JPH06186306A - 論理回路 - Google Patents
論理回路Info
- Publication number
- JPH06186306A JPH06186306A JP4354712A JP35471292A JPH06186306A JP H06186306 A JPH06186306 A JP H06186306A JP 4354712 A JP4354712 A JP 4354712A JP 35471292 A JP35471292 A JP 35471292A JP H06186306 A JPH06186306 A JP H06186306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- shift register
- test
- scan
- scan path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テスト時間を短縮できる回路テストを容易に
行うための設計がなされた論理回路を得る。 【構成】 スキャンイン端子3からスキャンパス5を通
じてシフトレジスタラッチ(SRL)21 〜23 にテス
トデータを保持し、SRL24 〜26 に期待値を保持
し、ブロックAの動作結果と期待値とを比較器104 〜
106 で比較し、比較結果を圧縮器112 で圧縮し、1
ビットのテスト結果として出力する。 【効果】 比較器によりテスト結果が直接得られる。
行うための設計がなされた論理回路を得る。 【構成】 スキャンイン端子3からスキャンパス5を通
じてシフトレジスタラッチ(SRL)21 〜23 にテス
トデータを保持し、SRL24 〜26 に期待値を保持
し、ブロックAの動作結果と期待値とを比較器104 〜
106 で比較し、比較結果を圧縮器112 で圧縮し、1
ビットのテスト結果として出力する。 【効果】 比較器によりテスト結果が直接得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体や基板上に構
成され、回路テストを容易に行うための設計がなされた
論理回路に関するものである。
成され、回路テストを容易に行うための設計がなされた
論理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば「VLSIにおけるテスト
技術とその検証期間の短縮化」(1991年4月17日
(株)技術情報センター発行)に示された従来のテスト
容易化設計の代表的な例であるレベルセンシティブ設計
(LSSD)された論理回路を示す構成図であり、図に
おいて、11 ,12 ,13 はシステムを構成する組み合
せ回路、21 〜25 は組み合せ回路11 ,12 ,13 の
間に設けられデータをラッチするシフトレジスタラッチ
(以下、SRLと言う)、3はテスト時にデータを入力
するスキャンイン端子、4はテスト結果を取り出すスキ
ャンアウト端子、5はスキャンイン端子3、SRL21
〜25 及びスキャンアウト端子4を接続するスキャンパ
スである。
技術とその検証期間の短縮化」(1991年4月17日
(株)技術情報センター発行)に示された従来のテスト
容易化設計の代表的な例であるレベルセンシティブ設計
(LSSD)された論理回路を示す構成図であり、図に
おいて、11 ,12 ,13 はシステムを構成する組み合
せ回路、21 〜25 は組み合せ回路11 ,12 ,13 の
間に設けられデータをラッチするシフトレジスタラッチ
(以下、SRLと言う)、3はテスト時にデータを入力
するスキャンイン端子、4はテスト結果を取り出すスキ
ャンアウト端子、5はスキャンイン端子3、SRL21
〜25 及びスキャンアウト端子4を接続するスキャンパ
スである。
【0003】SRL21 〜25 には動作時にシステムク
ロックCK1,CK2が入力され、テストモード時にス
キャンロックCA ,CB が入力されるように成されてい
る。また組み合せ回路11 にシステム入力データが加え
られ、組み合せ回路13 よりシステム出力が得られるよ
うに成されている。
ロックCK1,CK2が入力され、テストモード時にス
キャンロックCA ,CB が入力されるように成されてい
る。また組み合せ回路11 にシステム入力データが加え
られ、組み合せ回路13 よりシステム出力が得られるよ
うに成されている。
【0004】図8はSRL2の回路構成を示すもので、
図示のようにシステムクロックCK及びスキャンクロッ
クCA で動作されるマスター側ラッチL1 とスキャンク
ロックCB で動作されるスレーブ側ラッチL2 とにより
構成され、上記スキャンパス5に接続されるスキャンイ
ン端子6、スキャンアウト端子7を有している。また、
データイン端子8、データアウト端子9を有している。
図示のようにシステムクロックCK及びスキャンクロッ
クCA で動作されるマスター側ラッチL1 とスキャンク
ロックCB で動作されるスレーブ側ラッチL2 とにより
構成され、上記スキャンパス5に接続されるスキャンイ
ン端子6、スキャンアウト端子7を有している。また、
データイン端子8、データアウト端子9を有している。
【0005】次に動作について説明する。図7におい
て、通常のシステム動作時には、システム入力が組み合
せ回路11に加えられて処理され、さらにSRL21 ,
22 を介して組み合せ回路に、SRL23 〜25 及び組
み合せ回路13 で処理されることにより、システム出力
が得られる。
て、通常のシステム動作時には、システム入力が組み合
せ回路11に加えられて処理され、さらにSRL21 ,
22 を介して組み合せ回路に、SRL23 〜25 及び組
み合せ回路13 で処理されることにより、システム出力
が得られる。
【0006】次に、テストモードにおいて中央の組み合
せ回路12 のテストを行う場合について図9のタイミン
グチャートを用いて説明する。先ず、T1 ,T2 の周期
において、スキャンイン端子3よりスキャンパス5を用
いて2つのSRL21 〜22 にテストデータを設定す
る。SRL22 に“H”のデータを設定し、SRL21
に“L”のデータを設定するためには、スキャンイン端
