JP2002091098A - 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JP2002091098A
JP2002091098A JP2000282246A JP2000282246A JP2002091098A JP 2002091098 A JP2002091098 A JP 2002091098A JP 2000282246 A JP2000282246 A JP 2000282246A JP 2000282246 A JP2000282246 A JP 2000282246A JP 2002091098 A JP2002091098 A JP 2002091098A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ安価な構成で、プロセスカートリッ
ジの個々の特性に応じて安定した画質の画像を得る。 【解決手段】 600dpi、1200dpiの画像解
像度切り替え時に、プロセスカートリッジの個体情報と
感光体ドラム使用量に応じて電位設定を制御する。個体
情報とは、プロセスカートリッジB、現像剤4a、感光
ドラム3、感光体ドラム3に作用するプロセス手段、す
なわち、帯電ローラ2、現像装置4、クリーニング装置
5、およびプロセス手段の機能部材の、製造ロットもし
くは種類に関する情報である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタ、複写機、ファクシミリ装置などの電子写真方式
を用いた画像形成装置、及び該画像形成装置に装着する
プロセスカートリッジに関するものである。
【0002】ここで、プロセスカートリッジでは、帯電
手段、現像手段、及びクリーニング手段の少なくとも一
つと、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、
このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可
能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段と電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能
とするものをいう。
【0003】
【従来の技術】複写機やレーザービームプリンタなどの
電子写真方式の画像形成装置は、画像情報に対応した光
を電子写真感光体に照射して静電潜像を形成し、この静
電潜像に現像手段で記録材料である現像剤(トナー)を
供給して顕像化し、更に電子写真感光体から記録紙など
の記録媒体へと画像を転写することで記録紙上に画像を
形成している。
【0004】このような画像形成装置において、電子写
真感光体、トナーなどの消耗品の交換メンテナンスの簡
便性を図る目的で、トナー収容部や現像手段、電子写真
感光体、帯電手段、廃トナー容器を含むクリーニング手
段などを、プロセスカートリッジとして一体化し、画像
形成装置本体に対して着脱可能に構成されているものが
多い。
【0005】又、カラー画像形成装置のように、複数色
の現像手段を持ち、各現像手段の消耗具合が違う場合
や、電子写真感光体の消耗具合と現像手段の消耗具合が
違う場合などに対応するため、各色現像カートリッジす
なわちカートリッジ化された現像装置、クリーニング手
段と、電子写真感光体とを一体化した感光体カートリッ
ジなど、個別にカートリッジ化されているものもある。
【0006】又、これらカートリッジに 記憶手段(メ
モリ)を搭載しカートリッジ情報を管理するものもあ
る。米国特許第5272503号に記載されているよう
に、メモリ内にカートリッジ使用量を記憶して種々のプ
ロセス条件を変更するものもある。例えば、帯電電流値
を切り替えたり、露光量を調節する。これらは、カート
リッジが異なっているにも関わらず、使用された量が同
じであれば、同一の制御がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置が複雑になると、電子写真感光体やトナーの製造
ロット、色差などの画質に対する不安定さ、個々のカー
トリッジの製造ロットによる特性の差が多少なりとも出
てくる。又、ユーザーの使用状態によって特性が変化
し、常に同じ品質で画像を出力することができない。
又、従来の技術では全てのカートリッジにおいて画質の
変化を補正するのは不十分であった。
【0008】従って、本発明の目的は、簡単かつ安価な
構成で、プロセスカートリッジの個々の特性に応じて安
定した画質の画像を得ることのできる電子写真画像形成
装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、記憶手段に記憶され
たプロセスカートリッジの個体情報と、使用に伴って累
積された履歴情報とにより、プロセスカートリッジの個
体差を吸収したプロセスカートリッジ使用量を算出し、
個々の特性に応じて安定した高画質画像を得ることので
きる電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジを
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置、及びプロセスカートリッジにて
達成される。
【0011】第1の本発明によると、プロセスカートリ
ッジを装着可能であり、記録媒体に画像を形成する電子
写真画像形成装置において、(a)電子写真感光体と、
前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、前記電
子写真感光体の履歴情報を記憶する記憶手段と、を有す
るプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着
手段と、(b)前記電子写真感光体の表面を移動させる
駆動手段と、(c)前記電子写真感光体の表面を一様に
帯電させる、帯電手段に電圧を印加する帯電電圧電源
と、(d)前記プロセス手段により前記電子写真感光体
上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段に電
圧を印加する転写電圧電源と、を有する電子写真画像形
成装置において、(e)前記記憶手段に記憶された履歴
情報を読み出す読み出し手段と、(f)記憶した履歴情
報から以降の、電子写真画像形成装置本体での前記電子
写真感光体の使用情報を検出する検出手段と、(g)前
記記憶した履歴情報と前記使用情報から、最新の履歴情
報を算出する算出手段と、(h)前記最新の履歴情報を
前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、(i)前記記
憶手段の履歴情報に基づいて、画像形成プロセス条件を
変更する制御手段と、を有することを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
【0012】本発明の一実施態様によれば、前記記憶手
段は、前記プロセスカートリッジ、現像剤、前記電子写
真感光体、前記電子写真感光体に作用するプロセス手
段、及び前記プロセス手段が有する機能部材の、製造ロ
ットもしくは種類に関する情報である個体情報を、少な
くとも一つ有する。
【0013】本発明の他の実施態様によると、前記記憶
手段に記憶された前記電子写真感光体の履歴情報と前記
