JPH1039685A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH1039685A
JPH1039685A JP8215195A JP21519596A JPH1039685A JP H1039685 A JPH1039685 A JP H1039685A JP 8215195 A JP8215195 A JP 8215195A JP 21519596 A JP21519596 A JP 21519596A JP H1039685 A JPH1039685 A JP H1039685A
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JP
Japan
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image forming
process cartridge
cartridge
forming apparatus
toner
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JP8215195A
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English (en)
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Masahide Kinoshita
正英 木下
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置故障等の問題を招く恐れのない場合にお
いてこれらの多くのユーザーの要求に応じてユーザー自
身の判断でプリント動作を可能とする画像形成装置、及
びこの画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジ
を得る。 【解決手段】 プロセスカートリッジ13の不揮発メモ
リ20に、感光体1の寿命を定める要因の加算データを
記憶させ、本体100に設けられたCPU21で、加算
データを読み取り、予め定められた所定の値と比較し、
この比較結果によりプロセスカートリッジの交換警告を
行ない、その後画像形成装置動作を停止する。次いで、
画像形成動作の強制停止後にこれを解除し、所要枚数の
プリント動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な電子写
真画像形成装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、L
EDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子
写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッ
サー等が含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電
子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
あるか、又は帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とする
ものであるか、更に少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行なうことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0005】上記プロセスカートリッジ方式の画像形成
装置ではユーザー自身がカートリッジを交換しなければ
ならないため、トナーが消費された場合や感光体ドラム
等の部品が寿命となった場合にユーザーにその旨を報知
する手段が必要となる。
【0006】プロセスカートリッジとしての現像装置の
寿命とはトナーが消費されて画像濃度薄になる時であっ
て、この場合、各種トナー残量検知手段によりトナー残
量を検知し、完全にトナーがなくなる前の画像品位を十
分満足する状態で、ユーザーに報知している。
【0007】又、プロセスカートリッジとしての感光体
ドラム及びクリーニング装置の部品寿命とは、主に感光
体ドラム自身の摩耗により感光層の帯電時における電荷
保持が不十分になり画像不良を招いたり、感光体ドラム
の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置内の
トナー収容容器がトナーで満杯になり収容しきれずに外
部にこぼれ落ちる時であり、この場合も各種感光体ドラ
ムの寿命検知手段やクリーニング装置内トナーの満杯状
態の検知手段により画像不良や画像形成装置内の汚れを
招く前の時期にユーザーに報知している。
【0008】ところが、このように交換時期をより正確
にユーザーに報知できるようになったが、ユーザーがカ
ートリッジの寿命を知っても交換しないで大量にプリン
トする場合がある。これは前述したように画像品位を保
証できる時期に寿命を報知するために、ユーザーはまだ
プリント可能と判断し、自らの必要性から大量にプリン
ト動作を行なったり、又、ユーザーが大量のプリント命
令を行なった際、そのまま画像形成装置をチェックせず
に別のことをしていたために、プリント中に画像形成装
置が寿命を報知していても気づかずにそのままプリント
を継続したりする場合である。
【0009】このような場合に各カートリッジの寿命を
