JP5169356B2 - 集積回路デバイスの結線状態を判定するためのプログラムおよび方法、および集積回路デバイス - Google Patents

集積回路デバイスの結線状態を判定するためのプログラムおよび方法、および集積回路デバイス Download PDF

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本発明は、半導体集積回路デバイス(装置)の検査に関し、特に、ASIC(特定の用途向け集積回路)のような機能変更できない半導体集積回路デバイスを含む半導体集積回路デバイス間の結線を検査するための技術に関する。
通常、半導体集積回路デバイス間がパターン配線のみで結線されるプリント基板(プリント回路板:PCB)において結線の検査を行う場合、目視チェックまたはそのようなデバイスの入出力データをモニタすることによって行われる。
近年の集積回路規模の大規模化によってプリント基板の結線数が増大し、その結線数は数千本に達することがある。その際、動作不良が発生した場合、その動作不良が配線パターンに起因するのかまたはそのようなデバイス内の回路の故障または欠陥に起因のかを判定することは困難である。
JATAGによって提案されIEEE1149.1−1990によって勧告されたASICのような機能を変更できない半導体集積回路デバイス間の結線の検査を外部端子から行うためのバウンダリ・スキャンの規格がある。
そのような半導体集積回路デバイスは、本来の内部の機能回路の入力側と出力側に、TAP(テスト・アクセス・ポート)およびレジスタ・セル即ちバウンダリ・スキャン・セル(BSC)を有する。これらのバウンダリ・スキャン・セルはデイジーチェーンの形態で接続することができる。複数のTAPを用いて、テスト・データ・シーケンスのパターンおよびスキャン結果の入出力および制御が行われる。一方の出力TAPが他方の入力TAPに結合されたプリント基板上の2つのデバイスにおいて、テスト・データ・シーケンスのパターンを例えば30MHzの低速度(レート、周波数)のテスト・クロックで一方のデバイスの入力TAPからそのデイジーチェーンの複数のBSCへとシフトし、一方のデバイスの出力TAPから出力させ、その出力データを他方のデバイスの入力TAPからそのデイジーチェーンの複数のBSCにシフト供給し、他方のデバイスの出力側BSCから出力させる。次いで、入力データと出力データとを比較し、それによってデバイス間の結線の良否を判定する。
一方、FPGA(Field Programmable Gate Array)またはPLD(Programmable Logic Device)のような機能を変更できるプログラマブル・デバイス間において、結線の検査を容易にする手法が提案された。
特開2004−151061号公報(A)には、デバイス間結線チェック方法が記載されている。その方法は、機能を実現するためのデータを書込み修正可能である複数のデバイスを実装したプリント板の前記デバイス間の結線をチェックするものであり、結線元のデバイスからチェック・データが入力される接続先のデバイスの入力端子を示す、全入力端子の状態を表すデータを、該データにおける論理“1”または“0”の存在する位置を表す2進数を有するように圧縮、変換し、その圧縮、変換されたデータと比較用データを比較し、その比較の結果を表示してその結線元のデバイスと結線先のデバイスとの間の結線の良否を判定する。それによって、大規模集積回路(LSI)開発においてASICにより量産化する前にプロトタイプとして作成される、プリント板に配置した複数のFPGA/PLDの端子間の結線ミスを個別に判定可能とする。ここで、この文献全体を引用により組み込む。
特開2004−151061号公報
特開2004−151061号公報のデバイス間の結線の検査技術は、例えばFPGAおよびPLDのような機能またはユーザ・ロジックを変更できるプログラマブル・デバイスに適用可能なものである。この技術では、プリント基板におけるそのようなプログラマブル・デバイス間の結線配置に基づいてそのようなプログラマブル・デバイスに専用の回路を予め作成し、その専用回路を用いて結線を検査する。また、その結線検査の後、その専用回路がユーザ定義論理回路に書き換えられ、プログラマブル・デバイスに対してその他の検証が行われる。
しかし、特開2004−151061号公報の技術は、機能またはユーザ・ロジックを変更できないASICのようなカスタム・デバイスには適用できず、また、半導体集積回路デバイスを動作させる実速度のクロックによる結線チェックができない。
発明者たちは、FPGAおよびPLDのような機能を変更できるプログラマブル・デバイスを用いて、プリント基板におけるASICのような機能を変更できないカスタム・デバイスとそのようなプログラマブル・デバイスの間の結線を実速度のクロックで検査することができる、と認識した。
本発明の目的は、機能を変更できる集積回路デバイスを用いて、プリント基板における機能を変更できない集積回路デバイスの結線を検査できるようにすることである。
本発明の別の目的は、機能を変更できる集積回路デバイスを用いて、プリント基板における機能を変更でない集積回路デバイスの結線を実速度で検査できるようにすることである。
本発明の特徴によれば、プリント基板に配置される機能変更可能な第1の集積回路デバイスの端子に配線で結線された機能変更できない第2の集積回路デバイスの端子の結線状態を判定するために、その第1の集積回路デバイスに書き込んで動作させるプログラムは、その第1の集積回路デバイスに、複数のビット値からなる所定のパターンのデータ・シーケンスを予め記憶するステップと、実速度以上の速度のクロックパルスを供給するステップと、その速度のクロックパルスでその所定のパターンのデータ・シーケンスをその第1の集積回路デバイスの1つの出力端子に供給するステップであって、それによってその第2の集積回路デバイスの対応する1つの入力端子を介してその第2の集積回路デバイスにデータ・シーケンスが供給されるようにするステップと、その所定のパターンのデータ・シーケンスの検査結果を表すフラグをその第2の集積回路デバイスの端子からその第1の集積回路デバイスの端子を介して受け取るステップと、を実行させる。
本発明は、また、プリント基板に配置される機能変更可能な第1の集積回路デバイスの端子に結合された機能変更できない第2の集積回路デバイスの端子の結線状態を判定する方法に関する。
本発明は、また、上述のような機能変更できない集積回路デバイスに関する。
本発明の別の特徴によれば、機能を変更できる集積回路デバイスを用いて、プリント基板における機能を変更できない集積回路デバイスの結線を検査でき、プリント基板における機能を変更でない集積回路デバイスの結線を実速度で検査できる。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図6は、ASICのような通常のカスタム・デバイス(CD1、CD2)におけるバウンダリ・スキャン・セル(BSC)を用いた通常の低速度バウンダリ・スキャンの例を示している。
