JPH10111346A - 半導体集積回路のスキャン試験方法 - Google Patents

半導体集積回路のスキャン試験方法

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JPH10111346A
JPH10111346A JP8266364A JP26636496A JPH10111346A JP H10111346 A JPH10111346 A JP H10111346A JP 8266364 A JP8266364 A JP 8266364A JP 26636496 A JP26636496 A JP 26636496A JP H10111346 A JPH10111346 A JP H10111346A
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flip
scan path
scan
flops
flop
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JP8266364A
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Kiyoutarou Nakamura
恭太郎 中村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318566Comparators; Diagnosing the device under test

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路の動作が正常か否かを、フリ
ップフロップ(FF)のラッチデータから容易に判定す
る。 【解決手段】 半導体集積回路を動作させて内蔵する複
数のFF1にデータをラッチさせた後、試験モード接続
に切替える。試験モード接続では、例えばFFが複数段
接続されたスキャンパス101 〜10m と、それと対を
なすスキャンパス111 〜11m とが構成される。対の
一方のスキャンパス111 〜11m に他方のスキャンパ
ス101 〜10m のラッチデータの期待値を書込んで、
これらをシフト動作させると、排他的論理和回路121
〜12m により、ラッチデータと期待値の比較が順次行
われ、論理和回路13が、半導体集積回路の動作が正常
か否かを示すデータを順次出力する。ラッチデータと期
待値とが一致している限り、論理和回路13からは
“0”が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路中
の複数のフリップフロップのラッチ状態から、該半導体
集積回路の動作が正常か否かを判定する半導体集積回路
のスキャン試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に示されるものがあった。 文献;特開昭61−217839号公報 半導体集積回路が正常に動作するか否かを判定するため
に、スキャン試験が行われる。従来のスキャン試験方式
の一つでは、半導体集積回路内部のフリップフロップを
すべてシリアルに接続してl本のスキャンパスを形成
し、このフリップフロップに記憶されたデータをシフト
させて外部に出力させ、それを予め用意された期待値と
照合することによって、この半導体集積回路の動作が正
常か否を判定している。この方法では、判定を行う際
に、少なくともフリップフロップの数だけクロックが必
要になり、試験時間が長くなるという問題あった。この
問題を解決するために、上記文献では、フリップフロッ
プをほぼ同数ずつシリアルに接続した複数のスキャンパ
スを形成し、その複数のスキャンパスの最後尾の出力の
すべての排他的論理和をとる。それらの排他的論理和の
結果と、予め定められた期待値と照合して、半導体集積
回路に対する判定を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記文
献に示された従来の半導体集積回路のスキャン試験方法
では、次のような課題があった。各フリップフロップの
データをすべて外部にシフトさせるためのクロック数を
少なくすることができるが、複数のスキャンパスの最後
尾の出力のすべての排他的論理和をとるので、その排他
的論理和に対する期待値が複雑になってくるという課題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、通常モードでは本来
の接続で動作して与えられたデータをそれぞれラッチす
る複数のフリップフロップを有する半導体集積回路に対
し、各フリップフロップの本来のラッチ状態に対応する
期待値を用いて動作が正常か否かを試験する半導体集積
回路のスキャン試験方法において、次のような方法を講
じている。まず、半導体集積回路中の複数のフリップフ
ロップを、制御信号に基づき、フリップフロップが多段
直列に接続された所定数の第1のスキャンパスと、各第
1のスキャンパスと対をなすと共に各第1のスキャンパ
スと同数段のフリップフロップが直列に接続された所定
数の第2のスキャンパスとを形成する構成とし、半導体
集積回路には、対をなす第1のスキャンパス及び第2の
スキャンパスの最終段のフリップフロップの出力データ
同士を比較する所定数の比較手段と、その各比較手段の
出力する比較結果の論理を求める論理手段とを設けてお
く。
【0005】そして、半導体集積回路を通常モードで動
作させて複数のフリップフロップにデータをラッチさせ
た後、制御信号に基づき第2のスキャンパスを形成し、
これら第2のスキャンパスにシフト動作を行わせて第1
のスキャンパス中のフリップフロップの期待値を書込む
第1の書込み処理と、第1の書込み処理の後、制御信号
によって第1のスキャンパスと前記第2のスキャンパス
を形成すると共に第1のスキャンパスと第2のスキャン
パスとにシフト動作をさせ、第1のスキャンパスと第2
のスキャンパスの最終段のフリップフロップから順次出
力される出力データ同士を比較手段で順次比較し、この
比較結果に対して論理手段で論理を順次求め、該論理か
ら前記半導体集積回路の動作が正常であるか否かを判定
する第1の判定処理とを行う。
【0006】さらに、半導体集積回路を通常モードで動
作させて複数のフリップフロップにデータをラッチさせ
た後、制御信号に基づき第1のスキャンパスを形成し、
該第1のスキャンパスにシフト動作を行わせて第2のス
キャンパスのフリップフロップの期待値をそれぞれ書込
む第2の書込み処理と、第2の書込み処理の後、制御信
号によって第1のスキャンパスと第2のスキャンパスを
形成すると共にこれら第1のスキャンパスと第2のスキ
ャンパスとにシフト動作をさせ、第1のスキャンパスと
第2のスキャンパスの最終段のフリップフロップから順
次出力される出力データ同士を各比較手段で順次それぞ
れ比較し、該比較結果に対して論理手段で論理を順次求
め、この論理から半導体集積回路の動作が正常であるか
