JP2000258964A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000258964A
JP2000258964A JP11060665A JP6066599A JP2000258964A JP 2000258964 A JP2000258964 A JP 2000258964A JP 11060665 A JP11060665 A JP 11060665A JP 6066599 A JP6066599 A JP 6066599A JP 2000258964 A JP2000258964 A JP 2000258964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
process condition
condition information
image forming
optimum
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11060665A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kawabata
憲一 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11060665A priority Critical patent/JP2000258964A/ja
Publication of JP2000258964A publication Critical patent/JP2000258964A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの交換に伴って用いら
れる各プロセスカートリッジに対応した最適なプロセス
条件で画像形成を行うことができる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 電子写真方式を用いた画像形成装置にお
いて、着脱可能なプロセスカートリッジ2と、プロセス
カートリッジ2内に設けた当該プロセスカートリッジの
最適プロセス条件情報を保持するバーコードラベル3
と、バーコードラベル3に保持された最適プロセス条件
情報を読み取るプロセス条件読み取り部4と、プロセス
条件読み取り部4により読み取られた最適プロセス条件
情報に従ってプロセス制御を行うプロセス制御部6とを
備え、前記最適プロセス条件情報を帯電バイアス情報お
よび現像バイアス情報とし、そのバイアス情報に従って
帯電バイアス出力部7および現像バイアス出力部8にバ
イアス電圧を出力させる構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置、プリンタなどに用いられる電子写真方式の画
像形成装置に係わり、特に、感光体、帯電装置、現像装
置、クリーニング装置などを一体化して着脱可能にした
プロセスカートリッジを用いた電子写真方式の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置は、感光体
の表面を均一に帯電させ、その感光体の表面を露光して
出力画像に応じた静電潜像を形成し、その静電潜像に、
帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を紙
等のシート状の記録媒体(以下、記録紙という。)に転
写した後、その記録紙を除電して感光体から剥がし、そ
の記録紙上に転写されたトナー像を熱と圧力とにより定
着させる、一連のプロセスにより画像を形成する。たと
えば、デジタル複写機やレーザプリンタにおいては、図
9に示すように、感光体ドラム41の表面を帯電装置4
2により一様に帯電させた後、感光体ドラム41の表面
にレーザ光Lを照射して出力画像の静電潜像を書き込
み、現像装置43によりその静電潜像を現像し、転写装
置44により記録紙P上へトナー像を転写し、定着装置
45により記録紙P上のトナー像を定着することにより
画像を形成する。上記一連のプロセス終了後、感光体の
表面に残存しているトナーはクリーナにより除去され
る。そして、感光体の表面は一旦除電された後次の画像
形成のために均一に帯電される。また、このような画像
形成装置では、部品交換などメンテナンスを容易にする
という目的から、画像形成プロセス(工程)を実現する
手段を構成する感光体、帯電装置、現像装置、クリーニ
ング装置などを一体化して着脱可能にしたプロセスカー
トリッジなども従来より提供されている。例えば、特開
平9-120249号公報に示された画像形成装置は前記のよう
なプロセスカートリッジを用いている一例であるが、こ
の画像形成装置では、さらに、プロセスカートリッジ内
にリサイクル情報を記憶しておく情報記録媒体を備え、
画像形成装置本体側の表示手段に前記リサイクル情報を
表示させるようにすると共に、そのリサイクル情報に基
づいて画像形成装置本体側の制御手段がプロセス条件な
どを制御するようにして、プロセスカートリッジのリサ
