JP2011163961A - 半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体集積回路の回路規模を増大させずにスキャン試験の試験時間を短縮する。
【解決手段】半導体集積回路は、スキャンチェーン回路(20)と、結果評価回路(30/31,40,50)とを具備する。スキャンチェーン回路(20)は、スキャンインデータ(SI)に含まれるテストデータ(S1−1,2…)を取り込んでスキャンテストを行う。結果評価回路(30/31,40,50)は、テストデータと同じデータ量を有してスキャンインデータに含まれるスキャンテストの期待値(D1,D2…)を取り込んでスキャンテストの結果を評価する。
【選択図】図1
【解決手段】半導体集積回路は、スキャンチェーン回路(20)と、結果評価回路(30/31,40,50)とを具備する。スキャンチェーン回路(20)は、スキャンインデータ(SI)に含まれるテストデータ(S1−1,2…)を取り込んでスキャンテストを行う。結果評価回路(30/31,40,50)は、テストデータと同じデータ量を有してスキャンインデータに含まれるスキャンテストの期待値(D1,D2…)を取り込んでスキャンテストの結果を評価する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法に関する。
近年、電気製品の価格が下降し、LSI(Large Scale Integrated circuit)のコストダウンが一層強く求められている。LSIチップのコストには試験費用も含まれており、テストコスト低減がコスト削減の一つの課題となっている。テストコスト低減の施策として、複数個のLSIチップを一度に並列にテストする方法がある。しかし、試験装置には試験に使用できるピン数に制限がある。したがって、より多くのチップを並列にテストをするためには、LSIチップ一個当たりのテスト用端子を少なくしなければならない。スキャンテストにおいては、試験するときに試験データを各フリップフロップに設定したり、試験結果を出力したりするためにフリップフロップをシフトレジスタ化する数(以降、スキャンチェーン数と称す)を削減してテスト用端子を削減する。スキャンイン端子、スキャンアウト端子を削減することはできるが、シフトレジスタを構成するスキャンチェーン一本あたりのフリップフロップ数が多くなる。そのため、スキャンテスト時のデータ入出力シフトに要する時間が伸び、テストコストが増大する。
テスト用端子を増やさずに検査時間を短縮する技術として、特開2008−102045号公報に開示される半導体集積回路が知られる。この半導体集積回路は、組み合わせ回路と、複数のスキャンチェーンと、出力圧縮回路と、期待値保持回路と、期待値判定回路とからなる。出力圧縮回路は、この各々のスキャンチェーンに含まれるスキャン機能付きフリップフロップ回路の最後のスキャン機能付きフリップフロップ回路の出力が入力され、スキャンチェーンの出力を集計する。期待値保持回路は、外部から期待値の書き込みを行うことができる。期待値判定回路は、出力圧縮回路の圧縮した出力と期待値保持回路の期待値とを入力する。期待値判定回路は、出力圧縮回路の圧縮出力と期待値保持回路の期待値を比較し、判定結果を1出力端子から外部出力する。
この技術では、事前にスキャンイン端子より期待値保持回路にスキャンテスト期待値を転送しておき、スキャンテスト実行後に出力圧縮回路でテスト結果を圧縮して期待値保持回路で保持する。その圧縮されたスキャンテスト期待値と圧縮後のテスト結果とを期待値判定回路にて判定する。そのため、外部からの期待値設定により出力判定するため期待値保持回路および出力圧縮回路を内蔵する必要があり、回路規模が大きくなってしまう。
本発明は、回路規模を増大させずにスキャン試験の試験時間を短縮することができる半導体集積回路および試験方法を提供する。
以下に、[発明を実施するための形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の観点では、半導体集積回路は、スキャンチェーン回路(20)と、結果評価回路(30/31,40,50)とを具備する。スキャンチェーン回路(20)は、スキャンインデータ(SI)に含まれるテストデータ(S1−1,2…)を取り込んでスキャンテストを行う。結果評価回路(30/31,40,50)は、テストデータと同じデータ量を有してスキャンインデータに含まれるスキャンテストの期待値(D1,D2…)を取り込んでスキャンテストの結果を評価する。
本発明の他の観点では、半導体集積回路の試験装置は、上記半導体集積回路に、スキャンクロックと、テストデータおよび試験結果の期待値とを供給する。また、半導体集積回路の試験方法は、スキャンインデータに含まれるテストデータをスキャンチェーン回路に入力するステップと、テストデータと同じデータ量を有してスキャンインデータに含まれるスキャンテストの期待値を結果評価回路に入力するステップと、スキャンチェーン回路から出力されるスキャンテストの結果を期待値に基づいて評価するステップとを具備する。
本発明によれば、回路規模を増大させずにスキャン試験の試験時間を短縮することができる半導体集積回路および試験方法を提供することができる。