否かを判定する第2の判定処理とを行うようにしてい
る。
【0007】第2の発明は、半導体集積回路に、対をな
す第1のスキャンパス及び第2のスキャンパスの各段の
フリップフロップの出力データ同士を比較する複数の比
較手段と、該各比較手段の出力する比較結果の論理を求
める論理手段とを設けておく。そして、半導体集積回路
を通常モードで動作させて複数のフリップフロップにデ
ータをラッチさせた後、制御信号に基づき第2のスキャ
ンパスを形成し、第2のスキャンパスにシフト動作を行
わせて第1のスキャンパス中のフリップフロップの期待
値を書込む第1の書込み処理と、第1の書込み処理の
後、対をなす第1のスキャンパス及び第2のスキャンパ
スにおける各段のフリップフロップの出力データを複数
の比較手段でそれぞれ比較し、これら比較結果に対して
論理手段で論理和求め、その論理から半導体集積回路の
動作が正常であるか否かを判定する第1の判定処理とを
行う。
【0008】さらに、半導体集積回路を通常モードで動
作させて複数のフリップフロップにデータをラッチさせ
た後、制御信号に基づき第1のスキャンパスを形成し、
第1のスキャンパスにシフト動作を行わせて第2のスキ
ャンパス中のフリップフロップの期待値を書込む第2の
書込み処理と、第2の書込み処理の後、対をなす第1の
スキャンパス及び第2のスキャンパスにおける各段のフ
リップフロップの出力データを複数の比較手段でそれぞ
れ比較し、それらの比較結果に対して論理手段で論理を
求め、該論理から前記半導体集積回路の動作が正常であ
るか否かを判定する第2の判定処理とを行うようにして
いる。以上のように半導体集積回路のスキャン試験方法
を構成したので、例えば、第1の発明によれば、半導体
集積回路を通常モードで動作させてフリップフロップ群
にデータをラッチさせた後の第1の書込み処理により、
各第2のスキャンパスに対の他方の第1のスキャンパス
中の複数のフリップフロップの期待値が書込まれる。第
1のスキャンパスと各第2のスキャンパスとをシフト動
作させる第1の判定処理では、各第1のスキャンパスと
各第2のスキャンパスの最終段のフリップフロップから
順次出力される出力データが比較される。即ち、ラッチ
データと期待値とが比較される。これらの比較結果に対
する論理が求められ、半導体集積回路の動作が正常であ
るか否かが判定される。
【0009】次に、半導体集積回路を通常モードで動作
させてフリップフロップ群にデータをラッチさせた後の
第2の書込み処理によって、各第1のスキャンパスに各
第2のスキャンパス中の複数のフリップフロップの期待
値が書込まれる。各第1のスキャンパスと各第2のスキ
ャンパスとをシフト動作させる第2の判定処理では、各
第1のスキャンパスと各第2のスキャンパスの最終段の
フリップフロップから順次出力される出力データが比較
手段で比較される。これら比較較結果に対して論理が求
められ、半導体集積回路の動作が正常であるか否かが判
定される。従って、前記課題を解決できるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態の半導体集積回路のス
キャン試験方法で用いるフリップフロップの試験モード
接続を示す図である。この半導体集積回路は、複数のフ
リップフロップ(FF)1を有している。これらのフリ
ップフロップ1は、通常モード動作では集積回路として
の本来の動作を行うために通常モード接続になっている
が、半導体集積回路の試験を行う試験モードでは、図1
のように試験モード接続に設定できるようになってい
る。試験モード接続では、フリップフロップ1が例えば
4段直列に接続されてm(任意の整数)本の第1のスキ
ャンパス101 〜10m が構成され、フリップフロップ
1が例えば4段直列に接続されてm本の第2のスキャン
パス111 〜11m とが構成される。各スキャンパス1
1 〜10m とスキャンパス111 〜11m とでm対の
スキャンパス対が形成されるようになっている。後述す
るが、この半導体集積回路は、対をなす各スキャンパス
101 〜10m と各スキャンパス111 〜11m のいず
れか一方のみを選択してシフトレジスタとしてのシフト
動作を行わせて他方のスキャンパスにおけるフリップフ
ロップ1の期待値を格納できるようになっている。ま
た、各スキャンパス101 〜10m と各スキャンパス1
1 〜11m の両方をシフトレジスタとして動作させる
ことも可能な構成になっている。
【0011】対をなすスキャンパス101 及びスキャン
パス111 の出力段のフリップフロップ1には、スキャ
ンパス対に対応して設けられた比較手段である排他的論
理和回路121 が接続されている。同様に、各スキャン
パス102 〜10m 及びスキャンパス112 〜11m
出力段のフリップフロップ1には、スキャンパス対に対
応して設けられた比較手段である排他的論理和回路12
2 〜12m がそれぞれ接続されている。これらの排他的
論理和回路121 〜12m の出力側に、論理手段である
論理和回路13が接続され、該論理和回路13の出力側
が出力端子14に接続されている。各スキャンパス10
1 〜10m の初段のフリップフロップは、複数の入力端
子151 〜15m にそれぞれ接続され、各スキャンパス
111 〜11m の初段のフリップフロップ1は、複数の
端子161 〜16m にそれぞれ接続されている。各スキ
ャンパス101 〜10m の4段のフリップフロップ1の
クロック端子には、クロック信号伝達線L10が接続され
ている。クロック信号伝達線L10は、クロック選択回路
17aに接続されている。各スキャンパス101 〜10
m の4段のフリップフロップ1のコントロール端子に
は、端子18からの制御信号であるコントロール信号S
c10が共通に与えられるようになっている。
【0012】一方、各スキャンパス111 〜11m の4
段のフリップフロップ1のクロック端子には、クロック
信号伝達線L11が共通に接続されている。クロック信号
伝達線L11は、クロック選択回路17bに接続されてい
る。各スキャンパス111 〜11m の4段のフリップフ
ロップ1のコントロール端子には、端子19からの制御
信号であるコントロール信号Sc11が共通に与えられ
るようになっている。試験モード接続は、通常モードで
動作したときの各フリップフロップ1のラッチ状態をあ
る時点で見るために設定される接続であり、図1の試験
モード接続への切替えは、コントロール信号Sc10,
Sc11で行われる。この切替えを実現するために、半
導体集積回路の各スキャンパスを構成するフリップフロ
ップの周辺回路は、例えば以下に示す構成になってい
る。
【0013】図2は、図1のスキャンパス10M (M=
1,2,…m)の周辺回路を示す回路図である。スキャ
ンパス10M 中の4段のフリップフロップを10 −1〜
0 −4とする。端子15M とフリップフロップ10
1との間には、通常モードで動作を行う論理回路20−
1があり、各フリップフロップ10 −2〜10 −4の間
