JP2006243073A - 画像形成装置および現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストの上昇を抑制し、装置構成の複雑化を回避しつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することのできる画像形成装置、および、その画像形成装置に着脱自在に装着される現像カートリッジを提供すること。
【解決手段】 現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されたときに、ガラ回し動作において検出ギヤ82が回転駆動されると、検出ギヤ82の表示部88が移動して検出位置を通過し、その表示部88のバーコードに基づく最大画像形成枚数に対応する受光パターンを第1受光素子90が検出する。ガラ回し動作が終了すると、検出ギヤ82の切欠部87がトナー検出用窓38に対向して、発光素子89から切欠部87を透過してトナー収容室34内を通過する検出光を第2受光素子91が検出する。これにより、CPU100が、現像カートリッジ28の最大画像形成枚数と、トナー収容室34内に収容されているトナーの有無とを判断する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、および、その画像形成装置に着脱自在に備えられる現像カートリッジに関する。
従来より、レーザプリンタには、トナーが収容されている現像カートリッジが着脱自在に装着されている。このようなレーザプリンタでは、装着された現像カートリッジが新品であるか否かを検出して、その新品検出時から現像カートリッジの寿命を判断するための、新品検出手段を備えている。
たとえば、現像装置に、凹部および突部が形成されたセクターギアを設けて、新品の現像装置を電子写真用画像形成装置本体へ搭載したときには、セクターギアに形成されている突起が新品側検出センサに入り込んで新品側検出センサをONし、現像装置搭載後、アイドラギアの駆動が開始されると、セクターギアも回転して、新品側検出センサから旧品側検出センサへと突起が移動して、その突起が旧品側検出センサに入り込んで旧品側検出センサをONし、これと同時にアイドラギアがセクターギアの凹部に到達して、セクターギアの回転が停止されるものが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2000−221781号公報
しかるに、特許文献1に記載される新品検出手段では、新品検出時には、突起が新品側検出センサに入り込み、また、旧品検出時には、突起が旧品側検出センサに入り込むので、新品側検出センサと旧品側検出センサとが必ず必要となり、コストが上昇し、装置構成が複雑となる。
また、現像カートリッジの交換において、収容されているトナーの量に対応して価格帯が異なる複数の現像カートリッジのなかから、使用頻度とコストとを勘案して、最適の現像カートリッジを選択したいというユーザからの要望がある。
この要望に応えるため、収容されているトナーの量が異なる現像カートリッジを用意した場合、収容されているトナーの量によって攪拌具合に異なり、トナーの劣化速度も異なる。
このような場合においては、たとえ新品であることを検出しても、収容されているトナーの量が現像カートリッジによって異なると、その新品検出時からの現像カートリッジの寿命が異なってしまうため、寿命の正確な判断ができず、そのため、少ない量のトナーが収容されている現像カートリッジでは、実際に寿命が到来しても寿命とは判断されず、画像の劣化を生じる場合がある。
本発明の目的は、コストの上昇を抑制し、装置構成の複雑化を回避しつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することのできる画像形成装置、および、その画像形成装置に着脱自在に装着される現像カートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して着脱可能であり、現像剤が収容される現像カートリッジと、前記画像形成装置本体に備えられた駆動手段と、前記現像カートリッジに備えられ、前記現像カートリッジが前記画像形成装置本体に装着されたときに、前記駆動手段により駆動可能となる駆動部材と、前記駆動部材の駆動とともに移動され、前記現像カートリッジに対応する識別情報を光学的に読取可能に表示する表示部と、前記駆動部材の駆動によって移動する前記表示部が検出位置を通過しているときに、前記表示部に表示されている前記識別情報を光学的に検出し、前記表示部が前記検出位置を通過していないときに、前記現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する検出手段と、前記検出手段により検出される前記識別情報に基づいて、前記画像形成装置本体に装着されている前記現像カートリッジに関する情報を判断する情報判断手段とを備えることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されたときには、駆動手段によって駆動部材が駆動される。すると、駆動部材の駆動とともに表示部が移動して検出位置を通過し、検出手段は、その表示部に表示されている識別情報を光学的に検出する。そして、情報判断手段が、検出手段により検出される識別情報に基づいて、現像カートリッジに関する情報を判断する。表示部が検出位置を通過していないときには、検出手段は、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する。
したがって、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する検出手段によって、現像カートリッジに対応する識別情報をも検出することができる。そのため、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記検出手段は、前記検出位置に向けて光を照射する発光部と、前記表示部が前記検出位置を通過しているときに、前記発光部から照射されて前記表示部で反射する光を受光する第1受光部と、前記表示部が前記検出位置を通過していないときに、前記発光部から照射されて前記検出位置を通過する光を受光する第2受光部とを備えることを特徴としている。
このような構成によると、表示部が検出位置を通過しているときには、発光部から照射されて表示部で反射する光を第1受光部で受光することにより、表示部に表示されている識別情報を光学的に検出することができる。また、表示部が検出位置を通過していないときには、発光部から照射されて検出位置を通過する光を第2受光部で受光することにより、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出することができる。したがって、1つの発光部および2つの受光部を設けた簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記現像カートリッジは、現像剤が収容されている現像剤収容部を備え、前記表示部は、前記現像剤収容部と対向配置され、前記発光部は、前記表示部に対する前記現像剤収容部の反対側において、前記表示部と対向配置され、前記第1受光部は、前記表示部に対して前記発光部と同じ側に配置され、前記第2受光部は、前記表示部および前記現像剤収容部を挟んで、前記発光部と対向配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、表示部が検出位置を通過しているときには、発光部から照射されて表示部で反射する光を、表示部に対して発光部と同じ側に配置された第1受光部で受光することにより、表示部に表示されている識別情報を光学的に検出することができる。また、表示部が検出位置を通過していないときには、発光部から照射されて検出位置を通過する光を、表示部および現像剤収容部を挟んで発光部と対向配置された第2受光部で受光することにより、現像剤収容部に収容されている現像剤の有無を光学的に検出することができる。したがって、1つの発光部および2つの受光部を簡易に配置して、表示部に表示されている識別情報および現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を確実に検出することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記表示部は、前記識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示し、前記情報判断手段は、前記反射パターンに対応して前記第1受光部において受光される光の受光パターンに基づいて、前記現像カートリッジに関する情報を判断することを特徴としている。