図6において、プリント基板PCB上に配置されたデバイスCD1およびCD2の入出力端子は互いに結線されている。デバイスCD1およびCD2の各々には、内部ロジックの入出力側の各端子IN1〜IN6およびOUT1〜OUT6にバウンダリ・スキャン・セル(BSC)が結合されている。デバイスCD1のバウンダリ・スキャン・セルは、テスト・データ入力TDI_1からテスト・データ出力TDO_1までデイジーチェーン形態で接続されている。同様に、CD2のバウンダリ・スキャン・セルは、テスト・データ入力TDI_2からテスト・データ出力TDO_2までデイジーチェーン形態で接続されている。
通常の低速度バウンダリ・スキャンにおいて、入力TDI_1から入力された低速度用テスト・データを例えば30MHzのような低速度のテスト・クロックパルスでシフトして、デバイスCD1の全てのバウンダリ・スキャン・セルBSCにそのデータを保持させる。次に、デバイスCD1の出力側のバウンダリ・スキャン・セルBSCから出力端子OUT1〜OUT6を介して保持データを並列に出力させて、デバイスCD2の入力IN1〜IN6に供給する。それによって、デバイスCD2の入力側のバウンダリ・スキャン・セルBSCはそのデータを保持する。次いで、デバイスCD2の入力側のバウンダリ・スキャン・セルBSCのデータを低速度のテスト・クロックパルスでシフトして、テスト・データ出力TDO_2を介してデータを出力させる。最後に、デバイスCD1の入力TDI_1に入力したテスト・データとデバイスCD2の出力TDO_2から出力されたデータとを比較とし、それによってプリント基板PCBにおけるデバイスCD1とCD2の間の結線の有無が判定される。しかし、このような通常の低速度バウンダリ・スキャンでは、バウンダリ・スキャンの速度(レート)より高い例えば100MHzの実速度でのデバイス間の結線の良否を検査できない。
図1は、本発明の実施形態による、プリント基板(プリント回路板:PCB)5上のFPGAおよびPLDのような機能を変更できる半導体集積回路装置としてのプログラマブル・デバイス(PD1、PD2)200および400を用いて、そのプログラマブル・デバイス200と、プリント基板5上のASICのような機能変更またはプログラムできないカスタム・デバイス(CD)300との間の入出力端子間の接続または結線の状態の良否(短絡/開放)を、バウンダリ・スキャン用の低速度のクロックパルスおよび実速度または高速度のクロックパルスによって検査するための概略的なテスト構成を示している。代替構成として、実速度より高い速度のクロックパルスを用いてもよい。その入出力端子間の接続または結線は、プリント基板5上の配線パターンまたは別個のケーブルを介したデバイス200の出力端子とデバイス300の入力端子の間の接続または結線である。ここで、機能を変更できるとは、機能を実現するためのプログラムを書き込み修正可能であることを意味する。実速度とは、実際に半導体集積回路装置200、300および300が動作する際に用いられるクロック速度である。
検査装置10は、プロセッサ102、例えばRAM、ROMおよび磁気ディスクのような記憶装置104、制御部110、例えばキーボードのような入力装置112、例えばLCDのような表示装置114、実速度または高い速度(高レート)のクロックパルス発生器(RCKG)132、およびバウンダリ・スキャン用の低速度(低レート)のテスト・クロックパルスを発生するテスト・クロックパルス発生器(TCKG)134を含んでいる。記憶装置104には、プロセッサ102および制御部110に実装されるプログラム、プログラマブル・デバイス200および400に一時的に書き込まれるテスト機能用のプログラム、データベース120、およびその他のデータを格納している。
プログラマブル・デバイス(PD1)200は、バウンダリ・スキャン用の入力低速度テスト・クロックパルスTCKと入力実速度(高速度)クロックパルスRCKのいずれかを選択的に内部回路へ供給するクロックパルス切換部202、およびチェック・データ生成部204を具えている。
カスタム・デバイス(CD)300は、バウンダリ・スキャン用の入力の低速度テスト・クロックパルスTCKと入力の実速度(高速度)クロックパルスRCKのいずれかを選択的に内部回路へ供給するクロックパルス切換部302、デイジーチェーン形態で結合された一連の複数のバウンダリ・スキャン・セルまたはレジスタ(BSC)322、受け取ったフレーム・パルス・データのシーケンス(一連のパルス・データ)のパターンと予め記憶された比較用の(基準の、参照用の)フレーム・パルス・データ・シーケンにパターンとを比較するフレーム・パルス(FP)比較部324、およびユーザ定義ロジックまたはユーザ・ロジック326を具えている。
プログラマブル・デバイス(PD2)400は、バウンダリ・スキャン用の入力の低速度テスト・クロックパルスTCKと入力の実速度(高速度)クロックパルスRCKのいずれかを選択的に内部回路へ供給するクロックパルス切換部402、テスト・データ・シーケンス中の受け取った各ビット・データを検出するビット・データ検出部406、比較用の比較用テスト・データ・シーケンス・パターンを供給する比較データ生成部408、および受け取ったテスト・データ・シーケンスのパターンと比較用の(基準の、参照用の)テスト・データ・シーケンスのパターンとを比較するテスト・データ比較部410を具えている。
カスタム・デバイス(CD)300におけるテスト機能用の構成要素302、322および324は、ユーザ・ロジック326とともに半導体基板上に予め実装されている。
プログラマブル・デバイス200におけるテスト機能用の構成要素202および204のテスト機能プログラムは、検査装置10によるプログラマブル・デバイス200へのテスト機能用のプログラムの書き込みによって実装される。また、プログラマブル・デバイス400におけるテスト機能用の構成要素402〜410のテスト機能プログラムは、検査装置10によるプログラマブル・デバイス200へのテスト機能用のプログラムの書き込みによって実装される。代替構成として、プログラマブル・デバイス200および400におけるテスト機能用の構成要素202、204、および402〜410のテスト機能プログラムは、実線および破線の四角の枠で示されているように、プログラマブル・デバイス200および400の各々に書き込まれ、プログラマブル・デバイス200および400において実線で示されたテスト機能だけが使用されるようにしてもよい。別の代替構成として、1つのプログラマブル・デバイス200に構成要素202、204、および402〜410のテスト機能プログラムを書き込んで、プログラマブル・デバイス200だけでカスタム・デバイス(CD)300との間の結線状態を検査することもできる。この場合、プログラマブル・デバイス400はプログラマブル・デバイス200の一部として見ることができる。
プログラマブル・デバイス(PD1)200のチェック・データ生成部204は、内部に、低速度バウンダリ・スキャン用のテスト・データ・パターン記憶部LSと、実速度テスト用のフレーム・パルス(FP)パターン記憶部HSとを有し、その実速度テスト用の2進値フレーム・パルス(FP)データ・シーケンスと、低速度バウンダリ・スキャン用の2進値テスト・データ・シーケンスとから結線チェック・データを生成する。チェック・データ生成部204は、その実速度フレーム・パルス・データ・シーケンスと、その低速度テスト・データ・シーケンスの各1ビット・データとを各端子チェック用のデータ・シーケンスとして、その出力端子OUT1〜OUTnの中の各1つの端子から、カスタム・デバイス(CD)300の入力端子IN1〜INnの中の対応する端子に順次供給する。