子3より、T1 で“H”、T2 で“L”を入力する。そ
して各周期T1 ,T2 でスキャンクロックCA ,CB を
異る位相で加えると、T2 の終りでSRL11 の出力は
“L”、SRL22 の出力は“H”を保持して、組み合
せ回路11に加えられている。
せ回路12 のテストを行う場合について図9のタイミン
グチャートを用いて説明する。先ず、T1 ,T2 の周期
において、スキャンイン端子3よりスキャンパス5を用
いて2つのSRL21 〜22 にテストデータを設定す
る。SRL22 に“H”のデータを設定し、SRL21
に“L”のデータを設定するためには、スキャンイン端
子3より、T1 で“H”、T2 で“L”を入力する。そ
して各周期T1 ,T2 でスキャンクロックCA ,CB を
異る位相で加えると、T2 の終りでSRL11 の出力は
“L”、SRL22 の出力は“H”を保持して、組み合
せ回路11に加えられている。
【0007】この状態から次の周期T3 でシステムクロ
ックCK2を1つ加えて組み合せ回路12 を動作させ
る。この動作により組み合せ回路12 より出力が得ら
れ、SRL23 に“H”、SRL24 に“L”、SRL
25 に“H”が入力されたとする。これを上記システム
クロックCK2により各SRL23 〜25 のマスター側
ラッチL1 に取り込む。次に、先ずスキャンクロックC
B によりスレーブ側ラッチL2 に転送し、その後、スキ
ャンクロックCA によりスキャンイン端子6のデータを
ラッチL1 に取り込む。このときクロックCA ,CB は
最初にデータを設定したときとは位相が逆になってい
る。
ックCK2を1つ加えて組み合せ回路12 を動作させ
る。この動作により組み合せ回路12 より出力が得ら
れ、SRL23 に“H”、SRL24 に“L”、SRL
25 に“H”が入力されたとする。これを上記システム
クロックCK2により各SRL23 〜25 のマスター側
ラッチL1 に取り込む。次に、先ずスキャンクロックC
B によりスレーブ側ラッチL2 に転送し、その後、スキ
ャンクロックCA によりスキャンイン端子6のデータを
ラッチL1 に取り込む。このときクロックCA ,CB は
最初にデータを設定したときとは位相が逆になってい
る。
【0008】以上の動作を繰り返しながらSRL23 ,
24 ,25 のデータを各々次段のSRLに順次転送しな
がらスキャンアウト端子4まで転送する。このスキャン
アウト端子4には4周期目T4 から動作結果がスキャン
データとして出力され始め、T4 でSRL25 、T5 で
SRL24 、T6 でSRL23 の各動作結果が得られ
る。従って、以上のテストには、データの設定にT1 ,
T2 の2周期、データの取り込みにT3 の1周期、スキ
ャンデータの取り出したT4 ,T5 ,T6 の3周期をそ
れぞれ必要とし、合計で6周期かかることになる。
24 ,25 のデータを各々次段のSRLに順次転送しな
がらスキャンアウト端子4まで転送する。このスキャン
アウト端子4には4周期目T4 から動作結果がスキャン
データとして出力され始め、T4 でSRL25 、T5 で
SRL24 、T6 でSRL23 の各動作結果が得られ
る。従って、以上のテストには、データの設定にT1 ,
T2 の2周期、データの取り込みにT3 の1周期、スキ
ャンデータの取り出したT4 ,T5 ,T6 の3周期をそ
れぞれ必要とし、合計で6周期かかることになる。
【0009】図8のSRL2においては通常のシステム
動作時には、スキャンクロックCAが入らないため、ス
キャンイン端子6からのデータは、データアウト端子9
又はスキャンアウト端子7には伝わらない。つまり、シ
ステムクロックCKが入ったときには、データイン端子
8のデータが、スキャンクロックが入ったときにはスキ
ャンイン端子6のデータが内部に伝えられる。テスト動
作時には、もう一つのスキャンクロックCB を使用し
て、L2 側にも信号が伝わるようにし、スキャンアウト
端子7からデータを出力する。データイン端子8は、組
み合せ回路の出力を受け取る端子であり、データアウト
端子9は、組み合せ回路へデータを入力する端子であ
る。また、スキャンイン端子6、スキャンアウト端子7
は、スキャンパス5に接続される。
動作時には、スキャンクロックCAが入らないため、ス
キャンイン端子6からのデータは、データアウト端子9
又はスキャンアウト端子7には伝わらない。つまり、シ
ステムクロックCKが入ったときには、データイン端子
8のデータが、スキャンクロックが入ったときにはスキ
ャンイン端子6のデータが内部に伝えられる。テスト動
作時には、もう一つのスキャンクロックCB を使用し
て、L2 側にも信号が伝わるようにし、スキャンアウト
端子7からデータを出力する。データイン端子8は、組
み合せ回路の出力を受け取る端子であり、データアウト
端子9は、組み合せ回路へデータを入力する端子であ
る。また、スキャンイン端子6、スキャンアウト端子7
は、スキャンパス5に接続される。
【0010】図10はテスト容易化設計された従来のL
SIの例を示し、図7と対応する部分には同一符号を付
してある。図10において、A,B,C,Dはテスト対
象回路としてのブロックである。各ブロックA〜DはS
RL2を介して接続され、各SRL2はスキャンパス5
で直列に接続されている。スキャンパス5の両端にはス
キャンイン端子3、スキャンアウト端子4が設けられて
いる。また、この論理回路ではシステムの入力側と出力
側に組み合せ回路1が設けられている。
SIの例を示し、図7と対応する部分には同一符号を付
してある。図10において、A,B,C,Dはテスト対
象回路としてのブロックである。各ブロックA〜DはS
RL2を介して接続され、各SRL2はスキャンパス5
で直列に接続されている。スキャンパス5の両端にはス
キャンイン端子3、スキャンアウト端子4が設けられて
いる。また、この論理回路ではシステムの入力側と出力
側に組み合せ回路1が設けられている。
【0011】次に動作について説明する。ブロックBの
テストを行う場合は、先ず、スキャンイン端子3からS
RL21〜23 を通じてSRL24 〜26 にデータを設
定する。このために最低6周期必要となる。次に、シス