このような構成によると、バーコードなどを用いて、表示部に識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示し、情報判断手段において、その反射パターンに対応して第1受光部において受光される光の受光パターンに基づいて、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。したがって、バーコードなどを用いた簡易な構成により、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の発明において、前記駆動部材は、前記表示部が前記検出位置を一旦通過すると所定の停止位置で停止するように、前記駆動手段によって駆動されることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されたときには、駆動手段によって駆動部材が駆動され、駆動部材の駆動とともに表示部が移動して検出位置を通過し、検出手段により、その表示部に表示されている識別情報が光学的に検出された後、駆動部材は所定の停止位置で停止する。そのため、情報判断手段によって、検出手段による識別情報の検出の有無を判断すれば、現像カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記駆動部材には、前記駆動部材が前記停止位置で停止した状態で前記検出位置に対応する位置に、前記発光部から前記検出位置に向けて照射される光を透過させて前記第2受光部に導くための透過部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、駆動部材が所定の停止位置で停止したときには、発光部から検出位置に向けて照射される光を透過部で透過させて第2受光部で受光させることができる。そのため、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を確実に検出することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記駆動部材は、前記表示部が前記検出位置を一旦通過すると所定の停止位置で停止するように、前記駆動手段によって駆動されることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されたときには、駆動手段によって駆動部材が駆動され、駆動部材の駆動とともに表示部が移動して検出位置を通過し、検出手段により、その表示部に表示されている識別情報が光学的に検出された後、駆動部材は所定の停止位置で停止する。そのため、情報判断手段によって、検出手段による識別情報の検出の有無を判断すれば、現像カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項5ないし7のいずれかに記載の発明において、前記駆動部材は、前記駆動手段からの駆動力が伝達される歯部と、前記駆動手段からの駆動力が伝達されない欠け歯部とが形成された欠け歯ギアであることを特徴としている。
このような構成によると、歯部において、駆動手段からの駆動力が伝達されている間は、駆動部材は回転駆動する一方、欠け歯部において、駆動手段からの駆動力が伝達されないようになると、駆動部材の回転駆動が停止される。そのため、駆動部材を、所定の停止位置で確実に停止させることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記表示部は、前記欠け歯ギアに形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、検出手段では、欠け歯ギアに形成されている表示部の識別情報を光学的に検出することができる。したがって、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記現像カートリッジに関する情報は、前記現像カートリッジに収容されている現像剤の量に基づく情報であることを特徴としている。
このような構成によると、情報判断手段では、現像カートリッジに収容されている現像剤の量を、簡易かつ確実に判断することができる。その結果、現像カートリッジの現像剤の量が異なっていても、寿命を正確に判断して、的確に現像カートリッジを交換することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記情報判断手段により判断された前記現像カートリッジに収容されている現像剤の量に基づいて、画像形成が可能な記録媒体の最大枚数を判断する最大枚数判断手段と、記録媒体の画像形成枚数を計測する枚数計測手段と、前記枚数計測手段により計測された記録媒体の枚数が、前記最大枚数判断手段により判断された記録媒体の最大枚数に到達したとき、または、前記検出手段により現像剤が無いと判断されたときに、前記現像カートリッジが寿命であると判断する寿命判断手段とを備えることを特徴としている。
このような構成によると、検出手段により現像剤が無いと判断されていないときでも、枚数計測手段により計測された記録媒体の枚数が、最大枚数判断手段により判断された記録媒体の最大枚数に到達したときには、現像カートリッジが寿命であると判断される。したがって、現像剤が残存しているが既に劣化している場合でも、現像カートリッジの寿命を確実に判断することができる。
請求項12に記載の発明は、画像形成装置本体に対して着脱可能であり、現像剤が収容される現像カートリッジであって、前記現像カートリッジが前記画像形成装置本体に装着されたときに、前記画像形成装置本体に備えられた駆動手段により駆動可能となる駆動部材と、前記駆動部材の駆動とともに移動され、前記現像カートリッジに対応する識別情報を光学的に読取可能に表示する表示部とを備え、前記駆動部材の駆動によって移動する前記表示部が検出位置を通過しているときに、前記画像形成装置本体に備えられた検出手段により、前記表示部に表示されている前記識別情報を光学的に検出することができ、前記表示部が前記検出位置を通過していないときに、前記検出手段により前記現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出することができることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されたときには、駆動手段によって駆動部材が駆動される。すると、駆動部材の駆動とともに表示部が移動して検出位置を通過し、画像形成装置本体に備えられている検出手段は、その表示部に表示されている識別情報を光学的に検出する。そして、画像形成装置は、検出手段により検出される識別情報に基づいて、現像カートリッジに関する情報を判断する。表示部が検出位置を通過していないときには、検出手段は、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する。
したがって、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する検出手段によって、現像カートリッジに対応する識別情報をも検出することができる。そのため、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記駆動部材は、前記表示部が前記検出位置を一旦通過すると所定の停止位置で停止するように、前記駆動手段によって駆動されることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されたときには、駆動手段によって駆動部材が駆動され、駆動部材の駆動とともに表示部が移動して検出位置を通過し、画像形成装置本体に備えられた検出手段により、その表示部に表示されている識別情報が光学的に検出された後、駆動部材は所定の停止位置で停止する。そのため、画像形成装置において、検出手段による識別情報の検出の有無を判断すれば、現像カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、前記駆動部材には、前記駆動部材が前記停止位置で停止した状態で前記検出位置に対応する位置に、光を透過させることができる透過部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、駆動部材が所定の停止位置で停止したときには、検出手段は、検出位置に向けて照射する光を透過部で透過させて受光させることができる。そのため、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を確実に検出することができる。
請求項15に記載の発明は、画像形成装置本体に対して着脱可能であり、現像剤が収容される現像カートリッジであって、前記現像カートリッジが前記画像形成装置本体に装着されたときに、前記画像形成装置本体に備えられた駆動手段により駆動可能となる駆動部材を備え、前記駆動部材には、前記現像カートリッジに対応する識別情報を光学的に読取可能に表示する表示部と、光を透過させることができる透過部とが、前記駆動部材の駆動とともに移動されて同一の通過位置を通過するように、形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置本体に装着されたときには、駆動手段によって駆動部材が駆動され、駆動部材の駆動とともに表示部および透過部が移動する。画像形成装置本体に備えられている検出手段に対する通過位置を表示部が通過しているときには、検出手段は、その表示部に表示されている識別情報を光学的に検出する。そして、画像形成装置は、検出手段により検出される識別情報に基づいて、現像カートリッジに関する情報を判断する。検出手段に対する通過位置に透過部があるときには、検出手段は、検出位置に向けて照射する光を透過部で透過させて受光させることにより、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する。
したがって、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する検出手段によって、現像カートリッジに対応する識別情報を検出することができる。そのため、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項16に記載の発明は、請求項12ないし15のいずれかに記載の発明において、前記表示部は、前記識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示するものであることを特徴としている。