過ぎてしまうことがあり、特にユーザーとして問題が大
きいのは、感光体ドラムやクリーニング装置を含んだカ
ートリッジの場合である。現像装置の場合は寿命を超え
た場合に白抜けの画像が出力されるだけあるが、感光体
ドラムの場合(かつ反転現像の場合)は電位不十分によ
る非画像部への現像が行なわれるが故に黒点、黒筋の画
像を大量にプリントしてしまい、転写材を消耗するだけ
でなく現像装置内のトナーをも無駄にしてしまう。そし
て、最悪の場合は全面電位不足による黒の画像を感光体
ドラム上に現像することになり、クリーニング装置内の
トナー収容容器の寿命までも大幅に縮める結果を招く。
【0010】又、クリーニング装置の場合においては、
該装置内のトナー収容容器がトナーで満杯になり、該装
置に取付けられた感光体ドラム上の残留トナーをクリー
ニングするクリーニングブレードのクリーニングが良好
に行なわれなくなり、この部分でトナーが擦り抜け、転
写紙上の非画像部に転写したり、トナー収容容器からト
ナーが外部にこぼれ落ち、画像形成装置内を汚してしま
う。
【0011】そこで感光体ドラムやクリーニング装置を
含むカートリッジに関しては、この問題を防止するため
にユーザーにその寿命が近いことを報知し、その後一定
プリント動作後でカートリッジの寿命に到達する前に強
制的に画像形成装置のプリント動作を停止させるように
制御することが考えられる。
【0012】ところがこのような制御は、以下の場合に
おいて問題を生じる。例えば寿命報知後に、画像形成装
置が一定プリント動作を行ない、強制的に画像形成装置
を停止する直前のタイミングで当該カートリッジを別の
画像形成装置本体に装着したユーザーがいた場合、この
画像形成装置はカートリッジの状態を寿命であると判断
しその後一定プリント動作を行なった後強制停止するこ
とになる。そのため本来強制停止すべきプリント枚数を
オーバーすることになり、これが最悪繰り返されると寿
命を大幅に超えた段階で強制停止することになるため、
実質強制停止制御不能となり不良画像やトナー汚れを招
くことになってしまう。
【0013】この問題に対してプロセスカートリッジの
寿命の検知手段として、メモリを利用することが考えら
れる。既にメモリをカートリッジ内に設けた提案は各種
なされており、例えば特開昭63−212956号公報
ではカートリッジ内にメモリを設け、装置本体には読み
出し及び書き込みを行なうための手段と、メモリから読
み出した内容と電子写真動作とに基づいて、カートリッ
ジの寿命に関連する情報の演算を行ない、その情報をメ
モリに書き込ませる電子写真記録装置が提案されてい
る。
【0014】このカートリッジ内に読み出し及び書き込
み可能なメモリを設けた構成をとり、ユーザーにその寿
命が近いことを報知し、その後一定プリント動作後でカ
ートリッジの寿命に到達する前に強制的に画像形成装置
のプリント動作を停止させるように制御するような構成
とすることで、途中で別の画像形成装置に装着した場合
でもそのカートリッジの状態を正確に判断でき、強制停
止の制御を良好に行なえるようになった。更に、メモリ
を利用する効果としては、寿命のより高精度な検知を享
受できることである。
【0015】このようにメモリをカートリッジ内に設け
画像形成装置本体からの読み出し及び書き込みを行ない
カートリッジの状態を判断し、ユーザーにその寿命が近
いことを報知し、その後一定プリント動作後でカートリ
ッジの寿命に到達する前に強制的に画像形成装置のプリ
ント動作を停止させるように制御することにより、ユー
ザーに対して良好な画像品質を維持しつつ、ユーザーが
不良画像を大量にプリントし、転写材やトナー等を無駄
に消耗したり、画像形成装置内をトナーで汚すといった
問題を防止することが可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、どうし
てもその時点でプリントを行なう必要に迫られており、
且つ交換用のスペアカートリッジを所有していないもの
に対して、上記従来例のように画像形成動作を停止させ
る制御を行ないプリント動作を行なえなくすることは、
ユーザビリティの観点から好ましくない。
【0017】一方、前述したように画像形成装置のプリ
ント動作が可能なときは、当然画像品質を保証する必要
があるため、プリント動作を停止するのは感光体ドラム
や或いはクリーニング装置の寿命すなわち不良画像やト
ナー汚れ等の問題を招く前である。この不良画像やトナ
ー汚れ等の問題を招く前のぎりぎり直前に停止するよう
に制御することは従来の各種寿命検知精度及び感光体ド
ラム等の各パーツのばらつき、交差等を考慮すると不可
能である。従って、ある程度感光体ドラムや或いはクリ
ーニング装置の寿命に達する前にプリント動作は停止さ
せることになり、若干の枚数なら良好な画像でプリント
することが可能な時点でプリント動作を停止するように
制御しているのが現状である。
【0018】つまり実際には上記ユーザーに対して、あ
る程度の枚数までなら良好な画像を提供でき、そのユー
ザーの要求に応えることが可能であるにも拘らず、画像
形成装置のプリント動作を停止してしまっている。
【0019】又、若干の不良画像でもいいからプリント
を行ないたい場合も当然あり、このような要求に応える
場合には感光体ドラムや或いはクリーニング装置の寿命
を超えるまで使用可能とする必要があるのだが、この場
合以下のような問題を生じる恐れがある。
【0020】すなわち上記の感光体ドラムに関しては、
