JPH0934319A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0934319A
JPH0934319A JP7187473A JP18747395A JPH0934319A JP H0934319 A JPH0934319 A JP H0934319A JP 7187473 A JP7187473 A JP 7187473A JP 18747395 A JP18747395 A JP 18747395A JP H0934319 A JPH0934319 A JP H0934319A
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JP
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image
photosensitive drum
image forming
rotation
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JP7187473A
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English (en)
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Isato Shinohara
勇人 篠原
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Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1663Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts having lifetime indicators

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光ドラムの回転数を単に寿命情報に換算す
る場合に比べて精度の高い寿命情報を得て、必要以上の
余裕を持って寿命設定しないようにする。 【解決手段】 感光ドラムの寿命検出に際し、感光ドラ
ムに連動して回転する中間転写体の回転数を、EEPR
OM101に保存し、この保存情報が設定した寿命を超
えているか否かを判定手段401によって判定して、感
光ドラムの寿命を検出するようにする。また、中間転写
体の回転数情報を、画像形成状態によって重み付けして
感光ドラムの寿命情報としてEEPROM101に保存
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラー複写
機や、カラープリンターなどの電子写真方式の画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー画像形成装置における感光
ドラムの寿命検出装置は、図12に示すように一次帯電
部材(帯電ローラ)17にバイアス電圧121を印加す
るとともに、感光体(感光ドラム)15の導電性基板を
アースし、帯電ローラ17と導電性基板とによって等価
的にコンデンサを形成し、このコンデンサに流れる電流
Idcから検出抵抗122によって電圧を検出し、検出
電圧に基づいて検出回路123により膜厚dを測定する
ようにしていた。
【0003】すなわち、感光ドラム15の表面を流れる
電流IdcはIdc=(△C/△t)×Vdで表され
る。但し、△C=εS/d(ε:誘電率、S:帯電ロー
ラと感光ドラムの接触面積、d:感光ドラムの膜厚)で
あり両式から、d=εS・Vd/(Idc・△t)とな
る。
【0004】また、他の寿命検出装置は、感光ドラム1
5自体の回転数を計測して、この回転数を寿命情報とし
てメモリに記憶させるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記感
光ドラム15の膜厚を測定して寿命を検知する寿命検出
装置においては、電流Idcは微小電流であり、膜厚検
知精度を高めるために、非常に高増幅、高精度の部品を
必要としていたので、ノイズに弱く誤動作することが多
かった。そのために、寿命検出装置に高精度で、かつ高
い耐ノイズ性が要求され、それにともないコストが上昇
してしまうという問題があった。
【0006】また、感光ドラムの回転数を計測して、そ
の回転数から寿命を検知する寿命検出装置にあっては、
感光ドラムの回転が転写指令に伴うものであるのかそれ
以外の指令に伴うものであるのかに係らず、その回転数
の計測を行うので、その寿命精度が低いという問題があ
る。しかも、感光ドラムの回転数を寿命に換算する寿命
検出装置では、いろいろな状況を考慮して、十分な余裕