テム動作させるために1周期を要し、さらにSRL27
〜29 に得られた動作結果を、後段の9個のSRL2に
順次転送しながらスキャンアウト端子4に出力するのに
最低12周期かかる。従って、一連の動作には最低19
周期必要となる。
テストを行う場合は、先ず、スキャンイン端子3からS
RL21〜23 を通じてSRL24 〜26 にデータを設
定する。このために最低6周期必要となる。次に、シス
テム動作させるために1周期を要し、さらにSRL27
〜29 に得られた動作結果を、後段の9個のSRL2に
順次転送しながらスキャンアウト端子4に出力するのに
最低12周期かかる。従って、一連の動作には最低19
周期必要となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のテスト容易化設
計された論理回路は以上のように構成されているので、
データのシフトインあるいはシフトアウトを行うために
は、データをシリアルに入力しなければならず、このシ
リアル入力及び出力には、1ビットにつき1周期のテス
ト時間を必要とするため、膨大なテスト時間を必要とす
るという問題点があった。
計された論理回路は以上のように構成されているので、
データのシフトインあるいはシフトアウトを行うために
は、データをシリアルに入力しなければならず、このシ
リアル入力及び出力には、1ビットにつき1周期のテス
ト時間を必要とするため、膨大なテスト時間を必要とす
るという問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、テスト時にシリアル出力のため
の時間を短縮できるテスト容易化のための論理回路を得
ることを目的としている。
ためになされたもので、テスト時にシリアル出力のため
の時間を短縮できるテスト容易化のための論理回路を得
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る論
理回路は、テスト対象回路の動作結果を保持するSRL
の出力側に期待値と動作結果とを比較する比較器を設け
たものである。
理回路は、テスト対象回路の動作結果を保持するSRL
の出力側に期待値と動作結果とを比較する比較器を設け
たものである。
【0015】請求項2の発明に係る論理回路は、複数の
テスト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数
の比較器と、各比較器の比較結果を圧縮する圧縮器とを
設けたものである。
テスト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数
の比較器と、各比較器の比較結果を圧縮する圧縮器とを
設けたものである。
【0016】請求項3の発明に係る論理回路は、複数の
テスト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数
の比較器と、各比較器の比較結果を複数ずつ圧縮する複
数の圧縮器と、各圧縮器の出力をさらに圧縮する圧縮器
とを設けたものである。
テスト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数
の比較器と、各比較器の比較結果を複数ずつ圧縮する複
数の圧縮器と、各圧縮器の出力をさらに圧縮する圧縮器
とを設けたものである。
【0017】請求項4発明に係る論理回路は、複数のテ
スト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数の
比較器と、各比較器の比較結果を複数ずつ圧縮する複数
の圧縮器と、スキャンパスを通じて入力されるテスト対
象回路を限定する信号を保持して上記圧縮器に伝えるテ
スト対象回路選択手段とを設けたものである。
スト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数の
比較器と、各比較器の比較結果を複数ずつ圧縮する複数
の圧縮器と、スキャンパスを通じて入力されるテスト対
象回路を限定する信号を保持して上記圧縮器に伝えるテ
スト対象回路選択手段とを設けたものである。
【0018】請求項5の発明に係る論理回路は、複数の
テスト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数
の比較器と、各比較器の比較結果を複数ずつ圧縮する複
数の圧縮器と、各圧縮器の出力をさらに圧縮する圧縮器
と、この圧縮器の出力とスキャンパスの出力とを切り換
えるセレクタとを設けたものである。
テスト対象回路の各動作結果と期待値とを比較する複数
の比較器と、各比較器の比較結果を複数ずつ圧縮する複
数の圧縮器と、各圧縮器の出力をさらに圧縮する圧縮器
と、この圧縮器の出力とスキャンパスの出力とを切り換
えるセレクタとを設けたものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における論理回路は、比較器に
予め期待値を蓄え、その値とテスト対象回路の動作結果
とを比較することにより、そのテスト対象回路のテスト
結果が判定される。
予め期待値を蓄え、その値とテスト対象回路の動作結果
とを比較することにより、そのテスト対象回路のテスト
結果が判定される。
【0020】請求項2の発明における論理回路は、複数
の比較器の比較結果を圧縮することにより、テスト対象
回路全体のテスト結果が判定される。
の比較器の比較結果を圧縮することにより、テスト対象
回路全体のテスト結果が判定される。
【0021】請求項3の発明における論理回路は、複数
の圧縮器の出力をさらに圧縮することにより、複数のテ
スト対象回路の全体のテスト結果が判定される。
の圧縮器の出力をさらに圧縮することにより、複数のテ
スト対象回路の全体のテスト結果が判定される。
【0022】請求項4の発明における論理回路は、テス
ト対象回路選択手段がスキャンパスからテスト対象回路
を限定する信号を受け、これを圧縮器に伝えることによ
り、テスト結果を得るべきテスト対象回路が選択され
る。
ト対象回路選択手段がスキャンパスからテスト対象回路
を限定する信号を受け、これを圧縮器に伝えることによ
り、テスト結果を得るべきテスト対象回路が選択され
る。