図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。半導体装置は、複数のスキャン回路10を具備する。スキャン回路10は、フリップフロップ22〜24と、期待値抽出回路30と、判定回路40と、スキャンイン端子11と、スキャンクロック端子13と、スキャンモード切り替え端子14と、結果出力端子52とを備える。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。半導体装置は、複数のスキャン回路10を具備する。スキャン回路10は、フリップフロップ22〜24と、期待値抽出回路30と、判定回路40と、スキャンイン端子11と、スキャンクロック端子13と、スキャンモード切り替え端子14と、結果出力端子52とを備える。
スキャンイン端子11は、スキャンチェーン20にセットするテストデータ、期待値データを含むスキャンインデータSIを入力する端子である。スキャンクロック端子13は、スキャンシフト動作、キャプチャー動作を進行するためのスキャンクロックSCを供給する端子である。スキャンモード切り替え端子14は、通常動作モードとスキャンシフトモードとを切り替える端子である。キャプチャー動作は、通常動作モードに切り替えてスキャンクロックSCが1パルス入力されることにより実現される。
フリップフロップ22〜24は、スキャン試験を実施するときにシフトレジスタとして機能するスキャンチェーン20を形成する。期待値抽出回路30は、スキャンクロックSCの立ち下がりエッジに同期して動作するフリップフロップ32を備え、スキャンインデータSIから期待値を抽出して判定回路40に供給する。判定回路40は、期待値抽出回路30から出力される期待値EOに基づいて、スキャンチェーン20の出力であるスキャンアウトデータSOの良否を判定し、結果保持回路50に出力する。
スキャンイン端子11から入力されるスキャンインデータSIは、スキャンチェーン20と期待値抽出回路30とに供給される。スキャンチェーン20と、期待値抽出回路30とは、スキャンクロックSCの逆相のエッジのタイミングで動作する。ここでは、スキャンチェーン20は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジに同期して動作し、期待値抽出回路30は、スキャンクロックSCの立ち下がりエッジに同期して動作する。したがって、スキャンチェーン20では、シフトレジスタを形成しているフリップフロップ22〜24は、スキャンインデータSIをスキャンクロックSCの立ち上がりエッジに同期して順にシフトし、最終段のフリップフロップ24の出力ノードからスキャンアウトデータSOを判定回路40に出力する。一方、期待値抽出回路30では、フリップフロップ32は、スキャンインデータSIをスキャンクロックSCの立ち下がりエッジに同期して取り込み、期待値データEOを判定回路40に出力する。
判定回路40は、スキャンアウトデータSOと期待値データEOとを1ビット毎に比較し、判定結果を結果保持回路50に出力する。結果保持回路50は、不良を示す判定結果を受けたときに試験終了時まで保持して結果出力端子52から出力する。また、結果保持回路50は、複数のスキャン回路10の判定結果を入力する。いずれか1つのスキャン回路10の判定結果に不良があっても、その結果を保持する。したがって、結果出力端子52は、試験の途中で検出される不良を全て集約して半導体集積回路の外部に示すことになる。
図2は、第1の実施の形態に係る半導体集積回路のスキャン試験時の動作を説明するタイミングチャートである。図2(a)に示されるように、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジのタイミングを示す時刻tux(x=1、2、…)、立ち下がりエッジのタイミングを示す時刻tdx(x=1、2、…)と、各信号が示すデータ(値)とを参照して説明する。
時刻tu1〜時刻td3を含む期間は、第1のパターンのスキャンインデータSIが入力されてスキャンチェーン20に設定されるスキャンシフト期間S1である。時刻tu4〜時刻td4を含む期間は、設定されたデータに基づいて演算された組み合わせ回路の演算結果をスキャンチェーン20に含まれる各フリップフロップ22〜24に取り込むキャプチャー期間C1である。キャプチャー期間C1に続いて、時刻tu5〜時刻td7を含む期間は、第2のパターンのスキャンインデータSIが入力されてスキャンチェーン20に設定されるスキャンシフト期間S2であり、同時に第1のパターンによる試験結果がスキャンチェーン20をシフトして判定回路40に順に送られる。また、スキャンシフト期間S2のスキャンインデータSIには、第1のパターンによる試験の期待値データが含まれる。