イクルを効率的に行えるようにしている。なお、前記特
開平9-120249号公報に示された画像形成装置において、
プロセスカートリッジ内に備えた情報記録媒体はメモリ
素子、磁気テープなど磁気記録媒体、光ディスクなど光
記録媒体、バーコード記録媒体などで実現され、リサイ
クル情報としては、プロセスカートリッジを構成する部
品のリサイクル回数、前記部品の材質を表す情報、各部
品の駆動時間(使用時間)、周辺環境の温度や湿度や気
圧などが記憶される。また、前記プロセス条件とは例え
ば帯電バイアス条件であり、前記制御手段は帯電ローラ
の再使用回数または総回転時間に応じて帯電バイアス条
件を制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、前記特開平9-120249号公報に示された
技術を含め、プロセスカートリッジを構成している部品
の特性値、例えば感光体の感度や抵抗値や表面粗さなど
がプロセスカートリッジ間でばらついていることを考慮
した制御を行っていない。プロセスカートリッジを交換
することにより、それぞれのプロセスカートリッジに最
適なプロセス条件が変わるにも係わらず、それに応じて
プロセス条件を変えていないのである。そのため、プロ
セスカートリッジの交換により、形成される画質が低下
することがある。前記特開平9-120249号公報に示された
従来の技術では、同じプロセスカートリッジをくり返し
使用する際に帯電ローラの再使用回数に応じて帯電バイ
アス条件などプロセス条件が変わるようにしているが、
プロセスカートリッジが新しくなった際の対応は不可能
である。本発明が解決しようとする課題は、このような
従来技術の問題を解決し、プロセスカートリッジの交換
に伴って用いられる、それぞれのプロセスカートリッジ
に最適なプロセス条件で画像形成を行うことができる画
像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、電子写真方式を用いた
画像形成装置において、着脱可能なプロセスカートリッ
ジと、前記プロセスカートリッジ内に設けた前記プロセ
スカートリッジの最適プロセス条件情報を保持するプロ
セス条件保持手段と、前記プロセス条件保持手段に保持
された最適プロセス条件情報を読み取るプロセス条件読
み取り手段と、前記プロセス条件読み取り手段により読
み取られた最適プロセス条件情報に従ってプロセス制御
を行うプロセス制御手段とを備えた。また、請求項2記
載の発明では、請求項1記載の発明において、プロセス
条件保持手段を、バーコードもしくは符号を記載したラ
ベル、半導体メモリまたは複数のスイッチとした。ま
た、請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2
記載の発明において、プロセス条件保持手段の保持する
最適プロセス条件情報を、帯電バイアス情報および現像
バイアス情報、またはそののどちらか一方とした。ま
た、請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2また
は請求項3記載の発明において、プロセス条件保持手段
に保持された最適プロセス条件情報とは別に、所定の代
替プロセス条件情報を記憶しておく代替プロセス条件記
憶手段を備えた。また、請求項5記載の発明では、請求
項4記載の発明において、代替プロセス条件情報を、画
像濃度を薄くする値とした。また、請求項6記載の発明
では、請求項4記載の発明において、代替プロセス条件
情報を、画像濃度を濃くする値とした。また、請求項7
記載の発明では、請求項4記載の発明において、代替プ
ロセス条件情報に従って画像形成を行ったとき、プロセ
スカートリッジに最適プロセス条件が保持されていない
旨を表示する構成にした。
【0005】
【作用】前記のように構成したので、請求項1記載の発
明では、着脱可能なプロセスカートリッジが画像形成装
置本体に装填されたとき、前記プロセスカートリッジ内
に設けたプロセス条件保持手段に保持された最適プロセ
ス条件情報が読み取られ、読み取られた最適プロセス条
件情報に従って画像形成プロセスが制御される。請求項
2記載の発明では、請求項1記載の発明において、プロ
セスカートリッジ内における最適プロセス条件情報の保
持がバーコードもしくは符号を記載したラベル、半導体
メモリまたは複数のスイッチにより行われる。請求項3
記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、プロセスカートリッジ内に保持される最適プロ
セス条件情報として帯電バイアス情報および/または現
像バイアス情報が保持される。請求項4記載の発明で
は、請求項1、請求項2または請求項3記載の発明にお
いて、プロセスカートリッジ内に保持される最適プロセ
ス条件情報とは別に、所定の代替プロセス条件情報が画
像形成装置本体内に記憶される。請求項5記載の発明で
は、請求項4記載の発明において、画像濃度を薄くする
値の代替プロセス条件情報が記憶される。請求項6記載