プロセスカートリッジの個体情報に基づき、前記電子写
真感光体の使用量を演算する演算手段と、演算された前
記電子写真感光体の使用量に応じて、画像形成プロセス
条件を変更する制御手段と、を有する。
【0014】又、本発明の他の実施態様によると、前記
電子写真感光体の使用量を演算する演算手段と、演算さ
れた前記電子写真感光体の使用量とプロセスカートリッ
ジの個体情報に基づいて、画像形成プロセス条件を変更
する制御手段と、を有する。
【0015】他の実施態様によると、前記プロセスカー
トリッジの個体情報ごとに、前記電子写真感光体の使用
量と該使用量に応じた画像形成プロセス条件に変換する
変換式もしくは変換テーブルを有する。
【0016】他の実施態様によると、前記プロセスカー
トリッジとは、前記プロセス手段としての帯電手段、現
像手段、及びクリーニング手段の少なくとも一つと、前
記電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものである。
【0017】第2の発明によると、記録媒体に画像を形
成する電子写真画像形成装置において、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、前
記電子写真感光体の履歴情報を記憶する記憶手段と、前
記電子写真感光体の表面を移動させる駆動手段と、前記
電子写真感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段に電
圧を印加する帯電電圧電源と、前記プロセス手段により
前記電子写真感光体上に形成された画像を記録媒体に転
写する転写手段に電圧を印加する転写電圧電源と、前記
記憶手段に記憶された履歴情報を読み出す読み出し手段
と、記憶した履歴情報から以降の、画像形成装置本体で
の前記電子写真感光体の使用情報を検出する検出手段
と、前記記憶した履歴情報と前記使用情報から、最新の
履歴情報を算出する算出手段と、前記最新の履歴情報を
前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、前記記憶手段
の履歴情報に基づいて、画像形成プロセス条件を変更す
る制御手段と、を有することを特徴とする電子写真画像
形成装置である。
【0018】上記各発明における一実施態様によると、
更に、画像形成を行うときに、前記電子写真感光体の表
面移動速度を多段階に変更する変更手段を有する。
【0019】上記各発明における他の実施態様による
と、更に画像形成を行うときに、帯電電圧を多段階に変
更する変更手段を有する。
【0020】他の実施態様によると、更に、画像形成を
行うときに、転写電圧を多段階に変更する変更手段を有
する。
【0021】他の実施態様によると、前記記憶手段に記
憶された履歴情報とは、前記電子写真感光体の総駆動時
間、前記電子写真感光体に印加された総帯電時間、及び
前記電子写真感光体に印加された総転写時間のうちの少
なくとも一つである。
【0022】他の実施態様によると、前記記憶手段に記
憶された履歴情報とは、変更された表面移動速度ごとの
前記電子写真感光体の駆動時間、変更された帯電電圧条
件ごとの帯電時間、及び変更された転写電圧条件ごとの
転写時間のうちの少なくとも一つである。
【0023】他の実施態様によると、前記記憶手段に記
憶された前記電子写真感光体の履歴情報から前記電子写
真感光体の使用量を演算する演算手段と、演算された前
記電子写真感光体の使用量に応じて、画像形成プロセス
条件を変更する制御手段と、を有する。
【0024】他の実施態様によると、前記記憶手段内に
おける、履歴情報である、各表面移動速度ごとの前記電
子写真感光体の駆動時間をt1、t1’、t1”、…
とし、各帯電電圧条件ごとの帯電電圧印加時間をt2、
t2’、t2”、… とし、各帯電電圧条件ごとの転写
電圧印加時間をt3、t3’、t3”、… としたと
き、あらかじめ決められた係数k1、k1’、k1”、
…、k2、k2’、k2”、…、 k3、k3’、k
3”、…、 αを用いて、前記電子写真感光体の使用量
Tを T=k1×t1+k2+t2+k3×t3+k1’×t
1’+k2’×t2’+… + α (ただし、k1、k1’、… 、k2、k2’、…、k
3、k3’、… ≧0)の式に基づき演算する手段を有
する。
【0025】他の実施態様によると、前記電子写真感光
体の使用量を、該使用量に応じた画像形成プロセス条件
に変換する変換式もしくは変換テーブルを有する。
【0026】第3の発明によると、電子写真画像形成装
置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電
子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセ
ス手段と、前記電子写真感光体の履歴情報を記憶する記
憶手段とを有し、前記プロセス手段としての帯電手段、
現像手段、及びクリーニング手段の少なくとも一つと、
前記電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化したこ
とを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0027】本発明による一実施態様によると、前記記
憶手段は、前記プロセスカートリッジ、現像剤、前記電
子写真感光体、前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段、及び前記プロセス手段が有する機能部材の、製造
ロットもしくは種類に関する情報である個体情報を、少
なくとも一つ有する。
【0028】他の実施態様によると、前記記憶手段に記
憶された履歴情報とは、前記電子写真感光体の総駆動時
間、前記電子写真感光体に印加された総帯電時間、及び
前記電子写真感光体に印加された総転写時間のうちの、
少なくとも一つとする。
【0029】他の実施態様によると、前記記憶手段に記
憶された履歴情報とは、変更された表面移動速度ごとの
前記電子写真感光体の駆動時間、変更された帯電電圧条
件ごとの帯電時間、及び変更された転写電圧条件ごとの
転写時間のうちの少なくとも一つとする。
【0030】他の実施態様によると、前記記憶手段は、
前記電子写真感光体の履歴情報から使用量を演算する演
算式を記憶する。
【0031】他の実施態様によると、前記記憶手段は、
前記電子写真感光体の履歴情報から個体情報に応じた前
記電子写真感光体の使用量を演算する演算式を記憶す
る。
【0032】他の実施態様によると、前記記憶手段は、
前記電子写真感光体の使用量を、該使用量に応じた画像
形成プロセス条件に変換する変換式もしくは変換テーブ
ルを記憶する。
【0033】他の実施態様によると、前記記憶手段は、
前記電子写真感光体の使用量を、個体情報と前記使用量
に応じた画像形成プロセス条件に変換する変換式もしく
は変換テーブルを記憶する。
【0034】他の実施態様によると、前記プロセスカー
トリッジの記憶手段が有する履歴情報である、各表面移
動速度ごとの前記電子写真感光体の駆動時間をt1、t
1’、t1”、… とし、各帯電電圧条件ごとの帯電電
圧印加時間をt2、t2’、t2”、… とし、各帯電
電圧条件ごとの転写電圧印加時間をt3、t3’、t
3”、… としたとき、あらかじめ決められた係数k
1、k1’、k1”、…、k2、k2’、k2”、…、