には、論理回路20−2〜20−4が存在する。フリッ
プフロップ10 −1には、端子15M 上のデータと論理
回路20−1が出力するデータとが入力される接続にな
っている。同様に、各フリップフロップ10 −2〜10
−4には、前段のフリップフロップ10 −1〜10 −3
の出力データと、それらの間に存在する論理回路20−
2〜20−4の出力データとが、それぞれ入力される接
続になっている。つまり、各フリップフロップ10 −1
〜10 −4には、それぞれ2つのデータが与えられるよ
うになっている。フリップフロップ10 −4の出力側が
排他的論理和回路12M に接続されている。各フリップ
フロップ10 −1〜10 −4のクロック端子には、クロ
ック選択回路17aからクロック信号伝達線L10を介し
て与えられたクロック信号CKが入力される構成になっ
ている。
【0014】図3は、図2中のフリップフロップ10
1〜10 −4の内部構造を示す回路図である。各フリッ
プフロップ10 −1〜10 −4は、入力側に設けられた
マルチプレクサ(MUX)1aとラッチ部1bとでそれ
ぞれ構成されている。マルチプレクサ1aは、コントロ
ール信号Sc10に基づいて前述の2つの入力データを
選択するものである。ラッチ部1bは、クロック選択回
路17aから与えられたクロック信号CKに同期してそ
のマルチプレクサ1aが選択したデータをラッチするも
のである。例えば、コントロール信号Sc10が“0”
で通常モードが指示されたとき、各フリップフロップ1
0 −1〜10 −4中のマルチプレクサ1aは、論理回路
20−1〜20−4の出力データをそれぞれ選択する。
これにより、フリップフロップ10 −1〜10 −4は通
常モード接続になり、各論理回路20−1〜20−4の
出力データをそれぞれ格納するように機能する。
【0015】コントロール信号Sc10が“1”になっ
て試験モードが指示されたとき、フリップフロップ10
−1中のマルチプレクサ1aは、端子15M 上のデータ
を選択する。同様に、各フリップフロップ10 −2〜1
0 −4中のマルチプレクサ1aは、前段のフリップフロ
ップ10 −1〜10 −3の格納したデータをそれぞれ選
択する。これにより、フリップフロップ10 −1〜10
−4からなるスキャンパス10M は試験モード接続にな
り、シフトレジスタとして機能することが可能になる。
一方、フリップフロップ10 −1〜10 −4のクロック
端子に与えられるクロック信号CKは、クロック選択回
路17aから与えられる。クロック選択回路17aに
は、コントロール信号Sc10,Sc11と、2種類の
クロックclk とクロックschclkが入力される。クロック
選択回路17aは、コントロール信号Sc10,Sc1
1のレベルの組合わせに応じて、クロックclk またはク
ロックschclkを選択してクロック信号CKとして出力す
る機能を有している。クロックclkは、通常動作モード
や試験モードにおいて、後述する期待値を格納する際や
格納したデータを出力する際のフリップフロップ10
1〜10 −4の制御用のタイミング信号である。クロッ
クschclkは、例えば高電位レベルに固定されたものであ
る。クロックschclkは、スキャンパス10M と対をなす
スキャンパス11M で期待値を格納する際に、このスキ
ャンパス10M 中のフリップフロップ10 −1〜10
4に格納しているデータを維持するために用意されたも
のであり、該フリップフロップ10 −1〜10 −4のシ
フト動作を禁止するものである。
【0016】このクロック選択回路17aは、各コント
ロール信号Sc10,Sc11が共に“0”、コントロ
ール信号Sc10が“1”でコントロール信号Sc11
が“0”、及び各コントロール信号Sc10,Sc11
が共に“1”のとき、クロックclk をクロック信号CK
として選択出力する構成になっている。また、クロック
選択回路17aは、コントロール信号Sc10が“0”
でコントロール信号Sc11が“1”のとき、クロック
schclkをクロック信号CKとして選択出力する構成にな
っている。
【0017】よって、通常動作モードが選択され、コン
トロール信号Sc10,Sc11が共に“0”になった
場合、各フリップフロップ10 −1〜10 −4は、クロ
ック信号CK(クロックclk )に同期して論理回路20
−1〜20−4の出力データをそれぞれ格納する。ま
た、試験を行うために、コントロール信号Sc10が
“0”及びコントロール信号Sc11が“1”に設定さ
れたときには、各フリップフロップ10 −1〜10 −4
はクロックschclkに基づいて動作が抑制されるので、そ
れらに格納されたデータがそのまま維持される。逆に、
コントロール信号SC10が“1”でコントロール信号
Sc11が“0”のときには、フリップフロップ10
1〜10 −4でシフトレジスタが構成され、クロック信
号CKとして与えられたクロックclk に基づき、端子1
M から与えられた期待値がシフトしてフリップフロッ
プ10 −1〜10 −4に格納される。その後、コントロ
ール信号Sc10,Sc11を共に“1”とすること
で、フリップフロップ10 −1〜10 −4で構成される
シフトレジスタが、クロック信号CK、つまりクロック
clk に基づき、それらフリップフロップ10 −1〜10
−4に格納されていた期待値を出力することができる。
即ち、2つのコントロール信号Sc10,Sc11で、
通常モードの動作と試験モードでの動作とを、容易に切
り替えて設定できる構成になっている。
【0018】図4及び図5は、図2のクロック選択回路
17aの他の構成例(その1,2)を示す図である。ク
ロック選択回路17aは、図4のようなマルチプレクサ
30で構成することもできる。このマルチプレクサ30
は、コントロール信号SC10が“0”のときに、クロ
ックclk をクロック信号CKとして選択し、コントロー
ル信号SC10が“1”のときに、クロックschclkをク
ロック信号CKとして選択し、これをクロック信号伝達
線L10から出力する機能を有している。このクロック選
択回路17aをマルチプレクサ30で構成する場合、外
部から入力されるクロックclk,schclkの入力状態を次
のようにしておく。まず、通常動作モードのときには、
クロックclk を通常のクロック信号と同様に、予め決め
られた周期で立ち上がりと立ち下がりを繰り返すように
する。クロックschclkの方は、マルチプレクサ30で選
択されないので、どのような状態でもよい。試験モード
においてコントロール信号Sc10が“0”でコントロ
ール信号Sc11が“1”のときには、クロックclk は
ハイレベルまたはローレベルに電位の固定するようにす
る。これによって、各フリップフロップ10 −1〜10
−4は動作をしない。つまり、新たなデータを格納しな
い。このときにも、クロックschclkの方は、どのような
状態でもよい。また、コントロール信号Sc10が
“1”のときには、コントロール信号Sc11が“0”