結線チェックは1対の端子(ポート)ずつ、即ち結合された出力端子と入力端子の各1対ずつ、行われるので、チェック・データ生成部204は、チェック対象でない他の端子に対してそのフレーム・パルス・データ・シーケンスおよび1ビットのデータ“0”を表すチェック・データを生成して供給する。
カスタム・デバイス(CD)300は、その実速度フレーム・パルス・データ・シーケンスと同じパターンを有する比較用フレーム・パルス・データ・シーケンスをフレーム・パルス比較部324に予め格納する。プログラマブル・デバイス(PD2)400は、比較用テスト・データ・シーケンス設定端子TDS2を介してその低速度テスト・データ・シーケンスと同じパターンを有する比較用テスト・データ・シーケンスを比較データ生成部408に予め格納する。
フレーム・パルス(FP)比較部324は、受信した実速度テスト用のフレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンと予め記憶されている比較用フレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンとを比較する。フレーム・パルス(FP)比較部324からの比較結果は、受け取ったフレーム・パルス・データの良好/不良(OK/NG)または一致/不一致(1/0)を表すフレーム・パルス・フラグFP_FLGとして、クロックパルス切換部302に供給され、また、カスタム・デバイス(CD)300のテスト用のフラグ出力端子FLGOおよびプログラマブル・デバイス(PD1、PD2)200および400のテスト用のフラグ入力端子FLGIを介してクロックパルス切換部202および402に供給される。
クロックパルス切換部302は、フレーム・パルス・フラグFP_FLGに従って、低速度クロックパルスTCKと実速度クロックパルスRCKのいずれかを選択的にバウンダリ・スキャン・セル322およびフレーム・パルス比較部324に供給する。クロックパルス切換部202および400の各々は、フレーム・パルス・フラグFP_FLGに従って、低速度クロックパルスTCKと実速度クロックパルスRCKのいずれかを選択的にそれぞれの構成要素202および204または406〜410に供給する。
一致を表すフレーム・パルス・フラグFP_FLGに応答して、クロックパルス切換部202、302および402からのクロックパルスが、実速度クロックパルスRCKから低速度クロックパルスTCKへと切り換えられ、低速度テスト・データがカスタム・デバイス300のバウンダリ・スキャン・セル322へ供給される。
バウンダリ・スキャン・セル322はIEEE規格1149.1−1990に適合するバウンダリ・スキャン用のレジスタ・セルである。
検出部406は、カスタム・デバイス300のテスト・データ出力端子TDOから出力され入力端子TDIを介して受け取ったテスト・データを検出し、入力端子TDIからのテスト・データの検査対象の1ビット・データを比較部410に供給する。比較データ生成部408は、比較用テスト・データ・シーケンス・パターンを記憶していて、その1ビット・データを比較部410に供給する。
比較部410は、検出部406および比較データ生成部408から受け取ったテスト・データ・シーケンスを比較して、その比較結果を、テスト結果出力端子TROを介して結果出力部受信部138に送信する。検査装置10は、その比較の結果に基づいてプリント基板5上のプログラマブル・デバイス(PD1)200とカスタム・デバイス(CD)300の間の端子間の結線の良否を判定して表示する。
図2は、図1のカスタム・デバイス(CD)300に予め形成されたクロックパルス切換部302の構成およびそれに関係する構成を示している。
図2において、クロックパルス切換部302は、低速テスト用クロックパルスTCK受け取るマスク回路352、実速度テスト用クロックパルスRCKを受け取るマスク回路354、マスク回路352および354からのクロックパルスTCKおよびRCKを受け取るマルチプレクサ356、実速度クロックパルスRCKを計数するカウンタ342、およびマスク回路352および354へマスク制御信号を供給するマスク制御部346を含んでいる。カウンタ342は、フレーム・パルス比較部324からのフレーム・パルス・フラグFP_FLGに従って実速度クロックパルスRCKを計数する。マスク制御部346は、フレーム・パルス比較部324からのフレーム・パルス・フラグFP_FLGに基づいてカウンタ342に従ってマスク回路352および354へマスク制御信号を供給する。マルチプレクサ356は、マスク制御部346からの制御信号に従って、マスク回路352と354のいずれかからの低速度および実速度クロックパルスTCKおよびRCKを選択的にバウンダリ・スキャン・セル322に供給する。
図3は、図1のプログラマブル・デバイス(PD1、PD2)200および400に予め形成されたクロックパルス切換部302の構成およびそれに関係する構成を示している。
図3において、クロックパルス切換部202および402の各々は、低速度テスト用クロックパルスTCKを受け取るマスク回路252、実速度テスト用のクロックパルスRCKを受け取るマスク回路254、マスク回路252および254からのクロックパルスTCKおよびRCKを受け取るマルチプレクサ256、実速度クロックパルスRCKを計数するカウンタ242、およびマスク回路252および254へマスク制御信号を供給するマスク制御部246を含んでいる。カウンタ242は、フレーム・パルス比較部324からのフレーム・パルス・フラグFP_FLGに従って実速度クロックパルスRCKを計数する。マスク制御部246は、フレーム・パルス比較部324からのフレーム・パルス・フラグFP_FLGに基づいてカウンタ242に従ってマスク回路252および254へマスク制御信号を供給する。マルチプレクサ256は、マスク制御部346からの制御信号に従って、マスク回路252と254のいずれかからのクロックパルスTCKおよびRCKを選択的に内部回路に供給する。
クロック切換部302(または200、400)において、最初、マスク回路352、354(252、254)は低速度テスト・クロックパルスTCKをマスクして、実速度クロックパルスRCKを活性化し、マルチプレクサ(MUX)356(256)は実速度(高い速度)のクロックパルスRCKを選択する。フレーム・パルス比較部324(224)は、受け取ったフレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンと比較用フレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンとを比較して、それらが一致したと判定した場合は、マスク制御部346(246)及びカウンタ部342(242)にフレーム・パルス・フラグFP_FLGを供給する。マスク制御部346(246)は、実速度クロックパルスRCKをマスクすると共にマルチプレクサ(MUX)356(256)で低速度テスト・クロックパルスTCKを選択するマスク制御信号を送信し、その後で低速度テスト・クロックパルスTCKを活性化させまたはマスク解除し、バウンダリ・スキャンのためのシフト動作を開始する。