このような構成によると、バーコードなどを用いて、表示部に識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示し、画像形成装置本体に備えられた検出手段により、その反射パターンに対応して受光される光の受光パターンに基づいて、画像形成装置において、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。したがって、バーコードなどを用いた簡易な構成により、画像形成装置において、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項17に記載の発明は、請求項12ないし16のいずれかに記載の発明において、前記駆動部材は、前記駆動手段からの駆動力が伝達される歯部と、前記駆動手段からの駆動力が伝達されない欠け歯部とが形成された欠け歯ギアであることを特徴としている。
このような構成によると、歯部において、駆動手段からの駆動力が伝達されている間は、駆動部材は回転駆動する一方、欠け歯部において、駆動手段からの駆動力が伝達されないようになると、駆動部材の回転駆動が停止される。そのため、駆動部材を、所定の停止位置で確実に停止させることができる。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の発明において、前記表示部は、前記欠け歯ギアに形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、画像形成装置に備えられた検出手段では、欠け歯ギアに形成されている表示部の識別情報を光学的に検出することができる。したがって、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項19に記載の発明は、請求項11ないし16のいずれかに記載の発明において、前記現像カートリッジに関する情報は、前記現像カートリッジに収容されている現像剤の量に基づく情報であることを特徴としている。
このような構成によると、画像形成装置において、検出手段により検出される識別情報に基づいて、現像カートリッジに収容されている現像剤の量を、簡易かつ確実に判断することができる。その結果、現像カートリッジの現像剤の量が異なっていても、寿命を正確に判断して、的確に現像カートリッジを交換することができる。
請求項1に記載の発明によれば、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項2に記載の発明によれば、1つの発光部および2つの受光部を設けた簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項3に記載の発明によれば、1つの発光部および2つの受光部を簡易に配置して、表示部に表示されている識別情報および現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を確実に検出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、バーコードなどを用いた簡易な構成により、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項5に記載の発明によれば、情報判断手段によって、検出手段による識別情報の検出の有無を判断すれば、現像カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
請求項6に記載の発明によれば、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を確実に検出することができる。
請求項7に記載の発明によれば、情報判断手段によって、検出手段による識別情報の検出の有無を判断すれば、現像カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
請求項8に記載の発明によれば、駆動部材を、所定の停止位置で確実に停止させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、表示部に表示されている識別情報を、検出手段により確実に検出することができる。
請求項10に記載の発明によれば、現像カートリッジの現像剤の量が異なっていても、寿命を正確に判断して、的確に現像カートリッジを交換することができる。
請求項11に記載の発明によれば、現像剤が残存しているが既に劣化している場合でも、現像カートリッジの寿命を確実に判断することができる。
請求項12に記載の発明によれば、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項13に記載の発明によれば、画像形成装置において、検出手段による識別情報の検出の有無を判断すれば、現像カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
請求項14に記載の発明によれば、現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を確実に検出することができる。
請求項15に記載の発明によれば、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジに関する情報を判断することができる。
請求項16に記載の発明によれば、バーコードなどを用いた簡易な構成により、画像形成装置において、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項17に記載の発明によれば、駆動部材を、所定の停止位置で確実に停止させることができる。
請求項18に記載の発明によれば、画像形成装置において、表示部に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
請求項19に記載の発明によれば、現像カートリッジの現像剤の量が異なっていても、画像形成装置において、寿命を正確に判断して、的確に現像カートリッジを交換することができる。
<レーザプリンタの全体構成>
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
図1において、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
<本体ケーシングの構成>
本体ケーシング2の一方側の側壁には、プロセスカートリッジ17を着脱するための着脱口2Aが形成されており、その着脱口2Aを開閉するためのフロントカバー2Bが設けられている。このフロントカバー2Bは、その下端部に挿通されたカバー軸(図示せず)に回動自在に支持されている。これによって、フロントカバー2Bをカバー軸を中心として閉じると、図1に示すように、フロントカバー2Bによって着脱口2Aが閉鎖され、フロントカバー2Bをカバー軸を支点として開くと(傾倒させると)、着脱口2Aが開放され、この着脱口2Aを介して、プロセスカートリッジ17を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
なお、以下の説明では、プロセスカートリッジ17が本体ケーシング2に装着された状態において、フロントカバー2Bが設けられる側を「前側」とし、その反対側を「後側」とする。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の前側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側(以下、用紙3の搬送方向下流側または上流側を、単に、下流側または上流側という場合がある。)に設けられる紙粉取りローラ10および11と、紙粉取りローラ10および11に対して下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、給紙ローラ8に近い方の端部が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ローラ8および給紙パット9は、互いに対向状に配設され、給紙パット9の裏側に配設されるばね13によって、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。
用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パット9で挟まれた後、1枚毎に給紙される。
給紙された用紙3は、紙粉取りローラ10および11によって、紙粉が取り除かれた後、レジストローラ12に搬送される。レジストローラ12は、互いに対向する1対のローラから構成されており、用紙3をレジスト後に、画像形成位置に送るようにしている。画像形成位置は、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する転写位置であって、本実施形態では、感光ドラム27と転写ローラ30との接触位置である。
このフィーダ部4は、さらに、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット25とを備えている。マルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット25は、互いに対向状に配設され、マルチパーパス側給紙パット25の裏側に配設されるばね26によって、マルチパーパス側給紙パット25がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって押圧されている。
マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパーパス側給紙パット25とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17、定着部18などを備えている。
<スキャナ部の構成>
