JPH063424A - 集積回路装置、および集積回路装置に組込まれるテストデータ発生回路 - Google Patents

集積回路装置、および集積回路装置に組込まれるテストデータ発生回路

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JPH063424A
JPH063424A JP4162959A JP16295992A JPH063424A JP H063424 A JPH063424 A JP H063424A JP 4162959 A JP4162959 A JP 4162959A JP 16295992 A JP16295992 A JP 16295992A JP H063424 A JPH063424 A JP H063424A
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test
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integrated circuit
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JP4162959A
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Hiroyuki Kawai
浩行 河合
Yoshitsugu Inoue
喜嗣 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/31813Test pattern generators
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R31/317Testing of digital circuits
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路装置内部にテスト機能を組み込み、
通常の命令情報によりテスト機能を制御することによ
り、テスト機能実現に必要なハードウェア量の低減を可
能とする。 【構成】 機能ブロック220、221を備えた集積回
路装置であって、機能ブロック220、221に対応し
たテストデータを発生するデータ発生器110と、テス
トデータの発生源としてデータ発生器110を指定する
とともにテストデータの転送先を指定するための命令情
報を保持する命令レジスタ100と、保持された命令情
報をデコードするデコーダ101と、デコーダ101に
よりデコードされた信号に応答して、機能ブロックにテ
ストデータを与える入力レジスタ210、211と、機
能ブロックの出力データを外部に出力する外部インター
フェイス部240とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力データを処理お
よび/または記憶する複数の機能ブロックの動作テスト
を行なうことのできる集積回路装置、および集積回路装
置に組込まれるテストデータ発生回路に関し、特にテス
ト時間の短縮とテストコストの低減を図れる集積回路装
置およびテストデータ発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路装置に組込まれるテスト
回路(BIST:Built−In−Self−Tes
t)に関しては多くの文献がある。たとえば、IEEE
DESIGN&TEST 1985.APRILにB
IST技術の特集がある。Edward J.McCl
uskey氏のBuilt−In Self−Test
TechniquesはBIST技術特にデータ発生器
とパターン圧縮器について詳しく解説している。また同
誌1987年6月号でPatric P.Gelsin
ger氏がDesign and Test of 8
0386に最先端のBIST技術を示している。ここで
は、これらの先行技術を基に従来技術を説明する。ま
ず、BIST回路を使った集積回路装置のブロック図を
使ってテスト動作シーケンスについて説明し、次にBI
ST回路の鍵となる技術の1つであるデータ発生器の詳
細を説明し、従来技術の抱える問題点を明確にする。
【0003】まず、BIST回路を用いた集積回路装置
について説明する。
【0004】図16は、前記文献から考えられる集積回
路装置のブロック図を示す。この集積回路装置はプログ
ラマブルロジックアレイ(以下、PLA)900、リー
ドオンリメモリ(以下、ROM)901、データ発生器
902、データ発生器903、パターン圧縮器904、
パターン圧縮器905、テスト結果保持部908、外部
テスト端子909、およびテスト動作制御部910を含
む。外部テスト端子909は、PLA900の動作テス
ト、ROM901の動作テストなどを行なわせるための
テストモード指定信号が与えられる。したがって、外部
テスト端子909の本数は、内部の素子数が増大すれば
当然に増加する。テスト動作制御部910は、外部テス
ト端子909に接続され、集積回路装置のテスト動作制
御に必要な制御信号を発生する。データ発生器902
は、テスト動作制御部910からの制御信号に応答し
て、PLA900へのテスト入力データを発生する。デ
ータ発生器903は、テスト動作制御部910からの制
御信号に応答してROM901をテストするためのテス
ト入力データを発生する。パターン圧縮器904は、テ
スト動作制御部910からの制御信号に応答してPLA
900の出力データを保持し、この保持したデータを1
ビットにデータ量を圧縮する。パターン圧縮器905
は、テスト動作制御部910からの制御信号に応答し
て、ROM901の出力データを保持し、この保持した
データを1ビットにデータ量を圧縮する。テスト結果保
持部908は、パターン圧縮器904および905の出
力データを保持する。
【0005】次に図16に示した集積回路装置のテスト
動作について説明する。テスト動作を制御するための入
力信号は、外部テスト端子909を通してテスト動作制
御部910に与えられる。このテスト動作制御部910
の制御の下で、各ブロック単位でテストが並列かつ独立
して行なわれる。たとえばPLA900については、デ
ータ発生器902により発生された出力データ(13ビ
ット)が順次PLA900に入力される。PLA900
は、入力データに対して処理を施した後、パターン圧縮
器904に対して16ビットのデータを出力する。パタ
ーン圧縮器904は、16ビットのデータから1ビット
データへの圧縮を行なう。ROM901については、デ
ータ発生器903により発生された出力データ(19ビ
ット)が順次ROM901に入力される。ROM901
は、入力データを記憶した後、この記憶したデータをパ
ターン圧縮器905に与える。パターン圧縮器905
は、ROM901の出力(12ビット)を1ビットに圧
縮する。これらのパターン圧縮器904および905の
例としては、入力ビット列中の“1”の数を数えて奇数
個か偶数個かに応じて出力値を“1”あるいは“0”に
するというものがある。この例からもわかるように、ビ
ット列中に偶数箇所間違いがあった場合には、その間違
いが検出できない(故障見逃し)。これがこのパターン
圧縮技術の最大の問題点である。それにもかかわらずこ
の回路が用いられているのは、期待値データを各入力デ
ータ毎に用意しておく必要がないからである。これらデ
ータ圧縮器904および905の出力は、テスト結果保
持回路908に保持される。全入力データに対してのテ
ストの終了の後、このテスト結果保持回路908の内容
を参照することによりPLA900、ROM901など
の機能ブロックが正常に動作しているか否かを判断する
ことができる。
【0006】次にデータ発生器902および903につ
いて説明する。データ発生器902および903は、い
わゆるLFSR(Linear Feedback S
hift Register)と呼ばれるものが用いら
れる。
【0007】図17は、従来のBIST回路において用
いられるLFSRのブロック図である。図17に示され
るLFSRは、説明を簡単化するために4ビット構成に
している。図17を参照して、このLFSRは、ラッチ
回路60a、60b、60cおよび60dと、EX−O
R回路61とを含む。ラッチ回路60a〜60dは、6
0a,60b,60c,60dの順番に直列に接続され
ている。また、ラッチ回路60a〜60dの各々は、初
期値設定信号によってその初期値を“1”または“0”
に設定する機能を持っている。ラッチ回路60dの出力
およびラッチ回路60aの出力は、EX−OR回路61
の入力に接続される。EX−OR回路61は、その出力
がラッチ回路60aのデータ入力端子に接続される。
【0008】図18は、図17に示したLFSRの出力
信号Q1,Q2,Q3,およびQ4の値がクロック信号
φに同期してどのように変化していくかを示す表であ
る。
【0009】図18に示す表を用いて図17のLFSR
の動作を説明する。図18を参照して、状態0は、出力
信号Q1〜Q4の初期状態を表わしている。出力信号Q
1〜Q4は、初期状態“1000”から始まって15番
目の状態“1000”まで進む。この15番目の状態
は、状態0と同じである。すなわち、このLFSRを使
えば、周期15サイクルの擬似乱数が発生されることが
わかる。ここで擬似乱数と言ったのは、回路構成が同じ
でかつ初期状態が同じであれば、各状態でのLFSRの
出力値は決まっているからである。ここで注意すべきこ
とは、図18の表からわかるように出力信号Q1〜Q4
の値が“0000”となることがないということであ
る。初段のラッチ回路60aの入力は、ラッチ回路60
aの出力Q1とラッチ回路60dの出力Q4とのEX−
ORをとった値である。したがって、初期状態として
“0000”を設定したとすると、出力信号Q1および
Q4は共に“0”であるため、EX−OR回路61の出