k3、k3’、k3”、…、 αを用いて、前記電子
写真感光体の使用量Tを T=k1×t1+k2+t2+k3×t3+k1’×t
1’+k2’×t2’+… + α (ただし、k1、k1’、… 、k2、k2’、…、k
3、k3’、… ≧0)の式に基づき演算されるとき、
前記プロセスカートリッジの記憶手段に、係数k1、k
1’、… 、k2、k2’、…、k3、k3’、…、α
のうち、少なくとも一つを記憶している。
【0035】他の実施態様によると、前記プロセスカー
トリッジの記憶手段には前記電子写真感光体の使用量T
が記憶されている。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置、及びプロセスカートリッジを図面に則して更
に詳しく説明する。
【0037】実施例1 まず、図1〜図7を参照して、本発明に従って構成され
るプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形成
装置の一実施例について説明する。
【0038】図1に、本実施例の画像形成装置であるレ
ーザー光を用いて露光を行うプリンタ(LBP)が示さ
れる。本実施例のプリンタはユーザーの要求に応えるた
め画像解像度600dpiと1200dpiを切り替え
てプリント動作させることができる構成になっている。
【0039】又、図に示すように、画像形成装置は、ス
キャナユニット1から画像信号に応じて変調されたレー
ザー光が出力され、電子写真感光体である感光ドラム3
に照射される。感光ドラム3は帯電手段である帯電ロー
ラ2により予め均一に帯電されており、レーザー光の照
射に応じて静電潜像が形成される。
【0040】一方、現像装置4のトナー容器4cに収容
されている現像剤(トナー)4aは、現像ローラ4bの
周面を帯電されつつ搬送され、現像ローラ4bに現像可
能なトナー層が形成される。上記の静電潜像はトナー層
によって現像され、トナー像として可視化される。
【0041】他方、カセット8a内に収容された記録媒
体である記録材8は、給紙ローラ8bによって感光ドラ
ム3上の潜像形成と同期して供給される。この記録材8
は、感光ドラム3上のトナー像の先端と同期して搬送手
段8cを介してローラ形状の転写手段6に搬送され、転
写手段6によって前記のトナー像が記録材8に転写され
る。トナー像を転写された記録材8は定着器7まで搬送
され、そこでトナー像を定着して永久画像とする。感光
ドラム3上に残留したトナーはクリーニング手段5によ
り除去される。尚、電子写真画像形成装置本体(以下、
単に「装置本体」という)Aにはプロセスカートリッジ
Bを取り外し可能に装着する装着手段11が設けられて
いる。
【0042】図1、及び図2に示すプロセスカートリッ
ジBは、感光ドラム3、感光ドラム3に作用するプロセ
ス手段としての帯電ローラ2、現像装置4、弾性クリー
ニングブレードからなるクリーニング手段5、及びこれ
らを覆うカバー12を一括してカートリッジ化してい
る。これら感光ドラム3などの構成部品はプロセスカー
トリッジBの所定の相互配置関係もって組み付けられて
おり、プロセスカートリッジB内は装置本体Aの所定部
(装着手段11)に対して所定の要領で挿入装着され、
又、反対に装置本体Aから抜き外しができるようになっ
ている。
【0043】ところで、感光ドラム3は外径30mmで
あり、アルミニウム製の導電性基体3aの表面に電荷発
生層3bと電荷輸送層3cを積層して構成し、ドラム駆
動制御手段9aにより図中矢印K方向に、600dpi
時にはV1=200mm/secの周速(表面移動速
度)、1200dpi時にはV2=100mm/sec
の周速をもって回転駆動されている。
【0044】又、帯電ローラ2は芯金2aの上にスポン
ジ層2bと表層2cとが巻装された2層構造になってい
る。芯金2aは直径6mm、ローラの外径は12mmで
あり、ローラ長は約220mmである。又、芯金2aの
両端は、図示矢印L方向に500gf(=5N)ずつ加
圧されており、感光ドラム3に1.5mm程度のニップ
をもって接している。
【0045】帯電ローラ2は駆動されておらず、感光ド
ラム3に対して従動回転し、芯金2aを介して帯電電圧
印加電源10aに接続されている。図3に示すように、
本実施例においては、600dpiプリント動作中(感
光体周速V1)、帯電電圧印加条件1として画像形成領
域を含む一部分でDC電圧−700VにAC電圧(ピー
ク間電圧1600V、周波数1500Hz、正弦波)を
重畳した電圧を印加し、感光体表面を約―680Vに均
一帯電する。又、感光体回転中その他の部分において、
帯電電圧条件2としてAC電圧のみを印加する部分が存
在する。
【0046】又、1200dpiプリント動作中(感光
体周速V2)、帯電電圧印加条件3として画像形成領域
を含む一部分でDC電圧−700VにAC電圧(ピーク
間電圧1600V、周波数1000Hz、正弦波)を重
畳した電圧を印加し、感光体表面を約−680Vに均一
帯電する。600dpiプリント動作と同様に、感光体
回転中にその他の部分において帯電電圧条件2としてA
C電圧のみを印加する部分が存在する。
【0047】尚、本実施例において、各帯電電圧印加条
件は、帯電電圧印加条件1、3:画像領域で高帯電を得
るため、帯電電圧印加条件2:プリント終了時に表面電
位を除電するためにAC電圧を用いる、という目的によ
り切り替えられている。
【0048】又、帯電電圧印加条件1、3の印加電圧周
波数は、各画像解像度によるモアレ画像(ドラム上のレ
ーザ操作周波数と、帯電ムラの周波数が近づくことによ
る干渉縞)がでないように設定されている。
【0049】転写ローラ6は芯金6aの上にスポンジ層
6bを設けた構成になっている。芯金6aは直径6m
m、ローラの外径は17mmであり、ローラ長は約22
0mmである。又、芯金6aの両端は、図示矢印Mの方
向に1000gf(=10N)ずつ加圧されており、感
光ドラム3に従動回転されている。
【0050】更に、転写ローラ6は芯金6aを介して転
写電圧印加電源10cに接続されており、本実施例にお
いては、600dpiプリント動作中(感光体周速V
1)、転写電圧印加条件1として、画像形成領域を含む
一部分でDC電圧+2.0kVを印加し、感光ドラム3
上の不図示のトナー像を記録材8に転写している。又、
感光体回転中その他の部分において、転写電圧条件とし
て−2.0kVを印加する部分が存在する。又、120
0dpiプリント動作中(感光体周速V2)でも同様の
条件で転写電圧が印加されている。
【0051】ここで、本実施例において各転写電圧印加
条件は、転写電圧印加条件1:画像領域でトナーを転写
する、転写電圧印加条件2:プリント終了時に転写ロー
ラ6のクリーニングを行う、という目的により切り替え
られる。
【0052】又、プロセスカートリッジBのき記憶手段
20としては信号情報を書き換え可能に記憶、保持する
ものなら特に制限は受けないが、例えば不揮発性RAM
や、書き換え可能なROMなどの電気的な記憶手段、磁
気記憶バブルメモリ、光磁気メモリなどの磁気記憶手段
などが利用される。
【0053】尚、記憶手段20にはプロセスカートリッ
ジBの個体情報と履歴情報が記憶されている。プロセス
カートリッジBの個体情報としては感光ドラム3の製造
ロットと種類に関する情報が入っており、プロセスカー
トリッジBの履歴情報としては感光ドラム3の総駆動時