スキャナ部16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および21、反射鏡22、23および24などを備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、一点鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、レンズ20、反射鏡22および23、レンズ21、反射鏡24の順に通過あるいは反射して、プロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるプロセスフレーム51と、そのプロセスフレーム51内に、現像カートリッジ28、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29、導電性ブラシ52および転写ローラ30とを備えている。
プロセスフレーム51は、用紙3の通過経路を挟んで、上側フレーム53と下側フレーム54とを備えている。上側フレーム53には、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および導電性ブラシ52が収容され、現像カートリッジ28が着脱自在に装着される。また、下側フレーム54には、転写ローラ30が収容されている。
感光ドラム27は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。感光ドラム27は、その軸心において、感光ドラム27の長手方向に沿って延びる金属製のドラム軸(図示せず)により上側フレーム53に支持され、このドラム軸に対して感光ドラム27が回転自在に支持されることにより、感光ドラム27は、上側フレーム53において、ドラム軸を中心に回転自在に設けられている。また、感光ドラム27は、モータ59(図2参照)からの駆動力が入力されることにより、回転駆動される。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置され、上側フレーム53に支持されている。このスコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ30は、感光ドラム27の下方において、この感光ドラム27に対向して接触するように配置され、下側フレーム54に、矢印方向(反時計方向)へ回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、イオン導電性タイプの転写ローラであって、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。この転写ローラ30には、転写時に、定電流制御によって転写バイアスが印加される。また、転写ローラ30は、モータ59(図2参照)からの駆動力が入力されることにより、回転駆動される。
導電性ブラシ52は、感光ドラム27の後側側方位置(現像ローラ31と反対側の側方位置)において、感光ドラム27に対向配置されている。この導電性ブラシ52は、ブラシの先端が感光ドラム27の表面に接触するような状態で、上側フレーム53に固定されている。
現像カートリッジ28は、筐体55と、その筐体55内に設けられる、現像ローラ31、層厚規制ブレード32および供給ローラ33を備えている。
この現像カートリッジ28は、プロセスフレーム51に対して着脱自在に装着されている。そのため、この現像カートリッジ28は、プロセスカートリッジ17が本体ケーシング2に装着された状態で、フロントカバー2Bの開閉により着脱口2Aからプロセスカートリッジ17に対して着脱させることで、本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
筐体55は、後側が開放されるボックス状をなし、その前後方向途中において、筐体55の内部を仕切るように仕切板56が設けられている。仕切板56によって仕切られた筐体55の前側が、トナーが収容される現像剤収容部としてのトナー収容室34として区画されている。また、仕切板56によって仕切られた筐体55の後側が、現像ローラ31、層厚規制ブレード32および供給ローラ33が設けられる現像室57として区画されている。
トナー収容室34内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好である。なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
また、トナー収容室34内には、その中央にアジテータ回転軸35が設けられている。このアジテータ回転軸35は、筐体55の幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向)に間隔を隔てて対向配置される両側壁58に、回転自在に支持されている(図2参照)。また、アジテータ回転軸35には、攪拌手段としてのアジテータ36が設けられている。このアジテータ36は、モータ59(図2参照)からの駆動力が、アジテータ回転軸35に入力されることにより回転駆動される。アジテータ36が回転駆動されると、トナー収容室34内のトナーが攪拌されて、仕切板56の下方において前後方向に連通する開口部37から、供給ローラ33に向かって放出される。
なお、筐体55の両側壁58には、トナー収容室34に対応する位置に、トナー収容室34内に収容されているトナーの残量を検出するためのトナー検出用窓38が設けられている(図8参照)。各トナー検出用窓38は、幅方向においてトナー収容室34を挟んで対向配置されている。後述するように、本体ケーシング2には、一方のトナー検出用窓38の幅方向外側に発光部としての発光素子89(図8参照)、他方のトナー検出用窓38の幅方向外側に第2受光部としての第2受光素子91(図8参照)が設けられており、発光素子89から出射され、一方のトナー検出用窓38を介してトナー収容室34に入射され、トナー収容室34から他方のトナー検出用窓38を介して出射する検出光を第2受光素子91にて検出し、これによって、このレーザプリンタ1では、その検出光の検出結果に応じてトナーの残量を判別するようにしている。なお、トナー検出用窓38は、アジテータ回転軸35に支持されたクリーナ39によって清掃される。
供給ローラ33は、開口部37の後側に配置されている。この供給ローラ33は、金属製の供給ローラ軸60と、その供給ローラ軸60を被覆する導電性の発泡材料からなるスポンジローラ61とを備えている。供給ローラ軸60は、筐体55の両側壁58における現像室57に対応する位置に、回転自在に支持されている。供給ローラ33は、モータ59(図2参照)からの駆動力が、供給ローラ軸60に入力されることにより回転駆動される。
現像ローラ31は、供給ローラ33の後側において、供給ローラ33と互いに圧縮されるように接触した状態で配置されている。この現像ローラ31は、金属製の現像ローラ軸62と、その現像ローラ軸62を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラ63とを備えている。現像ローラ軸62は、筐体55の両側壁58における現像室57に対応する位置に、回転自在に支持されている。ゴムローラ63は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムから形成され、その表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ31は、モータ59(図2参照)からの駆動力が、現像ローラ軸62に入力されることにより回転駆動される。また、現像ローラ31には、現像時に現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード32は、現像ローラ31の近傍に配置されている。この層厚規制ブレード32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くにおいて筐体55に支持されて、押圧部40がブレード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接されるように構成されている。
開口部37から放出されたトナーは、供給ローラ33の矢印方向(反時計方向)への回転により、現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の矢印方向(反時計方向)への回転に伴なって、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ31のゴムローラ63との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
一方、感光ドラム27の表面は、その感光ドラム27の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器29により一様に正極性に帯電された後、スキャナ部16からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触するときに、感光ドラム27の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正極性に帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム27の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム27の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム27の表面上に担持されたトナー像は、レジストローラ12によって搬送されてくる用紙3が、感光ドラム27と転写ローラ30との間の転写位置を通過する間に、転写ローラ30に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、定着部18に搬送される。
なお、転写後に、用紙3との接触によって感光ドラム27の表面に付着した紙粉は、その感光ドラム27の表面が、感光ドラム27の回転に伴なって、導電性ブラシ52のブラシと対向した時に、そのブラシによって除去される。