ユーザーが不良画像の発生を了承していれば寿命を超え
て使用しても後にこれらを交換すれば良好な画像を提供
することが可能であるが、クリーニング装置の収容容器
がトナーで満杯になるまで使用させることは前述したよ
うに画像形成装置内のトナー汚れを招いてしまう。この
トナー汚れについては、当然交換時にユーザーの手を汚
す場合があり、また、画像形成装置内の転写紙搬送路上
がトナーで汚れた場合、少なくともクリーニング装置を
含んだカートリッジを新品に交換した後でも転写紙にト
ナーが付着し汚れた画像が出続けたり、最悪の場合は画
像形成装置内の駆動部分に入り込んで装置故障を引き起
こすといった問題を招いてしまう。
【0021】そこである程度の不良画像でもいいからプ
リントを行ないたい場合には、クリーニング装置の寿命
がまだ十分に残っている場合のみプリント動作を可能と
すればよいのだが、従来例ではカートリッジの構成によ
って寿命以上使用すると上記のような問題となるとそう
でないものとを区別せずに、各カートリッジの寿命に達
する前にプリント動作を停止してしまっていた。
【0022】つまり上記のような問題が発生せずにプリ
ント動作を行なえる場合があり、ある程度の不良画像で
もいいからプリントを行ないたいユーザーの要求に応え
ることが可能であるにも拘らず、画像形成装置のプリン
ト動作を停止してしまっていた。
【0023】従って、本発明の目的は、装置故障等の問
題を招く恐れのない場合においてこれらの多くのユーザ
ーの要求に応じてユーザー自身の判断でプリント動作を
可能とする画像形成装置、及びこの画像形成装置に装着
されるプロセスカートリッジを提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置及びプロセスカートリッジにて達成され
る。要約すれば、本発明は、少なくとも感光体と不揮発
性メモリを有するプロセスカートリッジを着脱可能に構
成した画像形成装置において、前記不揮発性メモリに、
前記感光体の寿命を定める要因の加算データを記憶させ
る手段と、前記加算データを読み取り、予め定められた
所定の値とを比較する比較手段と、この比較結果により
前記プロセスカートリッジの交換警告を行ない、その後
画像形成形成動作を停止するように制御する手段と、前
記画像形成動作の強制停止後にこれを解除する手段とを
有することを特徴とする画像形成装置である。
【0025】前記予め定められた所定値は少なくとも2
つ以上あり、第一のレベルの所定値と前記加算データと
を比較し、前記第一の比較結果により画像形成動作を強
制的に停止し、これを解除した後、第二のレベルの所定
値と前記加算データとを比較し、この第二の比較結果に
より画像形成動作を再度強制的に停止するように制御す
ることが好ましい。
【0026】前記画像形成動作の停止後にこれを解除し
た後、所定回数の画像形成動作後に画像形成動作を強制
的に停止するように制御することが好ましい。
【0027】前記プロセスカートリッジは、前記感光体
表面の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置
と、残留トナーを収容する収容容器とを有し、装置本体
には、前記収容容器内のトナー量が所定値以上になった
ことを検知する収容トナー検知手段を設け、前記収容容
器内トナー量が所定値以上であることを検知した際に、
前記感光体の状態に拘らず画像形成動作を停止し、強制
停止の解除を不能とすることが好ましい。
【0028】本発明による他の態様によれば、少なくと
も電子写真感光体と不揮発性のメモリを有するプロセス
カートリッジであって、前記不揮発性のメモリに感光体
の寿命を定める要因の加算データを記憶させる手段と、
前記加算データを読み取り、予め定められた所定の値と
比較することで交換警告を行なう手段と、その後画像形
成動作を強制的に停止するように制御する手段と、前記
画像形成動作の強制停止後にこれを解除する手段とを有
する画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリ
ッジにおいて、前記不揮発性のメモリは前記強制停止の
履歴を記憶する領域を有することを特徴とするプロセス
カートリッジが提供される。
【0029】前記強制停止の履歴は強制停止後の画像形
成動作数であって、画像形成装置が前記画像形成動作数
を前記メモリ内に書き込むことが好ましい。前記メモリ
に書き込まれた画像形成動作数が所定回数に達したとき
に画像形成動作を強制的に停止するように制御すること
が好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
及びプロセスカートリッジを図面に則して更に詳しく説
明する。
【0031】実施例1 先ず、本発明の実施例1を図1〜図4により説明する。
【0032】図1において、本実施例の画像形成装置1
00は、転写式電子写真プロセス利用のレーザービーム
プリンターである。感光体ドラム1は接地されたアルミ
ニウム等の導電材性のドラム基体1aの外周面に有機光
導電体層(OPC)からなる感光体層1bを形成した直
径30mmのもので、矢印の方向に所定のプロセススピ
ード(周速度)、例えば100mm/secで回転駆動
される。
【0033】感光体ドラム1の回りには、帯電手段とし
ての帯電ローラ2が配置され、このローラ2の芯金3に
はバイアス印加電源10により負の直流電圧と交流電圧