図6の通常のバウンダリ・スキャンでは、実速度のクロックパルスRCKでデバイス間の結線をチェックすることができない。しかし、図2のカスタム・デバイス(CD)300では、実速度のクロックパルスRCKでバウンダリ・スキャン・セル322をシフト動作させることによって、隣接のプログラマブル・デバイス200との間で実速度のクロックパルスRCKでチェック・データを送受信することができる。
通常のバウンダリ・スキャンでは、入力側および出力側のバウンダリ・スキャン・セル322に供給されるテスト・データをチェックするので、ユーザ・ロジック326の入力側および出力側のフリッフロップ(FF)の入出力データをチェックできない。しかし、図2のカスタム・デバイス(CD)300では、ユーザ・ロジック326の入力側および出力側のフリッフロップ(FF)を兼用するバウンダリ・スキャン・セル322および/またはTAPコントローラの構成を変更する必要がないので、そのフリッフロップ(FF)に供給される入出力データをテスト・データ出力TDOから抽出することができる。従って、ユーザ・ロジック326の入力側および出力側のデータをチェックできる。
図4Aおよび4Bは、検査装置10(プロセッサ102、制御部110)の制御の下で実行される、プリント基板5上に実装されたプログラマブル・デバイス(PD1)200とカスタム・デバイス(CD)300の間の結線の良否(短絡、開放)を検査するための処理のフローチャートを示している。
ステップ502において、検査装置10(プロセッサ102)は、プログラマブル・デバイス200および400に、または1つのプログラマブル・デバイス200だけが使用される場合はプログラマブル・デバイス200だけに、構成要素202、204、および402〜410のそれぞれのテスト機能プログラムを書き込む。
ステップ504において、検査装置10(制御部110)は、プログラマブル・デバイス(PD1)200のチェック・データ生成部204の記憶部(LS、HS)に、テスト用データ・シーケンス設定端子TDS1を介して、低速度バウンダリ・スキャン・テスト用テスト・パルス・データ・シーケンスのパターンと高速度テスト用フレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンとを含む検査用のチェック・データを書き込んで記憶させる。また、検査装置10(制御部110)は、テスト用比較用フレーム・パルス設定端子RFPSを介して、カスタム・デバイス300のフレーム・パルス比較部324のフレーム・パルス・パターン記憶部RHSに比較用フレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンを書き込んで記憶させる。さらに、検査装置10(制御部110)は、テスト用データ・シーケンス設定端子TDS2を介して、プログラマブル・デバイス(PD2)400の比較データ生成部408に比較用の比較用テスト・データ・シーケンスのパターンを書き込んで記憶させる。それらのデータ・シーケンスは、0と1からなる複数の2進値ビットの組み合わせのパターンを有する。
ステップ506において、検査装置10(制御部110)の制御の下で、最初、プログラマブル・デバイス(PD1)200のクロック切換部202、カスタム・デバイス(CD)300のクロック切換部302、およびプログラマブル・デバイス(PD2)400のクロック切換部402は、実速度クロックパルスRCKを供給するように切り換えられる。
ステップ508において、プログラマブル・デバイス(PD1)200(チェック・データ生成部204)は、未だチェックされていないカスタム・デバイス(CD)300の入力端子またはプログラマブル・デバイス200の出力端子があるかどうかを判定する。未だチェックされていない端子はないと判定された場合は、ステップ510において、プログラマブル・デバイス200(チェック・データ生成部204)は、検査装置10(制御部110)に結線チェックの完了の通知を送信し、検査装置10(制御部110)はそれを受信してプログラマブル・デバイス(PD2)400の比較部410にその完了の通知を送信する。但し、プログラマブル・デバイス400がプログラマブル・デバイス(PD1)200でもある場合は、チェック・データ生成部204は、比較部410にその完了の通知を供給する。
ステップ510において、さらに、プログラマブル・デバイス(PD2)400(比較部410)は、テスト結果出力端子TROを介して結線チェックの完了の通知およびそのチェック結果を検査装置10に送信する。その通知およびチェック結果に応答して、検査装置10(制御部110)は、その通知およびチェック結果を結果出力受信部138に一時保持し、そのチェック結果をデータベース120に格納し、データベース120におけるチェック結果を表示装置114に表示する。
ステップ508において未だチェックされていない端子があると判定された場合は、ステップ512において、プログラマブル・デバイス(PD1)200(チェック・データ生成部204)は次にチェックすべきカスタム・デバイス(CD)300の入力端子(IN1〜INn)を決定する。
ステップ514において、プログラマブル・デバイス200のチェック・データ生成部204は、実速度テスト用フレーム・パルス(FP)データ・シーケンスと、低速度テスト用テスト・データ・シーケンスの中の1ビットとからなるデータ・シーケンスを生成し、実速度テスト用フレーム・パルス(FP)データ・シーケンスを1つの出力端子(OUT1〜OUTn)からカスタム・デバイス300の対応する1つの入力端子(IN1〜INn)を介して対応する1つのバウンダリ・スキャン・セル322(BSC1、BSC2、...)に供給する。
図4Bを参照すると、ステップ520において、カスタム・デバイス300のフレーム・パルス比較部324は、バウンダリ・スキャン・セル322の1つ(最初はBSC1)から受け取ったフレーム・パルス・データ・シーケンス(FPシーケンス)のパターン(値)と予め記憶された比較用フレーム・パルス・データ・シーケンス・パターン(値)とを比較して両者が一致するかどうかを判定する。双方のデータ・シーケンスのパターンが一致しないと判定された場合は、フレーム・パルス比較部324は、ステップ522において、フレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンが良好でないことを示すフラグFP_FLGまたはチェック結果(FP−NGまたは値0)を、プログラマブル・デバイス400の比較部410を介して検査装置10の結果出力受信部138に供給する。その後、手順はステップ538に進む。
ステップ520において双方のフレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンが一致すると判定された場合は、ステップ524において、クロックパルス切換部202、302および402に、フレーム・パルス・フラグFP_FLGに従って、実速度クロックパルスRCKの供給を停止して低速度テスト・クロックパルスTCKの供給を開始させる。