でも“1”でも、クロックschclkを予め決められた周期
で立ち上がりと立ち下がりを繰り返すようにする。クロ
ックclk はマルチプレクサ30で選択されないので、ど
のような状態でもよい。
【0019】図4のように、図2のクロック選択回路1
7aの代わりに、マルチプレクサ30を用いることで、
クロックclk ,schclkの選択をコントロール信号Sc1
0,Sc11の組合わせで判断する機能が不要になり、
回路構成の簡易化と動作の高速化が可能になる。即ち、
装置全体の小型化と処理動作の高速化が期待できる。ま
た、クロック選択回路17aは、図5のようなクロック
制御回路31で構成してもよい。クロック制御回路31
は、コントロール信号Sc10及びコントロール信号S
c11の組合わせにより、クロックclk のレベルを制御
してこれをクロック信号CKとして出力するものであ
る。クロック選択回路をクロック制御回路31で構成す
る場合、クロックclk は、予め決められた周期で立ち上
がりと立ち下がりを繰り返すような通常のものでよい。
コントロール信号Sc10及びコントロール信号Sc1
1の組合わせは、図2のクロック選択回路17aの場合
と同様であり、各コントロール信号Sc10,Sc11
が共に“0”、コントロール信号Sc10が“1”でコ
ントロール信号Sc11が“0”、及び各コントロール
信号Sc10,Sc11が共に“1”のとき、クロック
clk がそのままクロック信号CKとして出力される。ま
た、コントロール信号Sc10が“0”でコントロール
信号Sc11が“1”のとき、クロックclk がハイレベ
ルまたはローレベルの電位に固定され、それがクロック
制御回路31からクロック信号CKとして出力される。
即ち、図2と同様の動作が実現されるのである。このよ
うに、クロック選択回路17aの代わりに、クロック選
択回路を図5のようなクロック制御回路31で構成する
と、クロックschclkが不要になる。
【0020】以上がスキャンパス10M の周辺回路であ
るが、続いて、スキャンパス11Mの周辺回路について
説明する。図6は、図1のスキャンパス11M の周辺回
路の構造を示す回路図である。スキャンパス10M 中の
4段のフリップフロップを11 −1〜11 −4とする。
端子16M とフリップフロップ11 −1との間には、図
2と同様に、通常モードで動作を行う論理回路21−1
があり、各フリップフロップ11 −2〜11 −4の間に
は、論理回路21−2〜21−4が存在する。フリップ
フロップ11 −1には、端子16M 上のデータと論理回
路21−1が出力するデータとが入力される。同様に、
各フリップフロップ11 −2〜11 −4は、前段のフリ
ップフロップ11 −1〜11 −3の出力データと、それ
らの間に存在する論理回路21−2〜21−4の出力デ
ータとが、それぞれ入力される。つまり、各フリップフ
ロップ11 −1〜11 −4には、それぞれ2つのデータ
が与えられるようになっている。フリップフロップ11
−4の出力側が排他的論理和回路12M に接続されてい
る。各フリップフロップ11 −1〜11 −4のクロック
端子には、図2とは異なり、クロック選択回路17bか
らクロック信号伝達線L11を介して与えられたクロック
信号CKが入力される。
【0021】図7は、図6中のフリップフロップ11
1〜11 −4の内部構造を示す回路図である。フリップ
フロップ11 −1〜11 −4は、入力側に設けられたマ
ルチプレクサ(MUX)1cとラッチ部1dとで構成さ
れている。マルチプレクサ1cは、コントロール信号S
c11に基づき2つの入力データを選択するものであ
り、ラッチ部1dが、クロック選択回路17bから与え
られたクロック信号CKに同期してマルチプレクサ1c
が選択したデータをラッチするようになっている。コン
トロール信号Sc11が“0”で通常モードが指示され
たとき、各フリップフロップ11 −1〜11 −4中のマ
ルチプレクサ1cは、論理回路21−1〜21−4の出
力データをそれぞれ選択する。これにより、フリップフ
ロップ11 −1〜11 −4は通常モード接続になり、各
論理回路21−1〜21−4の出力データをそれぞれ格
納するように機能する。コントロール信号Sc11が
“1”になって試験モードが指示されたとき、フリップ
フロップ11 −1中のマルチプレクサ1cは、端子16
M 上のデータを選択する。同様に、各フリップフロップ
1 −2〜11 −4中のマルチプレクサ1cは、前段の
フリップフロップ11 −1〜11 −3の格納したデータ
をそれぞれ選択する。これにより、フリップフロップ1
1 −1〜11 −4からなるスキャンパス11M は試験モ
ード接続になり、シフトレジスタとして機能することが
可能になる。
【0022】一方、フリップフロップ11 −1〜11
4のクロック端子に与えられるクロック信号CKは、ク
ロック選択回路17bから与えられる。クロック選択回
路17bには、コントロール信号Sc10,Sc11
と、2種類のクロックclk ,schclkが入力される。クロ
ック選択回路17bは、コントロール信号Sc10,S
c11のレベルの組合わせに応じて、クロックclk また
はクロックschclkを選択してクロック信号CKとして出
力する機能を有している。
【0023】このクロック選択回路17bは、各コント
ロール信号Sc10,Sc11が共に“0”、コントロ
ール信号Sc10が“0”でコントロール信号Sc11
が“1”、及び各コントロール信号Sc10,Sc11
が共に“1”のとき、クロックclk をクロック信号CK
として選択出力する構成になっている。また、クロック
選択回路17bは、コントロール信号Sc10が“1”
でコントロール信号Sc11が“0”のとき、クロック
schclkをクロック信号CKとして選択出力する構成にな
っている。
【0024】よって、通常動作モードが選択され、コン
トロール信号Sc10,Sc11が共に“0”になった
場合、各フリップフロップ11 −1〜11 −4は、クロ
ックclk のクロック信号CKに同期して論理回路21−
1〜21−4の出力データをそれぞれ格納する。また、
試験を行うために、コントロール信号Sc10が“1”
及びコントロール信号Scが“0”に設定された場合に
は、各フリップフロップ11 −1〜11 −4はクロック
schclkに基づいて動作が抑制されるので、それらに格納
されたデータがそのまま維持される。逆に、コントロー
ル信号SC10が“0”でコントロール信号Sc11が
“1”のときには、フリップフロップ11 −1〜11
4でシフトレジスタが構成され、クロック信号CKとし
て与えられたクロックclk に基づき、端子16M から与
えられた期待値がシフトしてフリップフロップ11 −1
〜11 −4に格納される。その後、コントロール信号S
c10,Sc11を共に“1”とすることで、フリップ
フロップ11 −1〜11 −4で構成されるシフトレジス
タが、クロック信号CK、つまりクロックclk に基づき
