JPH07202645A - 非同期スキャン設計の技術および方法 - Google Patents
非同期スキャン設計の技術および方法Info
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- JPH07202645A JPH07202645A JP6316095A JP31609594A JPH07202645A JP H07202645 A JPH07202645 A JP H07202645A JP 6316095 A JP6316095 A JP 6316095A JP 31609594 A JP31609594 A JP 31609594A JP H07202645 A JPH07202645 A JP H07202645A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/027—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
- H03K3/037—Bistable circuits
- H03K3/0375—Bistable circuits provided with means for increasing reliability; for protection; for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied; for storing the actual state when the supply voltage fails
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/3185—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
- G01R31/318533—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
- G01R31/318541—Scan latches or cell details
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非同期設計で用いられる新規のRSラッチが
提供される。 【構成】 このRSラッチは、スキャン・チェーン信号
がスキャン可能なRSラッチの内外に伝播するための基
礎を提供する追加の回路構成を用いることによりスキャ
ン可能となる。このようなスキャン可能なRSラッチ
は、非同期設計の試験を大いに促進する。
提供される。 【構成】 このRSラッチは、スキャン・チェーン信号
がスキャン可能なRSラッチの内外に伝播するための基
礎を提供する追加の回路構成を用いることによりスキャ
ン可能となる。このようなスキャン可能なRSラッチ
は、非同期設計の試験を大いに促進する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期設計に関し、特に
このような非同期設計を試験するためのスキャン・チェ
ーンを有する非同期設計などに関する。
このような非同期設計を試験するためのスキャン・チェ
ーンを有する非同期設計などに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】同期
設計とは、その出力が所定の信号、たとえばクロック信
号の論理の移行に応答したときにしか変化しない設計で
ある。スキャン技術を用いて同期設計を試験すること
は、従来の技術で容易に用いられてきた。一般に、スキ
ャン・チェーンを用いて同期設計を試験するには、同期
設計内のフリップフロップを修正して、さらに2つの入
力を有する段階が含まれる。この2つの入力とは、
(a)スキャン入力と(b)スキャン・イネーブル入力
が活動状態になって、フリップフロップのクロック入力
に正のエッジが起こるときに、スキャン入力に現れる論
理値がフリップフロップに記憶されるようなスキャン・
イネーブル入力である。この手順は、すべてのフリップ
フロップにそれぞれ所望の論理値が記憶されるまで続
く。フリップフロップが次にクロックされたときに、フ
リップフロップから記憶された論理値は、合成論理に与
えられてこの合成論理を試験する。その後、合成論理に
論理値を与えた結果が、フリップフロップのその後のク
ロック動作によって捕捉されるが、これらの結果はスキ
ャン・アウト信号を介して移動することもある。その結
果、フリップフロップはすでに同期設計内にあるので、
試験しやすい同期設計が望ましい。
設計とは、その出力が所定の信号、たとえばクロック信
号の論理の移行に応答したときにしか変化しない設計で
ある。スキャン技術を用いて同期設計を試験すること
は、従来の技術で容易に用いられてきた。一般に、スキ
ャン・チェーンを用いて同期設計を試験するには、同期
設計内のフリップフロップを修正して、さらに2つの入
力を有する段階が含まれる。この2つの入力とは、
(a)スキャン入力と(b)スキャン・イネーブル入力
が活動状態になって、フリップフロップのクロック入力
に正のエッジが起こるときに、スキャン入力に現れる論
理値がフリップフロップに記憶されるようなスキャン・
イネーブル入力である。この手順は、すべてのフリップ
フロップにそれぞれ所望の論理値が記憶されるまで続
く。フリップフロップが次にクロックされたときに、フ
リップフロップから記憶された論理値は、合成論理に与
えられてこの合成論理を試験する。その後、合成論理に
論理値を与えた結果が、フリップフロップのその後のク
ロック動作によって捕捉されるが、これらの結果はスキ
ャン・アウト信号を介して移動することもある。その結
果、フリップフロップはすでに同期設計内にあるので、
試験しやすい同期設計が望ましい。
【0003】一方、非同期設計とは、その入力と出力が
いつでも変更できるものである。同期設計に比べた場合
の非同期設計の利点は、非同期設計が同期設計よりも実
質的に少ない電力しか消費しないことである。これは、
非同期回路がクロック・サイクルのたびにではなく、活
動状態で演算をおこなうときだけ電力を消費するためで
ある。そのため、切り替えが少ないので、電力消費が少
ない。しかし、非同期設計は、実現が難しく、試験が難
しいために避けられてきた。さらに、非同期設計は本来
フリップフロップを持たないので、上記のような同期設
計のためのスキャン・チェーン技術が適用できない。
いつでも変更できるものである。同期設計に比べた場合
の非同期設計の利点は、非同期設計が同期設計よりも実
質的に少ない電力しか消費しないことである。これは、
非同期回路がクロック・サイクルのたびにではなく、活
動状態で演算をおこなうときだけ電力を消費するためで
ある。そのため、切り替えが少ないので、電力消費が少
ない。しかし、非同期設計は、実現が難しく、試験が難
しいために避けられてきた。さらに、非同期設計は本来
フリップフロップを持たないので、上記のような同期設
計のためのスキャン・チェーン技術が適用できない。
【0004】そのため、非同期設計を試験するための技
術および方法が必要とされる。
術および方法が必要とされる。
【0005】
【実施例】図1は、周知のRSラッチの詳細な論理図を
示す。このRSラッチは、それぞれ出力Qと反転Qとを
設ける出力を有するNANDゲート11,12を有す