力は常に“0”である。この結果LFSRの出力信号Q
1,Q2,Q3,およびQ4の値は“0000”に固定
されてしまい、乱数を発生することができない。言い換
えれば、“0000”を含む乱数発生を行なうことがで
きないという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のテスト回路を組
込んだ集積回路装置は、以上のように構成されているの
で、各機能ブロック毎にデータ発生器、パターン圧縮器
を備えなければならない。このため、以下のような問題
がある。すなわち、(1)個々の機能ブロックの動作テ
ストを行なうことができるが、各ブロック間の接続テス
トは行なえない。(2)機能ブロック毎にBIST回路
を設ける必要があり、テスト機能の実現のために付加し
なければならないハードウェア量、および制御のための
外部テスト端子の本数が多くなってしまう。(3)従来
のLFSRにより発生される擬似乱数では、全ビットが
“0”となるデータを発生することができないため、故
障の見逃しが起こってしまう。(4)メモリなどでは必
要なテスト入力データは擬似乱数ではなく、全ビット
“1”、全ビット“0”あるいは“1”と“0”とが交
互に繰返して現われるチェッカボードパターンなどが主
である。したがって、従来のLFSRそのままでは、こ
れらのパターンを容易に発生することができない。
【0011】さらに、テスト対象となる機能ブロックの
すべてに前述したBIST回路を付加すると、集積回路
装置の設計における負担が増大するという問題が発生す
る。
【0012】この発明は従来の集積回路装置が持つこれ
らの問題点を解決するためになされたものであり、テス
ト機能の実現のために付加しなければならないハードウ
ェア量、テスト動作制御のための外部テスト端子の本数
を少なくし、さらに集積回路装置の設計時における負担
を軽減することのできる集積回路装置を得ることを目的
としている。
【0013】この発明のさらにもう1つの目的は、テス
ト対象ブロック毎に異なるデータを発生できるデータ発
生回路を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る集
積回路装置は、テストデータ発生手段、命令情報発生手
段、デコーダ手段、経路、および出力手段を含む。
【0015】テストデータ発生手段は、複数の機能ブロ
ックの良否をテストするための複数のテストデータを発
生する。
【0016】命令情報発生手段は、複数のテストデータ
のうちの少なくとも1つを指定するとともに、複数の機
能ブロックのうちの少なくとも1つをテスト対象ブロッ
クとして指定する命令情報を発生する。
【0017】デコーダ手段は、発生された命令情報を解
読する。
【0018】経路は、デコーダ手段により解読された命
令情報に応答して、テストデータ発生手段により発生さ
れた少なくとも1つのテストデータをテスト対象ブロッ
クに転送する。
【0019】出力手段は、デコーダ手段により解読され
た命令情報に応答して、テスト対象ブロックから出力さ
れる出力データを外部に出力する。
【0020】請求項2の発明に係る集積回路装置は、前
記請求項1の集積回路装置と同様にテストデータ発生手
段、命令情報発生手段、デコーダ手段、およびデータ伝
搬経路を含み、さらに圧縮手段と、出力データ保持手段
とを含む。
【0021】圧縮手段は、デコーダ手段により解読され
た命令情報に応答して、テスト対象ブロックから出力さ
れる出力データを圧縮する。
【0022】出力データ保持手段は、圧縮手段により圧
縮された出力データを保持する。
【0023】請求項3の発明に係る集積回路装置は、前
記請求項1の集積回路装置と同様にテストデータ発生手
段、命令情報発生手段、デコーダ手段、およびデータ伝
搬経路を含み、さらに判定手段と、保持手段とを含む。
【0024】判定手段は、デコーダ手段により解読され
た命令情報に応答して、テスト対象ブロックから出力さ
れる出力データとテスト対象ブロックから出力されるで
あろう期待値データとの比較に基づいて、テスト対象ブ
ロックの良否を判定する。
【0025】保持手段は、判定手段の良否判定結果を保
持する。
【0026】請求項4の発明に係る集積回路装置は請求
項1の集積回路装置と同様に、テストデータ発生手段、
命令情報発生手段、デコーダ手段、およびデータ伝搬経
路を含み、さらに出力データ保持手段と、期待値保持手
段と、判定手段とを含む。
【0027】出力データ保持手段は、デコーダ手段によ
り解読された命令情報に応答して、テスト対象ブロック
から出力される出力データを保持する。
【0028】期待値保持手段は、テストデータ発生手段
により発生されたテストデータを期待値データとして保
持する。
【0029】判定手段は、出力データ保持手段により保
持された出力データと期待値保持手段により保持された
期待値データとの比較に基づいて、テスト対象ブロック
の良否を判定する。
【0030】請求項5の発明に係る集積回路装置は、擬
似乱数データ発生手段、固定値データ発生手段、命令情
報発生手段、デコーダ手段、データ伝搬経路および出力
手段を含む。
【0031】擬似乱数データ発生手段は、複数の機能ブ
ロックの良否をテストするためのテストデータとして擬
似乱数データを発生する。
【0032】固定値データ発生手段は、擬似乱数データ
発生手段により発生された擬似乱数データを固定値デー
タに設定する。
【0033】命令情報発生手段は、前記発生された擬似
乱数データおよび固定値データのうちの少なくとも1つ
を指定するとともに、複数の機能ブロックのうちの少な
くとも1つをテスト対象ブロックとして指定するための
命令情報を発生する。
【0034】デコーダ手段は、命令情報発生手段により
発生された命令情報を解読する。
【0035】データ伝搬経路は、デコーダ手段により解
読された命令情報に応答して、テストデータ発生手段に
より発生された擬似乱数データおよび固定値データのう
ちの少なくとも1つをテスト対象ブロックに転送する。
【0036】出力手段は、デコーダ手段により解読され
た命令情報に応答して、テスト対象ブロックから出力さ
れる出力データを外部に出力する。
【0037】請求項6の発明に係る集積回路装置は、デ
ータ受信手段、テストデータ出力手段、期待値保持手
段、一致検出手段、および判定手段を含む。
【0038】データ受信手段は、複数の機能ブロックの
うちのテスト対象ブロックをテストするためのテストデ
ータと、このテストデータに対応する期待値データとを
外部から時系列的に受ける。
【0039】テストデータ出力手段は、データ受信手段
により受信されたテストデータをデータ伝送路を介して
テスト対象ブロックに出力する。
【0040】期待値保持手段は、期待値データを保持す
る。
【0041】一致検出手段は、テスト対象ブロックの出
力データと期待値保持手段により保持された期待値デー
タとの一致を検出する。
【0042】判定手段は、一致検出手段の一致検出結果
に基づいてテスト対象ブロックの良否を判定する。
【0043】請求項7の発明に係る集積回路装置は、命
令情報発生手段、デコーダ手段、複数のビットテスト手
段および排他的論理和手段を含む。
【0044】命令情報発生手段は、複数の機能ブロック
の良否をテストするためのテストデータを指定するとと
もに複数の機能ブロックのうちの少なくとも1つをテス
ト対象ブロックとして指定するための命令情報を発生す
る。
【0045】デコーダ手段は、命令情報発生手段により
発生された命令情報を解読する。
【0046】複数のビットテスト手段は、各々がデコー
ダ手段により解読された命令情報に応答して、テストデ
ータの1ビット分を発生し、テスト対象ブロックの良否
判定を行なうための期待値データを保持し、かつテスト
対象ブロックの出力データと期待値データとの一致をビ
ット毎に検出する。
【0047】排他的論理和手段は、複数のビットテスト
手段のうちの少なくとも2つより発生されるテストデー
タの排他的論理和をとり、その結果を所存のビットテス
ト手段に与える。
【0048】前記ビットテスト手段の各々は、第1の選
択手段、第1のデータ保持手段、デマルチプレクサ手
段、第2のデータ保持手段、第3のデータ保持手段、第
4のデータ保持手段、および一致検出手段を含む。
【0049】第1の選択手段は、初期値設定のためのデ
ータまたは前段のビットテスト手段により発生された1
ビット分のデータを選択する。
【0050】第1のデータ保持手段は、第1の選択手段
の出力を保持する。
【0051】デマルチプレクサ手段は、少なくとも2つ
の出力端子を有し、第1のデータ保持手段により保持さ
れた1ビット分のデータを選択的に出力する。
【0052】第2のデータ保持手段は、デマルチプレク
サ手段の一方の出力を保持し、保持されたデータを次段
のビットテスト手段の第1の選択手段に与える。
【0053】第3のデータ保持手段は、デマルチプレク
サ手段の他方の出力を期待値データとして保持する。
【0054】第4のデータ保持手段は、テスト対象ブロ
ックから出力される出力データを保持する。
【0055】一致検出手段は、第4のデータ保持手段に
より保持されたデータと第3のデータ保持手段により保
持されたデータとの一致を検出する。
【0056】請求項9の発明に係るテストデータ発生回
路は、擬似乱数データ発生手段、および選択手段を含
む。
【0057】擬似乱数データ発生手段は、複数ビットの
擬似乱数データを発生する。
【0058】選択手段は、擬似乱数データ発生手段によ
り発生された複数ビットの擬似乱数データから任意の少
なくとも1ビットのデータを選択して出力する。
【0059】請求項10の発明に係る集積回路装置は、
一致検出手段、テスト結果保持手段、読出手段、読出デ
ータ保持手段、テスト結果更新手段、および書込手段を
含む。
【0060】一致検出手段は、複数の機能ブロックのう
ちのテスト対象ブロックから出力される出力データと期