【0023】請求項5の発明における論理回路は、切り
換え信号によりセレクタを切換えることによって、スキ
ャンパスから従来通りのスキャンデータを得るか又は複
数のテスト対象回路の全体のテスト結果を得るかを任意
に選択できる。
換え信号によりセレクタを切換えることによって、スキ
ャンパスから従来通りのスキャンデータを得るか又は複
数のテスト対象回路の全体のテスト結果を得るかを任意
に選択できる。
【0024】
実施例1.以下、請求項1,2,3の発明の一実施例を
図について説明する。図1においては図7、図10と対
応する部分には同一符号を付して説明を省略する。図1
はテスト対象回路として1つのブロックAを有する場合
であり、104 ,105 ,106 はSRL24 ,25 ,
26 の出力側に設けられた比較器、11は比較器10
4 ,105 ,106 の出力を圧縮してテスト結果として
出力する圧縮器である。なお、図1においては、システ
ムクロックCK1,CK2、スキャンクロックCA ,C
B 等のラインは図示を省略しているが、図7と同様に設
けられている。
図について説明する。図1においては図7、図10と対
応する部分には同一符号を付して説明を省略する。図1
はテスト対象回路として1つのブロックAを有する場合
であり、104 ,105 ,106 はSRL24 ,25 ,
26 の出力側に設けられた比較器、11は比較器10
4 ,105 ,106 の出力を圧縮してテスト結果として
出力する圧縮器である。なお、図1においては、システ
ムクロックCK1,CK2、スキャンクロックCA ,C
B 等のラインは図示を省略しているが、図7と同様に設
けられている。
【0025】比較器104 〜106 は図2に示すように
比較器10としてSRL2のデータアウト端子9とスキ
ャンアウト端子7の各出力を比較するように成されてい
る。
比較器10としてSRL2のデータアウト端子9とスキ
ャンアウト端子7の各出力を比較するように成されてい
る。
【0026】次に動作について説明する。ブロックAを
テストするために、比較器104 〜106 には予め期待
値を設定しておき、ブロックAの動作結果と比較するよ
うにしている。図3のタイミングチャートを用いて一連
の動作を説明する。先ず、SRL21 〜23 にはテスト
のためのデータを設定し、SRL24 〜26 には上記期
待値を示すデータを設定する必要がある。このためにス
キャンイン端子3より上記各データを入力し、T1〜T6
の6周期を用いて上記の設定を行う。これにより、S
RL21 〜23 にテストデータが保持されてブロックA
に加えられ、SRL24 〜26 に期待値が保持されて比
較器104 〜106 に加えられる。
テストするために、比較器104 〜106 には予め期待
値を設定しておき、ブロックAの動作結果と比較するよ
うにしている。図3のタイミングチャートを用いて一連
の動作を説明する。先ず、SRL21 〜23 にはテスト
のためのデータを設定し、SRL24 〜26 には上記期
待値を示すデータを設定する必要がある。このためにス
キャンイン端子3より上記各データを入力し、T1〜T6
の6周期を用いて上記の設定を行う。これにより、S
RL21 〜23 にテストデータが保持されてブロックA
に加えられ、SRL24 〜26 に期待値が保持されて比
較器104 〜106 に加えられる。
【0027】次にシステムクロックをT7 で加えてSR
L21 〜23 のデータを取り込んでブロックAを動作さ
せる。その動作結果が比較器104 〜106 に加えられ
て、各々の期待値と比較され、動作結果が正しければ
“H”を、間違っていれば“L”を比較結果として出力
する。この比較結果は圧縮器11で1ビットのテスト結
果として直接出力される。或いはスキャンアウト端子4
より従来と同様にしてスキャンデータを取り出すことも
できる。
L21 〜23 のデータを取り込んでブロックAを動作さ
せる。その動作結果が比較器104 〜106 に加えられ
て、各々の期待値と比較され、動作結果が正しければ
“H”を、間違っていれば“L”を比較結果として出力
する。この比較結果は圧縮器11で1ビットのテスト結
果として直接出力される。或いはスキャンアウト端子4
より従来と同様にしてスキャンデータを取り出すことも
できる。
【0028】以上によれば、この図1のように1つのブ
ロックAを有する回路単体について見れば、テストに要
する時間は従来の場合と同様に7周期である。しかしな
がら実施例2としての図4に示すように、従来の図10
の回路と同様に4つのブロックA〜Dを有し、図1より
スキャンパス5が長い回路の場合は、図示のように各ブ
ロックA〜Dの出力側のSRL2にそれぞれ比較器10
を接続し、各比較出力を圧縮器11に加え、各圧縮出力
をさらに圧縮器12に加えることによって、テスト時間
を短縮することが可能になる。
ロックAを有する回路単体について見れば、テストに要
する時間は従来の場合と同様に7周期である。しかしな
がら実施例2としての図4に示すように、従来の図10
の回路と同様に4つのブロックA〜Dを有し、図1より
スキャンパス5が長い回路の場合は、図示のように各ブ
ロックA〜Dの出力側のSRL2にそれぞれ比較器10
を接続し、各比較出力を圧縮器11に加え、各圧縮出力
をさらに圧縮器12に加えることによって、テスト時間
を短縮することが可能になる。
【0029】即ち、図4のように構成することにより、
各ブロックA〜Dの動作結果を従来のように後段のSR
L2に順次転送しながらスキャンアウト端子4まで転送
する必要がなく、比較結果を直接取り出すことにより、
転送時間を短縮することができる。表1は、従来の図1
0の回路のテスト時間と、この回路と通常のシステム動
作では同一の機能を有する図4の回路のテスト時間とを
テスト対象のブロックA〜D毎に示したものである。
各ブロックA〜Dの動作結果を従来のように後段のSR
L2に順次転送しながらスキャンアウト端子4まで転送
する必要がなく、比較結果を直接取り出すことにより、
転送時間を短縮することができる。表1は、従来の図1
0の回路のテスト時間と、この回路と通常のシステム動
作では同一の機能を有する図4の回路のテスト時間とを