また、このレーザプリンタ1では、転写ローラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム27の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ31によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残像トナーを回収するようにしている。このようなクリーナレス方式によって感光ドラム27上に残存するトナーを回収すれば、トナークリーナ装置や廃トナーの貯留部が不要となり、装置構成の簡略化を図ることができる。
<定着部の構成>
定着部18は、プロセスカートリッジ17の後側に配設され、加熱ローラ41、加熱ローラ41と対向配置され加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、および、これら加熱ローラ41および押圧ローラ42の後側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。
加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
<両面印刷機構の説明>
このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するために、両面印刷機構としての反転搬送部47が設けられている。この反転搬送部47は、排紙ローラ45と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転搬送ローラ50とを備えている。
排紙ローラ45は、1対のローラからなり、正回転および逆回転の切り換えができるように構成されている。この排紙ローラ45は、上記したように、排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に回転する。
反転搬送パス48は、排紙ローラ45から画像形成位置の下方に配設される複数の反転搬送ローラ50まで用紙3を搬送することができるように、上下方向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ローラ45の近くに配置されるとともに、その下流側端部が、反転搬送ローラ50の近くに配置されている。
フラッパ49は、排紙パス44と反転搬送パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けられており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁により、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス48に向かう方向に切り換えることができるように構成されている。
反転搬送ローラ50は、給紙トレイ6の上方において、略水平方向に複数設けられており、最も上流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置されるように設けられている。
そして、用紙3の両面に画像を形成する場合には、この反転搬送部47が、次のように動作される。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ45に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟んだ状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙トレイ46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に送られ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時に、正回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆回転するとともに、フラッパ49が、用紙3が反転搬送パス48に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送するようにする。なお、フラッパ49は、用紙3の搬送が終了すると、元の状態、すなわち、搬送ローラ43から送られる用紙3を排紙ローラ45に送る状態に切り換えられる。
次いで、反転搬送パス48に逆向きに搬送された用紙3は、反転搬送ローラ50に搬送され、この反転搬送ローラ50から、上方向に反転されて、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12に搬送された用紙3は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画像形成位置に向けて送られ、これによって、用紙3の両面に画像が形成される。 また、排紙パス44における排紙ローラ45の上流側には、枚数計測手段としての排紙センサ64が設けられている。この排紙センサ64は、排紙パス44において排紙方向に搬送される用紙3が通過する毎に揺動して、その揺動された回数が、本体ケーシング2内に設けられるCPU100(図8参照)によってカウントされ、そのカウント数が用紙3の画像形成枚数として、記憶される。
このレーザプリンタ1では、後述するように、CPU100(図8参照)によって、本体ケーシング2に装着された現像カートリッジ28が新品であるか否か、および、新品である場合には、その現像カートリッジ28での最大画像形成枚数(後述)の判断がなされ、新品の現像カートリッジ28が装着された時点からの実際の画像形成枚数と、その現像カートリッジ28の最大画像形成枚数(後述)とを比較して、実際の画像形成枚数が最大画像形成枚数(後述)に到達したとき、または、第2受光素子91(図8参照)から入力された受光信号に基づいてトナー収容室34内にトナーが無いと判断されたときに、図示しない操作パネルなどに、トナーエンプティの警告を表示するようにしている。
<現像カートリッジの新品検出に関する構成>
図2〜図6は、図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が6000枚のもの)の側面図である。図7は、図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が3000枚のもの)の側面図である。図8および図9は、図1に示す現像カートリッジの正面図である。
図2において、この現像カートリッジ28には、アジテータ36のアジテータ回転軸35、供給ローラ33の供給ローラ軸60、現像ローラ31の現像ローラ軸62を回転駆動するためのギア機構部65と、このギア機構部65を覆うギアカバー66とが設けられている。
ギア機構部65は、現像カートリッジ28の筐体55の一方の側壁58に設けられている。このギア機構部65は、入力ギア67、供給ローラ駆動ギア68、現像ローラ駆動ギア69、中間ギア70、アジテータ駆動ギア71および駆動部材としての検出ギア82を備えている。
入力ギア67は、現像ローラ軸62とアジテータ回転軸35との間において、一方の側壁58から幅方向外側に突出する入力ギア支持軸72に回転自在に支持されている。この入力ギア67の軸心には、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されたときに、本体ケーシング2に設けられている駆動手段としてのモータ59からの駆動力が入力されるカップリング受部73が設けられている。
供給ローラ駆動ギア68は、入力ギア67の下方において、入力ギア67と噛合する状態で、供給ローラ軸60の軸端部において、軸に対して相対回転不能に設けられている。
現像ローラ駆動ギア69は、入力ギア67の後側斜め下方において、入力ギア67と噛合する状態で、現像ローラ軸62の軸端部において、軸に対して相対回転不能に設けられている。
中間ギア70は、入力ギア67の前側側方において、一方の側壁58から幅方向外側に突出する中間ギア支持軸74に回転自在に支持されている。この中間ギア70は、入力ギア67と噛合する外歯75と、アジテータ駆動ギア71と噛み合う内歯76とが、一体的に成形される2段ギアからなる。
アジテータ駆動ギア71は、中間ギア70の前側斜め下方において、アジテータ回転軸35の軸端部において、軸に対して相対回転不能に設けられている。このアジテータ駆動ギア71は、中間ギア70の内歯76と噛合する内歯77と、検出ギア82と噛合する外歯78とが、一体的に成形される2段ギアからなる。
検出ギア82は、アジテータ駆動ギア71の後側斜め下方において、一方の側壁58から幅方向外側に突出する検出ギア支持軸83に回転自在に支持されている。検出ギア82は、ギアカバー66から露出するようにギアカバー66の下方に位置しており、その後側斜め上方部分が、一方の側壁58に形成されたトナー検出用窓38と幅方向において対向している。
この検出ギア82は、検出ギア本体部84、歯部85および欠け歯部86を一体的に備える欠け歯ギアとして形成されている。
検出ギア本体部84は、その中心に検出ギア支持軸83が相対回転可能に挿通される円板形状をなしている。検出ギア本体部84の一部分には、検出ギア82の回転に伴なってトナー検出用窓38に対向可能な透過部としての側面視略扇形状の切欠部87が形成されている。また、検出ギア本体部84には、切欠部87に対して、検出ギア本体部84の周方向に沿った同一軌跡上に、検出ギア82の回転に伴なってトナー検出用窓38に対向可能な表示部88が形成されている。表示部88は、検出ギア本体部84において検出ギア支持軸83を挟むように周方向に沿って形成されている。表示部88には、現像カートリッジ28に対応する識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示するバーコードが形成されている。