待値データとの一致を検出する。
【0061】テスト結果保持手段は、複数の機能ブロッ
クに対応して複数のテスト結果保持領域が設けられ、各
テスト結果保持領域に対応の機能ブロックのテスト結果
を保持する。
【0062】読出手段は、複数のテスト結果保持領域の
うちの現在テストを行なっているテスト対象ブロックに
対応するテスト結果保持領域を選択し、この選択したテ
スト結果保持領域からテスト結果を読出す。
【0063】読出データ保持手段は、読出手段により読
出されたテスト結果を保持する。
【0064】テスト結果更新手段は、一致検出手段の検
出結果に基づいて読出データ保持手段により保持された
テスト結果を更新する。
【0065】書込手段は、選択されたテスト結果保持領
域に更新されたテスト結果を書込む。
【0066】
【作用】請求項1の発明では、テストデータ発生手段に
よりテスト対象ブロックをテストするための複数のテス
トデータを発生することができる。それにより、各機能
ブロック毎にテストデータ発生器を設ける必要がなくな
るもので、ハードウェア量が従来例よりも少なくてす
む。命令情報発生手段は、複数のテストデータのうちの
少なくとも1つを指定しかつ指定したテストデータの転
送先を指定するための命令情報を発生し、デコーダ手段
は発生された命令情報を解読する。この解読された命令
情報によりテストデータ発生手段、データ伝搬経路の接
続および出力手段を制御することができるので、外部信
号の数を少なくすることができる。それにより、外部テ
スト端子の本数も削減できる。また、命令情報により複
数のテストデータおよび複数のテスト対象ブロックを指
定することもできるので、複数のテスト対象ブロックの
良否テストを同時に行なうことができる。
【0067】請求項2の発明では、前記請求項1の発明
と同様の作用に加え、圧縮手段によりテスト対象ブロッ
クから出力される出力データを圧縮することができ、こ
の圧縮した出力データをデータ保持手段に保持すること
ができる。この結果、出力データ保持手段に保持される
情報量を減少させることができる。
【0068】請求項3の発明では、判定手段により、テ
スト対象ブロックから出力される出力データとテスト対
象ブロックから出力されるであろう期待値データとの比
較に基づいてテスト対象ブロックの良否を判定すること
ができる。このようにして、期待値を用意することがで
きるので、従来例で問題となっていた偶数個のエラーが
発生した場合の故障見逃しの発生を防ぐことができる。
【0069】請求項4の発明では、期待値データ保持手
段によりテストデータ発生手段により発生されたテスト
データを保持することができ、この保持した期待値デー
タとテスト対象ブロックから出力される出力データとに
基づいてテスト対象ブロックの良否を判定することがで
きる。この場合におけるテスト対象ブロックとしては、
入力データのパターンと出力データのパターンとが一致
している機能ブロックが挙げられる。
【0070】請求項5の発明では、テストデータとして
擬似乱数データと固定値データとを発生することができ
るので、入力データと出力データとのパターンが異なる
機能ブロック(ex.プログラマブルロジックアレイ)
のテストを行なうことができるとともに、入力データと
出力データとのパターンが一致する機能ブロック(e
x.メモリ)のテストを行なうことができる。
【0071】請求項6の発明では、外部的に発生される
テストデータと期待値データとを時系列的に受け、期待
値保持手段により期待値データを保持しかつテストデー
タ出力手段によりテストデータをデータ伝搬経路を通し
てテスト対象ブロックに出力する。したがって、入力デ
ータのパターンと出力データとのパターンとが異なる機
能ブロックであってもテストを容易に行なうことができ
る。また、テストデータは、データ伝搬経路を通してテ
スト対象ブロックに転送されるので、テスト結果を参照
することにより、データ伝搬経路のテストも行なうこと
ができる。
【0072】請求項7の発明では、デコーダ手段により
解読された命令情報に基づいて各ビットテスト手段は次
のようなテストデータを発生することができる。すなわ
ち、第2のデータ保持手段を直列的に接続し、複数の第
2のデータ保持手段のうちの2つの出力の排他的論理和
をとることにより、擬似乱数データを発生することがで
きる。また、各第1の選択手段に外部的に発生されるデ
ータを選択させ続けることにより、テストデータを固定
した値にすることができる。さらに、外部的に発生され
るデータにテストデータと期待値データとを時分割的に
与え、テストデータをテスト対象ブロックに与え、期待
値データを第3のデータ保持手段に保持させることがで
きる。そして、第4のデータ保持手段により、テスト対
象ブロックから出力される出力データを保持し、一致検
出手段により第4のデータ保持手段により保持されたデ
ータと第3のデータ保持手段により保持された期待値デ
ータとの一致を検出することにより、テスト対象ブロッ
クから出力される出力データを各ビット毎にテストする
ことができる。
【0073】このようにして、複数のビットテスト手段
によりテスト対象ブロックに対応したテストデータを発
生し、かつテスト対象ブロックに対応した期待値データ
を保持させ、さらにテスト対象ブロックから出力される
出力データと期待値データとの一致検出を行なうことが
できるので、テスト機能を有する集積回路装置のハード
ウェア量を大幅に削減できる。
【0074】請求項9の発明では、複数ビットの擬似乱
数データを発生し、この発生した複数ビットの擬似乱数
データのうちの任意の少なくとも1ビットを選択するこ
とができるので、各テスト対象ブロックに対応したテス
トデータを発生することができる。それにより、テスト
データ発生回路を1つにすることができるので、集積回
路装置のハードウェア量を削減できる。
【0075】請求項10の発明では、テスト対象ブロッ
クからテスト結果が出力される毎に対応のテスト結果保
持領域に保持されているテスト結果が更新されるので、
テスト結果保持手段に保持されているテスト結果を最終
的に参照することにより、複数の機能ブロックの良否判
定を行なうことができる。すなわち、請求項10の構成
によれば、テスト結果保持手段に対して、更新手段、デ
ータ保持手段、書込手段、および読出手段は各々の1つ
でよいので、集積回路装置のハードウェア量を大幅に削
減することができる。
【0076】
【実施例】図1はこの発明に係る集積回路装置の一実施
例を示すブロック図である。図1に示す集積回路装置
は、外部的に発生された命令情報を入力するための外部
端子EXTと、集積回路装置の動作を制御するための内
部メモリ98と、命令情報99を保持するための命令レ
ジスタ100と、命令レジスタ100の出力をデコード
するためのデコーダ101と、データ発生器110と、
入力レジスタ210および211と、機能ブロック22
0および221と、出力レジスタ230および231
と、外部インターフェイス部240、およびデータバス
270を含む。
【0077】デコーダ101は、命令情報を解読し、指
定されたデータソースを制御するとともにデータの転送
制御を行なうための信号を発生する。この信号は、デー
タ発生器110、入力レジスタ210および211、デ
ータレジスタ230および231、外部インターフェイ
ス240などに与えられる。
【0078】データ発生器110は、データ伝搬経路3
21を介してデータバス270に接続され、デコーダ1
01からの制御信号300に応答して、テストデータを
発生する。
【0079】入力レジスタ210は、データ伝搬経路3
22を介してデータバス270に接続され、デコーダ1
01からの制御信号301に応答して、データバス27
0からのデータを保持する。
【0080】入力レジスタ211は、データ伝搬経路3
23を介してデータバス270に接続され、デコーダ1
01からの制御信号303に応答してデータバス270
からのデータを保持する。
【0081】出力レジスタ230は、データ伝搬経路3
25を介してデータバス270に接続され、デコーダ1
01からの制御信号302に応答して機能ブロック22
0からの出力データを保持し、この保持したデータをデ
ータ伝搬経路325を介してデータバス270に出力す
る。
【0082】出力レジスタ231はデータ伝搬経路32
6を介してデータバス270に接続され、デコーダ10
1からの制御信号304に応答して機能ブロック221
からの出力データを保持し、この保持したデータをデー
タ伝搬経路326を介してデータバス270に出力す
る。
【0083】外部インターフェイス部240は、データ
伝搬経路320を介してデータバス270に接続され、
かつデータ伝搬経路324を介してデータ入出力端子D
i/Doに接続される。この外部インターフェイス部2
40は、デコーダ101からの制御信号305に応答し
て、データバス270と外部データ入出力端子Di/D
oとのデータの入出力制御を行なう。
【0084】図2は命令情報99のパケット構成を示す
図である。
【0085】図2を参照して、命令情報99はオペレー
ションコード部991、データソースコード部992、
デスティネーションコード部993を含む。オペレーシ
ョンコード部991には、オペコードが格納され、デー
タソースコード部992には、データ発生源を指定する
ためのデータソースコードが格納され、デスティネーシ
ョンコード部993には、データの行先を指定するため
のデスティネーションコードが格納される。図2の
(a)は、データソースが1つであり、発生されたデー
タの行先が1つの場合を示す。図2の(b)は、データ
ソースが1つであり、発生されたデータの行先が2つで
ある場合を示す。図2の(c)は、データソースが2つ
であり、発生されたデータの行先が1つの場合を示す。
図2の(d)は、データソースが2つであり、発生され
たデータの行先が2つの場合を示す。