それらフリップフロップ11 −1〜11 −4に格納され
ていた期待値を出力することができる。即ち、図2と同
様に、2つのコントロール信号Sc10,Sc11で、
通常モードの動作と試験モードで動作を容易に切り替え
て設定できる構成になっている。
【0025】クロック選択回路17bも、クロック選択
回路17aの場合と同様に、コントロール信号Sc11
を選択信号とするマルチプレクサやコントロール信号S
c10,Sc11のレベルでレベル制御を行うクロック
制御回路で構成することができる。このクロック選択回
路17bをマルチプレクサで構成する場合、外部から入
力されるクロックclk ,schclkの入力状態を次のように
しておく。まず、通常動作モードのときには、クロック
clk を通常のクロック信号と同様に、予め決められた周
期で立ち上がりと立ち下がりを繰り返すようにする。ク
ロックschclkの方は、マルチプレクサで選択されないの
で、どのような状態でもよい。試験モードにおいてコン
トロール信号Sc10が“1”でコントロール信号Sc
11が“0”のときには、クロックclk はハイレベルま
たはローレベルの電位に固定するようにする。これによ
って、各フリップフロップ11 −1〜11 −4は動作を
しない。つまり、新たなデータを格納しない。このとき
にも、クロックschclkの方は、どのような状態でもよ
い。また、コントロール信号Sc11が“1”のときに
は、コントロール信号Sc10は“0”でも“1”で
も、クロックschclkを予め決められた周期で立ち上がり
と立ち下がりを繰り返すようにする。なお、クロックcl
k は、そのマルチプレクサで選択されないので、どのよ
うな状態でもよい。
【0026】クロック選択回路17bの代わりにクロッ
ク制御回路で構成した場合、このクロック制御回路は、
コントロール信号Sc10及びコントロール信号Sc1
1の組合わせにより、クロックclk のレベルを制御して
これをクロック信号CKとして出力する。この場合、ク
ロックclk は、予め決められた周期で立ち上がりと立ち
下がりを繰り返すような通常のものでよい。コントロー
ル信号Sc10及びコントロール信号Sc11の組合わ
せは、クロック選択回路17bの場合と同様であり、各
コントロール信号Sc10,Sc11が共に“0”、コ
ントロール信号Sc10が“0”でコントロール信号S
c11が“1”、及び各コントロール信号Sc10,S
c11が共に“1”のとき、クロックclk がそのままク
ロック信号CKとして出力される。また、コントロール
信号Sc11が“0”でコントロール信号Sc10が
“1”のとき、クロックclk がハイレベルまたはローレ
ベルの電位に固定され、それがクロック制御回路からク
ロック信号CKとして出力される。
【0027】図8は、図1中の信号Sc10と信号Sc
11を示す図であり、図9は、図1のスキャン試験方法
のタイムチャートである。これらの図8及び図9を参照
しつつ、この第1の実施形態のスキャン試験方法を説明
する。まず、コントロール信号Sc10,Sc11を
“0”にしておき、通常モードの接続で半導体集積回路
を動作させる。これにより、各フリップフロップ1には
データがラッチされる。次に、コントロール信号Sc1
0を“0”、及びコントロール信号Sc11を“1”に
する。このようにするとスキャンパス111 〜11m
活性化し、シフトレジスタとして動作できる態勢(図8
におけるenable)になると共に、スキャンパス101
10m は、非活性(図8のdisable )でシフトレジスタ
として機能しない状態に設定される。コントロール信号
Sc10を“0”、信号Sc11を“1”にした後、端
子161 〜16m から、各スキャンパス101 〜10m
中のフリップフロップ1のラッチデータの期待値をスキ
ャンインする。このときには、スキャンパス101 〜1
m 中のフリップフロップ1(10 −1〜10 −4)に
は、クロック信号CKとしてクロックschclkが与えら
れ、スキャンパス111 〜11m 中のフリップフロップ
1(11 −1〜11 −4)にはクロックclk が与えられ
ている。この状態で、各端子161 〜16m から期待値
を入力して各スキャンパス111 〜11m でクロックcl
k に同期したシフト動作を行わせ、期待値をフリップフ
ロップ11 −1〜11 −4に書き込み格納する。これ
が、第1の書込み処理である。例えば、4つ直列のフリ
ップフロップの期待値が1010であれば、4つのクロ
ックのシフト動作で、それらの期待値が図9のように書
込まれる。クロック信号CKとしてクロックschclkが与
えられたスキャンパス101〜10m 中のフリップフロ
ップ1(10 −1〜10 −4)では、格納しているデー
タをそのまま維持する。
【0028】期待値の書込みを終了した時点で、コント
ロール信号Sc10を“1”にしてスキャンパス101
〜10m も、シフトレジスタとして動作できる態勢にす
る。そして、各スキャンパス101 〜10m と各スキャ
ンパス111 〜11m の両方を4クロック分シフト動作
させる。これにより、各スキャンパス101 〜10m
の4段のフリップフロップ1にラッチされたデータと、
それに対応する期待値が並列に出力されて、各排他的論
理和回路121 〜12m に与えられる。各スキャンパス
101 〜10m 中の4段のフリップフロップ1にラッチ
されたデータと、それに対応する期待値が一致していれ
ば、その4つのクロックの期間、各排他的論理和回路1
1 〜12m は“0”を比較結果として出力し、論理和
回路13が“0”を判定結果として出力する。以上の処
理が第1の判定処理である。第1の判定処理の後、一
旦、通常モードでの動作を行わせ、さらに、第2の書込
み処理と第2の判定処理とを順に行う。まず、コントロ
ール信号Sc10,Sc11を共に“0”にしておき、
通常モードの接続で半導体集積回路を動作させる。これ
により、各フリップフロップ1にはデータがラッチされ
る。次に、コントロール信号Sc10を“1”、及びコ
ントロール信号Sc11を“0”にする。このようにす
るとスキャンパス101〜10m は活性化し、シフトレ
ジスタとして動作できる態勢になると共に、スキャンパ
ス111 〜11m は、非活性でシフトレジスタとして機
能しない状態に設定される。
【0029】第2の書込み処理では、コントロール信号
Sc11を“0”、信号Sc10を“1”にする。この
ときは、スキャンパス101 〜10m 中のフリップフロ
ップ1(10 −1〜10 −4)には、クロック信号CK
としてクロックclk が与えられ、スキャンパス111
11m 中のフリップフロップ1(11 −1〜11 −4)
には、クロックschclkが与えられている。この状態で、
端子151 〜15m から、各スキャンパス111 〜11
m 中のフリップフロップ1のラッチデータの期待値を、
スキャンパス101 〜10m にスキャンインする。即
ち、クロック信号CKとしてのクロックclk に同期した