の発明では、請求項4記載の発明において、画像濃度を
濃くする値の代替プロセス条件情報が記憶される。請求
項7記載の発明では、請求項4記載の発明において、代
替プロセス条件情報に従って画像形成を行ったとき、プ
ロセスカートリッジに最適プロセス条件が保持されてい
ない旨が表示される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図8は本発明の各実施の形態の
プロセスカートリッジを示す説明図である。図示するよ
うに、この実施の形態のプロセスカートリッジ2は、そ
の表面上で画像形成が行われる感光体ドラム11、感光
体ドラム11の表面を一様に帯電させる帯電手段を構成
する帯電ローラ12、感光体ドラム11上に形成された
静電潜像上にトナーを付着させて静電潜像を現像化する
現像手段を構成する現像ローラ13、現像ローラ13な
どにより感光体ドラム11上に形成されたトナー像を記
録紙上に転写させる転写手段を構成する転写ローラ1
4、感光体ドラム11上に残存している不要なトナーを
除去するクリーニングブレード15、現像ローラ13と
共に現像手段を構成する攪拌軸16、アジテータ17、
現像ブレード18、トナー容器19などを備えている。
なお、帯電ローラ12は金属製のローラ軸に導電性の弾
性層を設けたものであり、感光体ドラム11に回動自在
に当接され、感光体ドラム11の回転に従動して回転す
ると共に、直流電圧と交流電圧とを重畳させた帯電バイ
アス電圧が導電性の軸受けおよび前記金属製のローラ軸
を介して前記弾性層に印加されるように構成されてお
り、その帯電バイアス電圧によって感光体ドラム11の
表面を帯電させる。また、攪拌軸16およびアジテータ
17はトナー容器19内のトナーTを攪拌して摩擦帯電
させると共に、トナーTを現像ローラ13へ供給する。
また、トナーを静電潜像に付着させるために、現像手段
には現像バイアス電圧が印加される。また、現像ブレー
ド18は現像ローラ13上に残ったトナーを除去する。
このような構成のプロセスカートリッジ2を装填したこ
の実施の形態の画像形成装置で画像形成を行う際には、
まず、帯電ローラ12など帯電手段により感光体ドラム
11の表面を一様に帯電させ、続いて、画像データに応
じた信号源としてのレーザ光などにより、帯電した感光
体ドラム11の表面に静電潜像を形成し、さらに、現像
ローラ13など現像手段によりその静電潜像を現像化
し、転写ローラ14など転写手段により記録紙上へトナ
ー像を転写し、定着装置により記録紙上のトナー像を定
着する。また、転写後、感光体ドラム11上に残ったト
ナーをクリーニングブレード15により除去する。な
お、図8において、レーザ光が当てられる感光体ドラム
11上の位置は帯電ローラ12と現像ローラ13との間
である。
【0007】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
画像形成装置要部の構成ブロック図である。図示するよ
うに、この実施の形態の画像形成装置は、画像形成装置
本体1および着脱可能なプロセスカートリッジ2から構
成され、画像形成装置本体1は、プロセスカートリッジ
2の表面から帯電バイアス電圧など最適プロセス条件情
報を読み取るプロセス条件読み取り部(プロセス条件読
み取り手段)4、画像形成装置全体を制御・管理する制
御部5、制御部5に属して画像形成プロセス(工程)を
制御するプロセス制御部(プロセス制御手段)6、帯電
バイアス電圧を生成する帯電バイアス出力部7、現像バ
イアス電圧を生成する現像バイアス出力部8、標準的な
プロセス条件情報を記憶しておく不揮発性の代替プロセ
ス条件メモリ(例えばフラッシュメモリ)9などを備え
ている。また、プロセスカートリッジ2は図8に示した
各構成部品の他に例えばバーコードラベル3を備えてい
る。図2に示すように、プロセスカートリッジ2の表面
に貼り付けておくのである。また、前記プロセス条件読
み取り部4は、図3に示すように例えば光源21とCC
Dラインセンサ22から構成され、光源21によりバー
コードラベル3を照射し、その反射光をCCDラインセ
ンサ22により読み取る。なお、前記制御部5は、プロ
グラムを内蔵したROM、およびそのプログラムに従っ
て動作するCPUなどを有する。
【0008】図4に、第1の実施の形態の動作フローを
示す。以下、図4などに従って、この実施の形態の動作
を説明する。この実施の形態では、例えばプロセスカー
トリッジ2の出荷時などに、帯電バイアス電圧や現像バ
イアス電圧などプロセス条件の最適値を個々のプロセス
カートリッジ毎に計測し、その値をバーコードとしてバ
ーコードラベル3に印刷し、そのバーコードラベル3を
対応するプロセスカートリッジ2の表面に貼り付けてお
く。プロセス条件を変化させることができる試験機など
を準備しておき、プロセス条件を変えながら画像を出力
させ、最も高画質の画像が得られるプロセス条件を求め
るのである。そして、そのようなプロセスカートリッジ
2が画像形成装置に装填(セット)されると(S1)、