時刻を追って順に説明する。スキャンシフト期間S1では、動作モードは、スキャンモード切り替え端子14に印加される信号に基づいて、スキャンシフトモードに切り替えられる。スキャンイン端子11からスキャンインデータSIが入力される(図2(b))。スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu1)において、スキャンチェーン20に含まれるフリップフロップ22〜24は、前段の回路の出力を取り込む。フリップフロップ22は、スキャンイン端子11に入力された第1のパターンのデータS1−1を取り込んで出力する(図2(c))。フリップフロップ23はフリップフロップ22の出力を、フリップフロップ24はフリップフロップ23の出力をそれぞれ取り込んで出力するが、ここでは不定データであるため、図2にはデータxと表示される(図2(d)(e))。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu2)では、フリップフロップ22は、スキャンイン端子11に入力されたデータS1−2を取り込んで出力する(図2(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS1−1を取り込んで出力する(図2(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の不定データxを取り込んで出力する(図2(e))。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu3)では、フリップフロップ22は、スキャンイン端子11に入力されたデータS1−3を取り込んで出力する(図2(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS1−2を取り込んで出力する(図2(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データS1−1を取り込んで出力する(図2(e))。この状態で、スキャンチェーン20に含まれる全てのフリップフロップに第1のパターンのデータがセットされたことになる。
キャプチャー期間C1となり、動作モードは、通常動作モードに切り替わる。スキャンチェーン20は、一旦解放され、通常モード論理で1クロック分の回路動作が行われる(以降、キャプチャー動作と称す)。したがって、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu4)において、スキャンチェーン20に含まれるフリップフロップ22〜24は、論理演算結果であるデータD3o、D2x、D1oを取り込む(図2(c)〜(e))。ここでは、データD1o、D3oは、演算回路に故障が無く、論理演算結果が期待値D1、D3と等価な値であることを示す。また、データD2xは、論理回路に故障が有り、論理演算結果が期待値D2と異なる値であることを示す。
キャプチャー期間C1において、スキャンイン端子11にはスキャンインデータSIに期待値データD1が入力される。スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td4)に、期待値抽出回路30のフリップフロップ32は、期待値データD1を取り込んで出力する(図2(f))。ここで、判定回路40には、スキャンチェーン20(フリップフロップ24)の出力であるスキャンアウトデータSOと、期待値抽出回路30から出力される期待値EO(フリップフロップ32の出力)とが供給され、判定されるデータが揃うことになる。判定回路40は、スキャンアウトデータSOが新しいデータに切り替わるスキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu5)までの期間に、スキャンアウトデータSOと期待値EOとを比較し、良否を判定する。スキャンアウトデータSOはデータD1o、期待値EOはデータD1を示し、スキャンアウトデータSOと期待値EOとが一致し、判定回路40は良好と判定する。判定結果JOは、次の立ち上がりエッジ(時刻tu5)に同期して出力される。
キャプチャー期間C1が終了すると、動作モードがスキャンシフトモードに切り替えられ、スキャンシフト期間S2となる。スキャンイン端子11には、スキャンインデータSIとして第2のパターンのデータS2−1が入力される。スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu5)に同期して、フリップフロップ22は、第2のパターンのデータS2−1を取り込んで出力する。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データD3oを取り込んで出力する。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データD2xを取り込んで出力する。
スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td5)では、スキャンイン端子11には、スキャンインデータSIとして期待値データD2が入力されており(図2(b))、期待値抽出回路30は、期待値データD2を取り込んで期待値EOとして出力する(図2(f))。判定回路40は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu6)までの期間に、スキャンアウトデータSOと期待値EOとを比較し、良否を判定する。スキャンアウトデータSOはデータD2x、期待値EOはデータD2を示し、スキャンアウトデータSOと期待値EOとが不一致であり、判定回路40は不良と判定する。判定結果JOは、次の立ち上がりエッジ(時刻tu6)に同期して出力される(図2(g))。結果保持回路50は、判定結果JOが“不良”を示すため、その結果を試験終了まで保持して結果出力ROに“不良”を示す(図2(h))。したがって、結果出力端子52は、試験終了まで“不良”を示すことになる。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu6)に同期して、フリップフロップ22は、第2のパターンのデータS2−2を取り込んで出力する(図2(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS2−1を取り込んで出力する(図2(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データD3oを取り込んで出力する(図2(e))。
スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td6)では、スキャンイン端子11には、スキャンインデータSIとして期待値データD3が入力されており(図2(b))、期待値抽出回路30は、期待値データD3を取り込んで期待値EOとして出力する(図2(f))。判定回路40は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu7)までの期間に、スキャンアウトデータSOと期待値EOとを比較し、良否を判定する。スキャンアウトデータSOはデータD3o、期待値EOはデータD3を示し、スキャンアウトデータSOと期待値EOとが一致し、判定回路40は良好と判定する。判定結果JOは、次の立ち上がりエッジ(時刻tu7)に同期して出力される(図2(g))。結果保持回路50は、“不良”を示す結果を保持しているため、結果出力ROに“不良”を示す(図2(h))。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu7)に同期して、フリップフロップ22は、第2のパターンのデータS2−3を取り込んで出力する(図2(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS2−2を取り込んで出力する(図2(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データS2−1を取り込んで出力する(図2(e))。スキャンチェーン20に含まれる全てのフリップフロップ22〜24に第2のパターンが設定されたことになるので、その後、第2のパターンの試験結果のキャプチャーが行われる。
複数のスキャン回路10を備える場合、結果保持回路50は、各スキャン回路10から出力される判定結果JOのいずれかに不良を示す信号を検出すると、結果出力端子52に不良を示す信号ROを出力する。したがって、スキャン回路10が複数であっても、1つの結果出力端子52で不良の有無を示すことができる。端子数に余裕があれば、複数の結果出力端子52を設けてもよい。ここでは、試験結果D2を与える経路に故障があるとして説明したが、他の経路に故障があっても同じように検出できる。
このように、スキャンイン端子11をタイムシェアしてテスト用データと期待値データとを入力し、期待値抽出回路30を設けて期待値をテスト用データから分離することによって、判定回路40は逐次判定することができる。半導体集積回路内部に期待値を全て保持する必要が無く、回路規模の小さい期待値抽出回路30、判定回路40、結果保持回路50を設けることによって実現できるため、回路規模は大きくならない。スキャンチェーン20の数に関わらずにテスト結果を出力する端子を削減することができるため、スキャンチェーンの長さ(スキャンチェーンに含まれるフリップフロップの数)を短くすることができ、テスト時間を短縮することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る半導体集積回路は、第1の実施の形態の期待値抽出回路30が期待値抽出回路31に置き換わっている。期待値抽出回路31は、期待値抽出回路30に含まれるフリップフロップ32の後段に、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジでデータを取り込むフリップフロップ36が挿入されている。したがって、期待値EOは、期待値抽出回路30の場合に比べてスキャンクロックSCの半周期分遅れた信号となる。この遅れは、期待値データを1周期早く入力することにより補完する。すなわち、期待値抽出回路31は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジに同期して期待値EOを出力する。そのため、判定回路40は、スキャンアウトデータSOと同時に期待値EOを入力することができ、比較判定する時間がスキャンクロックSCの1周期分に延長される。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る半導体集積回路は、第1の実施の形態の期待値抽出回路30が期待値抽出回路31に置き換わっている。期待値抽出回路31は、期待値抽出回路30に含まれるフリップフロップ32の後段に、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジでデータを取り込むフリップフロップ36が挿入されている。したがって、期待値EOは、期待値抽出回路30の場合に比べてスキャンクロックSCの半周期分遅れた信号となる。この遅れは、期待値データを1周期早く入力することにより補完する。すなわち、期待値抽出回路31は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジに同期して期待値EOを出力する。そのため、判定回路40は、スキャンアウトデータSOと同時に期待値EOを入力することができ、比較判定する時間がスキャンクロックSCの1周期分に延長される。