【0086】命令情報は、図2に示すようなパケット構
成を有しているので、命令情報中のデータソースコード
(場合によっては、デスティネーション指示コード)に
よって、このレジスタやメモリと同様にデータ発生器1
10を指定することができる。
【0087】次に、図1に示した集積回路装置によるテ
スト動作を説明する。まず、図2に示す命令情報99が
外部テスト端子EXTまたは内部メモリ98から命令レ
ジスタ100に入力される。命令レジスタ100は、命
令情報99を保持する。保持された命令情報は、デコー
ダ110によりデコードされ、指定されたデータソース
を制御するための制御信号、データソースにより発生さ
れたテストデータを指定された機能ブロック(テスト対
象ブロック)に転送するための制御信号、機能ブロック
を動作させるための制御信号などが発生される。ここ
で、データソースは、データ発生器110、レジスタ、
メモリ、外部インターフェイス部240などのデータを
発生したりデータを保持したりする機能を有するものを
含む。これらの発生あるいは保持されたテストデータを
テスト対象ブロックに与えることにより、各種の機能ブ
ロックをテストすることができる。
【0088】次に図2の命令情報による各種のテスト例
を説明する。
【0089】まず厳しい使用条件で長時間連続動作させ
ることにより、早期に不良を出させるバーンインテスト
を行なう場合には、次のようにする。図2に示した命令
情報のオペコードにリピート命令(同一命令を設定回数
だけ繰返し実行する)やジャンプ命令による無限ループ
処理のみを設定すれば、データ発生器110のデータを
1個以上のテスト対象ブロック210、211、および
外部インターフェイス部240への入力として使用する
ことが容易になる。それにより従来のごとく高温室を必
要とする大型のバーンインテスト装置を用いなくても、
バーンインテスト装置を用いたのと等価なテストを行な
うことができる。
【0090】また、集積回路装置は、命令情報に応答し
て、テストデータを処理するというシステム動作を行な
うので、集積回路装置をシステムボードに実装した状態
で集積回路装置内部のテストを行なうことも容易であ
る。また、図2の(b)に示した命令情報を使えば、デ
ータ発生器110を他の一般の命令により、アクセス可
能なレジスタやメモリと同様にデータソースとして指定
し、データ発生器110の出力データをデータバス27
0を通してデスティネーションコードにより指定された
複数の転送先(レジスタあるいはメモリ)に同時に転送
できる。各機能ブロックからの出力データは、内部演算
器(図示しない)や内部メモリに格納しておき、後で命
令により外部に読出して故障の有無判定を行なうか、そ
の都度データを外部に転送することが可能である。この
ようなフレキシビリティなテスト機能は、命令情報に基
づくデータソースの指定とテスト対象ブロックの指定に
より可能となる。
【0091】さらに図2の(a)の形式の命令コードで
は、単一機能ブロックのテストやレジスタの読出/書込
機能、メモリのテストが行なえる。図2の(b)の形式
の命令情報により、複数の機能ブロックのテストが並列
に実行できる。図2の(c)では、2項演算データを必
要とする機能ブロックのテストが行なえる。この場合、
たとえばデータソースコード1は、データ発生器を指定
し、データソースコード2は、それ以外のレジスタある
いはメモリを指定する。また、データソースコード1お
よびデータソースコード2の両方にデータ発生器110
を指定することもできる。図2の(d)は図2の(b)
を2項演算用に拡張したものである。
【0092】以上のテスト動作をすべて命令によって制
御することにより大型テスタ用のテストプログラム開発
に多くの時間を費やすことなく、集積回路装置内部の機
能テストが集積回路装置のアプリケーションプログラム
によって実行できる。
【0093】図3は、この発明に係る集積回路装置の第
2の実施例を示すブロック図である。図3に示す集積回
路装置は、図1に示した集積回路装置に、期待値保持部
400、出力データ保持部401、一致検出部402、
およびテスト結果保持部500が追加されている。期待
値保持部400は、データバス270に接続され、デコ
ーダ110からの制御信号308に応答して、期待値デ
ータを保持する。この期待値データは、データ発生器1
10により発生されるテストデータあるいは他のレジス
タ、メモリ、外部インターフェイスなどからのデータで
ある。出力データ保持部401は、データバス270に
接続され、デコーダからの制御信号306に応答して、
テスト対象ブロックの出力データを保持する。一致検出
部402は、期待値保持部400に保持された値と出力
データ保持部401に保持された値との一致/不一致を
検出し、良/不良判定結果を出力する。テスト結果保持
部500は、デコーダ101からの制御信号307に応
答して、一致検出部402の出力を保持する。
【0094】次に図3に示した集積回路装置の動作につ
いて説明する。ここでは、説明を簡単化するために、機
能ブロック220をメモリとし、このメモリをテストす
るときの動作について説明する。このテストに必要な入
力データは、データ発生器110の出力を使用する。ま
た、命令情報は、機能ブロック220を動作させるオペ
レーションコード(メモリの場合には書込命令)と、デ
ータ発生器110を指定するデータソースコード、デー
タの送り先として機能ブロック220とそのアドレスを
指定するデスティネーションコードを格納する。この命
令情報は、命令レジスタ100に入力される。一般に、
命令情報は、内部メモリ(命令メモリ)から読出される
場合と集積回路装置外部から設定される場合とがある。
内部メモリは、テストを行なうための特別の命令ではな
く、通常動作を行なわせる命令であり、この実施例で
は、通常動作の命令をテストの際に用いている。
【0095】命令レジスタ100の出力は、デコーダ1
01により解読される。解読結果に従って、制御信号3
00が活性化され、データ発生器110の出力がデータ
バス270に送出される。このデータ発生器110のデ
ータは、命令によってテストに必要な値に設定できる。
他方、制御信号301が活性化されており、機能ブロッ
ク220の入力レジスタ210がデータバス上のデータ
を取込むことができる。機能ブロック220では、オペ
レーションコードに従って、この入力レジスタ210の
データを所定のアドレスに書込む。次にこの同一アドレ
スのデータを読出す命令を実行すると、その結果は出力
レジスタ230に取込まれる。次に、データ発生器11
0のデータを期待値保持部400へ転送する命令、およ
び出力レジスタ230の値を出力データ保持部401に
転送する命令を実行させる。一致検出部402におい
て、機能ブロック220の機能が正常か異常かテストさ
れる。テスト結果は、テスト結果保持部500に保持さ
れる。このテスト結果保持部500の値は、命令によっ
てデータバス270に送出され、さらに外部インターフ
ェイス部240を通して外部に出力される。
【0096】以上の動作を機能ブロック220(メモ
リ)の全アドレスについて行なうことにより、メモリテ
ストが完了する。メモリのテストは、この他一旦全アド
レスにデータを書込んだ後、全アドレスを読出しテスト
をする方法が必要な場合がある。こうした場合には、期
待値データを得る手段が問題となる。しかし、この実施
例によれば、データ発生器110は、常に書込データを
保持しているため、期待値データは容易に得られる。す
なわち、メモリの全アドレスにデータの書込が終了した
後、データ発生器110を再び初期化すれば、書込時と
同じデータが同一順序で発生されるので、これを期待値
として使用できる。
【0097】図4は、この発明に係る集積回路装置の第
3の実施例を示すブロック図である。図4に示す集積回
路装置は、入力データと出力データとが同一となるテス
ト対象(たとえば、メモリの機能、内部データバスを使
ったデータ転送機能のテスト)に適用される。図4に示
す集積回路装置が、図3に示す集積回路装置と異なると
ころは、データ発生器110を期待値保持部と兼用させ
ていることである。
【0098】次に図4の集積回路装置の動作を説明す
る。データ発生器110は、テストデータを発生すると
ともに、このテストデータを期待値データとして保持す
る。発生されたテストデータは、データバス270およ
び入力レジスタ210,211を介して機能ブロック2
20および221に与えられる。機能ブロック220お
よび221により処理されたデータは出力レジスタ23
0,231を通してデータバス270に与えられ、出力
データ保持部410に転送される。出力データ保持部は
与えられた出力データを保持する。一致検出部402
は、データ発生器110に保持されたテストデータ(期
待値データ)と出力データ保持部410に保持された出
力データとの一致/不一致を検出する。
【0099】図5はこの発明に係る集積回路装置の第4
の実施例を示すブロック図である。図5に示す集積回路
装置は、図4に示したデータ発生器110、出力データ
保持ブロック401、一致検出部402、およびテスト
結果保持部500に代えて用いられる。
【0100】図5を参照して、この集積回路装置は、複
数ビットのテストデータに対応して設けられる複数のテ
ストブロック800a、800b、…、800nと、2
入力1出力のEX−OR回路820は、テストブロック
800a〜800nの出力(比較結果)に基づいてテス
ト対象ブロックの良否判定を行なう判定部830とを含
む。
【0101】テストブロック800aは、複数ビットの
うちの最下位ビットに対応し、テストブロック800n
は、複数ビットのうちの最上位ビットに対応する。各テ
ストブロック800a〜800nは、制御信号S1〜S
6により制御されるセレクタ回路801、ラッチ回路8
02、デマルチプレクサ回路803、ラッチ回路80