間、帯電ローラ2の総電圧印加時間、即ち、感光ドラム
3に印加された総帯電時間、転写ローラ6の総電圧印加
時間、即ち、感光ドラム3に印加された総転写時間が入
っている。この他、活用できる情報なら制限はないが、
例えばプロセスカートリッジの個体情報としてはプロセ
スカートリッジ、トナー、プロセス手段、その機能部材
の製造ロットや種類に関する情報、履歴情報としては、
感光ドラムの総露光量などが利用される。
【0054】次に、本実施例における画像形成プロセス
条件制御について説明する。
【0055】図4に4DOTライン幅(600dpi)
の耐久推移を示す。従来から、このように、プロセスカ
ートリッジの初期状態からプリントが進むにつれてライ
ン幅が太くなる傾向が知られている。
【0056】これにはさまざまな原因が考えられるが、
主に初期状態におけるトナーの帯電電荷量の不安定さ及
び感光体の露光部電位(VL)の耐久変動が挙げられ
る。特にVL推移は通紙モードによって推移が変動する
ので、ライン幅の耐久変動の主要因となっている。又、
図11と図5に2つの別ロットカートリッジにおけるV
Lの耐久推移、ライン幅の耐久変動を示す。このよう
に、カートリッジ、つまり感光ドラムの製造ロットによ
っても、VL推移が異なるので、ライン幅のばらつきは
大きくなってしまう。
【0057】VLの耐久推移が感光ドラムの製造ロット
で異なるのは、主に2つの要因が挙げられる。
【0058】まず、感光ドラムの電荷輸送層の種類やロ
ットにより、感光ドラムの摩耗の量が異なり、同じ枚数
を通紙しても同じ使用量として表せないこと。そして、
もう一つは電荷発生層の種類やロットにより電荷の発生
量が長期間使用に伴い変動するからだと考えられてい
る。従って、感光ドラムの種類や製造ロットに基づいた
使用量を算出し、その使用量に応じて、感光ドラムの種
類や製造ロットごとに、プロセス条件を制御する必要が
ある。
【0059】そこで、本実施例では、 (1)プロセスカートリッジBにメモリ20を備え、工
場出荷時に感光ドラムの種類やロットで以下の異なる個
体情報を記憶させておく。
【0060】(a)感光ドラムの使用量を演算するため
の係数 (b)感光ドラムの使用量を最適なプロセス条件に変換
する変換テーブル (2)画像形成装置内でプロセスカートリッジが、感光
体の履歴情報である、回転時間、帯電電圧印加時間、転
写電圧印加時間をメモリ内に記憶する。 (3)画像形成装置本体において、プロセスカートリッ
ジB内のメモリ20に記憶された、演算係数と回転時
間、帯電電圧印加時間、転写電圧印加時間とから、感光
ドラムの使用量を算出する。 (4)又、画像形成装置のプロセス条件の切り替えに対
応して、(1)の重み付けを変更する。 (5)算出された感光ドラムの使用量と変換テーブルを
比較し、使用量がテーブル値となったときに帯電電圧D
C成分と現像電圧DC成分を変更する。という制御を行
う。このことにより、安定したライン幅推移を得ること
ができる。
【0061】ここで帯電電圧DC成分と現像電圧DC成
分、つまり、電位設定を変更することによってライン幅
が制御できる理由を説明する。図6に、現像コントラス
ト電位とライン幅の関係を示す。尚、現像コントラスト
電位とは現像電圧DC成分とドラムVL電位との電位差
の絶対値を表す。
【0062】図6から分かるように、両者は良い相関が
あり、現像電圧のDC成分10V当たりのライン幅変化
量は、2〜5(μm/10V)である。従って、カート
リッジ個体差や使用状態で変動するライン幅を補正する
ためには現像コントラスト電位を制御すればよいことが
分かる。
【0063】次に、感光ドラム使用量の算出法について
説明する。
【0064】感光ドラムの使用量Tは、感光ドラムの履
歴情報である、ドラムの駆動時間t1、帯電印加時間t
2、転写印加時間t3から演算式(1)により算出され
る。
【0065】 T=k1×t1+k2×t2+k3×t3+α … (1) (k1、k2、k3、αは感光ドラムの種類、製造ロッ
トに固有の定数:演算係数と呼ぶ) 又、本実施例では、感光ドラムの表面移送速度、帯電電
圧印加条件、転写印加条件が、多段階に変更されるの
で、下記の演算式(2)のように各条件ごとに演算係数
が設定される。
【0066】 T=k1×t1+k2×t2+k3×t3+k1’×t1’+k2’×t2’ +k3’×t3’+ … +α … (2) (ただし、k1、k1’、…、k2、k2’、…、k
3、k3’、…≧0) ここで、k1、k1’、…、k2、k2’、…、k3、
k3’に関しては下記表1の値を用いたが、以下にその
理由を説明する。
【0067】
【表1】
【0068】本発明者がシーケンス中のそれぞれの状態
における感光ドラムの使用量、特に感光ドラムの削れ量
について、駆動時間と電圧印加時間の寄与を検討した結
果、駆動時間に対しての削れ量を1としたとき、帯電A
C電圧が印加されている場合は2〜3倍程度であり、転
写電圧の場合は1〜1.5程度であることが分かった。
【0069】帯電AC電圧が印加されている場合は、印
加電圧として正負の電圧を交互にし、放電・逆放電を繰
り返すために、感光体の表面の劣化が大きく、劣化した
感光体表面がクリーニングブレードなどの当接部材との
摩擦により削りとられてしまう。又、転写電圧の場合も
印加電圧により若干の放電は発生するが、この場合、記
録媒体を介在しているので、ドラム表面に対する劣化に
対する影響は帯電ACの場合よりは小さい。
【0070】又、それぞれの電圧印加条件に対し、感光
体の表面移動速度を半速にした場合、駆動時間に対して
の削れ量を1としたとき、帯電AC電圧の印加されてい
る場合は、1〜1.5倍程度であり、転写電圧の場合は
1〜1.3倍程度であることが分かった。又、表面移動
速度を半速にした場合は、時間当たりの感光体表面の移
動距離が半分なので、クリーニングブレードなどに摺擦
する回数が少なくなり、各削れ量はほぼ半分になる。
【0071】尚、この結果は、感光体としてポリカーボ
ネイド樹脂をメインバインダーとした表層を持つOPC
感光体を用い、感光体クリーニングとしてブレードクリ
ーニングを用いた系にて検討することにより得た。
【0072】以上の検討結果により、感光ドラムの使用
量がそのダメージによって支配的に決定されていると考
えると、各条件での駆動時間、帯電電圧印加時間、転写
電圧印加時間にそれぞれの係数をかけて、合計した演算
値を感光ドラムの使用量とすることで、精度の高いプロ
セス制御が可能になる。
【0073】更に、αは演算式(1)、(2)における
若干の誤差を補正する定数であり、従って、α=0もあ
り得る。
【0074】次に、図7を用いて本実施例の制御系につ
いて説明する。
【0075】感光ドラム3は、駆動制御手段9bが駆動
手段9aを制御することにより、その回転動作(回転速
度、回転ON/OFF)が制御されている。接触帯電手
段である帯電ローラ2は、帯電電圧制御手段10bが帯
電電圧印加電源10aを制御することにより、適宜、A
C電圧、DC電圧が独立に制御されている。又、転写ロ
ーラ6も、転写電圧制御手段10dが転写電圧印加電源
10cを制御することにより、適宜、プラス電圧とマイ
ナス電圧が独立に制御されている。更に、現像ローラ4
bも、現像電圧制御手段10fが現像電圧印加電源10
eを制御することにより、現像バイアスが制御されてい
る。
【0076】プロセスカートリッジBのメモリ20にお