実速度テストのフレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンが一致した場合は、実速度(高い速度)のクロックパルスに対してプログラマブル・デバイス200の1つの出力端子(最初はOUT1)とカスタム・デバイス300の1つの入力端子(最初はIN1)との間の結線が良好であることが確認される。実速度テストのフレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンが一致しなかった場合は、実速度(高い速度)のクロックパルスに対してプログラマブル・デバイス200のその1つの出力端子とカスタム・デバイス300のその1つの入力端子との間の結線が不良であることが確認され、出力端子OUT1と入力端子IN1の間に開放および/または短絡が存在する可能性がある。入出力端子間に開放および/または短絡による接続不良が存在すると、その実速度クロックパルスに対して、受け取ったデータは“1”または“0”に固定される縮退故障(stuck-at fault)が存在することがある。
ステップ526において、チェック・データ生成部204は、低速度バウンダリ・スキャン用のテスト・データ・シーケンス・パターンの中の1ビット・データを、1つの出力端子(OUT1〜OUTn)からカスタム・デバイス300の対応する1つの入力端子(IN1〜INn)を介して対応するバウンダリ・スキャン・セル322に供給する。
ステップ528において、プログラマブル・デバイス300(バウンダリ・スキャン・セル322)は、低速度クロックパルスTCKによるシフトに応答して、受け取ったテスト・データをテスト・データ出力端子TDOを介してプログラマブル・デバイス400のテスト・データ入力端子TDIに供給する。検出部406は、受け取ったテスト・データの中の対応する1ビットを検出する。
ステップ530において、プログラマブル・デバイス300(検出部406および比較部410)は、受け取ったテスト・データ・シーケンスのビット数と比較用の比較用テスト・データ・シーケンスのビット数とが一致したかどうかを判定する。両方のビット数が一致していないと判定された場合は、手順はステップ514に戻る。
ステップ530においてビット数が一致したと判定された場合は、ステップ532において、比較部410は、カスタム・デバイス300から受け取ったテスト・データ・シーケンスのパターン(値)と比較データ生成部408からの比較用データ・シーケンスのパターン(値)とが一致するかどうかを比較判定する。それらが一致しないと判定された場合は、プログラマブル・デバイス400の比較部410は、ステップ534において、テスト結果が不良であることを表すチェック結果(TEST−NGまたは値0)を検査装置10の結果出力受信部138に供給する。その後、手順はステップ538に進む。
ステップ532においてデータ・シーケンスのパターンが一致したと判定された場合は、プログラマブル・デバイス400の比較部410は、ステップ536において、テスト結果が良好であったことを表すチェック結果(TEST−OKまたは値1)を検査装置10の結果出力受信部138に供給する。
低速度バウンダリ・スキャンのテスト・パルス・データ・シーケンスのパターンが一致した場合は、低速度のクロックパルスに対してプログラマブル・デバイス200の出力端子OUT1〜OUTnとカスタム・デバイス300の入力端子IN1〜INnとの間の結線が良好であることが確認される。低速度バウンダリ・スキャンのフレーム・パルス・データ・シーケンスのパターンが一致しなかった場合は、低速度のクロックパルスに対してプログラマブル・デバイス200のそれらの出力端子とカスタム・デバイス300のそれらの入力端子との間の結線が不良であることが確認され、それらの出力端子とそれらの入力端子の間に開放および/または短絡が存在する可能性がある。入出力端子間に開放および/または短絡による接続不良が存在すると、その低速度クロックパルスに対して、受け取ったデータが“1”または“0”に固定される縮退故障(stuck-at fault)が存在することがある。
ステップ538において、検査装置10(制御部110)は、結果出力受信部138で受信したチェック結果をデータベース120として格納する。そのチェック結果は、出力端子OUT1〜OUTnのいずれかとそれに対応する入力端子IN1〜nのいずれかに対する実速度テストの結果(結線の良好/不良)、および/または出力端子OUT1〜OUTnと入力端子IN1〜nに対する低速度バウンダリ・スキャンの結果(結線の良好/不良)を含んでいる。その後、手順はステップ502に戻る。
このようにして、全ての端子についてテストが完了すると、ステップ508(NO)の後のステップ510において、検査装置10(制御部110)はデータベース120のチェック結果を表示装置114に表示して、手順は図4Aおよび4Bのルーチンを出る。検査装置10(制御部110)は、さらにそのチェック結果を解析して、出力端子OUT1〜OUTnと入力端子IN1〜nの間の実速度クロックパルスおよび低速度クロックパルスに対する結線の良好/不良または短絡/開放の状態を求めて、その結果を表示装置114に表示してもよい。
図5A〜5Mは、図4Aおよび4Bのフローチャートに従って、検査装置10によって、プログラマブル・デバイス200および400を用いてプリント基板5におけるカスタム・デバイス300の結線状態を検査する例を示している。
図5Aを参照すると、検査装置10(制御部110)は、プログラマブル・デバイス200のチェック・データ生成部204のフレーム・パルス(FP)パターン記憶部HSと、カスタム・デバイス300のフレーム・パルス比較部324のフレーム・パルス・パターン記憶部RHSとに、チェック・データとして、実速度テスト用のフレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101” を書き込む(図3A、ステップ504)。
また、検査装置10(制御部110)は、プログラマブル・デバイス200のチェック・データ生成部204のテスト・データ・パターン記憶部LSと、比較データ生成部408とに、チェック・データとして、低速度バウンダリ・スキャン用のテスト・データ・シーケンスを書き込む(図3A、ステップ504)。プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT1からカスタム・デバイス300の入力端子IN1への低速度テスト・データ・シーケンスのパターンを“0110”とする。また、プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT2からカスタム・デバイス300の入力端子IN2への低速度テスト・データ・シーケンスのパターンを“0111”とする。
図5Bを参照すると、プログラマブル・デバイス200のクロック切換部202、カスタム・デバイス300のクロック切換部302、およびプログラマブル・デバイス400のクロック切換部402は、実速度のクロックパルスRCKを供給するように切換設定される(ステップ506)。
プログラマブル・デバイス200および400は、プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT1とカスタム・デバイス300の入力端子IN1への結線との間の結線のチェックを開始する。そのために、プログラマブル・デバイス200のチェック・データ生成部204は、カスタム・デバイス300のチェック対象の端子へ供給する低速度テスト・データ・シーケンス“0110”(OUT1−IN1)と、チェック対象でない端子へ供給する低速度データ・シーケンス“0000”(OUT2−IN2)とを設定する。プログラマブル・デバイス400において、検出部406は、カスタム・デバイス300のテスト・データ出力端子TDOから受け取る第1のビットを、チェックにおいて比較すべきデータとして使用するように設定する。