の重畳電圧である振動電圧が印加される。このとき、帯
電ローラ2により負の帯電を受けた感光体ドラム1面
に、レーザースキャナ12から、電気信号化された画像
情報に基づいて出力されるレーザー光5による走査露光
がなされることにより露光部分の電位が減衰して、感光
体ドラム1面に静電潜像が形成される。
【0034】その潜像面に現像器6の現像ブレード61
により、現像スリーブ62上にコートされた負帯電トナ
ーによって潜像が反転現像される。
【0035】一方、不図示の給紙部から搬送手段である
ガイド7を介して転写材Pが、感光体ドラム1と転写部
材としての転写ローラ8との当接ニップ部(転写部)へ
感光ドラム1面のトナー像とタイミングを合わせて給送
され、転写ローラ8にバイアス印加電源10から印加さ
れているトナーの帯電極性と逆極性の転写バイアスによ
り感光ドラム1面側のトナー像が転写材P面側へ順次転
移(転写)されていく。
【0036】転写部を通った転写材Pは感光体ドラム1
面から分離されて不図示の定着手段へ導入されて像定着
を受けて、画像形成物(プリント)として出力される。
【0037】転写材分離後の感光ドラム1面は、クリー
ニングブレード9aを備えたクリーニング装置9により
転写残りトナー等の付着汚染物の除去を受けて清浄面化
されて繰り返して作像に供される。このクリーニング装
置9はその収容容器9bに転写残りトナーを収容する。
【0038】バイアス印加電源10には、帯電ローラ2
及び転写ローラ8に対する所定の印加タイミング、所定
の電位を自動設定する制御部(CPU)11が接続され
ている。
【0039】尚、帯電ローラ2、クリーニング装置9、
及び感光体ドラム1はプロセスカートリッジ13として
一体的に構成され、第1の装着ガイド手段70によって
装置本体100に対して着脱自在とされている。又、プ
ロセスカートリッジ13には不揮発性のメモリ20が搭
載されており、本実施例においては、取扱い易さやコス
トの面からNV(NonVolatile)RAMを使
用している。又、メモリ20は装置本体側のCPU21
と適宜手段により接続されている。
【0040】また、現像器6は、現像カートリッジとし
て、上記と同様に第2の装着ガイド手段80により装置
本体100に対して着脱自在とされている。
【0041】本実施例のように、帯電ローラ2、クリー
ニング装置9、及び感光体ドラム1を一体にした構成の
プロセスカートリッジの場合、その寿命はクリーニング
装置9の収容容器9bが残留トナーで満杯になったとき
か、或いは感光体ドラム1の摩耗により良好な帯電が行
なわれずに不良画像が発生するときが寿命となるのだ
が、本実施例においては感光体ドラム1の摩耗によって
決定するように構成している。
【0042】つまり、収容容器9bは、1枚あたりに収
容容器に収容される最大トナー量×感光体ドラム1の寿
命のばらつきを含めた最大プリント枚数を実験ならびに
計算で求め、このトナーが十分収容できる大きさとして
いる。そのため本実施例においてはクリーニング装置9
のトナー満杯検知手段を設けていない。
【0043】このプロセスカートリッジの13の寿命を
決定する感光体ドラム1の摩耗はクリーニングブレード
による摺擦時間や帯電ローラ2のACバイアス印加時間
等の要因から定まる。摩耗が進み感光層に必要膜厚を下
回った時点で寿命となる。
【0044】そこでこれらの要因と摩耗量の関係式を実
験により導いておく。この関係式からプロセスカートリ
ッジ13の摩耗量に相当する値αを算出し、このαが第
一の所定の値β1を上回ったときにまず交換警告を表示
し、さらに第二の所定の値β2を上回ったときに画像形
成装置のプリント動作を停止するように制御している。
【0045】本実施例における制御について、特に図3
及び図4のフローチャートを参照して更に説明する。
【0046】まず、あらかじめ、プロセスカートリッジ
13のメモリ20に、比較値β1とβ2(β1<β2)
を入れておき、αの値を記憶させるエリアを確保してお
く。
【0047】図3のフローチャートにおいて、プロセス
カートリッジ13が画像形成装置に装着されたときに
は、メモリ20は、画像形成装置のCPU21に接続さ
れた状態となっている。この状態で、画像形成装置の電
源がONされると、CPU21が、メモリ20より使用
状態αを読み込む。
【0048】次に、CPU21で使用状態αと比較値β
1を比較し(S1)、α<β1の時には、そのまま何も
表示をせずに、画像形成装置の初期化、ウォーミングア
ップをしスタンバイ状態とする(S2)。そして、画像
形成信号に従ってプリント動作を行う(S3)。
【0049】この時、CPU21内部で、使用状態、即
ち上記摩耗要因に従った計算値αをカウントし(S
4)、使用状態αを更新し、カートリッジのメモリ20
にαを書き込む(S5)。
【0050】一方、ステップ1(S1)で、使用状態α
が比較値β1と同一、あるいは比較値β1よりも大きく
なったときに、プロセスカートリッジの交換を促す信号
を発生し、表示する(S6)。
【0051】次いで、CPU21で使用状態αと比較値
β2とを比較し(S7)、α<β2の時には、そのまま
何も表示をせずに、前述のS2からS5の工程を実施す
る。一定時間毎や、ドアオープン時、電源OFF時にメ
モリ20に使用状態αを更新していく。これらの動作を
繰り返し行って行く内に、使用状態αが比較値β2と同
一、あるいは比較値β2よりも大きくなったときに、プ
ロセスカートリッジが寿命であることを告知し、この寿