る。NANDゲート11は、セット・バー信号反転Sを
受信するために結合された第1入力と、NANDゲート
12の出力に結合された第2入力とを有する。さらに、
NANDゲート12は、リセット・バー信号反転Rを受
信するために結合された第1入力と、NANDゲート1
1の出力に結合された第2入力とを有する。
示す。このRSラッチは、それぞれ出力Qと反転Qとを
設ける出力を有するNANDゲート11,12を有す
る。NANDゲート11は、セット・バー信号反転Sを
受信するために結合された第1入力と、NANDゲート
12の出力に結合された第2入力とを有する。さらに、
NANDゲート12は、リセット・バー信号反転Rを受
信するために結合された第1入力と、NANDゲート1
1の出力に結合された第2入力とを有する。
【0006】図1に示されるRSラッチの動作は、表1
に示される真理値表に簡単に説明される。
に示される真理値表に簡単に説明される。
【0007】
【0008】通常の動作中は、信号反転Rが論理0で、
信号反転Sが論理1の場合は、RSラッチがリセットさ
れて、出力Qが論理0になり、出力反転Qが論理1にな
る。しかし、信号反転Rが論理1で、信号反転Sが論理
0の場合は、RSラッチはセットされて、出力Qが論理
1になり、出力反転Qが論理0になる。
信号反転Sが論理1の場合は、RSラッチがリセットさ
れて、出力Qが論理0になり、出力反転Qが論理1にな
る。しかし、信号反転Rが論理1で、信号反転Sが論理
0の場合は、RSラッチはセットされて、出力Qが論理
1になり、出力反転Qが論理0になる。
【0009】さらに通常の動作中は、信号反転Rおよび
反転Sの両方が論理0になることはないと予測されてい
る。しかし、もし両方が論理0になると、Qと反転Qは
両方とも、信号反転Rまたは信号反転Sのいずれかが論
理1になるまで、論理1である。また、信号反転R,反
転Sの両方が論理1の場合は、出力Q,反転Qは、前の
状態のままになる。
反転Sの両方が論理0になることはないと予測されてい
る。しかし、もし両方が論理0になると、Qと反転Qは
両方とも、信号反転Rまたは信号反転Sのいずれかが論
理1になるまで、論理1である。また、信号反転R,反
転Sの両方が論理1の場合は、出力Q,反転Qは、前の
状態のままになる。
【0010】図2に、従来の技術による非同期設計構築
ブロック14の詳細な論理図を示す。図2に示される部
品で図1に示されるものと同一の部品は、同じ参照番号
で識別されていることを理解されたい。非同期設計構築
ブロック14にはさらに、完了信号COMPを受け取る
ために結合された第1入力と、信号QN-1 と記された1
4と同様の前の非同期設計ブロックの出力を受け取るた
めに結合された第2入力とを有するNANDゲート16
が含まれる。また、NANDゲート16は、信号反転リ
セット(反転reset) と記されたリセット・バー信
号を受け取るために結合された第3入力を有するが、こ
の信号は、NANDゲート12の第2入力にも与えられ
る。さらに、NANDゲート12は、ブロック14と同
様の連続する非同期設計構築ブロックの出力信号反転Q
N+1 を受け取るために結合された第3入力を有する。
ブロック14の詳細な論理図を示す。図2に示される部
品で図1に示されるものと同一の部品は、同じ参照番号
で識別されていることを理解されたい。非同期設計構築
ブロック14にはさらに、完了信号COMPを受け取る
ために結合された第1入力と、信号QN-1 と記された1
4と同様の前の非同期設計ブロックの出力を受け取るた
めに結合された第2入力とを有するNANDゲート16
が含まれる。また、NANDゲート16は、信号反転リ
セット(反転reset) と記されたリセット・バー信
号を受け取るために結合された第3入力を有するが、こ
の信号は、NANDゲート12の第2入力にも与えられ
る。さらに、NANDゲート12は、ブロック14と同
様の連続する非同期設計構築ブロックの出力信号反転Q
N+1 を受け取るために結合された第3入力を有する。
【0011】非同期設計構築ブロック14は、Lee Holl
aar による「Direct Implementation of Asynchronous
Control Units 」(IEEE Transactions on Computers,
vol.C-31, NO. 12, 1982年12月)という記事に開
示されているが、この記事の主題は本件に参考文献とし
て含まれている。簡単に述べると、信号反転リセット
は、RSラッチ10のオーバーライド解除機能として動
作する。通常の動作においては、信号反転リセットは高
となるので、非活動状態であり、RSラッチ10は、信
号QN-1 と信号COMPの両方がいずれも真の場合にし
かセットされない。ただし、信号QN-1 とは、前の非同
期設計構築ブロックの活動出力状態である。また、信号
COMPは、前の状態で起こったことが完了したことを
示す論理信号である。そのため、信号反転リセットが活
動状態にないと、ブロック14が表す非同期状態、たと
えば状態「N」は、信号COMPが論理1でありその前
の非同期状態が活動状態にある(QN-1 =論理1)とき
しか、活動状態(QN =論理1)にならない。非同期状
態Nのリセットは、もちろん、すべての状態に関するマ
スター・リセットを表す信号反転リセットにより制御さ
れる。さらに、次の状態(状態「N+1」)に入るとす
ぐに、現在の状態を離れることが望ましい。そのため、
次の状態からの反転QN+1 が、状態「N」に戻されて、
ラッチ10をリセットする。
aar による「Direct Implementation of Asynchronous
Control Units 」(IEEE Transactions on Computers,
vol.C-31, NO. 12, 1982年12月)という記事に開
示されているが、この記事の主題は本件に参考文献とし
て含まれている。簡単に述べると、信号反転リセット
は、RSラッチ10のオーバーライド解除機能として動
作する。通常の動作においては、信号反転リセットは高
となるので、非活動状態であり、RSラッチ10は、信
号QN-1 と信号COMPの両方がいずれも真の場合にし
かセットされない。ただし、信号QN-1 とは、前の非同
期設計構築ブロックの活動出力状態である。また、信号
COMPは、前の状態で起こったことが完了したことを
示す論理信号である。そのため、信号反転リセットが活
動状態にないと、ブロック14が表す非同期状態、たと
えば状態「N」は、信号COMPが論理1でありその前
の非同期状態が活動状態にある(QN-1 =論理1)とき
しか、活動状態(QN =論理1)にならない。非同期状
態Nのリセットは、もちろん、すべての状態に関するマ
スター・リセットを表す信号反転リセットにより制御さ
れる。さらに、次の状態(状態「N+1」)に入るとす
ぐに、現在の状態を離れることが望ましい。そのため、
次の状態からの反転QN+1 が、状態「N」に戻されて、
ラッチ10をリセットする。
【0012】ブロック14と同様の複数の非同期設計構
築ブロックをシリアルに接続して、図3に示されるよう
な一連の非同期状態を実現することができることがわか
る。ブロック17,18,19は、図2のブロック14
と同様で、ブロック17が状態「X」を、ブロック18
が状態「Y」を、ブロック10が状態「Z」を表す。一