4、805、806およびセレクタ回路807を含む。
上記制御信号S1〜S6は、デコーダ101(図4)か
ら発生される制御信号およびシステム動作のためのクロ
ック信号等により作成され、後述する図6〜図9に示す
如く、テスト内容によって出力波形が異なる。初段のテ
ストブロック800aに含まれるセレクタ回路801
は、制御信号S1に応答して、EX−OR回路820の
出力またはデータバス270を通して与えられる初期値
データDS0 を選択する。ラッチ回路802は、制御信
号S2に応答してセレクタ回路801から出力されるデ
ータを保持する。デマルチプレクサ回路803は、2つ
の出力端子を有し、制御信号S3に応答してラッチ回路
802により保持されているデータをラッチ回路804
または805に出力する。ラッチ回路804は、制御信
号S4に応答して、デマルチプレクサ回路803の出力
を保持し、この保持したデータをテストデータDP0
して出力する。ラッチ回路805は、制御信号S5に応
答してデマルチプレクサ回路803の出力を第1データ
として保持し、この保持したデータをセレクタ回路80
7に与える。ラッチ回路806は、データバス270に
接続され、制御信号S6に応答してデータバス270を
通して与えられるテスト対象ブロックの出力DB0を保
持し、この保持したデータに基づいて正負2つの論理出
力信号Q,/Qを出力する。セレクタ回路807は、ラ
ッチ回路806からの論理出力信号とラッチ回路805
からの期待値データとを比較し、テスト対象ブロックか
ら出力される出力データの一致/不一致をビット毎に検
出する。
【0102】EX−OR回路820は、初段のテストブ
ロック800aから出力されるテストデータと最終段の
テストブロック800bから出力されるテストデータと
の排他的論理和をとり、結果を初段のテストブロック8
00aのセレクタ回路801に与える。
【0103】判定部830は、各セレクタ回路807か
ら出力されるビット毎の一致検出信号に基づいて判定結
果を出力する。
【0104】なお、セレクタ回路801、ラッチ回路8
02、デマルチプレクサ回路803、およびラッチ回路
804によりテストデータの1ビット分が発生される。
このことからこれらの回路801〜804をデータ発生
器と称する。
【0105】次に、図5に示した集積回路装置の動作を
説明する。各セレクタ回路801は、制御信号S1に応
答して初期値データDS0 〜DSn-1 を選択し、ラッチ
回路802は、制御信号S2に応答して、セレクタ回路
801に出力データ(初期値データ)を保持する。この
ようにしてデータ発生器の初期化を行なうことができ
る。初期設定後においては、初段のテストブロック80
0aのセレクタ回路801は、EX−OR回路820の
出力を選択し、その他のテストブロックのセレクタ回路
801は、前段のテストブロックから出力されるテスト
データを選択する。それにより、テストブロック800
a〜800nによりLFSRが構成され、テストデータ
DP0 〜DPn-1 は、擬似乱数データとなる。この擬似
乱数データがテスト対象ブロックに出力され、テスト対
象ブロックから出力される出力データと期待値データと
の一致/不一致がセレクタ回路807により検出され
る。
【0106】次に期待値データの準備の仕方について説
明する。期待値データの準備の仕方は、テストデータと
期待値データとが一致するか否かにより異なり、また、
テストデータと期待値データとが一致する場合であって
も擬似乱数データを用いるか、固定された値をテストデ
ータとして用いるかによっても異なる。固定された値を
テストデータとして用いる場合には、制御信号S2によ
り、ラッチ回路802に同じデータを保持させるように
制御することにより実現できる。
【0107】図6ないし図9は、固定された値をテスト
データとしない場合の期待値データの準備および一致検
出動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0108】図6は、LFSRの値を初期化して期待値
データを設定する場合のタイミングチャートを示す。図
5を参照して、初期値データAは、制御信号S1が
“0”、制御信号S2が“1”、制御信号S3が
“1”、制御信号S4が“1”のときに、ラッチ回路8
04により保持される。それにより、擬似乱数データが
発生され、EX−OR回路120の出力は、B,C,D
と変化する。このようにして発生された擬似乱数データ
A,B,C,Dのすべてがメモリに書込まれる。メモリ
にすべてのデータを書込んだ後に、データバスを介して
初期値データAを再びテストブロックに与え、擬似乱数
データを発生させる。この発生した擬似乱数データは、
制御信号S5が“1”のときに、ラッチ回路805に保
持され、この保持された値が期待値データである。他
方、テスト対象ブロックからの出力データはデータバス
270を介して対応のビット毎にラッチ回路806に取
込まれる。ラッチ回路806は、正負の論理出力信号
Q,/Qを出力する。これら出力信号は、セレクタ回路
807に与えられる。セレクタ回路807は、ラッチ回
路805の出力値と論理出力信号Q,/Qとの一致/不
一致を検出する。
【0109】今、仮にラッチ回路805の出力値が
“1”であるとする。これは、期待値が“1”であるこ
とと等価である。テスト対象ブロックの出力DB0
“0”であると、ラッチ回路806の出力Q,/Q=
“0,1”となる。セレクタ回路807が期待値“0”
のときQを選択して“1”のとき/Qを選択するとする
と、この場合には“1”が出力される。同様にDB0
“0”のとき選択回路の出力は“0”となる。すなわ
ち、期待値とテスト対象ブロックの出力データとが一致
していれば“0”、不一致であれば“1”が出力され
る。各ビット毎に一致/不一致検出を行なった結果か
ら、テスト対象ブロックの出力が期待値と一致している
か否かを判定するのは、判定部832で行なう。
【0110】図7はテストデータとしてメモリに1ビッ
トを書込んだ直後に書込んだデータを読出す場合のタイ
ミングチャートを示す。図7における期待値データもテ
ストデータと同じ値が用いられる。図7に示した制御方
法によっても、図6に示した場合と同様に各ビット毎に
一致/不一致を検出することができる。また、図7に示
した制御方法は図6に示した制御方法と相違し、1ビッ
ト分のデータを書込んだ直後に期待値データとテスト対
象ブロックからの出力データとの一致/不一致が検出さ
れるので、テストに要する時間が短縮される。
【0111】図8は、初期値データをテストデータおよ
び期待値データとして用いる場合のタイミングチャート
を示す。図5を参照して、制御信号S1は“0”にさ
れ、セレクタ回路801は、常にデータバス270を通
して与えられる初期データA〜Eを選択する。その後に
出力される制御信号S2〜S6は図7に示した場合と同
様である。このようにしても図7の場合と同様に期待値
データとテストデータとが一致する場合のテスト対象ブ
ロックをテストすることができる。
【0112】図9は、データバスを介してテストデータ
と期待値データとが交互に与えられる場合のタイミング
チャートを示す図である。図5および図9を参照して、
データバス270を介して与えられるテストデータA,
B,C,Dおよび期待値データE(A),E(B),E
(C),E(D)は、セレクタ回路801に与えられ
る。制御信号S1は常時“0”にされており、セレクタ
回路801は交互に与えられるテストデータおよび期待
値データを選択する。ラッチ回路802は、制御信号S
2が“1”のときに、テストデータA,B,…および期
待値データE(A),E(B),…を保持する。デマル
チプレクサ回路803は、制御信号S3が“1”のとき
に、ラッチ回路802に保持されたテストデータを選択
し、ラッチ回路804に与える。また、デマルチプレク
サ回路803は、制御信号S3が“0”のときに、ラッ
チ回路802に保持された期待値データを選択し、ラッ
チ回路805に与える。ラッチ回路804に保持された
データ出力端子DP0 〜DP n-1 に出力される。そし
て、テスト対象ブロックからの出力データとラッチ回路
805に保持された期待値データとの一致/不一致がセ
レクタ回路807により検出される。図9の場合には、
期待値データE(C)と出力データ(C)とが不一致の
場合を示す。
【0113】図9に示したテスト方法は、最も汎用性が
高く、テストデータと期待値データとが一致する場合の
みならず、テストデータと期待値データとが一致しない
(たとえばPLA)場合であっても容易にテストを行な
うことができる。
【0114】図10はこの発明に係る集積回路装置の第
5の実施例を示すブロック図である。図10に示す集積
回路装置と図1に示す集積回路装置とが異なるところは
出力レジスタ230に代えてシグネチャ解析器(パター
ン圧縮器)700が設けられかつ出力レジスタ231に
代えてシグネチャ解析器(パターン圧縮器)701が設
けられていることである。その他の回路については図1
と同様でありその説明は省略する。シグネチャ解析器7
00は、機能ブロック220の出力データの情報量を圧
縮する。シグネチャ圧縮器701は、機能ブロック22
1の出力データの情報量を圧縮する。テスト結果保持部
500は、これらのシグネチャ解析器700および70
1の圧縮結果が保持される。テスト結果保持部500の
内容は命令によって参照することができる。
【0115】図11は、この発明に係る集積回路装置の
第6の実施例を示すブロック図である。図11に示す集
積回路装置が、図1に示す集積回路装置と異なるところ
は、出力レジスタ230に代えてシグネチャ解析器が設
けられ、期待値保持部400、出力データ保持部40
1、一致検出部402が追加されていることである。テ
スト結果保持部500には、シグネチャ解析器700の
圧縮結果および一致検出部402の出力が保持される。