このバーコードは、現像カートリッジ28に関する情報として、現像カートリッジ28が新品であるときに、トナー収容室34に収容されているトナーの量に基づく情報、言い換えれば、トナー収容室34に収容されているトナーによって画像形成が可能な用紙3の最大枚数(以下、最大画像形成枚数とする。)に関する情報に対応する識別情報を表示している。
より具体的には、たとえば、図2に示すような現像カートリッジ28の検出ギア82に形成されているバーコードは、最大画像形成枚数が6000枚であるという情報に対応しており、図7に示すような現像カートリッジ28の検出ギア82に形成されているバーコードは、最大画像形成枚数が3000枚であるという情報に対応している。
歯部85は、検出ギア本体部84の外周面において部分的に設けられている。すなわち、歯部85は、検出ギア本体部84の外周面における一部分を残して、周方向一端部から周方向他端部にわたって連続するように形成されている。この歯部85には、アジテータ駆動ギア71の外歯78が噛合して、モータ59からの駆動力が伝達される。
欠け歯部86は、検出ギア本体部84の外周面における歯部85が形成されている部分以外の部分であって、検出ギア本体部84の外周面に沿って周方向に約45°の角度範囲に形成されている。この欠け歯部86には、アジテータ駆動ギア71の外歯78が噛合せず、モータ59からの駆動力の伝達が遮断される。
現像カートリッジ28を本体ケーシング2に装着した状態では、モータ59がカップリング受部73に連結され、モータ59の駆動に伴なって、入力ギア67が回転される。そして、入力ギア67が回転されると、入力ギア67に対して直接に連結された供給ローラ駆動ギア68、現像ローラ駆動ギア69および中間ギア70、ならびに、入力ギア67に対して中間ギア70を介して間接に連結されたアジテータ駆動ギア71および検出ギア82が、回転される。
ギアカバー66は、図2に示すように、ギア機構部65を覆うように、現像カートリッジ28の一方の側壁58に取り付けられている。このギアカバー66には、その後側に、カップリング受部73を露出させるための開口部80が形成されている。
図8および図9に示すように、本体ケーシング2には、現像カートリッジ28のトナー検出用窓38からトナー収容室34内に検出光を照射して、トナー収容室34に収容されているトナーの有無を光学的に検出する検出手段としての情報検出機構部81が備えられている。
情報検出機構部81は、現像カートリッジ28の一方の側壁58に形成されたトナー検出用窓38の幅方向外側に対向配置され、検出ギア82のトナー検出用窓38に対向する部分である検出位置に向けて検出光を照射する発光素子89と、現像カートリッジ28に対して発光素子89と同じ側に配置された第1受光部としての第1受光素子90と、他方の側壁58に形成されたトナー検出用窓38の幅方向外側に対向配置され、現像カートリッジ28のトナー収容室34を挟んで発光素子89と幅方向において対向配置された第2受光素子91とを備えている。本体ケーシング2内には、現像カートリッジ28を挟んで幅方向両側に、それぞれ本体フレーム2Cが対向配置されており、発光素子89および第1受光素子90は、ギア機構部65に対向する一方の本体フレーム2Cに取り付けられ、第2受光素子91は、他方の本体フレーム2Cに取り付けられている。
検出ギア82に形成されている切欠部87および表示部88は、検出ギア82の回転に伴なって、同一の通過位置である検出位置を通過可能であり、発光素子89から検出位置に向けて検出光を照射しつつ検出ギア82を回転させると、表示部88が検出位置を通過しているときには、発光素子89からの検出光が表示部88で反射して第1受光素子90に受光され(図8参照)、切欠部87が検出位置を通過しているときには、発光素子89からの検出光が切欠部87を透過して、一方の側壁58に形成されたトナー検出用窓38からトナー収容室34内に入射され、トナー収容室34内にトナーが無ければ、検出光がトナーに遮光されることなくトナー収容室34を通過して、他方の側壁58に形成されたトナー検出用窓38から出射され、第2受光素子91に受光される(図9参照)。
本体ケーシング2内には、図8に示すように、情報検出機構部81による検出光の検出結果に基づいて、本体ケーシング2に装着される現像カートリッジ28に関する情報、より具体的には、装着される現像カートリッジ28が新品であるか否かの情報や、現像カートリッジ28が新品であるときに、トナー収容室34に収容されているトナーの量に基づく情報を判断するための情報判断手段、さらに具体的には、現像カートリッジ28の最大画像形成枚数を判断するための最大枚数判断手段、および、現像カートリッジ28の寿命を判断するための寿命判断手段としてのCPU100が備えられている。
CPU100には、発光素子89、第1受光素子90および第2受光素子91が接続されており、CPU100には、第1受光素子90および第2受光素子91からの受光信号が入力される。
<現像カートリッジの新品検出に関する作用>
次に、現像カートリッジ28を本体ケーシング2に装着して、その現像カートリッジ28の新旧と、その現像カートリッジ28の最大画像形成枚数とを判断する方法について説明する。
まず、フロントカバー7を開放して、着脱口6から、新品の現像カートリッジ28が装着されているプロセスカートリッジ17を本体ケーシング2に装着する。または、フロントカバー7を開放して、着脱口6から、新品の現像カートリッジ28を、本体ケーシング2に装着されているプロセスカートリッジ17に装着する。
現像カートリッジ28が新品のときには、図2に示すように、検出ギア82は、表示部88の移動方向上流側端部がトナー検出用窓38に対向する位置で停止している。現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されると、現像カートリッジ28の入力ギア67のカップリング受部73には、本体ケーシング2内に設けられているモータ59からの駆動力が伝達される図示しないカップリング挿入部が挿入され、これによって、ギア機構部65の、入力ギア67、供給ローラ駆動ギア68、現像ローラ駆動ギア69、中間ギア70、アジテータ駆動ギア71および検出ギア82が駆動可能となる。
次いで、このレーザプリンタ1では、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されると、CPU100の制御により、ウォーミングアップ動作が開始され、アジテータ36が回転されるガラ回し動作が実行される。
ガラ回し動作では、CPU100の制御により、本体ケーシング2内に設けられているモータ59が駆動され、その駆動力が、カップリング挿入部から、現像カートリッジ28において、カップリング受部73を介して入力ギア67に入力され、入力ギア67が回転駆動される。すると、入力ギア67に噛合している供給ローラ駆動ギア68が回転駆動され、供給ローラ軸60の回転により、供給ローラ33が回転される。また、入力ギア67に噛合している現像ローラ駆動ギア69が回転駆動され、現像ローラ軸62の回転により、現像ローラ31が回転される。さらに、入力ギア67に噛合している中間ギア70の外歯75が回転駆動され、外歯75と一体的に形成されている中間ギア70の内歯76が回転駆動される。中間ギア70の内歯76が回転駆動されると、その中間ギア70の内歯76に内歯77が噛合しているアジテータ駆動ギア71が回転駆動され、アジテータ回転軸35の回転により、アジテータ36が回転される。このアジテータ36の回転により、トナー収容室34内のトナーが攪拌され流動される。そして、アジテータ駆動ギア71が回転駆動されると、そのアジテータ駆動ギア71の外歯78に噛合している検出ギア82が回転駆動される。
検出ギア82が回転駆動されると、現像カートリッジ28が装着された時点では、図2に示すように、表示部88の移動方向上流側端部が検出位置に位置している状態から、表示部55が、周方向一方向A(図2に示す反時計回り)に移動され、図3〜図5に示すように、表示部88が、移動方向上流側端部から下流側端部まで検出位置を通過する。この間、発光素子89からの検出光が表示部88でバーコードに対応する反射パターンで反射して、第1受光素子90において反射パターンに対応する受光パターンで受光され、その受光信号がCPU100に入力される。CPU100では、この受光信号が入力されたときに、排紙センサ64によって検出される画像形成枚数をリセットする。
そして、検出ギア82がさらに回転駆動されると、図6に示すように、切欠部87がトナー検出用窓38に対向する停止位置で、検出ギア82の回転が停止される。すなわち、検出ギア82は、その歯部85がアジテータ駆動ギア71の外歯78と噛合している間のみ回転駆動されるので、図2〜図5に示すように、検出ギア本体部84の外周面に形成されている歯部85に対応して、検出ギア支持軸83を中心に回転駆動した後、図6に示すように、アジテータ駆動ギア71が欠け歯部86において検出ギア82に対して空転することにより、検出ギア82の回転が停止する。なお、検出ギア82は、停止後は、検出ギア支持軸83との摩擦抵抗により、その停止状態が保持される。
このようなガラ回し動作において、CPU100では、情報検出機構部81からの受光信号に基づいて、現像カートリッジ28が新品であるか否かを判断し、かつ、その現像カートリッジ28の最大画像形成枚数を判断する。
すなわち、図8に示すように、発光素子89からの検出光が表示部88で反射して第1受光素子90で受光された場合には、CPU100では、その現像カートリッジ28が新品であると判断する。