般に、状態「X」の前の状態が活動状態になると、状態
「X」は状態「X」の完了信号が論理1であるときに活
動状態になる。すなわち、状態「X」に入るための特定
の条件または要件が満たされて状態「X−1」が活動状
態になると、状態「X」に入る。このような方法で、非
同期設計構築ブロック14を利用して一連の連続状態を
実現することができる。さらに、ここでは簡単にするた
めに3つしか図示されていないが、この一連の状態を任
意の数の状態まで拡張することもできることを理解され
たい。
築ブロックをシリアルに接続して、図3に示されるよう
な一連の非同期状態を実現することができることがわか
る。ブロック17,18,19は、図2のブロック14
と同様で、ブロック17が状態「X」を、ブロック18
が状態「Y」を、ブロック10が状態「Z」を表す。一
般に、状態「X」の前の状態が活動状態になると、状態
「X」は状態「X」の完了信号が論理1であるときに活
動状態になる。すなわち、状態「X」に入るための特定
の条件または要件が満たされて状態「X−1」が活動状
態になると、状態「X」に入る。このような方法で、非
同期設計構築ブロック14を利用して一連の連続状態を
実現することができる。さらに、ここでは簡単にするた
めに3つしか図示されていないが、この一連の状態を任
意の数の状態まで拡張することもできることを理解され
たい。
【0013】上記の非同期状態設計に伴う大きな問題点
は、このような状態装置設計の機能性を充分に試験しよ
うとすることである。さらに、前述のように、このよう
な非同期設計は、設計が難しく、試験することはさらに
難しいために避けられてきた。
は、このような状態装置設計の機能性を充分に試験しよ
うとすることである。さらに、前述のように、このよう
な非同期設計は、設計が難しく、試験することはさらに
難しいために避けられてきた。
【0014】この問題に応えるために、本発明はスキャ
ン技術を利用することによりこのような状態装置設計の
試験を行うための技術および方法を提供する。特に、図
4にスキャン可能なRSラッチの第1実施例の詳細なブ
ロック図を示す。図4に示される部品であって図1に示
されるものと同一の部品は、同じ参照番号で識別されて
いることを理解されたい。図4のスキャン可能なRSラ
ッチにはさらに、スキャン入力信号(スキャンイン:S
CANIN)を受け取るために結合された第1入力と、
NANDゲート11の第1入力に与えられる信号反転S
の反転状態であるセット入力信号(S)を受け取るため
に結合された第2入力とを有するマルチプレクサ30が
含まれる。
ン技術を利用することによりこのような状態装置設計の
試験を行うための技術および方法を提供する。特に、図
4にスキャン可能なRSラッチの第1実施例の詳細なブ
ロック図を示す。図4に示される部品であって図1に示
されるものと同一の部品は、同じ参照番号で識別されて
いることを理解されたい。図4のスキャン可能なRSラ
ッチにはさらに、スキャン入力信号(スキャンイン:S
CANIN)を受け取るために結合された第1入力と、
NANDゲート11の第1入力に与えられる信号反転S
の反転状態であるセット入力信号(S)を受け取るため
に結合された第2入力とを有するマルチプレクサ30が
含まれる。
【0015】セット信号Sは、マルチプレクサ32の第
2入力にも与えられる。マルチプレクサ30の出力は、
Dフリップフロップ34のデータ入力に結合され、フリ
ップフロップ34はテスト・クロック信号TLCKを受
け取るために結合されたクロック入力を有する。フリッ
プフロップ34の反転出力は、マルチプレクサ32の第
1入力とマルチプレクサ36の第1入力とに結合され
る。マルチプレクサ36は、NANDゲート12の第1
入力に与えられる信号反転Rの反転状態であるリセット
信号を受け取るために結合された第2入力を有する。
2入力にも与えられる。マルチプレクサ30の出力は、
Dフリップフロップ34のデータ入力に結合され、フリ
ップフロップ34はテスト・クロック信号TLCKを受
け取るために結合されたクロック入力を有する。フリッ
プフロップ34の反転出力は、マルチプレクサ32の第
1入力とマルチプレクサ36の第1入力とに結合され
る。マルチプレクサ36は、NANDゲート12の第1
入力に与えられる信号反転Rの反転状態であるリセット
信号を受け取るために結合された第2入力を有する。
【0016】マルチプレクサ36の出力は、Dフリップ
フロップ38のデータ入力に結合され、フリップフロッ
プ38はテスト・クロック信号TCLKを受け取るため
に結合されたクロック入力を有する。Dフリップフロッ
プ38の反転出力は、マルチプレクサ40の第1入力に
結合され、スキャン出力信号(スキャンアウト:SCA
NOUT)を設けるために結合される。マルチプレクサ
40の第2入力は、リセット信号Rを受け取るために結
合される。
フロップ38のデータ入力に結合され、フリップフロッ
プ38はテスト・クロック信号TCLKを受け取るため
に結合されたクロック入力を有する。Dフリップフロッ
プ38の反転出力は、マルチプレクサ40の第1入力に
結合され、スキャン出力信号(スキャンアウト:SCA
NOUT)を設けるために結合される。マルチプレクサ
40の第2入力は、リセット信号Rを受け取るために結
合される。
【0017】マルチプレクサ30,36の選択入力が、
サンプル制御信号サンプル(SAMPLE)を受け取る
ために結合され、マルチプレクサ32,40の選択入力
はテスト制御信号反転テスト(TEST)を受け取るた
めに結合される。
サンプル制御信号サンプル(SAMPLE)を受け取る
ために結合され、マルチプレクサ32,40の選択入力
はテスト制御信号反転テスト(TEST)を受け取るた
めに結合される。
【0018】マルチプレクサ32,40の出力はそれぞ
れRSラッチ10に対して反転セット信号と反転リセッ
ト信号とを与える。
れRSラッチ10に対して反転セット信号と反転リセッ
ト信号とを与える。
【0019】通常の動作においては、制御信号反転テス
トは論理1であり、それによってマルチプレクサ32,
40はそれぞれ入力信号S,Rの反転を介してマルチプ
レクサ32,40に通過させ、RSラッチ10に信号反
転Sと反転Rとを送る。この通常の動作モードにおいて
は、図4のスキャン可能なRSラッチは、図1に示され
たスキャン可能なRSラッチ10と等しい機能を行う
が、異なるのは、入力信号が反転するので、信号反転
S,反転Rに対向して、スキャン可能なRSラッチの入
力で信号S,Rを与えなければならないことである。
トは論理1であり、それによってマルチプレクサ32,
40はそれぞれ入力信号S,Rの反転を介してマルチプ
レクサ32,40に通過させ、RSラッチ10に信号反
転Sと反転Rとを送る。この通常の動作モードにおいて
は、図4のスキャン可能なRSラッチは、図1に示され
たスキャン可能なRSラッチ10と等しい機能を行う
が、異なるのは、入力信号が反転するので、信号反転
S,反転Rに対向して、スキャン可能なRSラッチの入
力で信号S,Rを与えなければならないことである。
【0020】しかし、RSラッチ10の機能性を試験し
たい場合には、図4に示される追加の回路構成により、
スキャン技術を用いてRSラッチ10の機能性を検証す
るための所定の既知の入力をRSラッチ10に送ること
ができる。