テスト対象のブロックA〜D毎に示したものである。
【0030】
【表1】
【0031】この表1によればブロックCのテストで周
期数が19周期で一致している以外は、周期数が少なく
なっており、回路規模が大きくなってスキャンパス5が
長くなればなるほど効果が得られることがわかる。この
ように、テスト時間及びテスト周期数が2分1以下に削
減されることはないが、回路規模によっては、2分の1
近くまで削減できるであろうことは、容易に予想でき
る。
期数が19周期で一致している以外は、周期数が少なく
なっており、回路規模が大きくなってスキャンパス5が
長くなればなるほど効果が得られることがわかる。この
ように、テスト時間及びテスト周期数が2分1以下に削
減されることはないが、回路規模によっては、2分の1
近くまで削減できるであろうことは、容易に予想でき
る。
【0032】なお、図2の比較器10において、上記期
待値はラッチL2 からスキャンアウト端子7を介して加
えられ、また、各ブロックの動作結果はデータアウト端
子9から加えられる。また、圧縮器11は対応するブロ
ックのテスト結果を1ビットで出力し、圧縮器12は回
路全体としてのテスト結果を1ビットで出力するもので
ある。
待値はラッチL2 からスキャンアウト端子7を介して加
えられ、また、各ブロックの動作結果はデータアウト端
子9から加えられる。また、圧縮器11は対応するブロ
ックのテスト結果を1ビットで出力し、圧縮器12は回
路全体としてのテスト結果を1ビットで出力するもので
ある。
【0033】実施例3.図5は請求項4の発明の実施例
を示す。図5において、13はテスト対象回路選択手段
としてのSRLであり、前記図4と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。
を示す。図5において、13はテスト対象回路選択手段
としてのSRLであり、前記図4と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。
【0034】次に動作について説明する。テスト時に、
スキャンイン端子3からテストデータ、期待値を入力す
ると共にSRL13に対してテスト対象ブロックを限定
するためのブロック選択信号を入力する。そしてテスト
対象ブロックの動作時にブロック選択信号の値を対応す
る圧縮器11に入力することにより、そのブロックのテ
スト結果のみ出力する。
スキャンイン端子3からテストデータ、期待値を入力す
ると共にSRL13に対してテスト対象ブロックを限定
するためのブロック選択信号を入力する。そしてテスト
対象ブロックの動作時にブロック選択信号の値を対応す
る圧縮器11に入力することにより、そのブロックのテ
スト結果のみ出力する。
【0035】実施例4.図6は請求項5の発明の実施例
を示す。図6において、14はスキャンパス5のスキャ
ンデータ出力と圧縮器12の出力とを切り換えるセレク
タ、15はセレクタ14の切り換え信号であり、前記図
4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。上記の構成によれば、テスト時に、セレクタ14を
切り換え、圧縮器12からの比較器10の比較結果によ
るテスト結果を得たり、又はスキャンパス5を通じてス
キャンデータを得ることができる。
を示す。図6において、14はスキャンパス5のスキャ
ンデータ出力と圧縮器12の出力とを切り換えるセレク
タ、15はセレクタ14の切り換え信号であり、前記図
4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。上記の構成によれば、テスト時に、セレクタ14を
切り換え、圧縮器12からの比較器10の比較結果によ
るテスト結果を得たり、又はスキャンパス5を通じてス
キャンデータを得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、テスト対象回路の動作結果と期待値とを比較する比
較器を設ける構成としたので、テスト結果を迅速に得る
ことができ、テスト時間の短縮をはかることができる効
果がある。
ば、テスト対象回路の動作結果と期待値とを比較する比
較器を設ける構成としたので、テスト結果を迅速に得る
ことができ、テスト時間の短縮をはかることができる効
果がある。
【0037】請求項2の発明によれば、複数のテスト対
象回路の各々について複数の比較器を設け、各比較結果
を圧縮するように構成したので、各々のテスト対象回路
全体のテスト結果を得ることができる効果がある。
象回路の各々について複数の比較器を設け、各比較結果
を圧縮するように構成したので、各々のテスト対象回路
全体のテスト結果を得ることができる効果がある。
【0038】請求項3の発明によれば、複数の比較器の
比較結果を複数ずつ圧縮する複数の圧縮器を設け、各圧
縮器の出力をさらに圧縮するように構成したので、複数
のテスト対象回路全体のテスト結果を得ることができる
効果がある。
比較結果を複数ずつ圧縮する複数の圧縮器を設け、各圧
縮器の出力をさらに圧縮するように構成したので、複数
のテスト対象回路全体のテスト結果を得ることができる
効果がある。
【0039】請求項4の発明によれば、テスト対象回路
選択手段を設ける構成としたので、複数のテスト対象回
路のうちからテスト結果を得るべきテスト対象回路を任
意に選択できる効果がある。
選択手段を設ける構成としたので、複数のテスト対象回
路のうちからテスト結果を得るべきテスト対象回路を任
意に選択できる効果がある。
【0040】請求項5の発明によれば、複数の圧縮出力
をさらに圧縮した出力とスキャンパスの出力とをセレク
タで切り換えるように構成したので、複数のテスト対象
回路全体のテスト結果を得るか又はスキャンデータを得
るかを任意に選択できる効果がある。
をさらに圧縮した出力とスキャンパスの出力とをセレク
タで切り換えるように構成したので、複数のテスト対象
回路全体のテスト結果を得るか又はスキャンデータを得
るかを任意に選択できる効果がある。
【図1】請求項1,2の発明の実施例を示す構成図であ
る。
る。
【図2】シフトレジスタラッチと比較器の実施例を示す
構成図である。
構成図である。