例えば図示していないマイクロスイッチなどによりセッ
ト状態になったことが検出され、制御部5はマイクロス
イッチなどからの信号によりプロセスカートリッジ2が
セットされたことを知る。なお、このとき、プロセスカ
ートリッジ2に貼り付けられたバーコードラベル3はプ
ロセス条件読み取り部4の対向位置に位置付けられる。
制御部5は、プロセスカートリッジ2が装填されたこと
を知ると、プロセス条件読み取り部4を構成している光
源21を所定時間点灯させ、バーコードラベル3からの
反射光をCCDラインセンサ22に入射させてバーコー
ドの値、つまり最適プロセス条件情報を読み取らせる
(S2)。そして、読み取れたならば(S3でYes)、
読み取った帯電バイアス電圧値など最適プロセス条件情
報を例えば制御部5内のフラッシュメモリなどに記憶さ
せる。続いて、プロセス制御部6が記憶された帯電バイ
アス電圧値や現像バイアス電圧値などディジタル値とし
ての最適プロセス条件情報を読み出し、それぞれを帯電
バイアス出力部7および現像バイアス出力部8内のレジ
スタに設定(セット)する(S4)。そして、画像形成
準備OKを示す「レディ」ランプなどを点灯させる(S
6)。なお、前記帯電バイアス出力部7および現像バイ
アス出力部8は一種のDA変換回路であり、レジスタに
セットされたディジタル値をアナログ電圧に変換して出
力する。プロセス制御部6に制御されて、この後の画像
形成時にこのアナログ電圧を出力し、帯電手段および現
像手段へ供給するのである。
【0009】一方、ステップS3において、例えば、バ
ーコードラベルが貼られていないというような原因によ
りプロセスカートリッジ2から最適プロセス条件情報を
読み取れなかったと判定されたならば(S3でNo)、プ
ロセス制御部6は代替プロセス条件情報として予め代替
プロセス条件メモリ9に記憶させておいたプロセス条件
情報(例えば標準的な値)を取得し、それらを帯電バイ
アス出力部7および現像バイアス出力部8内のレジスタ
に設定(セット)する(S5)。そして、画像形成準備
OKを示す「レディ」ランプなどを点灯させる(S
6)。こうして、この実施の形態によれば、画像形成時
に、個々のプロセスカートリッジ2に最適な帯電バイア
ス電圧や現像バイアス電圧などプロセス条件が与えられ
るので、プロセスカートリッジ2の交換にも係わらず、
最適条件で画像形成が行われ、高画質の画像を形成する
ことができる。なお、前記実施の形態において、プロセ
ス制御部6はフラッシュメモリなどに最適プロセス条件
情報を記憶(設定)させた時点で画像形成準備OKと
し、画像形成時に帯電バイアス電圧や現像バイアス電圧
を帯電手段や現像手段に出力するとき、フラッシュメモ
リなどに記憶させた最適プロセス条件情報を読み出し、
帯電バイアス出力部7および現像バイアス出力部8に与
えるようにしてもよい。また、不揮発性メモリであるフ
ラッシュメモリなどに記憶された最適プロセス条件情報
はそのまま保持されるので、以後、プロセスカートリッ
ジ2を交換するまで、バーコードラベル3からの最適プ
ロセス条件情報読み取りを行う必要はない。そして、プ
ロセスカートリッジ2の交換が行われ、次のプロセスカ
ートリッジ2から前記のようにして最適プロセス条件情
報を読み取ったときに、フラッシュメモリなどに記憶し
ておいたそれまでの最適プロセス条件情報を更新するの
である。また、最適プロセス条件情報を読み取れなかっ
たとき、予め設定した所定のプロセス条件情報を設定す
る代わりに、読み取れなかった旨を表示させるようにす
る構成も可能である。ただし、前記のように所定のプロ
セス条件情報を設定するようにした構成では、例えば装
填したプロセスカートリッジ2を取り出して標準値が印
刷されたバーコードラベルを貼るというような煩わしさ
やそれまでの最適プロセス条件情報をそのまま用いて最
適値からのずれが大きくなるというような問題(標準値
を用いる場合より最適値に近いこともある)を避けるこ
とができる。
【0010】図5は、本発明の第2の実施の形態を示す
画像形成装置要部の構成ブロック図である。この実施の
形態の画像形成装置では、プロセスカートリッジ2内に
備えるプロセス条件保持手段として、バーコードラベル
3の代わりにフラッシュメモリやPROMなど半導体メ
モリ23を備え、このプロセスカートリッジ2を装填し
たとき、画像形成装置本体1内およびプロセスカートリ
ッジ2内に設けたコネクタ24、この二つのコネクタ2
4を接続するケーブル25を介して、制御部5が半導体
メモリ23に書き込まれているプロセス条件を読み込
む。なお、コネクタ24などを介して画像形成装置本体
1からプロセスカートリッジ2内の半導体メモリ23へ
電源電圧が供給される。なお、プロセス条件保持手段と
しては、その他にも複数のスイッチ(例えばディップス
イッチ)や数字など符号を記載したラベルを用いること
も可能である。ただし、符号を記載したラベルを用いる
場合は、画像形成装置本体側に例えばCCDエリアセン
サおよび簡単な文字認識手段が必要になる。また、プロ