このテスト結果保持部500の内容は、命令によっで参
照することができる。このように構成してもテスト回路
のためのハードウェア量を少なくすることができる。
【0116】図12は、この発明に係る集積回路装置の
第7の実施例を示すブロック図である。図12を参照し
て、この集積回路装置は、一致検出部402と、機能ブ
ロック、レジスタなどのテスト結果を更新しながら保持
するテスト結果保持装置501とを含む。
【0117】一致検出部402は、期待値データ(mビ
ット,1≦m)とテスト対象ブロックから出力される出
力データ(mビット,1<m)との一致/不一致を検出
し、この検出結果を出力する。
【0118】テスト結果保持装置501は、テスト対象
ブロック毎のテスト結果を保持するテスト結果保持部5
10と、テスト結果保持部510の読出/書込を制御す
るための制御信号を発生する制御信号発生部521と、
AND回路523とを含む。テスト結果保持部510
は、複数のテスト対象ブロックに対応して設けられるデ
ータ保持部511〜51nと、データ保持部の選択およ
びデータの入出力制御を行なうための制御部520とを
含む。ここでは、テスト対象ブロックがn個存在し、デ
ータ保持部511には第1ブロックのテスト結果、デー
タ保持部512には、第2ブロックのテスト結果、デー
タ保持部51nには、第nブロックのテスト結果が保持
されるものとする。各データ保持部511〜51nは、
データバス270に接続され、命令に応答してテスト結
果をデータバス270に出力する。
【0119】制御信号発生部521は、現在テストを行
なっているテスト対象ブロックの番号(アドレス番号)
に応答して、テスト結果保持部510から番号に対応す
るデータ保持部を選択するための選択信号、選択したデ
ータ保持部からテスト結果を読出すための読出制御信号
R、およびAND回路523の出力データを書込むため
の書込制御信号Wを発生する。
【0120】読出データ保持部523は、選択されたデ
ータ保持部から読出されたテスト結果を保持する。
【0121】AND回路523は、2つの入力端子と、
1つの出力端子を有し、その一方の入力端子は、読出デ
ータ保持部522の出力に接続され、その他方の入力端
子は一致検出部402の出力に接続され、その出力端子
は制御部520に接続される。
【0122】次に図12に示した集積回路装置の動作に
説明する。なお、動作の説明においては説明を簡単化す
るために、第2ブロックがテスト対象とされている場合
を例とする。第2ブロックからの出力データとこの出力
データに対応する期待値データとが一致検出部402に
入力され、一致/不一致情報が出力される。この実施例
では一致検出部402は、一致を検出した場合には、
“1”(論理High)、不一致の場合“0”(論理L
ow)を出力する。一方、テスト対象ブロックの出力デ
ータを読出す場合には、命令コードにて出力データ格納
場所が指示される。この命令コードの情報からテスト対
象ブロックの番号が得られ、制御信号発生部521に入
力される。制御信号発生部521は、入力されるブロッ
ク番号に応答して第2ブロックを指示するための選択信
号、読出制御信号Rおよび書込制御信号Wを出力する。
読出制御信号Rと書込制御信号Wとの順番は、まず読出
制御信号Rが出力され、次いで書込制御信号Wが出力さ
れる。今、第2ブロックに対応するデータ保持部512
を選択するための選択信号と読出制御信号Rとが出力さ
れていると仮定すると、データ保持部510から保持さ
れているテスト結果が読出され、読出データ保持部52
2に入力されかつ保持される。この読出データ保持部5
22の保持データと一致検出部402の一致検出結果と
がAND回路523に入力される。ここで読出データ保
持部522の値が“1”(すなわち、それまでのテスト
結果では、第2ブロックは異常なし)である場合、一致
検出結果が“1”ならばAND回路523の出力は
“1”となり、一致検出結果が“0”ならばAND回路
523の出力は“0”になる。
【0123】次に制御信号発生部522が書込制御信号
Wを出力すると、このAND回路523の出力が第2ブ
ロックに対応のデータ保持部512に書込まれる。
【0124】以上の動作が全テスト対象ブロックの全テ
ストパターンについて行なわれると、最終的にテスト結
果保持部512は各テスト対象ブロックのテスト結果が
保持されている。このテスト結果保持部512に保持さ
れているテスト結果をデータバス270を介して読出す
ことができる。このような構成にすると、テスト結果の
更新に必要な回路を共用できるためハードウェア量が削
減できる。
【0125】なお、図12の集積回路装置では、一致検
出部402の出力データは1ビットであるが、これはC
ビット(1≦C≦m;ただしmは期待値および出力デー
タのビット数)であってもよく、このブロック毎のビッ
ト数が異なっていてもよい。この場合、AND回路52
3、読出データ保持部522、データ保持部511〜5
1nもテスト対象ブロックの出力データのうち最大ビッ
ト数分が必要である。このように構成しても、ブロック
毎にAND回路、読出データ保持部、テスト結果保持部
510を備えるよりもハードウェア量は削減できる。
【0126】また、図12の集積回路装置では、一致検
出部402の出力データと以前のテスト結果から新たな
テスト結果データを求めるのに、AND回路を用いた
が、これらの信号の論理を反転すればOR回路でも同様
の効果が得られる。
【0127】さらに、図12のテスト結果保持装置は、
図3、図4、図10および図11に示されたテスト結果
保持部に代えて用いることができるのみならず、期待値
データとテスト対象ブロックの出力データとの一致を検
出する機能を有する集積回路装置にも適用できる。
【0128】図13はこの発明のテストデータ発生回路
の一実施例を示すブロック図である。図13に示すテス
トデータ発生回路と図17に示すテストデータ発生回路
とが異なるところは、ラッチ回路60a〜60dの出力
Q1〜Q4にセレクタ回路70が接続されていることで
ある。セレクタ回路70は、外部から与えられる選択信
号に応答して、出力信号Q1〜Q4のうちのQ1〜Q3
を選択する。
【0129】次に図13のテストデータ発生回路の動作
について説明する。
【0130】まず、初期値設定信号によってデータ発生
回路内のラッチ回路60a〜60dが所望の初期状態に
設定される。この実施例では、ラッチ回路60aは
“1”に、それ以外は“0”に設定される場合を示して
いる。クロック信号φが印加されると、直列接続された
ラッチ回路間でデータがシフトしていく。初段のラッチ
回路60aの入力データはEX−OR回路61の出力信
号である。このラッチ回路60a〜60dとEX−OR
回路61から構成される部分の動作は、図17のテスト
データ発生回路と同一であるためここでは動作説明を省
略し、この実施例の特徴的な部分の動作についてのみ説
明する。
【0131】選択信号は、命令コードをデコードして得
られる制御信号として与えられる。この選択信号がQ
1,Q2,Q3を選択するものであるとする。この結
果、セレクタ回路70の出力信号O1,O2,O3には
それぞれQ1,Q2,Q3の信号の値が伝搬する。
【0132】従来例のテストデータ発生回路では、前述
したように全信号が“0”となる組合せデータは発生す
ることができない。このため擬似乱数の発生過程におい
て、全信号共に“0”となるテストデータを必要とする
機能ブロックのテストを正確に行なうことができないと
いう問題がある。
【0133】しかし、図18に示す表において、Q1,
Q2,Q3,Q4のうちQ1〜Q3に着目すれば、表の
第14番目の状態において、Q1,Q2,Q3=“0,
0,0”となっている。すなわち、この3ビットを使え
ば、一連の擬似乱数発生過程において、“0,0,0”
となるデータが得られる。したがってセレクタ回路70
を選択信号により制御して、出力信号Q1,Q2,Q3
を選択するように制御することにより、一連の擬似乱数
発生過程において全ビット“0”となるデータを得るこ
とができる。
【0134】図13に示すテストデータ発生回路におい
ては、説明を簡単化するために必要なデータ長さを3ビ
ットとしたが、これを一般化してNビット(1≦N,N
が整数)としてもよい。この場合において、テストデー
タ発生回路からの出力データのビット数Mは次の式を満
たすように設定される。
【0135】N+1≦M なお、図13に示すテストデータ発生回路においてクロ
ック信号φを命令により制御することによって、擬似乱
数データ発生動作を停止させ、同一データを出力させ続
けることができる。この機能により、メモリやレジスタ
の機能テストにおいて期待値データを容易に発生させる
ことができる。
【0136】図14はこの発明のテストデータ発生回路
の第2の実施例を示すブロック図である。図14に示す
テストデータ発生回路が図13に示すテストデータ発生
回路と異なるところは、セレクタ回路70に代えて、2
入力1出力のセレクタ回路62が設けられていることで
ある。セレクタ回路62は、選択信号に応答して、最終
段のラッチ回路60dの出力またはEX−OR回路61
の出力の一方を選択し、初段のラッチ回路60aに出力
する。
【0137】セレクタ回路62がEX−OR回路61の
出力を選択している場合には、テストデータ発生回路は
擬似乱数データを発生する。そしてセレクタ回路62が
選択信号に応答してラッチ回路60dの出力を選択して
いる場合には、データを1ビット分ずつ右側にシフトし
た信号を発生する。
【0138】このような回路構成をとることにより、単
なる擬似乱数データ以外のデータ系列を容易に発生させ
ることができる。
【0139】図15はこの発明のテストデータ発生回路
の第3の実施例を示すブロック図である。図15に示す
テストデータ発生回路と図14に示すテストデータ発生
回路とが異なるところは、セレクタ回路70および62