シフト動作を各スキャンパス101 〜10m に行わせ、
期待値を書込む。例えば、4つ直列のフリップフロップ
の期待値が0101であれば、4つのクロックのシフト
動作でその期待値が図9のように書込まれる。クロック
信号CKとしてクロックschclkが与えられたスキャンパ
ス111 〜11m 中のフリップフロップ1(11 −1〜
1 −4)では、格納しているデータをそのまま維持す
る。
【0030】第2の判定処理では、期待値の書込みを終
了した時点で、コントロール信号Sc11を“1”にし
てスキャンパス111 〜11m も、シフトレジスタとし
て動作できる態勢にする。そして、各スキャンパス10
1 〜10m と各スキャンパス111 〜11m の両方を4
クロック分シフト動作させる。これにより、各スキャン
パス111 〜11m 中の4段のフリップフロップ1にラ
ッチされたデータと、それらに対応する期待値が並列に
順次出力されて、各排他的論理和回路121 〜12m
与えられる。各スキャンパス111 〜11m 中の4段の
フリップフロップ1にラッチされたデータと、それに対
応する期待値が一致していれば、その4クロックの期
間、各排他的論理和回路121 〜12m は“0”を比較
結果として出力し、論理和回路13が“0”を判定結果
として出力する。半導体集積回路が正常に動作した場
合、各フリップフロップ1には期待値どうりデータがラ
ッチされるので、第1の判定処理と第2の判定処理とを
通じて“0”が連続的に出力されることになり、これに
より、半導体集積回路が正常に動作したか否か最終的に
判定される。以上のように、この第1の実施形態では、
スキャンパス対の一方に、他方の期待値データをスキャ
ンインした後、両方のスキャンパス101 〜10m 、1
1〜11m をシフト動作させて期待値とラッチデータ
を排他的論理和回路121 〜12m で比較し、論理和回
路13を介して判定結果を出力するので、判定結果の期
待値が“0”の一つとなり、容易に半導体集積回路の故
障を確認することができる。また、従来の文献のように
出力の期待値を計算しておく手間も、省けることにな
る。
【0031】第2の実施形態 図10は、本発明の第2の実施形態の半導体集積回路の
スキャン試験方法で用いるフリップフロップの試験モー
ド接続を示す回路図であり、図1中と共通する要素には
共通の符号が付されている。この半導体集積回路の有す
る複数のフリップフロップ1は、通常モード動作では集
積回路としての本来の動作を行うために通常モード接続
になっているが、半導体集積回路の試験を行う試験モー
ドでは、図10のように試験モード接続に設定できるよ
うになっている。フリップフロップ1の周辺回路は、第
1の実施形態と同様になっており、この試験モード接続
では、フリップフロップ1が4段直列に接続されてm本
の第1のスキャンパス101 〜10m が構成され、フリ
ップフロップ1が4段直列に接続されてm本の第2のス
キャンパス111 〜11m とが構成されるようになって
いる。各スキャンパス101 〜10m とスキャンパス1
1 〜11m とでm対のスキャンパス対が形成される。
【0032】図1とは異なり、対をなすスキャンパス1
1 〜10m 及びスキャンパス111 〜11m における
初段のフリップフロップ1の出力側には、比較手段であ
る排他的論理和回路411 〜41m がそれぞれ接続され
ている。対をなすスキャンパス101 〜10m 及びスキ
ャンパス111 〜11m における2段目のフリップフロ
ップ1の出力側には、排他的論理和回路421 〜42m
がそれぞれ接続されている。対をなすスキャンパス10
1 〜10m 及びスキャンパス111 〜11m における3
段目のフリップフロップ1の出力側には、排他的論理和
回路431 〜43m がそれぞれ接続されている。対をな
すスキャンパス101 〜10m 及びスキャンパス111
〜11m における最終段のフリップフロップ1の出力側
には、排他的論理和回路431 〜43m がそれぞれ接続
されている。即ち、各スキャンパス対において、第1及
び第2のスキャンパスの間に、それぞれ4つの比較手段
である排他的論理回路が設けられたことになる。各排他
的論理和回路411 〜441 の出力側に論理和回路45
1 が接続されている。同様に、各排他的論理和回路41
i 〜44i (i=2〜m)の出力側に、論理和回路45
i がそれぞれ接続されている。各論理和回路451 〜4
m の出力側が論理和回路46が接続され、該論理和回
路46の出力側が出力端子47に接続されている。
【0033】第1の実施形態と同様に、各スキャンパス
101 〜10m の初段のフリップフロップのデータ端子
には、複数の端子151 〜15m がそれぞれ接続され、
各スキャンパス111 〜11m の初段のフリップフロッ
プ1のデータ端子には、複数の端子161 〜16m がそ
れぞれ接続されている。各スキャンパス101 〜10m
の4段のフリップフロップ1のクロック端子には、クロ
ック選択回路17aからクロック信号伝達線L10を介し
てクロック信号CKが共通に与えられる。各スキャンパ
ス101 〜10m の4段のフリップフロップ1のコント
ロール端子には、端子18からのコントロール信号Sc
10が共通に与えられるようになっている。一方、各ス
キャンパス111 〜11m の4段のフリップフロップ1
のクロック端子には、クロック選択回路17bからクロ
ック信号伝達線L11を介してクロックCKが共通に与え
られる。各スキャンパス111 〜11m の4段のフリッ
プフロップ1のコントロール端子には、端子19からの
コントロール信号Sc11が共通に与えられる。なお、
クロック選択回路17a,17bは、第1の実施形態と
同様であり、外部から与えられたクロックclk ,schclk
を選択してクロック信号CKとして出力する構成になっ
ている。
【0034】図11は、図10のスキャン試験方法のタ
イムチャートである。この図11を参照しつつ、この第
2の実施形態のスキャン試験方法を説明する。まず、コ
ントロール信号Sc10,Sc11を“0”にしてお
き、通常モードの接続で半導体集積回路を動作させ、各
フリップフロップ1にデータをラッチさせる。次に、コ
ントロール信号Sc10を“0”、及びコントロール信
号Sc11を“1”にする。このようにするとスキャン
パス111 〜11m が活性化し、スキャンパス101
10m は、非活性に設定される。コントロール信号Sc
10を“0”、信号Sc11を“1”にした後、端子1
1 〜16m から、各スキャンパス101 〜10m 中の
フリップフロップ1のラッチデータの期待値をスキャン
インする。このときには、スキャンパス101 〜10m
中のフリップフロップ1には、クロック信号CKとして
クロックschclkが与えられ、スキャンパス111 〜11
m 中のフリップフロップ1にはクロックclk が与えられ
ている。この状態で、各端子161 〜16m から期待値