ける各格納領域20a〜20cにはそれぞれ感光ドラム
駆動時間積算値t1、帯電ローラ電圧印加時間積算値t
2、転写ローラ電圧印加時間積算値t3が記憶されてお
り、又、格納領域20dには、感光ドラムロットについ
ての演算係数(k1、k1’、…、k2、k2’、…、
k3、k3’、…)及びプロセスカートリッジについて
の変換テーブルが記憶されている。
【0077】プリント信号を本体が受け取ると、プロセ
スカートリッジBのメモリ20における格納領域20d
から、ドラム使用量算出時に用いる演算係数(個体情
報)、及びプロセス条件の変換テーブル(個体情報)が
本体の個体情報読み出し手段21dにより読み出され
る。又、このときの感光ドラム駆動時間積算値t1、帯
電ローラと転写ローラの電圧印加時間積算値t2、t3
(履歴情報)も格納領域20a〜20cから履歴情報読
み出し手段21a、21b、21cにより読み出され
る。更に画像形成時には画像形成における感光ドラムの
駆動時間、帯電及び転写の電圧印加時間が、駆動時間検
出手段23a、帯電印加時間検出手段23b、転写印加
時間検出手段23cによりそれぞれ検出され、感光ドラ
ム駆動の終了時には駆動時間積算値算出手段24a、帯
電時間積算値算出手段24b、転写時間積算値算出手段
24cにより、積算値に検出値を合計して最新の履歴情
報として、駆動積算時間書き込み手段22a、帯電電圧
印加積算時間書き込み手段22b、転写電圧印加積算時
間書き込み手段22cによりメモリ20内に記憶され
る。
【0078】又、画像形成装置本体Aは、CPU30に
接続された感光体使用量Tの演算手段25を備えてい
る。
【0079】尚、上記の制御は図から明らかなようにC
PU30を介して行なわれている。
【0080】次に、図8と図9のフローチャートを用い
て本実施例の画像形成の動作を説明する。
【0081】〈スタート〉 S101:画像形成装置本体Aの電源をONにする。 S102:プリント信号ON。 S103:プロセスカートリッジBのメモリ20から今
までの感光ドラム駆動時間と帯電電圧印加時間と転写電
圧印加時間の積算値t1、t2、t3を、装置本体Aの
駆動積算時間読み出し手段21a、帯電電圧積算時間読
み出し手段21b、転写電圧積算時間読み出し手段21
cによってCPU30に読み出す。 S104:個体情報読み出し手段21dがプロセスカー
トリッジBのメモリ20から、演算係数k1、k1’、
…、k2、k2’、…、k3、k3’、…をCPU30
に読み出す。 S105:演算手段25により感光ドラム3の使用量T
を算出する。 S106:600DPIモードから1200DPIモー
ドかを判別する。 S107:個体情報読み出し手段21dがプロセスカー
トリッジBのメモリ20から、ドラム使用量をプロセス
条件に変換する変換テーブルを読み出す。 S108:感光体使用量Tに対応するプロセス条件に変
換する。 S109:帯電電圧制御手段10bと現像電圧制御手段
10eが変換テーブルで指定された帯電電圧のDC成分
及び現像電圧のDC成分に制御する。 S110:感光体駆動時間検出手段23aが感光体駆動
時間のカウントを開始する。 S111:帯電電圧印加時間検出手段23bが各帯電条
件ごとに、帯電電圧のカウントを開始する。 S112:転写電圧印加時間検出手段23cが各転写条
件ごとに、転写電圧時間のカウントを開始する。 S113:積算値算出手段24a、24b、24cが各
条件ごとに、感光体駆動時間、帯電電圧印加時間、転写
電圧印加時間を更新する。 S114:プリント終了。 S115:プロセスカートリッジBのメモリ20に更新
された感光体駆動時間の積算値を駆動積算時間書き込み
手段22aにより書き込む。 S116:プロセスカートリッジBのメモリ20に各条
件で更新された帯電電圧時間の積算値を帯電電圧印加積
算時間書き込み手段22bにより書き込む。 S117:プロセスカートリッジBのメモリ20に各条
件で更新された転写電圧時間の積算値を転写電圧印加積
算時間書き込み手段22cにより書き込む。
【0082】下記の表2に、製造ロットAのカートリッ
ジにおいて感光体使用量から帯電電圧DC値及び現像電
圧DC値に変換するときに用いる変換テーブルを記す。
尚、プロセス制御を行っていないときの現像電圧は、D
C電圧−450VにAC電圧(Vpp1600V、周波
数2.4kHz)が重畳している。
【0083】
【表2】
【0084】又、帯電電圧のDC成分は、現像電圧DC
成分を変更したときのかぶりを防止する点から、バック
コントラストを一定にするために連動させた。
【0085】図10は製造ロットAのカートリッジにお
けるライン幅の耐久推移であり、上記のフローチャート
に示した電位設定の制御を用いた場合と、そうでなかっ
た場合での比較である。制御前のライン幅の耐久変動に
比べて制御後のライン幅は耐久変動が大幅に抑制されて
いる。このようにして、ライン幅についてカートリッジ
の製造バラツキや耐久変動を防止することができる。
又、実施例ではライン幅に注目したが、この他グラフィ
ック画像なども同様である。
【0086】以上説明したように、プロセスカートリッ
ジの個体条件と感光ドラム使用量に応じて電位設定を制
御することにより、簡単で安価な構成でプロセスカート
リッジの使用初期から終期まで安定した画像を提供する
ことが可能となった。
【0087】又、使用量を記憶する手段をプロセスカー
トリッジに搭載することにより、使用途中で一次的に別
のプロセスカートリッジを使用した場合でも、使用する
カートリッジに応じてライン幅は画質の調整を行うこと
ができる。
【0088】更に、本実施例においては、感光ドラム、
帯電ローラ、現像装置、及びクリーニング手段を一体化
したプロセスカートリッジを用いた例について述べてい
るが、感光体単体を消耗品として交換するような画像形
成装置においても同等な効果があることはいうまでもな
い。
【0089】本実施例においては、画像解像度の切り替
え時に動作を変化させる画像形成装置の例について述べ
てきたが、OHTフィルムや厚紙定着のための動作速度
を減速する場合、転写ローラなどのクリーニングのため
動作速度を増速する場合などにも同様に適用することが
可能なことはいうまでもない。
【0090】実施例2 つぎに本発明の第2実施例について説明する。
【0091】第2実施例では複数のプロセスカートリッ
ジを有する中間転写方式のフルカラー画像形成装置に本
発明を適用するものである。
【0092】プロセスカートリッジの記憶手段内の履歴
情報として、感光ドラムの駆動時間、帯電電圧印加時
間、中間転写体の電圧印加時間を記憶し、個体情報とし
て、ドラム使用量算出時に用いる演算係数、及びプロセ
ス条件の変換テーブルのほかに、トナーの色情報を記憶
させた。又、制御するプロセス条件としてはレーザー露
光量を用いた。
【0093】フルカラー画像形成装置の場合、イエロー
Y、マゼンタM、シアンC、黒Kの4色を用いたプロセ
スカートリッジを有し、各色に分解した画像データに基
づいて各感光ドラムに対してトナー像を形成し、中間転
写体上に対してトナー像の転写を繰り返し、中間転写体
上に重ね合わせられたトナー像を一括して紙などの転写
材に転写するものがある。このような画像形成装置の場
合、現像性が各色で差異があり、ライン幅などの画像特
性の耐久変化も各色プロセスカートリッジによって差が
生じることになる。又、各色ごとに感光ドラムに対する