また、CPU100では、表示部88のバーコードに対応する反射パターンに対応して、第1受光素子90において受光される検出光の受光パターンに基づいて、現像カートリッジ28の最大画像形成枚数を判断する。CPU100では、第1受光素子90における受光パターンが、最大画像形成枚数に関する情報と対応するように、関連付けられている。より具体的には、たとえば、図2〜図6に示す表示部88に表示されたバーコードに対応する受光パターンには、最大画像形成枚数が6000枚であるという情報が対応し、図7に示す表示部88に表示されたバーコードに対応する受光パターンには、最大画像形成枚数が3000枚であるという情報が対応するように関連付けられている。
図2〜図6に示す例示においては、現像カートリッジ28が装着されると、CPU100は、その現像カートリッジ28が新品であり、かつ、その現像カートリッジ28の最大画像形成枚数が6000枚であると判断し、その現像カートリッジ28の装着時から、排紙センサ64によって検出される実際の画像形成枚数をカウントし、6000枚を超える時点あるいは直近に、図示しない操作パネルなどにトナーエンプティの警告を表示する。
図7に示す例示においては、現像カートリッジ28が装着されると、CPU100は、その現像カートリッジ28が新品であり、かつ、その現像カートリッジ28の最大画像形成枚数が3000枚であると判断し、その現像カートリッジ28の装着時から、排紙センサ64によって検出される実際の画像形成枚数をカウントし、3000枚を超える時点あるいは直近に、図示しない操作パネルなどにトナーエンプティの警告を表示する。
一方、新品の現像カートリッジ28の装着後、その現像カートリッジ28を一旦本体ケーシング2から離脱させた後、さらに再装着した場合には、その後にウォーミングアップ動作が開始され、アジテータ36が回転されるガラ回し動作が実行されても、上記したように、アジテータ駆動ギア71が欠け歯部86において検出ギア82に対して空転することにより、検出ギア82の回転が停止状態で保持されるため、発光素子89からの検出光が、表示部88で反射して第1受光素子90に受光されることはない。したがって、この場合、CPU100は、ガラ回し動作終了までに、第1受光素子90において検出光を受光しないことに基づいて、その現像カートリッジ28が旧品であると判断する。
ガラ回し動作の後においては、アジテータ駆動ギア71が欠け歯部86において検出ギア82に対して空転することにより、検出ギア82の回転が停止状態で保持されるため、図6に示すように、トナー検出用窓38に検出ギア82の切欠部87が常に対向した状態となる。したがって、CPU100は、発光素子89からの検出光が切欠部87を透過して、発光素子89とトナー収容室34を挟んで対向配置された第2受光素子91に受光されるか否かによって、トナー収容室34内に収容されているトナーの有無を検知する。すなわち、トナー収容室34内に所定量以上のトナーが有れば、発光素子89から切欠部87を通ってトナー検出用窓38からトナー収容室34内に入射される検出光は、トナー収容室34内のトナーに遮光され、第2受光素子91に受光されないため、CPU100は、第2受光素子91に検出光が受光されないことに基づいて、トナー収容室34内にトナーが有ると判断する。
一方、トナー収容室34内のトナーが所定量未満になると、発光素子89から切欠部87を通ってトナー検出用窓38からトナー収容室34内に入射される検出光は、図9に示すように、トナー収容室34内のトナーに遮光されることなく、第2受光素子91に受光されるため、CPU100は、第2受光素子91に検出光が受光されたことに基づいて、トナー収容室34内にトナーが無いと判断し、図示しない操作パネルなどにトナーエンプティの警告を表示する。
すなわち、CPU100では、排紙センサ64の検出に基づき計測される実際の画像形成枚数が、第1受光素子90から入力された受光信号に基づいて判断された最大画像形成枚数に到達するか、あるいは、第2受光素子91から入力された受光信号に基づいてトナー収容室34内にトナーが無いと判断されたときのいずれか早い時期に、図示しない操作パネルなどにトナーエンプティの警告を表示する。
<現像カートリッジの新品検出に関する効果>
上記したように、このレーザプリンタ1によれば、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されたときには、ガラ回し動作において、モータ59によって検出ギヤ82が回転駆動される。すると、検出ギヤ82の回転駆動とともに、その検出ギヤ82に形成されている表示部88が周方向一方向Aに移動して検出位置を通過し、情報検出機構部81では、その表示部88に表示されているバーコードに基づく最大画像形成枚数に関する識別情報を、対応する受光パターンとして第1受光素子90によって検出する。そして、CPU100が、第1受光素子90から入力される受光パターンに対応する受光信号に基づいて、最大画像形成枚数を判断する。
一方、ガラ回し動作が終了すると、検出ギヤ82に形成されている切欠部87がトナー検出用窓38に対向する停止位置で、検出ギヤ82の回転が停止される。そのため、情報検出機構部81では、発光素子89から切欠部87を透過してトナー収容室34内を通過する検出光を、第2受光素子91によって検出する。そして、CPU100が、第2受光素子91による検出結果に基づいて、トナー収容室34内に収容されているトナーの有無を検出する。
したがって、トナー収容室34内に収容されているトナーの有無を光学的に検出するための情報検出機構部81によって、最大画像形成枚数に関する識別情報をも検出することができる。そのため、簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジ28の最大画像形成枚数に関する情報を判断することができる。
より具体的には、情報検出機構部81では、検出ギヤ82の表示部88が検出位置を通過しているときには、発光素子89から照射されて表示部88で反射する検出光を、表示部88に対して発光素子89と同じ側に配置された第1受光素子90で受光することにより、表示部88に表示されているバーコードに基づく最大画像形成枚数に関する識別情報を光学的に検出することができる。また、表示部88が検出位置を通過した後は、発光素子89から照射され、検出位置において切欠部87を透過する検出光を、トナー収容室34を挟んで発光素子89と対向配置された第2受光素子91で受光することにより、トナー収容室34内に収容されているトナーの有無を光学的に検出することができる。したがって、1つの発光素子89および2つの第1受光素子90および第2受光素子91を簡易に配置した簡易な構成により、コストの低減を図りつつ、現像カートリッジ28の最大画像形成枚数に関する情報と、トナーの有無とを判断することができる。
また、検出ギア82の表示部88には、バーコードによって、最大画像形成枚数に関する識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示しており、CPU100では、その反射パターンに対応して第1受光素子90において受光される検出光の受光パターンに基づいて、現像カートリッジ28の最大画像形成枚数に関する情報を判断する。したがって、バーコードを用いた簡易な構成により、表示部88に表示されている識別情報を確実に検出することができる。
また、検出ギア82は、歯部85および欠け歯部86を備える欠け歯ギアからなり、歯部85において、モータ59からの駆動力が伝達されている間は、回転駆動する一方、欠け歯部86において、モータ59からの駆動力が伝達されないようになると、回転駆動が停止される。そのため、検出ギア82を、所定の停止位置で確実に停止させることができる。
そして、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されたときには、歯部85において、モータ59からの駆動力が伝達され、検出ギア82が回転駆動され、その検出ギア82の回転駆動とともに表示部88が移動して検出位置を通過し、情報検出機構部81により、その表示部88に表示されているバーコードに基づく最大画像形成枚数に関する識別情報が光学的に検出される。その後、欠け歯部86において、モータ59からの駆動力が伝達されないようになると、検出ギア82は、検出ギヤ82に形成されている切欠部87がトナー検出用窓38に対向する停止位置で、停止する。そのため、CPU100によって、情報検出機構部81による第1受光素子92での受光パターンの検出の有無を判断すれば、現像カートリッジ28が新品であるか否かを判断することができる。
また、検出ギア82は、停止位置で停止したときには、発光素子89から検出位置に向けて照射される検出光を切欠部87で透過させて第2受光素子91で受光させることができる。そのため、トナー収容室34内に収容されているトナーの有無を確実に検出することができる。
また、表示部88が、欠け歯ギアからなる検出ギア82に形成されている。そのため、情報検出機構部81によって、表示部88に表示されているバーコードに基づく最大画像形成枚数に関する識別情報を確実に検出することができる。
また、表示部88に表示されているバーコードに基づく識別情報が、その現像カートリッジ28の最大画像形成枚数に関する情報であるため、CPU100では、その現像カートリッジ28のトナー収容室34内に収容されているトナーの量を、簡易かつ確実に判断することができる。その結果、現像カートリッジ28のトナーの量が異なっていても、寿命を正確に判断して、的確に現像カートリッジ28を交換することができる。
また、CPU100では、実際の画像形成枚数が最大画像形成枚数に到達するか、あるいは、トナー収容室34内にトナーが無いと判断されたときのいずれか早い時期に、現像カートリッジ28が寿命であると判断して、図示しない操作パネルなどにトナーエンプティの警告を表示する。つまり、CPU100では、情報検出機構部81によりトナーが無いと判断されていないときでも、実際の画像形成枚数が最大画像形成枚数に到達したときには、現像カートリッジ28が寿命であると判断する。したがって、トナーが残存しているが既に劣化している場合でも、現像カートリッジ28の寿命を確実に判断することができる。