セスカートリッジ2に最適プロセス条件情報が設定(保
持)されていない場合、このようなプロセスカートリッ
ジ2を正規なものでないとして、それを利用者に気付か
せる目的で、代替プロセス条件情報を、極端に薄い画像
が出力されるように設定したり、極端に濃い画像が出力
されるように設定したりしてもよい。例えば、現像バイ
アス電圧の値を極端に大きく設定して濃い画像を出力さ
せたり、その値を極端に小さく設定して薄い画像を出力
させたりするのである。また、前記のように、標準的な
値のプロセス条件情報を代替プロセス条件情報とする場
合でも、プロセスカートリッジ2に最適プロセス条件情
報が設定されていないことを利用者に知らせるために、
その旨を表示手段に表示させるようにする構成も可能で
ある。また、各実施の形態において、例えば帯電バイア
ス出力部7が直流電圧に交流電圧を重乗させた帯電バイ
アス電圧を出力させるには、帯電バイアス出力部7を図
6に示したような構成にして、最適プロセス条件情報と
して与えられた直流電圧V0より所定の値Vだけ大きい
値の直流電圧V1とVだけ小さい値の直流電圧V2をD
A変換回路31から交互に出力させ(図7(a)参
照)、それを例えばコンデンサと抵抗から成る平滑回路
32で平滑化して正弦波に近づけ(図7(b)参照)、
駆動回路33を介して出力させる。また、以上において
は、最適プロセス条件情報が帯電バイアス情報と現像バ
イアス情報である場合で説明したが、いずれか一方だけ
でもよいし、これら二つ以外のプロセス条件情報であっ
てもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、着脱可能なプロセスカートリッジが画像形成装
置本体に装填されたとき、前記プロセスカートリッジ内
に保持された、そのプロセスカートリッジによる画像形
成に最適な最適プロセス条件情報が読み取られ、読み取
られた最適プロセス条件情報に従って画像形成プロセス
が制御されるので、プロセスカートリッジの交換にも係
わらず、高画質の画像形成を行うことができる。また、
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明におい
て、プロセスカートリッジ内における最適プロセス条件
情報の保持をバーコードもしくは符号を記載したラベ
ル、半導体メモリまたは複数のスイッチにより行うこと
ができるので、請求項1記載の発明の効果を容易に実現
することができる。また、請求項3記載の発明では、請
求項1または請求項2記載の発明において、プロセスカ
ートリッジ内に保持される最適プロセス条件情報として
帯電バイアス情報および/または現像バイアス情報が保
持されるので、帯電バイアスおよび/または現像バイア
スを制御することにより、プロセスカートリッジの交換
にも係わらず高画質の画像形成を行うことができる。ま
た、請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2また
は請求項3記載の発明において、プロセスカートリッジ
内に保持される最適プロセス条件情報とは別に、所定の
代替プロセス条件情報が画像形成装置本体内に記憶され
るので、プロセスカートリッジ内に最適プロセス条件情
報が保持されていなかったときは代替プロセス条件情報
に従って画像形成を行うことができる。また、請求項5
記載の発明では、請求項4記載の発明において、画像濃
度を薄くする値の代替プロセス条件情報が記憶されるの
で、利用者は出力された画像を見て例えばプロセスカー
トリッジが正規なものでないというようなことがわか
り、したがって、適切な対応が可能になる。また、請求
項6記載の発明では、請求項4記載の発明において、画
像濃度を濃くする値の代替プロセス条件情報が記憶され
るので、同様に、利用者は出力された画像を見て例えば
プロセスカートリッジが正規なものでないというような
ことがわかり、したがって、適切な対応が可能になる。
また、請求項7記載の発明では、請求項4記載の発明に
おいて、代替プロセス条件情報に従って画像形成を行っ
たとき、プロセスカートリッジに最適プロセス条件が保
持されていない旨が表示されるので、利用者は同様に、
プロセスカートリッジが正規なものでないというような
ことがわかり、したがって、適切な対応が可能になる
し、出力された画像も無駄にしないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す画像形成装置
要部の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示すプロセスカー
トリッジの外観斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す画像形成装置
要部の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す画像形成装置
の動作フロー図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す画像形成装置