たい場合には、図4に示される追加の回路構成により、
スキャン技術を用いてRSラッチ10の機能性を検証す
るための所定の既知の入力をRSラッチ10に送ること
ができる。
【0021】試験のためのスキャン技術手順は、以下の
ように行われる。
ように行われる。
【0022】制御信号サンプルを論理0にセットする。
これによりフリップフロップ34,38がスキャン・チ
ェーンに入る。
これによりフリップフロップ34,38がスキャン・チ
ェーンに入る。
【0023】次に、制御信号反転テストを論理1にセッ
トする。これによりRSラッチ10の出力Q,反転Qに
対して透過性をもつスキャンが行われる。(試験の移行
時にはQおよびQを変更してもよいが、スキャン・チェ
ーンの移動にともなって変わることはない。)次に、信
号TCLKを介してテスト・クロック信号を与えるが、
信号スキャンインを介してマルチプレクサ30の第1入
力に与えられる論理値は、各クロック・パルス毎に適切
にセットされる。これは、必要とされる試験パターンを
フリップフロップ34,38内に移動させる効果を持
つ。各RSラッチに与えられた最終値が、活動的にラッ
チをセットまたはリセットすることに注目されたい。そ
のため、信号反転Rが低論理のときは、信号反転Sは高
論理となり、あるいはその反対になる。
トする。これによりRSラッチ10の出力Q,反転Qに
対して透過性をもつスキャンが行われる。(試験の移行
時にはQおよびQを変更してもよいが、スキャン・チェ
ーンの移動にともなって変わることはない。)次に、信
号TCLKを介してテスト・クロック信号を与えるが、
信号スキャンインを介してマルチプレクサ30の第1入
力に与えられる論理値は、各クロック・パルス毎に適切
にセットされる。これは、必要とされる試験パターンを
フリップフロップ34,38内に移動させる効果を持
つ。各RSラッチに与えられた最終値が、活動的にラッ
チをセットまたはリセットすることに注目されたい。そ
のため、信号反転Rが低論理のときは、信号反転Sは高
論理となり、あるいはその反対になる。
【0024】次に制御信号反転テストを論理0にセット
する。これで試験パターンがRSラッチ10に与えられ
る。
する。これで試験パターンがRSラッチ10に与えられ
る。
【0025】次に信号サンプルを論理1に戻す。これで
フリップフロップ34,38はスキャン・チェーンから
出る。
フリップフロップ34,38はスキャン・チェーンから
出る。
【0026】別のクロック・パルスを信号TCLKに与
えて、それにより試験パターンの結果をフリップフロッ
プ34,38とその他の同様のフリップフロップとに読
み込ませる。
えて、それにより試験パターンの結果をフリップフロッ
プ34,38とその他の同様のフリップフロップとに読
み込ませる。
【0027】次に信号反転テストを論理1にセットす
る。これにより再び、RSラッチ10の出力Qおよび反
転Qに影響を与えずにスキャンが目に見えずに行われ
る。しかし、信号S,Rが読み込まれたばかりの値と異
なっている場合は、出力Qおよび/または反転Qは、信
号反転テストが変わると変わるが、信号スキャンアウト
を介してスキャン・アウトされる試験パターンを変える
ことはない。
る。これにより再び、RSラッチ10の出力Qおよび反
転Qに影響を与えずにスキャンが目に見えずに行われ
る。しかし、信号S,Rが読み込まれたばかりの値と異
なっている場合は、出力Qおよび/または反転Qは、信
号反転テストが変わると変わるが、信号スキャンアウト
を介してスキャン・アウトされる試験パターンを変える
ことはない。
【0028】次に制御信号サンプルを論理0にセットす
る。これで、フリップフロップ34,38はスキャン・
チェーン内に戻る。
る。これで、フリップフロップ34,38はスキャン・
チェーン内に戻る。
【0029】ここで、信号TCLKを介してクロック・
パルスを与えて、その値が前の所定のスキャンの試験結
果であるフリップフロップ34,38内に記憶されてい
る論理値をスキャン・アウトする。さらに、別のパター
ンを用いたい場合は、信号スキャンインを介して次の組
の試験パターンを同時にスキャンしながら、信号スキャ
ンアウトを介して前回の試験パターンの結果を同時に移
動させることができる。
パルスを与えて、その値が前の所定のスキャンの試験結
果であるフリップフロップ34,38内に記憶されてい
る論理値をスキャン・アウトする。さらに、別のパター
ンを用いたい場合は、信号スキャンインを介して次の組
の試験パターンを同時にスキャンしながら、信号スキャ
ンアウトを介して前回の試験パターンの結果を同時に移
動させることができる。
【0030】この手順は、すべての試験パターンが与え
られるまで繰り返すことができることを理解されたい。
これにより本発明は、スキャン技術を用いて容易に試験
することのできる非同期設計で用いるスキャン可能なR
Sラッチを提供する。上記の技術と前述された方法に
は、いくつかの利点がある。第1に、既存のスキャンを
基にした試験パターン発生器を容易に用いることができ
る。第2に、設計のデバッグに便利な単独ステップの操
作で状態装置を動作させることが可能である。第3に、
セット入力とリセット入力の両方がサンプリングされ
る。第4に、通常動作に与えられる唯一の追加遅延は、
マルチプレクサ32または40を介した単独のマルチプ
レクサ(MUX)遅延である。ただし、信号S,Rが信
号反転S,反転Rほど簡単に発生されない場合は、追加
のインバータ遅延が必要とされる点に留意されたい。
られるまで繰り返すことができることを理解されたい。
これにより本発明は、スキャン技術を用いて容易に試験
することのできる非同期設計で用いるスキャン可能なR
Sラッチを提供する。上記の技術と前述された方法に
は、いくつかの利点がある。第1に、既存のスキャンを
基にした試験パターン発生器を容易に用いることができ
る。第2に、設計のデバッグに便利な単独ステップの操
作で状態装置を動作させることが可能である。第3に、
セット入力とリセット入力の両方がサンプリングされ
る。第4に、通常動作に与えられる唯一の追加遅延は、
マルチプレクサ32または40を介した単独のマルチプ
レクサ(MUX)遅延である。ただし、信号S,Rが信
号反転S,反転Rほど簡単に発生されない場合は、追加
のインバータ遅延が必要とされる点に留意されたい。
【0031】図5は、スキャン可能なRSラッチの第2
実施例の詳細なブロック図を示す。図5に示される部品
で図4に示されるものと同一の部品は同じ参照番号で識
別されることを理解されたい。本質的には、図5のスキ
ャン可能なRSラッチは、マルチプレクサ30,36を
持たないことにより、図4に示される回路構成を削減し
ている。そのため、図5のスキャン可能なRSラッチに
より、試験パターンは複数の段階を通じて伝播される。
多くの段階には最小限の論理が含まれているので、これ
は便利である。そのため、この方法は図4に示される技
術と共に用いるべきである。
実施例の詳細なブロック図を示す。図5に示される部品
で図4に示されるものと同一の部品は同じ参照番号で識
別されることを理解されたい。本質的には、図5のスキ
ャン可能なRSラッチは、マルチプレクサ30,36を
持たないことにより、図4に示される回路構成を削減し
ている。そのため、図5のスキャン可能なRSラッチに
より、試験パターンは複数の段階を通じて伝播される。