【図3】テスト時の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図4】請求項3の発明の実施例を示す構成図である。
【図5】請求項4の発明の実施例を示す構成図である。
【図6】請求項5の発明の実施例を示す構成図である。
【図7】従来のテスト容易化設計された論理回路を示す
構成図である。
構成図である。
【図8】従来のシフトレジスタラッチを示す構成図であ
る。
る。
【図9】従来のテスト動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図10】従来のテスト容易化設計されたLSIを示す
構成図である。
構成図である。
2,21 〜26 SRL(シフトレジスタラッチ) 5 スキャンパス 10,104 〜106 比較器 11,12 圧縮器 13 SRL(シフトレジスタラッチ、テスト対象回路
選択手段) 14 セレクタ 15 切り換え信号 A〜D ブロック(テスト対象回路)
選択手段) 14 セレクタ 15 切り換え信号 A〜D ブロック(テスト対象回路)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に、テストモードにおいて中央の組み合
せ回路12 のテストを行う場合について図9のタイミン
グチャートを用いて説明する。先ず、T1 ,T2 の周期
において、スキャンイン端子3よりスキャンパス5を用
いて2つのSRL21 〜22 にテストデータを設定す
る。SRL22 に“H”のデータを設定し、SRL21
に“L”のデータを設定するためには、スキャンイン端
子3より、T1 で“H”、T2 で“L”を入力する。そ
して各周期T1 ,T2 でスキャンクロックCA ,CB を
異る位相で加えると、T2 の終りでSRL21 の出力は
“L”、SRL22 の出力は“H”を保持して、組み合
せ回路12 に加えられている。
せ回路12 のテストを行う場合について図9のタイミン
グチャートを用いて説明する。先ず、T1 ,T2 の周期
において、スキャンイン端子3よりスキャンパス5を用
いて2つのSRL21 〜22 にテストデータを設定す
る。SRL22 に“H”のデータを設定し、SRL21
に“L”のデータを設定するためには、スキャンイン端
子3より、T1 で“H”、T2 で“L”を入力する。そ
して各周期T1 ,T2 でスキャンクロックCA ,CB を
異る位相で加えると、T2 の終りでSRL21 の出力は
“L”、SRL22 の出力は“H”を保持して、組み合
せ回路12 に加えられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】以上の動作を繰り返しながらSRL23 ,
24 ,25 のデータを各々次段のSRLに順次転送しな
がらスキャンアウト端子4まで転送する。このスキャン
アウト端子4には4周期目T4 から動作結果がスキャン
データとして出力され始め、T4 でSRL23 、T5 で
SRL24 、T6 でSRL25 の各動作結果が得られ
る。従って、以上のテストには、データの設定にT1 ,
T2 の2周期、データの取り込みにT3 の1周期、スキ
ャンデータの取り出しにT4 ,T5 ,T6 の3周期をそ
れぞれ必要とし、合計で6周期かかることになる。
24 ,25 のデータを各々次段のSRLに順次転送しな
がらスキャンアウト端子4まで転送する。このスキャン
アウト端子4には4周期目T4 から動作結果がスキャン
データとして出力され始め、T4 でSRL23 、T5 で
SRL24 、T6 でSRL25 の各動作結果が得られ
る。従って、以上のテストには、データの設定にT1 ,
T2 の2周期、データの取り込みにT3 の1周期、スキ
ャンデータの取り出しにT4 ,T5 ,T6 の3周期をそ
れぞれ必要とし、合計で6周期かかることになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に動作について説明する。ブロックAの
テストを行う場合は、先ず、スキャンイン端子3からS
RL2を通じてSRL21 〜23 にデータを設定する。
このために12周期必要となる。次に、システム動作さ
せるために1周期を要し、さらにSRL24 〜26 に得
られた動作結果を、後段の3個のSRL2に順次転送し
ながらスキャンアウト端子4に出力するのに6周期かか
る。従って、一連の動作には合計19周期必要となる。
テストを行う場合は、先ず、スキャンイン端子3からS
RL2を通じてSRL21 〜23 にデータを設定する。
このために12周期必要となる。次に、システム動作さ
せるために1周期を要し、さらにSRL24 〜26 に得
られた動作結果を、後段の3個のSRL2に順次転送し
ながらスキャンアウト端子4に出力するのに6周期かか
る。従って、一連の動作には合計19周期必要となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【実施例】 実施例1.以下、請求項1,2,3の発明の一実施例を
図について説明する。図1においては図7、図10と対
応する部分には同一符号を付して説明を省略する。図1
はテスト対象回路として1つのブロックAを有する場合
であり、104 ,105 ,106 はSRL24 ,25 ,
26 の出力側に設けられた比較器、111,112 は比
較器104 ,105 ,106 の出力を圧縮してテスト結
果として出力する圧縮器である。なお、図1において
は、システムクロックCK1,CK2、スキャンクロッ
クCA ,CB 等のラインは図示を省略しているが、図7
と同様に設けられている。
図について説明する。図1においては図7、図10と対
応する部分には同一符号を付して説明を省略する。図1
はテスト対象回路として1つのブロックAを有する場合
であり、104 ,105 ,106 はSRL24 ,25 ,
26 の出力側に設けられた比較器、111,112 は比
較器104 ,105 ,106 の出力を圧縮してテスト結
果として出力する圧縮器である。なお、図1において
は、システムクロックCK1,CK2、スキャンクロッ
クCA ,CB 等のラインは図示を省略しているが、図7