要部の構成ブロック図である。
【図6】本発明の各実施の形態の画像形成装置要部の構
成ブロック図である。
【図7】本発明の各実施の形態の画像形成装置要部の説
明図である。
【図8】本発明の各実施の形態のプロセスカートリッジ
の説明図である。
【図9】従来の技術の一例を示す画像形成装置要部の説
明図である。
【符号の説明】
1:画像形成装置本体、2:プロセスカートリッジ、
3:バーコードラベル、4:プロセス条件読み取り部、
5:制御部、6:プロセス制御部、7:帯電バイアス出
力部、8:現像バイアス出力部、9:代替プロセス条件
メモリ、11:感光体ドラム、12:帯電ローラ、1
3:現像ローラ、14:転写ローラ、21:光源、2
2:CCDラインセンサ、23:半導体メモリ、24:
コネクタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式を用いた画像形成装置にお
    いて、着脱可能なプロセスカートリッジと、前記プロセ
    スカートリッジ内に設けた前記プロセスカートリッジの
    最適プロセス条件情報を保持するプロセス条件保持手段
    と、前記プロセス条件保持手段に保持された最適プロセ
    ス条件情報を読み取るプロセス条件読み取り手段と、前
    記プロセス条件読み取り手段により読み取られた最適プ
    ロセス条件情報に従ってプロセス制御を行うプロセス制
    御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセス条件保持手段は、前記最適
    プロセス条件情報を表すバーコードもしくは符号を記載
    したラベル、前記最適プロセス条件情報を記憶した半導
    体メモリ、または前記最適プロセス条件情報に応じて切
    り替え可能な複数のスイッチであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記最適プロセス条件情報は、帯電バイ
    アス情報および現像バイアス情報、または帯電バイアス
    情報と現像バイアス情報のうちのどちらか一方であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記最適プロセス条件情報とは別に、所
    定の代替プロセス条件情報を記憶しておく代替プロセス
    条件記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記代替プロセス条件情報を、画像濃度
    を薄くする値としたことを特徴とする請求項4記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記代替プロセス条件情報を、画像濃度
    を濃くする値としたことを特徴とする請求項4記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記代替プロセス条件情報に従って画像
    形成を行ったとき、プロセスカートリッジに最適プロセ
    ス条件が保持されていない旨を表示する構成にしたこと
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP11060665A 1999-03-08 1999-03-08 画像形成装置 Withdrawn JP2000258964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060665A JP2000258964A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060665A JP2000258964A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000258964A true JP2000258964A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13148865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11060665A Withdrawn JP2000258964A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000258964A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005070563A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び装置ユニット
JP2005326737A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Fuji Xerox Co Ltd 交換ユニットが装着された画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法