多くの段階には最小限の論理が含まれているので、これ
は便利である。そのため、この方法は図4に示される技
術と共に用いるべきである。
【0032】通常の動作中は、信号反転テストは論理1
であり、入力信号S,Rが反転されてRSラッチ10に
与えられる。しかし、RSラッチ10の機能性を試験し
たいときには、次のようなスキャン技術手順を実行す
る。
であり、入力信号S,Rが反転されてRSラッチ10に
与えられる。しかし、RSラッチ10の機能性を試験し
たいときには、次のようなスキャン技術手順を実行す
る。
【0033】信号反転テストを論理0にセットする。こ
れでフリップフロップ32,40がスキャン・チェーン
に入る。
れでフリップフロップ32,40がスキャン・チェーン
に入る。
【0034】次に、クロック・パルスを信号TCLKに
与えると、信号スキャンインを介してフリップフロップ
34,38の適切な値がフリップフロップ34,マルチ
プレクサ32およびフリップフロップ38内で移動す
る。図5に示される技術を利用すると、スキャンは目に
見えずに行われるので、出力Q,反転Qはスキャンが行
われている間に切り替わる。信号TCLKの最後のパル
スが与えられると、試験パターンはRSラッチ10に与
えられる。
与えると、信号スキャンインを介してフリップフロップ
34,38の適切な値がフリップフロップ34,マルチ
プレクサ32およびフリップフロップ38内で移動す
る。図5に示される技術を利用すると、スキャンは目に
見えずに行われるので、出力Q,反転Qはスキャンが行
われている間に切り替わる。信号TCLKの最後のパル
スが与えられると、試験パターンはRSラッチ10に与
えられる。
【0035】ここで信号反転テストを論理1にセットす
る。これにより、新しいS,R信号がラッチ内を伝播し
て、複数の段階を一度に試験することができる。
る。これにより、新しいS,R信号がラッチ内を伝播し
て、複数の段階を一度に試験することができる。
【0036】次に信号クロック・パルスを信号TCLK
に与える。これにより、試験パターンの結果が読み込ま
れて、試験パターンの結果はフリップフロップ34,3
8と他の非同期状態に関するその他の同様なフリップフ
ロップ内に読み込まれる。
に与える。これにより、試験パターンの結果が読み込ま
れて、試験パターンの結果はフリップフロップ34,3
8と他の非同期状態に関するその他の同様なフリップフ
ロップ内に読み込まれる。
【0037】次に信号反転テストを論理0にセットす
る。これにより、再びフリップフロップ32,40はス
キャン・チェーンに入る。
る。これにより、再びフリップフロップ32,40はス
キャン・チェーンに入る。
【0038】信号TCLKを介してクロック・パルスを
与えて、フリップフロップ34,38の内容を移動さ
せ、それによって試験パターンの結果を観察する。すべ
ての試験パターンが与えられるまでこの手順が繰り返さ
れる。
与えて、フリップフロップ34,38の内容を移動さ
せ、それによって試験パターンの結果を観察する。すべ
ての試験パターンが与えられるまでこの手順が繰り返さ
れる。
【0039】図6は、スキャン可能なRSラッチの第3
実施例を示す。図6に示される部品であって、図4のも
のと同一の部品は、同じ参照番号で識別されることを理
解されたい。図6に示されるスキャン技術は、図4のも
のと同様であるが、異なるのは入力信号Rがサンプリン
グされないことである。その結果、試験を行うために必
要なセットまたはリセット条件を作成するためのフリッ
プフロップは1つでよい。信号Rをサンプリングしない
ことによる包括範囲の損失は多くの場合最小限に抑えら
れるが、これはリセット信号Rが後の状態の反転Q出力
に過ぎないためである。
実施例を示す。図6に示される部品であって、図4のも
のと同一の部品は、同じ参照番号で識別されることを理
解されたい。図6に示されるスキャン技術は、図4のも
のと同様であるが、異なるのは入力信号Rがサンプリン
グされないことである。その結果、試験を行うために必
要なセットまたはリセット条件を作成するためのフリッ
プフロップは1つでよい。信号Rをサンプリングしない
ことによる包括範囲の損失は多くの場合最小限に抑えら
れるが、これはリセット信号Rが後の状態の反転Q出力
に過ぎないためである。
【0040】図6に図示される実施例に関するスキャン
技術手順は、図4に前述されたスキャン技術手順と同様
であるが、明らかに異なるのは前述されたようにリセッ
ト信号がサンプリングされないことである。
技術手順は、図4に前述されたスキャン技術手順と同様
であるが、明らかに異なるのは前述されたようにリセッ
ト信号がサンプリングされないことである。
【0041】図7は、スキャン可能なRSラッチの第4
実施例を図示する。図7に示される部品で図5のものと
同一の部品は同じ参照番号で識別されることを理解され
たい。図7のスキャン技術は、図5のスキャン技術と同
様であるが、異なるのはリセット入力がサンプリングさ
れないことである。このため、図6の場合と同様に、試
験を行うために必要なセットまたはリセット条件を作成
するためのフリップフロップは1つでよい。
実施例を図示する。図7に示される部品で図5のものと
同一の部品は同じ参照番号で識別されることを理解され
たい。図7のスキャン技術は、図5のスキャン技術と同
様であるが、異なるのはリセット入力がサンプリングさ
れないことである。このため、図6の場合と同様に、試
験を行うために必要なセットまたはリセット条件を作成
するためのフリップフロップは1つでよい。
【0042】図7に図示される実施例に関するスキャン
技術手順は、図5に前述されたスキャン技術手順と同様
であるが、明らかに異なるのは信号サンプルを所定の論
理状態にセットする段階が省略されることである。
技術手順は、図5に前述されたスキャン技術手順と同様
であるが、明らかに異なるのは信号サンプルを所定の論
理状態にセットする段階が省略されることである。
【0043】スキャン・チェーン内にフリップフロップ
の代わりにラッチを用いることによって面積の節約が実
現できる。しかし、このような設計ではタイミングに関
してより注意が必要になる。また、マルチプレクサをフ
リップフロップ(またはラッチ)に組み込むことによ
り、さらに面積の節約をすることができる。
の代わりにラッチを用いることによって面積の節約が実
現できる。しかし、このような設計ではタイミングに関
してより注意が必要になる。また、マルチプレクサをフ
リップフロップ(またはラッチ)に組み込むことによ
り、さらに面積の節約をすることができる。
【0044】図8は、スキャン可能なRSラッチの第5
実施例の詳細なブロック図を示す。特に、図8に図示さ
れるスキャン可能なRSラッチは、RSラッチ10をス
キャン回路構成に組み入れることにより、回路構成全体
を削減する。図8に示されるスキャン可能なRSラッチ
には、信号反転Sを受け取るために結合された第1入力
と信号反転Rを受け取るために結合された第2入力とを
有するマルチプレクサ50が含まれる。マルチプレクサ
50の出力は、マルチプレクサ52の第1入力に結合さ
れ、マルチプレクサ52は信号スキャンインを受け取る
ために結合された第2入力を有する。マルチプレクサ5
0,52の選択入力はそれぞれ制御信号サンプルおよび
シフト(SHIFT)を受け取るように結合されてい