命と共に画像形成動作を禁止する(S8)。
【0052】なお、β1、β2の値は予め画像形成装置
内か或いはカートリッジ13内のメモリの所定領域に記
憶させてある。例えば元々寿命の異なるカートリッジを
製品ラインアップとして揃え、それぞれの感光体ドラム
の初期膜厚が異なっていた場合は、寿命となる上記摩耗
量の限界値が異なるため、このような場合はβ1とβ2
をカートリッジ13内のメモリの所定領域に記憶させて
おく必要がある。
【0053】ステップ8(S8)の次に、ユーザーがプ
リント動作を行ないたいと判断した場合は(S9)、画
像形成装置本体に設けられたスイッチを入れる、もしく
はこの画像形成装置に接続されたコンピューター端末か
らの命令を行なうことで、この停止状態となった画像形
成装置のプリント動作を再開できるようにしている。
【0054】本実施例においては、このプリント動作を
再開した後は、ユーザーの判断で何枚でも所望の枚数だ
けプリント動作可能としている。
【0055】ステップ9(S9)で、プリント動作の停
止解除命令を受けた後は、寿命を表示すると共に、装置
本体をスタンバイ状態とし(S10)、次いでプリント
命令を受けた後(S11)、プリント動作を行なう(S
12)。
【0056】このようにすることで、各ユーザーのう
ち、どうしてもその時点でプリントを行なう必要が迫ら
れており、且つ交換用のスペアカートリッジを所有して
いないものに対して、寿命に達したことを報知したこと
で画像不良が発生する可能性を容認したうえでユーザー
が本人の判断で画像形成動作を再開させることができ
る。
【0057】当然、本実施例においてはカートリッジ1
3は前述したようにクリーニング装置9の収容容器9b
が満杯になる前に、感光体ドラム1がその寿命を超える
ようにしてあるが故に、ユーザーが画像形成装置のプリ
ント動作を再開しても収容容器9bからのトナー汚れは
発生しない。
【0058】又、画像不良の発生を容認できないユーザ
ーに対しても画像形成装置を強制停止する前に予めカー
トリッジ交換警告を行なっているため交換用のスペアカ
ートリッジを余裕を持って用意できる。
【0059】なお本実施例において比較のための所定値
としてβ1とβ2の2つ予め記憶させておいたが、所定
値としてβ1のみを記憶させ、交換警告後にプリント枚
数をカウントし、所定枚数になった段階で上記の寿命警
告及び画像形成動作の強制停止を行なうように制御して
もよい。
【0060】実施例2 次に、本発明の実施例2について、図5のフローチャー
トを参照して説明する。
【0061】実施例1では、画像形成装置本体の強制停
止後に停止解除を行なった後はユーザーの判断で何枚で
もプリント可能としておいたが、本実施例においてはそ
の寿命表示後のプリント枚数を表示できるようにしてい
る。
【0062】図5のフローチャートにその制御を示して
いるが、停止解除命令をユーザーが画像形成装置本体内
に設けられたスイッチを入れるか、或いはこの画像形成
装置に接続されたコンピューター端末からの入力により
行ない(S9)、寿命を表示すると共に、装置本体をス
タンバイ状態とし(S10)、次いでプリント命令を受
けた後(S11)、プリント動作を再開する(S1
2)。ここまでは実施例1と同様である。
【0063】本実施例では、プリント動作を再開した後
に行なったプリント枚数をカウントし、画像形成装置内
か或いはカートリッジ13内のメモリに順次加算データ
Xとして書き込んでいく。このプリント枚数を表示装置
により表示する(S13)。これによりユーザーが寿命
後にプリントした枚数を把握できる。
【0064】なお、この加算データXはカートリッジ1
3内のメモリに書き込む方が望ましい。なぜならプリン
ト動作再開後にこのカートリッジ13を別の画像形成装
置に装着した場合でも、寿命表示後にどの程度プリント
したかを判断することが可能となるからである。
【0065】これによって、実施例1の効果に加え、寿
命表示後にユーザーがどの程度プリントしたかを確認で
き、その枚数と画像のレベルを確認できる。その結果い
くつかのカートリッジをユーザーが似たような画像でプ
リントした場合は、寿命表示後にどの程度のプリント枚
数までプリント可能であるかをある程度判断でき、ユー
ザー自身の交換が把握できる。
【0066】実施例3 次に、本発明の実施例3について、図6のフローチャー
トを参照して説明する。
【0067】実施例1は、画像形成装置本体の強制停止
後に停止解除を行なった後はユーザーの判断で何枚でも
プリント可能としておいたが、本実施例においてはその
停止解除後に再度強制停止するように制御している。
【0068】図6のフローに示したように予め第三の比
較値β3を定めておく。そして強制停止解除後にプリン
ト動作を行なった際においても(S12)、寿命要因を
カウントし(S14)、感光体ドラム1の使用状態αを
更新し、メモリにαを書き込む(S15)。このαがβ
3を上回った時に(S16)、再度強制停止するように
制御している(S17)。
【0069】つまり本実施例においては、比較値として
3レベルのβ1、β2、β3を予め記憶させておき、感
光体ドラム1の使用状態αと比較することで、それぞれ
カートリッジ13の交換時期、寿命表示及び強制停止、
停止解除後の第二の強制停止を行なっている。
【0070】このように制御することによって、もし寿
命表示後のプリント再開後にユーザーが大量のプリント
命令を行なって、そのまま画像形成装置をチェックする