帯電電圧や転写電圧及びシーケンスが違い、感光ドラム
の使用量を色ごとに算出する必要がある。
【0094】このような画像形成装置の場合、各々のプ
ロセスカートリッジごとに、感光ドラムの使用量と適正
なレーザー露光量の変換テーブルを設け、プロセスカー
トリッジが切り替わるごとにレーザー露光量を変更する
ことで、各色のライン幅を均一化しつつ耐久変動を軽減
できる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジは、
プロセスカートリッジの記憶手段に記憶された履歴情報
を読み出す読み出し手段と、記憶した履歴情報から以降
の、画像形成装置本体での前記電子写真感光体の使用情
報を検出する検出手段と、前記記憶した履歴情報と前記
使用情報から、最新の履歴情報を算出する算出手段と、
前記最新の履歴情報を前記記憶手段に書き込む書き込み
手段と、前記記憶手段の履歴情報に基づいて、画像形成
プロセス条件を変更する制御手段と、を有することによ
り、簡単かつ安価な構成で、プロセスカートリッジの個
々の特性に応じて、電子写真感光体の使用状況による適
正なプロセス条件の制御を行うことができ、従って安定
した高画質画像を得ることができる。
【0096】更に、記憶手段に記憶されたプロセスカー
トリッジの個体情報と、使用することに伴って累積され
た履歴情報とにより、プロセスカートリッジの個体差を
吸収したプロセスカートリッジ使用量を算出し、個々の
特性に応じて安定した高画質画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
を示す構成図である。
【図3】本発明に係る画像形成のタイミングチャートで
ある。
【図4】ライン幅の耐久推移を示すグラフである。
【図5】カートリッジの製造ロットによって異なるライ
ン幅の耐久推移を示すグラフである。
【図6】電位設定とライン幅の関係を表すグラフであ
る。
【図7】本発明の特徴部分を構成する要素のブロック図
である。
【図8】本発明に係る第1実施例の電位設定の制御にお
けるフローチャートである。
【図9】図8の制御に続くフローチャートである。
【図10】本発明に係る電位設定制御の実施前後におけ
るライン幅の耐久推移を示す図である。
【図11】カートリッジの製造ロットによって異なるV
Lの耐久推移を示すグラフである。
【符号の説明】
2 帯電ローラ(帯電手段/プロセス手段) 3 感光ドラム(電子写真感光体/像担持体) 4 現像装置(現像手段/プロセス手段) 4a トナー(現像剤) 5 クリーニングブレード(クリーニング手段
/プロセス手段) 6 転写ローラ(転写手段) 9a 駆動手段 10a 帯電電圧電源 10c 転写電圧電源 11 装着手段 20 メモリ(記憶手段) 21a 駆動積算時間読み出し手段 21b 帯電電圧印加積算時間読み出し手段 21c 転写電圧印加積算時間読み出し手段 22a 駆動積算時間書き込み手段 22b 帯電電圧印加積算時間書き込み手段 22c 転写電圧印加積算時間書き込み手段 23a 駆動時間検出手段 23b 帯電電圧印加時間検出手段 23c 転写印加時間検出手段 24a 駆動時間積算値算出手段 24b 帯電電圧印加時間積算値算出手段 24c 転写印加時間積算値算出手段 25 演算手段 30 CPU A 電子写真画像形成装置本体 B プロセスカートリッジ

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを装着可能であ
    り、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に
    おいて、(a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体の履歴情報を記憶する記憶手段と、
    を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、(b)前記電子写真感光体の表面を移動
    させる駆動手段と、(c)前記電子写真感光体の表面を
    一様に帯電させる、帯電手段に電圧を印加する帯電電圧
    電源と、(d)前記プロセス手段により前記電子写真感
    光体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段
    に電圧を印加する転写電圧電源と、を有する電子写真画
    像形成装置において、(e)前記記憶手段に記憶された
    履歴情報を読み出す読み出し手段と、(f)記憶した履
    歴情報から以降の、電子写真画像形成装置本体での前記
    電子写真感光体の使用情報を検出する検出手段と、
    (g)前記記憶した履歴情報と前記使用情報から、最新
    の履歴情報を算出する算出手段と、(h)前記最新の履
    歴情報を前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、
    (i)前記記憶手段の履歴情報に基づいて、画像形成プ
    ロセス条件を変更する制御手段と、を有することを特徴
    とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記プロセスカートリ
    ッジ、現像剤、前記電子写真感光体、前記電子写真感光
    体に作用するプロセス手段、及び前記プロセス手段が有
    する機能部材の、製造ロットもしくは種類に関する情報
    である個体情報を、少なくとも一つ有することを特徴と
    する請求項1の電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 更に、画像形成を行うときに、前記電子
    写真感光体の表面移動速度を多段階に変更する変更手段
    を有することを特徴とする請求項1又は2の電子写真画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 更に、画像形成を行うときに、帯電電圧
    を多段階に変更する変更手段を有することを特徴とする
    請求項1、2、又は3の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 更に、画像形成を行うときに、転写電圧
    を多段階に変更する変更手段を有することを特徴とする
    請求項1から4のいずれかの電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶された履歴情報と
    は、前記電子写真感光体の総駆動時間、前記電子写真感
    光体に印加された総帯電時間、及び前記電子写真感光体
    に印加された総転写時間のうちの少なくとも一つである
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかの電子写真
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に記憶された履歴情報と
    は、変更された表面移動速度ごとの前記電子写真感光体
    の駆動時間、変更された帯電電圧条件ごとの帯電時間、
    及び変更された転写電圧条件ごとの転写時間のうちの少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかの電子写真画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶された前記電子写真