を入力して各スキャンパス111 〜11m でクロックcl
k に同期したシフト動作を行わせ、期待値をフリップフ
ロップ11 −1〜11 −4に書き込み格納する。これ
が、第1の書込み処理である。
【0035】例えば、4つ直列のフリップフロップの期
待値が1010であれば、4つのクロックのシフト動作
で、それらの期待値が図11のように書込まれる。クロ
ック信号CKとしてクロックschclkが与えられたスキャ
ンパス101 〜10m 中のフリップフロップ1では、格
納しているデータをそのまま維持する。
【0036】第1の書込み処理を行った状態で、第1の
判定処理が行われる。即ち、第1の書込み処理を終了し
た時点では、スキャンパス101 〜10m の各段のフリ
ップフロップ1はラッチデータを出力し、スキャンパス
111 〜11m の各段のフリップフロップ1からは期待
値が出力される。各排他的論理和回路411 〜41m
421 〜42m ,431 〜43m ,441 〜44m は、
これらのラッチデータと該各ラッチデータに対応する各
期待値をそれぞれ比較する。各比較結果に対して、論理
和回路451 〜45m 及び論理和回路46が論理和を求
め、半導体集積回路の動作が正常か否かを示す判定結果
を出力する。スキャンパス101 〜10m の各段のフリ
ップフロップ1のラッチデータがすべて期待値と一致し
た場合は、“0”の判定結果が得られる。第1の判定処
理の後、一旦、通常モードでの動作を行わせ、さらに、
第2の書込み処理と第2の判定処理とを行う。つまり、
コントロール信号Sc10,Sc11を共に“0”にし
ておき、通常モードの接続で半導体集積回路を動作させ
る。これにより、各フリップフロップ1にはデータがラ
ッチされる。次に、コントロール信号Sc10を
“1”、及びコントロール信号Sc11を“0”にす
る。これで、スキャンパス101 〜10m は活性化し、
スキャンパス111 〜11mは非活性に設定される。
【0037】第2の書込み処理では、コントロール信号
Sc11を“0”、信号Sc10を“1”にした後、端
子151 〜15m から、各スキャンパス111 〜11m
中のフリップフロップ1のラッチデータの期待値をスキ
ャンパス101 〜10m にスキャンインする。このとき
は、スキャンパス101 〜10m 中のフリップフロップ
1には、クロック信号CKとしてクロックclk が与えら
れ、スキャンパス111 〜11m 中のフリップフロップ
1には、クロックschclkが与えられている。この状態
で、端子151 〜15m から、各スキャンパス111
11m 中のフリップフロップ1のラッチデータの期待値
を、スキャンパス101 〜10m にスキャンインする。
即ち、クロック信号CKとしてのクロックclk に同期し
たシフト動作を各スキャンパス101 〜10m に行わ
せ、期待値を書込む。即ち、クロックCKに同期したシ
フト動作を各スキャンパス101 〜10m に行なわせ、
期待値を書込む。例えば、4つ直列のフリップフロップ
の期待値が1111であれば、4つのクロックのシフト
動作でその期待値が図11のように書込まれる。
【0038】第2の書込み処理を行った状態で、第2の
判定処理が行われる。即ち、第2の書込み処理を終了し
た時点では、スキャンパス111 〜11m の各段のフリ
ップフロップ1はラッチデータを出力し、スキャンパス
101 〜10m の各段のフリップフロップ1からは期待
値が出力される。各排他的論理和回路411 〜41m
421 〜42m ,431 〜43m ,441 〜44m は、
これらのラッチデータと該各ラッチデータに対応する各
期待値をそれぞれ比較する。各比較結果に対して、論理
和回路451 〜45m 及び論理和回路46が論理和を求
め、半導体集積回路の動作が正常か否かを示す判定結果
を出力する。スキャンパス111 〜11m の各段のフリ
ップフロップ1のラッチデータがすべて期待値と一致し
た場合は“0”の判定結果が得られる。以上のように、
この第2の実施形態では、スキャンパス対の一方に、他
方の期待値データをスキャンインした後、両方のスキャ
ンパス101 〜10m 、111〜11m の出力データを
同時に比較する構成にしているので、例えば第1の実施
形態では、8クロック要した第1の書込み処理及び第1
の判定処理を、半分の4クロックで実現することができ
る。即ち、スキャン試験の全体の処理時間を短縮するこ
とが可能になっている。なお、本発明は、上記実施形態
に限定されず種々の変形が可能である。この変形例とし
ては、例えば次のようなものがある。
【0039】(a) 実施形態では、第1の書込み処理
及び第1の判定処理のサイクルの後直ぐに、第2の書込
み処理と第2の判定処理を行っているが、第1の書込み
処理及び第1の判定処理のサイクルを複数回行ってか
ら、第2の書込み処理と第2の判定処理とを複数回行う
ようにしてもよい。 (b) 実施形態では、スキャンパス101 〜10m
111 〜11m の長さを、フリップフロップ1を4段接
続した長さにしているが、もちろん4段に限定されるも
のではない。 (c) 比較手段は、排他的論理和回路121 〜1
m ,411 〜41m ,421 〜42m ,431 〜43
m ,441 〜44m に限定されず、論理手段は論理和回
路13,451 〜45m ,46の構成に限定されない。
例えば、論理和回路451 〜45m ,46は、まとめて
1つの論理和回路で構成することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、半導体集積回路の試験を行う際に、第1のス
キャンパスと第2のスキャンパスとからなるスキャンパ
ス対を所定数形成し、第1の書込み処理或いは第2の書
込み処理で一方のスキャンパスに期待値を書き込んで、
第1の判定処理または第2の判定処理で、他方のスキャ
ンパスのラッチ状態とその期待値を比較手段で比較する
と共に、論理手段でその論理を求めて半導体集積回路の
動作が正常か否かを判定するので、判定結果の期待値が
例えば“0”の一つとなり、容易に半導体集積回路の故
障を確認することができる。第2の発明によれば、複数
の比較手段を第1のスキャンパスの各段のフリップフロ
ップの出力データとそれと対をなす第2のスキャンパス
の各段のフリップフロップの出力データとをそれぞれ比
較する構成にし、論理手段が各比較手段の出力する比較
結果の論理を求める構成にしているので、第1の判定処
理と第2の判定処理の時間が短縮され、半導体集積回路
のスキャン試験の全体の処理時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体集積回路のス
キャン試験方法で用いるフリップフロップの試験モード
接続を示す図である。
【図2】図1のスキャンパス10M (M=1,2,…
m)の周辺回路を示す回路図である。
【図3】図2中のフリップフロップ10 −1〜10 −4
の内部構造を示す回路図である。