をもって寿命を設定しているので、実際の寿命よりも相
当前に、ユーザーに対して感光ドラムの交換を要求する
警告を行っており、無駄に感光ドラムを交換してしまう
という問題があった。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、感光体の回転数を単に寿命情報に
換算する場合に比べて寿命情報精度を向上させ、必要以
上の余裕を持って寿命を設定しないで済むようにした画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像形成装置は、一次帯電手段によ
り帯電される感光体と、該感光体に形成された静電潜像
にトナーを付着させてトナー画像を形成する現像手段
と、前記感光体に形成されたトナー画像を転写させる中
間転写体と、該中間転写体に転写されたトナー画像を転
写材に転写させる転写部とを備えたものであって、前記
感光体と連動して回転する前記中間転写体の回転数情報
を保存する不揮発性メモリと、該不揮発性メモリに保存
した回転数情報から前記感光体が寿命に達したか否かを
判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】好ましくは、前記中間転写体の回転数情報
は、前記感光体に対する画像形成状態により重み付けさ
れた回転情報である。
【0010】一例として、前記重み付けは、画像形成状
態として、前記中間転写体の回転が画像形成中の回転で
あるか否かによって行う。
【0011】他の例として、前記重み付けは、画像形成
状態として、前記一次帯電手段にバイアス電圧が印加さ
れているか否かによって行う。
【0012】〔作用〕上記の構成に基づいて、感光体の
寿命検出に際し、感光体に連動して回転する中間転写体
の回転数情報を、不揮発性メモリに逐次保存する。そし
て、この保存情報が、設定した寿命範囲を超えているか
否かを判定手段によって判定して、感光体の寿命を検出
するようにする。これにより単に感光体の回転数を保存
するのに比べ中間転写体の回転数を保存するので、メモ
リ容量の圧縮が可能となる。
【0013】また、中間転写体の回転数情報を画像形成
状態によって重み付けして感光体の寿命情報として不揮
発性メモリに保存する。これにより単なる感光体の回転
数を寿命に換算する方式に比べ寿命情報精度を向上させ
られ、寿命の必要以上の余裕設定をする必要性をなく
し、また膜厚を測定する方式に比べても、コストと誤動
作の発生とを低減することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 <実施の形態1> [画像形成装置の全体の説明]まず、図2に基づいてカ
ラー画像形成装置としてのレーザプリンタの全体構成に
ついて概略を説明する。
【0015】レーザプリンタは、図2に示すように画像
形成部において原稿を走査した画像信号に基づいて形成
される画像光により静電潜像を形成し、この静電潜像を
現像して可視画像(トナー画像)を形成し、この可視画
像を多重転写してカラー可視画像を形成し、このカラー
可視画像を転写材2へ転写し、そして転写材2上のカラ
ー可視画像を定着させるもので、画像形成部は感光体ユ
ニット、一次帯電手段としての接触帯電ローラ17、ク
リーニング手段、現像手段、中間転写体9、給紙部、転
写部および定着部25によって構成されている。
【0016】次に、上記画像形成部の各部分の構成を順
次詳細に説明する。 [感光体ユニット]ドラムユニット13は、感光ドラム
(感光体)15と感光ドラム15のホルダーを兼ねるク
リーニング手段のクリーナ容器14とを一体に構成した
もので、このドラムユニット13はプリンタ本体に対し
て着脱自在に支持され、感光ドラム15の寿命に合わせ
て容易にユニット交換可能に構成されている。上記感光
ドラム15はアルミシリンダ(図3参照)の外周に有機
光導電体層を塗布して構成し、クリーナ容器14に回転
可能に支持されている。感光ドラム15は図示しない駆
動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モ
ータは感光ドラム15を画像形成動作に応じて反時計回
り方向に回転させる。そして、感光ドラム15の円周に
は、これの回転方向に沿ってクリーナブレード16、一
次帯電手段としての接触帯電ローラ17が配置されてい
る。
【0017】また、クリーナ容器14には、後述する不
揮発性メモリとしてのEEPROM101が搭載された
基板を収納する格納エリア14aが設けられている。
【0018】上記感光ドラム15への露光光はスキャナ
部30から送られる。すなわち、画像信号がレーザダイ
オードに供給されると、このレーザダイオードは画像信
