M33 期待値
703 AND回路
704 出力端子
705 トライステートバッファ
706 出力端子
707 出力制御端子
800 出力制御信号
800−1 出力制御信号
800−2 出力制御信号
801 バーンインモード設定信号
802 スキャンシフト/キャプチャー切り替え信号
803 リセット信号
804 基準クロック
805 良・不良出力信号
806 ウェーハ

Claims (5)

  1. 組み合わせ回路と、
    複数のスキャンチェーンと、
    この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、
    外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、
    前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、
    前記期待値判定回路は、
    前記出力圧縮回路の圧縮出力と前記期待値保持回路の期待値を比較し、
    判定結果を1出力端子から外部出力する機能を有する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 組み合わせ回路と、
    複数のスキャンチェーンと、
    この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、
    外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、
    前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、
    前記期待値保持回路は、
    前記外部からの期待値を前記スキャンチェーンの入力端子を介して書き込み、
    前記期待値判定回路は、
    前記出力圧縮回路の圧縮出力と前記期待値保持回路の期待値を比較し、
    判定結果を1出力端子から外部出力する機能を有する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 組み合わせ回路と、
    複数のスキャンチェーンと、
    この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、
    外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、
    前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、
    前記期待値保持回路は、
    前記外部からの期待値を前記期待値判定回路の出力端子を介して書き込み、
    前記期待値判定回路は、
    前記出力圧縮回路の圧縮出力と前記期待値保持回路の期待値を比較し、
    判定結果を1出力端子から外部出力する機能を有する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 組み合わせ回路と、
    複数のスキャンチェーンと、
    この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力されスキャンチェーンの出力を集計する出力圧縮回路と、
    外部から期待値の書き込みを行うことのできる期待値保持回路と、
    前記出力圧縮回路の圧縮した出力と前記期待値保持回路の期待値が入力される期待値判定回路とからなり、
    前記期待値判定回路は、
    専用に設けられた初期化端子を有し、
    前記初期化端子から初期化命令を受けるまでは、判定結果を保持し続けるとともに、出力命令により前記判定結果を出力する機能を有する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路が複数形成されたウェーハに対して、一括で前記半導体集積回路の検査用端子にコンタクトすることのできる検査用プローブを有する半導体検査装置を用い、前記検査用プローブを通じて、前記ウェーハ上の複数の前記半導体集積回路を検査する検査方法であって、
    前記半導体集積回路の検査用端子にコンタクトされた前記検査用プローブに一括で電圧もしくは信号を供給して、前記ウェーハ上の複数の前記半導体集積回路を一括に検査する工程と、
    前記検査工程の後に、同時に1つ以上の前記半導体集積回路の出力をモニターする工程とを有し、
    前記モニターする工程とともに、
    前記検査用プローブに一括で電圧もしくは信号を供給して検査を行ったごとに、
    前記半導体集積回路に対する前記判定結果を、前記半導体検査装置の良・不良判定受信部に出力する
    ことを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
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