ことがなくても、プリント中に画像形成装置が寿命を大
幅に過ぎてしまうのを防止できる。その結果、ひどい不
良画像を気づかずにそのまま大量にプリント出力するこ
とを防止できる。
【0071】実施例4 次に、本発明の実施例4について、図7のフローチャー
トを参照して説明する。
【0072】実施例2においては、寿命表示後のプリン
ト枚数を表示できるようにしているが、本実施例では図
7に示したようにそのプリント枚数が所定枚数に達した
後にプリント動作を強制停止するように制御している。
【0073】要は、プリント動作を再開した後に行なっ
たプリント枚数をカウントし、画像形成装置内か或いは
カートリッジ13内のメモリに順次加算データXとして
書き込んでいくが(S13)、この加算データXと、予
め決めた所定枚数γとを比較し(S18)、このγに達
した時点で画像形成装置のプリント動作を強制終了させ
るように制御している(S19)。
【0074】このように制御することによって、実施例
3と同様に、もし寿命表示後のプリント再開後にユーザ
ーが大量のプリント命令を行なって、そのまま画像形成
装置をチェックせずにいたために、プリント中に画像形
成装置が寿命を大幅にすぎてしまうのを防止できる。そ
の結果、ひどい不良画像に気づかずにそのまま大量にプ
リント出力するのを防止できる。
【0075】更にこの可能プリント枚数γを表示するこ
とでユーザーは再開後の可能プリント枚数γまでしかプ
リントできないことを知ることができる。
【0076】なお、本実施例における強制終了後におい
ても再度強制停止を解除できるように制御し、また所定
枚数プリント後に強制停止するといった制御を行なって
もよい。
【0077】実施例5 次に、本発明の実施例5について図8〜図10を参照し
て説明する。
【0078】図8に本発明に従う画像形成装置の他の例
が示される。本実施例における画像形成装置200の構
成としては、プロセスカートリッジ26が、帯電ローラ
2、クリーニング装置25、感光体ドラム1を一体にし
た構成をとっている点では前述の実施例と同様であり、
異なるのは、装置本体200に、クリーニング装置25
のトナー満杯検知手段23、24を設けた点のみであ
る。
【0079】図8に示すように、クリーニング装置25
の収容容器25bの上部角部には2箇所に透過窓22が
設けられている。透過窓22は画像形成装置本体に設け
られた発光素子23から受光素子24の間の光路中に位
置している。このような構成をとることで、クリーニン
グ装置25内に収容されたトナーが充満し、発光素子2
3から受光素子24間の光路を遮った時に満杯であるこ
とが検知できる。
【0080】この他に満杯検知手段として、クリーニン
グ装置内にアンテナ状の電極を2本設け、その間に位置
するトナー量に応じて静電容量が変化するのを利用した
いわゆるアンテナ検知や、クリーニング装置内のトナー
送り機構の駆動トルクがトナー量に応じて変化するのを
利用した検知方法等の既知の検知手段を用いることが可
能である。
【0081】本実施例における制御方法は、図9及び図
10のフローチャートに示す通りであるが、本実施例で
はまず最初にクリーニング装置25の収容容器25bが
満杯になったか否かを判断する(S21)。即ちこの受
光素子24からの情報をCPU21を読み取り、光を検
知しなくなったときにクリーニング装置25の収容容器
25bが満杯となったことを判断するように構成してい
る。
【0082】クリーニング装置25の収容容器25bが
満杯であると判断した際には、収容容器25bが満杯で
あることを表示し(S22)、画像形成動作を停止させ
るように制御する(S23)。
【0083】満杯でないと判断した場合には、この後、
CPU21で感光体ドラム1の使用状態αと比較値β1
を比較し(S24)、α<β1の時には、そのまま何も
表示をせずに、画像形成装置の初期化、ウォーミングア
ップをしスタンバイ状態とする(S25)。そして、画
像形成信号に従ってプリント動作を行う(S26)。
【0084】この時、CPU21内部で、使用状態、即
ち上記摩耗要因に従った計算値αをカウントし(S2
7)、使用状態αを更新し、カートリッジのメモリ20
にαを書き込む(S28)。
【0085】一方、ステップ24(S24)で、使用状
態αが比較値β1と同一、あるいは比較値β1よりも大
きくなったときに、プロセスカートリッジの交換を促す
信号を発生し、表示する(S29)。
【0086】次いで、CPU21で使用状態αと比較値
β2とを比較し(S30)、α<β2の時には、上記ス
タンバイ状態に入る(S25)。使用状態αが比較値β
2と同一、あるいは比較値β2よりも大きくなったとき
に、プロセスカートリッジが寿命であることを告知し、
この寿命と共に画像形成動作を停止する(S31)。
【0087】次いで、本実施例のS31〜S35までの
工程は、実施例1のS8〜S12までと同様であり、停
止解除の判断をユーザーが行なう。
【0088】そして、停止解除後にプリント動作を行な
う毎にクリーニング装置25の収容容器25b内のトナ
ー量の検知を行ない(S36)、収容容器25bが満杯
となった段階でその旨を表示し(S37)、画像形成動
作を停止させるように制御する(S38)。
【0089】このように制御することで、クリーニング
装置25からのトナー落下による機内の汚れを確実に防
止しつつ、実施例1と同様の効果が得られる。
【0090】また、このような制御とすることで実施例