号に対応する画像光をポリゴンミラー31へ照射する。
このポリゴンミラー31はスキャナモータ31aによっ
て高速回転し、ポリゴンミラー31で反射した画像光が
結像レンズ32および反射ミラー33を介して、一定速
度で回転する感光ドラム15の表面を選択的に露光する
ことにより静電潜像が形成されるように構成されてい
る。 [一次帯電手段]一次帯電手段である接触帯電ローラ1
7は、感光ドラム15に接触して配置されており、この
接触帯電ローラ17に電圧を印加することによって感光
ドラム15の表面を一様に帯電させるようにしている。 [現像手段]現像手段は、上記静電潜像を可視画像化す
るために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の現像を行う3個のカラー現像器20Y,20
M,20Cと、ブラック(B)の現像を行う1個のブラ
ック現像器21Bとを備えた構成で、3個のカラー現像
器20Y,20M,20Cおよびブラック現像器21B
にはスリーブ20YS,20MS,20CSおよびスリ
ーブ21BSと、これらスリーブ20YS,20MS,
20CS,21BSの外周に圧接する塗布ブレード20
YB,20MB,20CBおよび塗布ブレード21BB
とがそれぞれ設けられ、また3個のカラー現像器20
Y,20M,20Cには塗布ローラ20YR,20M
R,20CRが設けられている。
【0019】また、ブラック現像器21Bはプリンタ本
体に対して着脱可能に取り付けられており、カラー現像
器20Y,20M,20Cは回転軸22を中心に回転す
る現像ロータリ23にそれぞれ着脱可能に取り付けられ
ている。
【0020】ブラック現像器21Bのスリーブ21BS
は感光ドラム15に対して例えば300μm程度の微小
間隔を持って配置されている。ブラック現像器21B
は、器内に内蔵された送り込み部材によってトナーを搬
送するとともに、時計回り方向に回転するスリーブ21
BSの外周に塗布ブレード21BBによって塗布するよ
うに摩擦帯電によってトナーへ電荷を付与する。また、
スリーブ21BSに現像バイアスを印加することによ
り、静電潜像に応じて感光ドラム15に対して現像を行
って感光ドラム15にブラックトナーによる可視画像を
形成する。
【0021】3個のカラー現像器20Y,20M,20
Cは、画像形成に際して現像ロータリ23の回転に伴っ
て回転し、所定のスリーブ20YS,20MS,20C
Sが感光ドラム15に対して300μm程度の微小間隔
を持って対向することになる。これにより所定のカラー
現像器20Y,20M,20Cが感光ドラム15に対向
する現像位置に停止し、感光ドラム15に可視画像が形
成される。
【0022】カラー画像形成時には中間転写体9の1回
転毎に現像ロータリ23が回転し、イエロー現像器20
Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次い
でブラック現像器20Bの順で現像工程がなされ、中間
転写体9が4回転してイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックのそれぞれのトナーによる可視画像を順次形成
し、その結果フルカラー可視画像を中間転写体9上に形
成する。
【0023】いま、図2に示すようにイエロー現像器2
0Yが感光ドラム15に対向して位置決め静止している
とする。これによりイエロー現像器20Y内のトナーは
送り込み部材(不図示)によって塗布ローラ20YRへ
搬送され、塗布ブレード20YBによって、時計回り方
向に回転するスリーブYSの外周にトナーを塗布すると
ともに、トナーに電荷を付与(摩擦帯電)する。そし
て、感光ドラム15と対向したスリーブ20YSにバイ
アス電圧を印加して、静電潜像に応じて感光ドラム15
上にイエロートナーによる現像を行う。以下マゼンタ現
像器20M、シアン現像器20Cについても上述したイ
エロー現像器20Yによる現像プロセスと同様のプロセ
スによりトナー現像が行われる。
【0024】また、各スリーブ20YS,20MS,2
0CSにはプリンタ本体に設けられた現像用高圧電源お
よび各スリーブ20YS,20MS,20CSを回転駆
動させる駆動源が接続されており、この各色現像用高圧
電源および駆動源は、カラー現像器20Y,20M,2
0Cが回転して現像位置に対向したときに、導通して各
カラー現像器20Y,20M,20Cに順次選択的に電
圧を印加し、かつこれらを駆動する。 [中間転写体]中間転写体9は、感光ドラム15に接触
して感光ドラム15の回転に伴って回転するように構成
されたもので、カラー画像形成時に時計回り方向に回転
し、感光ドラム15から4回の可視画像の多重転写を受