JP2006163236A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007003657A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7394998B2 (en) 2005-02-28 2008-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and developer cartridge

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005070563A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び装置ユニット
JP4530250B2 (ja) * 2003-08-26 2010-08-25 株式会社リコー 画像形成装置
JP2005326737A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Fuji Xerox Co Ltd 交換ユニットが装着された画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法
JP4650780B2 (ja) * 2004-05-17 2011-03-16 富士ゼロックス株式会社 交換ユニットが装着された画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法
JP2006163236A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4736412B2 (ja) * 2004-12-10 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US7394998B2 (en) 2005-02-28 2008-07-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and developer cartridge
JP2007003657A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP4720313B2 (ja) * 2005-06-22 2011-07-13 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置および画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4208928B2 (ja) 画像形成装置及び現像剤残量検出方法
JP4401867B2 (ja) 画像形成装置
JPH10161508A (ja) Micrプリンタ兼用画像形成装置
JPH0720669A (ja) 画像形成装置
JP2004013025A (ja) 画像形成装置、その消耗部材の交換方法および交換システム
JPH08160680A (ja) 画像形成装置
JP2000258964A (ja) 画像形成装置
JP2002091098A (ja) 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP3441912B2 (ja) 画像形成装置
US20050129421A1 (en) Image forming apparatus
JP3780073B2 (ja) 印刷制御装置および方法
JPH08265570A (ja) 画像形成装置
JP3825926B2 (ja) 画像形成装置
JP2005156589A (ja) 速度制御装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2001194966A (ja) 電子写真画像形成装置
KR940002424B1 (ko) 전자사진 장치
JP2004101670A (ja) リサイクルプロセスカートリッジの検知手段、及び画像形成装置
JP2001242766A (ja) 電子写真画像形成装置及びカートリッジ
JP4617144B2 (ja) 画像形成装置
JPH1138750A (ja) 画像形成装置
JP2006084992A (ja) プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2002196620A (ja) 画像形成装置
JP2002351241A (ja) 画像形成装置
JPH11153929A (ja) 電子写真装置
JPH03209271A (ja) 電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050125

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050228

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070914