1〜3のようにクリーニング装置25の収容容器25b
の容積を必要以上に大きくしなくてすむことなくでき
る。
【0091】更にこのようにクリーナー満杯検知手段を
用い、まずクリーナー満杯か否かを判断した後に実施例
2、3のように制御することは勿論可能であり、この場
合も停止解除後にプリント動作を行なう毎にクリーナー
内のトナー量を検知しつつ行なえばよい。
【0092】実施例6 次に、本発明の実施例6について図11及び図12を参
照して説明する。
【0093】実施例1〜5においては、図1又は図8に
示したモノカラーレーザビームプリンタに本発明を適用
した場合について説明したが、実施例6においては、本
発明を図11及び図12に示す、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのフルカラーレーザビームプリンタに
適用する。
【0094】図11において、感光ドラム71は、不図
示の駆動手段によって図時矢印方向に駆動され、ローラ
ー帯電器72により所定の電位に均一に帯電される。次
いで、イエローの画像模様に従った信号が入力された露
光装置73により、レーザ光が感光ドラム71に照射さ
れ、感光ドラム71上に潜像が形成される。
【0095】更に感光ドラム71が矢印方向に進むと支
持体75に支持された現像装置74a、74b、74
c、74dのうち、例えばイエロートナーが収容された
現像装置74aが感光ドラム71に対向するように支持
体5が回転され、上記の潜像は現像装置74aによって
可視化される。次いで、現像されたトナー像は中間転写
体である中間転写ベルト66上に転写される。
【0096】中間転写ベルト66は3本の支持ローラー
61、62、63上に張設され、不図示の駆動源に連結
された支持ローラー62が回転することにより、図中矢
印方向に移動する。又、中間転写ベルト66の内側の感
光ドラム対向部には、一次転写ローラ64が設けられ、
不図示の高圧電源から所定のバイアスが印加され、感光
ドラム71上のトナーは中間転写ベルト66上に転写さ
れる。
【0097】以上の工程を更に例えばマゼンタ、シア
ン、黒の順に現像装置74b、74c、74dにより実
施することによって中間転写ベルト66上に4色のトナ
ー像が形成される。
【0098】この4色のトナー像は、中間転写ベルト6
6の移動と同期をとって給紙装置76から搬送手段77
を介して搬送された転写紙上に、2次転写ローラー65
により一括転写される。更に、転写紙は、加熱・加圧定
着装置78によって溶融固着されカラー画像が得られ
る。
【0099】感光ドラム71上の転写残トナーはブレー
ド手段を備えたクリーニング装置79によって清掃され
る。
【0100】又、本実施例においては、帯電ローラー7
2、感光ドラム71、及びクリーニング装置79が一体
のプロセスカートリッジ90として、図12に示すよう
な外観を有するように構成され、装置本体に対して装着
ガイド手段80により脱着自在とされている。更に、上
記の実施例のメモリ20と同様に機能する記憶手段84
を備えている。
【0101】尚、4色の各現像器74a〜74dもプロ
セスカートリッジと同様に、装置本体と脱着可能な構成
とされている。これらの構成により、従来サービスマン
が行なっていた上記部材の交換、メンテナンスをユーザ
が簡単に行なうことができる。
【0102】上記のような構成のフルカラー画像形成装
置に本発明を適用することにより、実施例1〜5と同様
の作用効果を得ることができる。
【0103】なお、本発明は、実施例1から6に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々変更が可能で
ある。
【0104】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、装置故障等の問題を招く恐れのない場合にお
いて多くのユーザーの要求に応じてユーザー自身の判断
でプリント動作を可能とし、操作性、及び作業性の良好
な画像形成装置、及びこの画像形成装置に装着されるプ
ロセスカートリッジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜4が適用される画像形成装
置を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成装置に装着されるプロセスカー
トリッジの概略構成図である。
【図3】本発明の実施例1を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】図3のフローに続く制御のフローを示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の実施例2を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施例3を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施例4を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】本発明の実施例5が適用される画像形成装置を
示す概略構成図である。
【図9】本発明の実施例5を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】図9のフローに続く制御のフローを示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の実施例5が適用される画像形成装置