ける。また、中間転写体9は、画像形成時に、後述する
転写ローラ10が接触して転写材2を挟持搬送すること
により転写材2に中間転写体9上のカラー可視画像を同
時に多重転写する。
【0025】上記中間転写体9は、例えば直径180mm
のアルミシリンダ12の外周を中抵抗スポンジや中抵抗
ゴムなどの弾性層11により被覆したもので、中間転写
体9の周囲には、フラグ9cの通過を検出する画像形成
開始位置検出センサ(以下「TOPセンサ」という)9
aおよび給紙開始タイミングセンサ(以下「RSセン
サ」という)9bが設けられている。すなわち、TOP
センサ9aは、フラグ9cの通過を検出して画像形成を
開始し、RSセンサ9bはフラグ9cの通過を検出して
転写材2の供給タイミングを計るものである。 [転写部]転写部は、感光ドラム15に対して接離可能
に支承された転写帯電器としての転写ローラ10を備え
たもので、この転写ローラ10は金属軸を中抵抗発泡弾
性体により巻回することによって構成されている。転写
ローラ10は、図2に実線で示すように上記中間転写体
9上にカラー可視画像を多重転写している間、すなわち
中間転写体9が複数回転する間はカラー可視画像を乱さ
ぬように下方に離開している。そして、上記中間転写体
9上に4色のカラー可視画像が形成された後は、このカ
ラー可視画像を転写材2に転写するタイミングに合わせ
てカム部材(不図示)により転写ローラ10を図示点線
で示す上方に位置させる。これにより転写ローラ10は
転写材2を介して中間転写体9に所定の押圧力で圧接す
るとともに、バイアス電圧が印加され、中間転写体9上
のカラー可視画像が転写材2に転写される。ここで、中
間転写体9と転写ローラ10とは、それぞれ駆動されて
いるので、両者に挟持された転写材2は転写工程終了後
に、図2の左方向の定着部25に所定の速度で搬送され
る。 [給紙部]給紙部は画像形成部へ転写材2を給送するも
のであり、複数枚の転写材2を収納した給紙カセット1
と給紙ローラ3、給送ローラ4、重送防止のリタードロ
ーラ5、給紙ガイド6、搬送ローラ7およびレジストロ
ーラ8などにより構成される。画像形成時には給紙ロー
ラ3が画像形成動作に応じて回転され、給紙カセット1
内の転写材2は、一枚ずつ分離給送されるとともに、給
紙ガイド6によって案内されて搬送ローラ7を経由して
レジストローラ8に至る。画像形成動作中にレジストロ
ーラ8は、転写材2を静止待機させる非回転の動作と転
写材2を中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを
所定のシーケンスで行い、転写工程時の画像と転写材2
との位置合わせを行う。 [定着部]定着部25は、転写材2を搬送させながら、
転写されたカラー可視画像を定着させるものであり、図
2に示すように転写材2を加熱する定着ローラ26と転
写材2を定着ローラ26に圧接させるための加圧ローラ
27とを備えている。定着ローラ26と加圧ローラ27
とは中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ28,2
9が内蔵されている。
【0026】すなわち、カラー可視画像を保持した転写
材2は定着ローラ26と加圧ローラ27とにより搬送さ
れるとともに、熱および圧力を加えられることによりト
ナーが表面に定着される。
【0027】可視画像定着後の転写材2は、その後排出
ローラ34,35,36によって排出部37へ排出して
画像形成動作を終了するものである。 [クリーニング手段]クリーニング手段は、感光ドラム
15上に残ったトナーをクリーニングするものであり、
感光ドラム15上に形成されたトナーによる可視画像を
中間転写体9に転写した後の廃トナーはクリーナ容器1
4に蓄えられる。クリーナ容器14に蓄えられる廃トナ
ーは、感光ドラム15の寿命より早くクリーナ容器14
を充填してしまうことはなく、したがってクリーナ容器
14は感光ドラム15の交換時に同時に一体に交換処理
すれば十分である。 [画像形成動作]次に、このように構成された画像形成
装置の動作について説明する。
【0028】まず、図2に示す給紙ローラ3を回転して
給紙カセット1内の転写材2を一枚分離し、レジストロ
ーラ8へ搬送させてこの位置に待機させる。
【0029】一方、感光ドラム15と中間転写体9とが
図示矢印方向へ回転し、接触帯電ローラ17によって感
光ドラム15の表面を均一に帯電するとともに、スキャ
ナ部30によりイエロー画像の光照射を行い、感光ドラ
ム15上にイエロー画像に対応した静電潜像を形成す
る。この静電潜像の形成と同時にイエロー現像器20Y
を駆動し、感光ドラム15上の静電潜像にイエロートナ
ーが付着するように感光ドラム15の帯電極性と同極性