図5Cを参照すると、チェック・データ生成部204は、実速度フレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”と、それに続いて低速度バウンダリ・スキャン用の最初の1ビット・パルス・データ“0”とを生成し、フレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”をチェック・データ生成部204出力端子OUT1からカスタム・デバイス300の入力端子IN1に供給する(ステップ514)。それと並行して、チェック・データ生成部204は、実速度フレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”と、それに続いてチェック対象外端子用の低速度1ビット・データ“0”とを生成し、フレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”を出力端子OUT2からカスタム・デバイス300の入力端子IN2に供給する。
図5Dを参照すると、カスタム・デバイス300のバウンダリ・スキャン・セル322は、入力端子IN1およびIN2を介して実速度でそのフレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”を受け取る。次いで、フレーム・パルス比較部324は、バウンダリ・スキャン・セル322の中の対応する1つ(BSC1)からのフレーム・パルス・データ・シーケンスを取り出す。フレーム・パルス比較部324は、その1つのフレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”を、予め記憶したフレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”と比較する(ステップ520)。それらが一致した場合は、フレーム・パルス比較部324は、その一致(“OK”)を示すフレーム・パルス・フラグFP_FLG“1”を、プログラマブル・デバイス200のクロック切換部202、カスタム・デバイス300のクロック切換部302、およびプログラマブル・デバイス400のクロック切換部402に供給する。
フレーム・パルス・フラグFP_FLG“1”に応答して、カスタム・デバイス300のクロック切換部302は、そのカウンタ342(図2)を動作させる。また、フレーム・パルス・フラグFP_FLG“1”に応答して、プログラマブル・デバイス200および400のクロック切換部202および402はそのカウンタ242(図3)を動作させる。
フレーム・パルス・フラグFP_FLG“1”に応答して、カスタム・デバイス300のクロック切換部302は、実速度のクロックパルスRCKをマスク(=1)し、低速度のクロックパルスTCKを供給する(ステップ524)。
チェック・データ生成部204は、低速度バウンダリ・スキャン用の最初の1ビット・パルス・データ“0”を出力端子OUT1からカスタム・デバイス300の入力端子IN1に供給する(ステップ524)。それと並行して、チェック・データ生成部204は、チェック対象外端子用の低速度ビット・パルス・データ“0”を出力端子OUT2からカスタム・デバイス300の入力端子IN2に供給する。
図5Eを参照すると、このようにして、バウンダリ・スキャン・セルBSC1はテスト・データ・シーケンスの第1の1ビット・データ“0”を保持し、バウンダリ・スキャン・セルBSC2は対象外データの1ビット・データ“0”を保持する。
図5Fを参照すると、カスタム・デバイス300のクロック切換部302のカウンタ302が1またはそれより大きい値になったことに応答して、マスク制御回路346は、マスク回路352および354を制御してクロックパルスRCKとTCKを切り換えてテスト用のクロックパルスTCKをバウンダリ・スキャン・セル322に供給してシフト動作させ、バウンダリ・スキャン・セル322(BSC1、BSC2)に保持されているデータ“00”を出力端子TDOから出力させる(ステップ528)。
プログラマブル・デバイス400において、クロック切換部402は同様にテスト・クロックパルスTCKを供給し、検出部406によって出力端子TDOからのテスト・データ“00”を、入力端子TDIを介して受け取って第1のビット“0”を比較すべきビットとして検出し、比較部410に第1のビット“0”を格納する。
図5Gを参照すると、プログラマブル・デバイス200および400のクロック切換部202、およびカスタム・デバイス300のクロック切換部302は、カウンタ242および324のキャリー・アウト(carry out:桁上がり)によって、低速度のテスト・クロックパルスTCKをマスク(=1)し、実速度のクロックパルスRCKを供給する。
プログラマブル・デバイス200および400は、プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT1とカスタム・デバイス300の入力端子IN1への結線との間の結線のチェックを継続する(ステップ530のNO)。
図5Hを参照すると、図5Cの場合と同様に、チェック・データ生成部204は、チェック・データ生成部204出力端子OUT1からカスタム・デバイス300の入力端子IN1にフレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”とそれに続いてバウンダリ・スキャン用の第2の1ビット・データ“1”を供給する(ステップ514)。それと並行して、チェック・データ生成部204出力端子OUT2からカスタム・デバイス300の入力端子IN2にフレーム・パルス・データ・シーケンスFP=“1101”とそれに続いてチェック対象外端子用の1ビット・データ“0”を供給する。その後の処理は、図5Dおよび5Eの場合と同様である。
図5Iを参照すると、図5Fおよび5Gの場合と同様に、カスタム・デバイス300のクロック切換部302のカウンタ302が1以上になったことに応答して、マスク制御回路346は、マスク回路352および354を制御してクロックパルスTCKとRCKを切り換えてテスト用のクロックパルスTCKをバウンダリ・スキャン・セル322に供給してシフト動作させ、バウンダリ・スキャン・セル322(BSC1、BSC2)に保持されているデータ“10”を出力端子TDOから出力させる。
プログラマブル・デバイス400において、クロック切換部402は同様にテスト・クロックパルスTCKを供給し、検出部406によって出力端子TDOからのテスト・データ“10”を、入力端子TDIを介して受け取って第1のビット“1”を比較すべきビットとして検出し、比較部410に第2のビット“1”を格納する。このようにして、検出データが2ビット“01”となる。
図5Jを参照すると、同様に、テスト・データ・シーケンス“0110”中の後半の残りの2ビットのデータ“10”について、図5B〜5F、図5G〜5Iの処理を実行し、それによって、比較部410において、検出パターンとして4ビットのデータ・シーケンス“0110”が得られる(ステップ530のYES)。