と同様に設けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】次にシステムクロックをT7 で加えてSR
L21 〜23 のデータを取り込んでブロックAを動作さ
せる。その動作結果が比較器104 〜106 に加えられ
て、各々の期待値と比較され、動作結果が正しければ
“H”を、間違っていれば“L”を比較結果として出力
する。この比較結果は圧縮器112 で1ビットのテスト
結果として直接出力される。或いはスキャンアウト端子
4より従来と同様にしてスキャンデータを取り出すこと
もできる。
L21 〜23 のデータを取り込んでブロックAを動作さ
せる。その動作結果が比較器104 〜106 に加えられ
て、各々の期待値と比較され、動作結果が正しければ
“H”を、間違っていれば“L”を比較結果として出力
する。この比較結果は圧縮器112 で1ビットのテスト
結果として直接出力される。或いはスキャンアウト端子
4より従来と同様にしてスキャンデータを取り出すこと
もできる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【表1】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 2,21 〜26 SRL(シフトレジスタラッチ) 5 スキャンパス 10,101 〜106 比較器 11,111 〜112 ,12 圧縮器 13 SRL(シフトレジスタラッチ、テスト対象回路
選択手段) 14 セレクタ 15 切り換え信号 A〜D ブロック(テスト対象回路)
選択手段) 14 セレクタ 15 切り換え信号 A〜D ブロック(テスト対象回路)
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
Claims (5)
- 【請求項1】 テスト対象回路の入力側と出力側とにそ
れぞれシフトレジスタラッチが接続されると共に、これ
らのシフトレジスタラッチを直列に接続してデータを順
次転送するためのスキャンパスを有する論理回路におい
て、上記テスト対象回路の出力側に接続されたシフトレ
ジスタラッチの出力側に上記スキャンパスから転送され
る期待値と上記テスト対象回路の動作結果とを比較する
比較器とを設けたことを特徴とする論理回路。 - 【請求項2】 複数のテスト対象回路の入力側と出力側
とにそれぞれシフトレジスタラッチが接続されると共
に、これらのシフトレジスタラッチを直列に接続してデ
ータを順次転送するためのスキャンパスを有する論理回
路において、上記複数のテスト対象回路の出力側にそれ
ぞれ接続されたシフトレジスタラッチの出力側に上記ス
キャンパスから転送される期待値と上記テスト対象回路
の動作結果とを比較する複数の比較器と、上記複数の比
較器の比較結果を圧縮して出力する圧縮器とを設けたこ
とを特徴とする論理回路。 - 【請求項3】 複数のテスト対象回路の入力側と出力側
とにそれぞれシフトレジスタラッチが接続されると共
に、これらのシフトレジスタラッチを直列に接続してデ
ータを順次転送するためのスキャンパスを有する論理回
路において、上記複数のテスト対象回路の出力側にそれ
ぞれ接続されたシフトレジスタラッチの出力側に上記ス
キャンパスから転送される期待値と上記テスト対象回路
の動作結果とを比較する複数の比較器と、上記複数の比
較器の各比較結果のうちの複数ずつをそれぞれ圧縮する
複数の圧縮器と、上記複数の圧縮器の出力をさらに圧縮
して出力する圧縮器とを設けたことを特徴とする論理回
路。 - 【請求項4】 複数のテスト対象回路の入力側と出力側
とにそれぞれシフトレジスタラッチが接続されると共
に、これらのシフトレジスタラッチを直列に接続してデ
ータを順次転送するためのスキャンパスを有する論理回
路において、上記複数のテスト対象回路の出力側にそれ
ぞれ接続されたシフトレジスタラッチの出力側に上記ス
キャンパスから転送される期待値と上記テスト対象回路
の動作結果とを比較する複数の比較器と、上記複数の比
較器の各比較結果のうちの複数ずつをそれぞれ圧縮する
複数の圧縮器と、上記スキャンパスを通じて入力される
テスト対象回路を限定する信号を保持して上記圧縮器に
伝えるテスト対象回路選択手段を設けたことを特徴とす
る論理回路。 - 【請求項5】 複数のテスト対象回路の入力側と出力側
とにそれぞれシフトレジスタラッチが接続されると共
に、これらのシフトレジスタラッチを直列に接続してデ
ータを順次転送するためのスキャンパスを有する論理回
路において、上記複数のテスト対象回路の出力側にそれ
ぞれ接続されたシフトレジスタラッチの出力側に上記ス
キャンパスから転送される期待値と上記テスト対象回路
の動作結果とを比較する複数の比較器と、上記複数の比
較器の各比較結果のうちの複数ずつをそれぞれ圧縮する
複数の圧縮器と、上記複数の圧縮器の出力をさらに圧縮
して出力する圧縮器と、上記スキャンパスの出力と上記
複数の圧縮器の出力をさらに圧縮する圧縮器の出力とを
切り換え信号により切り換え選択して出力するセレクタ
とを備えたことを特徴とする論理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354712A JPH06186306A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 論理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4354712A JPH06186306A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 論理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06186306A true JPH06186306A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18439402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4354712A Pending JPH06186306A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 論理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06186306A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0586834A2 (en) * | 1992-09-11 | 1994-03-16 | Motorola, Inc. | Enhanced data analyzer for use in bist circuitry |