でほぼ同電位の電圧を印加してイエロー現像を行う。次
いで、中間転写体9に上記イエロートナーの帯電極性と
逆極性の電圧を印加して感光ドラム15上のイエロー可
視画像を中間転写体9上に転写する。
【0030】このようにしてイエロー可視画像の中間転
写体9への転写が終了すると、現像ロータリ23を回転
させ、次のマゼンタ現像器20Mを感光ドラム15に対
向させる。そして、イエロー現像と同様にして感光ドラ
ム15の静電潜像にマゼンタトナーを付着させてマゼン
タ現像させる。その後、感光ドラム15上のマゼンタ可
視画像を中間転写体9上に転写させる。
【0031】以下同様にして、シアン画像およびブラッ
ク画像の静電潜像の形成と、シアン現像器20Cおよび
ブラック現像器21Bによる現像と中間転写体9へのシ
アンおよびブラック可視画像の転写を順次重ねて行い、
中間転写体9の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの4色のトナーからなるカラー可視画像を形成す
る。
【0032】このようにして、中間転写体9の表面にカ
ラー可視画像を形成したのち、レジストローラ8に待機
させておいた転写材2を搬送し、転写ローラ10にて転
写材2を中間転写体9に圧接すると同時に転写ローラ1
0にトナーと逆極性のバイアス電圧を印加することで、
中間転写体9上のカラー可視画像を転写材2に転写す
る。転写工程を経た転写材2は中間転写体9から剥離さ
れ定着部25へ搬送されトナー定着が行われた後に排出
ローラー対34、35、36を介して本体上部の排出ト
レイ37上へ画像面を下向きにして排出される。これに
より画像形成動作を終了する。
【0033】図1は、感光体ユニットの概略構成と電気
的接続状態とを示す図である。同図において、101は
不揮発性メモリであるEEPROMで、メイン制御CP
U401(図4参照)に接続されている。102はクリ
ーナブレード16によって回収された廃トナーをクリー
ナ容器14に搬送するための送り込み部材、103は接
触帯電ローラ17に高圧を印加する1次帯電バイアス電
源である。
【0034】図3は、感光ドラム15と中間転写体9と
の大きさの関係を示す図である。感光ドラム15の直径
をtとすると、感光ドラム15の周長はl=t×πとな
り、中間転写体9の直径をTとすると、中間転写体9の
周長はL=T×πとなる。そして、両者の周長の間に
は、L/l=N(整数)の関係がある。すなわち、中間
転写体9の回転数にNを掛けたものが感光ドラム15の
回転数となる。
【0035】図4は、レーザプリンタのエンジン部の概
略システム図である。400はエンジン部と、このエン
ジン部を制御する外部コントローラとを接続するインタ
ーフェース部である画像データI/Fで、この画像デー
タI/F400からの信号はメイン制御CPU401に
供給される。このメイン制御CPU401は、サブCP
Uのメカ制御CPU402、定着ユニット406、温湿
度センサやトナー残量検知などのセンサ部407、レー
ザ出力やスキャナモータなどの画像出力を行う画像形成
部408および画像データI/F400より受信する画
像データにγ補正などの画像処理を行う画像処理GA4
09をそれぞれ制御する。また、メカ制御CPU402
は、モータ、クラッチ、ファンなどを駆動するととも
に、TOPセンサ9aの位置や、RSセンサ9bのタイ
ミング検出などのための駆動部兼センサ部403、給紙
制御部404、高圧制御部405をそれぞれ制御する。
メイン制御CPU401は、計測した感光ドラム15の
寿命情報である中間転写体9の回転数情報を、電源オフ
時に感光体ユニット内のEEPROM101に書き込む
制御を行うとともに、EEPROM101に保存されて
いる感光ドラム15の寿命情報を電源オン時に読み込む
制御を行う。
【0036】図5は、本実施の形態で用いるEEPRO
M101を説明する図である。同図において、CSはE
EPROM101を選択的にアクセスするためのチップ
セレクト端子、SCKはクロック入力端子、DOはシリ
アルデータ出力端子、DIはシリアルデータ入力端子、
VCC、GNDは電源端子を示すもので、NCは未接続
である。
【0037】図6はEEPROM101の読み込み、書
き込み時のタイミングチャートを示す図である。このE
EPEROM101へのデータの入出力は、シリアル通
信によって行われる。そのシリアル通信のデータ構造
は、スタート「1」ビット、命令の内容を表すオペコー
ド「2」ビット、アドレスおよびデータで構成される。
同図(a)は、読み込み時を示し、まずメイン制御CP
U401からクロックに同期してスタート、オペコード
およびアドレスを送出すると、シリアルデータ出5力端
子DOよりデータがクロックに同期して出力される。同