る。
実施例の詳細なブロック図を示す。特に、図8に図示さ
れるスキャン可能なRSラッチは、RSラッチ10をス
キャン回路構成に組み入れることにより、回路構成全体
を削減する。図8に示されるスキャン可能なRSラッチ
には、信号反転Sを受け取るために結合された第1入力
と信号反転Rを受け取るために結合された第2入力とを
有するマルチプレクサ50が含まれる。マルチプレクサ
50の出力は、マルチプレクサ52の第1入力に結合さ
れ、マルチプレクサ52は信号スキャンインを受け取る
ために結合された第2入力を有する。マルチプレクサ5
0,52の選択入力はそれぞれ制御信号サンプルおよび
シフト(SHIFT)を受け取るように結合されてい
る。
【0045】マルチプレクサ52の出力はNANDゲー
ト54の第1入力に結合され、さらにインバータ56を
通じてNANDゲート58の第1入力に結合される。N
ANDゲート54,58の第2入力は、テスト・クロッ
ク信号反転TCLKを受け取るように結合されている。
ト54の第1入力に結合され、さらにインバータ56を
通じてNANDゲート58の第1入力に結合される。N
ANDゲート54,58の第2入力は、テスト・クロッ
ク信号反転TCLKを受け取るように結合されている。
【0046】NANDゲート54,58の出力は、NA
NDゲート60,62の第1入力にそれぞれ結合される
が、NANDゲート60,62は参照番号64で示され
るRSラッチにより構成される。NANDゲート60,
62の第2入力はそれぞれ、NANDゲート62,60
の出力に交差結合されている。ゲート54,56,5
8,60,62は、第1Dラッチで構成される点に注目
されたい。
NDゲート60,62の第1入力にそれぞれ結合される
が、NANDゲート60,62は参照番号64で示され
るRSラッチにより構成される。NANDゲート60,
62の第2入力はそれぞれ、NANDゲート62,60
の出力に交差結合されている。ゲート54,56,5
8,60,62は、第1Dラッチで構成される点に注目
されたい。
【0047】NANDゲート60,62の出力はそれぞ
れ、NANDゲート66,68の第1入力に結合され
る。NANDゲート66,68の第2入力は、テスト・
クロック信号TCLKを受け取るように結合されてい
る。
れ、NANDゲート66,68の第1入力に結合され
る。NANDゲート66,68の第2入力は、テスト・
クロック信号TCLKを受け取るように結合されてい
る。
【0048】NANDゲート66,68の出力はそれぞ
れ、マルチプレクサ70,72の第2入力に結合され
る。マルチプレクサ70,72の第1入力はそれぞれ、
信号反転S,反転Rを受け取るように結合される。マル
チプレクサ70,72の出力はそれぞれRSラッチ10
のNANDゲート11,12の第1入力に結合される。
また、マルチプレクサ70,72の選択入力は、制御信
号テストに応答する。
れ、マルチプレクサ70,72の第2入力に結合され
る。マルチプレクサ70,72の第1入力はそれぞれ、
信号反転S,反転Rを受け取るように結合される。マル
チプレクサ70,72の出力はそれぞれRSラッチ10
のNANDゲート11,12の第1入力に結合される。
また、マルチプレクサ70,72の選択入力は、制御信
号テストに応答する。
【0049】ゲート66,68,11,12は第2Dラ
ッチによって構成される点に注目されたい。さらに、部
品54ないし64(第1Dラッチ)がフリップフロップ
のマスター部分を形成し、部品66,68とラッチ10
(第2Dラッチ)がフリップフロップのスレーブ部分を
形成する点にも注目されたい。このように、この方法で
RSラッチ10が利用されて、スキャン可能なRSラッ
チ全体の中でフリップフロップを形成するために組み込
まれる。
ッチによって構成される点に注目されたい。さらに、部
品54ないし64(第1Dラッチ)がフリップフロップ
のマスター部分を形成し、部品66,68とラッチ10
(第2Dラッチ)がフリップフロップのスレーブ部分を
形成する点にも注目されたい。このように、この方法で
RSラッチ10が利用されて、スキャン可能なRSラッ
チ全体の中でフリップフロップを形成するために組み込
まれる。
【0050】通常モードの動作中には、信号テストは論
理0であり、マルチプレクサ70,72は信号反転S,
反転RをRSラッチ10に送るように機能する。さらに
信号反転TCLKは論理0であり、それによりRSラッ
チ64が切り替わることがなくなる。
理0であり、マルチプレクサ70,72は信号反転S,
反転RをRSラッチ10に送るように機能する。さらに
信号反転TCLKは論理0であり、それによりRSラッ
チ64が切り替わることがなくなる。
【0051】試験モードの動作中には、すなわち、信号
スキャンインを介してRSラッチ10の入力の所定の論
理値をスキャンしたい場合には、信号テストが論理1に
なり信号シフトが論理1になる。このため、信号反転T
CLKが論理1のとき、NANDゲート54,58はそ
の第1入力に現れる論理値をRSラッチ64の第1入力
に送り、それによってRSラッチ64をセットまたはリ
セットするように機能する。たとえば、信号スキャンイ
ンが論理0のとき、NANDゲート54の第1入力には
論理0が与えられ、NANDゲート58の第1入力には
論理1が与えられる。その結果、NANDゲート60の
出力は論理0になり、NANDゲート62の出力は論理
1になる。本質的には、信号スキャンインに現れる論理
値は、RSラッチ64をセットまたはリセットする効果
を持ち、それによって、信号TCLKが論理1から論理
0に移行し、対応して信号反転TCLKが論理0から論
理1に移行したときに、所定の論理値をNANDゲート
60,62の出力でラッチする。
スキャンインを介してRSラッチ10の入力の所定の論
理値をスキャンしたい場合には、信号テストが論理1に
なり信号シフトが論理1になる。このため、信号反転T
CLKが論理1のとき、NANDゲート54,58はそ
の第1入力に現れる論理値をRSラッチ64の第1入力
に送り、それによってRSラッチ64をセットまたはリ
セットするように機能する。たとえば、信号スキャンイ
ンが論理0のとき、NANDゲート54の第1入力には
論理0が与えられ、NANDゲート58の第1入力には
論理1が与えられる。その結果、NANDゲート60の
出力は論理0になり、NANDゲート62の出力は論理
1になる。本質的には、信号スキャンインに現れる論理
値は、RSラッチ64をセットまたはリセットする効果
を持ち、それによって、信号TCLKが論理1から論理
0に移行し、対応して信号反転TCLKが論理0から論
理1に移行したときに、所定の論理値をNANDゲート
60,62の出力でラッチする。
【0052】しかし、信号反転TCLKが論理0で信号
TCLKが対応して論理1のときは、NANDゲート6
6,68は基本的には、それぞれの第1入力に現れる論
理値を反転させ、これらの論理値をRSラッチ10のN
ANDゲート11,12の第1入力にそれぞれ送る。上
記の例で続けると、NANDゲート60の出力に現れる
論理0はNANDゲート66およびマルチプレクサ70
を通過して、それによりNANDゲート11の第1入力
に高論理を与える。さらにNANDゲート62の出力に
現れる論理1はNANDゲート68とマルチプレクサ7