図4は、第2の実施の形態に係る半導体集積回路のスキャン試験時の動作を説明するタイミングチャートである。図4(a)に示されるように、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジのタイミングを示す時刻tux(x=1、2、…)、立ち下がりエッジのタイミングを示す時刻tdx(x=1、2、…)と、各信号が示すデータ(値)とを参照して説明する。
時刻tu1〜時刻td3を含む期間は、第1のパターンのスキャンインデータSIが入力されてスキャンチェーン20に設定されるスキャンシフト期間S3である。時刻tu4〜時刻td4を含む期間は、設定されたデータに基づいて演算された組み合わせ回路の演算結果をスキャンチェーン20に含まれる各フリップフロップ22〜24に取り込むキャプチャー期間C3である。キャプチャー期間C3に続いて、時刻tu5〜時刻td7を含む期間は、第2のパターンのスキャンインデータSIが入力されてスキャンチェーン20に設定されるスキャンシフト期間S4であり、同時に第1のパターンによる試験結果がスキャンチェーン20をシフトして判定回路40に順に送られる。また、スキャンシフト期間S3の終盤からスキャンシフト期間S4にかけて、スキャンインデータSIには、第1のパターンによる試験の期待値データが含まれる。
時刻を追って順に説明する。スキャンシフト期間S3では、動作モードは、スキャンモード切り替え端子14に印加される信号に基づいて、スキャンシフトモードに切り替えられる。スキャンイン端子11からスキャンインデータSIが入力される(図4(b))。スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu1)において、スキャンチェーン20に含まれるフリップフロップ22〜24は、前段の回路の出力を取り込む。フリップフロップ22は、スキャンイン端子11に入力された第1のパターンのデータS1−1を取り込んで出力する(図4(c))。フリップフロップ23はフリップフロップ22の出力を、フリップフロップ24はフリップフロップ23の出力をそれぞれ取り込んで出力するが、ここでは不定データであるため、図4にはデータxと表示される(図4(d)(e))。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu2)では、フリップフロップ22は、スキャンイン端子11に入力されたデータS1−2を取り込んで出力する(図4(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS1−1を取り込んで出力する(図4(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の不定データxを取り込んで出力する(図4(e))。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu3)では、フリップフロップ22は、スキャンイン端子11に入力されたデータS1−3を取り込んで出力する(図4(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS1−2を取り込んで出力する(図4(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データS1−1を取り込んで出力する(図4(e))。この状態で、スキャンチェーン20に含まれる全てのフリップフロップに第1のパターンのデータがセットされたことになる。
スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td3)では、スキャンイン端子11にはスキャンインデータSIに期待値データD1が入力される。期待値抽出回路31のフリップフロップ32は、期待値データD1を取り込んで出力する。
キャプチャー期間C3となり、動作モードは、通常動作モードに切り替わる。スキャンチェーン20は、一旦解放され、通常モード論理で1クロック分の回路動作が行われる。したがって、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu4)において、スキャンチェーン20に含まれるフリップフロップ22〜24は、論理演算結果であるデータD3o、D2x、D1oを取り込む(図4(c)〜(e))。ここでは、データD1o、D3oは、演算回路に故障が無く、論理演算結果が期待値D1、D3と等価な値であることを示す。また、データD2xは、論理回路に故障が有り、論理演算結果が期待値D2と異なる値であることを示す。また、時刻tu4では、期待値抽出回路31のフリップフロップ36は、フリップフロップ32の出力である期待値データD1を取り込んで出力する(図4(f))。