図(b)は、書き込み時を示し、メイン制御CPU40
1からクロックに同期して送出されるスタート、オペコ
ード、アドレスおよびデータがシリアルデータ入力端子
DIより書き込まれる。
【0038】図7は、フルカラー画像形成時の中間転写
体9の回転によって出力するTOPセンサ9aの出力波
形とRSセンサ9bの出力波形および感光ドラム15の
回転のタイミングを示す図である。同図において、Vp
は中間転写体9の回転スピードを示し、L/Vpは中間
転写体9の1回転に要する時間を示す。中間転写体9は
4回転する間に、4色のトナーを重ねて画像形成する。
4色目の画像形成終了後は、RSセンサ9bのタイミン
グで給紙処理を実行して転写材2にカラー可視画像を転
写し、一連の画像形成処理を終了する。このような画像
形成状態の間に、中間転写体9は6回転し、例えばN=
3の関係にあれば、感光ドラム15は18回転する。そ
して、中間転写体9の回転数「6」を積算してEEPR
OM101に書き込む。
【0039】図8は、図7で示した制御をメイン制御C
PU401が実行するためのフローチャートである。同
図(a)は、TOPセンサ9aの出力がメイン制御CP
U401の割り込み端子IRQに入力されたときの概略
処理を示す。801aでは1ページの画像形成条件の設
定などの画像制御処理を実行し、802aでは中間転写
体9の回転数を計測するために、カウンタTOPCNT
をインクリメントする。803aでは割り込み処理を抜
け出る。同図(b)はメイン制御CPU401の画像形
成中の概略処理を示す。801bでは、カウンタTOP
CNTのカウント値をレジスタAに転送し、802b〜
805bでは中間転写体9が何回転目何色目の処理であ
るかを判定する。806b〜809bでは各色の高圧制
御、レーザによるスキャナ制御などの画像形成処理を実
行する。813b〜815bは、画像形成中の中間転写
体9の回転数を計測するために、カウンタSTOPCN
Tをインク裏面とする。810bでは高圧停止制御、ス
キャナ停止制御などの画像形成終了処理を実行する。8
11bでは、画像形成中の中間転写体9の回転カウンタ
STOPCNTのカウント値を積算カウンタGTOPC
NTに積算する処理を実行する。812bで画像形成中
の概略処理を抜け出る。同図(c)(d)はカラー画像
形成装置の電源オフ・オン時の処理を示す。同図(c)
において、801cではEEPROM101に積算カウ
ンタGTOPCNTのカウント値を書き込む処理を実行
し、802cで書き込み処理を抜け出る。同図(d)に
おいて、801dではEEPROM101に保存されて
いる値を積算カウンタGTOPCNTに読み込み処理を
実行し、802dで読み込み処理を抜け出る。
【0040】図9では、積算カウンタGTOPCNTの
カウント値が寿命LTに達したか否かを判定手段ともな
るメイン制御CPU401が判定し、寿命に達した場合
には、ステータス上の感光ドラム15の寿命ビットをオ
ンして、画像データI/F400を介して外部コントロ
ーラ(不図示)に警告し、感光ドラム15の交換を促
す。 <実施の形態2>次に、実施の形態2について説明す
る。図10は、実施の形態2のTOPセンサ出力波形と
RSセンサ出力波形と感光ドラムの回転との関係を示す
タイミングチャートである。
【0041】感光ドラム15はトナー付着中のクリーナ
ブレード16の接触によって大きく摩耗するので、クリ
ーナブレード16によるトナー付着操作は感光ドラム1
5の寿命に対して大きく影響する。そのため、実施の形
態2では、中間転写体9の回転が感光ドラム15へのト
ナー付着中であるか否かを判定手段ともなるメイン制御
CPU401が判定し、トナー付着中(図10では、ス
キャナ制御によるレーザ出力中、すなわち感光ドラム1
5の回転が2回転目〜13回転目の回転)の画像形成状
態の中間転写体9の回転を例えば重み2、それ以外の画
像形成状態の中間転写体9の回転を重み1と重み付けし
て積算カウンタGTOPCNTに積算し、電源オフ時に
EEPROM101に感光ドラム15の寿命情報として
積算カウント値を書き込むようにしたものである。 <実施の形態3>次に、実施の形態3について説明す
る。図11は、実施の形態3のTOPセンサ出力波形と
RSセンサ出力波形と感光ドラムの回転との関係を示す
タイミングチャートである。
【0042】接触帯電ローラ17に交流バイアス電圧を
印加し、接触帯電ローラ17によって感光ドラム15を
一次帯電させることは、感光ドラム15の寿命に大きな
影響がある。そのため、実施の形態3では、中間転写体
9の回転が感光ドラム15を一次帯電させるバイアス電
圧印加中の回転であるか否かを判定手段によって判定
し、一次帯電時の交流バイアス電圧印加中(感光ドラム