    感光体の履歴情報から前記電子写真感光体の使用量を演
    算する演算手段と、 演算された前記電子写真感光体の使用量に応じて、画像
    形成プロセス条件を変更する制御手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1から7のいずれかの電子写真画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶された前記電子写真
    感光体の履歴情報と前記プロセスカートリッジの個体情
    報に基づき、前記電子写真感光体の使用量を演算する演
    算手段と、 演算された前記電子写真感光体の使用量に応じて、画像
    形成プロセス条件を変更する制御手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1から8のいずれかの電子写真画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記電子写真感光体の使用量を演算す
    る演算手段と、 演算された前記電子写真感光体の使用量とプロセスカー
    トリッジの個体情報に基づいて、画像形成プロセス条件
    を変更する制御手段と、を有することを特徴とする請求
    項1から9のいずれかの電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段内における、履歴情報で
    ある、各表面移動速度ごとの前記電子写真感光体の駆動
    時間をt1、t1’、t1”、… とし、各帯電電圧条
    件ごとの帯電電圧印加時間をt2、t2’、t2”、…
    とし、各帯電電圧条件ごとの転写電圧印加時間をt
    3、t3’、t3”、… としたとき、あらかじめ決め
    られた係数k1、k1’、k1”、…、k2、k2’、
    k2”、…、 k3、k3’、k3”、…、 αを用い
    て、前記電子写真感光体の使用量Tを T=k1×t1+k2+t2+k3×t3+k1’×t
    1’+k2’×t2’+… + α (ただし、k1、k1’、… 、k2、k2’、…、k
    3、k3’、… ≧0)の式に基づき演算する手段を有
    することを特徴とする請求項1から10のいずれかの電
    子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記電子写真感光体の使用量を、該使
    用量に応じた画像形成プロセス条件に変換する変換式も
    しくは変換テーブルを有することを特徴とする請求項1
    から11のいずれかの電子写真画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジの個体情報
    ごとに、前記電子写真感光体の使用量と該使用量に応じ
    た画像形成プロセス条件に変換する変換式もしくは変換
    テーブルを有することを特徴とする請求項1から12の
    いずれかの電子写真画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段としての帯電手段、現像手段、及びクリー
    ニング手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体と
    を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを前記
    電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの
    であることを特徴とする請求項1から13のいずれかの
    電子写真画像形成装置。
  15. 【請求項15】 記録媒体に画像を形成する電子写真画
    像形成装置において電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体の履歴情報を記憶する記憶手段と、 前記電子写真感光体の表面を移動させる駆動手段と、 前記電子写真感光体の表面を一様に帯電させる、帯電手
    段に電圧を印加する帯電電圧電源と、 前記プロセス手段により、前記電子写真感光体上に形成
    された画像を記録媒体に転写する、転写手段に電圧を印
    加する転写電圧電源と、 前記記憶手段に記憶された履歴情報を読み出す読み出し
    手段と、 記憶した履歴情報から以降の、画像形成装置本体での前
    記電子写真感光体の使用情報を検出する検出手段と、 前記記憶した履歴情報と前記使用情報から、最新の履歴
    情報を算出する算出手段と、 前記最新の履歴情報を前記記憶手段に書き込みを行う書
    き込み手段と、 前記記憶手段の履歴情報に基づいて、画像形成プロセス
    条件を変更する制御手段と、を有することを特徴とする
    電子写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段は、現像剤、前記電子写
    真感光体、前記電子写真感光体に作用するプロセス手
    段、及び前記プロセス手段が有する機能部材の、製造ロ
    ットもしくは種類に関する情報である個体情報を、少な
    くとも一つ有することを特徴とする請求項15の電子写
    真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 更に、画像形成を行うときに、前記電
    子写真感光体の表面移動速度を多段階に変更する変更手
    段を有することを特徴とする請求項15又は16の電子
    写真画像形成装置。
  18. 【請求項18】 更に、画像形成を行うときに、帯電電
    圧を多段階に変更する変更手段を有することを特徴とす
    る請求項15、16、又は17の電子写真画像形成装
    置。
  19. 【請求項19】 更に、画像形成を行うときに、転写電
    圧を多段階に変更する変更手段を有することを特徴とす
    る請求項15から18のいずれかの電子写真画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 前記記憶手段に記憶された履歴情報と
    は、前記電子写真感光体の総駆動時間、前記電子写真感
    光体に印加された総帯電時間、及び前記電子写真感光体
    に印加された総転写時間のうちの少なくとも一つである
    ことを特徴とする請求項15から19のいずれかの電子
    写真画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記記憶手段に記憶された履歴情報と
    は、変更された表面移動速度ごとの前記電子写真感光体
    の駆動時間、変更された帯電電圧条件ごとの帯電時間、
    及び変更された転写電圧条件ごとの転写時間のうちの少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項15から2
    0のいずれかの電子写真画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記記憶手段に記憶された前記電子写