に代えて、3入力1出力のセレクタ回路80が設けられ
ていることである。セレクタ回路80は、その第1の入
力端子が命令コード内の即値データあるいはデータ入出
力端子Di/Do(図1参照)から与えられるデータの
いずれかを受けるように接続され、第2の入力端子EX
−OR回路61の出力を受けるように接続されて第3の
入力端子がラッチ回路60dの出力を受けるように接続
され、その出力端子が初段ラッチ回路60aの入力に接
続される。クロック信号φはラッチ回路60a〜60d
に与えられ、ラッチ回路60a〜60dの出力データの
値を保持(変更しない)場合には、ディスエーブルな論
理値に固定される。
【0140】次に、図15に示したテストデータ発生回
路の動作について説明する。まずラッチ回路60a〜6
0dは、すべて初期化される。擬似乱数データを発生す
る場合には、セレクタ回路80は、選択信号に応答して
EX−OR回路61の出力を選択する。次に擬似乱数デ
ータではなくデータを1ビット分ずつ右側にシフトして
信号を発生する場合には、セレクタ回路80は、選択信
号に応答して最終段のラッチ回路60dの出力を選択す
る。さらに、セレクタ回路80は、選択信号に応答して
このテストデータ発生回路の外部から与えられるデータ
を選択して出力することもできる。この場合には、任意
の値をテストデータ発生回路にセットすることができ、
テスト対象ブロックに必要なテストパターンを発生させ
ることができる。図15に示したテストデータ発生回路
によれば、少ないハードウェア量で複数のテストデータ
を発生することができる。
【0141】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、テストデータ
発生手段により複数のテストデータを発生することがで
きる。それにより、各機能ブロック毎にテストデータ発
生器を設ける必要がなくなるので、ハードウェア量が従
来例よりも少なくてすむ。また命令情報により、複数の
テストデータのうちの少なくとも1つを指定しかつ指定
したテストデータの伝送先を指定することができるの
で、テストのための特別な外部テストピンの本数を減ら
すことができ、かつテストデータの伝搬経路もテストす
ることができる。またハードウェア量および外部テスト
ピンの本数を少なくすることができるので、集積回路設
計時の負担を軽減することができる。また、命令情報に
リピート命令を含ませることにより、大型のテスト装置
を用いることなく、バーンインテストを行なうことがで
きる。また、ボードに実装した状態で集積回路装置のテ
ストを行なうことを容易にする。
【0142】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
な効果に加えて、圧縮手段によりデータを圧縮すること
により、出力データの情報量を減少させることができる
という効果が得られる。
【0143】請求項3および請求項4の発明では、出力
データと期待値データとの比較に基づいてテスト対象ブ
ロックの良否を判定することができるので、故障見逃し
の発生を防ぐことができる。
【0144】請求項5の発明では、テストデータ発生手
段は、テストデータとして擬似乱数データと固定値デー
タとを発生することができるので、プログラマブルロジ
ックアレイやメモリなどの各種の機能ブロックのテスト
を行なうためのテストデータを1つのデータ発生手段に
より共用できる。この結果、ハードウェア量を削減でき
る。
【0145】請求項6の発明では、外部的に発生される
テストデータと期待値データとを時分割的に受け、テス
トデータをデータ伝搬経路を通してテスト対象ブロック
に出力しかつ期待値データを保持するので、入力データ
のパターンと出力データとのパターンとが異なる機能ブ
ロックであってもテストを行なうことが容易となる。ま
た、テストデータはデータ伝搬経路を通して転送される
ので、テスト結果を参照することにより、データ伝搬経
路のテストも行なうことができる。
【0146】請求項7の発明では、複数のビットテスト
手段および排他的論理和手段により、テストのために必
要な複数のテストデータを発生することができ、かつ期
待値データをも保持し、さらにテスト対象ブロックの出
力データと期待値データの一致/不一致をビット毎に検
出することができる。したがって、複数のビットテスト
手段と排他的論理和手段は複数のテスト対象ブロックに
対して共用されるため、テストのためのハードウェア量
および外部テストピンの本数を大幅に削減することがで
き、ひいては集積回路装置の設計時における負担を軽減
することができる。
【0147】請求項9のテストデータ発生回路であれ
ば、複数ビットの擬似乱数データを発生し、この発生し
た擬似乱数データのうち任意の少なくとも1ビットを選
択することができるので複数ビットの範囲でテスト対象
毎に必要なテストデータのパターンを発生することがで
きる。それにより、複数のテスト対象ブロックに対して
単一テストデータ発生回路を用いることができるので、
ハードウェア量を削減することができる。
【0148】請求項10の発明では、テスト結果保持手
段、更新手段、データ保持手段、書込手段および読出手
段は複数のテスト対象ブロックで共用できるため、テス
トのためのハードウェア量を大幅に削減することがで
き、ひいては集積回路装置の設計時における負担を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る集積回路装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】命令情報のパケット構成を示す図である。
【図3】この発明に係る集積回路装置の第2の実施例を
示すブロック図である。
【図4】この発明に係る集積回路装置の第3の実施例を
示すブロック図である。
【図5】この発明に係る集積回路装置の第4の実施例を
示すブロック図である。
【図6】図5の集積回路装置において、LFSRの値を
初期化して期待値データを設定する場合のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図7】図5の集積回路装置において、メモリにテスト
データの1ビットを書込んだ直後に、書込んだデータを
読出す場合のタイミングチャートを示す図である。
【図8】図5の集積回路装置において、初期値データを
テストデータおよび期待値データとして用いた場合のタ
イミングチャートを示す図である。
【図9】図5の集積回路装置において、データバスを介
してテストデータと期待値データとが交互に与えられる
場合のタイミングチャートを示す図である。
【図10】この発明に係る集積回路装置の第5の実施例
を示すブロック図である。
【図11】この発明に係る集積回路装置の第6の実施例
を示すブロック図である。
【図12】この発明に係る集積回路装置の第7の実施例
を示すブロック図である。
【図13】この発明に係るテストデータ発生回路の一実
施例を示すブロック図である。
【図14】この発明に係るテストデータ発生回路の第2
の実施例を示すブロック図である。
【図15】この発明に係るテストデータ発生回路の第3
の実施例を示すブロック図である。
【図16】従来のテスト機能を有する集積回路装置のブ
ロック図である。
【図17】従来のLFSRの構成を示すブロック図であ
る。
【図18】図17に示したLFSRの出力状態を示す表
である。
【符号の説明】
99 命令情報 100 命令レジスタ 101 デコーダ 110 データ発生器 220,221 機能ブロック 210,211 入力レジスタ 230,231 出力レジスタ 400 期待値保持部 401 出力データ保持部 402 一致検出部 500 テスト結果保持部 800a〜800n テストブロック 820 EX−OR回路 830 判定部 700,701 シグネチャ解析器 501 テスト結果保持装置 510 テスト結果保持部 521 制御信号発生部 522 読出データ保持部 523 AND回路 60a〜60d ラッチ回路 61 EX−OR回路 70 セレクタ回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックの良否をテストするための複数
    のテストデータを発生するテストデータ発生手段、 前記複数のテストデータのうちの少なくとも1つを指定
    するとともに、前記複数の機能ブロックのうちの少なく
    とも1つをテスト対象ブロックとして指定する命令情報
    を発生するための命令情報発生手段、 前記発生された命令情報を解読するデコーダ手段、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テストデータ発生手段により発生された少なく
    とも1つのテストデータを前記テスト対象ブロックに転
    送するための経路、および前記デコーダ手段により解読
    された命令情報に応答して、前記テスト対象ブロックか
    ら出力される出力データを外部に出力する出力手段を含
    むことを特徴とする集積回路装置。
  2. 【請求項2】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックの良否をテストするための複数
    のテストデータを発生するテストデータ発生手段、 前記複数のテストデータのうちの少なくとも1つを指定
    するとともに、前記複数の機能ブロックのうちの少なく
    とも1つをテスト対象ブロックとして指定する命令情報
    を発生するための命令情報発生手段、 前記発生された命令情報を解読するデコーダ手段、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テストデータ発生手段により発生された少なく
    とも1つのテストデータを前記テスト対象ブロックに転