を示す概略構成図である。
【図12】図11の画像形成装置に装着されるプロセス
カートリッジを示す外観図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 7 現像装置 9 クリーニング装置 9b 収容容器 13 プロセスカートリッジ 20、84 不揮発メモリ 21 CPU

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも感光体と不揮発性のメモリを
    有するプロセスカートリッジを着脱可能に構成した画像
    形成装置において、前記不揮発性のメモリに前記感光体
    の寿命を定める要因の加算データを記憶させる手段と、
    前記加算データを読み取り、予め定められた所定の値と
    を比較する比較手段と、この比較結果により前記プロセ
    スカートリッジの交換警告を行ない、その後画像形成形
    成動作を停止するように制御する手段と、前記画像形成
    動作の強制停止後にこれを解除する手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記予め定められた所定値は少なくとも
    2つ以上あり、第一のレベルの所定値と前記加算データ
    とを比較し、前記第一の比較結果により画像形成動作を
    強制的に停止し、これを解除した後、第二のレベルの所
    定値と前記加算データとを比較し、この第二の比較結果
    により画像形成動作を再度強制的に停止するように制御
    することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成動作の停止後にこれを解除
    した後、所定回数の画像形成動作後に画像形成動作を強
    制的に停止するように制御することを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセスカートリッジは、前記感光
    体表面の残留トナーをクリーニングするクリーニング装
    置と、残留トナーを収容する収容容器とを有し、装置本
    体には、前記収容容器内のトナー量が所定値以上になっ
    たことを検知する収容トナー検知手段を設け、前記収容
    容器内トナー量が所定値以上であることを検知した際
    に、前記感光体の状態に拘らず画像形成動作を停止し、
    強制停止の解除を不能とすることを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも電子写真感光体と不揮発性の
    メモリを有するプロセスカートリッジであって、前記不
    揮発性のメモリに感光体の寿命を定める要因の加算デー
    タを記憶させる手段と、前記加算データを読み取り、予
    め定められた所定の値と比較することで交換警告を行な
    う手段と、その後画像形成動作を強制的に停止するよう
    に制御する手段と、前記画像形成動作の強制停止後にこ
    れを解除する手段とを有する画像形成装置に対して着脱
    可能なプロセスカートリッジにおいて、前記不揮発性の
    メモリは前記強制停止の履歴を記憶する領域を有するこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記強制停止の履歴は強制停止後の画像
    形成動作数であって、画像形成装置が前記画像形成動作
    数を前記メモリ内に書き込むことを特徴とする請求項4
    のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記メモリに書き込まれた画像形成動作
    数が所定回数に達したときに画像形成動作を強制的に停
    止するように制御したことを特徴とする請求項6のプロ
    セスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段又はクリーニン
    グ手段と、前記電子写真感光体とを一体的にカートリッ
    ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
    着脱可能とするものである請求項5、6、又は7のプロ
    セスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニン
    グ手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体とを一
    体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものである請求項5、
    6、又は7のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段としての少なくとも現像手段と、前記電子
    写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカート
    リッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの
    である請求項5、6、又は7のプロセスカートリッジ。
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