【図4】図2のクロック選択回路17aの他の構成例
(その1)を示す図である。
【図5】図2のクロック選択回路17aの他の構成例
(その2)を示す図である。
【図6】図1のスキャンパス11M の周辺回路の構造を
示す回路図である。
【図7】図6中のフリップフロップ11 −1〜11 −4
の内部構造を示す回路図である。
【図8】図1中の信号Sc10と信号Sc11を示す図
である。
【図9】図1のスキャン試験方法のタイムチャートであ
る。
【図10】本発明の第2の実施形態の半導体集積回路の
スキャン試験方法で用いるフリップフロップの試験モー
ド接続を示す回路図である。
【図11】図10のスキャン試験方法のタイムチャート
である
【符号の説明】 1、10 −1〜10 −4,11 −1〜11 −4 フリッ
プフロップ 101 〜10m ,111 〜11m 対をな
すスキャンパス 121 〜12m ,121 〜12m ,411 〜41m ,4
1 〜42m ,431 〜43m ,441 〜44m
排他的論理和回路(比較手段) 13,451 〜45m ,46 論理和
回路(論理手段) Sc10,Sc11 コント
ロール信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常モードでは本来の接続で動作して与
    えられたデータをそれぞれラッチする複数のフリップフ
    ロップを有する半導体集積回路に対し、各フリップフロ
    ップの本来のラッチ状態に対応する期待値を用いて動作
    が正常か否かを試験する半導体集積回路のスキャン試験
    方法において、 前記複数のフリップフロップは、制御信号に基づき、フ
    リップフロップが多段直列に接続された所定数の第1の
    スキャンパスと、該各第1のスキャンパスと対をなすと
    共に該各第1のスキャンパスと同数段のフリップフロッ
    プが直列に接続された所定数の第2のスキャンパスとを
    形成する構成とし、 前記半導体集積回路には、前記対をなす第1のスキャン
    パス及び第2のスキャンパスの最終段のフリップフロッ
    プの出力データ同士を比較する所定数の比較手段と、該
    各比較手段の出力する比較結果の論理を求める論理手段
    とを設けておき、 前記半導体集積回路を通常モードで動作させて前記複数
    のフリップフロップにデータをラッチさせた後、前記制
    御信号に基づき前記第2のスキャンパスを形成し、該第
    2のスキャンパスにシフト動作を行わせて前記第1のス
    キャンパス中のフリップフロップの前記期待値を書込む
    第1の書込み処理と、 前記第1の書込み処理の後、前記制御信号によって前記
    第1のスキャンパスと前記第2のスキャンパスを形成す
    ると共に該第1のスキャンパスと第2のスキャンパスと
    にシフト動作をさせ、該第1のスキャンパスと該第2の
    スキャンパスの最終段のフリップフロップから順次出力
    される前記出力データ同士を前記比較手段で順次比較
    し、該比較結果に対して前記論理手段で論理を順次求
    め、該論理から前記半導体集積回路の動作が正常である
    か否かを判定する第1の判定処理とを行い、 前記半導体集積回路を通常モードで動作させて前記複数
    のフリップフロップにデータをラッチさせた後、前記制
    御信号に基づき前記第1のスキャンパスを形成し、該第
    1のスキャンパスにシフト動作を行わせて前記第2のス
    キャンパスのフリップフロップの前記期待値をそれぞれ
    書込む第2の書込み処理と、 前記第2の書込み処理の後、前記制御信号によって前記
    第1のスキャンパスと前記第2のスキャンパスを形成す
    ると共に該第1のスキャンパスと第2のスキャンパスと
    にシフト動作をさせ、該第1のスキャンパスと該第2の
    スキャンパスの最終段のフリップフロップから順次出力
    される前記出力データ同士を前記各比較手段で順次それ
    ぞれ比較し、該比較結果に対して前記論理手段で論理を
    順次求め、該論理から前記半導体集積回路の動作が正常
    であるか否かを判定する第2の判定処理とを行うことを
    特徴とする半導体集積回路のスキャン試験方法。
  2. 【請求項2】 通常モードでは本来の接続で動作して与
    えられたデータをそれぞれラッチする複数のフリップフ
    ロップを有する半導体集積回路に対し、各フリップフロ
    ップの本来のラッチ状態に対応する期待値を用いて動作
    が正常か否かを試験する半導体集積回路のスキャン試験
    方法において、 前記複数のフリップフロップは、制御信号に基づき、フ
    リップフロップが多段直列に接続された所定数の第1の
    スキャンパスと、該各第1のスキャンパスと対をなすと
    共に該各第1のスキャンパスと同数段のフリップフロッ
    プが直列に接続された所定数の第2のスキャンパスとを
    形成する構成とし、 前記半導体集積回路には、前記対をなす第1のスキャン
    パス及び第2のスキャンパスの各段のフリップフロップ
    の出力データ同士を比較する複数の比較手段と、該各比
    較手段の出力する比較結果の論理を求める論理手段とを
    設けておき、 前記半導体集積回路を通常モードで動作させて前記複数
    のフリップフロップにデータをラッチさせた後、前記制
    御信号に基づき前記第2のスキャンパスを形成し、該第
    2のスキャンパスにシフト動作を行わせて前記第1のス
    キャンパス中のフリップフロップの前記期待値を書込む
    第1の書込み処理と、 前記第1の書込み処理の後、前記対をなす第1のスキャ
    ンパス及び第2のスキャンパスにおける各段のフリップ
    フロップの出力データを前記複数の比較手段でそれぞれ
    比較し、該比較結果に対して前記論理手段で論理を求
    め、該論理から前記半導体集積回路の動作が正常である
    か否かを判定する第1の判定処理とを行い、 前記半導体集積回路を通常モードで動作させて前記複数
    のフリップフロップにデータをラッチさせた後、前記制
    御信号に基づき前記第1のスキャンパスを形成し、該第
    1のスキャンパスにシフト動作を行わせて前記第2のス
    キャンパス中のフリップフロップの前記期待値を書込む
    第2の書込み処理と、 前記第2の書込み処理の後、前記対をなす第1のスキャ
    ンパス及び第2のスキャンパスにおける各段のフリップ
    フロップの出力データを前記複数の比較手段でそれぞれ
    比較し、該比較結果に対して前記論理手段で論理を求
    め、該論理から前記半導体集積回路の動作が正常である
    か否かを判定する第2の判定処理とを行うことを特徴と
    する半導体集積回路のスキャン試験方法。
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