0を通過して、それによりNANDゲート12の第1入
力に論理0を与える。RSラッチ10の入力に与えられ
たこれらの論理値がRSラッチ10をリセットして、そ
のために信号Qは論理0となり、信号反転Qは論理1に
なる。このように、信号スキャンインに論理0が現れた
ので、RSラッチ10が適性に動作するとRSラッチ1
0がリセットされることになる。さらに、図8のスキャ
ン可能なRSラッチの構造のために、NANDゲート1
1の出力は(同様の連続するスキャン可能なRSラッチ
の反転S入力に結合された)信号Qと、信号スキャンア
ウトとを設ける。
TCLKが対応して論理1のときは、NANDゲート6
6,68は基本的には、それぞれの第1入力に現れる論
理値を反転させ、これらの論理値をRSラッチ10のN
ANDゲート11,12の第1入力にそれぞれ送る。上
記の例で続けると、NANDゲート60の出力に現れる
論理0はNANDゲート66およびマルチプレクサ70
を通過して、それによりNANDゲート11の第1入力
に高論理を与える。さらにNANDゲート62の出力に
現れる論理1はNANDゲート68とマルチプレクサ7
0を通過して、それによりNANDゲート12の第1入
力に論理0を与える。RSラッチ10の入力に与えられ
たこれらの論理値がRSラッチ10をリセットして、そ
のために信号Qは論理0となり、信号反転Qは論理1に
なる。このように、信号スキャンインに論理0が現れた
ので、RSラッチ10が適性に動作するとRSラッチ1
0がリセットされることになる。さらに、図8のスキャ
ン可能なRSラッチの構造のために、NANDゲート1
1の出力は(同様の連続するスキャン可能なRSラッチ
の反転S入力に結合された)信号Qと、信号スキャンア
ウトとを設ける。
【0053】以上、上記の説明から、非同期設計内で用
いる新規のRSラッチが提供されたことは明かである。
このRSラッチは、スキャン・チェーン信号がスキャン
可能なRSラッチの内外に伝播するための基礎を提供す
る追加回路構成を用いることによって、スキャン可能と
なる。このようなスキャン可能なRSラッチは非同期設
計の試験を大いに促進する。
いる新規のRSラッチが提供されたことは明かである。
このRSラッチは、スキャン・チェーン信号がスキャン
可能なRSラッチの内外に伝播するための基礎を提供す
る追加回路構成を用いることによって、スキャン可能と
なる。このようなスキャン可能なRSラッチは非同期設
計の試験を大いに促進する。
【0054】本発明はさらに、第1および第2入力と第
1および第2出力とを有するRSラッチをスキャン可能
にする方法を提供する。この方法は、(a)リセット信
号とセット信号をサンプリングする段階;(b)リセッ
ト信号,セット信号またはAスキャンイン信号を選択す
る段階;(c)クロック信号に応答して段階(b)で選
択された信号を記憶する段階;(d)前記クロック信号
に応答して、段階(c)で記憶された信号またはセット
およびリセット信号をRSラッチの第1および第2入力
に選択的に与える段階;(e)RSラッチの第1出力を
介してスキャンアウト信号を与える段階によって構成さ
れる。
1および第2出力とを有するRSラッチをスキャン可能
にする方法を提供する。この方法は、(a)リセット信
号とセット信号をサンプリングする段階;(b)リセッ
ト信号,セット信号またはAスキャンイン信号を選択す
る段階;(c)クロック信号に応答して段階(b)で選
択された信号を記憶する段階;(d)前記クロック信号
に応答して、段階(c)で記憶された信号またはセット
およびリセット信号をRSラッチの第1および第2入力
に選択的に与える段階;(e)RSラッチの第1出力を
介してスキャンアウト信号を与える段階によって構成さ
れる。
【0055】本発明は特定の実施例において説明されて
いるが、当業者には多くの改変,修正および変形が可能
であることは明白である。さらに、添付の請求項にはこ
のようなすべての改変,修正および変形を包含するもの
である。
いるが、当業者には多くの改変,修正および変形が可能
であることは明白である。さらに、添付の請求項にはこ
のようなすべての改変,修正および変形を包含するもの
である。
【図1】周知のRSラッチの詳細な論理図である。
【図2】非同期設計構築ブロックに利用されている従来
の技術のRSラッチを示す詳細な論理図である。
の技術のRSラッチを示す詳細な論理図である。
【図3】一連の非同期状態を実現するようにシリアルに
接続された、図2に示されたものと同様の複数の非同期
設計構築ブロックの詳細なブロック図である。
接続された、図2に示されたものと同様の複数の非同期
設計構築ブロックの詳細なブロック図である。
【図4】本発明によるスキャン可能なRSラッチの第1
実施例を示す詳細なブロック図である。
実施例を示す詳細なブロック図である。
【図5】本発明によるスキャン可能なRSラッチの第2
実施例を示す詳細なブロック図である。
実施例を示す詳細なブロック図である。
【図6】本発明によるスキャン可能なRSラッチの第3
実施例を示す詳細なブロック図である。
実施例を示す詳細なブロック図である。
【図7】本発明によるスキャン可能なRSラッチの第4
実施例を示す詳細なブロック図である。
実施例を示す詳細なブロック図である。
【図8】本発明によるスキャン可能なRSラッチの第5
実施例を示す詳細なブロック図である。
実施例を示す詳細なブロック図である。
【図9】本発明を使用する他の実施例を説明するブロッ
ク図である。
ク図である。
10,64 RSラッチ 11,12,54,58,60,62,66,68 N
ANDゲート 50,52,70,72 マルチプレクサ 56 インバータ SAMPLE サンプル信号 SCANIN スキャンイン信号 SCANOUT スキャンアウト信号 SHIFT シフト信号 TEST テスト信号
ANDゲート 50,52,70,72 マルチプレクサ 56 インバータ SAMPLE サンプル信号 SCANIN スキャンイン信号 SCANOUT スキャンアウト信号 SHIFT シフト信号 TEST テスト信号
Claims (6)
- 【請求項1】 非同期設計で用いるための、反転セット
および反転リセット信号に応答する入力と、第1および
第2相補出力信号を与える第1および第2出力とを有す
るスキャン可能なRSラッチであって:第1組の制御信
号に応答して信号反転セット,信号反転リセットまたは
信号スキャンインを第1マルチプレクサ手段の出力に選
択的に伝える第1マルチプレクサ手段(50,52);
クロック信号に応答して前記第1マルチプレクサ手段の
前記出力に現れる信号の論理値を記憶する第1ラッチ手
段(56,54,58,60,62)であって、第1お
よび第2入力と第1および第2出力とを有する第1ラッ
チ手段であり、前記第1ラッチ手段の前記第1および第
2入力が前記第1マルチプレクサ手段の前記出力に結合
されている第1ラッチ手段;および前記クロック信号に
応答して前記第1ラッチ手段の前記第1および第2出力
に現れる信号の論理値を記憶する第2ラッチ手段(6
6,68,11,12)であって、第1および第2入力
と第1および第2出力とを有する第2ラッチ手段であ
り、前記第2ラッチ手段の前記第1および第2入力が前
記第1ラッチ手段の前記第1および第2出力に結合さ
れ、前記第2ラッチ手段の前記第1および第2出力が第
1および第2相補出力信号を与え、前記第2ラッチ手段