なお、上記各実施形態においては、現像カートリッジ28が、感光ドラム27が配置されたプロセスフレーム51と別体に設けられているが、本発明にかかる現像カートリッジは、感光ドラム27を備えるプロセスフレーム51と一体的に形成されているものであってもよいことは、いうまでもない。
本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が6000枚のもの:ガラ回し動作前)の側面図である。 図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が6000枚のもの:ガラ回し動作開始後)の側面図である。 図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が6000枚のもの:ガラ回し動作途中)の側面図である。 図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が6000枚のもの:ガラ回し動作終了前)の側面図である。 図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が6000枚のもの:ガラ回し動作終了後)の側面図である。 図1に示す現像カートリッジ(最大画像形成枚数が3000枚のもの)の側面図である。 図1に示す現像カートリッジ(検出光が第1受光素子により受光される状態)の平面図である。 図1に示す現像カートリッジ(検出光が第2受光素子により受光される状態)の平面図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 本体ケーシング
3 用紙
28 現像カートリッジ
34 トナー収容部
59 モータ
64 排紙センサ
81 情報検出機構部
82 検出ギア
85 歯部
86 欠け歯部
88 表示部
87 切欠部
89 発光素子
90 第1受光素子
91 第2受光素子
100 CPU

Claims (19)

  1. 画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に対して着脱可能であり、現像剤が収容される現像カートリッジと、
    前記画像形成装置本体に備えられた駆動手段と、
    前記現像カートリッジに備えられ、前記現像カートリッジが前記画像形成装置本体に装着されたときに、前記駆動手段により駆動可能となる駆動部材と、
    前記駆動部材の駆動とともに移動され、前記現像カートリッジに対応する識別情報を光学的に読取可能に表示する表示部と、
    前記駆動部材の駆動によって移動する前記表示部が検出位置を通過しているときに、前記表示部に表示されている前記識別情報を光学的に検出し、前記表示部が前記検出位置を通過していないときに、前記現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される前記識別情報に基づいて、前記画像形成装置本体に装着されている前記現像カートリッジに関する情報を判断する情報判断手段と
    を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、
    前記検出位置に向けて光を照射する発光部と、
    前記表示部が前記検出位置を通過しているときに、前記発光部から照射されて前記表示部で反射する光を受光する第1受光部と、
    前記表示部が前記検出位置を通過していないときに、前記発光部から照射されて前記検出位置を通過する光を受光する第2受光部とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像カートリッジは、現像剤が収容されている現像剤収容部を備え、
    前記表示部は、前記現像剤収容部と対向配置され、
    前記発光部は、前記表示部に対する前記現像剤収容部の反対側において、前記表示部と対向配置され、
    前記第1受光部は、前記表示部に対して前記発光部と同じ側に配置され、
    前記第2受光部は、前記表示部および前記現像剤収容部を挟んで、前記発光部と対向配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示部は、前記識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示し、
    前記情報判断手段は、前記反射パターンに対応して前記第1受光部において受光される光の受光パターンに基づいて、前記現像カートリッジに関する情報を判断することを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動部材は、前記表示部が前記検出位置を一旦通過すると所定の停止位置で停止するように、前記駆動手段によって駆動されることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動部材には、前記駆動部材が前記停止位置で停止した状態で前記検出位置に対応する位置に、前記発光部から前記検出位置に向けて照射される光を透過させて前記第2受光部に導くための透過部が形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記駆動部材は、前記表示部が前記検出位置を一旦通過すると所定の停止位置で停止するように、前記駆動手段によって駆動されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記駆動部材は、前記駆動手段からの駆動力が伝達される歯部と、前記駆動手段からの駆動力が伝達されない欠け歯部とが形成された欠け歯ギアであることを特徴とする、請求項5ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記表示部は、前記欠け歯ギアに形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記現像カートリッジに関する情報は、前記現像カートリッジに収容されている現像剤の量に基づく情報であることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記情報判断手段により判断された前記現像カートリッジに収容されている現像剤の量に基づいて、画像形成が可能な記録媒体の最大枚数を判断する最大枚数判断手段と、
    記録媒体の画像形成枚数を計測する枚数計測手段と、
    前記枚数計測手段により計測された記録媒体の枚数が、前記最大枚数判断手段により判断された記録媒体の最大枚数に到達したとき、または、前記検出手段により現像剤が無いと判断されたときに、前記現像カートリッジが寿命であると判断する寿命判断手段とを備えることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 画像形成装置本体に対して着脱可能であり、現像剤が収容される現像カートリッジであって、
    前記現像カートリッジが前記画像形成装置本体に装着されたときに、前記画像形成装置本体に備えられた駆動手段により駆動可能となる駆動部材と、
    前記駆動部材の駆動とともに移動され、前記現像カートリッジに対応する識別情報を光学的に読取可能に表示する表示部とを備え、
    前記駆動部材の駆動によって移動する前記表示部が検出位置を通過しているときに、前記画像形成装置本体に備えられた検出手段により、前記表示部に表示されている前記識別情報を光学的に検出することができ、前記表示部が前記検出位置を通過していないときに、前記検出手段により前記現像カートリッジに収容されている現像剤の有無を光学的に検出することができることを特徴とする、現像カートリッジ。
  13. 前記駆動部材は、前記表示部が前記検出位置を一旦通過すると所定の停止位置で停止するように、前記駆動手段によって駆動されることを特徴とする、請求項12に記載の現像カートリッジ。
  14. 前記駆動部材には、前記駆動部材が前記停止位置で停止した状態で前記検出位置に対応する位置に、光を透過させることができる透過部が形成されていることを特徴とする、請求項13に記載の現像カートリッジ。
  15. 画像形成装置本体に対して着脱可能であり、現像剤が収容される現像カートリッジであって、
    前記現像カートリッジが前記画像形成装置本体に装着されたときに、前記画像形成装置本体に備えられた駆動手段により駆動可能となる駆動部材を備え、
    前記駆動部材には、前記現像カートリッジに対応する識別情報を光学的に読取可能に表示する表示部と、光を透過させることができる透過部とが、前記駆動部材の駆動とともに移動されて同一の通過位置を通過するように、形成されていることを特徴とする、現像カートリッジ。
  16. 前記表示部は、前記識別情報を光学的な反射パターンにより読取可能に表示するものであることを特徴とする、請求項12ないし15のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  17. 前記駆動部材は、前記駆動手段からの駆動力が伝達される歯部と、前記駆動手段からの駆動力が伝達されない欠け歯部とが形成された欠け歯ギアであることを特徴とする、請求項12ないし16のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  18. 前記表示部は、前記欠け歯ギアに形成されていることを特徴とする、請求項17に記載の現像カートリッジ。
  19. 前記現像カートリッジに関する情報は、前記現像カートリッジに収容されている現像剤の量に基づく情報であることを特徴とする、請求項11ないし16のいずれかに記載の現像カートリッジ。
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