    送するための経路、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テスト対象ブロックから出力される出力データ
    を圧縮する圧縮手段、および前記圧縮手段により圧縮さ
    れた出力データを保持する出力データ保持手段を含むこ
    とを特徴とする集積回路装置。
  3. 【請求項3】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックの良否をテストするための複数
    のテストデータを発生するテストデータ発生手段、 前記複数のテストデータのうちの少なくとも1つを指定
    するとともに、前記複数の機能ブロックのうちの少なく
    とも1つをテスト対象ブロックとして指定する命令情報
    を発生するための命令情報発生手段、 前記発生された命令情報を解読するデコーダ手段、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テストデータ発生手段により発生された少なく
    とも1つのテストデータを前記テスト対象ブロックに転
    送するための経路、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テスト対象ブロックから出力される出力データ
    と前記テスト対象ブロックから出力されるであろう期待
    値データとの比較に基づいて機能ブロックの良否を判定
    する判定手段、および前記判定手段の良否判定結果を保
    持する手段を含むことを特徴とする集積回路装置。
  4. 【請求項4】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックの良否をテストするための複数
    のテストデータを発生するテストデータ発生手段、 前記複数のテストデータのうちの少なくとも1つを指定
    するとともに、前記複数の機能ブロックのうちの少なく
    とも1つをテスト対象ブロックとして指定する命令情報
    を発生するための命令情報発生手段、 前記発生された命令情報を解読するデコーダ手段、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テストデータ発生手段により発生された少なく
    とも1つのテストデータを前記テスト対象ブロックに転
    送するための経路、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テスト対象ブロックから出力される出力データ
    を保持する出力データ保持手段と、 前記テストデータ発生手段により発生されたテストデー
    タを期待値データとして保持する期待値保持手段、およ
    び前記出力データ保持手段により保持された出力データ
    と前記期待値保持手段により保持された期待値データと
    の比較に基づいてテスト対象ブロックの良否を判定する
    判定手段とを含むことを特徴とする集積回路装置。
  5. 【請求項5】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックの良否をテストするためのテス
    トデータとして擬似乱数データを発生する擬似乱数デー
    タ発生手段、 前記発生された擬似乱数データを固定値データに設定す
    る固定値データ発生手段、 前記擬似乱数データおよび固定値データのうちの少なく
    とも1つを指定するとともに、前記複数の機能ブロック
    のうちの少なくとも1つをテスト対象ブロックとして指
    定する命令情報を発生するための命令情報発生手段、 前記発生された命令情報を解読するデコーダ手段、 前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テストデータ発生手段により発生された擬似乱
    数データおよび固定値データのうちの少なくとも1つを
    前記テスト対象ブロックに転送するための経路、および
    前記デコーダ手段により解読された命令情報に応答し
    て、前記テスト対象ブロックから出力される出力データ
    を外部に出力する出力手段を含むことを特徴とする集積
    回路装置。
  6. 【請求項6】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックのうちのテスト対象ブロックを
    テストするためのテストデータとこのテストデータに対
    応の期待値データとを時系列的に受けるデータ受信手
    段、 前記データ受信手段により受信されたテストデータをデ
    ータ伝送路を介して前記テスト対象ブロックに出力する
    テストデータ出力手段、 前記期待値データを保持する期待値保持手段、 前記テスト対象ブロックの出力データと前記期待値保持
    手段により保持された期待値データとの一致を検出する
    一致検出手段、および前記一致検出手段の検出結果に基
    づいて前記テスト対象ブロックの良否を判定する判定手
    段を含むことを特徴とする集積回路装置。
  7. 【請求項7】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であって、 前記複数の機能ブロックの良否をテストするためのテス
    トデータを指定するとともに、前記複数の機能ブロック
    のうちの少なくとも1つをテスト対象ブロックとして指
    定する命令情報を発生するための命令情報発生手段、 前記発生された命令情報を解読するデコーダ手段、 各々が、前記デコーダ手段により解読された命令情報に
    応答して、テストデータの1ビット分を発生し、テスト
    対象ブロックの良否判定を行なうための期待値データを
    保持し、かつテスト対象ブロックの出力データと期待値
    データとの一致をビット毎に検出するための複数のビッ
    トテスト手段、および前記複数のビットテスト手段の少
    なくとも2つの出力の排他的論理和をとり、その結果を
    初段のビットテスト手段に与える排他的論理和手段とを
    含み、 前記ビットテスト手段の各々は、 初期値設定のためのデータまたは前段のビットテスト手
    段により発生された1ビット分のデータを選択する第1
    の選択手段、 前記第1の選択手段の出力を保持する第1のデータ保持
    手段、 少なくとも2つの出力端子を有し、前記第1の保持手段
    により保持された1ビット分のデータを選択的に出力す
    るデマルチプレクサ手段、 前記デマルチプレクサ手段の一方の出力を保持し、保持
    されたデータを次段のビットテスト手段の第1の選択手
    段に与える第2のデータ保持手段、 前記デマルチプレクサ手段の他方の出力を期待値データ
    として保持する第3のデータ保持手段、 前記テスト対象ブロックから出力される出力データを保
    持する第4のデータ保持手段、 前記第4のデータ保持手段により保持されたデータと前
    記第3のデータ保持手段により保持されたデータとの一
    致を検出する一致検出手段を含むことを特徴とする集積
    回路装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載の集積回路装置は、
    前記ビットテスト手段の各々に含まれる一致検出手段の
    出力に基づいて、前記テスト対象ブロックの良否判定を
    行なう判定手段を含むことを特徴とする。
  9. 【請求項9】 入力データを処理および/または記憶す
    る複数の機能ブロックを備えた集積回路装置に組込まれ
    るテストデータ発生回路であって、 複数ビットの擬似乱数データを発生する擬似乱数データ
    発生手段、および前記発生された複数ビットの擬似乱数
    データから任意の少なくとも1ビットのデータを選択し
    て出力するための選択手段を含むことを特徴とするテス
    トデータ発生回路。
  10. 【請求項10】 入力データを処理および/または記憶
    する複数の機能ブロックを備えた集積回路装置であっ
    て、 前記複数の機能ブロックのうちのテスト対象ブロックか
    ら出力される出力データと期待値データとの一致を検出
    する一致検出手段、 前記複数の機能ブロックに対応して複数のテスト結果保
    持領域が設けられ、各テスト結果保持領域に対応の機能
    ブロックのテスト結果を保持するテスト結果保持手段、 前記複数のテスト結果保持領域のうちの現在テストを行
    なっているテスト対象ブロックに対応するテスト結果保
    持領域を選択し、この選択したテスト結果保持領域から
    テスト結果を読出す読出手段、 前記読出されたテスト結果を保持する読出データ保持手
    段、 前記一致検出手段の検出結果に基づいて前記保持手段に
    より保持されたテスト結果を更新するテスト結果更新手
    段、および前記選択されたテスト結果保持領域に前記更
    新されたテスト結果を書込む書込手段を含むことを特徴
    とする集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記テスト結果更新手段は、前記読出
    データ保持手段により保持されているテスト結果と前記
    一致検出手段の一致検出結果とを入力する論理積回路を
    含む前記請求項10記載の集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記テスト結果更新手段は、前記読出
    データ保持手段により保持されているテスト結果と前記
    一致検出手段の一致検出結果とを入力とする論理和回路
    を含む前記請求項10記載の集積回路装置。
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