判定回路40には、スキャンチェーン20(フリップフロップ24)の出力であるスキャンアウトデータSOと、期待値抽出回路30から出力される期待値EO(フリップフロップ36の出力)とが供給され、判定されるデータが揃うことになる。判定回路40は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu5)までの期間に、スキャンアウトデータSOと期待値EOとを比較し、良否を判定する。スキャンアウトデータSOはデータD1o、期待値EOはデータD1を示し、スキャンアウトデータSOと期待値EOとが一致し、判定回路40は良好と判定する。判定結果JOは、次の立ち上がりエッジ(時刻tu5)に同期して出力される。
スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td4)において、スキャンイン端子11にはスキャンインデータSIに期待値データD2が入力される。期待値抽出回路31のフリップフロップ32は、期待値データD2を取り込んで出力する。
キャプチャー期間C3が終了すると、動作モードがスキャンシフトモードに切り替えられ、スキャンシフト期間S4となる。スキャンイン端子11には、スキャンインデータSIとして第2のパターンのデータS2−1が入力される。スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu5)に同期して、フリップフロップ22は、第2のパターンのデータS2−1を取り込んで出力する(図4(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データD3oを取り込んで出力する(図4(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データD2xを取り込んで出力する(図4(e))。また、期待値抽出回路31のフリップフロップ36は、フリップフロップ32の出力である期待値データD2を取り込んで出力する(図4(f))。
判定回路40は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu6)までの期間に、スキャンアウトデータSOと期待値EOとを比較し、良否を判定する。スキャンアウトデータSOはデータD2x、期待値EOはデータD2を示し、スキャンアウトデータSOと期待値EOとが不一致であり、判定回路40は不良と判定する。判定結果JOは、次の立ち上がりエッジ(時刻tu6)に同期して出力される(図4(g))。結果保持回路50は、判定結果JOが“不良”を示すため、その結果を試験終了まで保持して結果出力ROに“不良”を示す(図4(h))。したがって、結果出力端子52は、試験終了まで“不良”を示すことになる。
スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td5)では、スキャンイン端子11には、スキャンインデータSIとして期待値データD3が入力されており(図4(b))、期待値抽出回路30のフリップフロップ32は、期待値データD3を取り込んで出力する。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu6)に同期して、フリップフロップ22は、第2のパターンのデータS2−2を取り込んで出力する(図4(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS2−1を取り込んで出力する(図4(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データD3oを取り込んで出力する(図4(e))。また、期待値抽出回路31のフリップフロップ36は、フリップフロップ32の出力である期待値データD3を取り込んで出力する(図4(f))。
判定回路40は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu7)までの期間に、スキャンアウトデータSOと期待値EOとを比較し、良否を判定する。スキャンアウトデータSOはデータD3o、期待値EOはデータD3を示し、スキャンアウトデータSOと期待値EOとが一致し、判定回路40は良好と判定する。判定結果JOは、次の立ち上がりエッジ(時刻tu7)に同期して出力される(図4(g))。結果保持回路50は、“不良”を示す結果を保持しているため、結果出力ROに“不良”を示す(図4(h))。
スキャンクロックSCの立ち上がりエッジ(時刻tu7)に同期して、フリップフロップ22は、第2のパターンのデータS2−3を取り込んで出力する(図4(c))。フリップフロップ23は、フリップフロップ22の出力データS2−2を取り込んで出力する(図4(d))。フリップフロップ24は、フリップフロップ23の出力データS2−1を取り込んで出力する(図4(e))。スキャンチェーン20に含まれる全てのフリップフロップ22〜24に第2のパターンが設定されたことになるので、その後、第2のパターンの試験結果のキャプチャーが行われる。また、スキャンクロックSCの立ち下がりエッジ(時刻td7)では、第2のパターンの期待値データd1が入力され、期待値抽出回路31は取り込む。以降試験終了までこれらの動作が繰り返される。