図5Kを参照すると、比較部410は、検出したテスト・パルス・データ・シーケンス“0110”と比較データ生成部408からの第1の端子(OUT1−IN1)用の比較データ・パルス・データ・シーケンスと比較する(ステップ532)。両者が一致すると、結果出力受信部138に出力結果が良好であることを表す信号が供給され、そのチェック結果がデータベース120に格納される(ステップ536)。それによって、プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT1からカスタム・デバイス300の入力端子IN1への結線チェックが完了する。
図5Lを参照すると、図5B〜5Jの場合と同様の処理が、プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT2からカスタム・デバイス300の入力端子IN2への結線について行われる(ステップ506〜538)。この場合、プログラマブル・デバイス200のチェック・データ生成部204に、カスタム・デバイス300のチェック対象の端子へ供給するテスト・データ・シーケンス“0111”(OUT2−IN2)と、チェック対象でない端子へ供給するデータ・シーケンス“0000”(OUT1−IN1)とを設定する。プログラマブル・デバイス400において、検出部406は、カスタム・デバイス300のテスト・データ出力端子TDOから受け取る第2のビットを、チェックにおいて比較すべきデータとして使用するように設定する。
図5Mを参照すると、比較部410は、検出したテスト・パルス・データ・シーケンス“0111”と比較データ生成部408からの第2の端子(OUT2−IN2)用の比較データ・パルス・データ・シーケンスと比較する。両者が一致すると、結果出力受信部138に出力結果が良好であることを表す信号が供給され、そのチェック結果がデータベース120に格納される(ステップ536)。それによって、プログラマブル・デバイス200の出力端子OUT2からカスタム・デバイス300の入力端子IN2への結線チェックが完了する。
他の出力端子OUT3、...および他の入力端子IN3、...がある場合には、それらの端子に対して、同様にステップ506〜538が実行される。
このように、実施形態によれば、FPGAおよびPLDのような機能を変更できる集積回路デバイスを用いて、その機能を変更できる集積回路デバイスとプリント基板におけるASICのような機能を変更できない集積回路デバイスとの間の結線を検査でき、プリント基板における機能を変更できる集積回路デバイスと機能を変更でない集積回路デバイスとの間の結線を実速度クロックパルスで検査できる。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素を組み合わせること、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
図1は、本発明の実施形態による、プリント基板上の機能を変更できる半導体集積回路装置としてのプログラマブル・デバイスを用いて、そのプログラマブル・デバイスと、プリント基板上の機能変更またはプログラムできないカスタム・デバイスとの間の結線の良否(短絡/開放)を、バウンダリ・スキャン用の低速度のクロックパルスおよび実速度または高速度のクロックパルスによって検査するための概略的なテスト構成を示している。 図2は、図1のカスタム・デバイスに予め形成されたクロックパルス切換部の構成およびそれに関係する構成を示している。 図3は、図1のプログラマブル・デバイスに予め形成されたクロックパルス切換部の構成およびそれに関係する構成を示している。 図4Aおよび4Bは、検査装置の制御の下で実行される、プリント基板5上に実装されたプログラマブル・デバイスとカスタム・デバイスの間の結線の良否を検査するための処理のフローチャートを示している。 (図4Aで説明) 図5A〜5Mは、図4Aおよび4Bのフローチャートに従って、検査装置によって、プログラマブル・デバイスを用いてプリント基板におけるカスタム・デバイスの結線状態を検査する例を示している。 (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) (図5Aで説明) 図6は、通常のカスタム・デバイスにおけるバウンダリ・スキャン・セルを用いた通常の低速度バウンダリ・スキャンの例を示している。
符号の説明
10 検査装置
132 実速度クロックパルス発生器
134 低速度クロックパルス発生器
200、400 機能を変更できる半導体集積回路デバイス
300 機能が変更できない半導体回路デバイス
202、302、402 クロックパルス切換部
204 チェック・データ生成部
406 ビット・データ検出部
408 比較データ生成部
410 テスト・データ比較部
322 複数のバウンダリ・スキャン・セル
324 フレーム・パルス比較部
326 ユーザ・ロジック

Claims (8)

  1. プリント基板に配置される機能変更可能な第1の集積回路デバイスの端子に配線で結線された機能変更できない第2の集積回路デバイスの端子の結線状態を判定するために、前記第1の集積回路デバイスに書き込んで動作させるプログラムであって、
    前記第1の集積回路デバイスに、
    複数のビット値からなる所定のパターンのデータ・シーケンスを予め記憶するステップと、
    実速度以上の速度のクロックパルスを供給するステップと、
    前記速度のクロックパルスで前記所定のパターンのデータ・シーケンスを前記第1の集積回路デバイスの1つの出力端子に供給するステップであって、それによって前記第2の集積回路デバイスの対応する1つの入力端子を介して前記第2の集積回路デバイスにデータ・シーケンスが供給されるようにするステップと、
    前記所定のパターンのデータ・シーケンスの検査結果を表すフラグを前記第2の集積回路デバイスの端子から前記第1の集積回路デバイスの端子を介して受け取るステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記第2の集積回路デバイスは、
    前記所定のパターンの比較用データ・シーケンスを予め記憶するステップと、
    前記速度のクロックパルスを供給するステップと、
    前記第2の集積回路デバイスの前記1つの入力端子を介して受け取ったデータ・シーケンスを前記比較用データ・シーケンスと比較するステップと、
    前記受け取ったデータ・シーケンスと前記比較用データ・シーケンスとが一致した場合に、前記受け取ったデータ・シーケンスが前記比較用データ・シーケンスと一致したことを表すフラグを発生させるステップと、
    を実行するものであることを特徴とする、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記プログラムは、前記第1の集積回路デバイスに、
    さらに、複数のビット値からなる別の所定のパターンのデータ・シーケンスを予め記憶するステップと、
    前記第2の集積回路デバイスから、前記受け取ったデータ・シーケンスが前記比較用データ・シーケンスと一致したことを表すフラグを受け取ったとき、実速度より低い低速度のクロックパルスを供給するステップと、