    真感光体の履歴情報から前記電子写真感光体の使用量を
    演算する演算手段と、 演算された前記電子写真感光体の使用量に応じて、画像
    形成プロセス条件を変更する制御手段と、を有すること
    を特徴とする請求項15から21のいずれかの電子写真
    画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記記憶手段に記憶された前記電子写
    真感光体の履歴情報と前記個体情報に基づき、前記電子
    写真感光体の使用量を演算する演算手段と、 演算された前記電子写真感光体の使用量に応じて、画像
    形成プロセス条件を変更する制御手段と、を有すること
    を特徴とする請求項15から22のいずれかの電子写真
    画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記電子写真感光体の使用量を演算す
    る演算手段と、 演算された前記電子写真感光体の使用量と前記個体情報
    に基づいて、画像形成プロセス条件を変更する制御手段
    と、を有することを特徴とする請求項15から23のい
    ずれかの電子写真画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記記憶手段内における、履歴情報で
    ある各表面移動速度ごとの前記電子写真感光体の駆動時
    間をt1、t1’、t1”、… とし、各帯電電圧条件
    ごとの帯電電圧印加時間をt2、t2’、t2”、…
    とし、各帯電電圧条件ごとの転写電圧印加時間をt3、
    t3’、t3”、… としたとき、あらかじめ決められ
    た係数k1、k1’、k1”、…、k2、k2’、k
    2”、…、 k3、k3’、k3”、…、 αを用い
    て、前記電子写真感光体の使用量Tを T=k1×t1+k2+t2+k3×t3+k1’×t
    1’+k2’×t2’+… + α (ただし、k1、k1’、… 、k2、k2’、…、k
    3、k3’、… ≧0)の式に基づき演算する手段を有
    することを特徴とする請求項15から24のいずれかの
    電子写真画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記電子写真感光体の使用量を、使用
    量に応じた画像形成プロセス条件に変換する変換式もし
    くは変換テーブルを有することを特徴とする請求項15
    から25のいずれかの電子写真画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記個体情報ごとに、前記電子写真感
    光体の使用量と該使用量に応じた画像形成プロセス条件
    に変換する変換式もしくは変換テーブルを有することを
    特徴とする請求項15から26のいずれかの電子写真画
    像形成装置。
  28. 【請求項28】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロ
    セス手段と、前記電子写真感光体の履歴情報を記憶する
    記憶手段とを有し、前記プロセス手段としての帯電手
    段、現像手段、及びクリーニング手段の少なくとも一つ
    と、前記電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
    たことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  29. 【請求項29】 前記記憶手段は、前記プロセスカート
    リッジ、現像剤、前記電子写真感光体、前記電子写真感
    光体に作用するプロセス手段、及び前記プロセス手段が
    有する機能部材の、製造ロットもしくは種類に関する情
    報である個体情報を、少なくとも一つ有することを特徴
    とする請求項28のプロセスカートリッジ。
  30. 【請求項30】 前記記憶手段に記憶された履歴情報と
    は、前記電子写真感光体の総駆動時間、前記電子写真感
    光体に印加された総帯電時間、及び前記電子写真感光体
    に印加された総転写時間のうちの、少なくとも一つであ
    ることを特徴とする請求項28、又は29のプロセスカ
    ートリッジ。
  31. 【請求項31】 前記記憶手段に記憶された履歴情報と
    は、変更された表面移動速度ごとの前記電子写真感光体
    の駆動時間、変更された帯電電圧条件ごとの帯電時間、
    及び変更された転写電圧条件ごとの転写時間のうちの少
    なくとも一つとすることを特徴とする請求項28、2
    9、又は30のいずれかのプロセスカートリッジ。
  32. 【請求項32】 前記記憶手段は、前記電子写真感光体
    の履歴情報から使用量を演算する演算式を記憶すること
    を特徴とする請求項28から31のいずれかのプロセス
    カートリッジ。
  33. 【請求項33】 前記記憶手段は、前記電子写真感光体
    の履歴情報から個体情報に応じた前記電子写真感光体の
    使用量を演算する演算式を記憶することを特徴とする請
    求項28から32のいずれかのプロセスカートリッジ。
  34. 【請求項34】 前記記憶手段は、前記電子写真感光体
    の使用量を、該使用量に応じた画像形成プロセス条件に
    変換する変換式もしくは変換テーブルを記憶することを
    特徴とする請求項28から33のいずれかのプロセスカ
    ートリッジ。
  35. 【請求項35】 前記記憶手段は、前記電子写真感光体
    の使用量を、個体情報と前記使用量に応じた画像形成プ
    ロセス条件に変換する変換式もしくは変換テーブルを記
    憶することを特徴とする請求項28から34のプロセス
    カートリッジ。
  36. 【請求項36】 前記プロセスカートリッジの記憶手段
    が有する履歴情報である、各表面移動速度ごとの前記電
    子写真感光体の駆動時間をt1、t1’、t1”、…
    とし、各帯電電圧条件ごとの帯電電圧印加時間をt2、
    t2’、t2”、… とし、各帯電電圧条件ごとの転写
    電圧印加時間をt3、t3’、t3”、… としたと
    き、あらかじめ決められた係数k1、k1’、k1”、
    …、k2、k2’、k2”、…、 k3、k3’、k
    3”、…、 αを用いて、前記電子写真感光体の使用量
    Tを T=k1×t1+k2+t2+k3×t3+k1’×t
    1’+k2’×t2’+… + α (ただし、k1、k1’、… 、k2、k2’、…、k
    3、k3’、… ≧0)の式に基づき演算されるとき、
    前記プロセスカートリッジの記憶手段に、係数k1、k
    1’、… 、k2、k2’、…、k3、k3’、…、α
    のうち、少なくとも一つを記憶していることを特徴とす
    る請求項28から35のいずれかのプロセスカートリッ
    ジ。
  37. 【請求項37】 前記プロセスカートリッジの記憶手段
    に前記電子写真感光体の使用量Tを記憶していることを
    特徴とする請求項28から36のプロセスカートリッ
    ジ。
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