15の2回転目〜13回転目の回転)の画像形成状態の
中間転写体9の回転を重み2、それ以外の画像形成状態
の中間転写体9の回転を重み1と重み付けして積算カウ
ンタGTOPCNTに積算し、電源オフ時にEEPRO
M101に感光ドラム15の寿命情報として積算カウン
ト値を書き込むようにしたものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
感光体の寿命検出に際し、感光体の回転に連動して回転
する中間転写体の回転数情報を不揮発性メモリに保存す
るようにしたので、単に感光体の回転数を保存するのに
比べ、メモリ容量の圧縮を可能とし、膜厚を測定する方
式に比べてもコストを低減することを可能にし、誤動作
のほとんどない感光体の寿命情報が検出ができる。
【0044】また、画像形成状態によって重み付けして
感光体の寿命情報として不揮発性メモリに保存するよう
にしたので、単に感光体の回転数情報を寿命に換算する
場合に比べ、感光体の寿命情報の精度を向上させること
ができ、感光体の寿命設定に必要以上の余裕をもたせな
くともよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体ユニットの概略構成と電気的接続状態と
を示す図である。
【図2】本発明に係るカラー画像形成装置としてのレー
ザプリンタを示す全体構成図である。
【図3】感光ドラムと中間転写体との大きさの関係を示
す図である。
【図4】カラー画像形成装置のエンジン部の概略システ
ム図である。
【図5】実施の形態1で用いたEEPROMを説明する
図である。
【図6】(a)は同上のEEPROMの読み込み時を示
すタイミングチャート、(b)は同上のEEPROMの
書き込み時を示すタイミングチャートである。
【図7】実施の形態1のTOPセンサ出力波形とRSセ
ンサ出力波形と感光ドラムの回転との関係を示すタイミ
ングチャートである。
【図8】(a)、(b)、(c)、(d)は図7の制御
をメイン制御CPUが実行するためのフローチャートで
ある。
【図9】積算カウンタの値が寿命LTに達したかを判定
し、達した場合ステータス上の感光ドラム寿命ビットを
制御するフローチャートである。
【図10】実施の形態2のTOPセンサ出力波形とRS
センサ出力波形と感光ドラムの回転との関係を示すタイ
ミングチャートである。
【図11】実施の形態3のTOPセンサ出力波形とRS
センサ出力波形と感光ドラムの回転との関係を示すタイ
ミングチャートである。
【図12】従来のカラー画像形成装置における感光ドラ
ムの寿命検出装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 転写材 9 中間転写体 10 転写帯電器(転写ローラ) 15 感光体(感光ドラム) 17 一次帯電手段(接触帯電ローラ) 20B ブラック現像器 20Y イエロー現像器 20M マゼンタ現像器 20C シアン現像器 101 不揮発性メモリ(EEPROM) 401 判定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次帯電手段により帯電される感光体
    と、 該感光体に形成された静電潜像にトナーを付着させてト
    ナー画像を形成する現像手段と、 前記感光体に形成されたトナー画像が転写される中間転
    写体と、 該中間転写体に転写されたトナー画像を転写材に転写さ
    せる転写部とを備えた画像形成装置において、 前記感光体と連動して回転する前記中間転写体の回転数
    情報を保存する不揮発性メモリと、 該不揮発性メモリに保存した回転数情報から前記感光体
    が寿命に達したか否かを判定する判定手段とを備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体の回転数情報は、前記感
    光体に対する画像形成状態により重み付けされた回転情
    報である、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記重み付けは、画像形成状態として、
    前記中間転写体の回転が画像形成中の回転であるか否か
    によって行う、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記重み付けは、画像形成状態として、
    前記一次帯電手段にバイアス電圧が印加されているか否
    かによって行う、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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