JP2008102045A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法 |
JP2011163961A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Renesas Electronics Corp | 半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法 |
JP2016045123A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 株式会社メガチップス | テスト回路 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4354712A patent/JPH06186306A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0586834A2 (en) * | 1992-09-11 | 1994-03-16 | Motorola, Inc. | Enhanced data analyzer for use in bist circuitry |
EP0586834A3 (en) * | 1992-09-11 | 1997-02-12 | Motorola Inc | Enhanced data analyzer for use in bist circuitry |
JP2008102045A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法 |
JP2011163961A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Renesas Electronics Corp | 半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法 |
JP2016045123A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 株式会社メガチップス | テスト回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63182585A (ja) | テスト容易化機能を備えた論理回路 | |
EP0158679A1 (en) | A scannable asynchronous/synchronous cmos latch | |
JP2003332443A (ja) | 半導体集積回路とその設計支援装置およびテスト方法 | |
JPH03115872A (ja) | ディジタル集積回路におけるテスト容易化回路 | |
US5077740A (en) | Logic circuit having normal input/output data paths disabled when test data is transferred during macrocell testing | |
JPH07202645A (ja) | 非同期スキャン設計の技術および方法 | |
JPH06230088A (ja) | 順序回路素子のアレイを含む集積回路および論理素子を含む集積回路 | |
US7421634B2 (en) | Sequential scan based techniques to test interface between modules designed to operate at different frequencies | |
US4913557A (en) | Intergrated logic circuit having testing function circuit formed integrally therewith | |
JPH10111346A (ja) | 半導体集積回路のスキャン試験方法 | |
US4829237A (en) | Circuit device having a self-testing function and a testing method thereof | |
KR100188819B1 (ko) | 디지탈 필터 | |
JPH06186306A (ja) | 論理回路 | |
JP2004361351A (ja) | スキャンパス回路およびそれを備える論理回路ならびに集積回路のテスト方法 | |
JP2003121497A (ja) | 論理回路テスト用スキャンパス回路及びこれを備えた集積回路装置 | |
JP2000258500A (ja) | 半導体集積回路及び記憶媒体 | |
JPH063424A (ja) | 集積回路装置、および集積回路装置に組込まれるテストデータ発生回路 | |
JPH01110274A (ja) | 試験回路 | |
JP3275952B2 (ja) | ディジタル論理回路のテスト回路 | |
JP4272898B2 (ja) | 半導体テスト回路及びそのテスト方法 | |
EP0208393A1 (en) | Testing digital integrated circuits | |
JP2509685B2 (ja) | 論理回路装置 | |
JPH0690265B2 (ja) | テスト回路 | |
JPH0560844A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH0389178A (ja) | 半導体集積回路 |