    前記第2の集積回路デバイスの前記1つの入力端子を介して前記第2の集積回路デバイスに1ビット・データが供給されるように、前記低速度のクロックパルスで、前記別の所定のパターンのデータ・シーケンスの中の或る1ビット・データを前記第1の集積回路デバイスの前記1つの出力端子に供給するステップと、
    を実行させることを特徴とする、請求項に記載のプログラム。
  4. 前記第2の集積回路デバイスは、さらに、前記1つの入力端子を介して受け取って前記第2の集積回路デバイスの対応するレジスタに保持されている前記1ビット・データを前記低速度のクロックパルスでシフトして、前記第2の集積回路デバイスの1つの検査用出力端子に供給するステップを実行するものであることを特徴とする、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記プログラムは、前記第1の集積回路デバイスに、
    さらに、別の所定のパターンの別の比較用データ・シーケンスを予め記憶するステップと、
    実速度より低い低速度のクロックパルスを供給するステップと、
    前記第2の集積回路デバイスの検査用出力端子から、前記第1の集積回路デバイスの検査用入力端子を介して1ビット・データを受け取ったとき、前記1ビット・データを記憶手段に格納するステップと、
    前記記憶手段に蓄積された複数のビット・データのデータ・シーケンスの長さが前記別の比較用データ・シーケンスの長さと同じになったとき、前記複数のビット・データのデータ・シーケンスと前記別の比較用データ・シーケンスとを比較するステップと、
    前記複数のビット・データのデータ・シーケンスと前記別の比較用データ・シーケンスとが一致したかどうかを表す情報を、前記第1の集積回路デバイスの検査用出力端子を介して出力するステップと、
    を実行させることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記プログラムは、さらに前記プリント基板に配置される機能変更可能な第3の集積回路デバイスに書き込んで前記第3の集積回路デバイスを動作させるものであり、前記第3の集積回路デバイスに、
    別の所定のパターンの別の比較用データ・シーケンスを予め記憶するステップと、
    実速度より低い低速度のクロックパルスを供給するステップと、
    前記第2の集積回路デバイスの検査用出力端子から、前記第3の集積回路デバイスの検査用入力端子を介して1ビット・データを受け取ったとき、前記1ビット・データを記憶手段に格納するステップと、
    前記記憶手段に蓄積された複数のビット・データのデータ・シーケンスの長さが前記別の比較用データ・シーケンスの長さと同じになったとき、前記複数のビット・データのデータ・シーケンスと前記別の比較用データ・シーケンスとを比較するステップと、
    前記複数のビット・データのデータ・シーケンスと前記別の比較用データ・シーケンスとが一致したかどうかを表す情報を、前記第3の集積回路デバイスの検査用出力端子を介して出力するステップと、
    を実行させることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム。
  7. プリント基板に配置された機能変更可能な第1の集積回路デバイスと機能変更できない第2の集積回路デバイスの端子間の結線状態を判定する方法であって、
    前記第1の集積回路デバイスにおいて、複数のビット値からなる第1の所定のパターンのデータ・シーケンスと、複数のビット値からなる第2の所定のパターンのデータ・シーケンスとを予め記憶する工程と、
    前記第1の集積回路デバイスにおいて、実速度以上の速度のクロックパルスを供給する工程と、
    前記第1の集積回路デバイスにおいて、前記実速度以上の速度のクロックパルスで前記第1の所定のパターンのデータ・シーケンスを前記第1の集積回路デバイスの1つの出力端子に供給し、それによって前記第2の集積回路デバイスの対応する1つの入力端子を介して前記第2の集積回路デバイスにデータ・シーケンスが供給されるようにする工程と、
    前記第2の集積回路デバイスにおいて、前記第1の所定のパターンの第1の比較用データ・シーケンスを記憶する工程と、
    前記第2の集積回路デバイスにおいて、前記実速度以上の速度のクロックパルスを供給する工程と、
    前記第2の集積回路デバイスにおいて、前記第2の集積回路デバイスの前記1つの入力端子を介して受け取ったデータ・シーケンスを前記第1の比較用データ・シーケンスと比較する工程と、
    前記第2の集積回路デバイスにおいて、前記受け取ったデータ・シーケンスと前記第1の比較用データ・シーケンスとが一致した場合に、前記受け取ったデータ・シーケンスが前記第1の比較用データ・シーケンスと一致したことを表すフラグを発生させる工程と、
    前記第1の集積回路デバイスにおいて、前記第2の集積回路デバイスから、前記受け取ったデータ・シーケンスが前記第1の比較用データ・シーケンスと一致したことを表すフラグを受け取ったとき、実速度より低い低速度のクロックパルスを供給する工程と、
    前記第1の集積回路デバイスにおいて、前記第2の集積回路デバイスの前記1つの入力端子を介して前記第2の集積回路デバイスに或る1ビット・データが供給されるように、前記低速度のクロックパルスで、前記第2の所定のパターンのデータ・シーケンスの中の或る1ビット・データを前記第1の集積回路デバイスの前記1つの出力端子に供給する工程と、
    を含む方法。
  8. 機能変更可能な別の集積回路デバイスを用いて、前記別の集積回路デバイスとの結線状態を判定される機能変更できない集積回路デバイスであって、
    実速度以上の速度のクロックパルスまたは実速度より低い速度の低速度のクロックパルスを供給するクロックパルス供給手段と、
    検査用の複数のビット値からなるデータ・シーケンスおよび別のデータを受け取る複数の入力端子と、
    前記複数の入力端子にそれぞれ結合されたバウンダリ・スキャン用の1組の複数のレジスタであって、前記1組の複数のレジスタの各レジスタが、前記実速度以上の速度のクロックパルスで前記データ・シーケンスの各ビット・データを順次受け取って一時的に保持し、前記低速のクロックパルスで前記別のデータを受け取って一時的に保持する、1組の複数のレジスタと、
    前記複数のレジスタに結合され、所定のパターンの比較用データ・シーケンスを予め格納し、前記1組の複数のレジスタの中の1つのレジスタから前記データ・シーケンスを順次受け取って、受け取った前記データ・シーケンスを前記比較用データ・シーケンスと比較して、前記比較の結果を表すフラグを前記クロックパルス供給手段に出力するデータ・シーケンス比較手段と、
    検査用出力端子と、
    ユーザ・ロジック回路と、
    を含み、
    前記1つのレジスタによって保持された前記別のデータは、前記低速のクロックパルスで前記1組の複数のレジスタにおいてシフトされて、前記検査用出力端子から出力されるものであることを特徴とする、集積回路デバイス。
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