このように、本実施の形態では、スキャンアウトデータSOと期待値抽出回路31の出力は同相になる。判定回路40に割り当てられる判定時間が半クロック分長くなるため、スキャンチェーンのシフトスピードを高速化してもタイミング収束が容易になる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の試験システムの構成を示すブロック図である。半導体集積回路の試験システムは、上述の構成を有する複数の半導体集積回路(LSI)70−1〜nと、試験装置80とを具備する。半導体集積回路70−1〜nは、スキャンイン端子11、スキャンクロック端子13、スキャンモード切り替え端子14、結果出力端子52を備える。試験装置80は、半導体集積回路70−1〜nにスキャンインデータSI、スキャンクロックSC、動作モードSMを供給し、半導体集積回路70−1〜nを並列に試験する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の試験システムの構成を示すブロック図である。半導体集積回路の試験システムは、上述の構成を有する複数の半導体集積回路(LSI)70−1〜nと、試験装置80とを具備する。半導体集積回路70−1〜nは、スキャンイン端子11、スキャンクロック端子13、スキャンモード切り替え端子14、結果出力端子52を備える。試験装置80は、半導体集積回路70−1〜nにスキャンインデータSI、スキャンクロックSC、動作モードSMを供給し、半導体集積回路70−1〜nを並列に試験する。
スキャンインデータSI、スキャンクロックSC、動作モードSMは、半導体集積回路70−1〜nに共通であるため、試験装置80は、半導体集積回路70−1〜nに並列に供給する。試験装置80は、スキャンクロックSCの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジに同期させて、スキャンテスト用のデータと、その試験結果の期待値とをスキャンインデータSIとして半導体集積回路70−1〜nに供給する。半導体集積回路70−1〜nの試験結果は、結果出力端子52から各1個ずつ出力され、試験装置80は、その結果信号を個別に取り込む。したがって、試験装置80のテスト用信号供給端子数を削減することができる。
本発明の半導体集積回路は、スキャンチェーン20のデータを入力するクロック信号の位相と逆相のエッジで期待値が供給され、その期待値を抽出する回路規模の小さな期待値抽出回路を備える。期待値を保持する大規模な回路が不要となるため、テスト回路を削減することができる。
また、背景技術において説明したように、圧縮技術を用いて検査すると、理論上一定の確率で良品と不良品の判定を誤る可能性がある。しかし、本発明によれば、圧縮回路を用いずにテスト結果と期待値とを照合するため、理論上誤り検出が無い。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10 スキャン回路
11 スキャンイン端子
13 スキャンクロック端子
14 スキャンモード切り替え端子
20 スキャンチェーン
22〜24 フリップフロップ
30、31 期待値抽出回路
32、36 フリップフロップ
40 判定回路
50 結果保持回路
52 結果出力端子
70−1〜70−n 半導体集積回路
80 試験装置
11 スキャンイン端子
13 スキャンクロック端子
14 スキャンモード切り替え端子
20 スキャンチェーン
22〜24 フリップフロップ
30、31 期待値抽出回路
32、36 フリップフロップ
40 判定回路
50 結果保持回路
52 結果出力端子
70−1〜70−n 半導体集積回路
80 試験装置
Claims (15)
- スキャンインデータに含まれるテストデータを取り込んでスキャンテストを行うスキャンチェーン回路と、
前記テストデータと同じデータ量を有して前記スキャンインデータに含まれるスキャンテストの期待値を取り込んでスキャンテストの結果を評価する結果評価回路と
を具備する
半導体集積回路。 - 前記スキャンチェーン回路にスキャンクロックを供給するスキャンクロック端子と、
前記スキャンクロックの第1位相に同期して前記スキャンチェーン回路に前記テストデータを供給するスキャンイン端子と
をさらに具備し、
前記結果評価回路は、
前記スキャンイン端子に供給される前記期待値を前記スキャンクロックの第2位相に同期して取り込む期待値抽出回路と、
前記期待値抽出回路から出力される前記期待値に基づいて、前記スキャンチェーン回路から出力される前記スキャンテストの結果の良否を判定する判定回路と
を備える
請求項1に記載の半導体集積回路。 - 前記期待値抽出回路は、前記スキャンクロックの第2位相に同期して前記期待値を前記判定回路に供給する
請求項2に記載の半導体集積回路。 - 前記期待値抽出回路は、前記スキャンクロックの第1位相に同期して前記期待値を前記判定回路に供給する
請求項2に記載の半導体集積回路。 - 前記結果評価回路は、前記判定回路が出力する判定結果を保持する結果保持回路をさらに備える
請求項2から請求項4のいずれかに記載の半導体集積回路。 - スキャンテストを行う別のスキャンチェーン回路と、
前記スキャンクロックの第1位相に同期して前記別のスキャンチェーン回路に別のテストデータを供給する別のスキャンイン端子と、
前記別のスキャンイン端子に供給される別の期待値を前記スキャンクロックの第2位相に同期して取り込む別の期待値抽出回路と、