の前記第1出力がスキャンアウト信号を与える第2ラッ
チ手段;によって構成されることを特徴とするRSラッ
チ。 - 【請求項2】 第1および第2入力と第1および第2出
力とを有するRSラッチをスキャン可能にするためにR
Sラッチと共に用いる回路であって:テスト信号に応答
して、選択的に、セット信号およびリセット信号をRS
ラッチの前記第1および第2入力に伝えるか、あるいは
スキャンイン信号をRSラッチの第1および第2入力に
伝える第1マルチプレクサ手段(32,40);サンプ
ル信号に応答してセット信号をサンプリングする、第1
および第2入力と選択入力と出力とを有する第2マルチ
プレクサ手段(30)であって、前記第2マルチプレク
サ手段の前記第1入力はスキャンイン信号を受け取るた
めに結合され、前記第2マルチプレクサ手段の前記第2
入力はセット信号を受け取るために結合され、前記第2
マルチプレクサ手段の前記選択入力は前記サンプル信号
を受け取るために結合されている第2マルチプレクサ手
段;およびデータ入力とクロック入力と第1および第2
出力とを有する第1フリップフロップ(34)であっ
て、前記第1フリップフロップの前記データ入力は前記
第2マルチプレクサ手段の前記出力に結合され、前記ク
ロック入力はクロック信号を受け取るために結合され、
前記第1フリップフロップの前記第1および第2出力は
前記スキャンイン信号を前記第1マルチプレクサ手段に
与えるために結合され、前記第1フリップフロップの前
記第2出力がスキャンアウト信号を与える第1フリップ
フロップ;によって構成されることを特徴とする回路。 - 【請求項3】 第1および第2入力と第1および第2出
力とを有するRSラッチをスキャン可能にするためにR
Sラッチと共に用いる回路であって:テスト信号に応答
して、選択的に、セット信号およびリセット信号をRS
ラッチの前記第1および第2入力に伝えるか、あるいは
スキャンイン信号をRSラッチの第1および第2入力に
伝える第1マルチプレクサ手段(32,40);サンプ
ル信号に応答してセット信号をサンプリングする、第1
および第2入力と選択入力と出力とを有する第2マルチ
プレクサ手段(30)であって、前記第2マルチプレク
サ手段の前記第1入力はスキャンイン信号を受け取るた
めに結合され、前記第2マルチプレクサ手段の前記第2
入力はセット信号を受け取るために結合され、前記第2
マルチプレクサ手段の前記選択入力は前記サンプル信号
を受け取るために結合されている第2マルチプレクサ手
段;データ入力とクロック入力と第1出力とを有する第
1フリップフロップ(34)であって、前記第1フリッ
プフロップの前記データ入力が前記第2マルチプレクサ
手段の前記出力に結合され、前記クロック入力はクロッ
ク信号を受け取るために結合され、前記第1フリップフ
ロップの前記第1出力が前記スキャンイン信号を前記第
1マルチプレクサ手段に与えるために結合されている第
1フリップフロップ;前記サンプル信号に応答してリセ
ット信号をサンプリングする、第1および第2入力と選
択入力と出力とを有する第3マルチプレクサ手段(3
6)であって、前記第3マルチプレクサ手段の前記第1
入力が前記第1フリップフロップの前記第1出力に結合
されて前記スキャンイン信号を受け取り、前記第2マル
チプレクサ手段の前記第2入力はリセット信号を受け取
るために結合され、前記第2マルチプレクサ手段の前記
選択入力は前記サンプル信号を受け取るために結合され
た第3マルチプレクサ手段;およびデータ入力とクロッ
ク入力と第1出力とを有する第2フリップフロップ(3
8)であって、前記第2フリップフロップの前記データ
入力が前記第3マルチプレクサ手段の前記出力に結合さ
れ、前記クロック入力が前記クロック信号を受け取るた
めに結合され、前記第2フリップフロップの前記第1出
力が前記スキャンイン信号を前記第1マルチプレクサ手
段に送るために結合され、前記第2フリップフロップの
前記第1出力がスキャンアウト信号を与える第2フリッ
プフロップ;によって構成されることを特徴とする回
路。 - 【請求項4】 第1および第2入力と第1および第2出
力とを有するRSラッチをスキャン可能にするためにR
Sラッチと共に用いる回路であって:テスト信号に応答
して、選択的に、セット信号およびリセット信号をRS
ラッチの前記第1および第2入力に伝えるか、あるいは
スキャンイン信号をRSラッチの第1および第2入力に
伝える第1マルチプレクサ手段(32,40)であっ
て、前記第1マルチプレクサ手段の出力がスキャンアウ
ト信号を与える第1マルチプレクサ手段;およびデータ
入力とクロック入力と第1および第2出力とを有する第
1フリップフロップ(34)であって、前記第1フリッ
プフロップの前記データ入力は前記スキャンイン信号を
受け取るために結合され、前記クロック入力はクロック
信号を受け取るために結合され、前記第1フリップフロ
ップの前記第1および第2出力が前記スキャンイン信号
を前記第1マルチプレクサ手段に与えるために結合され
ている第1フリップフロップ;によって構成されること
を特徴とする回路。 - 【請求項5】 第1および第2入力と第1および第2出
力とを有するRSラッチをスキャン可能にするためにR
Sラッチと共に用いる回路であって:テスト信号に応答
して、選択的に、セット信号およびリセット信号をRS
ラッチの前記第1および第2入力に伝えるか、あるいは
スキャンイン信号をRSラッチの第1および第2入力に
伝える第1マルチプレクサ手段(32,40)であっ
て、前記第1マルチプレクサ手段の出力がスキャンアウ
ト信号を与える第1マルチプレクサ手段;データ入力と
クロック入力と第1出力とを有する第1フリップフロッ
プ(34)であって、前記第1フリップフロップの前記
データ入力は前記スキャンイン信号を受け取るために結
合され、前記クロック入力はクロック信号を受け取るた
めに結合され、前記第1フリップフロップの前記第1出
力が前記スキャンイン信号を前記第1マルチプレクサ手
段に与えるために結合されている第1フリップフロッ
プ;およびデータ入力とクロック入力と第1出力とを有
する第2フリップフロップ(38)であって、前記第1
フリップフロップの前記データ入力は前記第1フリップ
フロップの前記第1出力に結合されて前記スキャンイン
信号を受け取り、前記クロック入力が前記クロック信号
を受け取るために結合され、前記第1フリップフロップ
の前記第1出力が前記スキャンイン信号を前記第1マル
チプレクサ手段に与えるために結合されている第2フリ
ップフロップ;によって構成されることを特徴とする回
路。 - 【請求項6】 第1および第2入力と第1および第2出
力とを有するRSラッチをスキャン可能にする方法であ
って: (a)リセット信号,セット信号またはスキャンイン信
号のいずれかを選択する段階; (b)クロック信号に応答して、段階(a)で選択され
た前記の信号を記憶する段階; (c)前記クロック信号に応答して、段階(b)で記憶
された前記の信号か、または前記セット信号およびリセ
ット信号をRSラッチの第1および第2入力に選択的に
与える段階;および (d)RSラッチの第1出力を介してスキャンアウト信
号を与える段階;によって構成されることを特徴とする
方法。
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