前記別の期待値抽出回路から出力される前記別の期待値に基づいて、前記別のスキャンチェーン回路から出力されるスキャンテストの結果の良否を判定する別の判定回路と
をさらに具備し、
前記結果保持回路は、前記判定回路と前記別の判定回路とのうち少なくとも一方が不良を示すときに不良を示す信号を出力する
請求項5に記載の半導体集積回路。 - 前記結果保持回路の出力信号を外部に出力する単一の結果出力端子をさらに具備する
請求項5または請求項6に記載の半導体集積回路。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の複数の半導体集積回路に、
前記スキャンクロックと、前記テストデータおよび試験結果の期待値とを供給する
半導体集積回路の試験装置。 - 前記スキャンクロックの前記第1位相に同期する前記テストデータと、前記スキャンクロックの前記第2位相に同期する前記試験結果の期待値とを前記スキャンイン端子に供給する
請求項8に記載の半導体集積回路の試験装置。 - 前記複数の半導体集積回路から出力される前記スキャンテストの結果の良否を示す信号をそれぞれ入力する端子を備え、前記複数の半導体集積回路の動作を評価する
請求項8または請求項9に記載の半導体集積回路の試験装置。 - スキャンインデータに含まれるテストデータをスキャンチェーン回路に入力するステップと、
前記テストデータと同じデータ量を有して前記スキャンインデータに含まれるスキャンテストの期待値を結果評価回路に入力するステップと、
前記スキャンチェーン回路から出力されるスキャンテストの結果を前記期待値に基づいて評価するステップと
を具備する
半導体集積回路の試験方法。 - スキャンクロック端子から前記スキャンチェーン回路にスキャンクロックを供給するステップを更に具備し、
前記テストデータをスキャンチェーン回路に入力するステップは、スキャンイン端子から前記スキャンチェーン回路に前記スキャンクロックの第1位相に同期して前記テストデータを供給するステップを備え、
前記期待値を結果評価回路に入力するステップは、前記スキャンイン端子に供給される前記期待値を前記スキャンクロックの第2位相に同期して取り込むステップを備え、
前記評価するステップは、前記第2位相に同期して取り込まれる前記期待値に基づいて、前記スキャンチェーン回路から出力される前記スキャンテストの結果の良否を判定するステップを備える
請求項11に記載の半導体集積回路の試験方法。 - 前記スキャンテストの結果が不良と判定されたとき、試験終了まで保持するステップをさらに具備する
請求項12に記載の半導体集積回路の試験方法。 - 前記保持するステップは、他のスキャンチェーン回路の不良判定結果をまとめて保持するステップを備える
請求項13に記載の半導体集積回路の試験方法。 - 前記保持するステップは、保持する判定結果を出力端子から外部に出力するステップをさらに備える
請求項13または請求項14に記載の半導体集積回路の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010027526A JP2011163961A (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法 |
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JP2010027526A JP2011163961A (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法 |
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JP2010027526A Pending JP2011163961A (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 半導体集積回路および半導体集積回路の試験装置、試験方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016045123A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 株式会社メガチップス | テスト回路 |
JP2020165657A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 株式会社デンソー | 半導体集積回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06186306A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | 論理回路 |
-
2010
- 2010-02-10 JP JP2010027526A patent/JP2011163961A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JP7226016B2 (ja) | 2019-03-28 | 2023-02-21 | 株式会社デンソー | 半導体集積回路 |
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